JP2007111436A - Music performance game apparatus - Google Patents
Music performance game apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007111436A JP2007111436A JP2005308696A JP2005308696A JP2007111436A JP 2007111436 A JP2007111436 A JP 2007111436A JP 2005308696 A JP2005308696 A JP 2005308696A JP 2005308696 A JP2005308696 A JP 2005308696A JP 2007111436 A JP2007111436 A JP 2007111436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- marker
- music
- display
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、音楽にあわせて指定されたタイミングで操作を行うことで遊技する音楽演出ゲーム装置に関し、特に、音楽演出ゲームにおける新たな興趣を提供可能な音楽演出ゲーム装置に関するものである。 The present invention relates to a music effect game device that plays by performing an operation at a timing specified in accordance with music, and more particularly to a music effect game device that can provide a new interest in a music effect game.
現在、ゲームセンターや家庭用ゲーム機等で行われるゲームとして、音楽演出ゲームが人気を得ている。これらの音楽演出ゲームでは、遊技者が楽曲を選択し、その楽曲の再生の進行と共に、ディスプレイ等の表示手段に表示されるシンボルマーク等で指定されたタイミングで、入力手段で入力することによりゲームが進行するように構成されている。 Currently, music production games are gaining popularity as games played at game centers and home game machines. In these music performance games, a player selects a song and inputs it with an input means at a timing designated by a symbol mark or the like displayed on a display means such as a display as the music is played back. Is configured to progress.
このような音楽演出ゲームとして、特許文献1乃至3に記載されたものがある。例えば、特許文献1に記載された音楽演出ゲーム装置においては、プレイヤは、画面上に表示されるアイコン等の表示に基づいて、鍵盤及びターンテーブルを模した入力手段を操作し、その操作のタイミングを演奏されている音楽に合わせることで、DJ(ディスクジョッキー)のように音楽の演出を楽しむことができる。
同様に、特許文献2に記載されたゲームシステムや特許文献3に記載された音楽アミューズメントシステムにおいても、画面上に表示されるアイコン等(例えば、特許文献2におけるタイミングマークや、特許文献3におけるリンゴ)に基づいて、操作タイミングを知覚し、当該操作タイミングに基づいて、指定された操作を行うことで、音楽の演出を楽しむゲームが行われている。
Similarly, in the game system described in
しかしながら、上記特許文献1乃至特許文献3に記載されている音楽演出ゲームにおいては、いずれも、縦方向若しくは横方向といった一方向にタイミングマークが移動し、演出操作位置と当該タイミングマークを重ねて表示することで、操作タイミングを報知している。そして、上記特許文献1乃至3において、タイミングマークと重ねて表示されることにより、操作タイミングを報知する演出操作位置は、当該タイミングマークの移動方向末端の一箇所のみに形成されている。
即ち、上記特許文献1乃至3に記載された音楽演出ゲームでは、複数の操作部材にそれぞれ対応している各タイミングマークは、縦方向若しくは横方向といった一定方向で、或る一箇所に形成された演出操作位置へ移動する態様である。このような態様は、現在、音楽演出ゲームでは一般的な態様であるので、当該音楽演出ゲームのプレイヤに対する訴求力が低下してしまっている。
However, in the music effect games described in
That is, in the music effect game described in
この点、特許文献1乃至3においては、タイミングマークの表示をランダムにするランダムモード等の各種ゲームモードを追加するなど、様々な工夫を凝らすことで、プレイヤの飽きを防止し、当該音楽演出ゲームの魅力向上を図っているが、上述した構成を変更するものではなく、いずれの工夫も上述の構成を基本としてなされたものである。従って、上述した工夫により、プレイヤが飽きずに遊技可能な期間を延長することはできるものの、音楽演出ゲーム自体の訴求力を向上させるまでには至っていない。
つまり、特許文献1乃至3に記載されている音楽演出ゲームにおいては、現在一般的となっている構成が用いられているため、プレイヤに飽きが生じることになり、結果として、音楽演出ゲーム自体の魅力が低下し、一度飽きてしまったプレイヤが再度音楽演出ゲームを行おうとする意欲を惹起するほどの魅力に乏しくなってしまっている。
In this regard, in
That is, in the music performance games described in
本発明は、上述した問題点に鑑み、音楽にあわせて指定されたタイミングで操作を行うことで遊技する音楽演出ゲーム装置に関し、特に、音楽演出ゲームにおける新たな興趣を提供可能な音楽演出ゲーム装置に関するものである。 In view of the above-described problems, the present invention relates to a music effect game device that plays by performing an operation at a timing specified in accordance with music, and in particular, a music effect game device that can provide a new interest in a music effect game. It is about.
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、プレイヤが操作を行う複数の操作部材(例えば、入力ボタン70)と、楽曲データと、前記楽曲データの示す楽曲に対する前記各操作部材の操作時期を示す操作基準データを記憶する記憶手段(例えば、HDD55)と、前記楽曲データに基づき当該楽曲を演奏する演奏手段(例えば、スピーカ8、音制御回路61)と、前記操作基準データに基づき、各操作部材の操作時期を報知するタイミングマーカ(例えば、タイミングマーカ45)が前記楽曲の演奏の進行に伴い表示される表示手段(例えば、第1液晶ディスプレイ3)と、前記タイミングマーカが示す操作時期と、プレイヤによる操作部材の操作に基づいて、操作の良否を判定する入力判定手段(例えば、CPU51)と、前記演奏手段による楽曲の演奏に伴い、所定の操作時期に操作部材を操作することで進行する音楽演出ゲームに係る制御を行う制御手段(例えば、CPU51、表示制御回路60、発光制御回路62)と、を有する音楽演出ゲーム装置(例えば、リズムゲーム装置1)であって、前記表示手段(例えば、第1液晶ディスプレイ3)は、前記複数の操作部材にそれぞれ対応し、移動表示可能なタイミングマーカ(例えば、タイミングマーカ45)と、前記タイミングマーカが周回移動されるマーカ移動レーン(例えば、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42C)を複数有するマーカ移動表示領域(例えば、マーカ移動レーン42)と、移動表示されたタイミングマーカが到達することで当該タイミングマーカが対応する操作部材の操作時期を報知する複数のタイミング報知領域(例えば、タイミングライン43)と、を表示し、前記制御手段(例えば、CPU51、表示制御回路60、発光制御回路62)は、前記タイミングマーカを、マーカ移動レーン内でタイミング報知領域に向かって周回移動表示させ、前記判定基準データの示す操作時期の到来と共に、所定のタイミング報知領域に到達させることを特徴とする。
In order to solve this problem, the invention according to
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の音楽演出ゲーム装置(例えば、リズムゲーム装置1)であって、前記操作部材(例えば、入力ボタン70)は、発光手段(例えば、フルカラーLED155)を夫々有し、前記制御手段(例えば、CPU51、表示制御回路60、発光制御回路62)は、前記タイミングマーカをタイミング報知領域に到達させた時点で、前記表示手段(例えば、第1液晶ディスプレイ3)において、前記操作時期の到来を示す報知演出(例えば、S78)を行うと共に、当該報知演出に連動して、前記操作部材の発光手段(例えば、フルカラーLED155)による発光報知演出(例えば、S63)を行うことを特徴とする。
The invention according to
そして、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の音楽演出ゲーム装置(例えば、リズムゲーム装置1)であって、前記記憶手段(例えば、HDD55)は、各マーカ移動レーンにおけるタイミングマーカの周回移動に係る移動速度が規定された移動速度データを複数格納し、前記入力判定手段(例えば、CPU51)の判定結果に基づいて、タイミングマーカの移動表示に用いる移動速度データを変更する移動速度変更手段(例えば、S73)を有することを特徴とする。
The invention according to
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3に記載の音楽演出ゲーム装置(例えば、リズムゲーム装置1)であって、前記入力判定手段(例えば、CPU51)の判定結果に基づいて、前記マーカ移動領域に形成されるマーカ移動レーン(例えば、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42C)の数を変更するレーン数変更手段(例えば、S39、S84)を有することを特徴とする。
The invention according to
更に、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4に記載の音楽演出ゲーム装置(例えば、リズムゲーム装置1)であって、前記入力判定手段(例えば、CPU51)による判定結果に基づき、前記マーカ移動領域におけるタイミングマーカの表示期間を変更する表示期間変更手段(例えば、S38)を有することを特徴とする。
Furthermore, the invention according to
請求項1に係る音楽演出ゲーム装置では、前記記憶手段に記憶された楽曲データに基づいて楽曲の演奏を行うと共に、表示手段に表示されるタイミングマーカが示す操作時期と操作部材に応じて、指定された操作部材の操作を行うことで、入力判定手段により当該操作の良否が判定され、音楽演出ゲームが進行する。
この時、表示手段には、前記複数の操作部材にそれぞれ対応し、移動表示可能なタイミングマーカと、前記タイミングマーカが周回移動されるマーカ移動レーンを複数有するマーカ移動表示領域と、移動表示されたタイミングマーカが到達することで当該タイミングマーカが対応する操作部材の操作時期を報知する複数のタイミング報知領域が表示される。
そして、制御手段は、前記タイミングマーカを、マーカ移動レーン内でタイミング報知領域に向かって周回移動表示させ、前記判定基準データの示す操作時期の到来と共に、所定のタイミング報知領域に到達させることで、プレイヤに操作時期の到来と、操作すべき操作部材を報知する。
これにより、タイミングマーカは、一のマーカ移動レーン上を周回移動し、複数のマーカ移動レーンでは、夫々タイミングマーカの周回移動が行われる。従って、表示手段に表示されるタイミングマーカの移動表示がバリエーションに溢れた態様となるので、一箇所から一箇所へ向かって一方向に移動表示することで操作時期を報知する従来の態様とは大きく異なる新たな興趣を提供することができる。
In the music effect game device according to
At this time, on the display means, a timing marker that corresponds to each of the plurality of operation members and can be moved and displayed, a marker movement display area that has a plurality of marker movement lanes around which the timing marker is moved around, and moved and displayed. When the timing marker arrives, a plurality of timing notification areas for notifying the operation timing of the operation member corresponding to the timing marker are displayed.
Then, the control means causes the timing marker to move and display toward the timing notification area within the marker movement lane, and arrives at a predetermined timing notification area together with the operation time indicated by the determination reference data. The player is notified of the operation time and the operation member to be operated.
As a result, the timing marker circulates on one marker movement lane, and the timing marker circulates in each of the marker movement lanes. Therefore, the movement display of the timing marker displayed on the display means is a mode that is full of variations, so it is greatly different from the conventional mode in which the operation timing is notified by moving and displaying in one direction from one place to one place. It can provide different new interests.
請求項2に係る音楽演出ゲーム装置では、操作時期の到来とともに、タイミングマーカをタイミング報知領域に到達させるように、表示手段に表示する。この時、表示手段においては、前記操作時期の到来をプレイヤに報知すべく、報知演出が行われる。更に、この表示手段における報知演出と同時に、操作部材に配設された発光手段を用いて、操作部材の操作時期が到来したことを示す発光報知演出が行われる。
これにより、表示手段と操作部材の2箇所で、操作時期の到来がプレイヤに報知されるので、正しい操作時期を確実にプレイヤに把握させることができる。即ち、操作後に報知演出又は発光報知演出を視認した場合、当該操作は操作時期より早く操作したこととなり、逆に、報知演出又は発光報知演出を視認した後、操作を行った場合は、操作時期に遅れていることがわかる。従って、プレイヤは自らの操作に関して修正すべき点を明確に把握することができるので、これらの報知演出又は発光報知演出により技量の向上を図ることができる。
また、操作部材にそれぞれ配設されている発光手段で発光報知演出を行うので、一般的に手元を見てしまうことが多い初心者プレイヤに対しても、正しい操作時期を報知することができる。この結果、当該音楽演出ゲーム装置における初心者プレイヤの技量向上を図ることができ、もって、当該音楽演出ゲーム装置に係る興趣を幅広いプレイヤ層に提供することが可能となる。
In the music effect game device according to the second aspect, the timing marker is displayed on the display means so as to reach the timing notification area as the operation time comes. At this time, in the display means, a notification effect is performed in order to notify the player of the arrival of the operation time. Further, simultaneously with the notification effect on the display means, the light emission notification effect indicating that the operation time of the operation member has arrived is performed using the light emission means disposed on the operation member.
As a result, the player is notified of the arrival of the operation time at the two positions of the display means and the operation member, so that the player can be surely grasped the correct operation time. That is, when the notification effect or the light emission notification effect is visually recognized after the operation, the operation is performed earlier than the operation time. Conversely, when the operation is performed after the notification effect or the light emission notification effect is visually recognized, the operation time is determined. You can see that it is late. Therefore, the player can clearly grasp the points to be corrected with respect to his / her operation, and the skill can be improved by these notification effects or light emission notification effects.
Further, since the light emission notification effect is performed by the light emitting means respectively disposed on the operation member, it is possible to notify the correct operation time even to a beginner player who often looks at the hand. As a result, it is possible to improve the skill level of the beginner player in the music effect game device, so that the interest related to the music effect game device can be provided to a wide range of players.
請求項3に係る音楽演出ゲーム装置では、各マーカ移動レーンにおけるタイミングマーカの周回移動に係る移動速度が規定された移動速度データが、記憶手段に複数格納され、前記入力判定手段の判定結果に基づいて、移動速度変更手段により、タイミングマーカの移動表示に用いる移動速度データが変更される。
従って、入力判定手段による判定結果に応じて、タイミングマーカが移動表示される移動速度が変更されるため、タイミングマーカが示す情報(操作タイミングや操作すべき操作部材に係る情報)の取得しやすさを調整することができ、音楽演出ゲームの難易度を調整することができる。この結果、初心者から上級者まで幅広い層が楽しむことができる音楽演出ゲーム装置を提供することができる。
In the music effect game device according to
Therefore, since the moving speed at which the timing marker is moved and displayed is changed according to the determination result by the input determining means, it is easy to obtain information indicated by the timing marker (operation timing and information on the operation member to be operated) Can be adjusted, and the difficulty level of the music performance game can be adjusted. As a result, it is possible to provide a music production game device that can be enjoyed by a wide range of users from beginners to advanced players.
請求項4に係る音楽演出ゲーム装置では、前記入力判定手段の判定結果に基づいて、レーン数変更手段により、前記マーカ移動領域に形成されるマーカ移動レーンの数を変更することができる。これにより、タイミングマーカが移動表示され、プレイヤが視認しなければならない場所を増減させることができ、タイミングマーカが示す情報(操作タイミングや操作すべき操作部材に係る情報)の取得しやすさを調整することができる。この結果、音楽演出ゲームの難易度を調整することができ、初心者から上級者まで幅広い層が楽しむことができる音楽演出ゲーム装置を提供することができる。 In the music effect game device according to the fourth aspect, the number of marker movement lanes formed in the marker movement area can be changed by the lane number changing means based on the determination result of the input determination means. As a result, the timing marker is moved and displayed, the number of places that the player must visually recognize can be increased or decreased, and the ease of obtaining the information indicated by the timing marker (operation timing and information related to the operation member to be operated) is adjusted. can do. As a result, the difficulty level of the music performance game can be adjusted, and a music performance game device that can be enjoyed by a wide range of users from beginners to advanced players can be provided.
請求項5に係る音楽演出ゲーム装置では、前記入力判定手段による判定結果に基づき、表示期間変更手段により、前記マーカ移動領域におけるタイミングマーカの表示期間を変更することができる。これにより、タイミングマーカが示す情報(操作タイミングや操作すべき操作部材に係る情報)の取得しやすさを調整することができ、プレイヤの技量に応じた表示期間でタイミングマーカが表示されることになるので、幅広いプレイヤが音楽演出ゲームに係る興趣を味わうことができる。 In the music effect game device according to the fifth aspect, the display period of the timing marker in the marker movement region can be changed by the display period changing means based on the determination result by the input determining means. Thereby, it is possible to adjust the ease of obtaining information indicated by the timing marker (operation timing and information related to the operation member to be operated), and the timing marker is displayed in a display period corresponding to the skill of the player. Therefore, a wide range of players can enjoy the interest related to the music performance game.
以下、本発明に係る音楽演出ゲーム装置について、ゲームセンター等に設置される筐体型のリズムゲーム装置に具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
ここで、本実施形態に係るリズムゲーム装置では、スピーカから楽曲を再生するとともに、流れる楽曲のリズムに合わせた入力を指示するタイミングマーカがディスプレイ上に表示される。そして、ディスプレイに表示されたタイミングマーカに基づいて、プレイヤが操作部の入力操作を行うリズムゲームが実行される。
尚、本実施形態に係るリズムゲーム装置で実施されるリズムゲームは、再生される楽曲の曲番の数に合わせて複数のステージから構成されており、一のステージが終了した時点でプレイヤのミス回数が所定回数未満であるときに次の曲番の楽曲に該当するステージへと進み、継続してリズムゲームを行うことができるように構成されている。
Hereinafter, a music performance game device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings based on an embodiment embodied in a case-type rhythm game device installed in a game center or the like.
Here, in the rhythm game device according to the present embodiment, a music marker is reproduced from a speaker, and a timing marker that instructs an input in accordance with the rhythm of the flowing music is displayed on the display. Then, based on the timing marker displayed on the display, a rhythm game in which the player performs an input operation on the operation unit is executed.
The rhythm game executed in the rhythm game device according to the present embodiment is composed of a plurality of stages in accordance with the number of music numbers of the music to be played back. When the number of times is less than the predetermined number of times, the stage proceeds to the stage corresponding to the music of the next music number, and the rhythm game can be continuously played.
先ず、本実施形態に係るリズムゲーム装置の概略構成について図1に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るリズムゲーム装置の斜視図である。 First, a schematic configuration of the rhythm game apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a perspective view of a rhythm game apparatus according to the present embodiment.
図1に示すように、本実施形態に係るリズムゲーム装置1は、リズムゲーム装置1の外形を構成する筐体2と、メインのゲーム画面(図4、図5(B)、図7(B)、図8、図23、図24及び図25(A)参照)が表示される第1液晶ディスプレイ3と、第1液晶ディスプレイ3の上方に位置し、プロモーションビデオ等の演出に係る画像(図5(A)、図7(A)参照)が表示される第2液晶ディスプレイ4と、第1液晶ディスプレイ3の下方に設けられコインやカードの投入口が形成されたセンターパネル5と、プレイヤがリズムゲームに係る操作を行う操作部6と、筐体2の正面側の両端に設けられた一対の照明装置7と、第2液晶ディスプレイ4の左右側部に配置された一対のスピーカ8と、第2液晶ディスプレイ4の上方に配置された5個のスポットライト11などから基本的に構成されている。以下に各構成要素について説明する。
As shown in FIG. 1, the
第1液晶ディスプレイ3は、筐体2の正面側略中央部に所定角度傾斜して配置された液晶ディスプレイであり、所定角度で後方に傾斜して配設されている。
そして、第1液晶ディスプレイ3では、リズムゲーム実行時においてスピーカ8を介して再生される楽曲の歌詞やタイミングマーカ45、プレイヤの入力結果、それに伴う得点等の当該リズムゲーム装置1におけるゲームの進行に係る遊技情報(ゲームの進行にあたりプレイヤが必要とする情報)等の表示が行われる(図4、図5(B)、図7(B)、図8、図23、図24及び図25(A)参照)。
The first
Then, on the first
一方、第1液晶ディスプレイ3の上方に別途配置された第2液晶ディスプレイ4は、第1液晶ディスプレイ3と同様の液晶ディスプレイであるが、第2液晶ディスプレイ4ではリズムゲーム実行時においてゲームの演出に関する演出画像を表示する。
ここで、第2液晶ディスプレイ4で表示される演出画像は、上述した前記第1液晶ディスプレイ3に主に表示される表示内容と異なり、プレイヤによるリズムゲームの進行には直接必要とされないもので、リズムゲームを盛り上げるための補助的な役割を有する。
本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、楽曲としてあるアーティストの楽曲が再生され、プレイヤは操作部6によって、タイミングマーカ45に基づく入力を行うことでリズムゲームが進行する。この時、第2液晶ディスプレイ4には、その楽曲に係るプロモーションビデオ(以下、PVと略す)が表示される(図5(B)、図7(B)参照)。従って、楽曲の演奏とともに、アーティストの歌唱する姿が表示された臨場感のある状況下で、リズムゲームの実行が可能となり、プレイヤを飽きさせることがない。
尚、第1液晶ディスプレイ3及び第2液晶ディスプレイ4で表示される具体的な表示内容については後に詳細に説明する。
On the other hand, the second
Here, the effect image displayed on the second
In the
The specific display contents displayed on the first
また、センターパネル5には、コイン投入口9及びカード挿入口10が設けられている。コイン投入口9は、100円硬貨等のコインが投入される投入口である。コイン投入口9には、コインセンサ63が配置されており、コイン投入口9にコインが投入されると、コインセンサ63を介してコイン検出信号がCPU51に出力される(図9参照)。
The
カード挿入口10は、リズムゲーム装置1におけるゲーム結果が記録されるICタグが内蔵されたICカード(図示せず)が挿入される挿入口である。又、カード挿入口10の内部には、後述するカードセンサ64と、カードリーダ・ライタ65とが配設されている(図9参照)。
ここで、本実施形態に係るリズムゲーム装置1で使用されるICカードは、所有するプレイヤの前回までのゲームにおけるゲーム結果(獲得した得点(スコア)や入力結果の総合成績等)を内蔵されたICタグに記憶している。
そして、カードセンサ64は、ICカードがカード挿入口10に挿入されている場合に、その旨を検出する。また、カードリーダ・ライタ65は、ICカードに内蔵されたICタグより記憶されているゲーム結果の読出しと、プレイヤが実行したゲーム結果のICタグに対する書込みを行うことができる。
The
Here, the IC card used in the
The
また、筐体2の正面側両端には、一対の照明装置7が配設されている。各照明装置7は、円筒状の透明部材と、フルカラーで点灯可能な24個のフルカラーLEDと、光遮断部材とから構成されている。
円筒状の透明部材は、レンチキュラーレンズを円筒状に形成したものであり、その円筒の長手方向を上下にして筐体2に固定され、光遮断部材には、その長手方向に等間隔をもって、24個のフルカラーLEDが固着されている。そして、透明部材の内部には、フルカラーLEDが固着された光遮断部材が挿設される。従って、一のフルカラーLEDが発光すると、透明部材のレンチキュラーレンズの効果により、外部からは、左右方向に寝かされた状態の一のリング状の発光態様(以下、「発光リング」という)を表現することができ、リズムゲーム装置1で再生される楽曲に応じて多様な照明演出が可能となる。
In addition, a pair of
The cylindrical transparent member is formed by forming a lenticular lens into a cylindrical shape, and is fixed to the
そして、第2液晶ディスプレイ4の左右両側には、スピーカ8が配設されている。スピーカ8は、リズムゲーム装置1において再生される楽曲や効果音等を出力する出力装置である。具体的には、リズムゲーム実行時において、HDD55(図9参照)に記憶された楽曲の音声データ、演奏データに基づいて、指定されたテンポで音楽及び音声を出力する。
そして、操作部6は、筐体2の正面に手前側に突出して配設されており、当該操作部6には、リズムゲーム実行時にリズムゲームに係る入力操作に用いる入力ボタン70と、当該リズムゲームに係る各種設定(例えば、難易度や使用楽曲)を行う際に用いる決定ボタン71が配設されている。
入力ボタン70は、楽曲のリズムに合わせてプレイヤが入力操作を行うボタンであり、図3に示すように、操作部6の中央部分に六角形状をなすように配設されている。本実施形態においては、六角形の正面視左上段の角に位置する入力ボタン70を「第1入力ボタン70A」、右上段の角に位置する入力ボタン70を「第2入力ボタン70B」と呼ぶ。そして、同様に、左中段の角に位置する入力ボタン70を「第3入力ボタン70C」、右中段の角に位置する入力ボタン70を「第4入力ボタン70D」、左下段の角に位置する入力ボタン70を「第5入力ボタン70E」、右下段の角に位置する入力ボタン70を「第6入力ボタン70F」と呼ぶ。
The
The
ここで、操作部6に配設される入力ボタン70の内部構造について、図2に基づいて説明する。尚、入力ボタン70は、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fのいずれも同様の内部構造を有している。従って、一の入力ボタン70の内部構造を例にして説明することとし、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70F夫々の内部構造についての説明は省略する。
Here, the internal structure of the
図2に示すように、入力ボタン70は、ベース板150と、スイッチ回路板151、発光回路板152、ボタンカバー部材153、付勢機構154、フルカラーLED155等から基本的に構成されている。
この点、ベース板150の上に敷設されているスイッチ回路板151には、ボタンカバー部材153の中央付近の真下に配置される一対の電極156が設けられている。そして、スイッチ回路板151の上には、発光回路板152が敷設されており、当該発光回路板152には、上記一対の電極156を露出させるための開口部157が設けられている。また、開口部157の周囲には、フルカラーで点灯可能なフルカラーLED155が設けられている。
As shown in FIG. 2, the
In this regard, the
発光回路板152とボタンカバー部材153の間には、付勢機構154が設けられており、その付勢機構154によって、スイッチ回路板151の反対側にボタンカバー部材153を付勢させている。更に、ボタンカバー部材153の中央付近には、スイッチ回路板151側へ電極158が突設されている。
従って、ボタンカバー部材153を押下操作すれば、ボタンカバー部材153に突設された電極158をスイッチ回路板151に設けられた一対の電極156に接触させることができる。これにより、ボタンカバー部材153が押下操作されたことを、スイッチ回路板151に流れる電気信号として伝えることができる。即ち、これら電極156、電極158によって、ボタンスイッチ159が構成されている。
A
Therefore, if the
ボタンカバー部材153は、透光性を有する材質(例えば、透明アクリル、透明プラスチック等)でプレイヤが操作する部分が半球状に形成されている。そして、発光回路板152の上面(ボタンカバー部材153側の表面)は、黒色に印刷されている。
従って、フルカラーLED155が消灯している場合、透光性のボタンカバー部材153は、発光回路板152の表面の色である黒色に映る。一方、フルカラーLED155が点灯している場合、透光性のボタンカバー部材153は、フルカラーLED155の点灯色に映る。この点、本実施形態においては、フルカラーLED155を「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色で点灯させるので、ボタンカバー部材153は、上記6色を呈色する。
The
Therefore, when the
そして、操作部6では、各入力ボタン70内部のボタンスイッチ159が不図示の発信回路に接続されている。発信回路は、インターフェースユニット52(以下、I/Oと称す)を介して、リズムゲーム装置1のCPU51に接続されている。従って、押下操作された入力ボタン70のボタンスイッチ159から、この発信回路を介して、電気信号をCPU51に送信することができ、押下操作された入力ボタン70(第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fのいずれか)を特定することができる。尚、発信回路は、上記スイッチ回路板151に搭載されている。
And in the
また、操作部6においては、入力ボタン70内部のフルカラーLED155が発光制御回路62に接続されている。更に、発光制御回路62は、I/O52を介して、CPU51に接続されている(図9参照)。従って、この発光制御回路62により、当該入力ボタン70内部のフルカラーLED155の発光制御が行われ、CPU51で特定された発光色による点灯や、その他発光態様を制御することができる。尚、フルカラーLED155の発光制御については、後に詳細に説明する。
尚、本実施形態に係るリズムゲーム装置1においては、リズムゲーム実行中には、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fは、それぞれ「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色のいずれかの発光色で重複することなく発光する。
例えば、図3に示すように、リズムゲーム開始当初の初期設定(後述するボタンパターン(1))の場合は、第1入力ボタン70Aは「赤」、第2入力ボタン70Bは「橙」、第3入力ボタン70Cは「黄」、第4入力ボタン70Dは「青」、第5入力ボタン70Eは「緑」、第6入力ボタン70Fは「紫」で、それぞれ発光する。
In the
In the
For example, as shown in FIG. 3, in the initial setting at the beginning of the rhythm game (button pattern (1) described later), the
次に、第1液晶ディスプレイ3及び第2液晶ディスプレイ4で表示される各表示内容について図4乃至図8を用いて詳細に説明する。尚、第1液晶ディスプレイ3及び第2液晶ディスプレイ4により表示される表示内容は、ゲーム開始前、ゲーム実行中、ゲーム終了後の3パターンから基本的に構成される。
Next, each display content displayed on the 1st
先ず、ゲーム開始前における表示内容について図4を用いて説明する。図4(A)、図4(B)は、ゲーム開始前において第1液晶ディスプレイ3に表示される表示内容を示した模式図である。
ここで、本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、難易度選択処理(S5)において、複数の難易度設定から所望の難易度設定を選択することにより、プレイヤが自らの技量に合わせた難易度でリズムゲームを行うことができる。即ち、コイン投入口9に所定金額分のコインを投入すると、ゲーム開始前の第1液晶ディスプレイ3に、実行するリズムゲームの難易度を選択する難易度選択画面12が表示される(図4(A)参照)。
First, display contents before the start of the game will be described with reference to FIG. 4 (A) and 4 (B) are schematic views showing display contents displayed on the first
Here, in the
難易度選択画面12は、難易度設定「LEVEL1」、「LEVEL2」、「LEVEL3」の当該リズムゲームにおける難易度を表示した難易度表示部13と、難易度表示部13のいずれかを選択可能な難易度選択カーソル14とから構成される。
ここで、本実施形態におけるリズムゲームでは、難易度設定「LEVEL1」、「LEVEL2」、「LEVEL3」の順に、より難しいリズムゲームが実行される。以下、各難易度設定におけるリズムゲームの内容について簡単に説明する。
難易度設定「LEVEL1」では、所定の表示期間の間、第1液晶ディスプレイ3上にタイミングマーカ45が表示され、当該タイミングマーカ45の示す入力ボタン70と、操作タイミングに基づいて、入力ボタン70の入力操作を行うことでゲームを進行させるリズムゲームが行われる。尚、この難易度設定「LEVEL1」においては、初心者のプレイヤでもリズムゲームを楽しむことができるように、所定の条件を満たすことにより、難易度を下げた状態でのゲームを行うことが可能である。
そして、難易度設定「LEVEL2」においては、基本的に「LEVEL1」と同様のリズムゲームが行われるが、1ステージ中のプレイヤの成績に基づいて、タイミングマーカ45が、前述の「LEVEL1」の状態よりも遅いタイミングで表示され、移動速度が速い状態が発生する。この結果、タイミングマーカ45を視認する時間が短くなるので、上記「LEVEL1」よりも難易度の高いリズムゲームを行うことができる。
更に、難易度設定「LEVEL3」では、1ステージ中のプレイヤの成績に基づいて、タイミングマーカ45の表示期間が前記「LEVEL2」と同様に短くなり、且つ、タイミングマーカ45が示す入力すべき入力ボタン70の位置が変更される場合が発生する。この点、「LEVEL3」が設定されている場合には、プレイヤに、迅速な操作と、操作すべき入力ボタン70の変更に対する順応性が要求されるので、より難易度の高いリズムゲームを行うことができる。
The difficulty
Here, in the rhythm game in the present embodiment, the more difficult rhythm game is executed in the order of the difficulty level settings “
In the difficulty level setting “
In the difficulty level setting “LEVEL2”, a rhythm game similar to “LEVEL1” is basically performed, but the
Further, in the difficulty level setting “LEVEL3”, the display period of the
難易度表示部13は、今回行うリズムゲームの難易度を示すものである。図4(A)に示すように、難易度選択画面12には、難易度設定「LEVEL1」、「LEVEL2」、「LEVEL3」を示す難易度表示部13が夫々表示される。
また、難易度選択カーソル14は、操作部6の入力ボタン70(図3参照)の操作によって各難易度表示部13上を上下に移動可能となっている。この点、操作部6の正面視上段に位置する第1入力ボタン70A又は第2入力ボタン70Bを操作すると、難易度選択カーソル14は上方向へ移動し、下段に位置する第5入力ボタン70E又は第6入力ボタン70Fを操作した場合には、難易度選択カーソル14は下方向に移動する。
そして、難易度選択カーソル14を希望する難易度表示部13上に位置させた状態で決定ボタン71(図3参照)を操作すると、今回のリズムゲームの難易度設定を示す難易度設定データがRAM54に格納される。
The difficulty
The difficulty
When the determination button 71 (see FIG. 3) is operated with the difficulty
次に、難易度選択画面12で難易度設定を選択すると、楽曲選択処理(S6)に移行し、曲選択画面15が第1液晶ディスプレイ3に表示される。ここで、曲選択画面15について、図4(B)を参照しつつ詳細に説明する。
曲選択画面15は、遊技可能な楽曲の曲名を表示した遊技可能曲名表示部16と、遊技可能曲名表示部16のいずれかを選択可能な曲選択カーソル17と、曲選択カーソル17によって選択されている楽曲の曲名が表示される選択曲名表示部18と、選択カーソルによって選択されている楽曲のアーティスト名が表示される選択アーティスト名表示部19から構成されている。
Next, when the difficulty level setting is selected on the difficulty
The
遊技可能曲名表示部16は、現在のリズムゲーム装置1において遊技可能な楽曲の曲名をそれぞれ示したものである。ここで、遊技可能曲名表示部16によって表示される遊技可能な楽曲とは、後述のHDD55に記憶されている楽曲である(図9、図10参照)。更に記憶された楽曲データはサーバ80(図13参照)によって管理され、順次更新されている。従って、プレイヤは、サーバ80によって更新された最新の楽曲を含む複数の楽曲の中から選択して遊技することが可能となる。
The game-possible song
曲選択カーソル17は、入力ボタン70の操作によって遊技可能曲名表示部16上を上下左右に移動可能となっている。また、選択曲名表示部18と選択アーティスト名表示部19には、曲選択カーソル17が現在位置する遊技可能曲名表示部16の楽曲の曲名とアーティスト名が表示される。この点、曲選択カーソル17の上下移動は、上述した難易度選択画面12と同様の操作で行われる。そして、曲選択カーソル17の左右方向への移動は、左移動の場合は第3入力ボタン70C、右移動の場合は第4入力ボタン70Dをそれぞれ操作することで行われる。そして、入力ボタン70を操作し、曲選択カーソル17を希望する楽曲の曲名が表示された遊技可能曲名表示部16上に位置させた状態で決定ボタン71を押下すると、遊技を行う楽曲が決定される。
The
次に、リズムゲーム実行中における表示内容について、図5乃至図7を参照しつつ詳細に説明する。図5(A)及び図7(A)は、リズムゲーム実行中において第2液晶ディスプレイ4に表示される表示内容を示した模式図であり、図5(B)及び図7(B)は、リズムゲーム実行中において第1液晶ディスプレイ3に表示される表示内容を示した模式図である。
Next, display contents during execution of the rhythm game will be described in detail with reference to FIGS. FIGS. 5A and 7A are schematic diagrams showing display contents displayed on the second
先ず、リズムゲーム実行中における表示内容について、図5及び図7を用いて説明する。図5(A)及び図5(B)は、曲選択画面15において、男性アーティストが歌唱する楽曲(a)を選択してリズムゲームを開始した場合の第1液晶ディスプレイ3及び第2液晶ディスプレイ4の夫々の表示内容を示す説明図である。一方、図7(A)及び図7(B)は、前記曲選択画面15で、女性アーティストが歌唱する楽曲(b)を選択してリズムゲームを開始した場合の第1液晶ディスプレイ3及び第2液晶ディスプレイ4の夫々の表示内容を示す説明図である。
First, display contents during execution of a rhythm game will be described with reference to FIGS. 5A and 5B show the first
図5(A)に示すように、楽曲(a)を選択してゲームを開始した場合、第2液晶ディスプレイ4には、スピーカ8を介して演奏される楽曲(a)を歌唱する男性アーティストのPV映像20が表示される。一方、図7(A)に示すように、楽曲(b)を選択してゲームを開始した場合は、第2液晶ディスプレイ4は、スピーカ8を介して演奏される楽曲(b)を歌唱する女性アーティストのPV映像20が表示される。
そして、第1液晶ディスプレイ3には、図5(B)及び図7(B)に示すように、第2液晶ディスプレイ4によるPV映像20の表示と並行して、リズムゲームの進行に係るメインゲーム画面21が表示される。
As shown in FIG. 5A, when the game is started by selecting the music (a), the second
As shown in FIGS. 5B and 7B, the first
メインゲーム画面21には、その中央部に、プレイヤに対して、操作すべき入力ボタン70とその操作を行うべきタイミングを報知する操作タイミング報知部40が形成されている。この操作タイミング報知部40においては、各入力ボタン70それぞれに対応するタイミングマーカ45の移動表示を行うことで操作タイミングをプレイヤに報知する。
尚、この操作タイミング報知部40については、後に図6を参照しつつ詳細に説明する。
The
The operation
一方、メインゲーム画面21の中央部に形成された操作タイミング報知部40の周囲には、プレイヤに遊技情報を提供する各種表示部が形成されている。
即ち、メインゲーム画面21には、前記操作タイミング報知部40の他に、現在演奏するフレーズの歌詞を表示する歌詞表示部22と、前記歌詞表示部22に表示された歌詞に対して関連付けられ、当該歌詞部分の演奏に合わせて操作すべき入力ボタン70を識別可能に表示するマーカ識別表示部23と、曲番(第何ステージ)と、当該曲番開始時からのフレーズ数により、楽曲の演奏進行状況を示す楽曲状況表示部25と、プレイヤの操作の正誤判定結果を表示する入力結果表示部26と、現在までにプレイヤが獲得した得点(スコア)を表示する得点表示部27と、現在演奏しているアーティストの氏名及び曲名が表示される曲情報表示部28等が形成されている。
On the other hand, various display units for providing game information to the player are formed around the operation
That is, in addition to the operation
歌詞表示部22は、現在演奏されている楽曲の1フレーズ分の歌詞が表示される表示部である。従って、プレイヤは、歌詞表示部22に表示される歌詞を視認することができるので、演奏中の楽曲を歌唱するアーティストがどのような内容を歌唱しているのかを把握することができる。
そして、マーカ識別表示部23は、各入力ボタン70夫々の操作タイミングを示すタイミングマーカ45に対応する識別マーカ23Aが表示される表示部である。即ち、マーカ識別表示部23においては、歌詞表示部22に表示される1フレーズの内、或る1文字の直下に、当該1文字が操作タイミングとなるタイミングマーカ45に対応する識別マーカ23Aがそれぞれ表示される。つまり、1フレーズ分の歌詞が歌唱される間において、操作すべき入力ボタン70を示す1フレーズ分の識別マーカ23Aがマーカ識別表示部23に表示される。これにより、プレイヤはマーカ識別表示部23を視認することで、歌詞表示部22に表示された1フレーズにおける各入力ボタン70の操作順を把握することができる。更に、識別マーカ23A直上の文字の発音タイミングが、当該識別マーカ23Aが示すタイミングマーカ45、つまり、タイミングマーカ45に対応付けられた入力ボタン70の操作タイミングであることを凡そ把握することができる。
The
And the marker
また、楽曲状況表示部25は、現在、歌詞表示部22に表示される歌詞のフレーズが何番の曲番であり、且つ曲番開始時から数えて何番目のフレーズに該当するかを表示する。例えば、図5(B)では、第1ステージの15番目のフレーズを現在表示していることを示している。また、図7(B)では、第2ステージの5番目のフレーズを現在表示していることを示している。
そして、プレイヤによって1フレーズの入力が終了する毎にそのフレーズ数を示すフレーズ値25Aが1ずつ加算され、1ステージの入力が終了する毎にそのステージ数(曲番)を示すステージ値25Bが1ずつ加算される。それによって、プレイ中の楽曲の進行状況をプレイヤに対して報知することが可能となる。
In addition, the music
Each time the input of one phrase is completed by the player, a
入力結果表示部26は、プレイヤの入力操作の正誤判定結果を表示する表示部であり、後述する入力判定処理(S28)の判定結果に基づいて、「PERFECT」、「GOOD」、「MISS」の何れかが表示される。
得点表示部27は、現在までにプレイヤの獲得した得点(スコア)を表示する表示部である。ここで、得点(スコア)は、上記「PERFECT」、「GOOD」、「MISS」の判定結果に応じて加算される。
また、曲情報表示部28には、ゲーム開始時においてプレイヤが選択し、現在演奏されている楽曲の曲名とアーティストの氏名がそれぞれ表示される。
The input
The
The song
ここで、メインゲーム画面21中央部に形成され、入力ボタン70の操作タイミングをプレイヤに報知する操作タイミング報知部40について、図5乃至図7を参照しつつ、詳細に説明する。図6は、図5(B)における操作タイミング報知部40の拡大説明図である。
Here, the operation
図5乃至図7に示すように、操作タイミング報知部40では、楽曲の演奏の進行と共にタイミングマーカ45が移動表示し、操作タイミングの到来と共に、所定の位置へタイミングマーカ45を移動表示させることで、操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングをプレイヤに報知する。
ここで、タイミングマーカ45は、入力ボタン70の発光色である「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色の内、何れか一色で表示される円形のマークであり、その円内部には、当該タイミングマーカ45の操作タイミングにおいて発音される歌詞が表示される文字表示部46が形成されている(図6参照)。従って、プレイヤは、各タイミングマーカ45の表示色から操作すべき入力ボタン70を把握することができ、文字表示部46に表示される一文字から当該入力ボタン70の操作タイミングを凡そ把握することができる。
尚、本実施形態においては、「赤」で表示されているタイミングマーカ45を第1タイミングマーカ45Rとし、当該第1タイミングマーカ45Rは、「赤」で発光している入力ボタン70の操作タイミングを示す。同様に、「緑」で表示される第2タイミングマーカ45Gは、「緑」で発光している入力ボタン70の操作タイミングを示し、「青」で表示される第3タイミングマーカ45Bは「青」で発光している入力ボタン70の操作タイミングを示す。そして、「黄」で表示される第4タイミングマーカ45Yは「黄」で発光している入力ボタン70、「橙」で表示される第5タイミングマーカ45Oは「橙」で発光している入力ボタン70、「紫」で表示される第6タイミングマーカ45Pは「紫」で発光している入力ボタン70の操作タイミングを示す。
As shown in FIGS. 5 to 7, the operation
Here, the
In the present embodiment, the
そして、操作タイミング報知部40には、タイミングマーカ45の移動径路を示す楕円形状のマーカ移動レーン42が列設されている。このマーカ移動レーン42は、楕円の円周に沿って3本のレーンが形成されており、楕円の中心側から外側に向かって、夫々、第1マーカ移動レーン42A、第2マーカ移動レーン42B、第3マーカ移動レーン42Cの順に並んでいる。リズムゲームを実行中においては、前述のタイミングマーカ45は、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの何れかのレーンに表示され、当該マーカ移動レーン42上を楕円の円周に沿って移動表示される。
そして、本実施形態においては、所定の条件を満たし、後述するレーン数変更処理(S39)によりマーカ移動レーン42の数が変更された場合には、第1マーカ移動レーン42Aの有無が切り換えられる。この点については、後に詳細に説明する。
The operation
In the present embodiment, when a predetermined condition is satisfied and the number of
また、第3マーカ移動レーン42Cの外側には、操作部6に配設されている入力ボタン70の配置に対応して、ボタンシンボル44が表示されている。即ち、操作タイミング報知部40には、操作部6における入力ボタン70の六角形状の配置と同様に、これら6つのボタンシンボル44により、六角形をなすように配置されている。
本実施形態においては、これら6箇所のボタンシンボル44をそれぞれ、上段左側から、第1ボタンシンボル44A、第2ボタンシンボル44B、中段左側から、第3ボタンシンボル44C、第4ボタンシンボル44D、下段左側から第5ボタンシンボル44E、第6ボタンシンボル44Fと呼ぶ。
そして、各ボタンシンボル44は、入力ボタン70に夫々対応しており、入力ボタン70の発光色に連動して、その表示色が決定される。即ち、第1ボタンシンボル44Aは第1入力ボタン70A、第2ボタンシンボル44Bは第2入力ボタン70Bに関連付けられている。同様に、第3ボタンシンボル44Cと第3入力ボタン70C、第4ボタンシンボル44Dと第4入力ボタン70D、第5ボタンシンボル44Eと第5入力ボタン70E、第6ボタンシンボル44Fと第6入力ボタン70Fが夫々関連付けられている。
A
In the present embodiment, these six
Each
各ボタンシンボル44からは、マーカ移動レーン42の楕円の中心に向かって、各マーカ移動レーン42を横断するタイミングライン43が延びている。図6に示すように、第1タイミングライン43A〜第6タイミングライン43Fは、夫々、第1ボタンシンボル44A〜第6ボタンシンボル44Fに関連付けられている。例えば、第3ボタンシンボル44Cからマーカ移動レーン42の楕円の中心に向かって延び、各マーカ移動レーン42を横断する第3タイミングライン43Cは、第3ボタンシンボル44Cに関連付けられている。そして、マーカ移動レーン42上のタイミングマーカ45が、その表示色と同一色で表示されるボタンシンボル44から延びるタイミングライン43上に移動表示されることで、同一色で発光している入力ボタン70の操作タイミングを報知する。
From each
次に、図6を参照しつつ、リズムゲーム実行時における操作タイミング報知部40の表示態様について、具体的に説明する。この点、図6においては、図5(B)に示すメインゲーム画面21の操作タイミング報知部40を拡大しているので、操作タイミング報知部40には、歌詞「もう迷わない」の1フレーズに係るタイミングマーカ45が夫々移動表示される。
例えば、「もう迷わない」の「も」に関連付けられているタイミングマーカ45は、文字表示部46に「も」が表示され、「緑」で表示された第2タイミングマーカ45Gである。従って、当該第2タイミングマーカ45Gは、後述するタイミングマーカデータに規定されている表示開始位置に表示されると、タイミングマーカデータに含まれる移動方向データにより時計回り(以下、正方向という)に第3マーカ移動レーン42C上を所定の移動速度で移動表示される。そして、男性アーティストが「も」を歌唱するタイミングで、当該第2タイミングマーカ45Gは、「緑」で表示される第5ボタンシンボル44Eから延びる第5タイミングライン43E上に表示される。これにより、プレイヤは、「も」が歌唱されるタイミングにおいては、「緑」で発光している第5入力ボタン70Eの操作をすれば良いことがわかる。
また、図6に示すように、タイミングマーカ45は全て正方向に移動するものだけではなく、反時計回り(以下、逆方向という)に移動表示されるものも存在する。
Next, the display mode of the operation
For example, the
In addition, as shown in FIG. 6, all of the timing
尚、「も」に係る第2タイミングマーカ45Gが第5ボタンシンボル44Eから延びるタイミングライン43上に表示された時、即ち、「緑」に発光している第5入力ボタン70Eの操作タイミングが到来した時点で、第5ボタンシンボル44Eは点滅表示される。
このように、操作タイミング報知部40において、タイミングマーカ45の移動表示を行い、各入力ボタン70に関連付けられているボタンシンボル44から延びるタイミングライン43上にタイミングマーカ45の表示を行うことで、プレイヤに操作すべき入力ボタン70と、当該入力ボタン70の操作タイミングを報知することができる。又、タイミングマーカ45のタイミングライン43上への表示と共に、対応するボタンシンボル44が点滅表示されるので、ボタンシンボル44からも操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングをプレイヤにはっきりと報知することができる。
When the
As described above, the operation
次に、ゲーム終了後における表示内容について、図8を参照しつつ詳細に説明する。図8は、ゲーム終了後において第1液晶ディスプレイ3に表示される表示内容を示した模式図である。
図8に示すように、リズムゲームを終了すると、第1液晶ディスプレイ3に今回実行したリズムゲームのゲーム結果を示すゲーム結果画面30が表示される。
ゲーム結果画面30は、今回のゲームにおける入力結果(「PERFECT」、「GOOD」、「MISS」)ごとの総回数を示す成績表示部31と、獲得した得点(スコア)を表示した獲得得点表示部32と、遊技したプレイヤの名前の入力を促す名前入力表示部33とから構成されている。
そして、ゲーム結果画面30を参照することにより、プレイヤは、今回のゲームにおける入力結果毎の回数、獲得した得点(スコア)をそれぞれ認知することが可能となる。また、名前入力表示部33に操作部6を用いて任意の名前を入力することにより、獲得した得点をランキングに登録することができる。
Next, the display content after the game ends will be described in detail with reference to FIG. FIG. 8 is a schematic diagram showing display contents displayed on the first
As shown in FIG. 8, when the rhythm game is ended, a
The
Then, by referring to the
尚、本実施形態に係るリズムゲーム装置1は、図13に示すように、サーバ80に対してインターネット等の双方向通信可能なネットワーク網Nを介して接続されている。そして、サーバ80から送信されたデータに基づいて、リズムゲーム装置1のHDD55(図9参照)に記憶された楽曲データを更新することが可能となっている。
従って、楽曲データを更新することによってリズムゲーム装置1で遊技可能な楽曲の種類を変更することが可能となっており、また、各遊技店に設置されたリズムゲーム装置を一括に管理することにより、そのデータ更新作業も容易となっている。
As shown in FIG. 13, the
Therefore, it is possible to change the types of music that can be played by the
次に、リズムゲーム装置1の制御系に係る構成について、図9に基づき説明する。図9は、本実施形態に係るリズムゲーム装置の制御系を模式的に示すブロック図である。
図9に示すように、リズムゲーム装置1の制御系は、リズムゲーム装置1における遊技処理動作等の各種制御を司るCPU51と、CPU51に接続されたROM53及びRAM54と、当該CPU51に電気的に接続された周辺装置(アクチュエータ)とで構成されている。
Next, the structure which concerns on the control system of the
As shown in FIG. 9, the control system of the
CPU51は、各種コマンドに従って演算処理を行う中央演算処理装置である。I/O52は、第1液晶ディスプレイ3、第2液晶ディスプレイ4、操作部6、照明装置7、スピーカ8、スポットライト11等とCPU51とを直接的、間接的に電気的接続する接続部である。
ROM53は、後述のフローチャートを動作させるための演算プログラムや、各種データテーブル(例えば、後述する移動速度テーブル等)が格納されている不揮発性の読出し専用メモリである。RAM54は、CPU51で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリであり、当該リズムゲームにおけるプレイヤの入力結果毎の総回数、獲得した得点(スコア)、難易度設定等についても記憶される。
また、RAM54には、後述するHDD55に記憶された複数の楽曲データの内、今回のゲームにおいて使用されるデータ(例えば、楽曲の歌詞データ、識別マーカデータ)は、1フレーズ単位で分割され、一時的に記憶される。
The
The
Also, in the
HDD55は、リズムゲーム装置1におけるゲームの実行時に使用される楽曲データが格納されている記憶装置である。ここで、楽曲データは、映像データ、演奏データ、音声データ、歌詞データ、識別マーカデータ、判定基準データ、タイミングマーカデータ、ボタンパターンデータ、照明装置発光パターンデータ、期限データから構成されており、HDD55内に形成された楽曲データ記憶領域56の各記憶領域に対してそれぞれ記憶されている(図10参照)。
また、楽曲データは、楽曲データ記憶領域56に対して複数個(本実施形態では最大で8個)のデータが記憶され、前記したようにサーバ80から送信されるデータに基づいて記憶された各楽曲データが随時更新される。そして、楽曲データ記憶領域56に記憶されている楽曲データの種類に基づいて曲選択画面15(図4(B)参照)で表示される曲名の種類が変化し、曲選択画面15で選択された楽曲に対応する楽曲データに基づいてリズムゲームが行われる。
The
Also, a plurality of pieces of music data are stored in the music data storage area 56 (a maximum of eight in this embodiment), and each piece of data stored based on the data transmitted from the
ここで、HDD55に形成された楽曲データ記憶領域56について、図10を参照し、より詳細に説明する。図10は、楽曲データ記憶領域を模式的に示す説明図である。
図10に示すように、本実施形態に係るリズムゲーム装置1の楽曲データ記憶領域56は、記憶可能な楽曲データ数(本実施形態では8曲)に対応する複数の記憶領域(本実施形態では第1記憶領域〜第8記憶領域)により構成され、記憶領域毎に映像データ記憶領域56A、演奏データ記憶領域56B、音声データ記憶領域56C、歌詞データ記憶領域56D、識別マーカデータ記憶領域56E、判定基準データ記憶領域56F、タイミングマーカデータ記憶領域56G、ボタンパターンデータ記憶領域56H、照明装置発光パターンデータ記憶領域56I、期限データ記憶領域56Jが設けられている。
Here, the music
As shown in FIG. 10, the music
ここで、楽曲データ記憶領域56を構成する各データ記憶領域について説明する。映像データ記憶領域56Aは、当該楽曲データの内、PV映像20(図5(A)、図7(A)参照)に関する映像データが記憶される記憶領域である。従って、リズムゲーム実行時においては、映像データ記憶領域56Aから、PV映像20に関する映像データが読み出され、第2液晶ディスプレイ4に表示される。
また、演奏データ記憶領域56Bは、当該楽曲データの内、スピーカ8から出力される楽器等による伴奏に関する演奏データが記憶される記憶領域である。
そして、音声データ記憶領域56Cは、当該楽曲データの内、スピーカ8から出力されるアーティストが歌唱する歌声に関する音声データが記憶される記憶領域である。
歌詞データ記憶領域56Dは、当該楽曲データの内、楽曲の歌詞の文書データである歌詞データが記憶される記憶領域である。上述したように、リズムゲーム実行時には、当該楽曲の歌詞データは1フレーズ毎に分割され、RAM54に格納される。そして、楽曲の進行と共に、1フレーズ単位で順次、RAM54より読み出され、歌詞表示部22に表示される(図5(B)、図7(B)、図23、図24、図25(A)参照)。
Here, each data storage area constituting the music
The performance
The sound
The lyric
識別マーカデータ記憶領域56Eは、マーカ識別表示部23に識別マーカ23Aを表示する際に参照される識別マーカデータが記憶される記憶領域である。
識別マーカデータにおいては、タイミング基準データで規定されるタイミングで発音される歌詞の一文字と、当該タイミングにおいて操作すべき入力ボタン70を示すタイミングマーカ45が関連づけられている。従って、歌詞の一文字に対応して、関連付けられているタイミングマーカ45を示す識別マーカ23Aが当該一文字の直下に表示される。
そして、リズムゲーム実行時には、前記歌詞データと同様に、識別マーカデータも1フレーズ毎に分割され、RAM54に格納される。そして、楽曲の進行と共に、1フレーズ単位で順次、RAM54より読み出され、マーカ識別表示部23に表示される(図5(B)、図7(B)、図23、図24、図25(A)参照)。
The identification marker
In the identification marker data, a single character of a lyric that is pronounced at a timing defined by the timing reference data is associated with a
When the rhythm game is executed, the identification marker data is also divided for each phrase and stored in the
そして、判定基準データ記憶領域56Fは、当該楽曲データの内、リズムゲーム実行時に、プレイヤが入力した入力ボタン70の正誤判定及び操作タイミングの正誤判定の基準として読み出される判定基準データが記憶された記憶領域である。
この判定基準データは、入力ボタン70の操作すべきタイミングが規定され、操作タイミングを正誤判定する際に参照されるタイミング基準データと、各操作タイミングにおいて表示されるタイミングマーカ45(第1タイミングマーカ45R〜第6タイミングマーカ45Pのいずれか)が規定され、操作すべき入力ボタン70を示す入力基準データで構成されている(図11参照)。
The determination reference
The determination reference data defines the timing at which the
ここで、判定基準データについて、図7(B)に示す場合における判定基準データを例として、図11を参照しつつ詳細に説明する。
タイミング基準データは、当該楽曲の演奏開始からの経過時間により規定されており、当該楽曲を歌唱するアーティストの歌詞を構成する一文字の発音タイミングに合わせて規定されている。そして、タイミング基準データで規定された操作タイミングに対応して、操作すべき入力ボタン70を示す入力基準データが規定されている。
例えば、図11に示すように、タイミング基準データにより操作タイミングが規定されている「あ」、「り」、「と」には、夫々に対応するタイミングマーカ45が入力基準データとして関連付けられており、「あ」の操作タイミングには第2タイミングマーカ45G、「り」の操作タイミングには第5タイミングマーカ45O、「と」の操作タイミングには第3タイミングマーカ45Bが関連付けられている。
このように、タイミング基準データにおいて、操作タイミングが規定されている文字に対しては、夫々、操作すべき入力ボタン70を示すタイミングマーカ45が関連付けられている。従って、入力基準データに基づいて、操作した入力ボタン70の正誤を判定することが可能となり、タイミング基準データに基づいて、入力ボタン70の操作タイミングを判定することが可能となる。
Here, the determination reference data will be described in detail with reference to FIG. 11, taking the determination reference data in the case shown in FIG. 7B as an example.
The timing reference data is defined by the elapsed time from the start of the performance of the music, and is defined according to the pronunciation timing of one character constituting the lyrics of the artist who sings the music. Then, input reference data indicating the
For example, as shown in FIG. 11, timing
As described above, in the timing reference data, the
そして、タイミングマーカデータ記憶領域56Gは、操作タイミング報知部40に移動表示されるタイミングマーカ45の表示態様が規定されたタイミングマーカデータが記憶される記憶領域である。このタイミングマーカデータは、操作タイミング報知部40上に移動表示されるタイミングマーカ45の移動方向を示す移動方向データと、操作タイミング報知部40上におけるタイミングマーカ45の表示が開始される位置を示す表示開始位置データと、タイミングマーカ45の表示を開始するタイミングを示す表示開始タイミングデータとで構成されている。
移動方向データは、前述した入力基準データで規定されているタイミングマーカ45の移動方向(正方向、逆方向)を規定したデータであり、図11に示すように、各操作タイミングを示すタイミングマーカ45夫々に対して、「正方向」、「逆方向」の何れかが規定されている。従って、リズムゲーム実行時には、タイミングマーカ45は、この移動方向データに基づいて、マーカ移動レーン42上を正方向又は逆方向に移動表示される。
The timing marker
The moving direction data is data defining the moving direction (forward direction, reverse direction) of the
そして、表示開始位置データは、「タイミングマーカ45が移動表示されるマーカ移動レーン42」を示すレーンデータと、「当該タイミングマーカ45が表示開始されるタイミングライン43」を示すラインデータにより、タイミングマーカ45の表示開始位置を規定している。
前述のレーンデータには、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cを用いる場合のタイミングマーカ45の位置を示す第1レーンデータと、第2マーカ移動レーン42B、第3マーカ移動レーン42Cの2本のみを用いる場合のタイミングマーカ45の位置を示す第2レーンデータの2種類が存在する。
Then, the display start position data is a timing marker based on the lane data indicating “the
The aforementioned lane data includes the first lane data indicating the position of the
ここで、本実施形態に係るリズムゲーム装置1においては、難易度設定「LEVEL1」であって、所定の条件を満たした場合、後述するレーン数変更処理(S39)が実行され、タイミングマーカ45が移動表示されるマーカ移動レーン42の数が2本又は3本に変更される。つまり、レーン数変更処理(S39)では、第1マーカ移動レーン42Aを使用するか否かが、所定の条件の充足を条件に決定される。
Here, in the
この点、図11に示すように、第1レーンデータにおいては、タイミングマーカ45夫々に対して、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの内、何れかのマーカ移動レーン42が規定されており、第2レーンデータの場合には、タイミングマーカ45に対して、第2マーカ移動レーン42B又は第3マーカ移動レーン42Cの何れかが規定される。
即ち、第1レーンデータにおいて第1マーカ移動レーン42Aが規定されているタイミングマーカ45は、第2レーンデータでは第2マーカ移動レーン42B又は第3マーカ移動レーン42Cの何れかが規定される。例えば、図11における「と」に係る第3タイミングマーカ45Bでは、第1レーンデータには、「第1マーカ移動レーン42A」が規定されているが、第2レーンデータにおいては「第3マーカ移動レーン42C」が規定されている。
In this regard, as shown in FIG. 11, in the first lane data, one of the
That is, the
レーン数変更処理(S39)により、マーカ移動レーン42の本数が3本となった場合には、上記ラインデータと第1レーンデータに基づいてタイミングマーカ45の表示開始位置が決定され、当該タイミングマーカ45は、第1レーンデータの示すマーカ移動レーン42における、ラインデータの示すタイミングライン43上に表示される。
一方、マーカ移動レーン42の本数が2本となった場合には、上記ラインデータと第2レーンデータに基づいて、タイミングマーカ45の表示開始位置が決定される。この時、第1レーンデータにおいて「第1マーカ移動レーン42A」が規定されているタイミングマーカ45は、同一のタイミングライン43上であって、第2レーンデータに規定されたマーカ移動レーン42(第2マーカ移動レーン42B、第3マーカ移動レーン42Cの何れか)上に表示されることになる。
この結果、レーン数変更処理(S39)により、マーカ移動レーン42の数が変更された場合であっても、同様のリズムゲームを行うことが可能となる。
When the number of
On the other hand, when the number of
As a result, even if the number of
そして、表示開始タイミングデータは、タイミングマーカ45が操作タイミング報知部40上に表示されるタイミングを規定したデータであり、本実施形態においては、第1表示開始タイミングデータと、第2表示開始タイミングデータの2種類から構成されている。そして、表示開始タイミングデータは、前述のタイミング基準データと同様に楽曲の演奏開始からの経過時間により規定されており、図11に示すように、第2表示開始タイミングデータは、第1表示開始タイミングデータが示す時間よりも、楽曲の演奏が進行した時間によって規定されている。
尚、タイミングマーカ45は、タイミング基準データに規定されている操作タイミングの到来と共に、規定されているタイミングライン43に到達し、操作タイミング報知部40上から消去される。
The display start timing data is data defining the timing at which the
Note that the
従って、或るタイミングマーカは、表示開始タイミングデータに規定された時間から、タイミング基準データに規定されている操作タイミングまでの期間、操作タイミング報知部40上に表示されることとなる。即ち、第1表示開始タイミングデータに比べ、楽曲の演奏が進行した時点が表示開始タイミングとして規定されている第2表示開始タイミングデータを用いた場合、表示開始から操作タイミングまでの時間が短くなるので、当該タイミングマーカ45が操作タイミング報知部40上に表示されている期間が短くなる。
この結果、表示開始タイミングデータとして、第1表示開始タイミングデータ、第2表示開始タイミングデータを使い分けることにより、タイミングマーカ45が操作タイミング報知部40に表示されている表示期間を変更することが可能となる。
Accordingly, a certain timing marker is displayed on the operation
As a result, by properly using the first display start timing data and the second display start timing data as the display start timing data, the display period in which the
ボタンパターンデータ記憶領域56Hは、リズムゲームを実行した場合に参照されるボタンパターンデータが記憶される記憶領域である。
このボタンパターンデータは、各入力ボタン70(第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70F)の発光色及び各ボタンシンボル44(第1ボタンシンボル44A〜第6ボタンシンボル44F)の表示色の配色パターンを規定したデータである。
The button pattern
The button pattern data includes a color arrangement pattern of the emission color of each input button 70 (
このボタンパターンデータについて、図12を参照しつつ詳細に説明する。図12は、女性アーティストが歌唱する楽曲(b)に係るボタンパターンデータの説明図である。この点、各楽曲データには、ボタンパターンデータとして、複数の配色パターンを示すボタンパターンが規定されており、リズムゲームを難易度設定「LEVEL3」で実行し、所定の条件を満たした場合、設定されているボタンパターンを変更し、異なる態様によるリズムゲームの実行を可能としている。
図12に示すように、当該楽曲(b)に係るボタンパターンデータは、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fのそれぞれに対して発光色が規定されたボタンパターンが「ボタンパターン(1)」、「ボタンパターン(2)」、「ボタンパターン(3)」・・・のように複数種類含まれている。これら各ボタンパターンはそれぞれ異なる配色パターンを規定しているので、ボタンパターンの設定を変更することで入力ボタン70の発光色や、各ボタンシンボル44の表示色を異なる配色パターンで表示することができる。
また、ボタンパターンデータは、リズムゲーム実行時において、入力基準データで規定された入力ボタン70の入力操作がされたか否かを判定する際や、タイミングマーカ45の移動速度を決定する際に、当該ボタンパターンデータにおいて、どのボタンパターンが用いられているかが参照される。
The button pattern data will be described in detail with reference to FIG. FIG. 12 is an explanatory diagram of button pattern data relating to a song (b) sung by a female artist. In this respect, each music data has a button pattern indicating a plurality of color schemes as button pattern data. If the rhythm game is executed with the difficulty level setting “
As shown in FIG. 12, the button pattern data relating to the music (b) includes a button pattern whose emission color is defined for each of the
The button pattern data is used when determining whether or not the input operation of the
尚、各楽曲のボタンパターンデータには、各楽曲に共通する配色のボタンパターンが存在し(例えば、図12におけるボタンパターン(1))、当該共通する配色のボタンパターンを初期設定としてリズムゲームに使用する。これにより、プレイヤが初心者の場合に、異なる楽曲でリズムゲームを実行したとしても、少なくとも、ゲーム開始直後にボタンパターンが異なることはなく、初心者が操作に戸惑うことを防止することができる。 It should be noted that the button pattern data of each song includes a button pattern with a color scheme common to each song (for example, the button pattern (1) in FIG. 12). use. Thereby, even if the player is a beginner, even if the rhythm game is executed with different music, the button pattern does not differ at least immediately after the game starts, and the beginner can be prevented from being confused by the operation.
そして、照明装置発光パターンデータ記憶領域56Iは、当該楽曲データの内、照明装置7を発光させる為の照明装置発光パターンデータが記憶された記憶領域である。
本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、一対の照明装置7は、記憶された照明装置発光パターンデータに基づいて、ゲーム実行中に発光制御回路62によりそれぞれの発光態様(発光色、点灯・消灯)で発光制御される。
The lighting device light emission pattern data storage area 56I is a storage area in which lighting device light emission pattern data for causing the
In the
また、期限データ記憶領域56Jは、当該楽曲データの内、楽曲データの使用期限に関する期限データが記憶された記憶領域であり、期限データは、楽曲データの使用可能となった日(使用開始日)と、楽曲データが使用不能となる日(使用終了日)の2つの日付データで構成されている。この期限データは、タイマー58(図9参照)とともに各楽曲データの使用期限の管理に用いられ、使用期限の過ぎた楽曲データを用いたリズムゲームは遊技できないようにCPU51によって制御される。
The term
ここで、図9に戻り、リズムゲーム装置1の制御系について続けて説明する。
ゲーム通信手段57は、リズムゲーム装置1が送り出す信号を電話回線やLANケーブル等の通信形式に応じ、送信可能な形式の信号に変換し、サーバ80に対して送信するとともに、サーバ80から送信された信号を受信し、リズムゲーム装置1が読み取れる形式の信号に再度変換する装置である。そして、ゲーム通信手段57は、サーバ80のサーバ通信手段81とインターネット等の双方向通信可能なネットワーク網Nを介して接続されている(図13参照)。
Here, returning to FIG. 9, the control system of the
The game communication means 57 converts the signal sent out by the
更に、CPU51には、タイマー58が接続されている。タイマー58の情報はCPU51に送信され、CPU51は、タイマー58の情報とHDD55の期限データ記憶領域56Jに記憶された期限データとから、記憶された楽曲データの使用期限の管理を行う。
Further, a
また、表示制御回路60は、I/O52を介して、CPU51と接続されており、CPU51の演算処理結果に応じて、第1液晶ディスプレイ3、第2液晶ディスプレイ4の表示内容を制御する部分である。ここで、表示制御回路60は、プログラムROM、画像ROM、画像制御CPU、ワークRAM、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)及びビデオRAMなどで構成されている。
そして、プログラムROMには、第1液晶ディスプレイ3や第2液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。尚、後述するゲーム画面表示制御処理プログラム(図19参照)も、このプログラムROM内に格納されている。また、画像ROMには、例えば、第1液晶ディスプレイ3で表示される曲選択画面15やメインゲーム画面21(図4乃至図8参照)等の画像を形成するためのドットデータが格納されている。
そして、画像制御CPUは、CPU51で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM内に予め記憶されたドットデータの中から第1液晶ディスプレイ3や第2液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行う。また、VDPは、画像制御CPUで決定された表示内容に応じた画像を形成し、第1液晶ディスプレイ3や第2液晶ディスプレイ4に出力する。
The
The program ROM stores an image control program related to display on the first
Then, based on the parameters set by the
それによって、例えば、スタンバイ状態においては任意の楽曲のPV、宣伝広告、ランキング一覧等からなるデモ画面を表示し、また、コイン投入口9にコインが投入された後には第1液晶ディスプレイ3に曲選択画面15を表示させる。
そして、リズムゲーム装置1でリズムゲームを実行する際には、第1液晶ディスプレイ3に、楽曲データを構成する歌詞データ及び識別マーカデータを1フレーズ毎に表示する一方、操作タイミング報知部40上にタイミングマーカ45を移動表示させる。そして、第2液晶ディスプレイ4には、楽曲データを構成する映像データであるPVを表示させる。
この点、リズムゲーム実行時における第1液晶ディスプレイ3に係る画像制御については、後に詳細に説明する。
Thereby, for example, in the standby state, a demonstration screen including PV, advertisements, ranking list, etc. of an arbitrary song is displayed, and after a coin is inserted into the coin insertion slot 9, a song is displayed on the first
When the
In this regard, image control related to the first
音制御回路61は、I/O52を介してCPU51に接続されるとともに、スピーカ8と接続されている。そして、ゲームが実行され、HDD55の楽曲データ記憶領域56に記憶された楽曲データが読み出されると、当該楽曲データを構成する演奏データ及び音声データは、音制御回路61により音信号に変換され、スピーカ8より出力される。
The
そして、発光制御回路62は、I/O52を介して、CPU51に接続されるとともに、照明装置7や各入力ボタン70内部に配設されているフルカラーLED155(図9参照)と接続されている。従って、発光制御回路62は、CPU51においてHDD55の楽曲データ記憶領域56に記憶された楽曲データが読み出されると、当該楽曲データを構成する照明装置発光パターンデータに基づいて、照明装置7の発光態様を制御する。
また、リズムゲーム実行時において、発光制御回路62は、当該楽曲データを構成するボタンパターンデータに基づいて、各入力ボタン70のフルカラーLED155の発光色を制御し、更に、判定基準データに規定された操作タイミングの到来に基づいて、各入力ボタン70のフルカラーLED155の点滅点灯などの点灯態様に係る制御を行う。
The light
In addition, when the rhythm game is executed, the light
そして、CPU51には、操作部6が接続されている。操作部6に配設された各入力ボタン70内部に設けられたボタンスイッチ159は、ボタンカバー部材153が押下操作されたことを、スイッチ回路板151に流れる電気信号として送信する。CPU51は、各入力ボタン70の押下により各ボタンスイッチ159から出力されるスイッチ信号を検知し、各入力ボタン70に対応する各種の動作に係る制御を行う。
この点、決定ボタン71においても、同様に決定ボタン71の押下操作に基づいて、スイッチ信号が出力され、当該スイッチ信号に基づいて、CPU51は対応する動作に係る制御を行う。
The
In this regard, the
コインセンサ63は、リズムゲーム装置1におけるリズムゲーム実行の対価として用いられるコイン(例えば100円硬貨)を検出するセンサである。コインセンサ63は、コイン投入口9の内部に配設され、I/O52を介してCPU51に接続されている。従って、コインセンサ63は、コイン投入口9からのコインの投入に基づいて、コイン投入信号をCPU51に対して発信する。そして、CPU51は所定金額分(例えば200円)に該当するコイン投入信号を検知することにより、ゲームの実行を可能とする。
The
また、カードセンサ64は、カード挿入口10にICカードが挿入されているか否かを検知するセンサであり、カードリーダ・ライタ65は、当該ICカードに配設されたICタグに対するデータの読出・書込を行う装置である。カードセンサ64、カードリーダ・ライタ65は、共にカード挿入口10の内部に配設され、I/O52を介して、CPU51に接続されている。
The
また、スポットライト制御回路66は、I/O52を介して、CPU51に接続されるとともに、スポットライト11と接続されている。そして、スポットライト制御回路66は、CPU51の命令に基づいて、スポットライト11の発光態様を制御する。
The
更に、CPU51には、1/10秒単位で計時可能な制御タイマー59が接続されている。この制御タイマー59は、後述する各種制御プログラムを実行する際に使用される計時装置である。本実施形態においては、特に、リズムゲームの実行開始と共に計時を開始し、リズムゲームにおける操作タイミングの正誤判定やタイミングマーカ45の表示の際に参照される。
Further, the
次に、本実施形態に係るリズムゲーム装置1のメイン制御プログラムについて、図面を参照しつつ、詳細に説明する。図14は、本実施形態に係るリズムゲーム装置1のメイン制御プログラムのフローチャートである。
尚、以下に図14乃至図17にフローチャートで示される各プログラムはリズムゲーム装置1が備えているROM53やRAM54に記憶されており、CPU51により実行される。
Next, the main control program of the
14 to 17 are stored in the
図14に示すように、先ず、S1において、CPU51は、カードセンサ64からの検出信号に基づいて、カード挿入口10にICカードが挿入されているか否かを判定する。
そして、ICカードが挿入されていると判定した場合(S1:YES)には、S2において、プレイヤからのデータ内容の確認要求を受けたか否かが判定される。一方、ICカードが挿入されていないと判定した場合(S1:NO)には、S4へと移行する。
As shown in FIG. 14, first, in S <b> 1, the
If it is determined that an IC card is inserted (S1: YES), it is determined in S2 whether or not a data content confirmation request has been received from the player. On the other hand, if it is determined that the IC card is not inserted (S1: NO), the process proceeds to S4.
ここで、本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、コインの投入前であって、ICカードがカード挿入口10に挿入された状態において、所定の操作(例えば、第4入力ボタン70Dと決定ボタン71の同時入力)を行うと、第1液晶ディスプレイ3に、ICカードに記録されたゲーム結果の一覧が表示される。これにより、プレイヤは、自己のゲーム結果の履歴を確認することが可能となる。
従って、S2の判定においては、操作部6からの操作信号に基づいて、所定の操作がされたか否かが判定される。所定の操作がなされたと判定された場合(S2:YES)には、カードリーダ・ライタ65によってICカードに内蔵されたICタグのデータを読み出し、その読み出したデータに基づいて第1液晶ディスプレイ3にゲーム結果の一覧を表示させる(S3)。
Here, in the
Therefore, in the determination of S2, it is determined whether or not a predetermined operation has been performed based on the operation signal from the
また、S4では、スタート受付処理が行われる。具体的にスタート受付処理では、コイン投入口9に対してコイン(100円硬貨等)が所定金額分(本実施形態では200円分)投入されたか否かを判定する。所定金額分のコインが投入されるまでの間は、デモプレイのゲーム画面、任意の楽曲のPV、宣伝広告、得点ランキングの一覧等からなるデモ画面などをディスプレイに表示するスタンバイ状態で待機する。
そして、所定金額分のコインが投入され、スタート受付処理(S4)終了すると、難易度選択処理(S5)に移行する。
In S4, a start acceptance process is performed. Specifically, in the start acceptance process, it is determined whether or not a coin (100 yen coin or the like) has been inserted into the coin insertion slot 9 by a predetermined amount (200 yen in this embodiment). Until a predetermined amount of coins is inserted, the apparatus stands by in a standby state in which a demo play game screen, a PV of an arbitrary music, a promotion screen, a demo screen including a list of score rankings, and the like are displayed on the display.
When a predetermined amount of coins is inserted and the start acceptance process (S4) ends, the process proceeds to a difficulty level selection process (S5).
難易度選択処理(S5)では、今回実行するリズムゲームの難易度を選択設定する処理が行われる。即ち、第1液晶ディスプレイ3に、難易度選択画面12を表示し、上述した難易度設定「LEVEL1」〜「LEVEL3」の難易度設定から、プレイヤが任意の設定を選択する処理が行われる。これにより、プレイヤは、3段階の難易度から任意の難易度を選択することができる。即ち、ゲームの選択の幅が広がり、多様なリズムゲームを遊技することができるので、プレイヤがゲームに飽きることがなくなる。
尚、難易度選択処理については、既に公知であるので、詳細な説明は省略する。
In the difficulty level selection process (S5), a process of selecting and setting the difficulty level of the rhythm game to be executed this time is performed. That is, the difficulty
The difficulty level selection process is already known and will not be described in detail.
続いて、S6においては、今回のリズムゲームに使用する楽曲を選択する楽曲選択処理が行われる。楽曲選択処理では、後述のようにHDD55の楽曲データ記憶領域56に記憶された楽曲データの種類に基づいて、第1液晶ディスプレイ3に曲選択画面15(図4(B)参照)を表示させ、今回のゲームで使用する楽曲を設定する。楽曲選択処理(S6)についても既に公知の処理であるので、詳細な説明は省略する。
Subsequently, in S6, a music selection process for selecting music to be used for the current rhythm game is performed. In the music selection process, the music selection screen 15 (see FIG. 4B) is displayed on the first
そして、楽曲選択処理(S6)により、今回のリズムゲームで使用される楽曲が決定されると、CPU51は、リズムゲーム実行処理(S7)を行う。リズムゲーム実行処理(S7)においては、楽曲選択処理(S6)で選択された楽曲を演奏すると共に、難易度選択処理(S5)で選択された難易度設定で、各入力ボタン70の入力結果に基づいて得点等が加算されるリズムゲームが行われる。そして、当該リズムゲームは、所定の終了条件を満たすまで継続して実行され、所定の終了条件を満たすと、リズムゲーム実行処理(S7)を終了し、S8に移行する。
尚、リズムゲーム実行処理(S7)については、後に図面を参照しつつ詳細に説明するので、ここでの詳細な説明は省略する。
And if the music used by this rhythm game is determined by music selection processing (S6), CPU51 will perform rhythm game execution processing (S7). In the rhythm game execution process (S7), the music selected in the music selection process (S6) is played, and the input result of each
Since the rhythm game execution process (S7) will be described in detail later with reference to the drawings, detailed description thereof is omitted here.
S8においては、リズムゲーム実行処理(S7)で実行されたゲーム結果に基づいて、第1液晶ディスプレイ3にゲーム結果画面30(図8参照)を表示するゲーム結果表示処理が行われる。ゲーム結果表示処理(S8)を終了した後、S9に移行する。
In S8, a game result display process for displaying the game result screen 30 (see FIG. 8) on the first
S9においては、CPU51は、カードセンサ64からの検出信号に基づいて、カード挿入口10にICカードが挿入されているか否かを判定する。そして、ICカードが挿入されていると判定した場合(S9:YES)には、RAM54に記憶されている今回のリズムゲームにおける成績(入力結果毎の総回数、獲得した得点(スコア))が、カードリーダ・ライタ65によって、それぞれICカードに内蔵されたICタグに書き込まれる(S10)。ICタグに成績に係るデータを書き込んだ後、メイン制御プログラムを終了する。
一方、ICカードが挿入されていないと判定した場合(S9:NO)には、そのまま当該メイン制御プログラムを終了する。
尚、S10で書き込まれたデータは、次回のゲーム時のデータ内容表示処理(S3)によって参照することが可能となる。
In S <b> 9, the
On the other hand, if it is determined that the IC card is not inserted (S9: NO), the main control program is terminated as it is.
The data written in S10 can be referred to by the data content display process (S3) at the next game.
次に、メイン制御プログラムを構成する各処理について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、メイン制御プログラムにおけるリズムゲーム実行処理(S7)で実行されるリズムゲーム実行処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図15、図16は、本実施形態に係るリズムゲーム実行処理プログラムのフローチャートである。
Next, each process constituting the main control program will be described in detail with reference to the drawings.
First, the rhythm game execution processing program executed in the rhythm game execution processing (S7) in the main control program will be described in detail with reference to the drawings. 15 and 16 are flowcharts of the rhythm game execution processing program according to the present embodiment.
難易度選択処理(S5)、楽曲選択処理(S6)により、リズムゲームに対する難易度と使用する楽曲が決定されると、リズムゲーム実行処理(S7)に移行し、選択された楽曲を用い、選択された難易度設定に基づくリズムゲームが実行される。
リズムゲーム実行処理(S7)に移行すると、先ず、S21において、CPU51は、当該リズムゲームの初期設定を実行すると共に、HDD55の楽曲データ記憶領域56の各記憶領域(図10参照)より、楽曲選択処理(S6)の選択結果に対応する楽曲データを読み出す。ここで、初期設定には、ボタンパターンの初期設定である「ボタンパターン(1)」の設定、タイミングマーカ45の表示開始タイミングを「第1表示開始タイミングデータ」に、レーンデータを「第1レーンデータ」に設定することが含まれる。
この時、歌詞データ記憶領域56Dに格納された歌詞データ及び識別マーカデータ記憶領域56Eに格納された識別マーカデータは、フレーズごとに分割してRAM54に一時的に記憶される。そして、RAM54に格納されている難易度設定(「LEVEL1」、「LEVEL2」、「LEVEL3」の何れか)を読み出し、今回のリズムゲームにおける難易度を設定する。
尚、本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、いずれの難易度設定の場合であっても、楽曲の第1ステージは「LEVEL1」の状態で開始されるものとする。即ち、いずれの楽曲であっても、第1ステージにおいては、上記初期設定により、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの3本のマーカ移動レーン42が表示される。そして、第1レーンデータに基づく表示開始位置に、第1表示開始タイミングデータに係る表示開始タイミングでタイミングマーカ45が表示され、ボタンパターンも各楽曲に共通するボタンパターン(例えば、図12のボタンパターン(1))で開始される。
When the difficulty level selection process (S5) and the music selection process (S6) determine the difficulty level for the rhythm game and the music to be used, the process proceeds to the rhythm game execution process (S7), and the selected music is used for selection. A rhythm game based on the set difficulty level is executed.
When the process proceeds to the rhythm game execution process (S7), first, in S21, the
At this time, the lyrics data stored in the lyrics
In the
次に、S22において、CPU51は、第1液晶ディスプレイ3にメインゲーム画面21(図5(B)、図7(B)参照)を表示させるべく、表示制御回路60に表示指令を送信する。尚、この時点においては、歌詞表示部22及びマーカ識別表示部23に、歌詞及び識別マーカ23Aは表示されておらず、得点表示部27の得点やスコアの表示も「0」となっている。更に、メインゲーム画面21に操作タイミング報知部40の表示は行われるものの、タイミングマーカ45は未だ表示されていない状態である。
Next, in S <b> 22, the
続いて、S23では、CPU51は、映像データ記憶領域56Aに記憶された映像データを読み出し、第2液晶ディスプレイ4におけるPV映像20の表示を開始する(図5(A)、図7(A)参照)。また、演奏データ記憶領域56Bに記憶された演奏データ、音声データ記憶領域56Cに記憶された音声データに基づき、スピーカ8を介して、伴奏の音楽の出力、音声の出力をそれぞれ行う。それにより、楽曲が演奏され、且つそれに合わせてPV映像20が再生されることとなる。
この時、演奏の開始と共に、制御タイマー59の計時が開始され、判定基準データ及びタイミングマーカデータに基づいて、操作タイミング報知部40上に、タイミングマーカ45の表示が開始される。このリズムゲーム実行中のメインゲーム画面21に係る表示制御については、図面を参照しつつ後に詳細に説明する。
Subsequently, in S23, the
At this time, the timing of the
次に、S24において、CPU51は、RAM54に格納されている歌詞データ、識別マーカデータの夫々1フレーズ分を取得する。そして、楽曲の演奏するテンポに合わせて、歌詞表示部22には対応する1フレーズ分の歌詞データを表示し、対応する1フレーズ分の識別マーカ23Aをマーカ識別表示部23に表示するべく、表示制御回路60に表示指令を送信する。
Next, in S24, the
その後、CPU51は、取得した1フレーズ分の識別マーカデータを構成する識別マーカ23Aの数、即ち、歌詞データの1フレーズが歌唱される期間内に存在するタイミングマーカ45の数yを算出し(S25)、RAM54に格納された任意の変数xに0を代入する(S26)。
ここで、任意の変数xは、1フレーズ分の楽曲が再生される期間内において、タイミングマーカ45に対する操作部6での入力判定に用いられる変数であり、一のタイミングマーカ45に対する入力判定が終了する毎に1ずつ加算される(S32)。従って、以下のS27〜S33において繰り返し行われる各入力判定処理においては、x=t(0≦t≦y−1)のとき、1フレーズの先頭からt+1番目に位置するタイミングマーカ45の入力判定が行われることとなる。
Thereafter, the
Here, an arbitrary variable x is a variable used for input determination at the
そして、S27では、CPU51は、入力ボタン70からの操作信号に基づいて、入力ボタン70の入力操作がなされたか否かを判定する。入力ボタン70の入力があったと判定された場合(S27:YES)には、制御タイマー59を参照し、当該入力ボタン70の操作タイミングを示す入力時期データをRAM54に格納する。その後、押下された入力ボタン70の種類(第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fの何れか)と、入力時期データを判定対象とし、判定基準データ記憶領域56Fに記憶された判定基準データと現在のボタンパターンに基づいて、入力ボタン70の入力に対する入力判定処理を行う(S28)。
In S <b> 27, the
ここで、上記入力判定処理(S28)で実行される入力判定処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図17は、入力判定処理プログラムのフローチャートである。
リズムゲーム実行処理(S7)において、入力判定処理(S28)に移行すると、CPU51は、先ず、入力された入力ボタン70の発光色を判定する入力ボタン判定処理(S51)を実行する。
入力ボタン判定処理(S51)においては、CPU51は、先ず、プレイヤが操作した入力ボタン70のボタンスイッチ159から送信されるスイッチ信号に基づいて、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fの内、何れの入力ボタン70が操作されたかを特定する。
そして、入力された入力ボタン70を特定すると、CPU51は、ボタンパターンデータ(図12参照)に基づいて、現在使用されているボタンパターン(例えば、「ボタンパターン(1)」)を取得し、当該ボタンパターンから入力された入力ボタン70が、「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色の内、いずれの色で発光しているのかを特定する。
Here, the input determination processing program executed in the input determination processing (S28) will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 17 is a flowchart of the input determination processing program.
In the rhythm game execution process (S7), when the process proceeds to the input determination process (S28), the
In the input button determination process (S51), first, the
When the
入力ボタン判定処理(S51)により、操作された入力ボタン70の発光色を特定した後、CPU51は、S52において、入力された入力ボタン70の発光色が判定基準データを構成する入力基準データに規定されているタイミングマーカ45の表示色と一致するか否かを判断する。これにより、正しい入力ボタンが入力されたか否かについての判断を行うことができる。即ち、CPU51は、操作された入力ボタン70の発光色と、判定基準データに規定されているタイミングマーカ45の表示色が同一色の場合には正しい入力ボタン70が操作されたと判断し、異なる色である場合には、誤った入力ボタン70が入力操作されたと判断する。
正しい入力ボタン70が入力された場合には(S52:YES)、S53に移行する。一方、誤った入力ボタン70が入力された場合には(S52:NO)、S54に移行し、RAM54に格納されているミス回数を読み出し、「1」を加算した後、再度格納する。ミス回数に1を加算した後(S54)、入力判定処理(S28)を終了し、リズムゲーム実行処理(S7)に復帰する。
After identifying the light emission color of the operated
When the
そして、S53では、CPU51は、タイミング基準データに基づいて、入力ボタン70の操作タイミングが正しいか否かの判断を行う。具体的には、CPU51は、RAM54に格納されている入力時期データと、タイミング基準データに規定される操作タイミングを読み出し、入力時期データと操作タイミングが一致しているか否かに基づいて、判断を行う。
入力ボタン70の入力操作が正しいタイミングで行われている場合には(S53:YES)、「入力結果:PERFECT」を入力判定結果として、RAM54に格納するとともに、当該入力結果の総回数に「1」を加算する(S56)。入力結果をRAM54に格納した後、入力判定処理(S28)を終了し、リズムゲーム実行処理(S7)に復帰する。一方、入力時期データと操作タイミングが一致せず、入力ボタン70の入力操作が正しいタイミングで実行されていないと判定された場合には(S53:NO)、「入力結果:GOOD」を入力判定結果としてRAM54に格納するとともに、当該入力結果の総回数に「1」を加算する(S55)。入力結果をRAM54に格納した後、入力判定処理(S28)を終了し、リズムゲーム実行処理(S7)に復帰する。
このように、入力ボタン70の入力に対する入力判定処理(S28)を行った後、S31へと移行する。
In S53, the
When the input operation of the
Thus, after performing the input determination process (S28) with respect to the input of the
ここで、再び図15に戻り、リズムゲーム実行処理プログラムについて説明する。S27において、入力ボタン70の入力がなかったと判定された場合(S27:NO)には、所定時間経過したか否かを制御タイマー59の情報に基づいて判定する(S29)。
尚、所定時間とは、判定基準データ記憶領域56Fに記憶されている判定基準データを構成するタイミング基準データに基づいて決定される時間であり、その直前の操作タイミングから当該操作タイミングまでの時間となる。例えば、図11の場合において、歌詞の1フレーズである「ありがとう」の「り」に係る所定時間は、その直前の操作タイミングである「あ」に係る操作タイミング(185.5(s))から、当該「り」に係る操作タイミング(186.5(s))までの時間となる。
そして、所定時間経過していないと判定した場合(S29:NO)には、S27の判定処理へと戻る。一方、所定時間経過していると判定した場合(S29:YES)には、当該歌詞に係る操作タイミングを経過し、その間、プレイヤによる入力ボタン70の入力が行われなかったこととなるので、操作タイミングを逸したものとして、RAM54に格納された今回のゲームにおけるミス回数に1を加算する(S30)。
Here, returning to FIG. 15 again, the rhythm game execution processing program will be described. If it is determined in S27 that the
The predetermined time is a time determined based on the timing reference data that constitutes the determination reference data stored in the determination reference
And when it determines with predetermined time not having passed (S29: NO), it returns to the determination process of S27. On the other hand, if it is determined that the predetermined time has passed (S29: YES), the operation timing related to the lyrics has passed, and during that time, the player has not input the
そして、S31では、入力判定処理(S28)の判定結果に基づいて、スコア算出処理が行われる。スコア算出処理(S31)では、RAM54に格納されている今回のゲームにおけるプレイヤの得点(スコア)が加算される。
In S31, a score calculation process is performed based on the determination result of the input determination process (S28). In the score calculation process (S31), the score (score) of the player in the current game stored in the
また、S32では、RAM54に格納された変数xを読み出して「+1」を加算し、再度格納する。続いて、S33では変数xの値がy−1に到達したか否か、即ち1フレーズの歌詞が再生される期間内のタイミングマーカ45全てに対する入力判定が終了したか否かが判定される。
変数xの値がy−1に到達していないと判定された場合(S33:NO)には、再度S27へと戻り、1フレーズを構成するタイミングマーカ45の内、次の順序に位置するタイミングマーカ45の入力判定が行われる。一方、変数xの値がy−1に到達したと判定された場合(S33:YES)には、1フレーズの歌詞が再生される期間内に存在するタイミングマーカ45全ての入力が完了したこととなるので、S34に移行する。
In S32, the variable x stored in the
When it is determined that the value of the variable x has not reached y−1 (S33: NO), the process returns to S27 again, and the timing positioned in the next order among the timing
そして、図16に示すように、S34においては、CPU51は、楽曲を構成する複数の曲番(通常、1曲は1〜3番で構成される)の内、いずれかの曲番にあたるステージに係るタイミングマーカ45に対する入力判定が終了したか否かを判定する。そして、1ステージ分の全てのタイミングマーカ45の入力判定が終了していないと判定された場合(S34:NO)には、S24へと戻り、次のフレーズの歌詞データ及び識別マーカデータをRAM54から取得し、当該フレーズに関する表示指令を表示制御回路60に送信する。これにより、次のフレーズの歌詞に対応する文字列が歌詞表示部22に表示され、次のフレーズに対応する識別マーカ23Aがマーカ識別表示部23に表示される。
一方、1ステージ分の全てのフレーズの入力判定が終了したと判定された場合(S34:YES)には、続けて全ステージ(楽曲の全曲)のタイミングマーカ45の入力判定が終了したか否かが判定される(S35)。
Then, as shown in FIG. 16, in S34, the
On the other hand, if it is determined that the input determination for all phrases for one stage has been completed (S34: YES), whether or not the input determination for the timing
そして、全ステージが終了したと判定された場合(S35:YES)には、リズムゲーム実行処理(S7)を終了し、メイン制御プログラムに戻る。一方、全ステージが終了していないと判定された場合(S35:NO)には、入力判定処理(S28)やS30で加算された現在までのプレイヤのミス回数が所定回数未満であるか否かが判定される(S36)。RAM54に格納されているプレイヤのミス回数が所定回数未満であると判定された場合(S36:YES)には、S37へと移行する。一方、プレイヤのミス回数が所定回数以上であると判定された場合(S36:NO)には、当該リズムゲーム実行処理(S7)を終了し、メイン制御プログラムに戻る。
このように、本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、再生される楽曲の曲番の数に合わせて複数のステージから構成されており、一のステージが終了した時点で次の曲番に係るステージを継続して行うためには遊技開始時からのミス回数が所定回数未満であることが条件となる(例えば、1番に該当する部分を遊技した後に2番を継続して行うためにはミス回数20回未満、2番に該当する部分を遊技した後に3番を継続して行うためには35回未満が条件となる)。
If it is determined that all stages have been completed (S35: YES), the rhythm game execution process (S7) is terminated and the process returns to the main control program. On the other hand, if it is determined that all the stages have not been completed (S35: NO), whether or not the number of mistakes of the player up to the present added in the input determination process (S28) or S30 is less than a predetermined number. Is determined (S36). If it is determined that the number of player mistakes stored in the
As described above, the
そして、S37では、CPU51は、RAM54より難易度設定データを読み出し、難易度設定「LEVEL1」であるか否かについての判断を行う。難易度設定「LEVEL1」の場合には(S37:YES)、レーン数変更処理(S39)に移行する。一方、難易度設定「LEVEL2」又は「LEVEL3」の場合には(S37:NO)、S38に移行し、表示期間変更処理をおこなう。
In S <b> 37, the
表示期間変更処理(S38)では、リズムゲームを実行する際に、表示開始タイミングデータの設定変更を行うことで、操作タイミング報知部40で表示されるタイミングマーカ45の表示期間を変更する処理である。即ち、1ステージにおける入力判定結果が好成績の場合(例えば、1ステージ中における「Perfect」の割合が50%以上)には、難易度設定「LEVEL1」の状態(即ち、第1表示開始タイミングデータに基づく表示開始タイミングでのリズムゲーム)から、表示期間の短い第2表示開始タイミングデータを用いる設定に変更する。CPU51は、表示期間変更処理(S38)を終了した後、S40に移行する。
これにより、1つのタイミングマーカ45が表示される期間がより短くなるので、プレイヤは、タイミングマーカ45の表示に即座に反応し、入力ボタン70の入力を行うことが要求される。
The display period changing process (S38) is a process for changing the display period of the
As a result, the period during which one
一方、難易度設定「LEVEL1」の場合(S37:YES)に移行するS39においては、所定の条件の満たしたか否かに基づいて、マーカ移動レーン42の本数を変更するレーン数変更処理が行われる。ここで、所定の条件とは、上述した表示期間変更処理(S38)と同様に、1ステージにおける入力判定結果の良否に基づく条件であり、好成績である場合(例えば、1ステージ中における「Perfect」の割合が50%以上)には、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの3本のマーカ移動レーン42が用いられる。一方、好成績をおさめることができなかった場合(例えば、1ステージ中における「Perfect」の割合が50%未満)には、第1マーカ移動レーン42Aを使用せず、第2マーカ移動レーン42B、第3マーカ移動レーン42Cの2本のマーカ移動レーン42を用いられる。
上記入力判定結果の良否に基づいて、次の1ステージにおけるマーカ移動レーン42の本数が決定されると、CPU51は、決定されたレーン数に対応するレーンデータ(第1レーンデータ、第2レーンデータ)を設定する。又、この時、CPU51は、表示制御回路60に対して、決定されたレーン数に係る信号を発信する。
これにより、レーン数変更処理の結果に対応する態様に、操作タイミング報知部40の表示態様が変更され、マーカ移動レーン42の本数が異なるリズムゲームを行うことができる。
On the other hand, in S39, which shifts to the difficulty level setting “LEVEL1” (S37: YES), a lane number changing process for changing the number of
When the number of
Thereby, the display mode of the operation
尚、上記レーン数変更処理(S39)を実行し、タイミングマーカ45が移動表示されるマーカ移動レーン42の本数が変更されることにより、プレイヤが視認しなければならないマーカ移動レーン42の本数を変更する。即ち、リズムゲームの難易度を調整することができる。つまり、レーン数変更処理(S39)を実行することで、難易度設定「LEVEL1」でのリズムゲームでも、好成績をおさめることができないプレイヤの場合には、プレイヤが視認しなければならないマーカ移動レーン42の本数を減らす。これにより、当該プレイヤは、第2マーカ移動レーン42B、第3マーカ移動レーン42Cの2本を視認することで、リズムゲームの進行に必要な情報を取得することができ、視認する必要がある場所が減少するので、所謂、初心者であっても、リズムゲームを楽しむことができる。
レーン数変更処理(S39)を終了すると、そのままS24へと戻り、次の曲番の最初の1フレーズに該当する歌詞データ及び識別マーカデータをRAM54から取得する。そして、取得した歌詞に対応する文字列を歌詞表示部22に表示し、歌詞に対応する識別マーカ23Aをマーカ識別表示部23に表示すべく、表示指令を表示制御回路60に送信する。その後、上述した処理と同様に次の曲番に対する入力判定処理を行う。
The number of
When the lane number changing process (S39) ends, the process returns to S24 as it is, and the lyric data and identification marker data corresponding to the first phrase of the next song number are acquired from the
そして、S40においては、CPU51は、現在実行されているリズムゲームが難易度設定「LEVEL3」であるか否かについての判断を行う。この時、CPU51は、RAM54に格納されている難易度設定データを読み出し、難易度設定が「LEVEL3」であるか否かを判断する。難易度設定「LEVEL3」でない場合には(S40:NO)、そのままS24へと戻る。一方、難易度設定「LEVEL3」である場合には(S40:YES)、S41に移行し、ボタン位置変更処理をおこなう。
In S <b> 40, the
ボタン位置変更処理(S41)では、各入力ボタン70(第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70F)の発光色及びボタンシンボル44の表示色の配色パターンを変更する処理が行われる。上述したように、ボタンパターンデータ記憶領域56Hには、複数パターンのボタンパターンが規定されているので(図12参照)、これら複数パターンの内からランダムにボタンパターンを選択する。これにより、各入力ボタン70の発光色及びボタンシンボル44の表示色の配色パターンが変更される(図25(A)、図25(B)参照)。
In the button position changing process (S41), a process of changing the color arrangement pattern of the emission color of each input button 70 (
ボタン位置変更処理(S41)によるボタンパターンの変更後は、そのままS24へと戻り、次の曲番の最初のフレーズに該当する歌詞データ及び識別マーカデータをRAM54から取得し、歌詞に対応する文字列を歌詞表示部22に表示すると共に、歌詞に対応する識別マーカ23Aをマーカ識別表示部23に表示する。そして、同様に入力判定処理を行う。
After the button pattern is changed by the button position changing process (S41), the process returns to S24 as it is, and the lyric data and the identification marker data corresponding to the first phrase of the next song number are obtained from the
次に、リズムゲーム実行処理(S7)の実行開始と共に開始され、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fに夫々配設されているフルカラーLED155の発光制御を行うLED発光制御プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図18は、LED発光制御プログラムのフローチャートである。
CPU51において、リズムゲーム実行処理(S7)が開始されると、発光制御回路62は、LED発光制御プログラムを実行する。
Next, an LED light emission control program that starts when the rhythm game execution process (S7) is started and performs light emission control of the
When the rhythm game execution process (S7) is started in the
先ず、リズムゲーム実行処理(S7)が開始されると、CPU51は、ボタンパターンデータ記憶領域56Hから初期設定である「ボタンパターン(1)」を読み出し、当該「ボタンパターン(1)」を発光制御回路62に送信する。
従って、S61においては、発光制御回路62は、当該「ボタンパターン(1)」に基づく配色で各入力ボタン70のフルカラーLED155を発光させる。即ち、この時には、第1入力ボタン70Aは「赤」、第2入力ボタン70Bは「橙」、第3入力ボタン70Cは「黄」、第4入力ボタン70Dは「青」、第5入力ボタン70Eは「緑」、第6入力ボタン70Fは「紫」に夫々フルカラーLED155を発光させる(図3参照)。
First, when the rhythm game execution process (S7) is started, the
Accordingly, in S61, the light
続いて、S62においては、リズムゲーム実行処理(S7)中のS29の処理に対応して所定時間経過したか否かの判断が行われる。即ち、タイミング基準データに規定されている操作タイミングを経過したか否かについての判断が行われる。
ここで、CPU51は、リズムゲーム実行処理(S7)のS29において、所定時間を経過したと判断した場合には(S29:YES)、リズムゲーム実行処理プログラムを続行すると共に、発光制御回路62に対して、「所定時間を経過した旨」を示す信号を送信する。これにより、上記S62において、発光制御回路62は、当該信号を受信したか否かに基づいて、所定時間を経過したか否かを判断する。
所定時間を経過し、操作タイミングとなっている場合には(S62:YES)、発光制御回路62は、入力基準データに対応する入力ボタン70、即ち、プレイヤが操作すべき入力ボタン70に配設されているフルカラーLED155を点滅発光する(S63)。そして、当該入力ボタン70のフルカラーLED155を点滅発光させた後、S64に移行する。一方、所定時間を経過しておらず、操作タイミングに至っていない場合には(S62:NO)、S62に戻り、操作タイミングが到来するまで、各入力ボタン70に配設されているフルカラーLED155を現在のボタンパターンに基づく発光色で継続して発光させる。
このS62の処理を行うことで、リズムゲーム実行中に操作タイミングが到来すると、当該操作タイミングにおいて操作すべき入力ボタン70のフルカラーLED155が点滅点灯される。この結果、プレイヤは、操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングを操作部6で視覚的に把握することができる。そして、手元を見ることが多い初心者のプレイヤに、正しい入力ボタンとその操作タイミングを報知することができるので、初心者であるプレイヤの技量を向上させることができる。
Subsequently, in S62, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed in correspondence with the process of S29 in the rhythm game execution process (S7). That is, it is determined whether or not the operation timing specified in the timing reference data has elapsed.
If the
If the predetermined time has elapsed and the operation timing has been reached (S62: YES), the light
By performing the process of S62, when the operation timing comes during execution of the rhythm game, the
そして、S64では、発光制御回路62は、ボタンパターンが変更されたか否かについての判断をおこなう。ここで、CPU51は、ボタン位置変更処理(S41)を実行し、ボタンパターンを変更した場合には、発光制御回路62に対して、変更後のボタンパターンを示すボタンパターン変更信号を送信する。従って、発光制御回路62は、このボタンパターン変更信号を受信したか否かに基づいて、S64における判断を行う。
ボタンパターンが変更された場合には(S64:YES)、ボタンパターン変更信号が示す変更後のボタンパターンに基づいて、各入力ボタン70に配設されているフルカラーLED155の発光色を変更する(S65)。これにより、図25(B)に示すように、各入力ボタン70の発光色が変更される。
リズムゲーム実行処理(S7)におけるボタン位置変更処理(S40)の結果に基づいて、フルカラーLED155の発光色を変更した後、S66に移行する。
一方、ボタンパターンが変更されていない場合には(S64:NO)、そのままS66に移行する。
In S64, the light
When the button pattern is changed (S64: YES), the light emission color of the
Based on the result of the button position change process (S40) in the rhythm game execution process (S7), after changing the emission color of the
On the other hand, if the button pattern has not been changed (S64: NO), the process proceeds to S66 as it is.
そして、S66においては、リズムゲームの1ゲーム(即ち、1曲分の楽曲)が終了したか否かについての判断が行われる。即ち、発光制御回路62は、CPU51においてリズムゲーム実行処理(S7)を終了し、ゲーム結果表示処理(S8)に移行したか否かに基づいて、S66に係る判断を行う。リズムゲーム実行処理(S7)を終了した場合には(S66:YES)、LED発光制御プログラムの実行を終了する。一方、リズムゲーム実行処理(S7)が継続して実行されている場合には(S66:NO)、再びS62に戻る。
In S66, a determination is made as to whether or not one game of the rhythm game (that is, one piece of music) has been completed. That is, the light
このように、リズムゲーム実行処理(S7)を実行している間、発光制御回路62においてLED発光制御プログラムを実行することにより、操作タイミングが到来した場合、当該操作タイミングにおいて操作すべき入力ボタン70のフルカラーLED155が点滅点灯するので、プレイヤに操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングを入力ボタン70からも報知することができる。更に、ボタン位置変更処理(S41)でボタンパターンが変更されると、変更後のボタンパターンに基づいてフルカラーLED155の発光色が変更されるので、ボタンパターンが変更されたことを各入力ボタン70の発光色からも認識することができる。
As described above, when the operation timing comes by executing the LED light emission control program in the light
続いて、上記リズムゲーム実行処理(S7)の実行開始と共に開始され、第1液晶ディスプレイ3におけるメインゲーム画面21の表示態様を制御するゲーム画面表示制御処理プログラムについて、図19、図20を参照しつつ詳細に説明する。図19、図20は、ゲーム画面表示制御プログラムのフローチャートである。
CPU51において、リズムゲーム実行処理(S7)が開始されると、それに伴い表示制御回路60は、ゲーム画面表示制御プログラムを実行する。
そして、リズムゲーム実行処理中のS22により、CPU51からタイミングマーカ45を除くメインゲーム画面21の表示指令が送信されると、表示制御回路60は、当該表示指令に基づいて、第1液晶ディスプレイ3に、上述したように、タイミングマーカ45を除くメインゲーム画面21の表示を行う(S71)。尚、この時点においては、各ボタンシンボル44は、初期設定である「ボタンパターン(1)」に係る配色で表示され、マーカ移動レーン42は、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの3本が表示される。
そして、S72においては、リズムゲーム実行処理中のS24の処理に対応し、上記S24で取得した1フレーズ分の歌詞データ及び識別マーカデータを、夫々、歌詞表示部22、マーカ識別表示部23に表示する。
Subsequently, a game screen display control processing program that starts when the rhythm game execution process (S7) starts and controls the display mode of the
When the rhythm game execution process (S7) is started in the
Then, when a display command for the
In S72, corresponding to the process of S24 during the rhythm game execution process, the lyrics data and the identification marker data for one phrase acquired in S24 are displayed on the
続いて、S73では、楽曲の1ステージに含まれるタイミングマーカ45の移動速度を決定するマーカ移動速度決定処理が行われる。
上述したように、タイミングマーカ45は、操作タイミング報知部40上における表示開始位置データに規定される表示開始位置から、所定の移動方向で対応するタイミングライン43に向かって移動表示され、操作タイミングの到来と共に、当該タイミングライン43に到達する。
Subsequently, in S73, a marker moving speed determination process for determining the moving speed of the
As described above, the
ここで、タイミングマーカ45は、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの何れかを楕円に沿って移動するので、いずれのマーカ移動レーン42を移動するかにより、移動距離が異なる。
また、操作タイミング報知部40には、入力ボタン70に対応して6本のタイミングライン43が存在し、ボタン位置変更処理(S41)が行われた結果、所定の操作タイミングで到達させるタイミングライン43が変更される。従って、或る所定の表示開始位置から一定の表示期間内に、タイミングマーカ45は、6本のタイミングライン43の内、何れか1本のタイミングライン43に到達する必要があるので、1/6周から6/6周までの6パターンの移動態様が存在することになる。
本実施形態においては、各マーカ移動レーン42に対して、6パターンのタイミングマーカ45の移動速度を設定した移動速度テーブルを形成し、これを参照することにより、どのような場合でも、所定の操作タイミングの到来と共に対応するタイミングライン43上に、タイミングマーカ45の表示を可能としている。
Here, since the
In addition, the operation
In this embodiment, a moving speed table in which the moving speeds of the six patterns of timing
ここで、この移動速度テーブルについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図21は、移動速度テーブルについての説明図である。
図21に示すように、1つの移動速度テーブルには、第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの夫々に対して6パターンの移動速度、即ち、18種類の移動速度が規定されている。そして、各移動速度は、所定の表示期間(表示開始タイミングから操作タイミングまで)の間に、移動するマーカ移動レーン42と、到達すべきタイミングライン43とにより定まる移動距離を移動可能な速度として規定されている。
尚、タイミングマーカ45の表示開始位置と、到達すべきタイミングライン43との間の距離を、「エリア」という概念を用いて表現する。この「エリア」という概念について説明すると、1つの「エリア」は、楕円形状をなす各マーカ移動レーン42を6等分するタイミングライン43に基づいて規定され、隣り合う2つのタイミングライン43間に存在する或る1つのマーカ移動レーン42を示す。即ち、或るマーカ移動レーン42は、6つの「エリア」で構成されることになる。そして、タイミングマーカ45が「3エリア」を移動する場合、タイミングマーカ45が或るマーカ移動レーン42上を半周移動することを示し、「6エリア」移動する場合には、タイミングマーカ45が或るマーカ移動レーン42上を1周移動することになる。
Here, the moving speed table will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 21 is an explanatory diagram of the moving speed table.
As shown in FIG. 21, in one moving speed table, six patterns of moving speeds, that is, 18 kinds of moving speeds are defined for each of the first
Note that the distance between the display start position of the
従って、マーカ移動速度決定処理(S73)では、タイミングマーカ45が表示されるマーカ移動レーンと、所定の表示期間内に移動表示される「エリア」の数に基づいて、移動速度テーブルを参照することで、タイミングマーカ45の移動速度を決定する。これにより、ボタン位置変更処理(S41)で到達すべきタイミングライン43が変更された場合であっても、所定の表示期間を確保することができる。
又、本実施形態においては、移動速度テーブルとして、「移動速度テーブル(A)」と「移動速度テーブル(B)」の2種類の移動速度テーブルが存在する。この点、「移動速度テーブル(A)」は、「第1表示開始タイミング」が設定されている場合に用いられる移動速度テーブルであり、「移動速度テーブル(B)」は、「第2表示開始タイミング」が設定されている場合に用いられる移動速度テーブルである。従って、「移動速度テーブル(A)」と、「移動速度テーブル(B)」は、タイミングマーカ45の表示期間が異なる条件下で用いられるので、各移動速度テーブルに規定されている「移動速度」は夫々相違する。
Therefore, in the marker moving speed determination process (S73), the moving speed table is referred to based on the marker moving lane in which the
In this embodiment, there are two types of movement speed tables, “movement speed table (A)” and “movement speed table (B)”, as movement speed tables. In this respect, “movement speed table (A)” is a movement speed table used when “first display start timing” is set, and “movement speed table (B)” is “second display start”. It is a moving speed table used when "timing" is set. Accordingly, the “moving speed table (A)” and the “moving speed table (B)” are used under the condition that the display period of the
これらの移動速度テーブルについて、図22に基づいて具体的に説明する。図22は、女性アーティストが歌唱する楽曲(b)における「ありがとう」の1フレーズにおける或るタイミングマーカ45の移動態様を示す説明図である。図22(A)は、「ボタンパターン(1)」における移動態様を示し、図22(B)は、「ボタンパターン(2)」における移動態様を示す。
These movement speed tables will be specifically described with reference to FIG. FIG. 22 is an explanatory diagram showing a movement mode of a
図11に示すように、この「ありがとう」の内、「あ」の文字には、第2タイミングマーカ45Gが関連付けられており、この第2タイミングマーカ45Gは、表示開始タイミングデータに規定された時期が到来すると、第3マーカ移動レーン42Cの第2タイミングライン43B上に表示される。
そして、表示された第2タイミングマーカ45Gは、第3マーカ移動レーン42C上を正方向に移動表示され、所定の操作タイミングの到来と共に、「緑」で表示されたボタンシンボル44から延びるタイミングライン43に到達する。
この時、図22(A)に示すように、「ボタンパターン(1)」でリズムゲームが実行されている場合には、所定の表示開始位置(第2タイミングライン43B)から、到達すべき第5タイミングライン43Eとの間に、「3エリア」が存在する。
一方、ボタン位置変更処理(S41)により「ボタンパターン(2)」に変更された場合(図22(B)参照)、当該第2タイミングマーカ45Gが操作タイミングの到来と共に、到達すべきタイミングライン43は、第5タイミングライン43Eから第1タイミングライン43Aに変更される。そうすると、「正方向」に移動する当該第2タイミングマーカ45Gの表示開始位置である「第2タイミングライン43B」と、所定の操作タイミングに到達すべき第1タイミングライン43Aとの間には、「5エリア」存在することになる。
As shown in FIG. 11, the
The displayed
At this time, as shown in FIG. 22 (A), when the rhythm game is being executed with the “button pattern (1)”, the first to be reached from the predetermined display start position (
On the other hand, when it is changed to “button pattern (2)” by the button position changing process (S41) (see FIG. 22B), the
また、「ありがとう」の「り」に係る第5タイミングマーカ45Oの場合、当該第5タイミングマーカ45Oは、第2マーカ移動レーン42Bの第3タイミングライン43Cに所定の表示開始タイミングで表示され、「橙」で表示されたボタンシンボル44から延びるタイミングライン43に向かって、「逆方向」に移動表示される。従って、「ボタンパターン(1)」の場合には、所定の操作タイミングが到来すると、第2タイミングライン43Bに表示され、「ボタンパターン(2)」の場合は、第2マーカ移動レーン42Bを逆方向に1周移動し、第3タイミングライン43Cに表示されることになる。即ち、表示開始タイミングから操作タイミングまでの期間で規定される所定の表示期間内に、「ボタンパターン(1)」の場合には「4エリア」、「ボタンパターン(2)」の場合は「6エリア」移動することになる。
Further, in the case of the fifth timing marker 45O related to “Thank you” “Ri”, the fifth timing marker 45O is displayed on the
このように、ボタン位置変更処理(S41)が行われることにより、所定の表示期間内に移動すべきエリアの数が変更されることになる。この点、操作タイミングの到来と共に表示されるタイミングライン43として、第1タイミングライン43A〜第6タイミングライン43Fの何れが設定されても、上述した移動速度テーブルに基づいて、最適なタイミングマーカ45の移動速度を設定することにより、タイミングマーカ45を、操作タイミングの到来と共に対応するタイミングライン43に到達するように表示することが可能となる。
As described above, the number of areas to be moved within a predetermined display period is changed by performing the button position changing process (S41). In this regard, regardless of which of the
つまり、マーカ移動速度決定処理(S73)においては、タイミングマーカデータ、判定基準データ及びボタンパターンデータに基づいて、移動速度テーブルを参照することで、当該タイミングマーカ45の移動態様に最適な移動速度を特定し、移動速度を設定する処理が行われる。
具体的に、上記「あ」に係る第2タイミングマーカ45Gを例として説明すると、図11に示すように、当該第2タイミングマーカ45Gの表示開始位置データには、「第3マーカ移動レーン42C」が規定されている。そして、現在設定されている「ボタンパターン」を参照し、入力基準データに基づき、「橙」で表示されているボタンシンボル44を特定する。ボタンシンボル44を特定することにより、操作タイミングが到来したときにタイミングマーカ45が表示されるべきタイミングライン43を特定することができる。
例えば、「ボタンパターン(1)」の場合、第2タイミングマーカ45Gの表示色である「緑」に対応するボタンシンボル44は、「ボタンパターン(1)」を参照することで、第5ボタンシンボル44Eと特定することができる。これにより、当該第2タイミングマーカ45Gが、操作タイミングの到来した時に到達すべきタイミングライン43は第5タイミングライン43Eと特定される。
従って、当該第2タイミングマーカ45Gは、表示開始位置データに規定されている「第2タイミングライン43B」から、移動方向データが示す「正方向」に、「第5タイミングライン43E」まで移動表示されることとなるので、「第2タイミングライン43B」から「第5タイミングライン43E」に通過するエリアの数は、「3エリア」となる。
このようにして、タイミングマーカ45が移動するマーカ移動レーン42と、移動に伴い通過するエリアの数を特定し、移動速度テーブルを参照することにより、「第3マーカ移動レーン42C」上に表示されたタイミングマーカ45を、所定の表示期間内に「3エリア」移動表示させるために最適な移動速度を設定することができる。この時、表示開始タイミングとして、第1表示開始タイミングが用いられている場合には、「移動速度テーブル(A)」を参照することで「移動速度(15)」が設定され、第2表示開始タイミングが用いられている場合には、「移動速度テーブル(B)」を参照し、「移動速度(O)」が設定される。
That is, in the marker moving speed determination process (S73), the moving speed optimal for the moving mode of the
Specifically, the
For example, in the case of “button pattern (1)”, the
Accordingly, the
In this way, the
一方、「ボタンパターン(2)」の場合には、第2タイミングマーカ45Gに対応する「緑」の表示色に係るボタンシンボル44は、第1ボタンシンボル44Aに変更されるので、対応するタイミングライン43は、第1タイミングライン43Aに変更される。そうすると、表示開始位置である「第2タイミングライン43B」から「正方向」で「第1タイミングライン43A」へ移動させると、「5エリア」を通過することになる。従って、この「ボタンパターン(2)」の場合には、「第3マーカ移動レーン42C」上に表示されたタイミングマーカ45を、所定の表示期間内に「5エリア」移動表示させるために最適な移動速度を設定することができる。つまり、表示開始タイミングとして、第1表示開始タイミングが用いられている場合には、「移動速度テーブル(A)」を参照することで「移動速度(17)」が設定され、第2表示開始タイミングが用いられている場合には、「移動速度テーブル(B)」を参照し、「移動速度(Q)」が設定される。
On the other hand, in the case of “button pattern (2)”, the
尚、「り」に係る第5タイミングマーカ45Oでは、「ボタンパターン(1)」に基づく配色パターンの場合、上述したようにして「第2マーカ移動レーン42B」、「4エリア」が特定される。この場合、「第1表示タイミング」であれば、「移動速度テーブル(A)」を参照して「移動速度(11)」が設定され、「第2表示タイミング」であれば「移動速度テーブル(B)」に基づいて「移動速度(K)」が設定される。
そして、「ボタンパターン(2)」に変更された場合には、上述したようにして「第2マーカ移動レーン42B」、「6エリア」が特定され、「第1表示タイミング」であれば、「移動速度(12)」が設定され、「第2表示タイミング」であれば「移動速度(L)」が設定される。
上述の2例に限らず、全てのタイミングマーカ45について、マーカ移動速度決定処理(S73)を行うことにより、ボタン位置変更処理(S41)により、どのようにボタンパターンが変更された場合にも対応することができる。
そして、上述した処理を楽曲の1ステージを構成する全てのタイミングマーカ45に対して行った後、設定された移動速度を夫々のタイミングマーカ45に関連付けて、RAM54に格納する。1ステージ分のタイミングマーカ45全てに対する移動速度を設定した後、S74に移行する。
In the fifth timing marker 45O related to “RI”, in the case of the color arrangement pattern based on “button pattern (1)”, “second
When the button pattern is changed to “button pattern (2)”, “second
Not only the above two examples, but also a case where the button pattern is changed by the button position changing process (S41) by performing the marker moving speed determining process (S73) for all the
And after performing the process mentioned above with respect to all the
S74においては、表示制御回路60は、制御タイマー59の値と、設定されている表示開始タイミングデータに基づいて、表示開始タイミングが到来したか否かについての判断を行う。表示開始タイミングが到来している場合には(S74:YES)、当該タイミングマーカ45に対する表示開始位置データに基づく表示開始位置に、当該タイミングマーカ45を表示する(S75)。表示開始タイミングが到来したタイミングマーカ45を表示開始位置に表示した後、S76に移行する。一方、表示開始タイミングが到来していない場合には(S74:NO)、そのままS76に移行する。
In S74, the
S76では、表示制御回路60は、現在、操作タイミング報知部40上に表示されているタイミングマーカ45の全てを、夫々に設定された移動速度に基づく移動表示を行う。従って、このS76においては、既に操作タイミング報知部40上に表示されているタイミングマーカ45の移動表示を行うと共に、S75において、表示開始されたタイミングマーカ45についても、設定された移動速度に基づく移動表示を行う。
In S <b> 76, the
次に、S77においては、タイミング基準データに規定された操作タイミングが到来したか否かについての判断が行われる。即ち、操作タイミング報知部40上に表示されているタイミングマーカ45の中で、タイミング基準データに規定された操作タイミングが到来したものがあるか否かについての判断が行われる。
この時、表示制御回路60は、リズムゲーム実行処理(S7)のS29において、CPU51から「所定時間を経過した旨」を示す信号が送信されたか否かに基づいて、上記判断を行う。操作タイミングが到来している場合には(S77:YES)、タイミング報知表示処理(S78)に移行する。一方、操作タイミングが到来していない場合には(S77:NO)、そのままS74に戻り、処理を繰り返す。
Next, in S77, a determination is made as to whether or not the operation timing specified in the timing reference data has arrived. That is, a determination is made as to whether or not there is any
At this time, the
操作タイミングが到来した場合(S77:YES)に移行するタイミング報知表示処理(S78)では、表示制御回路60は、操作タイミングが到来し、規定されたタイミングライン43に到達したタイミングマーカ45を操作タイミング報知部40上から消去すると共に、当該タイミングマーカ45に関連付けられているボタンシンボル44の点滅表示を行う。これにより、プレイヤに対して、当該タイミングマーカ45に対して、操作すべき入力ボタン70と、当該入力ボタン70の正しい操作タイミングを報知することができる。即ち、入力ボタン70の発光態様のみではなく、メインゲーム画面21からも、正しい入力ボタン70とその操作タイミングを報知することができる。タイミング報知表示処理(S78)を終了すると、S79に移行する。
In the timing notification display process (S78) that shifts to the case where the operation timing has arrived (S77: YES), the
S79においては、表示制御回路60は、リズムゲーム実行処理(S7)中のS33の処理に連動して、当該楽曲の1フレーズが終了したか否かについての判断を行う。1フレーズ分の楽曲の演奏が終了している場合(S79:YES)、RAM54に格納されている次の1フレーズ分の歌詞データ、識別マーカデータに基づいて、歌詞表示部22、マーカ識別表示部23に、次のフレーズに係る歌詞及び識別マーカ23Aを表示する(S80)。
一方、1フレーズ分の楽曲の演奏が終了していない場合には(S79:NO)、そのままS74に戻り、処理を繰り返す。
In S79, the
On the other hand, when the performance of the music for one phrase is not completed (S79: NO), the process returns to S74 as it is and the process is repeated.
次の1フレーズに係る歌詞、識別マーカ23Aを歌詞表示部22、マーカ識別表示部23に表示した後、表示制御回路60は、S81において、1ステージ分の楽曲の演奏が終了した否かについて、リズムゲーム実行処理中のS34の処理に連動して判断する。
1ステージ分の楽曲の演奏が終了している場合には(S81:YES)、S82に移行する。一方、1ステージ分の楽曲が未だ演奏中の場合(S81:NO)、S74に戻り、上述の処理を繰り返す。
After displaying the lyrics relating to the next one phrase and the
When the performance of the music for one stage has been completed (S81: YES), the process proceeds to S82. On the other hand, when the music for one stage is still being played (S81: NO), the process returns to S74 and the above-described processing is repeated.
S82では、リズムゲーム実行処理(S7)中のS35、S36の判断結果に連動して、リズムゲームの終了であるか否かについての判断を行う。即ち、楽曲の全曲が終了した場合(S35:YES)若しくはステージ終了時におけるミス回数が所定回数以上である場合(S36:NO)の何れかに該当したか否かに基づいて、当該判断が行われる。
リズムゲームを終了する場合には(S82:YES)、ゲーム画面表示制御処理を終了する。尚、この後はゲーム結果表示処理(S8)が行われるので、表示制御回路60は、ゲーム結果画面30(図8参照)を表示すべく表示制御を行うが、この表示制御についての詳細な説明は省略する。
In S82, it is determined whether or not the rhythm game is over in conjunction with the determination results in S35 and S36 during the rhythm game execution process (S7). In other words, the determination is made based on whether or not all the songs in the music have been completed (S35: YES) or the number of mistakes at the end of the stage is equal to or greater than a predetermined number (S36: NO). Is called.
When the rhythm game is to be ended (S82: YES), the game screen display control process is ended. Since the game result display process (S8) is performed thereafter, the
リズムゲームが継続される場合には(S82:NO)、表示制御回路60は、レーン数変更処理(S39)により、マーカ移動レーン42の数が変更されたか否かについての判断を行う(S83)。レーン数変更処理が行われた場合(S83:YES)、表示制御回路60は、変更後のレーン数に合わせて、第1マーカ移動レーン42Aの表示態様を変更する。即ち、レーン数が3となった場合には、図5(B)のように操作タイミング報知部40を表示し、レーン数が2に変更された場合には、図23に示すように、第1マーカ移動レーン42Aを黒色で表示した態様で、操作タイミング報知部40を表示する。第1マーカ移動レーン42Aの表示態様を変更した後は、そのまま、S73に戻る。そして、次の1ステージ分のタイミングマーカ45についての移動速度を決定するマーカ移動速度決定処理を行い、上述した処理を繰り返す。
このように、レーン数変更処理(S39)に対応して、操作タイミング報知部40の表示態様を変更することにより、プレイヤにレーン数の変化を報知することができる。
一方、レーン数が変更されなかった場合には(S83:NO)、表示制御回路60は、S85に移行する。
When the rhythm game is continued (S82: NO), the
Thus, by changing the display mode of the operation
On the other hand, when the number of lanes is not changed (S83: NO), the
S85では、表示制御回路60は、リズムゲーム実行処理中のS41の処理に連動して、ボタンパターンが変更されたか否かについての判断を行う(S85)。ボタンパターンが変更されなかった場合には(S85:NO)、そのまま、S73に戻り、次の1ステージ分のタイミングマーカ45についての移動速度を決定するマーカ移動速度決定処理を行い、上述した処理を繰り返す。
ボタンパターンが変更された場合には(S85:YES)、表示制御回路60は、変更されたボタンパターンに基づいて、各ボタンシンボル44の表示色を変更する(S86)。例えば、ボタンパターンが変更された場合には、例えば、図7(B)に示す表示態様から、図25(A)に示す表示態様に変更される。この処理を行うことにより、プレイヤにボタンパターンが変更されたことをメインゲーム画面21上で報知することができ、変更後においても、変更前と同様にリズムゲームを実行することが可能となる。
そして、メインゲーム画面21における各ボタンシンボル44の表示色を変更した後(S86)、表示制御回路60は、マーカ移動速度決定処理(S73)に再び戻る。この時、マーカ移動速度決定処理(S73)においては、変更後のボタンパターンに基づいて、1ステージ分のタイミングマーカ45に係る移動速度が決定される。上述したように、ボタンパターンが変更された場合であっても、その前後で表示期間が変動することはなく、入力すべき入力ボタン70の位置のみが異なるリズムゲームをプレイヤに提供することが可能となる。
In S85, the
When the button pattern is changed (S85: YES), the
Then, after changing the display color of each
上述したように、リズムゲーム実行処理(S7)と共に、LED発光制御処理、ゲーム画面表示制御処理を行うことにより、メインゲーム画面21の表示態様や各入力ボタン70の発光態様が制御される。
ここで、表示期間変更処理(S38)、レーン数変更処理(S39)、ボタン位置変更処理(S41)が実行された場合のメインゲーム画面21の表示態様や各入力ボタン70の発光態様について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
As described above, by performing the LED light emission control process and the game screen display control process together with the rhythm game execution process (S7), the display mode of the
Here, the display mode of the
先ず、レーン数変更処理(S39)が実行され、マーカ移動レーン42の数が変更された場合のメインゲーム画面21について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図23は、女性アーティストが歌唱する楽曲(b)を用いてリズムゲームを実行し、レーン数変更処理(S39)により、レーン数が2に変更された場合の第1液晶ディスプレイ3の表示態様を示す説明図である。
上述した図7(B)と、図23を比較するとわかるように、レーン数変更処理によりレーン数が2と変更されると、第1マーカ移動レーン42Aは黒色で表示される。これにより、第1マーカ移動レーン42A上をタイミングマーカ45が移動表示されなくなったことを報知することができる。
また、レーン数変更処理(S39)を実行すると、表示開始位置データにおけるレーンデータが「第1レーンデータ」と「第2レーンデータ」の間で設定変更される。これにより、レーン数が「3」の場合に、第1マーカ移動レーン42Aに表示されていたタイミングマーカ45は、第2マーカ移動レーン42B又は第3マーカ移動レーン42Cの何れかに表示される。例えば、図7(B)においては、第1マーカ移動レーン42A上に、「と」に係る第3タイミングマーカ45Bが表示されているが、これと同時期を示す図23においては、当該第3タイミングマーカ45Bは、第2マーカ移動レーン42B上に表示される。これにより、レーン数が変更された場合であっても、プレイヤが入力ボタンを操作する回数が変わることがないので、レーン数変更処理が行われた場合であっても充分にリズムゲームを楽しむことができる。
First, the
As can be seen by comparing FIG. 7B described above with FIG. 23, when the number of lanes is changed to 2 by the lane number changing process, the first
When the lane number changing process (S39) is executed, the lane data in the display start position data is changed between “first lane data” and “second lane data”. Thereby, when the number of lanes is “3”, the
次に、表示期間変更処理(S38)が行われた場合と、初期状態の場合のメインゲーム画面21について図面を参照しつつ比較する。
ここで、上述した図7は、女性アーティストが歌唱する楽曲(b)を、第1表示開始タイミングデータを用いて、リズムゲームを行っている場合の第1液晶ディスプレイ3、第2液晶ディスプレイ4の表示態様を示した図である。一方、図24は、第2表示開始タイミングデータが用いられている点を除き、図7と同様の状態でリズムゲームを行った場合のメインゲーム画面21である。尚、これら、図7及び図24においては、楽曲の進行度合も全く同じである。
Next, the
Here, in FIG. 7 described above, the music (b) sung by the female artist is displayed on the first
図7(B)と図24を比較するとわかるように、楽曲の進行度合も全く同じであるにもかかわらず、操作タイミング報知部40の表示態様が異なることがわかる。ゲーム画面表示制御処理において、タイミングマーカ45の表示開始は、設定されている表示開始タイミングデータに基づいて行われるので、表示開始タイミングが早い第1表示開始タイミングデータを用いている図7(B)の場合には、操作タイミング報知部40内に多くのタイミングマーカ45が表示される。一方、より遅い表示開始タイミングが規定されている第2表示開始タイミングを用いる場合(図24参照)、操作タイミング報知部40に表示されるタイミングマーカ45の数が少なくなっている。具体的には、ありがとう」の歌詞のうち、図7(B)の場合では、「と」に係る第5タイミングマーカ45Oが表示されているが、第2表示開始タイミングデータを用いている図24の場合には「と」に係る第5タイミングマーカ45Oは未だ表示されていない。
このように、第2表示期間データが用いられた場合には、より短い期間でタイミングマーカ45が示す操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングを把握し、適切な操作タイミングで操作しなければならないので、より高度なリズムゲームを提供することができる。この結果、リズムゲーム装置1でのリズムゲームに慣れたプレイヤであっても、新鮮味を持って遊技することができる。
As can be seen from a comparison between FIG. 7B and FIG. 24, it can be seen that the display mode of the operation
As described above, when the second display period data is used, the
続いて、ボタン位置変更処理(S41)の前後におけるメインゲーム画面21の表示態様と、各入力ボタン70の発光態様について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
ここでは、楽曲(b)を用いてリズムゲームを実行した際に、ボタン位置変更処理(S41)により、初期設定である「ボタンパターン(1)」から「ボタンパターン(2)」に変更された場合を例として、上記ボタン位置変更処理(S41)について具体的に説明する。
初期設定である「ボタンパターン(1)」(図12参照)でリズムゲームを実行している場合には、LED発光制御処理のS51により、第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fは、夫々「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色の内何れか1色の発光色で発光している(図3参照)。具体的には、第1入力ボタン70Aは「赤」、第2入力ボタン70Bは「橙」、第3入力ボタン70Cは「黄」、第4入力ボタン70Dは「青」、第5入力ボタン70Eは「緑」、第6入力ボタン70Fは「紫」で、それぞれ発光する。
この時、ゲーム画面表示制御処理により、操作タイミング報知部40を構成するボタンシンボル44は、対応する入力ボタン70の発光色に連動し、当該発光色と同一の表示色で表示される。この場合、第1ボタンシンボル44A〜第6ボタンシンボル44Fは、順に「赤」、「橙」、「黄」、「青」、「緑」、「紫」で、夫々表示される(図25(A)参照)。
Next, the display mode of the
Here, when the rhythm game is executed using the music (b), the button setting change process (S41) has changed the initial setting “button pattern (1)” to “button pattern (2)”. As an example, the button position changing process (S41) will be specifically described.
When the rhythm game is executed with the “button pattern (1)” (see FIG. 12) which is the initial setting, the
At this time, by the game screen display control process, the
このような状況下でリズムゲームが実行され、ボタン位置変更処理(S41)により「ボタンパターン(2)」(図12参照)に変更されると、LED発光制御処理のS65により、各入力ボタン70の発光色が「ボタンパターン(2)」に基づいて変更される。即ち、第1入力ボタン70Aは「赤」から「緑」、第2入力ボタン70Bは「橙」から「紫」、第3入力ボタン70Cは「黄」から「橙」、第4入力ボタン70Dは「青」から「黄」、第5入力ボタン70Eは「緑」から「青」、第6入力ボタン70Fは「紫」から「赤」にそれぞれ発光色が変更される(図25(B)参照)。
これに連動して、ゲーム画面表示制御処理のS86により、各ボタンシンボル44の表示色も変更され、第1ボタンシンボル44A〜第6ボタンシンボル44Fは、順に「緑」、「紫」、「橙」、「黄」、「青」、「赤」で、夫々表示される。
Under such circumstances, when the rhythm game is executed and changed to “button pattern (2)” (see FIG. 12) by the button position changing process (S41), each
In conjunction with this, the display color of each
このように、各入力ボタンの発光色が変更されることにより、タイミングマーカ45に対して操作すべき入力ボタン70の位置が変更されることになる。例えば、上述した例の場合、ボタン位置変更処理(S41)以前では、「青」で表示される第3タイミングマーカ45Bに対して操作すべき入力ボタン70は第4入力ボタン70Dであったが、ボタン位置変更処理(S41)でボタンパターンが変更されると、「青」で表示される第3タイミングマーカ45Bが示す入力ボタン70は第5入力ボタン70Eとなる。
これに伴い、所定の表示開始位置から移動表示が行われる第3タイミングマーカ45Bが、操作タイミングの到来に基づいて到達するタイミングライン43は、第4タイミングライン43Dから、第5タイミングライン43Eに変更されることになる。
このように、タイミングマーカ45と、入力すべき入力ボタン70の位置が変更されるので、ステージ毎に新たな態様でリズムゲームを行うことができる。即ち、ある程度、当該リズムゲームに慣れたプレイヤであっても、ボタンパターンの変更に即座に対応する順応性が要求されるので、より高度であり、かつ新鮮味の溢れたリズムゲームを提供することができる。
In this way, the position of the
Accordingly, the
As described above, since the positions of the
尚、このように、ボタンパターンが変更され、操作タイミングの到来に伴ってタイミングマーカ45が到達するタイミングライン43が変更された場合においても、操作タイミングは常に同一の操作タイミングとなる。
In this way, even when the button pattern is changed and the
以上、説明したように、本実施形態に係るリズムゲーム装置1では、リズムゲーム実行時には、メインゲーム画面21に操作タイミング報知部40が表示される。当該操作タイミング報知部40におけるタイミングマーカ45(第1タイミングマーカ45R〜第6タイミングマーカ45P)の移動表示に基づいて、各タイミングマーカ45に対応する入力ボタン70(第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70F)の操作タイミングに合わせた操作を行うことでリズムゲームが進行される。
この時、操作タイミング報知部40に表示されるタイミングマーカ45は、楕円形状に形成された第1マーカ移動レーン42A〜第3マーカ移動レーン42Cの何れかに表示され、楕円形状をなすマーカ移動レーン42上を周回移動する。タイミングマーカ45の周回移動は、表示されるマーカ移動レーン42と、当該タイミングマーカ45が移動表示されるエリアの数に基づき決定される移動速度で、移動方向データに規定されている移動方向(正方向、逆方向)で行われ、当該タイミングマーカ45に対応するタイミングライン43に向かう。そして、タイミング基準データに規定されている操作タイミングの到来と共に、対応するタイミングライン43に到達するように表示される。
これにより、操作タイミング報知部40上には、複数のマーカ移動レーン42上を周回移動するタイミングマーカ45が混在することになり、バリエーションに溢れた表示態様となる。即ち、タイミングマーカ45と、タイミングライン43により、入力すべき入力ボタン70と、当該入力ボタン70の操作タイミングの報知態様が、一箇所から一箇所へ向かって一方向に移動表示することで操作時期を報知する従来の態様とは大きく異なることとなるので、新たな興趣を味わうことができるリズムゲームを提供することができる。
As described above, in the
At this time, the
Thereby, on the operation timing alerting | reporting
また、リズムゲーム実行時には、操作タイミングの到来とともに、タイミングマーカ45を対応するタイミングライン43に到達させるように表示するが、この時、当該タイミングライン43の一端に位置するボタンシンボル44を点滅表示することにより、操作すべき入力ボタンと、操作タイミングの到来をプレイヤに報知する。更に、これと同時に、当該ボタンシンボル44に対応する入力ボタン70(当該タイミングマーカ45に基づいて操作すべき入力ボタン70)では、内部に配設されているフルカラーLED155を点滅点灯させ、操作すべき入力ボタンと、操作タイミングの到来をプレイヤに報知する。
これにより、第1液晶ディスプレイ3と操作部6の2箇所で、操作すべき入力ボタン70と、その操作タイミングがプレイヤに報知されるので、正しい操作を確実にプレイヤに把握させることができる。
When the rhythm game is executed, the
Thereby, since the
更に、1ステージにおける成績に応じて、ボタンパターンが変更され、これに伴い、当該タイミングマーカ45の移動速度が変更される。これにより、ボタンパターンの変更により、タイミングマーカ45が移動する速度が変更されるので、リズムゲームに慣れたプレイヤであっても、新たな態様でのリズムゲームを行うことができる。
そして、1ステージにおける成績に応じて、表示開始タイミングデータを変更することにより、タイミングマーカ45が操作タイミング報知部40上に表示されている期間を変更することができる。これにより、プレイヤがタイミングマーカ45から操作すべき入力ボタン70とその操作タイミングに係る情報を取得できる期間を変更することができ、リズムゲームの難易度を変更することができる。例えば、表示期間を長期間とすれば、初心者でも、当該リズムゲームに係る興趣を味わうことが可能となるし、表示期間を短期間とすれば、上級者でもリズムゲームに係る興趣を味わうことができる。即ち、幅広いプレイヤが当該リズムゲームに係る興趣を味わうことが可能となる。
Further, the button pattern is changed according to the result in one stage, and accordingly, the moving speed of the
And the period when the
又、1ステージ毎の成績に応じて、「LEVEL1」でリズムゲームを実行した場合には、1ステージにおける成績に基づいて、タイミングマーカ45が移動表示されるマーカ移動レーン42の数を増減することができる。マーカ移動レーン42の数を増減させることにより、プレイヤが視認すべき場所の数を増減することができるので、リズムゲームの難易度を変更することができる。この点、1ステージにおいて、良好な成績をおさめることができない初心者に対しては、マーカ移動レーン42の数を2本にすることにより、より簡単に楽しむことができる難易度とすることができる。この結果、初心者でも充分に楽しむことができるリズムゲームを提供することができる。
When the rhythm game is executed with “
また、歌詞の発音時期に対応して、入力ボタン70の操作タイミングが規定され、当該操作タイミングに応じて、タイミングマーカ45の表示が行われる。これにより、歌詞の発音という非常にわかりやすい操作タイミングで入力ボタン70の操作を行うことができる。即ち、操作タイミングの把握がしやすいので、初心者でも充分にリズムゲームを楽しむことができる。
この点、歌詞表示部22、マーカ識別表示部23において、1フレーズ分の歌詞とそれに対応する識別マーカ23Aの表示も行われ、更に、タイミングマーカ45の文字表示部46で当該タイミングマーカ45に関連付けられている歌詞の文字が表示される。即ち、どのタイミングマーカ45がどの歌詞に関連付けられているのかといった情報や、演奏中の1フレーズにおけるタイミングマーカと歌詞との対応関係が表示されるので、これらの情報から入力ボタン70の操作タイミングや操作手順を把握することができる。従って、初心者でも充分にリズムゲームを楽しむことができる。
Further, the operation timing of the
In this regard, the
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態では、1ステージ毎の入力結果に基づいて、表示期間変更処理(S38)、レーン数変更処理(S39)、ボタン位置変更処理(S41)の実行を決定していたが、このタイミングに限定するものではなく、入力結果に応じて適宜、上記処理を実行する構成とすることも可能である。また、表示期間変更処理(S38)、レーン数変更処理(S39)、ボタン位置変更処理(S41)の実行の条件として、1ステージ中の入力結果を用いていたが、これに限定するものではない。例えば、ゲーム中に付与されるアイテムの有無を条件としても良いし、ICカードに記録されている履歴(例えば、リズムゲームを遊んだ回数)等を用いる構成としてもよい。
又、本実施形態においては、入力ボタン70を第1入力ボタン70A〜第6入力ボタン70Fの6つとして説明していたが、これに限定するものではなく、複数個であれば数の大小は問わない。例えば、8つの入力ボタンを設ける構成としても良いし、3つの入力ボタンを備える構成としてもよい。
この場合には、ボタンシンボル44、タイミングライン43の数及びタイミングマーカ45の種類等は、それに対応する数に適宜変更されることはいうまでもない。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning.
For example, in the present embodiment, execution of the display period changing process (S38), the lane number changing process (S39), and the button position changing process (S41) is determined based on the input result for each stage. The present invention is not limited to the timing, and it is possible to adopt a configuration in which the above processing is executed as appropriate according to the input result. Further, although the input result in one stage is used as a condition for executing the display period changing process (S38), the lane number changing process (S39), and the button position changing process (S41), the present invention is not limited to this. . For example, the presence or absence of items given during the game may be used as a condition, or a history recorded on an IC card (for example, the number of times a rhythm game has been played) may be used.
In the present embodiment, the
In this case, it goes without saying that the
更に、本実施形態においては、歌詞表示部22とマーカ識別表示部23を個別に設け、歌詞の文字の位置と対応する識別マーカ23Aの位置を左右方向に一致させることで、これらの関連性をプレイヤに報知したが、歌詞表示部に表示する文字の態様により、これらの関連性を報知する構成としてもよい。例えば、歌詞表示部22に表示される文字色を夫々、対応する入力ボタン70の発光色(「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色)に合わせることで、上記関連性を報知する態様としてもよい。
Furthermore, in the present embodiment, the
そして、本実施形態においては、タイミングマーカ45を円形とし、その円形内部の表示職で操作すべき入力ボタン70を示し、その内部の文字表示部46に表示される文字により、対応付けられている歌詞の一文字を報知したが、タイミングマーカ45自体を文字で表現することで関連付けられている歌詞の一文字を報知し、文字色により入力すべき入力ボタン70を報知する構成としても良い。
In the present embodiment, the
更に、本実施形態においては、各入力ボタン70は、上記「赤」、「黄」、「青」、「緑」、「橙」、「紫」の6色で発光させるのみであったが、当該入力ボタン70に対応付けられるタイミングマーカ45に基づいて、関連付けられている歌詞の一文字を特定し、これを入力ボタン70において報知するように構成してもよい。
例えば、ボタンカバー部材153内部に小型の液晶ディスプレイを設け、これに該当する文字を表示することで、プレイヤに当該文字の発音タイミングがその入力ボタン70の操作タイミングであることを報知することができる。この場合には、入力ボタン70内部にフルカラーLED155を配設せずに、当該小型液晶ディスプレイで文字を表示すると共に、当該文字の背景色により、上記6色を表示するように構成することもできる。
Furthermore, in the present embodiment, each
For example, by providing a small liquid crystal display inside the
1 リズムゲーム装置
3 第1液晶ディスプレイ
8 スピーカ
42 マーカ移動レーン
42A 第1マーカ移動レーン
42B 第2マーカ移動レーン
42C 第3マーカ移動レーン
43 タイミングライン
45 タイミングマーカ
51 CPU
55 HDD
60 表示制御回路
61 音制御回路
62 発光制御回路
70 入力ボタン
155 フルカラーLED
DESCRIPTION OF
55 HDD
60
Claims (5)
楽曲データと、前記楽曲データの示す楽曲に対する前記各操作部材の操作時期を示す操作基準データを記憶する記憶手段と、
前記楽曲データに基づき当該楽曲を演奏する演奏手段と、
前記操作基準データに基づき、各操作部材の操作時期を報知するタイミングマーカが前記楽曲の演奏の進行に伴い表示される表示手段と、
前記タイミングマーカが示す操作時期と、プレイヤによる操作部材の操作に基づいて、操作の良否を判定する入力判定手段と、
前記演奏手段による楽曲の演奏に伴い、所定の操作時期に操作部材を操作することで進行する音楽演出ゲームに係る制御を行う制御手段と、を有する音楽演出ゲーム装置であって、
前記表示手段は、
前記複数の操作部材にそれぞれ対応し、移動表示可能なタイミングマーカと、
前記タイミングマーカが周回移動されるマーカ移動レーンを複数有するマーカ移動表示領域と、
移動表示されたタイミングマーカが到達することで当該タイミングマーカが対応する操作部材の操作時期を報知する複数のタイミング報知領域と、を表示し、
前記制御手段は、
前記タイミングマーカを、マーカ移動レーン内でタイミング報知領域に向かって周回移動表示させ、前記判定基準データの示す操作時期の到来と共に、所定のタイミング報知領域に到達させることを特徴とする音楽演出ゲーム装置。 A plurality of operation members that the player operates;
Storage means for storing music data and operation reference data indicating the operation timing of each operation member for the music indicated by the music data;
Performance means for playing the music based on the music data;
Based on the operation reference data, a display means for displaying a timing marker for notifying the operation timing of each operation member as the music plays,
Input determination means for determining whether the operation is good or not based on the operation time indicated by the timing marker and the operation of the operation member by the player;
Control means for performing control related to a music effect game that progresses by operating an operation member at a predetermined operation timing in accordance with the performance of the music by the performance means,
The display means includes
A timing marker corresponding to each of the plurality of operation members and capable of moving display;
Marker movement display area having a plurality of marker movement lanes in which the timing marker is moved around,
A plurality of timing notification areas for notifying the operation timing of the operation member corresponding to the timing marker when the moved and displayed timing marker arrives; and
The control means includes
The music effect game device characterized in that the timing marker is moved and displayed toward the timing notification area in the marker movement lane, and reaches the predetermined timing notification area when the operation time indicated by the determination reference data arrives. .
前記操作部材は、発光手段を夫々有し、
前記制御手段は、
前記タイミングマーカをタイミング報知領域に到達させた時点で、
前記表示手段において、前記操作時期の到来を示す報知演出を行うと共に、
当該報知演出に連動して、前記操作部材の発光手段による発光報知演出を行うことを特徴とする音楽演出ゲーム装置。 The music effect game device according to claim 1,
Each of the operation members has a light emitting means,
The control means includes
When the timing marker reaches the timing notification area,
In the display means, while performing a notification effect indicating the arrival of the operation time,
A music effect game device that performs a light emission notification effect by the light emitting means of the operation member in conjunction with the notification effect.
前記記憶手段は、各マーカ移動レーンにおけるタイミングマーカの周回移動に係る移動速度が規定された移動速度データを複数格納し、
前記入力判定手段の判定結果に基づいて、
タイミングマーカの移動表示に用いる移動速度データを変更する移動速度変更手段を有することを特徴とする音楽演出ゲーム装置。 The music effect game device according to claim 1 or 2,
The storage means stores a plurality of movement speed data in which movement speeds related to the circular movement of the timing marker in each marker movement lane are defined,
Based on the determination result of the input determination means,
A music effect game device comprising a moving speed changing means for changing moving speed data used for moving display of a timing marker.
前記入力判定手段の判定結果に基づいて、
前記マーカ移動領域に形成されるマーカ移動レーンの数を変更するレーン数変更手段を有することを特徴とする音楽演出ゲーム装置。 It is a music production game device of Claims 1 thru / or 3,
Based on the determination result of the input determination means,
A music effect game device comprising lane number changing means for changing the number of marker moving lanes formed in the marker moving region.
前記入力判定手段による判定結果に基づき、前記マーカ移動領域におけるタイミングマーカの表示期間を変更する表示期間変更手段を有することを特徴とする音楽演出ゲーム装置。 It is a music production game device of Claims 1 thru / or 4,
A music effect game device comprising display period changing means for changing a display period of a timing marker in the marker movement area based on a determination result by the input determination means.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005308696A JP2007111436A (en) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | Music performance game apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005308696A JP2007111436A (en) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | Music performance game apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007111436A true JP2007111436A (en) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005308696A Withdrawn JP2007111436A (en) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | Music performance game apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007111436A (en) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010110175A1 (en) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | Gaming device, game control method, information recording medium, and program |
JP2013056126A (en) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sony Computer Entertainment Inc | Voice control device, voice control method, and voice control program |
JP2014147519A (en) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Taito Corp | Game system |
JP2015155945A (en) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | ブラザー工業株式会社 | Chord image display device, and chord image display program |
JP2015194533A (en) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | ブラザー工業株式会社 | Performance information display device and performance information display program |
JP2017023734A (en) * | 2015-07-20 | 2017-02-02 | ネオウィズ ゲームス コーポレーション | Game control method, game control apparatus, and recording medium thereof |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308696A patent/JP2007111436A/en not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010110175A1 (en) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | Gaming device, game control method, information recording medium, and program |
JP2010220941A (en) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | Game device, game control method and program |
JP2013056126A (en) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sony Computer Entertainment Inc | Voice control device, voice control method, and voice control program |
JP2014147519A (en) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Taito Corp | Game system |
JP2015155945A (en) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | ブラザー工業株式会社 | Chord image display device, and chord image display program |
JP2015194533A (en) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | ブラザー工業株式会社 | Performance information display device and performance information display program |
JP2017023734A (en) * | 2015-07-20 | 2017-02-02 | ネオウィズ ゲームス コーポレーション | Game control method, game control apparatus, and recording medium thereof |
US10328340B2 (en) | 2015-07-20 | 2019-06-25 | Neowiz Games Corporation | Method, apparatus, and recording medium for controlling a game |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6225547B1 (en) | Rhythm game apparatus, rhythm game method, computer-readable storage medium and instrumental device | |
AU741239B2 (en) | Music action game machine, performance operation instructing system for music action game and storage device readable by computer | |
JP2007097861A (en) | Music performance game device | |
JP2006280706A (en) | Game apparatus | |
KR20060092117A (en) | Cylindrical illumination device and game machine using the same | |
JP2000237454A (en) | Music game system, production instruction interlocking and controlling method in the system, and readable recording medium recording production instruction interlocking and controlling program in the system | |
JP2007111436A (en) | Music performance game apparatus | |
JP3392833B2 (en) | GAME SYSTEM, GAME DEVICE USED FOR THE GAME SYSTEM, AND COMPUTER-READABLE STORAGE MEDIUM | |
JP2006230697A (en) | Game device and game system | |
JP2007111434A (en) | Music performance game apparatus | |
JP2007181538A (en) | Music performance game device | |
JP2006296647A (en) | Typing game apparatus | |
JP2006288728A (en) | Game device and game system | |
KR20060099452A (en) | Typing-game machine and database system | |
JP2006218043A (en) | Typing game device | |
KR20060096302A (en) | Typing game apparatus | |
JP2007202758A (en) | Music performance game apparatus | |
JP2007202757A (en) | Music performance game apparatus | |
JP2006198341A (en) | Typing game device | |
KR20050117808A (en) | Method for music producing game and its program storing recorded medium | |
JP2007029181A (en) | Game machine | |
JP2006198181A (en) | Typing game device | |
JP2006296879A (en) | Typing game apparatus | |
JP2006340989A (en) | Typing game apparatus | |
JP2007003719A (en) | Typing game device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070621 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080612 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081110 |