JP2007104532A - 情報処理方法 - Google Patents

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Naoto Matsudaira
直人 松平
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史生 堀江
Yusuke Tonai
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Minoru Takezawa
実 竹沢
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和雄 谷口
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Abstract

【課題】携帯電話機からの情報漏洩を防止する。
【解決手段】本発明によれば、音声通信とデータ通信とを実行可能な第1の携帯電話機から発信先を選択するためのデータの要求を受信する工程と、第1の携帯電話機の利用者に関連してデータ格納部に登録されている発信先候補を、当該発信先候補の電話番号以外の識別情報によって特定する特定工程と、特定工程において特定された発信先候補を当該発信先候補の電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータを第1の携帯電話機に送信する工程とを含む。このようにサーバ側で管理されている顧客のデータについても、電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータとして送信するため、電話番号の流出を防止することができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報漏洩防止技術に関する。
携帯電話機を業務に利用するケースが増えており、個人の携帯電話機を業務でも用いる場合がある。そのような携帯電話機を紛失すると、企業の顧客情報が流出する可能性があり、問題となる。
このため、電話会社側のサーバに電話帳を備え、必要な時に当該サーバから電話帳のデータを携帯電話機に送信し、携帯電話機から特定の発信先に対する発信要求を受信すると、当該携帯電話機と特定の発信先との両方に電話をかけて接続するような仕組みも存在している。このようにすれば、電話帳へのアクセス制御を確実に行うことによって、たとえ携帯電話機を紛失しても、電話帳や発着信履歴に登録されている顧客情報の漏洩を防止することができ、また、サーバから携帯電話機及び特定の発信先の両方に電話をかけるため、携帯電話機が個人の物であっても電話料金を個人と企業とに分けるといった手間も減少する。
また、例えば、特開2002−57798号公報には、変更者電話帳情報検索手段が電話番号変更通知指示を受けてバックアップデータから変更者の電話帳情報を取得し、登録者情報抽出手段が電話帳に登録した登録者の情報を抽出し、登録者電話帳情報検索手段がバックアップデータから登録者の電話帳情報を取得し、電話番号変更対象抽出手段が電話帳情報に変更者が登録されている登録者を抽出し、電話番号変更手段がその登録者の電話帳情報にある変更者の電話番号を書き換え、変更通知手段が登録者に電話番号変更通知のメールを送信するような仕組みが開示されている。但し、本公報は、電話帳情報変更装置に関し、携帯電話の電話帳情報をバックアップしているデータセンタのバックアップデータを利用して、電話番号の変更に伴う作業を相互に行うことができるようにするものであり、上記のような問題に対処することができない。
特開2002−57798号公報 齋藤 幸男、"携帯電話内の情報を守る新手法 公私分計とワンナンバーも実現"、[online]、平成17年6月9日、日経BP社、インターネット<URL:http://itpro.nikkei.co.jp/free/TIS/keitai/20050607/162247/?P5>
しかしながら、上で述べた技術では、情報漏洩についての解決策が不十分で、付帯サービスが十分でないものもある。特に、電話会社側に電話帳データを渡さなければならず、電話会社側の管理に不安があったり、着信時に相手側の電話番号を携帯電話機に単純に通知するような仕組みを採用すると、情報漏洩につながる。
従って、本発明の目的は、携帯電話機からの情報漏洩を防止するための技術を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、ユーザビリティの向上を可能とする電話通信技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る情報処理方法は、音声通信とデータ通信とを実行可能な第1の携帯電話機から発信先を選択するためのデータの要求を受信するステップと、第1の携帯電話機の利用者に関連してデータ格納部に登録されている発信先候補を、当該発信先候補の電話番号以外の識別情報によって特定する特定ステップと、特定ステップにおいて特定された発信先候補を当該発信先候補の電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータを第1の携帯電話機に送信するステップとを含む。
このようにサーバ側で管理されている顧客のデータについても、電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータとして送信するため、電話番号の流出を防止することができるようになる。
また、本発明の第1の態様に係る情報処理方法は、第1の携帯電話機から特定発信先の識別情報及び録音要求を含む通話要求をデータ通信にて受信するステップと、第1の携帯電話機との音声通信を行うための第1のポートと、特定発信先に係る第2の電話機との音声通信を行うための第2のポートと、録音用の第3ポートとを確保するステップと、第1の携帯電話機との音声通信のためのリンクを確立して、第1のポートを介して音声通信を行う第1音声通信ステップと、第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立して、第2のポートを介して音声通信を行う第2音声通信ステップと、第1の携帯電話機から第1のポートを介して受信した音声データを第2の電話機に、第2の電話機から第2のポートを介して受信した音声データを第1の携帯電話機に、中継するステップと、第3のポートを用いて第1及び第2のポートを介して通信される音声データを録音するステップとをさらに含むようにしてもよい。このように2者通話であっても、3つのポートを確保すれば通話の録音が可能となる。
さらに本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、特定の電話番号が割り当てられているコンピュータに実行される情報処理方法であって、第1の電話機から直通内線電話番号に対する発信を受信する発信受信ステップと、第1の電話機との音声通信のリンクを確立するステップと、直通内線電話番号に対応する転送先電話番号を利用者情報テーブルを用いて特定するステップと、特定の電話番号から転送先電話番号に発信するステップと、転送先電話番号に係る第2の電話機から着信応答を受信するステップと、着信応答の受信に応答して、第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立するステップと、第2の電話機に対して発信元に関する情報を含むガイダンスを音声データとして送信するガイダンス送信ステップとを含む。このように着信側の第2の電話機には、発信元に関する情報が発信者番号通知やWebページ・データ等としてではなく、音声データとして通知されるので、発信元の顧客情報漏洩の可能性を低くすることができる。
また、本発明の第2の態様において、上記ガイダンスが、第1の電話機との音声通信を行う際には所定のDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を返信することを求めるメッセージを含むようにしてもよい。そして、第2の電話機から所定のDTMF信号を受信するステップと、所定のDTMF信号の受信に応答して、第1の電話機から受信した音声データを第2の電話機に、第2の電話機から受信した音声データを第1の電話機に、中継するステップとをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、着信側の第2の電話機を使用しているユーザは、準備が整ってから発信元の顧客と通話を行うことができるようになるため、ユーザビリティが向上する。
さらに、本発明の第2の態様において、ガイダンス送信ステップの実行から所定時間内に所定のDTMF信号を受信しないことを検出する検出ステップと、検出ステップ実行後に、第1の電話機に対して接続不可を表すガイダンスを音声データとして送信するステップと、第1の電話機との音声通信のためのリンクを切断するステップとをさらに含むようにしてもよい。このように、着信側の第2の電話機において着信できず、例えば留守番電話に切替えられてしまった場合にも、発信元の第1の電話機に適切な音声ガイダンスを流すことができる。
なお、本方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、携帯電話機からの情報漏洩を防止することができるようになる。
また本発明の他の側面によれば、ユーザビリティの向上を可能となる。
図1を用いて本発明の一実施の形態に係るシステム概要を説明する。ネットワーク1は、例えば携帯電話ネットワークであり、音声及びデータ通信が行われる。また、ネットワーク1は、例えば公衆回線網であるネットワーク2、例えばインターネットであるネットワーク4に接続される。ネットワーク1には、当該ネットワーク1に接続された複数の基地局と無線通信を行う複数の携帯電話機(図1では携帯電話機A及びBのみを示す)が接続される。本実施の形態に係る携帯電話機は、少なくともウェブ(Web)ブラウザ機能及び音声通信機能を有する無線通信機器である。また、本実施の形態に係る処理を行う専用クライアント・アプリケーションが実行される場合もある。ネットワーク2には、音声通信機能を有する複数の電話機(図1では電話機Cのみを示す)が接続されている。
ネットワーク4には、本実施の形態において設置されるSIP(Session Initiation Protocol)−SIP−GW(Gateway:ゲートウェイ)3とモバイル接続サーバ7とが接続されている。SIP−SIP−GW3は、ネットワーク8を介して、メディア管理サーバ5と、SIPサーバ9とに接続されている。また、モバイル接続サーバ7も、ネットワーク8に接続されている。音声データについては、主にSIP−SIP−GW3を経由してネットワーク8側とネットワーク4側とでやりとりされる。通常データについてはモバイル接続サーバ7において処理され、必要なデータがメディア管理サーバ5などに出力される。
メディア管理サーバ5は、電子会議室機能、音声データ中継機能、音声録音機能などを有しており、録音データ格納部51と利用者情報テーブル52とを管理している。SIPサーバ9は、SIPに従った通信制御を行うサーバである。モバイル接続サーバ7は、ユーザ・セッション管理部71と、電話帳管理部72と、発信要求処理部73と、履歴管理部74とを有し、セッション管理テーブル75と、電話帳データテーブル76と、履歴管理データ格納部77とを管理している。
上で述べた例では、ネットワーク4とネットワーク8とをSIP−SIP−GW3とモバイル接続サーバ7とでブリッジするような構成例を示しているが、全てのサーバがネットワーク4に接続して、ネットワーク8を用いないような構成を採用しても良い。
図2に、セッション管理テーブル75の構成例を示す。図2の例では、ユーザIDと、パスワードと、携帯電話機の電話番号と、セッションIDとが対応付けられている。ユーザIDとパスワードと携帯電話機の電話番号とについては予め登録されている。セッションIDは、携帯電話機からログインする毎に割り当てられ、セッション管理テーブル75に登録される。
図3に、電話帳データテーブル76の構成例を示す。図3の例では、名前と、ユーザIDと、電話番号と、名前と電話番号とを登録した登録者の電話番号とが対応付けられている。名前と電話番号とはユーザからの指示に従って登録される。ユーザIDは登録指示受け付け時に一意に生成され、登録される。登録者の電話番号は、登録指示受け付け時に抽出されて登録される。
図4に、履歴管理データ格納部77に格納される履歴管理データテーブルの構成例を示す。図4の例では、発信日時と、発信者電話番号と、着信者電話番号とが対応付けられている。なお、履歴管理データ格納部77には、履歴管理データテーブル以外にも、詳細な履歴データが登録される。詳細な履歴データには、発信者電話番号、着信者電話番号、録音の有無、着信日時、通話開始日時、通話終了日時、通話時間、通話の成否などが含まれる。
図5に、利用者情報テーブル52の構成例を示す。図5の例では、DID(Direct Inward Dial)番号(直通内線電話番号)と、携帯電話機の電話番号とが対応付けられている。本実施の形態では、企業などにおいて従業員毎にDIDを割当て、当該従業員が使用している携帯電話機に着信を転送する。なお、携帯電話機以外の電話の電話番号を登録するようにしても良い。
録音データ格納部51は、メディア管理サーバ5の録音機能によって生成される録音データファイルを格納する。例えば、日時−携帯電話機の電話番号というファイル名にて管理する。
次に、図6乃至図29を用いて図1に示したシステムの処理について説明する。まず、図6乃至図8を用いて、ログイン時の処理について説明する。まず、携帯電話機Aのユーザは、携帯電話機Aのクライアント・アプリケーション(Webブラウザ(以下、ブラウザと略する)の場合もあれば、専用のクライアント・アプリケーションの場合もある。ここでは以下ブラウザとして説明する。)を操作して、ログイン要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS1)。モバイル接続サーバ7のユーザ・セッション管理部71は、携帯電話機Aからのログイン要求を受信し(ステップS3)、ログイン・ページ・データを携帯電話機Aに送信する(ステップS5)。携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7からログイン・ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS7)。例えば図7に示すような画面が表示される。図7の画面例では、ユーザID及びパスワードの入力欄と送信ボタンとが設けられている。
携帯電話機Aのユーザは、自己のユーザID及びパスワードを入力し、送信ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機Aのブラウザは、ユーザからのユーザID及びパスワードの入力を受け付け、当該ユーザID及びパスワードを、モバイル接続サーバ7に送信する(ステップS9)。モバイル接続サーバ7のユーザ・セッション管理部71は、携帯電話機AからユーザID及びパスワードを受信し(ステップS11)、受信したユーザIDによってセッション管理テーブル75を検索することによって、対応して登録されているパスワードを読み出し、受信したパスワードと読み出したパスワードとを比較することによってユーザ認証処理を実施する(ステップS13)。このユーザ認証に失敗した場合には、例えば認証失敗を携帯電話機Aに通知する。
一方、ユーザ認証が成功した場合には、ユーザ・セッション管理部71は、セッションIDを生成し、セッション管理テーブル75の該当レコードに登録し(ステップS15)、トップメニュー・ページ・データ及びセッションIDを携帯電話機Aに送信する(ステップS17)。
携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7からトップメニュー・ページ・データ及びセッションIDを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納し、トップメニュー画面を表示装置に表示する(ステップS19)。例えば、図8に示すような画面が表示される。図8の画面例では、「電話帳登録」ボタンと、「電話帳からの発信」ボタンと、「発信履歴からの発信」ボタンと、「着信履歴からの発信」ボタンと、「ログアウト」ボタンとが設けられている。
以下、このトップメニュー画面を表示しており、いずれかのボタンをクリックした際の処理について説明する。
なお、このようにセッションIDを生成して、ログインからログアウトまでの間、携帯電話機Aを特定するための識別情報として用いる。
最初に、「電話帳登録」ボタンをクリックした場合の処理について図9乃至図11を用いて説明する。携帯電話機Aのユーザが、トップメニュー画面において電話帳登録ボタンをクリックすると、携帯電話機Aのブラウザは、電話帳登録の選択入力を受け付け(ステップS21)、登録画面表示要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS23)。モバイル接続サーバ7の電話帳管理部72は、携帯電話機Aから登録画面表示要求を受信し(ステップS25)、当該携帯電話機Aに電話帳登録ページ・データを送信する(ステップS27)。
携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7から電話帳登録ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS29)。例えば図10に示すような画面が表示される。図10の画面例では、登録顧客の名前及び電話番号の入力欄と、登録ボタンとが設けられている。
携帯電話機Aのユーザは、名前及び電話番号を入力欄に入力し、登録ボタンをクリックする。そうすると、携帯電話機Aのブラウザは、名前及び電話番号の入力を受け付け(ステップS31)、入力された名前及び電話番号と保持しているセッションIDとを含む登録要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS33)。
モバイル接続サーバ7の電話帳管理部72は、携帯電話機Aから名前と電話番号とセッションIDとを含む登録要求を受信し(ステップS35)、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する。そして、セッションIDを含む電話番号検索依頼を生成して、ユーザ・セッション管理部71に出力する(ステップS37)。
ユーザ・セッション管理部71は、電話帳管理部72からセッションIDを含む電話番号検索依頼を受信し(ステップS39)、セッションIDによりセッション管理テーブル75を検索し、当該セッションIDに対応して登録されている電話番号を読み出し、電話帳管理部72に出力する(ステップS41)。
電話帳管理部72は、ユーザ・セッション管理部71からセッションIDに対応する電話番号を受信し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS43)。そして、登録要求に係る顧客のユーザIDを生成し(ステップS45)、受信した名前、生成したユーザID、受信した顧客の電話番号、及び登録元電話番号(ユーザ・セッション管理部71から受信した電話番号)を含むレコードを電話帳データテーブル76に格納する(ステップS47)。そして、携帯電話機Aに登録完了通知ページ・データを送信する(ステップS49)。携帯電話機Aのブラウザは、登録完了通知ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS51)。
例えば図11に示すよう画面が表示される。図11の画面例では、「登録が完了しました」というメッセージと、TOP画面(トップメニュー画面:図8)に戻るためのリンクとが設けられている。
このように携帯電話機Aではなく、モバイル接続サーバ7側に電話帳を設けることによって、携帯電話機Aに顧客情報が蓄積されることを防止し、顧客情報の漏洩を防止することができるようになる。
次に、トップメニュー画面において、「電話帳からの発信」ボタンがクリックされた場合の処理について、図12乃至図22を用いて説明する。まず、携帯電話機Aのユーザは、トップメニュー画面において「電話帳からの発信」ボタンをクリックする。携帯電話機Aのブラウザは、ユーザから「電話帳からの発信」の選択入力を受け付け(ステップS41)、保持しているセッションIDを含む電話帳要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS43)。
モバイル接続サーバ7の電話帳管理部72は、携帯電話機AからセッションIDを含む電話帳要求を受信すると(ステップS45)、セッションIDを含む電話番号検索依頼を生成してユーザ・セッション管理部71に出力する(ステップS47)。ユーザ・セッション管理部71は、電話帳管理部72からセッションIDを含む電話番号検索依頼を受信し(ステップS49)、受信したセッションIDにより電話帳データテーブル76を検索して当該セッションIDに対応して登録されている電話番号を読み出し、電話帳管理部72に出力する(ステップS51)。
電話帳管理部72は、ユーザ・セッション管理部71から電話番号を受信し(ステップS53)、受信した電話番号を登録者電話番号として電話帳データテーブル76を検索して該当するレコードの名前及びユーザIDを抽出し、当該名前及びユーザIDから構成される電話帳リストを生成する(ステップS55)。そして、名前及びユーザIDから構成される電話帳リストから電話帳リスト・ページ・データを生成し、携帯電話機Aに送信する(ステップS57)。
携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7から電話帳リスト・ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS59)。例えば図13のような画面が表示される。図13の画面例では、各名前につき、対応する録音無の発信ボタンと録音有の発信ボタンとが設けられている。ユーザID自体は表示されず、対応する録音フラグ(ON/OFF)と共に電話帳リスト・ページ・データ内において発信ボタンに対応付けられている。
携帯電話機Aのユーザは、発信先の顧客名に対応する発信ボタンをクリックする。その際には、録音を行う場合には録音有の列の発信ボタンをクリックし、録音を行わない場合には録音無の列の発信ボタンをクリックする。ここでは、特定の発信先(ここでは電話機C。但し携帯電話機Bであってもよい。)について録音有の発信ボタンがクリックされたものとする。そうすると、携帯電話機Aのブラウザは、特定の発信先について録音有の選択入力を受け付ける(ステップS61)。後続の処理は、図14を用いて説明する。
図14の処理の説明に移行して、携帯電話機Aのブラウザは、セッションID、選択に係る着信者のユーザID及び録音フラグ(この場合ON)を含む発信要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS63)。モバイル接続サーバ7の発信要求処理部73は、携帯電話機AからセッションID、着信者のユーザID及び録音フラグ(ON)を含む発信要求を受信し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS65)。そして、受信したセッションIDを含む、発信側の電話番号検索依頼をユーザ・セッション管理部71に出力する(ステップS67)。ユーザ・セッション管理部71は、発信要求処理部73から、セッションIDを含む、発信側の電話番号検索依頼を受信し(ステップS69)、セッションIDでセッション管理テーブル75を検索して発信側電話番号を読み出し、発信要求処理部73に出力する(ステップS71)。
発信要求処理部73は、ユーザ・セッション管理部71から発信側電話番号を受信し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS73)。さらに、発信要求処理部73は、着信者のユーザIDを含む、着信側の電話番号検索依頼を、電話帳管理部72に出力する(ステップS75)。電話帳管理部72は、着信者のユーザIDを含む、着信側の電話番号検索依頼を受信し(ステップS77)、着信者のユーザIDで電話帳データテーブル76を検索して着信側電話番号を読み出し、発信要求処理部73に出力する(ステップS79)。
発信要求処理部73は、電話帳管理部72から着信側電話番号を受信し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS81)。そして、セッションIDと、ステップS73で受信した発信側電話番号と、ステップS81で受信した着信側電話番号と、録音フラグ(ON)とを含む発信要求を、メディア管理サーバ5に送信する(ステップS83)。また、発信完了通知を含むWebページ・データを携帯電話機Aに送信する(ステップS87)。携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7から、発信完了通知を含むWebページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS89)。例えば、図15のような画面を表示する。図15の画面例では、「発信が完了しました」というメッセージと、TOP画面(トップメニュー画面)に戻るためのリンクとが設けられている。
一方、メディア管理サーバ5は、モバイル接続サーバ7から、セッションIDと、ステップS73で受信した発信側電話番号と、ステップS81で受信した着信側電話番号と、録音フラグ(ON)とを含む発信要求を受信する(ステップS85)。これ以降の処理は、図16を用いて説明する。
図16の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、録音フラグ(ON)を含む発信要求に応答して、当該メディア管理サーバ5において、発信ポート2個、録音ポート1個及びこれらのポートを連結して電子会議を行うための会議室リソースを獲得する(ステップS91)。なお、録音フラグ(OFF)であれば、録音ポートは不要となる。次に、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS93)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求を受信し、当該発信要求に応答して発信側電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS95)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信側電話番号に対する呼出要求を受信し、携帯電話機Aに転送する(ステップS97)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS99)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS101)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS103)、応答タイマによる時間計測を開始する(ステップS105)。
携帯電話機Aは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS107)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、携帯電話機Aは表示装置に、発信元の電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。これに応答して、携帯電話機Aのユーザが通話キーを押すと、当該携帯電話機Aは、当該通話入力を受け付け(ステップS109)、呼出成功メッセージをSIP−SIP−GW3に返信する(ステップS111)。SIP−SIP−GW3は、携帯電話機Aから呼出成功メッセージを受信し、SIPサーバ9に転送する(ステップS113)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から受信した呼出成功メッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS115)。
メディア管理サーバ5は、SIPサーバ9から呼出成功メッセージを受信し(ステップS117)、呼出成功メッセージ受信に応答して応答タイマによる時間計測を停止する(ステップS119)。もし、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信しない場合については後に説明する。ここでは、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信したものとする。ここまでの処理で、メディア管理サーバ5と携帯電話機Aとの音声通信のリンクが確立されたことになり、第1の発信ポートを介して音声データのやりとりを携帯電話機Aと行うことができる。これ以降の処理については図17を用いて説明する。
図17の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、「電話帳サービスからの着信です。開始する場合は「#」を入力してください」といった音声ガイダンスを、携帯電話機Aに送信する(ステップS121)。また、音声ガイダンスの送信に応答して、PB(Push Button)タイマで時間計測を開始する(ステップS123)。携帯電話機Aは、上で述べたような音声ガイダンスを受信し、スピーカから出力する(ステップS125)。ここでは、携帯電話機Aのユーザは、直ぐに応答できる状態であるため、「#」ボタンを押す。携帯電話機Aは、ユーザによる「#」キーの押下を受け付け、「#」のDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号(PB(Push Button)信号)を送出する(ステップS127)。
メディア管理サーバ5は、携帯電話機Aから「#」のDTMF信号を受信する(ステップS129)。そうすると、PBタイマによる時間計測を停止し、所定の時間内に「#」のDTMF信号を受信したか判断する。ここでは所定の時間内に「#」のDTMF信号を受信したものとする。そうすると、ステップS91で獲得した会議室リソースを用いて第1話者(携帯電話機Aのユーザ)との電子会議を開始する(ステップS131)。そうすると、メディア管理サーバ5は、着信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS133)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から着信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求を受信すると、当該発信要求に応答して着信側電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS135)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から着信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信側電話番号に対する呼出要求を受信し、電話機Cに転送する(ステップS137)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS141)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS143)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS145)、ステップS91で獲得した会議室リソースを用いて、第2話者(電話機Cのユーザ)との電子会議を開始する(ステップS147)。
一方、電話機Cは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS139)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、電話機Cは、可能であれば表示装置に、発信元の電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。これに応答して、電話機Cのユーザが受話器を取る又は通話ボタンを押すなどの操作を行うと、当該電話機Cは、当該通話入力を受け付け(ステップS149)、呼出成功メッセージをSIP−SIP−GW3に返信する(ステップS151)。SIP−SIP−GW3は、電話機Cから呼出成功メッセージを受信し、SIPサーバ9に転送する(ステップS153)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から受信した呼出成功メッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS155)。メディア管理サーバ5は、SIPサーバ9から呼出成功メッセージを受信する(ステップS157)。ここまでの処理で、メディア管理サーバ5と電話機Cとの音声通信のリンクが確立され、第2の発信ポートを介して音声データのやりとりを電話機Cと行うことができる。これ以降の処理については図18を用いて説明する。
図18の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、録音ファイルを生成し、音声通話の録音を開始する(ステップS159)。そして、電子会議室の機能に基づき、携帯電話機A及び電話機Cからの音声データを他方の電話機に対して中継する(ステップS161)。同時に録音も実施する。携帯電話機Aは、マイクロフォンから音声入力を受け付け、入力音声の音声データをメディア管理サーバ5に送信し、メディア管理サーバ5から音声データを受信し、スピーカから出力する(ステップS163)。同様に、電話機Cは、マイクロフォンから音声入力を受け付け、入力音声の音声データをメディア管理サーバ5に送信し、メディア管理サーバ5から音声データを受信し、スピーカから出力する(ステップS165)。このようにして、携帯電話機Aと電話機Cとの間で音声通信が行われる。
次に、切断時の処理について説明する。ここでは電話機Cのユーザから切断の指示が出される例を説明するが、携帯電話機Aのユーザからであっても同様である。まず、電話機Cのユーザが、受話器を置くか又は終了ボタンを押すと、電話機Cはユーザからの切断指示を受け付け、切断指示をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS167)。電話機Cは、メディア管理サーバ5とのリンクを切断する。SIP−SIP−GW3は、電話機Cからの切断指示を受信すると、SIPサーバ9に転送する(ステップS169)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から切断指示を受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS171)。メディア管理サーバ5は、SIPサーバ9から切断指示を受信し(ステップS173)、ステップS91で獲得したポート及び電子会議のための会議室リソースを解放する(ステップS175)。さらに、メディア管理サーバ5は、携帯電話機A宛の切断通知をSIPサーバ9に送信する(ステップS177)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から切断通知を受信し、SIP−SIP−GW3に転送する(ステップS179)。さらに、SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から切断通知を受信し、携帯電話機Aに転送する(ステップS181)。携帯電話機Aは、SIP−SIP−GW3から切断通知を受信し、メディア管理サーバ5とのリンクを切断する。これ以降の処理は図19を用いて説明する。
図19の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、録音を終了し、録音ファイルを録音データ格納部51に保存する(ステップS183)。録音ファイル名は、例えば日時−携帯電話番号で構成される。携帯電話機Aのユーザは、後に必要であればメディア管理サーバ5により録音データ格納部51に格納された指定の録音ファイルを再生することができる。
また、メディア管理サーバ5は、発信履歴(発信者電話番号、着信者電話番号、録音の有無(ここでは有)、発信日時、通話開始日時、通話終了日時、通話時間及び発信成功コード)を生成し、当該発信履歴の登録要求をモバイル接続サーバ7の履歴管理部74に送信する(ステップS185)。モバイル接続サーバ7の履歴管理部74は、メディア管理サーバ5から発信履歴の登録要求を受信し、履歴管理データ格納部77に格納すると共に、発信日時、発信者電話番号及び着信者電話番号で履歴管理データテーブルを更新する(ステップS187)。
以上、通常時の処理を説明したが、SIPに従ったメッセージのうち一部については直接本実施の形態とは関係ないので省略して説明している部分がある。これは以下の説明でも同様である。
次に、携帯電話機Aから発信要求を行っているが、何らかの理由でその発信要求直後に通話が不可能となってしまった場合の処理について図20乃至図22を用いて説明する。なお、ステップS91より前の処理は同一であるから説明を省略する。
まず、メディア管理サーバ5は、録音フラグ(ON)を含む発信要求に応答して、当該メディア管理サーバ5において、発信ポート2個、録音ポート1個及びこれらのポートを連結して電子会議を行うための会議室リソースを獲得する(ステップS191)。次に、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS193)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求を受信し、当該発信要求に応答して発信側電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS195)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信側電話番号に対する呼出要求を受信し、携帯電話機Aに転送する(ステップS197)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS201)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS203)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS205)、応答タイマによる時間計測を開始する(ステップS207)。
携帯電話機Aは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS199)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、携帯電話機Aは表示装置に、発信元の電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。しかし、上で述べたように、携帯電話機Aのユーザは、通話キーを押すことができず、所定時間経過後に、呼出要求はネットワーク1における周知の機構により留守番電話センターに転送されてしまう。
留守番電話センターは、通常どおり呼出要求を受信すると着信処理を実施し(ステップS209)、呼出成功メッセージをSIP−SIP−GW3に返信する(ステップS211)。SIP−SIP−GW3は、留守番電話センターから呼出成功メッセージを受信し、SIPサーバ9に転送する(ステップS213)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出成功メッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS214)。
メディア管理サーバ5は、SIP−SIP−GW3から呼出成功メッセージを受信し(ステップS215)、呼出成功メッセージ受信に応答して応答タイマによる時間計測を停止する(ステップS217)。ここでも、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信したものとする。ここまでの処理で、メディア管理サーバ5と留守番電話センターとの音声通信のリンクが確立されたことになり、第1の発信ポートを介して音声データのやりとりを留守番電話センターと行うことができる。なお、留守番電話センターでは、予め定められた音声メッセージを一方的にメディア管理サーバ5に送出し始める。これ以降の処理については図21を用いて説明する。
図21の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、「電話帳サービスからの着信です。開始する場合は「#」を入力してください」といった音声ガイダンスを、留守番電話センターに送信する(ステップS219)。また、音声ガイダンスの送信に応答して、PBタイマで時間計測を開始する(ステップS221)。留守番電話センターは、上で述べたような音声ガイダンスを受信する(ステップS223)。しかし、留守番電話センターは音声ガイダンスに応答するようにはなっていないので、「#」のDTMF信号を送出することはない。
すなわち、PBタイマによる時間計測がタイムアウトとなり、これを検出することになる(ステップS225)。そうすると、メディア管理サーバ5は、ステップS191で獲得した3個のポート及び会議室リソースを解放する(ステップS227)。さらに、留守番電話センター宛の切断通知をSIPサーバ9に送信する(ステップS229)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から切断通知を受信し、SIP−SIP−GW3に転送する(ステップS231)。さらに、SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から切断通知を受信し、留守番電話センターに転送する(ステップS233)。留守番電話センターは、SIP−SIP−GW3から切断通知を受信し、メディア管理サーバ5とのリンクを切断する(ステップS235)。
さらに、メディア管理サーバ5は、発信履歴(発信者電話番号、着信者電話番号、録音の有無(有)、発信日時、通話開始日時(なし)、通話終了日時(なし)、通話時間(なし)及び発信失敗コード)を生成し、当該発信履歴の登録要求を、モバイル接続サーバ7の履歴管理部74に送信する(ステップS237)。モバイル接続サーバ7の履歴管理部74は、メディア管理サーバ5から発信履歴の登録要求を受信し、履歴管理データ格納部77に格納する(ステップS239)。なお、履歴管理テーブルについても更新する。
このような処理を行うことによって、たとえ留守番電話センターに接続されるような事態になっても、適切に通信を終了させることができるようになる。
次に、携帯電話機Aから発信要求を行っているが、何らかの理由でその発信要求直後に通話が不可能となってしまい、且つ留守番電話センターに転送されない場合の処理について図22を用いて説明する。なお、ステップS91より前の処理は同一であるから説明を省略する。
まず、メディア管理サーバ5は、録音フラグ(ON)を含む発信要求に応答して、当該メディア管理サーバ5において、発信ポート2個、録音ポート1個及びこれらのポートを連結して電子会議を行うための会議室リソースを獲得する(ステップS241)。次に、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS243)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から、発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信元に対する発信要求を受信し、当該発信要求に応答して発信側電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS245)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から発信側電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ発信側電話番号に対する呼出要求を受信し、携帯電話機Aに転送する(ステップS247)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS251)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS253)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS255)、応答タイマによる時間計測を開始する(ステップS257)。
携帯電話機Aは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS249)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、携帯電話機Aは表示装置に、発信元電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。しかし、上で述べたように、携帯電話機Aのユーザは、通話キーを押すことができない。そうすると呼出成功メッセージがいつまでもメディア管理サーバ5に送信されないことになる。
そうすると、応答タイマによる時間計測がタイムアウトとなり、これを検出することになる(ステップS259)。そして、メディア管理サーバ5は、ステップS241で獲得した3個のポート及び会議室リソースを解放する(ステップS261)。
さらに、メディア管理サーバ5は、発信履歴(発信者電話番号、着信者電話番号、録音の有無(有)、発信日時、通話開始日時(なし)、通話終了日時(なし)、通話時間(なし)及び発信失敗コード)を生成し、発信履歴の登録要求を、モバイル接続サーバ7の履歴管理部74に送信する(ステップS263)。モバイル接続サーバ7の履歴管理部74は、メディア管理サーバ5から発信履歴の登録要求を受信し、履歴管理データ格納部77に格納する(ステップS265)。なお、履歴管理テーブルについても更新する。
このような処理を行うことによって、たとえ携帯電話機Aのユーザが応答できず且つ留守番電話センターにも接続されない事態となっても、適切に通信を終了させることができるようになる。
次に、利用者情報テーブル52に電話番号が登録されていない電話機(例えば電話機C)から着信した場合の処理について図23乃至図26を用いて説明する。
まず、電話機Cのユーザは、電話機Cを操作して、特定番号(ここでは携帯電話機Bのユーザの直通内線電話番号)への発信を指示する。電話機Cは、ユーザから特定番号への発信指示を受け付け(ステップS271)、当該特定番号に対して発信する(ステップS273)。なお、発信者番号通知を用いており、電話機Cの電話番号がメディア管理サーバ5に通知されるものとする。例えば、ネットワーク2における交換機等によって特定番号に基づきSIP−SIP−GW3に電話機Cからの発信は転送される。
SIP−SIP−GW3は、電話機Cから、発信者番号通知として電話機Cの電話番号を含む、特定番号への発信を受信し、特定番号への着信通知をSIPサーバ9に送信する(ステップS275)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から特定番号への着信通知を受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS277)。メディア管理サーバ5は、SIPサーバ9から特定番号への着信通知を受信し(ステップS279)、当該着信通知の受信に応答して、当該メディア管理サーバ5において、発着信ポート2個、録音ポート1個及びこれらのポートを連結して電子会議を行うための会議室リソースを獲得する(ステップS281)。会議室リソースを用いて第1の話者(電話機Cのユーザ)との電子会議を開始する。
そして、メディア管理サーバ5は、呼出成功メッセージをSIPサーバ9に送信する(ステップS283)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から呼出成功メッセージを受信し、SIP−SIP−GW3に転送する(ステップS285)。SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から呼出成功メッセージを受信し、電話機Cに転送する(ステップS287)。さらに、電話機Cは、SIP−SIP−GW3から呼出成功メッセージを受信する(ステップS289)。これによって、第1のリンクを介した、メディア管理サーバ5と電話機Cとの音声通信リンクが確立される。
メディア管理サーバ5は、ステップS283とは別に、特定番号で利用者情報テーブル52を検索し、当該特定番号に対応する利用者の電話番号(携帯電話機Bの電話番号)を抽出する(ステップS291)。そして、所定の音声ガイダンスを、電話機Cに送信する(ステップS293)。電話機Cは、メディア管理サーバ5から所定の音声ガイダンスを受信し、スピーカから出力する(ステップS295)。音声ガイダンスは、例えば「ただいま担当者におつなぎ致しますので、しばらくお待ちください」といったメッセージである。これ以降の処理は図24を用いて説明する。
図24の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、着信先電話番号(携帯電話機Bの電話番号)及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS297)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から、着信先電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求を受信し、当該発信要求に応答して着信先電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS299)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から着信先電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先電話番号に対する呼出要求を受信し、携帯電話機Bに転送する(ステップS301)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS303)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS305)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS307)、応答タイマによる時間計測を開始する(ステップS309)。
携帯電話機Bは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS311)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、携帯電話機Bは表示装置に、発信元電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。これに応答して、携帯電話機Bのユーザが通話キーを押すと、当該携帯電話機Bは、当該通話入力を受け付け(ステップS313)、呼出成功メッセージをSIP−SIP−GW3に返信する(ステップS315)。SIP−SIP−GW3は、携帯電話機Bから呼出成功メッセージを受信し、SIPサーバ9に転送する(ステップS316)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から受信した呼出成功メッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS317)。
メディア管理サーバ5は、SIP−SIP−GW3から呼出成功メッセージを受信し(ステップS319)、呼出成功メッセージ受信に応答して応答タイマによる時間計測を停止する(ステップS321)。もし、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信しない場合については後に説明する。ここでは、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信したものとする。ここまでの処理で、メディア管理サーバ5と携帯電話機Bとの音声通信のリンクが確立されたことになり、第2の発信ポートを介して音声データのやりとりを携帯電話機Bと行うことができる。
また、メディア管理サーバ5は、「XX−XXXX−XXX(電話機Cの電話番号)からの着信です。通話を開始する場合には「1」を、通話録音を行う場合には「2」を、通話拒否する場合は「#」を入力してください。」といった音声ガイダンスを、携帯電話機Bに送信する(ステップS323)。また、音声ガイダンスの送信に応答して、PBタイマで時間計測を開始する。携帯電話機Bは、上で述べたような音声ガイダンスを受信し、スピーカから出力する(ステップS325)。ここでは、携帯電話機Bのユーザは、直ぐに応答できる状態であって録音が必要と判断し、「2」ボタンを押す。携帯電話機Bは、ユーザによる「2」キーの押下を受け付け、「2」のDTMF信号を送出する(ステップS327)。メディア管理サーバ5は、携帯電話機Bから「2」のDTMF信号を受信する(ステップS329)。そうすると、PBタイマによる時間計測を停止し、所定の時間内に「2」のDTMF信号を受信したか判断する。ここでは所定の時間内に「2」のDTMF信号を受信したものとする。また、第2話者(携帯電話機Bのユーザ)との電子会議を開始する。所定の時間内にDTMF信号を受信しない場合については後に説明する。
このように、携帯電話機Bのユーザは、着信直後に電話機Cのユーザとの会話を行う必要はなく、心の準備ができて音声ガイダンスで指定されたボタンを押した後に、通話を行うようにすることができる。なお、音声ガイダンスによって本来の発信元(電話機C)の電話番号を通知されるので、誰から電話を受けたかを知ることも可能である。なお、このような方法を用いれば、メディア管理サーバ5に割り当てられた電話番号を発信者番号通知として通知せず本来の発信元である電話機Cの電話番号を通知することはないため、発信者の電話番号を偽ることがない。従って、法的にも大きな問題を生じない。さらに、音声ガイダンスで発信元を通知するので、携帯電話機Bに発信元(電話機C)の電話番号が残ることが無く、情報漏洩防止になる。
これ以降の処理は、図18のステップS159以降の処理と同様であり説明を省略する。なお、携帯電話機Bにおいて「1」キーの押下が行われた場合には、録音無しであるから、録音ポートを用いて録音する処理をスキップする。また、「#」キーの押下が行われた場合には、以下で述べるステップS377(図26)以降の処理を実施する。
また、音声ガイダンスでは本来の発信元である電話機Cの電話番号を通知しているが、その前の処理として、顧客名と顧客の電話番号との対応を登録している顧客データベースを検索して、電話番号の代わりに顧客名を携帯電話機Bのユーザに通知するようにしても良い。
次に、携帯電話機Bが応答できない場合における処理を図25及び図26を用いて説明する。図23までの処理は同じなので説明を省略する。
まず、メディア管理サーバ5は、着信先電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求をSIPサーバ9に送信する(ステップS331)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から、着信先電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先に対する発信要求を受信し、当該発信要求に応答して着信先電話番号に対する呼出要求をSIP−SIP−GW3に送信する(ステップS333)。
SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から着信先電話番号及びメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含み且つ着信先電話番号に対する呼出要求を受信し、携帯電話機Bに転送する(ステップS335)。さらに、呼出中を表すメッセージをSIPサーバ9に返信する(ステップS337)。SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出中を表すメッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS339)。メディア管理サーバ5は、呼出中を表すメッセージを受信し(ステップS341)、応答タイマによる時間計測を開始する(ステップS343)。
携帯電話機Bは、SIP−SIP−GW3から呼出要求を受信し(ステップS345)、呼び出し音を出力する。呼出要求がメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を発信者電話番号として含むので、携帯電話機Bは表示装置に、発信元電話番号としてメディア管理サーバ5に割り当てられている電話番号を表示する。しかし、上で述べたように、携帯電話機Bのユーザは、通話キーを押すことができず、所定時間経過後に、呼出要求はネットワーク1における周知の機構により留守番電話センターに転送されてしまう。
留守番電話センターは、通常どおり呼出要求を受信すると着信処理を実施し(ステップS347)、呼出成功メッセージをSIP−SIP−GW3に返信する(ステップS349)。SIP−SIP−GW3は、留守番電話センターから呼出成功メッセージを受信し、SIPサーバ9に転送する(ステップS351)。さらに、SIPサーバ9は、SIP−SIP−GW3から呼出成功メッセージを受信し、メディア管理サーバ5に転送する(ステップS353)。
メディア管理サーバ5は、SIPサーバ9から呼出成功メッセージを受信し(ステップS355)、呼出成功メッセージ受信に応答して応答タイマによる時間計測を停止する(ステップS357)。ここでも、所定の時間内に呼出成功メッセージを受信したものとする。ここまでの処理で、メディア管理サーバ5と留守番電話センターとの音声通信のリンクが確立されたことになり、第2のポートを介して音声データのやりとりを留守番電話センターと行うことができる。なお、留守番電話センターでは、予め定められた音声メッセージを一方的にメディア管理サーバ5に送出し始める。これ以降の処理については図26を用いて説明する。
図26の処理の説明に移行して、メディア管理サーバ5は、「XX−XXXX−XXX(電話機Cの電話番号)からの着信です。通話を開始する場合には「1」を、通話録音を行う場合には「2」を、通話拒否する場合は「#」を入力してください。」といった音声ガイダンスを、留守番電話センターに送信する(ステップS359)。また、音声ガイダンスの送信に応答して、PBタイマで時間計測を開始する(ステップS363)。留守番電話センターは、上で述べたような音声ガイダンスを受信する(ステップS361)。しかし、留守番電話センターは音声ガイダンスに応答するようにはなっていないので、指定されているDTMF信号を送出することはない。
すなわち、PBタイマによる時間計測がタイムアウトとなり、これを検出することになる(ステップS365)。そうすると、メディア管理サーバ5は、ステップS281で獲得した3個のポート及び会議室リソースを解放する(ステップS367)。さらに、留守番電話センター宛の切断通知をSIPサーバ9に送信する(ステップS369)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から切断通知を受信し、SIP−SIP−GW3に転送する(ステップS371)。さらに、SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から切断通知を受信し、留守番電話センターに転送する(ステップS373)。留守番電話センターは、SIP−SIP−GW3から切断通知を受信し、メディア管理サーバ5とのリンクを切断する(ステップS375)。
また、メディア管理サーバ5は、「誠に申し訳ございませんが、おつなぎすることができませんでした」といった音声ガイダンスを、電話機Cに送信する(ステップS377)。電話機Cは、上で述べたような音声ガイダンスを受信し、スピーカで出力する(ステップS379)。これによって、電話機Cのユーザは、何らかの理由で現在通話できないことが分かるようになる。
さらに、メディア管理サーバ5は、電話機C宛の切断通知をSIPサーバ9に送信する(ステップS383)。SIPサーバ9は、メディア管理サーバ5から切断通知を受信し、SIP−SIP−GW3に転送する(ステップS385)。さらに、SIP−SIP−GW3は、SIPサーバ9から切断通知を受信し、電話機Cに転送する(ステップS387)。電話機Cは、SIP−SIP−GW3から切断通知を受信し、メディア管理サーバ5とのリンクを切断する(ステップS389)。これ以降の処理は例えば図21のステップS237及びS239を実行する。
このような処理を行うことによって、たとえ留守番電話センターに接続されるような事態になっても、適切に通信を終了させることができるようになる。
なお、留守番電話センターに転送されないが、携帯電話機Bのユーザが応答しない場合、ステップS345で処理はストップして、応答タイマのタイムアウトが検出されるようになるので、その場合にはステップS377に移行する。
次に、トップメニュー画面において「発信履歴からの発信」ボタン又は「着信履歴からの発信」ボタンがクリックされた場合の処理について図27を用いて説明する。まず、携帯電話機Aのユーザは、「発信履歴からの発信」ボタン又は「着信履歴からの発信」ボタンのクリックを行い、携帯電話機Aは、発信又は着信履歴からの発信の選択入力を受け付け(ステップS401)、セッションIDを含む発信又は着信履歴要求をモバイル接続サーバ7に送信する(ステップS403)。
モバイル接続サーバ7の履歴管理部74は、携帯電話機AからセッションIDを含む発信又は着信履歴要求を受信し(ステップS405)、受信したセッションIDを含む電話番号検索依頼をユーザ・セッション管理部71に出力する(ステップS407)。ユーザ・セッション管理部71は、履歴管理部74からセッションIDを含む電話番号検索依頼を受信し(ステップS409)、当該セッションIDでセッション管理テーブル75を検索して対応する電話番号を読み出し、履歴管理部74に出力する(ステップS411)。
履歴管理部74は、ユーザ・セッション管理部71からセッションIDに対応する電話番号(携帯電話機Aの電話番号)を受信し(ステップS413)、履歴管理データ格納部77から該当履歴レコードを抽出する(ステップS415)。発信履歴からの発信が指示されている場合には、履歴管理データテーブルにおいて発信側電話番号の列にセッションIDに対応する電話番号が登録されている履歴レコードを抽出する。着信履歴からの発信が指示されている場合には、履歴管理データテーブルにおいて着信側電話番号の列にセッションIDに対応する電話番号が登録されている履歴レコードを抽出する。
そして、履歴管理部74は、該当履歴レコードに含まれる電話番号(セッションIDに対応する電話番号以外の電話番号)により電話番号リストを生成し、当該電話番号リストを含む名前検索要求を電話帳管理部72に出力する(ステップS417)。電話帳管理部72は、履歴管理部74から電話帳リストを含む名前検索要求を受信し(ステップS419)、電話帳リストに含まれる各電話番号で電話帳データテーブル76を検索して対応する名前及びユーザIDを抽出する。そして名前及びユーザIDのリストを履歴管理部74に出力する(ステップS421)。
履歴管理部74は、電話帳管理部72から名前及びユーザIDのリストを受信し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS423)。そして、名前及びユーザIDのリストとステップS415で抽出した履歴レコードとから発信又は着信履歴ページ・データを生成し、携帯電話機Aに送信する(ステップS425)。
携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7から発信又は着信履歴ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS427)。例えば図28のような画面が表示される。図28の画面例では、発信日時の列と、発信元又は着信先の名前の列と、各履歴レコードに対応する録音無の発信ボタンと、各履歴レコードに対応する録音有の発信ボタンとが設けられている。ユーザID自体は表示されず、対応する録音フラグ(ON/OFF)と共に発信又は着信履歴ページ・データ内において発信ボタンに対応付けられている。
携帯電話機Aのユーザは、発信先の顧客名に対応する発信ボタンをクリックする。その際には、録音を行う場合には録音有の列の発信ボタンをクリックし、録音を行わない場合には録音無の列の発信ボタンをクリックする。ここでは、特定の発信先(ここでは電話機C。但し携帯電話機Bであってもよい。)について録音有の発信ボタンがクリックされたものとする。そうすると、携帯電話機Aのブラウザは、特定の発信先について録音有の選択入力を受け付ける(ステップS429)。後続の処理は、図14と同じでありここでは説明を省略する。
電話帳からの発信の場合と同様に、発信履歴又は着信履歴は携帯電話機に残らないので、情報の漏洩は防止され、さらに電話番号を携帯電話機に送信せずユーザIDで代替して顧客データを含むWebページ・データを送信するので、この点でもセキュリティが向上している。
次に、トップメニュー画面において「ログアウト」が選択された場合の処理について説明する。まず、携帯電話機Aのユーザが、ログアウトボタンをクリックすると、携帯電話機Aは、ログアウトの選択入力を受け付け(ステップS431)、セッションIDを含むセッション削除要求をモバイル接続サーバ7のユーザ・セッション管理部71に送信する(ステップS433)。
モバイル接続サーバ7のユーザ・セッション管理部71は、携帯電話機AからセッションIDを含むセッション削除要求を受信し(ステップS435)、当該セッションIDでセッション管理テーブル75を検索し、該当レコードにおけるセッションIDを削除し(ステップS437)、セッション削除通知を携帯電話機Aに送信する(ステップS439)。又はログイン・ページ・データを送信する。
携帯電話機Aのブラウザは、モバイル接続サーバ7からセッション削除通知を受信し(ステップS441)、表示装置にログイン画面(図7)を表示する(ステップS443)。また、保持していたセッションIDを破棄する。このようにしてログイン前の状態に戻る。
以上のような処理を実施することによって、携帯電話機に顧客の電話番号等を登録する必要はなく、携帯電話機が盗難などによって他人に渡った場合においても、顧客の電話番号等の情報は漏洩することはない。また、顧客の電話番号を携帯電話機に音声データ以外のデータとして通知することはないので、意図しない限りにおいて携帯電話機には顧客の電話番号等の情報は残らない。さらに、メディア管理サーバ5から発信するようになっているので、携帯電話機自体が個人の所有であったとしても通話料金の区分けを行う必要が無くなり、事務作業量を削減することができる。
さらに、単なる転送ではないので、顧客からの着信時などにおいては、準備ができた時点で通話を開始できるという点、録音が可能となる点、留守番電話に切り替わったとしても適切に通話を終了させることができる点など、顧客及びユーザにとってユーザビリティが向上している。
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図1に示した機能ブロックは必ずしも実際のプログラムモジュールに対応するものではない。さらに、サーバ構成について一例であって、さらに担当機能を分割してより多くのサーバで実現する方法も可能であり、さらにサーバを集約するようにしても良い。
なお、SIP−SIP−GW3、メディア管理サーバ5、モバイル接続サーバ7、SIPサーバ9などは、図30のようなコンピュータ装置であって、メモリ2501(記憶装置)とCPU2503(処理装置)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本発明の実施の形態では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
音声通信とデータ通信とを実行可能な第1の携帯電話機から発信先を選択するためのデータの要求を受信するステップと、
前記第1の携帯電話機の利用者に関連してデータ格納部に登録されている発信先候補を、当該発信先候補の電話番号以外の識別情報によって特定する特定ステップと、
前記特定ステップにおいて特定された発信先候補を当該発信先候補の電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータを前記第1の携帯電話機に送信するステップと、
を含み、コンピュータにより実行される情報処理方法。
(付記2)
前記データの要求が電話帳データの要求である場合には、前記データ格納部が電話帳データ格納部であることを特徴とする付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
前記データの要求が発信履歴データ又は着信履歴データの要求である場合には、前記データ格納部が履歴データ格納部であることを特徴とする付記1記載の情報処理方法。
(付記4)
前記第1の携帯電話機から特定発信先の識別情報及び録音要求を含む通話要求を前記データ通信にて受信するステップと、
前記第1の携帯電話機との音声通信を行うための第1のポートと、前記特定発信先に係る第2の電話機との音声通信を行うための第2のポートと、録音用の第3ポートとを確保するステップと、
前記第1の携帯電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第1のポートを介して音声通信を行う第1音声通信ステップと、
前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第2のポートを介して音声通信を行う第2音声通信ステップと、
前記第1の携帯電話機から前記第1のポートを介して受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から前記第2のポートを介して受信した音声データを前記第1の携帯電話機に、中継するステップと、
前記第3のポートを用いて前記第1及び第2のポートを介して通信される音声データを録音するステップと、
をさらに含む付記1記載の情報処理方法。
(付記5)
前記第1の携帯電話機の電話番号を前記第1の携帯電話機とのセッションに基づきセッション管理テーブルを用いて特定するステップと、
前記特定発信先に係る前記第2の電話機の電話番号を前記特定発信先の識別情報に基づき電話帳データ格納部を用いて特定するステップと、
をさらに含む付記4記載の情報処理方法。
(付記6)
前記第2音声通信ステップが、前記第1の携帯電話機から所定のDTMF信号を受信した後に実施されることを特徴とする付記4記載の情報処理方法。
(付記7)
特定の電話番号が割り当てられているコンピュータに実行される情報処理方法であって、
第1の電話機から直通内線電話番号に対する発信を受信する発信受信ステップと、
前記第1の電話機との音声通信のリンクを確立するステップと、
前記直通内線電話番号に対応する転送先電話番号を利用者情報テーブルを用いて特定するステップと、
前記特定の電話番号から前記転送先電話番号に発信するステップと、
前記転送先電話番号に係る第2の電話機から着信応答を受信するステップと、
前記着信応答の受信に応答して、前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立するステップと、
前記第2の電話機に対して発信元に関する情報を含むガイダンスを音声データとして送信するガイダンス送信ステップと、
を含む情報処理方法。
(付記8)
前記ガイダンスが、前記第1の電話機との音声通信を行う際には所定のDTMF信号を返信することを求めるメッセージを含み、
前記第2の電話機から所定のDTMF信号を受信するステップと、
前記所定のDTMF信号の受信に応答して、前記第1の電話機から受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から受信した音声データを前記第1の電話機に、中継するステップと、
をさらに含む付記7記載の情報処理方法。
(付記9)
前記ガイダンス送信ステップの実行から所定時間内に前記所定のDTMF信号を受信しないことを検出する検出ステップと、
前記検出ステップ実行後に、前記第1の電話機に対して接続不可を表すガイダンスを音声データとして送信するステップと、
前記第1の電話機との音声通信のためのリンクを切断するステップと、
をさらに含む付記8記載の情報処理方法。
(付記10)
前記発信元に関する情報が、前記第1の電話機から通知された電話番号、又は電話番号と顧客名とが登録されている顧客データベースから特定される顧客名である
付記7記載の情報処理方法。
(付記11)
前記転送先電話番号に係る第2の電話機からの着信応答を所定時間内に受信しない場合に、前記第1の電話機に対して接続不可を表すガイダンスを音声データとして送信するステップと、
前記第1の電話機との音声通信のためのリンクを切断するステップと、
をさらに含む付記7記載の情報処理方法。
(付記12)
前記発信受信ステップの後に、
前記第1の電話機との音声通信を行うための第1のポートと、前記第2の電話機との音声通信を行うための第2のポートと、録音用の第3ポートとを確保するステップ、
が実施され、
前記第1の電話機との音声通信が前記第1のポート、前記第2の電話機との音声通信が前記第2のポートを用いて実施され、
さらに、前記第3のポートを用いて前記第1及び第2のポートを介して通信される音声データを録音するステップ、
を含む付記7記載の情報処理方法。
(付記13)
付記1乃至12のいずれか1つ記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記14)
音声通信とデータ通信とを実行可能な第1の携帯電話機から発信先を選択するためのデータの要求を受信する手段と、
前記第1の携帯電話機の利用者に関連してデータ格納部に登録されている発信先候補を、当該発信先候補の電話番号以外の識別情報によって特定する特定手段と、
前記特定ステップにおいて特定された発信先候補を当該発信先候補の電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータを前記第1の携帯電話機に送信する手段と、
を有する接続管理サーバ。
(付記15)
メディア管理サーバと、
付記14記載の前記接続管理サーバと
を有し、
前記接続管理サーバが、
前記第1の携帯電話機から特定発信先の識別情報及び録音要求を含む通話要求を前記データ通信にて受信する手段と、
前記第1の携帯電話機の電話番号を前記第1の携帯電話機とのセッションに基づきセッション管理テーブルを用いて特定する手段と、
前記特定発信先に係る前記第2の電話機の電話番号を前記特定発信先の識別情報に基づき電話帳データ格納部を用いて特定する手段と、
前記メディア管理サーバに、発信元として前記第1の携帯電話機の電話番号と着信先として前記第2の電話機の電話番号と録音指示とを含む発信要求を送信する手段と、
をさらに有し、
前記メディア管理サーバが、
前記発信要求に応答して、前記第1の携帯電話機との音声通信を行うための第1のポートと、前記特定発信先に係る第2の携帯電話機との音声通信を行うための第2のポートと、録音用の第3ポートとを確保する手段と、
前記第1の携帯電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第1のポートを介して音声通信を行う第1音声通信手段と、
前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第2のポートを介して音声通信を行う第2音声通信手段と、
前記第1の携帯電話機から前記第1のポートを介して受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から前記第2のポートを介して受信した音声データを前記第1の携帯電話機に、中継する手段と、
前記第3のポートを用いて前記第1及び第2のポートを介して通信される音声データを録音する手段と、
を有する
コンピュータ・システム。
(付記16)
特定の電話番号が割り当てられているコンピュータ・システムであって、
第1の電話機から直通内線電話番号に対する発信を受信する手段と、
前記第1の電話機との音声通信のリンクを確立する手段と、
前記直通内線電話番号に対応する転送先電話番号を利用者情報テーブルを用いて特定する手段と、
前記特定の電話番号から前記転送先電話番号に発信する手段と、
前記転送先電話番号に係る第2の電話機から着信応答を受信する手段と、
前記着信応答の受信に応答して、前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立する手段と、
前記第2の電話機に対して発信元に関する情報を含むガイダンスを音声データとして送信するガイダンス送信手段と、
を有するコンピュータ・システム。
(付記17)
前記ガイダンスが、前記第1の電話機との音声通信を行う際には所定のDTMF信号を返信することを求めるメッセージを含み、
前記第2の電話機から所定のDTMF信号を受信する手段と、
前記所定のDTMF信号の受信に応答して、前記第1の電話機から受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から受信した音声データを前記第1の電話機に、中継する手段と、
をさらに有する付記16記載のコンピュータ・システム。
(付記18)
前記ガイダンス送信ステップの実行から所定時間内に前記所定のDTMF信号を受信しないことを検出する検出手段と、
前記検出手段の処理後に、前記第1の電話機に対して接続不可を表すガイダンスを音声データとして送信する手段と、
前記第1の電話機との音声通信のためのリンクを切断する手段と、
をさらに有する付記17記載のコンピュータ・システム。
本発明の実施の形態に係るシステム概要を説明するための図である。 セッション管理テーブルの一例を示す図である。 電話帳データテーブルの一例を示す図である。 履歴管理データテーブルの一例を示す図である。 利用者情報テーブルの一例を示す図である。 ログイン時の処理フローを示す図である。 ログイン画面の一例を示す図である。 トップメニュー画面の一例を示す図である。 電話帳登録時の処理フローを示す図である。 電話帳登録画面の一例を示す図である。 登録完了画面の一例を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第1の部分を示す図である。 電話帳リスト画面の一例を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第2の部分を示す図である。 発信完了画面の一例を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第3の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第4の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第5の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信した場合の処理フローの第6の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信したが発信に失敗した場合の第1の例における処理フローの第1の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信したが発信に失敗した場合の第1の例における処理フローの第2の部分を示す図である。 登録電話携帯電話機で発信したが発信に失敗した場合の第2の例における処理フローを示す図である。 一般の電話からの着信時に登録携帯電話機で応答する場合の処理フローの第1の部分を示す図である。 一般の電話からの着信時に登録携帯電話機で応答する場合の処理フローの第2の部分を示す図である。 一般の電話からの着信時に登録携帯電話機で応答できない場合の処理フローの第1の部分を示す図である。 一般の電話からの着信時に登録携帯電話機で応答できない場合の処理フローの第2の部分を示す図である。 発信又は着信履歴からの発信処理の処理フローを示す図である。 発信又は着信履歴画面の一例を示す図である。 ログアウトのための処理フローを示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1,2,4,8 ネットワーク 3 SIP−SIP−GW
5 メディア管理サーバ 7 モバイル接続サーバ
9 SIPサーバ
51 録音データ格納部
52 利用者情報テーブル
71 ユーザ・セッション管理部
72 電話帳管理部
73 発信要求処理部
74 履歴管理部
75 セッション管理テーブル
76 電話帳データテーブル
77 履歴管理データ格納部

Claims (5)

  1. 音声通信とデータ通信とを実行可能な第1の携帯電話機から発信先を選択するためのデータの要求を受信するステップと、
    前記第1の携帯電話機の利用者に関連してデータ格納部に登録されている発信先候補を、当該発信先候補の電話番号以外の識別情報によって特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定された発信先候補を当該発信先候補の電話番号以外の識別情報にて特定及び選択可能とするデータを前記第1の携帯電話機に送信するステップと、
    を含み、コンピュータにより実行される情報処理方法。
  2. 前記第1の携帯電話機から特定発信先の識別情報及び録音要求を含む通話要求を前記データ通信にて受信するステップと、
    前記第1の携帯電話機との音声通信を行うための第1のポートと、前記特定発信先に係る第2の電話機との音声通信を行うための第2のポートと、録音用の第3ポートとを確保するステップと、
    前記第1の携帯電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第1のポートを介して音声通信を行う第1音声通信ステップと、
    前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立して、前記第2のポートを介して音声通信を行う第2音声通信ステップと、
    前記第1の携帯電話機から前記第1のポートを介して受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から前記第2のポートを介して受信した音声データを前記第1の携帯電話機に、中継するステップと、
    前記第3のポートを用いて前記第1及び第2のポートを介して通信される音声データを録音するステップと、
    をさらに含む請求項1記載の情報処理方法。
  3. 特定の電話番号が割り当てられているコンピュータに実行される情報処理方法であって、
    第1の電話機から直通内線電話番号に対する発信を受信する発信受信ステップと、
    前記第1の電話機との音声通信のリンクを確立するステップと、
    前記直通内線電話番号に対応する転送先電話番号を利用者情報テーブルを用いて特定するステップと、
    前記特定の電話番号から前記転送先電話番号に発信するステップと、
    前記転送先電話番号に係る第2の電話機から着信応答を受信するステップと、
    前記着信応答の受信に応答して、前記第2の電話機との音声通信のためのリンクを確立するステップと、
    前記第2の電話機に対して発信元に関する情報を含むガイダンスを音声データとして送信するガイダンス送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  4. 前記ガイダンスが、前記第1の電話機との音声通信を行う際には所定のDTMF信号を返信することを求めるメッセージを含み、
    前記第2の電話機から所定のDTMF信号を受信するステップと、
    前記所定のDTMF信号の受信に応答して、前記第1の電話機から受信した音声データを前記第2の電話機に、前記第2の電話機から受信した音声データを前記第1の電話機に、中継するステップと、
    をさらに含む請求項3記載の情報処理方法。
  5. 前記ガイダンス送信ステップの実行から所定時間内に前記所定のDTMF信号を受信しないことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップ実行後に、前記第1の電話機に対して接続不可を表すガイダンスを音声データとして送信するステップと、
    前記第1の電話機との音声通信のためのリンクを切断するステップと、
    をさらに含む請求項4記載の情報処理方法。
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