JP2007079984A - データ管理サーバ、データ管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、画像データの内容に応じてアクセス権を設定できるデータ管理サーバ、データ管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
データ管理サーバ3は、データ管理サーバ3に接続された画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを記憶する保管データ記憶手段20と、前記画像データからテキストデータを抽出するテキストデータ抽出手段14と、前記テキストデータ抽出手段14が抽出したテキストデータに対して所定のキーワードによる検索を行うキーワード検索手段15と、前記キーワード検索手段15の検索結果に基づいて前記保管データが有する画像データにアクセス権を設定するアクセス権設定手段16と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを管理するデータ管理サーバ、データ管理方法及びプログラムに関し、より詳細には、保管データが有する、所定のキーワードを含む画像データに、アクセス権を設定するデータ管理サーバ、データ管理方法及びプログラムに関する。
近年、PC(Personal Comuter)等のクライアント装置からプリンタ、ファックス等の画像形成装置に出力される出力データ、スキャナ等の画像入力装置からクライアント装置に入力される入力データ、並びに、入出力を行った者、日時、プリント枚数若しくは使用した画像形成装置のID等の情報を含む入出力記録(以下、「ログデータ」という。)を管理することは、企業の情報セキュリティを守るうえで極めて重要になってきている。
そのため、従来から画像形成装置を介したデータの入出力を管理する方法がいくつか存在する。例えば、クライアント装置からの印刷データは必ずサーバを経由して画像形成装置に送信されるようにし、サーバが印刷データ及びログデータから成る保管データを生成して保管することにより、情報の漏洩事故が発生した場合にも追跡調査を可能とする方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このような保管データは、印刷データを再出力できることもあり、誰もがアクセスできるようではセキュリティ性に欠けるため、特許文献1に記載の印刷データ管理システムにおいても、認証手段を備え、パスワードの入力等により認証された者のみが保管データにアクセスできるようにしている。
一方、複数の者が共用する画像形成装置は、例えば企業での使用において、一般の社員が日常的に扱うデータばかりでなく、一部の社員のみが閲覧でき他の者が閲覧すべきでない機密データをも取り扱う場合がある。このような場合には、例えば、人事情報であれば人事部の責任者、顧客情報であれば営業部の責任者というように、保管データに含まれる画像データの内容に応じて該画像データにアクセスできる者が異なっているべきである。また、システム管理者等の保管データにアクセスできる者であっても、ログデータの参照を行うことができれば十分であり、保管データに含まれる全ての画像データに一律にアクセスできるようにする必要はない。
特開2003−330677号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、システム管理者等の保管データにアクセスできる者は、保管データに含まれる全ての画像データに一律にアクセスでき、セキュリティ上問題がある。
上述の問題に鑑み、本発明は、画像データの内容に応じてアクセス権を自動的に設定できるデータ管理サーバ、データ管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係るデータ管理サーバは、当該データ管理サーバに接続された画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを記憶する保管データ記憶手段と、前記画像データからテキストデータを抽出するテキストデータ抽出手段と、前記テキストデータ抽出手段が抽出したテキストデータに対して所定のキーワードによる検索を行うキーワード検索手段と、前記キーワード検索手段の検索結果に基づいて前記保管データが有する画像データにアクセス権を設定するアクセス権設定手段と、を有することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係るデータ管理サーバにおいて、前記画像データからフォーマットを抽出するフォーマット抽出手段と、前記フォーマット抽出手段が抽出した抽出フォーマットが所定のフォーマットであるか否かを判定するフォーマット判定手段と、前記保管データが有する画像データを加工するデータ加工手段と、を有し、前記データ加工手段は、前記フォーマット判定手段が前記所定のフォーマットと判定した画像データの加工を行うことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係るデータ管理サーバにおいて、前記画像データの加工は、該画像データの所定領域をマスクする処理であることを特徴とする。
第4の発明に係るデータ管理方法は、当該データ管理サーバに接続された画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを記憶する記憶ステップと、前記画像データからテキストデータを抽出するテキストデータ抽出ステップと、前記テキストデータ抽出ステップにおいて抽出されたテキストデータに対して所定のキーワードによる検索を行うキーワード検索ステップと、前記キーワード検索ステップにおける検索結果に基づいて前記保管データが有する画像データにアクセス権を設定するアクセス権設定ステップと、を有することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明に係るデータ管理方法において、前記画像データからフォーマットを抽出するフォーマット抽出ステップと、前記フォーマット抽出ステップにおいて抽出された抽出フォーマットが所定のフォーマットであるか否かを判定するフォーマット判定ステップと、前記フォーマット判定ステップにおいて前記所定のフォーマットと判定された画像データの加工を行うデータ加工ステップと、を有することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明に係るデータ管理方法において、前記データ加工ステップにおける前記画像データの加工は、該画像データの所定領域をマスクする処理であることを特徴とする。
第7の発明は、第4乃至第6の発明の何れか1つに係るデータ管理方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
上述の手段により、本発明は、画像データの内容に応じてアクセス権を自動的に設定できるデータ管理サーバ、データ管理方法及びプログラムを提供できる。
以下、図面を参照しつつ、幾つかの実施例に分けて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(構成)
図1は、本発明に係るデータ管理サーバを有するシステム例を示す図である。データ管理システムは、クライアントPC(Personal Computer)1、2、データ管理サーバ3、ファックス4、スキャナ5及びプリンタ6から構成される。データ管理システムの各構成要素は、ネットワーク7で結ばれる。クライアントPC1、2は、それぞれ文書作成アプリケーションや表計算アプリケーションを有するコンピュータであり、データ管理サーバ3を介して出力データをプリンタ6に出力する。データ管理サーバ3は、クライアントPC1、2が出力する出力データを受信し、ファックス4又はプリンタ6に該データを送出する。ファックス4は、データ管理サーバ3を介してクライアントPC1、2から出力データを受信し、一般通信回線を介して該データを外部に送信する。また、ファックス4は、送信のために読み取ったデータや外部から受信したデータをデータ管理サーバ3に送出し、クライアントPC1、2がデータ管理サーバにアクセスすることにより送信データや受信データを閲覧できるようにする。スキャナ5は、読み取った画像データをデータ管理サーバに保存し、クライアントPC1、2がデータ管理サーバにアクセスすることにより読み取った画像データを閲覧できるようにする。プリンタ6は、データ管理サーバ3を介してクライアントPC1、2から出力データを受信し、該出力データを印刷する。なお、ファックス4、スキャナ5及びプリンタ6は、コピー機やこれら機能の全てを備える複合機であってもよい。コピー機の場合は、複製のために読み取ったデータをデータ管理サーバ3に保存する。
図2は、データ管理サーバの構成例を示す図である。データ管理サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)10、HDD(Hard Disk Drive)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、表示部22及び入力部23から構成される。CPU10は、テキストデータ抽出手段14、キーワード検索手段15、アクセス権設定手段16、フォーマット抽出手段17、フォーマット判定手段18、データ加工手段19、保管データ記憶手段20及びユーザ認証手段21を有し、HDD11に記憶されているプログラムをRAM12にロードして上述の手段を実行させる。HDD11及びROM13は、不揮発性の記憶装置であり、上述の手段を実行させるプログラム、画像データ、ログデータ及び各種設定データ等を記憶する。RAM12は、揮発性の記憶装置であり、プログラム等を実行する際に使用される。表示部22は、CRT(Cathod Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ装置である。入力部23は、マウス、キーボード等の入力装置である。
ここで、「画像データ」は、テキストデータ、フォント情報、フォーマット情報、出力設定等を有するデータであり、写真画像を出力する場合等、テキストデータを含まない場合もある。ファックス4、スキャナ5で読み取った画像データにおけるテキストデータは、OCR(Optical Character Reader)等を用いてテキストデータを抽出する。また、「ログデータ」は、上述の通り、入出力を行った者、日時、プリント枚数又は使用した画像形成装置のID等の情報を含む入出力記録であり、ログデータは、その画像データを扱った画像形成装置及びクライアントPC、又は、画像形成装置単体で生成される。また、「保管データ」は、画像データとログデータとを組み合わせたデータであり、単純に2つのデータを組み合わせたものでもよく、また、画像データのサイズを圧縮する等、所定の修正を加えたものであってもよい。この場合、画像データは画像形成装置で出力されたときの元の解像度を有さず、例えばディスプレイ22において当該画像データをサムネイル等で確認するために必要十分なデータサイズのものであってもよい。
データ管理サーバ3は、クライアントPC1、2がプリント出力するためにプリンタ6に画像データを送信したり、スキャナ5が画像データを読み取ったりする場合に、当該画像データと、その画像データに関するログデータとから成る保管データを生成する。その後、データ管理サーバ3は、保管データのうちの画像データから抽出されるテキストデータに対しキーワード検索を行う。データ管理サーバ3は、キーワードが抽出されたテキストデータに関する画像データに対し、所定の者がアクセスできるようアクセス権を設定する。キーワードが抽出されなかった場合には、誰でもその画像データに対しアクセスできるようにしてもよく、或いは、所定の者だけがアクセスできるようにしてもよい。
図3は、キーワードと閲覧可能者との対応表を示す図である。当該対応表は、キーワード欄30と、閲覧可能者欄31とを有する。データ管理サーバ3は、画像データから抽出されたテキストデータに対しキーワード欄30にある単語によりキーワード検索を行う。また、データ管理サーバ3は、キーワードが検出されたテキストデータに関する画像データに対し、対応する閲覧可能者欄31の者にアクセス権を設定する。キーワード欄30には、「人事、内示、給与」、「新規技術、開発」、「特許」及び「発注書、見積書」等があり、それぞれ閲覧可能者欄31の「社員A」、「社員B、社員C」、「社員D、社員E」及び「社員F」に対応する。例えば、「人事、内示、給与」は人事部門に関するもの、「新規技術、開発」は開発部門に関するもの、「特許」は知的財産部門に関するもの、及び、「発注書、見積書」は営業部門に関するものであり、社員Aは人事部門の責任者、社員B及び社員Cは、開発部門の責任者、社員D及び社員Eは、知的財産部門の責任者、社員Fは、営業部者の責任者である。当該対応表は、例えば、データ管理サーバのHDD11に記憶されている。また、システム管理者等は、入力部23を介して当該対応表の内容を追加、削除、変更等することが可能である。
図4は、データ管理サーバ3がキーワード検索によりアクセス権を設定する処理の流れを示すフローチャートである。最初に、保管データ記憶手段20は、クライアントPC1、2、ファックス4又はスキャナ5から画像データ及びログデータを取得し、画像データ及びログデータから保管データをRAM12に生成する(ステップS1)。なお、保管データはHDD11に記憶されてもよい。次に、テキストデータ抽出手段14は、RAM12上に生成された保管データのうちの画像データからテキストデータを抽出する(ステップS2)。次に、キーワード検索手段15は、HDD11又はROM13等に記憶された図3に示す対応表のキーワード欄30からキーワードを1つずつ読み出し、抽出されたテキストデータに対してキーワード検索を順次行う(ステップS3)。キーワード検索手段15が、キーワードをテキストデータの中に見つけ出した場合(ステップS3のYES)、アクセス権設定手段16は、対応する閲覧可能者にアクセス権を設定する。例えば、キーワード「人事」を見つけた場合には、図3に示す対応表の閲覧可能者欄31にある「社員A」にアクセス権を設定する(ステップS4)。なお、アクセス権は、閲覧のみを許可するような制限付きの権限であってもよく、或いは、削除、再出力等をも許可するような制限なしの権限であってもよい。キーワード検索手段15が、全てのキーワードをテキストデータの中に見つけ出せなかった場合(ステップS3のNO)、アクセス権設定手段は、何れの者にもアクセス権を設定しない。なお、この場合、アクセス権設定手段16は、すべての者にアクセス権を設定してもよい。また、このアクセス権は制限付きの権限、又は、制限なしの権限のいずれであってもよい。その後、保管データ記憶手段20は、画像データにアクセス権が設定された保管データをHDD11に記憶する(ステップS5)。
これにより、データ管理サーバ3は、保管データのうちの画像データに対し、その画像データの内容を閲覧するのに適した者にだけアクセス権を設定できるようになる。
次に、画像データのフォーマットに応じて画像データを加工する処理について説明する。上述のように、データ管理サーバは、画像データのテキストデータが含むキーワードに応じてアクセス権を付与する者を制御する。このアクセス権は、画像データ全体を対象としており、アクセス権を付与されていない者は、画像データの内容を全く把握することができない。
しかし、アクセス権を付与されていない者であっても、画像データにおける一部の情報を閲覧できるようにすることが好適な場合もある。例えば、ファックス4により商品の受注を受け付けている企業が、データ管理サーバ3に保管データを記憶する場合を想定する。このような場合、画像データは、ファックス4で届く顧客からの発注書である。顧客は、所定のフォーマットを有する発注書に注文の対象となる商品のリストや個人情報(名前、住所、クレジットカード番号等)を記入して、注文を行う。発注書に記載された個人情報は、限られた者(例えば営業部門の責任者)しか閲覧できないこととすべきであるが、発注書に記載された商品のリスト等は、例えば他部門の者がリサーチ目的に利用したい場合も考えられる。また、画像データである発注書にアクセス制限が設定され閲覧できない状態になっているよりも、個人情報が記載されている部分だけがマスク処理されて閲覧できないが他の部分は閲覧できる状態になっているほうが、システム管理者が画像データを管理するうえで都合がよい場合も考えられる。
そこで、データ管理サーバは、画像データのフォーマットが所定のフォーマットに該当する場合には、その画像データにおいて個人情報等の秘匿すべき情報が記載される部分をマスク処理し、それ以外の部分については、秘匿すべき情報部分を閲覧するためのアクセス権を有さない者にも閲覧を許可することとする。なお、データ管理サーバ3は、マスク処理をすべき部分をフォーマットに応じて予め設定し、HDD11等にその情報を記憶している。
図5は、フォーマットタイプと閲覧可能者との対応表を示す図である。当該対応表は、フォーマットタイプ欄40と、閲覧可能者欄41とを有する。データ管理サーバ3は、画像データから抽出されるフォーマットとフォーマットタイプ欄40にあるフォーマットとが照合するか否かを判定する。また、データ管理サーバは、フォーマットが照合した場合に、対応する閲覧可能者欄41の者にアクセス権を設定する。フォーマットタイプ欄40には、「フォーマット1」、「フォーマット2」、「フォーマット3」及び「フォーマット4」等があり、それぞれ閲覧可能者欄41の「社員A」、「社員B、社員C」、「社員D、社員E」及び「社員F」に対応する。当該対応表は、例えば、データ管理サーバのHDD11に記憶されている。また、システム管理者等は、入力部23を介して当該対応表の内容を追加、削除、変更等することが可能である。
図6は、データ管理サーバが画像データのフォーマットを判定してマスク処理をする処理の流れを示すフローチャートである。最初に、保管データ記憶手段20は、クライアントPC1、2、ファックス4又はスキャナ5から画像データ及びログデータを取得し、画像データ及びログデータから保管データをRAM12に生成する(ステップS11)。なお、保管データはHDD11に記憶されてもよい。次に、テキストデータ抽出手段14は、RAM12上に生成された保管データのうちの画像データからテキストデータを抽出する(ステップS12)。次に、フォーマット抽出手段17は、RAM12上に生成された保管データのうちの画像データからフォーマットを抽出する(ステップS13)。次に、フォーマット判定手段18は、HDD11又はROM13等に登録された所定のフォーマットと抽出されたフォーマットとを比較し、照合するか否かを判定する(ステップS14)。フォーマット判定手段18が、登録された所定のフォーマットと抽出されたフォーマットとが照合すると判定した場合には(ステップS14のYES)、データ加工手段19は、フォーマットのうち予め設定された部分をマスク処理し、マスク処理された部分が表示部22に表示されず、かつ、プリンタ6に出力されないようにする(ステップS15)。なお、データ加工手段19は、マスク処理の他に、暗号化処理や削除処理等を行い、個人情報等が閲覧できないようにしてもよい。その後、アクセス権設定手段16は、照合したフォーマットタイプに応じて、対応する閲覧可能者にアクセス権を設定する(ステップS16)。例えば、フォーマットタイプが「フォーマット1」であった場合には、図5に示す対応表の閲覧可能者欄41にある「社員A」にアクセス権を設定する。なお、アクセス権は、閲覧のみを許可するような制限付きの権限であってもよく、或いは、削除、再出力等をも許可するような制限なしの権限であってもよい。フォーマット判定手段18が、登録された所定のフォーマットと抽出されたフォーマットとが照合しないと判定した場合(ステップS14のNO)、キーワード検索手段15が、HDD11又はROM13等に記憶された図3に示す対応表のキーワード欄30からキーワードを1つずつ読み出し、抽出されたテキストデータに対してキーワード検索を順次行う(ステップS17)。なお、テキストデータの抽出は、ステップS12で行われたが、ステップS17の直前に行われてもよい。キーワード検索手段15が、キーワードをテキストデータの中に見つけ出した場合(ステップS17のYES)、アクセス権設定手段は、対応する閲覧可能者にアクセス権を設定する(ステップS18)。キーワード検索手段15が、全てのキーワードをテキストデータの中に見つけ出せなかった場合(ステップS17のNO)、アクセス権設定手段は、何れの者にもアクセス権を設定しない。なお、この場合、アクセス権設定手段は、すべての者にアクセス権を設定してもよい。また、このアクセス権は制限付きの権限、又は、制限なしの権限のいずれであってもよい。その後、保管データ記憶手段は、画像データにアクセス権が設定された保管データをHDD11に記憶する(ステップS19)。
図7は、データ管理サーバがユーザの要求に応じて保管データを表示する処理の流れを示すフローチャートである。最初に、データ管理サーバ3は、入力部23を介してユーザの保管データ閲覧要求を受け付ける(ステップS21)。次に、ユーザ認証手段21は、閲覧要求を行ったユーザが、HDD11に記憶された保管データのうちの画像データにアクセス権が設定されたユーザであるか否かを照合する(ステップS22)。照合方法には、暗証番号を入力する方法、又は、IDカードを利用する方法等がある。照合が行われずアクセス権が認められない場合(ステップS22のNO)、データ管理サーバ3は、画像データを表示部22に表示しない(ステップS27)。この場合、データ管理サーバ3は、エラーメッセージを表示部22に表示し、閲覧ができない旨をユーザに通知してもよい。照合が行われアクセスが認められた場合(ステップS22のYES)、ユーザ認証手段21は、当該ユーザがマスクの解除権限を有するか否かを判定する(ステップS24)。マスクの解除権限を有するか否かは、図5の対応表における図示しないマスク処理解除権限欄等で予め設定される。なお、画像データにマスク処理が施されていない場合には、データ管理サーバ3は、画像データを表示部22に表示する。ユーザ認証手段21が、当該ユーザがマスクの解除権限を有さない者であると判定すると(ステップS23のNO)、データ加工手段19はマスクを解除せず、データ管理サーバは、マスク処理が施された画像データを表示部22に表示する(ステップS26)。ユーザ認証手段21が、当該ユーザがマスクの解除権限を有する者であると判定すると(ステップS23のYES)、データ加工手段19は、マスクを解除し、データ管理サーバは、マスク処理が解除された画像データを表示部22に表示する(ステップS25)。
これにより、データ管理サーバ3は、画像データにおける個人情報等の機密情報に対するアクセス権を有さない者が、画像データにおけるそれ以外の情報を閲覧できるようにし、セキュリティを確保しながらもシステムの使い勝手を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることが可能である。
例えば、上述の実施例では、HDD11に格納されたプログラムがデータ管理サーバの機能をコンピュータに実行させるが、これらプログラムは、CDROM等のコンピュータ読取可能な記録媒体に格納され頒布されてもよく、ネットワークを介してダウンロードされてもよい。
データ管理サーバを有するシステムの構成例を示す図である。 データ管理サーバの構成例を示す図である。 キーワードと閲覧可能者との対応表である。 データ管理サーバがキーワード検索によりアクセス権を設定する処理の流れを示すフローチャートである。 フォーマットタイプと閲覧可能者との対応表である。 データ管理サーバが画像データのフォーマットを判定してマスク処理をする処理の流れを示すフローチャートである。 データ管理サーバがユーザの要求に応じて保管データを表示する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1、2 クライアントPC
3 データ管理サーバ
4 ファックス
5 スキャナ
6 プリンタ
10 CPU
11 HDD
12 RAM
13 ROM
14 テキストデータ抽出手段
15 キーワード検索手段
16 アクセス権設定手段
17 フォーマット抽出手段
18 フォーマット判定手段
19 データ加工手段
20 保管データ記憶手段
22 表示部
23 入力部
30 キーワード欄
31 閲覧可能者欄
40 フォーマットタイプ欄
41 閲覧可能者欄

Claims (7)

  1. 当該データ管理サーバに接続された画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを記憶する保管データ記憶手段と、
    前記画像データからテキストデータを抽出するテキストデータ抽出手段と、
    前記テキストデータ抽出手段が抽出したテキストデータに対して所定のキーワードによる検索を行うキーワード検索手段と、
    前記キーワード検索手段の検索結果に基づいて前記保管データが有する画像データにアクセス権を設定するアクセス権設定手段と、
    を有することを特徴とするデータ管理サーバ。
  2. 前記画像データからフォーマットを抽出するフォーマット抽出手段と、
    前記フォーマット抽出手段が抽出した抽出フォーマットが所定のフォーマットであるか否かを判定するフォーマット判定手段と、
    前記保管データが有する画像データを加工するデータ加工手段と、を有し、
    前記データ加工手段は、前記フォーマット判定手段が前記所定のフォーマットと判定した画像データの加工を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理サーバ。
  3. 前記画像データの加工は、該画像データの所定領域をマスクする処理であることを特徴とする請求項2に記載のデータ管理サーバ。
  4. 当該データ管理サーバに接続された画像形成装置が扱う画像データと該画像データに関するログデータとから成る保管データを記憶する記憶ステップと、
    前記画像データからテキストデータを抽出するテキストデータ抽出ステップと、
    前記テキストデータ抽出ステップにおいて抽出されたテキストデータに対して所定のキーワードによる検索を行うキーワード検索ステップと、
    前記キーワード検索ステップにおける検索結果に基づいて前記保管データが有する画像データにアクセス権を設定するアクセス権設定ステップと、
    を有することを特徴とするデータ管理方法。
  5. 前記画像データからフォーマットを抽出するフォーマット抽出ステップと、
    前記フォーマット抽出ステップにおいて抽出された抽出フォーマットが所定のフォーマットであるか否かを判定するフォーマット判定ステップと、
    前記フォーマット判定ステップにおいて前記所定のフォーマットと判定された画像データの加工を行うデータ加工ステップと、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のデータ管理方法。
  6. 前記データ加工ステップにおける前記画像データの加工は、該画像データの所定領域をマスクする処理であることを特徴とする請求項5に記載のデータ管理方法。
  7. 請求項4乃至6の何れか一項に記載のデータ管理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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