JP2007057958A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents
表示制御装置及び表示制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007057958A JP2007057958A JP2005244563A JP2005244563A JP2007057958A JP 2007057958 A JP2007057958 A JP 2007057958A JP 2005244563 A JP2005244563 A JP 2005244563A JP 2005244563 A JP2005244563 A JP 2005244563A JP 2007057958 A JP2007057958 A JP 2007057958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- display
- information
- images
- display control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】表示装置に複数の画像を同時表示させる際の表示性及び操作性を向上させることのできる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示装置4の画面DPに表示する複数の画像P1を、該各画像P1内に含まれるキー項目K1が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する。
【選択図】 図7
【解決手段】表示装置4の画面DPに表示する複数の画像P1を、該各画像P1内に含まれるキー項目K1が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、表示制御装置及び表示制御方法にかかり、詳しくは、表示装置に複数の画像を同時表示する際に使用して好適な表示制御技術に関する。
近年、デジタルカメラの普及により、デジタル画像(以下、単に画像という)の撮影を手軽に楽しめるようになってきている。デジタルカメラで撮影した画像はコンピュータ(例えばパソコン)内部又は外部の記憶装置(可搬型記録メディアを含む)に保存したり、同コンピュータに接続された表示装置に表示して閲覧したりすることができる。
従来、コンピュータにより取り込んだ画像を表示装置に表示して閲覧する場合、該表示装置には、フォルダ内に保存されている画像がサムネイル(縮小画像)形式で縦横マトリクス状に表示されるのが一般的となっている。
しかしながら、上記方式では、記憶装置の画像保存数(ファイル数)が増え、フォルダの階層(ディレクトリ構造)が複雑化すると、目的の画像が格納されたフォルダを探し出すまでに時間がかかるという問題がある。また、1つのフォルダに多数の画像が格納されていると、上下左右にスクロール操作しながら膨大かつ判読し難いサムネイルを確認していかなければならないため、画像を探し出す手間が一段と大きくなる。加えて、このようにフォルダを探し出す操作、スクロール操作といった一連の操作は高齢者やコンピュータの操作に不慣れないわゆる情報弱者には複雑かつ分かり難い作業であり、デジタル画像の更なる利用拡大を図る上での阻害要因の一つともなっていた。
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、表示装置に複数の画像を同時表示させる際の表示性及び操作性を向上させることのできる表示制御装置及び表示制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、操作装置と表示装置とに接続され、該表示装置に複数の画像を同時に表示する表示制御装置であって、外部装置から画像と該画像内容を規定したタグ情報とを取り込む取込手段と、前記画像及び前記タグ情報を記憶する記憶手段と、前記画像の判別要素となり得るキー項目を前記タグ情報から設定し、画像認識手段による画像認識結果に基づいて前記画像内に含まれる前記キー項目の位置を設定するキー管理手段と、前記表示装置に表示する複数の画像を、該各画像内に含まれる前記キー項目が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する表示手段と、を備えることを要旨とする。
この構成によれば、複数の画像はタグ情報から設定されたキー項目の少なくとも一部分が表示されるように部分的に重ね合わせられて山積み表示される。これにより、各画像の内容を直感的に判断可能とさせつつ、表示装置の一画面に表示可能な画像枚数を大幅に増加させることができる。よって、スクロール操作を極力不要とさせることができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記タグ情報は、前記外部装置により生成される情報である、といった態様を採用することができる。この構成によれば、外部装置内で生成されたタグ情報を取り込むことで、ユーザによるタグ情報の設定作業を軽減させることができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記記憶手段には、前記画像認識手段により認識された前記キー項目が類似性情報として記録され、前記取込手段は、前記外部装置から取り込んだ前記画像内に、前記類似性情報として記録されている前記キー項目が含まれている場合には、それを前記タグ情報として設定する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、画像認識手段により既に認識済のキー項目をタグ情報として設定することで、ユーザによるタグ情報の設定作業を軽減させることができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記取込手段は、前記操作装置を通じてユーザにより入力された前記タグ情報を設定する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、ユーザは任意のタグ情報を設定することができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像の画面奥行き方向の配置順序を、前記タグ情報に含まれる時間情報、又は、その他数値の大小により表される情報を用いて設定する、といった態様を採用することができる。この構成によれば、時間情報又はそれに類するその他の数値情報を用いて奥行き方向の配置順序を設定することで、画像の閲覧が行いやすくなる。
上記構成の表示制御装置においては、前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像の画面垂直水平方向の配置順序を、前記タグ情報に含まれる緯度経度情報、又は、その他数値の大小により表される情報を2以上用いて設定する、といった態様を採用することができる。この構成によれば、緯度経度情報又はそれに類するその他の数値情報(2種類)を用いて垂直水平方向の配置順序を設定することで、画像の閲覧が行いやすくなる。
上記構成の表示制御装置においては、前記記憶手段には、前記操作装置を通じてユーザにより入力された表示・閲覧に関する操作情報が該ユーザの識別情報と関連付けて記録され、前記表示手段は、前記ユーザの操作情報に基づいて該ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析し、該分析結果に基づいて前記山積み表示する複数の画像の配置順序を補助的に設定する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、ユーザの嗜好にあった画像配置を行うことができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像を前記キー項目毎にそれぞれ区分して表示する、といった態様を採用することができる。この構成によれば、山積み表示する複数の画像をキー項目(つまりは画像の内容)毎に区分することで、画像の閲覧がより行いやすくなる。
上記構成の表示制御装置においては、前記表示手段は、前記山積み表示した複数の画像の配置順序を、ユーザにより前記操作装置を通じて入力された情報に基づいて変更する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、ユーザは、山積み表示された画像の配置順序を操作装置を使用して任意に変更することができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記キー管理手段は、前記山積み表示する複数の画像を、前記タグ情報に基づいて前記記憶手段より検索する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、ユーザは、タグ情報を入力することで目的の画像を検索することができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記キー管理手段は、前記ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析した結果に基づいて、前記山積み表示する複数の画像を前記記憶手段より検索する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向から画像を検索することで、ユーザが元来意図していなかった画像に偶発的に到達することの楽しさや驚き、喜びを提供することができる。
上記構成の表示制御装置においては、前記キー管理手段は、互いに異なる前記タグ情報を持つ複数の画像を前記ユーザの操作情報に基づいて関連付け、該関連付けした一の画像を前記記憶手段より抽出する際にそれに関連付けられている他の画像を併せて抽出する機能を備える、といった態様を採用することができる。この構成によれば、タグ情報からは何ら関連性を見出せない画像同士であっても、ユーザの操作情報に基づいて画像間の関連性を見出すことで、関連付けした画像同士を同時に抽出して表示させることができる。
本発明の第2の態様は、表示装置に複数の画像を同時に表示する表示制御方法であって、画像と該画像内容を規定したタグ情報とを外部から取り込むステップと、前記画像の判別要素となり得るキー項目を前記タグ情報から設定し、前記画像内より前記キー項目を検出して該キー項目の位置を設定するステップと、前記表示装置に表示する複数の画像を、該各画像内に含まれる前記キー項目が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示するステップと、を備えることを要旨とする。この方法によれば、上記第1の態様と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る表示制御システム1を示す全体構成図である。
表示制御システム1は表示制御装置2を備えている。表示制御装置2には操作装置3と表示装置4とが接続されているとともに、外部装置としてのデジタルカメラ5が接続されている。本実施の形態においては、表示制御装置2はパーソナルコンピュータにより構成され、操作装置3はキーボード及びマウスにより構成され、表示装置4は液晶モニタにより構成されている。なお、外部装置はデジタルカメラ5に限らず、その他、例えばカメラ内蔵型携帯電話機や、表示制御装置2にネットワーク接続された装置であってもよい。
図1は、本実施の形態に係る表示制御システム1を示す全体構成図である。
表示制御システム1は表示制御装置2を備えている。表示制御装置2には操作装置3と表示装置4とが接続されているとともに、外部装置としてのデジタルカメラ5が接続されている。本実施の形態においては、表示制御装置2はパーソナルコンピュータにより構成され、操作装置3はキーボード及びマウスにより構成され、表示装置4は液晶モニタにより構成されている。なお、外部装置はデジタルカメラ5に限らず、その他、例えばカメラ内蔵型携帯電話機や、表示制御装置2にネットワーク接続された装置であってもよい。
表示制御装置2は、デジタルカメラ5から取得した複数の画像を表示装置4上に表示(山積み表示)するための表示制御ソフト6と、この表示制御ソフト6と連携して動作し、画像中に含まれる人物,建造物等(いわゆる被写体)の画像を各々の特徴量に基づいて検出するための画像認識ソフト7とを備えている。
なお、本実施の形態において「山積み表示」とは、表示対象とする複数の画像を各画像中の「キー項目」が少なくとも一部分にて必ず表示されるように部分的に重ね合わせて表示する態様をいう(図7参照)。ここで、「キー項目」とは、画像の判別要素となり得る画像部分を意味するもので、画像中に含まれる人物や建造物等がこれに該当する。キー項目は、後述するタグ情報T1(図2参照)の中から設定される。
表示制御ソフト6は、取込みソフト9と管理ソフト10と表示ソフト11とからなり、概略的には、取込みソフト9で取得した画像を管理ソフト10を通じて表示ソフト11に受け渡し、該表示ソフト11から上記山積み表示用の表示データを表示装置4に出力する仕組みとなっている。なお、これら各ソフト9〜11の詳細については後述する。本実施の形態においては、取込みソフト9が取込手段に相当し、管理ソフト10がキー管理手段に相当し、表示ソフト11が表示手段に相当する。
また、表示制御装置2はデータベース8を備えている。このデータベース8には、画像情報ファイルF1と、類似性情報ファイルF2と、操作情報ファイルF3と、表示データファイルF4とが格納されている。以下、各ファイルF1〜F4について説明する。
[画像情報ファイルF1]
図2は、画像情報ファイルF1を示す説明図である。
画像情報ファイルF1には、画像P1と該画像P1の内容を規定したタグ情報T1とが記録されている。タグ情報T1は、一次タグ情報T11(図2(a))と、二次タグ情報T12(図2(b))と、三次タグ情報T13(図2(c))との3種類の情報に類別される。
図2は、画像情報ファイルF1を示す説明図である。
画像情報ファイルF1には、画像P1と該画像P1の内容を規定したタグ情報T1とが記録されている。タグ情報T1は、一次タグ情報T11(図2(a))と、二次タグ情報T12(図2(b))と、三次タグ情報T13(図2(c))との3種類の情報に類別される。
一次タグ情報T11は、デジタルカメラ5による画像P1の撮影時点で同カメラ5内で自動生成される情報である。これには例えば、撮影日時、撮影場所(緯度・経度情報)、撮影方位、撮影距離、撮影仰角、天候気温、撮影情報などが含まれる。この一次タグ情報T11は、取込みソフト9による画像P1の取り込み時に同時に取り込まれる。
二次タグ情報T12は、画像認識ソフト7により画像P1中に含まれるキー項目画像を認識した結果に基づいて、取込みソフト9により追加設定される情報である。例えば、図2(b)では、画像認識ソフト7により認識した画像P1中の被写体A,Bに関する情報が二次タグ情報T12として設定されている。
三次タグ情報T13は、ユーザによる操作装置3からの入力(例えばキーボード入力)に基づいて、取込みソフト9により追加設定される情報である。例えば、図2(c)では、画像認識ソフト7により認識されなかった画像P1中の被写体C,Dに関する情報が、三次タグ情報T13として設定されている。なお、三次タグ情報T13は、これ以外にもその他任意の情報を設定することができる。
[類似性情報ファイルF2]
類似性情報ファイルF2には、画像認識ソフト7により認識可能なキー項目画像(人物,建造物などの被写体画像)がモデル画像として登録されている。画像認識ソフト7は、類似性情報ファイルF2に登録されているモデル画像と認識対象の画像とを比較し、その類似性を判定することで、画像P1中のキー項目を検出・認識する。
類似性情報ファイルF2には、画像認識ソフト7により認識可能なキー項目画像(人物,建造物などの被写体画像)がモデル画像として登録されている。画像認識ソフト7は、類似性情報ファイルF2に登録されているモデル画像と認識対象の画像とを比較し、その類似性を判定することで、画像P1中のキー項目を検出・認識する。
[操作情報ファイルF3]
操作情報ファイルF3には、画像の表示・閲覧に関するユーザの操作情報が該ユーザの識別情報(例えばユーザ個別の識別番号)と関連付けて記録されている。操作情報として記録する情報の種類は任意である。例えば、この操作情報ファイルF3には、表示実行時における日付、時刻、位置(閲覧を行う場所)、気温(閲覧開始時の気温)や、閲覧する画像の種類、閲覧回数、閲覧頻度、閲覧時間等の情報を記録することができる。この操作情報は、ユーザの過去の表示・閲覧に関する操作傾向を分析するために用いられる。
操作情報ファイルF3には、画像の表示・閲覧に関するユーザの操作情報が該ユーザの識別情報(例えばユーザ個別の識別番号)と関連付けて記録されている。操作情報として記録する情報の種類は任意である。例えば、この操作情報ファイルF3には、表示実行時における日付、時刻、位置(閲覧を行う場所)、気温(閲覧開始時の気温)や、閲覧する画像の種類、閲覧回数、閲覧頻度、閲覧時間等の情報を記録することができる。この操作情報は、ユーザの過去の表示・閲覧に関する操作傾向を分析するために用いられる。
[表示データファイルF4]
表示データファイルF4には、過去に表示装置4に表示した表示データが記録されている。この表示データファイルF4に記録されている表示データを読み込むことで、過去に閲覧した山積み画像の表示データを表示することができる。
表示データファイルF4には、過去に表示装置4に表示した表示データが記録されている。この表示データファイルF4に記録されている表示データを読み込むことで、過去に閲覧した山積み画像の表示データを表示することができる。
図3は、表示制御装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。
表示制御装置2は、CPU21、メモリ22、記憶装置23、入力インターフェース(I/F)24、出力I/F25及びドライブ装置26を備え、それらはバス27を介して相互に接続されている。
表示制御装置2は、CPU21、メモリ22、記憶装置23、入力インターフェース(I/F)24、出力I/F25及びドライブ装置26を備え、それらはバス27を介して相互に接続されている。
CPU21は、記憶装置23に格納されているプログラムやデータをメモリ22へ転送し、同メモリ22を利用してプログラムを実行する。メモリ22はROM、RAM等により構成され、これには通常、キャッシュメモリ、システムメモリ、ディスプレイメモリ等が含まれる。記憶装置23は、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等により構成される。なお、上述した各種のプログラム(取込みソフト9、管理ソフト10、表示ソフト11、画像認識ソフト7)及びそれらプログラムの実行に必要なデータはこの記憶装置23に格納されている。この記憶装置23はデータベース8としても利用されている。
入力I/F24には操作装置3が接続され、操作装置3からの操作入力に対応した操作信号をCPU21に送出する。出力I/F25には表示装置4が接続され、CPU21による制御の下、山積み表示用の表示データを表示装置4に出力する。
CPU21が実行するプログラムやデータは、記録媒体28にて提供される。ドライブ装置26は、記録媒体28を駆動してその記録内容にアクセスし、記録媒体28からプログラムやデータを読み出して記憶装置23に格納する。記録媒体28には、光ディスクや光磁気ディスク等の媒体の他、図示しない通信媒体を介してアップロード又はダウンロードされたプログラムを記録した媒体、ディスク装置等も含まれる。
次に、取込みソフト9、管理ソフト10、表示ソフト11における処理を個別具体的に説明する。
[取込みソフト9]
取込みソフト9は、デジタルカメラ5から画像P1と一次タグ情報T11とを取り込み、二次タグ情報T12と三次タグ情報T13とを適宜追加設定して画像情報ファイルF1を生成する処理部である。
[取込みソフト9]
取込みソフト9は、デジタルカメラ5から画像P1と一次タグ情報T11とを取り込み、二次タグ情報T12と三次タグ情報T13とを適宜追加設定して画像情報ファイルF1を生成する処理部である。
図4は、取込みソフト9における処理を示すフローチャートである。
CPU21は、まず、デジタルカメラ5が表示制御装置2に接続されたか否かを判定する(ステップ100)。ステップ100で肯定判定すると、CPU21はデジタルカメラ5から画像P1と一次タグ情報T11との取り込みを行う(ステップ101)。
CPU21は、まず、デジタルカメラ5が表示制御装置2に接続されたか否かを判定する(ステップ100)。ステップ100で肯定判定すると、CPU21はデジタルカメラ5から画像P1と一次タグ情報T11との取り込みを行う(ステップ101)。
次にCPU21は、画像認識ソフト7により類似性情報ファイルF2に基づいて画像P1に含まれているキー項目画像を検出し(ステップ102)、同類似性情報ファイルF2に登録されているモデル画像と類似する画像(人物や建造物等)が画像P1内に存在するか否か(類似性情報があるか否か)を判定する(ステップ103)。ここで肯定判定した場合は、CPU21は画像P1中より検出したキー項目画像に関する情報を二次タグ情報T12として追加設定する(ステップ104)。
次にCPU21は、ユーザによる操作装置3からのタグ情報の新規入力があるか否かを判定する(ステップ105)。ここで肯定判定(入力受付)した場合は、CPU21は同操作装置3を通じて入力された情報を三次タグ情報T13として追加設定する(ステップ106)。
こうしてCPU21は、一次タグ情報T11に二次タグ情報T12と三次タグ情報T13とを適宜追加設定することでタグ情報T1を生成し、該タグ情報T1と画像P1とからなる画像情報ファイルF1を作成する(ステップ107)。この画像情報ファイルF1は管理ソフト10に受け渡される、若しくは、ユーザの指示に基づいてデータベース8内に保存される。
[管理ソフト10]
管理ソフト10は、取込みソフト9により作成された画像情報ファイルF1を取得して、山積み表示用の画像ファイル(以下、表示用画像ファイルという)を生成する処理部である。
管理ソフト10は、取込みソフト9により作成された画像情報ファイルF1を取得して、山積み表示用の画像ファイル(以下、表示用画像ファイルという)を生成する処理部である。
図5は、管理ソフト10における処理を示すフローチャートである。
CPU21は、取込みソフト9から画像情報ファイルF1を取得すると(ステップ200)、以下のいずれかの設定モード(ユーザによる設定)に従って、まずキー項目の設定を行う(ステップ201)。
CPU21は、取込みソフト9から画像情報ファイルF1を取得すると(ステップ200)、以下のいずれかの設定モード(ユーザによる設定)に従って、まずキー項目の設定を行う(ステップ201)。
第1設定モード:予め設定されたデフォルト値をキー項目として設定する。
第2設定モード:ユーザにより選択されたキー項目を設定する。
第3設定モード:操作情報ファイルF3に記録されているユーザの操作情報に基づいてキー項目の設定傾向を分析し、該分析結果からキー項目を自動設定する。
第2設定モード:ユーザにより選択されたキー項目を設定する。
第3設定モード:操作情報ファイルF3に記録されているユーザの操作情報に基づいてキー項目の設定傾向を分析し、該分析結果からキー項目を自動設定する。
次にCPU21は、画像認識ソフト7により類似性情報ファイルF2に基づいて画像P1中からキー項目画像を検出し(ステップ202)、先のステップ201で設定したキー項目が画像P1中に存在するか否かを判定する(ステップ203)。ここで肯定判定(キー項目を検出)した場合、続いてCPU21は、画像P1中のキー項目の位置(座標位置)を上記検出結果に基づいて設定する(ステップ204)。一方、ステップ203で否定判定した場合は、CPU21は、画像P1中におけるキー項目無しとして処理する(ステップ205)。このステップ204又はステップ205を通じて作成されるファイルが、表示用画像ファイルとして作成される。
次にCPU21は、全ての画像P1(画像情報ファイルF1)についてキー項目の位置設定を行ったか否かを判定する(ステップ206)。ここで肯定判定した場合は、CPU21は処理を終了し、ステップ204又はステップ205で作成した表示用画像ファイルを表示ソフト11に出力する。一方、ステップ206で否定判定した場合は、CPU21はステップ202に戻り、全ての画像P1についてキー項目の位置設定を完了するまで、ステップ202〜205の処理を繰り返し行う。
[表示ソフト11]
表示ソフト11は、上記管理ソフト10により作成された表示用画像ファイルを取得して、山積み表示用の表示データを作成する処理部である。
表示ソフト11は、上記管理ソフト10により作成された表示用画像ファイルを取得して、山積み表示用の表示データを作成する処理部である。
図6は、表示ソフト11における処理を示すフローチャートである。
CPU21は、管理ソフト10から表示用画像ファイルを取得すると(ステップ300)、まず、山積み表示する複数の画像P1について、それらの表示装置4上での配置順序を設定する(ステップ301)。
CPU21は、管理ソフト10から表示用画像ファイルを取得すると(ステップ300)、まず、山積み表示する複数の画像P1について、それらの表示装置4上での配置順序を設定する(ステップ301)。
具体的には、まず、各画像P1の画面奥行き方向の配置順序をタグ情報T1の中の時間情報(例えば一次タグ情報T11として取得する撮影日時:図2(a)参照)に基づいて時系列順に設定(例えば撮影日時の新しいものほど画面手前に配置)する(ステップ301a)。なお、時間情報は撮影日時のみに限定されない。例えば、デジタルカメラ5から画像を取り込んだ日時であってもよい。また、必ずしも時間情報のみに限られない。その他数値の大小により表される情報(例えば被写体までの撮影距離、人物や建物の大きさ、人物の年齢、出展日情報など)を用いてもよい。
続いて、各画像P1の画面垂直水平方向の配置順序をタグ情報T1の中の緯度経度情報(例えば一次タグ情報T11として取得する撮影場所:図2(a)参照)に基づいて設定する(ステップ301b)。詳しくは、画面垂直方向の配置順序を緯度情報に基づいて決定し、画面水平方向の配置順序を経度情報に基づいて設定する。なお、必ずしも緯度経度情報に限られない。その他数値の大小により表される情報を2種類以上用いてその代用としてもよい(例えば、画面垂直方向の配置順序を撮影距離に基づいて決定し、画面水平方向の配置順序を撮影日時に基づいて決定する等)。
次にCPU21は、操作情報ファイルF3からユーザの操作情報を検索し(ステップ302)、該操作情報からユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析して、配置順序に関する補助的な設定を行う(ステップ303)。具体的には、閲覧回数や閲覧頻度や閲覧時間などの操作情報をもとにユーザの興味のある画像を把握し、その画像が画面奥に配置されている場合にはそれをより画面手前に配置するようにする。
次にCPU21は、上記設定した配置順序と、上記管理ソフト10で設定された各画像P1のキー項目の位置とに基づいて、各画像P1をそれぞれキー項目の全部又は一部分が表示されるように部分的に重ね合わせて表示データを生成し、それを表示装置4に出力して山積み表示を実行する(ステップ304)。
次にCPU21は、各画像P1の配置順序を変更する操作が操作装置3を通じてユーザによりなされたか否かを判定する(ステップ305)。ここで肯定判定した場合は、CPU21はそのユーザからの操作入力に応じた配置変更(配置順序の変更)を行う(ステップ306)。さらには、その際の操作情報を操作情報ファイルF3に記録する(ステップ307)。なお、配置順序を変更する方法としては、例えば、マウスによるドラッグ操作により配置順序を直接的に変更する方法の他、時間情報を変更するための「時計」を意味するアイコンや、緯度経度情報を変更するための「コンパス」を意味するアイコンを表示装置4上に表示し、それらのアイコンを用いて時間情報や緯度経度情報をそれぞれ変更することにより配置順序を間接的に変更する方法でもよい。
その後CPU21は、表示画像(表示データ)を変更する操作、若しくは、表示(閲覧)を終了する操作がユーザによりなされたか否かを判定する(ステップ308)。ここで肯定判定した場合は、続いてCPU21は、表示データを保存するか否かを判定(ユーザに問い合わせ)する(ステップ309)。ここで、保存する旨の操作入力を受け取ると、CPU21は、その時点の表示データを表示データファイルF4へ保存して(ステップ310)、処理を終了する。
図7は、本実施の形態の表示制御システム1による山積み表示例を示す画面図である。
同図に示すように、各画像P1は、それぞれキー項目K1(なお、図ではキー項目K1が例えば人物に設定されている)が少なくとも一部分にて表示される態様で部分的に重なり合って表示される。キー項目K1が隠れずに表示されることで、ユーザは各画像P1がそれぞれどのような写真なのかといったことを、キー項目K1を頼りに直感的に判別して目的の画像を容易に探し出すことができる。また、各画像P1が部分的に重なり合って表示されることで、表示装置4の一画面DP内に表示する画像枚数を増やすことができる。従来のように画像P1をサムネイル表示せずともよいため、画像P1の閲覧が行いやすくなる。
同図に示すように、各画像P1は、それぞれキー項目K1(なお、図ではキー項目K1が例えば人物に設定されている)が少なくとも一部分にて表示される態様で部分的に重なり合って表示される。キー項目K1が隠れずに表示されることで、ユーザは各画像P1がそれぞれどのような写真なのかといったことを、キー項目K1を頼りに直感的に判別して目的の画像を容易に探し出すことができる。また、各画像P1が部分的に重なり合って表示されることで、表示装置4の一画面DP内に表示する画像枚数を増やすことができる。従来のように画像P1をサムネイル表示せずともよいため、画像P1の閲覧が行いやすくなる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)表示装置4に表示する複数の画像P1を、各画像P1のキー項目K1が少なくとも一部分にて必ず表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する態様とした。これにより、各画像P1の内容をユーザに直感的に判断可能とさせるとともに、表示装置4の一画面DP内に表示可能な画像枚数を大幅に増加させることができる。その結果、スクロール操作を極力不要とした表示方式を実現することができる。
(1)表示装置4に表示する複数の画像P1を、各画像P1のキー項目K1が少なくとも一部分にて必ず表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する態様とした。これにより、各画像P1の内容をユーザに直感的に判断可能とさせるとともに、表示装置4の一画面DP内に表示可能な画像枚数を大幅に増加させることができる。その結果、スクロール操作を極力不要とした表示方式を実現することができる。
(2)デジタルカメラ5を表示制御装置2に接続するだけで、その後は何ら特別の操作を必要とすることなく、同カメラ5内に保存されている画像P1の山積み表示を行うことが可能である。このため、高齢者やコンピュータの操作に不慣れないわゆる情報弱者の人でも、画像の閲覧を気軽に楽しむことができる。
(3)デジタルカメラ5内で生成されるタグ情報(一次タグ情報T11)をタグ情報T1として取り込むようにした。これにより、ユーザによるタグ情報T1の設定作業を極力軽減させることができる。
(4)デジタルカメラ5からの画像取り込み時に、画像認識ソフト7により類似性情報ファイルF2に基づいて画像検出を行い、同ソフト7により既に認識済みの画像を検出した場合には、それをタグ情報(一タグ情報T12)として追加設定するようにした。これにより、ユーザによるタグ情報T1の設定作業を極力軽減させることができる。
(5)山積み表示する複数の画像P1の画面奥行き方向の配置順序を、タグ情報T1に含まれる時間情報を用いて設定するようにした。こうすれば、画面奥行き方向の配置順序を時系列順とすることができ、画像の閲覧が行いやすくなる。
(6)山積み表示する複数の画像P1の画面垂直水平方向の配置順序を、タグ情報T1に含まれる緯度経度情報を用いて設定するようにした。こうすれば、画面垂直水平方向の配置順序を緯度経度順とすることができ、画像の閲覧が行いやすくなる。
(7)操作情報ファイルF3に記録したユーザの操作情報に基づいて該ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析し、該分析結果に基づいて各画像P1の配置順序を補助的に設定するようにした。これにより、ユーザの嗜好にあった画像配置を実現することができる。
なお、上記実施の形態は、以下の変形例の態様で実施してもよい。
(変形例1)上記実施の形態では、取込みソフト9で取得した画像を直接、管理ソフト10を通じて表示ソフト11に受け渡し、山積み表示を行う態様としたが、管理ソフト10によりデータベース8内の画像を検索し、同データベース8から取得した画像を山積み表示させることも勿論可能である。この際には検索キーとして例えばタグ情報T1を利用することができる。こうすれば、データベース8内からユーザが希求する画像情報ファイルF1を取得して山積み表示を行うことができる。
(変形例1)上記実施の形態では、取込みソフト9で取得した画像を直接、管理ソフト10を通じて表示ソフト11に受け渡し、山積み表示を行う態様としたが、管理ソフト10によりデータベース8内の画像を検索し、同データベース8から取得した画像を山積み表示させることも勿論可能である。この際には検索キーとして例えばタグ情報T1を利用することができる。こうすれば、データベース8内からユーザが希求する画像情報ファイルF1を取得して山積み表示を行うことができる。
(変形例2)上記変形例1では、ユーザの識別情報を検索キーとすることもできる。この場合、具体的には、まず、ユーザの識別情報に基づいて操作情報ファイルF3からそのユーザの操作情報を取得する。次に、操作情報からユーザの過去の表示・閲覧方法に関する傾向を分析(閲覧回数の多い画像や、閲覧頻度の高い画像等、ユーザが興味を持っている画像の種類を調べる)し、該分析結果に基づいて検索キーとするタグ情報を自動選定する。そして、選定したタグ情報に基づいてデータベース8内から画像を検索する。このような態様とすれば、ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向に基づき選定したタグ情報をキーとして画像が検索されるため、元来ユーザが意図していなかった画像に偶発的に到達することの楽しさや、驚き、喜びを提供することができる。
(変形例3)上記変形例1及び2変形例では、互いに異なるタグ情報T1を持つ2以上の画像P1をユーザの操作情報(例えば、いつも必ず同じ2枚を同時に閲覧している等)に基づいて関連付けし、該関連付けした一の画像を抽出する際にそれに関連付けられている他の画像を併せて抽出するようにしてもよい。この態様では、タグ情報T1からは何ら関連性を見出せない画像P1同士であっても、それら各画像P1同士を過去の操作情報に基づき関連付けして、それらを同時に山積み表示させることができる。
(変形例4)タグ情報T1は、図2に例示した情報に限定されない。
(変形例5)表示制御装置2は、パーソナルコンピュータに限定されない。
(変形例6)操作装置3は、キーボードやマウスのみに限定されない。例えば、ユーザの指の動きを認識する周知の動作認識ソフトを操作装置3として用いてもよい。図8は、動作認識ソフトを利用して画像の閲覧を行う際のユーザの操作イメージを例示した画面図である。操作OP1は画像P11を両手(両指)で広げて該画像P11のサイズを拡大する操作である。この操作OP1が行われた場合、操作情報には、画像P11に対するユーザの興味有りとして記録される。操作OP2は画像P12を指でドラッグして、該画像P12を画面DP2の前面(手前)に寄せて閲覧する操作である。この操作OP2が行われた場合、操作情報には、画像P12に対するユーザの興味有りとして記録される。操作OP3は画像P13を指でドラッグして該画像P13を山A1(山積み表示領域)から引き出した後、すぐさま元の位置に戻すといった操作である。この操作OP3が行われた場合、操作情報には、画像P13に対するユーザの興味無しとして記録される。操作OP4は画像P14の角を指を使って折り曲げるといった操作である。この操作OP4が行われた場合、画像P14に対するユーザの興味有りと判断して該画像P14の保存処理を行う。操作OP5は、画像P15を指を使ってぐちゃぐちゃと丸めるといった操作である。この操作OP5が行われた場合、画像P15に対するユーザの興味なしと判断して該画像P15を破棄(データ削除)する処理を行う。操作OP6は画像P11を指でドラッグして山A1から外し、該画像P11を他の位置に移動させる操作である。この操作OP6が行われた場合、画像P11を他の山A2の区分にて保存する処理を行う。このようなユーザの操作情報は、次回、画像の検索を行う際や画像の配置順序を決定する際に利用される。
(変形例5)表示制御装置2は、パーソナルコンピュータに限定されない。
(変形例6)操作装置3は、キーボードやマウスのみに限定されない。例えば、ユーザの指の動きを認識する周知の動作認識ソフトを操作装置3として用いてもよい。図8は、動作認識ソフトを利用して画像の閲覧を行う際のユーザの操作イメージを例示した画面図である。操作OP1は画像P11を両手(両指)で広げて該画像P11のサイズを拡大する操作である。この操作OP1が行われた場合、操作情報には、画像P11に対するユーザの興味有りとして記録される。操作OP2は画像P12を指でドラッグして、該画像P12を画面DP2の前面(手前)に寄せて閲覧する操作である。この操作OP2が行われた場合、操作情報には、画像P12に対するユーザの興味有りとして記録される。操作OP3は画像P13を指でドラッグして該画像P13を山A1(山積み表示領域)から引き出した後、すぐさま元の位置に戻すといった操作である。この操作OP3が行われた場合、操作情報には、画像P13に対するユーザの興味無しとして記録される。操作OP4は画像P14の角を指を使って折り曲げるといった操作である。この操作OP4が行われた場合、画像P14に対するユーザの興味有りと判断して該画像P14の保存処理を行う。操作OP5は、画像P15を指を使ってぐちゃぐちゃと丸めるといった操作である。この操作OP5が行われた場合、画像P15に対するユーザの興味なしと判断して該画像P15を破棄(データ削除)する処理を行う。操作OP6は画像P11を指でドラッグして山A1から外し、該画像P11を他の位置に移動させる操作である。この操作OP6が行われた場合、画像P11を他の山A2の区分にて保存する処理を行う。このようなユーザの操作情報は、次回、画像の検索を行う際や画像の配置順序を決定する際に利用される。
(変形例7)上記実施の形態においては、1回の表示処理で複数のキー項目を設定可能とし、該キー項目毎に山積み表示する領域を区分して表示するようにしてもよい。このようにすれば、山積み表示する各画像を画像の内容毎に区分することができ、画像の閲覧がより行いやすくなる。
(変形例8)その他上記実施の形態及び各変形例の構成における設計的事項は本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更することができる。
1:表示制御システム、2:表示制御装置、3:操作装置、4:表示装置、5:デジタルカメラ(外部装置)、6:表示制御ソフト、7:画像認識ソフト(画像認識手段)、8:データベース(記憶手段)、9:取込みソフト(取込手段)、10:管理ソフト(キー管理手段)、11:表示ソフト(表示手段)、DP:画面、F1:画像情報ファイル、F2:類似性情報ファイル、F3:操作情報ファイル、F4:表示データファイル、K1:キー項目、P1,P11,P12,P13,P14,P15:画像、T1:タグ情報、T11:一次タグ情報、T12:二次タグ情報、T13:三次タグ情報。
Claims (13)
- 操作装置と表示装置とに接続され、該表示装置に複数の画像を同時に表示する表示制御装置であって、
外部装置から画像と該画像内容を規定したタグ情報とを取り込む取込手段と、
前記画像及び前記タグ情報を記憶する記憶手段と、
前記画像の判別要素となり得るキー項目を前記タグ情報から設定し、画像認識手段による画像認識結果に基づいて前記画像内に含まれる前記キー項目の位置を設定するキー管理手段と、
前記表示装置に表示する複数の画像を、該各画像内に含まれる前記キー項目が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示する表示手段と、
を備える表示制御装置。 - 前記タグ情報は、前記外部装置により生成される情報である、
請求項1記載の表示制御装置。 - 前記記憶手段には、前記画像認識手段により認識された前記キー項目が類似性情報として記録され、
前記取込手段は、前記外部装置から取り込んだ画像内に、前記類似性情報として記録されている前記キー項目が含まれている場合には、それを前記タグ情報として設定する機能を備える、
請求項1又は2記載の表示制御装置。 - 前記取込手段は、前記操作装置を通じてユーザにより入力された前記タグ情報を設定する機能を備える、
請求項1乃至3のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像の画面奥行き方向の配置順序を、前記タグ情報に含まれる時間情報、又はその他数値の大小により表される情報を用いて設定する、
請求項1乃至4のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像の画面垂直水平方向の配置順序を、前記タグ情報に含まれる緯度経度情報、又はその他数値の大小により表される情報を2以上用いて設定する、
請求項1乃至5のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記記憶手段には、前記操作装置を通じてユーザにより入力された表示・閲覧に関する操作情報が該ユーザの識別情報と関連付けて記録され、
前記表示手段は、前記ユーザの操作情報に基づいて該ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析し、該分析結果に基づいて前記山積み表示する複数の画像の配置順序を補助的に設定する機能を備える、
請求項5又は6記載の表示制御装置。 - 前記表示手段は、前記山積み表示する複数の画像を前記キー項目毎にそれぞれ区分して表示する、
請求項1乃至7のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記表示手段は、前記山積み表示した複数の画像の配置順序を、ユーザにより前記操作装置を通じて入力された情報に基づいて変更する機能を備える、
請求項1乃至8のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記キー管理手段は、前記山積み表示する複数の画像を、前記タグ情報に基づいて前記記憶手段より検索する機能を備える、
請求項1乃至9のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記キー管理手段は、前記ユーザの過去の表示・閲覧に関する傾向を分析した結果に基づいて、前記山積み表示する複数の画像を前記記憶手段より検索する機能を備える、
請求項7乃至10のいずれか一項記載の表示制御装置。 - 前記キー管理手段は、互いに異なる前記タグ情報を持つ複数の画像を前記ユーザの操作情報に基づいて関連付け、該関連付けした一の画像を前記記憶手段より抽出する際にそれに関連付けられている他の画像を併せて抽出する機能を備える、
請求項10又は11記載の表示制御装置。 - 表示装置に複数の画像を同時に表示する表示制御方法であって、
画像と該画像内容を規定したタグ情報とを外部から取り込むステップと、
前記画像の判別要素となり得るキー項目を前記タグ情報から設定し、前記画像内より前記キー項目を検出して該キー項目の位置を設定するステップと、
前記表示装置に表示する複数の画像を、該各画像内に含まれる前記キー項目が少なくとも一部分にて表示されるように部分的に重ね合わせて山積み表示するステップと、
を備える表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005244563A JP2007057958A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 表示制御装置及び表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005244563A JP2007057958A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 表示制御装置及び表示制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007057958A true JP2007057958A (ja) | 2007-03-08 |
JP2007057958A5 JP2007057958A5 (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=37921511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005244563A Withdrawn JP2007057958A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 表示制御装置及び表示制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007057958A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009187109A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
JP2017083959A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | 富士通株式会社 | 選択肢情報の提示システム、方法、及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004258764A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Nec Corp | 人物情報管理システムおよび人物情報管理装置 |
JP2005032219A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-02-03 | Canon Inc | 画像表示装置およびその画像表示方法 |
JP2005157764A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Canon Inc | 画像検索装置、画像検索方法、プログラムおよび記憶媒体 |
-
2005
- 2005-08-25 JP JP2005244563A patent/JP2007057958A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004258764A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Nec Corp | 人物情報管理システムおよび人物情報管理装置 |
JP2005032219A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-02-03 | Canon Inc | 画像表示装置およびその画像表示方法 |
JP2005157764A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Canon Inc | 画像検索装置、画像検索方法、プログラムおよび記憶媒体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009187109A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Fujifilm Corp | 画像表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
US8947442B2 (en) | 2008-02-04 | 2015-02-03 | Fujifilm Corporation | Image display apparatus, display control method, and display control program |
JP2017083959A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | 富士通株式会社 | 選択肢情報の提示システム、方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5248696B1 (ja) | 電子機器、手書き文書作成方法、及び手書き文書作成プログラム | |
CN106777007A (zh) | 相册分类优化方法、装置及移动终端 | |
JP4375442B2 (ja) | 画像管理装置、画像管理方法および画像管理プログラム | |
US9310998B2 (en) | Electronic device, display method, and display program | |
CN111857508B (zh) | 任务管理方法、装置及电子设备 | |
US9134833B2 (en) | Electronic apparatus, method, and non-transitory computer-readable storage medium | |
JP5294818B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
TW201322050A (zh) | 電子設備及其文本導讀方法 | |
US20150146986A1 (en) | Electronic apparatus, method and storage medium | |
US9626096B2 (en) | Electronic device and display method | |
JP5395927B2 (ja) | 電子機器および手書き文書検索方法 | |
JP2007322847A (ja) | 画像表示方法及び装置並びにプログラム | |
TW201322049A (zh) | 電子設備及其文本導讀方法 | |
JP2008217695A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
US20150154718A1 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable medium | |
JP2019067260A (ja) | 情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム | |
JP2018097580A (ja) | 情報処理装置およびプログラム | |
US20160117548A1 (en) | Electronic apparatus, method and storage medium | |
EP2955613B1 (en) | Electronic device, display method, and program | |
JP5398570B2 (ja) | 情報処理装置及びその制御方法 | |
CN112822394A (zh) | 显示控制方法、装置、电子设备及可读存储介质 | |
JP2007057958A (ja) | 表示制御装置及び表示制御方法 | |
KR20150097250A (ko) | 태그 정보를 이용한 스케치 검색 시스템, 사용자 장치, 서비스 제공 장치, 그 서비스 방법 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 기록매체 | |
KR20140146884A (ko) | 휴대 장치에 의해 촬영된 이미지들을 편집하는 방법 및 이를 위한 휴대 장치 | |
EP3997558A1 (en) | Method for operating an electronic device in order to browse through photos |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080822 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20111031 |