JP2007048146A - 保険証認証システム - Google Patents

保険証認証システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007048146A
JP2007048146A JP2005233438A JP2005233438A JP2007048146A JP 2007048146 A JP2007048146 A JP 2007048146A JP 2005233438 A JP2005233438 A JP 2005233438A JP 2005233438 A JP2005233438 A JP 2005233438A JP 2007048146 A JP2007048146 A JP 2007048146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insurance card
insurer
insurer information
information
insurance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005233438A
Other languages
English (en)
Inventor
Hakuzan Tajima
博山 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KADOKURA MARI
TOMITAKA SHOZO
Original Assignee
KADOKURA MARI
TOMITAKA SHOZO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KADOKURA MARI, TOMITAKA SHOZO filed Critical KADOKURA MARI
Priority to JP2005233438A priority Critical patent/JP2007048146A/ja
Publication of JP2007048146A publication Critical patent/JP2007048146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【目的】 保険証が有効であるか否かを簡便に認証できる保険承認証システムを提供する。
【構成】 保険証読取器10にて保険証40の保険者情報記載面を保険証画像データとして読み取る。認証処理装置20は、この読み取った保険証画像データと予め記憶しておいた保険証40のテンプレートとを照合した後、保険証40の種類を特定し、必要な文字列のみを光学的に読み取って保険者情報を編集可能な文字データに変換する。そして、この保険者情報が過去に読み込まれたことのある保険者情報であるか否かを判別した後、保険者情報管理サーバ30へネットワーク通信網を介して保険者情報の照合判別をし、この照合判別に基づく認証結果から保険証40が有効であるか否かの判別を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院で診察時に提出する保険証を認証する保険証認証システムに係り、特に患者が診察受付時に提出する保険証が有効であるか否かを簡便に認証することのできる保険証認証システムに関するものである。
現在、患者が医療機関若しくは処方箋受付薬局を利用する場合、患者は、保険医療機関及び保険医療養担当規則の第1章第3条(受給資格の確認)に従い、月に1回受付窓口において本人若しくは家族が加入している保険証を提示している。
図5は、患者が病院へ来院して保険証の確認をするまでの一例を示すフローチャート図である。図5に示すように、患者が来院した病院を初めて利用する場合または前回の保険証提示日から月が変わっている場合若しくは保険証提示日から一定期間以上経過している場合、まず患者は、病院の受付窓口で保険証を提示する(ST101)。受付は、提示された保険証に記載されている保険者情報を確認し(ST102)、その内容を元に初診の患者か再来の患者かの確認を行う(ST103)。再来患者の場合、保険者情報の変更や期限切れなどを再度確認し、必要に応じて内容を修正し(ST104)、保険証を返却する(ST105)。そして、受付は、患者の診察及び治療が終了すると、保険者情報に基づいて診察、治療に応じた医療費を算定し、患者に対して医療費の請求を行う。
一方、初診の患者の場合、まず受付において、提示された保険証に記載された保険者情報を紙カルテや電子カルテなどに手書きまたは手入力して患者の保険者情報を登録し(ST106)、保険証を返却する(ST105)。そして、受付は、患者の診察及び治療が終了すると、保険者情報に基づいて診察、治療に応じた医療費を算定し、患者に対して医療費の請求を行う。
また、複数の診療科や薬局部門を備える総合病院や大学病院において、患者が来院してから診察を終了するまでの一連の流れとしては、まず患者は、診察券を自動再来受付機に投入し、受診予約確認で診察受付伝票を受け取る。そして、受け取った受付伝票に該当する診療科の受付に提出し、診療科で診療及び治療を受けた後処方箋を受け取り、処方箋と健康保険証を会計受付に提示して診療報酬を支払い、投薬された場合には薬局部門や外部処方箋受付薬局で薬代を払って薬を受け取っている。
ところで、病院や処方箋受付薬局が受け取る診療報酬や薬代は、患者が持参する健康保険証の記載内容を基に、患者が加入する保険種別(健康保険組合、国民健康保険組合など)と、患者本人とその家族の違い、高齢者と一般人との違いなどから自動的に算定される。そして、診療報酬や薬代は健康保険証の記載内容を基にして、患者本人からその自己負担分を徴収し、差額を患者が所属する保険組合から徴収している。
しかしながら、現状の診療報酬料・薬代の徴収は、健康保険証の記載内容を元に算定されるため、患者が持参した健康保険証の保険料未払い等で健康保険証が失効していた場合には、医療機関や薬局は健康保険組合への支払請求時に健康保険組合より有効・無効の判断が下され、無効の場合はその医療行為や薬代に対する差額が支払われず、医療機関または薬局の負担になるという問題があった。
また、月に1回病院の受付窓口において提示された保険証の確認を行う場合、まず受付事務員が保険証を視認し、使用者の続柄、保険証の記号、番号、交付日、被保険者氏名、読み仮名、性別、生年月日、有効期限、保険者番号などの保険者情報を所定の書類に手書きで記入またはパソコン等に手入力しなくてならず作業時間を要し煩雑である上、記入ミスや入力ミスなどが起こる可能性があった。
さらに、受付対応時間の短縮を図るために再来患者用の自動再来受付機を備えた総合病院や大学病院を利用する場合、まず診察券を自動再来受付機に投入し、受診予約確認で診察受付伝票を受け取ってから保険証の提示ために受付窓口へ行かなければならず面倒であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡便に、且つ、リアルタイムで保険証の有効または無効の認証が行えるとともに、患者の利便性を向上させることのできる保険証認証システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の保険証認証システムは、各種保険証の保険者情報を読み取る保険証読取器と、
被保険者の保険者情報を登録した保険者情報データベースを格納し、外部からの問い合わせによる保険者情報が有効であるか否かを照合判別し、この照合判別に基づく認証結果を出力する保険者情報管理サーバと、
前記保険証読取器で読み取った保険者情報が有効であるか否かを前記保険者情報管理サーバに問い合わせし、この問い合わせによる前記認証結果に基づいて前記保険証が有効であるか否かを判別する認証処理装置と、
で構成されることを特徴とする。
請求項2記載の保険証認証システムは、保険証の保険者情報記載面を読み取り、該読み取った保険者情報記載面をデジタル信号に変換し保険証画像データとして出力する保険証読取器と、
被保険者の保険者情報を登録した保険者情報データベースを格納し、外部からの問い合わせによる保険者情報が有効であるか否かを照合判別し、この照合判別に基づく認証結果を出力する保険者情報管理サーバと、
前記保険証読取器から出力された保険証画像データから認証に必要な保険者情報を光学的に読み取り、該保険者情報が有効であるか否かを前記保険者情報管理サーバに問い合わせし、この問い合わせによる前記認証結果に基づいて前記保険証が有効であるか否かを判別する認証処理装置と、
で構成されることを特徴とする。
請求項3記載の保険証認証システムは、請求項2記載の保険証認証システムにおいて、前記認証処理装置は、前記保険証読取器から出力された前記保険証画像データと予め記憶した保険証のテンプレートとを照合して保険証の種類を特定し、この特定した保険証の種類に応じた読取箇所の保険者情報を光学的に読み取り、この読み取った保険者情報を編集可能な文字データに変換することを特徴とする。
請求項4記載の保険証認証システムは、請求項3記載の保険証認証システムにおいて、前記編集可能な文字データに変換された保険者情報は、前記保険証画像データにおける特定の読取項目近傍に配置して編集処理を行うオーバーレイ方式または前記保険証画像データにおける特定の読取項目を別表示して編集処理を行う項目直接入力方式で表示されることを特徴とする。
本発明の保険証認証システムによれば、患者が提示した保険証が有効であるか否かをネットワーク通信網を介してリアルタイムに検証することができるため、無効な保険証の利用により医療行為や薬代に対する差額が支払われず、医療機関または薬局の負担となることを防止することができる。また、必要な保険者情報を正確に文字データ化することができるため、作業時間を短縮し、且つ、記入ミスや入力ミスなどがなくなり、受付での作業効率を向上させる効果を奏する。
さらに、自動再来受付機に保険証読取器を具備しておくことで、自動再来受付機を備え付けた総合病院や大学病院などの大規模な病院では、診察券で再来受付すると同時に保険証の認証が行えるため、保険証確認のために受付窓口へ出向く必要がなくなり、より診察までの時間を短縮することができる。
以下、本発明の最良の形態について、添付した図面を参照しながらそれぞれ説明する。図1は本発明に係る保険証認証システムの概略を示すシステム構成図、図2は本発明に係る保険証認証システムの画像処理例を示す説明図、図3は図2と異なる画像処理例を示す説明図、図4は本発明に係る保険証認証システムの動作の一例を示すフローチャート図である。
本例の保険証認証システムは、月に1回患者に交付された保険証の提示する病院や処方箋受付薬局などに採用され、患者が提示した保険証の保険者情報記載面から保険者情報を読み取って編集可能な文字データ化し、この保険者情報が有効であるか否かを判別するため対応する保険者情報管理サーバに問い合わせをして登録されている保険者情報と照合判別して保険証の有効/無効の確認を行うものである。
本例で使用される保険証は、現在日本国内で交付されている例えば地域保険の保険証である国民健康保険証、被用者保険の保険証である社会保険証、共済組合保険証などの患者またはその家族が加入している各種健康保険の保険証を示している。また、保険者情報は、各種保険証に記載された使用者の続柄、保険証の記号、番号、交付日、被保険者氏名、読み仮名、性別、生年月日、有効期限、保険者番号などを示している。
まず、図1〜図3を参照しながら、本例の保険証認証システムの構成について説明する。図1に示すように、保険証認証システム1は、保険証読取器10と、認証処理装置20と、複数の保険者情報管理サーバ30とで概略構成される。保険証認証システム1は、保険証読取器10が通信ケーブルを介して認証処理装置20と接続され、認証処理装置20は保険証40の種類に応じた保険者情報管理サーバ30と相互通信可能なネットワーク通信網(例えばインターネット網やLAN、WANなど)を介して無線または有線接続されている。
保険証読取器10は、例えば反射型フラットベッドスキャナなどのスキャン機能を有する画像読取器で構成される。保険証読取器10は、例えばRS−232Cなどの通信インターフェースで構成される入出力手段を備えており、通信ケーブルを介して認証処理装置20と接続されている。保険証読取器10は、患者が持参した保険証40の保険者情報記載面を読み取り、この読み取った保険者情報記載面をデジタル信号に変換し、その信号を保険証画像データとして認証処理装置20に出力する。
認証処理装置20は、入出力手段21と、表示手段22と、入力手段23と、通信手段24と、記憶手段25と、画像処理手段26と、照合判別手段27と、制御手段28とを備えた例えばパソコンなどの端末装置で構成される。認証処理装置20は、保険証読取器10から出力された保険証画像データに基づいて各種処理を行い、保険証画像データから保険者情報を読み取った後、保険者情報管理サーバに保険者情報が有効であるか否かの問い合わせを行う。
入出力手段21は、保険証読取器10の入出力手段と同仕様の例えばRS−232Cなどの通信インターフェースで構成され、通信ケーブルを介して保険証読取器10から保険証画像データなど各種データの入出力を行う。
表示手段22は、例えばCRTモニタや液晶ディスプレイなどの表示機器で構成され、保険証読取器10から出力された保険証画像データの表示やシステム操作画面の表示など保険証認証システム1を使用する際に必要な各種画面を表示する。
入力手段23は、例えばテンキーや文字入力キーなどの各種入力キーを備えたキーボードなどで構成され、画像処理手段26によって処理された保険証画像データの修正など保険証認証システム1で必要となるデータを入力する際に使用する。
通信手段24は、無線または有線用の通信インターフェースで構成され、保険証読取器10で読み取った保険証40の種類に応じた保険者情報管理サーバ30とネットワーク通信網を介して暗号化通信をする。
ここで、信号の暗号化処理について説明する。暗号化とは、入出力データや暗証番号を決まった規則に従ってデータを変換して第三者に盗み見られたり改竄されないようにすることである。この暗号化には、暗号表に当たる「鍵」を使うが、対になる2つの鍵を使う公開鍵暗号と、どちらにも同じ鍵を用いる秘密鍵暗号がある。公開鍵暗号としては、例えばRSA(Rivest Shamir Adleman )、ElGamal暗号、楕円曲線暗号などがある。秘密鍵暗号としては、例えばアメリカ政府標準のDES(Data Encryptncryption Standard)や、IDEA(International Data Encryption Algorithm )、FEAL(Fast data Encipherment ALgorihtme)、MISTYなどがある。また、上記公開鍵暗号、秘密鍵暗号を用いた処理の他、スクランブル処理などを用いることができる。
記憶手段25は、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成される。この記憶手段25は、保険証認証システム1が動作する上で必要な駆動制御情報の他、保険証読取器10から出力された保険証画像データ、画像処理手段26で画像処理する際に使用される各種保険証40用のテンプレート、保険証画像データから読み取った保険者情報、各種保険証40に応じた保険者情報管理サーバ30へ接続する際に必要なサーバ情報、保険証読取器10で読み取った保険証が新規であるか再来であるかの判別結果、読み取った保険者情報の読取履歴、保険者情報管理サーバ30から出力された保険者情報の照合判別に基づく判別結果など、保険証認証システム1に係る各種情報やシステム起動に関する種々のプログラムなどを記憶している。
画像処理手段26は、光学式文字読取機能(OCR(Optical Character Reader))機能)を有し、まず保険証読取器10で読み取った保険証画像データをカラー分離/白黒2値化し、画像の向きを自動補正して保険証に記載された全文を認識する。そして、この認識した文字と記憶手段25に記憶された各種保険証40のテンプレートとを照合して各保険証40ごとに異なる読取箇所を特定し、この特定した箇所の文字を文字認識処理して編集処理可能な文字データに変換する。また、画像処理手段26は、表示手段22に表示させた文字データを入力手段23を用いて修正や変更などの編集処理を行うため、例えば図2に示すように、保険証読取器10で読み取った保険証画像データにおける特定の読取項目近傍に文字データを配置して編集処理を行うオーバーレイ方式や、図3に示すように、保険証読取器10で読み取った保険証画像データにおける特定の読取項目を別表示して編集処理を行う項目直接入力方式などを採用している。
照合判別手段27は、保険証読取器10で読み取った保険証40の保険者情報が、過去に読み取ったことのある保険者情報であるか否かの照合判別し、照合に基づく判別結果を記憶手段25に出力する。また、照合判別手段27は、保険者情報管理サーバ30から出力される保険証40の認証結果に基づいて、保険証読取器10で読み取った保険証40が現在有効であるか否かの判別を行い、この判別結果に応じた判別情報を記憶手段25に出力するとともに、結果に応じた表示情報を表示手段22に出力する。
制御手段28は、例えばCPUやROM、RAMなどのマイクロコンピューターで構成され、各装置の動作処理に関する各種制御及び記憶手段25に記憶されたシステム起動に関する種々のプログラム処理など、認証処理装置20を構成する各手段を統括的に制御している。
保険者情報管理サーバ30は、例えば保険事務局や共済保険組合などの公的機関に認可された保険証交付機関に構築され、保険に加入してる被保険者に関する様々な保険者情報を登録した保険者情報データベース31を格納している。また、保険者情報管理サーバ30は、ネットワーク通信網を介して相互通信可能な通信機能を有し、認証処理装置20から出力された保険者情報と予め登録されている被保険者の保険者情報とを照合判別し、この照合判別に基づく認証結果を認証処理装置20に出力している。
次に、図4を参照しながら、上述した保険証認証システム1を採用したときの処理動作について具体的事例を挙げて説明する。以下に説明する動作例では、自動再来受付機を備える総合病院や大学病院において、自動再来受付機に保険読取器を具備させ、受付窓口に設置し認証処理装置20からインターネット網を介して保険証認証を行うものとし、患者が自動再来受付機を利用して診察を受ける場合の一連の流れについて説明する。
患者は、まず病院に備え付けられた自動再来受付機に出向き、自動再来受付機に具備された保険証読取器10に保険証40の保険者情報を読み取らせる(ST1)。保険証読取器10は、保険証40の保険者情報記載面をスキャンして、読み取った保険証40の保険証保険証画像データを認証処理装置20に出力する(ST2)。認証処理装置20は、まず出力された保険証画像データがどの種類の保険証40であるかを識別するため、記憶手段25に記憶された保険証40のテンプレートを用いて保険証40の種類を特定する(ST3)。そして、保険証40の種類が特定されると、画像処理手段26は、特定時に使用した保険証40のテンプレートに基づいて、読み取られた保険証画像データ中の必要な保険者情報の文字列のみを光学的に読み取る(ST4)。
ST4において、読み取った保険証画像データから必要な保険者情報が光学的に読み取られる、この保険者情報が初めて読み取られた保険者情報か過去に読み取られたことのある保険者情報であるかを判別する(ST5)。判別した結果、光学的に読み取られた保険者情報が過去に読み取られたことのある保険者情報であった場合は(ST5−Yes)、この保険者情報が前回読み取られたときの内容と一致するか否かの判別を行う(ST6)。判別した結果、保険者情報が一致した場合は(ST6−Yes)、その保険者情報が現在有効であるか否かを照合判別するため、保険者情報管理サーバ30に問い合わせを行う(ST7)。一方、該当するが前回読み取ったときの内容と異なっている場合は(ST6−No)、編集処理して今回読み取った保険者情報の内容に書き換えた後(ST8)、保険者情報管理サーバ30へ問い合わせを行う(ST7)。
また、ST5において、光学的に読み取られた保険者情報が初めて読み取られた保険者情報であった場合(ST5−No)は、読み取った保険者情報を記憶手段25に登録した後(ST9)、保険者情報管理サーバ30へ問い合わせを行う(ST7)。そして、認証処理装置20は、保険者情報管理サーバ30から保険証40の認証結果を示す情報を入力し(ST10)、この入力した認証結果に基づいて読み取った保険者情報が現在有効であるか否かの判別を行う(ST11)。
認証した保険者情報が現在有効であると判別した場合(ST11−Yes)、認証した保険証40が有効であることを記録するため、有効を示す判別情報を記憶手段25に出力するとともに、表示手段22に有効であったことを示す表示情報を出力して保険証40が有効であることを表示する(ST12)。一方、認証した保険者情報が無効であると判別した場合は(ST11−No)、認証した保険証40が無効であることを記録するため、無効を示す判別情報を記憶手段25に出力するとともに、表示手段22に無効であったことを示す表示情報を出力して保険証40が無効であることを表示する(ST13)。
このように、上述した保険証認証システム1は、保険証読取器10にて保険証40の保険情報記載面を保険証画像データとして読み取り、この読み取った保険証画像データと予め記憶しておいた保険証40のテンプレートと照合して保険証40の種類を特定して必要な文字列のみを光学的に読み取る。そして、光学的に読み取った保険者情報が過去に読み取られたことのある保険者情報であるか否かを判別した後、保険者情報管理サーバ30へネットワーク通信網を介して保険者情報の照合判別を行い、その照合判別に基づく認証結果から保険証40が有効であるか否かの判別を行う。
これにより、患者が提示した保険証40が有効であるか否かをリアルタイムに検証することができるため、保険証無効により医療行為や薬代に対する差額が支払われず、医療機関または薬局の負担となることを防止することができる。
また、必要な保険者情報を正確に文字データ化することができるため、作業時間を短縮し、且つ、記入ミスや入力ミスなどがなくなり、受付での作業効率を向上させる効果を奏する。さらに、自動再来受付機に保険証読取器10を具備しておくことで、自動再来受付機を備え付けた総合病院や大学病院などの大規模な病院では、診察券で再来受付すると同時に保険証40の認証が行えるため、保険証確認のために受付窓口へ出向く必要がなくなり、より診察までの時間を短縮することができる。
ところで、上述した保険証認証システムは、認証処理装置から保険者情報管理サーバへ保険者情報が有効であるか否かの問い合わせし、その認証結果に基づいて保険証が有効であるか否かの判別を行ってるが、これに限定されることなく、システム導入時に全ての保険者情報管理サーバから保険者情報をダウンロードしておき、例えば月初や月末に各保険者情報管理サーバから更新された保険者情報のみをダウンロードするようにすれば、より簡易的な構成で保険証システムを構築することができる。
また、上述した保険証認証システムでは、保険証に記載された保険者情報をスキャンして画像データ化し、この読み取った保険証画像データと予め記憶しておいた保険証のテンプレートと照合して保険証の種類を特定して必要な文字列のみを光学的に読み取るとしたが(図4中のST1〜ST4の処理)、これに限定されることはなく、例えば保険証に保険者情報を記憶したICチップを搭載したり保険者情報を2次元コード化しておき、ICチップや2次元コードに対応した保険証読取器を用いて保険証から保険者情報を読み取ってもよい。この場合、読み取った後の処理は、図4のST5以降の処理と同様である。
本発明の保険証認証システムは、保険証の保険者情報記載面の必要事項のみを光学的に読み取って保険者情報を文字データ化し、このデータ化した保険者情報をネットワーク通信網を介して保険者情報管理サーバと通信して保険者情報の有効か否かのを認証判別をしている。このため、本発明の保険証認証システムと、病院或いは処方箋受付薬局において作成される電子カルテやレセプトコンピュータ、医療事務システムなどを接続して1つのシステムとして構築することにより、保険者情報を文字データとしてデータ転送でき、且つ、常に保険証の有効が認証済の保険者情報を共有して使用することができるため、業務の効率を向上させることができる。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係る保険証認証システムの概略を示すシステム構成図である。 本発明に係る保険証認証システムの画像処理例を示す説明図である。 図2と異なる画像処理例を示す説明図である。 本発明に係る保険証認証システムの動作の一例を示すフローチャート図である。 従来の保険証確認の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1 保険証認証システム
10 保険証読取器
20 認証処理装置
21 入出力手段
22 表示手段
23 入力手段
24 通信手段
25 記憶手段
26 画像処理手段
27 照合判別手段
28 制御手段
30 保険者情報管理サーバ
31 保険者情報データベース
40 保険証

Claims (4)

  1. 各種保険証の保険者情報を読み取る保険証読取器と、
    被保険者の保険者情報を登録した保険者情報データベースを格納し、外部からの問い合わせによる保険者情報が有効であるか否かを照合判別し、この照合判別に基づく認証結果を出力する保険者情報管理サーバと、
    前記保険証読取器で読み取った保険者情報が有効であるか否かを前記保険者情報管理サーバに問い合わせし、この問い合わせによる前記認証結果に基づいて前記保険証が有効であるか否かを判別する認証処理装置と、
    で構成されることを特徴とする保険証認証システム。
  2. 保険証の保険者情報記載面を読み取り、該読み取った保険者情報記載面をデジタル信号に変換し保険証画像データとして出力する保険証読取器と、
    被保険者の保険者情報を登録した保険者情報データベースを格納し、外部からの問い合わせによる保険者情報が有効であるか否かを照合判別し、この照合判別に基づく認証結果を出力する保険者情報管理サーバと、
    前記保険証読取器から出力された保険証画像データから認証に必要な保険者情報を光学的に読み取り、該保険者情報が有効であるか否かを前記保険者情報管理サーバに問い合わせし、この問い合わせによる前記認証結果に基づいて前記保険証が有効であるか否かを判別する認証処理装置と、
    で構成されることを特徴とする保険証認証システム。
  3. 前記認証処理装置は、前記保険証読取器から出力された前記保険証画像データと予め記憶した保険証のテンプレートとを照合して保険証の種類を特定し、この特定した保険証の種類に応じた読取箇所の保険者情報を光学的に読み取り、この読み取った保険者情報を編集可能な文字データに変換することを特徴とする請求項2記載の保険証認証システム。
  4. 前記編集可能な文字データに変換された保険者情報は、前記保険証画像データにおける特定の読取項目近傍に配置して編集処理を行うオーバーレイ方式または前記保険証画像データにおける特定の読取項目を別表示して編集処理を行う項目直接入力方式で表示されることを特徴とする請求項3記載の保険証認証システム。
JP2005233438A 2005-08-11 2005-08-11 保険証認証システム Pending JP2007048146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233438A JP2007048146A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 保険証認証システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233438A JP2007048146A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 保険証認証システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007048146A true JP2007048146A (ja) 2007-02-22

Family

ID=37850908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005233438A Pending JP2007048146A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 保険証認証システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007048146A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077952A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 有限会社 医療福祉開発計画 保険証確認システム、及び保険証確認方法
JP2011238199A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 Planning Of Healthcare And Environmental Wellbeing Corp データ処理装置及び保険証照合システム
JP2018005774A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社ブロードリーフ 車両情報更新装置、車両情報更新方法及びプログラム
CN108416679A (zh) * 2017-06-07 2018-08-17 平安科技(深圳)有限公司 多保险产品出单的装置、方法及计算机可读存储介质
JP6876353B1 (ja) * 2021-03-04 2021-05-26 株式会社Special Medico 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US11847845B2 (en) 2021-03-01 2023-12-19 Orbit Healthcare, Inc. Integrating a widget in a third-party application

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077952A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 有限会社 医療福祉開発計画 保険証確認システム、及び保険証確認方法
JP5109141B2 (ja) * 2009-12-25 2012-12-26 寛 江川 保険証確認システム、及び保険証確認方法
JP2011238199A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 Planning Of Healthcare And Environmental Wellbeing Corp データ処理装置及び保険証照合システム
JP2018005774A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社ブロードリーフ 車両情報更新装置、車両情報更新方法及びプログラム
CN108416679A (zh) * 2017-06-07 2018-08-17 平安科技(深圳)有限公司 多保险产品出单的装置、方法及计算机可读存储介质
US11847845B2 (en) 2021-03-01 2023-12-19 Orbit Healthcare, Inc. Integrating a widget in a third-party application
JP6876353B1 (ja) * 2021-03-04 2021-05-26 株式会社Special Medico 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2607270C2 (ru) Терминал дистанционных заказов для рецептурных и безрецептурных лекарственных средств
US8589238B2 (en) System and architecture for merchant integration of a biometric payment system
US7107454B2 (en) Signature system presenting user signature information
US8783566B1 (en) Electronic registration kiosk for managing individual healthcare information and services
JP4339004B2 (ja) 紙ベースのデジタルデータ修正方法及びプログラム
US20090076960A2 (en) Method, systemand computer program product fordetecting and preventing fraudulent health care claims
US20080040259A1 (en) Systems, Methods and Computer-Readable Media for Automated Loan Processing
JP4490324B2 (ja) 医療費会計処理システム
GB2473485A (en) Processing electronic receipts
US8140434B2 (en) System for making funds available for gaming
US20100306828A1 (en) Method for Secure Validation Utilizing Existing Validation Framework
JP2007048146A (ja) 保険証認証システム
JP3915464B2 (ja) チケット処理装置及びプログラム
JP2014067175A (ja) 認証システム
JP5519876B2 (ja) 携帯端末を利用して認証および決済を行う方法およびシステム
JP2009140057A (ja) 診療記録管理システム、診療記録管理プログラム、診療記録管理方法
JP4168673B2 (ja) 文書交付システム、認証システム、方法、及びプログラム群
JP2021103474A (ja) 遺言メッセージ入力装置、管理装置及び管理システム
JP6424379B1 (ja) チケット管理システム及びその運用方法
US20220036471A1 (en) Method and system for conducting and recording insurance claim transactions using blockchain
JP2005327243A (ja) 情報端末を利用したポイントシステム
JP5179201B2 (ja) 確認サーバ、取引端末、プログラム、取引システム及び本人確認方法
JP2004206703A (ja) コードを利用した認証システム及び認証方法並びにサービス提供装置
JP2008217528A (ja) 本人確認システムおよび窓口端末
JP2004126865A (ja) サービス提供情報管理方法、センタ装置及びプログラム、該プログラムを記録した記録媒体並びにサービス提供情報管理用icカード

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090311

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090529