JP2006318373A - タスク選択支援サーバ、及び、タスク選択支援方法 - Google Patents

タスク選択支援サーバ、及び、タスク選択支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 クエリとして入力された用語の種別に関わらず、クエリを用いて問題解決のためのタスクの候補を適切に絞り込むことを可能とするタスク選択支援装置、及び、タスク選択支援方法を提供する。
【解決手段】 タスク検索部204のタスクドメイン入力タスク検索部は、タスクドメインに基づいてタスクモデルDB102からタスクの候補を検索する。クエリ解析部206の名詞種別判別部はユーザ入力クエリの名詞種別を判別し、一般名称と判別された場合には、キーワード入力タスク検索部がシソーラス104を用いて、変換されたクエリに基づいてタスクの候補を絞り込む。一方、固有名称と判別された場合には、タスク対象入力タスク検索部が一般・固有名詞対応DB103を用いて、変換されたクエリに基づいてタスクの候補を絞り込む。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ユーザが抱える問題を解決するためのタスク選択を支援するタスク選択支援サーバ、及び、タスク選択支援方法に関するものである。
従来、ユーザが抱える問題を解決するために、問題解決のための行動をタスクとして定義し、タスクモデルを構築する手法が知られている。このような手法では、タスクを所定の用語で定義し、タスク同士を体系的に関連付けてタスクモデルを構築する。このように構築されたタスクモデルの中からタスクの候補を選択しユーザ端末に表示することで、ユーザは複数のタスク候補の中から自己の要求に合ったタスクを選択することができる。しかしながら、大量のタスクが候補としてユーザ端末に表示された場合には、ユーザは所望のタスクを見つけ出すのに時間を費やしてしまい、効率的にタスクを選択することができないという問題があった。
タスクの候補を絞り込むために、ユーザが入力したクエリによってタスクの候補を絞り込むことも考えられる。ユーザがクエリを入力する場合、自己が抱えている問題に応じて抽象的な広い概念の用語から具体的に対象を特定する用語まで、多岐に渡った用語をクエリとして入力することとなる。このため、タスクモデル内で定義されていない用語がクエリとして入力されることもあり、この場合にはクエリに適合するタスクを適切に検索することができないという問題が発生する。
従来技術として、ユーザが入力したクエリに関連する知識リソースを特定し、問題解決のための回答を生成する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、入力されたクエリを知識リソースに適した形式に変換することや、クエリを構文解析して標準のクエリに変換することが記載されている。
特表2003−528362号公報(段落0029、0050)
しかしながら、特許文献1においてはクエリの変換手法が具体的に開示されていない。また、特許文献1においては、変換されたクエリで関連知識を検索するのみでは問題解決のための回答を得ることができず、複雑な推論処理により回答を作成している。従って、特許文献1に記載の手法は、所定の用語で体系的に定義されたタスクモデルからタスクの候補を検索するのに適した手法とはいえない。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、クエリを用いて問題解決のためのタスクの候補を適切に絞り込むことを可能とするタスク選択支援装置、及び、タスク選択支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、行動をタスクとして定義したタスクモデルが記憶されたタスクモデルデータベースから、タスクの候補を検索するタスク検索手段と、ユーザにより入力されたクエリを解析することにより、該クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換するクエリ解析手段とを備え、前記クエリ解析手段により変換されたクエリを用いて前記タスクの候補を絞り込むことを特徴とするタスク選択支援サーバを提供する。
この構成によれば、タスク選択支援サーバは、入力されたクエリを解析することによって該クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換し、該変換されたクエリを用いてタスクの候補を絞り込むことができるため、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、タスクの候補を適切に絞り込むことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタスク選択支援サーバにおいて、前記クエリ解析手段は、クエリとして入力された用語の種別を判別し、該判別された種別に応じた変換用のデータベースを用いて、前記クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換することを特徴とする。
この構成によれば、クエリとして入力された用語の種別に応じた変換用のデータベースを用いて、クエリをタスクモデル内で定義されている用語に容易に変換することができるため、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、クエリに適合したタスクを検索し、タスクの候補を適切に絞り込むことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタスク選択支援サーバにおいて、表示用の地図情報と地図上における場所の名称を含む付加情報とが記憶された地図表示情報データベースから、ユーザが要求する位置情報に対応する地図情報と付加情報とを取得する地図表示情報取得手段と、前記地図表示情報取得手段により取得された地図情報と付加情報とを、ユーザが所持する携帯端末に送信する地図表示情報送信手段とをさらに備え、前記クエリ解析手段は、前記携帯端末に表示された地図上においてユーザにより選択された場所に対応する付加情報に含まれる名称をクエリとして用いて、クエリの解析を行うことを特徴とする。
この構成によれば、ユーザが地図上の場所を選択するのみで、タスク選択支援サーバは、場所に対応する付加情報に含まれる名称をクエリとして用いてクエリの解析を行い、クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換することができるため、付加情報に含まれる名称の種別に関わらずクエリを用いてタスクの候補を絞り込むことができる。また、ユーザは地図上に表示された場所を選択するのみでよいため、クエリを入力する手間が省ける。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタスク選択支援サーバにおいて、前記タスク検索手段は、前記携帯端末に表示された地図上においてユーザにより選択された場所に対応する付加情報に含まれる名称をタスク発生場所として用いて、タスクの候補を検索することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザが地図上の場所を選択するのみで、タスク選択支援サーバは、場所に対応する付加情報に含まれる名称をタスク発生場所として用いてタスクの候補を検索することができるため、タスク発生場所によってタスク候補の絞込みを容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、行動をタスクとして定義したタスクモデルが記憶されたタスクモデルデータベースから、タスクの候補を検索するタスク検索ステップと、ユーザにより入力されたクエリを解析することにより、該クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換するクエリ解析ステップと、前記クエリ解析ステップにおいて変換されたクエリを用いて前記タスク検索ステップにおいて検索されたタスクの候補を絞り込むタスク候補絞込みステップとを備えることを特徴とするタスク選択支援方法を提供する。
この方法によれば、タスクの候補を検索し、ユーザにより入力されたクエリを解析することによって該クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換し、該変換されたクエリを用いてタスクの候補を絞り込むため、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、クエリに適合したタスクを検索することができ、適切にタスク候補を絞り込むことができる。
本発明によれば、タスク選択支援サーバは、入力されたクエリを解析することによって該クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換し、該変換されたクエリを用いてタスクの候補を絞り込むことができるため、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、タスクの候補を適切に絞り込むことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明に係る第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る問題解決支援システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、問題解決支援システムは、ユーザが抱える問題解決のためのタスク選択を支援するタスク選択支援サーバ100と、ユーザが所持する携帯端末101とを含んで構成される。タスク選択支援サーバ100と携帯端末101とは、移動通信網やインターネット等の通信ネットワークで通信可能に接続されている。
[1.1 タスク選択支援サーバの構成]
次に、タスク選択支援サーバ100の構成について詳細に説明する。タスク選択支援サーバ100は、ハードウェア構成として、図示せぬ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置、及び、通信インターフェースを含んで構成され、一般的なコンピュータのハードウェア構成を有している。タスク選択支援サーバ100のハードディスク装置には、プログラムやデータベース等の各種ソフトウェアが記憶されている。ハードディスク装置に記憶されているデータベースとして、タスクモデルデータベース(以下「DB」)102と、一般・固有名詞対応DB103と、シソーラス104と、サービス知識DB105と、が含まれる。以下、各データベースの構成について説明する。
[1.1.1 タスクモデルDBの構成]
まず、タスクモデルDB102の構成について説明する。タスクモデルDB102は、ユーザが抱える問題解決のための行動をタスクとして定義したタスクモデルを記憶するデータベースである。
図2には、タスクモデルDB102のデータ構成の一例を示す。1つのレコードは、項目「タスクID」、「親タスクID」、「タスク」、「タスクドメイン」及び「タスク対象」で構成される。以下では、この1つのレコードをタスクと呼ぶ。
項目「タスクID」は、タスクを識別するための番号である。ここでは、タスクIDは全タスクでユニークな整数とする。
項目「親タスクID」は、タスク間の上位・下位関係(従属関係)を表すための番号である。例えば、タスクIDが「1001」で識別される「ベストセラーを調べる」というタスクは、タスクIDが「1000」で識別される「本を調べる」というタスクを親タスクとするため、「ベストセラーを調べる」というタスクの親タスクID項目には、タスクID「1000」が格納されている。
タスクIDが「1000」で識別される「本を調べる」というタスクはここでは最上位のタスクであり、この最上位のタスクの親タスクID欄には「0」が格納されている。
項目「タスク」は、タスクの名称を示す。タスクの名称はタスクモデル内において統一して定義された用語である一般名称によって記述されている。
項目「タスクドメイン」は、タスクが発生する場所(以下「タスク発生場所」という)を示す。タスク発生場所が複数存在する場合には、場所の名称同士は論理和の記号「V」で接続されて記述されている。タスクドメイン項目は、タスクモデル内において統一して定義された用語である一般名称によって記述されている。「タスクドメイン」は、そのタスクが発生するタスク発生場所を定義することにより構築することができる。例えば、「本を買う」というタスクを考えたときに、当該タスクのタスク発生場所は「本屋」と定義することができる。
項目「タスク対象」には、詳しくは後述するが、タスクの対象が固有名称である場合に、当該固有名称に対応する一般名称が記述される。
[1.1.2 サービス知識DBの構成]
次に、サービス知識DB105の構成について説明する。サービス知識DB105は、各タスクに関連付けられるサービス知識を定義するデータベースである。サービス知識とは、ユーザが選択したタスクを実世界で実現するための知識である。図3にはサービス知識DB105のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、サービス知識DB105には、データ項目として、サービス知識を識別するための「サービスID」と、サービス知識のインターネット上における所在(アクセス先)を表す「サービスURI(Uniform Resource Identifier)」と、サービス知識が対応付けられるタスクを示す「タスクID」とが設けられている。
[1.1.3 タスクモデルDBのタスク対象項目の設定方法]
以下、タスクモデルDB102におけるタスク対象項目の設定方法について説明する。
まず、タスク対象項目を設定すべきタスクが固有名称を対象としているか一般名称を対象としているかを判断する。これは、タスクに記述されているタスクドメイン項目やタスク項目によっては判断できないため、サービス知識DB105によってタスクに関連付けられているサービス知識から推測する必要がある。例えば、「レビューを読む」というタスクの場合、当該タスクに関連付けられているサービス知識が、本のタイトルを入力してレビューを探すというサービス知識である場合には、当該タスクは固有名称を対象としていることがわかる。反対に、タスクに関連付けられているサービス知識が最新刊のレビューを公表しているウェブページのURIである場合には、当該タスクは固有名称でなく一般名称を対象としたタスクであるといえる。また、「ベストセラーを調べる」、「最新刊を調べる」といったタスクのように、サービス知識を参照しなくても一般名称を対象としたタスクであると判定可能な場合もある。
このように、サービス知識と関連付けられたタスクからボトムアップ的に判定し、固有名称を対象としているタスクについては、一般・固有名詞対応DB103を参照して、固有名称と対応付けられている一般名称をタスク対象として記述する。一方、一般名称を対象としているタスクについてはタスク対象として何も記述しない。サービス知識と関連付けられていないタスクについては、当該タスクの下位のタスクに固有名称を対象とするタスクが存在する場合には、その和を取った形で、対応する一般名称をタスク対象として記述する。下位のタスクがすべて一般名称を対象としたタスクの場合にはタスク対象として何も記述しない。
上記に従ってタスクモデルを記述した場合の概念図を図4に示す。図4に示すタスクモデルをデータベースの形式で記述したものが図2となる。
[1.1.4 一般・固有名詞対応DB]
一般・固有名詞対応DB103は、固有名称を、タスクモデル内で定義されている一般名称と対応付けるためのデータベースである。図5には、一般・固有名詞対応DB103のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、例えば、本のタイトルである固有名称「冷静と情熱のあいだ」と一般名称「本」とが対応付けられている。
[1.1.5 シソーラス]
シソーラス104は、単語の上位/下位関係、部分/全体関係、同義関係、類義関係などによって単語を分類し体系づけた辞書である。図6には、シソーラス104のデータ構成の一例を示す。シソーラス104の項目「用語」に格納される一般名称の用語の体系は、タスクモデルDB102で定義されている用語の体系と統一がとられている。
[1.1.6 機能構成]
タスク選択支援サーバ100が備える上述したハードウェア及びソフトウェアによって、図7に示す機能構成がタスク選択支援サーバ100に実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
タスクドメイン検索部205は、タスクモデルDB102からタスクドメインの候補を検索する。タスクドメイン候補送信部201は、タスクドメイン検索部205が検索したタスクドメインの候補を携帯端末101に送信する。
ユーザ選択タスクドメイン受信部202は、ユーザにより選択されたタスクドメインを携帯端末101から受信する。
タスク検索部204は、タスクモデルDB102からユーザに提示すべきタスクの候補を検索する。タスク候補送信部200は、タスク検索部204が検索したタスクの候補を携帯端末101に送信する。
ユーザクエリ受信部203は、ユーザが携帯端末101を操作して入力したクエリ(ユーザ入力クエリ)を携帯端末101から受信する。クエリ解析部206は、ユーザクエリ受信部203が受信したクエリを解析する。具体的なクエリの解析方法としては、クエリ解析部206は、クエリとして入力された用語の種別を判別し、当該判別された種別に応じた変換用のデータベースを用いて、クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換する。ここで、変換用のデータベースとしては、一般・固有名詞対応DB103及びシソーラス104が存在する。
タスク検索部204をさらに詳細に説明すると、タスク検索部204は図8に示す構成要素から構成されている。
キーワード入力タスク検索部800は、入力されたキーワード(用語)を含むタスク項目が記述されているタスクを、タスクモデルDB102から検索する。
タスクドメイン入力タスク検索部801は、入力されたタスクドメインと一致するタスクドメイン項目が記述されているタスクを、タスクモデルDB102から検索する。
タスク対象入力タスク検索部802は、入力されたタスク対象と一致するタスク対象項目が記述されているタスクを、タスクモデルDB102から検索する。
クエリ解析部206をさらに詳細に説明すると、クエリ解析部206は図9に示す構成要素から構成される。
名詞種別判別部700は、ユーザ入力クエリが固有名称か一般名称かを判別する。具体的な判別方法としては、名詞種別判別部700は、シソーラス104を参照し、ユーザ入力クエリがシソーラス104に登録されている場合には当該ユーザ入力クエリが一般名称であると判別し、登録されていない場合には固有名称であると判別する。
一般名称クエリ変換部701は、ユーザ入力クエリが一般名称であると判別された場合、シソーラス104を参照することにより、一般名称のクエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換する。
固有名称クエリ変換部702は、ユーザ入力クエリが固有名称であると判別された場合、一般・固有名詞対応DB103を参照することにより、固有名称のクエリを一般名称に変換する。なお、一般・固有名詞対応DB103に格納されている一般名称はタスクモデル内で定義されている用語と統一がとられているため、一般・固有名詞対応DB103を参照して一般名称に変換することは、タスクモデル内で定義されている用語に変換することと同等となる。
[1.2 携帯端末の構成]
次に、携帯端末101の構成について説明する。携帯端末101は、無線によるデータ通信機能を有する端末である。携帯端末101に相当する端末としては、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)、無線通信カードが搭載されたPDA(Personal Digital Assistance)などが挙げられる。
携帯端末101は、CPU、メモリ、無線通信インターフェース、ディスプレイ、操作キー等のハードウェア資源と、メモリに記憶されるソフトウェア資源とを備えている。携帯端末101が備えるこれらのハードウェア資源及びソフトウェア資源により、図10に示す機能構成が実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
タスクドメイン受信部501は、タスクドメインの候補をタスク選択支援サーバ100から受信する。タスクドメイン表示部505は、タスクドメイン受信部501が受信したタスクドメインの候補を携帯端末101のディスプレイに表示する。
ユーザ選択タスクドメイン取得部507は、ディスプレイに表示されたタスクドメインの候補の中からユーザが選択したタスクドメインを取得する。ユーザ選択タスクドメイン送信部503は、ユーザ選択タスクドメイン取得部507により取得されたタスクドメインをタスク選択支援サーバ100に送信する。
タスク候補受信部502は、タスクの候補をタスク選択支援サーバ100から受信する。タスク候補表示部506は、タスク候補受信部502が受信したタスクの候補を携帯端末101のディスプレイに表示する。
ユーザクエリ取得部508は、ユーザが操作キー等を操作して入力したクエリを取得する。ユーザクエリ送信部504は、ユーザクエリ取得部508が取得したユーザ入力クエリをタスク選択支援サーバ100に送信する。
[1.3 動作]
次に、動作例について説明する。図11には、タスク選択支援サーバ100が行うタスク検索処理の流れの概要を示す。このタスク検索処理は、ユーザのタスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理と、ユーザのクエリ入力に基づくタスク候補絞込み処理との2段階から構成される。
まず、ユーザのタスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理の概要について説明する。ユーザがタスクモデルDB102からタスクドメインを指定すると(ステップS1)、タスク選択支援サーバ100は、タスクモデルDB102の中から、タスクに記述されているタスクドメインがユーザの指定したタスクドメインと一致するタスクを検索しタスクの候補とする(ステップS2)。
次に、タスクの候補を、ユーザのクエリ入力に基づきさらに絞込むタスク候補絞込み処理の概要について説明する。ユーザがタスクの候補を絞り込むためのクエリを入力すると(ステップS3)、タスク選択支援サーバ100は、ユーザ入力クエリの表記の揺れや名詞種別の違いを吸収するためにシソーラス104や一般・固有名詞対応DB103を参照し、ユーザ入力クエリをタスクモデルDB102内で定義されている用語に変換する。タスク選択支援サーバ100は、変換されたクエリに基づいて、ステップS2において検索したタスクの候補をさらに絞り込み(ステップS4)、ユーザに提示する。
以下、ステップS1、S2におけるユーザのタスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理と、ステップ3、4におけるユーザのクエリ入力に基づくタスク絞込み処理とに分けて詳細に説明する。
[1.3.1 タスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理]
図12は、タスク選択支援サーバ100が行う、タスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理を示すフローチャートである。
まず、タスク選択支援サーバ100のタスクドメイン検索部205は、携帯端末101からタスクドメイン候補の要求があった時に(ステップS101)、タスクモデルDB102に格納されているすべてのタスクドメインを検索してタスクドメイン候補とする(ステップS102)。そして、タスクドメイン候補送信部201は、タスクドメイン検索部205が検索したタスクドメイン候補を携帯端末101に送信する(ステップS103)。
携帯端末101のタスクドメイン受信部501は、タスク選択支援サーバ100からタスクドメイン候補を受信し、タスクドメイン表示部505は、タスクドメインの候補をディスプレイに表示する。
ユーザは表示されたタスクドメインの候補の中から、問題が発生した場所、これから行く場所、又は、気になっている場所を選択する。これにより、ユーザ選択タスクドメイン取得部507は、ユーザが選択したタスクドメインを取得し、ユーザ選択タスクドメイン送信部503はユーザ選択タスクドメイン取得部507が取得したタスクドメインをタスク選択支援サーバ100に送信する。
タスク選択支援サーバ100のユーザ選択タスクドメイン受信部202は、ユーザが選択したタスクドメインを携帯端末101から受信する(ステップS104)。タスク検索部204のタスクドメイン入力タスク検索部801は、タスクモデルDB102を参照し、ユーザが選択したタスクドメインがタスクドメイン項目に記述されているタスクをタスクの候補として検索する(ステップS105)。
具体例を説明すると、例えば、図2に示すタスクモデルがタスクモデルDB102に格納されている時に、ユーザによりタスクドメイン「本屋」が指定された場合には、図2に示すタスクモデルDB102からタスクドメイン項目に「本屋」が記述されているタスク「本を調べる」及び「本を買う」と、その子タスクとが検索される(図13参照)。一方、ユーザによりタスクドメイン「図書館」が指定された場合には、タスクドメイン項目に「図書館」が記述されているタスク「本を調べる」及び「本を借りる」と、その子タスクとが検索される(図13参照)。
ここで、「本を買う」及び「本を借りる」というタスクは同じ一般名称「本」を対象としたタスクであるのに、タスクドメイン「図書館」と「本屋」とで検索されるタスクが異なるのは、「本」のもつ機能的役割が「図書館」と「本屋」とで異なるからである。すなわち、一般名称「本」は、タスクドメイン「図書館」においては「貸出対象」となり、タスクドメイン「本屋」においては「購入対象」となる。このように、タスクモデルDB102に記述されているタスク発生場所(タスクドメイン)を利用してタスクを検索することで、ユーザが指定したタスクドメインにおいて対象となる一般名称の機能的役割を満たしたタスクを検索することが可能となる。
[1.3.2 ユーザ入力クエリに基づくタスク候補絞込み処理]
図14は、タスク選択支援サーバ100が行う、ユーザ入力クエリに基づくタスク候補の絞込み処理を示すフローチャートである。
まず、携帯端末101のユーザクエリ取得部508は、ユーザ入力クエリを取得する。ユーザクエリ送信部504は、ユーザクエリ取得部508が取得したユーザ入力クエリをタスク選択支援サーバ100に送信する。
タスク選択支援サーバ100のユーザクエリ受信部203は、携帯端末101からユーザ入力クエリを受信する(ステップS201,S202)。クエリ解析部206の名詞種別判別部700は、ユーザの入力クエリの名詞種別(一般名称か固有名称か)を判別する(ステップS203)。具体的には、名詞種別判別部700はシソーラス104を参照して、ユーザ入力クエリがシソーラス104内に登録されている場合には一般名称として扱い、登録されていない場合には固有名称として扱う。
一般名称と判別された場合には(ステップS203;一般名称)、一般名称クエリ変換部701は、シソーラス104を再度参照し、クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換する(ステップS204)。次に、タスク検索部204のキーワード入力タスク検索部800は、上述したタスク候補検索処理のステップS105において検索されたタスクの候補の中から、変換されたクエリがタスク項目に含まれるタスクを検索することにより、タスクの候補を絞り込む(ステップS205)。
一方、ユーザの入力クエリの名詞種別が固有名称と判別された場合には(ステップS203;固有名称)、固有名称クエリ変換部702は、一般・固有名詞対応DB103を参照し、ユーザ入力クエリを当該固有名称に対応する一般名称に変換する(ステップS206)。次に、タスク検索部204のタスク対象入力タスク検索部802は、上述したタスク候補検索処理のステップS105において候補として検索されたタスクの中から、変換されたクエリがタスク対象項目として記述されているタスクを検索し、タスクの候補を絞り込む(ステップS207)。
タスク候補送信部200は、ステップS205又はステップS207において絞り込まれたタスクの候補を携帯端末101に送信する(ステップS208)。
携帯端末101のタスク候補受信部502はタスクの候補をタスク選択支援サーバ100から受信し、タスク候補表示部506はタスクの候補をディスプレイに表示する。ユーザは、絞り込まれたタスクの候補の中から、必要とするタスクを選択する。
ここで、ユーザがタスクドメイン「本屋」を選択した後、「冷静と情熱のあいだ」という固有名称のクエリを入力することにより、タスクの候補を絞込む具体例を説明する。ユーザが固有名称のクエリ「冷静と情熱のあいだ」を入力した場合には、固有名称クエリ変換部702は、一般・固有名詞対応DB103を参照して、固有名称「冷静と情熱のあいだ」を一般名称「本」に変換する。次に、クエリ解析部206は、タスクドメイン「本屋」で発生するタスクの候補の中から「本」がタスク対象項目に記述されているタスクを検索する。検索した結果を図15に示す。同図において、タスクドメイン「本屋」に基づいて検索された図13に示すタスクの候補の中から、「ベストセラーを調べる」及び「最新刊を調べる」が削減されている。これは、「ベストセラーを調べる」及び「最新刊を調べる」は一般名称に対して実行されるタスクであり、ユーザは固有名称「冷静と情熱のあいだ」に対するタスクを要求していることから、一般名称を対象としたタスクを候補とする必要はないためである。このように、ユーザが一般名称をクエリとして入力する場合と固有名称をクエリとして入力する場合とではユーザの問題を解決するためのタスクの候補が異なってくるが、このタスク候補絞込み処理によってクエリの種別に応じたタスクの候補の絞り込みを行うことができ、ユーザはクエリに適合したタスク候補の提示を受けることが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るタスク選択支援システムは、タスク選択支援サーバ100aと携帯端末101aとを含んで構成される。第2実施形態においては、ユーザが携帯端末101aに表示された地図上の場所を指定するのみで、タスク選択支援サーバ100aがタスク候補検索処理及びタスク候補絞込み処理を連続して実行する実施形態について説明する。
[2.1 タスク選択支援サーバの構成]
まず、第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aの構成について説明する。第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aは、第1実施形態に係るタスク選択支援サーバ100と同様のハードウェア構成を備えている。
第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aのハードディスク装置に記憶されるデータベースには、第1実施形態に係るタスク選択支援サーバ100のハードディスク装置に記憶されるデータベースに加えて、地図情報DB400及び地図のメタ情報DB401が含まれている。また、第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aのハードディスク装置に記憶されるプログラムには、第1実施形態に係るタスク選択支援サーバ100のハードディスク装置に記憶されるプログラムの他に、地図情報DB400及び地図のメタ情報DB401から情報を取得するためのプログラムや、取得した情報を送信するためのプログラムが含まれている。
図16は、第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aの機能構成を示すブロック図である。同図に示す構成要素は、タスク選択支援サーバ100aが備える上述したハードウェア及びソフトウェアにより実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
地図情報DB400と地図のメタ情報DB401とは、携帯端末101aに地図を表示するための情報を記憶する地図表示情報データベースに該当する。地図情報DB400には、地図の画像を携帯端末101aに表示するための地図情報と、当該地図の位置情報とが対応付けられて格納されている。ここで、位置情報は、郵便番号、住所、電話番号、緯度、経度等、位置を特定可能な情報であればよい。
地図のメタ情報DB401は地図に対するメタ情報(付加情報)を格納するデータベースである。図17には、地図のメタ情報DB401のデータ構成例を示す。同図に示すように、地図のメタ情報DB401には位置情報と場所の名称とが対応付けられて格納されている。場所の名称には、「Dショップ中野坂上店」、「久里浜駅」等の場所の固有名称と、「店舗」、「施設」、「駅」等の場所の一般名称とが含まれている。例えば、固有名称が「A歯科医院」である場合、一般名称は「歯医者」となる。従って、図17に示すように、「A歯科医院」の位置情報(ここでは緯度、経度)に対して、固有名称「A歯科医院」と一般名称「歯医者」とが対応付けられて地図のメタ情報DB401に格納される。なお、ここでは、地図のメタ情報DB401の一般名称項目に格納される用語の体系は、タスクモデルDB102のタスクドメイン項目に格納される用語の体系と統一されている。
図16に戻り、ユーザ要求位置情報受信部300は、ユーザが地図の表示を要求する位置を示すユーザ要求位置情報を、携帯端末101aから取得する。
地図表示情報取得部30は、地図情報取得部301と地図のメタ情報取得部302とで構成される。地図情報取得部301は、ユーザ要求位置情報受信部300が受信したユーザ要求位置情報に該当する地図情報を地図情報DB400から取得する。地図のメタ情報取得部302は、ユーザ要求位置情報受信部300が受信したユーザ要求位置情報に該当する地図のメタ情報を地図のメタ情報DB401から取得する。
地図表示情報送信部303は、地図表示情報取得部30が取得した、メタ情報が付加された地図情報を携帯端末101aに送信する。
ユーザクリック場所受信部304は、携帯端末101aに表示された地図上において、ユーザがクリック等の操作を行うことによって選択された場所を示す場所情報を携帯端末101aから受信する。
ユーザクリック場所メタ情報取得部305は、ユーザクリック場所受信部304が取得した場所情報に対応するメタ情報を地図のメタ情報DB401から取得する。
タスク検索部204は、第1実施形態に係るタスク検索部204と同様の機能を備えている。第2実施形態においては、タスク検索部204のタスクドメイン入力タスク検索部801は、ユーザクリック場所メタ情報取得部305が取得したメタ情報に含まれる場所の一般名称をタスクドメインとして用いて、タスクモデルDB102からタスクの候補を検索する。
クエリ解析部206は、第1実施形態に係るクエリ解析部206と同様の機能を備えている。第2実施形態においては、クエリ解析部206は、ユーザクリック場所メタ情報取得部305が取得したメタ情報に含まれる場所の固有名称をクエリとして用いて、クエリの解析を行う。
タスク候補送信部200は、タスクの候補を携帯端末101aに送信する。
[2.2 携帯端末の構成]
次に、第2実施形態に係る携帯端末101aの構成について説明する。第2実施形態に係る携帯端末101aは第1実施形態に係る携帯端末101と同様のハードウェア構成を備えている。第2実施形態に係る携帯端末101aのメモリに記憶されるプログラムには、第1実施形態に係る携帯端末101のメモリに記憶されるプログラムに加えて、地図をディスプレイに表示するためのプログラムや、地図上においてユーザにより選択された場所情報を取得及び送信するためのプログラムが記憶されている。
第2実施形態に係る携帯端末101aは、図18に示す構成要素から構成される。これらの構成要素は、携帯端末101aが備えるハードウェア及びソフトウェアにより実現される。以下各構成要素の機能について述べる。
ユーザ要求位置情報取得部600は、ユーザが地図の表示を要求する位置を示すユーザ要求位置情報を取得する。ここで、ユーザ要求位置情報は、ユーザが抱える問題解決の対象とする場所の位置情報であってもよいし、ユーザが現在居る場所の位置情報であってもよい。
ユーザ要求位置情報が、ユーザが抱える問題解決の対象とする場所の位置情報である場合には、ユーザ要求位置情報取得部600は、地図上において位置を特定可能な情報(住所、郵便番号等)の入力をユーザから受け付ける。
また、ユーザ要求位置情報が、ユーザが現在居る場所の位置情報であり、携帯端末101aにGPS(Global Positioning System)機能が搭載されている場合には、当該GPS機能を利用した高精度位置情報サービスにより位置情報を取得する。なお、GPSを利用する以外にも位置情報の取得方法は様々な方法が考えられる。例えば、携帯端末101aに無線ICタグが搭載されている場合には、街中に設置されているタグリーダから位置情報を取得するようにしてもよい。また、携帯端末101aが収容されている基地局の情報を位置情報として用いてもよい。また、携帯端末101aが携帯電話機能と無線LAN機能とを備えたデュアル端末である場合には、無線LANのアクセスポイントの情報を位置情報として用いてもよい。
ユーザ要求位置情報送信部601は、ユーザ要求位置情報取得部600が取得したユーザが要求する位置情報をタスク選択支援サーバ100aに送信する。
メタ情報付加地図情報受信部602は、メタ情報が付加された地図情報をタスク選択支援サーバ100aから受信する。メタ情報付加地図情報表示部603は、メタ情報付加地図情報受信部602が受信した、メタ情報が付加された地図情報をディスプレイに表示する。
ユーザクリック場所取得部604は、携帯端末101aに表示された地図上において、ユーザがクリック等の操作を行うことによって選択した場所を示す場所情報を取得する。ユーザクリック場所送信部605は、ユーザクリック場所取得部604が取得した場所情報をタスク選択支援サーバ100aに送信する。
タスク候補受信部502は、タスクの候補をタスク選択支援サーバ100aから受信する。タスク候補表示部506は、タスク候補受信部502が受信したタスクの候補を携帯端末101aのディスプレイに表示する。
[2.3 動作]
次に、動作例について説明する。第2実施形態に係るタスク選択支援サーバ100aが行う処理は、携帯端末101a上でのユーザ要求位置情報に基づいた地図情報の送信処理と、ユーザがクリックした場所情報に基づいたタスク検索処理とで構成される。以下、各処理について説明する。
[2.3.1 ユーザ要求位置情報に基づいた地図情報の送信処理]
図19は、タスク選択支援サーバ100aが行う、ユーザ要求位置情報に基づいた地図情報の送信処理を示すフローチャートである。
まず、携帯端末101aのユーザ要求位置情報取得部600は、ユーザが地図の表示を要求する位置を示すユーザ要求位置情報を取得する。ユーザ要求位置情報送信部601は、ユーザ要求位置情報取得部600が取得したユーザ要求位置情報をタスク選択支援サーバ100aに送信する。
タスク選択支援サーバ100aのユーザ要求位置情報受信部300は、携帯端末101aから送信されてきたユーザ要求位置情報を受信する(ステップS301,S302)。地図表示情報取得部30の地図情報取得部301は、受信したユーザ要求位置情報に基づいて、地図情報DB400からユーザ要求位置情報付近の地図情報を取得する。さらに、地図表示情報取得部30の地図のメタ情報取得部302は、受信したユーザ要求位置情報に基づいて、地図のメタ情報DB401からユーザ要求位置情報付近の地図のメタ情報を取得する(ステップS303)。
地図表示情報送信部303は、地図表示情報取得部30が取得した、メタ情報が付加された地図情報を携帯端末101aに送信する(ステップS304)。
携帯端末101aのメタ情報付加地図情報受信部602は、メタ情報が付加された地図情報をタスク選択支援サーバ100aから受信する。メタ情報付加地図情報表示部603は、メタ情報に含まれる固有名称が記述された地図の画像を携帯端末101aのディスプレイに表示する。
例えば、ユーザ要求位置情報取得部600によって久里浜駅周辺の位置情報が取得された場合には、携帯端末101aのディスプレイには図20に示すような久里浜駅周辺の地図が表示される。同図に示すように、地図のメタ情報に含まれる位置情報及び固有名称に基づいて、地図上の該当する位置に黒枠で囲まれた固有名称が記述されている。
[2.3.2 ユーザがクリックした位置情報に基づいたタスク検索処理]
図21は、タスク選択支援サーバ100aが行う、ユーザがクリックした位置情報に基づいたタスク検索処理を示すフローチャートである。
上述した地図情報の送信処理によって携帯端末101aのディスプレイに表示された地図上の場所の中から、ユーザは、問題が発生した場所、これから行く場所、あるいは、気になっている場所をクリック(選択)する操作を行う。
これにより、携帯端末101aのユーザクリック場所取得部604はユーザがクリックした場所を示す場所情報を取得し、ユーザクリック場所送信部605はユーザクリック場所取得部604が取得した場所情報をタスク選択支援サーバ100aに送信する。
タスク選択支援サーバ100aのユーザクリック場所受信部304は、携帯端末101aから送信された場所情報を取得する(ステップS401、S402)。
ユーザクリック場所メタ情報取得部305は、ユーザクリック場所受信部304が受信した場所情報に該当する位置情報を含むメタ情報を、地図のメタ情報DB401から取得する。さらに、ユーザクリック場所メタ情報取得部305は、取得したメタ情報に含まれる場所の一般名称を取得する(ステップS403)。
タスク検索部204は、ユーザクリック場所メタ情報取得部305において取得したメタ情報内の一般名称をタスクドメインとして扱い、第1実施形態において説明したタスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理と同様の処理を行う(ステップS404)。具体的には、タスク検索部204のタスクドメイン入力タスク検索部801はタスクモデルDB102を参照し、ユーザクリック場所メタ情報取得部305により取得された場所の一般名称と一致する名称がタスクモデルDB102のタスクドメイン項目に格納されているタスクを、タスクの候補として検索する。
次に、クエリ解析部206は、ユーザクリック場所メタ情報取得部305が取得したメタ情報内の固有名称をクエリとして扱い、第1実施形態に係るタスク候補絞込み処理と同様の処理を行う(ステップS405)。具体的には、まず、クエリ解析部206の名詞種別判別部700は、クエリの名詞種別(一般名称か固有名称か)を判別する。ここでは、メタ情報内の固有名称をクエリとして扱っていることから、名詞種別判別部700はクエリの名詞種別を固有名称と判別することとなる。固有名称クエリ変換部702は、一般・固有名詞対応DB103を用いて、固有名称をタスクモデル内で定義されている一般名称に変換する。タスク対象入力タスク検索部802は、ステップS404において検索されたタスクの候補の中から、場所の一般名称に変換されたクエリが、タスクモデルDB102のタスク対象項目として記述されているタスクを検索することにより、タスクの候補を絞り込む。
タスク候補送信部200は、絞り込まれたタスクの候補を携帯端末101aに送信する(ステップS406)。
携帯端末101aのタスク候補受信部502は絞り込まれたタスクの候補を受信し、タスク候補表示部506はディスプレイにタスクの候補を表示する。ユーザは、表示されたタスクの候補の中から必要とするタスクを選択する。
例えば、ユーザが携帯端末101aのディスプレイに表示された地図上の場所「バスターミナルA」をクリックしたとする。この場合、タスク選択支援サーバ100aのユーザクリック場所メタ情報取得部305は、バスターミナルAに対応するメタ情報に含まれる一般名称「バスターミナル」を取得する。タスク検索部204は、タスクモデルDB102のタスクドメイン項目を参照することにより、タスク発生場所「バスターミナル」を対象とするタスクとして、例えば、図22に示すように、「バスターミナルからの行き先を調べる」、「バスの路線を調べる」、「バスの運賃を調べる」、「バスの時刻表を調べる」、「最寄りのバスターミナルを探す」及び「バスターミナル内の発車位置を調べる」を検索する。
さらに、クエリ解析部206は、メタ情報に含まれる場所の固有名称「バスターミナルA」を、一般・固有名詞対応DB103を用いてタスクモデルDB102で定義されている一般名称「バスターミナル」に変換し、タスクの候補の中から「バスターミナル」がタスク対象として記述されているタスクを検索することによりタスクの候補を絞り込む。ここでは、図22に示すタスクの候補の中から、「バスターミナルからの行き先を調べる」、「バスの路線を調べる」、「バスターミナル内の発車位置を調べる」の3つのタスクが候補として絞り込まれる。これ以外のタスクには、タスク対象として「バスターミナル」が記述されていないため、タスクの候補とはならない。タスク候補送信部200は、絞り込まれたタスクの候補を携帯端末101aする。図23には、携帯端末101aのディスプレイに表示されるタスク候補の例を示す。
このように、ユーザが地図上に表示された場所の固有名称を指定するだけで、メタ情報に含まれる場所の名称に基づいて、タスクドメイン指定に基づくタスク検索処理とクエリに基づくタスク絞込処理とを連続して実行することが可能となる。従って、ユーザは場所に関するクエリを入力する必要がなく、ユーザのクエリ入力にかかる負担を軽減することができる。
なお、第2実施形態においては、メタ情報に含まれる場所の名称をクエリとして用いる方式を説明したが、第1実施形態と同様にユーザがクエリを入力することも可能である。例えば、ユーザ、が地図上の場所「バスターミナルA」をクリックするのに加えて、クエリとして「XYZバス」を入力した場合を考える。この場合には、バスターミナルの固有名称とバス会社の固有名称との両方が指定されたことになる。ここでは、2つのクエリが入力された場合に少なくとも一方のクエリに該当するタスクが検索されるものとすると、タスク「バスターミナル内の発車位置を調べる」、「バスターミナルからの行き先を調べる」、「バスの路線を調べる」に加え、タスク対象「バス」が記述されているタスク(すなわち、バスの固有名称を対象としたタスク)「バスの運賃を調べる」、「バスの時刻表を調べる」もタスクの候補となる。このときに、携帯端末101aのディスプレイに表示されるタスク候補の例を図24に示す。
以上説明したように、クエリを解析することによって当該クエリをタスクモデル内で定義されている用語に変換し、当該用語を用いてタスクの候補を絞り込むことができる。このため、クエリとして入力された用語の種別に関わらず、クエリに適合したタスクをタスクモデルDB102から検索し、タスクの候補を適切に絞り込むことが可能となる。
また、タスクが固有名称と対象としているか一般名称を対象としているかに応じてタスクモデルのタスク対象項目を設定し、クエリが固有名称か一般名称かによってタスクの候補の検索方法を変更しているため、ユーザが固有名称に対するタスクを要求しているか一般名称に対するタスクを要求しているかに応じて適切なタスクの候補を絞り込むことが可能となる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態で説明した装置構成やデータベース構成は一例に過ぎない。例えば、タスク選択支援サーバ100,100aのハードディスク装置に各種データベースが記憶されているとして説明したが、これに限定されることはなく、タスク選択支援サーバ100,100aが、外部装置としてのデータベース装置にアクセスし情報を取得するようにしてもよい。
(2)上述した実施形態においては、クエリ解析部206の名詞種別判別部700がクエリの名詞種別が一般名称か固有名称かを判別するとして説明したが、判別する名詞種別はこれに限定されることはなく、例えば、数詞あるいは代名詞であることを判別するようにしてもよい。
また、クエリの名詞種別を判別するのみではなく、クエリの様々な種別(一般名称が2つ組み合わされたクエリ、名詞と動詞を含むクエリ等)を判別するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、タスクモデルは一般名称で定義されているとして説明したが、これに限定されることはなく、タスクモデル独自の名称で定義されていてもよいし、親タスクのみが一般名称で定義されていてもよい。
(3)上述した第1実施形態においては、図12に示すように、まず、タスクドメインに基づいてタスクの候補を検索するとして説明したが、これに限定されることはなく、他の要素、例えば、気候やユーザの性別等でタスクの候補を検索してもよい。また、上述した実施形態においては、タスクドメインに基づくタスク候補検索処理を行った後に、ユーザ入力クエリに基づくタスク候補絞込み処理を行うとして説明したが、処理順はこれに限定されることはなく、処理順が逆でも同時でも構わない。
(4)上述した第2実施形態においては、クエリ解析部206はクエリの名詞種別を判別する処理を行うとして説明したが、例えば、ユーザクリック場所メタ情報取得部305がクエリ解析部206に対してメタ情報に含まれる固有名称の情報のみを転送するようにすれば、クエリ解析部206はクエリの名詞種別を判別せずに、クエリが固有名称であることを前提として処理を行うことができる。
(5)上述した第2実施形態においては、メタ情報に一般名称と固有名称とが含まれるとして説明したが、一般名称のみ、あるいは、固有名称のみがメタ情報に含まれていてもよい。
(6)上述した第2実施形態においては、タスク検索部204は、メタ情報に含まれる一般名称をタスクドメインとして扱ってタスク検索処理を行い、クエリ解析部206は、メタ情報に含まれる固有名称をクエリとして扱ってクエリの解析処理を行うとして説明したが、これに限定されることはない。例えば、タスク検索部204が、メタ情報に含まれる固有名称を一般名称に変換したものをタスクドメインとして扱ってタスク検索処理を行ってもよいし、クエリ解析部206が、メタ情報に含まれる一般名称をクエリとして扱ってクエリの解析を行ってもよい。
このようにすれば、メタ情報に含まれる場所の名称が一般名称のみ又は固有名称のみである場合にも、タスク候補の絞り込みを行うことが可能となる。
(7)上述した第2実施形態においては、地図上の場所の名称はすべて固有名称で記述されるとして説明したが、地図を表示する画面の大きさに制約がある場合やメタ情報に一般名称しか含まれていない場合には、地図上の場所の名称を一般名称で記述してもよい。
また、地図上に記述される場所の名称が一般名称であるか固有名称であるかに応じて、クエリとして扱う場所の名称の種別を決定してもよい。例えば、地図上に「バスターミナル」と記述されている場合には一般名称「バスターミナル」をクエリとして扱い、「バスターミナルA」と記述されている場合には固有名称「バスターミナルA」をクエリとして扱うようにしてもよい。
(8)上述した第2実施形態においては、タスク選択支援サーバ100aのユーザクリック場所受信部304がユーザにより選択された場所情報を携帯端末101aから受信し、ユーザクリック場所メタ情報取得部305が場所情報に対応するメタ情報を地図のメタ情報DB401から取得するとして説明したが、場所情報に対応するメタ情報の取得方法はこれに限定されず、例えば、タスク選択支援サーバ100aは地図のメタ情報DB401を参照せずに、携帯端末101aから直接場所情報に対応するメタ情報を受信するようにしてもよい。
様々な種別のクエリを用いて、問題解決のためのタスクの候補を適切に絞り込むためのタスク選択支援に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係るタスク選択支援システムの構成図である。 同実施形態に係るタスクモデルDBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るサービス知識DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るタスクモデルの概念図である。 同実施形態に係る一般・固有名詞対応DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るシソーラスのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るタスク検索部の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るクエリ解析部の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバが行うタスク検索処理の流れの概要を示す図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバが行う、タスクドメイン指定に基づくタスク候補検索処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係るタスクドメインによって検索されるタスクの候補を説明するための図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバが行う、ユーザ入力クエリに基づくタスク候補の絞込み処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係るタスクドメイン「本屋」に基づいて検索されたタスクの候補が、固有名称のクエリ「冷静と情熱のあいだ」で絞り込まれる様子を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るタスク選択支援サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る地図のメタ情報DBのデータ構成例を示す図である。 同実施形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバが行う、ユーザ要求位置情報に基づいた地図情報の送信処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る携帯端末のディスプレイに表示される地図の一例を示す図である。 同実施形態に係るタスク選択支援サーバが行う、ユーザがクリックした位置情報に基づいたタスク検索処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係るタスクドメイン「バスターミナル」に基づいて検索されるタスクの候補の一例を示す図である。 同実施形態に係る携帯端末のディスプレイに表示されるタスク候補の例を示す図である。 同実施形態に係るユーザ入力クエリと場所選択とに基づいて、携帯端末のディスプレイに表示されるタスク候補の例を示す図である。
符号の説明
100 タスク選択支援サーバ、200 タスク候補送信部、201 タスクドメイン候補送信部、202 ユーザ選択タスクドメイン受信部、203 ユーザクエリ受信部、204 タスク検索部、800 キーワード入力タスク検索部、801 タスクドメイン入力タスク検索部、802 タスク対象入力タスク検索部、205 タスクドメイン検索部、206 クエリ解析部、700 名詞種別判別部、701 一般名称クエリ変換部、702 固有名称クエリ変換部
101 携帯端末、501 タスクドメイン受信部、502 タスク候補受信部、503 ユーザ選択タスクドメイン送信部、504 ユーザクエリ送信部、505 タスクドメイン表示部、506 タスク候補表示部、507 ユーザ選択タスクドメイン取得部、508 ユーザクエリ取得部
100a タスク選択支援サーバ、300 ユーザ要求位置情報受信部、30 地図表示情報取得部、301 地図情報取得部、302 メタ情報取得部、303 地図表示情報送信部、304 ユーザクリック場所受信部、305 ユーザクリック場所メタ情報取得部、
101a 携帯端末、600 ユーザ要求位置情報取得部、601 ユーザ要求位置情報送信部、602 メタ情報付加地図情報受信部、603 メタ情報付加地図情報表示部、604 ユーザクリック場所取得部、605 ユーザクリック場所送信部
102 タスクモデルデータベース(DB)、103 一般・固有名詞対応DB、104 シソーラス、105 サービス知識DB、400 地図情報DB、401 メタ情報DB

Claims (5)

  1. 行動をタスクとして定義したタスクモデルが記憶されたタスクモデルデータベースから、タスクの候補を検索するタスク検索手段と、
    ユーザにより入力されたクエリを解析することにより、該クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換するクエリ解析手段と
    を備え、
    前記クエリ解析手段により変換されたクエリを用いて前記タスクの候補を絞り込むことを特徴とするタスク選択支援サーバ。
  2. 前記クエリ解析手段は、
    クエリとして入力された用語の種別を判別し、該判別された種別に応じた変換用のデータベースを用いて、前記クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換することを特徴とする
    請求項1に記載のタスク選択支援サーバ。
  3. 表示用の地図情報と地図上における場所の名称を含む付加情報とが記憶された地図表示情報データベースから、ユーザが要求する位置情報に対応する地図情報と付加情報とを取得する地図表示情報取得手段と、
    前記地図表示情報取得手段により取得された地図情報と付加情報とを、ユーザが所持する携帯端末に送信する地図表示情報送信手段と
    をさらに備え、
    前記クエリ解析手段は、
    前記携帯端末に表示された地図上においてユーザにより選択された場所に対応する付加情報に含まれる名称をクエリとして用いて、クエリの解析を行うことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のタスク選択支援サーバ。
  4. 前記タスク検索手段は、
    前記携帯端末に表示された地図上においてユーザにより選択された場所に対応する付加情報に含まれる名称をタスク発生場所として用いて、タスクの候補を検索することを特徴とする
    請求項3に記載のタスク選択支援サーバ。
  5. 行動をタスクとして定義したタスクモデルが記憶されたタスクモデルデータベースから、タスクの候補を検索するタスク検索ステップと、
    ユーザにより入力されたクエリを解析することにより、該クエリを前記タスクモデル内で定義されている用語に変換するクエリ解析ステップと、
    前記クエリ解析ステップにおいて変換されたクエリを用いて前記タスク検索ステップにおいて検索されたタスクの候補を絞り込むタスク候補絞込みステップと
    を備えることを特徴とするタスク選択支援方法。
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