JP2006313483A - コンテンツ評価方法 - Google Patents

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Yoshinobu Uchida
吉宣 内田
Chiaki Hirai
千秋 平井
Ryota Sanbe
良太 三部
Mare Uchinomiya
希 内之宮
Katsumi Kawai
克己 河合
Yoshifumi Kawasaki
宜史 河▲崎▼
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Abstract

【課題】
ユーザの操作履歴(遷移情報)および表示画面に対して入力された感情情報をもとにコンテンツを評価する方法を提供する。
【解決手段】
相互にリンクする複数の画面を備えたコンテンツの画面の閲覧に際して行われるユーザの操作履歴を、閲覧した各画面を表す画面IDの遷移情報としてユーザ毎に取得するステップ102と、ユーザが閲覧した画面毎に感じた感情を感情情報を表すIDとして、閲覧した各画面を表す画面IDと関連づけてユーザ毎に取得するステップ103と、前記遷移情報および感情情報をもとに前記コンテンツ内の閲覧経路毎のユーザビリティを評価するステップ106〜108とを備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、コンテンツ評価方法に係り、特に端末側から操作可能な複数の画面を有するWebサイト等が提供するコンテンツを評価するコンテンツ評価方法に関する。
近年、Webサイトや情報端末等、利用者の操作により表示画面が遷移する情報処理装置が数多く用いられるようになった。これらの情報機器では、表示画面に表示されるコンテンツの良否が利用者(ユーザ)の作業効率や満足度に影響を与える。多くのユーザに、これらの情報処理装置を利用してもらうためには、これらのコンテンツを評価し、定期的に改善を加えることが必要不可欠である。
コンテンツの評価は、ユーザビリティの向上に寄与し、さらにマーケティングに適用することができる。ユーザビリティは、ISO99241−11において「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」と定義しているように、有用性や使いやすさのことをいう。ユーザビリティの評価では、Webサイトにおいて、ユーザの操作ログやアンケート等からアクセス情報を取得し、そこから得られた問題点をもとに、Webサイトのデザインやコンテンツに反映させることで、ユーザ評価を高め利用率を向上させる方法が利用されている。ユーザビリティ評価方法に関する背景技術として以下を挙げることができる。
特許文献1には、複数のユーザ・インターフェース画面間の遷移を伴う評価対象システムのユーザ・インターフェース画面毎に予め質問画面を対応させておき、該評価対象システムのユーザ・インターフェース画面が表示された時に、対応させておいた質問画面を同時に表示し、質問画面に入力されたユーザ入力を記憶すること、および質問画面から入力されたユーザデータは評価システムに送付することが示されている。
また、特許文献2には、タスクの遂行時の操作履歴を取得し、タスクの達成率や達成効率、タスク遂行者の主観的満足度等の評価指標等を統計演算によって評価することが示されている。
特開2004-13242号公報 特開2004−102564号公報
上記特許文献1においては、ユーザが操作した際の操作履歴および操作時の感情を収集し分析するものであるが、評価対象はサイト全体である。ユーザビリティを向上させるには、例えば「フォントのサイズが小さい」、あるいは「特定のページに辿り着くために、ある画面における情報が欠落している」等の問題点を知る必要がある。すなわち、全体の有用性や使いやすさの評価だけでなく、ユーザの経路(画面遷移)に対する評価が必要となる。しかしながら、特許文献1の方法では、ユーザビリティの分析対象は評価サイト全体に対するものであり、評価サイトの各経路に対する評価は行っていない。
特許文献2に示される方法では、ユーザの操作履歴とアンケートの回答情報から、操作履歴に対する理由情報を提供するものであるが、ユーザの各々の操作に対する回答情報は収集していない。すなわち、ユーザの回答情報から、ユーザ操作の根拠と成り得るユーザ特性を抽出するものであり、ユーザがその時点でどのように考えたかという情報から導き出すものではない。すなわち、この方法では、ユーザが操作している瞬間での主観的評価を得ることはできない。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、ユーザの操作履歴(遷移情報)および表示画面に対して入力された感情情報をもとにコンテンツを評価する方法を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
相互にリンクする複数の画面を備えたコンテンツの各画面の閲覧に際して行われるユーザの操作履歴を、閲覧した各画面を表す画面IDの遷移情報として取得するステップと、ユーザが閲覧した画面毎に感じた感情を感情情報を表すIDとして、閲覧した各画面を表す画面IDと関連づけて取得するステップと、前記遷移情報および感情情報をもとに前記コンテンツ内の閲覧経路毎のユーザビリティを算出するステップとを備えた。
本発明は、以上の構成を備えるため、ユーザの操作履歴(遷移情報)および表示画面に対して入力された感情情報をもとにコンテンツを評価する方法等を提供することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るコンテンツ評価方法を適用することのできる計算機システムを説明する図である。図に示すように計算機(200)はCPU(203)、主記憶装置(204)、ネットワーク接続装置(205)を備える。また、計算機(200)にはキーボード、マウスなどのデータ入力手段(206)、外部装置(202)、ディスプレイ(201)が接続される。
図2は、前記計算機(200)等を用いて形成されるネットワークを説明する図である。このネットワークは、評価者(以下、ユーザと呼ぶ)が利用する端末(301)、評価対象となるWebサーバ(302)、ユーザの操作内容を取得するプロキシサーバ(303)、評価者の入力結果を分析する分析者が利用する端末(304)を備える。なお、本実施形態の評価方法を実現するソフトウエアは、ユーザが利用する端末(301)、Webサーバ(302)、プロキシサーバ(303)のいずれの計算機で実装してもよい。また、このネットワークに繋がる別の計算機に実装してもよい。
図3は本実施形態によるコンテンツ評価方法の説明する図である。図に示すように、ユーザの操作履歴(コンテンツの遷移情報)をユーザ操作収集処理部(2001)を用いて収集し、収集したコンテンツ内の遷移情報をコンテンツ内遷移評価処理部(2003)により評価する。
また、ユーザはコンテンツ内の各要素(画面)に対する感情情報を入力し、入力した感情情報を感情情報収集処理部(2002)を用いて収集し、収集したコンテンツ内の各要素(画面)に対する感情情報をコンテンツ内画面評価処理部(2004)により評価する。
つぎに、コンテンツ内遷移評価処理部(2003)による評価およびコンテンツ内画面評価処理部(2004)による評価をもとに、コンテンツ内経路評価処理部(2005)はコンテンツ内の画面遷移経路(パス)を評価し、評価結果を結果出力処理部(2006)から出力する。
図4は、図3に示す各処理部の処理を説明する図(フローチャート)である。なお、図4においては、評価対象としてWebにおけるコンテンツのユーザビリティを仮定した。
コンテンツ評価処理は、図3に示すユーザ操作収集処理部(2001)および感情情報収集処理部(2002)に相当する処理(図4に示すステップ101ないしステップ105に示すユーザビリティ評価収集フェーズ)、並びに図3に示すコンテンツ内遷移評価処理部(2003)、コンテンツ内画面評価処理部(2004)、コンテンツ内経路評価処理部(2005)、および評価結果出力処理部(2006)相当する処理(図4に示すステップ106ないしステップ108のユーザビリティ評価分析フェーズ)に分けることができる。
前記ユーザビリティ評価収集フェーズでは、ユーザに特定の課題を行わせる中でコンテンツに関するユーザの評価データを収集する方法と、ユーザに任意の課題を行わせる中でコンテンツに関するユーザの評価データを収集する方法を評価実験の方法として想定する。またいずれの方法においても、一つの課題を開始してから終了するまでをテストと定義する。なお、前記ユーザビリティ評価収集フェーズとユーザビリティ評価分析フェーズは、図2に示す異なる計算機上で実装してもよい。
(ステップ101)
図4に示すフローチャートにおいて、まず、ステップ101においてユーザ情報の登録を行う。ユーザ情報登録画面の例を図5に示す。図5に示すようにユーザ情報登録画面、では、名前、ユーザID、性別、年齢等のユーザの特性に関する情報を入力させる。ユーザ情報登録画面で入力されたデータは図4に示すユーザ情報DB(403)に書き込まれる。
ユーザ情報DBのテーブル構成の例を図6に示す。図6に示すように、ユーザ情報DB(403)は、前記ユーザ情報登録画面で入力された名前(501)、ユーザID(502)、性別(503)、年齢(504)、Web利用頻度(505)のカラムを保持している。
ユーザビリティの評価(テスト)は、図7に示すユーザビリティ評価画面を用いて行う。ユーザビリティ評価画面は、ユーザに対する操作指示を表示する指示画面(601)、評価対象サイト画面(602)、感情入力画面(603)の各フレームからなっている。また、感情入力画面には、感情ボタン(604)とテスト終了ボタン(605)がある。感情ボタン(604)はユーザビリティテスト中にユーザが感じた感情を入力するボタンであり、終了ボタン(605)は課題を終えテストをする場合や課題を終わらせることができずテストを中断する場合のユーザの意思表示を入力するときに操作するボタンである。 指示画面(601)にはテストの課題やテスト中の注意など、評価中のユーザに対するメッセージが表示される。ユーザは、評価対象サイト(602)を見ながら感情入力画面(603)を用いて随時対象サイトの評価を入力する。
(ステップ102)
図4に示すステップ102において、プロキシサーバ303で取得したユーザの操作をユーザ操作ログDB(401)の遷移情報テーブルに書き込む。ユーザ操作ログDBの遷移情報テーブルは、図2に示す評価者端末(301)における評価対象となる画面の遷移をプロキシサーバ(303)で取得し、ユーザの操作記録として保持している。
図8は画面遷移の例を示す図である。評価対象サイト(602)において、あるリンク(701)をユーザが選択することにより新たな画面(702)が読み込まれた場合、その情報を操作記録としてユーザ操作ログDB(102)に書き込む。各画面には、任意の画面IDが割り振られている。画面IDとURLの対応は、ユーザ操作ログDBのURL定義テーブルにおいて定義されている。
図9はURL定義テーブルの例を示す図である。図9の例では、画面ID(801)およびURL(802)のカラムを保持している。
図10は、ユーザ操作ログDBの遷移情報テーブルの構成の例を示す図である。図10の例では、ユーザID(901)、前画面ID(902)、現画面ID(903)、遷移時刻(904)のカラムを保持している。図8に示す例において、リンク(701)をクリックして新規画面(702)に遷移した時刻が、図10の遷移時刻(904)である。また、図8のリンク(701)がある画面の画面IDが図10の前画面ID(902)であり、新規画面(702)の画面IDが図10の現画面ID(903)である。
(ステップ103)
図4のステップ103は、プロキシサーバ(303)により取得したユーザの感情入力情報をユーザ感情情報DB(402)の感情情報テーブルに書き込む。ユーザが、図7に示す感情入力画面(603)の感情ボタン(604)をクリックすると、感情ボタンに応じたIDが感情情報テーブルに書き込まれる。各感情ボタンには、任意の感情IDが割り振られている。感情ボタンと感情IDの対応は、ユーザ感情情報DB(402)の感情定義テーブルにおいて定義されている。
図11は感情定義テーブルの例を示す図である。図11に示す例では、感情ID(1001)および感情(1002)のカラムを保持している。
図12はユーザ感情情報DB内の感情情報テーブルの構成例を示す図である。図12の例では、ユーザID(1101)、感情ボタンの操作時刻(1102)、画面ID(1103)、感情ID(1104)のカラムを保持している。
なお、ステップ102およびステップ103の処理は各操作毎に、ステップ101ないしステップ104の処理はユーザ毎にその処理が終了するまで繰り返し実行する。
(ステップ106)
全てのテスト(ユーザによる操作入力)が終了した後、図4におけるステップ106において、プロキシサーバ33により取得したユーザの操作ログおよび感情入力情報をもとに各画面(画面)に対する評価を行い、その結果を評価DB(404)の画面評価テーブルに書き込む。
図13は評価DBの画面評価テーブルの例を示す。図13の例では、画面ID(1201)、該画面に遷移した遷移回数(1202)、各感情ボタンの入力回数(1203)、画面評価値(1204)のカラムを保持している。実施したテストの全ユーザの操作ログから、画面IDには、任意の画面の画面IDが書き込まれる。遷移回数(1202)には、全てのテストを通じて任意の画面に遷移した回数が書き込まれる。この例では、図10に示すユーザ操作ログDBの遷移情報テーブルの現画面ID(903)に書き込まれている任意の画面ID(1201)の数である。
感情ボタンの入力回数は、全てのテストを通じて任意の感情ボタンが入力された回数が書き込まれるもので、この例では、図12に示すユーザ感情情報DBの感情情報テーブルの感情ID(1104)に書き込まれている任意の感情ID(1001)の数である。
画面評価値(1204)には、遷移回数(1202)や感情ボタンの入力回数(1203)をもとに算出した画面に対する評価値が書き込まれる。
画面評価値の算出に用いる算出式の例を式1に示す。
Figure 2006313483
この式では、感情ボタンの入力回数と評価点の積を計算し、各画面の遷移回数で割った数値がその画面の評価値となる。図13における画面IDが“hs001”のレコード(1205)の例では、感情ボタン“fe01”、“fe02”、“fe03”、“fe04”の評価点を、それぞれ“6”、“2”、“−2”、“−6”とすると、評価値1.3を得ることができる。
(ステップ107)
全てのテスト(ユーザによる操作入力)が終了した後、図4のステップ107において、プロキシサーバ303により取得したユーザの操作ログをもとに各遷移(リンク)に対する評価を行い、その結果を評価DB(106)の遷移評価テーブルに書き込む。
図14は評価DBの遷移評価テーブルの例を示す図である。図14に示す例では、親画面ID(1401)、子画面ID(1402)、遷移回数(1403)、遷移評価値(1404)のカラムを保持している。
親画面ID(1401)には、図10に示すユーザ操作ログDB遷移情報テーブルの前画面ID(902)が対応し、子画面ID(1402)には、図10に示す現画面ID(903)が対応している。また、図10に示すユーザ操作ログDB遷移情報テーブルの中で、特定の前画面ID(902)、現画面ID(903)を有するレコードの数が遷移回数(1403)に書き込まれる。また、遷移評価値(1404)には、親画面ID(1401)、子画面ID(1402)等をもとに算出したリンクに対する評価値が書き込まれる。
図15は遷移評価値の算出方法を説明する図である。図15は、特定の親画面ID(1401)から遷移した子画面ID(1402)の割合を計算したものであり、この数値を遷移評価値としている。縦軸(1501)が遷移元の画面(親画面)を示し、横軸(1502)が遷移先の画面(子画面)を示している。“hs001”・・・と示されているものは各画面であり、“λ”は課題を終了した時のテスト終了ボタンの入力を表し、“ε”は課題を中断した際のテスト終了ボタンの入力を表す。
各セルの上段には遷移回数が、セルの下段には遷移評価値が記載されている。遷移評価値は、例えば、“hs001”から遷移する画面は“hs002”、“hs003”、“hs004”、“hs005”のみで、それぞれ34、11、17、9回遷移していることから、母数の71でそれぞれを割ることで各遷移に対する遷移評価値が算出される。
(ステップ108)
図4に示すステップ108において、算出した画面評価値と遷移評価値をもとにWebサイトの遷移経路に対する評価を行い、その結果を評価DB(404)の経路評価テーブルに書き込む。
図16は、評価DB内の経路評価テーブルの例を示す図である。図16の例では、画面系列(1601)、経路評価値(1602)のカラムを保持している。画面系列(1601)には、テスト開始時からの画面遷移の情報をもとに、評価対象サイトにおける特徴的な経路を抽出し、画面IDが左から順に書き込まれる。
経路評価値(1602)には、図13に示す画面評価値(1204)、図14に示す遷移評価値(1404)、および画面系列(1601)をもとに算出した評価対象サイト内のパスに対する評価値(経路評価値)が書き込まれる。
図17は、画面系列の抽出方法を説明する図である。画面系列は、画面遷移の経路で評価対象サイトのループ構造を持たないものである。図17に示す画面遷移(1701)の例では、画面“A”、“B”、“C”、“D”を経て課題が終了した“λ”と辿っているので、画面系列は“A→B→C→D→λ”となる。また、画面遷移(1702)の例では、画面“A”、“B”、“C”、“E”を経て課題を中断した“ε”と辿っているので、画面系列は“A→B→C→E→ε”となる。
一方、画面遷移(1703)の例では、画面“A”、“B”、“C”、“D”を経て一度見た画面“A”に戻り、更に“E”、“F”、“G”を経て“λ”と辿っている。“A→B→C→D→A”のようなループ構造を持つ画面遷移については、ループ構造となっている部分とそれ以外の部分を分け、それぞれを画面系列として抽出する。すなわち、ループ構造となっているものは、ループの起点と終点(図の例では画面遷移(1703)の場合は“A”の部分)で分けて“A→B→C→D→A”と“A→E→F→G→λ”をそれぞれ画面系列として抽出する。図16に示す経路評価値(1602)の算出に用いる算出式の例を式2に示す。
Figure 2006313483
式2に示す評価式では、画面系列の各要素(画面ID)に対する評価を数値化し、数値化した評価の系列全体における総和を評価値として求めている。画面系列の各要素はその要素に至るまでの遷移に対する遷移評価値の積と該当画面の画面評価値とを乗算により求める。
図18は経路評価値(1602)の算出方法を説明する図である。画面評価値(1901)および遷移評価値(1902)が、図18に示すような値である場合、“A→C→E→λ”の経路評価値は、“A”、“C”、“E”のそれぞれの要素(画面)に対する評価の総和である。“A”は初期画面なので遷移評価値を“1.0”とすると、遷移評価値“1.0”と画面評価値“1.5”の積である“1.5”が要素“A”の評価となる。
要素“C”の評価は“A→C”の遷移評価値“0.5”と“C”の画面評価値“2.5”の積である“1.25"となる。要素“E”の評価は、“A→C”と“C→E”の遷移評価値の積である“0.50×0.75=0.375”と“E”の画面評価値“3.0”の積である“1.125”となる。
“A→C→E→λ”の経路評価値は要素“A”、“C”、“E”の総和であるから、“1.5+1.25+1.125=3.875”となる。
ここで、経路評価値は画面系列に対する評価でなくても良い。ユーザビリティ評価収集フェーズにおいて収集した全ての遷移に対しても同様に経路評価値を算出できる。また、画面評価値及び遷移評価値についても、上記の算出方法でなくても、前後の画面と遷移等との関係から任意の画面間の遷移に対して複数の評価値を算出できる。例えば、“A→B”というリンクに対し、この遷移の直前の遷移まで含めて“C→A→B”の場合と“D→A→B”で区別することで、遷移“A→B”に対して複数の評価値を算出することが可能である。
(ステップ109)
図4に示すステップ109において、ユーザビリティ評価収集フェーズ(ステップ101ないしステップ105)とユーザビリティ分析フェーズ(ステップ106ないしステップ108)により得た結果をもとに、評価結果出力画面を用いて評価対象サイトの各経路を出力する。
図19は、評価結果出力画面の例を示す図である。ユーザビリティの評価結果出力画面は経路評価結果(2101)と経路表示(2102)のフレームからなる。経路評価結果(2101)フレームでは、評価DB経路評価テーブルのデータが表示される。ユーザがこの中から、任意の経路(2103)を選択すると、経路表示(2102)フレームに評価対象サイトの全体像に対して選択された経路を、例えば色分けして表示することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置から操作可能な複数の画面を持つアプリケーションあるいはWebサイトが備えるコンテンツをユーザの操作履歴と感情情報をもとにコンテンツ内の各経路毎に評価することが可能となる。
本実施形態に係るコンテンツ評価方法を適用することのできる計算機システムを説明する図である。 計算機(200)等を用いて形成されるネットワークを説明する図である。 本実施形態によるコンテンツ評価方法の説明する図である。 図3に示す各処理部の処理を説明する図(フローチャート)である。 ユーザ情報登録画面の例を示す図である。 ユーザ情報DBのテーブル構成の例を示す図である。 ユーザビリティ評価画面を説明する図である。 画面遷移の例を示す図である。 URL定義テーブルの例を示す図である。 ユーザ操作ログDBの遷移情報テーブルの構成の例を示す図である。 感情定義テーブルの例を示す図である。 ユーザ感情情報DB内の感情情報テーブルの例を示す図である。 評価DBの画面評価テーブルの例を示す図である。 評価DBの遷移評価テーブルの例を示す図である。 遷移評価値の算出方法を説明する図である。 評価DB内の経路評価テーブルの例を示す図である。 画面系列の抽出方法を説明する図である。 経路評価値(1602)の算出方法を説明する図である。 評価結果出力画面の例を示す図である。
符号の説明
201 ディスプレイ
202 外部記憶装置
203 CPU
204 主記憶装置
205 ネットワーク接続装置
206 データ入力装置
301 評価者端末
302 Webサーバ
303 プロキシサーバ
304 分析者用端末
401 ユーザ操作ログデータベース
402 ユーザ感情情報データベース
404 評価データベース
2001 ユーザ操作収集処理部
2002 感情情報収集処理部
2003 コンテンツ内遷移評価処理部
2004 コンテンツ内画面評価処理部
2005 コンテンツ内経路評価処理部
2006 評価結果出力処理部

Claims (6)

  1. 相互にリンクする複数の画面を備えたコンテンツの各画面の閲覧に際して行われるユーザの操作履歴を、閲覧した各画面を表す画面IDの遷移情報として取得するステップと、
    ユーザが閲覧した画面毎に感じた感情を感情情報を表すIDとして、閲覧した各画面を表す画面IDと関連づけて取得するステップと、
    前記遷移情報および感情情報をもとに前記コンテンツ内の閲覧経路毎のユーザビリティを算出するステップとを備えたことを特徴とするコンテンツ評価方法。
  2. 請求項1記載のコンテンツ評価方法において、
    閲覧経路毎のユーザビリティは、遷移先画面に対する遷移評価値と遷移先画面の画面評価値をもとに算出することを特徴とするコンテンツ評価方法。
  3. 請求項2記載のコンテンツ評価方法において、
    遷移先画面に対する遷移評価値は、他画面から遷移先として指定された回数をもとに算出することを特徴とするコンテンツ評価方法。
  4. 請求項2記載のコンテンツ評価方法において、
    遷移先画面の画面評価値は、感情情報を表すID毎に割り当てた評価点の累積として算出することを特徴とするコンテンツ評価方法。
  5. 請求項1記載のコンテンツ評価方法において、
    前記算出したコンテンツ内の閲覧経路毎のユーザビリティを画面表示することを特徴とするコンテンツ評価方法。
  6. 相互にリンクする複数の画面を備えたコンテンツの各画面の閲覧に際して行われるユーザの操作履歴を、閲覧した各画面を表す画面IDの遷移情報として取得するユーザ操作集数処理部と、
    ユーザが閲覧した画面毎に感じた感情を感情情報を表すIDとして、閲覧した各画面を表す画面IDと関連づけて取得する感情情報収集処理部と、
    前記ユーザ操作集数処理部および感情情報収集処理部が収集した前記遷移情報および感情情報をもとに前記コンテンツ内の閲覧経路毎のユーザビリティを算出する評価処理部を備えたことを特徴とするコンテンツ評価装置。
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