JP2006287968A - 圧電スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる圧電スピーカを提供すること。
【解決手段】圧電体12、13と、枠体に取り付けられ、圧電体12、13と共に圧電振動子を構成する振動板部31とこれを弾性支持する弾性支持部33とを有する金属振動板11と、を備えて、金属振動板11の振動板部31と枠体の間にダンパ材40が装填された圧電スピーカにおいて、そのダンパ材40が、金属振動板11に貼り付けられた高分子フィルム41、42の一部で形成されるように構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧電体を用いて振動子を構成した圧電スピーカに関するものである。
従来、圧電体を電気音響変換素子に用いた小型・低電流駆動の音響機器が知られており、例えばカセットテープレコーダやマイクロカセットテープレコーダ等のような小型機器に音響出力機器として使用されている。
近時のこの種の圧電スピーカは、面状体となっており、金属薄膜からなる金属振動板と、それを外枠に対して振動できるよう弾性的に支持するエッジ材とが設けられている。そのエッジ材は、金属振動板に高分子溶液を塗布してその周辺部にゴム弾性(ゴムのような粘弾性)を持つダンパ材として高分子膜を形成したものとなっている。ここでのダンパ材は、前記金属振動板の外周部近傍での前後の空間を仕切るとともに、機械的インピーダンスが低く内部損失の大きい部分となって、金属振動板の面共振に起因する不要なピーク(山)/ディップ(谷)、歪み等を抑える役割をなす。
また、前記ダンパ材を形成する場合、通常は、金属振動板を高分子溶液中に浸すディッピング方式、あるいは高分子溶液をハケで金属振動板に塗るハケ塗り方式の形成方法が採用され、金属振動板の振動板部とそれを取り囲む部分との間のギャップに毛細管現象を利用して高分子材料を充填する、といった方法が採られている。
しかしながら、上記従来の圧電スピーカにあっては、ダンパ材を形成するために、金属振動板を高分子溶液中に浸すディッピングを行ったり、高分子溶液を金属振動板にハケ塗りしたりしていたため、特に金属振動板の周辺部のギャップに高分子溶液を均等に充填させることが困難であり、作業が容易でないばかりか、ダンパ材を膜厚の均一なものにすることが困難であった。そのため、圧電スピーカの音圧−周波数特性を平坦化し、音声信号に対する発生音の歪みを抑えるというダンパ特性を十分発揮させることができず、高音質対応の音響特性が得られないという問題があった。
また、ダンパ材を形成する高分子膜にピンホールが生じ易く、エアリークが生じて音響特性が劣化するという問題もあった。
さらに、金属振動板に貼り付けられる圧電体には音声電流を加えるための電極等が形成されているが、これを覆う高分子塗布膜に気泡が混入して圧電スピーカの絶縁性能が低下したり、ピンホールによって防水・防湿性能が低下したりするという問題もあった。
そこで本発明は、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる圧電スピーカを提供することを目的とする。
本発明の圧電スピーカは、金属振動板と圧電体と枠体とを備えた圧電スピーカにおいて、前記金属振動板は、前記圧電体が両面に貼り合わされ圧電振動子を構成する振動板部と、前記枠体に取り付けられる枠体取付部と、前記振動板部と前記枠体取付部とを複数のスリット状の穴を介して弾性的に支持する複数の撓み腕部とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の圧電スピーカは、複数の撓み腕部が、振動板部と枠体取付部とを複数のスリット状の穴を介して弾性的に支持するので、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる。
また、本発明の圧電スピーカは、前記複数のスリット状の穴にダンパ材が充填されている構成を有している。
この構成により、本発明の圧電スピーカは、複数のスリット状の穴に充填されたダンパ材を備えるので、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる。
さらに、本発明の圧電スピーカは、前記ダンパ材は、前記金属振動板の全面に貼り合わされた所定膜厚の高分子フィルムの一部である構成を有している。
この構成により、本発明の圧電スピーカは、高分子フィルムの貼り合わせにより容易にダンパ材を形成することができる。
さらに、本発明の圧電スピーカは、前記振動板部は、一面側は斜め四方向に広がった形状に、他面側は円形に圧電体が貼り合わされた構成を有している。
この構成により、本発明の圧電スピーカは、左右及び上下に線対称の形状に圧電体が貼り合わされた振動板部を備えるので、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる。
さらに、本発明の圧電スピーカは、前記撓み腕部は、略U字形に折り返した腕形状である構成を有している。
この構成により、本発明の圧電スピーカは、略U字形に折り返した腕形状の複数の撓み腕部を備えるので、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができる。
本発明は、周波数特性の平坦化及び歪み成分の低減化を図ることができるという効果を有する圧電スピーカを提供することができるものである。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係る圧電スピーカを示す図である。
まず、その構成を説明すると、本実施形態に係る圧電スピーカは、図1に例示するように、圧電素子エレメント10と、この圧電素子エレメント10の外周部を支持する外枠20とで構成されており、圧電素子エレメント10は、ばね用の金属薄板、例えば42アロイのようなステンレス合金の薄板(例えば板厚100ミクロン)からなる金属振動板11と、その金属振動板11の両面に貼り付けられた、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛焼結体)からなる圧電体12、13と、を備えている。なお、外枠20は複数、例えば4つの取付け穴20a(U字形等の切欠きでもよい)を有している。
金属振動板11は、圧電体12、13が公知のゴム系接着剤12a、13a等により両面に接着されて圧電振動子15を構成する振動板部31と、その振動板部31を弾性的に支持する弾性支持部33とを有しており、振動板部31は、図4に示すように、圧電体12、13が貼り付けられた中心部31aから斜め四方向に広がった4つの略長方形の振動部31bを有し、左右、上下に線対称の形状となっている。なお、図2、3に示すように、金属振動板11の弾性支持部33の外周部には、その外方に突出する電極引出し線部11aと、位置決め用の丸穴部11bおよび小判穴部11cと、が設けられている。
また、一面側の圧電体12は斜め四方向に広がった形状に、他面側の圧電体13は円形に、それぞれ形成されている。そして、両圧電体12、13が表面電極ジャンパー線(例えばウレタン線)51により互いに接続されるとともに(図2、3参照)、圧電体12からの電極引出し線(例えばウレタンより線)52が外枠20に装着された中継基板55の一方の端子55a(例えばプラス端子)に接続され、一方、金属振動板11の引出し線部11aが中継基板55の他方の端子55b(例えばマイナス端子)に接続されている。そして、中継基板55の正負の端子55a、55bの間に、所定周波数範囲内の音声入力電圧(交流信号)が印加されると、圧電体12、13がその周波数に応じて凹状又は凸状に変形し、金属振動板11の振動板部31が振動して、音が発生する。
一方、図4に示すように、弾性支持部33は、振動板部31を取り囲む長方形の内枠部34と、外枠20に取り付けられた外枠取付け部35と、振動板部31の中心部31aと内枠部34の間に上下左右に真直ぐに架け渡された複数対の第1の撓み腕部32a、32bと、振動板部31の各振動部31bおよび内枠部34の各辺中央付近の間に架け渡された複数対の第2の撓み腕部32c、32dと、内枠部34の内側の四隅で各振動部31bおよび内枠部34の間に架け渡された4つの第3の撓み腕部36aと、内枠部34の四隅で内枠部34と外枠取付け部35の間に架け渡された4つの第4の撓み腕部36bと、内枠部34の各辺中央部で内枠部34と外枠取付け部35の間に架け渡された左右一対の第5の撓み腕部37と、を有している。
ここで、上下各一対の第2の撓み腕部32cは、それぞれ金属振動板11の図4中の左右方向中央付近に第1の撓み腕部32aを挟んで左右対称に配置されており、それぞれ金属振動板11の長手方向に延びつつ略U字形に折り返した腕形状となっている。また、左右各一対の撓み腕部32dは、それぞれ金属振動板11の図4中の上下方向中央付近に第1の撓み腕部32bを挟んで上下対称に配置されており、それぞれ金属振動板11の長手方向に延びつつ互いに逆向きの略U字形に折り返した腕形状にとなっている。
また、内枠部34は略長方形で、隣り合う一対の第4の撓み腕部36bに両持ち支持された長短各一対の撓み腕部34a、34bを有しており、各撓み腕部34a、34bの中央部に第1の撓み腕部32a又は32bと第2の撓み腕部32c又は32dとが配置されている。
また、金属振動板11の振動板部31と弾性支持部33の間であって複数の撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37の間(振動板部31と外枠20の間)には、図2、3に示すようなダンパ材40が装填されている。
このダンパ材40は、金属振動板11の両面側に配した高分子フィルム41、42を、振動板部31と外枠20の間、すなわち振動板部31と弾性支持部33の外枠取付け部35の間であって複数の撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37の間で直接貼り合わせて接合することにより、これら撓み腕部間となる金属振動板11の複数のスリット状の穴内に装填されている。
高分子フィルム41、42は、ゴム弾性を有する樹脂膜、例えばブタジエン・スチレン共重合体(SBR)からなるエラストマーシートであり、金属振動板11の板厚の約1/2の厚さ(例えば50ミクロン)を有している。これら高分子フィルム41、42は、金属振動板11の表面および切欠き形状に十分に追従でき、振動板部31と弾性支持部33の間(撓み腕部の間)で直接に貼り合わされ、この貼り合わせ部分からなるダンパ材40が金属振動板11と略同一の厚さになるようになっている。
また、高分子フィルム41、42は、少なくとも金属振動板11と対向する面に図示しない接着剤層を形成したもの、あるいはそれ自体が接着性を有するよう前処理がされたもので、金属振動板11に加圧、貼り付けした状態で加熱することにより、その貼り付け形状のまま所定硬度のゴム弾性膜を形成したものである。
上述のように圧電スピーカを製造するに際しては、予め、振動板部31およびその弾性支持部33を有する金属振動板11と、圧電体12、13とを準備し、両圧電体12、13をゴム系接着剤12a、13aで振動板部31に貼り合わせる。そして、圧電体12、13を表面電極ジャンパー線51により互いに接続するとともに、圧電体12からの電極引出し線52を中継基板55の一方の端子55aに、金属振動板11の引出し線部11aを中継基板55の他方の端子55bに、それぞれ接続しておく。
また、金属振動板11に積層可能な高分子フィルム41、42を準備するが、本実施形態では、カットした高分子フィルム41、42をそのまま使用するのでなく、図5に示すように、高分子フィルム41、42を任意の部位で切り出すことができる高分子フィルムシート101A、101Bの片面(一面側)に、これら高分子フィルムシート101A、101Bの金属振動板11との接着面(他面側)より弱い接着力で帯状のセパレータ102A、102Bをそれぞれ貼り合わせて帯状フィルム100A、100Bとし、両帯状フィルム100A、100Bをそれぞれロール状に巻回したものを準備して、これら帯状フィルム100A、100Bを所定のラミネート位置の両側に配置しておく。
次いで、図5に示すように、圧電体12、13を予め貼り付けた金属振動板11を図示しない移送手段によって同図中の白抜き矢印方向(ラミネート位置側)に移送し、帯状フィルム100A、100Bの高分子フィルムシート101A、101Bを、その金属振動板11の両面側に積層するとともに、一対の仮圧接用ロール201、202によって帯状フィルム100A、100Bのセパレータ102A、102Bを高分子フィルムシート101A、101Bの背面側から金属振動板11に向って熱プレスしながら搬送する。すなわち、仮圧接用ロール201、202により、高分子フィルムシート101A、101Bを金属振動板11に重ねた状態で加熱および加圧して、金属振動板11に高分子フィルム41、42を貼り合わせると同時に、金属振動板11の振動板部31と弾性支持部33の間であって前記複数の撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37の間に高分子フィルム41、42の一部からなるダンパ材40を装填する。なお、このとき、金属振動板11の全ての穴が高分子フィルム41、42によって塞がれた状態となる。
次いで、加圧後のセパレータ102A、102Bを金属振動板11および高分子フィルムシート101A、101Bの積層体であるラミネート済シート部分110から剥離させる。このとき、ラミネート済シート部分110から分離されたセパレータ102A、102Bは、セパレータ巻取り用ロール111A、111Bに巻き取られる。
なお、このような一連のワーク搬送ができ、かつ、仮圧接用ロール201、202より上流側で帯状フィルム100A、100Bに所定の張力を付与するように、ロール状に巻回した帯状フィルム100A、100Bを順次フィルム繰り出し方向に回転させ、同時に、セパレータ巻取り用ロール111A、111Bを巻き取り方向に回転させる。
ラミネート済シート部分110は更に本圧接ロール203、204により熱プレスされ、高分子フィルム41、42が金属振動板11に本圧着される。
本圧接ロール203、204により熱プレスされたラミネート済シート部分110は、次いで、例えば図5中の仮想線の位置で切断され、所定形状に切り出されて、図2、3に示すような圧電素子エレメント10となる。
そして、この圧電素子エレメント10を外枠20に取り付けると、本実施形態の圧電スピーカができあがる。
この実施形態の圧電スピーカにおいては、ダンパ材40が金属振動板11に貼り付けられた高分子フィルム41、42の一部によって形成されるから、ダンパ材40の厚さが高分子フィルム41、42の厚さによって決まる均一なものとなる、したがって、周波数特性の平坦化や歪成分の低減が可能な圧電スピーカとなる。
また、高分子フィルム41、42同士を直接貼り合わせて接合することにより、ダンパ材40の装填を容易に行うことができる。しかも、高分子フィルム41、42が金属振動板11および圧電体12、13を両面側から挟んで金属振動板11にラミネートされているので、圧電体12、13の防水や防湿等も併せて確実なものにできる。なお、高分子フィルム41、42は薄膜であるから、高分子フィルム41、42の金属振動板11への形状の追従性(密着性)がよいことはいうまでもない。
さらに、本実施形態の圧電スピーカでは、高分子フィルム41、42を加熱しながら金属振動板11側に加圧することで、高分子フィルム41、42の金属振動板11への貼り合わせと同時に、金属振動板11の振動板部31と弾性支持部33の間であって複数の撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37の間(振動板部31と外枠20の間)に高分子フィルム41、42の一部からなるダンパ材40を装填するので、振動板部31の周囲および撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37の周囲をそれぞれ一定膜厚の高分子フィルム41、42で取り囲むことができるとともに、エッジ部のダンパ材40の厚さが高分子フィルムの厚さによって決まる均一なものとなる。
しかも、本実施形態では、仮圧接用ロール201、202による搬送中の熱プレスで、金属振動板11の両面側から、高分子フィルム41、42同士の貼り合わせによるダンパ材40の装填作業がされることになるから、ディッピングやはけ塗りといった従来の膜形成方法に比べて、非常に迅速な作業ができ、格段に高速で安定したダンパ材40の形成ができる。
さらに、上記圧電スピーカにおいては、セパレータ102A、102Bにより薄膜の高分子フィルム41、42を所定形状に保ちながら金属振動板11に重ねることができ、しかも、そのセパレータ102A、102Bの材質を適宜選択することで、セパレータ102A、102Bを介して高分子フィルム41、42を振動板部31の外縁部や撓み腕部32a〜32d、34a、34b、36a、36bおよび37に確実に密着させることができる。
なお、本発明においては、金属振動板の振動板部および弾性支持部の間のギャップ並びに複数の撓み腕部の形状が任意に設定できることはいうまでもない。また、上述の実施形態においては、金属振動板の両面にエラストマーフィルムシートを貼り合わせたが、片面とすることも考えられる。また、セパレータ付の帯状フィルム100A、100Bは連続した帯状シートとしたが、金属振動板より大きいサイズであれば如何なるカット形状であってもよいことはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る圧電スピーカを示す図であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。 一実施形態の圧電スピーカの圧電素子エレメントの正面図である。 一実施形態の圧電スピーカの圧電素子エレメントを示す図で、(a)はその圧電素子エレメントの背面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 一実施形態の圧電スピーカの金属振動板の平面図である。 一実施形態の圧電スピーカの製造工程を説明するその金属振動板と高分子フィルムのラミネート工程の説明図である。
符号の説明
10 圧電素子エレメント
11 金属振動板
11a 電極引出し線部
11b 丸穴部
11c 小判穴部
12、13 圧電体
12a、13a ゴム系接着剤
15 圧電振動子
20 外枠
20a 取付け穴
31 振動板部
31a 中心部
31b 振動部
32a、32b 第1の撓み腕部
32c、32d 第2の撓み腕部
33 弾性支持部
34 内枠部
34a、34b 撓み腕部
35 外枠取付け部
36a 第3の撓み腕部
36b 第4の撓み腕部
37 第5の撓み腕部
40 ダンパ材
41、42 高分子フィルム
51 表面電極ジャンパー線
52 電極引出し線
55 中継基板
55a、55b 端子
100A、100B 帯状フィルム
101A、101B 高分子フィルムシート
102A、102B セパレータ
110 ラミネート済シート部分
111A、111B セパレータ巻取り用ロール
201、202 仮圧接用ロール
203、204 本圧接ロール

Claims (5)

  1. 金属振動板と圧電体と枠体とを有する圧電スピーカにおいて、
    前記金属振動板は、前記圧電体が両面に貼り合わされ圧電振動子を構成する振動板部と、前記枠体に取り付けられる枠体取付部と、前記振動板部と前記枠体取付部とを複数のスリット状の穴を介して弾性的に支持する複数の撓み腕部とを備えたことを特徴とする圧電スピーカ。
  2. 前記複数のスリット状の穴にダンパ材が充填されていることを特徴とする請求項1記載の圧電スピーカ。
  3. 前記ダンパ材は、前記金属振動板の全面に貼り合わされた所定膜厚の高分子フィルムの一部であることを特徴とする請求項2記載の圧電スピーカ。
  4. 前記振動板部は、一面側は斜め四方向に広がった形状に、他面側は円形に圧電体が貼り合わされたことを特徴とする請求項1記載の圧電スピーカ。
  5. 前記撓み腕部は、略U字形に折り返した腕形状であることを特徴とする請求項1記載の圧電スピーカ。
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