JP2006287910A - 動的同調可能なアンテナを備えた訓練可能なドランシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガレージドア解放器などの装置を遠隔起動するコードで変調されたRF周波数搬送波を有する起動信号を学習して送信する訓練可能なトランシーバにおいて、アンテナからの送信電力の効率を最大にする。
【解決手段】アンテナ制御データに応答して共振周波数が変化する同調可能なアンテナ59と、受信データから起動信号のRF周波数搬送波とコードとを識別し送信時に前記識別したデータを出力するマイクロ制御器57と、前記マイクロ制御器から出力されるデータに基づきRF周波数とコードを有する起動信号を発生する可変周波数信号発生器73を備え、前記マイクロ制御器は前記起動信号のRF周波数にアンテナ共振周波数を整合させるための共振周波数選択信号を出力する。
【選択図】図6A

Description

本発明は、訓練可能なラジオ周波数(RF)トランシーバに関し、詳細には、動的に同調可能なアンテナ、位相固定ループアンテナを備えた訓練可能なトランシーバ、可変利得増幅器を備えた訓練可能トランシーバ、または、短時間に送信されたRF信号を学習することが出来る訓練可能トランシーバに関する。
電気的操作によるガレージドアの開閉機構は、次第に普及している便利な家庭用機器である。この種のガレージドア開閉機構は、一般に、変調、符号化されたRF信号を、マイホーム所有者のガレージ内に配置された、離れた受信器へ送信する、蓄電池を電源とした携帯用RF送信器である。各ガレージドアの受信器は、それに関連した遠隔送信器の周波数へ同調されて、遠隔送信器とガレージドアを開閉する受信器とへプログラムされた所定のコードへ復号される。従来の遠隔送信器は、一般に車両のバイザーへ掛け止めされているか、あるいは、車両に軽く格納されている携帯可能な格納体から成っている。車両に数年間使用すると、これらの遠隔送信器は紛失し、破損し、使い古されて汚れ、バイザーへの取り付け部は多少体裁が悪くなる。また、送信器が車両内に適切に保持されていなければ、安全上の危険が発生する。
これらの問題のいくつかを解決するために、米国特許No.4,247,850は、車両のバイザーへ組み込まれた遠隔送信器を開示しており、米国特許No.4,447,808は、車両の後写鏡組立体へ組み込まれた遠隔送信器を開示している。遠隔送信器を車両のアークセサリーへ固定的に組み込むには、送信器と同じ周波数へ同調され、その変調機構とコードとに応答する関連受信器が、購入されて、車両の所有者の家に取り付けられることが必要である。ガレージドア受信装置をすでに所有している車両の所有者は、その車両に固定的に組み込まれている遠隔送信器に関連した新しい受信器を購入することに気が進まない。その上、車両の所有者が新しい車を購入する場合、その所有者は、ガレージドアの受信器を、新しい車両の内蔵された遠隔送信器に関連した他の受信器で置き換えなければならなくなるだろう。
米国特許No.4,241,870は、車両の蓄電池が操作電力を遠隔送信器へ供給するように、特殊な取り付けのガレージドア遠隔送信器を取り外し可能に収める、車両のオーバーヘッド・コンソールへ内蔵された格納体を開示している。従って、車両の所有者が新車を購入すると、遠隔送信器は古い車から外され、新しい車へ配置される。しかし、そのオーバーヘッドコンソール内の格納体は、現存のガレージドア遠隔送信器を収めるように機械的に取り付けられていないので、車両の所有者は、特殊な取り付けの遠隔送信器と関連受信器とを購入しなければならない。
米国特許No.4,595,228は、現存のガレージドア遠隔送信器を取り外し可能に収納するドロップダウン形ドア付きコンパートメントのある車両用オーバーヘッドコンソールを開示している。このドアには、格納された現存の遠隔送信器のスイッチを作動するために移動するパネルがある。しかし、この方法に伴う問題は、ガレージドアの解放器の遠隔送信器が、形と大きさとがかなり多様化して、多くの銘柄の遠隔送信器と機械的に併用可能な格納体を提供することが困難であることである。
上記の問題のすべてを解決するために、訓練可能なトランシーバが、開発された。これは、車両内に固定的に配置され、かつ、車両の蓄電池により駆動される万能ガレージドア解放器に組み込まれている。この訓練可能なトランシーバは、車両の所有者のガレージ内に配置された現存の受信器と関連したラジオ周波数、変調機構、およびデータコードを学習することが出来る。従って、車両の所有者がこのような訓練可能なトランシーバを備えた新しい車を購入する場合、車両の所有者は、どのような新しい装置を車両または家に取り付ける必要もなく、この送信器を車両所有者の現存の掛け止めRF送信器について訓練することが出来る。その後、古い掛け止め破棄されるか、または格納される。
別の家が購入されるか、または、現存のガレージドア解放器が交換される場合、ガレージドア開閉装置に内蔵されるか、またはその後装着されるすべての新しいガレージドア解放器の受信器の周波数とコードとに整合するように、この訓練可能なトランシーバは再訓練される。訓練可能トランシーバは、ガレージドア開閉機構、または家屋灯、アクセスゲートなどの他の遠隔制御器を作動するに使用されるタイプのすべての遠隔RF送信器について訓練することができる。コードとコードフォーマット(すなわち、変調機構)だけでなく、すべてのこのような遠隔送信器により送信される信号の個々のRF搬送波周波数を学習することにより、そのように訓練を行う。訓練の後、訓練可能なトランシーバは、現存の分離した遠隔送信器を必要とせずに、ガレージドア開閉機構を作動することが出来る。訓練可能なトランシーバは車両アクセサリーの不可欠な部品であるので、現在の"掛け止め"遠隔送信器により提起される格納とアクセスの難しさは、解消される。このような訓練可能なトランシーバは、米国特許No.5,442,340に開示されている。
しかし、カナダ方式のこの遠隔送信器は、カナダ政府により課せられた法規により非常に短時間(すなわち、約2秒)のRF作動信号を送信するので、この訓練可能なトランシーバは、カナダにおいてこれまでに使用されたタイプの遠隔送信器の周波数とコードとを学習する場合に難点がある。その上、現存の訓練可能なトランシーバは複雑で、多重の回路ボードに取り付けられた多数の電気的構成要素を必要としている。さらに、現存の訓練可能なトランシーバは、望ましい搬送周波数のRF信号で送信された高調波の望ましくないレベルのために、連邦通信コミッション(FCC)により認められたものより低い電力で送信する。その結果、操作の範囲が多少限定されて、操作する人には不満が残る。さらに、現存の訓練可能なトランシーバが、送受信される周波数の限定された範囲においてのみ効率的である小型のループまたはストリップアンテナから成ると言う点で、この操作範囲は拡大されない。
本発明は上記の問題を解決し、組立を容易にして、製造コストを低減する利点を有する。本発明の特徴は、RF信号を多様な周波数において効率的に送信、受信する訓練可能なトランシーバを提供することである。本発明のほかの特徴は、すべての周波数において、アンテナを最大効率で動的に同調可能である訓練可能なトランシーバを提供することである。本明細書において具体化され、説明されている本発明の目的に従って、これらの及びほかの利点を達成するため、本発明の訓練可能なトランシーバは、動的同調可能なアンテナ、制御器、および信号発生器から成っている。動的同調可能なアンテナは、現存の遠隔送信器から作動信号を受信し、信号発生器により発生した符号化された変調RF搬送信号を送信する。さらに、動的同調可能なアンテナは、制御入力と、制御入力へ送られたアンテナ制御データに応答して変わる共振周波数とを有する。制御器は動的同調可能なアンテナの制御入力へ接続し、学習と動作モードとにおいて動作する。学習モードにおいて、制御器は、作動信号のラジオ周波数、変調機構、およびコードに一致するデータを格納するために、動的同調可能なアンテナから作動信号を受信する。動作モードにおいて、制御器は、受信された作動信号のラジオ周波数とコードを識別する出力データを送る。さらに、動的同調可能なアンテナの共振周波数を選択的に制御して、送受信された信号の周波数についてアンテナの送信/受信効率を最大にするために、制御器は、アンテナ制御データを動的同調可能なアンテナの制御入力へ送る。制御器からの出力データを受信し、受信された作動信号に一致する、符号化された変調ラジオ周波数搬送信号を動的同調可能なアンテナから送信するために、信号発生器は、制御器と動的同調可能なアンテナとへ接続している。
本発明のこれらのおよび他の特徴、目的、および利益は、本発明を実施する当事者および本技術の専門家により、付属図面を参照して以降の明細書と請求の範囲とを読むことから認識されるであろう。
図2は、本発明の訓練可能なトランシーバ43を示す。訓練可能なトランシーバ43は、プッシュボタンスイッチ44,46,および47、発光ダイオード(LED)48、および格納体45内に取り付けられた電気回路ボードと関連回路から成っている。以降に詳細に説明するように、スイッチ44,46,および47は、それぞれ、制御される離れたガレージドアとほかの装置と関連している。訓練可能なトランシーバの格納体45は、好適に、図1に示されているように、オーバーヘッドコンソールなどの車両アクセサリー内に取り付けるに適切な寸法になっている。図1に示された構成において、訓練可能なトランシーバ43は、車両の蓄電池からの電力を受電する、車両の電気装置へ接続された導電体を備えている。オーバーヘッドコンソール50は、スイッチ54により制御された、マップ読み取り灯などのほかのアクセサリーを有する。それはまた、電子コンパスおよび表示器(示されていない)も有する。
あるいは、訓練可能なトランシーバ43は、バイザー51(図3)または後写鏡組立体53(図4)などの車両アクセサリーに固定的に組み込まれる。訓練可能なトランシーバ43は、バイザーとミラー組立体に組み込まれ、オーバーヘッドコンソール内に取り外し可能に配置されて示されているが、訓練可能なトランシーバ43は、車両の計器板または車両内のすべての適切な位置に固定的または取り外し可能に配置することができる。
図5は、訓練可能なトランシーバ43の電気回路を構成説明図の形で示す。訓練可能なトランシーバ43は、プッシュボタンスイッチ44,46,および47のそれぞれの一つの端子へ接続した従来のスイッチインタフェース回路49を備えており、それらのスイッチは、それぞれ接地へ接続した残りの端子を有する。インタフェース回路49は、スイッチ44,46,および47からの信号情報をマイクロ制御器57の入力端末62へ接続する。マイクロ制御器57は訓練可能なトランシーバ回路55の一部である。電源56は、通常のように、コネクター61を経て車両の蓄電池60へ接続しており、必要な,動作電力を普通の形で送るために、訓練可能なトランシーバ回路55の多くの構成要素へ接続している。マイクロ制御器57のほかに、トランシーバ回路55は、マイクロ制御器57とアンテナ59とへ接続したRF回路58を有する。
上述のように、スイッチ44,46,および47は、それぞれ、別のガレージドア、電気操作アクセスゲート、家屋照明制御器などの制御されるほかの装置へ接続しており、そのそれぞれは、それ自身特有の作動ラジオ周波数、変調機構、およびまたは保安コードを有することが出来る。従って、スイッチ44,446,およぴ゛47は、訓練可能なトランシーバ43の異なるラジオ周波数チャンネルに対応している。スイッチ44,46,および47の一つに関連したRFチャンネルが、ガレージドア解放器66(例えば)と関連した携帯遠隔送信器65から送信されたRF作動信号Bについて訓練されると、次に、トランシーバ43は、作動信号Bと同一特性のRF信号Tを送り、対応するスイッチ(44,46,および47)が瞬間的に押されると、ガレージドア解放器66などの装置を作動する。従って、その後、遠隔送信器65から発信された受信RF作動信号Bの搬送周波数、変調機構、およびデータコードを識別しかつ格納することにより、トランシーバ43は、ガレージドア解放器66などを作動するに必要なRF信号Bの識別された特性を有するRF信号Tを送信することができる。ガレージドア解放器66のほかの複数の装置が、スイッチ44,46,および47の対応する一つを押すことにより作動するように、各RFチャンネルは、異なるRF信号Bについて訓練することができる。このような他の装置には、ほかのガレージドア解放器、建築物の屋内灯と屋外灯、家の保安装置、または、RF制御信号を受信出来るすべてのほかの家庭電気機器がある。
マイクロ制御器57は、スイッチ44,46,および47の閉じた状態を示す、スイッチインタフェース49からの信号を受信するデータ入力端末62を有する。そのほかに、マイクロ制御器57は、LED48へ接続した出力を有しており、これは、スイッチ44,46,および47の一つが閉じられた時に、点灯する。マイクロ制御器57はプログラムされて、回路がスイッチ44,46,および47と関連したRFチャンネルの一つについて訓練モードになると、ゆっくり点滅し、チャンネルがうまく訓練されると、はやく点滅し、操作者に遠隔送信器を再作動するように促すときに、特有の二重点滅でゆっくり点滅するように、信号をLED48へ送る。あるいは、チャンネルがうまく訓練されているときに示すか、または、操作者に遠隔送信器を再作動するように促すために、LED48は、色を変える多色LEDであってもよい。訓練可能なトランシーバ43が訓練されると、LED48は、スイッチを押している間スイッチ44,46,または47の作動とともに連続的に点灯して、トランシーバが信号Tを送っていることを使用者に示す。
図6Aは、マイクロ制御器57、RF回路58、およびアンテナから構成しているトランシーバ回路55の詳細を示す。マイクロ制御器57は、不揮発性メモリ(NVM)とランダムアクセスメモリ(RAM)を有しており、モトローラ社から入手できるMC6805P4集積回路などのすべての適切な市場にある集積回路を有することもできる。
アンテナ59は、好適に、接地へ接続した一つの端子と、バラクタダイオード71の陽極へ接続したもう一つの端子とを有する小さいループアンテナ70から成る動的同調可能なアンテナである。バラクタダイオード71は、バラクタダイオード71の陰極へ加えられた制御電圧に応答して、ループアンテナのインピーダンス特性を変え、これにより、小型ループアンテナ70の共振周波数を変える。この制御電圧は、マイクロ制御器57により決定され、マイクロ制御器57は、バラクタダイオード71の陰極へ接続しているデジタルーアナグロ(D/A)コンバータ72の人力端子72'へ、アンテナ制御デジタル出力信号を送る。動的に同調されるアンテナにより、アンテナ59の共振周波数を選択的に調節するように、マイクロ制御器57をプログラムして、RF信号が送信または受信される各個々の周波数について送信と受信の特性を最大にすることができる。
このようにして、アンテナ59は動的に同調されて、アンテナ59が、受信された電磁RF信号を受信モードにおいて電気信号へ変換する効率を最大にし、アンテナ59が、送信された電磁RF信号を送信モードにおいて放射する効率を最大にすることができる。さらに、アンテナ59が送信された信号の搬送周波数に一致する共振周波数へ動的に同調されると、アンテナ59は、送信される信号から不要な高調波を除去する。好適に、ループアンテナ70は車両の屋根に垂直に配置されており、これにより、屋根の反射特性が、車両に配置された場合、トランシーバの送信範囲と感度とを向上する利点がある。マイクロ制御器57がアンテナ59を制御する方法は、図8に示された流れ図に関連して以降に説明する。
RF回路58は、学習されたRF制御信号を送信するアンテナ59へ接続しており、RF回路58は、マイクロ制御器57のデータ出力端子へ接続した制御入力端末を有する電圧制御された発振器(VCO)73から成っており、マイクロ制御器57はVCO73により出力された周波数を制御する。本発明において使用に適したVCOの詳細な構造は、図6Bに示されている。
VCO73は、ASKデータにより変調された正弦波信号を出力する発振器103と、可変周波数共振信号を発振器103へ送るLC共振器104との二つの部分から成っている。発振器103は、正のソース電圧VEEへ接続したコレクター、コンデンサ112の第一端子へ接続したベース、およびスイツチングトランジスタ114を介して接地へ接続したエミツターを有する発振トランジスタ110から成っている。バッファトランジスタ116は、コンデンサ112の第二端子へ接続したベース、正のソース電圧VEEへ接続したコレクター、および抵抗体118の第一端子へ接続したエミッターを有し、抵抗体118は、スイッチングトランジスタ114を介して接地へ接続した第二端子を有する。スイッチングトランジスタ114が選択的にトランジスタ110と116とのエミッターを接地へ接続するように、スイッチングトランジスタ114は、マイクロ制御器57からASKデータを受信ために接続されたそのベースを有する。このようにして、スイッチングトランジスタ114は、選択的に、バッファトランジスタ116のエミッターに形成されたVCO出力73'において信号を変調する。
LC共振器104は、発振トランジスタ110のベースヘ接続した第一端子とインダクター122の第一端子へ接続したもう一つの端子とを有する第一結合コンデンサ120から成っている。第二結合コンデンサ124は、発振トランジスタ110のエミッターへ接続した第一端子と、第一と第二のバラクタダイオード126,128の陰極へ接続したもう一つの端子とを有する。第一バラクタダイオード126の陽極は、インダクター122の第一端子と第一結合コンデンサ120とへ接続しており、第二バラクタダイオード128の陽極は、接地へ接続したインダクター122の第二端子へ接続している。バラクタダイオード126,128とインダクター122とは、可変共振周波数を有する共振LC回路を形成しており、この共振周波数は、電圧制御端子73"へ接続した抵抗体130を介してバラクタダイオード126,128の陰極へ加えられた電圧を変えることにより変化する。
RF回路58はさらに、VCO73の出力へ接続した入力を有する可変利得増幅器(VGA)74から成っており、信号を結合回路76を経て送信増幅器77の入力ヘ送る。出力コンデンサ78は、送信増幅器77の出力とバラクタダイオード71の陰極との間に接続されている。
さらに、RF回路58は、混合器79をアンテナ59へ接続するバラクタダイオード71の陰極へ接続したコンデンサ80から成っている。バッファ増幅器81は、VCO73の出力へ接続した入力を有しており、そこから信号を、アンテナ59から信号を受信するコンデンサ80へ接続した残りの入力端子を有する混合器79の一つの入力へ送る。帯域フィルタ82は、混合器79の出力から信号を受信するために接続された入力を有し、増幅器83の人力へ接続した出力を有する。帯域フィルタ82は、好適に、狭い帯域幅と、3MHzし成分のデータ信号を通し、混合器79からのほかの信号をすべて阻止する3MHzの中心周波数とを有する。
増幅器83の出力は、マイクロ制御器57のデータ入力端子へ接続した出力を有する積分器84の入力へ接続している。積分器84は、増幅器83からの信号を積分し、修正して、信号から3MHz周波数の成分を取り除き、マイクロ制御器57への遠隔送信器のデータコードの復調された表示を形成する。
さらに、RF回路58は、直列データアドレス(SDA)回線75'と直列制御論理(SCL)回線75"とへ接続した入力端子を有する直列ポート/制御論理回路75から成っている。VCO出力73"は、位相固定ループ回路85の帰還入力へ接続したその出力を有するバッファ91の入力へも接続している。基準発振器は、増幅器87を横断し、コンパレータ増幅器88へ接続した第一と第二の端子を有する水晶86から成っている。このようにして、基準発振器86は、VCO73から出力された信号と比較される基準信号を送るために、制御器57の計時入力と位相固定ループ回路85とへ接続している。
RF回路58は、電圧制御バッファ90を介してVCO73の電圧制御端子73"へ送られる制御電圧を保持するために、位相固定ループ回路85の出力85'へ接続した入力端子を有する低域フィルタ89から成っている。
VCO73は、その電圧制御端子73"へ加えられた電圧を変化することにより調節された周波数を有するRF信号を出力する。VCO73から出力されたRF信号は、送信モードで動作すると、マイクロ制御器57により生成された振幅偏移変調(ASK)で変調される。VCO73の変調されたRF出力信号は、VGA74へ送られる。VGA74は、マイクロ制御器57によりSCL回線75"とSDA回線75'とを通って送られた制御信号に応答して、VCO73から送られた変調RF信号を、直列ポート/制御論理回路75により生成されたGAIN制御信号に比例して可変的に増幅する。VGA74は、差動増幅器と、差動増幅器の一つからほかの差動増幅器へ電流を分流し、これにより、VGA74の利得を選択的に減少するデジタル制御電流分流加減器との一組により動作する。以降に詳細に説明しているように、VGA74の利得レベルは、VCO73から出力される信号のデューティサイクルと周波数との関数として決定される。
VGA74の利得が調節された出力は、結合回路76へ送られ、回路76は、VGA74から出力されたRF信号から望ましくない高調波を濾過する。好適に、結合回路76は470pFのコンデンサと直列に接続した22オームの抵抗体から成っている。次に、結合回路76の濾過された出力信号は、送信増幅器77へ送られ、増幅器77は、濾過された出力を適切な送信レベルへ増幅する。送信増幅器77の出力は、好適に470pFの静電容量を有する出力コンデンサ78を経てアンテナ59へ送られる。
従来の装置は可変減衰器を使用して、比較的に高い電力のVCOから出力された信号出力を低くしている。しかし、このような装置は、望まれる起動信号とともに、望ましくない高調波成分を送信しがちである。アンテナ59から送信されるこのような高調波の出力エネルギーレベルは、FCCガイドラインの許容出力エネルギーレベルを計算する場合に考慮されなければならないので、VCO73により出力されるRF信号から望ましくない高調波成分を除去することが望ましい。言い換えると、アンテナ59から出力される高調波周波数成分の大きさが、大きくなるにつれて、望まれる搬送周波数成分の送信される大きさは、小さくなる。従って、VCO73から出力された低い電力のRF信号を増幅し、濾過するVGA74、結合回路76、および送信増幅器77を使用することは、VCOからの比較的に高い電力出力のRF信号を減衰する可変減衰器を使用する送信回路には、非常に有利である。
混合器79は、アンテナ59から受信されたRF信号を、VCO73により生成されて、バッファ81を経て混合器79へ送られた基準電圧と混合する。混合器79の出力は、受信されたRF信号を表す一つの成分を有するが、受信されたRF信号の搬送周波数とVCO73により生成されたRF基準信号の周波数との差を有する数個の信号成分から成っている。混合器79の出力信号は、帯域フィルタ82の入力へ送られる。VC73により生成したRF基準信号の周波数が、3MHzで受信されたRF信号の搬送周波数より高いか、または、低い場合にのみ、帯域フィルタ82が符号化されたデータ信号を出力するように、フィルタ82は、好適に、3MHzを中心とした狭い帯域幅を有する。混合器79の出力信号の残りの信号成分は、帯域フィルタ82により阻止される。帯域フィルタ82からの符号化された出力データ信号は、増幅器83により増幅され、積分器84により積分されて、遠隔送信から出力されたと同じデータコードを有する信号を送る(図5)。本発明に使用される適切な混合器、増幅器、および積分器は、米国特許No.5,442,340に開示されている。
一般に振幅偏移変調(ASK)データである、積分器84から出力されたデータ信号も、遠隔送信65により送信されたRF作動信号Bと同じデータフォーマットを有する。成分器84から出力されたASKデータは、さらに処理と格納のために、マイクロ制御器57へ送られる。マイクロ制御器57がこのASKデータを処理、格納し、RF回路58を制御する方法は、電圧制御信号をVCO73へ送るRF回路58のその部分の説明に続いて、以降に詳細に説明されている。
電圧制御信号をVCO73へ送るRF回路58の部分は、位相固定ループ回路85、基準発振器86、増幅器87、コンパレータ増幅器88、低域フィルタ89、電圧制御バッファ90、およびVCO出力バッファ91から構成している。RF回路58のこの部分が動作する方法は、図7に関して説明されており、図7は、位相固定ループ回路85の詳細な構成を示している。位相固定ループ回路85は、基準発振器86の第二端子へ接続した入力を有するR除算レジスタ92から成っている。N除算レジスタ93は、VCO出力バッファ91の出力へ接続した入力を有する。レジスタ92,93の出力は、制御論理回路95の入力へ接続した出力を有する位相/周波数検出器94の入力端子へ接続している。制御論理回路95は、低域フィルタ89の入力へ接続した出力端子を有する受信/発信スイッチ回路98の入力へ接続した一組の端子を有する。好適に、低域フィルタ89は、位相固定ループ回路85の出力へ接続した560Ωの抵抗体、560Ωの抵抗体と直列に接続した1.2μFのコンデンサ、および560Ωの抵抗体と1.2μFのコンデンサとに並列に接続した0.1μFのコンデンサから成っている。
位相固定ループ回路85の主要な目的は、VCO73により出力されたRF信号の周波数が基準発振器86の周波数と所定の関係を有するように、VCO73により出力されたRF信号の周波数を、基準発振器86の周波数と比較し、VCO73の電圧制御端子へ送られた電圧を制御することである。これらの各信号の周波数の間の所定の関係は、直列ポート/制御論理回路75を経てマイクロ制御器57からR除算レジスタ92とN除算レジスタ93とへそれぞれ送られた二つの変数の比である。数学的に、VCO73により出力されたRF信号の周波数fvcoと基準発振器86により出力された信号のfREFとの間の関係は、次のように表される:
vco=(N/R)fREF
ここで、周波数fREF が例えば4MHzの定数である。従って、fREF=4MHzおよびR=4により、周波数 fvcoはN・MHzに等しいように制御される。fREFとRが一定に保持されるならば、値Nを増加すると、周波数fvcoは増加する。Rの値が増加されるならば、精確に制御される。言い換えると、Rの値が小さくなると、fvcoが動作する範囲は大きくなる。好適に、RとNの値は、8ビットのデータとして設定されている。
R除算レジスタ92とN除算レジスタ93の出力は、位相/周波数検出器94へ送られ、検出器94は、N除算レジスタ93から出力された信号の周波数をR除算レジスタ92から出力された周波数と比較して、周波数の差に一致する出力パルスを送る。位相/周波数検出器94は、従来の方法で製作されている。これらの各周波数が同じであるならば、位相/周波数検出器94は、スイッチ99と100の両方が開いたままであるように、パルス化された制御信号を受信/発信スイッチ回路のスイッチ99と100へ出力する。受信/発信スイッチ回路のスイッチ99と100は、CMOSまたはバイポーラトランジスタなどの固体素子スイッチであってもよく、これらのスイッチがどちらも開いていると、VCO73の電圧制御端子へ送られる電圧は、バッファ90と、低域フィルタ89のコンデンサにより蓄電された電圧とにより、一定に保持される。
N除算レジスタ93から出力された信号の周波数がR除算レジスタ92から出力された周波数より小さい場合、位相/周波数検出器94は、スィッチ99と100へパルス化された制御信号を送り、スイッチ99を閉じ、スイッチ100を開いたままにする。スイッチ99が閉じられると、5ボルトの電圧Vccが低域フィルタ89へ送られ、これにより、VCO73の電圧制御端子へ送られる電圧を高める。VCO73の電圧制御端子の高められた電圧により、VCO73は、その出力RF信号の周波数を増加し、引き続いて、N除算レジスタ93或より出力された信号の周波数を増加する。N除算レジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された周波数が同じである場合、位相/周波数検出器94は、制御信号をスイッチ99と100へ送り、スイッチ99を開き、スイッチ100を開いた位置に維持する。
N除算レジスタ93から出力された信号の周波数がR除算レジスタ92から出力された周波数より大きい場合、位相/周波数検出器94は、制御信号をスイッチ99と100へ送り、スイッチ99を開いたままにして、スイッチ100を閉じる。スイッチ100が閉じると、低域フィルタ89のコンデンサは接地へ接続し、従って、放電する。低域フィルタ89のコンデンサの放電により、CO73の電圧制御端子へ送られる電圧は低下し、これにより、VCO73は、出力RF信号の周波数を低下する。従って、N除算レジスタ93からの出力信号の周波数は、位相/周波数検出器94が、N除算レジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された信号の周波数が同じであることを決定するまで、低下する。
制御論理回路95は、送信モード中にマイクロ制御器57のメモリから読み取られたASKデータの論理レベルに従って、位相/周波数検出器94を受信/発信スイッチ回路98に選択的に接続し、回路98から接続を解除するように構成されている。送信モードの間、学習されたデータコードを送信するため、VCO73により生成された搬送RF信号にASKデータを変調するように、マイクロ制御器57は、選択されたチャンネルに格納されたASKデータにより、VCO73を活性化し、また不活性化する。VCO73がASKデータにより不活性化されると、位相固定ループ回路85により検出されて、VCO73から出力された信号の周波数は、ゼロに低下する。適切な手段が位相固定ループ回路85に行われていなければ、VCO73へ加えられた周波数制御電圧が、VCO73が不活性化されるとかなり高くなるように、位相/周波数検出器94は、受信/発信スイッチ回路98を制御する。従って、不活性化されると、VCO73は、最初に、望まれる周波数をかなり超えた搬送周波数において送信を始める。位相固定ループ回路85が、不活性状態の間VCO73の周波数を急激に増大するのを防止するために、制御論理回路95は、ASKデータがVCO73を不活性化するレベルにある場合、位相/周波数検出器94を受信/発信スイッチ回路98から選択的に接続を解除するように構成されている。
VCO73の不活性化に続いて、N除算レジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された信号の間の位相関係を維持するために、送信モード中にマイクロ制御器57のメモリから読み取られたASKデータは、VCO73と同期してN除算レジスタ93とR除算レジスタ92とを活性化し、不活性化するために送られる。
学習モード中に信号が送信されるのを防止するために、直列ポート/制御論理回路75(図6A)は、送信制御信号TXにより、VGA74と送信増幅器77との活性化と不活性化を制御する。同様に、直列ポート/制御論理回路75は、受信制御信号RXを発生する。この信号RXは、図6Aの破線のイネーブル入力により示されているように、混合器79、受信バッファ81、増幅器83、および積分器84を選択的に活性化、不活性化するために送られる。
RF回路58は、好適に、現在の集積回路技術により製作された特定用途向け集積回路(ASIC)組み込まれる。図6Aに示された好適な実施態様において、次の要素がASIC101の基盤102に配置されている:VGA74;送信増幅器77;混合器79;受信バッファ81;増幅器83;積分器84;位相固定ループ回路85;増幅器87;コンパレータ88;電圧制御バッファ90;およびVCO73の発振部103。結合回路75、出力コンデンサ78、入力コンデンサ80、帯域フィルタ82、基準発振器86、低域フィルタ89、およびVCO73のLC共振器部分は、基盤102内に比較的に大きいコンデンサを示すのを避けるために、示されていないが、これらの要素は、実際はASICに配置されている。
トランシーバ回路55の電気回路要素を説明したが、マイクロ制御器57がトランシーバ回路55を制御する方法を、図8、9〜15、16、17〜18、および19に関して説明する。図9から15において、流れ図の転送部分は数字が選択的に続く文字により参照される。参照文字は、図9に続いている図面番号の文字部分に相当する。例えば、Cで表示された転送部分は、図11においてCで表示された転送入り口への転送過程を表す。参照文字に続く任意選択番号は、参照文字に相当する図面に表された過程への複数の入り口の一つを表す。例えば、E1で表示された転送入り口は、E1表示の転送入り口において、図14において示された過程への転送を表す。
ブロック200のテストにおいて示されているように(図8)、動作は、プッシュボタンスイッチ44,46,および47の一つが起動されると、開始する。スイッチ44,46,および47の一つが押されたことを検出すると、マイクロ制御器57は信号をインタフェース49を経て受信し(図5)、ブロック202に示されているように、その入り口とそのランダムアクセスメモリ(RAM)を始動する。次に、プログラムは、20秒タイマーを開始し(ブロック202)、押されているスイッチ44,46,および47に相当するチャンネルを読み取る(ブロック206)。次に、マイクロ制御器57に関するプログラムは、選択されたチャンネルが訓練されているか、どうかを決定する(ブロック208)。選択されたチャンネルがすでに訓練されているならば、マイクロ制御器57は、選択されたチャンネルに関連したデータをそのRAMへダウンロードし(ブロック210)、VGA74の利得とVCO73により出力される周波数とを設定し、選択されたチャンネルに関連したデータに従って、アンテナ59を同調する(ブロック212)。RとNの値を表す適切な出力信号を直列ポート/制御論理回路75を経てR除算レジスタ92とN除算レジスタ93とへ送ることにより、マイクロ制御器57はVCO73の周波数を設定する。
マイクロ制御器57は、制御信号をSCLとSDA回線を経て直列ポート/制御論理回路75へ送ることにより、VGA74の利得を設定する。VGA74の利得制御入力ヘ送られたGAIN制御信号は、5ビット値から構成しており、従って、32の可能な利得レベルを形成することが出来る。FCC命令は、送信された信号のデューティサイクルにもとづいて多様な電力レベルを可能にするので、送信された信号の利得を動的に調節出来ることは、訓練可能なトランシーバには有利である。従って、多数の可能な利得レベルを備えることにより、トランシーバ43は、送信できる各異なる周波数と符号化信号とについて、最大の許容電力レベルにおいて送信することが出来る。
適切な利得レベルを与えられた送信起動信号について最適化するために、マイクロ制御器57は最初に、送信される信号の周波数を調べて、その関連電力を決定する。32の可能な利得レベルのキャッシュメモリが、最大利得調節を表す0と最小利得調節を表す32とによって、0から32の間の異なる整数に対応するとすれば、マイクロ制御器57は、送信される信号の周波数にもとづいて、最初の利得レベルを選択する。例えば、マイクロ制御器57は、強力な信号について5の最初の利得レベルを選択し、比較的に弱い信号について0の最初の利得レベルを選択する。次に、マイクロ制御器57はコードのデューティサイクルを決定するが、これは、所定時間内で所定数のコードの全サンプルを取り出し、高い論理レベルを有するコードのサンプル数を計数し、高い論理レベルを有する計数したサンプル数に事前設定した定数を掛けて積を決定し、その積を全サンプルの所定数で割ることにより決定される。マイクロ制御器57は、選択された最初の利得レベルをデューティサイクルにもとづいて調節する。例えば、最初の利得レベルが5であるならば、マイクロ制御器57は、5と32の間のレベルへ利得レベルを調節する。この場合、最低利得レベル(32)は最高デューティサイクルに対応し、最高利得レベル(5)は最低デューティサイクルに対応する。マイクロ制御器57はまた、データコードが速いか、遅いかの決定に基づいて利得レベルを調節する。コード信号のデューティサイクルが、送信される信号のデューティサイクルと周波数とに基づいて決定され、出力電力レベルが選択される方法のサンプルは、米国特許No.5,442,340に開示されている。マイクロ制御器57が受信された起動信号のデータコードが速いか、遅いかを決定する方法は、以降に説明する。
VGA74の利得は、好適に、15と20dBの間で変化し、送信増幅器77は、好適に、25dBの利得を有する。合わせて、VGA74と送信増幅器77は、10dBの可変利得を有する。好適に、トランシーバ43の出力電力は、0と5dBmの間である。
マイクロ制御器57は、アンテナ制御データをD/Aコンバータ72へ送ることにより、アンテナ59を同調する。アンテナ制御データは、好適に、8ビット値を有しており、この値はVCO73の周波数〜計算されるか、または、VCO73から出力される各種の周波数に関連した8ビット値のリストから成る表から読み取られる。D/Aコンバータ72からの電圧出力は、220〜440MHzの周波数範囲について0.5〜4.5Vの範囲に直線的に変わるように制御される。従って、毎57により送られた出力電圧の各増分は、D/Aコンバータ72の出力電圧の約15.6mVを表す。8ビットアンテナ制御データは、選択されたチャンネルに関連してあらかじめ格納されているか、または、データがメモリ〜読み取られた後に周波数データから計算される。バラクタダイオード71のキャパシタンスは、その陰極加えられた電圧に直線的に、逆比例して変化する。例えば、バラクタダイオード71は、印加電圧が0.5Vの時14pFのキャパシタンスを有し、印加電圧が4.5Vの時に2.4pFのキャパシタンスを有する。この方法において、アンテナ70が、RF起動信号を離れた送信器から効率的に受信し、送信増幅器76から送られたRF送信信号を放射するように、信号を送信/受信する比較的に狭い帯域幅を有する小型のループアンテナ70は、送信/受信された信号の搬送周波数と整合する共振周波数を有するように同調される。アンテナ59を動的に同調する能力を有し、出力コンデンサ78を経てバラクタダイオード71の陰極へ送られるように出力信号の利得を変えることにより、訓練可能トランシーバ回路55は、アンテナ59の整合したインピーダンスとRF回路58の出力インピーダンスとを維持する。
ブロック212に示されているように(図8)、VGA74の利得、VCO73の周波数、およびアンテナ59の同調をセットした後、マイクロ制御器57は、メモリに格納されたデータコードを選択されたチャンネル関連して読み取り、このASKデータをVCO73と位相固定ループ回路85へ送り、VCO73により発生されたRF信号を、VCO73でASKデータを不活性化および活性化することにより、変調する。そのほかに、マイクロ制御器57は、直列ポート/制御論理回路75に命令して、送信信号TXをVGA74と送信増幅器77とへ出力させ、ブロック214に示されているように、VCO73の変調RF出力信号の送信を活性化する。
上記ステップを行っている間、マイクロ制御器57は20秒タイマーをモニターして、押されたブッシュスイッチが、5秒間隔で連続的に押されているか、どうかを決定する(ブロック216)。20秒の間隔が終了していなければ、マイクロ制御器57は、引き続いて、選択されたチャンネルに関連したRF信号を送る(ブロック214)。マイクロ制御器57が、ブロック216において、押されてスイッチが20秒の間連続的に押されいることを決定するか、または、マイクロ制御器57が、ブロック208において、押されたスイッチに関連したチャンネルがすでに訓練されていることを決定するならば、マイクロ制御器57は、ブロック218において始まる一連の訓練を開始する(図9)。訓練モードにおいてマイクロ制御器57により行われた詳細な手順を説明する前に、大要を以降に説明する。
一連の訓練の間、マイクロ制御器57は、最初の周波数に関する値RとNを表す周波数制御データを位相固定ループ回路85へ送り(図6A)、受信されたデータが送信されたRF信号Bに存在しているかを探索する(図5)。信号Bはアンテナ59により受信され、混合器79、帯域フィルタ82、および増幅器82により処理され、積分器84からマイクロ制御器57へ送られる。周波数制御データを受信すると、位相固定ループ回路85は、周波数制御電圧をVCO73の周波数制御端子へ送る。VCO73は、周波数制御電圧に対応する基準周波数を有する基準信号を発生して、その基準信号を混合器79へ送る。基準周波数が、受信されたRF起動信号Bの搬送周波数と所定の関係を有するならば、積分器84は、受信された起動信号のコード信号をマイクロ制御器57へ送る。好適な実施態様において、この所定の関係は、基準周波数と受信起動信号の搬送周波数との差が3MHzの場合に存在する。
マイクロ制御器57は、最初の周波数について積分器84からコードデータを受信しなければ、マイクロ制御器57は、次のステップにおいて、ほかの周波数を選択して、その新しい周波数に対応する周波数制御データを位相固定ループ回路へ送る。マイクロ制御器は、引き続いて、コード信号が検出されて、積分器84から信号により示されるまで、このように新しい周波数を選択する。マイクロ制御器57は、検証ルーチンによりコード信号のあることを確認する。この検証ルーチンは、所定時間の間、積分器84から受信したすべての信号に現れる立ち上がり縁の数を計数して、計数された立ち上がり縁が閾値レベルを超えると、データが存在していることを確認する。
基準周波数が受信された起動信号の搬送周波数より3MHz低い時に好適に発生するコード信号を検出すると、マイクロ制御器57は、受信された起動信号の搬送周波数に対応する制御データを格納して、基準周波数を3MHzだけ増加する。理想的には、コード信号は、この周波数において現れるものであるが、しかし、コード信号がこの周波数において現れないならば、コード信号が、3MHz低い周波数において検出されたコード信号に属する単なるノイズであるか、どうか、または、この周波数において検出されたコード信号がただのノイズ以上のものであるか、どうかを決定するために、マイクロ制御器57は、この周波数においてなおも受信しているコード信号を符号化する。
コード信号を符号化することにより、マイクロ制御器57は、コード信号について一層厳密なテストを行い、コード信号が適合しているか、どうかを決定することができる。以降に詳細に説明するように、マイクロ制御器57は、ENCODEサブルーチンにより、コード信号を符号化しようと試みる。サブルーチンは、さらに、コード信号を分析し、その変調機構を識別し、コード信号の識別された変調機構について最も適切な符号化法により、コード信号をメモリに格納する。ENCODEサブルーチンが、コード信号の変調機構を識別し、コード信号を格納出来るならば、コード信号を符号化する試みは、好結果であると考えられる。
受信された起動信号の周波数と一致するこの増加周波数において受信されたコード信号が、好結果で符号化されるならば、実験データに基づいて、この本来のコード信号が3MHz離れた二つの周波数において符号化できないので、マイクロ制御器57は、最初の周波数と増加した周波数との両方において受信されたコード信号は適合してと決定する。この周波数におけるコード信号が適合していないと決定すると、マイクロ制御器57により実行されるプログラムは、適合コード信号検出されるまで、当たらせCPUバス周波数を選択して、上記過程を繰り返す。
コード信号が検出されないか、または、符号化されないコード信号が、コード信号が最初に検出されなかった周波数より3MHz高い周波数において現れるならば、マイクロ制御器57は周波数をさらに3MHz高くして、コード信号を探索する。理想的には、コード信号が、送信器周波数Bと3MHzの差があり、混合器79から出力された周波数差の成分が帯域フィルター82を通過するので、前の周波数において現れなかったコード信号は、この増加周波数において再び現れるであろう。コード信号が再び現れるならば、マイクロ制御器57は、基準信号を、コード信号が最初に検出された周波数へ変え(すなわち、起動信号Bより3MHz低く)、コード信号を符号化し、格納する。一般に、マイクロ制御器57は、68マイクロ秒当たり一つのサンプルなどの比較的に速い速度で抽出することにより、コード信号を格納する。ほかの抽出速度が、受信されたコード信号のコードフォーマットへの検出された特性に基づいた別のコード信号について選択される。この方法において、マイクロ制御器57がコード信号を格納した同じ抽出速度で、格納されたコード信号をメモリから読み取ることにより、マイクロ制御器57は、送信モードにおいてコードを再生することが出来る。あるいは、高/低論理状態におけるコード信号の連続したサンプル数を表すデータが格納されるか、または、個々のデータ周波数における期間を表すデータが格納される。
受信されたコード信号が適合していることを二重検査するために、マイクロ制御器57は、好適に、DATPREVフラッグを設定して、連続した訓練の初めにもどり、新しい高い周波数を選択して、コード信号がこの新しい周波数において検出されない場合に備えて、前に検出されたコード周波数が適合していることを確認する。一連の訓練について、以降に、図9〜15、16、17、18、および19に関して詳細に説明する。
予め格納された周波数テーブルに設定された周波数より3MHz低い周波数を表すRとNの周波数制御データを検索し、Xレジスタをクリアすることにより、マイクロ制御器57は、プログラムのブロック218の一連の訓練を始める。好適に、周波数テーブルには、最初に、古いカナダのガレージドア送信器などの、限定された時間の間にのみ送信するガレージドアの既知の動作周波数が、増加している値で、設定されている(すなわち、約2秒)。この周波数テーブルには、これらの短時間の送信器周波数の後に、ほかの市場で入手可能なガレージドア送信器が知られている作動周波数が続いている。このような短時間送信器がそのRF起動信号を停止する前に、訓練が好調に行われる可能性を高めるために、短時間送信器に関連した周波数が、最初に設定されている。ガレージドア送信器により送信されたRF起動信号が、周波数テーブルに格納された周波数を有していない場合、訓練可能なトランシーバ43は、受信されたRF起動信号が識別されるまで、最初の周波数を1MHz間隔で増加する。
周波数テーブルの最初の、または次の使用可能な周波数を検索した後、マイクロ制御器57は、アンテナ59を検索された周波数と整合する共振周波数へ同調させる(ブロック220)。さらに、マイクロ制御器57は、モード保管(MODSV)レジスタをクリアする。次に、適切なRとNの値をR除算レジスタ92とN除算レジスタ93とに設定することにより、マイクロ制御器57は、VCO73により形成された信号の周波数を、検索された周波数より3MHz低い基準周波数へセットし、直列ポート/制御論理回路75に、受信バッファ81、混合器79、受信増幅器83、および積分器84を活性化するように命令する。
次に、マイクロ制御器57は信号を出力し、これにより、スイッチ44,46,および47の一つを押した操作者に、それらのスイッチが、訓練可能なトランシーバ43が訓練される遠隔ガレージドア送信器65を活性化することを知らせるために、LED48は点滅する。引き続いて、アンテナ59は、離れた送信器65により送られたRF起動信号を受信し、受信した信号を混合器79へ送り、そこで、受信したRF起動信号は、VCO73から出力された信号と混合される。VCO73から出力された信号の周波数が、受信したRF起動信号の周波数より3MHz高いか、または低いならば、マイクロ制御器57は、受信したRF起動信号に含まれるすべてのASKデータを検出し、"VERIFY"サブルーチンを呼び出して、有効なデータコード信号の存在を検証し(ブロック、222)、そのデータコードを"速い"または"遅い"データとして識別する。
速いデータは、データが850マイクロ秒の時間の間に5個より多い立ち上がり縁を有する場合に検出される。遅いデータは、データが850マイクロ秒の時間の間に5個以下であるが、70ミリ秒の時間の間に5個より多い場合に検出される。速いデータは、二つの一般的タイプのデータから成っており、このデータは、このデータは、GENIE送信器から送られるGENIEデータと非GENIE(単一トーン)のデータである。GENIEと非GENIEデータとの区別は、後述するENCODEサブルーチンにおいて行われる。GENIEデータは、ほかの商標の遠隔ガレージドア送信器により送られたデータと、GENIEデータが、10と20kHzとの間で偏移するパルス反復速度を有する周波数偏移変調データである点で異なる。GENIEデータは、一般に、5MHzの時間間隔で290と320MHzの間にある搬送周波数で送信される。以降の説明から明らかなように、速い、遅い、GENIE、または単一トーンのいずれかとしてのデータ分類は、マイクロ制御器57が続いてデータを検査、格納、符号化する方法に影響を与える。
VERIFサブルーチンは図16に示されており、マイクロ制御器57が850マイクロセカンドタイマーを始め時点においてブロック224において始まる。ブロック226と228において、マイクロ制御器57は、ASKデータ内の立ち上がり縁の数をタイマーにより措定された850マイクロ秒間隔内で計数する。ブロック230において、マイクロ制御器57は、検出された立ち上がり縁の数が5個より多いか、どうかを決定する。立ち上がりの数が5個より多いならば、マイクロ制御器57は、データ確認(DACK)フラッグを、データが検証されていることを示す"1"へセットし、モードビットをデータが速いことを示す"1"へセットし(ブロック232)、マイクロ制御器57がMODSVレジスタを更新し、モードビットの値を格納する(図9)へ戻る。
マイクロ制御器のプログラムが、検出された立ち上がり縁の数が5個より大きくないとブロック230において決定するならば、プログラムは、ブロック236へ進み、そこで、70ミリ秒タイマーを始める。ブロック238と240において、プログラムは、検出された立ち上がり縁の数を70ミリ秒の時間の間計数する。立ち上がり縁の数が5個より大きいならば(ブロック242)、プログラムは、DACKフラッグを"1"へセットし、モードビットをデータが遅いことを示す"0"へセットし(ブロック244)、最後にVERIFYサブルーチンを呼び出したブロックに続くブロックへ戻る。70秒の時間の間に検出された立ち上がり縁の数が5個より大きくないならば)、プログラムは、DACKフラッグを検証されたASKデータの不在を示す"0"へセットし、モードビットを"0"へセットし、ブロック246に示されているように、最後にVERIFYサブルーチンを呼び出したブロックに続くブロックヘ戻る。
再び図9に関し、VERIFYサブルーチンから戻り、MODSVレジスタを更新した後、プログラムは、DACKフラッグを見て、検証されたASKデータが存在しているか、どうかを決定する。データが存在していなければ、プログラムはXカウンタが増分されているブロック250へ進む。次に、プログラムは、Xカウンタが1に等しいか、どうかを決定する(252)。Xが1に等しいと決定すると、マイクロ制御器57は、VCO73の周波数を1MHzだけ低下し(ブロック254)、次に、ブロック220〜234に記載されたステップを繰り返す。次に、ブロック248において、マイクロ制御器57は、再び、データが存在しているとして検出されているか、どうかを決定する。周波数テーブルに格納された周波数より4MHz低い周波数において、データを検索することにより、マィクロ制御器57は、受信された起動信号が、遠隔送信器に存在することもある製造ばらつきにより見込まれるより僅かに低い周波数で送信されるか、どうかを検査することができる。
データが再び存在していなければ、プログラムは、Xカウンタを増加し(ブロック250)、Xの値が1に等しいか、どうかを点検する(ブロック252)。Xが1に等しくなければ、プログラムはブロック256へ進み、そこで、すべてのデータが、DATPREVフラッグを探索することにより、前に検出されていたか、どうかを決定する。以降に考察するように、DATPREVフラッグは、受信されたコード信号が厳密にテストされた後にのみセットされる。データがすでに検出されているならば、マイクロ制御器57は、LED48を速く点滅させ(ブロック258)、一連の訓練が成功していることを示す。他方で、マイクロ制御器のプログラムが、データがこれまでに検出されいないと決定するならば、マイクロ制御器はブロック218へ戻り、周波数テーブルの次の周波数を引き出して、Xレジスタをクリアする。
マイクロ制御器57は、データの存在をブロック248において検出するまで、上記の、ブロック218から256において識別された一連のステップを繰り返す。データが存在する場合、プログラムは、ブロック260へ進み(図10)、そこで、Xの値をセーブする。 この値は、VCO73の周波数が周波数テーブルから引き出された最後の周波数より3MHz低い場合、データが検出されたならば、"0"の値を有し、VCO73の周波数が、周波数テーブルからの最後に引き出された周波数より4MHz低いならば、"1"の値を有する。次に、マイクロ制御器のプログラムは、好適に3MHzである、帯域フィルター 82の中間周波数(IF)をVCO73から前に出力された信号の周波数へ加える。さらに、マイクロ制御器57は、アンテナをこの増加したVCO周波数に関して適切な周波数へ同調させる(ブロック262)。
次に、ブロック264において、プログラムは、データが、VERIFYサブルーチンを呼び出すことにより存在しているか、どうかを決定するために検査する。マイクロ制御器57がブロック248においてデータの存在を検証したときに、VCO73の周波数が、受信されたRF起動信号の周波数より3MHz低いならば、検出されたデータは、VCO73の周波数がRF起動信号と同じ周波数であるように3MHzだけ高められると、一般に消える。しかし、ブロック266において、VCO73の周波数が3MHだけ高められた場合に、データが存在することを、マイクロ制御器57が決定するならば、マイクロ制御器のプログラムは、ブロック268のXの値を検査して、VCO73の周波数が、周波数テーブルから最後に引き出された周波数より4MHz低く、前にセットされているか、どうかを決定する。VCO73の周波数が、周波数テーブルから最後に引き出された周波数より4MHz低いならば、マイクロ制御器57は、VCO周波数を1MHzだけ高め、アンテナ59を再同調し(ブロック270)、ブロック264へ戻ることによりデータの存在を再度検証しようとする。データが再び検出されるならば、プログラムはブロック72へ進み、そこで、検証された初期データのモードビットは、その最初の値へ復元され、その値はMODSVレジスタに格納される。次に、マイクロ制御器プログラムは、ブロック274の"ENCODE"を呼び出すことにより、検出されたデータを一層厳密なテストにかける。
図17と18に示されたENCODEサブルーチンにおいて、マイクロ制御器57は最初に、ブロック276のそのRAMをクリアし、モードビットが、ブロック278において1に等しいか、どうかを決定する。モードビットが1に等しければ、マイクロ制御器がデータ列の各時間間隔を10kHzまたは20kHzのいずれかとして識別出来るように(ブロック282)、割り込みを活性化する(ブロック280)。次に、データが、GENIE商標送信器により送信された起動信号に一致して、周波数偏移変調されているか、どうかを決定するために、マイクロ制御器57は、12の連続した10kHzの時間間隔を受信したか、どうかを決定する。(ブロック284)。12の連続した10kHzの時間間隔が受信されていなければ、プログラムはエラーカウンタを増分する(ブロック286)し、エラーカウンタが非常に高い値へ到達しているか、どうかを点検する(ブロック288)。エラーカウンタが高い値に達していなければ、マイクロ制御器57は引き続いて、各時間間隔を10kHzまたは20kHzのいずれかとして識別し、12の連続10kHzの時間間隔が受信されているか、どうかを決定する(ブロック284)。
マイクロ制御器57が、12の連続10kHzを受信し、10kHzと20kHz時間間隔に相当する受信されたデータでRAMを充填するならば(ブロック290)、プログラムはサクセスフラッグをセットし(ブロック292)、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブロックへ戻る。
しかし、ブロック288において、プログラム57が、エラーカウンタは非常に高い値へ達していると決定するならば、プログラム57は、受信されたデータが"単一トーン"データであることを決定し、データが単一トーンであることを示すフラッグをセットする(ブロック294)。次に、ブロック296において、マイクロ制御器57は、データが長い不作動時間を有するか、どうかを決定する。データが長い不作動時間を有するならば、マイクロ制御器57は、データをワードフォーマットの単一トーンデータとして識別し、ワードフォーマットのフラッグをセットし、不作動時間の長さを測定して、格納する(ブロック298)。データが長い不作動時間を有していないと決定した後か、または、データをワードフォーマットの単一のトーンのデータとして識別した後に、マイクロ制御器57は、データ列をRAMを格納し、ブロック300において、受信したデータの250サイクルの期間を測定する。次に、マイクロ制御器57は、その結果を二つの周波数へ分類し、その期間の長さと各周波数への整合数とを保管する(ブロック302)。マイクロ制御器57が、ブロック304において、200より多い整合数が二つの周波数の一つに発見されたならば、次に、マイクロ制御器57は、ブロック306において、サイクルを分類するために使用された二つの周波数のどちらかの一つが、10kHzまたは20kHzに近いか決定することにより、データが"不正な"GENIEデータと見なされるか、どうかを決定する。データが不正なGENIEデータであるならば、または、200より多い整合数がブロック304において発見されなかったならば、マイクロ制御器プログラムは、ブロック308のサクセスフラッグをクリアして、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブロックヘ戻る。
ブロック306においてマイクロ制御器57は、データが不正なGENIEデータでなかったと決定するならば、マイクロ制御器57は、200より多い整合数が発見された期間を保管し(ブロック310)、サクセスフラッグをセットし(ブロック312)、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブロックヘ戻る。
図17のENCODEサブルーチンのブロック278において、マイクロ制御器57が、モードビットが、受信されデータが遅いことを示すビットに等しくないことを決定するならば、マイクロ制御器57は、ブロック314において受信されたデータを68マイクロ秒で抽出する準備をする(図18)。次に、ブロック316において、マイクロ制御器57は、70の連続サンプルが低論理レベルにおいて発見された場合に存在する受信されたデータにおいてスタート状態を探索する。スタート状態が発見されたならば(ブロック318)、マイクロ制御器57は、データを"一定のパルスデータ"として識別する(ブロック320)。データが"一定のパルスデータ"として識別された後か、または、スタート状態がブロック318において検出された後に、マイクロ制御器57は、低論理レベルにおける連続サンプル数が所定数を超えているか、どうかを決定することにより、データがブロック322において失われているか、どうかを決定する。マイクロ制御器57がデータがブロック322において失われていると決定するならば、マイクロ制御器はサクセスフラッグをブロック324においてクリアして、そのプログラムは、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブロックヘ戻る。一方で、マイクロ制御器57がデータが失われていると決定するならば、マイクロ制御器は、データを高い論理レベルか、または、低い論理レベルにおける連続サンプル数として格納し(ブロック326)、サクセスフラッグをセットし(ブロック328)、そのプログラムは、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブロックヘ戻る。
図10へ戻り、周波数テーブルから最後に引き出された周波数および最後に引き出された周波数より3MHz低い周波数において検証されたデータが好結果に符号化されるならば(ブロック330)、マイクロ制御器プログラムは、X値を検査して、VCO73の周波数が、周波数テーブルから最後に引き出された周波数より4MHz低い値へ最後にセットされていたか、どうかを決定する(ブロック332)。VCOが前に、周波数テーブルから最後に引き出された周波数より4MHz低い周波数に最後にセットされていた、マイクロ制御器57は、VCO周波数を1MHzだけ増分し、アンテナ59を再同調(ブロック334)し、そのプログラムは、ブロック274へ戻って、データを符号化しようとする。次に、このデータが好結果に符号化されるならば、ブロック336へ進み、そこで、ノイズカウンタNOISCNTが増分される。
次に、ブロック338において、マイクロ制御器57は、NOISCNTの値を点検し、この値が、訓練可能なトランシーバ43が非常に高く、データが検証されたこれらの周波数においてノイズを受信していることを示しているか、どうかを決定する。NOISCNTが非常に高いならば、マイクロ制御器57は、周波数テーブルから最後に引き出された周波数がカナダ周波数(すなわち、短時間の起動信号に関連した周波数)であったか、どうかを決定する(ブロック340)。
NOISCNTの値があまり高くないか(ブロック338)、または、NOISCNTの値が周波数テーブルから最後に引き出された周波数がカナダ周波数でないならば、プログラムはブロック341へ進み(図9)、そこで、VCO73の周波数とXの値とを、それらが図10のブロック260へ送られる前に有していた値へ復元する。次に、ブロックはXの値をブロック250において増分し、ブロック252において、Xの値が1に等しいか、どうかを決定する。Xの値が1に等しくなければ、プログラムはブロック56へ進み、そこで、データが前に検出されていたか、どうかを決定する。データが前に検出されていたならば、マイクロ制御器57は信号を送り、LED48を速く点滅させ、これにより、訓練が成功していることを示す(ブロック258)。しかし、Xが1に等しくなければ(ブロック252)、マイクロ制御器57は、VCOの周波数を1MHzだけ低くし(ブロック254)、ブロック220〜248に記載されたステップを繰り返すことにより、データをその周波数において探索する。
再び図10に関し、プログラムが、プログラム338と340において、NOISCNTの値があまり高く、周波数テーブルから最後に引き出された周波数がカナダ周波数であるならば、プログラムは、ポインタを周波数テーブルにセットして、カナダ周波数に続く最初の周波数を指し(プログラム342)、周波数テーブルに格納された残りの周波数におけるデータを検出するために、ブロック218へ進む(図9)。
これまで説明したように、VCO73の周波数が、RF起動信号の周波数より3MHz低くセットされているときに、有効なデータコードが存在している場合、データは、VCO73の周波数が受信されたRF起動信号の周波数と一致するように3MHzだけ高められていると、現れない。その上、VCO73の周波数が受信されてRF起動信号の周波数と同じであるように高められている時に検出されるデータが、成功裏に符号化されないならば(ブロック330)、有効なデータコードは存在する。従って、データがブロック266において検出されないか、または、検出されたデータが、ブロック330において好結果に符号化されていなければ、プログラムはプログラム344へ進み(図11)、そこで、3MHzの中間周波数をVCOへ加え、アンテナ59を再同調する。
次に、検証可能なデータが、VERIFYサブルーチンを呼び出すことにより再び現れたか、どうかをプログラム346において決定するために検査する(図11)。プログラムが、データが存在することをブロック348において決定するならば、次に、プログラムは、モードビットが1または0に等しいか、どうかを調べることにより、検出されたデータが速いか、どうかを決定するために、テストを行う(ブロック350)。データが速ければ(すなわち、MODE=1)、マイクロ制御器57により実行されたプログラムは、図17のENCODEサブルーチンを呼び出すことにより、この速いデータをブロック352において符号化しようとする。速いデータが結果よく符号化されないか(ブロック354)、プログラムが、データはブロック348において存在しないと決定するならば、マイクロ制御器57は、VCO周波数を1MHzだけ高め、アンテナ59を再同調(ブロック356)し、VERIFYサブルーチンを呼び出すことにより、データの存在を再度検証しようとする(図16のブロック358)。
データが存在するならば(ブロック360)、マイクロ制御器57は、データが速いか、どうかをブロック362において決定する。データが速ければ、マイクロ制御器57は、ブロック364に示されているように、ENCODEサブルーチンを呼び出すことにより、この速いデータを符号化しようとする。速いデータが成功裏に符号化されないか(ブロック366)、または、マイクロ制御器57がブロック360においてデータを検出しなければ、マイクロ制御器57は、2MHzだけVCOを低下し、アンテナ59を再同調し(ブロック368)、VERIFYサブルーチンを呼び出すことにより、ブロック370においてデータの存在を検査する。
次に、プログラムが、データが存在していることをブロック372(図12)において決定するならば、プログラムは、検出されたデータ速いデータであるか、どうかをブロック374において決定する。検出されたデータが速いデータならば、プログラムは、ENCODEサブルーチンを呼び出すことにより、ブロック376においてこの速いデータを符号化しようとする。この速いデータが、成功裏に符号化されないか(ブロック378)、または、プログラムが、データが存在しないことをブロック372において決定するならば、プログラムはブロック336へ進み(図10)、上記のように、ブロック336〜342に示されたプロセスを行う。
プログラムが、ブロック350,362(図11)またはブロック374(図12)において速くないデータを検出する場合、プログラムは、図13においてブロック380へ進む。同様に、プログラムが、ブロック354,366(図11)またはブロック378(図12)において検出された速いデータを正売りに符号化するならば、プログラムは、図13のブロック380へ進む。
図13のブロック380へ進むと、モードビットは、MODSVレジスタに保管された値へ復元され、VCO73の周波数は、データが最初に検出された周波数へ復元される。次に、ノイズカウンタNOISCNTは、クリアされ(ブロック382)、VERIFYサブルーチンはブロック384へ呼び込まれる。その後、検証可能なデータが存在していなければ(ブロック386)、マイクロ制御器57は5秒タイマをセットし、遠隔トランシーバ65の起動スイッチを再び押すように操作者に促すために、特有の仕方でLED48をゆっくりと二重点滅し始める(ブロック388)。普通必要ではないが、遠隔送信器がその起動新を再送信するように、操作者を促すことにより、マイクロ制御器57は、訓練可能なトランシーバ43が、短時間の起動信号を成功裏に学習することができる可能性を高める。
次に、プログラムは、検証可能なデータが検出されるまで(プログラム390)、または、5秒などの所定の時間間隔が終了するまで(ブロック394)、VERIFYサブルーチンを反復して呼び出す(ブロック390)。検証可能なデータがブロック386または392において検出されるか、または、時間がブロック394において終了したならば、プログラムは、ENCODEサブルーチンを呼び出す(ブロック396)。次に、データが成功裏に符号化されなければ、プログラムは、ノイズカウンタNOISCNTを増大して(ブロック400)、NOISCNTが4に等しいか、どうかを検査する(ブロック402)。NOISCNTが4に等しくなければ、プログラムはブロック384へ戻り、再び、受信されたデータコードを検証し、符号化しようとする。NOISCNTが4に等しければ(ブロック402)、プログラムは図9のブロック341へ進み、そこで、VCO周波数とXカウンタは復元されて、前述のように、プログラムはブロック250へ進む。
ブロック398において、データコードが成功裏に符号化されたと決定されるならば、プログラムは、データが単一トーンデータとして前に識別されたか、どうかをブロック404において検査する。データが単一トーンのデータならば、切り取り(STUBRN)ビットが前にセットされていたか、どうかを決定する(ブロック406)。初期には、STUBRNビットはセットされない。しかし、STUBRNビットか゛、単一トーンデータを前に成功裏に訓練することができないために、その後ブロック494においてセットされ(図15)、プログラムがブロック406へ戻るならば、プログラムはブロック400においてノイズカウンタNOISCNTを増大し、上述のように、その過程を経て進む。ブロック404において、マイクロ制御器57が、検出されたデータは単一トーンのデータでないと決定するならば、マイクロ制御器57は、CONDENSEサブルーチンを呼び出すことにより符号化されたデータをブロック408において圧縮しようとする。データ列を何回となく繰り返すことができる格納されたコード信号が、必要以上にメモリを使用しないように、CONDENSEサブルーチン使用されて、ENCODEサブルーチンの最後の実行の間、メモリに格納されたデータを圧縮しようとする。CONDENSEサブルーチンは、図19に関して、説明されている。
最初に、ブロック410において、ブロックは、モードビットが1に等しいか、どうかを決定する。モードビットが1に等しければ、プログラムは、すべてのデータが3回以下の期間に存在するか、どうかを決定する(すなわち、符号化データが、符号化され、マイクロ制御器57に格納されたデータ列内で3または数回繰り返されるデータ列を含んでいるか、どうか)。データが3回以下の期間を有するならば、プログラムは、ブロック414において、データを圧縮する試みが失敗に終わっていることを示し、ブロック446へ戻る(図1313)。
一方で、データが3回以下の期間に存在しなければ、プログラムは、符号化され、格納されたデータが、30回より多い期間にすべて10kHzのデータを有するか、どうかを決定する(ブロック416)。30回より多い期間に10kHzのデータがなければ、プログラムは、ブロック414において、データを圧縮する試みが失敗に終わっていることを示し、ブロック446へ戻る。30回より多い期間に10kHzのデータがなければ(ブロック416)、プログラムは、圧縮されたデータコードの開始ポインタを符号化、格納されたデータの最初のデータ位置へセットする(ブロック418)。次に、プログラムは、12回より多い期間を有する最後の10kHzに等しい格納された圧縮データについて終了ポインタをセットし(ブロック420)、データを圧縮する試みが、図13のブロック446へ戻る前に成功していたことを示す。この場合に、格納、符号化されたデータは、送信モード中にメモリから繰り返し読み込まれるより短い形へ圧縮される。
ブロック410において、プログラムが、モードビットは1に等しくないと決定するならば、プログラムは、格納され符号化されたデータが、長い低期間を有するか、どうかを決定する(ブロック424)。格納されたデータが長い低期間を有していなければ、データは連続していると決定され、ブロック428において、プログラムは、全データバンクが、符号化されたデータを格納するために使用されなければならないことを決定する。ブロック424において、データが長い低期間を有していないと決定されるならば、圧縮されたデータに関する開始ポインタが、格納、符号化データの最初の位置に等しくセットされ(ブロック430)、圧縮データの終了ポインタは、格納符号化データ内の、長い低期間の最初の位置に等しくセットされる(ブロック432)。
その後、プログラムは、データが120サンプル以上のすべての連続論理高状態を有するか、どうかを決定するために、格納された圧縮データを探索する(ブロック434)。すべてのこのような連続した、高論理期間が見られるならば、プログラムは、ブロック436において、データを圧縮する試みが失敗に終わったことを示し、図13のブロック446へ戻る。120より多いサンプルの連続高い期間がなければ、格納された圧縮データは調べられて、二つの連続サンプルについて存在しない論理の高/低状態の発生があるか、どうかを決定する(ブロック440)。そのような発生が識別されるならば、データを圧縮する試みが失敗に終わっており、ブロックがブロック446へ進むことが、ブロック436において示される。
このような発生がブロック440になければ、開始から終了までの格納され圧縮データ列が、10サンプルより少ないか、どうかが決定される(ブロック442)。データ列が、10サンプルより少ない長さであれば、データを圧縮する試みが失敗に終わっていることがブロック436に示される。他方で、格納された圧縮データが10以上のサンプルで構成しているならば、データを圧縮する試みが、成功したことがブロック444において示され、ブロックは図13のブロック446へ進む。
図13のブロック446において、符号化されたデータを圧縮する試みが、成功していたか、どうかが決定される。この試みが成功していなければ、マイクロ制御器57は、ブロック400においてノイズカウンタNOISCNTを増加し、プログラムは上述のように進行する。符号化されたデータが成功裏に圧縮されたならば、プログラムは、データが一定のパルスデータであることが前に認められていたか、どうかを決定する(ブロック448)。データが一定のパルスデータでなければ、プログラムは、再度、ブロック450において、図17,18のENCODEサブルーチンを呼び出すことにより、データを符号化しようと試みる。データが一定パルスデータであるか、または、データが、テストブロック452により示されているように、ブロック450において成功裏に符号化されるならば、プログラムは、図14のブロック454へ進む(ブロック452)。あるいは、プログラムは、ブロック400へ進み、そこで、ノイズカウンタNOISCNTを増分し、上述のように進む。
ブロック454(図14)において、プログラムは、モードビットと単一トーンビットとを探索することにより、データがGENIEデータであるか、どうかを決定する。モードビットが1に等しく、単一トーンフラッグが設定されていなければ、プログラムはブロック456へ進み、そこで、マイクロ制御器57は、受信された起動信号の識別された搬送周波数を290〜320MHzの範囲にある数個の既知のGENIE動作周波数の一つへ分類する。従って、例えば、受信された起動信号の識別された搬送周波数が、301から304MHzの間であるならば、マイクロ制御器57は、格納し、その後送信する搬送周波数が、300と305MHzの閉端でなければならないことを決定する。また、ブロック456において、プログラムはDATPREフラッグをセットし、データが検出されていることを示す。次に、プログラムはブロック458へ進み、マイクロ制御器57は、図9のブロック218へ戻る前に、新しいデータを格納する。
ブロック454において、プログラムが、モードビッドが1に等しくないことを決定するならば、VCO73の周波数が周波数テーブルの周波数より3MHz低くセットされた場合に(ブロック460)、データが最初に検出されたか、どうかを決定するために、Xの値が"0"に等しいか、どうかを決定する。Xの値が"0"に等しいならば、この値が前の値から1MHz離れているか、どうかを決定するために(ブロック462)、プログラムは、周波数テーブルの次の周波数を探す。周波数テーブルの次の周波数が、1MHz離れているならば、マイクロ制御器57は新しいデータを格納し(ブロック458)、プログラムはブロック218へ戻り(図9)、前述のように進行する。周波数テーブルの次の周波数が、前の周波数から1MHz離れていなければ、マイクロ制御器57は、データを保管し、LED48が速く点滅する信号を出力し、このようにして、一連の訓練が成功していることを示す(ブロック464)。
ブロック460において、プログラムが、Xが"0"に等しくないことを決定するならば、プログラムは、DATPREVフラッグが1に等しいか、どうかを検査する(ブロック466)。DATPREVフラッグが1に等しいならば、プログラムは、前のデータが周波数テーブルに格納された周波数より3MHz低く訓練されたか、どうかを決定する(ブロック468)。前のデータが周波数テーブルに格納された周波数より3MHz低く訓練されたならば、マイクロ制御器57は、VCO周波数が周波数テーブルの周波数より3MHz低かったときに得られたデータヘ戻り、LED48を速く点滅させて、一連の訓練が成功していることを知らせる(ブロック470)。前のデータが、VCO73の周波数が周波数テーブルの周波数より3MHz低いときに訓練されなかったならば、マイクロ制御器57は、データを保管し、LED48を速く点滅させて(ブロック464)、一連の訓練が成功していることを示す。
再び図13に関し、マイクロ制御器57が、引き出されたデータコードが単一トーンであるとブロック404において決定し、STUBERNビットがセットされていないとブロック406において決定するならば、プログラムは、図15のブロック472へ進む。ブロック472において、マイクロ制御器57は、DATPREVフラッグがセットされているか、どうかを決定する。DATPREVフラッグがセットされているならば、マイクロ制御器57は、LED48を速く点滅させて、一連の訓練が成功していることを示す(ブロック474)。一方で、DATPREVフラッグがセットされていなければ、マイクロ制御器57は、周波数テーブルから読み取られた最後の周波数が、カナダ周波数であるか、どうかを決定することにより、マイクロ制御器がカナダの速いモードで動作しいるか、どうかを決定する(ブロック476)。マイクロ制御器57が、カナダの速いモードで動作しているならば、マイクロ制御器57は図9のブロック308へ進み、前述のように進行する。マイクロ制御器57が、カナダの速いモードで動作していないならば、マイクロ制御器は、3MHzの中間周波数をVCO73の周波数へ加える(ブロック478)。
次に、マイクロ制御器57は、Rの値を格納し、マイクロ制御器57のNVMにおける増大したVCO周波数を必要とするNの値を格納する(ブロック480)。次に、マイクロ制御器57は、VCO73の周波数を2MHzだけ低下し(ブロック482)、この周波数を可変DATCHKに格納する(ブロック484)。次に、プログラムは、図17,18のENCODEサブルーチンを呼び出し(ブロック486)、データをこの新しいVCO周波数で符号化する。このデータが成功裏に符号化されないならば(ブロック488)、プログラムは、DATPREVフラッグをセットして(490)、図9のブロック218へ戻る。ブロック218へ戻ることにより、プログラムは、データが、周波数テーブルの次の周波数より3または4MHz低い周波数において検証されるか、どうかを検査することができる。検証されたデータが、これらの周波数において認められないならば、プログラムが、DATPREVフラッグがブロック256においてセットされていることを決定するので、成功した訓練は、ブロック258において示される。
ブロック488において、プログラムが、データを符号化する試みが成功していると決定するならば、プログラムは、符号化されたデータが単一トーンデータであるか、どうかをブロック492において決定する。データが単一トーンデータでないならば、マイクロ制御器57は、ノイズカウンタNOISCNTをクリアし、STUBRNビットをセットして(ブロック494)、図13のブロック480へ進む。成功した符号化データが、単一トーンデータであるならば、マイクロ制御器57は、データの周波数を検査して、その周波数が18kHzより高いか、どうかを決定する(ブロック496)。次に、データが18kHzより高い周波数を有するならば、マイクロ制御器57は、前のすべてのデータが、15kHzより低い周波数を有していたか、どうかを検査する(ブロック498)。前のすべてのデータが、15kHzより低い周波数を有していないか、または、成功裏に符号化された単一トーンデータの周波数が、18kHz高くないならば、マイクロ制御器プログラムは、ブロック476へ戻り、前述のように進行する。前のすべてのデータが、15kHzより低い周波数を有していたならば、プログラムは、DATPREVフラッグをセットし(ブロック500)、図9のブロック218へ戻り、前述のように進行する。
上記プロセスは、成功した一連の訓練が知らされるか、または、マイクロ制御器57が、遠隔送信器が普通動作する200と400MHzの範囲において、1MHz時間間隔ですべての周波数においてデータを探索してしまうまで、続く。
本発明は、好適な実施態様により、特定の要素を有し、特定の方法で動作するように説明されているが、本発明の幾つかの特徴は、本発明のほかの特徴を細部にわたって必要とすることなく、実施することが出来る。例えば、動的同調可能なアンテナを有する訓練可能なトランシーバは、可変利得増幅器または短時間起動信号について訓練する手順を必要とせず、また、有していない。同様に、短時間起動信号について訓練する手順は、上記の好適な実施態様の個々の構造により実施する必要はない。例えば、短時間起動信号の訓練手順は、米国特許No.5,442,340に開示されているような訓練可能なトランシーバにおいて実施することが出来る。
多様な修正と改良が、請求の範囲と法により認められた範囲とにより決定される本発明の精神と範囲から逸脱することなく、本発明について行うことが出来ることは、本発明を実施する当事者および本技術の専門家により理解されるであろう。
本発明の訓練可能なトランシーバを格納するオーバーヘッドコンソールを備えた車両内部の部分斜視図である。 本発明の訓練可能なトランシーバの斜視図である。 本発明の訓練可能なトランシーバを組み入れたバイザーの斜視図である。 本発明の訓練可能なトランシーバを組み入れた後写鏡組立体の斜視図である。 本発明の訓練可能なトランシーバの部分的にブロックで構成された電気回路の説明図である。 図5に示された回路の細部を示す部分的にブロックで構成された電気回路の説明図である。 図6Aに示された電圧制御発振器の細部を示す電気回路の説明図である。 図6Aに示された位相固定ループの細部を示す部分的にブロックで構成された電気回路の説明図である。 図5と6Aに示されたマイクロ制御器をプログラミングする流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマィクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる一連の訓練の流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる訓練プログラムにおいて使用されるデータ検証サブルーチンの流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる訓練プログラムにおいて使用される符号化サブルーチンの流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる訓練プログラムにおいて使用される符号化サブルーチンの流れ図である。 図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行われる訓練プログラムにおいて使用される圧縮サブルーチンの流れ図である。
符号の説明
43 トランシーバ
44,46,47 プッシュボタンスイッチ
45 格納体
48 LED
49 スイッチインタフェース回路
50 オーバーヘッドコンソール
55 訓練可能なトランシーバ回路
56 電源
57 マイクロ制御器
58 RF回路
59 アンテナ
62 入力端子
65 遠隔送信器
81 増幅器
82 帯域フィルター
70 ループアンテナ
73 VCO
74 VGA
79 混合器
92 R除算レジスタ
93 N除算レジスタ

Claims (5)

  1. 装置を遠隔作動する起動信号を送信するラジオ周波数送信器において:
    起動信号を送信する動的同調可能なアンテナにして、制御入力と前記制御入力へ送られたアンテナ制御データに応答して変化する共振周波数とを有する前記動的同調可能なアンテナと;
    出力データを送る前記動的同調可能なアンテナへ接続された、起動信号のラジオ周波数搬送波とコードとを識別する制御器にして、前記動的同調可能なアンテナの共振周波数を選択的制御して、起動信号のラジオ周波数搬送波と整合するために、前記制御器がさらに、アンテナ制御データを前記動的同調可能なアンテナの前記制御入力へ送る前記制御器と;
    前記制御器と前記動的同調可能なアンテナとへ接続され、前記出力データを前記制御器から受信し、受信された出力データ内の識別されたラジオ周波数とコードとを有する起動信号を前記動的同調可能なアンテナから送信する可変周波数信号発生器と;を含んでいることを特徴とする前記送信器。
  2. 請求項1に記載の送信器において:送信器が離れたガレージドアの開放送信器であり、起動信号により遠隔作動される装置がガレージドア開放機構であることを特徴とする前記送信器。
  3. 請求項1に記載の送信器において:さらに、種々の装置を遠隔作動する異なる起動信号とそれぞれ関連した複数の選択スイッチを有し、前記制御器が、前記複数の選択スイッチの押された一つのスイッチと関連した起動信号のラジオ周波数搬送波とコードとを識別し、出力データを選択して、前記可変周波数信号発生器へ送ることを特徴とする前記送信器。
  4. 請求項1に記載の送信器において:前記可変周波数信号発生器から送信される起動信号のラジオ周波数に基づいて前記動的同調可能なアンテナのインピーダンスレベルを選択することにより、前記制御器が共振周波数を選択することを特徴とする前記送信器。
  5. 請求項1に記載の送信器において:前記動的同調可能なアンテナが接地へ接続された一つの端子とバラクタダイオードへ接続された第二の端子とを有するループアンテナであり、前記バラクタダイオードが前記ループアンテナの前記第二端子へ接続された陽極と、前記制御器と前記可変周波数信号発生器とへ接続された陰極とを有していることを特徴とする前記送信器。
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