JP2006279253A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスポイントとなる複数の無線通信装置が存在しても、それらの配置にかかわらず、送信される周期的通知情報の衝突を回避できるようにする。
【解決手段】 アクセスポイントとなる無線通信装置において、接続される無線通信装置に対して送信する周期的通知情報の送信周期値を、予め用意した設定値群の中から選択して送信周期として設定し、設定した送信周期に従って周期的通知情報を無線通信で送信するようにして、各無線通信装置が独立且つランダム選択した送信周期値に応じた送信周期で周期的通知情報を送信し、異なる無線通信装置から送信される周期的通知情報の衝突を確率的に回避することができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信システムに関し、詳しくは、無線通信における周期的通知情報の衝突回避技術に関する。
IEEE802.11規格に準拠したワイヤレスLAN(無線LAN)等の無線通信システムには、一定の時間間隔での周期的な情報の通知が行われているものがある。この周期的通知情報は、データを中継する装置としての無線通信装置(以下、これを「アクセスポイント」と呼ぶ。)が、アクセスポイントに接続する端末としての無線通信装置(以下、これを「ステーション」と呼ぶ。)に対して送信するものであり、「ビーコン(Beacon)」と呼ばれている。
ビーコンの役割は、ステーションが接続可能なアクセスポイントを発見できるようにすることもあるが、主にステーションの時間管理である。無線通信システムにおいては、ビーコン送信を契機としていくつかの特殊なデータ送受信が開始されるため、ステーションはアクセスポイントから送信されるビーコンを受信できるようにしておく必要がある。
ステーションは、通常、データを常に受信できるアクティブな状態であるのが一般的である。しかし、動作状態としてスリープ状態を持つステーションでは、スリープ状態になってしまうと無線電波を受信することができないので、ビーコンが送信される前にはスリープ状態から一旦復帰してアウェイク状態になっていなければならない。
このように、スリープ状態になり得るステーションが無線通信システム内に存在することもあるため、アクセスポイントからのビーコンの送信は、不定期に行うことができず、周期的に行うようになっている。また、ステーションは、ビーコンが周期的に送信されることで、予め設定されるビーコンの送信周期に同期して一定周期毎にアウェイク状態になりビーコンを受信できる。
ここで、上述したような無線通信システムにおいて、図9(A)に示すように2つ以上のアクセスポイントがある場合について考える。
図9(A)は、2つのアクセスポイントが存在する無線通信システムの一例を示す図である。図9(A)において、AP1、AP2はアクセスポイントであり、STA1〜STA6はステーションである。また、91、92は、それぞれアクセスポイントAP1、AP2から送信される電波の到達範囲を模式的に示したものであり、範囲91、92の内部(円内)においてアクセスポイントAP1、AP2から送信される電波を受信可能である。
図示したようにアクセスポイント(図9(A)の例ではAP1、AP2)が2つ以上ある場合に、それらが同一の周波数帯域(チャンネル)を使用して無線通信を行っていると、電波の送信タイミングによっては範囲91、92の重複領域において電波干渉が起きる。電波干渉が起きると、アクセスポイントAP1、AP2の電波の到達範囲91、92の重複領域に存在するステーション(図9(A)の例ではSTA3)は正しく電波を受信することができない。
従来技術においては、無線通信システムにて使用可能なチャンネルを複数用意しておき、2つ以上のアクセスポイントが存在する場合には異なるチャンネルを使用する、すなわち使用する周波数帯域をずらすことで、電波干渉(ビーコンの衝突等)が起きることを回避していた。また、2つ以上のアクセスポイントが同じチャンネルを使用していたとしても、送信周期と送信タイミングとの少なくとも一方が異なれば良いので、ビーコンが衝突する確率は低い。
しかしながら、ビーコンが周期的に送信されるという性質上、送信周期と送信タイミングが重なってしまうと常に電波干渉が起き、図9(B)の時刻t91〜t95に示すように異なるアクセスポイントから送信されたビーコンが衝突することになる。図9(B)は、アクセスポイントAP1、AP2からのビーコンの送信タイミングを示した図であり、説明をわかりやすくするために時間を離散的に区切って模式的に示している。このような場合には、アクセスポイントAP1、AP2とステーションSTA3とは無線通信を行うことができず、通信不能となる。
例えば、将来的に無線通信システムにてアクセスポイントの数(密度)が増加した場合には、チャンネル数には上限があるため、使用される電波密度が上がる。したがって、上述したように、送信周期と送信タイミングとの両方が重なってしまう確率が高まり、ビーコンが衝突する確率も上がる。
また、従来技術として、例えば特許文献1に示されるように、各々がアクセスポイントに相当する複数の制御局がある無線通信システムにて、制御局間で通信を行ってデータをやり取りし、ビーコンの制御を可能にしたものがある。例えば、一時的に短い周期のビーコンを設定することで、ビーコンの送信タイミングの微調整を行っている。しかしながら、制御局の配置によっては、制御局間での通信を行うことができず、電波干渉を起こす領域が発生する。
特開2004−40645号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、アクセスポイントとなる複数の無線通信装置が存在しても、それらの配置にかかわらず、送信される周期的通知情報の衝突を回避できるようにすることを目的とする。
本発明の無線通信装置は、接続される無線通信装置に対して送信する周期的通知情報の送信周期値を、予め用意した設定値群の中から選択手段が選択し、選択した送信周期値を周期的通知情報の送信周期として設定手段が設定し、設定した送信周期に従って周期的通知情報を無線通信で送信する。
上記構成によれば、周期的通知情報を送信する無線通信装置が複数存在しても、予め用意した設定値群の中から各無線通信装置が独立且つランダムに送信周期値を選択し、選択された送信周期値に応じた送信周期で周期的通知情報が送信されるので、異なる無線通信装置から送信される周期的通知情報の衝突を確率的に回避することができる。
本発明によれば、予め用意した設定値群の中から独立且つランダムに選択した送信周期で無線通信装置が周期的通知情報を送信するので、周期的通知情報を送信する無線通信装置が複数存在しても、それらの配置にかかわらず、異なる無線通信装置から送信される周期的通知情報の衝突を確率的に回避することができ、通信不能になることを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による無線通信装置10の構成例を示すブロック図であり、無線通信システムにおいてアクセスポイントとなる無線通信装置を図示している。すなわち、図1に示す無線通信装置10は、無線通信システムにおいて、接続されるステーション等の無線通信装置に対して周期的通知情報であるビーコンを送信する無線通信装置である。
なお、図1においては、無線通信装置10におけるビーコンの送信周期制御に係る構成について具体的に示している。その他の構成については図示を簡略又は省略しているがアクセスポイントとして機能するための従来公知の構成を有していることは言うまでもない。
無線通信装置10は、図1に示すように、制御部11、計時部12、送信周期選択部13、判定部15、送信周期設定部16、送信部17、受信部18、情報処理部19、及びアンテナ20を有する。
制御部11は、無線通信装置10が有する各機能部13、15〜19等を統括的に制御するものである。制御部11は、例えば計時部12での計時結果や情報処理部19での受信データの処理結果などに基づいて指示を行い、各機能部13、15〜19の動作を管理制御する。計時部12は、計時機能を有しており、無線通信装置10の動作タイミング等を計るためのものである。
送信周期選択部13は、予め用意された設定値群14の中から、ビーコンの送信周期値(送信間隔)Tを選択する。ここで、送信周期値Tは自然数であり、送信周期値Tに所定の単位時間(単位時間としては例えば1msや10ms)を乗じたものがビーコンの送信周期となる。
設定値群14は、ビーコンの送信周期値としての最小値Tmin及び最大値Tmax(値Tmin、Tmaxについても、値Tと同様に、所定の単位時間を乗じたものが送信周期の最小値及び最大値となる。)により規定されており、このTmin〜Tmaxの間の任意の自然数が含まれる。一例をあげれば、設定値群14には、単位時間を1msとして最小値Tminに50、最大値Tmaxに2000を用意する。なお、最小値Tminと最大値Tmaxとの組合せを複数用意しておき、設定等により適宜選択できるようにしても良い。
つまり、送信周期選択部13は、送信周期値として選択可能な用意されたTmin〜Tmaxの間からランダム(無作為)に送信周期値Tを選択する。このとき、送信周期選択部13は、例えば、乱数を発生して得られた値がTmin〜Tmaxの間の値であるか否か判断するようにして送信周期値Tの選択を行う。そして、送信周期選択部13は、選択した送信周期値T及び選択処理の試行回数を判定部15に出力する。
判定部15は、送信周期選択部13で選択されたビーコンの送信周期値Tが所定の条件を満足するか否かを判定する。本実施形態では、判定部15は、選択された送信周期値Tが素数であるか否かを判定する。その結果、送信周期値Tが素数である場合には、それを送信周期設定部16に出力し、送信周期値Tが素数でない場合には、送信周期選択部13に対する送信周期値Tの再選択を要求する。
また、判定部15は、送信周期選択部13が送信周期値Tの選択を何回行ったか、すなわち送信周期値Tの選択処理の試行回数が一定回数(例えば10回)以上であるか否かを判定する。その結果、試行回数が一定回数以上である場合には、判定部15は、送信周期選択部13に対する送信周期値Tの再選択を要求せずに、選択された送信周期値Tを送信周期設定部16に出力する。
送信周期設定部16は、判定部15より供給されるビーコンの送信周期値Tを、ビーコンの送信周期Tsとして設定する。送信部17は、アンテナ20より無線通信でデータ(情報)を送信するためのものである。送信部17は、ビーコンの送信制御については、送信周期設定部16に設定されたビーコンの送信周期Tsに従って、情報処理部19から供給される情報(ビーコン)をアンテナ20より送信する。
受信部18は、無線通信で伝送されたデータ(情報)をアンテナ20を介して受信するためのものである。情報処理部19は、ビーコンにより送信する情報を含む各種データ(情報)を生成処理や、送受信するデータの符号化や復号化等の各種データ処理等を行う。
次に、動作について説明する。
なお、設定されたビーコンの送信周期Tsに従って実際にビーコンを送信する動作等は、従来と同様であるので説明は省略する。以下の説明では、ビーコンの送信周期Tsの設定動作についてのみ説明する。
図2は、第1の実施形態における無線通信装置10でのビーコンの送信周期Tsの設定動作を示すフローチャートである。
無線通信装置10にて設定動作が開始されると、送信周期選択部13は、設定値群14として用意されたTmin〜Tmaxの間からランダムにビーコンの送信周期値Tを選択する(ステップS11)。
次に、判定部15は、ステップS11において選択された送信周期値Tが素数であるか否かを判定する(ステップS12)。この判定の結果、送信周期値Tが素数である場合(ステップS12のYES)には、送信周期設定部16は、送信周期値Tをビーコンの送信周期Tsとして設定し(ステップS13)、設定動作を終了する。
一方、ステップS12での判定の結果、送信周期値Tが素数でない場合(ステップS12のNO)には、判定部15は、送信周期値Tの選択処理の試行回数、すなわちステップS11の実行回数が一定回数以上であるか否かを判定する(ステップS14)。その結果、送信周期値Tの選択処理の試行回数が一定回数以上でない場合(ステップS14のNO)には、ステップS11に戻って、送信周期値Tの選択を行う。一方、送信周期値Tの選択処理の試行回数が一定回数以上である場合(ステップS14のYES)には、ステップS13に進み、送信周期設定部16が、送信周期値Tをビーコンの送信周期Tsとして設定して終了する。
図3(A)、(B)を参照して、第1の実施形態における無線通信システムについて説明する。
図3(A)は、第1の実施形態における無線通信システムの一例を示す図である。図9(A)において、AP1、AP2は、アクセスポイントであり、上記図1に示した無線通信装置10で構成される。31、32は、それぞれアクセスポイントAP1、AP2から送信される電波の到達範囲を模式的に示しており、範囲31、32の内部(円内領域)においてアクセスポイントAP1、AP2からの電波を受信可能である。
STA1〜STA6は、ステーションであり、従来と同様に構成される。図3(A)に示すように、ステーションSTA3は、アクセスポイントAP1、AP2からの電波の到達範囲31、32の重複領域に存在する。
図3(B)は、上述したようにして設定されたビーコンの送信周期Tsに従って送信されるアクセスポイントAP1、AP2からのビーコンの送信タイミングを示した図である。図3(B)においては説明をわかりやすくするために、時間を離散的に区切って模式的に示している。
図3(B)に示すように、アクセスポイントAP1、AP2は、それぞれ独立して制御を行い、図3(B)での7区分、5区分に相当する送信周期Tsでビーコンをそれぞれ送信している。したがって、図3(B)の時刻t1に示されるように、アクセスポイントAP1からのビーコン送信において5回のうち1回は、アクセスポイントAP2から送信されるビーコンと衝突する。同様に、アクセスポイントAP2からのビーコン送信において7回のうち1回は、アクセスポイントAP1から送信されるビーコンと衝突する。なお、ビーコンが衝突した場合には、それを受信しうる状態であったステーションは、何ら動作を行わずに次のビーコンを待つようにしても良いし、アクセスポイントに対して問い合わせを行うようにしても良い。
このように、アクセスポイントAP1、AP2から送信されるビーコンは、それぞれK回(Kは自らとは異なるアクセスポイントの送信周期値)のうち1回だけ衝突してしまうが、連続的に衝突することはなく、ステーションSTA1〜STA6、特に範囲31、32の重複領域に存在するステーションSTA3、が恒常的に通信不能になってしまうことを防止できる。
以上、説明したように本実施形態によれば、各無線通信装置10が独立して、用意された設定値群14の中からランダムにビーコンの送信周期値Tを選択し、選択した送信周期値Tをビーコンの送信周期Tsとして設定してビーコンを送信する。これにより、アクセスポイントとなる無線通信装置が複数存在し、それらの電波の到達範囲に重複領域があっても、複雑な構成を追加することなく、且つアクセスポイント(無線通信装置)の配置にかかわらず、ビーコンの衝突を確率的に回避することができ、通信不能になることを防止できる。
さらには、選択された送信周期値Tが素数であるか否かを判定し、送信周期値Tが素数である場合にはビーコンの送信周期Tsとして設定し、そうでない場合には送信周期値Tを再選択するようにしたので、選択された送信周期値Tを無条件で送信周期Tsとして設定するよりもビーコンの衝突頻度を低減することができる。なお、送信周期値Tが素数であるか否かを判定せずに無条件で送信周期Tsとして設定するようにしても良いが、上述したことから素数である送信周期値Tを送信周期Tsとして設定するようにすることが望ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
以下に説明する第2の実施形態は、各無線通信装置がビーコンの送信周期値Tをランダムに選択するとともに、電波干渉し得る他の無線通信装置のビーコンの送信周期を認識して、それとは異なる周期でビーコンの送信周期Tsを設定するようにして、ビーコンが連続的に衝突することを確実に回避できるようにするものである。
図4は、第2の実施形態による無線通信装置40の構成例を示すブロック図である。この図4において、図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、図4においても、無線通信システムにおいてアクセスポイントとなる無線通信装置を図示しており、図4に示す無線通信装置40は、無線通信システムにおいて、接続されるステーション等の無線通信装置に対して周期的通知情報であるビーコンを送信する無線通信装置である。
また、図4においては、図1と同様に、無線通信装置40におけるビーコンの送信周期制御に係る構成について具体的に示し、その他の構成については図示を簡略又は省略しているがアクセスポイントとして機能するための従来公知の構成を有していることは言うまでもない。
無線通信装置40は、図4に示すように、制御部11、計時部12、送信周期選択部13、判定部15A、送信周期設定部16、送信部17、受信部18、情報処理部19、及びアンテナ20に加え、受信ビーコン記憶部41、及び受信ビーコン解析処理部42を有する。
判定部15Aは、送信周期選択部13で選択されたビーコンの送信周期値Tが所定の条件を満足するか否かを判定する。第2の実施形態では、判定部15Aは、第1の実施形態における判定部15と同様に、選択された送信周期値Tが素数であるか否か、及び送信周期値Tの選択処理の試行回数が一定回数以上であるか否かを判定する。
さらに、判定部15Aは、選択された送信周期値Tに基づくビーコンの送信周期が、他の無線通信装置(他のアクセスポイント)のビーコンの送信周期と異なるか否かを判定する。その結果、選択された送信周期値Tに基づくビーコンの送信周期が、他の無線通信装置のビーコンの送信周期と同一である場合には、判定部15Aは、送信周期選択部13に対する送信周期値Tの再選択を要求する。
受信ビーコン記憶部41は、受信部18により受信された他の無線通信装置(アクセスポイント及びステーション)からのビーコンを記憶する。
受信ビーコン解析処理部42は、受信ビーコン記憶部41に記憶された受信ビーコンを解析し、他のアクセスポイントのビーコンの送信周期に係る情報を取得する。なお、使用するチャンネルが異なれば電波干渉が起きることはないので、同一のチャンネルを使用する他のアクセスポイントのビーコンの送信周期に係る情報が少なくとも取得できれば良い。
ここで、ビーコンは、一般にアクセスポイントからのみ送信されるが、第2の実施形態ではステーションは、アクセスポイントが送信するビーコンに相当するビーコン相当フレームを送信しており、このビーコン相当フレームも受信ビーコンとして受信ビーコン記憶部41に記憶する。ビーコン及びビーコン相当フレームは、一定時間内(許容される最大のビーコン送信周期期間内)に必ず1回は送信されるようにしておき、例えばスリープ状態となりうるステーションであっても、ビーコン相当フレームを送信させるために一旦復帰させる。このビーコン相当フレームを用いることにより、無線通信装置40が他のアクセスポイントと直接に無線通信を行うことができなくとも、他のアクセスポイントの存在及びそのビーコンの送信周期等に係る情報を得ることが可能となる。
次に、動作について説明する。
なお、以下の説明では、ビーコンの送信周期Tsの設定動作についてのみ説明し、その他の動作については従来と同様であるので説明は省略する。
図5は、第2の実施形態における無線通信装置40でのビーコンの送信周期Tsの設定動作を示すフローチャートである。なお、図5に示す動作は、無線通信装置40が新たにアクセスポイントとして追加される場合の動作である。
ビーコンの送信周期Tsの設定動作を開始すると、無線通信装置40は、一定時間、無線通信における電波を監視することにより、既に存在する他の無線通信装置(アクセスポイント及びステーション)を検出する。この電波の監視において、他の無線通信装置から送信されたビーコン或いはビーコン相当フレームを受信した場合には、受信したビーコン或いはビーコン相当フレームを受信ビーコン記憶部41に記憶し登録する(ステップS21〜ステップS23)。
そして、電波の監視を開始してから一定時間が経過すると(ステップS21のYES)、受信ビーコン解析処理部42は、上述した電波の監視において受信され受信ビーコン記憶部41に記憶されたビーコン及びビーコン相当フレームの解析処理を行い、他のアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoを取得する。受信ビーコン記憶部41に記憶されているすべてのビーコン及びビーコン相当フレームを解析することにより、既に存在するすべてのアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoが認識される(ステップS24)。
続いて、送信周期選択部13は、設定値群14として用意されたTmin〜Tmaxの間からランダムにビーコンの送信周期値Tを選択する(ステップS25)。
次に、判定部15Aは、ステップS25において選択された送信周期値Tに基づくビーコンの送信周期が、ステップS24において得られた既に存在するアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoと異なるか否かを判定する(ステップS26)。この判定の結果、送信周期値Tに基づくビーコンの送信周期が、既に存在するアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoと同じである場合(ステップS26のNO)には、ステップS25に戻って、送信周期値Tの選択を再び行う。
一方、ステップS26での判定の結果、送信周期値Tに基づくビーコンの送信周期が、既に存在するアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoと異なる場合(ステップS26のYES)には、ステップS27に進む。なお、ステップS27、S28、及びS29での処理は、第1の実施形態におけるステップS12、S13、及びS14とそれぞれ同様であるので説明は省略する。
以上、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、さらに既に存在するアクセスポイントのビーコンの送信周期Tsoとは異なるようにビーコンの送信周期を設定することにより、ビーコンが連続的に衝突することを確実に回避することができる。
なお、第1及び第2の実施形態では、送信周期値Tは、用意された設定値群14の中からランダムに値を選択して、それが素数であるか否かを判定するようにしているが、設定値群14としてTmin〜Tmaxの間の素数を予め格納した設定値テーブルを用意し、それを参照して送信周期値Tを選択するようにしても良い。この場合には、選択した送信周期値Tとして確実に素数が選択され、送信周期値Tが素数であるか否かの判定を行う必要がないので処理の高速化を図ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
以下に説明する第3の実施形態は、各無線通信装置がビーコンの送信周期Tsを動的に変更可能なようにしたものである。図6(A)、(B)は、第3の実施形態による無線通信装置60、70の構成例を示すブロック図である。
なお、図6(A)は、無線通信システムにおいてアクセスポイントとなる無線通信装置を図示しており、図6(A)に示す無線通信装置60は、無線通信システムにおいて、接続されるステーション等の無線通信装置に対して周期的通知情報であるビーコンを送信する無線通信装置である。この図6(A)において、図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、図6(B)は、無線通信システムにおいてステーションとなる無線通信装置を図示しており、図6(B)に示す無線通信装置70は、無線通信システムにおいて、接続されるアクセスポイントからの周期的通知情報であるビーコンを受信する無線通信装置である。また、図6(A)、(B)においては、無線通信装置60、70におけるビーコンの送信周期制御及び受信周期制御に係る構成について具体的に示し、その他の構成については図示を簡略又は省略しているが、それぞれアクセスポイント、ステーションとして機能するための従来公知の構成を有していることは言うまでもない。
アクセスポイントとなる無線通信装置60は、図6(A)に示すように、制御部11、計時部12、送信周期選択部13、送信周期設定部16、送信部17、受信部18、情報処理部19、及びアンテナ20を有する。
無線通信装置60においては、送信周期選択部13は、選択した送信周期値Tを送信周期設定部16及び情報処理部19に出力する。情報処理部19は、供給された送信周期値Tを示す情報を含ませビーコンにより送信する情報を生成する。なお、第3の実施形態では、後述するようにビーコンを送信する毎に、送信周期選択部13が送信周期値Tの選択を行うので、選択処理の高速化を図るために設定値群14として設定値が格納された設定値テーブルを用いることが望ましい。
ステーションとなる無線通信装置70は、図6(B)に示すように、制御部71、計時部73、送信部74、受信部76、受信ビーコン解析処理部76、情報処理部77、及びアンテナ78を有する。
制御部71は、状態制御部72を有し、無線通信装置70が有する各機能部73〜77等を統括的に制御するものである。制御部71は、例えば計時部72での計時結果や情報処理部77での受信データの処理結果などに基づいて指示を行い、各機能部73〜77の動作を管理制御する。
状態制御部72は、無線通信装置70の動作状態を制御するものであり、制御可能な動作状態としては、常に動作状態であるアクティブ状態、動作を停止した待機状態であるスリープ状態、及びスリープ状態から一旦復帰した動作状態であるアウェイク状態等がある。計時部73は、計時機能を有しており、無線通信装置70の動作タイミング等を計るためのものである。
送信部74は、アンテナ78より無線通信でデータ(情報)を送信するためのものであり、受信部75は、無線通信で伝送されたデータ(情報)をアンテナ78を介して受信するためのものである。受信ビーコン解析処理部76は、受信部75により受信されたアクセスポイントからのビーコンを解析し、このアクセスポイントから次のビーコンが送信されるタイミングを示す時間情報を取得する。情報処理部77は、送信部74より送信する各種データ(情報)の生成処理や、送受信するデータの符号化や復号化等の各種データ処理等を行う。
次に、動作について説明する。
まず、アクセスポイント(ビーコン送信側)の動作について説明する。
図7は、第3の実施形態における無線通信装置60でのビーコン送信動作を示すフローチャートである。
無線通信装置60の送信周期選択部13は、設定値群14として用意されたTmin〜Tmaxの間からランダムに次のビーコンの送信周期値Tを選択する(ステップS31)。
次に、選択された送信周期値Tの情報を含むビーコンを情報処理部19により生成した後、送信部17は、送信周期設定部16に設定されたビーコンの送信周期Tsに従って、情報処理部19から供給されるビーコンを送信する(ステップS32)。また、このとき、選択された送信周期値Tが、次のビーコンの送信周期Tsとして送信周期設定部16に設定され更新される。
そして、無線通信装置60は、ビーコンを送信してから送信周期Tsが経過するまで待ち、送信周期Tsが経過するとステップS31に戻り、上述した動作を繰り返す。
次に、ステーション(ビーコン受信側)の動作について説明する。
図8は、第3の実施形態における無線通信装置70でのビーコン受信動作を示すフローチャートである。
無線通信装置70は、動作状態がスリープ状態である場合には、予め設定されている時間情報により指定されるビーコンの受信タイミングにて、一旦復帰しアウェイク状態に遷移する(ステップS36)。その後、アクセスポイントからのビーコンを受信部75にて受信するまでアウェイク状態で待機する(ステップS37)。
そして、アクセスポイントからのビーコンを受信すると(ステップS37のYES)、受信ビーコン解析処理部76は、受信したビーコンを解析して次のビーコンが送信されるタイミングを示す時間情報を取得し、取得した時間情報に設定されている時間情報を更新する(ステップS38)。
上述したようにして、受信したビーコンから次のビーコンの受信タイミングを取得したら、動作状態としてスリープ状態に遷移するように設定されている場合には、無線通信装置70は、スリープ状態に遷移する(ステップS40)。一方、そうでない場合には、ステップS40をスキップする。
そして、無線通信装置70は、ビーコンを受信してから時間情報に指定される時間が経過するまで待ち、その時間が経過するとステップS36に戻り、上述した動作を繰り返す。
以上、第3の実施形態によれば、アクセスポイントとなる無線通信装置60は、ビーコンを送信する毎に、設定値群14の中からランダムにビーコンの送信周期値Tを選択して次のビーコンの送信周期Tsとして設定してビーコンを送信する。これにより、ビーコンを送信する毎に動的にビーコンの送信周期を変更することができ、複数のアクセスポイントが存在しても、ビーコンの衝突を確率的に回避することができる。したがって、恒常的なビーコンの衝突を回避でき、通信不能になることを防止できる。また、ステーションとなる無線通信装置70に対しては、ビーコンにより次のビーコンの送信タイミングを通知するので、アクセスポイントにおいてビーコンの送信周期Tsを動的に変更されても、アクセスポイントとステーションとの間の無線通信を確実に行うことができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
(付記1)接続される無線通信装置に対して周期的通知情報を送信する無線通信装置であって、
上記周期的通知情報の送信周期値を、予め用意した設定値群の中から選択する選択手段と、
上記選択手段により選択した送信周期値を、上記周期的通知情報の送信周期として設定する設定手段と、
上記設定手段により設定した上記送信周期に従って、上記周期的通知情報を無線通信で送信する送信手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記2)上記送信周期値として選択可能な最小値及び最大値により上記設定値群が定められていることを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記3)上記最小値と上記最大値との間の任意の値から無作為に上記送信周期値を選択することを特徴とする付記2記載の無線通信装置。
(付記4)上記設定値が格納された設定値テーブルを参照して、上記送信周期値を選択することを特徴とする付記2記載の無線通信装置。
(付記5)上記選択手段により選択した送信周期値が、所定の条件を満足するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
上記判定手段での判定の結果、当該送信周期値が所定の条件を満足する場合には、当該送信周期値を上記周期的通知情報の送信周期として設定することを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記6)上記判定手段での判定の結果、上記選択手段により選択した送信周期値が上記所定の条件を満足しない場合には、上記選択手段は上記送信周期値を再び選択するとともに、
上記選択手段による上記送信周期値の選択を所定回数行った場合には、上記判定手段での判定結果にかかわらず、上記選択手段により選択した送信周期値を上記周期的通知情報の送信周期として設定することを特徴とする付記5記載の無線通信装置。
(付記7)上記判定手段は、上記選択手段により選択した送信周期値が素数であるか否かを判定することを特徴とする付記5記載の無線通信装置。
(付記8)上記判定手段は、上記選択手段により選択した送信周期値に基づく上記周期的通知情報の送信周期が、他の無線通信装置における上記周期的通知情報の送信周期と異なるか否かを判定することを特徴とする付記5記載の無線通信装置。
(付記9)上記判定手段は、上記選択手段により選択した送信周期値が素数であるか否かをさらに判定することを特徴とする付記8記載の無線通信装置。
(付記10)上記周期的通知情報の送信周期を動的に変更可能にしたことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記11)上記周期的通知情報を送信する毎に、上記周期的通知情報の送信周期を更新することを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記12)上記周期的通知情報の送信毎に次に送信する周期的通知情報の送信周期値を選択し、送信する上記周期的通知情報に上記選択され設定される送信周期値に係る情報を含ませ送信することを特徴とする付記10記載の無線通信装置。
(付記13)接続される無線通信装置からの周期的通知情報を受信する無線通信装置であって、
無線通信で送信された周期的通知情報を、設定された時間情報に従って受信する受信手段と、
上記受信手段で受信した周期的通知情報を基に、次の周期的通知情報が送信される上記時間情報を取得し、設定されている時間情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記14)上記受信手段で周期的通知情報を受信した後、上記時間情報により指定される時間まで動作状態をスリープ状態とすることを特徴とする付記13記載の無線通信装置。
(付記15)複数の無線通信装置が無線通信により通信可能な無線通信システムであって、
当該無線通信システム内の任意の無線通信装置が、接続される他の無線通信装置に対して送信する周期的通知情報の送信周期値を予め用意した設定値群の中から選択して、上記周期的通知情報の送信周期として設定し、設定した上記送信周期に従って上記周期的通知情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
(付記16)上記選択した送信周期値が所定の条件を満足するか否かを判定し、当該送信周期値が所定の条件を満足する場合には、当該送信周期値を上記周期的通知情報の送信周期として設定し、所定の条件を満足しない場合には、上記設定値群の中から上記送信周期値を再び選択することを特徴とする付記15記載の無線通信システム。
(付記17)上記周期的通知情報の送信周期を動的に変更可能にしたことを特徴とする付記15記載の無線通信システム。
(付記18)上記周期的通知情報の送信側では、上記周期的通知情報の送信毎に次に送信する周期的通知情報の送信周期値を選択して、送信する上記周期的通知情報に上記選択され設定される送信周期値に係る情報を含ませ送信し、
上記周期的通知情報の受信側では、受信した周期的通知情報を基に次の周期的通知情報が送信される時間情報を取得し、当該時間情報に従って次の周期的通知情報を受信することを特徴とする付記15記載の無線通信システム。
第1の実施形態による無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における無線通信装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における無線通信システムを説明するための図である。 第2の実施形態による無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態における無線通信装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態による無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態における無線通信装置(ビーコン送信側)の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における無線通信装置(ビーコン受信側)の動作を示すフローチャートである。 複数のアクセスポイントを有する無線通信システムの問題点を説明するための図である。
符号の説明
11、71 制御部
12、73 計時部
13 送信周期選択部
15、15A 判定部
16 送信周期設定部
17、74 送信部
18、75 受信部
19、77 情報処理部
41 受信ビーコン記憶部
42、76 受信ビーコン解析処理部
72 状態制御部

Claims (10)

  1. 接続される無線通信装置に対して周期的通知情報を送信する無線通信装置であって、
    上記周期的通知情報の送信周期値を、予め用意した設定値群の中から選択する選択手段と、
    上記選択手段により選択した送信周期値を、上記周期的通知情報の送信周期として設定する設定手段と、
    上記設定手段により設定した上記送信周期に従って、上記周期的通知情報を無線通信で送信する送信手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 上記選択手段により選択した送信周期値が、所定の条件を満足するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    上記判定手段での判定の結果、当該送信周期値が所定の条件を満足する場合には、当該送信周期値を上記周期的通知情報の送信周期として設定することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 上記判定手段は、上記選択手段により選択した送信周期値が素数であるか否かを判定することを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 上記判定手段は、上記選択手段により選択した送信周期値に基づく上記周期的通知情報の送信周期が、他の無線通信装置における上記周期的通知情報の送信周期と異なるか否かを判定することを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  5. 上記周期的通知情報の送信周期を動的に変更可能にしたことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  6. 上記周期的通知情報の送信毎に次に送信する周期的通知情報の送信周期値を選択し、送信する上記周期的通知情報に上記選択され設定される送信周期値に係る情報を含ませ送信することを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  7. 接続される無線通信装置からの周期的通知情報を受信する無線通信装置であって、
    無線通信で送信された周期的通知情報を、設定された時間情報に従って受信する受信手段と、
    上記受信手段で受信した周期的通知情報を基に、次の周期的通知情報が送信される上記時間情報を取得し、設定されている時間情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  8. 複数の無線通信装置が無線通信により通信可能な無線通信システムであって、
    当該無線通信システム内の任意の無線通信装置が、接続される他の無線通信装置に対して送信する周期的通知情報の送信周期値を予め用意した設定値群の中から選択して、上記周期的通知情報の送信周期として設定し、設定した上記送信周期に従って上記周期的通知情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
  9. 上記選択した送信周期値が所定の条件を満足するか否かを判定し、当該送信周期値が所定の条件を満足する場合には、当該送信周期値を上記周期的通知情報の送信周期として設定し、所定の条件を満足しない場合には、上記設定値群の中から上記送信周期値を再び選択することを特徴とする請求項8記載の無線通信システム。
  10. 上記周期的通知情報の送信側では、上記周期的通知情報の送信毎に次に送信する周期的通知情報の送信周期値を選択して、送信する上記周期的通知情報に上記選択され設定される送信周期値に係る情報を含ませ送信し、
    上記周期的通知情報の受信側では、受信した周期的通知情報を基に次の周期的通知情報が送信される時間情報を取得し、当該時間情報に従って次の周期的通知情報を受信することを特徴とする請求項8記載の無線通信システム。
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