JP2006277155A - Cadシステムにおけるモデル選択プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】モデルウィンドウ上からのモデル選択を可能にしつつ且つ設計者の意図するアセンブリ単位のモデルを選択可能にする。
【解決手段】表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択する第1の選択機能と、前記第1の選択機能により選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録する第1の登録機能と、前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示する表示機能と、前記表示機能により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する第2の選択機能とを、CADシステムのコンピュータに実現させるためのモデル選択プログラム。
【選択図】図7

Description

本発明は、CAD(:Computer Aided Design)システムにおいて、表示されたモデルウィンドウ上から所望のアセンブリ単位のモデルを選択するのに好適なモデル選択に係る技術に関する。
CADシステムを用いて設計を行う場合、ユーザが頻繁に行う操作の一つとしてモデル選択がある。この操作は、モデルに編集を加えたり検証を行ったりする場合などに、処理対象とするモデルを選択する行為である。ここで、モデルを選択する方法としては、例えば、図12に示したように、モデルが表示されているモデルウィンドウ(同図の例では3Dモデルウィンドウ)上から直接選択する方法と、図13に示したように、モデルの構成情報が表示されたツリー(tree)と呼ばれるGUI(:Graphical User Interface)(ツリーウィンドウ)上から選択する方法の2つの方法が広く用いられている。前者の方法は、処理したいモデルを直接モデルウィンドウ上から選択できるため直感的ではあるが、選択対象が単一のモデルではなくそのモデルを含むアセンブリ単位のモデルであるような場合(例えば図13に示したところの「機構部」や「エンジン内部」であるような場合)には、単一のモデルを一つ一つ確認しながら、複数回、モデルの選択行為を行わなければならない。また、後者の方法は、モデル名さえ覚えていれば単一のモデルの選択もアセンブリ単位のモデルの選択も一回の操作で行えるといった利点があるが、大規模なモデルの場合に、選択対象とする全てのモデル名を覚えておくことは容易ではなく、この場合には、あまり有効な方法とは言えない。また、ツリーウィンドウを表示する場合は、それを表示しない場合と比べ、例えば図14に示したように、ディスプレイ上の設計領域を少なからず占領するため、ユーザによってはツリーウィンドウを使わない場合も少なからずあった。尚、図14において、(a) はツリーウィンドウが表示されていない場合の画面を、(b) はツリーウィンドウが表示されている場合の画面を示している。また、同図(a),(b) において、51,52は、それぞれの場合の設計領域を示し、53はモデルウィンドウを示し、54はツリーウィンドウを示している。
更に、これらの方法以外にも、複数のモデルを簡単に且つ直感的に選択できるようにするため、例えば図15に示したように、選択したいモデルを矩形で囲んで一括選択できるようにした矩形選択法等も多くのCADシステムで提供されている。尚、図15において、(a) はモデルウィンドウ上からの矩形による一括選択の場合を示し、(b) はツリーウィンドウ上からの矩形による一括選択の場合を示し、55,56は、それぞれの場合の矩形を示している。また、同図(a),(b) に示したように、矩形により選択されたモデルは所定色により着色される。
また、CADシステムにおけるモデル選択方法に関し、例えば特許文献1には、CADシステムにおいて多数の部品から成る組立品を設計する場合に、設計者が必要とする部品を、部品構成表による選択処理,閉領域による選択処理,又は部品間拘束による選択処理によって、関連部品として抽出する方法が記載されている。
このようにCADシステムには、設計者が意図したモデルを容易に選択できるようにする方法が様々な手法により考えられて実装されている。
特開平9−190456号公報
しかしながら、先述したようにモデルウィンドウ上からの選択もツリーウィンドウ上からの選択も一長一短があるため、設計者からは、より簡単に且つ直感的にモデルを選択できる手法の実装及び提供が望まれていた。特に、直感的に選択できるようにモデルウィンドウ上からの選択を可能にしつつ且つ設計者の意図したアセンブリ単位のモデルを選択できるようにすることが多くのCADシステムに望まれていた。
本発明は、上記実情に鑑み、モデルウィンドウ上からのモデル選択を可能にしつつ且つ設計者の意図するアセンブリ単位のモデルを選択可能にする、CADシステムにおけるモデル選択プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係るプログラムは、CADシステムにおけるモデル選択プログラムであって、表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択する第1の選択機能と、前記第1の選択機能により選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録する第1の登録機能と、前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示する表示機能と、前記表示機能により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する第2の選択機能と、をコンピュータに実現させる。
また、本発明の第2の態様に係るプログラムは、上記第1の態様において、 前記表示機能により表示されるモデルは、上位の階層のモデルほど大きく表示される。
また、本発明の第3の態様に係るプログラムは、上記第第1又は2の態様において、前記第1の登録機能は、登録するモデルとして、当該モデルに付与されているIDと当該モデルのイメージデータサイズとを、前記処理対象候補リストに登録し、前記表示機能は、表示するモデルとして、前記処理対象候補リストに登録された前記ID及び前記イメージデータサイズに基づいて、前記IDが付与されているモデルのイメージデータを前記イメージデータサイズの大きさでモデル名と共に表示する。
また、本発明の第4の態様に係るプログラムは、上記第3の態様において、 前記処理対象候補リストに登録されるイメージデータサイズは、上位の階層のモデルのイメージデータサイズほど大きくなるように、当該イメージデータのモデルが属する階層と前記表示機能により前記イメージデータ及び前記モデル名が表示される表示装置の解像度とに基づいて求められる。
また、本発明の第5の態様に係るプログラムは、上記第1乃至4の何れか一つの態様において、前記第1の選択機能により選択されたモデルが属する階層が、当該モデルを含むトップアセンブリのモデルが属する階層の一つ下位の階層である場合に、前記第1の選択手段により選択されたモデルを処理対象モデルとするか、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを処理対象モデルとするかを指定する指定機能と、前記指定機能による指定に従って、前記第1の選択手段により選択されたモデル、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを、処理対象モデルとして登録する第2の登録機能と、を更に実現させる。
本発明によれば、モデルウィンドウ上からのモデル選択を可能にしつつ且つ設計者の意図するアセンブリ単位のモデル選択が可能になるので、設計者は所望のアセンブリ単位のモデルを直感的かつ容易に選択できるようになり、設計効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
尚、本明細書において、モデルとは、単一のモデル(以下「単一モデル」という)、複数の単一モデルからなるモデル(「アセンブリ」ともいう)、単一の部品(以下「単一部品」という)、又は、複数の単一部品からなる部品(「アセンブリ」ともいう)等のことをいう。また、要素とは、上記のモデル、又は、モデルの面や稜線等のことをいう。また、階層とは、例えば前述の図13に示したように、モデルの構成情報を階層構造(ツリー構造)により表したときの階層をいう。
図1は、本発明の一実施の形態に係る3次元(3D)CADシステムの構成を示す機能ブロック図である。
同図において、入力処理部1は、入力インターフェース部であり、例えばキーボードやマウス等の入力デバイス装置である。処理部2は、アプリケーションの処理部である。形状作成/編集処理部3は、3Dモデル(以下単に「モデル」という)の形状の作成及び編集の制御を行う処理部である。モデルDB4は、作成されたモデルのデータ(以下単に「モデルデータ」という)として、そのモデルの形状データ(幾何情報及びその他の情報を含む)と、その幾何情報のイメージデータとを格納するデータベースである。モデラカーネル5は、アプリケーションが指定した寸法や断面等から実際にモデルを作成したり形状を編集したりする処理部である。要素選択処理部6は、3Dモデルウィンドウ(以下単に「モデルウィンドウ」という)上やツリーウィンドウ上から要素を選択した場合に、対象となる要素を検索する処理の全般を行う処理部である。検索処理部7は、モデルウィンドウ上やツリーウィンドウ上の要素がマウスや矩形によって選択された場合に何れの要素が選択されたかを検索する処理部である。ツリーデータ管理部8は、ツリーウィンドウの表示や、形状の編集,要素が選択された場合のツリー情報の更新など、ツリーウィンドウ上に表示する情報全般の管理を行う管理部である。表示データ管理部9は、モデルウィンドウ上に表示する表示データを管理する管理部である。ロードデータ管理部10は、モデルDB4から当該CADシステムのメモリ(RAM)上にロードされた形状データの管理を行う管理部である。モデルデータ管理部11は、そのメモリ上の形状データに含まれる、モデルの属性情報やアセンブリの構成情報など、幾何情報以外の情報を管理する管理部である。幾何形状管理部12は、そのメモリ上の形状データに含まれる幾何情報を管理する管理部である。要素ID管理部13は、そのメモリ上の形状データに係るIDを管理する管理部である。尚、IDは、当該CADシステム上で識別可能であってユニークなIDとして管理される。また、要素ID管理部13は、要素に対しIDを発行(付与)したり、選択された要素に対応するIDを返答したりする処理部でもある。表示装置14は、当該CADシステム上のデータを確認するためのモニタである。表示用ライブラリ15は、表示データを基に表示装置14に表示するための表示処理を行うライブラリである。容易選択処理部16は、詳しくは後述するが、直感的に且つ容易に設計者が意図したアセンブリ単位の要素を選択できるようにするための処理部である。
図2は、上記モデルDB4に格納されるモデルデータのデータ構造を示す図である。同図に示したように、本実施例におけるモデルデータは、幾何情報及びそれ以外の情報を含む形状データと、幾何情報のイメージデータ(BMP(:Bit MaP)データ)とからなっている。
次に、このCADシステムの動作について説明する。
本システムにおいて、ユーザが、例えばキーボードやマウス等の入力デバイス装置である入力処理部1を介して、モデルDB4から呼び出したいモデルの形状データを指示すると、その形状データがモデルDB4から当該システムのメモリ上にロードされロードデータ管理部10により一括管理される。
ここで、形状データに含まれる幾何情報は、幾何形状管理部12により管理される。また、形状データに対しては、その形状データに係る、モデル毎及びモデルの面や稜線毎などの要素毎に、当該システム内で識別可能であってユニークなIDが要素ID管理部13により設定(付与)される。また、IDが設定された要素が持つ色やモデル名等の属性情報やアセンブリ情報(アセンブリ名やその階層の深さに関する情報)は、モデルデータ管理部11により管理される。
そして、その形状データに係るモデルを表示装置14に表示するために、幾何形状管理部12によって管理されている幾何情報がモデラカーネル5に送られると、モデラカーネル5は、その幾何情報を基に、そのモデルを表示装置14に表示すための表示データのリストを生成し、これを返答する。
図3は、このときの表示データのデータ構造を示す図である。
同図に示したように、本実施例における表示データは、3角形のパッチデータであって、3点の座標データと、X,Y,Zの各座標の法線ベクトルのデータとからなる。よって本実施例における表示データのリストは、この3角形のパッチデータが複数集まったものとなる。
モデラカーネル5から返答された表示データのリスト(以下単に「表示データ」という)は、表示データ管理部9内に一旦格納される。そして、その表示データに係るモデルを表示装置14に表示するために、例えばOS(:Operating System)やグラフィックカードに付属する標準の表示用ライブラリ15により表示装置14で表示可能なデータに変換された後、表示装置14により、そのモデルが画面上に表示される。
また、本システムにおいて、形状生成/編集処理部3は、モデルに対して新たに部品を生成したり、その形状の編集を行うためのデータを計算したりする処理部であり、例えば、断面の幾何情報や形状の作成に必要な寸法を求めた後、その情報をモデラカーネル5に送ると、モデラカーネル5は、その形状を作成/編集する。このようにしてモデルが更新されると、ロードデータ管理部10が一括管理する形状データも更新される。すなわち、幾何形状管理部12により管理される幾何情報と、モデルデータ管理部11により管理される属性情報やアセンブリ情報等と、要素ID管理部13により管理されるIDとが更新される。
また、本システムにおいて、モデルの選択は、要素選択処理部6によって行われる。モデルの選択は表示装置14に表示されたモデルウィンドウ上或いはツリーウィンドウ上から行うため、例えばマウスでモデルウィンドウ内のモデル上やツリーウィンドウ内のツリー上の要素をクリック(選択)すると、検索処理部7によって、選択された要素がいずれのIDであるかの問い合わせが、表示データ管理部9又はツリーデータ管理部8を介して要素ID管理部13に対し行われる。そして、要素ID管理部13によって、選択された要素のIDが特定されると、その特定されたIDに対応する、モデルウィンドウ内のモデルの色、又は、ツリーウィンドウ内のツリー上のアイコンの色が、表示データ管理部9又はツリーデータ管理部10によって変更されると共に、その選択された要素が、検索処理部7内の選択対象要素リストへ登録される。
図4は、このときの選択対象要素リストの一例を示す図である。
同図の例では、選択された要素として、ID(int 型)が「000134」,「001033」,「005573」の3つの要素が登録された選択対象要素リストを示している。また、このリストでは、これらの要素の選択順が、次ノードへのポインタによって示されている。
また、本システムにおいては、モデル選択として、更に、容易選択処理部16によって、設計者が直感的かつ容易に所望のアセンブリ単位のモデルを選択することができるようになっている。
図5は、その容易選択処理部16の内部構成を示す機能ブロック図である。
同図において、階層問い合わせ部16aは、後述の対象候補リスト表示・選択処理において指定されたIDに対応するモデルが属する階層を、モデルデータ管理部11に対し問い合わせるための処理部である。モデル名問い合わせ部16bは、その指定されたIDに対応するモデルのモデル名をモデルデータ管理部11に対し問い合わせるための処理部である。イメージデータ問い合わせ部16cは、その指定されたIDに対応するモデルのイメージデータ(BMPデータ)の問い合わせを行う処理部である。イメージデータサイズ計算部16dは、モデルのイメージデータをその階層毎に異なるサイズで表示するために、イメージデータ問い合わせ部16cにより問い合わせが行われたイメージデータの表示領域サイズを計算する処理部である。対象候補リスト16eは、ユーザが選択したい階層(処理対象にしたい階層)のモデル候補が登録されるリストである。
図6は、その対象候補リスト16eのデータ構造を示す図である。
同図に示したように、本実施例における対象候補リスト16eには、ユーザが選択したい階層のモデル候補として、その階層毎に、モデルのIDと、イメージデータサイズ計算部16dにより得られた、そのモデルに係るイメージデータの表示領域サイズ(イメージデータ表示格納サイズ)とが登録される。また、この対象候補リスト16eにおいて、ID及びイメージデータ表示格納サイズは、L(n[1])及びL(n[2])により特定することが可能になっており、例えばL(2[1])により同図のリストの2行目のIDが特定され、L(2[2])により同図のリストの2行目のイメージデータ表示格納サイズが特定される。
図7及び図8は、この容易選択処理部16によって行われる要素選択に係る動作を示すフローチャートである。
まず、図7において、ユーザにより入力処理部1を介して表示装置14の画面に表示されているモデルウィンドウ上から所望のモデルが選択されると、(S1)、その選択されたモデルに対応するIDの問い合わせが要素ID管理部13に対し行われ、その問い合わせにより得られたIDが変数NIDに格納される(S2)。続いて、階層問い合わせ部16aにより、そのS1で選択されたモデルが属する階層の問い合わせが、モデルデータ管理部11に対し行われ、その問い合わせにより得られた階層数が変数LEVELに格納される(S3)。
尚、本実施例では、トップアセンブリ(最上位のアセンブリ)の階層の階層数を0とし、以下、一つ下位の階層のアセンブリ又は単一部品になる毎に階層数が1増加するようになっている。例えば、図13に示したところの、トップアセンブリである「車」のモデルは階層数が0、その一つ下位の階層のアセンブリである「エンジン」のモデルは階層数が1、更にその一つ下位の階層のアセンブリである「エンジン内部」のモデルは階層数が2、更にその一つ下位の階層のアセンブリである「機構部」のモデルは階層数が3、更にその一つ下位の階層の単一部品である「ピストン」のモデルは階層数が4、等といった具合になる。
S3の後は、続いて、LEVEL=1であるか、或いは、LEVEL≧2であるかが判定される(S4)。
S4の判定において、その判定結果がLEVEL=1であった場合には、階層数1のモデルが選択されたことになるので、続いて、そのS1で選択されたモデルのみを選択するか、或いは、そのモデルを含むトップアセンブリのモデルを選択するかを、ユーザに指定させるための処理が行われる(S5)。
S5において、ユーザにより、S1で選択されたモデルのみを選択するという指定が行われたときは(S5がNo)、続いて、その選択されたモデルのIDの問い合わせが要素ID管理部13に対し行われ、そのIDが取得される(S6)。そして、そのIDが処理対象要素として検索処理部7へ登録され(S15)、本フローが終了する。
一方、S5において、ユーザにより、S1で選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを選択するという指定が行われたときは(S5がYes)、続いて、そのトップアセンブリのモデルのIDの問い合わせが要素ID管理部13に対し行われ、そのIDが取得される(S7)。そして、そのIDが処理対象要素として検索処理部7へ登録され(S15)、本フローが終了する。
このように、S4の判定結果がLEVEL=1の場合には、例えば、トップアセンブリのモデルが図13に示したところの「車」であるときにユーザがモデルウィンドウ上から階層数1の「エンジン」のモデルを選択したときであって、そのモデルのみを選択するという指定を行った場合には、「エンジン」のモデルのIDが検索処理部7に処理対象要素として登録され、或いは、そのモデルを含むトップアセンブリのモデルを選択するという指定を行った場合には、トップアセンブリである「車」のモデルのIDが検索処理部7に処理対象要素として登録される。
一方、S4の判定において、その判定結果がLEVEL≧2であった場合には、S3で得られた階層数(或いはLEVELの値)が変数Aに格納される(S8)。続いて、S1で選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルのIDの問い合わせが要素ID管理部13に対し行われ、その問い合わせにより得られたIDが変数TIDに格納される(S9)。
続いて、S10乃至13では、LEVEL+1個の階層毎のモデルを対象候補リスト16eへ登録するための処理が行われる。すなわち、まず、階層数A及び表示装置14のモニタ解像度に基づいて、階層数Aのモデルを表示する際のイメージデータサイズが、イメージデータサイズ計算部16dによる計算によって求められる(S10)。但し、この計算では、最上位の階層のモデルほど(階層数が小さいモデルほど)イメージデータサイズが大きくなるように、その計算が行われる。続いて、階層数AのモデルのIDとしてNIDが、また、そのイメージデータ表示格納サイズとして、S10での計算により求められたイメージデータサイズが、対象候補リスト16eへ登録される(S11)。これにより、階層数Aのモデルが対象候補リスト16eへ登録されたことになる。続いて、TID=NIDであるか否かを判定し(S12)、その判定結果がNoの場合には、続いて、その登録されたモデルが属する階層の一つ上位の階層のアセンブリのモデル(但し、その登録されたモデルを含むモデル)のIDの問い合わせが要素ID管理部13に対し行われ、その問い合わせにより得られたIDが変数NIDに格納されると共に、A=A+1の処理が行われ(S13)、S10へ戻る。このような処理が繰り返し行われることによって、ユーザによって選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリのモデルとが、対象候補リスト16eに登録される。すなわち、ユーザにより選択されたモデルからトップアセンブリのモデルまでの階層毎のモデルが全て対象候補リスト16eへ登録される。
例えば、トップアセンブリのモデルが図13に示したところの「車」であるときに、ユーザがモデルウィンドウ上から「ピストン」のモデルを選択した場合には、対象候補リストには、階層数4の「ピストン」,その一つ上位の階層のアセンブリである階層数3の「機構部」,その更に一つ上位の階層のアセンブリである階層数2の「エンジン内部」,その更に一つ上位の階層のアセンブリである階層数1の「エンジン」,及び,その更に一つ上位の階層のアセンブリである階層数0の「車」、といった階層毎のモデルが全て対象候補リストへ登録される。
このようにして、ユーザにより選択されたモデルからトップアセンブリのモデルまでの階層毎のモデルが全て対象候補リスト16eへ登録されると、S12の判定結果がYesとなり、続いて、対象候補リスト表示・選択処理が行われる(S14)。このS14の処理では、詳しくは後述するが、ユーザが選択したい階層のモデル候補として、対象候補リスト16eに登録された内容に基づいて、モデルのイメージデータを階層毎に異なるサイズでモデル名と共に画面上に表示し、その中から所望のイメージデータをユーザに選択させるための処理が行われる。ここで、ユーザにより所望の階層のイメージデータが選択されると、その選択されたイメージデータに対応するモデルのIDが、検索処理部7へ処理対象要素として登録され(S15)、本フローが終了する。
図8は、上記S14の対象候補リスト表示・選択処理の処理内容を詳細に示すフローチャートである。
本処理では、まず、カウンタ値iが1に設定され(S21)、続いて、対象候補リスト16eに登録されている全てのモデルを処理対象とするため、その登録総数が変数Iに格納される(S22)。
続いて、対象候補リスト16eからL(i[1])のデータであるIDが取り出され(S23)、モデル名問い合わせ部16bによって、その取り出されたIDに対応するモデルのモデル名の問い合わせが、モデルデータ管理部11に対し行われると共に、そのIDに対応するモデルのイメージデータがモデルDB4から読み出される(S24)。続いて、その読み出されたイメージデータ(BMPデータ)に対し、そのイメージデータサイズが対象候補リスト16eから取り出されたL(i[2])のデータであるイメージデータ表示格納サイズになるようにリサイズ処理(BMP変換処理)が行われ(S25)、そのリサイズ処理後のイメージデータが、S24での問い合わせにより得られたモデル名と共に、表示装置14の画面上に表示される。これにより、対象候補リスト16eに登録されている一つのモデルが画面上に表示される。続いて、カウンタ値i=Iであるか否かが判定され(S26)、その判定結果がNoの場合には、カウンタ値i=i+1の処理が行われ(S27)、S23へ戻る。このようにして、対象候補リスト16eに登録されている全てのモデルに対し、S23乃至26の処理が行われると、表示装置14の画面上には、その全てのモデルのイメージデータが階層毎に異なる大きさ、すなわち、上位の階層のモデルのものほど大きなサイズで、モデル名と共に表示される。
図9は、このときに表示装置14に表示された画面の一例を示す図である。
同図の例は、単一部品である「tire」のモデルからトップアセンブリである「CAR」のモデルまでの5つのモデルのイメージデータが、階層毎に異なる大きさ、すなわち上位の階層のモデルのものほど大きなサイズで、モデル名と共に表示された例である。
このようにして、対象候補リスト16eに登録されている全てのモデルが階層毎に異なる大きさでモデル名と共に表示装置14の画面上に表示されると、S7の判定結果がYesとなり、続いて、ユーザによる選択待ち処理が行われる(S29)。このS29において、入力処理部1を介してユーザにより、表示装置14に表示されているイメージデータの中から所望の階層のイメージデータが選択されると、そのイメージデータに対応するモデルのIDが取得され(S30)、本フローが終了する。
例えば、図9に示した画面において、モデル名「CAR−bottom」のイメージデータが選択された場合には、そのイメージデータに対応するモデルのIDが取得される。
このように、図7及び図8を用いて説明した容易選択処理部16による要素選択に係る動作によって、ユーザが表示装置14に表示されているモデルウィンドウ上からモデルを選択すると、そのモデルのイメージデータと、そのモデルより上位の各階層におけるそのモデルを含むアセンブリのモデルのイメージデータとを、ユーザが選択したい階層のモデル候補として表示させることができるので、ユーザは、その中から所望のイメージデータを選択することにより、選択したい階層のモデル、すなわち処理対象としたいアセンブリ単位のモデルを、直感的かつ容易に選択することができ、設計者の設計効率が向上する。
また、ユーザが選択したい階層のモデル候補が表示されたときには、上位の階層のモデルほど大きく表示されるので、ユーザは、そのモデルの階層の深さを容易に認識することもできる。
図10は、上記のCADシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示すコンピュータ20は、CPU21、メモリ22、入力装置23、出力装置24、外部記憶装置25、媒体駆動装置26、ネットワーク接続装置27等を有し、これらがバス28に接続された構成となっている。尚、同図に示した構成は一例であり、これに限るものではない。
CPU21は、当該コンピュータ20全体を制御する中央処理装置である。
メモリ22は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置25(或いは可搬記録媒体29)に記憶されているプログラムやデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU21は、メモリ22に読み出したプログラムやデータを用いて、上述の図7及び図8等を用いて説明した要素選択動作に係る処理を含む各種処理を実行する。
入力装置23は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等である。
出力装置24は、例えばディスプレイ(表示装置)等である。
外部記憶装置25は、例えばハードディスク装置等であり、プログラム(上述の要素選択動作に係る処理をコンピュータ20に実行させるプログラムを含む)やデータ(上述のモデルデータを含む)が格納される。また、当該プログラムやデータは、可搬記録媒体29に記憶され、媒体駆動装置26が、可搬記録媒体29に記憶されているプログラムやデータを読み出して、例えば上述の要素選択動作に係る処理をコンピュータ20に実行させるようにしてもよい。可搬記録媒体29は、例えば、FD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
ネットワーク接続装置27は、ネットワーク(インターネット等)に接続して、外部の情報処理装置とプログラムやデータの送受信を可能にする構成である。
図11は、上記プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。
同図に示したように、上記の各種処理を実行させるプログラムやデータが記憶されている可搬記録媒体29を情報処理装置(コンピュータ)20の本体に挿入する等して、当該プログラムやデータを読み出してメモリ22に格納し実行するものであってもよいし、また、上記プログラムやデータは、ネットワーク接続装置27により接続されているネットワーク30(インターネット等)を介して、外部のプログラムやデータ提供者側のサーバ40に記憶されているプログラムやデータ41をダウンロードするものであってもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
(付記1)
CADシステムにおけるモデル選択プログラムであって、
表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択する第1の選択機能と、
前記第1の選択機能により選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録する第1の登録機能と、
前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示する表示機能と、
前記表示機能により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する第2の選択機能と、
をコンピュータに実現させるためのモデル選択プログラム。
(付記2)
前記表示機能により表示されるモデルは、上位の階層のモデルほど大きく表示される、
ことを特徴とする付記1記載のモデル選択プログラム。
(付記3)
前記第1の登録機能は、登録するモデルとして、当該モデルに付与されているIDと当該モデルのイメージデータサイズとを、前記処理対象候補リストに登録し、
前記表示機能は、表示するモデルとして、前記処理対象候補リストに登録された前記ID及び前記イメージデータサイズに基づいて、前記IDが付与されているモデルのイメージデータを前記イメージデータサイズの大きさでモデル名と共に表示する、
ことを特徴とする付記1又は2記載のモデル選択プログラム。
(付記4)
前記処理対象候補リストに登録されるイメージデータサイズは、上位の階層のモデルのイメージデータサイズほど大きくなるように、当該イメージデータのモデルが属する階層と前記表示機能により前記イメージデータ及び前記モデル名が表示される表示装置の解像度とに基づいて求められる、
ことを特徴とする付記3記載のモデル選択プログラム。
(付記5)
前記第1の選択機能により選択されたモデルが属する階層が、当該モデルを含むトップアセンブリのモデルが属する階層の一つ下位の階層である場合に、前記第1の選択手段により選択されたモデルを処理対象モデルとするか、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを処理対象モデルとするかを指定する指定機能と、
前記指定機能による指定に従って、前記第1の選択手段により選択されたモデル、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを、処理対象モデルとして登録する第2の登録機能と、
を更に前記コンピュータに実現させるための付記1乃至4の何れか一項記載のモデル選択プログラム。
(付記6)
CADシステムにおけるモデル選択方法であって、
表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択し、
前記選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録し、
前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示し、
前記表示機能により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する、
ことを特徴とするモデル選択方法。
(付記7)
前記処理対象候補リストに登録されたモデルの表示では、上位の階層のモデルほど大きく表示される、
ことを特徴とする付記6記載のモデル選択方法。
(付記8)
前記登録では、登録するモデルとして、当該モデルに付与されているIDと当該モデルのイメージデータサイズとを、前記処理対象候補リストに登録し、
前記処理対象候補リストに登録されたモデルの表示では、表示するモデルとして、前記処理対象候補リストに登録された前記ID及び前記イメージデータサイズに基づいて、前記IDが付与されているモデルのイメージデータを前記イメージデータサイズの大きさでモデル名と共に表示する、
ことを特徴とする付記6又は7記載のモデル選択方法。
(付記9)
前記処理対象候補リストに登録されるイメージデータサイズは、上位の階層のモデルのイメージデータサイズほど大きくなるように、当該イメージデータのモデルが属する階層と前記イメージデータ及び前記モデル名が表示される表示装置の解像度とに基づいて求められる、
ことを特徴とする付記8記載のモデル選択方法。
(付記10)
更に、
前記モデルウィンドウ上から選択されたモデルが属する階層が、当該モデルを含むトップアセンブリのモデルが属する階層の一つ下位の階層である場合に、前記モデルウィンドウ上から選択されたモデルを処理対象モデルとするか、又は、前記モデルウィンドウ上から選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを処理対象モデルとするかを指定し、
前記指定に従って、前記モデルウィンドウ上から選択されたモデル、又は、前記モデルウィンドウ上から選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを、処理対象モデルとして登録する、
ことを特徴とする付記6乃至9の何れか一つに記載のモデル選択方法。
(付記11)
CADシステムにおけるモデル選択装置であって、
表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録する登録手段と、
前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する第2の選択手段と、
を有することを特徴とするモデル選択装置。
(付記12)
前記表示手段により表示されるモデルは、上位の階層のモデルほど大きく表示される、
ことを特徴とする付記11記載のモデル選択装置。
(付記13)
前記登録手段は、登録するモデルとして、当該モデルに付与されているIDと当該モデルのイメージデータサイズとを、前記処理対象候補リストに登録し、
前記表示手段は、表示するモデルとして、前記処理対象候補リストに登録された前記ID及び前記イメージデータサイズに基づいて、前記IDが付与されているモデルのイメージデータを前記イメージデータサイズの大きさでモデル名と共に表示する、
ことを特徴とする付記11又は12記載のモデル選択装置。
(付記14)
前記処理対象候補リストに登録されるイメージデータサイズは、上位の階層のモデルのイメージデータサイズほど大きくなるように、当該イメージデータのモデルが属する階層と前記表示手段により前記イメージデータ及び前記モデル名が表示される表示装置の解像度とに基づいて求められる、
ことを特徴とする付記13記載のモデル選択装置。
(付記15)
前記第1の選択手段により選択されたモデルが属する階層が、当該モデルを含むトップアセンブリのモデルが属する階層の一つ下位の階層である場合に、前記第1の選択手段により選択されたモデルを処理対象モデルとするか、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを処理対象モデルとするかを指定する指定手段と、
前記指定手段による指定に従って、前記第1の選択手段により選択されたモデル、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを、処理対象モデルとして登録する第2の登録手段と、
を更に有することを特徴とする付記11乃至14の何れか一つに記載のモデル選択装置。
3次元CADシステムの構成を示す機能ブロック図である。 モデルDBに格納されるモデルデータのデータ構造を示す図である。 表示データのデータ構造を示す図である。 選択対象要素リストの一例を示す図である。 容易選択処理部の内部構成を示す機能ブロック図である。 対象候補リストのデータ構造を示す図である。 容易選択処理部によって行われる要素選択に係る動作を示すフローチャートである。 対象候補リスト表示・選択処理(S14)の処理内容を詳細に示すフローチャートである。 表示装置に表示された画面の一例を示す図である。 CADシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。 3Dモデルウィンドウの一例を示す図である。 ツリーウィンドウの一例を示す図である。 (a) はツリーウィンドウが表示されている場合の画面を示す図、(b) はツリーウィンドウが表示されていない場合の画面を示す図である。 (a) は矩形により3Dモデルウィンドウ上から一括選択する場合を説明する図、(b) は矩形によりツリーウィンドウ上から一括選択する場合を説明する図である。
符号の説明
1 入力処理部
2 処理部
3 形状作成/編集処理部
4 モデルDB
5 モデラカーネル
6 要素選択処理部
7 検索処理部
8 ツリーデータ管理部
9 表示データ管理部
10 ロードデータ管理部
11 モデルデータ管理部
12 幾何形状管理部
13 要素ID管理部
14 表示装置
15 表示用ライブラリ
16 容易選択処理部
20 情報処理装置(コンピュータ)
21 CPU
22 メモリ
23 入力装置
24 出力装置
25 外部記憶装置
26 媒体駆動装置
27 ネットワーク接続装置
28 バス
29 可搬記録媒体
30 ネットワーク
40 サーバ
41 プログラムやデータ
51、52 設計領域
53 3Dモデルウィンドウ
54 ツリーウィンドウ
55、56 矩形

Claims (5)

  1. CADシステムにおけるモデル選択プログラムであって、
    表示されたモデルウィンドウ上からモデルを選択する第1の選択機能と、
    前記第1の選択機能により選択されたモデルと、当該モデルが属する階層よりも上位の各階層における当該モデルを含むアセンブリ単位のモデルとを、処理対象候補リストに登録する第1の登録機能と、
    前記処理対象候補リストに登録されたモデルを表示する表示機能と、
    前記表示機能により表示されたモデルの中から処理対象とするモデルを選択する第2の選択機能と、
    をコンピュータに実現させるためのモデル選択プログラム。
  2. 前記表示機能により表示されるモデルは、上位の階層のモデルほど大きく表示される、
    ことを特徴とする請求項1記載のモデル選択プログラム。
  3. 前記第1の登録機能は、登録するモデルとして、当該モデルに付与されているIDと当該モデルのイメージデータサイズとを、前記処理対象候補リストに登録し、
    前記表示機能は、表示するモデルとして、前記処理対象候補リストに登録された前記ID及び前記イメージデータサイズに基づいて、前記IDが付与されているモデルのイメージデータを前記イメージデータサイズの大きさでモデル名と共に表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のモデル選択プログラム。
  4. 前記処理対象候補リストに登録されるイメージデータサイズは、上位の階層のモデルのイメージデータサイズほど大きくなるように、当該イメージデータのモデルが属する階層と前記表示機能により前記イメージデータ及び前記モデル名が表示される表示装置の解像度とに基づいて求められる、
    ことを特徴とする請求項3記載のモデル選択プログラム。
  5. 前記第1の選択機能により選択されたモデルが属する階層が、当該モデルを含むトップアセンブリのモデルが属する階層の一つ下位の階層である場合に、前記第1の選択手段により選択されたモデルを処理対象モデルとするか、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを処理対象モデルとするかを指定する指定機能と、
    前記指定機能による指定に従って、前記第1の選択手段により選択されたモデル、又は、前記第1の選択手段により選択されたモデルを含むトップアセンブリのモデルを、処理対象モデルとして登録する第2の登録機能と、
    を更に前記コンピュータに実現させるための請求項1乃至4の何れか一項記載のモデル選択プログラム。
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