JP2006262504A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影中又は撮影後の電子像を2次元表示素子に表示し、それを曲面反射鏡により構成された小型の拡大光学系により虚像として拡大表示して、高精細な撮影画像を観察できる小型の電子カメラ。
【解決手段】撮影光学系2により結像された被写体像を2次元撮像素子9により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子4と、2次元表示素子4に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系5とを備え、拡大光学系5が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、2次元撮像素子9と2次元表示素子4とが背中合わせで近接して配置されてなる。
【選択図】図9

Description

本発明は、被写体を2次元撮像素子を用いて撮影する電子カメラに関し、特に、撮影中又は撮影後の電子像を表示する表示手段を有する電子スチルカメラに関する。
電子スチルカメラのファインダーには、光学式ファインダーと電子ビューファインダーとが知られている。
しかし、従来の光学式ファインダーでは、撮影済みの電子像を撮影終了後に再生して観察することはできない。また、電子ビューファインダーには、小型の液晶表示素子をカメラ背面に取り付けたものや、表示素子に表示された電子像をルーペ光学系を介して拡大表示するものしかなかった。
上記のカメラ背面に2次元表示素子を配置して、観察者が直接観察するタイプの電子ビューファインダーでは、カメラの大きさを大きくすることはできないために小型の2次元表示素子にならざるを得ず、高精細な像を表示しても表示画面が小さすぎ肉眼で十分に観察することは難しかった。また、ルーペ光学系で拡大するものでは、光軸方向の大きさ、すなわち、カメラ奥行き方向の寸法が大きくなり、小型の電子カメラを実現することは困難であった。
本発明は従来技術のこのような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、撮影中又は撮影後の電子像を2次元表示素子に表示し、それを曲面反射鏡により構成された小型の拡大光学系により虚像として拡大表示して、高精細な撮影画像を観察できる小型の電子カメラを提供することである。
上記目的を達成する本発明の電子カメラは、撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
前記2次元撮像素子と前記2次元表示素子とが背中合わせで近接して配置されてなることを特徴とするものである。
本発明のもう1つの電子カメラは、撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
前記2次元表示素子が前記拡大光学系の上側に配置されてなることを特徴とするものである。
本発明のさらにもう1つの電子カメラは、撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
前記2次元表示素子が前記拡大光学系の下側に配置されてなることを特徴とするものである。
以上の説明から明らかなように、本発明によると、撮影中又は撮影後の電子像を2次元表示素子に表示し、それを曲面反射鏡により構成された小型の拡大光学系により虚像として拡大表示して、高精細な撮影画像を観察できる小型の電子カメラを提供することができる。
本発明の電子カメラについて、まず簡単に説明する。
まず、電子像を虚像として拡大投影する拡大光学系を透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質から構成することにより、射出瞳径の大きい接眼光学系を構成することが可能となり、撮影中又は撮影後の電子像を2次元表示素子に表示させ、その拡大光学系を通して虚像として観察するときに、観察しやすい電子像を構成することが可能となる。
また、拡大光学系を屈折率が1より大きい透明媒質からなるプリズム体から構成することにより、拡大光学系の反射面と透過と反射作用を有する面とを一体に構成することが可能となり、組立が容易にできる。
また、拡大光学系の曲面反射鏡を裏面鏡で構成することにより、曲面反射鏡の曲率が小さくなり(曲率半径が大きくなり)、反射面で発生する収差が少なくてすむ。このことは、観察者の瞳が移動したとき収差変化が少なくてすみ、高精細で観察しやすい電子像を提供することが可能となる。
また、拡大光学系の焦点距離をf(mm)とするとき、
f<30 ・・・(1)
を満足することが望ましい。すなわち、本発明の電子カメラの拡大光学系の焦点距離を短くすることによって、光学系全体を小型に構成することが可能となる。従来の透過レンズ系によるファインダー光学系では、透過面により光学系の主なパワーを得ているために収差の発生が大きく、接眼光学系の焦点距離を短くすることができなかった。
さらに好ましくは、
f<20 ・・・(2)
なる条件式を満足することが好ましく、より小型の光学系を構成することができる。
また、2次元表示素子の対角長をL(mm)とするとき、
L<25 ・・・(3)
を満足することが望ましい。すなわち、ファインダー光学系の2次元表示素子の対角の大きさを小さくすることによって、小型の光学系を構成することが可能となる。上記(3)なる条件を満足することが重要である。この条件を越えると、電子カメラ内に内蔵する2次元表示素子が大きくなりすぎ、小型の電子カメラを構成することが不可能となる。
さらに好ましくは、
L<18 ・・・(4)
なる条件を満足することが好ましく、
さらにまた、
L<15 ・・・(5)
なる条件を満足することがより好ましい。
さらに、本発明の目的である小型の電子カメラを構成するための電子ビューファインダーと光学式ファインダーとを兼用にすることにより、撮影の終了した画像と撮影しようとしている物体像とを重畳して表示することが可能となる。物体像とすでに撮影された電子像を合成したり、位置情報を表示しながらファインダーを覗いて撮影したりすることが可能となる。
次に、本発明の電子カメラの具体的な実施例を説明する。
本発明による電子カメラの外観を示す概念図を図1に示す。電子カメラ1は、撮影レンズ(対物レンズ)2を備え、後記するように、この撮影レンズ2によって結像された画像をカメラ匡体内部に配置された不図示のCCD等の2次元撮像素子により映像信号に変換し、記録再生ユニット内に記録するものであり、光学式ファインダーを採用している電子カメラ1の場合には、ファインダー3を備えている。
図2はこのような電子カメラ1に採用できる奥行き寸法の短い撮影レンズ2の1例を示した断面図であり、ズームレンズとして構成されている。この撮影レンズ2は、第1レンズ群L1 、第2レンズ群L2 、第3レンズ群L3 、第4レンズ群L4 の4群からなり、第4レンズ群L4 は、透過面の第1面11と、偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第2面12と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第3面13とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、第1面11から入射した光は、第2面12で反射され、次いで第3面13で反射され、最後に第2面12を透過して外へ出る形状のものである。そして、第1レンズ群L1 と第2レンズ群L2 の群間隔D1 、第2レンズ群L2 と第3レンズ群L3 の群間隔D2 、第3レンズ群L3 と第4レンズ群L4 の群間隔D3 の中の少なくとも2つを可変とすることで変倍する撮影光学系である。なお、回転非対称面については後記する。
(第1実施例)
図1のような電子カメラ1の第1実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図を図3に示す。このファインダー光学系は、液晶表示素子(LCD)のような2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5は、2次元表示素子4に面していて偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第1面6と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第2面7と、透過面の第3面8とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、所定の有限の焦点距離を有するものである。この光学系において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面6を透過して入射し、第2面7で反射され、次いで今度は第1面6で反射され、最後に第3面8を透過して観察者眼球Eに達するものである。
ここで、上記の回転非対称面は、対称面が1つのみ存在する面対称自由曲面で構成することも可能であり、また、対称面が存在しないアシンメトリック・ポリノミナル・サーフェス(APS)で構成することも可能である。後者の場合は、面の偏心は3次元となり、1断面内のみの偏心ではなくなることが特徴となる。
ここで、面対称自由曲面、APSとは以下の式で定義されるものである。
Z=C2
+C3 y+C4
+C5 2 +C6 yx+C7 2
+C8 3 +C9 2 x+C10yx2 +C113
+C124 +C133 x+C142 2 +C15yx3 +C164
+C175 +C184 x+C193 2 +C202 3 +C21yx4
+C225
+C236 +C245 x+C254 2 +C263 3 +C272 4
+C28yx5 +C296
+C307 +C316 x+C325 2 +C334 3 +C343 4
+C352 5 +C36yx6 +C377
・・・・・
・・・(a)
ただし、Cm (mは2以上の整数)は係数である。
上記(a)式で定義される曲面は、一般的には、X−Z面、Y−Z面共に対称面を持つことはない(APS)が、xの奇数次項を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な対称面が1つだけ存在する面対称自由曲面となる。例えば、上記定義式(a)においては、C4 ,C6 ,C9 ,C11,C13,C15,C18,C20,C22,C24,C26,C28,C31,C33,C35,C37,・・・の各項の係数を0にすることによって可能である。
また、yの奇数次項を全て0にすることによって、X−Z面と平行な対称面が1つだけ存在する面対称自由曲面となる。例えば、上記定義式(a)においては、C3 ,C6 ,C8 ,C10,C13,C15,C17,C19,C21,C24,C26,C28,C30,C32,C34,C36,・・・の各項の係数を0にすることによって可能であり、また、以上のような対称面を持つことにより製作性を向上することが可能となる。
上記Y−Z面と平行な対称面、X−Z面と平行な対称面の何れか一方を対称面とすることにより、偏心により発生する回転非対称な収差を効果的に補正することが可能となる。
さて、このような電子ビューファインダーに撮影中又は撮影後の電子像を表示するには、図4に概略の構成を示したように、図2のような撮影レンズ2の像面に配置した2次元撮像素子9により被写体の像を光電変換し、その被写体信号は、信号処理回路14、コントローラ15を介して記録再生ユニット17に記録されると共に、撮影中は、コントローラ15を介してドライバ16により2次元表示素子4に電子像として同時に表示され、撮影後は、記録再生ユニット17に記録された信号が再生され、コントローラ15を介してドライバ16により2次元表示素子4に電子像として表示される。
(第2実施例)
第2実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図を図5に示す。このファインダー光学系は、2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5は、図2の第4レンズ群L4 に類似したもので、2次元表示素子4に面していて透過面の第1面21と、偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第2面22と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第3面23とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、所定の有限の焦点距離を有するものである。この光学系において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面21を透過して入射し、第2面22で反射され、次いで第3面23で反射され、最後に第2面22を透過して観察者眼球Eに達するものである。
(第3実施例)
第3実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図を図6に示す。このファインダー光学系は、2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5はビームスプリッタープリズム状をしており、第1面24、第2面25、第3面26、第4面27で囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、その中に斜めに反射と透過作用を有する面として半透過反射面28が設けられている。この半透過反射面28は、例えば10〜90%の反射率と90〜10%の透過率を有する面で構成されている。また、2次元表示素子4と反対側の第3面26は裏面凹面鏡となっている。
このような構成において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面24を透過して入射し、半透過反射面28を透過して、裏面鏡の反射面26で反射され、今度は半透過反射面28で反射され、最後に第4面27を透過して観察者眼球Eに達するものである。
このように、接眼光学系5をプリズム体で構成し、主たるパワーを有する面を裏面反射鏡26で構成することにより、収差発生の少ない接眼光学系とすることができる。
また、接眼光学系5の最も2次元表示素子4側の入射面24を回転非球面にすることにより、像歪みの補正を効果的に行うことが可能となる。さらに、反射作用と透過作用を持つ半透過反射面28を光軸に対して傾けて配置することにより、2次元表示素子4の電子カメラの観察者側への突出を防ぐことも可能である。
(第4実施例)
第4実施例の電子カメラ光学系の光路図を図7に示す。この実施例は、第3実施例のファインダー光学系を用いて電子カメラを構成した例である。撮像レンズ2としては回転対称な光学系を使用している。また、接眼光学系5は、第1面24、第2面25、第3面26、第4面27で囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、その中に斜めに反射と透過作用を有する面として半透過反射面28が設けられており、2次元表示素子4と反対側の第3面26が裏面凹面鏡となっているものを用いている。
この実施例においては、接眼光学系5の第2面25、半透過反射面28、第4面27を透過して、凹面鏡26に当たらないシースルー光路をとり、2次元表示素子4の表示像(電子像)とは別に、外界の像を観察する構成にすることが可能である。これにより、撮影するときは、接眼光学系5の上記シースルー光路を光学式ファインダーとして用い、以前に撮影した画像を観察する場合は、2次元表示素子4に記録された電子像を表示させて、接眼光学系5を用いて拡大表示することが可能となる。これにより、常時2次元表示素子4を駆動する必要がなくなり、電力を節約でき、電源の寿命が長くなる。
また、電子カメラの設定、例えば残りの電池量やメモリーの残量、撮影可能枚数、物体の距離情報、方位の情報、GSPによる位置情報等を2次元表示素子4に表示し、これらを接眼光学系5により拡大しながら、被写体はシースルー光路で確認する、等の利用ができる。
なお、上記のシースルー光路を経た被写体の観察を行う必要がない場合、あるいは、撮影後の画像の確認時には、シースルー光路を液晶シャッター、メカニカルシッター等で遮蔽又は減衰する構成にすることにより、電子像拡大光路の画像の視認性を向上させることが可能となる。
また、撮影中の画像を2次元表示素子4に表示し続けるようにすると、特に人物等を撮影する場合には、良い表情の瞬間のみを撮影画像として保存することが可能となり、無駄な画像を保存しなくてよくなる。
さらに、上記のシースルー光路に透過型レンズ系を付加してシースルー倍率(光学式ファインダーの倍率)を変えるようにすることも可能である。
(第5実施例)
第5実施例の光学式ファインダーと電子ビューファインダーが切り換えあるいは重畳可能なファインダー光学系の光路図を図8に示す。このファインダー光学系は、第2実施例の接眼光学系5の第3面23を反射と透過作用を有する半透過反射面に変更し、その前側に補償光学素子29を貼り付け、第4実施例と同様に、電子像を拡大観察する光路と一部が重なるようにシースルー光路を持たせるようにした実施例である。補償光学素子29は、第3面23に貼り合わせる面はその第3面23と同じ形状の回転非対称面であり、この面と反対側の面30は、接眼光学系5の第2面22と略同じ回転非対称面からなり、また、その屈折率も接眼光学系5と略同じ透明材料から構成されている。
したがって、補償光学素子29の前面30、半透過反射面23、接眼光学系5の第2面22を透過してシースルー光路となり、2次元表示素子4の表示像(電子像)とは別に、外界の像を観察することが可能である。
図9はこの実施例のファインダー光学系を用いた電子カメラ光学系の光路図である。なお、この実施例では撮像レンズ2としては、第2実施例の接眼光学系5と同様の光学系を光路を逆にして用いている。
このような構成により、被写体を撮影するときは、上記シースルー光路を光学式ファインダーとして用いながら撮影レンズ2の像面に配置した2次元撮像素子9により被写体の像を光電変換して記録再生ユニット17に取り込む(図4)。以前に撮影した画像を観察する場合は、記録再生ユニット17に記録された電子像を2次元表示素子4に表示させて、第2実施例で説明したようにその電子像を拡大表示する。
(第6実施例)
第6実施例の実像ファインダー兼用の電子カメラ光学系の光路図を図10に示す。この実施例は、撮像レンズ2としては図1の光学系を使用し、また、接眼光学系5としては、2次元表示素子4に面していて偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第1面31と、偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第2面32と、反射面の第3面33とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、所定の有限の焦点距離を有するものを用いている。そして、2次元撮像素子9と2次元表示素子4は背中合せで近接して配置してある。この接眼光学系5においては、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面31を透過して入射し、第2面32で反射され、次に第3面33で反射され、次いで今度は第1面31で反射され、最後に第2面32を透過して観察者眼球Eに達する。なお、この電子カメラ光学系においては、撮影レンズ2の入射光軸と接眼光学系5の射出光軸が略一致するようになっている。
このような構成により、電子ビューファインダーを見ながら被写体を撮影するとき、あるいは、以前に撮影した画像を観察する場合は、撮影中あるいは記録再生ユニット17から再生された電子像を2次元表示素子4に表示させて、拡大表示する。また、可変倍率実像ファインダー(望遠鏡)として用いる場合には、図11に示すように、背中合わせで配置してある2次元撮像素子9と2次元表示素子4を光路外に外すと、元の2次元撮像素子9の位置が中間像面になり、撮像レンズ2を通った光束はこの位置で一旦結像し、その中間像は接眼光学系5で拡大観察できるようになる。なお、2次元撮像素子9の撮像面と2次元表示素子4の表示面は若干距離があるが、その距離は撮像レンズ2のフォーカシングにより補償することができる。
(第7実施例)
第7実施例の実像ファインダー兼用の電子カメラ光学系の光路図を図12に示す。この光学系は、図1の撮影レンズ2と図3(第1実施例)の接眼光学系5を組み合わせ、撮影レンズ2の入射光軸と接眼光学系5の射出光軸を略一致させるようにしたものである。接眼光学系5の構成が異なる点以外は、第6実施例と同様であるので、説明は省く。
以下の第8〜第13実施例に接眼光学系の数値実施例を示す。また、第14実施例に撮影光学系(撮影レンズ)の数値実施例を示す。以下の説明において、接眼光学系は逆光線追跡の順で説明されるが、実際には物体面が像面になり、像面が2次元表示素子が配置される物体面になる。撮影光学系は順光線追跡の順で説明される。
各実施例の説明に先立って、接眼光学系を構成する偏心面の位置と傾きを定義する座標の定義について、以下に説明する。なお、各実施例の数値データは後記するが、その数値データにおいて、面番号は、接眼光学系は逆光線追跡の順に与えられており、撮影光学系は順光線追跡の順で与えられている。
図14に示すように、物点中心を通り、瞳中心を通過し、像面中心に到達する光線を軸上主光線とし、光学系の絞り面(接眼光学系の場合は射出瞳面)に交差するまでの直線によって定義される光軸をZ軸とし、このZ軸と直交し、絞り面の中心を通り、かつ、光学系を構成する各面の偏心面内の軸(図14の紙面内にある軸)をY軸と定義し、Z軸と直交し、かつ、Y軸と直交する軸をX軸とし、軸上主光線が物点から像面に到る方向をZ軸の正方向、図14において下から上へ向かう方向をY軸の正方向、図14の紙面に垂直で紙面の表から裏へ向かう方向をX軸の正方向とする。
後記の数値データにおいて、第8、第9、第14実施例の光学系を構成する自由曲面は前記の(a)式で定義され、各面の偏心は、光学系の絞り面からのその面の面頂位置のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の偏心量と、その面の中心軸((a)式のZ軸)のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする傾き角(それぞれα、β、γ)とで与えられている。なお、その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対しての反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対しての時計回りを意味する。その他、曲率半径、間隔、屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
第10〜第13実施例においては、基本的に同軸光学系と等価であり、各面の曲率半径、面間隔、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。また、光学系中に光軸に対して斜めに挿入されている反射と透過作用を有する半透過反射面(面番号3)の偏心が前記の定義に従って与えられている。
なお、屈折率はd線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。
(第8実施例)
この実施例の電子カメラの外観は図1に示すようなものであり、その光路図を図13に示す。この実施例は図3に示したような電子ビューファインダーを採用した電子カメラである。図13において、撮像レンズ2としては図1の光学系を使用し、また、ファインダー光学系は、2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5は、2次元表示素子4に面していて偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第1面6と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第2面7と、透過面で回転非対称面の第3面8とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、所定の有限の焦点距離を有するものである。この光学系において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面6を透過して入射し、第2面7で反射され、次いで今度は第1面6で反射され、最後に第3面8を透過して射出瞳40面に瞳孔を一致させた観察者眼球Eに達するものである。
本実施例の接眼光学系5の断面図を図14に示す。この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。なお、この実施例の瞳径は4mm、観察画角は水平35°、垂直26.6°であり、2次元表示素子4の対角長は13.94mmである。また、X−Z断面内の焦点距離fx は18.929mm、Y−Z断面内の焦点距離fy は17.612mmである。
(第9実施例)
この実施例の電子カメラの光路図を図15に示す。この実施例は図5に示したような電子ビューファインダーを採用した電子カメラである。図15において、撮像レンズ2としては図1の光学系を使用し、また、ファインダー光学系は、2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5は、2次元表示素子4に面していて透過面で回転非対称面の第1面21と、偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第2面22と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第3面23とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、所定の有限の焦点距離を有するものである。この光学系において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、第1面21を透過して入射し、第2面22で反射され、次いで第3面23で反射され、最後に第2面22を透過して射出瞳40面に瞳孔を一致させた観察者眼球Eに達するものである。
本実施例の接眼光学系5の断面図を図16に示す。この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。なお、この実施例の瞳径は4mm、観察画角は水平35°、垂直26.6°であり、2次元表示素子4の対角長は13.94mmである。また、X−Z断面内の焦点距離fx は18.282mm、Y−Z断面内の焦点距離fy は17.973mmである。
(第10実施例)
この実施例の電子カメラの光路図を図17に示す。この実施例は図6に示したような電子ビューファインダーを採用した電子カメラである。ただし、電子カメラ上面から環境光、例えば室内の照明機器や野外の太陽光線等をLCDのような2次元表示素子4の照明光源として使用することが可能なように、接眼光学系5の上側に2次元表示素子4を配置するようにしている。図17において、撮像レンズ2としては図1の光学系を使用し、また、ファインダー光学系は、2次元表示素子4と接眼光学系5からなり、接眼光学系5はビームスプリッタープリズム状をしており、第1面24、第2面25、第3面26、第4面27で囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、その中に斜めに反射と透過作用を有する面として半透過反射面28が設けられている。この半透過反射面28は、例えば10〜90%の反射率と90〜10%の透過率を有する面で構成されている。また、2次元表示素子4と反対側の第3面26は裏面凹面鏡となっている。
このような構成において、2次元表示素子4上の電子像から出た表示光は、球面の第1面24を透過して入射し、半透過反射面28を透過して、裏面鏡の球面の反射面26で反射され、今度は半透過反射面28で反射され、最後に球面の第4面27を透過して射出瞳40面に瞳孔を一致させた観察者眼球Eに達するものである。
本実施例の接眼光学系5の断面図を図18に示す。この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。なお、この実施例の瞳径は4mm、観察画角は水平35°、垂直26.6°であり、2次元表示素子4の対角長は13.94mmである。また、焦点距離fは18.364mmである。
(第11実施例)
この実施例の接眼光学系5のシースルー時の断面図を図19に示す。この実施例は第4実施例のシースルー時の接眼光学系5の数値例に関するものであり、この実施例は、接眼光学系5のビームスプリッタープリズム状の光学系のシースルー光路入射側に凹レンズ41を配置して、シースルー光路のパワーを略ゼロにすることによってアフォーカル光学系を形成し、虚像式ファインダーとして使用する場合の例である。外界の像を観察する場合には、外界からの光は、凹レンズ41、第2面25、半透過反射面28、第4面27を透過して、凹面鏡に当たらないシースルー光路をとり、2次元表示素子4の表示像(電子像)とは別に、外界の像を観察する構成にすることが可能である。さらに好ましくは、物体側の凹レンズ41の表面反射を用いてアルバダ式ファインダーを構成することも可能である。なお、この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。そのアフォーカル倍率は0.8547倍である。
(第12実施例)
この実施例は、第10実施例の接眼光学系5の他の形態の実施例であり、その断面図を図20に示す。この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。なお、この実施例の瞳径は4mm、観察画角は水平30°、垂直22.7°であり、2次元表示素子4の対角長は13.94mmである。また、焦点距離fは21.181mmである。
(第13実施例)
この実施例は、第10実施例の接眼光学系5の別の形態の実施例であり、その断面図を図21に示す。この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は逆光線追跡で行っている。なお、この実施例の瞳径は4mm、観察画角は水平35°、垂直26.6°であり、2次元表示素子4の対角長は13.94mmである。また、焦点距離fは22.145mmである。
(第14実施例)
この実施例は本発明の電子カメラに採用できる撮影レンズ2に関するものであり、その断面図を図22に示す。この撮影レンズ2は、図2の第4レンズ群L4 と同様の構成の偏心プリズムからなる単一光学系であり、絞り42の後側に配置され、偏心して配置された回転非対称面の透過面の第1面11と、偏心して配置された透過と反射作用を有する回転非対称面の第2面12と、偏心して配置された反射作用を有する回転非対称裏面鏡の第3面13とで囲まれた屈折率が1より大きい透明媒質からなり、絞り42を経て第1面11から入射した被写体からの光が、第2面12で反射され、次いで第3面13で反射され、最後に第2面12を透過して、フィルター及びカバーガッラス43と一体の2次元撮像素子9上に達して結像するように配置されている。なお、さらに好ましくは、第2面12での反射は全反射であることが、光学系を小型にする上で好ましい。このように、撮影レンズ2を偏心プリズムで構成することによって、さらに小型にすることが可能である。
この実施例の数値データは後記するが、光線追跡は順光線追跡で行っている。この実施例の入射瞳径は1.785mm、水平画角は42.64°、垂直画角は32.62°であり、面の偏心面内をY軸方向、これと直交する方向をX軸方向とするとき(図14参照)、撮影レンズ2の入射側から軸上主光線とY方向に1mm離れた平行光束を入射させ、撮影レンズ2から射出する側でその2つの光線がY−Z面内でなす角をNA’yi、そのNA’yiの逆数をY方向の焦点距離fy とし、同様にX−Z面内でX方向の焦点距離fx を定義すると、本実施例においては、fx は8.292mm、fy は8.076mmである。
また、本数値実施例の横収差図を図23〜図25に示す。これら横収差図において、括弧内に示された数字は(水平(X方向)画角,垂直(Y方向)画角)を表し、その画角における横収差図を示す。また、図26に本数値実施例の像歪みを表す収差図を示す。
(第15実施例)
この実施例の斜視図を図27に示す。この実施例は、以上の各実施例に示した小型の電子カメラ1を携帯電話50と接続又は一体にすることによって、撮影した画像を電話回線で離れた場所にあるパソコン等に高速に送ることが可能なシステムとして構成した実施例である。また、パソコンに収納された画像データの中から必要なものを転送して電子カメラ1の2次元表示素子に表示させ、その画像を虚像として大きく拡大した高密度画素表示で観察することが可能となるものである。なお、図中、51は携帯電話50のダイヤル・ボタン、52はマイク、53はスピーカー、54はアンテナを示す。
(第16実施例)
この実施例の斜視図を図28に示す。図28(a)に全体のシステムの構成を、図28(b)に電子カメラ1の構成を示す。この実施例は、以上の各実施例に示した小型の電子カメラ1(図の場合は、撮影レンズ2は第14実施例、接眼光学系5は第10実施例)を携帯電話50に取り外し可能な構成にしたものである。
以下に、上記第8実施例〜第14実施例の数値データを示す。

第8実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.0000
1 ∞(絞り)
2 自由曲面(1) 偏心(1) 1.4922 57.5
3 自由曲面(2) 偏心(2) 1.4922 57.5
4 自由曲面(3) 偏心(3) 1.4922 57.5
5 自由曲面(2) 偏心(2)
像 面 ∞ 偏心(4)
自由曲面(1)
5 2.2153×10-27 2.8411×10-28 0
10 0 C12 0 C14 -3.1319×10-5
自由曲面(2)
5 2.0409×10-37 6.6975×10-38 -1.8605×10-5
10 -7.9159×10-512 0 C14 -7.5458×10-6
自由曲面(3)
5 9.9446×10-37 1.1558×10-28 -7.0627×10-5
10 -1.1373×10-412 0 C14 -4.6407×10-6
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 20.124 0.00 0.00 0.00
偏心(2) 0.000 0.000 30.714 47.72 0.00 0.00
偏心(3) 0.000 -10.321 31.697 75.96 0.00 0.00
偏心(4) 0.000 3.586 40.230 52.31 0.00 0.00 。

第9実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.0000
1 ∞(絞り)
2 自由曲面(1) 偏心(1) 1.4922 57.5
3 自由曲面(2) 偏心(2) 1.4922 57.5
4 自由曲面(1) 偏心(1) 1.4922 57.5
5 自由曲面(3) 偏心(3)
像 面 ∞ 偏心(4)
自由曲面(1)
5 1.8566×10-47 -5.9960×10-38 -9.3755×10-6
10 -1.2098×10-4
自由曲面(2)
5 -7.8289×10-37 -1.1744×10-28 -1.4839×10-5
10 1.2340×10-5
自由曲面(3)
5 -1.9292×10-47 -1.8773×10-18 1.2657×10-6
10 4.7538×10-4
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 7.230 19.284 8.28 0.00 0.00
偏心(2) 0.000 0.330 27.044 -19.41 0.00 0.00
偏心(3) 0.000 2.351 369.458 92.61 0.00 0.00
偏心(4) 0.000 19.316 27.698 52.14 0.00 0.00 。

第10実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -1000.00
1 ∞(絞り) 20.00
2 65.895 8.00 1.4922 57.5
3 ∞ -10.00 偏心(1) 1.4922 57.5
4 57.009 18.00 1.4922 57.5
5 187.069 4.16
像 面 ∞
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 0.000 45.00 0.00 0.00 。
第11実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -1000.00
1 ∞(絞り) 27.00
2 75.396 10.00 1.4922 57.5
3 ∞ 10.00 偏心(1) 1.4922 57.5
4 ∞ 1.00
5 -65.000 3.00 1.4922 57.5
6 65.000 971.98
像 面 ∞
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 0.000 45.00 0.00 0.00 。

第12実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -1000.00
1 ∞(絞り) 27.00
2 75.396 10.00 1.4922 57.5
3 ∞ -12.00 偏心(1) 1.4922 57.5
4 64.455 20.00 1.4922 57.5
5 108.418 4.96
像 面 ∞
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 0.000 45.00 0.00 0.00 。

第13実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -1000.00
1 ∞(絞り) 27.00
2 ∞ 10.00 1.4922 57.5
3 ∞ -12.00 偏心(1) 1.4922 57.5
4 52.292 20.00 1.4922 57.5
5 9.711 4.78
像 面 ∞
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 0.000 45.00 0.00 0.00 。

第14実施例
面番号 曲率半径 間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞(絞り)
2 自由曲面(1) 偏心(1) 1.8061 50.9
3 自由曲面(2) 偏心(2) 1.8061 50.9
4 自由曲面(3) 偏心(3) 1.8061 50.9
5 自由曲面(2) 偏心(2)
6 ∞ 1.00 偏心(4) 1.5163 64.1
7 ∞ 0.40 1.5163 64.1
像 面 ∞
自由曲面(1)
5 6.9172×10-37 -6.1395×10-28 -8.6695×10-3
10 9.3979×10-312 -1.1168×10-414 -6.6955×10-3
16 -1.0032×10-3
自由曲面(2)
5 2.9915×10-27 1.8072×10-28 -1.4235×10-3
10 -1.3855×10-412 1.7627×10-414 -5.1449×10-4
16 2.9926×10-517 -2.0752×10-519 2.2598×10-4
21 2.8425×10-523 -8.5787×10-625 -3.9807×10-5
27 4.2915×10-6 自由曲面(3)
5 -5.3125×10-27 -4.1643×10-28 6.4987×10-4
10 3.2017×10-512 -2.1358×10-414 -2.5418×10-4
16 -1.4899×10-417 2.0960×10-619 3.5556×10-5
21 1.6431×10-5
X Y Z α(°) β(°) γ(°)
偏心(1) 0.000 0.000 0.487 14.82 0.00 0.00
偏心(2) 0.000 1.030 3.861 -43.09 0.00 0.00
偏心(3) 0.000 3.587 4.807 100.40 0.00 0.00
偏心(4) 0.000 -3.356 7.512 -56.54 0.00 0.00 。
本発明による電子カメラの外観を示す概念図である。 本発明による電子カメラに用いる撮影レンズの1例の断面図である。 第1実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図である。 電子像を表示するための概略の構成を示す図である。 第2実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図である。 第3実施例の電子ビューファインダー光学系の光路図である。 第4実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第5実施例のファインダー光学系の光路図である。 第5実施例のファインダー光学系を用いた電子カメラ光学系の光路図である。 第6実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第6実施例の光学系を可変倍率実像ファインダーとして用いる場合の光路図である。 第7実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第8実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第8実施例の接眼光学系の断面図である。 第9実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第9実施例の接眼光学系の断面図である。 第10実施例の電子カメラ光学系の光路図である。 第10実施例の接眼光学系の断面図である。 第11実施例の接眼光学系のシースルー時の断面図である。 第12実施例の接眼光学系の断面図である。 第13実施例の接眼光学系の断面図である。 第14実施例の撮影レンズの断面図である。 第14実施例の撮影レンズの横収差図の一部である。 第14実施例の撮影レンズの横収差図の他の一部である。 第14実施例の撮影レンズの横収差図の残りの部分である。 第14実施例の撮影レンズの像歪みを表す収差図である。 第15実施例の携帯電話システムの斜視図である。 第16実施例の携帯電話システムの斜視図である。
符号の説明
1…電子カメラ
2…撮影レンズ(対物レンズ)
3…ファインダー
4…2次元表示素子
5…接眼光学系
6…第1面
7…第2面
8…第3面
9…2次元撮像素子
11…第1面
12…第2面
13…第3面
14…信号処理回路
15…コントローラ
16…ドライバ
17…記録再生ユニット
21…第1面
22…第2面
23…第3面
24…第1面
25…第2面
26…第3面(裏面凹面鏡)
27…第4面
28…半透過反射面
29…補償光学素子
30…補償光学素子の前面
31…第1面
32…第2面
33…第3面
40…射出瞳
41…凹レンズ
42…絞り
43…フィルター及びカバーガッラス
50…携帯電話
51…携帯電話のダイヤル・ボタン
52…携帯電話のマイク
53…携帯電話のスピーカー
54…携帯電話のアンテナ
1 …第1レンズ群
2 …第2レンズ群
3 …第3レンズ群
4 …第4レンズ群
1 …第1レンズ群と第2レンズ群の群間隔
2 …第2レンズ群と第3レンズ群の群間隔
3 …第3レンズ群と第4レンズ群の群間隔
E…観察者眼球

Claims (3)

  1. 撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
    前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
    前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
    前記2次元撮像素子と前記2次元表示素子とが背中合わせで近接して配置されてなることを特徴とする電子カメラ。
  2. 撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
    前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
    前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
    前記2次元表示素子が前記拡大光学系の上側に配置されてなることを特徴とする電子カメラ。
  3. 撮影光学系により結像された被写体像を2次元撮像素子により光電変換して電子像として記録する電子カメラにおいて、
    前記の記録中あるいは記録された電子像を表示する2次元表示素子と、該2次元表示素子に表示された画像を虚像として拡大する拡大光学系とを備え、
    前記拡大光学系が、透過面と、少なくとも1つの曲面反射鏡と、反射と透過作用を有する面とから構成される屈折率が1より大きい透明媒質からなり、
    前記2次元表示素子が前記拡大光学系の下側に配置されてなることを特徴とする電子カメラ。
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