JP2006248406A - 車載用表示モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両に付加価値をつけたり、エンタテインメント性を持たせたりできる車載用表示モジュールを提供する。
【解決手段】 車載用表示モジュール1は、車速情報データに基づきスピードメータを画像表示する有機ELパネル2と、エンジン回転数情報に基づきタコメータを画像表示する有機ELパネル3と、車両に搭載された外部のシステムや記憶装置およびROM117のいずれか一つからの画像データに基づき各種の画像を表示する有機ELパネル4とを有する。表示切替選択回路300に接続されたスイッチを操作して、有機ELパネル4に、各種の画像の一つとしてキャラクタや目的地の景色等の画像を表示させるようにした。好みの画像表示を乗員が選択できるので、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載され、複数の有機ELパネル等の表示パネルにより車速、エンジン回転数、カーナビゲーション装置の地図情報等の異なる表示をさせる車載用表示モジュールに関する。
従来、自動車等の車両のインストルメントパネルには、スピードメータやタコメータの他、ウォーターテンパラチャゲージ、フューエルゲージ等の各種のインジケータが組み付けられている(例えば、特許文献1の図2参照)。また、一般に、自動車等の車両のインストルメントパネルに搭載されるスピードメータやタコメータ等の車両用計器は、数字や目盛りを有する文字盤と、車速やエンジン回転数に応じて回転する指針と、これらを照明する光源とを備える(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の車両用情報表示装置として、インストルメントパネルに、液晶ディスプレイ装置或いは、CRT装置によって構成されるマルチディスプレイ装置が設けられている(特許文献3の図10参照)。このマルチディスプレイ装置は、1つの画面内に、速度を表示する速度表示部と、ナビゲーション装置の地図情報等を表示すると共に、切り替えにより、オーディオ或いはエアコン機器等の車載機器情報や操作スイッチ群を表示するスイッチ画面表示部が組み合わされて設けられている。
特開2001−063405号公報 特開2003−215142号公報 特開2004−291731号公報
ところで、上記特許文献1,2に記載されているようなスピードメータ等が搭載されている車両のインストルメントパネルでは、車両購入時における固定の表示しかできない。また、上記特許文献3に記載されている車両用情報表示装置では、マルチディスプレイ装置により、1つの画面内に、速度と、ナビゲーション装置の地図情報等とを表示できる。ナビゲーション装置の地図情報等の代わりに、切り替えによりオーディオ或いはエアコン機器等の車載機器情報や操作スイッチ群を表示する。つまり、この車両用情報表示装置では、ナビゲーション装置の地図情報等を表示する代わりに、切り替えにより、オーディオ或いはエアコン機器等の車載機器情報や操作スイッチ群を表示できるが、それ以上には表示を変えることができない。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、車両に付加価値をつけたり、エンタテインメント性を持たせたりできる車載用表示モジュールを提供することにある。
本発明における表示装置は、車両に搭載される車載用表示モジュールであって、複数の表示部と、車情報データおよび画像データにそれぞれ基づいて前記複数の表示部に異なる画像を表示させる表示制御手段と、前記複数の表示部に表示された第1の画像を第2の画像に切り替えたり、前記複数の表示部に表示する画像を選択する表示切替選択手段と、を備えることを要旨とする。これによれば、自動車等の車両のインストルメントパネルに搭載する場合、乗員が表示切替選択手段を操作することで、乗員の意思で、複数の表示部に表示された第1の画像を第2の画像に切り替えたり、前記複数の表示部に表示する画像を
選択することができる。これにより、好みの画像表示を乗員が選択できるので、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。したがって、車両に付加価値を付けることができ、エンタテインメント性を付加することができる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記複数の表示部は、複数の走査線と複数のデータ線の交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素と、各画素に設けられた発光素子とをそれぞれ有し、前記車両のインストルメントパネルに取り付けられた複数の表示パネルで構成され、前記表示制御手段により前記複数の表示パネルを駆動して、前記複数の表示パネルで異なる画像を表示させることを要旨とする。これによれば、複数の表示パネルで異なる画像を表示させる車載用表示モジュールを車両のインストルメントパネルに搭載した場合、そのインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記複数の表示部は、複数の走査線と複数のデータ線の交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素と、各画素に設けられた発光素子とを有し、前記車両のインストルメントパネルに取り付けられた一つの表示パネル内の複数の表示領域であり、前記表示制御手段により前記表示パネルを駆動して、前記複数の表示領域で異なる画像を表示させることを要旨とする。これによれば、一つの表示パネル内の複数の表示領域で異なる画像を表示させる車載用表示モジュールを車両のインストルメントパネルに搭載した場合、そのインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示パネルは、前記発光素子としてエレクトロルミネッセンス素子を用いた有機ELパネルであることを要旨とする。これによれば、高輝度でコントラストの高い表示が可能な車載用表示モジュールを実現できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記複数の表示部は、前記車情報データとしての車速情報データに基づきスピードメータを画像表示する第1表示部と、前記車情報データとしてのエンジン回転数情報に基づきタコメータを画像表示する第2表示部と、前記車両に搭載された外部のシステム、外部の記憶装置および内部の記憶装置のいずれか一つからの画像データに基づき各種の画像を表示する第3表示部と、を有し、前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記各種の画像の一つとして前記外部の記憶装置或いは前記内部の記憶装置に格納されたキャラクタの画像を表示可能にしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、乗員の好みのキャラクタを第3表示部に画像表示させることができる。このように、好みの画像表示を乗員が選択できるので、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。したがって、車両に付加価値を付けることができ、エンタテインメント性を付加することができる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記第1表示部はスピードメータを、前記第2表示部はタコメータをそれぞれ画像表示し、前記表示切替選択手段の操作により、前記第1表示部と第2表示部の間で、前記スピードメータと前記タコメータの画像表示を入れ替えるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、第1表示部と第2表示部の間で、スピードメータとタコメータの表示位置を乗員の好みで入れ替えることができるので、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記車両に搭載されたカーナビゲーション装置を使って設定した目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージを、その目的地に着くまで常時表示させるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作するこ
とで、カーナビゲーション装置を使って設定した目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージを、その目的地に着くまで常時表示させるようにしている。このため、そのメッセージにより、目的地まで現在の燃料量で行けるか否かをその目的地に着くまで確認しながら、安心して目的地まで運転することができ、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。そのメッセージとしては、例えば、現在の燃料量で行ける場合には「目的地まで燃料OK」を表示させる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記車両に搭載されたカーナビゲーション装置を使って検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像を表示させるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、第3表示部に、カーナビゲーション装置を使って検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像を表示させることができ、その画像により目的地の現在の様子を運転しながら認識できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示切替選択手段の操作により、前記第1表示部および第2表示部によるスピードメータおよびタコメータの画像表示をアナログ表示とデジタル表示の間で切り替えられるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、第1表示部および第2表示部によるスピードメータおよびタコメータの画像表示をアナログ表示とデジタル表示の間で切り替えることができるので、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示切替選択手段の操作により、前記有機ELパネルに含まれる赤用画素,緑用画素および青用画素の3種類の画素全体での輝度を一定に保ったまま、前記3種類の画素の輝度比を変えるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、有機ELパネルでの表示を、例えば白をベースにした表示から青をベースにした表示に変えることができる。これにより、インストルメントパネル全体の表示デザインを変更することができる。
この車載用表示モジュールにおいて、前記表示切替選択手段の操作により、前記有機ELパネルに含まれる赤用画素,緑用画素および青用画素の3種類の画素の輝度を同量ずつ変えるようにしたことを要旨とする。これによれば、乗員が表示切替選択手段を手動操作することで、有機ELパネルでの表示の輝度を変更することができる。
以下、本発明を具体化した各実施形態を、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る車載用表示モジュールを図1〜図6に基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る車載用表示モジュール1全体の電気的構成を示している。図2は車載用表示モジュール1で用いるパネルアッセンブリの電気的構成を示し、図3(a)は一つの画素回路を示している。図4は車載用表示モジュール1が搭載された車両内部を示している。
この車載用表示モジュール1は、図1に示すように、表示パネルとして3つの有機ELパネル2,3,4をそれぞれ有する3つのパネルアッセンブリA,B,Cを備える。これら3つの有機ELパネル2〜4により、複数の表示部(本例では3つの表示部)が構成されている。
車載用表示モジュール1は、3つの有機ELパネル2,3,4をそれぞれ有する3つのパネルアッセンブリA,B,Cを備えたパネルユニットPUと、画像制御ユニットCUとを備える。この画像制御ユニットCUは、車情報データおよび画像データに基づいて複数
の表示用画像データを作成し、これらの画像データを出力する複数の出力ポートを備える。また、車載用表示モジュール1は、画像制御ユニットCUの複数の出力ポートにパネルアッセンブリA,B,Cがそれぞれ電気的に接続され、各有機ELパネル2,3,4に、複数の出力ポートから出力される複数の表示用画像データに基づき異なる表示をさせるようになっている。
(パネルアッセンブリの電気的構成)
次に、各パネルアッセンブリA,B,Cの電気的構成を、図1および図2に基づいて説明する。
各パネルアッセンブリA,B,Cは、車情報データおよび画像データに基づいてそれぞれ作成された複数の表示用画像データを使って各有機ELパネル2,3,4に表示をさせるパネル制御回路100が設けられたパネル制御基板101をそれぞれ備える。本例では、一例として、車情報データおよび画像データを画像処理する画像処理回路や電源回路が画像制御ユニットCU側に設けられているので、各パネル制御回路100は画像制御ユニットCUから送られる複数の表示用画像データを使って各有機ELパネル2,3,4に表示をさせる。
各パネルアッセンブリA,B,Cのパネル制御回路100は、各有機ELパネル2,3,4の輝度のばらつきを補正するための輝度補正データが格納された記憶手段としてのEEPROM102をそれぞれ備える。車載用表示モジュール1は、電源投入時に、各EEPROM102に格納された輝度補正データを使って各有機ELパネルの輝度が自動で調整されるようになっている。
また、各パネル制御回路100は、画像制御ユニットCUから送られる複数の表示用画像データを使って各有機ELパネル2,3,4に表示をさせるための信号として、制御信号O、ドライブデータP、パネル電源Qをそれぞれ出力する複数の出力端子を有する。これら複数の出力端子(図示省略)は、各有機ELパネル2,3,4を駆動するドライバIC103が実装されたフレキシブル配線基板104上の複数の配線を介して各有機ELパネル2,3,4の複数のデータ線、複数の電源線、複数の制御信号線と電気的に接続されるようになっている。
ドライバIC103は、各有機ELパネル2,3,4の後述する複数のデータ線を駆動するデータ線駆動回路として構成されている。制御信号Oは、後述する走査線駆動回路やドライバIC(データ線駆動回路)を制御する信号である。また、ドライブデータPは、後述する各画素(赤用,緑用および青用の各画素)の画像データ、例えば8ビットのデジタル階調データである。
フレキシブル配線基板104は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)で構成されている。フレキシブル配線基板104上には、各パネル制御回路100の複数の出力端子とドライバIC103の複数の入力側端子とを接続する複数の入力側配線(図示省略)と、ドライバIC103の複数の出力端子と各有機ELパネル2,3,4の複数のデータ線および走査線を接続する出力側配線とが形成されている。また、フレキシブル配線基板104上には、パネル電源Qを各有機ELパネル2,3,4の複数の電源線に供給する電源供給線が形成されている。
(有機ELパネルの電気的構成)
次に、各パネルアッセンブリA,B,Cにおける、上記有機ELパネル2,3,4とパネル制御回路100を含む有機EL表示装置の電気的構成を、図1〜図3に基づいて説明する。各パネルアッセンブリA,B,Cの有機EL表示装置は同じ構成の有機ELパネル
2,3,4をそれぞれ有するので、パネルアッセンブリAの有機EL表示装置の電気的構成を説明し、他のパネルアッセンブリB,Cの有機ELパネル3,4の説明は省略する。
パネルアッセンブリAの有機EL表示装置は、電流引き込み型の電流駆動方式(電流プログラム方式)を採用している。この有機EL表示装置は、有機ELパネル2、このパネル上に形成された左右2つの走査線駆動回路106L,106Rと、データ線駆動回路としてのドライバIC103と、パネル制御回路100とを備えている。
有機ELパネル2は、図2に示すように、行方向に延びるn本の第1走査線Y1〜Yn(nは整数)と列方向に延びるm本のデータ線X1〜Xm(mは整数)との交差に対応してn行m列に配列された複数の画素210Aを有している。また、有機ELパネル2は、行方向に延びるn本の第2走査線Y11〜Yn1を有している。複数の画素210Aはそれぞれ、例えば、R,G,Bの順に配置された赤用画素,緑用画素および青用画素の3種類により一つの画素が構成されている。つまり、各画素210Aはそれぞれ、例えば、R,G,Bの順に配置された赤用有機EL素子、緑用有機EL素子および青用有機EL素子の3種類の有機EL素子(エレクトロルミネッセンス素子)221により一つの画素が構成されている。
走査線駆動回路106Lは、上記制御信号Oとして入力される同期信号、クロック信号に応じたタイミングで、Hレベルのプログラム期間選択信号Vprg(図3(a),(b)参照)を順に生成して出力することで、第1走査線Y1〜Ynを線順次走査により一つずつ順に選択するようになっている。図3(b)では、第1走査線Y1〜Ynのうち、第1行目の第1走査線Y1にプログラム期間選択信号Vprgが出力されるプログラム期間(t1時点からt2時点までの期間)のみを示してある。
走査線駆動回路106Rは、上記制御信号Oとして入力される同期信号、クロック信号に応じたタイミングで、Hレベルの発光期間選択信号Vrep(図3(b)参照)を順に生成して出力することで、第2走査線Y11〜Yn1を線順次走査により一つずつ順に選択するようになっている。なお、図3(b)では、第2走査線Y11〜Yn1のうち、第1行目の第2走査線Y11にHレベルの発光期間選択信号Vrepが出力される発光期間(t2時点からt3時点までの期間)のみを示してある。
そして、ドライバIC103は、上記プログラム期間に、選択された1本の第1走査線に接続された各画素回路220に、データ線X1〜Xmをそれぞれ介してプログラム信号電流Isig(図3(b)参照)を一斉に供給するようになっている。
各プログラム信号電流Isigは、階調表示のためのnビットのデジタル階調データである赤用,緑用および青用の各画素の画像データをドライバIC103内でD−A変換した電流信号である。本例では、各画素210Aの画像データは、各画素の明るさを、8ビットの2進数で表わすデジタル階調データであり、0〜255の256段階の階調値をとる。
ドライバIC103は、図3に示すように、プログラム信号電流Isigをデータ線X1〜Xmを介して各画素回路220に書き込むためのデータ書き込み回路(サンプリング回路)、データ書き込み回路の動作タイミングをコントロールするシフトレジスタ、ラッチ回路、およびデジタル/アナログ変換器等を備える。ラッチ回路は、各画素の画像データを各画素ごとに設けたデータメモリに格納して1行分の画像データを保持し、上記プログラム期間に、各データメモリに格納した画像データが一斉に読み出されてドライバIC103内のデジタル/アナログ変換器(図示省略)へ出力されるようになっている。
このように、各有機ELパネル2〜4では、R,G,B3種類の有機EL素子221(赤用有機EL素子,緑用有機EL素子および青用有機EL素子)により一つの画素210Aが構成され、このような画素が複数の走査線と複数のデータ線の交差に対応してマトリクス状に配置されている。
複数の画素210Aはそれぞれ、有機半導体材料で構成された発光層から赤色,緑色および青色の光をそれぞれ放射する赤用有機EL素子、緑用有機EL素子および青用有機EL素子を有する赤用、緑用、および青用の3種類の画素回路をそれぞれ有している(図3(a)参照)。一つの画素210Aを構成する3種類の画素回路220は、各々の有機EL素子221から放射される光の色が異なる以外は、同じ回路構成である。
画素回路220の構成を図3(a)に基づいて説明する。
画素回路220は、駆動トランジスタTdr、プログラム用トランジスタTprg、プログラム時選択トランジスタTsig、発光時選択トランジスタTrepおよび保持容量Cstgを有している。駆動トランジスタTdrはPチャネルTFTで構成されている。プログラム用トランジスタTprg、プログラム時選択トランジスタTsigおよび発光時選択トランジスタTrepは、NチャネルTFTでそれぞれ構成されている。
駆動トランジスタTdrのドレインは発光時選択トランジスタTrepを介して有機EL素子221の陽極に接続され、有機EL素子221の陰極は接地されている。また、駆動トランジスタTdrのドレインはプログラム時選択トランジスタTsigを介して1つのデータ線(図3(a)ではデータ線X1)に接続されている。また、駆動トランジスタTdrのソースは高電位電源Vddに接続されている。さらに、駆動トランジスタTdrのゲートは保持容量Cstgの第1の電極に接続され、その保持容量Cstgの第2の電極は高電位電源Vddに接続されている。プログラム用トランジスタTprgは、駆動トランジスタTdrのゲート・ドレイン間に接続されている。
プログラム時選択トランジスタTsigおよびプログラム用トランジスタTprgの各ゲートは、第1走査線の1つ(図3(a)では第1走査線Y1)に接続されている。そして、プログラム時選択トランジスタTsigおよびプログラム用トランジスタTprgは、第1走査線Y1からのHレベルのプログラム期間選択信号Vprgに応答してオン状態となり、LレベルのVprgに応答してオフ状態となる。そして、本実施形態では、プログラム時選択トランジスタTsigおよびプログラム用トランジスタTprgがオン状態となると、データ線X1に上記プログラム信号電流Isigが供給されるようになっている。
発光時選択トランジスタTrepのゲートは、第2走査線の1つ(図3(a)ではY11)に接続されている。また、発光時選択トランジスタTrepは、第2走査線Y11からのHレベルの発光期間選択信号Vrepに応答してオン状態となり、LレベルのVrepに応答してオフ状態となる。そして、発光時選択トランジスタTrepがオン状態になると、駆動トランジスタTdrのオン状態に基づく駆動トランジスタ供給電流IdrをOLED供給電流Ioledとして有機EL素子221に供給するようになっている。
次に、各画素回路220の動作を、図3(b)に基づいて簡単に説明する。
1.プログラム期間
いま、第1走査線Y1からHレベルのプログラム期間選択信号Vprgが供給されると、プログラム用トランジスタTprgおよびプログラム時選択トランジスタTsigはオン状態に設定される。このとき、第2走査線Y11からLレベルの発光期間選択信号Vrepが供給されていて、発光時選択トランジスタTrepはオフ状態に設定されている。このとき、データ線X1にプログラム信号電流Isigが供給される。そして、プログラ
ム用トランジスタTprgがオン状態になることによって駆動トランジスタTdrはダイオード接続となる。その結果、そのプログラム信号電流Isigが、駆動トランジスタTdr→プログラム時選択トランジスタTsig→データ線X1という経路で流れる。このとき、駆動トランジスタTdrのゲートの電位に対応した電荷が保持容量Cstgに蓄積される。
2.発光期間
この状態から、プログラム期間選択信号VprgがLレベルとなり、発光期間選択信号VrepがHレベルとなると、プログラム用トランジスタTprgおよびプログラム時選択トランジスタTsigがオフ状態に設定され、発光時選択トランジスタTrepはオン状態に設定される。このとき、保持容量Cstgの電荷の蓄積状態は変化しないので、駆動トランジスタTdrのゲート電位は、プログラム信号電流Isigが流れたときの電圧に保持されている。従って、駆動トランジスタTdrのソース・ドレイン間には、そのゲート電圧に応じた大きさの駆動トランジスタ供給電流Idr(OLED供給電流Ioled)が流れる。詳しくは、OLED供給電流Ioledは、駆動トランジスタTdr→発光時選択トランジスタTrep→有機EL素子221という経路で流れる。これによって、有機EL素子221は、OLED供給電流Ioled(プログラム信号電流Isig)に応じた輝度で発光する。
このような動作が、第1走査線Y2〜Ynにそれぞれ接続された各画素回路220において順に行われて1フレーム分の表示がなされる。
また、パネルアッセンブリAのパネル制御回路100は、上記EEPROM102と、基準電圧生成回路107とを備える。EEPROM102には、各有機ELパネルごとの輝度のばらつきを補正して、同じ階調値の画像データにより同じ輝度で発光するように、各有機ELパネルの輝度を調整するための輝度補正データが格納されている。また、EEPROM102には、ドライバIC103の初期化のためのパラメータ、例えば各有機ELパネル2,3.4でのフレーム周波数を設定するためのデータも格納されている。
本例では、各有機ELパネル2,3,4の輝度を調整するために、電源投入時、例えばキー操作に車両の電源がオンになった時、ドライバIC103内のデジタル/アナログ変換器の基準電圧をEEPROM102に格納された輝度補正データによってR,G,Bごとに補正するようになっている。そのために、基準電圧生成回路107は、電源投入時にデジタル/アナログ変換器の基準電圧を輝度補正データによって補正したR,G,Bごとの基準電圧VrefR,VrefG,VrefBを生成してドライバIC103へ出力するようになっている。
上記車載用表示モジュール1は、図4に示すように、自動車等の車両20のインストルメントパネル21に搭載される。真中の有機ELパネルで表示されるスピードメータの上部左右には、方向指示器40の上下方向への操作により2つの発光ダイオードが点滅する方向指示部41,42が設けられている。この方向指示部41,42は、ハザードスイッチ(図示省略)の操作により2つの発光ダイオードが同時に点滅する。
また車載用表示モジュール1は、一例として図5に示すように、真中の有機ELパネル2により、車速をアナログ表示するスピードメータの目盛り91、数字92および指針93を表示する。また、右側の有機ELパネル3によりエンジン回転数をアナログ表示するタコメータの目盛り94、数字95および指針96を表示し、左側の有機ELパネル4でカーナビゲーション装置400の地図情報等の画像97を表示する。また、有機ELパネル4では、テレビの画像やDVD装置の画像も表示できる。なお、図5で符号80はインストルメントパネル21に取り付けられた車載用表示モジュール1の表面に取り付けられた樹脂製のパネルカバーである。このパネルカバー80には、真中の有機ELパネル2の
表示エリア14で表示されるスピードメータ用の円形開口部81と、右側の有機ELパネル3の表示エリア14で表示されるタコメータ用の円形開口部82と、左側の有機ELパネル4で表示される画像用の矩形開口部83とが設けられている。
(画像制御ユニットの電気的構成)
次に、上記画像制御ユニットCUの電気的構成を図1に基づいてより詳しく説明する。
本例では、車載用表示モジュール1は、3つの有機ELパネル2,3,4に対して一つの画像制御ユニットCUを備える。
画像制御ユニットCUは、入力される車情報データおよび画像データに基づいて複数の表示用画像データをそれぞれ作成し3つのパネルアッセンブリA,B,Cの各パネル制御回路100へ出力する画像処理回路110が設けられた画像制御基板111を備える。
また、画像制御ユニットCUは、複数の出力ポートから各有機ELパネル2,3,4へ電源を供給する電源回路112と、車情報データおよび画像データがそれぞれ入力される複数の入力回路(インターフェースI/F1,I/F2)113,114とを備える。さらに、画像制御ユニットCUは、画像処理回路110、電源回路112、入力回路113,114を統括制御するCPU115と、各種の制御プログラム等が格納されたROM116と、画像処理に用いる各種の画像データが格納されたROM117と画像処理用のRAM118とを備える。
ROM117には、スピードメータの目盛り91および数字92を表示させるための背景データ、タコメータの目盛り94および数字95を表示させるための背景データが格納されている。また、ROM117には、スピードメータの目盛り91および数字92に重ねて表示される指針93の画像を作成するための画像データ、タコメータの目盛り94および数字95に重ねて表示される指針96の画像を作成するための画像データ等が格納されている。指針93や指針96をそれぞれ背景画像に重ねて表示する方法として、例えば次の2通りがあり、いずれの方法でも良い。
・所定角度ずつ位置が異なる多数の指針データ(指針93用の指針データと指針96用の指針データの2種類)をROM117に格納しておき、車速やエンジン回転数に応じた指針データを読み出し、読み出した指針データと上記背景データの足し算をして各メータの表示用画像データを作成する。
・車速データやエンジン回転数に応じた角度位置の指針93および指針96の画像データをそれぞれ作成し、作成した各指針の画像データと、上記背景データの足し算をして各メータの表示用画像データを作成する。
入力回路113には、有機ELパネル2によりスピードメータを表示させるための車速データと、有機ELパネル3によりタコメータを表示させるためのエンジン回転数データとが入力される。車速センサで検出された車速データと、エンジン回転数センサで検出されたエンジン回転すデータは、それぞれ車両内のECU(電子制御ユニット)から車載ネットワークを通じて逐次送られる。車載ネットワーク・プロトコルとして、例えば、CAN(Controller Area Network)、Flex Ray等が利用可能である。
入力回路114には、自動車等の車両に搭載されるカーナビゲーション装置400から地図情報等の画像データ(RGBごとの画像データ)が入力される。本例では、一例として、それらの画像データと一緒にクロック(同期信号)が入力回路114に入力されるので、その同期信号に基づいて各有機ELパネル2,3,4での走査の同期をとるようになっている。なお、有機ELパネル2,3,4側からのクロック(同期信号)をもらって、
画像制御ユニットCUから各パネルアッセンブリA,B,C側への画像データの転送を行い、有機ELパネル2,3,4の走査を行うようにしてもよい。また、入力回路114には、テレビ、ビデオ装置等の他のシステムからの画像データ、HDD,DVD等の記憶装置からの画像データを入力することもできる。
図1に示す画像制御ユニットCUにおいて、符号aは車情報データ制御信号、符号bは画像データ制御信号、符号cは画像処理回路制御信号、符号dは電源回路制御信号、符号eはパネルアッセンブリ制御信号、符号fは車情報データ、符号gは画像データである。また、符号hはパネルアッセンブリAへの電源信号、符号iはパネルアッセンブリBへの電源信号、符号jはパネルアッセンブリCへの電源信号、符号kはパネルアッセンブリAへの画像データ、符号lはパネルアッセンブリBへの画像データ、符号mはパネルアッセンブリCへの画像データである。また、符号nは、RAM118の制御信号である。
CPU115は、車情報データ制御信号aにより入力回路113に逐次入力される車情報データf(車速データおよびエンジン回転数データ)を画像処理回路110へ転送する制御を行う。また、CPU115は、画像データ制御信号gにより入力回路114に入力される画像データを画像処理回路110へ転送する制御を行う。また、CPU115は、電源回路制御信号dにより、電源回路112の各出力ポートから各パネルアッセンブリA,B,Cへ電源信号h,i,jを出力する制御を行う。また、CPU115は、画像処理回路制御信号cにより、画像処理回路110から各パネルアッセンブリA,B,Cへ画像データk,l,mを出力する制御を行う。
図1では、一例として、画像処理回路110から出力される画像データk,l,mが輝度調整回路330を介して各パネルアッセンブリA,B,Cへ出力されるようになっている。RGBの3種類の画素の輝度を調整しない場合には、その輝度調整回路330は不要である。そして、CPU115は、パネルアッセンブリ制御信号eを各パネルアッセンブリA,B,Cへ出力する制御を行うようになっている。
以上の構成を有する車載用表示モジュール1は、入力回路113に入力される車速データに応じた速度を表わすスピードメータを有機ELパネル2に表示させるとともに、入力回路113に入力されるエンジン回転数データに応じたエンジン回転数を表わすタコメータを有機ELパネル3に表示させる(図5参照)。また、車載用表示モジュール1は、入力回路114にカーナビゲーション装置400から地図情報等の画像データが入力される場合には、その画像データを有機ELパネル4に表示させる(図5参照)。
さらに、車載用表示モジュール1は、乗員の手動操作により、3つの有機ELパネル2〜4に表示された第1の画像を第2の画像に切り替えたり、有機ELパネル2〜4に表示する画像を選択することができるようになっている。
そのため、車載用表示モジュール1の画像制御ユニットCUはさらに、図1に示すように、表示切替選択回路300と、コントローラ320と、輝度調整回路330とを備えている。表示切替選択回路300は、乗員の手動操作により3つの有機ELパネル2〜4による画像表示を切り替えたり、選択する機能を有し、その手動操作に応じた表示態様の変更を表わすデジタルである表示切替選択信号rを出力するようになっている。
コントローラ320は、表示切替選択信号rに応じて、各有機ELパネル2〜4の輝度変更の情報を含む輝度調整信号uと、輝度以外の表示態様の変更を表わす表示態様変更信号tとの2種類の信号を出力するようになっている。輝度調整信号uは輝度調整回路330へ出力され、表示態様変更信号tは画像処理回路110へ出力されるようになっている。
輝度調整回路330は、画像処理回路110から出力される各画像データk,l,mに対して、輝度調整信号uが表わすRGBごとの輝度調整値に応じてRGBごとに輝度を変更し、変更した画像データを各パネルアッセンブリA,B,Cへ出力する。輝度調整信号uが表わす輝度調整値が「0」の場合には、画像処理回路110から出力される各画像データk,l,mは、そのまま各パネルアッセンブリA,B,Cへ出力される。
また、本例の車載用表示モジュール1では、車速情報データに基づきスピードメータを画像表示する有機ELパネル2が第1表示部を、エンジン回転数情報に基づきタコメータを画像表示する有機ELパネル3が第2表示部を、有機ELパネル4が第3表示部になっている。
この有機ELパネル4には、車両に搭載された外部のシステム、外部の記憶装置および内部の記憶装置のいずれか一つからの画像データに基づき各種の画像を表示するようになっている。ここで、外部のシステムは、例えば、カーナビゲーション装置400、テレビ、ビデオ装置等のシステムであり、外部の記憶装置はHDD,DVD等であり、また、内部の記憶装置は例えばROM117である。
そして、本例の車載用表示モジュール1の特徴は、表示切替選択回路300を乗員が手動操作することにより(表示切替選択手段の操作により)、有機ELパネル4に、各種の画像の一つとして上記外部の記憶装置或いは内部の記憶装置としてのROM117に格納されたキャラクタの画像を表示可能にした点にある。
表示切替選択回路300には、図示を省略した複数のスイッチが電気的に接続されている。これら複数のスイッチには、好みのキャラクタを選択するためのキャラクタ選択スイッチ(図示省略)が含まれている。このキャラクタ選択スイッチを操作すると、表示切替選択回路300は、選択したキャラクタを表わす表示切替選択信号rをコントローラ320へ出力する。このときコントローラ320は、その表示切替選択信号rに応じて、選択したキャラクタを有機ELパネル4に表示させるための表示態様変更信号tを画像処理回路110へ出力する。このとき画像処理回路110は、表示態様変更信号tが表わすキャラクタの画像データをROM117から読み込み、その画像データ(画像データm)を輝度調整回路330を介してパネルアッセンブリCへ出力するようになっている。これにより、有機ELパネル4は、図6に示すように選択されたキャラクタ350を画像表示させる。
なお、第1実施形態では、車情報データおよび画像データにそれぞれ基づいて複数の表示部に異なる画像を表示させる表示制御手段が、画像制御ユニットCUと、各パネルアッセンブリA,B,Cのパネル制御回路100およびドライバIC103とで構成されている。また、複数の表示部に表示された第1の画像を第2の画像に切り替えたり、複数の表示部に表示する画像を選択する表示切替選択手段が、表示切替選択回路300で構成されている。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続されたキャラクタ選択スイッチを手動操作することで、乗員の好みのキャラクタを有機ELパネル4に画像表示させることができる。このように、好みの画像表示を乗員が選択できるので、車両20のインストルメントパネル21に面白さ、楽しさを付加できる。したがって、車両に付加価値を付けることができ、エンタテインメント性を付加することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る車載用表示モジュール1を図7に基づいて説明する。
この車載用表示モジュール1の特徴は、乗員が表示切替選択回路300の複数のスイッチを手動操作することで、有機ELパネル2と有機ELパネル3の間で、スピードメータとタコメータの画像表示を入れ替えられるようにした点にある。
本例では、表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチには、表示入れ替えスイッチ(図示省略)が含まれている。この表示入れ替えスイッチ(図示省略)を手動操作することにより、図5に示すようなメータ配置と、図7に示すようなメータ配置のいずれかを乗員の好みで選択できるようになっている。
つまり、本実施形態では、有機ELパネル2に表示される図5に示すようなスピードメータの画像(第1の画像)を図7に示すようなタコメータの画像(第2の画像)に切り替え、有機ELパネル3では、図5に示すようなタコメータの画像(第1の画像)を図7に示すようなスピードメータの画像(第2の画像)に切り替えことができる。
以上のように構成された第2実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続された表示入れ替えスイッチを手動操作することで、有機ELパネル2と有機ELパネル3の間で、スピードメータとタコメータの表示位置を乗員の好みで入れ替えることができるので、車両20のインストルメントパネル21に面白さ、楽しさを付加できる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る車載用表示モジュール1を図8に基づいて説明する。
この車載用表示モジュール1の特徴は、乗員が表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチを手動操作することで、有機ELパネル4に、車両20に搭載されたカーナビゲーション装置400を使って設定した目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージを、その目的地に着くまで常時表示させるようにした点にある。
本例では、表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチには、燃料確認スイッチ(図示省略)が含まれている。この燃料確認スイッチを操作することで、目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージが有機ELパネル4に表示されるようになっている。図8に示す表示例では、その目的地まで、現在の燃料量で行けるというメッセージとして、「目的地まで燃料OK」を有機ELパネル4に画像表示させている。その目的地まで、現在の燃料量で行けない場合には、例えば「目的地まで燃料NO」のようなメッセージを有機ELパネル4に画像表示させる。
以上のように構成された第3実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続された燃料確認スイッチを手動操作することで、カーナビゲーション装置400を使って設定した目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージを、その目的地に着くまで常時表示させるようにしている。このため、そのメッセージにより、その目的地まで現在の燃料量で行けるか否かをその目的地に着くまで確認しながら、目的地まで安心して運転することができ、車両のインストルメントパネルに面白さ、楽しさを付加できる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る車載用表示モジュール1を図9に基づいて説明する。
この車載用表示モジュール1の特徴は、乗員が表示切替選択回路300の複数のスイッチを手動操作することで、有機ELパネル4に、車両20に搭載されたカーナビゲーション装置400を使って検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像を表示させるようにした点にある。本例では、表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチには、目的地画像選択スイッチ(図示省略)が含まれている。この目的地画像選択スイッチを操
作することで、検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像が有機ELパネル4に表示されるようになっている。
図9に示す表示例では、その目的地の現在の景色を有機ELパネル4に画像表示させている。なお、目的地の現在の景色や天候の画像データは、例えば、カーナビゲーション装置400に付属の携帯電話410等の端末を使って、外部から入手する。
以上のように構成された第4実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続された目的地画像選択スイッチを手動操作することで、有機ELパネル4に、カーナビゲーション装置400を使って検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像を表示させることができ、その画像により目的地の現在の様子を運転しながら認識できる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る車載用表示モジュール1を図10に基づいて説明する。
この車載用表示モジュール1の特徴は、乗員が表示切替選択回路300の複数のスイッチを手動操作することで、有機ELパネル2および有機ELパネル3によるスピードメータおよびタコメータの画像表示を通常のアナログ表示からデジタル表示に切り替えられるようにした点にある。
本例では、表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチには、デジタル表示選択スイッチ(図示省略)が含まれている。このデジタル表示選択スイッチを操作することで、有機ELパネル2,3の各メータ表示を通常のアナログ表示(図5参照)からデジタル表示(図10参照)に切り替えられるようになっている。
以上のように構成された第5実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続されたデジタル表示選択スイッチを手動操作することで、有機ELパネル2、3によるスピードメータ,タコメータの画像表示を通常のアナログ表示からデジタル表示に切り替えることができるので、車両20のインストルメントパネル21に面白さ、楽しさを付加できる。
(第6実施形態)
第6実施形態に係る車載用表示モジュール1を図11に基づいて説明する。
この車載用表示モジュール1の特徴は、乗員が表示切替選択回路300の複数のスイッチを手動操作することで、各有機ELパネル2,3での輝度を一定に保ったまま、RGB3種類の画素の輝度比を変えられるようにした点にある。
本例では、表示切替選択回路300に接続された複数のスイッチには、輝度比変更スイッチ(図示省略)が含まれている。この輝度比変更スイッチを操作することで、RGB3種類の画素全体での輝度を一定に保ったまま、例えば図11(a)に示すような輝度比から図11(b)に示すような輝度比へ変えて、各有機ELパネル2,3での表示を、白をベースにした表示から青をベースにした表示に変えられるようになっている。
本例では、コントローラ320は、乗員が輝度比変更スイッチを手動操作したときに表示切替選択回路300から出力される表示切替選択信号rに応じて、各有機ELパネル2,3のRGB3種類の輝度比変更の情報を含む輝度調整信号uを輝度調整回路330へ出力する。このとき輝度調整回路330は、画像処理回路110から出力される各パネルアッセンブリA,B,Cごとの画像データに対して、輝度調整信号uが表わすRGBの輝度比(輝度調整値)に応じてRGBごとに輝度を変更し、変更した画像データk,l,mを各パネルアッセンブリA,B,Cへ出力する。
なお、本例で、有機ELパネル2での表示を例えば白をベースにした表示から青をベースにした表示に変えるのは、図5に示すスピードメータの目盛り91と数字92を含む背景の表示である。また、有機ELパネル3での表示を白をベースにした表示から青をベースにした表示に変えるのは、図5に示すタコメータの目盛り94と数字95を含む背景の表示である。
輝度調整回路330は、輝度調整信号uの入力により、例えば図11(a)に示す輝度比から、図11(b)に示すようにB(青)の輝度比を上げて、R(赤)とG(緑)の輝度比を下げるようにする。そのために、輝度調整回路330は、有機ELパネル2,3の各画素のRGB3つの画素のうち、赤用画素の赤用有機EL素子221と緑用画素の緑用有機EL素子221に流すそれぞれ電流値を小さくするとともに、青用画素の青用有機EL素子221に流す電流値を大きくする。
このように、輝度調整回路330により、赤用画素と緑用画素に流す電流値を小さくし、青用画素に流す電流値を大きくして、RGBの輝度比を変更する方法としては次の3つの方法のいずれか一つを行えばよい。
(1)R(赤)とG(緑)の各画素回路の電源ライン340(図3(a)参照)に供給する基準電圧を下げるととともに、B(青)の各画素回路の電源ライン340に供給する基準電圧を上げる。
(2)RGBの各画素ごとに、データ線駆動回路としてのドライバIC103内のDAC(デジタル/アナログ変換器)の基準電圧を変える。例えば、その基準電圧を変更するための信号を、図2に示す基準電圧生成回路107へ出力する。
(3)画像処理回路110から出力される各画素ごとの画像データ、例えば8ビットの画像データの階調値を、ROM117に予め格納されたマップを参照して変更し、変更した各画素ごとの画像データk,lを各有機ELパネル2,3へ出力する。
以上のように構成された第6実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○乗員が表示切替選択回路300に接続された輝度比変更スイッチを手動操作することで、有機ELパネル2,3での表示を、例えば白をベースにした表示から青をベースにした表示に変えることができる。これにより、インストルメントパネル21全体の表示デザインを変更することができる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記各実施形態では、表示パネルとして有機ELパネル2〜4を用いた車載用表示モジュール1を一例として説明したが、放電を用いた蛍光型のプラズマディスプレイに用いる表示パネル、電子放出素子を用いたディスプレイ(FED)やSED(Surface−Conduction Electron−Emitter Display)に用いる表示パネルを用いた車載用表示モジュー
ル1にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、複数の表示部が3つの有機ELパネル2〜4で構成された車載用表示モジュール1を一例として説明したが、複数の表示部を一つの表示パネル、例えば有機ELパネル内の複数の表示領域とした車載用表示モジュール1にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、車載用表示モジュール1は、図1に示すように、3つの有機ELパネル2,3,4に対して一つの画像制御ユニットCUを備える構成としているが、3
つの有機ELパネル2,3,4に個別に画像制御ユニットを設ける構成にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、データ線駆動回路として構成されたドライバIC103がフレキシブル配線基板104に実装されているが、データ線駆動回路を各有機ELパネル2〜4の発光素子基板上に形成した構成にも本発明は適用される。
・上記各実施形態において、図1に示すコントローラ320は、表示切替選択信号rに応じて、有機ELパネル4に表示させるのに必要な画像データを信号vで要求して、カーナビゲーション装置400からその画像データを取得するようにしても良い。
・上記各実施形態では、有機ELパネルの数を「3」としているが、その数は一例であって、本発明は「3」以外の複数の有機ELパネルを用いた車載用表示モジュールに適用可能である。
・上記各実施形態では、表示パネルとして有機EL素子を用いた有機ELパネルを用いているが、表示パネルとして無機EL素子を用いた無機ELパネルを用いた構成にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、3つの有機ELパネルの一つで、カーナビゲーション装置400の地図情報等の画像を表示するようにしていが、その有機ELパネルで車両のバックモニタの映像を表示させるようにしてもよい。要するに、複数の有機ELパネルでそれぞれ表示する表示態様を任意に選択することが可能である。
・上記各実施形態において、複数の有機ELパネルの一部を車両のインストルメントパネル以外の場所に配置する場合にも本発明は適用可能である。例えば、複数の有機ELパネルの一部を、有機ELパネルで表示される画像を後部席の乗員が見れるような場所に配置した構成にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態で説明した車載用表示モジュールにおいて、乗員が表示切替選択回路300に接続された輝度変更スイッチを手動操作することで、各有機ELパネル2〜4での表示輝度を同量ずつ変更できるようにしても良い。
第1実施形態に係る車載用表示モジュール全体の電気的構成を示すブロック図。 同モジュールで用いるパネルアッセンブリの電気的構成を示すブロック図。 (a)は画素回路を示す回路図、(b)は動作を示すタイミングチャート。 同モジュールが搭載された車両のインストルメントパネルを示す斜視図。 同モジュールの表示状態を示す平面図。 第1実施形態の動作説明図。 第2実施形態の動作説明図。 第3実施形態の動作説明図。 第4実施形態の動作説明図。 第5実施形態の動作説明図。 (a)第6実施形態の動作説明に用いる白表示の輝度比を示すグラフ、(b)青表示の輝度比を示すグラフ。
符号の説明
f…車情報データ、k,l,m…画像データ、X1〜Xm…データ線、1…車載用表示
モジュール、2〜4…有機ELパネル、20…車両、21…インストルメントパネル、97…画像、210A…画素、221…有機EL素子、350…キャラクタ、400…カーナビゲーション装置。

Claims (11)

  1. 車両に搭載される車載用表示モジュールであって、
    複数の表示部と、
    車情報データおよび画像データにそれぞれ基づいて前記複数の表示部に異なる画像を表示させる表示制御手段と、
    前記複数の表示部に表示された第1の画像を第2の画像に切り替えたり、前記複数の表示部に表示する画像を選択する表示切替選択手段と、を備えることを特徴とする車載用表示モジュール。
  2. 請求項1に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記複数の表示部は、複数の走査線と複数のデータ線の交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素と、各画素に設けられた発光素子とをそれぞれ有し、前記車両のインストルメントパネルに取り付けられた複数の表示パネルで構成され、
    前記表示制御手段により前記複数の表示パネルを駆動して、前記複数の表示パネルで異なる画像を表示させることを特徴とする車載用表示モジュール。
  3. 請求項1に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記複数の表示部は、複数の走査線と複数のデータ線の交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素と、各画素に設けられた発光素子とを有し、前記車両のインストルメントパネルに取り付けられた一つの表示パネル内の複数の表示領域であり、
    前記表示制御手段により前記表示パネルを駆動して、前記複数の表示領域で異なる画像を表示させることを特徴とする車載用表示モジュール。
  4. 請求項2又は3に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示パネルは、前記発光素子としてエレクトロルミネッセンス素子を用いた有機ELパネルであることを特徴とする車載用表示モジュール。
  5. 請求項4に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記複数の表示部は、前記車情報データとしての車速情報データに基づきスピードメータを画像表示する第1表示部と、前記車情報データとしてのエンジン回転数情報に基づきタコメータを画像表示する第2表示部と、前記車両に搭載された外部のシステム、外部の記憶装置および内部の記憶装置のいずれか一つからの画像データに基づき各種の画像を表示する第3表示部と、を有し、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記各種の画像の一つとして前記外部の記憶装置或いは前記内部の記憶装置に格納されたキャラクタの画像を表示可能にしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  6. 請求項5に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記第1表示部はスピードメータを、前記第2表示部はタコメータをそれぞれ画像表示し、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記第1表示部と第2表示部の間で、前記スピードメータと前記タコメータの画像表示を入れ替えるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  7. 請求項5又は6に記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記車両に搭載されたカーナビゲーション装置を使って設定した目的地まで、現在の燃料量で行けるか否かを表わすメッセージを、その目的地に着くまで常時表示させるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  8. 請求項5〜7のいずれか一つに記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記第3表示部に、前記車両に搭載されたカーナビゲーション装置を使って検索した目的地の現在の景色や天候を表わす画像を表示させるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  9. 請求項5〜8のいずれか一つに記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記第1表示部および第2表示部によるスピードメータおよびタコメータの画像表示をアナログ表示とデジタル表示の間で切り替えられるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  10. 請求項4〜9のいずれか一つに記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記有機ELパネルに含まれる赤用画素,緑用画素および青用画素の3種類の画素全体での輝度を一定に保ったまま、前記3種類の画素の輝度比を変えるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
  11. 請求項4〜9のいずれか一つに記載の車載用表示モジュールにおいて、
    前記表示切替選択手段の操作により、前記有機ELパネルに含まれる赤用画素,緑用画素および青用画素の3種類の画素の輝度を同量ずつ変えるようにしたことを特徴とする車載用表示モジュール。
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