JP2006243934A - 計測データ転送装置 - Google Patents

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光男 吉本
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Abstract

【課題】接続操作および起動操作が簡単で、しかも、データ転送が正常に機能しなかった場合に、問題の所在箇所を容易に認識可能とする。
【解決手段】計測器1との接続用端子9と、通信用カード5用スロット4と、計測器から計測データを取得するデータ取得部11と、計測データを通信用カードを介しインターネットを経由して所定のサーバに転送するデータ転送部12と、データ取得部及びデータ転送部の動作を制御する制御部13とを備える。データ転送操作用のスイッチとして電源スイッチ14および送信スイッチ15を備え、動作表示部として第1〜第3表示ランプ20、21、22を備え、第1〜第3表示ランプはそれぞれ2種類の表示色、消灯、点灯、および点滅の組み合わせからなる各表示モードを有し、制御部は、電源スイッチおよび送信スイッチの操作状態に応じて、第1〜第3表示ランプの各表示モードの組み合わせにより動作状態を表示する制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば血圧計、血糖値計等の計測器が出力する計測データを、インターネットを通じて医療機関等のサーバへ転送して、医療機関による健康管理を受ける在宅健康管理システムに用いるための、計測データ転送装置に関する。
近年、在宅で健康を管理するために、患者自身が日常的に生体情報、たとえば血圧、血糖値等を測定し、測定結果を定期的に医療機関へ送って健康管理を受ける在宅健康管理システムの重要性が認識されている。そのようなシステムの恩恵を受けるためには、たとえば、測定結果を一日一度、または1週に一度というような頻度で医療機関に送信する必要がある。
しかし、測定結果を記録すること自体が非常に煩わしく、また測定結果の記録を医療機関へ送るために、例えばインターネットを利用することも、このような作業が要求される患者には比較的高齢者が多いため、その操作が理解し難いというのが実情である。このような事情から、生体情報の計測器そのものに通信手段を備えさせ、自動的にインターネットや携帯電話を利用して、患者の生体情報を定期的に送信するシステムが種々提案されている。
しかし、計測器自身にインターネットを介して通信する機能、または携帯電話用の無線回線網を介して通信する機能を有していたり、または電話機との接続のためのアダプタと計測器とが一体化されていたりするため、必然的にコスト高となる。また生体情報を測定する装置そのものは比較的小型であっても、通信機能を有するために大型化し、また重量も増大してしまう。更に、種々の煩瑣な操作が依然として必要であるため、機械操作の苦手な特に老人にとっては使い難いものとなっていた。
これに対して、例えば特許文献1には、計測器とは分離して、単独で構成された生体情報送信用アダプタを用いることが記載されている。すなわち、それ自身は比較的小型であり、また比較的軽量である生体情報送信用アダプタを、必要に応じて計測器と接続可能とする。一方では、生体情報送信用アダプタを携帯電話機と必要に応じて接続可能として、両者が接続されることのみで自動的に、計測器から生体情報を入力し、それを自動的に携帯電話機へ出力させて、携帯電話機から送信させるように構成される。
特開2003−325460号公報
上記従来例の生体情報送信用アダプタは、操作は比較的簡単であるが、データ転送が順調に機能しなかった場合、問題の所在箇所を探求することが困難である。例えば、接続操作が確実に行われているかどうか、あるいは、送信用アダプタや携帯電話機の動作に不良はないのかどうか、等について、機械操作の苦手な特に老人にとっては判断が困難である。また、送信用アダプタと携帯電話機との接続は、老人にとっては多少煩雑である。
従って、本発明は、接続操作および起動操作が簡単で、しかも、データ転送が正常に機能しなかった場合に、問題の所在箇所を容易に認識することが可能な計測データ転送装置を提供することを目的とする。
本発明の計測データ転送装置は、計測器と接続するための接続端子と、通信用カードを装着するためのカードスロットと、前記接続端子を介して前記計測器から計測データを取得するデータ取得部と、前記計測データを前記カードスロットに装着された前記通信用カードを介しインターネットを経由して所定のサーバに転送するデータ転送部と、前記データ取得部及び前記データ転送部の動作を制御する制御部とを備え、前記計測器と接続され、前記通信用カードが装着された状態で所定のデータ転送操作が行われることにより、前記計測データを前記サーバに転送する。前記データ転送操作用のスイッチとして電源スイッチおよび送信スイッチを備え、動作表示部として第1〜第3表示ランプを備え、前記第1〜第3表示ランプはそれぞれ2種類の表示色、消灯、点灯、および点滅の組み合わせからなる各表示モードを有し、前記制御部は、前記電源スイッチおよび前記送信スイッチの操作状態に応じて、前記第1〜第3表示ランプの前記各表示モードの組み合わせにより動作状態を表示する制御を行うことを特徴とする。
上記構成の計測データ転送装置によれば、電源スイッチおよび送信スイッチのみを用いて操作を行うように構成することにより、起動操作を複雑にすることなく、データ転送が順調に機能しなかった場合の問題の所在箇所を容易に特定し、さらに、第1〜第3表示ランプによる、2種類の表示色、消灯、点灯、および点滅の組み合わせからなる各表示モードを用いることにより、操作者が問題の所在箇所を容易に認識可能とすることができる。また、通信用カードを用いることにより、通信機能を得るための操作が簡単である。
上記構成の本発明の計測データ転送装置において、前記制御部は、前記計測器及び前記通信用カードとの接続状態の良否を検出し、前記動作表示部により前記接続状態の検出結果を表示するとともに、前記接続状態の検出結果が不良である場合は、動作を停止するとともに、所定の時間が経過した時点で電源を切断する構成とすることができる。
また、上記構成の計測データ転送装置において、前記サーバから送信される警告データを受信可能であり、前記警告データを受信したときに、前記制御部は前記動作表示部を所定の警告表示モードに動作させる構成とすることができる。
また、前記計測器は、医療機器、歩数計、電気の消費量を測定する電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ、ログデータを出力可能な生産設備、または動作状態を示すデータを出力可能な家電製品である構成とすることができる。
また、前記医療機器は、血圧計、脈拍計、または血糖値計である構成とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施の形態におけるデータ転送装置を用いたデータ収集システムの構成を模式的に示す。このデータ収集システムは、血圧計1を計測器として各端末システムが構成されている。各血圧計1には、ケーブル2を介してデータ転送装置3がそれぞれ接続される。また、データ転送装置3に設けられたカードスロット4には、通信用カード5が装着される。通信用カード5としては、インターネット6に接続するための通信機能を有するどのようなカードを用いても良い。
このデータ収集システムはさらに、各血圧計1によって測定された血圧データを蓄積するためにインターネット6に接続されたサーバ7と、インターネット6に接続可能なドクター用コンピュータ(以下「ドクターPC」と称する)8とを含む。ドクターPC8は、サーバ7に蓄積された血圧データを医師が分析するために用いられる。
図2は、データ転送装置3の構成と、血圧計1および通信用カード5との接続構造を示すブロック図である。データ転送装置3は、カードスロット4を有するとともに、ケーブル2の一端と接続される接続端子9を有する。ケーブル2の他端は、血圧計1に設けられた接続端子10と接続される。
データ転送装置3は、主要な要素として、データ取得部11、データ転送部12、及び制御部13を有する。それらの要素は、マイクロプロセッサにより構成することができる。データ取得部11には、接続端子10、ケーブル2、及び接続端子9を介して、血圧計1による計測データが供給される。データ取得部11の出力は、データ転送部12に供給される。データ転送部12の出力は、カードスロット4を経由して通信用カード5に供給される。制御部13は、データ取得部11及びデータ転送部12の動作を制御する。
制御部13には、電源スイッチ14と送信スイッチ15が接続される。電源スイッチ14が投入されて電源16がオンとなることにより、データ転送装置3の各部は電源16から電圧が供給されて動作を開始し、更に、送信スイッチ15が投入されることにより計測データの転送が可能となる。すなわち、電源スイッチ14と送信スイッチ15が操作されることにより、制御部13は、データ取得部11とデータ転送部12による一連の動作が開始されるように制御する。制御部13は、後述するように、電源16をオフにする動作も行う。制御部13はまた、接続端子9及びカードスロット4の端子と接続され、ケーブル2の接続状態と通信用カード5の装着状態の良否を判定する機能を有する。判定方法は通常のどのような方法を用いてもよいので、具体的な説明は省略する。
データ取得部11は、制御部13による制御により始動し、血圧計1から、計測された血圧データ、および血圧を測定した日時を特定するデータを含む血圧計データを、自動的に取得してデータ転送部12に供給する。
データ転送部12は、バッファメモリ17、データ作成部18及び転送処理部19を含む。データ作成部18には、各データ転送装置3を識別するためのシリアルナンバー、及び送信命令データが格納されている。データ取得部11から得られる血圧計データは、一旦バッファメモリ17に保持され、データ作成部18により、シリアルナンバー及び送信命令データが付加されて転送データが作成される。転送データは転送処理部19に供給されて、通信用カード5から送信するためのデータに変換される。
転送処理部19は、通信用カード5を起動してインターネット6への接続処理を行い、更に、血圧計データ及びシリアルナンバーをサーバ7へ転送する処理を行う。通信用カード5からの転送のために、データ作成部18に格納される送信命令データには、転送すべきサーバのURL入力に関するデータが含まれる。
制御部13には更に、動作状態を表示するための動作表示部として、電源ランプ20、送信ランプ21および警告ランプが接続されている。電源ランプ20、送信ランプ21および警告ランプはそれぞれ、2種類の表示色で表示可能である。例えば、各ランプは緑色と赤色のLEDから構成される。従って各ランプは、2種類の表示色と、消灯、点灯、および点滅の組み合わせからなる各表示モードで動作する。
図3は、本実施の形態に係るデータ転送装置3の外観を示す斜視図である。データ転送装置3は、略直方体形状の筐体23に各機能要素が収納され、筐体23の上面に、電源スイッチ14、送信スイッチ15、電源ランプ20、送信ランプ21および警告ランプ22が配置されている。筐体23の後部端面に設けられたカードスロット4に、通信用カード5が挿入された状態が示される。24は、ACアダプタを使用する場合の電源コードを示す。図4は、データ転送装置3が、血圧計1と接続された状態を示す。
このデータ転送装置3を操作する手順としては、例えば、まず、データ転送装置3のカードスロット4に通信用カード5を装着し、またデータ転送装置3と血圧計1とをケーブル2によって接続する。次に血圧計1とデータ転送装置3の電源スイッチを投入する。次に、データ転送装置3の送信スイッチ15を押すと、その時までに測定され血圧計1に蓄積された血圧データが、血圧計1から通信用カード5およびインターネット6を経由してサーバ7へ自動的に送信される。
以上のように操作されたときのデータ転送装置3の動作について、図5A〜5Dのフロー図を参照して説明する。なお、同フロー図においては、電源ランプ20、送信ランプ21および警告ランプをそれぞれ、A、B、Cで示し、以下の説明ではランプA、ランプB、ランプCと記す。また、各ランプの点灯状態について、緑/赤点滅とは、緑色のLEDと赤色のLEDを交互に、0.5秒間点灯、消灯を繰り返すことを意味する。緑点滅、あるいは赤点滅は、緑色のLED、あるいは赤色のLEDの点灯、消灯を1秒の間隔で繰り返すことを意味する。
まず図5AのステップS10において、電源スイッチ14がオフの状態であれば、ランプA、B、Cは消灯状態(ステップS11)が維持される。電源スイッチ14が投入される(ステップS10)と、電源16がオンとなり(ステップS12)、ダイアグモードが開始され(ステップS13)、データ転送装置3の診断が行われる。ステップS14において診断終了か否かが判断され、診断が終了するまでは、ランプA、B、Cはいづれも、緑/赤点滅のモードとなる(ステップS15)。
診断が終了(ステップS14)したら、異常の有無が判断され(ステップS16)、異常が検出された場合、ランプA、B、Cはいづれも赤点滅のモードとなる(ステップS17)。その後、所定時間が経過する(ステップS18)と、制御部13により電源16がオフにされる(ステップS19)。ステップS16で異常が検出されなかった場合は、ランプAは緑点灯モード、ランプB、Cはいづれも消灯のモードとなる(ステップS20)。
次に、通信用カード5の装着有無の検出が開始される(ステップS21)。検出が終了するまで(ステップS22)は、ランプA、B、Cはいづれも、緑/赤点滅のモードとなる(ステップS23)。検出動作が終了(ステップS22)し、通信用カード5の装着有無の検出不可、あるいは検出異常であれば(ステップS24)、ランプAは緑点滅モード、ランプB、Cはいづれも消灯のモードとなる(ステップS25)。それにより、通信用カード5の装着状態を修正することができ、装着不良を原因とするデータの転送エラーを防止することができる。この状態で、タイムアウトか否かが判断され(ステップS26)、タイムアウトでなければ、再度、通信用カード5の装着有無の検出が開始される(ステップS21)。ステップS26でタイムアウトと判断されると、電源16がオフにされる(ステップS27)。ステップS24で検出不可あるいは異常が検出されなかった場合は、図5Bに示すように、ランプAは緑点灯モード、ランプB、Cはいづれも消灯のモードとなる(ステップS28)。
次に、計測器すなわち血圧計1の接続検出が開始される(ステップS29)。検出が終了するまで(ステップS30)は、ランプA、B、Cはいづれも、緑/赤点滅のモードとなる(ステップS31)。検出動作が終了(ステップS30)し、血圧計1の接続検出不可、あるいは検出異常であれば(ステップS32)、ランプAは緑点滅モード、ランプB、Cはいづれも消灯のモードとなる(ステップS33)。それにより、血圧計1の接続状態を修正することができ、接続不良を原因とするデータの転送エラーを防止することができる。この状態で、タイムアウトか否かが判断され(ステップS34)、タイムアウトでなければ、再度、計測器の接続有無の検出が開始される(ステップS29)。ステップS34でタイムアウトと判断されると、電源16がオフにされる(ステップS35)。ステップS32で検出不可あるいは異常が検出されなかった場合は、ランプAは緑点灯モード、ランプB、Cはいづれも消灯のモードとなる(ステップS36)。
次に、送信スイッチ15がオンになっているか否かが判断される(ステップS37)。送信スイッチ15がオンになっておらず、所定時間の経過によりタイムアウトと判断されると(ステップS38)、電源16がオフにされる(ステップS39)。送信スイッチ15がオンになっていれば(ステップS37)、通信用カード5により発呼が開始される(ステップS40)。発呼が完了するまでは(ステップS41)、ランプA、Bは緑点灯モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS42)。発呼が完了し(ステップS41)、発呼エラーが検出されると(ステップS43)、ランプAは緑点灯モード、ランプBは赤点滅モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS44)。この状態で、所定時間の経過によりタイムアウトと判断されると(ステップS45)、電源16がオフにされる(ステップS46)。ステップS43で発呼エラーが検出されなかった場合は、図5Cに示すように、ランプA、Bは緑点灯モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS47)。
次に、計測器(血圧計1)のデータを受信する(ステップS48)。受信が完了するまでは(ステップS49)、ランプA、Bは緑点灯モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS50)。受信が完了し(ステップS49)、受信エラーが検出されると(ステップS51)、ランプAは緑点灯モード、ランプBは赤点滅モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS52)。この状態で、所定時間の経過によりタイムアウトと判断されると(ステップS53)、電源16がオフにされる(ステップS54)。ステップS51で受信エラーが検出されなかった場合は、ランプA、Bは緑点灯モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS55)。
次に、サーバ7へデータを送信する(ステップS56)。送信が完了するまでは(ステップS57)、ランプA、Bは緑点灯モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS58)。送信が完了し(ステップS57)、送信異常が検出されると(ステップS59)、ランプAは緑点灯モード、ランプBは赤点滅モード、ランプCは消灯モードとなる(ステップS60)。この状態で、所定時間の経過によりタイムアウトと判断されると(ステップS61)、電源16がオフにされる(ステップS62)。
ステップS59で送信異常が検出されなかった場合は、図5Dに示すように、ランプA〜Cはいづれも緑点灯モードとなる(ステップS63)。この状態で、転送した計測データに関し特定の通知、例えば血圧値が所定の閾値を超えていることの警告を受信すると(ステップS64)、ランプAは緑点灯モード、ランプBは消灯モード、ランプCは赤点滅モードとなる(ステップS65)。その後電源スイッチ14がオフにされない限り、この表示モードが維持される。電源スイッチ14がオフにされる(ステップS66)と、電源16がオフにされる(ステップS68)。ステップS64で警告を受信しなかった場合は、タイムアウト(ステップS67)後に、電源16がオフにされる(ステップS68)。
以上の結果、サーバ7に血圧計データが蓄積され、ドクターPC8により、インターネット6を介して患者の状態を分析することが可能となる。そのためのデータ転送装置3の操作は、電源スイッチ14および送信スイッチ15をオンとし、電源ランプ20、送信ランプ21および警告ランプ22の表示モードにより動作を確認するだけであり、極めて簡単である。
このように、本実施の形態のデータ転送装置3によれば、血圧計1によって測定された血圧計データを、通信用カード5から、インターネット6を経由してサーバ7にほぼ自動的に転送することができる。また、データ転送装置3に接続すべき通信用カード5は、広く普及して入手が容易であり、小型であるため取り扱いも便利である。従って、例えば、遠隔地の患者が血圧計1によって自らの血圧を毎日、1日に3回ないし4回測定し、その血圧計データを測定の都度サーバ7へ送信することは容易である。あるいは、1日分をまとめてサーバ7へ送信することも容易である。
なお、上述の実施の形態では、データ転送装置3を血圧計1に接続する例を示したが、計測したデータを通信によって転送可能な計測器であれば、本実施の形態のデータ転送装置3に接続して、同様の効果を得ることが可能である。例えば、患者の脈拍を測定するための脈拍計、透析機器、血糖値計等の他の医療機器にデータ転送装置を接続してもよい。
また、電気の消費量を測定するための電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ等とデータ転送装置3を接続してもよい。あるいは、物を生産するための生産設備にデータ転送装置3を接続し、生産設備の動作状態に関連するログデータを転送することもできる。あるいは、家電製品にデータ転送装置3を接続して、家電製品の動作状態を示すデータ、例えばバッテリー切れの有無を示すデータ等を転送することもできる。
本発明の計測データ転送装置は、操作が簡単で、しかも、データ転送が正常に機能しなかった場合に、問題の所在箇所を容易に認識可能であるため、在宅健康管理システムに用いる計測データ転送の手段として好適である。
本実施の形態におけるデータ転送装置を用いたデータ収集システムの構成を模式的に示す図 同データ転送装置の構成を示すブロック図 同データ転送装置の外観を示す斜視図 同データ転送装置が、血圧計接続され通信用カードを装着された状態を示す斜視図 同データ転送装置の動作を示すフロー図 同データ転送装置の他の動作を示すフロー図 同データ転送装置の更に他の動作を示すフロー図 同データ転送装置の更に他の動作を示すフロー図
符号の説明
1 血圧計
2 ケーブル
3 データ転送装置
4 カードスロット
5 通信用カード
6 インターネット
7 サーバ
8 ドクター用コンピュータ
9、10 接続端子
11 データ取得部
12 データ転送部
13 制御部
14 電源スイッチ
15 送信スイッチ
16 電源
17 バッファメモリ
18 データ作成部
19 転送処理部
20 電源ランプ
21 送信ランプ
22 警告ランプ
23 筐体
24 電源コード

Claims (5)

  1. 計測器と接続するための接続端子と、
    通信用カードを装着するためのカードスロットと、
    前記接続端子を介して前記計測器から計測データを取得するデータ取得部と、
    前記計測データを前記カードスロットに装着された前記通信用カードを介しインターネットを経由して所定のサーバに転送するデータ転送部と、
    前記データ取得部及び前記データ転送部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記計測器と接続され、前記通信用カードが装着された状態で所定のデータ転送操作が行われることにより、前記計測データを前記サーバに転送する計測データ転送装置において、
    前記データ転送操作用のスイッチとして電源スイッチおよび送信スイッチを備え、動作表示部として第1〜第3表示ランプを備え、
    前記第1〜第3表示ランプはそれぞれ2種類の表示色、消灯、点灯、および点滅の組み合わせからなる各表示モードを有し、
    前記制御部は、前記電源スイッチおよび前記送信スイッチの操作状態に応じて、前記第1〜第3表示ランプの前記各表示モードの組み合わせにより動作状態を表示する制御を行うことを特徴とする計測データ転送装置。
  2. 前記制御部は、前記計測器及び前記通信用カードとの接続状態の良否を検出し、前記動作表示部により前記接続状態の検出結果を表示するとともに、前記接続状態の検出結果が不良である場合は、動作を停止するとともに、所定の時間が経過した時点で電源を切断する請求項1記載の計測データ転送装置。
  3. 前記サーバから送信される警告データを受信可能であり、前記警告データを受信したときに、前記制御部は前記動作表示部に所定の警告表示モードを取らせる請求項1記載の計測データ転送装置。
  4. 前記計測器は、医療機器、歩数計、電気の消費量を測定する電気メータ、水道水の消費量を測定する水道メータ、ログデータを出力可能な生産設備、または動作状態を示すデータを出力可能な家電製品である請求項1記載の計測データ転送装置。
  5. 前記医療機器は、血圧計、脈拍計、または血糖値計である請求項7記載の計測データ転送装置。
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