JP2006196985A - 無線システムにおけるメディアアクセス制御方法及び中継局のメディアアクセス制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 基地局BSの通信エリア内の中継局RSを介して、その通信エリア外に位置する加入者局SSが当該基地局BSと通信をすることができるメディアアクセス制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 中継局が、コンテンション期間内にポーリングパケットを同報的に送信すする。基地局と直接的に通信できる第1の加入者局が、所定期間だけ、パケットを基地局へ送信しないように動作する。中継局と通信できるが基地局と通信できない第2の加入者局が、所定期間内に、中継局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局が中継局へパケットを送信する。中継局が、所定期間の経過後であって、基地局と中継局及び第1の加入者局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 中継局が、コンテンション期間内にポーリングパケットを同報的に送信すする。基地局と直接的に通信できる第1の加入者局が、所定期間だけ、パケットを基地局へ送信しないように動作する。中継局と通信できるが基地局と通信できない第2の加入者局が、所定期間内に、中継局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局が中継局へパケットを送信する。中継局が、所定期間の経過後であって、基地局と中継局及び第1の加入者局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線システムにおけるメディアアクセス制御方法及び中継局のメディアアクセス制御プログラムに関する。
無線システムとしては、従来より、IEEE802.11標準規格に代表される無線LANシステムが多く用いられてきたが、近年では、IEEE802.16標準規格に代表される高速無線アクセスシステムの実用化が検討されている。IEEE802.16は、ワイヤレスMAN(Wireless Metropolitan Area Network)に対応したブロードバンド無線アクセス(BWA:Broadband Wireless Access)の標準規格であって、IEEE802.11と比較して広範囲で且つ高速通信が可能となり、QoS(通信品質)制御を細かく行うことができる。特に、視界(LOS:Line-of-Sight)を確保可能なところでは、10〜66GHz帯を用いて120Mbps以上の高速無線通信を行うことができる。
基地局BS(Base Station)を特定する無線システムにおいては、基地局BSは、その通信エリア内に位置する加入者局SS(Subscriber Station)とのメディアアクセス制御(BS:SS=1:多)を管理する。IEEE802.11のネットワークトポロジによれば、インフラストラクチャモードであって、IEEE802.16のネットワークトポロジによれば、PMP(Point-to-Multipoint)モードである(例えば非特許文献1参照)。これらモードは、基地局BSが中継局RS(Relay Station)を介して通信する方法について特に規定していない。
これに対し、基地局BSを特定することなく、加入者局SS同士でマルチホップネットワークを構成するメディアアクセス制御方法がある。IEEE802.11によれば、アドホックモードによるマルチホップが、タスクグループS(http://grouper.ieee.org/groups/802/11)によって現在検討されている。また、IEEE802.16によれば、Meshモードが規定されている(例えば非特許文献1参照)。送信元加入者局は、直接的に通信できない宛先加入者局と通信するために、1つ以上の他の加入者局を介してマルチホップすることよって、その宛先加入者局と通信することができる。
また、送信元加入者局が、直接的に通信できない宛先加入者局と通信するための他の方法としては、基地局だけでネットワークを構成するWDS(Wireless Distribution System)もある(例えば非特許文献2参照)。インフラストラクチャモードの基地局同士の間でネットワーク間のパケットを中継することができる。
更に、無線LANにおいては、アクセスポイントと第1の端末とが通信でき、アクセスポイントと第2の端末とが通信できても、第1の端末と第2の端末との間でキャリアセンスできない場合、第1と第2の端末からのパケット衝突が発生することになる。これは「隠れ端末問題」と称されている。これを解決するためにRTS(Request To Send)/CTS(Clear To Send)が規定されている(例えば非特許文献2参照)。ここで、中継局の間をRTS/CTSパケットによって制御することにより、中継局の送受信するパケットが、他の中継局の送受信に影響を与えないようにする方法がある(例えば特許文献1参照)。これは、データパケットの中継処理時間を短縮し、かつデータパケットが中継局に滞って宛先局に迅速に送信できなくなることを無くすためのものである。
具体的には、第1の中継局から送信されたデータパケットを、第2の中継局が受信した際、第2の中継局は、ACKを送信する代わりに、RTSパケットを第1の送信元の中継局へ送信する。そのRTSパケットを受信した第1の中継局は、その中継局がデータパケットを正常受信したと認識し、且つ、RTSパケットに記述されているデータパケットの送信が完了するまでの時間、データパケット送信準備処理を停止する。第2の中継局が送信したRTSパケットは、第3の中継局によっても受信される。第3の中継局は、自身がデータパケット受信可能な状態であれば、SIFS(Short InterFrame Space)間後、第2の中継局宛てにCTSパケットを送信する。このCTSパケットを受信した第2の中継局は、第3の中継局がデータパケット受信可能な状態であることを認識し、SIFS間後、第3の中継局宛てにそのデータパケットを送信する。
802.16-2004 IEEE Standard for Local and metropolitan area networks Part 16、「Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems」
ISO/IEC8802-11 ANSI/IEEE Std 802.11、「Information technology - Telecommunications and information exchange between systems - Local and metropolitan area networks - Specific requirements - Part11 : Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications」、1999
特開2001−231078号公報
しかしながら、IEEE802.11については、アドホックモードとインフラストラクチャモードとを識別するフラグをフレーム内に含めなければならず、両モードを併用することはできない。また、IEEE802.16については、MeshモードとPMPモードとのフレーム構成に互換性がなく、同様に、両モードを併用することができない。従って、基地局BSの通信エリア内に存在しない加入者局SSは、基地局BSの通信エリア内に存在する中継局RSと通信できる場合であっても、基地局BSと通信をすることはできない。特に、IEEE802.16については、ネットワーク全体を、PMPモードからMeshモードに変更する必要があり、実運用上は極めて困難である。
特に、IEEE802.16に注目すると、Meshモードは、PMPモードと比較して、フレームにおける必要情報が多く、オーバヘッドが大きく、必然的にスループットが低下する。また、Meshモードはオプション的機能として規定されているので、PMPモードしか搭載していない(即ちMeshモードを搭載していない)加入者局SSは、中継局RSを介して基地局BSと通信をすることができない。
また、IEEE802.16によれば、実際の使用周波数帯として2GHz以上が想定されており、その周波数特性上、地形や周辺建造物などの影響により受信状況が不安定となりやすい。従って、屋内又は地下においては、通信エリア外であるとして利用不可となる可能性が高い。このような場合、PMPモードでは、新たに基地局BSを設置しなければならない。
従って、本発明は、基地局BSの通信エリア内の中継局RSを介して、その通信エリア外に位置する加入者局SSが当該基地局BSと通信をすることができるような、無線システムにおけるメディアアクセス制御方法及び中継局のメディアアクセス制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、基地局と、該基地局と通信可能な1つ以上の中継局及び1つ以上の第1の加入者局と、該中継局と通信可能であって基地局と通信できない1つ以上の第2の加入者局とを有する無線システムにおけるメディアアクセス制御方法において、
基地局が中継局及び第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、中継局が、ポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
ポーリングパケットを受信した第1の加入者局が、所定期間だけ、パケットを基地局へ送信しないように動作する第2のステップと、
ポーリングパケットを受信した第2の加入者局が、所定期間内に、中継局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局が中継局へパケットを送信する第3のステップと、
第2の加入者局からパケットを受信した中継局が、所定期間の経過後であって、基地局と中継局及び第1の加入者局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する第4のステップとを有することを特徴とする。
基地局が中継局及び第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、中継局が、ポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
ポーリングパケットを受信した第1の加入者局が、所定期間だけ、パケットを基地局へ送信しないように動作する第2のステップと、
ポーリングパケットを受信した第2の加入者局が、所定期間内に、中継局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局が中継局へパケットを送信する第3のステップと、
第2の加入者局からパケットを受信した中継局が、所定期間の経過後であって、基地局と中継局及び第1の加入者局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する第4のステップとを有することを特徴とする。
本発明のメディアアクセス制御方法における他の実施形態によれば、IEEE802.11標準規格におけるDCF(Distributed Coordination Function)に適用され、コンテンション期間は、DIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後に設けられた期間であることも好ましい。
また、本発明のメディアアクセス制御方法における他の実施形態によれば、IEEE802.16標準規格におけるPMP(Point to MultiPoint)に適用され、コンテンション期間は、アップリンクサブフレームにおけるイニシャルレンジング期間及び/又は帯域要求期間であり、パケットは、イニシャルレンジング期間についてはレンジング要求メッセージであり、帯域要求期間については帯域要求メッセージであることも好ましい。
更に、本発明のメディアアクセス制御方法におけるIEEE802.16の実施形態によれば、
中継局が、基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
中継局が、第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、ポーリングパケットに基づく所定期間の経過後、コンテンション期間内にイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて基地局へ送信するステップとを更に有することも好ましい。
中継局が、基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
中継局が、第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、ポーリングパケットに基づく所定期間の経過後、コンテンション期間内にイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて基地局へ送信するステップとを更に有することも好ましい。
更に、本発明のメディアアクセス制御方法におけるIEEE802.16の実施形態によれば、中継局は、基地局から受信したダウンリンクフレームにおけるブロードキャストメッセージを第2の加入者局へ同報的に送信する際に、ブロードキャストメッセージに含まれるDL−MAP及びUL−MAP内のスタートタイムに、そのスタートタイムから中継時間を減算した値を挿入することも好ましい。
本発明は、基地局と、該基地局と通信可能な1つ以上の第1の加入者局と、基地局と通信できない1つ以上の第2の加入者局と通信可能な中継局におけるコンピュータを実行させるメディアアクセス制御プログラムにおいて、
基地局が中継局及び第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、中継局が、第1の加入者局が所定期間だけパケットを基地局へ送信しないように動作させるためのポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
所定期間内に、ポーリングパケットを受信した第2の加入者局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局からパケットを受信する第2のステップと、
所定期間の経過後であって、基地局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する第3のステップとしてコンピュータを実行させることを特徴とする。
基地局が中継局及び第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、中継局が、第1の加入者局が所定期間だけパケットを基地局へ送信しないように動作させるためのポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
所定期間内に、ポーリングパケットを受信した第2の加入者局との間でコンテンション期間に移行し、第2の加入者局からパケットを受信する第2のステップと、
所定期間の経過後であって、基地局との間のコンテンション期間内に、パケットを基地局へ送信する第3のステップとしてコンピュータを実行させることを特徴とする。
また、本発明の中継局のメディアアクセス制御プログラムにおける他の実施形態によれば、IEEE802.11標準規格におけるDCF(Distributed Coordination Function)に適用され、コンテンション期間は、DIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後に設けられた期間である、ようにコンピュータを更に実行させることも好ましい。
更に、本発明の中継局のメディアアクセス制御プログラムにおける他の実施形態によれば、IEEE802.16標準規格におけるPMP(Point to MultiPoint)に適用され、コンテンション期間は、アップリンクサブフレームにおけるイニシャルレンジング期間及び/又は帯域要求期間であり、パケットは、イニシャルレンジング期間についてはレンジング要求メッセージであり、帯域要求期間については帯域要求メッセージであるようにコンピュータを更に実行させることも好ましい。
更に、本発明の中継局のメディアアクセス制御プログラムにおけるIEEE802.16の他の実施形態によれば、
基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、ポーリングパケットに基づく所定期間の経過後、コンテンション期間内にイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて基地局へ送信するステップとしてコンピュータを更に実行させることも好ましい。
基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、ポーリングパケットに基づく所定期間の経過後、コンテンション期間内にイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて基地局へ送信するステップとしてコンピュータを更に実行させることも好ましい。
更に、本発明の中継局のメディアアクセス制御プログラムにおけるIEEE802.16の他の実施形態によれば、基地局から受信したダウンリンクフレームにおけるブロードキャストメッセージを第2の加入者局へ同報的に送信する際に、ブロードキャストメッセージに含まれるDL−MAP及びUL−MAP内のスタートタイムに、そのスタートタイムから中継時間を減算した値を挿入するようにコンピュータを実行させることも好ましい。
本発明によれば、基地局BSが、その通信エリア内の中継局RSを介して、その通信エリア外に位置する加入者局SSと通信をすることができる。これにより、簡易的な中継局によって1つの基地局BSのカバレッジエリアを拡大することができる。
特に、IEEE802.16に注目すると、PMPモードは、Meshモードと比較して、フレームにおける必要情報が少なく、オーバヘッドが小さいので、スループットが低下しない。また、PMPモードしか搭載していない加入者局SSであっても、中継局RSを介して基地局BSと通信をすることができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明をIEEE802.11の無線LANシステムに適用した場合のシーケンス図である。
図1の無線システムは、基地局BSと、その基地局BSと通信可能な中継局RSと、その中継局RSと通信可能であって基地局BSと通信できない1つ以上の加入者局SSとを有する。
(S101)中継局RSは、DCFに従って、コンテンション期間(Contention Period)に、一定のDIFS期間だけ待機する。
(S102)中継局RSは、一定のDIFS期間の経過後、送信すべきデータパケットをバックオフ時間だけ待機する。バックオフ時間とは、各端末が乱数によって発生されたコンテンションウィンドウ(CW:Contention Windows)に相当する時間である。その後、中継局RSは、ネットワーク内のキャリアをセンスし、他の局からのデータパケットが送信されていないことを確認する。中継局RSは、他の局からのデータパケットが送信されていないことを確認した場合、ポーリングパケットを同報的に送信する。ポーリングパケットは、全ての局において認識できる所定のフォーマットであって、宛先アドレスにブロードキャストアドレスを設定したCTSであってもよい。中継局RSによって送信されたポーリングパケットは、加入者局SS1及びSS2によって受信される。
(S102)中継局RSは、一定のDIFS期間の経過後、送信すべきデータパケットをバックオフ時間だけ待機する。バックオフ時間とは、各端末が乱数によって発生されたコンテンションウィンドウ(CW:Contention Windows)に相当する時間である。その後、中継局RSは、ネットワーク内のキャリアをセンスし、他の局からのデータパケットが送信されていないことを確認する。中継局RSは、他の局からのデータパケットが送信されていないことを確認した場合、ポーリングパケットを同報的に送信する。ポーリングパケットは、全ての局において認識できる所定のフォーマットであって、宛先アドレスにブロードキャストアドレスを設定したCTSであってもよい。中継局RSによって送信されたポーリングパケットは、加入者局SS1及びSS2によって受信される。
ここで、本発明によれば、中継局RSが送信したポーリングパケットは、基地局BSだけでなく、基地局BSと通信できるその他の加入者局SSによっても受信される。このとき、その基地局BS及び他の加入者局SSは、予め決められた一定期間だけ、データパケットを送信しないように動作する。一方で、ポーリングパケットを送信した中継局RSの配下に位置する加入者局SSは、当該中継局RSとの間でコンテンション期間に移行し、データパケットを送信することができる。
(S103)ポーリングパケットを受信した加入者局SS1は、乱数によって発生させたコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間だけ待機する。その後、他の加入者局のデータパケットが送信されていないことを確認した上で、データパケットを送信する。
(S104)ポーリングパケットを受信した加入者局SS2は、加入者局SS1と同様にバックオフ時間だけ待機した後で、他の加入者局のデータパケットが送信されていないことを確認する。このとき、加入者局SS2は、加入者局SS1のキャリアをセンスし、データパケットの送信を延期する。これにより、中継局RSは、衝突無しに、加入者局SS1からデータパケットを正常に受信する。
(S105)加入者局SS2は、一定のDIFS時間経過後、持ち越されたバックオフ時間を経過した後で、先に送信を延期したデータパケットを中継局RSへ送信する。
(S106)中継局RSは、ポーリングパケットに対して予め決められた一定期間の終了後、基地局BSと中継局RSとの間のコンテンション期間に移行し、加入者局SS1及びSS2から受信したデータパケットをまとめて基地局BSへ送信する。
(S104)ポーリングパケットを受信した加入者局SS2は、加入者局SS1と同様にバックオフ時間だけ待機した後で、他の加入者局のデータパケットが送信されていないことを確認する。このとき、加入者局SS2は、加入者局SS1のキャリアをセンスし、データパケットの送信を延期する。これにより、中継局RSは、衝突無しに、加入者局SS1からデータパケットを正常に受信する。
(S105)加入者局SS2は、一定のDIFS時間経過後、持ち越されたバックオフ時間を経過した後で、先に送信を延期したデータパケットを中継局RSへ送信する。
(S106)中継局RSは、ポーリングパケットに対して予め決められた一定期間の終了後、基地局BSと中継局RSとの間のコンテンション期間に移行し、加入者局SS1及びSS2から受信したデータパケットをまとめて基地局BSへ送信する。
次に、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスを説明する。
本発明が対象とするネットワークトポロジは、PMPモードである。図2の無線システムによれば、中継局RS1及びRS2は、基地局BSの通信エリア内に位置する。また、加入者局SS1−1及びSS1−2は、基地局BSの通信エリア外であって、中継局RS1の通信エリア内に位置する。
IEEE802.16によれば、ダウンリンク(基地局BSから加入者局SSへの方向)とアップリンク(加入者局SSから基地局BSへの方向)とのデータ送受信は、フレーム単位で同期して行われる。TDD方式(Time Division Duplex:時分割複信方式)のフレームは、複数の物理スロット(PS:Physical Slot)に分割され、そのスロット単位でダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとに割り当てられる。ダウンリンクとアップリンクとのインターバルとなるTTG(Tx/Rx Transition Gap、上下切替間隔)の位置は調整することができ、ダウンリンクとアップリンクとの通信容量を非対称とすることができる。
ダウンリンクサブフレームは、プリアンブル、FCH及びDLバースト#kを含む。DLバースト#1は、チャネル情報であるUCD(Uplink Channel Descriptor)及びDCD(Downlink Channel Descriptor)と、割当情報のDL−MAP及びUL−MAPとを含む。TTGの後に続くアップリンクサブフレームは、コンテンション期間からなるイニシャルレンジング(Initial Ranging:初期測距)及びBWリクエスト(BandWidth Request:帯域要求)と、コンテンションフリー期間からなる加入者局SS毎の要求領域とからなる。
図2は、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスにおける第1のフレームである。
(S201)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSは、UCD、DCD、DL−MAP及びUL−MAPを含むブロードキャストメッセージを送信する。このフレームは、基地局BSの通信エリア内に位置する中継局RS1及びRS2によって受信される。中継局RS1及びRS2は、基地局BSからダウンリンクフレームを受信することにより、基地局BSと同期したと認識する。
(S202)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるイニシャルレンジング期間で、レンジング要求メッセージであるRNG−REQ(Ranging Request)を基地局BSへ送信する。RNG−REQには、通信タイミング又は送信出力の調整のための情報が含まれる。コンテンション期間であるので、RNG−REQの送信は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づく。これは、各端末が、通信路の一定時間以上の空きの継続を確認してからデータを送信する方法である。尚、RNG−REQは、所定のコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
(S203)アップリンクサブフレームにおいて、中継局RS2も、コンテンション期間であるイニシャルレンジング期間で、RNG−REQを基地局BSへ送信する。
(S202)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるイニシャルレンジング期間で、レンジング要求メッセージであるRNG−REQ(Ranging Request)を基地局BSへ送信する。RNG−REQには、通信タイミング又は送信出力の調整のための情報が含まれる。コンテンション期間であるので、RNG−REQの送信は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づく。これは、各端末が、通信路の一定時間以上の空きの継続を確認してからデータを送信する方法である。尚、RNG−REQは、所定のコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
(S203)アップリンクサブフレームにおいて、中継局RS2も、コンテンション期間であるイニシャルレンジング期間で、RNG−REQを基地局BSへ送信する。
図3は、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスにおける第2のフレームである。
(S204)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSは、UCD、DCD、DL−MAP及びUL−MAPを含むブロードキャストメッセージを送信する。
(S205)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1及びRS2から受信したRNG−REQに対する、レンジング応答メッセージであるRNG−RSP(Ranging Response)を送信する。RNG−RSPを受信した中継局RS1及びRS2は、レンジングを完了する。
(S206)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるBWリクエスト期間で、帯域要求メッセージであるBW−REQ(Bandwidth Request)を基地局BSへ送信する。コンテンション期間であるので、BW−REQの送信は、CSMA/CAに基づく。BW−REQは、次の図4で表す第3フレームで送信するREG−REQ(Registration Request)のための帯域要求メッセージである。尚、所定のコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
(S207)アップリンクサブフレームにおいて、中継局RS2も、コンテンション期間であるBWリクエスト期間で、BW−REQを基地局BSへ送信する。
(S205)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1及びRS2から受信したRNG−REQに対する、レンジング応答メッセージであるRNG−RSP(Ranging Response)を送信する。RNG−RSPを受信した中継局RS1及びRS2は、レンジングを完了する。
(S206)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるBWリクエスト期間で、帯域要求メッセージであるBW−REQ(Bandwidth Request)を基地局BSへ送信する。コンテンション期間であるので、BW−REQの送信は、CSMA/CAに基づく。BW−REQは、次の図4で表す第3フレームで送信するREG−REQ(Registration Request)のための帯域要求メッセージである。尚、所定のコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
(S207)アップリンクサブフレームにおいて、中継局RS2も、コンテンション期間であるBWリクエスト期間で、BW−REQを基地局BSへ送信する。
図4は、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスにおける第3のフレームである。
(S208)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSは、UCD、DCD、DL−MAP及びUL−MAPを含むブロードキャストメッセージを送信する。
(S209)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。中継局RS1からダウンリンクサブフレームを受信した加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1と同期がとれたことを認識する。同様に、基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS2も、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S210)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、コンテンション期間のイニシャルレンジング期間及びBWリクエスト期間を経過した後で、中継局RS1は、登録要求メッセージであるREG−REQ(Registration Request)を基地局BSへ送信する。REG−REQは、BW−REQにより作成されたUL−MAPに従ったものである。尚、この期間は、コンテンションフリー期間である。
(S211)また、中継局RS2も、REG−REQを基地局BSへ送信する。
(S209)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。中継局RS1からダウンリンクサブフレームを受信した加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1と同期がとれたことを認識する。同様に、基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS2も、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S210)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、コンテンション期間のイニシャルレンジング期間及びBWリクエスト期間を経過した後で、中継局RS1は、登録要求メッセージであるREG−REQ(Registration Request)を基地局BSへ送信する。REG−REQは、BW−REQにより作成されたUL−MAPに従ったものである。尚、この期間は、コンテンションフリー期間である。
(S211)また、中継局RS2も、REG−REQを基地局BSへ送信する。
図5は、中継局RSが送信するDL−MAPの構成図である。図6は、中継局RSが送信するUL−MAPの構成図である。
本発明によれば、DL−MAP及びUL−MAP内のスタートタイムに、そのスタートタイムから中継時間を減算した値を挿入する。例えば、図4のS208において、基地局BSから送信されたブロードキャストメッセージは、タイムスロットT11経過後に中継局RS1に受信される。従って、中継局RS1は、タイムスロットT11経過後に、S209のブロードキャストメッセージを送信する。このとき、加入者局SS1−1及びSS1−2は、S209のブロードキャストメッセージが送信され始めた時間を、タイムスロット0として動作する。従って、加入者局SS1−1及びSS1−2が、S209のブロードキャストメッセージが送信され始めた時間をタイムスロット0とするならば、そのスタートタイムから中継時間T11を減算しておく必要がある。もし、中継時間T11をスタートタイムから減算しなかった場合、加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継時間T11だけ余分に待機する状態が発生する。
図7は、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスにおける第4のフレームである。
(S212)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSは、UCD、DCD、DL−MAP及びUL−MAPを含むブロードキャストメッセージを送信する。
(S213)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S214)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1及びRS2から受信したREG−REQに対するREG−RSPを送信する。REG−RSPを受信した中継局RS1及びRS2は、登録を完了する。
(S215)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるイニシャルレンジングでポーリングパケット(Polling Packet)をブロードキャストする。コンテンション期間であるので、ポーリングパケットの送信は、CSMA/CAに基づく。尚、ポーリングパケットは、乱数によって発生されたコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
(S213)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S214)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1及びRS2から受信したREG−REQに対するREG−RSPを送信する。REG−RSPを受信した中継局RS1及びRS2は、登録を完了する。
(S215)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるイニシャルレンジングでポーリングパケット(Polling Packet)をブロードキャストする。コンテンション期間であるので、ポーリングパケットの送信は、CSMA/CAに基づく。尚、ポーリングパケットは、乱数によって発生されたコンテンションウィンドウに相当するバックオフ時間経過後に送信される。
ここで、中継局RS1が送信したポーリングパケットは、中継局RS1配下の加入者局SS1−1及びSS1−2が受信するだけでなく、基地局BS又はその他の局も受信する。加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1から送信されたポーリングパケットを受信すると、一定期間のコンテンション期間に移行する。これにより、加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1に対してRNG−REQを送信する機会が与えられる。一方で、基地局BS又はその他の局は、中継局RS1配下の加入者局SS1−1及びSS1−2に与えられた一定期間のコンテンション期間について、何らのパケットも送信しない。
(S216)加入者局SS1−1は、一定のコンテンション期間にRNG−REQを中継局RS1へ送信する。コンテンション期間であるので、RNG−REQの送信は、CSMA/CAに基づく。尚、RNG−REQは、所定のバックオフ時間経過後に送信される。
(S217)加入者局SS1−2も、一定のコンテンション期間にRNG−REQを中継局RS1へ送信する。
(S221)中継局RS1は、加入者局SS1−1及びSS1−2から受信したRNG−REQをまとめて、基地局BSへ送信する。このとき、加入者局SSからのRNG−REQの内容を、基地局BSに対するRNG−REQの内容に変更する。
(S217)加入者局SS1−2も、一定のコンテンション期間にRNG−REQを中継局RS1へ送信する。
(S221)中継局RS1は、加入者局SS1−1及びSS1−2から受信したRNG−REQをまとめて、基地局BSへ送信する。このとき、加入者局SSからのRNG−REQの内容を、基地局BSに対するRNG−REQの内容に変更する。
図8は、本発明におけるポーリングパケットのフレーム構成図である。
図8によれば、ポーリングを示す管理メッセージタイプと、中継局RSの識別子IDと、ポーリングパケットに対する所定時間とを含む。このポーリングパケットを受信した基地局配下の他の中継局RS及び加入者局SSは、その所定時間だけ何らのデータパケットも送信せず、当該中継局RS配下の加入者局SS(又は更なる中継局)は、その所定時間だけコンテンション期間に移行する。
図9は、加入者局SSから中継局RSに対するRNG−REQのフレーム構成図である。図10は、中継局RSから基地局BSに対するRNG−REQのフレーム構成図である。中継局RSは、図9のRNG−REQを図10のRNG−REQに変更して、基地局BSへ送信する。
図11は、図7のS215〜S217における、中継局RS2のフレームであるS218〜S220のフレームである。
S215〜S217とS218〜S220とは、全く同じ処理である。ここで特徴的な点として、中継局RS1のS215〜S217のフレームと、中継局RS2のS218〜S220のフレームとが同時に送受信されていることである。これにより、基地局BSから見たコンテンション期間であるイニシャルレンジング期間の短縮につながる。但し、中継局RS1及びRS2の使用周波数が異なるか、又は、同一周波数であっても中継局RS1及びRS2の通信範囲が互いに干渉を与えない距離若しくは位置に存在する必要がある。
図12は、本発明をIEEE802.16の高速無線アクセスシステムに適用した場合のシーケンスにおける第5のフレームである。
(S223)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSは、UCD、DCD、DL−MAP及びUL−MAPを含むブロードキャストメッセージを送信する。
(S224)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S225)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1から受信したRNG−REQに対するRNG−RSPを送信する。
(S226)基地局からRNG−RSPを受信した中継局RS1は、そのRNG−RSPを、加入者局SS1−1及びSS1−2にそれぞれユニキャストする。RNG−RSPを受信した加入者局SS1−1及びSS1−2は、レンジングを完了する。
(S227)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS2から受信したRNG−REQに対するRNG−RSPを送信する。
(S224)基地局BSからダウンリンクサブフレームを受信した中継局RS1は、更に、そのダウンリンクサブフレームをブロードキャストする。
(S225)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS1から受信したRNG−REQに対するRNG−RSPを送信する。
(S226)基地局からRNG−RSPを受信した中継局RS1は、そのRNG−RSPを、加入者局SS1−1及びSS1−2にそれぞれユニキャストする。RNG−RSPを受信した加入者局SS1−1及びSS1−2は、レンジングを完了する。
(S227)ダウンリンクサブフレームにおいて、基地局BSはまた、中継局RS2から受信したRNG−REQに対するRNG−RSPを送信する。
(S228)TTGの後のアップリンクサブフレームにおいて、中継局RS1は、コンテンション期間であるイニシャルレンジングでポーリングパケットをブロードキャストする。ポーリングパケットを受信した加入者局SS1−1及びSS1−2は、既にレンジングを完了しているために、何らパケットを送信しない。
(S229)アップリンクサブフレームにおいて、コンテンション期間のイニシャルレンジングが経過した後、中継局RS1は、コンテンション期間であるBWリクエストでポーリングパケットをブロードキャストする。コンテンション期間であるので、ポーリングパケットの送信は、CSMA/CAに基づく。尚、ポーリングパケットは、所定のバックオフ時間経過後に送信される。
ここで、中継局RS1が送信したポーリングパケットは、中継局RS1配下の加入者局SS1−1及びSS1−2が受信するだけでなく、基地局BS又はその他の局も受信する。加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1から送信されたポーリングパケットを受信すると、一定期間のコンテンション期間に移行する。これにより、加入者局SS1−1及びSS1−2は、中継局RS1に対してBW−REQを送信する機会が与えられる。一方で、基地局BS又はその他の局は、中継局RS1配下の加入者局SS1−1及びSS1−2に与えられた一定期間のコンテンション期間について、何らのパケットも送信しない。
(S230)加入者局SS1−1は、一定のコンテンション期間にREG−REQ用のBW−REQを中継局RS1へ送信する。コンテンション期間であるので、BW−REQの送信は、CSMA/CAに基づく。尚、BW−REQは、所定のバックオフ時間経過後に送信される。
(S231)加入者局SS1−2も、一定のコンテンション期間にBW−REQを中継局RS1へ送信する。
(S232)中継局RS1は、加入者局SS1−1及びSS1−2から受信したBW−REQをまとめて、基地局BSへ送信する。このとき、加入者局SSからのBW−REQの内容を、基地局BSに対するBW−REQの内容に変更する。
(S231)加入者局SS1−2も、一定のコンテンション期間にBW−REQを中継局RS1へ送信する。
(S232)中継局RS1は、加入者局SS1−1及びSS1−2から受信したBW−REQをまとめて、基地局BSへ送信する。このとき、加入者局SSからのBW−REQの内容を、基地局BSに対するBW−REQの内容に変更する。
その後、中継局RS1配下の加入者局SSは、BW−REQにより作成されたUL−MAPに従ってREG−REQを送信し、中継局RS1は、そのREG−REQを基地局BSへ送信する。そして、中継局RS1配下の加入者局SS1−1及び1−2は、中継局RS1を介して、基地局BSからREG−RSPを受信し、登録を完了する。その後のフレームは、IEEE802.16に規定されているとおりである。登録完了後も、ベストエフォート型においては、引き続き新規サービス(Webアクセス等)のために使用されるDSA(Dynamic Service Addition)用のBW−REQは、ポーリングパケットを利用した中継が行われる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略を、当業者は容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
Claims (10)
- 基地局と、該基地局と通信可能な1つ以上の中継局及び1つ以上の第1の加入者局と、該中継局と通信可能であって前記基地局と通信できない1つ以上の第2の加入者局とを有する無線システムにおけるメディアアクセス制御方法において、
前記基地局が前記中継局及び前記第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、前記中継局が、ポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
前記ポーリングパケットを受信した前記第1の加入者局が、所定期間だけ、パケットを前記基地局へ送信しないように動作する第2のステップと、
前記ポーリングパケットを受信した前記第2の加入者局が、前記所定期間内に、前記中継局との間でコンテンション期間に移行し、前記第2の加入者局が前記中継局へパケットを送信する第3のステップと、
前記第2の加入者局からパケットを受信した前記中継局が、前記所定期間の経過後であって、前記基地局と前記中継局及び前記第1の加入者局との間のコンテンション期間内に、前記パケットを前記基地局へ送信する第4のステップと
を有することを特徴とするメディアアクセス制御方法。 - IEEE802.11標準規格におけるDCF(Distributed Coordination Function)に適用され、
前記コンテンション期間は、DIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後に設けられた期間であることを特徴とする請求項1に記載のメディアアクセス制御方法。 - IEEE802.16標準規格におけるPMP(Point to MultiPoint)に適用され、
前記コンテンション期間は、アップリンクサブフレームにおけるイニシャルレンジング期間及び/又は帯域要求期間であり、前記パケットは、前記イニシャルレンジング期間についてはレンジング要求メッセージであり、前記帯域要求期間については帯域要求メッセージであることを特徴とする請求項1に記載のメディアアクセス制御方法。 - 前記中継局が、前記基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを前記第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
前記中継局が、前記第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、前記ポーリングパケットに基づく前記所定期間の経過後、前記コンテンション期間内に前記イニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて前記基地局へ送信するステップと
を更に有することを特徴とする請求項3に記載のメディアアクセス制御方法。 - 前記中継局は、前記基地局から受信したダウンリンクフレームにおけるブロードキャストメッセージを前記第2の加入者局へ同報的に送信する際に、前記ブロードキャストメッセージに含まれるDL−MAP及びUL−MAP内のスタートタイムに、そのスタートタイムから中継時間を減算した値を挿入することを特徴とする請求項3又は4に記載のメディアアクセス制御方法。
- 基地局と、該基地局と通信可能な1つ以上の第1の加入者局と、前記基地局と通信できない1つ以上の第2の加入者局と通信可能な中継局におけるコンピュータを実行させるメディアアクセス制御プログラムにおいて、
前記基地局が前記中継局及び前記第1の加入者局からパケットを受信するコンテンション期間内に、前記中継局が、前記第1の加入者局が所定期間だけパケットを前記基地局へ送信しないように動作させるためのポーリングパケットを同報的に送信する第1のステップと、
前記所定期間内に、前記ポーリングパケットを受信した前記第2の加入者局との間でコンテンション期間に移行し、前記第2の加入者局からパケットを受信する第2のステップと、
前記所定期間の経過後であって、前記基地局との間のコンテンション期間内に、前記パケットを前記基地局へ送信する第3のステップと
してコンピュータを更に実行させることを特徴とする中継局のメディアアクセス制御プログラム。 - IEEE802.11標準規格におけるDCF(Distributed Coordination Function)に適用され、
前記コンテンション期間は、DIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後に設けられた期間であるようにコンピュータを実行させることを特徴とする請求項6に記載の中継局のメディアアクセス制御プログラム。 - IEEE802.16標準規格におけるPMP(Point to MultiPoint)に適用され、
前記コンテンション期間は、アップリンクサブフレームにおけるイニシャルレンジング期間及び/又は帯域要求期間であり、前記パケットは、前記イニシャルレンジング期間についてはレンジング要求メッセージであり、前記帯域要求期間については帯域要求メッセージであるようにコンピュータを実行させることを特徴とする請求項6に記載の中継局のメディアアクセス制御プログラム。 - 前記基地局からダウンリンクフレームを受信した際に、該ダウンリンクフレームを前記第2の加入者局へ同報的に送信するステップと、
前記第2の加入者局からイニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージを受信した際に、前記ポーリングパケットに基づく前記所定期間の経過後、前記コンテンション期間内に前記イニシャルレンジングメッセージ又は帯域要求メッセージをまとめて前記基地局へ送信するステップと
してコンピュータを更に実行させることを特徴とする請求項8に記載の中継局のメディアアクセス制御プログラム。 - 前記基地局から受信したダウンリンクフレームにおけるブロードキャストメッセージを前記第2の加入者局へ同報的に送信する際に、前記ブロードキャストメッセージに含まれるDL−MAP及びUL−MAP内のスタートタイムに、そのスタートタイムから中継時間を減算した値を挿入するようにコンピュータを実行させることを特徴とする請求項8又9に記載の中継局のメディアアクセス制御プログラム。
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