JP2006178252A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2006178252A
JP2006178252A JP2004372504A JP2004372504A JP2006178252A JP 2006178252 A JP2006178252 A JP 2006178252A JP 2004372504 A JP2004372504 A JP 2004372504A JP 2004372504 A JP2004372504 A JP 2004372504A JP 2006178252 A JP2006178252 A JP 2006178252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical waveguide
optical switch
waveguide layer
indicated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004372504A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Iio
晋司 飯尾
Masayuki Suehiro
雅幸 末広
Shinichi Nakajima
眞一 中島
Yoshiyuki Asano
義之 浅野
Chie Sato
千恵 佐藤
Morio Wada
守夫 和田
Akira Miura
明 三浦
Takeshi Yagihara
剛 八木原
Shinji Kobayashi
信治 小林
Sadaji Oka
貞治 岡
Mamoru Hihara
衛 日原
Katsuya Ikezawa
克哉 池澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2004372504A priority Critical patent/JP2006178252A/ja
Priority to US11/312,419 priority patent/US7362929B2/en
Publication of JP2006178252A publication Critical patent/JP2006178252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/122Basic optical elements, e.g. light-guiding paths
    • G02B6/125Bends, branchings or intersections
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/31Digital deflection, i.e. optical switching
    • G02F1/313Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure
    • G02F1/3137Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure with intersecting or branching waveguides, e.g. X-switches and Y-junctions
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/354Switching arrangements, i.e. number of input/output ports and interconnection types
    • G02B6/35442D constellations, i.e. with switching elements and switched beams located in a plane
    • G02B6/3546NxM switch, i.e. a regular array of switches elements of matrix type constellation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/3596With planar waveguide arrangement, i.e. in a substrate, regardless if actuating mechanism is outside the substrate

Abstract

【課題】 クロストークを低減することが可能な光スイッチを実現する。
【解決手段】 屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチにおいて、光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層と、光導波路層内の光導波路以外の部分であり、且つ、光導波路の分岐部分の近傍であって光信号の進行方向に交差する方向に形成された反射拡散溝と設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチに関し、特にクロストークを低減することが可能な光スイッチに関する。
現在の通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等では、通常電気信号をもって情報を伝送する通信方式となっている。
光信号をもって情報を伝送する通信方法は大量のデータを伝送する基幹ネットワークやその他一部のネットワークで用いられているだけである。また、これらのネットワークは”point to point”の通信であり、”フォトニックネットワーク”と言える通信網までは発達していないのが現状である。
このような”フォトニックネットワーク”を実現するためには、電気信号の送信先を切り換えるルータやスイッチングハブ等といった装置と同様の機能を有する”光ルータ”や”光スイッチングハブ”等が必要になる。
また、このような装置では高速に伝送経路を切り換える光スイッチが必要になり、ニオブ酸リチウムやPLZT(Lead Lanthanum Zirconate Titanate)等の強誘電体を用いたものや、半導体に光路導波路を形成し半導体中にキャリアを注入して屈折率を変化させ光信号の伝送経路を切り換えるものが存在する。
さらに、最近では平面ガラス光導波路上に集積したヒータで発熱させ、当該ヒータが形成され部分の屈折率を変化させることにより、スイッチング動作を行わせるものもある。
そして、従来の半導体に光路導波路を形成し半導体中にキャリアを注入して屈折率を変化させ光信号の伝送経路を切り換える光スイッチに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平06−059294号公報 特開平06−130236号公報 特開平06−194696号公報 特開2004−020909号公報 特開2004−264631号公報 「2x2 Optical Waveguide Switch with Bow-Tie Electrode Based on Carrier-Injection Total Internal Reflection in SiGe Alloy」, Baojun Li and Soo-Jin Chua, p206-p208, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.13, NO.3, MARCH 2001
図3及び図4はこのような「非特許文献」に記載された従来の光スイッチの一例を示す平面図及び断面図である。図3において1は”X字状”の光導波路を有する光導波路層、2及び3はキャリアを注入するための1対の電極である。
図3において光導波路層1上には”X字状”の光導波路が形成され、図3中”CP01”に示すような”X字状”の光導波路の交差部分には長方形状の電極2が形成される。また、”X字状”の光導波路の交差部分の近傍であって電極2に並行して長方形状の電極3が形成される。
一方、図4は図3中”A−A’”における断面図であり、図4において1、”WG01”及び”WG02”は図3と同一符号を付してあり、4はクラッド層、5は基板である。
基板5上にはクラッド層4及び光導波路層1が順次形成され、光導波路層1には図4中”WG01”及び”WG02”に示すような”X字状”の光導波路が形成される。また、光導波路層1に形成される光導波路はリッジ型の光導波路となっており、例えば、図4中”PS01”に示すように光信号は分布して伝播する。
ここで、図3に示す従来例の動作を図4を参照しながら説明する。光スイッチが”OFF”の場合、電極2及び電極3には電流が供給されない。
このため、図3中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率の変化は生じないため、例えば、図3中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は交差部分を直進して図3中”PO01”に示す出射端から出射される。
一方、光スイッチが”ON”の場合、電極2から電子が注入され、電極3からは正孔が注入され、このため、前記交差部分にはキャリア(電子、正孔)が注入される。
このため、プラズマ効果によって図3中”CP01”に示す”X字状”の光導波路の交差部分の屈折率が低くなるように変化するため、例えば、図3中”PI01”に示す入射端から入射した光信号は図3中”CP01”に示す交差部分に生じた低屈折率部分で全反射されて図3中”PO02”に示す出射端から出射される。
この結果、電極に電流を供給して”X字状”の光導波路の交差部分にキャリア(電子、正孔)を注入して交差部分の屈折率を制御することにより、光信号の出射される位置を制御、言い換えれば、光信号の伝播経路を切り換えることが可能になる。
しかし、図3及び図4に示す従来例では、シミュレーション等によって光信号の経路を調べた場合、光スイッチの”ON/OFF”動作によって光信号が伝播する光導波路が切り替わっているものの、光スイッチの”ON”若しくは”OFF”に関わり無く光導波路以外の部分に光信号の一部が漏れ出してしまうと言った問題点があった。
このような問題点の原因としては2つ以上の光導波路が交差する部分では、光導波路の形状が著しく変化するため、光の導波モードが変化し、反射や散乱を起こすためであると推察される。
すなわち、複数の光導波路が交差する光スイッチでは多少の差はあれ反射や散乱に起因する光の漏れが存在することになる。
このような、光の漏れは図3に示すような光スイッチの構成では、光導波路以外の部分に漏れ出した光は図3中”PO01”及び”PO02”に示す出射端に到達しにくいので、光の漏れによる影響は少ない。
但し、図5に示すように図3に示すような光スイッチを集積した場合には、光導波路以外の部分に漏れ出した光が再び別の光導波路に流れ込んで(結合して)しまう可能性が高くなる。
図5は図3に示すような光スイッチを集積した光スイッチの平面図である。図5において6は”X字状”の光導波路を有し、それらの出射端側の光導波路の途中から異なる角度で分岐する”y字状”の光導波路をそれぞれ有する光導波路層である。
但し、図5においてはキャリアを注入するための電極対が、図5中”CP11”に示す光導波路の交差部分、図5中”BP11”及び”BP12”に示す出射端側の光導波路の分岐部分にそれぞれ必要であるが、図5においてはその記載は省略している。
ここで、図5に示す従来例の動作を簡単に説明する。例えば、図5中”PI11”に示す入射端から入射された光信号は図5中”CP11”に示す交差部分にキャリアが注入され屈折率が低くなっていれば(”ON”状態)、図5中”BP11”に示す分岐部分に向かって反射され、さらに、図5中”BP11”に示す分岐部分にキャリアが注入され屈折率が低くなっていれば(”ON”状態)、図5中”BP11”に示す分岐部分で更に反射されて図5中”PO12”に示す出射端から出射される。
また、例えば、図5中”PI11”に示す入射端から入射された光信号は図5中”CP11”に示す交差部分にキャリアが注入されていなければ(”OFF”状態)、図5中”BP12”に示す分岐部分に向かって直進し、さらに、図5中”BP12”に示す分岐部分にキャリアが注入されていなければ(”OFF”状態)、更に直進して図5中”PO14”に示す出射端から出射される。
すなわち、図5中”CP11”に示す交差部分、図5中”BP11”及び”BP12”に示す分岐部分へのキャリアの注入を制御することにより、図5中”PI11”に示す入射端から入射された光信号を、図5中”PO11”、”PO12”、”PO13”若しくは”PO14”に示す出射端の何れかから出射させることが可能になる。
ここで、図5中”LK11”に示すように図5中”CP11”に示す交差部分で光導波路以外の部分で漏れ出した光は、図5中”WG13”若しくは”WG14”に示すような光導波路に流れ込んで(結合して)しまう可能性が高くなる。
例えば、スイッチングにより図5中”PO14”に示す出射端から光信号を出射させるように制御した場合であっても、図5中”PO12”若しくは”PO13”に示す出射端からも光信号が出射されてしまう、言い換えれば、クロストークが生じてしまうことになる。
従って本発明が解決しようとする課題は、クロストークを低減することが可能な光スイッチを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチにおいて、
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層と、前記光導波路層内の光導波路以外の部分であり、且つ、前記光導波路の分岐部分の近傍であって前記光信号の進行方向に交差する方向に形成された反射拡散溝とを備えたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項2記載の発明は、
屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチにおいて、
前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層と、前記光導波路層内の光導波路以外の部分であって前記光信号の進行方向に交差する方向に形成された複数の反射拡散溝とを備えたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項3記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
半導体基板と、この半導体基板上に形成されたクラッド層と、このクラッド層上に形成された前記光導波路層と、前記光導波路の分岐部分にキャリアを注入する1対の電極とを備えたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項4記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
前記反射拡散溝が、
前記光導波路層を突き抜けるように形成されたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項5記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
前記反射拡散溝が、
エッチングにより形成されたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項6記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
前記反射拡散溝が、
集束イオンビーム装置による直接描画によって形成されたことにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項7記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
前記光導波路層が、
2本の直線の光導波路が交差した光導波路を有することにより、クロストークを低減することが可能になる。
請求項8記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載の発明である光スイッチにおいて、
前記光導波路層が、
1本の直線の光導波路の途中から異なる角度で分岐する光導波路を有することにより、クロストークを低減することが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6,7及び請求項8の発明によれば、光導波路の交差部分若しくは分岐部分における反射や散乱に起因して漏れ出す光を反射散乱させる複数の反射散乱溝を光導波路層内の光導波路以外の部分であって光導波路層の短手方向に平行に光導波路層を突き抜けるようにそれぞれ形成することにより、クロストークを低減することが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る光スイッチの一実施例を示す平面図及び断面図である。
図1において7は”X字状”の光導波路を有し、それらの出射端側の光導波路の途中から異なる角度で分岐する”y字状”の光導波路をそれぞれ有する光導波路層、8,9,10,11及び12は光導波路層7の短手方向に並行に形成された反射散乱溝である。
図1において光導波路層7上にはX字状”の光導波路を有し、それらの出射端側の光導波路の途中から異なる角度で分岐する”y字状”の光導波路がそれぞれ形成される。また、光導波路層7内の前記光導波路以外の部分であって光導波路層7の短手方向に平行に反射散乱溝8,9,10,11及び12が光導波路層7を突き抜けるようにそれぞれ形成される。
但し、図1においてはキャリアを注入するための電極対が、図1中”CP21”に示す光導波路の交差部分、図1中”BP21”及び”BP22”に示す出射端側の光導波路の分岐部分にそれぞれ必要であるが、図1においてはその記載は省略している。
一方、図2は図1中”B−B’”における断面図であり、図2において7、”WG21”及び”WG22”は図1と同一符号を付してあり、13はクラッド層、14は基板である。
基板14上にはクラッド層13及び光導波路層7が順次形成され、光導波路層7内には図2中”WG21”及び”WG22”に示すような光導波路が形成される。また、光導波路層7に形成される光導波路はリッジ型の光導波路となっており、例えば、図2中”PS21”に示すように光信号は分布して伝播する。
また、光導波路層7内であって図2中”WG21”及び”WG22”に示す光導波路以外の部分には図2中”RD21”、”RD22”及び”RD23”に示すような反射散乱溝がクラッド層13に達する迄(光導波路層7を突き抜けて)それぞれ形成される。
ここで、図1及び図2に示す実施例の動作を説明する。例えば、図1中”PI21”に示す入射端から入射された光信号は図1中”CP21”に示す交差部分にキャリアが注入され屈折率が低くなっていれば(”ON”状態)、図1中”BP21”に示す分岐部分に向かって反射され、さらに、図1中”BP21”に示す分岐部分にキャリアが注入され屈折率が低くなっていれば(”ON”状態)、図1中”BP21”に示す分岐部分で更に反射されて図1中”PO22”に示す出射端から出射される。
また、例えば、図1中”PI21”に示す入射端から入射された光信号は図1中”CP21”に示す交差部分にキャリアが注入されていなければ(”OFF”状態)、図1中”BP22”に示す分岐部分に向かって直進し、さらに、図1中”BP22”に示す分岐部分にキャリアが注入されていなければ(”OFF”状態)、更に直進して図1中”PO24”に示す出射端から出射される。
すなわち、図1中”CP21”に示す交差部分、図1中”BP21”及び”BP22”に示す分岐部分へのキャリアの注入を制御することにより、図1中”PI21”に示す入射端から入射された光信号を、図1中”PO21”、”PO22”、”PO23”若しくは”PO24”に示す出射端の何れかから出射させることが可能になる。
この状態で、図1中”LK21”に示すように図1中”CP21”に示す交差部分で光導波路以外の部分で光が漏れ出した場合であっても、反射散乱溝11によって更に反射散乱されることになるので、図5に示す従来例のように、図1中”WG23”若しくは”WG24”に示すような光導波路に流れ込んで(結合して)しまうことを低減させることができる。言い換えれば、クロストークを低減することが可能になる。
この結果、光導波路の交差部分若しくは分岐部分における反射や散乱に起因して漏れ出す光を反射散乱させる複数の反射散乱溝を光導波路層7内の光導波路以外の部分であって光導波路層7の短手方向に平行に光導波路層7を突き抜けるようにそれぞれ形成することにより、クロストークを低減することが可能になる。
なお、図1に示す実施例においては複数の反射散乱溝を光導波路層7内の光導波路以外の部分であって光導波路層7の短手方向に平行に形成しているが、反射散乱溝は光信号の進行方向に交差する方向に形成すれば構わない。
また、図1に示す実施例においては反射散乱溝を5本例示しているが、勿論、光導波路以外の部分に漏れ出した光を十分に反射散乱させ光導波路に流れ込む(結合する)ことを防止することが可能であれば、例えば、光が漏れ出すような光導波路の交差部分若しくは分岐部分の近傍に反射拡散溝を形成すれば良い。勿論、反射散乱溝の本数や幅は任意であって構わない。
また、図1に示す実施例においては反射散乱溝を光導波路層7を突き抜けるように形成しているが、勿論、光導波路以外の部分に漏れ出した光を十分に反射散乱させ光導波路に流れ込む(結合する)ことを防止することが可能であれば、必ずしも反射散乱溝が光導波路層7を突き抜ける必要性はない。
また、反射散乱溝の形成方法としては、通常のウェハプロセスによるエッチングにより形成することが可能であり、また、FIB(Focused Ion Beam:集束イオンビーム)装置による直接描画によって形成しても構わない。
また、図1に示す実施例においては,”X字状”の光導波路を有し、それらの出射端側の光導波路の途中から異なる角度で分岐する”y字状”の光導波路をそれぞれ有する光導波路層を例示しているが、光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層であれば構わない。
本発明に係る光スイッチの一実施例を示す平面図である。 本発明に係る光スイッチの一実施例を示す断面図である。 従来の光スイッチの一例を示す平面図である。 従来の光スイッチの一例を示す断面図である。 図3に示すような光スイッチを集積した光スイッチの平面図である。
符号の説明
1,6,7 光導波路層
2,3 電極
4,13 クラッド層
5,14 基板
8,9,10,11,12 反射散乱溝

Claims (8)

  1. 屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチにおいて、
    前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層と、
    前記光導波路層内の光導波路以外の部分であり、且つ、前記光導波路の分岐部分の近傍であって前記光信号の進行方向に交差する方向に形成された反射拡散溝と
    を備えたことを特徴とする光スイッチ。
  2. 屈折率変化により光信号の伝送経路を切り換える光スイッチにおいて、
    前記光信号が一方から入射され途中で2つに分岐して出射される光導波路が形成された光導波路層と、
    前記光導波路層内の光導波路以外の部分であって前記光信号の進行方向に交差する方向に形成された複数の反射拡散溝と
    を備えたことを特徴とする光スイッチ。
  3. 半導体基板と、
    この半導体基板上に形成されたクラッド層と、
    このクラッド層上に形成された前記光導波路層と、
    前記光導波路の分岐部分にキャリアを注入する1対の電極と
    を備えたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
  4. 前記反射拡散溝が、
    前記光導波路層を突き抜けるように形成されたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
  5. 前記反射拡散溝が、
    エッチングにより形成されたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
  6. 前記反射拡散溝が、
    集束イオンビーム装置による直接描画によって形成されたことを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
  7. 前記光導波路層が、
    2本の直線の光導波路が交差した光導波路を有することを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
  8. 前記光導波路層が、
    1本の直線の光導波路の途中から異なる角度で分岐する光導波路を有することを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の光スイッチ。
JP2004372504A 2004-12-24 2004-12-24 光スイッチ Pending JP2006178252A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372504A JP2006178252A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 光スイッチ
US11/312,419 US7362929B2 (en) 2004-12-24 2005-12-21 Optical switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004372504A JP2006178252A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 光スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006178252A true JP2006178252A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36696838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004372504A Pending JP2006178252A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 光スイッチ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7362929B2 (ja)
JP (1) JP2006178252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056331A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101719A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsumi Electric Co Ltd 光導波路装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152154A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Sharp Corp 光集積回路素子
JPH11248954A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ハイブリッドモジュール
JP2004093905A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 光変調器
JP2004264631A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Yokogawa Electric Corp 光スイッチ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06130236A (ja) 1991-03-06 1994-05-13 Oki Electric Ind Co Ltd 交差型光スイッチ
JPH0659294A (ja) 1992-08-12 1994-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 導波路形光スイッチ
US5303315A (en) 1992-09-01 1994-04-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Near Z digital switch
US5911018A (en) * 1994-09-09 1999-06-08 Gemfire Corporation Low loss optical switch with inducible refractive index boundary and spaced output target
JP3749652B2 (ja) * 2000-06-19 2006-03-01 株式会社日立製作所 光合分波器、光導波路モジュールおよび光通信装置
JP2004020909A (ja) 2002-06-17 2004-01-22 Yokogawa Electric Corp 光スイッチ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152154A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Sharp Corp 光集積回路素子
JPH11248954A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ハイブリッドモジュール
JP2004093905A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 光変調器
JP2004264631A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Yokogawa Electric Corp 光スイッチ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056331A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子
WO2021065624A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子
JP7306198B2 (ja) 2019-09-30 2023-07-11 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子

Also Published As

Publication number Publication date
US7362929B2 (en) 2008-04-22
US20060165348A1 (en) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017504830A (ja) 導波路偏光スプリッタ兼偏光回転子
JP2004029811A (ja) 導波型光クロスポイントスイッチ
CA2367828C (en) An optical crosspoint switch using vertically coupled waveguide structure
WO2007091465A1 (ja) 光導波路
US7343063B2 (en) Light signal switching apparatus
US7627212B2 (en) Optical integrated device
JP2010078694A (ja) マッハツェンダ干渉計型光機能素子
JP2007094336A (ja) 光半導体素子および光半導体素子の製造方法
JP6702307B2 (ja) 光回路、およびそれを用いた光スイッチ
JP2006178252A (ja) 光スイッチ
JP2004264631A (ja) 光スイッチ
JP4727084B2 (ja) 光学バス
WO2020129768A1 (ja) 光スイッチ素子
KR101238052B1 (ko) 표면 플라즈몬 공명을 이용한 전광 스위치
JP4154663B2 (ja) 光スイッチ
JP4438350B2 (ja) 光スイッチ
US7167609B2 (en) Optical switch
JP4678143B2 (ja) 光スイッチ
JPH10221550A (ja) 光波長フィルタおよび光波長選択ルータ
JP2009036968A (ja) 半導体光スイッチ
JPH11202373A (ja) 光スイッチ
JP2004020909A (ja) 光スイッチ
JP4158098B2 (ja) 光スイッチの駆動方法及びこれを用いた駆動回路
JP2005062495A (ja) 光スイッチ
JPH04234020A (ja) 偏光無依存型半導体光スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100525