JP2006173715A - 番組自動選択装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】番組情報を伴なう番組の中から利用者の嗜好にあった番組を精度よく自動選択する番組自動選択装置を提供する。
【解決手段】装置が記憶している番組毎の視聴履歴が、利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であるか、または興味を持たずに漠然と視聴した番組の視聴履歴であるか,を、当該番組の前後の番組の視聴状況と当該番組を視聴中の利用者の番組選択操作状況とより判断し選別する、そして、前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴のみを嗜好分析に用いる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、テレビジョン受信機に関し、多数の番組から視聴者の嗜好に適合する番組を自動的に選択して提示したり録画したりする番組自動選択装置に関するものである。
近年、BS放送及びCS放送の開始や、テレビジョン番組のディジタル化により、利用者は膨大な数の番組から視聴する番組を選択できるようになった。しかし、その反面、どのような番組が放送されているかを網羅的に把握するのが困難となり、利用者が自分の嗜好に合う番組を選択することが難しくなってきた。また、利用者が自分の嗜好に合った番組が放送されている事に気付かず見逃してしまう可能性が大きくなった。
そこで膨大な数の番組のなかから利用者が嗜好にあった番組を選択するのを補助することを目的として、放送局は、番組タイトル・放送時間・チャンネル・ジャンル・内容説明・出演者リスト等の項目を含む番組情報を映像音声信号に多重化して送信する技術を実用化し運用を始めている。
テレビジョン受信機は、前記番組情報を利用して例えば電子番組表などを構成し画面上に提示するなどして利用者の番組選択の補助を行う機能を備えたものもある。
受信機のさらに進んだ技術として、利用者が視聴した番組の前記番組情報を含んだ視聴履歴を受信機内に記憶して、あらかじめ利用者がどのような内容の番組に興味があるのかの嗜好を分析しておき、番組選択時に、将来放送される予定の番組の番組情報を取得して、番組毎に利用者がどの程度その番組に興味があるのかをあらわす嗜好適合度を求め、当該嗜好適合度により利用者の興味のある番組を自動的に選択する番組自動選択方法の特許提案がある。
特開2000−201303号公報では、利用者の嗜好を分析し、利用者の嗜好に適合する番組を自動的に選択してその番組情報を表示する番組情報の提供方法が提案されている。
特開2000−201303号公報
特開2000−201303号公報による番組情報の提供方法では、まず、受信機内に記憶してある視聴履歴に含まれる番組情報のテキストデータから単語を抽出する。そして、抽出した単語の出現頻度を求めて、出現頻度の高い単語をキーワードとしてデータベースに登録する。次に、将来放送予定の番組の番組情報を取得し、取得したそれぞれの番組情報のテキストデータから前記データベースに登録されたキーワードと一致する単語を検索して嗜好分析を行う。そして、キーワードに一致する単語を含む番組情報に対応する番組を選択することにより、利用者の嗜好に適合する番組を選択できるとしている。
しかしながらこの方法では、利用者がどのような状況で視聴していたかを考慮せずに、受信機内に記憶してある全ての視聴履歴を一律に利用して嗜好分析を行っている。従って、利用者が特に興味を持って視聴しているのではなく、なにか他の作業をしながら漠然と受信機をつけている状態である、いわゆる「ながら視聴」の番組の影響が考慮されない。例えば利用者が読書をしながら漠然と長時間受像機をつけた状態のような場合の視聴履歴も嗜好分析に反映させてしまう。そのために、嗜好分析の精度が上げられず番組自動選択の精度があげられない点が課題であった。
そこで本発明は、受信機に記憶している視聴履歴から前記「ながら視聴」に相当する可能性の高い番組の履歴を排除して、利用者が真に興味を持って視聴した可能性の高い番組の視聴履歴のみを嗜好分析に使用することを可能とする。これにより、嗜好分析の精度を向上させ番組自動選択の精度を向上させることを目的とする。
そこで上記課題を解決するために本発明は、下記の装置を提供するものである。
(1)番組情報が付されている番組の視聴履歴と、前記番組視聴中に利用者が装置を操作した回数をカウントし操作情報として前記視聴履歴と対応付けて記憶する視聴履歴記憶手段(210)と、
前記視聴履歴記憶手段に記憶した前記視聴履歴のうち、利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴を選別する視聴履歴選別手段(302)と、
前記視聴履歴選別手段で選別した前記利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴に含まれる、各番組に対応する番組情報を用いて、利用者の嗜好を分析し、嗜好分析情報を検出する嗜好分析手段(303)と、
前記嗜好分析手段で検出した嗜好分析情報と、電子番組表から得られる将来放送予定の各番組の前記番組情報とを利用して、前記将来放送予定の各番組から前記利用者の嗜好に適合する番組を自動的に選択する番組選択手段(304)とを有する番組自動選択装置において、
前記視聴履歴選別手段は、前記視聴履歴記憶手段に記憶した視聴履歴のうち、利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴を選別するための、第一の判断基準と、第二の判断基準と、第三の判断基準のうち少なくとも1つを有して視聴履歴選別を行い、
前記第一の判断基準は、選別対象の視聴履歴に対応する番組と同じチャンネルであり、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組に対して時刻的に前方に位置している番組が前記視聴履歴に含まれない場合、かつ、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の視聴を開始した時刻が前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の放送開始時刻の前後の所定時間内である場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準であり(S504、S505)、
前記第二の判断基準は、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組と同じチャンネルであり、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組に対して時刻的に後方に位置している番組が前記視聴履歴に含まれない場合、かつ、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の視聴を終了した時刻が前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の放送終了時刻の前後の所定時間内である場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準であり(S507、S508)、
前記第三の判断基準は、前記選別対象の視聴履歴に含まれる前記操作情報を参照して、前期番組自動選択装置を操作した回数が所定数以上の場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準である(S510)、
ことを特徴とする番組自動選択装置。
本発明の番組自動選択装置によれば、受信機に記憶している視聴履歴から前記「ながら視聴」に相当する可能性の高い番組の履歴を排除して、利用者が真に興味を持って視聴した可能性の高い番組の視聴履歴のみを利用して嗜好分析を行うことができる。
従って、嗜好分析の精度を向上させ、番組自動選択の精度を向上させる効果を得ることが可能となる。
次に発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明に係る一実施例の番組自動選択装置は、受信機が利用者による番組の視聴履歴及び視聴履歴に対応する番組の番組情報を用いて利用者の嗜好を分析し、その嗜好分析の結果と将来放送予定の番組の番組情報とを利用して、将来放送予定の番組から利用者の嗜好に適合する番組を選択する場合に、前記視聴履歴からいわゆる「ながら視聴」に該当する視聴履歴を除外して嗜好分析を行なうことを特徴とするものである。
図1は、本発明に係る番組自動選択処理の一実施例の概略の流れを示す図である。なお、処理を開始する前に、利用者による日々の番組視聴の履歴が記録されているとする。
処理を開始すると(S101)、視聴履歴から「ながら視聴」に該当する視聴履歴を除外し、嗜好分析に有効な視聴履歴を選別する(S102)。
次に、選別された視聴履歴及び視聴履歴の対象である番組の番組情報を利用し、利用者の嗜好を分析する(S103)。
そして、利用者の嗜好及び将来放送予定の番組の番組情報を利用し、将来放送予定の番組から利用者の嗜好に適合する番組を選択して(S104)終了する(S105)。
なお、番組自動選択処理は例えば番組情報の更新をきっかけに1日1回程度行なえばよい。
次に、本発明の番組自動選択装置の具体的な実施例について説明する。
本実施例では以下のテレビジョン放送送信及び受信システムを想定している。
番組に関する番組タイトル・放送時間・チャンネル・ジャンル・内容説明・出演者リスト等を含む番組情報と、映像音声信号とを多重化した放送波を送信する放送送信システム。
受信した放送波から番組情報と映像音声信号とを分離し、分離した番組情報を利用者に提示して、利用者はその番組情報を利用して視聴する番組を選択でき、選択した番組の映像音声信号を再生する放送受信システム。
なお、以下の説明で使用する番組情報とは、各番組に関して放送局が送信する情報であり、番組タイトル・放送時間・チャンネル・ジャンル・内容説明・出演者リスト等が含まれる。また、番組付加情報とは、本実施例の番組自動選択装置の番組自動選択部が生成する、番組に関する付加情報であり、番組情報のうちのテキストデータから抽出するキーワード等が含まれる。
<実施例の構成>
図2は、本発明に係る番組自動選択装置の一実施例を示す構成図である。本実施例の番組自動選択装置は、テレビジョン放送の受信、視聴、録画、再生等のテレビジョン受信装置としての基本機能を有し、さらに番組の自動選択機能を有するものである。
放送受信部201は、チューナー及び復調分離手段を有し、視聴制御部208より受信するチャンネルが指示されると、指示されたチャンネルの放送局から地上波や放送衛星を介して送信される放送波を受信し、映像音声信号と番組情報に分離する。映像音声信号を録画制御部203へ出力し、番組情報を番組情報記憶部202へ出力する。
番組情報記憶部202は、ハードディスク等の記憶装置であり、放送受信部201より入力される番組情報、及び番組自動選択部211より入力される番組付加情報を記憶する。また、番組情報記憶部202は番組自動選択部211により番組情報及び番組付加情報を読み書きする機能を有する。
録画制御部203は、放送受信部201より入力される映像音声信号を出力制御部205へ出力するとともに、視聴制御部208より録画の指示があった場合には、映像音声信号を映像音声信号記憶部204へも出力する。
映像音声信号記憶部204は、ハードディスク等の記憶装置であり、録画制御部203より入力される映像音声信号を記憶する。また、出力制御部205により映像音声信号を読み出す機能を有する。
出力制御部205は、視聴制御部208より放送視聴の指示があった場合には、録画制御部203より入力される映像音声信号を出力部206へ出力し、視聴制御部208より録画番組再生の指示があった場合には、視聴制御部208より指定された番組を映像音声信号記憶部204より読み出し出力部206へ出力する。
出力部206は、ブラウン管や液晶等の画像出力装置とスピーカー等の音声出力装置により構成され、出力制御部205より入力される映像音声信号を再生する。また、録画予約のための操作画面を表示したり、映像音声信号記憶部204に記憶されている録画番組リストを表示したり、録画管理情報記憶部209に記憶されているおすすめ番組リストを表示したりする機能を有する。
入力部207は、リモコンとその受光部等で構成される入力装置であり、利用者が、視聴するチャンネルの選択、視聴中の番組の録画開始・停止、録画予約、録画番組の再生・停止、おすすめ番組リストからの録画予約する番組の選択等を行う機能を有する。
視聴制御部208は、入力部207より視聴するチャンネルが指示されると放送受信部201へそのチャンネルの受信を指示し、入力部207より視聴中の番組の録画開始・停止が指示されるとそれに従って録画制御部203へ録画開始・停止を指示し、入力部207より録画予約が指示されると録画管理情報(録画開始・停止時刻、チャンネル等)を録画管理情報記憶部209へ出力し、入力部207より録画番組の再生・停止が指示されるとそれに従って出力制御部205へ録画番組の再生・停止を指示する。さらに、入力部207より入力される全ての指示を視聴履歴として視聴履歴記憶部210へ出力する。また、録画管理情報記憶部209に記憶されている録画管理情報を定期的に検査し、録画を開始すべき時刻であれば放送受信部201へ録画する番組のチャンネルの受信を指示するとともに録画制御部203へ録画開始を指示し、また録画を停止すべき時刻であれば録画制御部203へ録画停止を指示する。
録画管理情報記憶部209は、ハードディスク等の記憶装置であり、視聴制御部208により録画管理情報を読み書きする機能、番組自動選択部211によりおすすめ番組リストを書き込む機能、及び入力部207によりおすすめ番組リストから録画予約する番組を選択する機能を有する。
視聴履歴記憶部210は、ハードディスク等の記憶装置であり、視聴制御部208より入力される視聴履歴を記憶する。また、番組自動選択部211により視聴履歴を読み出す機能を有する。また、予め定められた期間を経過した視聴履歴を自動的に消去する機能を有してもよい。
番組自動選択部211は、番組情報記憶部202に記憶されている番組情報の読み出し及び番組付加情報の書き込み、視聴履歴記憶部210に記憶されている視聴履歴の読み出し、及び嗜好情報記憶部212に記憶されている嗜好情報の読み書きの機能を有する。あるいは、指定時刻の到来または番組情報の受信等をきっかけに自動的に番組を選択し、録画予約リストまたはおすすめ番組リストとして録画管理情報を録画管理情報記憶部209へ出力する。
嗜好情報記憶部212は、ハードディスク等の記憶装置であり、番組自動選択部211により嗜好情報を読み書きする機能を有する。
なお、番組情報記憶部202、映像音声信号記憶部204、録画管理情報記憶部209、視聴履歴記憶部210、及び嗜好情報記憶部212は1つのハードディスク等の記憶装置を共用する構成にしてもよい。
<番組自動選択部のより詳細な構成>
次に、番組自動選択部211の構成についてより詳細に説明する。
図3は、本実施例における番組自動選択部211の内部構成図である。以下、図3を用いて全体の信号の流れを説明する。
キーワード抽出部301は、番組自動選択処理が開始されると、番組情報記憶部202より将来放送予定の各番組の番組情報を読み出し、その番組情報に含まれる番組タイトル、内容説明等の項目のテキストデータからキーワードを抽出し、番組付加情報として番組情報記憶部202へ書き込む。キーワード抽出は、例えば形態素解析技術を用いてテキストを形態素に分割し、その中から特定の品詞(名詞等)を抜き出すことによって行なう。なお、この番組付加情報であるキーワードは視聴履歴と共に以降の番組自動選択時に再利用される。
視聴履歴選別部302は、視聴履歴記憶部210より視聴履歴を読み出し、嗜好分析に有効と判断できる視聴履歴と「ながら視聴」に該当し無効と判断できる視聴履歴とを選別し、有効な視聴履歴のみを嗜好分析部303へ出力する。
嗜好分析部303は、視聴履歴選別部302より「ながら視聴」の番組の視聴履歴を排除した視聴履歴が入力される。そして、その視聴履歴と番組情報記憶部202より読み出す将来放送予定の各番組の番組情報から得られる番組付加情報であるキーワードとに基づき、キーワード毎の嗜好度を求める。キーワード及びその嗜好度を嗜好情報として嗜好情報記憶部212へ書き込む。
番組選択部304は、嗜好分析部303による嗜好分析が終了すると、嗜好情報記憶部212より読み出す嗜好情報、及び番組情報記憶部202より読み出す将来放送予定の番組の番組付加情報であるキーワードに基づき、将来放送予定の各番組毎に、利用者の嗜好への適合度を求める。利用者の嗜好への適合度が予め設定した閾値より大きい番組、または嗜好への適合度の大きい方から予め設定した個数の番組を選択し、録画予約リストまたはおすすめ番組リストとして録画管理情報を録画管理情報記憶部209へ出力する。
なお、番組選択部304により選択された番組を録画予約リストとして出力するかおすすめ番組リストとして出力するかについては、番組自動選択装置の設定値として利用者が決定する。
<番組自動選択処理の詳細>
次に、前述の番組自動選択部による番組自動選択の処理の流れについて詳細に説明する。
図4は、本実施例における番組自動選択部による番組自動選択の処理の流れを示す図である。
番組自動選択処理を開始する(S401)。
視聴履歴に含まれる各番組の番組情報に含まれる番組タイトル、内容説明等の項目のテキストデータからキーワードの抽出が済んでいるか否かを判別する(S402)。
このときキーワードが抽出されていない場合はキーワード抽出処理を行なう(403)。なお、通常の場合は過去の番組自動選択処理における将来放送予定番組の番組情報のキーワード抽出処理により、キーワードは抽出されているはずだが、過去の番組自動選択処理が装置のリソース不足等の何らかの理由で行なえなかった場合に、このような処理が必要となる。
次に、番組毎の視聴履歴が嗜好分析に有効であるか無効であるかを選別し、有効である視聴履歴のみを選択する(S404)。
この視聴履歴選別方法の内容を以下に詳細に説明する。
なお本実施例での視聴履歴には、視聴した番組毎に、番組を識別する識別子情報と、放送されている番組を視聴したのか、または録画済みの番組を再生して視聴したのかといったを視聴の形態を示す視聴形態情報と、番組の視聴を開始・終了した時刻を示す時刻情報と、番組視聴中に入力装置であるリモコンを操作した回数を示すリモコン操作情報とが少なくとも含まれているものとする。
視聴履歴の選別は、視聴履歴の1番組に相当する、前記番組の識別子情報を基にした番組単位ごとに行なう。説明を簡単にするために、前記番組単位毎の選別対象となる視聴履歴を選別対象の視聴履歴、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組を、選別対象の視聴履歴に対する番組と定義する。
図5は、本実施例の視聴履歴選別処理方法を示す図である。
選別対象の視聴履歴に対して視聴履歴選別処理を開始する(S501)。
まず、選別対象の視聴履歴に含まれている前記視聴形態情報を取得して、選別対象の視聴履歴に対する番組の視聴の形態が放送番組を視聴したものなのか否かを調べる(S502)。
放送番組を視聴したのではない場合、例えば録画済みの番組を再生して視聴した場合などは、利用者が明確に視聴の意思を持って再生操作を行なったと考えられるので、その選別対象の視聴履歴は嗜好分析に有効であると判断して処理を終了する(S503)。
視聴形態情報が、放送番組を視聴したときのものである場合は次のステップへ進む。
次に、選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直前の番組を視聴していたか否かを調べる(S504)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直前の番組を視聴していない場合には、さらに選別対象の番組を放送開始から視聴したか否かを調べる(S505)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直前の番組を視聴しておらず、その選別対象の視聴履歴に対する番組を放送開始から視聴した場合には、利用者がその番組に興味を持ったので番組開始時刻にそのチャンネルへの切り替え操作を行なった可能性が高いと考えられる。従って、その選別対象の視聴履歴は嗜好分析に有効であると判断して処理を終了する(S506)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直前の番組を視聴していた場合、または選別対象の視聴履歴に対する番組を放送開始から視聴していなかった場合は次のステップへ進む。
次に、選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直後の番組を視聴したか否かを調べる(S507)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直後の番組を視聴していなかった場合には、さらに選別対象の視聴履歴に対する番組を放送終了まで視聴したか否かを調べる(S508)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直後の番組を視聴しておらず、選別対象の番視聴履歴に対する組を放送終了まで視聴していた場合には、利用者が興味を持って視聴していた番組が終了したためにその番組の視聴を終了する操作を行なった可能性が高いと考えられる。従って、その選別対象の視聴履歴は嗜好分析に有効であると判断して処理を終了する(S509)。
選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直後の番組を視聴していた場合、または選別対象の視聴履歴に対する番組を放送終了まで視聴していなかった場合は次のステップへ進む。
次に、選別対象の視聴履歴に含まれているリモコン操作情報を取得して、選別対象の視聴履歴に対する番組の視聴期間にリモコンを操作した回数が予め設定した閾値より多いか否かを調べる(S510)。
リモコンの操作回数が閾値より多い場合には、利用者が興味を持ってその選別対象の視聴履歴に対する番組を視聴していたために操作回数が多くなった可能性が高いと考えられるので、その選別対象の視聴履歴は嗜好分析に有効であると判断して処理を終了する(S511)。
リモコンの操作回数が閾値より少ない場合には、利用者がその選別対象の視聴履歴に対する番組に興味を持っていなかったために操作回数が少なかった可能性が高いと考えられるので、その選別対象の視聴履歴に対する番組に対する視聴履歴は嗜好分析に無効であると判断して処理を終了する(S512)。
以上の処理を、受信機に記憶してある全ての視聴履歴に対して行う。
なお、以上の処理において、選別対象の視聴履歴に対する番組と同じチャンネルの直前または直後の番組の放送時間が極端に短い場合には、さらにその前または後の番組を直前または直後の番組として扱う。また、番組を放送開始から視聴したか否かを判断する際には、視聴開始時刻が放送開始時刻の5分後程度より前であれば放送開始から視聴したと判断し、放送終了まで視聴したか否かを判断する際には、視聴終了時刻が放送終了時刻の5分前程度より後であれば放送終了まで視聴したと判断する。
以上のような視聴履歴選別処理を行うことにより、受信機に記憶している視聴履歴から「ながら視聴」に相当する可能性の高い番組の視聴履歴を排除し、利用者が真に興味を持って視聴した可能性の高い番組の視聴履歴のみを利用して嗜好分析を行うことができる。
従って、嗜好分析の精度を向上させ、番組自動選択の精度を向上させる効果を得ることが可能となる。
図4の説明に戻る。
ステップ405では、ステップ404にて選択した、嗜好分析に有効と判断できる視聴履歴に対する番組の番組付加情報であるキーワードの出現頻度を数える。次に、そのキーワードの出現頻度を0以上1以下の実数に正規化する。正規化は、キーワードxの出現頻度がf(x)であるとすると、図6に示す式によっておこなう。ただし、fmaxは出現頻度の最大値である。また、Aは任意の定数であり、正規化における対数関数の曲線形を考慮して決める。この式によりキーワードxの出現頻度は0以上1以下の実数に正規化される。正規化された値をキーワードxの嗜好度とする。図7にキーワード嗜好度の例を示す(S405)。
次に、取得した全ての将来放送予定の番組の番組情報からキーワードを抽出する(S406)。
そして、ステップS405で求めた各キーワード嗜好度とステップS406で求めた将来放送予定の番組の番組付加情報であるキーワードとを用いて、将来放送予定の各番組毎に、含まれるキーワードの嗜好度の和を求める。次に、その各番組毎のキーワードの嗜好度の和を0以上1以下の実数に正規化する。正規化は、番組pに含まれるキーワードの嗜好度の和がS(p)であるとすると、図8に示す式によって行なう。ただし、Nmaxは1番組に含まれるキーワード数の最大値である。また、Aは任意の定数であり、正規化における対数関数の曲線形を考慮して決める。この式により番組pに含まれるキーワードの嗜好度の和は0以上1以下の実数に正規化される。正規化された値を番組pの嗜好適合度とする(S407)。
ステップS407で算出した、将来放送予定の各番組の嗜好適合度に基づき、嗜好適合度が予め設定した閾値より大きい番組、または嗜好適合度の大きい方から予め設定した個数の番組を選択し、選択した番組を、録画予約リストまたはおすすめ番組リストとして選択する。このとき、録画予約リストとして選択する場合には、複数の番組で放送時間が重ならないように選択する(S408)。
以上で番組自動選択処理が終了する(S409)。
なお、本実施例では、番組自動選択にキーワードの嗜好度を求め、そのキーワードを含む番組の嗜好適合度を求めて正規化を行なう嗜好分析方法を説明したが、本実施例の視聴履歴選別方法を用いて、「ながら視聴」の番組を排除した視聴履歴を用いた嗜好分析であればいかなる方法でも精度の良い番組自動選択処理を実現できる。
また、本発明は、上記した番組自動選択装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読みとられてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
本発明に係る番組自動選択処理の一実施例の概略の流れを示す図である。 本発明に係る番組自動選択装置の一実施例を示す構成図である。 本発明に係る番組自動選択装置の一実施例における番組自動選択部の内部構成図である。 本発明に係る一実施例における番組自動選択部による番組自動選択の処理の流れを示す図である。 本発明に係る一実施例の視聴履歴選別処理方法を示す図である。 本発明に係る一実施例におけるキーワードの出現頻度を正規化する式である。 本発明に係る一実施例におけるキーワード嗜好度の例である。 本発明に係る一実施例における番組に含まれるキーワード嗜好度の和を正規化する式である。
符号の説明
S101 番組自動選択処理開始ステップ
S102 視聴履歴の選別ステップ
S103 利用者の嗜好分析ステップ
S104 番組選択ステップ
S105 番組自動選択処理終了ステップ
201 放送受信部
202 番組情報記憶部
203 録画制御部
204 映像音声信号機億部
205 出力制御部
206 出力部
207 入力部
208 視聴制御部
209 録画管理情報記憶部
210 視聴履歴記憶部
211 番組自動選択部
212 嗜好情報記憶部
301 キーワード抽出部
302 視聴履歴選別部
303 嗜好分析部
304 番組選択部
S401 番組自動選択処理開始ステップ
S402 キーワードが抽出されているかの判断ステップ
S403 キーワード抽出ステップ
S404 視聴履歴選別ステップ
S405 キーワード嗜好度ステップ
S406 キーワード抽出ステップ
S407 番組の嗜好適合度計算ステップ
S408 番組選択ステップ
S409 番組自動選択処理終了ステップ
S501 視聴履歴が有効か否かの判別開始ステップ
S502 放送番組の視聴か否かの判断ステップ
S503 有効判別ステップ
S504 同じチャンネルの前の番組を見たか否かの判断ステップ
S505 番組の放送開始から見たか否かの判断ステップ
S506 有効判別ステップ
S507 同じチャンネルの次の番組を見たか否かの判断ステップ
S508 番組の放送終了まで見たか否かの判断ステップ
S509 有効判別ステップ
S510 番組視聴中のリモコン操作回数が閾値以上か否かの判別ステップ
S511 有効判別ステップ
S512 無効判別ステップ

Claims (1)

  1. 番組情報が付されている番組の視聴履歴と、前記番組視聴中に利用者が装置を操作した回数をカウントし操作情報として前記視聴履歴と対応付けて記憶する視聴履歴記憶手段と、
    前記視聴履歴記憶手段に記憶した前記視聴履歴のうち、利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴を選別する視聴履歴選別手段と、
    前記視聴履歴選別手段で選別した前記利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴に含まれる、各番組に対応する番組情報を用いて、利用者の嗜好を分析し、嗜好分析情報を検出する嗜好分析手段と、
    前記嗜好分析手段で検出した嗜好分析情報と、電子番組表から得られる将来放送予定の各番組の前記番組情報とを利用して、前記将来放送予定の各番組から前記利用者の嗜好に適合する番組を自動的に選択する番組選択手段とを有する番組自動選択装置において、
    前記視聴履歴選別手段は、前記視聴履歴記憶手段に記憶した視聴履歴のうち、利用者が興味を持って視聴したと考えられる番組の視聴履歴を選別するための、第一の判断基準と、第二の判断基準と、第三の判断基準のうち少なくとも1つを有して視聴履歴選別を行い、
    前記第一の判断基準は、選別対象の視聴履歴に対応する番組と同じチャンネルであり、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組に対して時刻的に前方に位置している番組が前記視聴履歴に含まれない場合、かつ、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の視聴を開始した時刻が前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の放送開始時刻の前後の所定時間内である場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準であり、
    前記第二の判断基準は、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組と同じチャンネルであり、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組に対して時刻的に後方に位置している番組が前記視聴履歴に含まれない場合、かつ、前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の視聴を終了した時刻が前記選別対象の視聴履歴に対応する番組の放送終了時刻の前後の所定時間内である場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準であり、
    前記第三の判断基準は、前記選別対象の視聴履歴に含まれる前記操作情報を参照して、前期番組自動選択装置を操作した回数が所定数以上の場合に、前記選別対象の視聴履歴は前記利用者が興味を持って視聴した番組の視聴履歴であると判断する判断基準である、
    ことを特徴とする番組自動選択装置。


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