JP2006164177A - 電子会議システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子資料をリアルタイムに閲覧できる画面共有ソフトウエアと、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエアとを同時に併用して電子会議を行うことができる電子会議システムを提供すること。
【解決手段】 サーバ10は、利用者およびクライアント20から入力された描画データを処理するホワイトボード11と、描画データを蓄積する画面バッファ12と、電子資料を蓄積する画面バッファ13と、画面バッファ13に蓄積されている電子資料を利用者に閲覧させる画面共有サーバ15と、画面バッファ13に蓄積されている電子資料を処理する電子資料処理手段とを備え、クライアント20は、通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力するホワイトボード21とを備えて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された電子会議サーバおよび通信端末を備え、共有資料等をそれぞれの画面に表示させて複数人が電子会議を行う電子会議システムに関する。
従来の電子会議システムとしては、一般的に電子プレゼンテーションに利用されるパソコン等と液晶プロジェクタ等との間に、ペン入力が可能な薄型ディスプレイと信号の分配・合成を行う装置を設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような電子会議システムは、パソコン等を操作する人のみならず、複数の薄型ディスプレイを見ている全ての人が、共有している画面に対し自由に文字等をペン入力で記入することができ、会議等を効率よく進めることができるが、このような電子会議システムを、汎用的なパソコン等で実現することは困難であった。
また、従来の電子会議システムとしては、複数の端末に設けられた共有ホワイトボード装置と共有資料表示装置との間で画面上の画像データの交換を行う画面データ交換手段を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。このような電子会議システムは、共有ホワイトボード装置と共有資料表示装置との間で画面上の画像データを操作性よく交換することができるようにして、コンピュータ等の計算機を用いたデスクトップ会議において、通常行われるようなホワイトボードのイメージを議事録または会議資料として参照するといったことが容易にできるが、電子会議システム上の資料を編集するときには、編集用の画面に切り替える必要があり使い方が面倒であった。
また、従来の電子会議システムとしては、WebブラウザおよびWebサーバの他にアウエアネスサーバおよびコラボレーションサーバなどを設けたものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。このような電子会議システムは、複数のブラウザで共有画面、共有の赤ペン、およびJava(登録商標)プログラムなどによる協調作業を実現できるが、Webブラウザ上の資料を表示するには、それに先立ち、Webブラウザ上の資料を専用アプリケーションが認識可能なファイル形式から、Webブラウザで閲覧できるファイル形式に変換する作業が必要になる。その後、資料をアップロードする作業が必要となるため、この資料を直接編集し、全員が編集した資料をリアルタイムに閲覧することができず、リモート操作を利用して単一の資料を複数の人が交代で直接編集することができない。
また、従来の電子会議システムとしては、マイクロソフト社のNetMeeting(登録商標)やVirtual Network Computing(VNC)のような画面共有ソフトウエアが知られており、このような画面共有ソフトウエアを使用すれば、資料をリアルタイムに閲覧、編集ができる。
特開平11−073174号公報 特開平10−051581号公報 特開2000−112862号公報
しかしながら、上述の画面共有ソフトウエアを使用する従来の電子会議システムでは、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエア(以下、ホワイトボードという)を併用する場合、ホワイトボードを起動している間、電子会議サーバ上の資料の編集等ができなくなってしまう問題があった。また、ホワイトボードを起動している間、クライアントとなる通信端末から電子会議サーバ上の電子資料を遠隔操作したとき、電子資料を遠隔操作する操作信号を、電子会議サーバで起動中のホワイトボードが受信してしまい、電子会議サーバ上の電子資料を画面共有ソフトウエアで操作できなくなってしまう問題があった。
本発明は、上述した従来の問題を解決するためになされたもので、電子資料をリアルタイムに閲覧できる画面共有ソフトウエアと、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエアとを同時に併用して電子会議を行うことができる電子会議システムを提供することを目的とする。
本発明の電子会議システムは、電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、前記電子会議サーバは、前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを処理する描画データ処理手段と、前記描画データを蓄積する第1の蓄積手段と、電子資料を蓄積する第2の蓄積手段と、前記第2の蓄積手段に蓄積されている電子資料を利用者に閲覧させる手段と、前記第2の蓄積手段に蓄積されている電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段とを備え、前記通信端末は、前記第2の蓄積手段に蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記描画データを表示するための透過型ウィンドウを重ね合わせて第1の画面に表示し、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウを第2の画面に表示して前記電子会議サーバおよび前記通信端末の利用者から前記電子資料を処理可能とする構成を有している。
この構成により、電子資料をリアルタイムに閲覧できる画面共有ソフトウエアと、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエアとを同時に併用して電子会議を行うことができる。
本発明の電子会議システムにおいて、前記電子会議サーバは、第1の仮想画面および第2の仮想画面を含む仮想画面を有し、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記描画データを表示するための透過型ウィンドウを重ね合わせて前記第1の仮想画面に表示し、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウを前記第2の仮想画面に表示する構成を有している。
この構成により、仮想画面により表示するため、実際に画面を複数もつ必要がなくなる。
本発明の電子会議システムにおいて、前記通信端末から入力された描画データは、前記電子会議サーバを経由して他の前記通信端末に配信される構成を有している。
この構成により、電子会議サーバが描画データを集中して配信するため、通信端末の接続台数が多いときの通信効率を高めることができる。
本発明の電子会議システムは、電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、前記電子会議サーバは、電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを処理する描画データ処理手段とを備え、前記通信端末は、前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、前記電子会議サーバが、前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に、前記入力した描画データをデバイスコンテキストを介して画面に表示し、前記描画データを入力する描画モード状態でない場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とする構成を有している。
この構成により、描画データ等を表示する画面が1つで済み、画面に対応する画面バッファを1つとして電子会議システムを実現できる。
本発明の電子会議システムは、電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、前記電子会議サーバは、電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを透明ウィンドウ上に表示して処理する描画データ処理手段とを備え、前記通信端末は、前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示し、前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記入力した描画データを前記透明ウィンドウに表示し、前記描画データを入力する描画モード状態でない場合かつ前記描画データの入力が透明領域でない場合、前記描画データ処理手段は、前記透明ウィンドウに前記入力した描画データを表示し、前記描画データを入力する描画モード状態でない場合かつ前記描画データの入力が透明領域である場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とする構成を有している。
この構成により、描画データ等を表示する画面が1つで済み、画面に対応する画面バッファを1つとして電子会議システムを実現できる。
本発明の電子会議システムは、電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、前記電子会議サーバは、電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを透明ウィンドウ上に表示して処理する描画データ処理手段とを備え、前記通信端末は、前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示し、前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記透明ウィンドウ内の透明領域から前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記描画データに応じて前記透明ウィンドウの一部の領域をデバイスコンテキストを介して着色して前記透過なウィンドウに前記描画データを表示し、前記描画モード状態でない場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とする構成を有している。
この構成により、描画データ等を表示する画面が1つで済み、画面に対応する画面バッファを1つとして電子会議システムを実現できる。
以上のように本発明は、電子資料をリアルタイムに閲覧できる画面共有ソフトウエアと、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエアとを同時に併用して電子会議を行うことができる電子会議システムを提供するものである。
以下、本発明の実施の形態に係る電子会議システムについて、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図1に示したように、本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ10と1つ以上のクライアント20とがネットワークを介して接続される構成を有している。
サーバ10は、サーバ10の利用者およびクライアント20から入力された描画データを処理するホワイトボード11と、描画データを蓄積する画面バッファ12と、電子資料を蓄積する画面バッファ13と、画面バッファ13に蓄積されている電子資料をサーバ10の利用者に閲覧させる画面共有クライアント14と、画面バッファ13に蓄積されている電子資料を各クライアント20に提供する画面共有サーバ15と、画面バッファ13に蓄積されている電子資料を処理するソフトウエアであってクライアント20からの遠隔操作を処理する図示しない電子資料処理手段と、を備えて構成される。サーバ10は、CPU、メモリ、ハードディスク等を有するパソコン(以下、PCという)等である。
サーバ10は、LinuxやUNIX(登録商標)等のOSがインストールされたPCでもよい。また、サーバ10は、例えば、Windows(登録商標)2000Server、またはWindows(登録商標)2003Serverのように、メタフレームを用いて複数の端末機用の画面バッファを持つことができるサーバ向けOSがインストールされたPCでもよく、サーバ10が会議室に備え付けされて利用されてもよい。また、サーバ10に、例えばWindows(登録商標)98、Windows(登録商標)2000、またはWindows(登録商標)XP等と、複数の出力を持つグラフィックカードとグラフィックカードを動作させるためのビデオドライバとがインストールされている場合、共通の入力装置に対して、複数の画面(ディスプレイ)を持つことができる。例えば、サーバ10がPCの場合では、付属の液晶画面に加えて、プロジェクタ等に接続するための出力端子を備えており、プロジェクタ等の画面の設定を変更することにより、液晶画面とプロジェクタ等の画面とで出力をどちらかに切り替えたり、両方に同一のデスクトップを出力したり、複数の画面にそれぞれ異なるデスクトップを表示させることができるようになっている。
なお、ホワイトボード11、画面共有クライアント14、画面共有サーバ15、および電子資料処理手段は、それぞれアプリケーションソフトウエア(以下、アプリケーションという。)等として機能するが、OSのウィンドウ制御に係る機能も有する。
クライアント20は、画面バッファ13に蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する画面共有クライアント22と、クライアント20の利用者から入力された描画データをサーバ10に入力するホワイトボード21とを備えて構成される。クライアント20は、CPU、メモリ、ハードディスク等を有するPC等である。画面共有クライアント22およびホワイトボード21は、アプリケーション等として機能する。
本発明の第1の実施の形態では、サーバ10に、外部出力にプロジェクタを接続した液晶画面を有するPCを用い、クライアント20には、PCを用いて、図1のようにそれぞれネットワークで接続された構成した例で説明する。
また、サーバ10において、ホワイトボード11および画面共有クライアント14は、電子資料を表示するためのウィンドウ上に、描画データを表示するための透過型ウィンドウを重ね合わせて第1の画面(プロジェクタの画面)に表示し、電子資料処理手段は、電子資料を表示するためのウィンドウを第2の画面(液晶画面)に表示して電子会議サーバの利用者から電子資料を処理可能とする。
なお、画面共有クライアント14、画面共有サーバ15、画面共有クライアント22としては、VNC(Virtual Network Computing)やMicrosoft社のNetMeeting(登録商標)等の画面共有ソフトウェアを用いてもよい。画面共有ソフトウェアは、クライアント/サーバ方式の通信ソフトでもあり、画面バッファ13に蓄積されているデータであって液晶画面に表示される画面データ、または、その一部の画面データは、画面共有サーバ15によって画面共有クライアント14、画面共有クライアント22に送信され、各画面共有クライアントは、受信した画面データを所定の画面に表示することにより、それぞれの画面データを共有し、同一の画面を閲覧することができるようになっている。
また、画面共有サーバ15は、画面の内容を更新するとき、更新した画面データをクライアント20に送信することにより、電子会議の参加者がリアルタイムで同一の画面データを閲覧できるようになっている。一方、クライアント20のマウス、キーボードの操作を検出したとき、画面共有クライアント22は、その検出イベントをサーバ10に送信する。受信したサーバ10は、受信した検出イベントに対応する処理を行うことにより、クライアント20からサーバ10の遠隔操作が可能になっている。
サーバ10のホワイトボード11およびクライアント20のホワイトボード21は、ペイントソフトウエア等でもよく、マウス、キーボードの操作を検出したとき、その検出イベントに応じた線を画面に描くように表示する。また、線を書くだけでなく、予め用意された所定の図形データを用いて、四角や円形を描いたり、文字を描いたりする機能を備えてもよく、線や塗りつぶしの色を選択する機能を備えてもよい。ホワイトボード11およびホワイトボード21は、ネットワークを介して相互に通信する機能を備え、利用者が描画した内容を表す描画データを互いに配信することにより、それぞれのホワイトボードが同一の描画データをウィンドウを表示して利用者に閲覧させる。
本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムの画面の構成を図2に示す。図2(A)に示すように、サーバ10は、画面バッファ12に蓄積されているデータとなるデスクトップ16A上で、サーバ10のホワイトボード11が出力する透過型のウィンドウ16Cに、画面共有クライアント14が出力するウィンドウ16Bを重ね合わせてプロジェクタの画面17に表示する。
例えば、サーバ10にWindows(登録商標)がインストールされている場合、ホワイトボード11のウィンドウ16Cを透過型ダイアログとして最前面に表示することにより、ホワイトボード11上の未描画部分を通して、下にある画面共有クライアント14のウィンドウ16Bを見ることができる。また、サーバ10は、画面バッファ13に蓄積されているデータとなるデスクトップ18A上に、電子資料処理手段が電子資料として出力するウィンドウ18Bを液晶画面に表示する。
また、図2(B)に示すように、クライアント20のホワイトボード21が表示する透過型のウィンドウ23Cは、デスクトップ23A上の画面共有クライアント22のウィンドウ23Bと位置および大きさを合わせて、ウィンドウ23Bの上に重ね合わせて画面24に表示する。なお、クライアント20では、ホワイトボード21に対する描画と、サーバ10の電子資料に対する遠隔操作とを切り替える機能を追加してもよい。サーバ10の電子資料に対して遠隔操作を行いたい場合には、クライアント20の利用者は、ウィンドウ23Cを最小化するなどして非表示にし、または、ウィンドウ23Bと重ならない位置にウィンドウ23Cを移動し、ウィンドウ23Bをアクティブ状態にすることにより、遠隔操作が実現される。
クライアント20の利用者が遠隔操作を行っている際は、クライアント20の画面には、ウィンドウ23Cが表示されないが、サーバ10の利用者は、電子資料に対して遠隔操作しているウィンドウ16Bにウィンドウ16Cが重ね合わせて表示されている画面17を見ることにより、クライアント20から遠隔操作されている様子を確認することができる。
この他、遠隔操作している間のみ、クライアント20は、ホワイトボード21の描画内容をデスクトップにデバイスコンテキストを介して直接描画して表示する機能を付加することにより、クライアント20の画面上に書き込み内容を表示させてもよい。
一方、サーバ10の利用者がホワイトボード11に書き込みを行う場合は、マウスのポインタをプロジェクタの画面に位置させれば、ホワイトボード11が最前面にあるので、書き込みを行うことができる。電子資料に対して操作する場合は、マウスのポインタを液晶画面に位置させれば、液晶画面上で、電子資料処理手段等のアプリケーションを操作することができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムによれば、電子会議の参加者全員が同一の電子資料を見ながら、共通の描画内容を表示可能なホワイトボードを用いて議論を行うことが可能であり、かつホワイトボードを用いて議論を行いながらも、クライアント20からでも電子資料を編集でき、かつ、全員が編集内容をリアルタイムに閲覧することができる。
なお、液晶画面におけるサーバ10の画面解像度が、クライアント20の画面解像度よりも高い場合、クライアント20に表示し切れない場合がある。その場合、液晶画面におけるサーバ10の画面解像度の倍率を変更して表示する機能を付加することにより、クライアント20の画面領域に納まる大きさで表示することが可能である。具体的には、液晶画面における画面データとなるビットマップを縮小表示することにより容易に実現される。既存の画面共有ソフトでも、同様の原理により実現されている。更に、液晶画面におけるサーバ10の画面解像度の倍率変更に応じてホワイトボードのウィンドウの倍率に合わせて変更することにより、各クライアント20で倍率が異なる図形が描画される事態を避けることができる。
サーバ10の画面バッファ12に蓄積されているデータは、プロジェクタの画面に投影されるデスクトップを表す画面データとしたが、画面バッファ13に蓄積されているデータがプロジェクタの画面に投影されるデスクトップを表す画面データとし、画面バッファ12に蓄積されているデータが液晶画面に表示されるデスクトップを表す画面データとしてもよい。また、プロジェクタに換えてCRT画面や液晶画面等の他のディスプレイに表示してもよい。画面バッファ12、画面バッファ13の2つについて説明しているが、画面バッファが3つ以上ある場合でもよく、その場合は任意の2つの組み合わせで実現することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図3に示したように、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ30と1つ以上のクライアント40とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
サーバ30のホワイトボード31で描画を行った場合、描画データは、ホワイトボード31のウィンドウに表示されると共に、全てのクライアント40に送信され、クライアント40のホワイトボード41のウィンドウに表示される。
一方、クライアント40のホワイトボード41で描画を行った場合、描画データは、ホワイトボード41のウィンドウに表示されると共に、サーバ30に送信される。サーバ30に送信された描画データは、サーバ30のホワイトボード31のウィンドウに表示される。
引き続き、サーバ30は、描画データを送信したクライアント40を除くクライアント40の全てに送信することにより、描画データは、クライアント40のホワイトボード41のウィンドウに表示される。このように、描画データをサーバ30経由で配信することにより、データの通信効率を高めることができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、ホワイトボード31およびホワイトボード41は、利用者が描画した内容を表す描画データを互いに配信することなく、ホワイトボード31が描画データを集中して配信するため、通信効率を高めることができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図4に示したように、本発明の第3の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ50と1つ以上のクライアント20とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第3の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
本発明の第1の実施の形態では、複数の画面を持つサーバ10についてを説明したが、1つの画面でも可能である。本発明の第3の実施の形態では、1つの画面で仮想画面や仮想デスクトップと呼ばれるものを用いる。仮想画面や仮想デスクトップは、物理的には、存在しない画面を、あたかも存在するかのようにビデオドライバに認識させて複数のデスクトップを表示させる方法である。このような機能を持つビデオドライバを作ることにより、第1の画面および第2の画面を仮想画面として表示できるようにする。
サーバ50には、1つの画面バッファしか持つことができないMicrosoft社のWindows(登録商標)のクライアントOS等のOSをインストールし、仮想画面を作成するビデオドライバをインストールすることにより、サーバ50は、複数の画面(ディスプレイ)を必要とせず、1つの画面を有する構成である。
例えば、仮想画面が第1の仮想画面および第2の仮想画面によって構成されていれば、図2(A)に示した画面の構成では、サーバ50が、デスクトップ16A上にホワイトボード11が出力する透過型ウィンドウ16Cを、画面共有クライアント14が出力するウィンドウ16Bに重ね合わせて第1の仮想画面に表示する。また、サーバ10は、デスクトップ18A上に、電子資料処理手段が電子資料として出力するウィンドウ18Bを第2の仮想画面に表示する。
なお、本発明の第3の実施の形態においては、データの通信効率を高めるため、本発明の第2の実施の形態で説明した描画データをサーバ経由で配信して同期をとるサーバ30の機能をサーバ50に備え、クライアント20をクライアント40に換えた構成としてもよい。以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、仮想画面により表示するため、実際に画面を複数もつ必要がなくなる。
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図5に示したように、本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ70と1つ以上のクライアント40とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
まず、本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムの画面の構成を図6に示す。図6(A)に示すようにサーバでは、デスクトップ76A上に、電子資料を開くための電子資料処理手段のウィンドウ76Bが表示される。従来、サーバでは、ウィンドウ76Bの上にホワイトボードのウィンドウ76Cが表示された状態で、サーバのマウス、キーボードの操作を検出したとき、検出イベント(以下、マウスイベントという)がホワイトボードに入力されてしまい、電子資料が操作できなくなってしまう。勿論、クライアントになるPCからの電子資料の遠隔操作も不可能となる。
一方で、ウィンドウ76Cを最小化するなどして非表示にすれば、電子資料処理手段がアクティブとなりそのウィンドウ76Bが表示されるが、サーバでは、ウィンドウ76Cを表示することができなくなってしまうため、本発明の第4の実施の形態では、サーバのホワイトボード71は、ウィンドウ76Cを表示せずに、描画された内容をデスクトップ上にデバイスコンテキストを介して描画して画面77に表示することによって実現する。
図6(B)に示すように、サーバ70が表示する内容としては、デスクトップ76A上に、電子資料処理手段が表示するウィンドウ76Bである。また、ホワイトボード71は、ウィンドウを表示せずに、描画された内容をデスクトップ上にデバイスコンテキストを介して描画して画面77に表示する。
また、ホワイトボード71は、デバイスコンテキストを介して描画しているだけなので、電子資料を表示している電子資料処理手段(図示しない)のウィンドウ76Bが画面に再表示されると、ホワイトボード71がデバイスコンテキストを介して描画した内容は見えなくなる。
ここで、描画した内容を再表示するサーバの動作を示すフローチャートを図7に示す。図7に示すように、常に電子資料処理手段のウィンドウに対して再表示させる再表示イベントが監視され(S11)、ホワイトボード71は、再表示イベントを検出すると、ホワイトボード71に描画された描画データを読出して(S12)、その描画データをデバイスコンテキストを介して描画する(S13)。
また、再表示イベントの監視には、イベントフックを用いる。例えば、サーバ70にWindows(登録商標)がインストールされている場合は、グローバルフックと呼ばれる機能を使って、全てのイベントをフックすることができる。また、例えば、電子資料処理手段のアクティブなウィンドウの再表示イベントだけを取得するようにしてもよい。
また、図8に示すように、2秒等の任意の時間毎にタイマーを起動して(S14)、タイマーの時間が満了したときに、ホワイトボード71に描画された描画データを読出して(S12)、S13でホワイトボード71の内容をデバイスコンテキストを介して描画する(S13)ようにしてもよい。
次に、クライアント40の画面構成について説明する。図6(C)に示すように、クライアント40では、デスクトップ43A上に画面共有クライアント22が表示するウィンドウ43Bを画面44に表示する。クライアント40は、ウィンドウ43B上にホワイトボード41が表示する透過型ウィンドウ43Cを、画面共有クライアント22が表示するウィンドウ43Bに各ウィンドウの大きさ、位置を重ね合わせて表示する。
なお、サーバ70に蓄積されている電子資料を遠隔操作する場合は、ホワイトボード41のウィンドウ43Cを非表示にして操作する。なお、サーバ70では、ホワイトボード71が描画した内容が常に表示されているため、電子資料が遠隔操作されても、ホワイトボード71の内容が完全に見えなくなることはない。
また、画面共有サーバ15は、サーバ70の画面に表示されているホワイトボード71の描画内容を各クライアント40に提供しているため、クライアント40の画面上に表示されているホワイトボード41の描画内容は、サーバ70の画面に表示されているホワイトボード71の描画内容と同一である。さらに、各クライアント40では、位置、大きさ、画面解像度をサーバ70と合わせ、電子資料を表示するウィンドウとホワイトボード41の描画内容と重ね合わせて表示しており、描画データにおける互いの画面表示位置がずれないため、サーバ70の利用者が描画した線とクライアント40の利用者が描画した線とが重なるなどの不具合は生じない。
なお、サーバ70は、ホワイトボード71により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
次に、サーバ70上でホワイトボード71の描画を表示させながら、クライアント40からの電子資料の遠隔操作を行う動作、およびサーバ70上でホワイトボード71の描画の動作について説明する。
図9は、本発明の第4の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。まず、サーバ70またはクライアント40のマウス、キーボードの操作を検出したとき、描画モードか否かを判定し(S21)、描画モードであれば、マウスイベントをフックし(S22)、操作モードであれば、マウスイベントを電子資料処理手段に引き継ぎ(S23)、電子資料処理手段は、電子資料の操作が可能となり、マウスイベントに応じて電子資料が処理される。
マウスイベントをフックしたとき、描画されている画面の座標位置を取得し(S24)、ホワイトボード71は、取得して得られた描画データをデスクトップにデバイスコンテキストを介して描画する(S13)。
(第5の実施の形態)
図10は、本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図10に示したように、本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ90と1つ以上のクライアント60とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムの画面の構成図を図11に示す。図11(A)に示すように、画面共有サーバ15が画面を共有する内容としては、デスクトップ96A上における電子資料処理手段が表示するウィンドウ96Bに、ホワイトボード91がデバイスコンテキストを介してデスクトップに直接、描画することにより描画される描画内容が重なったものである。なお、サーバ90のホワイトボード91は、ウィンドウを表示せず、描画された内容をデスクトップ上にデバイスコンテキストを介して描画して画面97に表示する。
クライアント60は、ホワイトボードを有さず、サーバ90で起動している画面共有サーバ15がデスクトップ63A上に表示する内容としてウィンドウ63Bを画面64に表示する。また、クライアント60は、遠隔操作を利用してサーバ90で起動しているホワイトボード91に描画する。
なお、サーバ90は、ホワイトボード91により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
図12は、本発明の第5の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。まず、サーバ90またはクライアント40のマウス、キーボードの操作を検出したとき、マウスイベントをフックし(S31)、描画モードか否かを判定する(S32)。より詳細には、図13に示すように、マウスイベントがサーバ90からのイベントかクライアント60からのイベントかを判定した(S36)後、描画モードか否かを判定する(S32)。
図12に示すように、操作モードであれば、マウスイベントを電子資料処理手段に引き継ぎ(S33)、電子資料処理手段は、電子資料の操作が可能となり、マウスイベントに応じて電子資料が処理される。また、マウスイベントをフックしたとき描画モードであれば、描画されている画面の座標位置を取得し(S34)、ホワイトボード91は、取得して得られた描画データをデスクトップにデバイスコンテキストを介して描画する(S35)。
なお、マウスイベントのフックを用いるのではなく、サーバ90がホワイトボード91に対して描画を行う際は、透過型ダイアログをデスクトップ最前面に表示して、マウスイベントを受け取るようにして、マウスイベントが他のアプリケーションに取られないようにしてもよい。但し、この方法だと、サーバ90が描画モードでホワイトボード91に対して描画を行っている間は、クライアント60からの遠隔操作を行うことはできない。
本発明の第5の実施の形態では、クライアント60がホワイトボードを起動するのではなく、サーバ90で起動しているホワイトボード91を各クライアント60と共有して閲覧すると共に、クライアント60は、サーバ90で起動しているホワイトボード91を遠隔操作することにより、サーバ90の画面に描画することができる。この構成では、クライアント60がホワイトボード91を遠隔操作することにより描画を行っている間も、サーバ90では、電子資料処理手段を操作することを可能とし、一方、サーバ90でホワイトボード91の描画を行っている間も、クライアント60から電子資料処理手段を操作することを可能にする。
(第6の実施の形態)
図14は、本発明の第6の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図14に示したように、本発明の第6の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ110と1つ以上のクライアント40とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第6の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
透明ホワイトボード111は、透明なウィンドウを表示する。PCで表示するアプリケーションの画面は、ある特定の色を透明色に指定することにより、指定色を透明としたウィンドウ(以下、透明ウィンドウという。)を作ることができる。サーバ110には、例えば、Windows(登録商標)2000、Windows(登録商標)XPがインストールされており、これらのOSでは、LayeredWindowと呼ばれる一連のAPIを利用して、透明ウィンドウを作成することができる。
図15は、透明なウィンドウに関わる動作を示すをフローチャートである。LayeredWindowによって指定色を透明にした透明ホワイトボード111の透明ウィンドウを最前面に表示している場合、マウス操作によってカーソルを移動させて透明ウィンドウをクリックしたとすると、クリックされたときの座標位置が透明ウィンドウによる透明領域か否かが判定される(S41)。
クリックされたときの座標位置が透明領域でない場合、例えば、透明ホワイトボード111が表示するウィンドウのうちアクティブタイトルバーのような透明領域でない領域であった場合、透明ホワイトボード111にマウスイベントが引き継がれる(S42)。
クリックされたときの座標位置が透明領域である場合、透明ウィンドウの配下にあるウィンドウを表示しているアプリケーション、または、配下にあるウィンドウがなければデスクトップ画面にマウスイベントが引き継がれる(S43)。
よって、背景色を透明にするLayeredWindowを用いた透明ホワイトボード111の透明ウィンドウを表示している場合、既に何らかの不透明色で塗りつぶされた領域を始点として描画を行うことはできるが、全くの透明の領域を始点として、描画を行うことができないため、LayeredWindowを用いた透明ウィンドウを持つアプリケーションは、もっぱら表示、もしくは表示効果を狙ったものが多く、ユーザーが操作を行う領域を透明にしたアプリケーションはほとんどない。
サーバ110は、図示しない電子資料処理手段が表示するウィンドウ上に、透明領域に描画可能な透明ホワイトボード111用の透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示する。なお、サーバ110は、透明ホワイトボード111により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
図16は、本発明の第6の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。まず、サーバ110のマウス、キーボードの操作を検出したとき、描画モードか否かを判定し(S51)、描画モードの場合、マウスイベントをフックする(S52)。次に、マウスイベントをフックしたとき、描画されている画面の座標位置を取得し(S53)、透明ホワイトボード111は、取得して得られた描画データを描画して透明ウィンドウに表示する(S54)。
一方、描画モードでない場合、クリックされたときの座標位置が透明ウィンドウによる透明領域か否かが判定される(S55)。クリックされたときの座標位置が透明領域でない場合、マウス、キーボード等の操作に応じて、透明ホワイトボード111は、描画データを取得し、取得した描画データを描画し(S56)、透明ウィンドウに表示する(S54)。
クリックされたときの座標位置が透明領域である場合、透明ウィンドウの配下にあるウィンドウを表示している電子資料処理手段にマウスイベントが引き継がれ(S57)、電子資料処理手段は、電子資料の操作が可能となり、マウスイベントに応じて電子資料が処理される。なお、クライアント40から電子資料の遠隔操作によるマウスイベントを検出したとき、透明ホワイトボード111が表示するウィンドウを最小化する等して非表示にする(S58)。なお、この場合、S57が処理された後、透明ホワイトボード111が表示するウィンドウをアクティブにする。なお、クライアント40からの遠隔操作の場合、描画モードであっても、フックは行わない。これにより、クライアント40から遠隔操作しようとしたのに、透明ホワイトボード111が描画データを描画してしまう不具合を避けることができる。
また、描画モードであるか否かを問わず、マウスイベントのフックを行うことによって、クライアント40が、遠隔操作を行っている間にも、サーバ110のマウス操作等により透明ホワイトボード111に対して描画することができるようになる。さらに、描画モードでない状況で、サーバ110のマウス操作等で電子資料の操作を行いたい場合は、透明ウィンドウの透明領域をクリックした場合でも、配下にあるウィンドウに渡すようにすることも可能である。これにより、電子資料を操作しようとしたのに、透明ホワイトボード111に対して描画してしまう不具合を避けることができる。
(第7の実施の形態)
図17は、本発明の第7の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図である。図17に示したように、本発明の第7の実施の形態に係る電子会議システムは、サーバ130と1つ以上のクライアント60とがネットワークを介して接続される構成を有している。なお、本発明の第7の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素のうち、本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムを構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
サーバ130は、図示しない電子資料処理手段が表示するウィンドウ上に、透明領域に描画可能な透明ホワイトボード131用の透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示する。なお、サーバ130は、透明ホワイトボード131により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
図18は、本発明の第7の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。まず、サーバ130では、常にマウスイベントをフックする(S61)。マウスイベントが透明ホワイトボード131により描画を行う描画モードか、電子資料の操作を行う操作モードかを判定する(S62)。より詳細には、図13に示した動作と同様に、マウスイベントがサーバ130からのイベントかクライアント60からのイベントかを判定した後、描画モードか否かを判定する。
また、操作モードであれば、マウスイベントを電子資料処理手段に引き継ぎ(S63)、電子資料処理手段は、電子資料の操作が可能となり、マウスイベントに応じて電子資料が処理される。また、マウスイベントをフックしたとき描画モードであれば、描画されている画面の座標位置を取得し(S64)、透明ホワイトボード131は、取得して得られた描画データを透明ウィンドウに描画する(S65)。
(第8の実施の形態)
本発明の第8の実施の形態に係る電子会議システムに構成は、本発明の第6の実施の形態に係る電子会議システムと同様である。ここでは、本発明の第6の実施の形態で説明した透明ホワイトボード111が指定色を透明とした透明ウィンドウを表示している状態でも、サーバ110は、画面上のカーソルの座標位置を特定することができる。一方で、LayeredWindowによる透明ウィンドウの一部の領域にデバイスコンテキストを介して着色すれば、その着色領域上で透明ホワイトボード111は、マウスイベントを受け取ることができるようになる。
サーバ110は、図示しない電子資料処理手段が表示するウィンドウ上に、透明領域に描画可能な透明ホワイトボード111用の透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示する。なお、サーバ110は、透明ホワイトボード111により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
図19は、本発明の第8の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。まず、サーバ110のマウス、キーボードの操作を検出したとき、描画モードか否かを判定し(S71)、描画モードの場合、マウスイベントをフックする(S72)。次に、マウスイベントをフックしたとき、クリックされたときの座標位置が特定され取得される(S73)。
一方、描画モードでない場合の動作においては、本発明の第6の実施の形態で説明した動作と同様であり、同一の符号を付し、説明を省略する。
取得された座標位置は、画面上の絶対的な座標であり、この座標が透明領域内であったとき、透明ウィンドウ上の相対的な座標に変換され、変換された座標周辺における透明ウィンドウの一部の領域は、デバイスコンテキストを介して着色される(S74)。
例えば、マウスでクリックされたときの座標が点(100,200)であったとき、この座標の各成分から2を引いた値となる点(98,198)と、各成分から2を加えた値となる点(102,202)との2点で囲まれる4×4画素となる正方形の領域は、黒色等で着色される。その後、透明ホワイトボード111は、フックしたマウスイベントにより描画データを取得し(S75)、取得して得られた描画データを描画し(S76)、透明ウィンドウに表示する(S77)。
なお、着色領域は、クリックされたときの座標位置から周辺の4×4画素で構成される正方形としているが、大きさは任意であり、さらに正方形に限定されず、クリックされたときの座標位置を中心とした円形でもよい。また、着色は、黒に限定されず、透明色以外であれば如何なる色でもよい。
また、シフトキーを押しながら、キーボードのうち何れかのキー(例えば「D」キー)を押すことにより、透明領域に着色するようにしてもよい。
また、デバイスコンテキストを介して着色された色は、実際に透明ホワイトボード111により描画されたわけではなく、透明ウィンドウ内の一部の画素を一時的に書き変えたものに過ぎないので、着色領域において、電子資料処理手段が表示するウィンドウがアクティブとなって描画された場合、着色された画素領域は、再度着色されることはない。電子資料処理手段が表示するウィンドウが非アクティブとなったとき、透明ホワイトボード111は、透明ウィンドウの領域全体を再描画することによって、着色領域の着色は、消去されるため継続して残るものではない。
なお、マウスイベントをフックしたとき、クリックされたときの座標位置が特定され、特定された座標が透明領域内であったとき、透明ウィンドウの一部の領域を、デバイスコンテキストを介して着色する動作について説明したが、この他に、以下に説明する方法でデバイスコンテキストを介して着色してもよい。
例えば、キーボードの特定のキーまたは特定のキーの組み合わせて非透明色で着色する機能を実装する。図20は、特定のキーを用いてデバイスコンテキストを介して着色する動作を示すフローチャートである。
特定のキーは、例えばコントロールキーであって、コントロールキーを押したまま(S81)、左ボタンをクリックしながらマウスを移動させたとき、座標位置が取得され(S82)、マウスの左ボタンをクリックしたとき、透明領域内でカーソルが移動した跡には、デバイスコンテキストを介して非透明色で着色される(S83)。
非透明色で着色されたことにより、左ボタンを押しながらマウスを移動させると、透明ホワイトボード111は、図19に示したようにマウスイベントを検出して描画データを取得し、取得して得られた描画データを描画し、透明ウィンドウに表示する。また、マウスの左ボタンにおけるUpのイベントで、透明ホワイトボード111の透明ウィンドウ全体の再描画を行えば、1曲線を書き込むための透明領域の着色を消すことができる。
この他に、多機能マウスを使用している際に、任意のボタンを押したときの座標位置を取得し、取得した座標位置を含む周辺領域にデバイスコンテキストを介して非透明色で着色するようにしてもよい。例えば、5つのボタンを備える多機能マウスがあったとき、第5ボタンを上記に説明したコントロールキーおよび左ボタンに換えれば、第5ボタンを押しながらマウスを移動させると、透明領域に着色することが可能となる。このようにすれば、キーボードのキーを割り当てる場合に比べて、押しながら書き込みを行う手間が省ける。また、第5ボタンをクリックするときのみ黒色の塗りつぶしが行われるので、一筆描きではなく、断続的に複数の線を書き込む場合には、上記に説明したコントロールキーおよび左ボタンを使用する形態と比較して操作が容易になる。
(第9の実施の形態)
本発明の第9の実施の形態に係る電子会議システムに構成は、本発明の第7の実施の形態に係る電子会議システムと同様である。ここでは、本発明の第7の実施の形態で説明した透明ホワイトボード131が指定色を透明とした透明ウィンドウを表示している状態でも、サーバ130は、画面上のカーソルの座標位置を特定することができる。一方で、LayeredWindowによる透明ウィンドウの一部の領域にデバイスコンテキストを介して着色すれば、その着色領域上で透明ホワイトボード131は、マウスイベントを受け取ることができるようになる。
サーバ130は、図示しない電子資料処理手段が表示するウィンドウ上に、透明領域に描画可能な透明ホワイトボード131用の透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示する。なお、サーバ130は、透明ホワイトボード131により描画を行う描画モード、電子資料の操作を行う操作モードが、利用者の操作等に応じて切り替わるようになっている。
図21は、本発明の第9の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。サーバ130のマウス、キーボードの操作を検出したとき、描画モードか否かを判定し(S91)、描画モードの場合、マウスイベントをフックする(S92)。操作モードであれば、マウスイベントを電子資料処理手段に引き継ぎ(S98)、電子資料処理手段は、電子資料の操作が可能となり、マウスイベントに応じて電子資料が処理される。
次に、マウスイベントをフックしたとき、クリックされたときの座標位置が特定され取得される(S93)。取得された座標位置は、画面上の絶対的な座標であり、この座標が透明領域内であったとき、透明ウィンドウ上の相対的な座標に変換され、変換された座標周辺における透明ウィンドウの一部の領域は、デバイスコンテキストを介して着色される(S94)。
その後、透明ホワイトボード131は、フックしたマウスイベントにより描画データを取得し(S95)、取得して得られた描画データを描画し(S96)、透明ウィンドウに表示する(S97)。
なお、マウスイベントをフックしたとき、クリックされたときの座標位置が特定され、特定された座標が透明領域内であったとき、透明ウィンドウの一部の領域を、デバイスコンテキストを介して着色する動作について説明したが、この他に、本発明の第8の実施の形態における図20に示したように特定のキーを用いてデバイスコンテキストを介して着色するようにしてもよいし、本発明の第8の実施の形態における多機能マウスを用いて着色するようにしてもよい。
以上のように、本発明は、電子資料をリアルタイムに閲覧できる画面共有ソフトウエアと、電子会議に参加する全員が議論の内容になる文字や描画等を自由に記入可能なアプリケーションソフトウエアとを同時に併用して電子会議を行うことができるという効果を有し、電子会議システム等として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第1の実施の形態に係るサーバおよびクライアントの画面の構成図 本発明の第2の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第3の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第4の実施の形態に係る電子会議システムの画面の構成図 描画した内容を再表示するサーバの動作を示すフローチャート 描画した内容を再表示するサーバの動作の他の態様を示すフローチャート 本発明の第4の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート 本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第5の実施の形態に係る電子会議システムの画面の構成図 本発明の第5の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート 本発明の第5の実施の形態に係るサーバの動作を詳細に示すフローチャート 本発明の第6の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 透明なウィンドウに関わる動作を示すをフローチャート 本発明の第6の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート 本発明の第7の実施の形態に係る電子会議システムのブロック図 本発明の第7の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート 本発明の第8の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート 特定のキーを用いてデバイスコンテキストを介して着色する動作を示すフローチャート 本発明の第9の実施の形態に係るサーバの動作を示すフローチャート
符号の説明
10、30、50、70、90、110、130 サーバ
20、40、60 クライアント
11、21、31、41、51、71、91 ホワイトボード
12、13 画面バッファ
14、22 画面共有クライアント
15 画面共有サーバ
16A、18A、23A、43A、76A、63A、96A デスクトップ
16B、16C、18B、23B、23C、43B、43C、76B、76C、63B、96B ウィンドウ
17、24、44、77、64、97 画面
111、131 透明ホワイトボード

Claims (7)

  1. 電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、
    前記電子会議サーバは、
    前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを処理する描画データ処理手段と、
    前記描画データを含むデータを表示する第1の画面と、
    電子資料を含むデータを表示する第2の画面と、
    前記電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段とを備え、
    前記通信端末は、
    前記第2の蓄積手段に蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、
    前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、
    前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記描画データを表示するための透過型ウィンドウを重ね合わせて前記第1の画面に表示し、
    前記電子資料処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウを前記第2の画面に表示して前記電子会議サーバおよび前記通信端末の利用者から前記電子資料を処理可能とすることを特徴とする電子会議システム。
  2. 前記電子会議サーバは、前記第1の画面および前記第2の画面に換えて第1の仮想画面および第2の仮想画面を含む仮想画面を有し、
    前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記描画データを表示するための透過型ウィンドウを重ね合わせて前記第1の仮想画面に表示し、
    前記電子資料処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウを前記第2の仮想画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の電子会議システム。
  3. 前記通信端末から入力された描画データは、前記電子会議サーバを経由して他の前記通信端末に配信されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子会議システム。
  4. 電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、
    前記電子会議サーバは、
    電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、
    前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを処理する描画データ処理手段とを備え、
    前記通信端末は、
    前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、
    前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、
    前記電子会議サーバが、前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に、前記入力した描画データをデバイスコンテキストを介して画面に表示し、
    前記描画データを入力する描画モード状態でない場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とすることを特徴とする電子会議システム。
  5. 電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、
    前記電子会議サーバは、
    電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、
    前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを透明ウィンドウ上に表示して処理する描画データ処理手段とを備え、
    前記通信端末は、
    前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、
    前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、
    前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示し、
    前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記入力した描画データを前記透明ウィンドウに表示し、
    前記描画データを入力する描画モード状態でない場合かつ前記描画データの入力が透明領域でない場合、前記描画データ処理手段は、前記透明ウィンドウに前記入力した描画データを表示し、
    前記描画データを入力する描画モード状態でない場合かつ前記描画データの入力が透明領域である場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とすることを特徴とする電子会議システム。
  6. 電子会議サーバと1つ以上の通信端末とがネットワークを介して接続される電子会議システムにおいて、
    前記電子会議サーバは、
    電子資料を処理して前記通信端末からの遠隔操作を処理する電子資料処理手段と、
    前記電子会議サーバの利用者および前記通信端末から入力された描画データを透明ウィンドウ上に表示して処理する描画データ処理手段とを備え、
    前記通信端末は、
    前記電子会議サーバに蓄積されている電子資料を閲覧させて遠隔操作する手段と、
    前記通信端末の利用者から入力された描画データを前記電子会議サーバに入力する手段とを備え、
    前記描画データ処理手段は、前記電子資料を表示するためのウィンドウ上に前記透明ウィンドウを重ね合わせて画面に表示し、
    前記描画データを入力する描画モード状態の場合かつ前記透明ウィンドウ内の透明領域から前記描画データを入力した場合、前記描画データ処理手段は、前記描画データに応じて前記透明ウィンドウの一部の領域をデバイスコンテキストを介して着色して前記透過なウィンドウに前記描画データを表示し、前記描画モード状態でない場合、前記電子資料処理手段は、前記電子資料を処理可能とすることを特徴とする電子会議システム。
  7. 請求項1から請求項6に記載の電子会議システムが備える手段をコンピュータに実行させるための電子会議プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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