JP2006121517A - 通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチキャスト対応ネットワーク装置を用いることなく複数のネットワーク間の通信ができるようにする。
【解決手段】本発明の通信制御システムは、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムであって、送信端末装置からの送信要求に応じて、サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、各代表端末装置に許可されると、送信端末装置に各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の通信制御システムは、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムであって、送信端末装置からの送信要求に応じて、サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、各代表端末装置に許可されると、送信端末装置に各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法に関し、例えば、IP(Internet Protocol)マルチキャスト通信を利用して複数の通信端末装置に同一情報を与えるシステムに適用し得る。
従来、例えば同報通信サービスを実現する方法として、複数の端末に対して同じデータを送信するIPマルチキャスト通信の技術を利用するものがある(特許文献1参照)。
マルチキャスト通信の方式には、いくつかの方式があるが、例えば同報通信に利用されるIPマルチキャストの方式は、予め決められたマルチキャストグループに対応したマルチキャストアドレスを送信先として、送信端末がIPパケット(これを特にIPマルチキャストパケットという)を送出し、複数の受信端末が受信したいマルチキャストグループのマルチキャストアドレス宛てのIPマルチキャストパケットを受信することによりデータ(これを特にIPマルチキャストデータという)を取得している。
また、複数のルータをまたがるネットワークにおいて、送信端末が送信したIPマルチキャストパケットが受信端末まで転送されない場合、所定の手順(例えば、IGMP(Internet Group Membership Protocol))に従って、受信端末が、自分の属するマルチキャストグループをマルチキャスト対応ルータに対して要求し、自分の属するマルチキャストグループ宛てのIPマルチキャストパケットをルータに転送してもらうことにより受信を可能としている。
しかしながら、従来のIPマルチキャスト通信を利用して同報通信を実現するためには、送信端末及び受信端末がIPマルチキャストパケットの送受信機能を有することが必要であるということだけでなく、送信端末から受信端末までのネットワーク上にIPマルチキャストパケットの転送機能を有するネットワーク装置(例えば、ルータやスイッチなど)を備えることが必要であった。その結果、IPマルチキャストを利用して同報通信を実現させるには、システム内の機器選定に制限を与えることになるため、柔軟な対応ができないことがある。また、これらネットワーク装置を含むシステムの保守管理作業も複雑化になる。
また、例えばインターネットのようなネットワークを介するシステムに適用した場合、マルチキャストグループ情報の確保及び維持するために、ルータ間で情報の授受をする必要がある。そのため、これらネットワーク装置が充分に保証されていないネットワークを介する場合、IPマルチキャストパケット転送に対応できないこともあり、この場合には同報通信サービスの提供ができない。
そこで、複数のネットワークがマルチキャストグループ情報を管理しないネットワークに接続する場合であっても、マルチキャスト対応のネットワーク装置を設けることなく、各ネットワークの複数の通信端末装置に同一情報を与えることができる通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の通信制御システムは、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムであって、(1)情報を送信する送信端末装置と、(2)送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められたサブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、各代表端末装置に許可されると、送信端末装置に各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段とを備え、送信端末装置が、通信制御手段の指示を受けて、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して情報を送信すると共に、代表端末装置の送信先情報に基づいて情報を送信し、各代表端末装置が、送信端末装置から受信した情報を、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して転送することを特徴とする。
また、第2の本発明の通信制御装置は、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御装置であって、情報を送信する送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められたサブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、各代表端末装置に許可されると、送信端末装置に各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段を備えることを特徴とする。
さらに、第3の本発明の通信端末装置は、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムを構成する通信端末装置であって、(1)自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して指定された情報を転送する転送手段と、(2)通信制御システムを構成する通信制御装置から指定された情報についての転送要求を受けて、転送手段の実行を制御する転送制御手段とを備えることを特徴とする。
また、第4の本発明の通信制御方法は、マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御方法であって、(1)情報を送信する送信端末装置と、(2)送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められた上記サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、各代表端末装置に許可されると、送信端末装置に各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段とを備え、送信端末装置が、通信制御手段の指示を受けて、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して情報を送信すると共に、代表端末装置の送信先情報に基づいて情報を送信し、各代表端末装置が、送信端末装置から受信した情報を、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して転送することを特徴とする。
本発明によれば、マルチキャスト対応のネットワーク装置を設ける必要がないので、システム内のネットワーク装置に制限されることなく、複数の通信端末装置に対して同一情報を与えることができる。また、保守管理作業の複雑化を防ぐことができる。
(A)実施形態
以下、本発明の通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明の通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法を採用して、IPマルチキャスト通信を利用した同報通信を実現する場合について説明する。
以下、本発明の通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明の通信制御システム、通信制御装置、通信端末装置及び通信制御方法を採用して、IPマルチキャスト通信を利用した同報通信を実現する場合について説明する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、本実施形態に係る通信ネットワークの概略的な構成を示す。図1において、通信ネットワーク9は、それぞれのネットワーク構成を1グループとする3個のサブネットワークG1、G2、G3を備え、サブネットワークG1〜G3はネットワークG0を介して接続する。
図1は、本実施形態に係る通信ネットワークの概略的な構成を示す。図1において、通信ネットワーク9は、それぞれのネットワーク構成を1グループとする3個のサブネットワークG1、G2、G3を備え、サブネットワークG1〜G3はネットワークG0を介して接続する。
ネットワークG0は、例えば、WAN(広域ネットワーク)が該当し、サブネットワークG1〜G3を構成要素とするネットワークが考えられる。また、ネットワークG0は、例えばインターネットのようにIPマルチキャスト対応ルータを設置しなければIPマルチキャスト通信を実現することができないネットワークを含むものとする。本実施形態は、後述するように各サブネットワークG1〜G3の各ルータが一般的なルータを想定するので、ネットワークG0はIPマルチキャスト通信を実現できないものとする。
サブネットワークG1〜G3は、例えばイーサネット(登録商標)LANなどが該当する。サブネットワークG1〜G3は、それぞれのネットワーク内G1〜G3の領域をブロードキャストドメインとする構成である。
なお、図1において、サブネットワークG1〜G3のそれぞれのネットワーク構成は、概略的なイメージであり特に限定されるものではなく、本実施形態では説明便宜上対応する構成を備えるものとして説明する。
サブネットワークG1〜G3はそれぞれ、ルータ10、20、30と、レイヤ2スイッチ11、21、31と、VoIP端末12、13、22、23、32、33を備える。また、サブネットワークG1は、これら構成要件に加えて、IP−PBX装置14を備える。
サブネットワークG1において、ルータ10は、ポートR10でネットワークG0と接続し、ポートR11でレイヤ2スイッチ11のポートP11に接続する。またレイヤ2スイッチ11は、ポート11でルータ10に接続し、ポートP12でVoIP端末12に接続し、ポートP13でVoIP端末13に接続し、ポートP14でIP−PBX装置14に接続する。
また、サブネットワークG2において、ルータ20は、ポートR20でネットワークG0に接続し、ポートR21でレイヤ2スイッチ21のポートP21と接続する。またレイヤ2スイッチ21は、ポートP21でルータ20に接続し、ポートP22でVoIP端末22に接続し、ポートP23でVoIP端末23に接続する。
さらに、サブネットワークG3において、ルータ30は、ポートR30でネットワークG0と接続し、ポートR31でレイヤ2スイッチ31のP31と接続する。またレイヤ2スイッチ31は、ポートP31でルータ30と接続し、ポートP32でVoIP端末32と接続し、ポートP33でVoIP端末33と接続する。
ルータ10、20、30は、ネットワークG0を介して、それぞれのサブネットワークG1〜G3との間の通信を行なうものである。本実施形態では、ルータ10、20、30は、マルチキャストグループ情報を保持するIPマルチキャスト対応ルータでなく、ネットワークG0に接続する一般的なルータを想定している。
レイヤ2スイッチ11、21、31は、ルータ10、20、30からIPパケットを受け取り、そのIPパケットに含まれる送信先情報に基づいて対応するVoIP端末12、13、22、23、32、33若しくはIP−PBX装置14にIPパケットを与えるものである。
VoIP端末12、13、22、23、32、33は、少なくとも、IPマルチキャストパケットの送受信機能、自端末が属する各サブネットワークG1〜G3内をブロードキャストドレインとする転送機能、IPパケット(ユニキャストパケット及びIPマルチキャストパケット)に含まれているデータ(マルチキャストデータを含む)を再生して出力する機能を備える音声通信装置である。
図2は、VoIP端末12、13、22、23、32、33の内部構成機能図である。図2に示すように、VoIP端末12、13、22、23、32、33は、通話回路部41と制御部42とを備える。
通話回路部41は、レイヤ2スイッチと送話器43及び受話器44に接続し、音声についてディジタル変換処理及びアナログ変換処理を行なうものである。
制御部42は、IPマルチキャストパケットの送受信機能や転送機能を制御するものである。制御部42は、ハードウェア的には、例えば、CPU、RAM、ROMなどが該当し、CPUがRAM及びROMに記憶されている処理に必要な情報を用いて処理プログラムを実行することにより各機能が実現される。
また、VoIP端末12、13、22、23、32、33は、同報サービスを提供する側となる場合、IP−PBX装置14から受信したマルチキャストアドレスに対してIPマルチキャストパケットで提供データを送信すると共に、IP−PBX装置14から受信したVoIP端末(転送機能を実現する端末)に対してユニキャストパケットで提供データを送信するものである。
ここで、IPマルチキャストパケットの送信機能とは、まず、提供する同報サービスを示す情報を含む同報サービス要求メッセージをIP−PBX装置14に与え、IP−PBX装置14からその確認メッセージを受信すると、同報サービスに係る音声データ(マルチキャストデータ)に、IP−PBX装置14から与えられたマルチキャストアドレスを付与して送信する機能である。
また、IPマルチキャストパケットの受信機能とは、IP−PBX装置14からマルチキャスト受信要求メッセージが与えられると、そのメッセージに含まれているマルチキャストアドレス及びIPマルチキャストパケットを送信する送信元情報(例えば、IPアドレス)を記憶し、その後、当該記憶している送信元から当該マルチキャストアドレスが付与されたIPマルチキャストパケットが与えられたときに、そのIPマルチキャストパケットを受信する機能である。そして、VoIP端末は、その受信したIPマルチキャストパケットに含まれているマルチキャストデータ(音声データ)を抽出し、音声を再生し、出力する。
また、転送機能とは、IP−PBX装置14から転送要求メッセージが与えられると、その転送要求メッセージに含まれているIPマルチキャストパケットの送信元情報(IPアドレス)、ポート番号及びマルチキャストアドレスを記憶し、その送信元から当該マルチキャストアドレスのIPマルチキャストパケットが、当該ポート番号に到来した場合に、その到来したIPマルチキャストパケットを、自端末が属するサブネットワークG1〜G3内にブロードキャスト送信する機能である。
本実施形態では、転送機能を実行させるVoIP端末は各サブネットワークG1〜G3内に属する複数のVoIP端末の中から1個選択したものとし、またIP−PBX装置14が各同報サービス毎に予め選択した転送端末として機能させるVoIP端末の情報を保持しているものとする。
IP−PBX装置14は、VoIP端末12、13、22、23、32、33に対してPBXサービス(呼処理)を提供すると共に、放送呼びサービス、固定ガイダンス聴取サービスなどの同報サービスをIPマルチキャスト通信を使用して実現するものである。
ここで、放送呼びサービスとは、放送呼びを要求した1つのVoIP端末が音声データをIPマルチキャストパケットで送信し、他のすべてのVoIP端末がIPマルチキャストパケットを受信し、受信した音声データを再生するサービスとする。また、固定ガイダンス聴取サービスとは、送信端末が、予め記憶されたガイダンス音声データをIPマルチキャストパケットで送信し、他のすべてのVoIP端末が受信したIPマルチキャストパケットのガイダンス音声データを再生するサービスである。
図3は、IP−PBX装置14の概略的な内部機能を説明する内部構成図である。図3に示すように、IP−PBX装置14は、制御部51、ディジタル処理部52、通信回路部53を備える。
ディジタル処理部52は、レイヤ2スイッチ11とのインターフェースである通信回路部53からのIPパケットに対してディジタル処理を行ない、呼処理をするものである。
制御部51は、本実施形態のIP−PBX装置14の機能を実行するものである。制御部51は、ハードウェア的には、例えば、CPU、RAM、ROMなどが該当し、CPUがRAM及びROMに記憶されている処理に必要な情報を用いて処理プログラムを実行することにより各機能が実現される。また、制御部51は、サービス毎のマルチキャストデータテーブルTB1と端末アドレスデータテーブルTB2を、内部データとして有する。
図4は、マルチキャストデータテーブルTB1を説明するための例を示す。図4において、マルチキャストデータテーブルTB1は、テーブル項目として、例えば、サービス名、マルチキャストアドレス、転送端末を管理する。
サービス名は、IP−PBX装置14がマルチキャスト通信を用いて提供する同報サービス名である。図4では、放送呼びサービス及び固定ガイダンスサービス(図4では固定ガイダンス1と示す)を例とする。マルチキャストアドレスは、サービス提供に係るマルチキャストアドレスである。このマルチキャストアドレスは、各サービス毎に任意に設定されるものであり、手動的又は自動的に設定されるものである。転送端末は、各サービス毎に予め選択したIPマルチキャストパケットを転送するVoIP端末を示す。
例えば、図4において、放送呼びサービスを提供する場合、転送端末は、VoIP端末22(転送端末1)とVoIP端末32(転送端末2)である。この場合、VoIP端末22及びVoIP端末32に転送機能を実現させるためのポート番号は共に「40000」であることが分かる。
図5は、端末アドレスデータテーブルTB2を説明するための例を示す。図5において、端末アドレスデータテーブルTB2は、テーブル項目として、例えば、端末番号、サブネットワークグループ番号、IPアドレスを管理する。
端末番号は、VoIP端末の端末番号を示す。サブネットワークグループ番号は、VoIP端末が属するサブネットワークG1〜G3を示す番号であり、本実施形態では、サブネットワークG1が1、G2が2、G3が3とする。また、IPアドレスは、対応するVoIP端末のIPアドレスを示す。
IP−PBX装置14は、IPマルチキャストパケットを送信するVoIP端末から同報サービス要求メッセージを受け取ると、マルチキャストデータテーブルTB1を参照して、当該同報サービス要求メッセージの同報サービスの提供のために予め定められたマルチキャストアドレス、転送端末及び転送端末の受信ポート番号を読み出すものである。また、IP−PBX装置14は、端末アドレスデータテーブルTB2を参照して、転送端末を含むVoIP端末12、13、22、23、32、33のIPアドレスを読み出すものである。
これにより、提供する同報サービスに係るマルチキャストアドレス、転送端末、転送端末の受信ポート番号、転送端末のIPアドレス及び他のすべてのVoIP端末のIPアドレスを特定することができる。
なお、この転送端末の受信ポート番号とは、転送端末が同一サブネットワークG1〜G3内のVoIP端末に対するIPマルチキャストパケットの転送処理を実行させるための通信ポート番号である。
また、IP−PBX装置14は、他のすべてのVoIP端末13、22、23、32、33に対してIPマルチキャストパケットの受信要求を行なうと共に、転送端末に対してIPマルチキャストパケットの転送要求を行なうものである。
ここで、IPマルチキャストの受信要求の際、IP−PBX装置14は、IPマルチキャストパケットの送信元が各サブネットワークG1〜G3の転送端末としてメッセージを送信する。これにより、転送端末が転送したIPマルチキャストパケットを、転送端末以外のVoIP端末が受信することができる。
(A−2)実施形態の動作
次に、本実施形態のIPマルチキャスト通信を利用して同報サービスを提供するときの動作について図6を参照して説明する。以下では、VoIP端末12が放送呼びサービスを実行する際の動作を説明する。
次に、本実施形態のIPマルチキャスト通信を利用して同報サービスを提供するときの動作について図6を参照して説明する。以下では、VoIP端末12が放送呼びサービスを実行する際の動作を説明する。
図6において、まず、VoIP端末12は、同報サービス要求サービスとして放送呼びサービスの要求メッセージをIP−PBX装置14に送信する(S1)。
VoIP端末12から要求メッセージが与えられると、IP−PBX装置14は、サービス毎マルチキャストデータテーブルTB1及び端末アドレスデータテーブルTB2を参照し、放送呼びサービスで使用するマルチキャストアドレス、転送端末のIPアドレス及び受信ポート番号を抽出する(S2)。
ここでは、送信呼びサービスに対応するマルチキャストアドレス「239.255.1.1」とし、また、転送端末として「VoIP端末22」及び「VoIP端末32」とし、転送端末22についてIPアドレス「172.1.2.22」及びポート番号「40000」と、転送端末32についてIPアドレス「172.1.3.32」及びポート番号40000」とを抽出する。
また、IP−PBX装置14において、他のすべてのVoIP端末13、22、23、32、33のIPアドレスが抽出され、IPマルチキャストパケットの受信要求メッセージが、他のすべてのVoIP端末13、22、23、32、33に送信される(S3)。
このとき、IP−PBX装置14は、同一サブネットワークG1〜G3内の転送端末がIPマルチキャストパケットの送信元となるようなIPマルチキャストパケットの受信要求メッセージを、VoIP端末13、22、23、32、33に送信する。
すなわち、この場合、IP−PBX装置14は、VoIP端末13に対しては、送信元がVoIP端末12であり、送信先がマルチキャストアドレス「239.255.1.1」のマルチキャストパケットの受信要求メッセージを送信する。また、IP−PBX装置14は、VoIP端末22、23に対しては、送信元がVoIP端末22で送信先がマルチキャストアドレス「239.255.1.1」のマルチキャストパケットの受信要求メッセージを送信する。また、IP−PBX装置14は、VoIP端末32、33に対しては、送信元がVoIP端末32で送信先がマルチキャストアドレス「239.255.1.1」のマルチキャストパケットの受信要求メッセージを送信する。
IPマルチキャストパケット受信要求を受信したVoIP端末13、22、23、32、33は、受信要求メッセージに指定された送信元、マルチキャストアドレスを所定の記憶領域に記憶する。そして、VoIP端末13、22、23、32、33は、指定されたマルチキャストアドレスのマルチキャストパケットを受信するIPマルチキャストパケットの受信機能及び再生出力機能の実行準備を行なう(S4)。
そして、VoIP端末13、22、23、32、33において、IPマルチキャストパケットの受信機能及び再生出力機能の実行準備が完了すると、受信要求の確認メッセージが、VoIP端末13、22、23、32、33からIP−PBX装置14に送信される(S5)。
受信要求の確認メッセージがすべてのVoIP端末13、22、23、32、33から与えられると、マルチキャスト転送の要求メッセージが、IP−PBX装置14からすべての転送端末(VoIP端末22及び32)に対して送信される(S6)。
このとき、IP−PBX装置14は、VoIP端末22に対しては、音声パケット(IPマルチキャストパケット)の送信元VoIP端末12のIPアドレス「172.1.1.12」、受信ポート番号「40000」及び転送先のマルチキャストアドレス「239.255.1.1」を通知する。また、IP−PBX装置14は、VoIP端末32に対しては、音声パケット(IPマルチキャストパケット)の送信元VoIP端末12のIPアドレス「172.21.1.12」、受信ポート番号「40000」及び転送先のマルチキャストアドレス「239.255.1.1」を通知する。
転送要求メッセージが転送端末(VoIP端末22及び32)に与えられると、VoIP端末22及び32は、転送要求メッセージに基づいて、送信元のIPアドレス、受信ポート番号及びマルチキャストアドレスを所定の記憶領域に記憶する。そして、VoIP端末22及び32は、指定された受信ポート番号に指定されたマルチキャストアドレスのIPマルチキャストパケットが到来した場合の転送機能の実行準備を行なう(S7)。
そして、VoIP端末22及び32において、IPマルチキャストパケットの転送機能の実行準備が完了すると、転送要求の確認メッセージが、VoIP端末22及び32からIP−PBX装置14に送信される(S8)。
これにより、VoIP端末22及び32側に意識させることなく、転送端末として機能させることができる。
転送要求の確認メッセージが転送端末(VoIP端末22及び32)から送信されると、放送呼びサービスの要求メッセージに対する確認メッセージが、IP−PBX装置14からサービス提供を行なうVoIP端末12に対して送信される(S9)。
このとき、IP−PBX装置14は、放送呼び確認メッセージで、VoIP端末12に対して、放送呼びサービスで使用するマルチキャストアドレス「239.255.1.1」と、転送端末であるVoIP端末22のIPアドレス「172.1.2.22」及びポート番号「40000」、VoIP端末32のIPアドレス「172.1.3.32」及びポート番号「40000」を通知する。
これにより、VoIP端末12に対して、提供する同報サービスのマルチキャストアドレスと共に、送信先とする転送端末22及び32のIPアドレスと受信ポート番号とを通知することができる。
放送呼びサービスの要求に対する確認メッセージがVoIP端末12に与えられると、VoIP端末12は、確認メッセージに基づいて、マルチキャストアドレス、送信先のIPアドレス及び受信ポート番号を所定の記憶領域に記憶する。そして、放送呼びサービスに係る音声データに、マルチキャストアドレスを付与したIPマルチキャストパケットが、VoIP端末12から送信される(S10)。
これにより、VoIP端末2が属するサブネットワークG1のVoIP端末13に対して放送呼びサービスに係るパケットを受信させることができるので、同報サービスを提供することできる。
また、VoIP端末12は、放送呼びサービスに係る音声データに、送信先としてVoIP端末22及び32のIPアドレス及び受信ポート番号を付与したユニキャストパケットを送信する(S11)。
ユニキャストパケットがVoIP端末22及び32の指定された受信ポート番号「40000」に到来すると、VoIP端末22及び32は、到来したユニキャストパケットを、マルチキャストアドレス「239.255.1.1」のマルチキャストパケットとしてブロードキャスト転送する(S12)。
これにより、VoIP端末22及び32がそれぞれ属するサブネットワークG2及びG3のVoIP端末22、23、32、33に対して放送呼びサービスに係るパケットを受信させることができるので、同報サービスを提供することができる。
(A−3)実施形態の効果
以上、本実施形態によれば、サブネットワークG1〜G3内でVoIP端末のうち1個のVoIP端末をマルチキャスト転送端末とし、同報サービスに係るパケットをサブネットワーク内で転送させることにより、他のすべてのVoIP端末に同報サービスに係るパケットを受信可能にすることができる。
以上、本実施形態によれば、サブネットワークG1〜G3内でVoIP端末のうち1個のVoIP端末をマルチキャスト転送端末とし、同報サービスに係るパケットをサブネットワーク内で転送させることにより、他のすべてのVoIP端末に同報サービスに係るパケットを受信可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、IP−PBX装置14が、サブネットワークG1〜G3を代表するマルチキャスト転送端末を同報サービス毎に管理することで、IPマルチキャスト対応ルータを備える必要がない。
その結果、例えばルータなどのネットワーク装置の選定に制限を与えず、また例えばインターネットなどを介するネットワークであっても、IPマルチキャスト通信を利用した同報通信を実現することができる。また、同報通信ネットワークの保守管理作業の複雑化を防ぐことができる。
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態において各サブネットワークG1〜G3のネットワーク構成は、図1に示す構成に限定されず、例えば、VoIP端末の設置数、中継装置(例えばルータ、ゲートウェイ装置、スイッチ装置等)の種類又は設置数などは、そのネットワーク設計等に応じて柔軟に適用を変えることができる。
(B−1)上述した実施形態において各サブネットワークG1〜G3のネットワーク構成は、図1に示す構成に限定されず、例えば、VoIP端末の設置数、中継装置(例えばルータ、ゲートウェイ装置、スイッチ装置等)の種類又は設置数などは、そのネットワーク設計等に応じて柔軟に適用を変えることができる。
(B−2)上述した実施形態において、IP−PBX装置14は、本発明に係る通信制御装置の一例であり、同様の機能が実行可能であれば、例えば、ゲートウェイ装置や呼処理機能を有する通信装置などが同機能を実装するものとしてもよい。
また、上述した実施形態において、VoIP端末は、本発明に係る通信端末装置の一例であり、同様の機能が実行可能であれば、例えば、VoIP対応の電話機、音声通信を実現するソフトウェアを組み込んだパーソナルコンピュータなど他の端末装置を適用してもよい。
(B−3)上述した実施形態において、転送端末は、自端末が属すサブネットワーク内をブロードキャストドレインとして、他のすべてのVoIP端末に転送するものとして説明したが、ブロードキャスト転送でなく特定の端末に転送するようにしてもよい。
(B−4)以上の説明で、ハードウェア的に実現した機能の大部分はソフトウェア的に実現することが可能であり、ソフトウェア的に実現した機能のほとんど全てはハードウェア的に実現することが可能である。
G0…ネットワーク(WAN)、G1、G2、G3…サブネットワーク(LAN)、
14…IP−PBX装置、TB1…マルチキャストデータテーブル、
TB2…端末アドレスデータテーブル、51…制御部、
52…ディジタル処理部、53…通信回路部、
12、13、22、23、32、33…VoIP端末、41…通話回路部、
42…制御部。
14…IP−PBX装置、TB1…マルチキャストデータテーブル、
TB2…端末アドレスデータテーブル、51…制御部、
52…ディジタル処理部、53…通信回路部、
12、13、22、23、32、33…VoIP端末、41…通話回路部、
42…制御部。
Claims (4)
- マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、上記各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムであって、
上記情報を送信する送信端末装置と、
上記送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められた上記サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、上記各代表端末装置に許可されると、上記送信端末装置に上記各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段と、
を備え、
上記送信端末装置が、上記通信制御手段の指示を受けて、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して上記情報を送信すると共に、上記代表端末装置の送信先情報に基づいて上記情報を送信し、
上記各代表端末装置が、上記送信端末装置から受信した上記情報を、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して転送する
ことを特徴とする通信制御システム。 - マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、上記各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御装置であって、
上記情報を送信する送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められた上記サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、上記各代表端末装置に許可されると、上記送信端末装置に上記各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段を備えることを特徴とする通信制御装置。 - マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、上記各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御システムを構成する通信端末装置であって、
自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して指定された情報を転送する転送手段と、
上記通信制御システムを構成する通信制御装置から指定された情報についての転送要求を受けて、上記転送手段の実行を制御する転送制御手段と
を備えることを特徴とする通信端末装置。 - マルチキャストグループ情報を管理しないネットワークを介して複数のサブネットワークが接続し、上記各サブネットワークに属する複数の通信端末装置に対して同一情報を通信制御する通信制御方法であって、
上記情報を送信する送信端末装置と、
上記送信端末装置からの送信要求に応じて、予め定められた上記サブネットワーク毎の代表端末装置に対して、当該代表端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置への転送処理を要求し、上記各代表端末装置に許可されると、上記送信端末装置に上記各代表端末装置の送信先情報を与える通信制御手段と、
を備え、
上記送信端末装置が、上記通信制御手段の指示を受けて、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して上記情報を送信すると共に、上記代表端末装置の送信先情報に基づいて上記情報を送信し、
上記各代表端末装置が、上記送信端末装置から受信した上記情報を、自端末装置が属するサブネットワーク内の他の通信端末装置に対して転送する
ことを特徴とする通信制御方法。
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