JP2006109238A - 携帯電話端末および操作履歴表示方法 - Google Patents

携帯電話端末および操作履歴表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 操作履歴を簡単に確認することができる携帯電話端末を提供する。
【解決手段】 複数の機能を備える携帯電話端末1であって、表示部4と、外部装置から自端末の現在位置に関する位置情報を取得する位置登録部10と、上記複数の機能のうち、実行された機能について、該機能の実行時に位置登録部10が取得した位置情報を含む履歴データが格納される記憶部6と、ユーザインタフェースを提供するとともに、記憶部6に格納された履歴データのうち、上記ユーザインタフェースを通じて任意に選択された履歴データを表示部4に表示させる履歴表示機能部2とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作履歴の表示が可能な携帯電話端末およびその操作履歴の表示方法に関する。
最近では、種々の機能を備える、高機能かつ多機能な携帯電話端末が提供されている。この種の携帯電話端末では、取り扱うデータも多岐にわたるため、データ管理を行うための様々な機能が搭載されている。その機能の1つに、履歴の管理がある。
特許文献1には、自端末の位置情報と時刻情報を含む行動履歴情報を自動記録する携帯端末が記載されている。DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ上にIPアドレスやデフォルトゲートウェイのアドレスを登録しておき、携帯端末(クライアント)が、起動時にDHCPサーバにアクセスしてIPアドレスを取得する。このIPアドレスの上位ビットは、各ローカルサーバやそのローカルサーバの管理する基地局ごとに固有である。よって、携帯端末に付与されたIPアドレスから、携帯端末がどの基地局に捕捉されてネットワークに接続されているかを判別することができ、基地局の位置情報から携帯端末の位置を判断することができる。
特開2003−259423号公報
しかしながら、上述した従来の多機能な携帯電話端末には、以下のような問題がある。
多機能であるために、いつ、どこで、どのような操作をしたのか、といった操作履歴をユーザ自身でも覚えておくことは困難である。詳細な操作履歴を簡単な操作で確認することのできる機能を備えた携帯電話端末はこれまでになく、そのような携帯電話端末の実現が強く望まれていた。
なお、特許文献1に記載の携帯端末は、行動履歴情報を単に記録しているだけであり、上記のような操作履歴の確認を行うことはできない。
本発明の目的は、上記問題を解決し、操作履歴を簡単に確認することができる、携帯電話端末および操作履歴表示方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、そのような携帯電話端末を備える履歴データ管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の携帯電話端末は、表示部と、外部装置から自端末の現在位置に関する位置情報を取得する位置登録部と、実行された機能について、該機能の実行時に前記位置登録部が取得した位置情報を含む履歴データが格納される記憶部と、ユーザインタフェースを提供するとともに、前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に選択された履歴データを前記表示部に表示させる履歴表示機能部とを有する。
本発明の操作履歴表示方法は、複数の機能のいずれかの機能を実行する第1のステップと、前記第1のステップで実行された機能について、該機能の実行時に、外部装置から自端末の現在位置に関する位置情報を取得し、該取得した位置情報を含む履歴データを記憶部に格納する第2のステップと、ユーザインタフェースを提供するとともに、前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に選択された履歴データを表示する第3のステップとを含む。
本発明の履歴データ管理システムは、上記の携帯電話端末と、該携帯電話端末から供給される機能実行履歴に関する履歴データを、該携帯電話端末を特定可能な特定情報と関連付けて管理するサーバとを有する。
上記のとおりの本発明によれば、携帯電話端末上で、ユーザがいずれかの機能を実行するための操作を行うと、その実行された機能の履歴として、実行時の自端末の位置情報を含む履歴データが記憶部に格納される。ユーザは、ユーザインタフェースを通じて、記憶部に格納された履歴データから所望の履歴データを選択することができ、その選択した履歴データが表示される。このように、本発明では、ユーザが、どこで、どんな機能を実行したのかを簡単な操作で確認することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である携帯電話端末の構成を説明するための機能ブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の携帯電話端末1の主要部は、履歴表示機能部2、表示コントローラ3、表示部4、データアクセス監視部5、記憶部6、データ通信部9、マルチメディア機能部17、制御部30、操作部31および時計部32からなる。
操作部31は、操作ボタンやタッチパネルなどからなる。ユーザは、この操作部31を通じて携帯電話端末1を起動させ、所望の機能を起動させることができる。制御部30は、操作部31におけるユーザによる入力操作を受け付けて、携帯電話端末1の各部の動作を制御する。
履歴表示機能部2は、履歴表示のための各処理を実行する部分であって、履歴表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)を提供する。ユーザが、操作部31にて必要な入力操作を行うことで、制御部30が履歴表示機能部2を起動する。この履歴表示機能部2の起動により、ユーザは、操作部31を通じて、履歴表示に必要な情報の入力または指定(画面選択や操作メニューの選択を含む)を行うことが可能となる。
表示部4は、液晶ディスプレイに代表される表示装置よりなる。表示コントローラ3は、表示部4における表示を制御する部分であって、履歴表示機能部2を通じて供給される履歴表示に必要な各種データ(履歴データ、ユーザデータ、メニュー情報、画面情報などを含む)に基づく表示制御を行う。この他、表示コントローラ3は、携帯電話端末1の動作に関連する他の情報の表示なども行う。
時計部32は、現在の日時情報を提示するものである。データアクセス監視部5は、履歴データおよびユーザデータを記憶部6に格納したり、その格納したデータを記憶部6から読み出したりする。履歴データは、携帯電話端末1においてユーザが行った操作履歴(機能実行履歴)である。データアクセス監視部5は、時計部32から提供される現在の日時情報から実行日時情報(開始日時および終了日時)を取得して履歴データに付与する。この他、データアクセス監視部5は、記憶部6の空き容量を検知することができる。記憶部6は、不揮発性メモリにより構成されるものであって、履歴データが格納される履歴データ格納領域7およびユーザデータが格納されるユーザデータ格納領域8を有する。ユーザデータは、電話帳、ブラウザ関連データ、画像データ、音声データなどの各種データを含む。
データ通信部9は、外部とデータ通信を行う部分であって、位置登録部10、音声通信部11、赤外線通信部12、インターネット接続部13、データ転送部14、15および非接触IC(Integrated Circuit)機能部16からなる。データ通信部9の各部を通じて送受信されたデータの一部または全部は、履歴表示機能部2を通じて表示部4に表示されるとともに、必要に応じてデータアクセス監視部5を通じて記憶部6のユーザデータ格納領域8に格納される。
位置登録部10は、移動網を含むネットワーク21を通じて基地局(不図示)との間で位置登録に必要なデータを送受信する。この位置登録には、移動通信においてよく知られた位置登録技術(移動端末から位置登録信号をネットワーク上に送出しホームメモリに移動端末の現在位置情報を登録する技術)や特許文献1に記載された位置検出技術を適用することが可能である。この他、GPS(Global Positioning System)を用いて現在位置を取得するような構成としてもよく、また、位置登録技術とGPS技術を併用してもよい。音声通信部11は、ネットワーク21を通じて基地局(不図示)との間で音声データを送受信する。赤外線通信部12は、赤外線通信機能を備える外部機器22との間で赤外線による無線通信を行う。インターネット接続部13は、インターネット網であるネットワーク23への接続を行う部分である。この、インターネット接続部13によりインターネット網への接続が確立されると、外部の各サーバ(メールサーバやWebサーバなど)への接続が可能となり、メーラによる電子メールの発着信処理やブラウザによるホームページ閲覧などの処理が可能となる。メーラおよびブラウザは、操作部31におけるユーザによる入力操作に応じて制御部30が予め用意されているプログラムを実行することで起動される。
データ転送部14は、USB(Universal Serial Bus)やRS(Recommended Standard)−232C、TV−LINE端子などを通じて外部機器24との間でデータを送受信する。例えば、データ転送部14は、外部機器24であるパーソナルコンピュータとの間でデータを送受信することができる。データ転送部15は、SD(Secure Digital)カードやメモリスティックといった外部メモリとの間でデータを送受信する。非接触IC機能部16は、非接触IC26に対してデータの読出しおよび書き込みを行う。
マルチメディア機能部17は、ユーザが操作部13にて所定の入力操作を行うことで起動される部分であって、カメラ機能部18、画像編集機能部19およびボイスレコーダー機能部20を有する。
カメラ機能部18は、カメラレンズおよび固体撮像素子を備え、カメラレンズを通じて固体撮像素子で撮像した画像データ(デジタル)を出力する。カメラ機能部18から出力された画像データは、履歴表示機能部2を通じて表示部4に表示されるとともに、必要に応じてデータアクセス監視部5を通じて記憶部6のユーザデータ格納領域8に格納される。
画像編集機能部19は、データアクセス監視部5を通じて記憶部6のユーザデータ格納領域8にアクセスし、画像編集に必要な画像データを取得するとともに、その取得した画像データを、履歴表示機能部2を通じて表示部4に表示させて画像編集処理を行う。画像編集処理が施された画像データは、必要に応じてデータアクセス監視部5を通じて記憶部6のユーザデータ格納領域8に格納される。
ボイスレコーダー機能部20は、不図示のマイクロホーンを通じて入力される音声に関するデータを出力する。ボイスレコーダー機能部20から出力された音声データは、必要に応じてデータアクセス監視部5を通じて記憶部6のユーザデータ格納領域8に格納される。
次に、携帯電話端末1の動作について具体的に説明する。電話や電子メールの発着信、ブラウジング、撮影といったような既存の携帯電話で行われている処理は良く知られているため、ここでは、その説明は省略し、特徴となる履歴表示の処理についてのみ説明する。
履歴表示の処理は、履歴表示機能部2がデータアクセス監視部5を通じて実行する処理であって、履歴格納処理および履歴表示処理の2つの処理からなる。履歴表示機能部2は、ユーザが操作部31にて所定の入力操作を行うことで起動され、起動後は、履歴格納処理を実行して操作履歴(機能実効履歴)の記憶部6への格納を行う。また、ユーザが操作部31にて履歴表示のための入力操作を行うと、履歴表示機能部2は、履歴表示処理を実行し、これにより、履歴表示を行うためのUIが提供される。この後、ユーザは、操作部31を通じて、履歴表示に必要な情報の入力または指定(画面選択や操作メニューの選択を含む)を行って所望の履歴の確認を行うことが可能となる。履歴表示の処理は、ユーザが、操作部31にて、履歴表示機能部2の起動を停止するための入力操作を行うことで終了する。履歴表示機能部2の起動および停止を行う操作は、例えば携帯電話端末1の電源をオン/オフする操作である。
以下、履歴格納処理および履歴表示処理について具体的に説明する。
(1)履歴格納処理:
履歴格納処理では、携帯電話端末1においてユーザが行った操作履歴、より具体的には、データ通信部9およびマルチメディア機能部17の各部の機能実行履歴に関する履歴データがデータアクセス監視部5を通じて記憶部6の履歴データ格納領域7に格納される。この履歴格納処理は、履歴データ収集処理と履歴データ格納処理からなる。履歴データ収集処理は、実行された機能の履歴の収集であり、履歴データ格納処理は、その収集した履歴データの記憶部6への格納処理である。
図2に、履歴格納処理の全体の流れを示し、図3に、履歴データ格納処理の流れを示す。以下、図2、図3を参照して、履歴表示機能部2による履歴格納処理を具体的に説明する。
データ通信部9およびマルチメディア機能部17の各機能部のいずれかが起動されると、位置登録部10を通じて、携帯電話端末1の現在位置(位置情報)を取得する(ステップ100)。次に、起動中の機能がデータ通信部9とマルチメディア機能部17のいずれに属するかを判断する(ステップ101)。
起動中の機能がデータ通信部9に属する場合は、データ通信部9が外部と通信状態となった後(ステップ102)、履歴の収集を開始し(ステップ103)、収集したユーザデータをステップ100で取得した位置情報と一緒に、データアクセス監視部5を通じて記憶部6に格納する(ステップ104)。データ通信部9が外部との通信を終了すると(ステップ105)、履歴の収集を終了する(ステップ106)。
起動中の機能がマルチメディア機能部17に属する場合は、マルチメディア機能部17においてユーザデータの追加/削除の処理が発生した後に(ステップ107)、履歴の収集を開始し(ステップ108)、収集したユーザデータをステップ100で取得した位置情報と一緒に、データアクセス監視部5を通じて記憶部6に格納する(ステップ109)。ユーザデータの追加/削除の処理が終了すると、履歴の収集を終了する(ステップ110)。
ステップ106またはステップ110で履歴の収集が終了すると、続いて、履歴データ格納処理に移行する。履歴データ格納処理では、データアクセス監視部5に対して、ユーザデータ格納領域8に格納した収集データに関する履歴データを履歴データ格納部7へ書き込むための「write」指示を出す(ステップ200)。この「write」指示を受け取ったデータアクセス監視部5は、以下の手順で履歴データを履歴データ格納部7に格納する。
まず、記憶部6の残りメモリ(履歴データ格納部7の空き領域)を判断する(ステップ201)。メモリに空きが無い場合は、続いて、「履歴MAX時の動作設定」として「日時優先」と「機能優先」のいずれが設定されているかを判断する(ステップ202)。ユーザは、携帯電話端末1上で、「履歴MAX時の動作設定」を任意に設定することができる。「日時優先」は、履歴データの日時の古い順にデータの削除を行うことを意味する。「機能優先」は、履歴データを削除する場合の優先順位を機能別に指定したものであり、この優先順位の高い機能の履歴データから優先的に削除される。
「日時優先」が設定されている場合は、履歴データ格納部7に格納されている履歴データから日時の最も古い履歴データを検索し(ステップ203)、その検索した履歴データを後述する履歴データ削除処理にしたがって削除する。「機能優先」が設定されている場合は、履歴データ格納部7に格納されている履歴データから、削除優先順位の高い機能うち、日時が最も古い履歴データを検索し(ステップ204)、その検索した履歴データを後述する履歴データ削除処理にしたがって削除する。この一連の履歴データ削除処理は、履歴データを格納できるだけの空き容量が確保できるまで行われる。
ステップ201でメモリに空きがあると判断した場合、または、ステップ202〜204を経た一連の履歴データ削除処理によってメモリに十分な空きが確保された場合は、続いて、ユーザデータ格納領域8に格納した収集データに関する履歴データを履歴データ格納部7へ格納する(ステップ205)。この後、履歴格納処理を終了する。
図4に、履歴データ格納部7に格納される履歴データの構造を示す。以下、図4を参照して、履歴データの構造を具体的に説明する。
データ通信部9およびマルチメディア機能部17の各部によって実行される機能には、それぞれの機能を特定するIDが予め与えられている。音声通信部11における音声着信にはID「1」が、音声発信にはID「2」がそれぞれ付与されている。インターネット接続部13におけるメール着信にはID「3」が、メール発信にはID「4」が、インターネット接続(ブラウジング)にはID「5」がそれぞれ付与されている。赤外線通信部12における赤外線送信にはID「6」が、赤外線受信にはID「7」がそれぞれ付与されている。データ転送部14における外部機器転送にはID「8」が、データ転送部15における外部メモリ転送にはID「9」が、非接触IC機能部16における非接触ICへのアクセスにはID「10」がそれぞれ付与されている。カメラ機能部18、画像編集機能部19、ボイスレコーダー機能部20の各機能には、それぞれID「11」、「12」、「13」が付与されている。
履歴データは、各機能がIDで管理されるようになっており、機能別に、「開始時間」、「終了時間」、「ユーザデータ」、「履歴詳細データ」が関連付けられて格納されるようになっている。「開始時間」は、機能の実行開始日時(日付と時刻)、「終了時間」は、機能の実行終了日時(日付と時刻)であり、いずれも時計部32から提供される現在の日時情報から取得する。「ユーザデータ」は、各機能で使用され、または、取得されるデータの種類であり、「履歴詳細データ」はその詳細なデータである。
「音声着信」の場合は、「ユーザデータ」として「電話帳」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、着信番号」が格納される。「音声発信」の場合は、「ユーザデータ」として「電話帳」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手番号」が格納される。
「メール発信」の場合は、「ユーザデータ」として「電話帳」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、着信アドレス」が格納される。「メール着信」の場合は、「ユーザデータ」として「電話帳」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手アドレス」が格納される。「インターネット接続」の場合は、「ユーザデータ」として「サイト情報、ダウンロード(DL)データ(画像、メロディなど)」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、接続先URL」が格納される。
「赤外線送信」の場合は、「ユーザデータ」として「送信したデータ(電話帳、メール、画像など)」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手側認証時の識別情報」が格納される。「赤外線受信」の場合は、「ユーザデータ」として「受信したデータ(電話帳、メール、画像など)」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手側認証時の識別情報」が格納される。「外部機器転送」および「外部メモリ転送」の場合は、「ユーザデータ」として「転送したデータ(電話帳、メール、画像など)」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手側認証時の識別情報」が格納される。「非接触IC」の場合は、「ユーザデータ」として「Read/Writeしたデータ」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、相手側認証時の識別情報」が格納される。
「カメラ機能」および「画像編集機能」の場合は、「ユーザデータ」として「画像」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、ファイル名、ファイルサイズ」が格納される。「ボイスレコーダー機能」の場合は、「ユーザデータ」として「音声」が、「履歴詳細データ」として「位置登録情報、ファイル名、ファイルサイズ」が格納される。
(2)履歴表示処理:
履歴表示処理は、上述した履歴格納処理によって格納された履歴データの表示を行う処理であって、履歴表示機能部2によって実行される。図5に、履歴表示処理の一手順を示す。
まず、履歴表示を行うための初期画面を表示する(ステップ300〜302)。本実施形態では、初期画面として、日時で表示される初期画面G1と機能別に表示される初期画面G2の2つの画面が用意されており、履歴表示機能部2は、起動時に、いずれかの初期画面を表示する。初期画面の表示では、前回の起動時に表示した初期画面の情報(設定値)を確認する(ステップ300)。履歴表示機能部2は、履歴表示処理終了時に、初期画面の情報(設定値)を不図示の記憶装置に格納するようになっており、起動時は、その記憶装置に格納した初期画面の情報(設定値)を確認する。設定値が初期画面G1の場合は、その初期画面G1を表示し(ステップ301)、設定値が初期画面G2の場合は、その初期画面G2を表示する(ステップ302)。
初期画面G1の一例を図6に示す。この初期画面G1は、1月〜12月のカレンダーよりなり、日付を囲む枠G10は、その日の履歴データが保護されていることを表している。ユーザは、初期画面G1上でカレンダーの日付を確認しながら、所望の日付を選択して、所望のメニューを実行するための入力操作を行うことができる。
初期画面G2の一例を図7に示す。この初期画面G2には、携帯電話端末1の各機能の一覧が表示されている。具体的には、データ通信部9の各機能として、「音声着信」、「音声発信」、「メール着信」、「メール発信」、「インターネット接続」、「赤外線送信」、「赤外線受信」、「外部機器転送」、「外部メモリ転送」および「非接触IC」があり、マルチメディア機能部17の各部の機能として、「カメラ機能」、「画像編集機能」および「ボイスレコーダー機能」があり、これら機能の一覧が初期画面G2に表示される。機能の表示項目の先頭に付与されている保護マークG20は、履歴データ保護状態であることを示す。この保護マークG20が付与されている機能については、履歴データが保護される。ユーザは、初期画面G2上で機能を確認しながら、所望の機能を選択して、所望のメニューを実行するための入力操作を行うことができる。
初期画面G1、G2には、操作メニュー(不図示)が表示されるようになっている。操作メニューとしては、「履歴データ保護/保護解除」、「履歴データMAX時の動作設定」、「履歴データの削除」、「表示方法の切り替え」、「履歴データの表示」および「機能終了」がある。初期画面G1、G2のいずれかが表示され、その表示画面上で、ユーザが所望の操作メニューを選択すると(ステップ303)、その選択されたメニューに従った処理が実行される。各メニューにおける処理は、以下のとおりである。
(2a)履歴データ保護/保護解除:
ここでいう履歴データ保護とは、履歴データの削除処理に対する保護の意味であり、保護設定されている履歴データは削除することはできない。履歴データの保護解除は、その保護の設定を解除することをいう。履歴の保護が設定されている項目には、そのことを示すアイコン(図6の枠G10や図7の保護マークG20)が表示される。この「履歴データ保護/保護解除」は、ユーザが選択した項目に対して実行される(図5のステップ304)。
履歴データ保護の設定を行う場合は、ユーザが、初期画面上で履歴データを保護したい項目(日付または機能)を選択する。初期画面G1が表示されている場合は、日付が選択され、初期画面G2が表示されている場合は、機能が選択される。項目選択後、ユーザが保護を行うための入力操作を行うと、履歴表示機能部2が、その選択された項目(日付または機能)に関する履歴データを一括保護する。具体的には、初期画面G1であれば、ユーザによって選択された日付に関する全履歴データを一括保護する。初期画面G2であれば、ユーザによって選択された機能に関する全履歴データを一括保護する。
履歴データの保護解除の場合は、ユーザが、初期画面上で履歴データの保護を解除したい項目(日付または機能)を選択する。項目選択後、ユーザが保護解除を行うための入力操作を行うと、履歴表示機能部2が、その選択された項目(日付または機能)に関する履歴データの保護を一括解除する。
(2b)履歴データMAX時の動作設定:
この「履歴データMAX時の動作設定」は、履歴データ格納領域7の空きがなくなり、それまでに格納された履歴データを削除する場合の、削除対象となる履歴データの選択基準を設定するための処理である。選択基準となる選択肢は2通りあり、「日時優先」と「機能優先」である。
「履歴データMAX時の動作設定」のメニューが選択されると、まず、「日時優先」と「機能優先」の選択画面を表示して、ユーザによる動作選択を行わせる(図5のステップ305)。「機能優先」が選択された場合は、機能ごとに削除の優先順位がユーザによって設定される(図5のステップ306)。その後、「機能優先」のための設定値の変更が行われる(ステップ307)。ステップ305で、ユーザによって「日時優先」が選択された場合は、ステップ307で、「日時優先」のための設定値の変更が行われる。
(2c)履歴データの削除:
「履歴データの削除」では、ユーザによって選択された項目(日付または機能)に関する履歴データの一括削除が行われる(図5のステップ308)。図8に、履歴データの削除処理の一手順を示す。履歴データの削除を行う場合は、まず、履歴表示機能部2が、データアクセス監視部5に対して、ユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを削除する旨の「Delete」指示を出す(ステップ400)。「Delete」指示を受け取ったデータアクセス監視部5は、ユーザが選択した項目(日付または機能)に保護の設定がなされているか否かを調べ(ステップ401)、保護の設定がなされていない場合は、履歴データ格納領域7に格納されている履歴データのうち、ユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを一括削除し(ステップ402)、その後、履歴データの削除処理を終了する。ステップ401で、ユーザが選択した項目(日付または機能)に保護の設定がなされていた場合は、ステップ402における履歴データの削除は行わずに、履歴データの削除処理を終了する。
(2d)表示方法の切り替え:
「表示方法の切り替え」では、初期画面G1、G2の画面切り替えが行われる。「表示方法の切り替え」のメニューが選択されると、まず、「日時」と「機能」の選択画面を表示して、ユーザによる表示選択を行わせる(図5のステップ309)。図5のステップ300の表示選択で「日時」が選択されており、今回のステップ309の表示選択で「機能」が選択された場合は、初期画面G1から初期画面G2への画面切り替えが行われるように携帯電話端末1の設定値が変更される(図5のステップ310)。図5のステップ300の表示選択で「機能」が選択されており、今回のステップ309の表示選択で「日時」が選択された場合は、ステップ310で、初期画面G2から初期画面G1への画面切り替えが行われるように携帯電話端末1の設定値が変更される。設定変更後は、ステップ300に移行する。なお、ステップ309での表示選択が、ステップ300での表示選択と同じ場合は、設定変更は行わずにそのままステップ300に移行する。
(2e)履歴データの表示:
「履歴データの表示」が選択された場合は、まず、図9に示す履歴データ取得処理を行う(図5のステップ311)。この履歴データ取得処理では、履歴表示機能部2が、データアクセス監視部5に対して、ユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを読み出すための「Read」指示を出す(ステップ501)。「Read」指示を受け取ったデータアクセス監視部5は、ユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを履歴データ格納領域7から読み出す(ステップ502)。
データアクセス監視部5によって履歴データが読み出されると、履歴表示機能部2は、「日時」と「機能」の選択画面を表示して、ユーザによる表示選択を行わせる(図5のステップ312)。「日時」が選択された場合は、履歴表示機能部2は、データアクセス監視部5が取得した履歴データを日時順位(例えば、日時の古い順)に表示させる(図5のステップ313)。「機能」が選択された場合は、履歴表示機能部2は、データアクセス監視部5が取得した履歴データのうちその選択した機能に関する履歴データを日付の古い順に表示させる(図5のステップ314)。
図10に、図6に示した初期画面G1(6月のカレンダー)において、日付として「25日」を選択した場合の日時順位の履歴表示例を示す。この履歴表示画面G3では、「2004/06/25(金)」の操作履歴(機能実行履歴)が日時の古い順に表示されている。この履歴表示によれば、「07:55」および「08:13」に「非接触IC」の機能が実行されている。また、「09:00」に「カメラ機能」が実行され、「09:01」に、その撮影データが外部メモリに転送されている。さらに、「09:30」に「音声着信」、「10:03」に「音声発信」、「13:34」に「メール受信」、「13:40」に「メール受信」、「14:00」に「音声着信」、「16:30」に「インターネット接続」、「17:15」に「赤外線受信」がそれぞれ実行されている。さらに、「20:23」および「20:50」に「非接触IC」がそれぞれ実行されている。各表示項目の先頭に付与されている保護マークG30は、履歴データ保護状態であることを示す。この保護マークG30が付与されている機能については、履歴データが保護される。
図11に、図7に示した初期画面G2(機能一覧)において、機能として「音声着信」を選択した場合の機能別履歴表示例を示す。この履歴表示画面G4では、「音声着信」の履歴が日付の古い順に表示される。この履歴表示によれば、「2004/06/24(木)」の「11:53」および「21:10」、「2004/06/25(金)」の「09:30」および「14:00」、「2004/06/27(日)」の「09:12」に、それぞれ「音声着信」があったことが分かる。各表示項目の先頭に付与されている保護マークG40も、履歴データ保護状態であることを示す。この保護マークG40が付与されている機能については、履歴データが保護される。
(2f)機能終了:
「機能終了」が選択されると、履歴表示機能部2は、履歴表示処理を終了する。履歴表示処理が終了した後も、前述の履歴格納処理は引続き実行される。
上述のステップ313の履歴表示画面G3およびステップ314の履歴表示画面G4には、サブ操作メニュー(不図示)が表示される。このサブ操作メニューには、「履歴データ保護/保護解除」、「履歴データの削除」、「ユーザデータの参照」および「機能終了」がある。上述の履歴表示画面G3、G4のいずれかが表示され、その履歴表示画面上で、ユーザが所望のサブ操作メニューを選択すると(図5のステップ315)、その選択されたサブ操作メニューに従った処理が実行される。各サブ操作メニューにおける処理は、以下のとおりである。
(2g)履歴データ保護/保護解除:
上述の「(2a)履歴データ保護/保護解除」では、初期画面上でユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを一括保護する、または、保護の一括解除を行っているが、ここでは、履歴表示画面G3、G4上でユーザが選択した履歴の保護または保護の解除が行われる(ステップ316)。
履歴データ保護の設定を行う場合は、ユーザが、履歴表示画面上で保護したい履歴を選択する。履歴選択後、ユーザが保護を行うための入力操作を行うと、履歴表示機能部2が、その選択された履歴データを保護する。こうして保護された履歴データの先頭部分には、保護マークG30、G40の表示がなされる。
履歴データの保護解除の場合は、ユーザが、履歴表示画面上で保護を解除したい履歴を選択する。履歴選択後、ユーザが保護解除を行うための入力操作を行うと、履歴表示機能部2が、その選択された履歴データの保護を解除する。こうして保護が解除された履歴データにおいては、保護マークG30、G40の表示も解除される。
(2h)履歴データの削除:
上述の「(2c)履歴データの削除」では、初期画面上でユーザが選択した項目(日付または機能)に関する履歴データを一括削除するが、ここでは、履歴表示画面G3、G4上でユーザが選択した履歴を個別に削除する(図5のステップ317)。この履歴の個別削除では、履歴表示機能部2が、データアクセス監視部5に対して、ユーザが選択した履歴に関する履歴データを削除する旨の「Delete」指示を出す(図8のステップ400に対応する処理)。「Delete」指示を受け取ったデータアクセス監視部5は、ユーザが選択した履歴に保護の設定がなされているか否かを調べ(図8のステップ401に対応する処理)、保護の設定がなされていない場合は、履歴データ格納領域7に格納されている履歴データのうち、ユーザが選択した履歴データを削除し(図8のステップ402に対応する処理)、その後、履歴データの削除処理を終了する。ユーザが選択した履歴に保護の設定がなされていた場合は、履歴データの削除は行わずに、履歴データの削除処理を終了する。
(2i)ユーザデータの参照:
「ユーザデータの参照」では、履歴表示画面G3、G4上でユーザが選択した履歴に関するユーザデータを表示する(図5のステップ318)。このユーザデータの表示では、履歴表示機能部2が、データアクセス監視部5に対して、ユーザが選択した履歴に関する履歴データを読み出す旨の「Read」指示を出す。「Read」指示を受け取ったデータアクセス監視部5は、ユーザが選択した履歴に関するユーザデータを記憶部6のユーザデータ格納領域8から読み出す。履歴表示機能部2は、データアクセス監視部5によって読み出されたユーザデータを詳細履歴表示画面上に表示する。
詳細履歴表示画面は、機能表示エリア、履歴データ詳細表示エリアおよびユーザデータ表示エリアの3つのエリアからなる。機能表示エリアには、表示すべき履歴に関する機能の情報が表示される。履歴データ詳細表示エリアには、表示すべき履歴に関する詳細情報(図4に示した履歴詳細データ)が表示される。ユーザデータ表示エリアには、表示すべき履歴に関するユーザデータ(図4に示したユーザデータ)が表示される。
図12に、詳細履歴表示画面の一例を示す。この詳細履歴表示画面は、「カメラ機能」に関するものである。機能表示エリア40には、「カメラ機能」の項目が機能実行日時(「2004/06/25(金)」の「09:00」)とともに表示される。履歴データ詳細表示エリア41には、「カメラ機能」に関する履歴詳細情報(図4に示した履歴詳細データ(位置登録情報の他、ファイル名やファイルサイズなどの画像情報を含む))が表示される。ユーザデータ表示エリア42には、「カメラ機能」に関するユーザデータ(図4に示したユーザデータ(画像)が表示される。
図13に、詳細履歴表示画面の他の例を示す。この詳細履歴表示画面は、「音声着信」に関するものである。機能表示エリア40には、「音声着信」の項目が機能実行日時(「2004/06/25(金)」の「09:30」)とともに表示されている。履歴データ詳細表示エリア41には、「音声着信」に関する履歴詳細情報(図4に示した履歴詳細データ(位置登録情報および着信番号)が表示される。ユーザデータ表示エリア42には、「音声着信」に関するユーザデータ(図4に示したユーザデータ(電話帳の情報)が表示される。この場合の電話帳の情報は、相手側の名前、メールアドレス、住所、登録画像などを含む。
(2j)機能終了:
「機能終了」が選択されると、履歴表示機能部2は、履歴表示処理を終了する。履歴表示処理が終了した後も、前述の履歴格納処理は引続き実行される。
以上のように、本実施形態の携帯電話端末1においては、ユーザが、データ通信部9およびマルチメディア機能部17の各機能のうち、いずれかの機能を実行するための操作を行うと、その実行した機能の履歴として、実行時の自端末の位置情報を含む履歴データがユーザデータと関連付けられて記憶部6に格納される。ユーザは、ユーザインタフェースを通じて、記憶部6に格納された履歴データから所望の履歴データを選択することができ、その選択した履歴データは表示部4に表示される。よって、ユーザは、どこで、どんな機能を実行したのかを簡単な操作で確認することができる。また、履歴データには、実行日時情報が付与されているので、いつ実行されたのかも、簡単に判断することができる。
また、「(2g)履歴データ保護/保護解除」および「(2g)履歴データ保護/保護解除」の処理により、ユーザは、日付毎、機能毎、履歴データ毎に履歴データの保護設定を行うことができ、これにより操作性がより向上する。加えて、履歴データの保護設定が可能であることから、誤って履歴データを削除することを防止することができる。さらに、保護設定されている履歴データには、その旨を示すアイコン画像が表示されるため、どの履歴データが保護設定されているかを容易に判断することができる。
また、履歴データ格納領域7の空き容量が不足した場合には、ユーザインタフェースを通じて指定された優先順位にしたがって履歴データ格納領域7に格納された履歴データが削除されるので、履歴データ格納領域7の空き容量が不足して履歴データの格納を行うことができなくなる、といった問題を防止することができる。加えて、削除の優先順位は、日付優先と機能優先の2つから任意に設定可能であるので、削除すべき履歴データを細かく設定することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態の携帯電話端末1では、自端末内に履歴データを格納するようになっているため、格納可能な履歴データ量は携帯電話端末1の記憶部6の容量によって制限される。一般に、携帯電話端末の記憶容量は、サーバなどのコンピュータ装置に比べて非常に少ないため、多くの履歴データを保持しおくことは困難である。ここでは、他の実施形態として、携帯電話端末1の記憶部6に格納された履歴データおよびユーザデータを外部の大容量記憶装置を備えたサーバに転送することができる、履歴データ管理システムについて説明する。
図14に、本発明の他の実施形態である履歴データ管理システムの概略構成を示す。この履歴データ管理システムは、図1に示した携帯電話端末1と、この携帯電話端末1がネットワーク51を介して接続されるサーバ50とを有する。携帯電話端末1は、記憶部6に格納された履歴データおよび関連するユーザデータをサーバ50へ転送する。サーバ50は、携帯電話端末1から転送された履歴データおよび関連するユーザデータを格納するための記憶部50aを有する。記憶部50aには、履歴データおよび関連するユーザデータが、携帯電話端末1を特定する特定情報(端末ID)と関連付けられて格納される。サーバ50は、複数の携帯電話端末1と接続される場合は、端末IDを利用して、各携帯電話端末1から転送される履歴データおよび関連するユーザデータを管理する。
携帯電話端末1が、自端末IDと履歴データ取得要求をサーバ50に送信すると、サーバ50は、その端末IDに基づいて記憶部50a内を検索する。該当する端末IDがあった場合は、サーバ50は、その端末IDと関連付けて格納された履歴データおよび関連するユーザデータを記憶部50aから読み出して携帯電話端末1に送信する。サーバ50から受信した履歴データおよび関連するユーザデータは記憶部6に格納される。
上述した本他の実施形態の履歴データ管理システムによれば、サーバ50において、携帯電話端末1において取得した履歴データおよび関連するユーザデータを管理することができるので、携帯電話端末1の記憶容量を越える多くの履歴データおよびユーザデータを保持することができる。
上記の履歴データ管理システムにおいて、携帯電話端末1からサーバ50への履歴データおよび関連するユーザデータの転送は、定期的またはユーザによる操作によって実行される。ネットワーク51は、図1に示したネットワーク23であってもよい。
また、携帯電話端末1は、USBケーブルを介してサーバ50に接続されていもよい。この場合は、データ転送部15を通じて履歴データおよび関連するユーザデータがサーバ50に転送される。
本発明の一実施形態である携帯電話端末の構成を説明するための機能ブロック図である。 図1に示す携帯電話端末において行われる履歴格納処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話端末において行われる履歴データ格納処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話端末の履歴データ格納部に格納される履歴データの構造を示す模式図である。 図1に示す携帯電話端末において行われる履歴表示処理の一手順を示すフローチャートである。 初期画面の一例を示す模式図である。 初期画面の他の例を示す模式図である。 図1に示す携帯電話端末において行われる履歴データの削除処理の一手順を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話端末において行われる履歴データ取得処理の一手順を示すフローチャートである。 日時順位の履歴表示例を示す模式図である。 機能別履歴表示例を示す模式図である。 詳細履歴表示画面の一例を示す模式図である。 詳細履歴表示画面の他の例を示す模式図である。 本発明の他の実施形態である履歴データ管理システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話端末
2 履歴表示機能部
3 表示コントローラ
4 表示部
5 データアクセス監視部
6 記憶部
7 履歴データ格納領域
8 ユーザデータ格納領域
9 データ通信部
10 位置登録部
11 音声通信部
12 赤外線通信部
13 インターネット接続部
14、15 データ転送部
16 非接触IC機能部
17 マルチメディア機能部
18 カメラ機能部
19 画像編集機能部
20 ボイスレコーダー機能部
21、23 ネットワーク
22、24 外部機器
25 外部メモリ
26 非接触IC
30 制御部
31 操作部
32 時計部

Claims (15)

  1. 複数の機能を備える携帯電話端末であって、
    表示部と、
    外部装置から自端末の現在位置に関する位置情報を取得する位置登録部と、
    前記複数の機能のうち、実行された機能について、該機能の実行時に前記位置登録部が取得した位置情報を含む履歴データが格納される記憶部と、
    ユーザインタフェースを提供するとともに、前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に選択された履歴データを前記表示部に表示させる履歴表示機能部とを有する携帯電話端末。
  2. 前記記憶部には、前記実行された機能によって処理されたユーザデータが前記履歴データと関連付けられて格納され、
    前記履歴表示機能部が、前記任意に選択された履歴データとともに関連するユーザデータを前記記憶部から読み出して前記表示部に表示させる、請求項1に記載の携帯電話端末。
  3. 現在の日時情報を提示する時計部をさらに有し、
    前記履歴データが、前記時計部からの現在の日時情報に基づいて取得される前記実行された機能の実行日時情報をさらに含む、請求項1または2に記載の携帯電話端末。
  4. 前記履歴表示機能部が、前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に削除不可の指定がなされた履歴データについて、データの削除処理から保護する設定を行う、請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電話端末。
  5. 前記複数の機能について前記履歴データを収集して前記記憶部に格納するとともに、該収集した履歴データの格納に際して、前記記憶部の空き容量が不足する場合は、前記ユーザインタフェースを通じて設定されたデータ削除の優先順位にしたがって前記記憶部に格納されている履歴データを削除するデータアクセス監視部をさらに有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電話端末。
  6. 前記優先順位が、前記複数の機能の優先順位である、請求項5に記載の携帯電話端末。
  7. 前記優先順位が、前記記憶部に格納された履歴データに付与される実行日時を基準とする優先順位である、請求項5に記載の携帯電話端末。
  8. 複数の機能を備える携帯電話端末によって行われる操作履歴表示方法であって、
    前記複数の機能のいずれかの機能を実行する第1のステップと、
    前記第1のステップで実行された機能について、該機能の実行時に、外部装置から自端末の現在位置に関する位置情報を取得し、該取得した位置情報を含む履歴データを記憶部に格納する第2のステップと、
    ユーザインタフェースを提供するとともに、前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に選択された履歴データを表示する第3のステップとを含む操作履歴表示方法。
  9. 前記実行された機能によって処理されたユーザデータを前記履歴データと関連付けて前記記憶部に格納するステップと、
    前記任意に選択された履歴データとともに関連するユーザデータを前記記憶部から読み出して表示するステップとをさらに含む、請求項8に記載の操作履歴表示方法。
  10. 現在の日時情報を提示するステップと、
    前記現在の日時情報から前記実行された機能の実行日時情報を取得するステップと、
    前記実行日時情報を前記履歴データに付与するステップとをさらに含む、請求項8または9に記載の操作履歴表示方法。
  11. 前記記憶部に格納された履歴データのうち、前記ユーザインタフェースを通じて任意に削除不可の指定がなされた履歴データについて、データの削除処理から保護する設定を行うステップを更に含む、請求項8から10のいずれか1項に記載の操作履歴表示方法。
  12. 前記複数の機能について前記履歴データを収集して前記記憶部に格納するステップと、
    前記収集した履歴データを前記記憶部に格納する際に、前記記憶部に、前記収集した履歴データを格納することができる空き容量があるかどうかを調べるステップと、
    前記記憶部の空き容量が不足する場合は、前記ユーザインタフェースを通じて設定されたデータ削除の優先順位にしたがって前記記憶部に格納されている履歴データを削除するステップとを更に含む、請求項8から11のいずれか1項に記載の操作履歴表示方法。
  13. 前記優先順位が、前記複数の機能の優先順位である、請求項12に記載の操作履歴表示方法。
  14. 前記優先順位が、前記記憶部に格納された履歴データに付与される実行日時を基準とする優先順位である、請求項12に記載の操作履歴表示方法。
  15. 請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯電話端末と、
    前記携帯電話端末から供給される機能実行履歴に関する履歴データを、該携帯電話端末を特定可能な特定情報と関連付けて管理するサーバとを有する履歴データ管理システム。
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