JP2006087609A - Biological tissue acquisition apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
皮下血管等の生体組織を採取するための生体組織採取装置に関する。 The present invention relates to a biological tissue collection device for collecting biological tissue such as subcutaneous blood vessels.
心臓の血管のバイパス手術において、バイパス用血管として、大伏在静脈等の皮下血管を用いることがある。従来は、下肢の鼠径部から足首まで血管が全て見えるように、下肢の皮膚を切って、皮下血管を摘出する手術が行われていたが、近年は、内視鏡下において、大伏在静脈等の皮下血管を牽引して採取する手術が行われている。そのような内視鏡下の手術において、使用される手術器具として、例えば、特許文献1に開示の器具がある。
このような手術器具を用いて内視鏡的に大伏在静脈等の皮下血管を採取する際にも、空間確保のため体腔内にガスを送気することがあり、一般の腹腔鏡手術と同様に、体腔内のガス圧が高くなりすぎることは好ましくない。 When such a surgical instrument is used to collect a subcutaneous blood vessel such as the great saphenous vein endoscopically, gas may be sent into the body cavity to secure space. Similarly, it is not preferable that the gas pressure in the body cavity becomes too high.
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、生体組織を採取する装置においても、体腔内の圧力が所定の圧力以上上昇しないようにした生体組織採取装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a biological tissue collection device that prevents the pressure in a body cavity from rising above a predetermined pressure even in a device for collecting biological tissue. To do.
本発明の生体組織採取装置は、把持部と、該把持部に接続され、体腔内に挿入される挿入部とを有する生体組織採取装置であって、前記挿入部に設けられた開口部から所定の気体を放出するために、前記挿入部内に前記所定の気体を送気する送気手段と、前記体腔内に供給される前記所定の気体を逃がす圧力軽減手段を有する。 The biological tissue collection device of the present invention is a biological tissue collection device having a grip portion and an insertion portion that is connected to the grip portion and inserted into a body cavity, and is provided from an opening provided in the insertion portion. In order to release the gas, there are provided air supply means for supplying the predetermined gas into the insertion portion, and pressure reducing means for releasing the predetermined gas supplied into the body cavity.
本発明の生体組織採取装置によれば、体腔内の圧力が所定の圧力以上上昇しないようにすることができる。 According to the biological tissue collection device of the present invention, the pressure in the body cavity can be prevented from rising more than a predetermined pressure.
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。初めに、生体組織としての皮下血管を牽引して採取する手術のためのシステムについて説明する。
図1は、上述した手術に用いられる装置、器具等からなる手術システムの構成を示す構成図である。手術システム101は、トロッカ21、ダイセクタ31、ハーベスタ41及び内視鏡である硬性鏡51を含む。ダイセクタ31とハーベスタ41が、生体組織採取装置である。手術システム101は、さらに、表示装置であるテレビモニタ102と、カメラコントロールユニット(以下、CCUという)103と、テレビカメラ装置104と、光源装置105と、ライトガイドケーブル106と、電気メス装置107と、送気装置108とを含む。
(First embodiment)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, a system for surgery for pulling and collecting a subcutaneous blood vessel as a living tissue will be described.
FIG. 1 is a configuration diagram showing a configuration of a surgical system including devices, instruments and the like used in the above-described surgery. The
硬性鏡51のライトガイドコネクタ部52には、ライトガイドケーブル106の一端が接続される。ライドガイドケーブル106の他端は、光源装置105に接続される。硬性鏡51には、光ファイバのライトガイドが挿通されたライトガイドケーブル106を介して、光源装置105からの光が供給され、硬性鏡51の先端部から、被写体への照明が行われる。硬性鏡51の基端側の接眼部53には、テレビカメラ装置104のテレビカメラヘッド部が接続される。テレビカメラ装置104は、CCU103に接続され、硬性鏡51によって得られた被写体の画像が、接続されたテレビモニタ102の画面上に表示される。
One end of a
硬性鏡51の先端挿入部54は、生体組織採取装置としてのダイセクタ31の基端側からダイセクタ31の硬性鏡挿入チャネル36に挿入することができる。同様に、硬性鏡51の先端挿入部54は、生体組織採取装置としてのハーベスタ41の基端側からハーベスタ41の硬性鏡挿入チャネル46に挿入することができる。硬性鏡挿入チャネル36、46は、それぞれダイセクタ31の挿入部とハーベスタ41の挿入部に、硬性鏡51を挿入するための内視鏡挿入手段を構成する。
The distal end insertion portion 54 of the
ダイセクタ31の送気チューブ34は、送気装置108に接続され、送気装置108からの所定の気体、例えば二酸化炭素ガスの供給を受け、挿入部の送気出口である開口部35a(図1は図示せず)から放出する。
The
ハーベスタ41の送気チューブ44も、送気装置108に接続され、送気装置108からの所定の気体、例えば二酸化炭素ガスの供給を受け、挿入部の送気出口である開口部(図1は図示せず)から放出する。送気チューブ34,44は、それぞれダイセクタ31の挿入部とハーベスタ41の挿入部の内側に、二酸化炭素のガスを送気する送気手段を構成する。
The
また、ハーベスタ41は、バイポーラカッタ43(図1は図示せず)用の電気的ケーブル47を有し、その電気的ケーブル47の基端端に設けられたコネクタによって、電気メス装置107に接続される。
The
このような構成を有する手術システム101を利用して、術者は、採取対象の生体組織としての皮下血管を牽引して採取する手術を行うことができる。まず、ダイセクタ31を用いて、下肢の大腿部から足首に至る大伏在静脈(以下、単に、血管ともいう)の周囲の組織を剥離し、その後、ハーベスタ41を用いて、血管の周囲の側枝を切断する。このような処置が行われた後に、血管の末端部の処置がされて、血管の摘出が行われる。以上のようにして、内視鏡下において、生体組織の採取が行われる。
Using the
図2は、トロッカ21の斜視図である。図3は、トロッカ21の縦断面図である。トロッカ21は、ガイドシースである案内管部22と、シール部材23と、皮膚に固定するための固定部24とからなる。案内管部22は、ダイセクタ31及びハーベスタ41の挿入部32,42を挿通させるための円筒状の中空部25を有する。案内管部22の先端側は、案内管部22の軸方向に直交する方向に対して所定の角度、例えば45度の角度で切り取られた形状を有する。案内管部22の基端側は、案内管部22の軸方向に直交する方向に切り取られた形状を有し、その基端側には、シール部材23が設けられている。シール部材23は、弾性部材からなり、案内管部22の内径よりも小さな内径を有する孔26を有する。孔26の内周面において、基端側の内径よりも先端側の内径の方が小さくなるように、先端側には凸部27が設けられている。このような形状を有する孔26によって、案内管部22に挿入されたダイセクタ31又はハーベスタ41の挿入部32,42を、皮下において気密状態とすることができる。
FIG. 2 is a perspective view of the
トロッカ21の案内管部22の外周には、弾性部材であるトーションバネ28の弾性力を利用したクリップ部材29が設けられている。クリップ部材29は、先端部29aと基端部29bとからなるへの字状に折れ曲がった板形状を有している。への字状に折れ曲がった板形状の略真中にトーションバネ28が設けられている。
A
トーションバネ28によって、クリップ部材29の先端部29aは、常に案内管部22の外周面に押圧された状態となっている。クリップ部材29の基端部29bを、トーションバネ28の押圧力に対抗するように押し下げることによって、先端部29aは、案内管部22の外周面から離すようにすることができる。よって、図4に示すように、クリップ部材29の基端部29bを案内管部22の外周面側に押し下げながら、クリップ部材29の先端部29aと、案内管部22の外周面との間に、下肢12の皮膚等が挟むことができる。図4は、トロッカ21を介してダイセクタ31を鼠径部13方向に皮切部16から下肢12の皮下へ挿入された状態を示す断面図である。
The
案内管部22の外周面上には、環状に丸い凸部22aが複数設けられている。凸部22aは、案内管部22と一体的に成形することによって設けるようにしてもよいし、案内管部22とは別部材によって設けるようにしてもよい。一方、クリップ部材29の先端部29aの、案内管部22の外周面側の面には、係止部29cが形成されている。よって、図4に示したように、クリップ部材29の先端部29aと、案内管部22の外周面との間に、トーションバネ28の押圧力によって下肢12の皮膚等が挟まれた状態では、クリップ部材29の係止部29cと案内管部22の外周面とによって、下肢12の皮膚等がしっかりと挟まれた状態で固定される。従って、案内管部22の係止部29cと案内管部22の係止部22aとが、いわゆる滑り止め機構を有する固定部24を構成する。
On the outer peripheral surface of the
次に、図5から図11を用いて、ダイセクタ31の構成を説明する。図5は、剥離装置としてのダイセクタ31の側面図である。ダイセクタ31は、主として、挿入部32と、その挿入部32に接続された把持部33とから構成される。ダイセクタ31の金属製の挿入部32の先端には、剥離部材37が設けられている。剥離部材37は、透明な合成樹脂等の材料からなり、基端側は円筒形状を有し、先端側は円錐形状を有している。剥離部材37は透明な部材であるので、皮下に挿入したときに、硬性鏡挿入チャネル36に挿入された硬性鏡51の先端部からの照明光によって照明された被写体の像を、硬性鏡51によって得ることができるようになっている。
Next, the configuration of the
図6は、ダイセクタ31の部分断面図である。図7から図9は、それぞれ図6におけるA−A、B−B及びC−C線に沿った断面図である。ダイセクタ31の軸方向に沿って、硬性鏡挿入チャネル36を形成する金属の管部材36aが、把持部33の基端側から挿入部32の先端部までダイセクタ31の内部に挿通されている。把持部33の先端側には、略円柱形状の第1の連結部材38が設けられている。具体的には、把持部33は、中空の円筒形状の外装部材であり、把持部33の先端側の外装部材の内周面に、シース39を介して第1の連結部材38の外周面が密着して嵌合している。
FIG. 6 is a partial cross-sectional view of the
第1の連結部材38の基端側の端面38bには、送気チューブ34が接続されている。第1の連結部材38には、送気チューブ34の内側空間と金属製のシース39の内側空間とを連通する孔38cが形成されている。孔38cは、送気チューブ34の内側空間と金属製のシース39の内側空間の間の連通路である。第1の連結部材38の先端側面には、孔38cの開口部38dが設けられている。言い換えれば、その孔38cの一端には、把持部33内において送気チューブ34が嵌入され、孔38cの他端は、金属製のシース39の内側であって、管部材36aの外側の空間39a内に開放している。送気チューブ34の基端には、送気コネクタ34aが設けられており、送気コネクタ34aは、送気装置108に接続されたチューブのコネクタに接続される。従って、送気装置108は、送気チューブ34と第1の連結部材38の孔38cとを介してシース39内に、所定の気体を送り込むことができる。
An
また、剥離部材37と挿入部32のシース39とは、第2の連結部材58aによって連結されている。剥離部材37は、第2の連結部材58aの先端側において嵌合し、シース39は、第2の連結部材58aの基端側において嵌合することによって、剥離部材37とシース39の内部は気密になるように結合されている。
Further, the peeling
第2の連結部材58aの基端側には、基端側に向かって突出した3つの鉤状部58bが形成されている。鉤状部58bの先端は、挿入部32の軸方向に直交する平面内において中心軸から放射する方向に向かう凸部58cを有する。シース39には、その3つの鉤状部58bの先端部にそれぞれ対応する位置に孔35が形成されており、その孔35に凸部58cが係止するように、挿入部32のシース39の孔の形状は形成されている。そして、各凸部58cと各孔35の寸法を、凸部58cが孔35に係止する状態において孔35と凸部58cとの間に隙間が形成されるように、設定することによって、開口部35aが3つ形成される。ここで、第2の連結部材58aの基端側の外径は、シース39の外径よりも大きい。
On the proximal end side of the second connecting member 58a, three hook-shaped
従って、送気チューブ34から送気された二酸化炭素のガスは、第1の連結部材38の孔38cを介して、シース39と管部材36aと第1の連結部材38と第2の連結部材58aとによって形成される密閉空間39a内に導入される。導入されたガスは、密閉空間39aから開口部35aを介して、挿入部32の外側へ放出される。
Therefore, the carbon dioxide gas supplied from the
図10は、ダイセクタ31の基端側から見た部分斜視図である。図10に示すように、硬性鏡51をダイセクタ31の基端部に容易にかつ確実に固定するために、ダイセクタ31の基端部33aの内周面には、案内溝33bが、ダイセクタ31の軸方向に沿って設けられている。さらに、その案内溝33bには、固定部材33cがネジによって固定されている。固定部材33cは、金属の板状部材をコの字形状に折り曲げられ、さらに、コの字の両腕部は、コの字の内側に向かって凸状部を有するように折り曲げられている。一方、硬性鏡51の接眼部53の先端側には、凸部52a(図5参照)が設けられている。
FIG. 10 is a partial perspective view seen from the base end side of the
さらに、基端部33aには、切欠き部33dが設けられ、ライトガイドコネクタ部52が、切欠き部33dに沿って移動できるようになっている。
Further, the
硬性鏡51をダイセクタ31の基端部から挿入するとき、その凸部52aが基端部33aの内周面に設けられた案内溝33bに沿って、かつライトガイドコネクタ部52が切欠き部33dに沿って、入るように、ダイセクタ31の基端部に硬性鏡51を挿入する。硬性鏡51をダイセクタ31の基端部から挿入していくと、凸部52aは、案内溝33bの内側に沿って移動し、固定部材33cの弾性力に抗して金属の固定部材33cの凸状部を、越える。このとき、ライトガイドコネクタ部52も、基端部33aに設けられた切欠き部33dに沿って、移動する。
When the
従って、ダイセクタ31の基端部から硬性鏡51を挿入するときは、ライトガイドコネクタ部52を切欠き部33dに入るようにし、かつ凸部52aを案内溝33bに入るように、ダイセクタ31と硬性鏡51の位置関係をセットしてから、硬性鏡51をダイセクタ31に挿入する。硬性鏡51をダイセクタ31に挿入していくと、途中で硬性鏡51の凸部52aが、固定部材33cによって挟まれるように係合して固定され、かつ固定部材33cの弾性力によって容易には抜け落ちないようになる。
Accordingly, when the
また、係合して固定される際に、係合された硬性鏡51とダイセクタ31との間で、「カチッ」という音が生じるため、使用者は、セットされたことを音で確認することができる。
In addition, since a “click” sound is generated between the engaged
次に、把持部33における、第1の連結部材38と、硬性鏡挿入チャネル36を形成する金属の管部材36aとの配置関係について詳述する。図11は、挿入軸に沿った、把持部33の先端部分の部分断面図である。管部材36aの先端側は、第2の連結部材58aに固定され、管部材36aの基端側は、把持部33の基端側の部分に固定されている。両端部が固定された管部材36aの中心軸は、図6及び図11に示すように、挿入部32の中心軸と同じ軸AX上に配置され、管部材36aは、第1の連結部材38の中心部を挿通している。管部材36aは、図11に示すように、第1の連結部材38の中心部の孔38eに挿通されるが、孔38eの内周面と管部材36aの外周面の間には、隙間38fが設けられている。隙間38fは、シース39の内側空間と、把持部33の内側空間と連通する連通路を構成する。
Next, the positional relationship between the first connecting
すなわち、管部材36aは、第1の連結部材38の孔38eに遊嵌状態で挿通されている。
孔38eの内周面と管部材36aの外周面の間には、間隔d3の隙間38fが設けられているので、シース39の内側空間は、隙間38fを介して、把持部33の内側空間と連通している。
That is, the
Since a gap 38f having a distance d3 is provided between the inner circumferential surface of the hole 38e and the outer circumferential surface of the
さらに、把持部33の外装部材には、送気チューブ34を内部に挿入する部分の隙間33e、その他の隙間が設けられている。その他の隙間としては、例えば、把持部33の外装部材に設けられた孔(図示せず)等である。このような隙間は、把持部33の内側空間と外側空間とを連通する連通路を構成する。
Further, the exterior member of the
従って、シース39の内側空間は、隙間38f及び隙間33eを介して、把持部33の外側空間と連通している。
Therefore, the inner space of the
以上のような構成によれば、送気チューブ34を介して供給される二酸化炭素のガスは、第1の連結部材38の孔38cを介して、シース39の内側空間へ導入される。二酸化炭素は、孔35aから体腔内へ放出される。二酸化炭素が体腔内へ導入されることによって、体腔内の圧力は上昇するが、シース39の内側空間と把持部33の外側空間と連通している隙間38f及び隙間33eを介して、体腔内の二酸化炭素が排出される。
According to the above configuration, the carbon dioxide gas supplied through the
従って、送気チューブ34から送気される二酸化炭素の供給量を所定量になるように制御しながら、二酸化炭素を体腔内に供給した場合、体腔内の圧力が上昇すると、シース39内の二酸化炭素は、隙間38f及び隙間33eを通して、把持部33の外側空間へ排出される。よって、隙間38f及び隙間33eは、二酸化炭素のガスを逃がすことによって、所定の圧力以上にはならないように体腔内の圧力を軽減すなわちリリーフする圧力軽減手段を構成する。なお、この所定の圧力は、送気流量等と各隙間の断面積との関係から決定される。
Accordingly, when carbon dioxide is supplied into the body cavity while controlling the supply amount of carbon dioxide supplied from the
次に、図12から図24を用いて、ハーベスタ41の構成について説明する。
図12は、ハーベスタ41の斜視図である。ハーベスタ41は、主として、挿入部42と、その挿入部42に接続された把持部400とから構成される。ハーベスタ41の金属製の円筒管である挿入部42の先端には、上部にはバイポーラカッタ43が、また下部内側にはベインキーパ45が設けられており、挿入部42の基端に連設された把持部400に設けられているバイポーラカッタレバー401及びベインキーパレバー402を長手軸に沿って進退させると、この進退に連動してバイポーラカッタ43及びベインキーパ45を挿入部42の前方に進退させることができるようになっている。
なお、ハーベスタ41の基端側の構成は、ダイセクタ31の基端側と同じであるので、説明は省略する(図10参照)。
Next, the configuration of the
FIG. 12 is a perspective view of the
In addition, since the structure of the base end side of the
図13はハーベスタ41の先端の構成を示す部分斜視図、図14は図13のロック軸414の作用を説明する図、図15は図13の矢印Aから見た矢視図である。
13 is a partial perspective view showing the configuration of the tip of the
図13に示すように、ハーベスタ41のベインキーパ45は、略コの字形状の血管保持台411を長手軸方向に進退可能に保持するベインキーパ軸412と、ベインキーパ軸412に平行で略コの字形状の血管保持台411に血管を収納する閉空間413を形成する血管保持台411に対して長手軸方向に進退可能なロック軸414とから構成される。該ロック軸414は、図13の状態では、ベインキーパ軸412と同様に血管保持台411にロックされた状態で空間413を形成するが、該ロック軸414のロック状態を解除することで、図14に示すように、閉空間413を解放し閉空間413内に血管11を収納可能に進退できるようになっている。
As shown in FIG. 13, the
バイポーラカッタ43が設けられる挿入部42の先端側面には切り欠き415が設けられ、バイポーラカッタ43を進退させるバイポーラ軸(後述)がその切り欠き415を経て挿入部42に内挿されている。切り欠き415の内壁面には断面が円弧形状のガード部416が設けられ、また挿入部42の先端内面には硬性鏡51の先端部の窓部に付着した付着物を拭き取るためのワイパー417が設けられている。そして、ワイパー417の一端を軸としてワイパー417の他端がガード部416内側をスイープすることで、ワイパーガード部が形成されている。そして、円筒形状のワイパーガード部の一部には、ワイパー417によって拭き取られた付着物418(図15参照)を外に掃き出すための掃き出し孔419が設けられている。その付着物418としては、血液、脂肪、電気メスによる煙等がある。
A
なお、ワイパー417は、ワイパー軸(図示せず:図21参照)を介してワイパーレバー419(図12参照)によりスイープする。
The
図13の矢印Aから見た矢視図である図15に示すように、挿入部42の先端面より所定の内側に硬性鏡51が挿通する硬性鏡挿入チャネル420の開口部と送気を行う送気チャネル421の開口部が隣接して設けられている。
As shown in FIG. 15 which is an arrow view seen from the arrow A in FIG. 13, air is supplied to the opening of the rigid
図16はバイポーラカッタ43を上面からみた図であり、図17は図16のA−A線断面を示す断面図である。
16 is a top view of the
図16に示すように、バイポーラカッタ43は透明な絶縁部材からなる側枝保持部材422と、バイポーラの一方の電極である印加電極423と、バイポーラの他方の電極である帰還電極424とからなり、図17に示すように、帰還電極424を上層とし、帰還電極424、側枝保持部材422、印加電極423を3層とする層構造をなしている。
As shown in FIG. 16, the
側枝保持部材422は先端側にV字溝425が形成されており、該V字溝425の基端には例えば0.5mm幅のスリット溝426が形成されている。
The side
側枝11aを切断するときは、側枝保持部材422のV字溝425に沿って側枝11aがスリット溝426にガイドされ、側枝11aを押し込むようにスリット溝426に入れることによって、側枝11aはスリット溝426に圧縮された状態に保持される。この状態で印加電極423から帰還電極424に対して高周波電流を流すことで、側枝11aが切断及び止血が行われる。
When cutting the
帰還電極424の方が印加電極423よりも接触面積が大きいので、効果的に印加電極423に電流が集中するため、切開止血が行える。
Since the
図18はハーベスタ41の作動構成を示す長軸方向の断面図であり、図19は図18の矢印Aから見たベインキーパレバー402の取り付け概念図である。
18 is a cross-sectional view in the major axis direction showing the operational configuration of the
図18に示すように、ハーベスタ41の軸方向に沿って、硬性鏡挿入チャネル420を形成する金属の管部材420aが、把持部400の基端側から挿入部42の先端部までハーベスタ41の内部に挿通されている。金属管の挿入部42の内側の途中には、複数の保持部材42aが配置されている。バイポーラカッタ43は、把持部400に設けられているバイポーラカッタレバー401と挿入部42を挿通するバイポーラ軸450により連結されており、バイポーラカッタレバー401を長手軸に沿って進退させると、この進退力がバイポーラ軸450を介してバイポーラカッタ43に伝達され、バイポーラカッタ43を挿入部42の前方に進退させることができるようになっている。
As shown in FIG. 18, along the axial direction of the
同様に、ベインキーパ45は、把持部400に設けられているベインキーパレバー402と挿入部42を挿通するベインキーパ軸412により連結されており、ベインキーパレバー402を長手軸に沿って進退させると、この進退力がベインキーパ軸412を介してベインキーパ45に伝達され、ベインキーパ45を挿入部42の前方に進退させることができるようになっている。
Similarly, the
複数の保持部材42aに対して、硬性鏡挿入チャネル420を形成する金属管420bは固定されるが、2本のバイポーラ軸450、ベインキーパ軸412、ロック軸414及びワイパー軸は、固定されていない。2本のバイポーラ軸450、ベインキーパ軸412及びロック軸414は、挿入部42の長手軸方向に進退可能に、ワイパー軸は、ワイパー軸の軸周りに回動可能に、構成されている。
The metal tube 420b forming the rigid
ベインキーパレバー402とベインキーパ軸412は、把持部400の内面をピン押圧するクリック機構451により把持部400の内面を一体的に移動可能であって、クリック機構451が把持部400の内面に設けられた例えば3つのクリック溝452のいずれかに位置すると、その位置にベインキーパレバー402及びベインキーパ軸412を安定して保持することができ、また、長手軸に力を作用させることで、容易にクリック機構451をクリック溝452から脱出させることができるようになっている。
The
ベインキーパレバー402はロックレバー453と着脱自在に連結されており、ロックボタン454を押下することで、ベインキーパレバー402はロックレバー453とを分離することができるようになっている。このロックレバー453は、ロック軸414と連結されており、ベインキーパレバー402と分離された状態でロックレバー453を進退させることで、閉空間413内に血管11を収納可能に進退できるようになっている(図13及び図14参照)。
The
なお、図19に示すように、ベインキーパレバー402はネジ460と接着によりベインキーパ軸412に強固に固定されている。
As shown in FIG. 19, the
図20はハーベスタ41の送気構成を示す長軸方向の断面図であり、図21は図20のA−A線断面を示す断面図である。
20 is a cross-sectional view in the major axis direction showing the air supply configuration of the
図20に示すように、ハーベスタ41の軸方向に沿って、送気チャネル421を形成する金属の送気パイプ461が、把持部400の基端側から挿入部42の先端部までハーベスタ41の内部に挿通されている。把持部400の基端側の送気パイプ461の一端には把持部400内において送気チューブ44が嵌入され、送気チューブ44の基端には、送気コネクタ44aが設けられており、送気コネクタ44aは、送気装置108に接続されたチューブのコネクタに接続される。
As shown in FIG. 20, along the axial direction of the
図22はハーベスタのベインキーパの作用を説明する第1の図、図23はハーベスタのベインキーパの作用を説明する第2の図、図24はハーベスタのベインキーパの作用を説明する第3の図である。 FIG. 22 is a first diagram for explaining the operation of the harvester vane keeper, FIG. 23 is a second diagram for explaining the operation of the harvester vane keeper, and FIG. 24 is a third diagram for explaining the operation of the harvester vane keeper.
上述したように、本実施形態では、図22に示すように、ベインキーパレバー402を進退させることで、ベインキーパ45を先端において進退させることができる。よって、例えば、側枝11aの切断時の内視鏡画象が図23に示すような画像で側枝11aの状態が確認しにくい場合は、図24にようにベインキーパレバー402を長手軸方向に前進させることで、ベインキーパ45も先端より前進し、図24に示すように側枝11aの状態の確認に適した内視鏡画象を視認することができる。
As described above, in this embodiment, as shown in FIG. 22, the
なお、本実施形態においては、図25及び図26に示すように、ダイセクタ31を送気チューブ34及び送気コネクタ34aと一体的に、またハーベスタ41を電気的ケーブル47及び電気的ケーブル47の基端端に設けられたコネクタ470、送気チューブ44及び送気コネクタ44aと一体的に、それぞれ構成することで、ダイセクタ31及びハーベスタ41をそれぞれディスポーザブルに構成することができる。図25はディスポーザブルのダイセクタの外観を示す図、図26はディスポーザブルのハーベスタの外観を示す図である。
In this embodiment, as shown in FIGS. 25 and 26, the
次に、送気チューブ44から供給された二酸化炭素のガスが送気チャネル421から体腔内に送気されるときに、体腔内が所定の圧力以上にならないように、二酸化炭素のガスを外部に逃がすためのハーベスタ41の構造について詳述する。図21に示すように、管部材である挿入部42の内側には、複数の保持部材42aが配置されている。そして、上述したように、挿入部42a内において、保持部材42aに対して金属管420bは、固定されているが、その他の内蔵物である2本のバイポーラ軸450、ベインキーパ軸412、ロック軸414及びワイパー軸は、固定されていない。すなわち、2本のバイポーラ軸450、ベインキーパ軸412、ロック軸414及びワイパー軸は、保持部材42aに設けられた複数の孔の中に、遊嵌状態で挿通されている。従って、各孔において、内蔵物との間には隙間42bが形成されている。
Next, when the carbon dioxide gas supplied from the
送気された二酸化炭素のガスは、送気チャネル421から体腔内に供給されるが、体腔内は、挿入部42内の上述した隙間42bを介して、把持部400の内側空間と連通している。すなわち、隙間42bは、挿入部42の外側空間と把持部400の内側空間とを連通する連通路を構成する。
The supplied carbon dioxide gas is supplied into the body cavity from the
さらに、把持部400の外装部材には、送気チューブ44を内部に挿入する部分の隙間400a、その他の隙間が設けられている。その他の隙間としては、把持部400の外装部材に設けられた孔(図示せず)等である。このような隙間は、把持部400の内側空間と外側空間とを連通する連通路を構成する。
Further, the exterior member of the
従って、挿入部42の内側空間は、隙間42b及び隙間400aを介して、把持部400の外側空間と連通している。
Therefore, the inner space of the
以上のような構成によれば、送気チューブ44を介して供給される二酸化炭素のガスは、送気チャネル421を介して、挿入部42の先端部から体腔内へ導入される。二酸化炭素が体腔内へ導入されることによって、体腔内の圧力は上昇するが、挿入部42の先端部から、上述した隙間42b及び隙間400aを介して、体腔内の二酸化炭素が排出される。
According to the above configuration, the carbon dioxide gas supplied through the
従って、送気チューブ44から送気される二酸化炭素の供給量を所定量になるように制御しながら、二酸化炭素を体腔内に供給した場合、体腔内が所定の圧力以上になると、挿入部42の先端部から、二酸化炭素のガスは、隙間42b及び隙間400aを通して、把持部400の外部空間へ排出される。よって、隙間42b及び隙間400aは、二酸化炭素のガスを逃がすことによって、所定の圧力以上にはならないように体腔内の圧力を軽減すなわちリリーフする圧力軽減手段を構成する。なお、この所定の圧力は、送気流量等と各隙間の断面積との関係から決定される。
Therefore, when carbon dioxide is supplied into the body cavity while controlling the supply amount of carbon dioxide supplied from the
以上説明したように、本実施の形態に係るダイセクタ31及びハーベスタ41を用いると、内視鏡的に大伏在静脈等の皮下血管を採取する際にも、体腔内のガス圧が所定の圧力以上上昇しないようにすることができる。
As described above, when the
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態に係る構成においては、ダイセクタ31のシース39の内側空間と把持部33の外部空間と連通している隙間38f及び隙間33eを介して、体腔内の二酸化炭素が排出されるようにしたが、本第2の実施の形態に係る生体組織採取装置は、図27から図29に示すように、ダイセクタ31の挿入部に積極的に、二酸化炭素のガスを排出するための排気用チャネルを設けている。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the configuration according to the first embodiment described above, carbon dioxide in the body cavity is discharged through the gap 38f and the
図27から図29は、第2の実施の形態に係る構成を説明するための図である。図27は、挿入軸に沿った、挿入部32の先端部分の部分断面図である。図28は、挿入軸に沿った、把持部33の先端部分の部分断面図である。図29は、挿入部32における各孔の開口部の位置を説明するための図である。なお、図27から図29において、上述した第1の実施の形態に係る構成と同じ構成要素については、同じ符号を付し、説明は省略する。
FIG. 27 to FIG. 29 are diagrams for explaining the configuration according to the second embodiment. FIG. 27 is a partial cross-sectional view of the distal end portion of the
図27に示すように、第2の連結部材58aには、その外周面に開口部35bを有する1つ以上の、ここでは3つの孔35cが設けられている。具体的には、各孔35cは、第2の連結部材58aの外周方向から内周方向に向い、第2の連結部材58aの途中で挿入部32の基端側に向かうように形成されている。従って、孔35cは、略Lの字状の形状を有している。第2の連結部材58aの基端側には、孔35cの内側空間と連通する排気用チャネルを構成する排気チューブ34bが接続されている。
As shown in FIG. 27, the second connecting member 58a is provided with one or more, here three
一方、排気チューブ34bの基端側は、図28に示すように、第1の連結部材38の先端面に接続されている。第1の連結部材38には、先端面から基端面に向かう孔38gが形成されている。排気チューブ34bの一端は、第1の連結部材38の先端側の孔38gの開口部に接続される。孔35c、排気チューブ34b及び孔38gは、挿入部32の外側空間と、把持部33の内側空間を連通する連通路を構成する。
On the other hand, the proximal end side of the exhaust tube 34b is connected to the distal end surface of the first connecting
図29は、挿入部32の先端部に形成された開口部35a、35bの位置を示すための部分斜視図である。3つの開口部35aが、挿入部32の中心軸の周りに120度の間隔をおいて、周方向に沿ってシース39に設けられている。同様に、3つの開口部35bが、挿入部32の中心軸の周りに120度の間隔をおいて、周方向に沿って第2の連結部材58aに設けられている。なお、各開口部35bは、各開口部35aとは、挿入部32の軸方向に所定の距離だけ離れ、かつ、挿入部32の軸方向からみたときに、各開口部35bと各開口部35aの位置が重ならないように、3つの開口部35bは、3つの開口部35aを挿入部32の中心軸周りに所定の角度、例えば、60度だけ回転させた位置に設けられている。
FIG. 29 is a partial perspective view for illustrating the positions of the
以上の構成によれば、1つの送気チューブ34から送気された二酸化炭素は、3つの開口部35aからの体腔内に供給され、3つの開口部35bから3つのチューブ34b及び隙間33eを通して、把持部33の外部空間へ排出される。よって、孔35c、排気チューブ34b及び孔38gによって形成された連通路は、二酸化炭素のガスを逃がすことによって、体腔内の圧力が所定の圧力以上にはならないように体腔内の圧力を軽減すなわちリリーフする圧力軽減手段を構成する。なお、この所定の圧力は、送気流量等と3つのチューブ34bの内側チャネルの断面積との関係から決定される。
According to the above configuration, carbon dioxide supplied from one
なお、以上の説明は、ダイセクタ31の構成において、挿入部に積極的に、二酸化炭素の排出のためのチャネルを設けた例を説明したが、ハーベスタ41においても、同様に、挿入部に積極的に、二酸化炭素の排出のためのチャネルを設けることができる。
In the above description, in the configuration of the
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。上述した第1及び第2の実施の形態に係る構成においては、ダイセクタ31のシース39の内側空間と把持部33の外部空間と連通している隙間38f及び隙間33e、あるいは挿入部に設けたチャネルを介して、体腔内の二酸化炭素が排出されるようにしたが、本第3の実施の形態に係る生体組織採取装置は、図30に示すように、送気チューブ34の途中にリリーフ弁200を有している。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described. In the configuration according to the first and second embodiments described above, the gap 38f and the
図30は、第3の実施の形態に係る構成を説明するための図である。図30は、第3の実施の形態に係るダイセクタ31の部分断面図である。なお、図30において、上述した第1の実施の形態に係る構成と同じ構成要素については、同じ符号を付し、説明は省略する。
FIG. 30 is a diagram for explaining a configuration according to the third embodiment. FIG. 30 is a partial cross-sectional view of a
図30に示すように、リリーフ弁200が、送気チューブ34の途中に設けられているので、送気チューブ34内の圧力が、リリーフ弁200において設定された圧力以上になると、送気チューブ34内の二酸化炭素のガスは排出される。よって、体腔内の圧力は、所定の圧力以上にはならない。リリーフ弁200が二酸化炭素のガスを逃がすことによって、体腔内の圧力が所定の圧力以上にはならないように、軽減すなわちリリーフする圧力軽減手段を構成する。
なお、リリーフ弁200を、挿入部32のシース39の基端側に設けてもよい。シース39の基端側にリリーフ弁200を設けることによって、密閉空間39a内の圧力が所定の圧力以上になると、密閉空間39a内の二酸化炭素のガスは排出される。
As shown in FIG. 30, since the
Note that the
さらになお、以上の説明は、ダイセクタ31の構成において、送気チューブ34あるいは挿入部32のシース39にリリーフ弁200を設けた例を説明したが、ハーベスタ41においても、同様に、送気チューブ44あるいは挿入部42にリリーフ弁200を設けることができる。
Furthermore, in the above description, the example in which the
21 トロッカ、31 ダイセクタ、32 挿入部、33 把持部、34 送気チューブ、36a 管部材、38 第1の連結部材、38b 端面、38e 孔、38f 隙間、39 シース、41 ハーベスタ、51 硬性鏡、
代理人 弁理士 伊 藤 進
21 trocar, 31 dissector, 32 insertion part, 33 gripping part, 34 air supply tube, 36a tube member, 38 first connecting member, 38b end face, 38e hole, 38f gap, 39 sheath, 41 harvester, 51 rigid mirror,
Agent Patent Attorney Susumu Ito
Claims (5)
前記挿入部に設けられた開口部から所定の気体を放出するために、前記挿入部内に前記所定の気体を送気する送気手段と、
前記体腔内に供給される前記所定の気体を逃がす圧力軽減手段を有することを特徴とする生体組織採取装置。 A biological tissue collection device having a gripping part and an insertion part connected to the gripping part and inserted into a body cavity,
An air supply means for supplying the predetermined gas into the insertion portion in order to release the predetermined gas from the opening provided in the insertion portion;
A biological tissue collection device comprising pressure reducing means for escaping the predetermined gas supplied into the body cavity.
The biological tissue collection device according to claim 1 or 2, wherein the pressure reducing means is a relief valve provided in the air supply means.
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