JP2006060310A - リーダライタ及びrfidシステム - Google Patents
リーダライタ及びrfidシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006060310A JP2006060310A JP2004237437A JP2004237437A JP2006060310A JP 2006060310 A JP2006060310 A JP 2006060310A JP 2004237437 A JP2004237437 A JP 2004237437A JP 2004237437 A JP2004237437 A JP 2004237437A JP 2006060310 A JP2006060310 A JP 2006060310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reader
- signal
- writer
- synchronization signal
- transmitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 57
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 17
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10316—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers
- G06K7/10356—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers using a plurality of antennas, e.g. configurations including means to resolve interference between the plurality of antennas
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、リーダライタシステムとしては、不特定多数の制御端末による同期を取ることなく各リーダライタで自律して送受信の同期が確立できるシステムが望まれている。本発明はリーダライタシステムとして、制御端末を設けずに、各リーダライタ間で同期を取ることを目的とする。
【解決手段】 本発明においては、RFタグへ質問信号を送信する送信手段と、RFタグからの応答信号を受信する受信手段とを有するリーダライタにおいて、受信された他のリーダライタからの同期信号に基づいて、質問信号を送信することを特徴とするリーダライタを用いる。
【選択図】 図8
【解決手段】 本発明においては、RFタグへ質問信号を送信する送信手段と、RFタグからの応答信号を受信する受信手段とを有するリーダライタにおいて、受信された他のリーダライタからの同期信号に基づいて、質問信号を送信することを特徴とするリーダライタを用いる。
【選択図】 図8
Description
本発明は、個々のRFタグと無線通信する複数のリーダライタ(R/W)間での干渉を防止するリーダライタに関する。
本発明で特に、リーダライタからRFタグへ無線通信される質問信号が他のリーダライタの無線通信を妨害してしまうことを防止するリーダライタ及びRFIDシステムに関する。
従来、リーダライタでは、送受信処理のタイミングをリーダライタ間で同期させることで、お互いのリーダライタ間の干渉を防止したものが知られている。
図1は、従来のリーダライタシステムの構成を示す。
従来例は、コンベア2により搬送される物品3にICカード(応答器)1を添付しておき、ICカード1に記録された識別番号、商品配送先、商品名などの情報を応答信号として読み取る物流システムに適用したものである。
従来例では、3台のリーダライタ4A、4B、4Cが設けられており、これらリーダライタ4A〜4Cは制御端末5によって統括制御されている。リーダライタ4Aはコンベア2の上下にそれぞれ設置された2つのアンテナ6Aを有しており、これらアンテナ6A
は分配合成器7Aを介してリーダライタ4Aに接続されている。リーダライタ4Bはコンベア2の左右にそれぞれ設置された2つのアンテナ6Bを有しており、これらアンテナ6Bは分配合成器7Bを介してリーダライタ4Bに接続されている。リーダライタ4Cは環状のアンテナ6Cを有しており、アンテナ6Cの中央をコンベア2が貫通している。
は分配合成器7Aを介してリーダライタ4Aに接続されている。リーダライタ4Bはコンベア2の左右にそれぞれ設置された2つのアンテナ6Bを有しており、これらアンテナ6Bは分配合成器7Bを介してリーダライタ4Bに接続されている。リーダライタ4Cは環状のアンテナ6Cを有しており、アンテナ6Cの中央をコンベア2が貫通している。
すなわち、アンテナ6Cは無指向性でコンベア2上のICカード1に対して全方向から質問情報を送信するが、アンテナ6Aはコンベア2上のICカード1に対して上下方向から質問情報を送信し、アンテナ6Bはコンベア2上のICカード1に対して左右方向から質問情報を送信するというように、その指向性が違えられている。
更に、 図2に示したように、アンテナ6Aとアンテナ6Bの通信可能領域はその一部において重なり、アンテナ6Bとアンテナ6Cの通信可能領域はその一部において重なって設置されており、これらアンテナ6A〜6Cによってコンベア2に沿った長手方向に拡大された通信可能領域が形成される。各リーダライタ4A〜4Cには、 図3に示すような同期回路8が設けられており、制御端末5から入力される同期信号tに応答して全てのリーダライタ4A〜4Cは 図4に示すように同期して通信処理を行う。
この同期回路8は、同期信号tに応答して、制御端末5から入力されるパラレル送信データをシリアルデータに変換して変調信号出力としてアンテナから無線送信させるものであり、同期信号tによってアンテナからの送信タイミングが規定される。
この同期回路8は、同期信号tに応答して、制御端末5から入力されるパラレル送信データをシリアルデータに変換して変調信号出力としてアンテナから無線送信させるものであり、同期信号tによってアンテナからの送信タイミングが規定される。
なお、 図4に示すように、本例では受信処理やその他の処理は送信処理に引き続いて実行されるように設定されているため、送信タイミングを同期させることによりその後の受信タイミングも同期することとなる。
送受信タイミングについて 図4を参照してより詳しく説明する。
なお、リーダライタ4Aの送受信処理タイミングはA系、リーダライタ4Bの送受信処理タイミングはB系、リーダライタ4Cの送受信処理タイミングはC系として示してある。
リーダライタ4A〜4Cは同期信号tに応答して同一の質問情報をアンテナから無線送信(送信時間)し、これに引き続いて、同位置のタイミングでICカード1からの応答信号を受信処理(受信時間)し、その他の処理(その他の処理時間)をする。
なお、リーダライタ4Aの送受信処理タイミングはA系、リーダライタ4Bの送受信処理タイミングはB系、リーダライタ4Cの送受信処理タイミングはC系として示してある。
リーダライタ4A〜4Cは同期信号tに応答して同一の質問情報をアンテナから無線送信(送信時間)し、これに引き続いて、同位置のタイミングでICカード1からの応答信号を受信処理(受信時間)し、その他の処理(その他の処理時間)をする。
すなわち、全てのリーダライタ4A〜4Cが同期して質問信号(interrogation signal)を送信し、また、ICカード1からの応答信号を同期して受信する。
したがって、上記のリーダライタシステムによると、コンベア2によって搬送されてアンテナ6A〜6Cによって形成される通信可能領域を通過する物品3(ICカード1)に対して、全てのアンテナ6A〜6Cから同時に質問信号が送信され、これに応答してICカード1から送信される応答信号はその時点で通信可能な位置にあるアンテナで受信されて、当該アンテナの接続されたリーダライタによって処理される。
上述した、リーダライタシステムに関する事項は、例えば次の特許文献1、2に開示されている。
特開2003−283367号公報
特開2000−242742号公報
背景技術で説明したように、従来例では、リーダライタ間の送受信タイミングを同期させる為に、各リーダライタに接続し、各リーダライタを制御する制御端末を設置し、各リーダライタと制御端末間での通信設定が必要になる。そのため、従来例では、制御端末に収容するリーダライタ数を増やすのに、各リーダライタと制御端末との多大な設定作業が必要になるという問題がある。また、従来例では、リーダライタで必ず制御端末からの同期信号を受信できるように、IPネットまたは制御線等の有線に接続される必要が生じ、リーダライタシステムにおけるリーダライタと制御端末と配置等のシステム構築に制約が生じてしまう。
今後、リーダライタシステムとしては、不特定多数の制御端末によってリーダライタ間の同期を取ることなく各リーダライタで自律して送受信の同期が確立できるシステムが望まれている。
本発明はリーダライタシステムにおいて、制御端末を設けずに、各リーダライタ間で同期を取ることを目的とする。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明では、RFタグへ質問信号を送信する送信手段と、RFタグからの応答信号を受信する受信手段とを有するリーダライタにおいて、受信された他のリーダライタからの同期信号に基づいて、質問信号を送信することを特徴とするリーダライタを用いる。
(2)また、本発明では、RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無線信号の送信を停止して他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号の送信を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタのタイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号の送信がないと確認すると自らのタイミングで無線信号を送信する送信手段とを有するリーダライタを用いる。
(3)また、本発明では、複数のリーダライタを有するRFIDシステムにおいて、無線信号を送受信する周波数以外の周波数に同期信号をブロードキャストする第1のリーダライタと、該同期信号を受信し、該同期信号を基づいた送信タイミングで無線信号を送信する第2のリーダライタとを有するRFIDシステムを用いる。
(2)また、本発明では、RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無線信号の送信を停止して他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号の送信を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタのタイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号の送信がないと確認すると自らのタイミングで無線信号を送信する送信手段とを有するリーダライタを用いる。
(3)また、本発明では、複数のリーダライタを有するRFIDシステムにおいて、無線信号を送受信する周波数以外の周波数に同期信号をブロードキャストする第1のリーダライタと、該同期信号を受信し、該同期信号を基づいた送信タイミングで無線信号を送信する第2のリーダライタとを有するRFIDシステムを用いる。
本発明にかかるリーダライタ,RFタグ及びRFIDシステムとしては、制御端末によって同期を取るのではなくリーダライタ間で自律して送受信の同期が確立できる。また、本発明では、システムにおけるRFタグへの給電を止めずにリーダライタ間で同期をとることが可能となるので、システム運用に支障を与えないリーダライタ間の同期確立が可能となります。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕本発明に係る実施形態の説明
図5は、本発明に係るリーダライタの構成を示す図である。図6は、変調ON/OFFのタイミングパターンを示す。
図5は、本発明に係るリーダライタの構成を示す図である。図6は、変調ON/OFFのタイミングパターンを示す。
図5において、まず最初にリーダーライタの送信動作について説明する。制御部16はLAN等で接続された制御端末又はパソコンからのデータを送受信する。変調器17はシンセサイザ19からの搬送波を制御線16からのデータと、制御部16からのタイミング(図6参照)とに応じて変調をON/OFFする。送信アンプ18は変調器17からの変調信号又は無変調波を増幅する。増幅された変調信号又は無変調波はサ−キュレータ13を介してアンテナ12から送信される。リーダライタは無変調波がアンテナから送出されている期間、他のリーダーライタ又はRFタグからの信号をアンテナ12、サーキュレータ13を介して受信できるようにしている。リーダーライタは受信した他のリーダーライタ又はRFタグからの信号を受信アンプ14で増幅し、復調器15で復調して制御部16で処理し、LAN等で接続された制御端末又はパソコンに転送する。検出部24はサーキュレータ13からの受信信号の信号強度又はレベルを検出し、制御部16へ出力する。また、制御部16は検出部24の検出結果である信号強度又はレベルと、復調器25からの復調した同期信号の優先度からR/Wを特定した結果とからどの優先度を持つR/Wから送信された信号の信号強度又はレベルが弱いか強いかが判別できる。また、受信アンプ14は受信信号で許容可能な振幅以下の信号の受信を制限する構成を付加してもよい。
図7は、複数台R/Wで同期を取るのに必要な同期信号フォーマットを示す。
この同期信号は、先頭から順に同期信号を示す固定パターンで形成される同期パターン、優先度を記述する領域,同期信号のタイミングからデータを送信するタイミングまでの期間を示すタイミング情報等が書き込まれている。
図8は、2台R/Wの同期の取り方の例を示す。図10は本発明の実施形態の処理フロ−を示す。図8の同期の取り方の動作は図10のフローを参照しながら以下に説明する。
この図では、R/W#1が最初に起動して、その後にR/W#2が起動する。そして、R/W#1が1番優先度が高く、R/W#2が2番目に優先度が高い。R/W#2は高い優先度のR/W#1に同期する手順を以下に説明する。
まず、最初にR/W#1が起動して、図示していない内部カウンタのカウント値を0にセットする(図10のステップS1)。R/W#1は4スロット分の期間に、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されているかを監視する(図10のステップS2)。R/W#1はその監視の結果、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されていないので、自身の優先度が書き込まれた同期信号(1)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は、2回のデータ送信・受信をする(図10のステップS10)。R/W#1は、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#1はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間が時間Tより短いので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(2)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#1はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間が時間Tより短いので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(3)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をする(図10のステップS10)。
次に、R/W#2はR/W#1から遅れて起動し、図示していない内部カウンタのカウント値を0にセットする(図10のステップS1)。R/W#は4スロット分の期間に、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されているかを監視する(図10のステップS2)。R/W#2はその監視の結果、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されていないので、自身の優先度が書き込まれた同期信号(4)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止する送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#2はその監視の結果、他のR/W(ここではR/W#1)からの高い優先度の同期信号(2)を検出する。R/W#2はカウンタのカウント値を0にリセットして(図10のステップS15)、同期処理モードに移る(図10のステップS3)。R/W#2はR/W#1からの同期信号(2)のタイミング情報を基に、自身の同期信号(5)をR/W#1の同期信号送出タイミングと重ならないように、ずらして送出する(図10のステップS4)。R/W#2は続いてR/W#1と同期して、2回のデータ送信・受信を行なう(図10のステップS5)。
図9は、3台R/Wの同期の取り方の例を示す。図9の同期の取り方の動作は図8同様に図10のフローを参照しながら以下に説明する。
この図では、R/W#1が最初に起動して、その後にR/W#2が起動し、さらに遅れてR/W#3が起動する。そして、R/W#3が1番優先度が高く、R/W#1が2番目に優先度が高く、R/W#2が3番目に優先度が高い。R/W#2は優先度が高いR/W#1に同期し、その後にR/W#1,2は1番優先度が高いR/W#3に同期する。
まず、最初にR/W#1が起動して、図示していない内部カウンタのカウント値を0にセットする(図10のステップS1)。R/W#1は4スロット分の期間に、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されているかを監視する(図10のステップS2)。R/W#1はその監視の結果、他のR/Wから優先度の高い同期信号が検出されなかったので、自身の優先度が書き込まれた同期信号(1)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#1はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間がT時間より小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(2)を送出する(図10のステップS9)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#1はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間がT時間より小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(3)を送出する(図10のステップS9)。
R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#1はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間がT時間より小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(4)を送出する(図10のステップS9)。
R/W#1は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。
R/W#1はその監視の結果、他のR/W(ここでは、R/W#3)からの優先度の高い同期信号(11)が検出されたので、カウント値を0にして(図10のステップS15)、同期処理モードへ移る(図10のステップS3)。R/W#1はR/W#3からの同期信号のタイミング情報を基に、自身の同期信号(5)を送信する(図10のステップS4)。R/W#1は2回のデータ送信・受信をする(図10のステップS10)。
R/W#2は起動して、図示していない内部カウンタのカウント値を0にセットする(図10のステップS1)。R/W#2は4スロット分の期間に、他のR/Wから優先度の高い同期信号が送出されているかを監視する(図10のステップS2)。R/W#2はその監視の結果、他のR/Wから優先度の高い同期信号が検出されなかったので、自身の優先度が書き込まれた同期信号(6)を送出する(図10のステップS9)。R/W#2は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#2はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間が時間Tより小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(7)を送出する(図10のステップS9)。R/W#2は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#2はその監視の結果、優先度の高い同期信号(3)を送出している他のR/W(ここではR/W#1)があったので、カウント値を0にして(図10のステップS15)、同期処理モードに移る(図10のステップS3)。R/W#2は同期処理モードにて、R/W#1からの同期信号(3)のタイミング情報を基に、自身の同期信号(8)を送信する(図10のステップS4)。R/W#2は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#2はその監視の結果、優先度の高い同期信号(11)を送出している他のR/W(ここではR/W#3)があったので、カウント値を0にして(図10のステップS15)、同期処理モードに移る(図10のステップS3)。R/W#2は同期処理モードにて、R/W#3からの同期信号のタイミング情報を基に、自身の同期信号(9)を送信する(図10のステップS4)。R/W#2は2回のデータ送信・受信をする(図10のステップS5)。
R/W#3が起動して、図示していない内部カウンタのカウント値を0にセットする(図10のステップS1)。R/W#3は4スロット分の期間に、他のR/Wから優先度が高い同期信号が送出されているかを監視する(図10のステップS2)。R/W#3はその監視の結果、他のR/Wから優先度が高い同期信号が検出されなかったので、自身の優先度が書き込まれた同期信号(10)を送出する(図10のステップS9)。R/W#3は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#3はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間が時間Tより小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(11)を送出する(図10のステップS9)。
R/W#3は2回のデータ送信・受信をして(図10のステップS10)、カウンタ内のカウント値を1加算し(図10のステップS11)、無変調、もしくは信号停止とする送信期間(タイムスロットT)と受信期間(タイムスロットR)とを交互に2回繰り返すことで他のR/Wから優先度の高い同期信号が送信されているかを監視する(図10のステップS12)。R/W#3はその監視の結果、優先度の高い同期信号を送出している他のR/Wがなく、タイマ時間が時間Tより小さいので(図10のステップS13)、カウント値を0にして(図10のステップS14)、同期信号(12)を送出する(図10のステップS9)。R/W#3は2回のデータ送信・受信をする(図10のステップS10)。
図11は、複数台R/Wの送受信タイミングパターンを示す。
この図では、図9の説明による同期の取り方の処理を経て、3台R/W全てで同期が取れたタイミングパターンを示している。
図11において、不特定多数のR/Wが近隣に存在した場合、この場合R/Wが3台存在するものとして、以下の送受信のタイミングを説明する。
R/W#1〜R/W#3のいずれも送信受信が互いに同期している。R/W#1は送信(Tのタイムスロット)、受信(Rのタイムスロット)を2回繰り返した後に、同期信号#1を送出する。R/W#2は送信(Tのタイムスロット)、受信(Rのタイムスロット)を2回繰り返した後に、同期信号#1の送出タイミングと異なるタイミングで同期信号#2を送出する。R/W#3は送信(Tのタイムスロット)、受信(Rのタイムスロット)を2回繰り返した後に、同期信号#1、2の送出タイミングと異なるタイミングで同期信号#3を送出する。この図11のTとは、1周期を示し、送信(Tのタイムスロット)、受信(Rのタイムスロット)を2回繰り返し、その後に、同期信号送出する期間のことを示す。
図12はRFタグの構成を示す。
図12において、アンテナ20はリーダライタからの変調信号又は無変調波を受信して、変復調器21へ出力する。変復調器21は受信した変調信号又は無変調波を直流に整流して、制御部22、メモリ23に電源として直流を給電するとともに、受信した変調信号を復調して、質問データとして制御部22に出力する。制御部22は質問データの内容がデータの書き込み指示か、読み出し指示かを確認して、書き込みなら質問データの書き込むべきデータをメモリ23に書き込む。また、RFタグは、リーダライタからの質問データが読み出し指示なら、質問データ中指定されたアドレスに応じてメモリ23からデータを読み出し、制御部22に出力する。制御部22はメモリ23から読み出したデータ(応答データ)を変復調器21で変調して、アンテナ20から送信する。
さらに、別の応用例として、連続したデータを送出する場合、データの終了を把握するために、無信号を利用してもよい。
また、別の応用例として、システム内のリーダライタ間の干渉を考慮すると、同期信号にシステムで許容可能な振幅レベルを設け、その振幅レベル以下の信号の受信を制限してもよい。
さらに、別の応用例に、同期信号として、グローバル同期信号又はGPSからの基準信号を利用してもよい。
また、別の応用例として、異なるシステムに属する2つのリーダライタ双方からの同期信号を同時に受信した場合、それぞれのリーダで発生した乱数を同期信号に付加し、その乱数値が大きい、又は小さいほうの同期信号に基づき、質問信号を送出するようにしてもよい。
(付記1)RFタグへ質問信号を送信する送信手段と、RFタグからの応答信号を受信する受信手段とを有するリーダライタにおいて、受信された他のリーダライタからの同期信号に基づいて、質問信号を送信することを特徴とするリーダライタ。
(付記2)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号を送信できる期間を空けて無線信号を送信する手段を有することを特徴するリーダライタ。
(付記3)付記2のリーダライタにおいて、前記無線信号を、複数の送信、受信に分けることを特徴とするリーダライタを用いる。
(付記4)付記2のリーダライタにおいて、前記同期信号を送出できる期間以外でもグローバル同期信号もしくはGPSからの基準信号を受信したら、該グローバル同期信号もしくはGPSからの基準信号に同期されることを特徴とするリーダライタ。
(付記5)付記1のリーダライタにおいて、前記送信手段が、さらに同期信号を送信できる期間に、他のリーダライタから送出された同期信号のタイミングとずれたタイミングで同期信号を送出することを特徴とするリーダライタ。
(付記6)付記1の前記同期信号は、グローバル同期信号又はGPSからの基準信号に同期することを特徴とするリーダライタ。
(付記7)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号に、前記同期信号を送信できる期間に最大で送信できる同期信号数を記述することを特徴とするリーダライタ。
(付記8)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号に、優先順位を記述する領域を設けることを特徴とするリーダライタ。
(付記9)付記8の前記同期信号の優先順位が高い同期信号のタイミングに基づいて、送信のタイミングを同期すること特徴とするリーダライタ。
(付記10)RFタグとの無線信号の送受信を行なうリーダライタにおいて、同期信号を送信できる期間を空けて、無線信号の送受信を行なう手段と、該手段で受信した同期信号の信号強度を測定する測定手段とを備え、該期間に送信できる同期信号が満杯の場合、該測定手段で測定された中で一番信号強度が弱い同期信号のタイミングで同期信号を送信することを特徴とするリーダライタ。
(付記11)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号は、該一番信号強度が弱い同期信号の信号強度と同じとすることを特徴とするリーダライタ。
(付記12)付記10のリーダライタにおいて、前記信号強度がしきい値以下である同期信号のタイミングに新たな同期信号を送信することを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記13)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無線信号の送信を停止して他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタの送信タイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号がないと確認すると自らのタイミングで無線信号を送信する送信手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記14)付記10のリーダライタにおいて、前記無線信号の送信データに連続データを示すフラグを立てる領域を設けることを特徴とするリーダライタ。
(付記15)付記14のリーダライタにおいて、前記連続データの終了を無信号の受信により検出することを特徴とするリーダライタ。
(付記16)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号にシステムで許容可能な振幅レベルを設け、その振幅レベル以下の信号の受信を制限することを特徴とするリーダライタ。
(付記17)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号の送出を一旦停止して、該同期信号のタイミングに他のリーダライタからの同期信号が存在し、且つその同期信号の信号強度がしきい値より小さいことを確認してから同期信号を送出することを特徴とするリーダライタ。
(付記18)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無変調波を送信しながら他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタの送信タイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号がないと確認すると自らの送信タイミングで無線信号を送信する送信手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記19)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、受信された同期信号の受信レベルを測定する測定手段と、測定された受信レベルがしきい値以上の同期信号を検出し、その同期信号の送出タイミングの平均を計算し、計算で得られた送出タイミングの平均を基に同期信号の送出タイミングを修正する手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記20)複数のリーダライタを有するRFIDシステムにおいて、無線信号を送受信する周波数以外の周波数に同期信号をブロードキャストする第1のリーダライタと、該同期信号を受信し、該同期信号を基づいた送信タイミングで無線信号を送信する第2のリーダライタとを有するRFIDシステム。
(付記2)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号を送信できる期間を空けて無線信号を送信する手段を有することを特徴するリーダライタ。
(付記3)付記2のリーダライタにおいて、前記無線信号を、複数の送信、受信に分けることを特徴とするリーダライタを用いる。
(付記4)付記2のリーダライタにおいて、前記同期信号を送出できる期間以外でもグローバル同期信号もしくはGPSからの基準信号を受信したら、該グローバル同期信号もしくはGPSからの基準信号に同期されることを特徴とするリーダライタ。
(付記5)付記1のリーダライタにおいて、前記送信手段が、さらに同期信号を送信できる期間に、他のリーダライタから送出された同期信号のタイミングとずれたタイミングで同期信号を送出することを特徴とするリーダライタ。
(付記6)付記1の前記同期信号は、グローバル同期信号又はGPSからの基準信号に同期することを特徴とするリーダライタ。
(付記7)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号に、前記同期信号を送信できる期間に最大で送信できる同期信号数を記述することを特徴とするリーダライタ。
(付記8)付記1のリーダライタにおいて、前記同期信号に、優先順位を記述する領域を設けることを特徴とするリーダライタ。
(付記9)付記8の前記同期信号の優先順位が高い同期信号のタイミングに基づいて、送信のタイミングを同期すること特徴とするリーダライタ。
(付記10)RFタグとの無線信号の送受信を行なうリーダライタにおいて、同期信号を送信できる期間を空けて、無線信号の送受信を行なう手段と、該手段で受信した同期信号の信号強度を測定する測定手段とを備え、該期間に送信できる同期信号が満杯の場合、該測定手段で測定された中で一番信号強度が弱い同期信号のタイミングで同期信号を送信することを特徴とするリーダライタ。
(付記11)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号は、該一番信号強度が弱い同期信号の信号強度と同じとすることを特徴とするリーダライタ。
(付記12)付記10のリーダライタにおいて、前記信号強度がしきい値以下である同期信号のタイミングに新たな同期信号を送信することを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記13)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無線信号の送信を停止して他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタの送信タイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号がないと確認すると自らのタイミングで無線信号を送信する送信手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記14)付記10のリーダライタにおいて、前記無線信号の送信データに連続データを示すフラグを立てる領域を設けることを特徴とするリーダライタ。
(付記15)付記14のリーダライタにおいて、前記連続データの終了を無信号の受信により検出することを特徴とするリーダライタ。
(付記16)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号にシステムで許容可能な振幅レベルを設け、その振幅レベル以下の信号の受信を制限することを特徴とするリーダライタ。
(付記17)付記10のリーダライタにおいて、前記同期信号の送出を一旦停止して、該同期信号のタイミングに他のリーダライタからの同期信号が存在し、且つその同期信号の信号強度がしきい値より小さいことを確認してから同期信号を送出することを特徴とするリーダライタ。
(付記18)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、無線信号を受信する受信手段と、無変調波を送信しながら他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタの送信タイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号がないと確認すると自らの送信タイミングで無線信号を送信する送信手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記19)RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、受信された同期信号の受信レベルを測定する測定手段と、測定された受信レベルがしきい値以上の同期信号を検出し、その同期信号の送出タイミングの平均を計算し、計算で得られた送出タイミングの平均を基に同期信号の送出タイミングを修正する手段とを有することを特徴とするリーダライタ。
(付記20)複数のリーダライタを有するRFIDシステムにおいて、無線信号を送受信する周波数以外の周波数に同期信号をブロードキャストする第1のリーダライタと、該同期信号を受信し、該同期信号を基づいた送信タイミングで無線信号を送信する第2のリーダライタとを有するRFIDシステム。
1 ICカード(応答器)
2 コンベア
3 物品
4A,4B,4C リーダライタ(質問器)
5 制御端末
6A,6B,6C アンテナ
7A.7B 分配/合成器
8 同期回路
2 コンベア
3 物品
4A,4B,4C リーダライタ(質問器)
5 制御端末
6A,6B,6C アンテナ
7A.7B 分配/合成器
8 同期回路
Claims (3)
- RFタグへ質問信号を送信する送信手段と、RFタグからの応答信号を受信する受信手段とを有するリーダライタにおいて、
受信された他のリーダライタからの同期信号に基づいて、質問信号を送信することを特徴とするリーダライタ。 - RFタグと無線通信するリーダライタにおいて、
無線信号を受信する受信手段と、無線信号の送信を停止して他のリーダライタからの同期信号があるかないかを確認する手段と、該同期信号の送信を確認すると該同期信号に基づいて得られる他のリーダライタのタイミングに同期する無線信号を送信し、該同期信号の送信がないと確認すると自らのタイミングで無線信号を送信する送信手段とを有するリーダライタ。 - 複数のリーダライタを有するRFIDシステムにおいて、無線信号を送受信する周波数以外の周波数に同期信号をブロードキャストする第1のリーダライタと、該同期信号を受信し、該同期信号を基づいた送信タイミングで無線信号を送信する第2のリーダライタとを有するRFIDシステム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004237437A JP2006060310A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | リーダライタ及びrfidシステム |
US11/130,244 US20060038659A1 (en) | 2004-08-17 | 2005-05-17 | Reader/writer and RFID system |
EP05253328A EP1628238A1 (en) | 2004-08-17 | 2005-05-31 | RFID reader/writer and a system having multiple reader/writers |
EP07112612A EP1857961A1 (en) | 2004-08-17 | 2005-05-31 | RFID reader/writer and a system having multiple reader/writers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004237437A JP2006060310A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | リーダライタ及びrfidシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006060310A true JP2006060310A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=35311330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004237437A Withdrawn JP2006060310A (ja) | 2004-08-17 | 2004-08-17 | リーダライタ及びrfidシステム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060038659A1 (ja) |
EP (2) | EP1628238A1 (ja) |
JP (1) | JP2006060310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8594580B2 (en) | 2006-12-11 | 2013-11-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Data communication apparatus, communication method, and program |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7576655B2 (en) | 2005-03-29 | 2009-08-18 | Accu-Sort Systems, Inc. | RFID conveyor system and method |
US20080001752A1 (en) * | 2005-04-21 | 2008-01-03 | Skyetek, Inc. | System and method for securing rfid tags |
US20060238303A1 (en) * | 2005-04-21 | 2006-10-26 | Sean Loving | Adaptable RFID reader |
US7659819B2 (en) * | 2005-04-21 | 2010-02-09 | Skyetek, Inc. | RFID reader operating system and associated architecture |
US7570164B2 (en) * | 2005-12-30 | 2009-08-04 | Skyetek, Inc. | System and method for implementing virtual RFID tags |
US20070046467A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-01 | Sayan Chakraborty | System and method for RFID reader to reader communication |
US20070206786A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-09-06 | Skyetek, Inc. | Rfid security system |
JP4584082B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2010-11-17 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | リーダ・ライタ及び通信方法 |
US20070206797A1 (en) * | 2006-03-01 | 2007-09-06 | Skyetek, Inc. | Seamless rfid tag security system |
US20080042830A1 (en) * | 2005-12-30 | 2008-02-21 | Skyetek, Inc. | Virtual rfid-based tag sensor |
US20080022160A1 (en) * | 2005-12-30 | 2008-01-24 | Skyetek, Inc. | Malware scanner for rfid tags |
WO2007128141A1 (de) | 2006-05-04 | 2007-11-15 | Elektrobit Wireless Communications Ltd. | Verfahren zur inbetriebnahme eines rfid-netzwerks |
JP4219942B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2009-02-04 | 株式会社日立製作所 | Rfidシステム |
US7535338B2 (en) * | 2006-06-27 | 2009-05-19 | Sensormatic Electronics Corporation | Wireless synchronized operation of pulsed EAS systems |
US7859411B2 (en) * | 2007-03-30 | 2010-12-28 | Skyetek, Inc. | RFID tagged item trajectory and location estimation system and method |
US8149108B2 (en) * | 2007-11-14 | 2012-04-03 | Stryker Corporation | System and method for automatically powering on and synchronizing a wireless remote console to a central control unit so as to allow remote control of a medical device |
US8854212B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-10-07 | Datalogic Automation, Inc. | Radio frequency identification tag identification system |
KR101636354B1 (ko) * | 2010-02-18 | 2016-07-05 | 삼성전자주식회사 | 수동형 무선 메모리 장치 |
CN102185817B (zh) * | 2011-03-04 | 2013-09-25 | 中国电子技术标准化研究所 | 一种读写器到标签的信息传输方法和装置 |
US9396367B2 (en) * | 2013-02-05 | 2016-07-19 | Amtech Systems, LLC | System and method for synchronizing RFID readers utilizing RF or modulation signals |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI71452C (fi) * | 1985-04-10 | 1986-12-19 | Arvo Mustonen | Synkroniseringsfoerfarande foer ett lokalt t ex riksomfattandepersonsoekarnaets radiosaendare |
US5640151A (en) * | 1990-06-15 | 1997-06-17 | Texas Instruments Incorporated | Communication system for communicating with tags |
FI920976A0 (fi) * | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Tecnomen Oy | Radiosynkroniseringsfoerfarande foer stoedstationer i ett simulcastingnaet. |
US5231400A (en) * | 1992-05-12 | 1993-07-27 | Unisys Corporation | Covert electronic battlefield identification system |
US5613211A (en) * | 1992-10-07 | 1997-03-18 | Nippon Steel Corporation | Method of establishing inter base-station synchronization and mobile radio communicaton system using the method |
JPH0730458A (ja) * | 1992-11-06 | 1995-01-31 | Texas Instr Deutschland Gmbh | 多重呼掛部、データ通信およびトランスポンダ装置 |
US5648765A (en) * | 1995-03-08 | 1997-07-15 | Cresap; Michael S. | Tag tansponder system and method to identify items for purposes such as locating, identifying, counting, inventorying, or the like |
US6034603A (en) * | 1997-01-24 | 2000-03-07 | Axcess, Inc. | Radio tag system and method with improved tag interference avoidance |
US6384712B1 (en) * | 1997-12-19 | 2002-05-07 | Intermec Ip Corp. | Apparatus, system, and method for communication between multiple base stations and radio frequency (RF) tags |
US6343241B1 (en) * | 1998-04-09 | 2002-01-29 | Mobil Oil Corporation | Robotic vehicle servicing system |
US6738917B2 (en) * | 2001-01-03 | 2004-05-18 | Alliance Semiconductor Corporation | Low latency synchronization of asynchronous data |
JP3751936B2 (ja) * | 2002-11-28 | 2006-03-08 | Necインフロンティア株式会社 | 時刻整合システム及び時刻整合方法 |
-
2004
- 2004-08-17 JP JP2004237437A patent/JP2006060310A/ja not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-05-17 US US11/130,244 patent/US20060038659A1/en not_active Abandoned
- 2005-05-31 EP EP05253328A patent/EP1628238A1/en not_active Withdrawn
- 2005-05-31 EP EP07112612A patent/EP1857961A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8594580B2 (en) | 2006-12-11 | 2013-11-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Data communication apparatus, communication method, and program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1628238A1 (en) | 2006-02-22 |
US20060038659A1 (en) | 2006-02-23 |
EP1857961A1 (en) | 2007-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006060310A (ja) | リーダライタ及びrfidシステム | |
US5929779A (en) | Read/write protocol for radio frequency identification tags | |
JP2003283367A (ja) | 質問器システム | |
US20090040027A1 (en) | RFID System, Power Supply Device and Power Supply Method | |
JP2009523351A (ja) | 無線タグシステムにおけるリーダー機間の衝突防止方法 | |
EP2237066B1 (en) | RFID system and radio apparatus | |
EP2987113B1 (en) | Defining a radio frequency identification read area | |
JPH10293824A (ja) | 識別システム及びデータ読取装置 | |
US8354916B2 (en) | Radio interrogator system and radio communication method therefor | |
JP2006303939A (ja) | 移動体識別装置 | |
EP1739851B1 (en) | Radio communication control apparatus and radio communication system | |
JP2008177774A (ja) | 通過管理システム | |
JP2005157593A (ja) | 非接触idシステム | |
JP4518053B2 (ja) | Rfタグリーダおよびrfタグシステム | |
JP4324613B2 (ja) | 無線通信システム、通信方法及びrfタグリーダ | |
JP4463822B2 (ja) | 非接触型通信システム | |
JP2008092262A (ja) | 移動体識別装置 | |
JP2007028274A (ja) | 無線タグ用リーダライタ | |
JP2004328605A (ja) | 非接触icカードリーダライタ装置 | |
JP4161558B2 (ja) | 移動体識別装置 | |
JP4475663B2 (ja) | 移動体識別装置および移動体識別方法 | |
CA2532392C (en) | Method and system for power efficient dynamic wireless communications | |
JP2009010483A (ja) | 無線タグリーダライタ装置及びその信号送受信方法 | |
KR20090017234A (ko) | Rfid 리더 | |
JPH01182780A (ja) | 位置識別システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070223 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090406 |