JP2006018347A - 負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システム - Google Patents

負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システム

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Abstract

【課題】
従来は、サーバ側に負荷が集中しクライアントの性能を有効利用しておらず、クライアントが直接サーバを操作することになり第三者による不正アクセスが発生する。
【解決手段】
サーバへの負荷集中およびサーバへの直接的な操作の低減を解決するために、クライアント環境構築のための情報を管理する環境管理サーバと、環境管理サーバに各種情報を登録するクライアントと、実際に環境が構築されるクライアントからの構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザのデスクトップ環境を任意の位置に配置されたクライアントにて再構築するための方法およびそのシステムに関する。
現在、クライアントからサーバにアクセスし、クライアント上にサーバのデスクトップ画面を表示するリモートデスクトップ機能を用いることにより、任意の場所でユーザ固有の環境を構築することが可能となっている。
特開2002−244855号公報
上記従来技術は、構造上各クライアントからサーバに対して常時アクセスしサーバ側で処理を実行するため、サーバ側に負荷が集中しアクセス数に限界が生じる。また、任意のユーザ環境を実現するために各種のアプリケーションをサーバ上に構築する必要がありシステムの肥大化および複雑化が生じる。一方、現在広くクライアントとして使用されるパーソナルコンピュータは高いハードウェア性能を有しているが、本機能ではその性能を有効活用することが出来ない。さらに、本機能では直接サーバを操作することになり、パスワードが漏洩した場合第三者にサーバを容易に操作される恐れがある。
本発明の目的は、リモートデスクトップ環境の負荷分散にあり,サーバに負荷をかけることなくインターネットカフェなど任意の位置に配置されたクライアント上にユーザ環境を構築し、さらにユーザからサーバへの直接的な操作を減らすことにより、サーバへの不正アクセスを低減することである。
また、任意の位置に配置されたクライアントにおいて、クレジットカードによるユーザ認証を介して,使用要求のある場合にのみリモートデスクトップ機能およびライセンスを必要とするソフトウェアを提供することにより、リモートデスクトップ環境における課金システムのビジネスモデルを構築することである。
上記のサーバへの負荷集中およびサーバへの直接的な操作の低減を解決するために、本発明はクライアント環境構築のための情報を管理する環境管理サーバと、環境管理サーバに各種情報を登録する第1のクライアントと、実際に環境が構築される第2のクライアントから構成され、クライアント上に別のクライアント環境を再構築することによりサーバ負荷の低減、クライアント性能の有効利用、サーバへの操作の低減を達成する。
また、リモートデスクトップ環境における課金システムのビジネスモデル実現のために、上記の構成に認証装置とソフトウェア公開サーバと課金処理サーバを追加し、環境管理サーバが保持するリモートデスクトップ使用時間および使用ソフトウェアの種類に基づき、ユーザへの課金を実施する。
本発明によれば、リモートデスクトップ環境においてサーバへの負荷を低減し、システム全体に負荷分散を図ることが可能となる。さらに、ユーザの直接的なサーバへの操作を低減することにより、サーバへの不正アクセスを防止しセキュリティレベルが向上する。
また、ソフトウェアおよびそのライセンスを必要な時のみクライアントに送付することにより、限られたライセンスを有効利用し、リモートデスクトップ機能とあわせてその使用分に相当する利用料をユーザに課金することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明における一実施例である負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システムの構成を示す。本実施例では、ネットワーク400で接続された環境管理サーバ100とクライアント200およびクライアント300で実現されており、環境管理サーバ100にはクライアント環境管理部110およびそれと接続するクライアント環境データベース130が、さらに配布ソフトウェア管理部120およびそれと接続する配布ソフトウェアデータベース140が割り当てられている。また、クライアント200にはクライアント環境登録部210が、クライアント300にはクライアント環境構築部310が割り当てられている。本実施例ではクライアント200およびクライアント300を各々1台配置しているが、適用する環境に合わせて複数台配置してもよい。
図2、図3、図4は、図1で示した構成の各要素をさらに詳細化し要素間の関係を示したものである。図2は、クライアント200の環境を環境管理サーバ100に登録する場合の要素間の関係を示している。クライアント環境登録部210では、通常、クライアント200を使用するユーザがクライアント環境入力機能211を用いて、ユーザを一意に特定するユーザ情報、クライアント200を構成するインストール済みソフトウェアなどのシステム情報およびクライアント200にて作成したデータの中で他のクライアントで編集したいデータをユーザ作成データとして登録する。これらの情報のうち、クライアント環境送信機能212によりユーザ情報がクライアント環境管理部110のユーザ認証機能111に送信され、ユーザ認証機能111によりユーザ情報が正常なものであると確認されれば、クライアント環境データベース130に格納および更新され、認証されたことがクライアント環境送信機能212に送信される。
さらに、クライアント環境送信機能212により環境登録開始要求、システム情報およびユーザ作成データがクライアント環境管理機能112に送信され、クライアント環境データベース130に格納される。
図3は、登録クライアント200の環境を構築クライアント300に構築する場合の要素間の関係を示している。クライアント環境構築部310では、ユーザがクライアント環境入力機能311を用いて、ユーザ情報を登録する。クライアント環境送信機能312により、このユーザ情報がクライアント環境管理部110のユーザ認証機能111に送信され、ユーザ認証機能111により、クライアント環境データベース130にすでに登録されているユーザ情報と同じであると確認されれば、その結果がクライアント環境送信機能312に送信される。さらに、クライアント環境送信機能312により、クライアント300の環境構築開始要求およびシステム情報がクライアント環境管理機能312に送信され、クライアント環境データベース130に含まれるクライアント200のシステム情報およびユーザ作成データがクライアント環境取得/構築機能313に送信される。
さらに、配布ソフトウェア管理部120のソフトウェア管理機能121では、クライアント環境管理機能112からのソフトウェア不足情報が受信されて、クライアント300のインストール済みソフトウェアがクライアント200のインストール済みソフトウェアに比べ不足する場合、配布ソフトウェアデータベース140から不足ソフトウェアおよびそれに伴うライセンスが呼び出され、クライアント環境取得/構築機能313に送信される。クライアント環境取得/構築機能313では、これらのシステム情報、ユーザ作成データ、ソフトウェア、ライセンスを用いてクライアント300上にクライアント200と同等の環境が構築される。
図4は、作業終了時のクライアント300の環境をリストアする場合の要素間の関係を示している。クライアント環境構築部310では、ユーザがクライアント環境入力機能311を用いて、ユーザ情報を登録する。クライアント環境送信機能312により、このユーザ情報がクライアント環境管理部110のユーザ認証機能111に送信され、ユーザ認証機能111により、クライアント環境構築中のユーザ情報と確認されれば、その結果がクライアント環境送信機能312に送信され、クライアント環境送信機能312により、環境構築終了要求およびクライアント300のユーザ作成データがクライアント環境管理機能112に送信され、クライアント環境管理機能112によりクライアント環境データベース130に格納される。
また、クライアント環境管理機能112から配布ソフトウェア管理部120のソフトウェア管理機能121にライセンス使用終了要求が送信され、ソフトウェア管理機能121からクライアント環境送信機能312にライセンス回収要求が送信され、ライセンスが回収される。回収されたライセンスに関する情報が配布ソフトウェアデータベース140に格納および更新される。また、クライアント環境リストア機能314によりクライアントのリストアが実施される。
図5は、環境を登録するためのクライアント200での処理の流れを示している。クライアント環境入力機能211において、ユーザからのユーザ情報の入力を受け付け(ステップ500)、自クライアント内のシステム情報を収集し(ステップ501)、他のクライアントで編集したいデータがあるかをユーザに問い合わせて、ある場合はユーザ作成データの登録を受け付ける(ステップ502、503)。これらの情報が正しいかをユーザに問い合わせて、正しい場合は設定情報として確定し、処理をクライアント環境送信機能212に渡し、設定情報が正しくない場合は最初の処理から再度開始する(ステップ504、505)。
クライアント環境送信機能212において、確定した設定情報をユーザが送信するかどうか選択し(ステップ506)、送信しない場合はエラーメッセージを出力して処理を終了し(ステップ509)、送信する場合はユーザ情報を認証機能111に送信し(ステップ507)、その後、ユーザ認証機能111からの認証結果を判定する(ステップ508)。正常でなければエラーメッセージを出力して処理を終了し(ステップ509)、正常であれば環境登録開始要求、システム情報およびユーザ作成データを順次クライアント環境管理機能112に送信して処理を終了する(ステップ510)。
図6は、環境を構築およびリストアするためのクライアント300での処理の流れを示している。クライアント環境入力機能311において、ユーザからのユーザ情報の入力を受け付け(ステップ600)、自クライアント内のシステム情報を収集し(ステップ601)、これらの情報が正しいかをユーザに問い合わせて、正しい場合は、設定情報として確定し、処理をクライアント環境送信機能312に渡し、設定情報が正しくない場合は最初の処理から再度開始する(ステップ602、603)。
クライアント環境送信機能312において、確定した設定情報をユーザが送信するかどうか選択し(ステップ604)、送信する場合はユーザ情報をユーザ認証機能111に送信し(ステップ605)、送信しない場合はエラーメッセージを出力して処理を終了する(ステップ607)。その後、ユーザ認証機能111からの認証結果を判定し(ステップ606)、正常でなければエラーメッセージを出力して処理を終了する(ステップ607)。正常であればサーバからの後述する図8の状態860の情報を元に、構築作業あるいはリストア作業のどちらを実施するか判定し(ステップ608)、構築が選択される場合は環境構築開始要求およびシステム情報をクライアント環境管理機能112に送信し(ステップ609)、処理をクライアント環境取得/構築機能313に渡す。リストアが選択される場合は環境構築終了要求およびユーザ作成データをクライアント環境管理機能112に送信し(ステップ610)、その後、ソフトウェア管理機能121からのライセンス回収要求を受信し(ステップ611)、ライセンスをソフトウェア管理機能121に送信し(ステップ612)、処理をクライアント環境リストア機能314に渡す。
クライアント環境取得/構築機能313において、クライアント環境管理機能112からのシステム情報およびユーザ作成データを受信し(ステップ613)、さらに、ソフトウェア管理機能121からのソフトウェアおよびそれに伴うライセンスを受信する(ステップ614)。受信結果を判定し(ステップ615)、受信結果が正常な場合は環境の再構築を実施して処理を終了する(ステップ616)。受信結果が正常でない場合はエラーメッセージを出力して処理を終了する(ステップ617)。
クライアント環境リストア機能314において、ソフトウェアおよびユーザ作成データを削除し(ステップ618)、システム情報を初期化して処理を終了する(ステップ619)。
図7は、環境管理サーバ100での処理の流れを示している。ユーザ認証機能111において、クライアント環境登録部210またはクライアント環境構築部310からのユーザ情報を受信し(ステップ700)、クライアント環境データベース130にユーザ情報が登録されているかを確認し(ステップ702)、登録されていない場合はユーザ情報の新規追加を行い(ステップ703)、認証結果および構築状態をクライアント環境送信機能212に送信し(ステップ705)、処理をクライアント環境管理機能112に渡す。ユーザ情報が登録されている場合は、登録済みユーザ情報の確認を行い(ステップ704)、認証結果および構築状態をクライアント環境送信機能212あるいは312に送信し(ステップ705)、処理をクライアント環境管理機能112に渡す。
クライアント環境管理機能112において、クライアント環境送信機能212および312からの要求を受信し(ステップ723)、受信した要求を判定し(ステップ706)。環境登録開始要求の場合は、クライアント環境送信機能212からのシステム情報およびユーザ作成データを受信し(ステップ707)、これらの情報をクライアント環境データベース130に書き込み、さらに、ユーザの状態を環境未構築に設定して処理を終了する(ステップ708)。環境構築開始要求の場合は、クライアント環境送信機能312からのシステム情報を受信し(ステップ709)、この情報をクライアント環境データベース130に書き込み、さらに、ユーザの状態を環境未構築から環境構築中に変更して(ステップ710)、構築元のシステム情報およびユーザ作成データをクライアント環境取得/構築機能313に送信する(ステップ711)。構築元のシステム情報と構築先のシステム情報により不足ソフトウェアの有無を判定し、不足ソフトウェアがない場合は処理を終了し、不足ソフトウェアがある場合はソフトウェア管理機能121に処理を渡す(ステップ712)。環境構築終了要求の場合は、クライアント環境送信機能312からのユーザ作成データを受信し(ステップ713)、この情報をクライアント環境データベース130に書き込み、さらに、ユーザの状態を環境構築中から環境未構築に変更して(ステップ714)、ライセンス使用終了要求をソフトウェア管理機能121に送信する(ステップ715)。
ソフトウェア管理機能121において、不足ソフトウェアがある場合は配布ソフトウェアデータベース140に不足ソフトウェアがあるかを判定し、ソフトウェアがない場合は処理を終了する(ステップ716)。ソフトウェアがある場合はライセンスに余裕があるかを判定し、余裕がない場合は処理を終了し、ソフトウェアおよびライセンスがある場合は、ソフトウェアおよびライセンスをクライアント環境取得/構築機能313に送信して処理を終了する(ステップ717、719)。
ソフトウェア管理機能121において、ライセンス使用終了要求を受信した場合は、ライセンス回収要求をクライアント環境送信機能312に送信し(ステップ720)、ライセンスを受信し(ステップ721)、ライセンス情報を配布ソフトウェアデータベース140に書き込み、処理を終了する(ステップ722)。
これまでの内容に含まれる、クライアント環境データベース130にはユーザ情報テーブル800、システム情報テーブル900が定義され、配布ソフトウェアデータベース140には配布ソフトウェアテーブル1000が定義されている。これらのテーブルについては別途図8、図9、図10で説明する。
図8は、クライアント環境データベース130に定義されるテーブルで、ユーザがクライアント環境を登録、構築、リストアする際のユーザ認証、構築状態および構築履歴の保持に用いられ、ユーザごとに1レコード存在する。(図8では、上下2つのテーブルで1レコード分を表示している。)クライアント登録時に送信される情報には、クライアント環境入力機能211において入力されたユーザID、パスワードおよび社員番号などのユーザ固有情報とMACアドレスなどの登録クライアント固有情報が含まれる。これらの情報は、ユーザ認証機能111によりユーザ情報テーブル800のユーザID810、パスワード820、ユーザ固有情報830、登録クライアント固有情報840に書き込まれ、さらに登録クライアント登録日時850として現在日時が、状態860として「環境未構築」が書き込まれる。
さらに、認証終了後の登録クライアント200からのユーザ作成データ受信時に、ユーザ作成データリンク情報870としてユーザ作成データの保存先が書き込まれる。クライアント構築時に送付されるユーザ情報には、クライアント環境入力機能311において入力されたユーザID、パスワードおよび社員番号などのユーザ固有情報とMACアドレスなどの構築クライアント固有情報が含まれる。これらの情報は、ユーザ認証機能111により、ユーザ情報テーブル800のユーザID810、パスワード820、ユーザ固有情報830、登録クライアント固有情報840を参照して正しいユーザであることの判定に使用され、構築クライアント固有情報880と構築クライアント開始日時890、さらに、状態860として「環境構築中」が書き込まれる。クライアントリストア時に送信されるユーザ情報には、クライアント環境入力機能311において入力されたユーザID、パスワードおよび社員番号などのユーザ固有情報とMACアドレスなどの構築クライアント固有情報が含まれる。
これらの情報は、ユーザ認証機能111により、ユーザ情報テーブル800のユーザID810、パスワード820、ユーザ固有情報830、構築クライアント固有情報880を参照して現在構築中の正しいユーザであることの判定に使用され、構築クライアント終了日時1110と、状態860として「環境未構築」が書き込まれる。さらに、認証終了後の構築クライアント300からのユーザ作成データ受信時に、ユーザ作成データリンク情報870としてユーザ作成データの保存先が書き込まれる。また、状態860は、認証結果のクライアントへの送信時に合わせて送信され、構築クライアント300において「環境未構築」であれば構築作業を、「環境構築中」であればリストア作業を実施するための判定に用いられる。
図9は、クライアント環境データベース130に定義されるテーブルで、ユーザがクライアント環境を登録、構築する際のシステム情報保持に用いられ、クライアントごとに1レコード存在する。クライアント登録時に送付される情報には、MACアドレスなどの登録クライアント固有情報、OS種、OSバージョン、インストール済みソフトウェア情報、デスクトップ配置情報が含まれる。これらの情報は、クライアント環境管理機能112により登録クライアント固有情報910、OS種920、OSバージョン930、インストール済みソフトウェア情報940、デスクトップ配置情報950に書き込まれる。また、クライアント構築時も同様に書き込まれる。さらに、クライアント構築時に登録済みの登録クライアント200と構築クライアント300のレコードが比較され、構築クライアントに不足しているソフトウェアが抽出される。
図10は、配布ソフトウェアデータベース140に定義されるテーブルで、ソフトウェアの配布、ライセンスの管理をする際のソフトウェア情報保持に用いられ、配布ソフトウェアごとに1レコード存在する。配布ソフトウェアテーブル1000には配布ソフトウェアを一意に決める配布ソフトウェア情報1010、ソフトウェアの保存先を特定するソフトウェアリンク情報1020、対応OS1030、対応OSバージョン1040、ライセンスの保存先を特定するライセンスリンク情報1050、ライセンス数1060、使用ライセンス数1070が書き込まれている。クライアント構築時、クライアント環境管理機能112により構築クライアントに不足しているソフトウェアが抽出される場合、ライセンスに余裕があるかを確認するために、ソフトウェア管理機能121により該当する配布ソフトウェアのライセンス数1060、使用ライセンス数1070が比較される。余裕がある場合、該当ソフトウェアの使用ライセンス数1070が必要分加算される。クライアントリストア時、使用済みライセンスが送付されると、使用ライセンス数1070が必要分減算される。
以下、本発明を実施するための最良の形態の異なる例を図面に基づいて詳細に説明する。
図11は、本発明における一実施例であるクレジットカードによる課金機能を導入した負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システムの課金モデルの構成を示すものである。本実施例では、図1の構成に追加して認証装置2000とソフトウェア公開サーバ2100と課金処理サーバ2200で実現されており、認証装置2000にはユーザ固有情報読み出し機能2001が、ソフトウェア公開サーバ2100にはソフトウェア公開機能2101が、さらに、課金処理サーバ2200には課金処理機能2201が割り当てられている。本実施例ではクライアント公開サーバ2100および課金処理サーバ2200を各々1台配置しているが、適用する環境に合わせて複数台配置してもよい。
図12、図13、図14は、図11で示した構成の各要素をさらに詳細化し要素間の関係を示したものである。図12は、認証装置2000を介してクライアント200の環境を環境管理サーバ100に登録する場合の要素間の関係を示している。本図は、ユーザ固有情報読み出し機能2001およびクライアント環境入力機能211の連携を除いて、図2と同じものである。ユーザ固有情報読み出し機能2001では、クライアント200を使用するユーザによりクレジットカードが挿入され、ユーザ固有情報が読み取られる。この情報がクライアント環境入力機能211に送信され、ユーザ情報として用いられる。
図13は、認証装置2000を介して登録クライアント200の環境を構築クライアント300に構築し、さらに、ソフトウェアを新規追加するソフトウェア公開サーバ2100が連携する場合の要素間の関係を示している。本図は、ユーザ固有情報読み出し機能2001およびクライアント環境入力機能311の連携、さらに、ソフトウェア公開機能2101およびソフトウェア管理機能121の連携を除いて、図3と同じものである。ユーザ固有情報読み出し機能2001では、クライアント200を使用するユーザによりクレジットカードが挿入され、ユーザ固有情報が読み取られる。この情報がクライアント環境入力機能311に送信され、ユーザ情報として用いられる。構築クライアント300に送信するソフトウェアが不足する場合、ソフトウェア管理機能121からソフトウェア/ライセンス収集要求がソフトウェア公開機能2101に送信され、ソフトウェア公開機能2101の所有するソフトウェアおよびそれに伴うライセンスがソフトウェア管理機能121に送信される。
図14は、作業終了時のクライアント300の環境をリストアし、さらに、本機能の使用に伴う課金を行う課金処理サーバ2200が連携する場合の要素間の関係を示している。本図は、課金処理機能2201およびクライアント環境管理機能112の連携、さらに、課金処理機能2201および課金結果表示機能315の連携を除いて図4と同じものである。環境のリストア時、クライアント管理機能112からユーザの本機能の使用時間およびユーザ固有情報が課金処理機能2201に送信される。課金処理機能2201によって計算された課金結果が、課金結果表示機能315に送信されクライアント300上に表示される。
図15は、クライアント300での処理の流れとして実施例2において追加される課金結果表示機能315のみを示している。クライアント環境リストア機能314終了後、課金結果表示機能315において、課金処理機能2201からの課金結果を受信し(ステップ620)、課金結果を表示して処理を終了する(ステップ621)。
図16は、環境管理サーバ100での処理の流れとして、実施例2において変更されるクライアント環境管理機能112およびソフトウェア管理機能121のみを示している。クライアント環境管理機能112において、環境構築終了要求を受信する場合(ステップ723、706)、クライアント環境送信機能312からのユーザ作成データを受信し(ステップ713)、この情報をクライアント環境データベース130に書き込み、さらに、ユーザの状態が環境構築中から環境未構築に変更し(ステップ714)、ライセンス使用終了要求をソフトウェア管理機能121に送信し(ステップ715)、使用時間およびユーザ固有情報を課金処理機能2201に送信し(ステップ726)、処理をソフトウェア管理機能121に渡す。
ソフトウェア管理環境121において、環境構築時にソフトウェアが不足する場合、配布ソフトウェアデータベース140に不足ソフトウェアが格納されているか判定し(ステップ716)。格納されている場合はライセンスに余裕があるか判定し、余裕がない場合は処理を終了し、余裕がある場合はソフトウェアおよびライセンスをクライアント環境取得/構築機能313に送信して処理を終了する(ステップ717、719)。ソフトウェアが格納されてない場合は、ソフトウェア/ライセンス収集要求をソフトウェア公開機能2101に送信し(ステップ723)、ソフトウェア公開機能2101からのソフトウェアおよびそれに伴うライセンスを受信し(ステップ724)、ソフトウェアおよびライセンスをソフトウェア管理データベース140に書き込む(ステップ725)。その上で、再度不足ソフトウェアが管理データベースにあるかを判定する(ステップ716)。
図17は、ソフトウェア公開機能2101での処理の流れを示している。配布ソフトウェアが不足している場合、ソフトウェア管理機能121からのソフトウェア/ライセンス収集要求を受信し(ステップ1120)、ソフトウェアおよびそれに伴うライセンスをソフトウェア管理機能121に送付して処理を終了する(ステップ1121)。
図18は、課金処理機能2201での処理の流れを示している。環境リストア時、クライアント環境管理機能112からの使用時間およびユーザ固有情報を受信し(ステップ1130)、使用時間をもとにユーザごとの使用料金を計算し(ステップ1131)、課金結果の情報を課金結果表示機能315に送信して処理を終了する(ステップ1132)。
クライアント環境データベース130にはユーザ情報テーブル800、システム情報テーブル900が定義され、配布ソフトウェアデータベース140には配布ソフトウェアテーブル1000が定義されている。これらのテーブルについては、実施例2においても変更はない。ただし、ユーザ情報テーブル800のユーザ固有情報830には、ユーザのクレジットカードに含まれるユーザ固有情報が書き込まれる。また、課金処理サーバ2200に送信されるクライアント300の使用時間は、ユーザ情報テーブル800の構築クライアント開始時間890と構築クライアント終了時間1110より導出される。
本発明の実施方法の全体構成を示した説明図である。(実施例1) 図1の構成における登録時の要素間の関係を示したものである。 図1の構成における構築時の要素間の関係を示したものである。 図1の構成におけるリストア時の要素間の関係を示したものである。 登録クライアントでの流れを示したものである。(実施例1) 構築クライアントでの流れを示したものである。(実施例1) 管理サーバでの処理の流れを示したものである。(実施例1) 各ユーザのユーザ情報を格納しているテーブルである。 各クライアントのシステム情報を格納しているテーブルである。 クライアントに配布するソフトウェア情報を格納しているテーブルである。 本発明の実施方法の全体構成を示した説明図である。(実施例2) 図11の構成における登録時の要素間の関係を示したものである。 図11の構成における構築時の要素間の関係を示したものである。 図11の構成におけるリストア時の要素間の関係を示したものである。 構築クライアントでの処理の流れを示したものである。(実施例2) 管理サーバでの処理の流れを示したものである。(実施例2) ソフトウェア公開サーバでの処理の流れを示したものである。 課金処理サーバでの処理の流れを示したものである。
符号の説明
100 計算機(環境管理サーバ)
110 クライアント環境管理部
120 配布ソフトウェア管理部
130 クライアント環境データベース
140 配布ソフトウェアデータベース
200 計算機(登録クライアント)
210 クライアント環境登録部
300 計算機(構築クライアント)
310 クライアント環境構築部
400 ネットワーク

Claims (4)

  1. クライアント環境構築のための情報を管理する環境管理サーバと、
    前記環境管理サーバにユーザ情報、及びシステム情報を含む情報を登録する第1のクライアントと、
    前記情報に基づいてユーザが実際に使用する環境を構築する第2のクライアントとを有することを特徴とする負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システム。
  2. 請求項1の負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システムにおいて、前記環境管理サーバおよび前記クライアント間の送信内容を、特定の情報および要求に制限することを特徴とする負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システム。
  3. 請求項1の負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システムに、認証装置、ソフトウェア公開サーバおよび課金処理サーバを追加することにより、リモートデスクトップ環境の使用時間、使用ライセンスに基づいて課金処理を行うことを特徴とする負荷分散型リモートデスクトップ環境構築システム。
  4. 他のクライアントと接続された環境管理サーバに接続されたクライアントにおいて、
    前記他のクライアントによって登録されたユーザ情報とシステム情報、及びクライアント環境構築のための情報を、前記環境管理サーバから受け取り、
    前記情報に基づいて、ユーザが実際に使用する環境を前記クライアントに構築することを特徴とする負荷分散型リモートデスクトップ環境構築方法。
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