JP2005527126A - Umtsネットワークにおいてマルチキャスト通信を実行するための方法および装置 - Google Patents

Umtsネットワークにおいてマルチキャスト通信を実行するための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005527126A
JP2005527126A JP2003524188A JP2003524188A JP2005527126A JP 2005527126 A JP2005527126 A JP 2005527126A JP 2003524188 A JP2003524188 A JP 2003524188A JP 2003524188 A JP2003524188 A JP 2003524188A JP 2005527126 A JP2005527126 A JP 2005527126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multicast
network
processing
network entity
transmission signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003524188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4575663B2 (ja
JP2005527126A5 (ja
Inventor
フランク フントシャイト,
ハイノ ハメレルス,
トルステン ロメール,
ラルフ ケラー,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2005527126A publication Critical patent/JP2005527126A/ja
Publication of JP2005527126A5 publication Critical patent/JP2005527126A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575663B2 publication Critical patent/JP4575663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1827Network arrangements for conference optimisation or adaptation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/61Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio
    • H04L65/611Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio for multicast or broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/189Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast in combination with wireless systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1016IP multimedia subsystem [IMS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/24Negotiation of communication capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/18Information format or content conversion, e.g. adaptation by the network of the transmitted or received information for the purpose of wireless delivery to users or terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/40Connection management for selective distribution or broadcast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

通信ネットワークにおいてマルチキャスト通信信号の発生と受信とを制御するように構成されたネットワークエンティティ(13)であって、マルチキャスト送信信号は、送信内容とマルチキャストグループの識別情報とを搬送するものであり、当該マルチキャストグループの識別情報は、当該マルチキャスト送信信号に関連する宛先グループの識別情報であり、マルチキャストグループの識別情報に基づいてマルチキャスト送信信号用の宛先を決定する第1のプロシージャを実行し、前記第1のプロシージャの処理結果に基づいてマルチキャスト送信信号を処理する第2のプロシージャを実行する。当該第2のプロシージャには、マルチキャスト送信信号のルーティング、処理、終端および発信の一以上に関するルーチンが含まれている。

Description

本願は、通信ネットワークに接続されるように構成されたネットワークエンティティと、そのようなエンティティのための制御方法に関する。
通信ネットワークの一例として、図2には、移動通ネットワークの代表例を示している。当該移動通信ネットワークには、移動局101、102及び103を当該移動通信ネットワークにアクセスできるようなサービスを提供するアクセスネットワーク部20と、当該移動局からの通信、または当該移動局への通信を制御するための制御ネットワーク部21と、当該移動通信ネットワークと他の一以上のネットワークとの間での呼のコンテンツを処理するためのゲートウェイ22とが含まれている。図2は、その一例として電話通信ネットワーク24を一つ示している。図2において、点線は、制御信号を示しており、実線は、コンテンツの送信を示している。
また、図2は、電話通信ネットワーク24に関連する制御ネットワーク23と、サーバネットワーク26とが示されており、これらは上述の移動通信ネットワークの一部であってもよいし、一部でなくてもよい。すなわち、サーバネットワークは、例えば、インターネットのように、移動体通信システムのサービスネットワークの一部であってもよいし、個別のネットワークであってもよい。
通信の一例として、図2は、移動端末101と、電話通信ネットワーク24に関連する端末25との間での通信を示している。ここで、呼のコンテンツは、移動端末101からアクセスネットワーク20内のゲートウェイサポートノード201へと転送され、続いてゲートウェイ22、通信ネットワーク24に関連するゲートウェイ241へと転送され、そして、通信ネットワーク24に関連するゲートウェイサポートノード242へと転送され、最後に電話端末25へと転送される。なお、コンテンツとしては、ビデオ、オーディオ、またはデータなど、既知の何れかのタイプを採用可能である。
移動端末101と電話端末25との間の通信は、移動通信ネットワーク側の制御ネットワーク21内の制御エンティティ211と、電話通信ネットワーク24側の制御ネットワーク23内の制御エンティティ231とに基づいて制御される。これらのエンティティ211と231との間で制御信号が交換される。エンティティ211は、制御信号をゲートウェイサポートノード201とゲートウェイ22とに交換する。制御エンティティ231は、制御信号をゲートウェイ241とゲートウェイサポートノード242とに交換する。
また、図2は、他の通信の一例を示しており、すなわち、ネットワーク26内の2つのサーバー261、262から移動局102、103への呼の送信信号が、制御ネットワーク21内のエンティティ212と、アクセスネットワーク20内のサポートノード202とによって処理されている。これらの例においては、呼のコンテンツと制御信号が同一のエンティティによって制御されている。
図2の記述は、概略的な論理構造を示している。この論理構造は、対応する物理構造によって反映されていてもよいし、反映されていなくてもよい。すなわち、図2に個別に示されているエンティティらは、実際のところ、物理的に分離されていてもよいし、一の場所にある単一の物理ユニットとして提供されてもよい。また、図2において単一の構成要素として示されているエンティティらは、単一の物理ユニットとして提供されていもよいし、複数の物理ユニットに分散されて提供されてもよい。
図2に示されたアーキテクチャーを有するネットワークの一例は、http://www.3gpp.orgのサイトにおいて入手可能な3GPP(第3世代共同プロジェクト)の技術仕様、23.0002 V5.3.0(2001−06)に準拠した移動通信ネットワークであり、当該技術仕様書は、参照によりここに取り込まれているものとする。
3GPPの技術用語によれば、アクセスサービスを提供するための第1のネットワーク部20は、いわゆるアクセスネットワークに相当し、サポートノード201、202は、GGSN(ゲートウェイ GPRS サポートノード)に相当しうる。さらに、制御機能を提供する第2のネットワーク部21は、いわゆるコア・ネットワークに相当し、エンティティ211、212は、一以上のCSCF(呼状態制御機能)に相当しうる。移動局101、102および103は、例えば、一般移動電話通信システム(UMTS)に準拠して動作する移動局に相当しうる。
本発明の目的は、改良されたネットワークエンティティを提供することによって通信ネットワークのキャパシティを改善することである。
この目的は、請求項1に記載された特徴を有するネットワークエンティティや、請求項17に記載された制御方法によって解決可能である。有利な効果を奏する実施形態は従属項に記載されている。
本発明によれば、通信ネットワーク用のネットワークエンティティが提供される。−通信ネットワークにおいてマルチキャスト送信信号の発生と受信とを制御するように構成されたネットワークエンティティであって、マルチキャスト送信信号は、送信内容(コンテンツ)とマルチキャストグループの識別情報とを搬送するものであり、当該マルチキャストグループの識別情報は、当該マルチキャスト送信信号に関連する宛先グループの識別情報であり、
− マルチキャストグループの識別情報に基づいてマルチキャスト送信信号用の宛先を決定する第1のプロシージャを実行し、
− 前記第1のプロシージャの処理結果に基づいてマルチキャスト送信信号を処理する第2のプロシージャを実行する。当該第2のプロシージャには、マルチキャスト送信信号のルーティング処理、信号処理、終端処理および発信処理のうちの少なくとも一つに関するルーチンが含まれている。
したがって、前記ネットワークエンティティはマルチキャスト管理エンティティであって、
マルチキャストルーター機能と、マルチキャストサーバー機能と、マルチキャストプロキシー(代理)機能とのうちの少なくとも一つを含み、
− マルチキャストルーター機能は、ルーティング処理などのマルチキャストデータの処理を実行するためのマルチキャストグループの管理処理などを実行するものであり、
− マルチキャストサーバー機能は、潜在的なマルチキャストのソース(送信装置)となるための発信機能(例えば、後で転送するために、マルチキャストの送信信号を受信して記憶するマルチキャストサービスの場合や、あるいはマルチキャスト管理エンティティが複数のユーザに対し当該送信信号を送信することを決定するか、もしくは命令されたために、ユニキャストの送信信号を受信してマルチキャストの送信信号へと変換するなど)、またはマルチキャストコンテンツの発生機能、操作機能および合成機能のうちの少なくとも一つを備え、
− マルチキャストプロキシー機能は、例えば、マルチキャストコンテンツを無線インタフェース特性(移動通信ネットワークの場合)、エンドユーザ(装置)の能力や嗜好に適応させるための信号処理や終端処理などを実行する。
好ましくは、本発明のネットワークエンティティは、移動通信ネットワークに適用されるものであるが、本発明はこれに限定されることはなく、無線、有線、固定、衛星およびその他など、他の種類の通信ネットワークにも適用可能であることはいうまでもない。
また、本発明によれば、マルチキャスト機能は、通信ネットワークに追加してもよく、例えば、ネットワークの事業者は、マルチキャストサービスと、各サービスごとに特定のセッションの提供と管理に参加することができるが、これは、例えば、グループごとに特別の管理制御と、グループごとに特別の課金処理とを実装可能であることを意味し、通信ネットワークにおける全体での送信効率が大幅に改善することを意味する。なぜなら、マルチキャスト管理機能およびマルチキャスト処理機能とによって、ネットワークリソースをより良く配置できるとともに、活用できるためである。ネットワーク事業者は、マルチキャストサービスとマルチキャストセッションが有効であることに気づくであろう。
本発明の他の有利な効果については、添付図面を参照しつつ、以下に示す実施形態についての詳細な説明を読むことにより明確に理解できるであろう。
以下では、移動体通信ネットワークにおいて用いられるネットワークエンティティに関連して、本発明の好ましい実施形態を説明するものとする。しかしながら、本発明のネットワークエンティティは、どのような種類の通信ネットワークにおいても用いることが可能であり、移動体通信ネットワークにおける適用は単なる好ましい一例に過ぎないことは理解されるべきである。
図1は、本発明が適用される通信ネットワークの概要を示す図である。参照符号によると、移動局10、基本的な呼制御エンティティ11、ゲートウェイサポートノードエンティティ12、本発明に係るネットワークエンティティの実施形態であるマルチキャスト管理エンティティ13、およびマルチキャストソース14が示されている。図2ついても同様に、実線は、コンテンツの送信信号を示しており、点線は、制御信号のシグナリングを示している。また、図1に示した構造は論理構造であり、図1にいいて分離されたパーツとして示されているユニットは物理的に分離されていてもよいし、一体化されていてもよい。また、ユニットとして示されている構成要素は、物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、一箇所に配置してもよいし、複数の物理的なユニットに分散して配置することもできる。
基本的な制御エンティティ11およびマルチキャスト管理エンティティ13の双方とも、例えば図2のネットワーク部21などの、移動通信ネットワークの一般的な制御部に属している。基本呼制御エンティティ11は、移動通信ネットワークにアクセスしている個々の移動局からの通信及び移動局への通信を処理するように構成されている。呼制御エンティティ11の対応する機能としては、例えば、呼設定機能、終了機能、状態/イベントの管理機能、特定のサービスをサポートするために他のネットワークエンティティ(例えば、マルチキャスト管理エンティティ13)との相互通信機能、課金機能、検査機能、傍受機能、およびその他の呼のイベントに関する報告機能などがある。なお、アクセスネットワークは、簡潔に説明する目的のために図示を省略している。
マルチキャスト管理エンティティ13は、適宜のソースからのマルチキャスト送信信号の受信を制御するように構成されている。図1に示されているように、このようなソースとしては、例えば、マルチキャスト送信信号151を送出するサーバー12などが該当しよう。なお、サーバー14は、移動通信ネットワークの一部であってもよいし、あるいは移動通信ネットワークの外部に配置されてもよい。1以上のマルチキャストルーターが、マルチキャスト管理エンティティ13とサーバー14との間に介在してもよいが、これらのルーターは記載の簡潔さのために省略されている。図1に示されているように、マルチキャスト送信信号のソースは、マルチキャスト送信信号152を送出する移動局10であってもよい。
マルチキャスト管理エンティティ13は、さらに、マルチキャスト送信信号を発生したり、発信したりするように構成されている。この発生処理は、受信された(マルチキャストやユニキャストなど)の送信信号に基づいて実行可能であり、あるいは、マルチキャスト管理エンティティ13自体が、マルチキャスト送信信号を発信したり、また例えば、追加の情報に基づいてユニキャストの送信信号をマルチキャストの送信信号へと変換したりする発信サーバーとなってもよい。
マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストグループの識別情報を基礎としてマルチキャスト送信信号の宛先を決定するためのプロシージャを実行するように構成されている。マルチキャストグループ識別情報の一例としては、RFC112のインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)により知られているマルチキャストアドレスがある。一般的に言って、マルチキャストグループ識別情報は、グループの宛先を識別するためにふさわしいものであればどのような指標であってもよい。
マルチキャスト管理エンティティ13は、さらに、宛先決定プロシージャからの処理結果出力に基づいて、すなわち、決定された宛先に基づいて、マルチキャスト送信信号を処理するためのプロシージャを実行するように構成されている。マルチキャスト送信信号についての処理は、受信した送信信号151、152の簡易のルーティング処理や、受信したマルチキャスト送信信号についての信号処理や、受信したマルチキャスト送信信号について切断処理や、あるいは新しいマルチキャスト送信信号の発信処理のいずれかに含ませることができる。これは図1において矢印153によって例示されている。当該矢印153は、マルチキャスト管理エンティティ13の出力を示している。図示されている宛先16は、移動通信ネットワークの内部または外部に存在するエンティティである。すなわち、現在のところ移動通信ネットワークへとアクセスしている移動局(例えば、ホームネットワークの加入者装置、ローミング中の加入者装置)であってもよいし、あるいはネットワークノードなどの移動通信ネットワークにおける他のエンティティであってもよい。また、図2に示されているサーバー261、262など、移動通信ネットワークの外部にある他の何れかのエンティティであってもよい。また、例えば、図2に示されているような異なる電話ネットワークにある電話端末であってもよい。
図1において示されている制御信号のシグナリングのコネクション171−175は単なる例示に過ぎない。すなわち、この例で、ソース10または14は、基本呼制御エンティティ11と特別のマルチキャスト管理エンティティ13との両方と制御信号を交換することができる。しかしながら、ソース10または14とマルチキャスト管理エンティティ13との間には、シグナリングのコネクション172、173がなくてもよい。ソース10または14とマルチキャスト管理エンティティ13との間におけるすべての制御信号のシグナリングは、基本呼制御エンティティ13を介して、すなわちコネクション171、174および175によって処理されてもよいのである。
好ましくは、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストグループ識別情報をと宛先の識別情報とを関連付けるマルチキャストのサービス記録(レコード)を管理する。また、マルチキャスト管理エンティティ13は、移動通信ネットワークの内部または外部に存在する潜在的な宛先から、マルチキャストサービスについてのサービス登録要求を受信して終端するように構成されている。
マルチキャストサービスの記録は、マルチキャスト管理エンティティ13において保持してもよいし、あるいは移動通信ネットワーク内の何れかの装置に記憶しておくことができる。宛先の識別情報としては、潜在的な宛先が存在する移動通信ネットワークや、他の通信ネットワークと互換性のある好適なもしくは適宜の種類の識別情報を採用できる。例えば、宛先の識別情報として、インターネットプロトコル(IP)アドレスを採用してもよいし、あるいはマルチキャストの識別情報として、IPv4(IPの第4バージョン)や、IPv6(IPの第6バージョン)の専用マルチキャストアドレスを採用してもよい。
潜在的な宛先は、マルチキャスト管理エンティティ13内のマルチキャストサービスに登録してもよい。例えば、IGMPあるいはマルチキャスト・リスナー・ディスカバリー(MLD)などのシグナリングや、移動通信ネットワークに属する専用のシグナリングのプロシージャによって登録することができる。そのようなシグナリングのメッセージは、マルチキャスト管理エンティティ内で終端され、グループ管理情報がそこに記憶され、例えば、クライアント(宛先)が特定のマルチキャストグループに登録されることになる。一例として、一般的な「サッカー好き」グループが定義されたとすると、当該グループに関連するサッカーについてのマルチキャストサービスの送信信号を受信するために、クライアントは当該グループに登録することになる。
好ましくは、さらに、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストの宛先として動作する前記移動通信ネットワークの内部または外部のエンティティからのマルチキャストセッションのセッション登録要求を受信して終端するように構成されている。すなわち、マルチキャスト管理エンティティ13は、当該宛先を対応するマルチキャストグループのためのセッションに参加させるために、潜在的な宛先からの専用のセッション登録メッセージを受信する。例えば、マルチキャスト管理エンティティ13は、特定のマルチキャストサービス(上述した「サッカー好き」グループなど)に現在登録されているすべての宛先についての記録を保持しており、もし、マルチキャスト管理エンティティ13が、前記特定のグループを識別するマルチキャストグループ識別情報を搬送しているマルチキャスト送信信号を受信したとすると、当該送信信号は、当該セッションに登録されているすべての宛先に対して転送可能となる。とりわけ、マルチキャスト管理エンティティは、マルチキャストルーターとして機能することができ、受信したマルチキャストのコンテンツを、移動通信ネットワークのドメイン内に存在する登録されたすべてのクライアントに対して配信することになる。マルチキャスト管理エンティティは、同様に、移動ネットワークをマルチキャスト配信ツリーの一部として機能させることができるが、これは、移動ネットワークの外部のマルチキャスト配信ツリーに向けてグループ管理情報を伝播することによって実現される。マルチキャストのルーティングプロトコルは、この目的のために使用される。この情報を伝播させることによって、移動ネットワークは、ちょうど他のすべてのローカルエリアネットワークのように、マルチキャスト配信ツリーの一部となる。
マルチキャスト管理エンティティ13は、例えば、移動管理に応じて、サービス登録要求を修正可能であることが好ましい。
マルチキャスト管理エンティティ13は、図1に示されているように、制御部131と処理処理部132を含むことが好ましい。制御部131は、セッション制御を担当し、処理部13は、ベアラ制御と送信信号のコンテンツを処理することが好ましい。図1に示されているように、すべての線が処理部132へと接続されており、制御信号のシグナリングの線は制御部131に接続されている。しかしながら、コンテンツは、制御部131を介して転送することも可能である。
上述したように、図1のアーキテクチャーは、論理構造を示したものとして理解されなければならない。従って、制御部131と処理部132は、物理的に分離されていてもよいし、あるいは一体化されていてもよい。特に、移動通信ネットワーク内の異なる位置に配置されている複数の処理部132を、単一の制御部131に関連づけるようにしてもよい。制御部131と処理部132との間の通信は、たとえば、ITU−Tの勧告H.248などに準拠した適宜の通信方式にしたがって実行できる。
もしクライアントが制御部131に登録する場合は、制御部131は次に処理部132に登録を実行する。すなわち、全てのマルチキャストのトラフィックが宛先へと向かう際に制御部131を通過することになる。これによって、制御部131は、課金関連情報と統計関連情報を収集することが可能となる。この場合において、制御部131は、登録されたクライアントからのマルチキャスト配信パスを、当該制御部131を介して処理部132へと延長し、最終的には、マルチキャストのソース(これ自体は処理部132ではない)へとエンティティを延長することになる。また、制御部131は処理部132へと登録しなくてもよい。この場合は、クライアントが制御部131に登録することになる。制御部131は、クライアントの対応するサポートノード12に対し、処理部132へと接続することを(例えば、マルチキャストルーティングプロトコルを用いて)要求するか、あるいはサポートノード12がそのように処理するよう命令を送信するよう処理部132に対して制御部131が要求することになろう。サポートノード12は、マルチキャスト配信ツリーの一部となる。処理部132とサポートノード12との間のユニキャスト(多重化されていてもよい)のコネクションは、当該マルチキャストトラフィックを送信するために利用されていもよい。移動通信ネットワークが回線交換型のアクセスネットワークである場合は、回線交換ドメイン用のゲートウェイまたはアクセスサーバーを、上述のサポートノードの代わりとして利用できる。これによって、回線交換ドメインへのマルチキャストサービスの提供が可能となる。
マルチキャスト管理エンティティ13は、好ましくは、移動通信ネットワークの内部または外部に存在するエンティティからのセッション招待要求を受信して終端するように構成される。当該エンティティは、マルチキャストのソースとして機能する、例えば、図1に示されているサーバー14または移動局10などである。マルチキャストのセッションが開始される際には、マルチキャストのソース10または14は、適宜のシグナリングプロトコル(セッション開始プロトコル SIPやリアルタイム・ストリーミング・プロトコル RTSPなど)を用いて、マルチキャスト管理エンティティ13(制御部131)に対して開始を通知する。このシグナリングは、(シグナリングコネクション172、173として示されているように)直接的であってもよいし、(シグナリングプロトコル171、174及び175として示されているように)間接的であってもよい。このセッション情報のメッセージは、少なくとも、マルチキャスト送信信号におけるストリームのタイプ(例えば、ビデオ、オーディオ、データ、およびストリームのレートなど、各メディアストリームに関連する特定のパラメータなど)のような、マルチキャストグループ識別情報を含んでいる。マルチキャストコンテンツに関する情報は、例えば、セッション記述プロトコル(SDP)によって示すことができる。
制御部131を介して登録が実行されると、マルチキャスト管理エンティティ13の制御部131は、最善の処理部132を選択し、ネットワーク内において必要とされるリソースを予約し、マルチキャスト配信パスを延長するために処理部132を登録する。さらに、制御部131は、この情報のすべてをデータベースに記憶する。当該データベースは、マルチキャスト管理制御部131に統合されることが好ましい。マルチキャスト管理制御部131は、また、マルチキャストのソース(例えば、図1の10または14)に、マルチキャスト管理処理部132の識別情報について通知する。これには、例えば、IPアドレスなど、パケット交換ベースのネットワークにおける適宜のアドレスのフォーマットが用いられる。このようにして、マルチキャスト管理処理部132へとコンテンツ(151,152)の配信が可能となり、例えば、処理部132では、ユニキャストからマルチキャストへの変換処理が実行されることになる。この処理部132は、当該マルチキャストのソースを登録することができる。処理部132は、(例えば、IGMP/MLDを介して)他の何れかのマルチキャストのクライアントや、(例えばマルチキャストプロトコロルによって)他のマルチキャストルーターなどを、対応するマルチキャストグループに登録することができる。
マルチキャスト管理エンティティ13(制御部131及び処理部132の少なくとも一つ)は、宛先が備えているマルチキャストの機能についての情報を保持しており(例えば、データベースなどに記憶している。)、さらなるマルチキャストの送信(すなわち、マルチキャストグループ識別情報を含んでいる送信)が可能かどうか、あるいはいくつかのマルチキャスト送信および/またはユニキャスト送信の複製または提供を実行しなければならないかどうかを、決定することができる。後者のケースでは、処理部132は、マルチキャストルーティングプロトコル(例えば、プロトコル無依存型マルチキャストPIMなど)のデータストリームを終端し、コンテンツを複製し、アクセスネットワーク内で複数のユニキャスト送信を使用する。宛先(クライアント)についての対応するアドレスは、制御部131によって提供されるか、あるいは、クライアントが処理部に直接的に登録することで、処理部132が当該アドレスを保持することになる。
例えば、中央のデータベースからマルチキャストセッションのリスト(マルチキャストグループの識別情報とマルチキャストソースとを識別するためのもの)の受信が完了したあとで、マルチキャスト管理エンティティ13は、自身のマルチキャスト送信を開始してもよい。要求が送信されてくるのを待つ代わりに、マルチキャスト管理エンティティ13自身が、処理部132を選択し、リストに掲載されたマルチキャストソースにコンタクトし、マルチキャストストリーム、マルチキャストソース、処理部132およびその他についての情報を自己のデータベースに記憶してもよい。マルチキャスト管理エンティティ13によって開始されたマルチキャストサービスは、蓄積交換メカニズムがマルチキャストサービスに適用されるときに、利用されてもよい。蓄積交換のサービスは、マルチキャスト管理エンティティ13が受信したマルチキャストコンテンツを一旦記憶し、当該コンテンツを遅延させて転送するといったサービスである。マルチキャストサービスは、マルチキャスト管理エンティティ13によってダウンロードされてもよいし、転送処理と送信処理は、例えば、トリガーメッセージの受信や予め定められたタイミング条件の合致など、外部のイベントによって起動されてもよい。これによって、マルチキャスト管理エンティティ13は、当該サービスの配信を開始する。他のオプションとして、マルチキャストコンテンツは、すべてのクライアントに対して同時に配信される必要はない。もし、あるクライアントが現時点で実行不可能であれば、あとで(実行可能となったときに)当該コンテンツを取得させるようにしてもよい。このようなケースでは、マルチキャスト管理エンティティが、どのクライアントが、どの情報の受信を完了しているかを追跡管理することになろう。すなわち、主として、マルチキャストのコンテンツがマルチキャストグループに配信されたときに、どのクライアントが実行不可能であったかを追跡管理することになる。マルチキャスト管理エンティティによって開始または命令される、コンテンツの受信を完了したクライアントの登録解除処理が使用されてもよい。これは、すべてクライアントがコンテンツを一回に限り受信することを保証するためである。
好ましくは、移動通信ネットワークにアクセスしている移動局などの宛先にマルチキャストコンテンツを送信する前に、マルチキャストコンテンツの一以上のパラメータを変更することによって、および/または当該コンテンツ自体を変更することによって当該マルチキャストコンテンツを処理するためのルーチンを、マルチキャスト送信処理用プロシージャが含むように、マルチキャスト管理エンティティ13は構成される。一例として、パラメータの変更処理は、マルチキャストのストリームを無線インタフェースの特性に適合させる処理に含まれる。例えば、ストリームの送信レートが、無線インタフェース上の利用可能なバンド幅へと適合される。コンテンツの変更についての一例は、ネットワーク事業者についての特定のロゴを付加する処理、宣伝情報を付加する処理、または特定の(好ましくない)コンテンツをフィルタリングによりカットする処理に、含ませることができる。
さらに、移動通信ネットワークにアクセスしている移動局などの宛先にマルチキャストコンテンツを送信する前に、あるマルチキャストのコンテンツを他のマルチキャストのコンテンツとマージ処理したり、結合処理したりすることによって、当該マルチキャストコンテンツを処理するためのルーチンを、マルチキャスト送信処理用プロシージャが含むように、マルチキャスト管理エンティティ13が構成されることが好ましい。これは、複数のユニキャストストリームをマージまたは結合する処理と似ている。
マルチキャストセッションに関係しているエンティティの全てについての課金情報は、マルチキャスト管理エンティティ13において収集可能であり、移動通信ネットワーク内の対応する課金ノードへと課金情報が転送され、また必要もしくは望ましいのであれば、他のネットワーク内の課金ノードへと課金情報が転送される。
好ましくは、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストグループに関して、グループごとの特別の許可制御、グループごとの特別の課金処理、グループごとの特別の統計収集処理、グループごとの特別の評価処理などの少なくともひとつを実行するように構成される。グループごとの特別の許可制御とは、例えば、マルチキャスト管理エンティティ13が、同時に利用可能なメンバー(セッションについて登録されている宛先)の最大数または最小数を制御することなどがある。特別の課金処理とは、各宛先へと請求される料金をグループごとの関連条件に基づいて変更可能であることを意味し、例えば、マルチキャストサービスを受信するクライアント(宛先)が多くなればなるほど、料金を安くするが如くである。この場合の他の例としては、セッションを実行するための宛先の最小数が予め設定されるときに、例えば、クライアントの数が余りにも少なすぎる場合、マルチキャスト管理制御部131は、マルチキャストソースからのセッション招待要求を拒否したり、あるいは自身がマルチキャストのソースとして動作するときは、自己のセッションを開始しないようにしたりすることがあげられる。
マルチキャスト管理エンティティ13は、また、認証処理、許可処理、マルチキャスト送信信号のソースについての課金処理を実行してもよい。
本願によると、マルチキャスト管理エンティティ13(とりわけ、処理部132)は、好ましくは、マルチキャスト配信構造のソースまたはリモートのソースとして動作することもできる。これは、ソースをベースとしたマルチキャストルーティングアーキテクチャーの場合である。あるいは、コアをベースとしたルーティングアーキテクチャーを採用する場合、そのコア(ランデブーポイントとも呼ばれる。)としてマルチキャスト管理エンティティ13は動作することもできる。これら2つのマルチキャストルーティングのアーキテクチャーは、例えば、「IP Telephony: Packet−based multimedia communications systems」、O.Hersent, D.Gurle, D.Petit, Addison−Wesley, Harlow, 2000において説明されているので、ここではこれ以上の説明は必要ないであろう。
マルチキャスト管理エンティティ13は、分離できるデータ部分を含むマルチキャスト送信のコンテンツを特別に取り扱うことができるように構成されることが好ましい。分離可能なデータ部分を含むマルチキャスト送信信号のコンテンツの一例としては、メディアタイプの異なる複数のストリームがあげられる。例えば、ビデオ、オーディオ、データ、もしくはMPEG−4において知られているような基本レイヤーと拡張レイヤーのようなスケーラブルに符号化されたデータについての異なる複数のレイヤーなどがある。このケースにおいて、マルチキャストグループの識別情報に基づいて宛先を決定するプロシージャには、宛先についてのサブグループを決定する処理が含まれることが好ましく、ここで、各サブグループは、一以上の前記分離可能な部分の受信信号に関連付けられており、マルチキャスト送信信号を処理するプロシージャには、マルチキャスト送信信号のコンテンツの分離を制御するためのルーチンと、分離された個々の部分を、決定されたサブグループにしたがって転送するためのルーチンとが含まれる。
なお、サブグループは、何れかの適当なまたは望ましい方法を用いて定義することができる。例えば、サブグループはネットワークの事業者によって予め定義されてもよいし、潜在的な宛先については、単純に、予め定義されたサブグループの一つについて登録すればよい。例えば、オーディオおよびビデオのストリームを含む(メインの)マルチキャストグループの数が予め定められている場合に、オーディオのサブグループについて登録している宛先は、オーディオのストリームだけを受信できるようにすうR。また、オーディオのサブグループは、各メイングループのそれぞれについて予め定義することが可能である。なお、メインのグループに登録している宛先は、オーディオとビデオのストリームを受信することになる。代替的に、マルチキャスト管理エンティティは、例えば、ユーザからの要求に基づいて、サブグループの定義処理を制御してもよい。一例として、ある宛先(クライアント)が特定のマルチキャストグループ(例えば、上述のサッカー好きグループ部など)に登録している場合、ここでは本例を説明する目的で、ビデオとオーディオのストリームが提供されるものと仮定する。同時に、オーディオのストリームだけを受信したいと宛先が希望する場合に、マルチキャスト管理エンティティは、オーディオのサブグループを(動的に)定義することができる。このような定義は、例えば、オーディオだけのサービスについて、予め定められた最小の数の要求など、予め定められた条件と結合させることができる。
サブグループに登録するためのプロシージャは、一般的な場合、上述したグループに登録するためプロシージャと似通ったものとしてもよい。各々のサブグループは、マルチキャストのサブグループ識別情報を具備することになり、それによって他の何れかのマルチキャストグループのようになろう。
すなわち、マルチキャスト管理エンティティ13は、異質なクライアント(宛先)に対してマルチキャストサービスを処理する能力を備えていることが好ましいだろう。異質なクライアントは、例えば、それぞれサービス要求品質、条件、能力、及び嗜好などがそれぞれ異なっているものをいう。例えば、いくつかの移動局は、オーディオまたはオーディオとデータを受信するようにだけ設計されているかもしれない。また、宛先が異質な場合もあり、例えば、複数のアクセスネットワークのうり、一つはパケット交換ベースの移動端末へのアクセスネットワークであるが、もう一つが回線交換ベースの移動端末へのアクセスネットワークであるが如くである。ここで、回線交換ベースの移動端末はオーディオの情報だけを受信するものであってもよい。
本発明によれば、マルチキャスト管理エンティティ13に、受信されたマルチキャストコンテンツを複数のストリームへと分離させることもできる。分離処理と転送処理は、分離されたマルチキャストサブグループに基づいて実行される。例えば、宛先装置は、どのメディアストリームを受信するかを選択することができる。また、特定の料金と結びつけることもできる(例えば、オーディオストリームだけを受信した場合は、オーディオとビデオのストリームを受信した場合よりも安価にするが如くである。)。
同様に、もしマルチキャストのコンテンツが、基本レイヤーと拡張レイヤーとにスケーラブル符号化された層を含む場合に、拡張レイヤーは、例えば、フレームレートや解像度を向上させるもので、マルチキャストサブグループは、レイヤーごとに割り当てることができる。
マルチキャスト送信信号のコンテンツを分離する機能は、様々な方法で実現することができる。例えば、個々の希望、条件、及び制約などに依存するなどして実行できる。例えば、マルチキャスト管理エンティティは、予め定められたマルチキャストグループ(メインのグループ)に属しているコンテンツを、複数の部分に分割したり、複数の部分をいくつかの組み合わせたものへと分割したりするように構成されてもよい。ここで各部分、または部分の組み合わせは、(例えばネットワーク事業者によって定義された)自己のサブグループに関連付けられる。ネットワーク管理エンティティは、対応するマルチキャストサブグループの識別情報を用いて、各サブグループに送信信号を転送する。ここで、当該サブグループに登録しているクライアントに関する情報は不要である。すなわち、クライアントはマルチキャスト管理エンティティに登録することはせず、代わりに、マルチキャストのツリーにおいて、より下位に位置するエンティティに登録してもよい。
一方、マルチキャスト管理エンティティは、クライアント(宛先)の記録を保持するように構成されていてもよく、こうすることで、どのクライアントがどのサブグループに登録されているかを直接的に決定することができる。マルチキャスト管理エンティティが、例えば、コンテンツを複製し、これをユニキャストの送信信号として個々の宛先へと転送する場合は、記録の保持が必要となろう。マルチキャスト管理エンティティが登録の管理処理に能動的に関与する場合は、追加のマルチキャストアドレスと、異なるサブグループについてのグループ管理ルーチンとを使用することが必要になるかもしれない。これは、マルチキャストのサブグループのアドレスとコンテンツとをクライアントに通知しなければならないことを意味し、これによって、これらのクライアントはどれに登録するかを把握することができる。
図3に一例を示す。マルチキャストのソース30は、コンテンツのスタック301、302、303を含む送信信号を送出する。当該コンテンツは、これら部分301、部分302および部分303に分離することが可能となっている。例えば、303はオーディオのストリームであり、302はデータのストリームであり、301はビデオのストリームであり、あるいは、303は基本レイヤーであり、302は第1の拡張レイヤーであり、301は第2の拡張レイヤーであってもよい。第1のエンティティ31は、例えば、第1のマルチキャスト管理エンティティ13であり、3つの部分301−303を含むマルチキャスト送信信号を、あるエンティティ33へと送出することができ、ストリーム302と303だけを含むマルチキャスト送信信号を他のエンティティ32へと送出してもよい。エンティティ32は、たとえば、マルチキャスト管理処理部132である。このエンティティ32は、受信したマルチキャスト送信信号を分離することができる。例えば、単一の部分303を一つの移動局105へと転送し、302と303とを含む送信信号を他の移動局104へと転送する。一方、エンティティ33は、スタック301、303のすべてを複製し、対応する端末極4および35へと転送してもよい。
例えば、複数のRTP(リアルタイム・トランスポート・プロトコル RFC1889)のストリームを、複合メディアや多層符号化の場合に利用してもよい。各RTPのストリームは、専用のマルチキャストグループをベースとしている。クライアント(宛先)は、自己が興味を有しているマルチキャストのサブグループや、または自己が受信して処理することが可能なストリームについてのマルチキャストのサブグループに登録する。異なる各クライアントがどのレイヤーまたはどのメディアを受信できるかについては、マルチキャストのソースは知らないし、気にすることもない。なぜなら、当該ソースは、一般的なグループにおけるストリームおよびメディアのすべてを送信し、それをマルチキャスト管理エンティティがサブグループに応じて処理を加えて提供するようにしているからである。
本発明についてここまでで説明してきた実施形態によれば、マルチキャスト管理エンティティ13は、それ自身が多層符号化や複合メディアストリームを適用できることが好ましい(可能であれば、多重化されたメディアストリームを分割した後でこれらを適用する。)。マルチキャスト管理エンティティ13は、結合されたメディアストリームまたは結合された符号を、個別のメディアストリームまたは個別の符号レイヤーへと分割処理できるように構成される。可能であれば、これらのストリームについての符号変換を実行した後で分割を実行してもよい。代替的に、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストのソースに、既存のマルチキャストセッション内で、または新しいマルチキャストセッションを確立させ、そのセッション内で、要求したフォーマットもしくは望ましいフォーマットを用いてメディアストリームを送信するよう指示する。オプションとして、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチキャストのソースに、その能力についての通知要求を送信してもよい。これにより、マルチキャストのソースが、要求されたフォーマットを用いてストリーム(一般には、マルチキャストのコンテンツ)を供給できるかどうかをチェックしたり、要求したりできる。マルチキャスト管理エンティティは、マルチキャストのサブグループの識別情報を、異なるメディアストリームおよび/または異なる符号ごとに割り当て、クライアント(宛先)に対して、異なるマルチキャストグループの目的と、サブグループごとの内部の対応データとについて通知してもよい。これは、興味のある団体向けの一般のマルチキャスト配信チャネルによって、Webページや何れかのデフォルトの設定メカニズムを介して、専用のマルチキャストグループに実行してもよい。クライアントは、処理可能なマルチキャストサブグループや、興味のあるサブグループや、単に支払ってもよいと思うようなサブグループへと、加入したり登録したりすることができる。
これにより、マルチキャスト管理エンティティの処理が簡単になり、実際に、この処理は、マルチキャスト管理エンティティとクライアントとの間のネゴシエーションのプロシージャに採用されよう。
好ましい実施形態によれば、マルチキャスト管理エンティティ13は、移動通信ネットワークのマルチメディア処理システムの一部であり、移動通信ネットワークにアクセスしている個々の移動局からの通信信号と移動局への通信信号とを処理する基本呼処理エンティティ11もまたマルチメディア処理システムの一部である。本発明は、第3世代共同プロジェクト(3GPP)の技術標準に準拠した移動通信システムに適用されることが好ましいだろう。この技術標準としては、3G TS 23.0002の例えば2001年6月のV5.0や、3G TS 23.228の例えば2001年6月のV5.1.0や、3G TS 23.060の例えば2001年1月のV3.6.0があり、これらのすべてをここに参照として取り込む。
3GPPのアーキテクチャーの説明に当てはめるとすれば、上記のマルチメディア処理システムは、インターネットプロトコル・マルチメディア・サブシステム(IMS)に相当し、呼処理エンティティ11は、一以上の呼状態制御機能(CSCF;すなわち、プロキシーCSCF、問い合せCSCFおよび在圏CSCFの一以上)に相当し、マルチキャスト管理エンティティ13は、マルチメディアリソース機能(MRF)に相当しうる。ここで、制御部131は、マルチメディアリソース機能制御装置(MRFC)に相当し、処理部132は、マルチメディアリソース機能処理装置(MRFP)に相当しうる。サポートノード12は、ゲートウェイGPRS(一般パケット無線サービス)のサポートノード(GGSN)であってもよい。
GGSNにおける位置登録機能は、加入情報とルーティング情報とを各加入者装置ごとに記憶しており、GGSNは、その加入者装置用にアクティブの状態にある少なくとも一つのPDP(パケットデータプロトコル)コンテキストを有している。加入情報とルーティング情報は、GPRSの移動局宛てのパケットデータトラフィックを、当該移動局が登録されているGGSNへと、トンネル化して送信するために必要となる。
上述したように、MRFは、マルチメディアリソース機能制御装置(MRFC)及びマルチメディアリソース機能処理装置(MRFP)と好適に分離される。MRFCとMRFPの機能は、好ましくは以下の通りである。MRFCは、MRFPにおけるマルチメディアストリームのリソースを制御し、および/または、アプリケーションサーバーと在圏CSCFから受信した情報(例:セッション識別情報)を翻訳し、それに応じてMRFPを制御し、および/または、CDR(呼の詳細記録)を生成する。ここで、MRFPは、Giインタフェース(Giインタフェースは、GPRSと外部のパケットデータネットワークとの間にある参照点である。)上のベアラ制御を実行し、および/または、MRFCによって制御されるリソースを提供し、および/または、受信した(複数の宛先向けの)メディアストリームをミックスし、および/または、(マルチメディア宣伝情報についての)メディアストリームのソースとして動作し、および/または、メディアストリームに関する処理(例えば、オーディオの符号変換や、メディアの解析など)を実行する。
さらに、アプリケーションサーバーが提供されてもよい(例えば、図2のサーバー261、262を参照のこと)。MRFに関してのアプリケーションサーバー(AS)のタスクは、会議機能(例えば、会議の予約、予約情報[例えば、開始時刻、会議時間、参加者のリストなど]の提供など)をMRFCに提供したり、および/または、フロア制御メカニズムを提供したりすることである。フロア制御メカニズムによって、エンドユーザは、メディアストリームがどのようにミックスされ、配信されるべきかを表す情報をMRFCに提供することができる。
制御信号のシグナリングやコンテンツの送信に使用されるプロトコルは、適宜または望ましく選択可能である。例として、これらの通信は次の少なくとも一つに従って実行することができる:
− SIP、セッション開始プロトコル(RFC 2543);マルチメディアセッションの制御を行なう;
− SDP、セッション記述プロトコル(RFC 227);マルチメディアセッションの記述を行なう;
− SAP、セッション告知プロトコル(案);マルチキャストによってマルチメディアセッションの広告を行なう;
− RT(C)P、リアルタイムのトランスポート(制御)プロトコル(RFC 1889)、リアルタイムデータの転送及びサービス品質(QoS)のフィードバックの提供を行なう;
− RTSP、リアルタイムのストリーミングプロトコル(RFC 2326);ストリーミングメディアの配信を制御する。
セッション開始プロトコルは、一以上の参加者に対してセッションを確立、変更および終了するための、アプリケーション層のプロトコルである。これらのセッションには、インターネットマルチメディア会議、インターネット電話呼、及びマルチメディア配信などが含まれる。セッションのメンバーは、マルチキャストによって、もしくはユニキャスト関連のメッシュ、またはこれらの組み合わせによって通信することができる。
セッションを確立する際に使用されるSIP招待メッセージは、互換性を有するメディアタイプのセットに同意することを可能ならしめるセッション記述情報を参加者に搬送する。SIPは、ユーザの移動をサポートしており、これは、ユーザの現在位置へと要求を代理処理したり、リダイレクトしたりすることで実現される。ユーザは、自己の現在位置を登録することができる。SIPは、特定の会議制御プロトコルに深く関係しているわけではない。SIPは、下位層のトランスポートプロトコルに依存することなく、追加機能について拡張することができる。
セッション記述プロトコル(SDP)は、セッションの宣伝、セッションの招待、及びマルチメディアセッションの開始に関する他のフォーマットなど、マルチメディアセッションについて記述するために使用される。SDPは、純粋に、セッションを記述するためのものであり、すなわち、マルチメディアセッションを探索して、参加するための十分な情報を搬送できるように明確に定義されたフォーマットである。SDPは、SAP、SIPおよびリアルタイムストリーミングプロトコル(RSTP)など、適宜の異なるトランスポートプロトコルを使用してもよい。
SDPのセッション記述メッセージには、以下のような情報が含まれる。メディアタイプ(ビデオ、オーディオ、その他など)、トランスポートプロトコル(RTP/UDP/IP、H.320、その他など)、メディアのフォーマット(H.261、ビデオ、MPEGビデオ、その他など)。
セッション記述は、セッションレベルの記述(セッションの全体と全てのマルチメディアストリームに適合するための詳細)と、オプションとして、いくつかのメディアレベルの記述(単一のメディアストリームに適合するための詳細)とを含む。
セッション宣伝プロトコル(SAP)は、マルチキャストマルチメディア会議と他のマルチキャストセッションを宣伝するために使用される。SAPは、定期的にセッションの記述(SDP)を含むパケットを、既知のマルチキャストアドレスやポートに向けてマルチキャストする。遠隔に位置する潜在的な参加装置は、セッションに参加するために必要となるツールを起動するために、セッション記述を使用することができる。SAPの宣伝装置は、SAPのリスナーが存在するか否かの情報を保持しない。
SAPは、長時間にわたる広域マルチキャストセッションの存在を宣伝するように意図されている。
リアルタイムのトランスポートプロトコル(RTP)は、エンドツーエンドのネットワーク転送機能を提供する。これは、マルチキャストやユニキャストのネットワークサービス上で、オーディオ、ビデオ、あるいはシミュレーションデータのようなリアルタイムのデータを送信するアプリケーションにふさわしいものである。RTPによって提供される機能は、ペイロードタイプの識別、シーケンス番号の割り振り、タイムスタンプの生成、及び配信の監視などがある。また、RTPは、UDPとIPマルチキャスト上で、オーディオやビデオをリアルタイムで送信するためのプロトコルとしてもふさわしい。
データのトランスポートは、制御プロトコル(RTCP)によって補強される。当該プロトコルは、QoSを監視して、進行中のセッションの参加者たちについての情報を伝送するために使用される。会議における各メディアのストリームは、個々のRTPセッション(個々のRTCPストリームを伴う。)として送信される。RTCPの報告メッセージは、直前の報告メッセージ以降に紛失したパケットの数や、紛失パケットの累積値、到着したデータ間のジッターなど、特定のソースから受信したデータについての統計を提供する。
セッションが確立された後(可能であれば配信の後)で、QoSはRTCPによって監視されうる。必要とされているQoSがもはや満たされないとなれば、新規の配信について決定することができる
RTPもRTCPも、マルチキャストのために設計されている。
リアルタイムのストリーミングプロトコル(RTSP)は、マルチメディアサーバをリモートコントロールする標準の方法を提供する。Webベースのメディア・オンデマンドをサービス提供することを主要な目標としているが、一方で、RTSPは、ビデオカセットレコーダーに似たオーディオおよびビデオストリームの制御や、RTPデータストリームの再生機能や記録機能を提供するためにも好適である。クライアントは、記録されたマルチメディアのセッションを既存のマルチキャストベースの会議の中で再生するようRTSPサーバーに指定したり、あるいは、会議に参加すべきことや会議を記録すべきことを当該サーバーに指定したりすることができる。
上述した個々の実施形態あるいは一以上の組み合わせによれば、次のような利点がある:
− UMTSのネットワークにおいてポイントツーマルチポイントまたはマルチキャストのサービスを提供でき、
− マルチキャストサービスについて、ネットワークの事業者が、グループ管理、グループ許可制御、及びグループ課金機能を制御でき、
− マルチキャストのメディア処理ユニットとローカルのマルチキャストルーター(マルチキャスト管理エンティティの配置されているもの)とを統合することにより、効率の良いストリーム処理と追加の機能とを提供でき、
− 基本呼処理エンティティ(例えば、S−CSCFなど)が、マルチキャスト管理制御部(例えば、MRFCなど)を搭載でき、マルチキャスト管理制御部は、マルチキャスト管理処理部(例えば、MRFP)をできる限り宛先の近くに配置できる。(これは、マルチキャスト管理処理部がマルチキャストストリームの複製処理を実行しなければならないときのことである。)
− 多層符号化と複合メディアストリームについて専用のマルチキャストグループを使用することで、異質なクライアントをサポートすることができ、
− ユニキャストのサービスについて指定された(マルチキャスト管理エンティティ内の)同一のストリーム操作要素をマルチキャストサービスについて使用でき(これは、マルチキャストルーティングプロトコルのコンテンツについての終端と、分析の後で使用できる)、
− 蓄積交換マルチキャストサービスを提供できる(例えば、サードパーティのマルチキャストサービスプロバイダのために、リモートマルチキャストサービスのリソースをプールすることができる。)。また、これは、宛先に対してより近いマルチキャストサービスについてのキャッシュと考えることもでき、
− マルチキャスト(あるいはより一般的なポイントツーマルチポイント)のサービスストリームについてのプロキシー機能を提供できる。
本発明についてのネットワークエンティティは、ハードウェアや、ソフトウェアとハードウェアとの適宜の組み合わせによって実現でき、本発明の制御方法は、ソフトウェアによって実現しうる。したがって、本発明は、そのようなソフトウェアを運搬するデータキャリヤや、データ記憶媒体によって実現される。
技術用語「エンティティ」は、論理的に識別可能かつ区別可能なネットワークの部分(パーツ)として呼んでおり、一以上の機能を有し、一つの物理ユニットに搭載されてもよいし、複数の物理ユニットに分散して搭載されてもよい。
好ましい実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、これらの詳細な説明は、当業者が本発明を完全に理解できるようにするために提供したものであって、本発明に係る権利範囲を限定することを意図したものではない。本発明の権利範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義されるのである。参照番号は理解を容易にするために使用しており、権利範囲を限定するために用いているわけではない。
図1は、本発明の実施形態の概要を示す図である。 移動通信ネットワークのアーキテクチャーの概要を示す図である。 本発明の実施形態において、分離可能な部分を含んだマルチキャスト送信信号のコンテンツの処理を図解した図である。

Claims (19)

  1. 通信ネットワークに接続可能なネットワークエンティティ(13)であって、
    − 前記通信ネットワークにおいてマルチキャスト送信信号(151、152)の受信および生成を制御するよう構成されており、前記マルチキャスト送信信号は、送信コンテンツとマルチキャストグループの識別情報とを搬送する送信信号であり、前記マルチキャストグループの識別情報は、前記マルチキャスト送信信号の宛先(16)となるグループを識別するための情報であり、
    − 前記マルチキャストグループの識別情報に基づいてマルチキャスト送信信号(151,152)用の宛先(16)を決定する第1のプロシージャを実行するよう構成されており、
    − 前記第1のプロシージャの処理結果に基づいてマルチキャスト送信信号(151,152,153)を処理する第2のプロシージャを実行するよう構成されており、前記第2のプロシージャには、マルチキャスト送信信号のルーティング、信号処理、終端処理および発信処理のうちの少なくとも一つに関するルーチンが含まれていることを特徴とするネットワークエンティティ。
  2. 前記ネットワークエンティティ(13)は、前記通信ネットワークの内部または外部に位置し、マルチキャストの宛先(16)として動作するエンティティからマルチキャストサービスについてのサービス登録要求を受信して終端するように構成されているとともに、前記宛先(16)についての識別情報と前記マルチキャストグループの識別情報とを関連付けるマルチキャストのサービス記録を管理するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のネットワークエンティティ。
  3. 前記ネットワークエンティティ(13)は、前記通信ネットワークの内部または外部に位置し、マルチキャストの宛先(16)として動作するエンティティからマルチキャストセッションについてのセッション登録要求を受信して終端するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークエンティティ。
  4. 前記ネットワークエンティティ(13)は、前記通信ネットワークの内部または外部に位置し、マルチキャストのソース(10、14)として動作するエンティティからマルチキャストセッションについてのセッション招待要求を受信して終端するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  5. 前記第2のプロシージャには、前記第1のプロシージャからの処理結果に基づいて、前記マルチキャスト送信信号のコンテンツを複製する一以上の位置を選択する選択ルーチンが含まれていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  6. 前記選択ルーチンは、リソースの負荷を軽減するために、前記宛先への配信に基づいて、前記マルチキャストコンテンツの複製を最適化するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のネットワークエンティティ。
  7. 前記第2のプロシージャには、前記マルチキャストのコンテンツを送信する前に、前記マルチキャストのコンテンツに係る一以上のパラメータを変更することによって前記マルチキャストのコンテンツを処理するルーチン、および前記コンテンツを変更するルーチンの少なくともひとつが含まれていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  8. 前記第2のプロシージャには、前記マルチキャストのコンテンツを送信する前に、マージ処理により前記マルチキャストのコンテンツを処理するルーチン、および、あるマルチキャストのコンテンツを他のマルチキャスト送信信号に係るマルチキャストのコンテンツと結合するルーチンの少なくともひとつが含まれていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  9. 前記ネットワークエンティティ(13)は、グループごとの許可制御、グループごとの課金処理、グループごとの統計情報の収集処理、および前記マルチキャストグループについてのグループごとの統計評価処理の少なくともひとつを実行するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  10. 前記マルチキャスト送信信号が、分離可能なデータ部分(301、302、303)を含んでいる場合に、前記第1のプロシージャには、宛先となるサブグループの決定が含まれ、各サブグループは、前記分離可能なデータ部分(301、302、303)の一以上の受信に関連するものであり、前記第2のプロシージャには、前記マルチキャスト送信信号のコンテンツの分離処理を制御するルーチンと、前記第1のプロシージャにおいて決定されたサブグループに従って、分離された個々のデータ部分(301、302、303)を転送するルーチンとが含まれていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  11. 前記分離可能なデータ部分(301−303)は、メディアタイプが異なるストリームであることを特徴とする請求項10に記載のネットワークエンティティ。
  12. 前記分離可能なデータ部分(301−303)は、スケーラブル符号化により符号化されたデータに係る、異なるレイヤーであることを特徴とする請求項10または11に記載のネットワークエンティティ。
  13. 前記ネットワークエンティティ(131)は、制御部(131)と処理部(132)とを含み、前記通信ネットワークにおいて、前記制御部(131)は、セッション制御を担当し、前記処理部(132)は、ベアラ制御を担当することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  14. 前記通信ネットワークは、移動通信ネットワークであり、前記移動通信ネットワークには、移動局(10、101、102、103、104、105)に前記移動通信ネットワークへのアクセスを提供する第1のネットワーク部(20)と、前記移動局(10、101、102、103、104、105)への通信と前記移動局からの通信とを制御する第2のネットワーク部(21)とが含まれ、前記ネットワークエンティティ(13)は、前記第2のネットワーク部(21)に接続するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のネットワークエンティティ。
  15. 前記ネットワークエンティティ(13)は、前記移動通信ネットワークのマルチメディア処理システムであり、前記マルチメディア処理システムには、さらに、前記移動通信ネットワークにアクセスする個々の前記移動局への通信と前記移動局からの通信とを処理する基本呼処理エンティティ(11)が含まれることを特徴とする請求項14に記載のネットワークエンティティ。
  16. 前記移動通信システムは、第3世代共同プロジェクトの技術標準に準拠したものであり、前記マルチメディア処理システムは、インターネットプロトコルのマルチメディアサブシステムであり、前記基本呼処理エンティティ(11)は、呼状態制御機能であり、前記マルチキャスト管理エンティティ(13)は、マルチメディアのリソース機能であることを特徴とする請求項15に記載のネットワークエンティティ。
  17. 通信ネットワークにおけるネットワークエンティティ(13)を制御する制御方法であって、前記ネットワークエンティティ(13)は、前記通信ネットワークにおいてマルチキャスト送信信号の受信および生成を制御するように構成されており、前記マルチキャスト送信信号は、コンテンツとマルチキャストグループの識別情報とを搬送する送信信号であり、前記マルチキャストグループの識別情報は、前記マルチキャスト送信信号の宛先となるグループを識別するための情報であり、
    前記制御方法は、
    − 前記マルチキャストグループの識別情報に基づいてマルチキャスト送信信号用の宛先を決定する第1のプロシージャを実行するステップと、
    − 前記第1のプロシージャの処理結果に基づいてマルチキャスト送信信号を処理する第2のプロシージャを実行するステップとを含み、
    前記第2のプロシージャには、マルチキャスト送信信号のルーティング、信号処理、終端処理および発信処理のうちの少なくとも一つに関するルーチンが含まれていることを特徴とするネットワークエンティティ。
  18. 請求項17に記載の制御方法をコンピュータ装置において実行するように構成されたコンピュータプログラム。
  19. 請求項18に記載のコンピュータプログラムを搬送するためのコンピュータ可読データ搬送体。
JP2003524188A 2001-08-29 2001-08-29 Umtsネットワークにおいてマルチキャスト通信を実行するための方法および装置 Expired - Fee Related JP4575663B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2001/009952 WO2003019860A1 (en) 2001-08-29 2001-08-29 Method and device for multicasting in a umts network

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005527126A true JP2005527126A (ja) 2005-09-08
JP2005527126A5 JP2005527126A5 (ja) 2010-07-08
JP4575663B2 JP4575663B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=8164568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003524188A Expired - Fee Related JP4575663B2 (ja) 2001-08-29 2001-08-29 Umtsネットワークにおいてマルチキャスト通信を実行するための方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20050021833A1 (ja)
EP (1) EP1421736B1 (ja)
JP (1) JP4575663B2 (ja)
CN (1) CN100420192C (ja)
AT (1) ATE297086T1 (ja)
DE (1) DE60111276T2 (ja)
WO (1) WO2003019860A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090977A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Nec Corporation マルチキャスト通信システムおよび方法
US7917637B2 (en) 2006-02-18 2011-03-29 Huawei Technologies Co., Ltd. System, method and apparatus for establishing interactive media session based on IP Multimedia Subsystem
JP2014194782A (ja) * 2009-06-30 2014-10-09 Nec Europe Ltd 警報メッセージの配信をサポートする方法

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036871A1 (en) * 2001-10-19 2003-05-01 Nokia Corporation Transmission of multicast and broadcast multimedia services via a radio interface
US7535915B2 (en) * 2001-12-31 2009-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for scalable and redundant SIP message routing in an IP multimedia subsystem
CN1177436C (zh) * 2002-02-09 2004-11-24 华为技术有限公司 移动网络中多播用户的管理方法
KR100905613B1 (ko) * 2002-06-03 2009-07-02 삼성전자주식회사 이동통신시스템에서 패킷 데이터의 멀티캐스트 송수신 방법 및 장치
CN100409698C (zh) * 2003-08-06 2008-08-06 北京三星通信技术研究有限公司 区分mbms业务请求与其它业务请求的方法
JP4571637B2 (ja) * 2003-08-26 2010-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ポイントツーマルチポイントデータ送信のための方法、通信システム、送信局及び受信局
US7362757B2 (en) 2003-11-26 2008-04-22 Cisco Technology, Inc. Optimizing 802.11 power-save for IP multicast groups
US20060029074A2 (en) * 2004-02-09 2006-02-09 Packethop, Inc. ENHANCED MULTICASE FORWARDING CACHE (eMFC)
ATE359636T1 (de) 2004-06-21 2007-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Skalierbare und adaptive qos-architektur für mehrkanal multicast/broadcast dienste
JP4403893B2 (ja) * 2004-06-21 2010-01-27 株式会社日立製作所 マルチキャストパケット転送装置
EP1613105A1 (en) * 2004-06-29 2006-01-04 France Telecom Transmission of content in a push-to-talk system
FR2880230B1 (fr) * 2004-12-23 2007-05-11 Sagem Procede et dispositif de transfert d'une reference de groupe
CN100366099C (zh) * 2005-01-13 2008-01-30 华为技术有限公司 使多个用户在同一信道下接收数据业务的方法
CN100438645C (zh) * 2005-01-14 2008-11-26 华为技术有限公司 使多个用户在同一信道下接收数据业务的方法
US20060247851A1 (en) * 2005-03-08 2006-11-02 Morris Robert P Mobile phone having a TV remote style user interface
US20070168523A1 (en) * 2005-04-11 2007-07-19 Roundbox, Inc. Multicast-unicast adapter
KR100686079B1 (ko) * 2005-08-30 2007-02-26 엘지전자 주식회사 인터넷 프로토콜 멀티미디어 서브시스템을 이용한 이동통신단말기의 양방향 방송 서비스 시스템 및 이를 이용한 방법
CN100440799C (zh) * 2005-09-06 2008-12-03 华为技术有限公司 一种接入设备中主备板备份及倒换的方法
WO2007075196A1 (en) * 2005-09-07 2007-07-05 Vidyo, Inc. System and method for a high reliability base layer trunk
US7643472B2 (en) 2005-10-19 2010-01-05 At&T Intellectual Property I, Lp Methods and apparatus for authorizing and allocating outdial communication services
US7839988B2 (en) 2005-10-19 2010-11-23 At&T Intellectual Property I, L.P. Methods and apparatus for data structure driven authorization and/or routing of outdial communication services
US7924987B2 (en) * 2005-10-19 2011-04-12 At&T Intellectual Property I., L.P. Methods, apparatus and data structures for managing distributed communication systems
KR101191721B1 (ko) * 2005-11-03 2012-10-16 삼성전자주식회사 IPv6 기반의 와이어리스 네트워크에서 그룹 별멀티캐스트 지원을 위한 연결 식별자 생성 및 관리 방법과이를 채용한 네트워크 인터페이스
US8436889B2 (en) * 2005-12-22 2013-05-07 Vidyo, Inc. System and method for videoconferencing using scalable video coding and compositing scalable video conferencing servers
US8179891B2 (en) * 2006-01-25 2012-05-15 Vectormax Corporation Method and apparatus for interdomain multicast routing
CN101030961B (zh) * 2006-03-02 2010-08-25 华为技术有限公司 一种在基于ngn网络实现时移电视业务的方法及其系统
CN100426931C (zh) * 2006-04-13 2008-10-15 华为技术有限公司 语音组呼业务消息处理方法
FI20065479A0 (fi) * 2006-07-05 2006-07-05 Nokia Corp Ryhmäkommunikaatio
JP5155323B2 (ja) * 2006-09-29 2013-03-06 ヴィドヨ,インコーポレーテッド スケーラブルビデオ符号化サーバ及びマルチキャストを用いる多地点会議のためのシステム及び方法
WO2009029107A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Vulano Group, Inc. Gaming device for multi-player games
US8572176B2 (en) * 2007-08-31 2013-10-29 Lava Two, Llc Forward path multi-media management system with end user feedback to distributed content sources
US8509748B2 (en) * 2007-08-31 2013-08-13 Lava Two, Llc Transaction management system in a multicast or broadcast wireless communication network
CN101159688B (zh) * 2007-11-08 2010-06-23 华为技术有限公司 组播路由跟踪的方法和路由器
CN101442502B (zh) * 2007-11-20 2013-10-09 华为技术有限公司 基于组播技术的会话监控方法、装置及系统
EP2106062A1 (en) * 2008-03-27 2009-09-30 THOMSON Licensing Method and device for providing a service
US9456326B2 (en) * 2008-07-24 2016-09-27 Cable Television Laboratories, Inc. Method and system of supporting continuous access to content transmitted over two or more networks
US8116230B2 (en) * 2008-07-31 2012-02-14 Motorola Solutions, Inc. Establishing communication pathways between infrastructure devices in a group communication system implemented over a wide area network
US8416727B2 (en) * 2008-07-31 2013-04-09 Motorola Solutions, Inc. Communicating a group message packet over a wide area network
US8498725B2 (en) 2008-11-14 2013-07-30 8X8, Inc. Systems and methods for distributed conferencing
WO2010071623A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Thomson Licensing Method and apparatus for improved network switch multicast functionality
GB2469468B (en) * 2009-04-14 2015-01-21 Skype Method and system for data transmission
CN102143239B (zh) 2010-02-02 2015-01-28 华为技术有限公司 实现在不同网络间进行通信的方法及装置
US9083541B1 (en) * 2010-07-29 2015-07-14 Crimson Corporation Retransmitting lost packets for multicast data distribution
US20130064164A1 (en) * 2011-09-09 2013-03-14 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for managing multicast service
KR20130038735A (ko) * 2011-10-10 2013-04-18 한국전자통신연구원 실시간 동영상 중계 장치 및 방법
CN102625150A (zh) * 2012-03-16 2012-08-01 中国科学院计算技术研究所 一种媒体播放系统和方法
CN103731929B (zh) * 2012-10-11 2019-03-15 中兴通讯股份有限公司 承载管理方法、装置及系统
CN103220345B (zh) * 2013-03-29 2016-12-28 中兴通讯股份有限公司 门户设备管理方法以及门户设备和系统
US9575773B2 (en) * 2013-10-23 2017-02-21 Vmware, Inc. Monitoring multiple remote desktops on a wireless device
US10659243B1 (en) 2017-09-08 2020-05-19 8X8, Inc. Management of communication bridges between disparate chat rooms

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059355A2 (en) * 1998-05-13 1999-11-18 Nokia Networks Oy Point-to-multipoint transmission on a mobile communication system
JP2000217157A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Mitsubishi Electric Corp 移動通信システムおよび移動局
WO2000057601A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-28 Nokia Networks Oy Method and network element for forwarding multicast messages
WO2000069163A2 (en) * 1999-05-10 2000-11-16 Expanse Networks, Inc. Advertisement subgroups for digital streams
JP2001036528A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多地点通信用マルチキャスト中継装置
WO2001031497A1 (en) * 1999-10-22 2001-05-03 Activesky, Inc. An object oriented video system

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69228423T2 (de) * 1992-11-27 1999-09-30 Ibm Mehrfachsende-Leitweglenkung zwischen Bereichen
US5515372A (en) * 1994-03-21 1996-05-07 Modulation Sciences, Inc. Method and apparatus for radio data control
US5793980A (en) * 1994-11-30 1998-08-11 Realnetworks, Inc. Audio-on-demand communication system
US5959989A (en) * 1997-06-25 1999-09-28 Cisco Technology, Inc. System for efficient multicast distribution in a virtual local area network environment
US6112245A (en) * 1998-04-07 2000-08-29 3Com Corporation Session establishment for static links in Point-to-Point Protocol sessions
US6625141B1 (en) * 1999-06-18 2003-09-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for providing value-added services (VAS) in an integrated telecommunications network using session initiation protocol (SIP)
US6704311B1 (en) * 1999-06-25 2004-03-09 Lucent Technologies Inc. Application-level switching server for internet protocol (IP) based networks
US6771644B1 (en) * 1999-09-17 2004-08-03 Lucent Technologies Inc. Program insertion in real time IP multicast
US6636895B1 (en) * 1999-10-13 2003-10-21 Nortel Networks Limited System, device, and method for distributing multicast routing information in a protocol independent multicast network
EP1111894A1 (en) * 1999-12-22 2001-06-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Communication system and method for establishing a conversation using different link layer thechnologies
US6505169B1 (en) * 2000-01-26 2003-01-07 At&T Corp. Method for adaptive ad insertion in streaming multimedia content
US20020097728A1 (en) * 2000-11-17 2002-07-25 Starguide Digital Networks, Inc. Method and apparatus for injection of IP multicast content into an ATM DSL network
AU2002220110A1 (en) * 2000-12-05 2002-06-18 Starguide Digital Networks, Inc. Method and apparatus for ip multicast content distribution system having national and regional demographically targeted advertisement insertion
US7231430B2 (en) * 2001-04-20 2007-06-12 Egenera, Inc. Reconfigurable, virtual processing system, cluster, network and method

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059355A2 (en) * 1998-05-13 1999-11-18 Nokia Networks Oy Point-to-multipoint transmission on a mobile communication system
JP2000217157A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Mitsubishi Electric Corp 移動通信システムおよび移動局
WO2000057601A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-28 Nokia Networks Oy Method and network element for forwarding multicast messages
WO2000069163A2 (en) * 1999-05-10 2000-11-16 Expanse Networks, Inc. Advertisement subgroups for digital streams
JP2001036528A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多地点通信用マルチキャスト中継装置
WO2001031497A1 (en) * 1999-10-22 2001-05-03 Activesky, Inc. An object oriented video system
JP2003513538A (ja) * 1999-10-22 2003-04-08 アクティブスカイ,インコーポレイテッド オブジェクト指向ビデオシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7917637B2 (en) 2006-02-18 2011-03-29 Huawei Technologies Co., Ltd. System, method and apparatus for establishing interactive media session based on IP Multimedia Subsystem
US8150975B2 (en) 2006-02-18 2012-04-03 Huawei Technologies Co., Ltd. System, method and apparatus for establishing interactive media session based on IP multimedia subsystem
WO2008090977A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Nec Corporation マルチキャスト通信システムおよび方法
JP2008187250A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Nec Corp マルチキャスト通信システムおよび方法
US8027274B2 (en) 2007-01-26 2011-09-27 Nec Corporation Multicast communication system and method
JP2014194782A (ja) * 2009-06-30 2014-10-09 Nec Europe Ltd 警報メッセージの配信をサポートする方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1421736A1 (en) 2004-05-26
US20050021833A1 (en) 2005-01-27
JP4575663B2 (ja) 2010-11-04
CN100420192C (zh) 2008-09-17
DE60111276D1 (de) 2005-07-07
DE60111276T2 (de) 2006-04-27
EP1421736B1 (en) 2005-06-01
CN1575565A (zh) 2005-02-02
WO2003019860A1 (en) 2003-03-06
ATE297086T1 (de) 2005-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4575663B2 (ja) Umtsネットワークにおいてマルチキャスト通信を実行するための方法および装置
JP3942033B2 (ja) ポイントツーポイントパケット交換向きのネットワークにおけるマルチキャスト方法
CN101420375B (zh) 通信网络中的共享内容流的分配
US8542622B2 (en) Delivery of multicast data
EP1676398B1 (en) Multi-user streaming
JP5363461B2 (ja) グループ呼機能の問い合わせ
JP5711143B2 (ja) 高信頼マルチキャスト・ストリーミングを行う方法および装置
US8670354B2 (en) Sharing ongoing data session
US20040202295A1 (en) Lawful interception for VoIP calls in IP based networks
US20090161590A1 (en) Multicast data stream selection in a communication system
KR100612674B1 (ko) 이동통신 시스템에서 양방향 멀티미디어 콘텐츠 서비스제공 방법
EP1729475A1 (en) SIP based floor control method in &#34;Push to&#34; over cellular services
Yang et al. SIP-based Group Service Improvement in CDMA2000 Network

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100512

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20100512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4575663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees