JP2005326225A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションによる好適な現在地の表示を可能とするための情報を取得することができるようにする。
【解決手段】GPS受信部21は、衛星からの電波に基づいて現在地を測位し、測位結果を表す位置情報を取得する。PHS通信部22は、PHS基地局との無線通信により現在地を測位し、測位結果を表す位置情報を取得する。測位レベル判定部65は、GPS受信部21、PHS通信部22による測位の精度を判定し、判定結果を表す測位レベルをデータ生成部64に出力する。現在地情報算出部63は、GPS受信部21により取得された位置情報と、PHS通信部22により取得された位置情報などを用いて現在地を算出し、算出した現在地情報をデータ生成部64に出力する。データ生成部64は、現在地情報と測位レベルから測位データを生成し、出力する。本発明は、携帯型の情報処理装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば、アプリケーションによる好適な現在地の表示を可能とするための情報を取得することができるようにする情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
ユーザの現在地を取得する技術としてGPS(Global Positioning System)が普及している。GPSは、例えば、カーナビゲーションシステム、携帯電話機などの各種の機器に搭載され、それにより様々な位置情報サービスが展開されている。
GPSを用いた測位は、GPS衛星からの電波に基づいて行われる。一般に、4つ以上のGPS衛星からの電波が受信可能な場合、3-D(three-dimensional)での測位(3次元空間上の位置の測位)が可能となり、誤差が数m乃至十数mの高精度な位置情報が得られる。また、2つまたは3つのGPS衛星からの電波が受信可能な場合には、2-D(two-dimensional)での測位が可能となり、誤差が数十mの位置情報が得られる。
また、PHS(Personal Handy-phone System)(登録商標)通信に代表される基地局との通信により現在地の位置情報を通知するサービスも行われている。PHS通信おいては、PHS基地局が他のPHS基地局と比較的近距離(約100m乃至500m)に配置されていることを利用して、例えば、ユーザが携帯しているPHS端末にPHS基地局の位置を通知し、そのPHS基地局の位置を現在地の位置情報とさせる。従って、PHS通信を用いた測位の場合は、誤差が100m乃至数100mの位置情報が得られる。
ここで、GPSによる測位は、屋外では比較的良好に行うことができるが、屋内ではGPS衛星からの電波を受信することが困難であり、その精度が大きく落ちてしまうという課題がある。
そこで、近年、GPSとPHS通信とを併用して現在地を取得する技術が各種提案されている。これは、PHS通信を用いた測位は、GPSの場合と較べて屋内でも良好な測位が可能であることから、GPSの測位が困難になった場合には、それをPHS通信による測位によりカバーすることで連続して測位を可能にするものである。
特許文献1には、GPSによる測位により得られる位置情報と、PHS通信により得られる位置情報とを併用して現在地を求める位置検出装置が提案されている。また、特許文献1には、PHS基地局からの電波強度に基づいて、現在地とPHS基地局との距離を算出することも提案されている。
特許文献2には、PHS通信などで通信可能な基地局の数に基づいて現在地が都市部であるのか山間部であるのかを判定し、その判定結果に基づいて、GPS測位を行うか、またはPHS通信による位置情報の取得を行うのかを切り替える位置情報端末が提案されている。
特許文献3には、GPS測位を行うときの初期値として、PHS通信により得られる位置情報を利用する情報端末が提案されている。
特開2001−305210号公報 特開2003−284123号公報 特開2001−133535号公報
ところで、GPSやPHS通信により測位された現在地の情報を用いて現在地を表示したりするアプリケーションには、その現在地の情報が通知されるだけであり、精度といった、現在地を表示したりするのに重要な要素となる情報が提供されないのが一般的である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、アプリケーションによる好適な現在地の表示を可能とするための情報を取得することができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段と、複数の測位手段のうち、測位可能な測位手段による測位の精度を取得する精度取得手段と、測位手段により測位された現在地を表す情報と、精度取得手段により取得された測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
複数の測位手段は、衛星からの電波を受信して現在地を測位する第1の測位手段と、基地局との無線通信により現在地を測位する第2の測位手段とを含むことを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、第1の測位手段により測位された現在地を表す情報を記憶する記憶手段と、第1の測位手段による測位が不可能になった場合、第2の測位手段により測位された現在地を、記憶手段により記憶されている現在地を表す情報を用いて補正する補正手段さらに備えるようにすることができる。
本発明の情報処理装置は、測位手段により測位された現在地を、精度取得手段により取得された測位の精度とともに表示させる表示制御手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の情報処理方法は、それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段を備える情報処理装置の情報処理方法であって、複数の測位手段のうち、測位可能な測位手段による測位の精度を取得する精度取得ステップと、測位手段により測位された現在地を表す情報と、精度取得ステップの処理により取得された測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段を備える情報処理装置の情報処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、複数の測位手段のうち、測位可能な測位手段による測位の精度を取得する精度取得ステップと、測位手段により測位された現在地を表す情報と、精度取得ステップの処理により取得された測位の精度を表す情報を対応付けて出力させる出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、複数の測位手段のうち、測位可能な測位手段による測位の精度が取得され、現在地を表す情報と、測位の精度を表す情報が対応付けて出力される。
本発明によれば、アプリケーションによる好適な現在地の表示を可能とするための情報を取得することができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項にすべて記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置(例えば、図1の携帯端末1)は、それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段(例えば、図3のGPS受信部21、PHS通信部22)と、複数の前記測位手段のうち、測位可能な前記測位手段による測位の精度を取得する精度取得手段(例えば、図3の測位レベル判定部65)と、前記測位手段により測位された前記現在地を表す情報と、前記精度取得手段により取得された前記測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力手段(例えば、図3のデータ生成部64)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の情報処理装置の複数の前記測位手段は、衛星からの電波を受信して現在地を測位する第1の測位手段(例えば、図3のGPS受信部21)と、基地局との無線通信により現在地を測位する第2の測位手段(例えば、図3のPHS通信部22)とを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の情報処理装置は、前記第1の測位手段により測位された前記現在地を表す情報を記憶する記憶手段(例えば、図3のバッファ62A)と、前記第1の測位手段による測位が不可能になった場合、前記第2の測位手段により測位された現在地を、前記記憶手段により記憶されている前記現在地を表す情報を用いて補正する補正手段(例えば、図3の補正平滑化部63A)さらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理装置は、前記測位手段により測位された前記現在地を、前記精度取得手段により取得された前記測位の精度とともに表示させる表示制御手段(例えば、図7のパーソナルコンピュータ211に地図を表示させるための測位データを出力する図3のデータ生成部64)をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理方法は、それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の(例えば、図3のGPS受信部21、PHS通信部22)測位手段を備える情報処理装置の情報処理方法であって、複数の前記測位手段のうち、測位可能な前記測位手段による測位の精度を取得する精度取得ステップ(例えば、図4のステップS4)と、前記測位手段により測位された前記現在地を表す情報と、前記精度取得ステップの処理により取得された前記測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力ステップ(例えば、図4のステップS6)とを含むことを特徴とする。
請求項6に記載のプログラムにおいても、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項5に記載の情報処理方法と同様である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した携帯端末の外観の構成例を示す図である。
携帯端末1の上部には、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナ2、およびPHS基地局と無線通信を行うPHSアンテナ3が設けられている。携帯端末1の正面には、LCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部4が設けられている。
携帯端末1は、GPSアンテナ2で受信される衛星からの電波に基づいて(捕捉できた衛星からの情報に基づいて)携帯端末1の現在位置を測位し、その測位結果である緯度、経度情報を含む位置情報を取得するとともに、PHSアンテナ3を介してPHS基地局との間で無線通信を行い、近くにあるPHS基地局の緯度、経度情報を含む位置情報を、自分自身の(ユーザの)現在地を表す情報として取得する。
また、携帯端末1は、例えば、捕捉できた衛星の数に基づいて、衛星からの情報に基づいて得られた位置情報と、PHS基地局との間での無線通信により得られた位置情報のいずれか一方を選択する。この選択された位置情報は、例えば、表示部4に現在地を表示するために用いられる。
携帯端末1により選択された位置情報は、例えば、携帯端末1を携帯しているユーザの移動を監視している監視者が利用する装置に送信され、その装置で監視対象者(携帯端末1を携帯しているユーザ)の位置を表示するためにも用いられる。携帯端末1からその機器に送信される情報には、現在地を表す情報の他に、測位の精度に関する情報も含まれており、その精度に関する情報も、監視対象者の位置を表示するときに用いられる。
このように、携帯端末1においては、測位の精度に関する情報も取得され、現在地を表示するアプリケーションなどに提供される。
以下、適宜、衛星からの情報に基づいて行われる測位をGPS測位といい、PHS基地局との間での無線通信により行われる測位をPHS測位という。また、GPS測位により得られる位置情報をGPS現在地情報といい、PHS測位により得られる位置情報をPHS基地局位置情報という。
図2は、図1の携帯端末1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
GPS受信部21は、GPSアンテナ2で受信される衛星からの電波に基づいて現在地を算出し、算出した現在地を表すGPS現在地情報を中央演算部24に出力する。
PHS通信部22は、近くにあるPHS基地局との間で無線通信を行い、取得したそのPHS基地局のPHS基地局位置情報を中央演算部24に出力する。複数のPHS基地局との間で無線通信が可能である場合、PHS通信部22によるPHS基地局位置情報の取得は、例えば、電波強度に基づいて最も近い1つのPHS基地局が識別され、その最も近いと識別されたPHS基地局からの情報が、PHS基地局位置情報として取得されるようにして行われる。
記憶部23は、例えば、半導体メモリやハードディスクなどで構成され、中央演算部24が実行するプログラムや、表示部4に表示する地図データ等を記憶する。記憶部23には、中央演算部24が各種の処理を実行する上で必要なデータ等も一時的に記憶される。
中央演算部24は、記憶部23に記憶されているプログラムを実行することにより各種の処理を行う。例えば、中央演算部24は、表示部4に地図を表示させるとともに、その地図上に、GPS受信部21により取得されるGPS現在地情報や、PHS通信部22により取得されるPHS基地局位置情報に基づいて現在地を表示させる。
加速度センサ25は、例えば、携帯端末1を携帯しているユーザが移動しているときの携帯端末1の加速度を検出する。ジャイロセンサ26は、例えば、携帯端末1を携帯しているユーザが移動しているときの携帯端末1の進行方向を検出する。
通信部27は、例えば、有線または無線のLAN(Local Area Network)を経由してネットワークに接続し、そのネットワークに接続される他の装置とデータの送受信を行う。
図3は、図1の携帯端末1の機能的な構成例を示すブロック図である。
図3の構成の少なくとも一部は、例えば、図2の中央演算部24により所定のプログラムが実行されることにより実現される。
携帯端末1は、図2のGPS受信部21、PHS通信部22、加速度センサ25、およびジャイロセンサ26の他、制御部61、バッファ62Aおよび62B、現在地情報算出部63、データ生成部64、測位レベル判定部65により構成される。
GPS受信部21は、制御部61により決定されたサンプリングレートに従ってGPS測位を行い(測位を試み)、所定の数以上の衛星を捕捉できたため、GPS測位が可能である場合には、そのGPS測位により得られたGPS現在地情報をバッファ62Aに記憶させる。また、GPS受信部21は、捕捉できた衛星の数を表す情報を測位レベル判定部65に出力するとともに、GPS測位が可能である場合には、そのGPS測位により得られたGPS現在地情報も測位レベル判定部65に出力する。
PHS通信部22は、制御部61により決定されたサンプリングレートに従ってPHS基地局と無線通信を行い(測位を試み)、PHS基地局と通信ができたため、PHS測位が可能である場合には、そのPHS測位により得られたPHS基地局位置情報をバッファ62Bに記憶させる。また、PHS通信部22は、無線通信が可能なPHS基地局の数を表す情報とともに、PHS測位が可能である場合には、そのPHS測位により得られたPHS基地局位置情報を測位レベル判定部65に出力する。
制御部61は携帯端末1の全体を制御する。制御部61が有する測位モードテーブル61Aには、例えば、GPS測位のサンプリングレートや、PHS測位のサンプリングレートが、後述する測位レベル判定部65が出力する測位レベルに対応付けて記述されており、制御部61は、この測位モードテーブル61Aの記述に従って、測位レベル判定部65が出力する測位レベルに対応付けられたサンプリングレートで動作するようにGPS受信部21、PHS通信部22、現在地情報算出部63などを制御する。
バッファ62Aには、所定のサンプリングレートに従って時系列的にGPS受信部21から供給されてくるGPS現在地情報の最新のN個が記憶される。バッファ62Bには、所定のサンプリングレートに従ってPHS通信部22から時系列的に供給されてくるPHS基地局位置情報の最新のN個が記憶される。バッファ62Aに記憶されているGPS現在地情報とバッファ62Bに記憶されているPHS基地局位置情報は、適宜、現在地情報算出部63により読み出される。
現在地情報算出部63は、測位レベル判定部65により判定された測位レベルに基づいて、バッファ62Aに記憶されているGPS現在地情報、バッファ62Bに記憶されているPHS基地局位置情報、並びに、加速度センサ25により検出された加速度、またはジャイロセンサ26により検出された進行方向等に基づいて、最終的な現在地を算出する。
測位レベル判定部65により判定された測位レベルによっては、例えば、バッファ62Aに記憶されている最新のGPS現在地情報がそのまま現在地情報とされ、また、加速度センサ25により検出された加速度やジャイロセンサ26により検出された進行方向に基づいて補正された最新のGPS現在地情報や最新のPHS基地局位置情報が現在地情報とされる。この補正は、現在地情報算出部63が有する補正平滑化部63Aにより行われる。
また、現在地情報算出部63は、GPS測位とPHS測位のいずれも行うことができない場合、過去に求められた現在地から、加速度センサ25の出力やジャイロセンサ26の出力を用いて最新の現在地情報を算出する(推測する)。
現在地情報算出部63により算出された現在地情報は、その現在地情報が取得された時刻の情報などとともにデータ生成部64に出力される。
データ生成部64は、現在地情報算出部63から供給されてきた現在地情報および時刻情報と、測位レベル判定部65から供給されてきた測位レベル(現在地情報が求められたときの測位レベル)を対応付けることにより測位データを生成する。データ生成部64により生成された測位データは、例えば、現在地の表示に用いられたり、通信部27を介して他の装置に送信される。
なお、データ生成部64により生成される測位データには、加速度センサ25により検出された加速度や、ジャイロセンサ26により検出された進行方向を表す情報が含まれるようにすることも可能である。この場合、加速度センサ25とジャイロセンサ26から現在地情報算出部63に供給された加速度や進行方向を表す情報も、現在地情報などとともに現在地情報算出部63からデータ生成部64に出力される。
測位レベル判定部65は、GPS受信部21から供給されてくる、捕捉できた衛星の数の情報と、PHS通信部22から供給されてくる、通信可能なPHS基地局の数の情報に基づいて、現在地情報の精度または誤差を示す測位レベルを決定し、決定した測位レベルを現在地情報算出部63とデータ生成部64に出力する。
次に、以上のような構成を有する携帯端末1の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、測位レベル判定部65は、GPS受信部21から供給されてくる、捕捉できた衛星の数を表す情報に基づいてGPS測位が可能であるか否かを判定する。上述したように、GPS受信部21からは、繰り返し行われる測位によって捕捉できた衛星の数を表す情報が測位レベル判定部65に供給されてくる。
測位レベル判定部65は、ステップS1において、GPS測位が可能であると判定した場合、すなわち、2つ以上の衛星を捕捉できていると判定した場合、ステップS2に進む。
ステップS2において、GPS受信部21は、GPS衛星からの電波を受信することにより3-Dまたは2-DでのGPS測位を行い、その結果得られるGPS現在地情報をバッファ62Aに記憶させる。
ステップS3において、測位レベル判定部65は、3-DでのGPS測位が可能であるか否かを判定し、3-DでのGPS測位が可能であると判定した場合、ステップS4に進む。例えば、4つ以上の衛星を捕捉できている場合、3-DでのGPS測位が可能であると判定される。
ステップS4において、測位レベル判定部65は、現在地情報算出部63で求められる現在地情報の測位レベルを、この例では最高の測位レベル3に決定し、その測位レベル3を現在地情報算出部63とデータ生成部64に出力する。
ステップS5において、現在地情報算出部63は、測位レベル判定部65から測位レベル3が供給されてきたことに応じて、バッファ62Aに記憶されている最新のGPS現在地情報を現在地情報とする。すなわち、GPS測位の精度が高い場合には、GPS測位により得られたGPS現在地情報がそのまま現在地情報とされる。
現在地情報算出部63により決定された現在地情報(最新のGPS現在地情報)は、それが取得された時刻を表す時刻情報とともにデータ生成部64に出力される。
ステップS6において、データ生成部64は、現在地情報算出部63から供給されてきた現在地情報および時刻情報と、測位レベル判定部65から供給されてきた測位レベルを対応付けることによって測位データを生成し、生成した測位データを出力する。その後、処理はステップS1に戻り、以上の処理が繰り返される。
データ生成部64から出力された測位データは、例えば、現在地を地図上に表示するアプリケーションに提供される。
一方、ステップS3において、測位レベル判定部65は、3-DでのGPS測位が不可能であると判定した場合、すなわち、捕捉できた衛星の数が2つ以上かつ4つ未満であると判定した場合、ステップS7に進み、現在地情報算出部63で求められる現在地情報の測位レベルを上から2番目の測位レベル2に決定し、その測位レベル2を現在地情報算出部63とデータ生成部64に出力する。
現在地情報算出部63は、測位レベル判定部65から測位レベル2が供給されてきたことに応じて、ステップS8において、バッファ62Aに記憶されている最新のGPS現在地情報を読み出し、読み出した最新のGPS現在地情報を現在地情報とする。決定された現在地情報は、時刻情報とともにデータ生成部64に出力される。すなわち、この場合も、GPS測位により得られたGPS現在地情報がそのまま現在地情報とされることになる(GPS測位が可能である限り、対応付けられる測位レベルが異なるものの、GPS現在地情報が現在地情報とされることになる)。
その後、処理はステップS6に進み、測位データが生成された後、ステップS1以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS1において、測位レベル判定部65は、GPS測位が可能ではないと判定した場合、すなわち、捕捉できた衛星の数が2つ未満であると判定した場合、ステップS9に進み、次に、PHS通信部22から供給されてくる無線通信が可能なPHS基地局の数に基づいて、PHS通信が可能であるか否かを判定する。上述したように、PHS通信部22からは、通信が可能なPHS基地局の数を表す情報が測位レベル判定部65に供給されてくる。
測位レベル判定部65は、ステップS9において、1以上のPHS基地局と通信を行うことができていることから、PHS通信が可能であると判定した場合、ステップS10に進む。
ステップS10において、PHS通信部22は、通信可能なPHS基地局の中で最も近いPHS基地局からのPHS基地局情報を取得し、それをバッファ62Bに記憶させる。
ステップS11において、測位レベル判定部65は、現在地情報算出部63で求められる現在地情報の測位レベルを上から3番目に高い測位レベル1に決定し、その測位レベル1を現在地情報算出部63とデータ生成部64に出力する。
ステップS12において、現在地情報算出部63は、前回(直前)の測位により得られた現在地情報が、GPS測位により得られたGPS現在地情報であるか否かを判定する。ここで行われる判定の結果に応じて、今回のPHS測位により得られたPHS基地局位置情報に基づいて行われる、現在地情報の決定の方法が異なるものとなる。
現在地情報算出部63は、ステップS12において、前回の現在地情報がGPS測位により得られたGPS現在地情報であると判定した場合、ステップS13に進む。
ステップS13において、現在地情報算出部63の補正平滑化部63Aは、前回の現在地情報、すなわち、バッファ62Aに記憶されている最新のGPS現在地情報と、それまでの移動の履歴などに基づいて、最新(今回)のPHS基地局位置情報が取得されたタイミングに、GPS測位によれば取得できたであろう現在地を推定する。この推定された現在地を、以下、適宜、GPS推定位置という。
また、補正平滑化部63Aは、ステップS14において、バッファ62Bに記憶されている最新のPHS基地局位置情報をGPS推定位置情報を用いて補正し、ステップS15に進み、その補正された最新のPHS基地局位置情報を現在地情報とする。
ここで、図5および図6を参照して、補正平滑化部63AによりステップS14において行われるPHS基地局位置情報の補正について説明する。
図4に示すように、補正平滑化部63AによるPHS基地局位置情報の補正は、それまでは可能であったGPS測位ができなくなったが、PHS測位は可能であるときに行われるものである。
いま、時刻tにおいてはGPS測位を行うことができたが、その次の測位のタイミングである時刻t+1においてはGPS測位ができなくなり、PHS通信のみ行うことができるものとする。また、GPS測位を行うことが可能であった時刻tのGPS現在地情報により特定される位置をGPS現在地Gtと表し、時刻tのPHS基地局位置情報により特定される位置をPHS基地局位置Ptと表すものとする。同様に、時刻t+1の最新のPHS基地局位置情報により特定される位置をPHS基地局位置Pt+1と表す。
ところで、この最新のPHS基地局位置Pt+1は、携帯端末1と無線通信を行うPHS基地局の位置である。従って、携帯端末1がPHS基地局と無線通信を行うことが可能である場合、携帯端末1とPHS基地局との距離は、携帯端末1が出力する電波が届く距離以内となる。
このことから、携帯端末1の電波が届く距離をDPHSで表すと、時刻t+1の携帯端末1の現在地は、図5に示すように、最新のPHS基地局位置Pt+1を中心とした半径DPHSの円周81の範囲内にあるといえる。
これらのことを前提として、時刻t+1におけるGPS測位の測位結果として推定されるGPS推定位置estGt+1により特定される位置が、図5に示すように円周81の内部にある場合、補正平滑化部63Aは、例えば、最新のPHS基地局位置Pt+1と、GPS推定位置estGt+1とを結ぶ線分の中点Lt+1を最新のPHS基地局位置とする補正を行う。
これにより、GPS推定位置estGt+1により特定される位置が円周81の内部にある場合、中点Lt+1を表す位置情報が、時刻t+1における携帯端末1の現在地を表す現在地情報となる。
また、図6に示すように、GPS推定位置estG´t+1により特定される位置が円周81の外部にある場合、補正平滑化部63Aは、最新のPHS基地局位置Pt+1とGPS推定位置estG´t+1を結ぶ線分と、円周81の交点L´t+1を最新のPHS基地局位置とする補正を行う。すなわち、PHS基地局位置Pt+1にある基地局と携帯端末1とは通信を行うことができているのであるから、推定された位置が円周81の外部にある場合でも、その推定された位置に最も近い円周81内(円周上)の位置に現在地が補正されることになる。
これにより、GPS推定位置estGt+1により特定される位置が円周81の外部にある場合、交点L´t+1を表す位置情報が、時刻t+1における携帯端末1の現在地を表す現在地情報となる。
なお、円周81の半径DPHSの値は、PHS通信部22において受信されるPHS基地局からの電波の電波強度に基づいてPHS基地局との距離が算出され、その算出された距離となるようにしてもよい。また、以上においては、GPS推定位置は、前回のGPS現在地情報Gtのみから算出されるとしたが、例えば、バッファ62Aに記憶されている過去の複数のGPS現在地情報Gt,Gt-1,Gt-2,・・・に基づいて算出されるようにしてもよい。
図4の説明に戻り、このようにして補正され、得られた現在地情報に基づいてステップS6において測位データが生成され、ステップS1以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS12において、現在地情報算出部63は、前回の測位により得られた現在地情報が、GPS測位により得られたGPS現在地情報ではないと判定した場合、ステップS16に進む。
ステップS16において、現在地情報算出部63の補正平滑化部63Aは、今回のPHS測位で得られたPHS基地局位置情報を含めて、バッファ62Bに記憶されている全てのPHS基地局位置情報に基づいて、例えば、カルマンフィルタを用いたPHS基地局位置情報の平滑化を行う。平滑化により得られたPHS基地局位置情報は、ステップS15において現在地情報とされ、それ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS9において、測位レベル判定部65は、通信が可能なPHS基地局の数が0であり、PHS測位すらもできないと判定した場合、ステップS17に進む。
ステップS17において、測位レベル判定部65は、現在地情報算出部63で求められる現在地情報の測位レベルを最も低い測位レベル0に決定し、その測位レベル0を現在地情報算出部63とデータ生成部64に出力する。
ステップS18において、現在地情報算出部63は、測位レベル判定部65から測位レベル0が供給されてきたことに応じて、加速度センサ25の出力、ジャイロセンサ26の出力、バッファ62Aに記憶されている過去のGPS現在地情報、バッファ62Bに記憶されている過去のPHS基地局位置情報に基づいて自律測位を行い、自律測位の結果を現在地情報として求める。現在地情報算出部63による自律測位によって得られた現在地情報と、その自律測位が行われた時刻を表す時刻情報はデータ生成部64に出力される。
その後、処理はステップS6に進み、自律測位により得られた現在地情報に基づいて測位データが生成され、ステップS1以降の処理が繰り返される。
以上のように、GPS測位とPHS測位とを併用することにより、衛星からの電波が届きにくい屋内などであっても、それをPHS測位でカバーすることが可能であり、広範囲での測位が可能になる。
また、測位データには、現在地情報の測位レベルが含まれているため、測位データを取得したアプリケーションでは、その現在地情報の測位レベルに対応する誤差または精度を考慮して、各種の処理を行うことができる。
さらに、携帯端末1においては、GPS測位とPHS測位のいずれもできない場合であっても、自律測位により現在地情報を補完することができ、連続した現在地情報の取得が可能になる。
なお、GPS測位とPHS測位の両方が可能である場合には、GPS測位により取得されるGPS現在地情報と、PHS測位により取得されるPHS基地局位置情報との両方に基づいて現在地情報を求めるようにすることも可能である。
以上においては、データ生成部64により生成された測位データは、携帯端末1内で用いられる場合について主に説明したが、この測位データは、ネットワークを介して他の情報処理装置に出力(送信)され、その情報処理装置のアプリケーションで用いられるようにすることも可能である。
図7は、携帯端末1を含む情報処理システムの構成例を示す図である。
情報処理システム201は、任意の台数の携帯端末1と、任意の台数のパーソナルコンピュータ211(図7の例ではいずれも1台)がネットワーク212を介して接続されることにより構成される。
このパーソナルコンピュータ211は、例えば、携帯端末1のユーザの移動先を監視する監視者により用いられるものであり、図8に示すような構成を有する。
図8は、図8のパーソナルコンピュータ211の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)221は、ROM(Read Only Memory)222に記憶されているプログラム、または、記憶部228からRAM(Random Access Memory)223にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM223にはまた、CPU221が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU221、ROM222、およびRAM223は、バス224を介して相互に接続されている。このバス224にはまた、入出力インタフェース225も接続されている。
入出力インタフェース225には、キーボード、マウスなどよりなる入力部226、LCDなどよりなる表示部227、ハードディスクなどより構成される記憶部228、ネットワーク212を介しての通信処理を行う通信部229が接続されている。
入出力インタフェース225にはまた、必要に応じてドライブ230が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア231が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部228にインストールされる。
このような構成を有するパーソナルコンピュータ211のCPU221は、例えば、携帯端末1から送信されてきた測位データを通信部229を介して受信し、その測位データに含まれる現在地情報により特定される現在地を含む地図を表示部227に表示させる。
図9は、表示部227に表示される画面の例を示す図である。
図9の画面に表示されている円である範囲251乃至264は、携帯端末1から送信されてきた測位データに含まれる現在地情報により特定される現在地を中心として設定され、その円の半径は、現在地情報とともに測位データに含まれる測位レベルに対応する現在地情報の精度を表す。他の範囲の半径よりその半径が大きいことから、範囲263は、それまでの時刻で行われた他の測位の測位レベルより悪いことを表している。
従って、パーソナルコンピュータ211を利用している監視者は、この範囲から、携帯端末1を携帯している監視対象者のおおよその位置を確認することができる。また、比較的小さい円の表示が続いた後に、所定のタイミングで円が大きくなった場合、それは、GPS測位が行われていた状態からPHS測位や自律測位に測位方式が切り替わったことを表すため(精度が落ちたことを表すため)、それを見た監視者は、監視対象者が建物などの中に入ったことを確認することができる。
図9の例においては、それぞれの範囲に重ねて時刻が表示されている。例えば、範囲251には「16:39:08」が重ねて表示されており、これは、範囲251の中心の位置を表す現在地情報の測定と、その精度の判定が「16:39:08」(午後4時39分8秒)に行われたことを表している。
他の範囲についても同様に、範囲252乃至264の順番で15秒間隔の時刻が重ねて表示されている。すなわち、図8の例は、15秒間隔のサンプリングレートで取得された現在地情報を含む測位データを示している。
なお、測位レベルが表す誤差としては、例えば、測位レベル3の誤差を約10m、測位レベル2の誤差を約50m、測位レベル1の誤差を約500mとすることができる。
また、例えば、範囲251には、進行方向と移動速度を示す矢印が併せて表示されている。これは、測位データに含まれて携帯端末1から送信されてきた、携帯端末1の加速度センサ25やジャイロセンサ26による検出結果に基づいて表示されるものである。
図9に示すような画面は、例えば、パーソナルコンピュータ211だけでなく、携帯端末1の表示部4に表示されるようにしてもよい。
また、以上のようにして測定された現在地の情報と、その精度の情報は、図9に示すような地図を表示するアプリケーションに提供されるだけに限らず、他の各種の処理を行うアプリケーションに提供されるようにすることも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
上述した一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図8に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア231により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM222や、記憶部228に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した携帯端末の一実施の形態の構成例を示す図である。 図1の携帯端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1の携帯端末の機能的な構成例を示すブロック図である。 携帯端末の処理を説明するフローチャートである。 PHS基地局位置情報の補正について説明する図である。 PHS基地局位置情報の補正について説明する他の図である。 本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成例を示す図である。 図7のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。 画面の表示例を示す図である。
符号の説明
1 携帯端末, 2 GPSアンテナ, 3 PHSアンテナ, 4 表示部, 21 GPS受信部, 22 PHS通信部, 61 制御部, 61A 測位モードテーブル, 62A,62B バッファ, 63 現在地情報算出部, 63A 補正平滑化部, 64 データ生成部, 65 測位レベル判定部

Claims (6)

  1. それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段と、
    複数の前記測位手段のうち、測位可能な前記測位手段による測位の精度を取得する精度取得手段と、
    前記測位手段により測位された前記現在地を表す情報と、前記精度取得手段により取得された前記測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の前記測位手段は、
    衛星からの電波を受信して現在地を測位する第1の測位手段と、
    基地局との無線通信により現在地を測位する第2の測位手段と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の測位手段により測位された前記現在地を表す情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1の測位手段による測位が不可能になった場合、前記第2の測位手段により測位された現在地を、前記記憶手段により記憶されている前記現在地を表す情報を用いて補正する補正手段さらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記測位手段により測位された前記現在地を、前記精度取得手段により取得された前記測位の精度とともに表示させる表示制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、
    複数の前記測位手段のうち、測位可能な前記測位手段による測位の精度を取得する精度取得ステップと、
    前記測位手段により測位された前記現在地を表す情報と、前記精度取得ステップの処理により取得された前記測位の精度を表す情報を対応付けて出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. それぞれ異なる方式で現在地を測位する複数の測位手段を備える情報処理装置の情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    複数の前記測位手段のうち、測位可能な前記測位手段による測位の精度を取得する精度取得ステップと、
    前記測位手段により測位された前記現在地を表す情報と、前記精度取得ステップの処理により取得された前記測位の精度を表す情報を対応付けて出力させる出力制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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