JP2005316633A - 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法 - Google Patents

建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005316633A
JP2005316633A JP2004132480A JP2004132480A JP2005316633A JP 2005316633 A JP2005316633 A JP 2005316633A JP 2004132480 A JP2004132480 A JP 2004132480A JP 2004132480 A JP2004132480 A JP 2004132480A JP 2005316633 A JP2005316633 A JP 2005316633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
sensor
base station
monitoring
monitoring method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004132480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005316633A5 (ja
Inventor
Kazuhiko Matsumoto
和彦 松本
Toshiyuki Aritsuka
俊之 在塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004132480A priority Critical patent/JP2005316633A/ja
Priority to US11/115,269 priority patent/US7427916B2/en
Priority to CNA2005100684810A priority patent/CN1691081A/zh
Publication of JP2005316633A publication Critical patent/JP2005316633A/ja
Publication of JP2005316633A5 publication Critical patent/JP2005316633A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D21/00Measuring or testing not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D9/00Recording measured values
    • G01D9/005Solid-state data loggers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/40Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a wireless architecture
    • H04Q2209/47Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a wireless architecture using RFID associated with sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/60Arrangements in telecontrol or telemetry systems for transmitting utility meters data, i.e. transmission of data from the reader of the utility meter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】従来、各種構造物や設備の点検監視では、可動部の点検監視が困難であること、配線コストがかかることなどの問題があった。この問題を解決し、可動部や配線困難な部分にもセンサを設置して各種構造物や設備の保守点検や監視を容易に実現することのできる方法を提供する。
【解決手段】本発明の建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法は、テンポラリにセンサネットワークを構築し点検監視を効率よく実施できることを特徴とする。特に設置位置の特定と固有IDの付加を容易に実現できることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル・マンション等の建築物や橋梁等の構造物、さらにはそれら建築物や構造物に設置されている昇降機・空調機等の設備の点検および監視方法に係り、特にセンサネットワークを利用した点検および監視方法に関する。
近年のIT技術の進歩・普及により、一般家庭にインターネットが広まり、さらに携帯電話に代表される携帯機器が普及し、それらがインターネットに接続されるようになった。また家庭内やオフィス内で無線LAN等のネットワークを構成することも日常になってきた。
また最近では、従来のバーコードに替わってRFID(Radio Frequency ID、ICタグ、IDタグとも呼ばれる)が普及し始め、種々の用途に使われだしている。
さらには、センサ技術においても、小型化、省電力化あるいは発電機構の付加、などが行われ、利用の利便性が高まっている。
これらを融合した技術に、センサネットワークがあげられる(例えば非特許文献1参照)。これは各種センサでネットワークを構成し、センサ間やセンサとRFID間の通信を行い、それらと通信できる基地局でセンシング情報を取得してシステム制御装置に送り、種々の処理を行うものである。特に、通信を無線で行うワイヤレス・センサネットワークは、配線の必要がないため、設置が容易で、拡張性も高い。センサネットワークの技術は米国で主に軍事目的に研究が行われていたが、最近では、民生用途への利用が始まりつつある。しかし、本格的応用はこれから進み始める段階である。
さて、上記のセンサネットワーク技術を構成する技術の利用方法としては、以下のようなものがある。
まず、インターネットの利用では、WEB上で商品情報を閲覧、取得することや、通信販売で商品の発注・購入を行うことが日常になってきた。また、カメラ等の監視映像を受信閲覧することも行われている。家庭やオフィス内のパソコンや周辺機器を無線LANで接続し通信させて利用することも多くなってきている。
RFIDの利用では、倉庫内に保管されている各商品に付けられたRFIDの内容を、無線通信可能なRFIDの読取器で一括して読み取り、在庫管理が容易に行えるようになってきている。また商品のトレーサビリティに利用する試みも始まっている。
センサ自体は従前から広く利用されているが、プリンタのインクのような消耗品の残量検出、石油タンクの残量監視、建物への侵入者検知、停止しているエスカレータを動作させるための利用者検知など、その用途はますます拡大する傾向にある。
なお、設備の点検監視コスト削減を実現させるための技術の例として、磨耗や劣化を常に監視しておき、設備の稼動停止時間を削減する方法(例えば特許文献1参照)、センサの取り付け位置を正確に把握する方法(例えば特許文献2参照)、がある。
特開平11−322249号公報
特開2002−351927号公報 Ian. F Akyildiz他著:「A Survey on Sensor Networks」、IEEE Communication Magazine, pp.102-114、2002年8月
ビル・マンション等の建築物や橋梁・トンネル等の構造物、さらにはそれら建築物や構造物に設置されている昇降機・空調機等の設備(以下特に区別する必要のない限り、これら建築物、構造物、設備を総称して単に設備と呼ぶ)の保守点検、異常発生時の保守点検、常時監視、あるいは遠隔監視(以下特に区別する必要のない限り、これらの保守点検、異常発生時の保守点検を単に点検、また、常時監視、あるいは遠隔監視を単に監視と呼ぶ)には、従来から各種センサが用いられている。
ところが、これらの点検および監視にはコスト低減が求められており、例えば、
(1)設備の稼動停止時間(あるいは通行止めの時間など)を短縮すること、
(2)各種センサの設置費用(センサ価格、配線費用など)を削減すること、
があげられる。さらにセンサや各種機器の電源の確保も、特に配線の難しい場所で常時監視を行う場合などにはコスト上の大きな問題となる。
(1)の実現のためには、常時遠隔監視を行って故障発生前に劣化などの問題点を発見することや、監視項目を増やすことが考えられるが、これは(2)に反することになる。また(2)の実現のためには、高価なセンサを取り付けたままにせず、点検のたびにテンポラリに設置することや、ワイヤレス・センサネットワークの利用による配線費用削減が考えられるが、点検のたびに設置をおこなうのでは(1)の停止時間の短縮の実現が困難であるし、また(2)における人件費も増加する。ワイヤレス・センサネットワークを利用しても、センサが高価である場合もある。このように、(1)と(2)を両立させることは容易ではなく、そのトレードオフを考慮しながら(1)、(2)のトータルでのコスト削減を実現させることが必要である。ただ、ワイヤレス・センサネットワークの利用は、(1)、(2)のトータルでのコスト削減を実現させるために有利な方法であることは間違いない。
上述のように、各種設備の点検監視にIT技術とセンサ技術を組み合わせて行う例は増加する傾向にあり、さらに使い勝手が良く、低コストの点検監視システムを実現することがますます重要となりつつある。しかし、従来の設備の点検監視システムには、前記背景技術で述べた問題があり、それを解決するための技術が開発されてきている。しかし、まだ以下のような問題点があった。
上記特許文献1は、エレベータや動く歩道の乗客コンベアの保守点検方法を開示する。乗客コンベアは可動物であり、その摩耗や劣化を早期に発見することが故障防止や保守点検時間の短縮につながる。特許文献1では、可動部の摩耗や劣化を検出するためのセンサ、例えばオイルパン部ゴミ検出器、ハンドレール駆動チェーン伸び検出器などを設置し、常時監視を行う。ただし、上記センサは可動部に直接設置されるわけではなく、間接的に可動部の状態を監視するものであり、摩耗や劣化の状態の検出は、可動部の直接監視に比べて精度の点で劣るという問題があり、さらには直接監視に比べセンサの個数を増加させる可能性があるという問題があった。
このように、上記特許文献1の構成例は、センサを用いて可動部の摩耗や劣化を監視するが、
(1)可動部を間接的に点検監視するために、直接点検監視に比べて精度が劣る、
(2)可動部を間接的に点検監視するために、直接点検監視に比べてセンサが多数必要になる可能性がある、
ということから、コスト低減が充分には実現できない、という問題がある。
一方、上記特許文献2は、センサネットワークにおいて、センサ位置を特定する方法を開示する。この例では、固定センサの場合にはセンサに記憶させてある位置データを用いて、移動するセンサの場合には、当該センサが通信する中継局エリアで、あるいは当該センサをGPSにより、それぞれ位置を特定する。ところが、これは設置されたセンサの位置を特定できても、設置すべき位置を指示する方法ではないという問題があった。
このように、上記特許文献2の構成例は、設置したセンサの位置を特定できるが、
(1)設置すべきセンサ位置は示されないので、設置位置の探索と確認を行う必要があり、センサ設置の時間がかかる、
(2)中継局エリアやGPSによる位置特定では、測定される位置精度が悪い、
ということから、センサネットワーク構築の時間短縮が充分には実現できない、という問題がある。
本発明は、上記の問題を解決し、テンポラリにセンサネットワークを構築し、各種設備の点検監視を行う方法を提供し、点検監視のコストを削減することを目的とする。
本発明の他の目的は、ワイヤレス・センサネットワークを利用することにより、配線が不要になるため、配線コストの低減に加えて、可動部へのセンサの設置が容易で、また、配線の困難さのために従来センサを用いての点検監視が不可能だった項目の、あるいは測定精度が不十分だった項目の点検監視を高精度で実施できる方法を提供することである。また、新しく点検・監視項目を追加する場合にも、既設センサに加えて新規のセンサを設置することが簡便に行うことができ、柔軟に点検監視項目を追加・変更できる方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、センサネットワークを構築するために必要な、センサ種別、その設置位置等を簡便に指示でき、ベテランの保守員でなくても短時間でセンサネットワークを構築し、点検監視を効率よく実施できる方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、点検後にセンサを容易に取り外すことができるため、高価なセンサを常時設置せずに、使いまわしをすることを可能にし、点検コストを低減することが可能な方法を提供することである。
本願によって開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、本発明の建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検または監視方法は、設備の点検/監視時において、前記設備の識別情報に基づいてセンサネットワークを構築し、前記構築したセンサネットワークを利用して設備の状態に関する情報を取得し、前記取得した設備の状態に関する情報に基づいて、点検または監視を行うことを特徴とする。
前記センサネットワークとして利用可能なセンサノードあるいは基地局が前記設備に既に設置されている場合、さらに必要なセンサノードあるいは基地局を追加設置してセンサネットワークを構築すれば好適である。
前記識別情報は、前記設備の機器番号、製造番号、設置場所、の少なくとも一つを含み、前記設備の点検監視を行うシステムのシステム制御装置に付随する制御情報データベースに記憶されており、前記システム制御装置に付随する制御情報データベースに、前記識別情報に対応づけられて記憶されているセンサノード設置場所および基地局設置場所が格納されていれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサノード設置場所及び基地局設置場所は携帯端末に接続された表示装置に前記設備の形態と合わせて図示可能であれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサノード設置場所及び基地局設置場所は、あらかじめ設置されたRFIDにより検索されれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記設備の識別情報は、前記設備に予め設置されたRFIDまたはバーコードにより読み取られれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサネットワークに含まれるセンサノードおよび基地局の設置すべき位置と設置後の位置とを比較し、一致した前記センサノードおよび基地局に対して固有IDを付与すれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記設置後の位置は3点測量法により計測すれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサネットワークに含まれるセンサノードおよび基地局に予め固有IDを付与すれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサネットワークを構成するセンサノードあるいは基地局の全てまたは一部を撤去可能であれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記センサネットワークを構成するセンサノードあるいは基地局の一部の撤去は、取り外し後においても前記センサネットワークより小規模なセンサネットワークが構築されているような撤去であれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
前記小規模なセンサネットワークを前記設備の監視に用いることができれば好適であるが、本発明はこれに限定されない。
本発明によれば、センサネットワークを利用することで、各種設備の点検監視を行うシステムをテンポラリにかつ容易に構築できる。そのために、従来、点検監視設備の設置されていなかった設備の点検監視が容易に実施できるようになるという効果がある。
また、ワイヤレス・センサネットワークを利用することにより、配線が不要になるため、配線コストの低減に加えて、可動部へのセンサの設置が容易で、また、配線の困難さのために従来センサを用いての点検監視が不可能だった、あるいは計測精度が不十分だった項目の点検・監視を実施できるという効果がある。また、新しく点検・監視項目を追加する場合にも、既設センサに加えて新規のセンサを設置することが簡便に行うことができ、柔軟に点検・監視項目追加・変更できるという効果がある。
更に、センサネットワークを構築するために必要な、センサ種別、その取り付け位置等を簡便に指示でき、ベテランの保守員でなくても短時間でセンサネットワークを構築し、点検・監視を効率よく実施できるという効果がある。
更に、点検後にセンサを容易に取り外すことができるため、高価なセンサを常時設置せずに、使いまわしをすることを可能にし、点検コストを低減することが可能になるという効果がある。また点検設備の維持管理が不要になるという効果もある。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まずワイヤレス・センサネットワークの基本構成について、図2、図3、図4を用いて説明する。以下の説明においては、特に断りのない限り、ワイヤレス・センサネットワークを単にセンサネットワークと呼ぶことにする。
図2は、センサネットワークの接続構成図である。センサノード201には各種センサが接続され、センサノード201はセンサからのセンシングデータ及びその他の情報を基地局に送信する。センシングデータ及びその他の情報は、基地局202及びネットワークを介してシステム制御装置101に伝達され、制御情報データベース103に格納される。ここで、基地局202からシステム制御装置101に伝達される情報には、各センサノード201から送付される無線パケットに含まれるセンサ測定値、センサ測定時刻、センサノードの識別情報、及び無線パケットが基地局で受信された時刻、無線パケットを受信した基地局の識別情報がある。
システム制御装置101は、システム管理機能があり、さらにセンサ情報を利用したアプリケーション・システム・ソフトウェアを内蔵できれば、専用サーバ、パーソナル・コンピュータ等、多様な実現形態が可能である。また、本実施の形態では、アプリケーション・システムの実行結果を表示する表示端末装置102が必要である。これはシステム制御装置101専用の表示端末でもよいし、システム制御装置101と通信して表示可能な携帯端末であってもよい。
図3は、センサノード201のブロック構成及び外観イメージを示す図である。図3(a)に示すように、センサノード201は、その中枢機能を実現するプロセッサLSI302、基地局202とのデータの送受信を行うアンテナ303、外部からデータを入力するセンサ304、及び、電源305から構成される。電源305は1次電池、充電可能な2次電池、及び発電素子(太陽光発電素子、振動発電素子、マイクロ波発電素子等)と発電エネルギーを蓄えるコンデンサあるいは2次電池、あるいはこれら電池の組み合わせとして構成される。LSI302は、アンテナ303に接続され、基地局202とのデータの送受信を制御する無線送受信回路306、LSI302の全体制御を行うCPU(Central Processing Unit)であるコントローラ回路307、センサノード201の識別情報を記録する不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)である識別情報記録回路308、センサ304から入力したデータをA/D(Analog / Digital)変換するA/D変換回路309、プログラムを記録するROM(Read Only Memory)であるプログラムメモリ310、プログラムを実行するときのワーク用RAM(Random Access Memory)である作業用メモリ311、一定間隔の信号(クロック信号)を発生させるタイマ回路312、及び、電源305から供給される電力を一定の電圧に調整すると共に、電力不要のときに電源を切断し、消費電力を抑制する制御を行う電源制御回路313から構成される。LSI302は、1チップに限定されるものではなく、複数チップを搭載したボード又はMCP(Multi Chip Package)であってもよい。
また、図3(b)に示すように、センサノード201は、アンテナ303、センサノード201及びセンサ304に分かれており、センサノード201本体上にLSI302と電源304とが設けられている。識別情報記録回路308に記録される識別情報としては、センサノード間で一意の識別番号の他、センサノードが添付される対象物の識別情報やその属性があげられる。
図4は、基地局のブロック構成及び外観イメージを示す図である。図4(a)に示すように、基地局202は、LSI401、センサノード201とのデータの送受信を行うアンテナ402、ネットワークに接続するネットワーク接続機器404、及び、電源405から構成される。LSI401は、アンテナ402に接続され、センサノード201とのデータの送受信を制御する無線送受信回路406、コントローラ回路407、センサノード201の位置測定に関する情報(具体的には、無線パケットの送受信時刻や無線の電界強度)及びコイルの識別情報を記録する不揮発メモリ(例えば、フラッシュメモリ)である位置及び識別情報記録回路408、ネットワーク・プロトコルに則ってネットワークとのデータの送受信を制御するネットワーク・インタフェース回路409、プログラムメモリ410、作業用メモリ411、タイマ回路412、及び、電源制御回路413から構成される。
また、図4(b)に示すように、基地局202の外観は、アンテナ402、基地局202及びネットワーク接続機器404に分かれており、基地局202本体上にLSI401と電源405とが設けられている。基地局202の電源405は、センサノード201の電源305と同様の構成でもよいが、安定動作のためには、可能であれば商用電源を用いるのが望ましい。
なお、センサネットワークの構成は図2に限定されるものではなく、センサノード201と基地局202との間に、センサネットワーク外のネットワークには接続されない中継局を設置してもよい。中継局は基地局202と同じ基本構成で構成することができる。また、センサノード202自体が中継局の機能を持つようにして、センサノード202間の通信を可能にしてもよい。
次に、各センサノード201、各基地局202は図5に示すように、次の条件が成立するように配置しなければならない。
任意のセンサノード201からシステム制御装置101までセンサネットワーク内の他のセンサノード201、基地局(または中継局)202を経由した通信経路(図5においては双方向矢印の連鎖で示される経路)を1本以上確立できること。
故障や安定性を考えれば、複数経路が確保できることが望ましい。
上記の条件を言い換えると、センサネットワーク内の任意のセンサノード201及び基地局(または中継局)202それぞれについて(以降簡単にそれぞれをノードと呼ぶ)、その無線通信可能領域501(点線の円で示した領域)内部には、必ず1個以上のノードが存在し、互いに無線通信可能領域501内部にあるノードどうしを線で結べば、1個の連結グラフができることである。もちろん、無線通信可能領域はあくまでモデルであり、円になるとは限らず、各ノードの無線通信可能領域の大きさが違うことも起こりうる。さらに、無線通信される経路、すなわち基地局201に対応するノードから他の任意のノードまで、複数のパスが存在することが望ましい、ということになる。
以上がセンサネットワークの構成である。また、以下の実施例では、システム制御装置101には点検・監視用のプログラムが内蔵されているものとする。またシステム制御装置101はインターネットに接続されているものとする。ただし、これらは本発明を限定するものではなく、ひとつの形態をとりあげているにすぎない。以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
ここでは、ビルに既に設置されているエスカレータの定期保守点検を例として本発明を説明する。ここでは、説明を簡単にするために、当該エスカレータ設備には、通常の常時監視用のセンサ類は設置されているが、定期保守点検に利用するためのセンサ類は設置されていないものとする。
図1を用いて保守点検用の設備の状況について説明する。
保守会社には、昇降機設備管理センタ110が設置されており、点検・監視用のシステム制御装置101が設置され、またシステム制御装置101には表示端末装置102が接続されている。当該システム制御装置101には管理対象の設備(ここではエスカレータ)に関する各種情報が制御情報データベース103に格納されている。ここで、管理対象の設備に関する各種情報とは、設備の機種(型番)、製造番号、設置場所、設置日時、点検項目、点検履歴(日時、点検結果、修理・部品交換項目)等である。当該設備の各種診断プログラム、異常時の対応方法も格納されている。また、本実施の形態の特徴として、点検時のセンサノードの取り付け位置、種別も格納されている。例えば、センサノードの種別は電源種類、通信速度、サイズ、重量、取り付け方法、内蔵センサの種類等により分類される。
一方、エスカレータ112が設置されているビル113には、常時監視データを収集して昇降機設備管理センタ110にインターネットを通じて送信するための中継用のビル管理サーバ106が設置されている。保守会社の前記システム制御装置101は、前期ビル管理サーバ106からインターネットを通じて監視データを受け取っている。以降で説明するセンサネットの構築においては、当該ビルの点検データをビル管理サーバ106とシステム制御装置101の間でインターネット104を通じてデータのやり取りを行うことにする。
保守点検時のセンサネット構築方法について説明する。図1、図6、図7に処理フローを示す。
保守員は対象のビルに行くにあたって、点検に必要な最低限の用具を準備しておく。その例として、保守点検用の各種センサノード、基地局、保守員用携帯用端末、保守用部品、工具等がある。この準備のためには、システム制御装置101にアクセスして、対象ビルのエスカレータ点検に必要な用具情報を取得して、その情報に基づいて準備する。
次に対象ビルにおける作業について説明する。以下順番に説明する。
(1)センサネットワーク構築作業120
なお、このビルには6基のエスカレータが存在すると仮定し、この6基のエスカレータに対して一つのセンサネットワークを構築する。まず、6基のエスカレータを点検するためのセンサノード/基地局設置121を行う。あらかじめ、保守員は保守員用携帯用端末106をビルの無線LAN105に接続し、ビル管理サーバ106、さらにはシステム制御装置101に接続できるようにする。
センサノード/基地局設置121の最初は、構築機器ID取得入力601である。6基分のエスカレータ112の機器IDを取得し、保守員用携帯用端末113に入力する。機器IDはエスカレータ112に表示されているIDを直接入力してもよいし、機器IDを記憶したバーコードやRFIDをあらかじめエスカレータ112に取り付けておき、保守員用携帯用端末113で読み取ってもよい。取得・入力した機器IDをシステム制御装置101に送信する。
次はセンサノード・基地局設置位置取得602である。システム制御装置101は受信した機器IDに基づいて対象エスカレータ112のセンサノードおよび基地局の設置位置情報を制御情報DB103から取り出し、保守員用携帯用端末113に送信する。図8にセンサノードおよび基地局の設置位置情報801を示す。設置位置情報801は、後述する位置計測において利用できる情報であればよく、特に形式は特定されない。設置位置情報801にはセンサノード種別・基地局802とそれらの設置位置803が含まれている。保守員用携帯用端末113には必要なセンサノード種別・基地局802とその設置位置803が表示される。図9に示すように、保守員用携帯用端末113の表示画面901にエスカレータ112が表示され、設置位置803が図面で表示されるようにすると設置がより容易になる。
この例ではセンサノード種SAが8個、センサノード種SBが20個、センサノード種SCが15個、基地局BSが2個、それぞれ設置すべきことを示している。また、図面で表示されたエスカレータ112には、画面のセンサノード種SAの取り付け箇所表示ボタンをクリックすると、センサノード種SAの取り付け場所が表示される。
次はセンサノード・基地局設置603である。前記表示された設置位置にセンサノードを設置する。センサノード種SAを8個、さらには他のセンサノードおよび基地局も指示に従って設置する。望ましくは、このセンサノード・基地局設置時において、次に説明する設置位置確認フロー122を実行する。
さて、設置位置確認フロー122は、センサノードと基地局の設置位置の確認をシステム制御装置101で行うものである。取り付けたセンサノードの位置計測を行い、計測位置と取り付け指示位置との比較を行う。位置計測701は例えば、あらかじめ位置情報が特定されている3点の基準基地局との間で通信を行い、3点測量を実行する。例えば、基準基地局同士は同期して動作するようにし、センサノードが発信した信号の到達時刻の受信のずれから当該センサノードの位置を特定する。その他、公知の測量方法を用いることができる。なお、その3点は既に遠隔監視用に設置されているセンサノードでもよいし、エレベータに測量用にあらかじめとりつけておいてもよい。さらにセンサ種別が取得され、前期計測位置と取り付け指示位置との比較結果、取り付けるべき種別のセンサが正しい位置に設置されていると判定された場合、正しく設置されたセンサノードに固有ID1005が付与される。
その結果は制御情報DB103に格納され、さらにその内容が保守員携帯端末113に表示され、センサノードに送信され、そのメモリに記憶させる(図10参照)。図10の保守員端末113の画面1001には固有ID1005のほか、測定位置1002、設置位置が正しいかどうかの判定結果1003、通信可能基地局・センサ1004が表示される。さらに保守員端末113の画面902にエスカレータを図示させると図11のような表示がなされる。図10で示された「?」や「×」で示された欄のセンサ取り付け位置が、LSA4であるべきことが図11では明瞭にわかる。
そこで、図10や図11で表示された結果で、正しくとりつけられていないセンサノード・基地局は、センサ・ノード/基地局再設置123においてあらためて取り付け直し、設置位置確認112を行い、その結果を表示させる。図12には保守員携帯端末113の画面1001における一覧表、図13には、保守員携帯端末113の画面1001におけるエスカレータ112表示、図14には制御情報DB103の内容を示す。ここでは位置LSA4に正しくセンサノードSAが設置され、固有IDとしてN4が付与されたことがわかる。これら一連の作業を繰り返し、すべて設置が正しく完了して、本処理は終了する。
なお、基地局が認識できない場合には、基地局を移動させ、さらには基地局増設や中継局設置によりセンサノードとの通信を可能にする必要がある。これは、エレベータの周囲環境の変化、例えば障害物が設置されてしまったような場合に起こりうることである。
(2)保守点検124を行う。
制御情報DB103に格納されている当該エスカレータ112の点検項目にしたがって各種計測125を行う。基本的にはセンサノードの取得情報がシステム制御装置101に送られ、その結果が診断されて保守員携帯端末113に送られ、異常ありと判断された結果が送られてきた場合には、その指示に従い、部品等の補修・交換126を行う。なお、点検時には、エレベータを可動・停止させる等の作業が発生するため、その指示もシステム制御装置101から送られる。すなわち、制御情報DB103に格納されている「手順書」がシステム制御装置101から送られて、その指示に基づいて点検を行う。最終的に異常がなくなるまで一連の保守点検124を繰り返し行う。
(3)センサネットワーク撤去127を行う。
保守点検124が終了したら、センサネットワークの撤去必要な場合(システム制御装置101から送られる指示による)、センサネットワークを撤去する。すなわち、センサノード・基地局、さらには必要により追加設置した基地局・中継局を撤去する。撤去結果は設置機器の撤収の有無を保守員携帯端末113で確認する。
以上でエスカレータの保守点検の一実施例を説明した。本実施例によれば、
(1)配線不要なため、点検コストが安くなる、
(2)配線不要なため、可動部分の点検が容易になり、従来方法に比較して点検精度を上げることができる、
(3)テンポラリにセンサネットワークを構築するため、高価なセンサの使いまわしが可能で、点検コストが安くなる、
(4)未熟な保守員でも点検が容易に行える、
(5)点検項目の点検漏れが生じにくい、
など、多くの利点がある。
実施例1では6基のエスカレータの保守点検を一度に実施する例を示したが、何基づつかに分けて点検する方法もある。ここでは1基ずつ点検する例を説明する。まず最初の1基の機器IDを入力してセンサネットワークを構築して点検を行い、点検終了後にセンサネットワークを撤去する。次に2基目、3基目、と順番に同様に点検を行う。
実施例1と実施例2を比較すると以下のような違いがある。
(1)実施例1は、エスカレータ6基を一度に停止させなければならないが、総点検時間は実施例2に比べて短い。必要なセンサノードや基地局数は実施例2に比べて多く必要である。
(2)実施例2は、エスカレータを1基ずつ停止させればよいが、総点検時間は実施例1に比べて長くなる。必要なセンサノードや基地局数は実施例1に比べて少ない。
実施例1において、センサノードおよび基地局の設置121における設置位置取得602方法の一例を示したが、本実施例ではより簡便な方法を説明する。
その方法は、設置すべき位置にあらかじめRFIDを取り付けておく方法である。RFIDには設置すべきセンサノード種別や基地局を記録しておき、保守員は保守員携帯端末113または別のRFIDリーダによりRFIDの探索・読取を行い、適切なセンサノードおよび基地局をRFID近傍に設置する。もちろん保守員携帯端末113にエスカレータ112が図示されれば、RFIDの探索がより効率的になるのは言うまでもない。
実施例1においては、正しく設置されたセンサノード・基地局に固有ID1005を付与する一例を示したが、本実施例ではより簡便な方法を説明する。
その方法は、あらかじめ、センサノード・基地局に固有ID1005を付与しておく方法である。これは、まず、保守員が対象ビルに行くにあたって、保守点検用の各種センサノード、基地局を準備する時点で、各センサノード、基地局に固有ID1005を付与する方法で、これは保守員が任意の固有ID1005を与えてシステム制御装置101に送信しておくか、逆にシステム制御装置101に固有ID1005をあらかじめ記憶させておき、それをダウンロードするかの方法がある。
実施例1では、各種プログラムやデータを保守員携帯端末113からシステム制御装置101にアクセスしながら保守点検作業を行ったが、あらかじめ保守員携帯端末113に各種プログラムやデータをダウンロードしておけば、昇降機設備管理センタ110にいちいちアクセスする必要がなくなり、より効率的な作業が実施できる。また、ビル管理サーバ106に各種プログラムやデータをダウンロードする方法もある。
実施例1では、保守点検作業後にセンサネットワークを撤去したが、撤去しない場合について説明する。
(1)新規にビルにエスカレータを設置し、以降、遠隔監視にセンサネットを利用したい場合。この場合、すべてを撤去しないで残す方法と、一部を撤去しないで残す方法とがある。
(2)エスカレータをリニューアルした場合、やはり(1)と同様な方法がある。
いずれにしても、保守契約期間が終了した場合には容易にセンサネットを撤去することは可能である。
以上実施例1から実施例6までは、エスカレータを例にとって説明したが、本発明はエスカレータに限定されるものではなく、エレベータ、動く歩道、空調機などの各種設備、ビル、橋梁、トンネルなどの各種構造物・構築物など、保守点検や監視の必要なものであれば適用可能である。
本実施例では昇降機以外の適用例として橋梁の保守点検について簡単に説明する。センサネットワークの構築、保守点検、撤去等については上記エスカレータの例とほとんど同様である。もちろん点検内容については異なるが、一番の差異は橋梁が屋外にあり、また自動車や電車等の通過、風など種々の要因で振動している状態が多いことである。したがって、センサノードや基地局の電源として、太陽電池の利用、振動発電の利用など、電池寿命をほとんど気にする必要がない場合が多くなることである。この場合には、定常的に遠隔監視をする場合などには特に有利になる。
本発明は、ビル・マンション等の建築物や橋梁・トンネル等の構造物、さらにはそれら建築物や構造物に設置されている昇降機等の設備の点検・監視方法に係り、特にセンサネットワークを利用した保守点検、異常発生時の保守点検、常時監視、あるいは遠隔監視に利用可能である。
本発明の全体処理フローを示す。 センサネットワークの基本構成例を示す。 センサノードの構成例と外観例を示す。 基地局の構成例と外観例を示す。 センサネットワークの通信経路の例を示す。 センサノードおよび基地局の設置処理のフローを示す。 センサノードおよび基地局の設置位置確認処理のフローを示す。 センサノードおよび基地局の設置のための設置位置指示例を示す。 保守員携帯用端末における設置位置指示例を示す。 センサノードおよび基地局の設置状況例を示す。 保守員携帯用端末における設置状況例を示す。 センサノードおよび基地局の設置状況例を示す センサノードおよび基地局の設置状況例を示す 保守員携帯用端末における設置状況例を示す。
符号の説明
120〜128、601〜603、701〜703: 保守点検の各処理を示す。
104〜106、110〜113:保守点検対象設備と点検機器の構成要素。

Claims (12)

  1. 設備の点検/監視方法であって、
    前記設備の識別情報に基づいてセンサネットワークを構築し、
    前記構築したセンサネットワークを利用して設備の状態に関する情報を取得し、
    前記取得した設備の状態に関する情報に基づいて、点検または監視を行うことを特徴とする設備の点検/監視方法。
  2. 請求項1において、
    前記センサネットワークとして利用可能なセンサノードあるいは基地局が前記設備に既に設置されている場合、さらに必要なセンサノードあるいは基地局を追加設置してセンサネットワークを構築することを特徴とする設備の点検/監視方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記識別情報は、前記設備の機器番号、製造番号、設置場所、の少なくとも一つを含み、前記設備の点検監視を行うシステムのシステム制御装置に付随する制御情報データベースに記憶されており、
    前記システム制御装置に付随する制御情報データベースに、前記識別情報に対応づけられて記憶されているセンサノード設置場所および基地局設置場所が格納されていることを特徴とする設備の点検/監視方法。
  4. 請求項3において、
    前記センサノード設置場所及び基地局設置場所は携帯端末に接続された表示装置に前記設備の形態と合わせて図示可能であることを特徴とする設備の点検/監視方法。
  5. 請求項3または4において、
    前記センサノード設置場所及び基地局設置場所は、あらかじめ設置されたRFIDにより検索されることを特徴とする設備の点検/監視方法。
  6. 請求項1において、
    前記設備の識別情報は、前記設備に予め設置されたRFIDまたはバーコードにより読み取られることを特徴とする設備の点検/監視方法。
  7. 請求項1または2において、
    前記センサネットワークに含まれるセンサノードおよび基地局の設置すべき位置と設置後の位置とを比較し、一致した前記センサノードおよび基地局に対して固有IDを付与することを特徴とする設備の点検/監視方法。
  8. 請求項7において、
    前記設置後の位置は3点測量法により計測することを特徴とする設備の点検/監視方法。
  9. 請求項1または2において、
    前記センサネットワークに含まれるセンサノードおよび基地局に予め固有IDを付与することを特徴とする設備の点検/監視方法。
  10. 請求項1または2において、
    前記センサネットワークを構成するセンサノードあるいは基地局の全てまたは一部を撤去可能なことを特徴とする、設備の点検/監視方法。
  11. 請求項10において、
    前記センサネットワークを構成するセンサノードあるいは基地局の一部の撤去は、取り外し後においても前記センサネットワークより小規模なセンサネットワークが構築されているような撤去であることを特徴とする、設備の点検/監視方法。
  12. 請求項11において、
    前記小規模なセンサネットワークを前記設備の監視に用いることを特徴とする設備の点検/監視方法。
JP2004132480A 2004-04-28 2004-04-28 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法 Pending JP2005316633A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132480A JP2005316633A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法
US11/115,269 US7427916B2 (en) 2004-04-28 2005-04-27 Method for inspecting and monitoring building, structure, or facilities accompanying them
CNA2005100684810A CN1691081A (zh) 2004-04-28 2005-04-28 建筑物、构造物或者其附带设备的检点及监视方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132480A JP2005316633A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005316633A true JP2005316633A (ja) 2005-11-10
JP2005316633A5 JP2005316633A5 (ja) 2006-10-05

Family

ID=35186515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132480A Pending JP2005316633A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7427916B2 (ja)
JP (1) JP2005316633A (ja)
CN (1) CN1691081A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164198A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Toshiba Corp プラント監視システム及びその監視方法
JP2008046790A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Hitachi Electronics Service Co Ltd 生産ライン監視システム
JP2008051676A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Railway Technical Res Inst 高架橋柱の最大応答部材角測定装置を用いた地震災害計測システム
JP2009199545A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Toshiba Corp 遠隔監視システム
WO2013054482A1 (ja) * 2011-10-14 2013-04-18 パナソニック株式会社 データ中継システム、中継リーダ装置、中継タグ装置、中継装置およびデータ中継方法
JP2013143034A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 端末装置及び巡回路算出プログラム
JP2014172721A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの無線センサネットワークシステム
JP2016517093A (ja) * 2013-03-15 2016-06-09 フルークコーポレイションFluke Corporation 機器用統合データ収集及び報告インタフェース
JP2019071090A (ja) * 2013-03-15 2019-05-09 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
US10725095B2 (en) 2011-08-03 2020-07-28 Fluke Corporation Maintenance management systems and methods
US11886155B2 (en) 2015-10-09 2024-01-30 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848905B2 (en) * 2000-12-26 2010-12-07 Troxler Electronic Laboratories, Inc. Methods, systems, and computer program products for locating and tracking objects
US11795648B2 (en) 2002-10-11 2023-10-24 TRoxley Electronic Laboratories, INC Paving-related measuring device incorporating a computer device and communication element therebetween and associated method
WO2007079279A2 (en) * 2005-11-08 2007-07-12 Nortel Networks Limited Dynamic sensor network registry
DE102006013578B4 (de) * 2006-03-22 2008-03-27 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Verfahren und Steuer- und Datenübertragungsanlage zum Überprüfen des Einbauortes eines sicheren Kommunikationsteilnehmers
US7825770B2 (en) * 2006-06-08 2010-11-02 The Crosby Group LLC System and method of identification, inspection and training for material lifting products
FR2908537B1 (fr) 2006-11-10 2009-02-06 Thales Sa Dispositif et procede de gestion de maintenance d'equipements
ITBO20070756A1 (it) * 2007-11-16 2009-05-17 Filippo Bastianini Dispositivo per il monitoraggio dello stato di salute di strutture
DE102007058102B4 (de) * 2007-12-03 2016-02-04 Airbus Defence and Space GmbH Zustandsüberwachungssystem für ein Luftfahrzeug
WO2009089172A2 (en) 2008-01-04 2009-07-16 Troxler Electronic Laboratories, Inc. Nuclear gauges and methods of configuration and calibration of nuclear gauges
US8700924B2 (en) 2008-05-21 2014-04-15 International Electronic Machines Corp. Modular sensor node and communications system
DE102009006874A1 (de) * 2009-01-30 2010-08-05 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Messystem und Verfahren zum Identifizieren einer Systemkomponete an einem Messsystem
US8686849B2 (en) * 2010-08-10 2014-04-01 Robert Bosch Gmbh Method of alarm handling in wireless sensor networks
US20130253974A1 (en) * 2011-12-02 2013-09-26 Technical Standards And Safety Authority System And Method For Inspecting And Assessing Risk of Mechanical Equipment And Facilities
US20130253975A1 (en) * 2011-12-02 2013-09-26 Technical Standards And Safety Authority System and method for inspecting and assessing risk of mechanical equipment and facilities
JP5593486B2 (ja) * 2012-10-18 2014-09-24 独立行政法人産業技術総合研究所 センサネットワークシステム
JP5430786B1 (ja) * 2012-11-30 2014-03-05 株式会社aLab 残余耐震性能評価システム
US9384459B2 (en) * 2013-06-03 2016-07-05 Gtnx, Inc. Certified factory location
JP6216796B2 (ja) * 2013-09-10 2017-10-18 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の診断システム、空気調和機及び移動通信端末
US20170138821A1 (en) * 2015-11-18 2017-05-18 Daniel L. Carey Method of Use of Rules-Based Telematics Device for Auditing Maintenance Functions
KR101766658B1 (ko) * 2016-01-04 2017-08-09 서울시립대학교 산학협력단 모바일 현장조사 시스템 및 방법
JP6586909B2 (ja) * 2016-03-09 2019-10-09 富士通株式会社 データ管理方法及びデータ管理システム
JP2017215741A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 東芝テック株式会社 Rfidタグ
SG11201906244TA (en) * 2017-02-27 2019-09-27 Inventio Ag Method and device for generating a 3d model of a supporting structure of an escalator or moving walkway
DE102018208635A1 (de) * 2018-05-30 2019-04-18 Thyssenkrupp Ag Mobiles Messsystem zur dezentralen Erfassung von Messdaten einer Aufzugsanlage
EP3696730A1 (de) * 2019-02-12 2020-08-19 Inventio AG Verfahren und vorrichtung zum markieren von maschinenbauteilen
US11496867B2 (en) * 2021-01-28 2022-11-08 Zebra Technologies Corporation Automated validation of location tracking system
US11415453B1 (en) * 2021-02-25 2022-08-16 Susko Engineering, Llc Water leak/water flow detection system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5099437A (en) * 1990-10-09 1992-03-24 Fugitive Emissions Control, Inc. Emissions monitoring and tracking system
US5909429A (en) 1996-09-03 1999-06-01 Philips Electronics North America Corporation Method for installing a wireless network which transmits node addresses directly from a wireless installation device to the nodes without using the wireless network
JPH11322249A (ja) 1998-05-13 1999-11-24 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアの保守点検方法
US7103511B2 (en) * 1998-10-14 2006-09-05 Statsignal Ipc, Llc Wireless communication networks for providing remote monitoring of devices
US6917288B2 (en) * 1999-09-01 2005-07-12 Nettalon Security Systems, Inc. Method and apparatus for remotely monitoring a site
JP2002351927A (ja) 2001-05-24 2002-12-06 Toshiba Corp センサ情報ネットワークシステム、センサ情報収集装置、移動端末及びセンサ情報の収集方法
US7019650B2 (en) * 2003-03-03 2006-03-28 Caducys, L.L.C. Interrogator and interrogation system employing the same

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164198A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Toshiba Corp プラント監視システム及びその監視方法
JP2008046790A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Hitachi Electronics Service Co Ltd 生産ライン監視システム
JP2008051676A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Railway Technical Res Inst 高架橋柱の最大応答部材角測定装置を用いた地震災害計測システム
JP2009199545A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Toshiba Corp 遠隔監視システム
US10725095B2 (en) 2011-08-03 2020-07-28 Fluke Corporation Maintenance management systems and methods
WO2013054482A1 (ja) * 2011-10-14 2013-04-18 パナソニック株式会社 データ中継システム、中継リーダ装置、中継タグ装置、中継装置およびデータ中継方法
JP2013088942A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Panasonic Corp データ中継システム、中継リーダ装置、中継タグ装置、中継装置およびデータ中継方法
JP2013143034A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 端末装置及び巡回路算出プログラム
JP2014172721A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの無線センサネットワークシステム
JP2016517093A (ja) * 2013-03-15 2016-06-09 フルークコーポレイションFluke Corporation 機器用統合データ収集及び報告インタフェース
JP2019071090A (ja) * 2013-03-15 2019-05-09 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
JP2021073603A (ja) * 2013-03-15 2021-05-13 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
JP7332240B2 (ja) 2013-03-15 2023-08-23 フィッシャー-ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
US11886155B2 (en) 2015-10-09 2024-01-30 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Distributed industrial performance monitoring and analytics

Also Published As

Publication number Publication date
US20050242943A1 (en) 2005-11-03
US7427916B2 (en) 2008-09-23
CN1691081A (zh) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005316633A (ja) 建築物、構造物、あるいはそれらに付随する設備の点検および監視方法
TWI655526B (zh) 作業狀態取得裝置、製造線之生產管理系統及生產管理方法
Motaghare et al. Predictive maintenance architecture
US10597254B2 (en) Automated conveyance system maintenance
JP6583384B2 (ja) プラント設備の管理システム及び管理方法
EP2605099B1 (en) Improved detection and location of wireless field devices
JP2018526814A (ja) 半導体工場自動化システムのパラメタを監視するシステム及び方法
JP2006209594A (ja) メインテナンス支援システム
US20100173582A1 (en) Apparatus of analizing the construction productivity using rfid based on the wireless communication and thereof
WO2019045043A1 (ja) 異常検知システム、異常検知装置、異常検知方法、コンピュータプログラム、及びチェーン
US20110012782A1 (en) Apparatus for Location Information Tag of Object and System for Managing Location Information
JP4574430B2 (ja) 情報の収集方法
EP2206064A1 (en) Multivariate analysis of wireless sensor network data for machine condition monitoring
JP2013152538A (ja) 無線ゲートウェイ装置
JP7263506B2 (ja) 自動車再仕上げ修理プロセスをデジタル的に追跡及び監視する方法及びシステム
KR20210002142A (ko) 티슈페이퍼 제조를 위한 스마트공장 구축 시스템
EP3663251B1 (en) A hoist system and methods for operating a hoist located at a work site
JP2005326965A (ja) 建設現場管理システム
KR101559343B1 (ko) 철도차량 부품이력 및 상태진단 관리 분석 시스템
JP5316787B2 (ja) 無線フィールド機器およびこれを用いた無線制御ネットワークシステム
US20140052302A1 (en) Method and sensor node for managing power consumption and power consumption information collection apparatus using the same
US20220147037A1 (en) Information processing method, information processing system, and program
US20160012264A1 (en) Method and system for automatically collecting inspection records
JP2008046790A (ja) 生産ライン監視システム
JP7246002B2 (ja) 制御ユニットおよび制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090203