JP2005309000A - 光学ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 プラスチックレンズ成形時に発生する突起(バリ)による不都合を解消する。
【解決手段】 射出成形されたプラスチックレンズ1の組付け用フランジ部10の片面側に成形されたバリないし突起1Aを鏡筒2のレンズ収容溝20から外れるようにこのプラスチックレンズ1をレンズ収容溝20へ組込むようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 射出成形されたプラスチックレンズ1の組付け用フランジ部10の片面側に成形されたバリないし突起1Aを鏡筒2のレンズ収容溝20から外れるようにこのプラスチックレンズ1をレンズ収容溝20へ組込むようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プラスチックレンズが組込まれる光学ユニットである。
鏡筒へレンズを組込む例としては、撮像装置を備えた携帯電話などの光学ユニットが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−4566号公報(図2)
このような光学ユニットに用いられるレンズとしては、大量生産に適した方法であるプラスチック材料を射出成形して成形されるプラスチックレンズが多く用いられている。このようなプラスチックレンズの成形は、図6に示すように、凸面側を精度良く仕上げるための固定側コア100を備えた固定側の金型101と、凹面側を精度良く仕上げるための可動側コア102を備えた可動側の金型103とを備え、これらの間に形成されるキャビティ104内にプラスチック材料を射出して、図7に示すようなプラスチックレンズ1を成形する。この成形されたプラスチックレンズ1は、図8に示すように金型101と103との間でバリないし突起1Aが成形されてしまうものであった。これは、金型構造上避けることのできないものである。
上述したように、プラスチックレンズ1には突起1Aが成形されてしまうものであり、この部分を考慮せずにレンズ鏡筒を設計した場合、レンズに径方向の力が働き、軸ズレやレンズ内部に歪みを発生してしまい、光学性能を低下させる可能性がある。
そこで、本発明は、プラスチックレンズの突起による不具合を解決した光学ユニットを提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するため、本発明は、射出成形されたプラスチックレンズの組付け用フランジ部の片面側に成形されたバリないし突起を鏡筒のレンズ収容溝から外れるようにこのプラスチックレンズをレンズ収容溝へ組込むようにしたものである。また、2つのレンズを組込む場合は、前記レンズ収容溝の後面側にこのレンズ収容溝よりも径の大きな第2のレンズ収容溝を形成し、この第2のレンズ収容溝に第2のプラスチックレンズの組付け用フランジ部のバリないし突起を後面として前記プラスチックレンズの後面に接触するまで押し込んで組込み、第2のレンズ収容溝のレンズ押し込み口を広げるように面取加工してテーパ部を形成し、このテーパ部に第2のプラスチックレンズのバリないし突起を存在させたものである。
本発明は、プラスチックレンズの突起(バリ)を逃がすように鏡筒のレンズ収容溝を工夫したので、突起によるレンズ径方向へ力が加わることによる軸ズレやレンズ内部に歪みが発生するおそれをなくし、光学性能の低下を防止することができる。
また、前記レンズ収容溝の後面側にこのレンズ収容溝よりも径の大きな第2のレンズ収容溝を形成し、この第2のレンズ収容溝に第2のプラスチックレンズの組付け用フランジ部のバリないし突起を後面として前記プラスチックレンズの後面に接触するまで押し込んで組込み、第2のレンズ収容溝のレンズ押し込み口を広げるように面取加工してテーパ部を形成し、このテーパ部に第2のプラスチックレンズのバリないし突起を存在させたので、小型で広角化された光学ユニットとすることができ、軸ズレなどのない光学精度の高いものとなる。
以下に本発明の実施形態について、図面を参照にして説明する。
図1に示す実施形態では、射出成形されたプラスチックレンズ1の組付け用フランジ部10の片面側に成形されたバリないし突起1Aを鏡筒2のレンズ収容溝20から外れるようにこのプラスチックレンズ1をレンズ収容溝20へ組込むようにしてある。また、この突起(バリ)1Aとは反対側の面は先の図6,図2に示すように曲面部1Bに形成してあり、鏡筒2のレンズ収容溝20の角部との間には僅かな隙間ができるようになっている。この曲面部1B側を先にレンズ収容溝20の押し込み口2Aから押し込んでいくことにより、鏡筒2へこのレンズ1をスムーズに組付けることができるものである。この曲面部1Bの詳細は図2に示す。
図3は、突起1Aが形成された側の詳細拡大図であり、レンズ押し込み口2Aを広げるように面取加工してテーパ部20Aを形成し、このテーパ部20Aにプラスチックレンズ1の突起1Aを存在させるようにしてある。このようなテーパ部20Aを形成せずに、レンズ収容溝20の全長をプラスチックレンズ1のフランジ部10の厚みよりも短くしておくことにより、突起1Aをレンズ収容溝20から外れるようにすることもできる。
図4は別の実施形態を示すものであり、2枚のプラスチックレンズ1,3を用いた例を示すものであり、プラスチックレンズ1の組付け用フランジ部10の厚みよりもレンズ収容溝20の長さが短くなっており、このレンズ収容溝20の後面側にはこの収容溝20の径よりも大きな径を有する第2のレンズ収容溝21を形成してあり、第1のプラスチックレンズ1に形成された突起1Aは、この収容溝20の径の差で吸収される。さらに、第2のプラスチックレンズ3をこの第2のレンズ収容溝21へ押し込んで鏡筒2に組付けてある。このときに、鏡筒2のレンズ押し込み口を広げるように面取加工してテーパ部21A(図3に示すものと同様)を形成してあり、このテーパ部21Aに第2のプラスチックレンズ3の突起3Aを存在させてある。突起3Aについては図5を参照のこと。この図4に示す実施形態は、2枚のレンズ構成で、小型かつ広角化を図った光学ユニットであり、携帯電話の撮像装置に用いて有益なものである。このように複数のレンズを組合せた光学ユニットでは、突起1A,3Aが収容溝20,21に直接接触してしまうと軸ズレが生じて光学機能の精度が劣ることになり、1枚のレンズ構成のものに比べてもその誤差が大きくなる。そのために、プラスチックレンズ1,3の突起1A,3Aを逃がしてやることにより、組付け精度も高いものとなる。
1,3 プラスチックレンズ
2 鏡筒
1A,3A 突起(バリ)
20,21 レンズ収容溝
2 鏡筒
1A,3A 突起(バリ)
20,21 レンズ収容溝
Claims (5)
- 射出成形されたプラスチックレンズの組付け用フランジ部の片面側に成形されたバリないし突起を鏡筒のレンズ収容溝から外れるようにこのプラスチックレンズをレンズ収容溝へ組込むようにした光学ユニット。
- 前記レンズ収容溝の後面側にこのレンズ収容溝よりも径の大きな第2のレンズ収容溝を形成し、
この第2のレンズ収容溝に第2のプラスチックレンズの組付け用フランジ部のバリないし突起を後面として前記プラスチックレンズの後面に接触するまで押し込んで組込み、
第2のレンズ収容溝のレンズ押し込み口を広げるように面取加工してテーパ部を形成し、
このテーパ部に第2のプラスチックレンズのバリないし突起を存在させたことを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。 - 射出成形されたプラスチックレンズの組付け用フランジ部の片面側に成形されたバリないし突起を鏡筒のレンズ収容溝のレンズ押し込み口を広げるように面取加工してテーパ部を形成し、
このテーパ部にプラスチックレンズのバリないし突起を存在させたことを特徴とする光学ユニット。 - 前記テーパ部とバリとの個所に接着剤を塗布したことを特徴とする請求項2又は3に記載の光学ユニット。
- 前記プラスチックレンズのバリないし突起部が成形される面とは反対面側の組付け用フランジ部の角を曲面部に成形したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光学ユニット。
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