JP2005295286A - 無線伝送システム及び無線伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において低消費電力化を実現する。
【解決手段】 データ提供先装置は無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送る。データ供給元装置は、ビーコン信号に含まれる識別符号を参照してデータ提供先装置を照合し、正しい照合結果が得られた場合には、ビーコン信号に含まれる無変調信号に変調をかけて反射波として送信要求を行なう。以後、データ供給元装置は、データ提供先装置から送信される無変調信号に対する反射波にデータを載せて、バック・スキャッタ方式によりデータを伝送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定周波数帯のマイクロ波を用いた電波通信方式による無線通信システム並びに無線通信装置に係り、特に、画像データなどをデジタル・カメラや携帯電話などのポートブル機器から、PCやテレビ、プリンタなどの機器へ無線伝送する無線通信システム並びに無線通信装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、画像データなどをデジタル・カメラや携帯電話などのポートブル機器から、PCやテレビ、プリンタなどの機器へ無線伝送する際の低消費電力化を実現する無線通信システム並びに無線通信装置に係り、特に、超近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において低消費電力化を実現する無線通信システム並びに無線通信装置に関する。
有線方式によるLAN配線からユーザを解放するシステムとして、無線LANが注目されている。無線LANによれば、オフィスなどの作業空間において、有線ケーブルの大半を省略することができるので、パーソナル・コンピュータ(PC)などの通信端末を比較的容易に移動させることができる。特に、人の身の回りに存在する複数の電子機器間で小規模な無線ネットワークを構築して情報通信を行なうために、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)の導入の検討が行なわれている。例えば、2.4GHz帯や、5GHz帯など、監督官庁の免許が不要な周波数帯域を利用して、異なった無線伝送システム及び無線伝送方法が規定されている。
近年、無線LANシステムは安価になり、PCにも標準内蔵されるようになったこととも相俟って、無線LANの普及が著しい。PCやPDAなどの情報機器以外にも、携帯電話やビデオ・カメラなどのポータブル機器でも、内蔵又は外部接続アダプタとして無線LAN機能が搭載されるようになってきている。また、アプリケーションとしては、カメラ付き携帯電話やデジタル・カメラで撮った画像データを無線LAN経由でPCにアップロードすることなどが挙げられる。
図5には、従来の無線LANによる画像伝送の例を示している。同図では、モバイル機器としてデジタル・カメラ100を想定している。
デジタル・カメラ100には、無線LANカード101が装着されている。 この種のモバイル機器に装備される無線LANモジュール101は、一般に、PCカード・インタフェース、コンパクト・フラッシュ・インターフェースなどの形態で提供される。無線LANの規格は複数あるが、モバイル系では、IEEE(電気電子学会:Institute of Electrical and Electronic Engineers)で標準化された802.11bという規格(例えば、非特許文献1を参照のこと)を採用しているものが多い。
デジタル・カメラ100は、撮った画像を内蔵メモリ又は外部メモリ・カードに画像データとして格納する。そして、無線伝送する際には、目的の画像データを内蔵メモリ又は外部メモリ・カードから読み出し、無線LANモジュール101経由でPC102やテレビ104、プリンタ106などの画像再生装置に転送する。勿論、PC102やテレビ104、プリンタ106などの受信装置側にも無線LANモジュール103、105、107がそれぞれアダプタとして装備されている。無線LANによる画像データ転送後には、PC102では画像データを表示、格納され、テレビ104では画面上で表示出力され、プリンタ106では印刷出力される。
図6には、従来の無線LAN機能付きデジタル・カメラの構成を模式的に示している。参照番号200が無線LAN機能付きデジタル・カメラを示している。デジタル・カメラ単体としては、カメラ部202と、信号処理部203と、メモリ・カード・インターフェース部204と、操作/表示部205と、USBインターフェース部206で構成される。
信号処理部203は、カメラ部202で入力された画像データをJPEG (Joint Photographic Experts Group)などの所定のフォーマットの画像データに変換し、メモリ・カード・インターフェース部204を介して外部のメモリ・カード207に格納する。
操作表示部205は、画像表示、各種設定などを行なう。USBインターフェース部206は、PCにUSBインターフェースを用いて画像転送を行なう際に使用される。
参照番号201は、無線LANモジュールであり、無線LAN部208とアンテナ209で構成される。無線LANを用いて画像転送を行なう場合、無線LAN部208は、メモリ・カード207より読み出され画像データを信号処理部203経由から受け取り、これをアンテナ209経由で表示装置側に転送する。
ここで、デジタル・カメラや携帯電話などのポータブル機器に無線LANを搭載する場合、その消費電力が問題となる。現在市販されているIEEE802.11bの無線LANカードの多くは、送信時に800mW以上、受信時に600mW以上の消費電力がある。この消費電力は、バッテリ駆動のポータブル機器にとっては、負担の大きい。
また、無線LAN機能を近距離限定で動作させて、その送信電力を小さくしても、消費電力は8割程度しか低下することができない。特に、デジタル・カメラなどの画像入力装置から画像表示装置側への伝送は、送信比率が通信全体のほとんど占めるような通信形態となるため、なおさら低消費電力の無線伝送手段が求められている。
International Standard ISO/IEC 8802−11:1999(E) ANSI/IEEE Std 802.11, 1999 Edition, Part11:Wireless LAN Medium Access Control(MAC) and Physical Layer(PHY) Specifications
本発明の目的は、画像データなどをデジタル・カメラや携帯電話などのポートブル機器から、PCやテレビ、プリンタなどの機器へ好適に無線伝送することができる、優れた無線伝送システム及び無線伝送方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、画像データなどをデジタル・カメラや携帯電話などのポートブル機器から、PCやテレビ、プリンタなどの機器へ無線伝送する際の低消費電力化を実現することができる、優れた無線伝送システム及び無線伝送方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、比較的近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において低消費電力化を実現することができる、優れた無線伝送システム及び無線伝送方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、データ提供先装置から送信される電波により、データ供給元装置がその反射波にデータを乗せてデータ伝送を行なう無線通信システムにおいて、
前記データ提供先装置は、変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送信し、
前記データ供給元装置は、受信したビーコン信号に含まれる識別符号の照合を行ない、照合結果が正しければ、無変調信号に変調を掛けて反射波として送信要求を行ない、通信を開始する、
ことを特徴とする無線伝送システムである。
但し、ここで言う「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない。
ここで、データ供給元装置は、例えばデジタル・カメラやカメラ機能付き携帯電話などでカメラ機能と動画又は静止画を撮影する機能を備えた、バッテリ駆動式のモバイル機器である。一方のデータ提供先装置は、例えばパーソナル・コンピュータやテレビ、あるいはその他の表示装置であり、デジタル・カメラやカメラ機能付き携帯電話から受信した画像データを表示又は再生したり蓄積したりすることができる。
本発明に係る無線伝送システムは、比較的近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において、低消費電力化を実現することを目的とするものであり、具体的にはRFIDで用いられるバック・スキャッタ方式に基づく反射波を利用して無線伝送を行なう。RFIDシステム自体は、超近距離でのみ適用可能な無線通信手段の一例として当業界において広く知られている。
すなわち、前記データ供給元装置は、アンテナを終端又はオープン状態にするアンテナ・スイッチをオン/オフ制御して、データのビット列に従って外部からの電波を吸収又は反射することにより、データをバック・スキャッタ方式で送信するRFID(Radio Frequency Identification)タグ機能を備えている。また、前記データ提供先装置は所定周波数帯の電波を送信するとともに反射波に基づいてRFIDタグのデータを読み取るリーダ機能を備えている。
RFIDシステムでは、アンテナ・スイッチは一般的にガリウム砒素のICで構成され、その消費電力は数10μW以下である。したがって、上述した通信方式によれば、超低消費の無線画像伝送を実現することができる。すなわち、データ伝送を行なうときの平均電力としては、送達確認方式の場合で10mW以下、一方向伝送では、数10μWでデータ伝送が可能である。これは、一般的な無線LANの平均消費電力と比較すると、圧倒的な性能差である。
ここで、一般的なデータ通信においては、データ供給元装置によるRTS(送信要求)信号の送信とデータ提供先装置によるCTS(受信確認)信号の返信など、所定の手順を経てデータ送信が開始される。これに対し、本発明に係る無線伝送方式では、デジタル・カメラに内蔵される画像伝送装置などがデータ供給元装置となるが、この種の装置は、受信電波に対する反射波に乗せてデータを送るというバック・スキャッタ方式を採用しているため、送信開始を示すデータの送信手段を持たない。このため、TVなどに接続される画像表示装置などのデータ提供先装置においては、反射波の生成に必要な無変調キャリアを常に送信しなければならない。しかしながら、このようなデータ受信待機期間中におけるキャリア送信動作は、消費電力の無駄使いであり、また、他の無線通信システムへの妨害源にもなる。一方、手動で画像伝送装置からの無変調キャリアの送信をオンにすることも可能であるが、利便性に欠けることは明白である。
そこで、本発明では、前記データ提供先装置は、変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送信するようにした。また、前記データ供給元装置側では、受信したビーコン信号に含まれる識別符号の照合を行ない、照合結果が正しければ、無変調信号に変調を掛けて反射波として送信要求を行なう。そして、送信要求に応答して、データ供給元装置とデータ提供先装置の間でデータ通信が開始される。
本発明によれば、データ供給元装置がバック・スキャッタ方式により送信要求を行なえるようにするために、データ提供先装置は無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送るだけでよい。したがって、反射波の生成に必要な無変調信号を常に送信する場合に比べて消費電力を大幅に削減することができるとともに、他の無線通信システムへの妨害の影響を低減することができる。
そして、データ供給元装置においては、ビーコン信号に含まれる識別符号を参照してデータ提供先装置を照合し、正しい照合結果が得られた場合には、ビーコン信号に含まれる無変調信号に変調をかけて反射波として送信要求を行なうことができる。以後、データ供給元装置は、データ提供先装置から送信される無変調信号に対する反射波にデータを載せて、バック・スキャッタ方式によりデータを伝送することができる。
ここで、前記データ提供先装置は第1の送信電力を以ってビーコン信号を送信するとともに、前記データ供給元装置からの送信要求に応答して、前記第1の送信電力よりも高い第2の送信電力を以って通信を行なうようにしてもよい。これによって、データ通信を開始するまでの待機期間において、より低い送信電力によりビーコン信号を送信するので、データ提供先装置の消費電力をさらに低下させることができる。
本発明によれば、画像データなどをデジタル・カメラや携帯電話などのポートブル機器から、PCやテレビ、プリンタなどの機器へ無線伝送する際の低消費電力化を実現することができる、優れた無線伝送システム及び無線伝送方法を提供することができる。
また、本発明によれば、比較的近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において低消費電力化を実現することができる、優れた無線伝送システム及び無線伝送方法を提供することができる。
本発明によれば、無線LANに比べて、桁違いの超低消費画像伝送がモバイル機器で実現することができる。これによりモバイル機器のバッテリ寿命を大幅増やすことが可能となる。
また、本発明によれば、データ送信側としてのモバイル機器の無線伝送モジュールは、無線LANに比べて、低コスト化が容易に実現することができる。また、モバイル側の無線伝送モジュールは、電波法において無線局の対象にならないため、適合証明などの認定作業が不要となる。
また、本発明によれば、データ供給元装置がバック・スキャッタ方式により送信要求を行なえるようにするために、データ提供先装置は無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送るだけでよいので、反射波の生成に必要な無変調信号を常に送信する場合に比べて消費電力を大幅に削減することができるとともに、他の無線通信システムへの妨害の影響を低減することができる。
また、本発明によれば、データ提供先装置は、データ通信を開始するまでの待機期間において、より低い送信電力によりビーコン信号を送信するので、データ提供先装置の消費電力をさらに低下させることができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
本発明は、比較的近距離に限定される機器間で送信比率が通信のほとんどを占めるような通信形態において、低消費電力化を実現することを目的とするものであり、RFIDで用いられるバック・スキャッタ方式に基づく反射波を利用して無線伝送を行なう。
RFIDシステム自体は、局所でのみ適用可能な無線通信手段の一例として当業界において広く知られている。
RFIDとは、タグとリーダとから構成されるシステムで、タグに格納された情報をリーダで非接触に読み取るシステムである。他の呼び方として、「IDシステム、データ・キャリア・システム」などがあるが、世界的に共通なのが、このRFIDシステムである。略してRFIDという場合もある。日本語に訳すると「高周波(無線)を使用した認識システム」となる。RFIDタグは、固有の識別情報を含んだデバイスであり、特定周波数の電波を受信したことに応答して識別情報に相当する変調周波数の電波を発振する動作特性を持ち、読み取り装置側でRFIDタグの発振周波数を基にそれが何であるかを特定することができる。タグとリーダライタの間の通信方法には、電磁結合方式、電磁誘導方式、電波通信方式などが挙げられる。本発明は、このうち、2.4GHz帯などのマイクロ波を用いた電波通信方式に関連する。
図1には、本発明の一実施形態に係る無線通信装置300のハードウェア構成を模式的に示している。図示の無線通信装置300は、デジタル・カメラやカメラ付き携帯電話などの画像データの伝送元となる機器に相当し、例えばバッテリ(図示しない)を主電源として駆動する。
カメラ部302、信号処理部303、メモリ・カード・インターフェース部304、操作/表示部305、USBインターフェース部306は、図6iに示した従来の無線LAN機能付きデジタル・カメラの参照番号202〜206に示した該当機能モジュールと略同一の構成で実現されるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態に係る無線通信装置は、無線LANモジュール201の代わりに、電波通信方式に基づくRFIDタグが無線伝送モジュール308として使用されている点に特徴がある。
無線伝送モジュール308は、アンテナ309と、アンテナ・スイッチ310と、アンテナ負荷311と、バンド・パス・フィルタ312と、ASK検波部313とで構成される。本実施形態では、無線電波の周波数として2.4GHz帯を用いる。
画像転送を行なう場合、無線伝送モジュール部308は、信号処理部303によってメモリ・カード307より読み出された画像データを受け取ると、データのビット・イメージに従ってアンテナ309に接続されたアンテナ・スイッチ310のオン/オフ動作を行なう。例えば、データが1のときはアンテナ・スイッチ310をオンに、データが0のときオフとする。
図示の通り、アンテナ・スイッチ310がオンのときは、アンテナ309は50Ωのアンテナ負荷311で終端され、オフのときは、アンテナ309はオープンとなる。この動作は、転送先から到来する電波(後述)に対して、オンのときは終端、オフのときは反射の振る舞いをすることから、転送先では、送信電波の反射を検出ことによって画像データを読み取ることができる。すなわち、画像データは、基本的に、アンテナ・スイッチ310のオン/オフ操作に伴うアンテナ負荷インピーダンスの変動によって生じる転送先からの電波の反射波として送信されることになる。このような通信方法は「バック・スキャッタ方式」と呼ばれる。無線伝送モジュール308からの反射波信号は、ASK変調波と等価である。
アンテナ・スイッチ310は一般的にガリウム砒素のICで構成され、その消費電力は数10μW以下である。したがって、上述した通信方式によれば、超低消費の無線画像伝送を実現することができる。
バンド・パス・フィルタ312、ASK検波部313は、転送先からASK変調された送達確認信号の受信時に用いるが、この2つのブロックは、伝送の送達確認を行なわない一方向の伝送であれば不要となる。一方、送達確認が行なわれる場合、その制御は、信号処理部303で行なわれる。
バンド・パス・フィルタ312は、2.4GHz帯の周波数を通過させ、他の周波数帯を減衰される目的で使用される。送達確認を行なう場合に必要なASK検波部313の消費電力は30mW以下で実現することができる。
したがって、図1に示した無線通信装置において画像データなどのデータ伝送を行なうときの平均電力としては、送達確認方式の場合で10mW以下、一方向伝送では、数10μWでデータ伝送が可能である。これは、一般的な無線LANの平均消費電力と比較すると、圧倒的な性能差である。
図2には、本実施形態において、図1に示した無線通信装置からの伝送データを受信する無線通信装置のハードウェア構成を模式的に示している。図示の無線通信装置は、受信した画像データを表示出力するPCやテレビ、印刷出力するプリンタなどの画像再生装置に相当する。
本実施形態では、画像データは反射波で伝送されるため、無線受信モジュール400からは反射波を作り出すための無変調のキャリアを送信する必要がある。無線受信モジュール400は、2.4GHz帯のアンテナ401と、サーキュレータ402と、受信部403と、送信部406と、周波数シンセサイザ409と、通信制御部410と、ホスト・インターフェース部411で構成される。さらに、受信部403は、直交検波部404とAGCアンプ405で構成され、送信部406は、ミキサ408とパワー・アンプ407で構成される。ホスト・インターフェース部411は、PCなどのホスト機器412に接続され、受信した画像データを転送する。
無線受信モジュール400から無変調キャリアを送信するためには、通信制御部410からミキサ408に対してある直流電圧を与えることにより実現される。送信する無変調キャリアの周波数は、通信制御部410から制御される周波数シンセサイザの周波数で決まる。本実施形態では、2.4GHz帯を用いている。ミキサ408から出力される無変調キャリアは、パワー・アンプ407にて所定のレベルまで増幅され、サーキュレータ402経由でアンテナ401より送出される。
画像伝送装置300からの反射波は、無線受信モジュール400(前述)から送信される周波数と同じである。この反射波は、アンテナ401で受信され、サーキュレータ402経由で受信部403に入力される。直交検波部404には、送信と同じローカル周波数が入力されるため、直交検波部404の出力には、画像伝送装置300で掛けられたASK変調波が現れることになる。 但し、受信した信号はローカル信号と位相が異なるため、I軸信号とQ軸信号には、その位相差に応じた変調信号が現われる。
AGCアンプ部405では、最適値にゲインを制御され、その出力信号は、通信制御部410に渡される。通信制御部410では、I軸及びQ軸の各信号よりデジタル・データへの復調を行ない、正しいデータはホスト・インターフェース部411経由でホスト機器412に転送される。
画像伝送装置300からのデータの送達確認を行なう場合、通信制御部410は、受信したパケット・データが正しければ肯定応答のACK(Acknowledgement)を、誤っていれば否定応答のNAK(Negative Acknowledgement)のデジタル・データをミキサ408に転送し、ASK変調をかける。データの正誤は、画像データ・パケットに付加されたCRC(Cyclic Redundancy Check)符号で判断する。
ここで、RFIDシステムを利用した無線伝送方式では、デジタル・カメラに内蔵される画像伝送装置などがデータ供給元装置となるが、この種の装置は、受信電波に対する反射波に乗せてデータを送るというバック・スキャッタ方式を採用しているため、送信開始を示すデータの送信手段を持たない。このため、TVなどに接続される画像表示装置などのデータ提供先装置においては、反射波の生成に必要な無変調キャリアを常に送信しなければならない。しかしながら、このような送信動作は、画像伝送装置が使用されない間は、消費電力の無駄使いであり、また、他の無線通信システムへの妨害源にもなる。
そこで、本実施形態では、データ提供先装置に相当する画像表示装置は、変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送信するようにした。また、データ供給元装置としての画像伝送装置側では、受信したビーコン信号に含まれる識別符号の照合を行ない、照合結果が正しければ、無変調信号に変調を掛けて反射波として送信要求を行なう。そして、送信要求に応答して、データ供給元装置とデータ提供先装置の間でデータ通信が開始される。
このように、データ提供先装置は、データ供給元装置から送信が開始されるまでの待機期間においては、無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送るだけでよいので、反射波の生成に必要な無変調信号を常に送信する場合に比べて消費電力を大幅に削減することができるとともに、他の無線通信システムへの妨害の影響を低減することができる。
また、データ提供先装置は第1の送信電力を以ってビーコン信号を送信するとともに、前記データ供給元装置からの送信要求に応答して、前記第1の送信電力よりも高い第2の送信電力を以って通信を行なうようにする。すなわち、データ通信を開始するまでの待機期間において、より低い送信電力によりビーコン信号を送信するので、データ提供先装置の消費電力をさらに低下させることができる。
図3には、図1に示した画像伝送装置としての無線通信装置300と図2に示した画像表示装置としての無線通信装置400間で無線伝送を行なうための制御シーケンスを示している。また、図4には、図3の制御シーケンスを時間軸上に示したタイミング・チャートを示している。以下、各図を参照しながら、この無線伝送シーケンスについて説明する。
(ステップ1)
画像表示装置は、間欠的にビーコン信号Aを送信する。
図4に示すように、ビーコン信号Aは、周期TiでTb時間だけ送信される。例えば、Ti=100ミリ秒で、Tb=1ミリ秒の値が使われる。このビーコン信号Aは、ASK変調されたシステムIDと無変調キャリアで構成される。
図4において、画像表示装置側において、塗りつぶした部分は、無変調キャリアの送信を意味し、画像伝送装置側において、斜線部の部分は、画像表示装置から受信した無変調キャリアを用いた反射波の送信を意味する。
(ステップ2)
画像伝送装置の電源がオンになる。
(ステップ3)
画像伝送装置の画像送信機能がオンとなる。
(ステップ4)
画像伝送装置は、ビーコン信号Aを検出し、同信号内に記載されているシステムIDを照合する。そして、自システムであれば、後続の無変調キャリアを用いて、反射波によるデータ送信要求Bを行なう。
(ステップ5)
データ送信要求を受信した画像表示装置は、ASK変調により送信許可Cを送信する。
(ステップ6)
画像表示装置は、画像表示のアプリケーションを起動する。
(ステップ7)
画像表示装置は、無変調キャリアDを送信する。
(ステップ8)
無変調キャリアを受信した画像伝送装置は、反射波によるデータ・パケットEの送信を行なう。
(ステップ9)
画像表示装置は、受信したパケット・データが正しければ、ASK変調で肯定応答のACK(Acknowledgement)を、間違っていれば、否定応答のNAK(Negative Acknowledgement)の応答信号Fを送信する。ここで、データの正誤は、データ・パケットに付加されたCRC(Cyclic Redundancy Check)符号で判断することができる。
以降、データの終了まで、ステップ7〜ステップ9の処理は繰り返し実行される。
以上の無線伝送シーケンスにより、画像表示装置側は、連続のキャリアを送信する必要は無くなり、前記消費電力と妨害の不具合を解決することができる。また、画像表示装置はビーコン信号の送信比率を実施例のように100分の1にすることにより、送信しない区間の電力を無視できる値と仮定すれば、約100分の1の消費電力に抑えることが可能となる。また、与干渉の確率も100分の1に軽減可能である。
上述した本発明の実施形態よりさらに画像表示装置側の低消費電力化、他システムへの妨害の軽減化を行なうために、ステップ1でのビーコン信号の送信電力を例えば10dB程度低い値に設定し、ステップ6のアプリケーション起動までは、画像伝送装置を画像表示装置の例えば30cm程度まで近づけ、アプリケーション起動後は、通常の送信電力に戻す手順も可能である。
ユーザにこの行為をしてもらうことは、利便性上は問題があるが、前記不具合の軽減には、大きく寄与することは明白である。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信装置300のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図2は、図1に示した無線通信装置からの伝送データを受信する無線通信装置のハードウェア構成を模式的に示した図である。 図3は、図1に示した画像伝送装置としての無線通信装置300と図2に示した画像表示装置としての無線通信装置400間で無線伝送を行なうための制御シーケンスを示した図である。 図4は、図3の制御シーケンスを時間軸上に示したタイミング・チャートを示した図である。 図5は、従来の無線LANによる画像伝送の例を示した図である。 図6は、従来の無線LAN機能付きデジタル・カメラの構成を模式的に示した図である。
符号の説明
300…無線通信装置
302,602…カメラ部
303,603…信号処理部
304,604…メモリ・カード・インターフェース部
305…操作/表示部
306,606…USBインターフェース部
307,607…メモリ・カード
308…無線伝送モジュール
309,609…アンテナ
310,610…アンテナ・スイッチ
311,611…アンテナ負荷
312,612…バンド・パス・フィルタ
313,613…ASK検波部
400…無線受信モジュール
401…アンテナ
402…サーキュレータ
403…受信部
404…直交検波部
405…AGCアンプ
406…送信部
407…パワー・アンプ
408…ミキサ
409…周波数シンセサイザ
410…通信制御部
411…ホスト・インターフェース部
412…ホスト機器

Claims (8)

  1. データ提供先装置から送信される電波により、データ供給元装置がその反射波にデータを乗せてデータ伝送を行なう無線通信システムにおいて、
    前記データ提供先装置は、変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を間欠的に送信し、
    前記データ供給元装置は、受信したビーコン信号に含まれる識別符号の照合を行ない、照合結果が正しければ、無変調信号に変調を掛けて反射波として送信要求を行ない、通信を開始する、
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  2. 前記データ供給元装置はアンテナを終端又はオープン状態にするアンテナ・スイッチをオン/オフ制御して、データのビット列に従って外部からの電波を吸収又は反射することにより、データをバック・スキャッタ方式で送信するRFID(Radio Frequency Identification)タグ機能を備え、
    前記データ提供先装置は所定周波数帯の電波を送信するとともに反射波に基づいてRFIDタグのデータを読み取るリーダ機能を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線伝送システム。
  3. 前記データ提供先装置は第1の送信電力を以ってビーコン信号を送信するとともに、前記データ供給元装置からの送信要求に応答して、前記第1の送信電力よりも高い第2の送信電力を以って通信を行なう、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線伝送システム。
  4. 電波によるデータの伝送を行なう無線伝送装置において、
    電波を送信する送信手段と、
    変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を、前記送信手段による電波に乗せて間欠的に送信するビーコン送信手段と、
    前記送信手段により送信された電波に対する反射波に乗せられたデータを受信するデータ受信手段と、
    を具備することを特徴とする無線伝送装置。
  5. 前記送信手段は、第1の送信電力を以ってビーコン信号を乗せた電波を間欠的に送信するとともに、通信相手からの送信要求に応答して、前記第1の送信電力よりも高い第2の送信電力を以って電波を送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線伝送装置。
  6. 前記送信手段及び前記データ受信手段は、所定周波数帯の電波を送信するとともに反射波に基づいてRFID(Radio Frequency Identification)タグのデータを読み取るリーダ機能を構成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線伝送装置。
  7. 電波によるデータの伝送を行なう無線伝送装置において、
    電波を受信する受信手段と、
    受信した電波に乗せられたデータを処理する受信データ処理手段と、
    送信データを処理する送信データ処理手段と、
    送信データを受信した電波に対する反射波に乗せて送信する送信手段とを備え、
    前記受信手段は変調された識別符号と無変調信号を含んだビーコン信号を受信し、前記受信データ処理手段は受信したビーコン信号に含まれる識別符号の照合を行ない、該照合結果が正しかったことに応答して、前記送信手段は無変調信号に変調を掛けて反射波として送信要求を行ない、ビーコン信号の送信元との間で通信を開始する、
    ことを特徴とする無線伝送装置。
  8. 前記送信手段は、アンテナを終端又はオープン状態にするアンテナ・スイッチをオン/オフ制御して、データのビット列に従って外部からの電波を吸収又は反射することにより、データをバック・スキャッタ方式で送信するRFID(Radio Frequency Identification)タグ機能を構成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線伝送装置。
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