JP2005258632A - ネットワークストレージ装置の導通確認方法およびホスト計算機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークストレージ装置の導通状態および障害原因の特定に必要な作業の負担を軽減する。
【解決手段】ホスト計算機1は、ユーザから、ネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子である装置識別子、および、ボリュームの識別子であるボリューム識別子の指定を受け付ける。次に、指定された装置識別子に基づいて、ネットワーク通信プロトコルにおける当該ネットワークストレージ装置の識別子であるネットワーク識別子を特定する。そして、特定したネットワーク識別子を宛先とするネットワーク通信プロトコルでの導通確認を行う。また、前記装置識別子を宛先とする上位プロトコルでの導通確認を行う。さらに、前記ボリューム識別子により特定されるボリュームへのアクセスを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークストレージ装置とホスト計算機との間の導通を確認する技術に関する。
ネットワークを介してホスト計算機にボリュームを提供するネットワークストレージ装置がある。ネットワークストレージ装置は、接続するネットワークが採用するネットワーク通信プロトコルに従い、ホスト計算機と通信を行う。ネットワークの種類は様々であり、IP(Internet Protocol)ネットワークは、その1つである。
IPネットワークのプロトコルは、IETF(The Internet Engineering Task Force)により標準化されており、プロトコルが階層化されている。例えばiSCSI(Small Computer Systems Interface protocol over the Internet)は、IPネットワークに接続するネットワークストレージ装置を利用するためのプロトコルであり、IPの上位階層に位置する上位プロトコルである。
また、IPネットワークでは、ホスト計算機がネットワーク接続装置との導通を確認するための手段として、IETFにより標準化されているICMP(Internet Control Message Protocol)を用いて導通確認するPingが広く知られている。ホスト計算機は、Pingを用いることにより、指定されたIPアドレスを持つ装置との間でIP層での導通を確認できる(非特許文献1)。
J.Postel 「RFC-792 INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL」 IETF 1981年
ところで、上位プロトコルで導通していない場合や、ホスト計算機がネットワークストレージ装置のボリュームにアクセス(マウント)できない場合は、たとえネットワーク通信プロトコルでの導通が確認できた場合でも、ホスト計算機はネットワークストレージ装置を利用することができない。
なお、ネットワーク通信プロトコルでの導通確認、上位プロトコルでの導通確認、および、ボリュームへのアクセス確認を、ユーザが手動で順番に行うことにより、ホスト計算機がネットワークストレージ装置を利用可能か否かを確認することもできる。しかし、この方法では、ユーザが、それぞれ、ネットワーク通信プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子(例えばIPならばIPアドレス)、上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子(例えばiSCSIならばiSCSIネーム)、および、ネットワークストレージ装置のボリュームの識別子(例えばLUN:Logical Unit Number)を指定して、それぞれの階層での導通確認のためのコマンドをホスト計算機に入力しなければならない。このため、ネットワークトレージ装置数およびネットワークストレージ装置内のボリューム数の増加すると、操作回数が増え、作業が煩雑になる。また、何らかの障害が発生した際に、その原因を特定するための作業が煩雑になり、障害に迅速に対応できない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ネットワークストレージ装置の導通状態および障害原因の特定に必要な作業の負担を軽減することにある。
上記課題を解決するための本発明は、ユーザから、ネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子(装置識別子と呼ぶ)、および、ネットワークストレージ装置が提供するボリュームの識別子(ボリューム識別子と呼ぶ)の指定を受け付ける。次に、指定された装置識別子に基づいて、ネットワーク通信プロトコルにおける当該ネットワークストレージ装置の識別子(ネットワーク識別子と呼ぶ)を特定する。そして、特定したネットワーク識別子を宛先とするネットワーク通信プロトコルでの導通確認を実行し、その実行結果を出力する。ネットワーク通信プロトコルでの導通が確認されたならば、ユーザから指定された装置識別子を宛先とする上位プロトコルでの導通確認を実行し、その実行結果を出力する。最後に、上位プロトコルでの導通が確認されたならば、指定されたボリューム識別子により特定されるボリュームへのアクセス(マウント)を実行し、その実行結果を出力する。
例えば、本発明は、ホスト計算機が、ネットワークを介してボリュームを提供するネットワークストレージ装置との導通を確認する、ネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
入力装置を介してユーザから、前記ネットワークが採用するネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子である装置識別子、および、ボリュームの識別子であるボリューム識別子の指定を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームを、前記ホスト計算機が利用可能か否かを判断するボリューム利用可否判断ステップと、を行い、
前記ボリューム利用可否判断ステップは、
ネットワークストレージ装置毎に、前記ネットワーク通信プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子であるネットワーク識別子と装置識別子との対応関係が登録されたストレージ管理テーブルを用いて、前記受付ステップで受け付けた装置識別子に対応するネットワーク識別子を特定し、当該特定したネットワーク識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記ネットワーク通信プロトコルでの導通確認処理を行い、その結果を出力装置に出力するネットワーク導通確認ステップと、
前記受付ステップで受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記上位プロトコルでの接続確認処理を行い、その結果を前記出力装置に出力するストレージ接続確認ステップと、
前記ホスト計算機が前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームにアクセス可能であるか否かを確認するアクセス確認処理を行い、その結果を前記出力装置に出力するアクセス確認ステップと、を有する。
本発明によれば、ユーザが装置識別子およびボリューム識別子を指定することにより、ネットワーク識別子が特定されるので、ユーザはネットワーク識別子を把握する必要がない。また、ネットワーク通信プロトコルでの導通確認、上位プロトコルでの導通確認、および、ボリュームへのアクセス確認が順番に行われてその結果が出力されるので、ネットワークストレージ装置の導通状態および障害原因の特定が容易になる。
本発明の一実施形態の計算機システムを、ホスト計算機およびネットワークストレージ装置間のストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)が、ネットワーク通信プロトコルとしてIPが用いられ、ネットワーク通信プロトコルの上位プロトコルとしてiSCSIが用いられている場合を例にとり説明する。
(1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態が適用された計算機システムの概略図である。
図示するように、本実施形態の計算機システムは、ホスト計算機1およびネットワークストレージ装置3がSAN2に接続されて構成されている。
ネットワークストレージ装置3は、SAN2を介してホスト計算機1にボリューム34を提供する。ここで、ボリューム34は、少なくとも1つのディスク装置32により構成される論理的な記憶領域である。図示するように、ネットワークストレージ装置3は、ストレージ制御装置31と、少なくとも1つのディスク装置32と、を有する。ストレージ制御装置31は、CPU311と、メモリ312と、SAN2に接続するためのNIC(Network Interface Card)313と、ストレージ接続装置314と、これらの要素311〜314間を接続する内部バス315と、を有する。ストレージ接続装置314は、CPU311よりの指示に従い、ボリューム34へのデータ転送を制御する。
メモリ312には、通信制御(PG)プログラム3121、ストレージ制御(PG)プログラム3122およびアクセス管理(TL)テーブル3123が記憶されている。
アクセス管理テーブル3123は、ボリューム34にアクセス可能なホスト計算機1を管理するためのテーブルである。図2はアクセス管理テーブル3123の登録内容例を説明するための図である。図示するように、アクセス管理TL3123には、ボリューム34毎にエントリ31230が登録されている。エントリ31230は、ボリューム34のLUNを登録するためのフィールド31231と、ボリューム34にアクセス可能なホスト計算機3のiSCSIネームを登録するためのフィールド31232と、ボリューム34を提供する自ネットワークストレージ装置3に接続可能なホスト計算機3のIPアドレスを登録するためのフィールド31233と、を有する。
CPU311は、通信制御プログラム3121を実行することにより、ホスト計算機1との通信に必要なTCP/IPの処理を行なう。また、ホスト計算機1からの自ネットワークストレージ装置3宛のPingコマンドに対して応答を返す。また、CPU311は、ストレージ制御プログラム3122を実行することにより、ストレージ接続装置314を制御して、ボリューム34へのデータの読み書きを行う。また、iSCSIターゲットとして必要なiSCSIの処理を行う。さらに、アクセス管理テーブル3123を用いて、ホスト計算機3からのLoginコマンドに対する認証処理、および、ホスト計算機3のボリューム34へのアクセス(マウント)の可否判断処理を行う。
ホスト計算機1は、SAN2を介してネットワークストレージ装置3のボリューム34にアクセスし、ボリューム34に格納されたデータを読み書きする。図示するように、ホスト計算機1は、CPU11と、メモリ12と、表示装置16および入力装置17を接続するためのI/O13と、SAN2に接続するためのNIC14と、これらの要素11〜15間を接続する内部バス15と、を有する。
メモリ12には、通信制御(PG)プログラム121、ストレージ制御処理(PG)プログラム122、導通確認処理(PG)プログラム123、および、ストレージ管理(TL)テーブル124が記憶されている。
ストレージ管理テーブル124は、自ホスト計算機1が接続可能なネットワークストレージ装置3を管理するためのテーブルである。図3は、ストレージ管理テーブル124の登録内容例を説明するための図である。図示するように、ストレージ管理TL124には、ネットワークストレージ装置3のiSCSIネーム毎にエントリ1240が登録されている。エントリ1240は、ネットワークストレージ装置3のIPアドレスを登録するためのフィールド1241と、ネットワークストレージ装置3のiSCSIネームを登録するためのフィールド1242と、を有する。
CPU11は、通信制御プログラム121を実行することにより、ネットワークストレージ装置3との通信に必要なTCP/IPの処理を行なう。また、導通確認処理プログラム123より指定されたIPアドレスへPingコマンドを送信し、その応答を受信して導通確認処理プログラム123へ渡す。また、CPU11は、ストレージ制御プログラム122を実行することにより、iSCSIイニシエータとして必要なiSCSIの処理を行う。また、導通確認処理プログラム123より指定されたiSCSIネームへログインコマンドを送信し、その応答データを受信して導通確認処理プログラム123へ渡す。さらに、導通確認処理プログラム123より指定されたiSCSIネームおよびLUNへマウントコマンドを送信し、その応答データを受信して導通確認処理プログラム123へ渡す。また、CPU11は、導通確認処理プログラム123を実行することにより、ネットワークストレージ装置3が提供するボリューム24を利用可能か否かを確認する処理(ボリューム利用可否判断処理と呼ぶ)を行う。
(2)ボリューム利用可否判断処理
次に、ホスト計算機1が行うボリューム利用可否判断処理を説明する。図4はボリューム利用可否判断処理を説明するためのフロー図である。このフローは、ホスト計算機1において、CPU11が導通確認処理PG123を実行することにより開始される。
まず、CPU11は、I/O13および入力装置17を介してユーザから、ボリューム利用可否判断の実行回数、利用可否判断を行うボリューム34のLUN、および、該ボリュームを提供するネットワークストレージ装置3のiSCSIネームの入力を受け付ける。それから、ストレージ管理テーブル124を用いて、ユーザから受け付けたiSCSIネームと同じエントリ1240に登録されているIPアドレスを検索する(S101)。また、利用可否判断の実行回数Nを1にセットする。
次に、CPU11は、検索したIPアドレスを持つネットワークストレージ装置3とのIP層での導通確認処理(ネットワーク導通確認処理と呼ぶ)を行う(S102)。ネットワーク導通確認処理の詳細は後述する。
次に、CPU11は、ネットワーク導通確認処理の結果を解析する(S103)。処理結果が「導通なし」を示しているならばS108に移行する。一方、処理結果が「導通あり」を示しているならば、CPU11は、ユーザから受け付けたiSCSIネームを持つネットワーク装置3とのiSCSI層での接続確認処理(ストレージ接続確認処理と呼ぶ)を行う(S104)。ストレージ接続確認処理の詳細は後述する。
次に、CPU11は、ストレージ接続確認処理の結果を解析する(S105)。処理結果が「接続なし」を示しているならばS108に移行する。一方、処理結果が「接続あり」を示しているならば、CPU11は、ユーザから受け付けたiSCSIネームおよびLUNにより特定されるボリューム34にアクセス可能か否かを確認する処理(アクセス確認処理と呼ぶ)を行う(S106)。アクセス確認処理の詳細は後述する。
次に、CPU11は、ストレージ接続確認処理によってiSCSIターゲットとの間に確立されたiSCSIセッションの切断処理を行い(S107)、それから、S108に移行する。
さて、S108において、CPU11は、利用可否判断の実行回数Nが、ユーザから受け付けた利用可否判断の実行回数に到達したか否かを判断する。到達した場合は、このフローを終了する。一方、到達していない場合は、利用可否判断の実行回数Nを1つインクリメントしてS102に戻る。
(3)ネットワーク導通確認処理
次に、図4のS102で行われるネットワーク導通確認処理を説明する。図5はネットワーク導通確認処理を説明するためのフロー図である。
まず、CPU11は、通信制御プログラム121に従い、図4のS101で検索したIPアドレスに対するPingコマンド(ICMPのエコーリクエスト)を生成する(S1021)。それから、生成したPingコマンドをNIC14を介してSAN2上に送信すると共に、図示していない内蔵タイマ等から送信時刻に取得する(S1022)。そして、CPU11は、所定時間、Pingコマンドに対する応答を待つ(S1023、S1024)。なお、ストレージ制御装置31において、CPU311は、NIC313を介してPingコマンドを受信すると、通信制御プログラム3121に従って応答を生成し、Pingコマンドの送信元へ送信する。
さて、S1023、S1024において、所定時間内にPingコマンドに対する応答を受信しなかった場合、CPU11は、Pingコマンドの送信先との間にIP層での導通がないと判断し、その旨を示すメッセージを生成し(S1025)、表示装置16に表示する(S1028)。例えば「S-ID ネットワーク導通確認失敗(NS-ID)」といったメッセージを、表示装置16に表示する。ここで、S-IDは、図4のS101でユーザから受け付けたネットワークストレージ装置3のiSCSIネームであり、NS-IDは、図4のS101で検索した、該ネットワークストレージ装置3のIPアドレスである。
一方、S1023、S1024において、所定時間内にPingコマンドに対する応答を受信した場合、CPU11は、Pingコマンドの送信先との間にIP層での導通があると判断する。そして、図示していない内蔵タイマ等から受信時刻を取得し、この受信時刻から送信時刻を差し引いて、導通確認にかかった処理時間を算出する(S1026)。それから、CPU11は、「導通あり」を示すメッセージを処理時間を含めて生成し(S1027)、表示装置16に表示する(S1028)。例えば「S-ID ネットワーク導通確認成功 処理時間t」といったメッセージを、表示装置16に表示する。ここで、処理時間tはS1026で算出した時間である。
(4)ストレージ接続確認処理
次に、図4のS104で行われるストレージ接続確認処理を説明する。図6はストレージ接続確認処理を説明するためのフロー図である。
まず、CPU11は、ストレージ制御プログラム121に従い、上述のネットワーク導通確認処理により導通が確認されたネットワークストレージ装置3に対し、iSCSIのログインコマンドを生成する(S1041)。
図7は、iSCSIコマンドのデータフォーマット例を示す図である。図示するように、iSCSIコマンドは、iSCSIコマンド全体の長さを示す全データ長501と、送信先のネットワークストレージ装置3のIPアドレスであるNS-ID502と、送信元のホスト計算機1のIPアドレスNH-ID503と、送信先のネットワークストレージ装置3(iSCSIターゲット)のiSCSIネームであるS-ID505と、送信元のホスト計算機1(iSCSIイニシエータ)のiSCSIネームであるH-ID506と、ストレージ装置3に実行を要求する処理内容(01:接続(ログイン)、02:切断(ログアウト)、03:マウント、および、04:アンマウントのいずれか)を指定するコマンド507と、コマンド507がマウントまたはアンマウントの場合にその対象となるボリューム34のLUN508と、S-ID505、H-ID506、コマンド507およびLUN508のデータ長504と、を有する。ここでは、iSCSIのログインコマンドを生成するので、コマンド507には、「01」が格納される。なお、図4のS107における切断処理では、コマンド507に「02」が格納されたiSCSIのログアウトコマンドが、iSCSIセッション中のiSCSIターゲットに送信される。
それから、CPU11は、生成したiSCSIのログインコマンドを、上述のネットワーク導通確認処理により導通が確認されたネットワークストレージ装置3に送信する。また、図示していない内蔵タイマ等から送信時刻に取得する(S1042)。そして、CPU11は、所定時間、iSCSIのログインコマンドに対する応答データを待つ(S1043、S1044)。
なお、ストレージ制御装置31において、CPU311は、NIC313を介してiSCSIのログインコマンドを受信すると、ストレージ制御プログラム3122に従って、iSCSIイニシエータ(ホスト計算機1のストレージ制御プログラム122)とのネゴシエーションにより認証方式(RFC1510、RFC2025、RFC2945、RFC1944などがある)を決定し、認証処理を行う。そして、認証結果を含んだ応答データを生成し、iSCSIイニシエータへ送信する。
図8は、iSCSIコマンドに対する応答データのデータフォーマット例を示す図である。図示するように、iSCSIコマンドの応答データは、応答データ全体の長さを示す全データ長601と、送信元のネットワークストレージ装置3のIPアドレスであるNS-ID602と、送信先のホスト計算機1のIPアドレスNH-ID603と、送信元のネットワークストレージ装置3(iSCSIターゲット)のiSCSIネームであるS-ID605と、送信先のホスト計算機1(iSCSIイニシエータ)のiSCSIネームであるH-ID606と、コマンドの実行結果(11:正常終了、12:認証エラー、13:LUNエラーのいずれか)を指定する結果607と、S-ID605、H-ID606および結果607のデータ長604と、を有する。ここでは、ホスト計算機1から送信されたiSCSIコマンドがログインコマンドであるので、その応答データの結果607には、「11」および「12」のいずれかが格納される。
さて、S1043、S1044において、所定時間内にiSCSIのログインコマンドに対する応答データを受信しなかった場合、CPU11は、iSCSIのログインコマンドの送信先(iSCSIターゲット)との間にiSCSI層での導通がないと判断し、「導通なし」を示すメッセージを生成し(S1045)、表示装置16に表示する(S1050)。例えば「S-ID ストレージ接続確認失敗(応答なし)」といったメッセージを、表示装置16に表示する。
一方、S1043、S1044において、所定時間内にiSCSIのログインコマンドに対する応答データを受信した場合、CPU11は、この応答データの結果607に格納されているコマンドの実行結果を解析する(S1046)。該実行結果が認証エラー「12」の場合、CPU11は、iSCSIのログインコマンドの送信先(iSCSIターゲット)がiSCSIセッションの確立を拒否したものと判断し、「接続なし」を示すメッセージを生成し(S1047)、表示装置16に表示する(S1050)。例えば「S-ID ストレージ接続確認失敗(認証エラー)」といったメッセージを、表示装置16に表示する。
一方、S1046において、ログインコマンドの実行結果が正常終了「11」の場合、CPU11は、iSCSIのログインコマンドの送信先(iSCSIターゲット)との間にiSCSIセッションが確立したものと判断する。そして、図示していない内蔵タイマ等から受信時刻を取得し、この受信時刻から送信時刻を差し引いて、接続確認にかかった処理時間を算出する(S1048)。それから、CPU11は、「接続あり」を示すメッセージを処理時間を含めて生成し(S1049)、表示装置16に表示する(S1050)。例えば「S-ID ストレージ接続確認成功 処理時間t」といったメッセージを、表示装置16に表示する。ここで、処理時間tはS1048で算出した時間である。
(5)アクセス確認処理
次に、図4のS106で行われるアクセス確認処理を説明する。図9はアクセス確認処理を説明するためのフロー図である。
まず、CPU11は、ストレージ制御プログラム121に従い、上述のストレージ接続確認処理によりiSCSIコネクションが確立されたiSCSIターゲットのネットワークストレージ装置3に対し、iSCSIのマウントコマンドを生成する(S1061)。このマウントコマンドは、図7に示すiSCSIコマンドのデータフォーマットにおいて、コマンド507に「03」が格納され、LUN508に図4のS101でユーザから受け付けたLUNが格納されたものとなる。
それから、CPU11は、生成したiSCSIのマウントコマンドを、上述のストレージ接続確認処理によりiSCSIコネクションが確立されたiSCSIターゲットのネットワークストレージ装置3に送信する。また、図示していない内蔵タイマ等から送信時刻に取得する(S1062)。そして、CPU11は、所定時間、iSCSIのマウントコマンドに対する応答データを待つ(S1063、S1064)。
なお、ストレージ制御装置31において、CPU311は、NIC313を介してiSCSIのマウントコマンドを受信すると、ストレージ制御プログラム3122に従い、アクセス管理テーブル3123を参照して、マウントコマンドで指定されているLUNを持つボリューム34のマウントを許可するか否かを決定する。具体的には、マウントコマンドで指定されているLUN、iSCSIイニシエータのiSCSIネーム(H-ID)およびiSCSIイニシエータであるホスト計算機1のIPアドレス(NH-ID)を有するエントリ31230が、アクセス管理テーブル3123に登録されている場合は、当該LUNのマウントを許可する。一方、登録されていない場合はマウントを許可しない。そして、CPU311は、マウント可否の決定を含んだ応答データを生成し、iSCSIイニシエータへ送信する。ここで、この応答データには、マウントが許可された場合は、図8に示すデータフォーマットにおいて結果607に「11」が格納される。また、マウントが拒否された場合は、結果607に「12」が格納される。そして、ネットワークストレージ装置3がマウントコマンドで指定されたLUNをそもそも有していない場合は、結果607に「13」が格納される。
さて、S1063、S1064において、所定時間内にiSCSIのマウントコマンドに対する応答データを受信しなかった場合、CPU11は、iSCSIのマウントコマンドの送信先(iSCSIターゲット)との間にiSCSI層での導通がないと判断し、「導通なし」を示すメッセージを生成し(S1065)、表示装置16に表示する(S1070)。例えば「LUN(S-ID) アクセス確認失敗(応答なし)」といったメッセージを、表示装置16に表示する。ここでLUNは、図4のS101でユーザから受付けたLUNである。
一方、S1063、S1064において、所定時間内にiSCSIのマウントコマンドに対する応答データを受信した場合、CPU11は、この応答データの結果607に格納されているコマンドの実行結果を解析する(S1066)。該実行結果が認証エラー「12」あるいはLUNエラー「13」の場合、CPU11はiSCSIのマウントコマンドの送信先(iSCSIターゲット)がLUNのマウントを拒否したか、あるいは、マウント対象のLUNを有していないものと判断し、その旨を示すメッセージを生成し(S1067)、表示装置16に表示する(S1070)。例えば「LUN(S-ID) アクセス確認失敗(LUNエラー)」(LUNを有していない場合)や、「LUN(S-ID) アクセス確認失敗(認証エラー)」(マウントを拒否した場合)といったメッセージを、表示装置16に表示する。
一方、S1066において、マウントコマンドの実行結果が正常終了「11」の場合、CPU11は、iSCSIのマウントコマンドの送信先(iSCSIターゲット)が、図4のS101でユーザから受け付けたLUNをマウントしたものと判断する。そして、図示していない内蔵タイマ等から受信時刻を取得し、この受信時刻から送信時刻を差し引いて、アクセス確認にかかった処理時間を算出する(S1068)。それから、CPU11は、「マウント成功」を示すメッセージを処理時間を含めて生成し(S1069)、表示装置16に表示する(S1070)。例えば「LUN(S-ID) アクセス確認成功 処理時間t」といったメッセージを、表示装置16に表示する。ここで、処理時間tはS1068で算出した時間である。
(6)メッセージ出力
図10は、図4に示すボリューム利用可否判断処理により、表示装置16に出力されるメッセージの一例を示す図である。図10(A)は上述のネットワーク導通確認処理、ストレージ接続確認処理およびアクセス確認処理の全てで確認成功した場合の表示例を、そして、図10(B)は上述のネットワーク導通確認処理で確認失敗した場合の表示例を示している。
図10(A)に示すように、上述のネットワーク導通確認処理、ストレージ接続確認処理およびアクセス確認処理のそれぞれで、確認成功する毎に成功メッセージ701が出力される。なお、図10(A)に示す例は、ネットワークストレージ装置3のiSCSIネーム「A」、ボリューム34のLUN「1」に対してボリューム利用可否判断を実施した場合の成功メッセージ701である。各メッセージ701に処理時間が含まれており、スループットの目安を得ることができる。
また、図10(B)に示すように、ある確認処理で確認失敗したならば、失敗メッセージ702が出力され、当該確認処理以降の確認処理が省略される。なお、図10(B)に示す例は、ネットワークストレージ装置3のiSCSIネーム「B」に対してボリューム利用可否判断を実施した場合において、ネットワーク導通確認処理で出力された失敗メッセージ702である。メッセージ702に、ネットワークストレージ装置3のiSCSIネームのみならず、IPアドレス(192.169.2.10)も含めている。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態は、ホスト計算機1およびネットワークストレージ装置3間のIP層での導通確認(ネットワーク導通確認処理)と、ホスト計算機1およびネットワークストレージ装置3間のiSCSI層での接続確認(ストレージ接続確認処理)と、ホスト計算機1によるネットワークストレージ装置3のボリューム34のマウント可否確認(アクセス確認処理)とが、順次実行される。このため、ホスト計算機1がネットワークストレージ装置3のボリューム34を利用できない場合の原因の切り分けが容易になる。また、新規にホスト計算機1やネットワークストレージ装置3を導入、設置した場合の設定確認を容易に行える。さらに、それぞれの確認処理にかかった処理時間を表示するため、ホスト計算機1およびネットワークストレージ装置3間の通信スループットの目安を知ることができる。このように、本実施形態によれば、ネットワークストレージ装置3の導通状態および障害原因の特定に必要な作業の負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、ボリューム利用可否判断処理を、ネットワーク導通確認処理、ストレージ接続確認処理およびアクセス確認処理の順番で行っているが、本発明はこれに限定されない。但し、上記の順番でボリューム利用可否判断処理を行うことにより、障害原因の特定をより迅速に行うことができる。
また、上記の実施形態では、SAN2が、ネットワーク通信プロトコルとしてIPが用いられ、ネットワーク通信プロトコルの上位プロトコルとしてiSCSIが用いられている場合を例にとり説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。ネットワーク通信プロトコルとしてIP以外のプロトコルを用いてもよい。同様に、上位プロトコルとしてiSCSIプロトコル以外のプロトコルを用いてもよい。
また、本発明は、ネットワークストレージ装置3以外のネットワーク装置とホスト計算機1との接続状態を確認する場合にも、同様に適用できる。
図1は本発明の第1実施形態が適用された計算機システムの概略図である。 図2はアクセス管理テーブル3123の登録内容例を説明する図である。 図3はストレージ管理テーブル124の登録内容例を説明する図である。 図4はボリューム利用可否判断処理を説明するためのフロー図である。 図5はネットワーク導通確認処理を説明するためのフロー図である。 図6はストレージ接続確認処理を説明するためのフロー図である。 図7はiSCSIコマンドのデータフォーマット例を示す図である。 図8はiSCSIコマンドに対する応答データのデータフォーマット例を示す図である。 図9はアクセス確認処理を説明するためのフロー図である。 図10(A)はネットワーク導通確認処理、ストレージ接続確認処理およびアクセス確認処理で全て確認成功した場合の表示例を示す図であり、図10(B)はネットワーク導通確認処理で確認失敗した場合の表示例を示す図である。
符号の説明
1…ホスト計算機、2…SAN、3…ネットワークストレージ装置、11…CPU、12…メモリ、13…I/O、14…NIC、15…バス、16…表示装置、17…入力装置、31…ストレージ制御装置、32…ディスク装置、34…ボリューム、121…通信制御プログラム、122…ストレージ制御プログラム、123…導通確認処理プログラム、124…ストレージ管理テーブル、311…CPU、312…メモリ、313…NIC、314…ストレージ接続装置、315…バス、3121…通信制御プログラム、3122…ストレージ制御プログラム、3123…アクセス管理テーブル

Claims (9)

  1. ホスト計算機が、ネットワークを介してボリュームを提供するネットワークストレージ装置との導通を確認する、ネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    入力装置を介してユーザから、前記ネットワークが採用するネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子である装置識別子、および、ボリュームの識別子であるボリューム識別子の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームを、前記ホスト計算機が利用可能か否かを判断するボリューム利用可否判断ステップと、を行い、
    前記ボリューム利用可否判断ステップは、
    ネットワークストレージ装置毎に、前記ネットワーク通信プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子であるネットワーク識別子と装置識別子との対応関係が登録されたストレージ管理テーブルを用いて、前記受付ステップで受け付けた装置識別子に対応するネットワーク識別子を特定し、当該特定したネットワーク識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記ネットワーク通信プロトコルでの導通確認を行い、その結果を出力装置に出力するネットワーク導通確認ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記上位プロトコルでの接続確認を行い、その結果を前記出力装置に出力するストレージ接続確認ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームに、前記ホスト計算機がアクセス可能であるか否かを確認するアクセス確認を行い、その結果を前記出力装置に出力するアクセス確認ステップと、を有すること
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  2. 請求項1に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記ネットワーク導通確認ステップ、前記ストレージ接続確認ステップおよび前記アクセス確認ステップのそれぞれは、確認結果を当該確認にかかった時間と共に前記出力装置に出力すること
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  3. 請求項1又は2に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記ボリューム利用可否判断ステップは、前記ネットワーク導通確認ステップ、前記ストレージ接続確認ステップ、前記アクセス確認ステップの順番で、これらの確認ステップを実行すること
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  4. 請求項3に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記ボリューム利用可否判断ステップは、前記ネットワーク導通確認ステップあるいは前記ストレージ接続確認ステップにおける確認結果が、導通あるいは接続を確認できなかったことを示している場合、当該結果を出力した確認ステップ以降の確認ステップを実行しないこと
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記ネットワーク通信プロトコルは、IP(Internet Protocol)であり、
    前記ネットワーク識別子は、IPアドレスであり、
    前記ネットワーク導通確認ステップは、前記特定したネットワーク識別子を持つネットワークストレージ装置にPingコマンドを送信してその応答を確認することにより、前記導通確認を行うこと
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記上位プロトコルは、iSCSI(Small Computer Systems Interface protocol over the Internet)であり、
    前記装置識別子は、iSCSIネームであり、
    前記ストレージ接続確認ステップは、前記受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置にiSCSIのログインコマンドを送信してその応答データを確認することにより、前記接続確認を行うこと
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のネットワークストレージ装置の導通確認方法であって、
    前記上位プロトコルは、iSCSI(Small Computer Systems Interface protocol over the Internet)であり、
    前記装置識別子は、iSCSIネームであり、
    前記ボリューム識別子は、LUN(Logical Unit Number)であり、
    前記アクセス確認ステップは、前記受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置に、前記受け付けたボリューム識別子により特定されるボリュームをマウントするためのiSCSIのマウントコマンドを送信してその応答データを確認することにより、前記アクセス確認を行うこと
    を特徴とするネットワークストレージ装置の導通確認方法。
  8. ネットワークを介してボリュームを提供するネットワークストレージ装置との導通を確認するホスト計算機であって、
    演算装置と、記憶装置と、入力装置と、出力装置と、前記ネットワークに接続するための通信装置と、を有し
    前記記憶装置には、
    ネットワークストレージ装置毎に、前記ネットワークが採用するネットワーク通信プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子であるネットワーク識別子と、前記ネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子である装置識別子との対応関係が登録されたストレージ管理テーブルが記憶されており、
    前記演算装置は、
    前記入力装置を介してユーザから、装置識別子およびボリュームの識別子であるボリューム識別子の指定を受け付ける処理と、
    前記受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームを、前記ホスト計算機が利用可能か否かを判断するボリューム利用可否判断処理と、を行い、
    前記ボリューム利用可否判断処理は、
    前記ストレージ管理テーブルを用いて、前記受け付けた装置識別子に対応するネットワーク識別子を特定し、前記通信装置を用いて、当該特定したネットワーク識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記ネットワーク通信プロトコルでの導通確認を行い、その結果を出力装置に出力するネットワーク導通確認処理と、
    前記通信装置を用いて、前記受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記上位プロトコルでの接続確認を行い、その結果を前記出力装置に出力するストレージ接続確認処理と、
    前記通信装置を用いて、前記受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームに、前記ホスト計算機がアクセス可能であるか否かを確認し、その結果を前記出力装置に出力するアクセス確認処理と、を有すること
    を特徴とするホスト計算機。
  9. ホスト計算機が、ネットワークを介してボリュームを提供するネットワークストレージ装置との導通を確認するためのコンピュータ読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記ホスト計算機に、
    入力装置を介してユーザから、前記ネットワークが採用するネットワーク通信プロトコルよりも上位階層に位置する上位プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子である装置識別子、および、ボリュームの識別子であるボリューム識別子の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームを、前記ホスト計算機が利用可能か否かを判断するボリューム利用可否判断ステップと、を実行させ、
    前記ボリューム利用可否判断ステップは、
    ネットワークストレージ装置毎に、前記ネットワーク通信プロトコルでのネットワークストレージ装置の識別子であるネットワーク識別子と装置識別子との対応関係が登録されたストレージ管理テーブルを用いて、前記受付ステップで受け付けた装置識別子に対応するネットワーク識別子を特定し、当該特定したネットワーク識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記ネットワーク通信プロトコルでの導通確認を行い、その結果を出力装置に出力するネットワーク導通確認ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子を持つネットワークストレージ装置および前記ホスト計算機間の前記上位プロトコルでの接続確認を行い、その結果を前記出力装置に出力するストレージ接続確認ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた装置識別子およびボリューム識別子により特定されるネットワークストレージ装置のボリュームに、前記ホスト計算機がアクセス可能であるか否かを確認するアクセス確認を行い、その結果を前記出力装置に出力するアクセス確認ステップと、を有すること
    を特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム。
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