JP2005221919A - 光ファイバケーブル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブル外被に埋設するノンメタリックの抗張力体を、小径に曲げても破断されず、しかも適度な曲げ剛性を有し、価格的にも安価なものとすることができる光ファイバケーブルとその製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ心線1と平行に抗張力体2を外被5内に埋設した光ファイバケーブルであって、抗張力体2は有機系の高張力繊維束3を外被5より硬質の熱可塑性樹脂4で被覆して形成するようにしたものである。高張力繊維束3の引抜力は10N/cm以上とし、硬質の熱可塑性樹脂4にチタン酸カリウム等の無機質のフィラーを添加する。また、硬質の熱可塑性樹脂4が未硬化の状態で、外被5を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】光ファイバ心線1と平行に抗張力体2を外被5内に埋設した光ファイバケーブルであって、抗張力体2は有機系の高張力繊維束3を外被5より硬質の熱可塑性樹脂4で被覆して形成するようにしたものである。高張力繊維束3の引抜力は10N/cm以上とし、硬質の熱可塑性樹脂4にチタン酸カリウム等の無機質のフィラーを添加する。また、硬質の熱可塑性樹脂4が未硬化の状態で、外被5を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ノンメタリックタイプのインドア光ファイバケーブル又はドロップ光ファイバケーブルと称されている光ファイバケーブルに関する。
インターネット等の急速な普及により情報通信の高速化、情報量の増大に加え、最近では双方向通信と大容量通信の光ネットワークの構築が進展し、通信事業者と各家庭を直接光ファイバで結び超高速通信サービスを提供するFTTH(Fiber To The Home)サービスが開始されている。これにより、屋内布設用のインドア光ファイバケーブルや屋内への引き込みに用いられるドロップ光ファイバケーブルの需要が増えている。これらの光ファイバケーブルは、一般に、ケーブル外被に光ファイバ心線と平行に抗張力体を埋設して、ケーブルの引張り強度を高めた構成のものが用いられている。
この種の光ファイバケーブルとして、通常、1乃至2本の光ファイバ心線を両側から挟むようにして平行に抗張力体を配置して、外被用の樹脂に埋設する構造で形成される。抗張力体には、金属ワイヤを用いる例もあるが、雷や電力ケーブルからの影響を受けないノンメタリック(金属を含まない)タイプのものも多用されており、通常、その抗張力体としてガラス繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinfoced Plastics )をケーブル外被に一体的に埋設している。また、ガラス繊維の代わりにアラミド繊維等の高張力繊維を用いる例も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平9−258075号公報
特開2002−333560号公報
光ファイバケーブルに使用されるノンメタリックの抗張力体としては、ガラス繊維を熱硬化性のマトリックス樹脂で棒状に固めたガラスFRPが一般的である。しかし、この抗張力体の許容曲げ半径は、一般に抗張力体の直径の100倍とされている。例えば、直径が0.4mmのガラスFRPを抗張力体としてケーブル外被に埋設した光ファイバケーブルの許容曲げ半径は40mmとなる。この許容半径以下に無理に曲げると、ガラス繊維が破断してしまい、所定の許容張力が得られなくなる。また、アラミド繊維等の有機系の強化繊維を用いたFRPは、十分な曲げ剛性が得られず、価格的にも高いものとなる。
屋内に布設するインドア用の光ファイバケーブルは、壁際等の配線でスペース的な制約から小径の曲げ径の要求が強いが、小径で曲げるには抗張力体を細くする必要がある。抗張力体を細くすると所定の許容張力を得ることができなくなる。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、ケーブル外被に埋設するノンメタリックの抗張力体を、小径に曲げても破断されず、しかも適度な曲げ剛性を有し、価格的にも安価なものとすることができる光ファイバケーブルとその製造方法の提供を課題とする。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、ケーブル外被に埋設するノンメタリックの抗張力体を、小径に曲げても破断されず、しかも適度な曲げ剛性を有し、価格的にも安価なものとすることができる光ファイバケーブルとその製造方法の提供を課題とする。
本発明の光ファイバケーブルは、光ファイバ心線と平行に抗張力体を外被内に埋設した光ファイバケーブルであって、抗張力体は有機系の高張力繊維束を外被より硬質の熱可塑性樹脂で被覆して形成するようにしたものである。また、高張力繊維束の引抜力は10N/cm以上とし、硬質の熱可塑性樹脂にチタン酸カリウム等の無機質のフィラーを添加する。
また、本発明による光ファイバケーブルの製造方法は、光ファイバ心線と平行に抗張力体を外被内に埋設した光ファイバケーブルの製造方法であって、有機系の高張力繊維束を外被より硬質の熱可塑性樹脂で被覆して抗張力体とした後、硬質の熱可塑性樹脂が未硬化の状態で外被を形成する。
また、本発明による光ファイバケーブルの製造方法は、光ファイバ心線と平行に抗張力体を外被内に埋設した光ファイバケーブルの製造方法であって、有機系の高張力繊維束を外被より硬質の熱可塑性樹脂で被覆して抗張力体とした後、硬質の熱可塑性樹脂が未硬化の状態で外被を形成する。
本発明によれば、光ファイバケーブルを小径の曲げ(曲げ半径3mm)で曲げても、高張力繊維は破断されず初期値の破断張力を維持することができ、また、高張力繊維の引抜力を所定値以上とすることにより、抗張力体としての線膨張係数を抑制して温度変化による光ファイバの損失増加を所定値以下に抑えることができる。
本発明の実施の形態について図により説明する。図1は光ファイバケーブルの一般的な形状例を示し、図1(A)はドロップ光ファイバケーブル、図1(B)はインドア光ファイバケーブル、図1(C)はその他の光ファイバケーブルの一例を示す図である。図中、1は光ファイバ心線、1’は光ファイバテープ心線、2は抗張力体、3は高張力繊維束、4は被覆樹脂、5はケーブル外被、6は緩衝材、7は支持線を示す。
図1(A)に示す通称ドロップケーブルとも言われている光ファイバケーブルは、1又は2本の光ファイバ心線1を両側から挟むようにして、抗張力体2を平行に配置してケーブル外被5内に埋設し破断張力を高めた形状とされ、これに支持線7を一体的に設けて構成される。また、屋内布設用の図1(B)に示す通称インドアケーブルとも言われている光ファイバケーブルは、図1(A)の支持線7の部分を除去した形状で形成される。光ファイバ心線1は、外径0.125mmのガラスファイバの外周に紫外線硬化樹脂等で外径0.25mm程度の保護被覆を施して形成される。ドロップケーブル用としての支持線7は、例えば、外径1.2mm程度の鋼線等を用いることができる。
図1(C)は、その他の各種用途に用いることが可能な光ファイバケーブルで、例えば、複数本の光ファイバ心線をテープ状にした光ファイバテープ心線1’を多数枚積層し、その外側を側圧防止のための緩衝材6を介在させて、ケーブル外被5で被覆したものである。ケーブル外被5は、円形乃至は楕円状に形成され、ケーブル外被5内に同様に抗張力体2を光ファイバと平行に埋設させて、破断張力を高めている。
本発明では、光ファイバ心線1と平行に配設する抗張力体2として、有機系の高張力繊維の所定量を束ねて高張力繊維束3とし、これを硬質の熱可塑性樹脂からなる被覆樹脂4で被覆して構成する。高張力繊維束3には、例えば、ケブラー(デュポン 登録商標)やトワロン(帝人 登録商標)等のアラミド繊維、ベクトラン(クラレ 登録商標)のポリアリレート繊維等を用いることができる。また、この高張力繊維束3を被覆する被覆樹脂4としては、曲げに強く、線膨張係数及び加工歪が小さい硬質の熱可塑性樹脂が用いられる。
上述の高張力繊維束3の周囲を硬質の熱可塑性樹脂で固めることにより、高張力繊維は束形状を維持して、ケーブル外被5内に埋設することができ、光ファイバケーブルの抗張力体2として機能させることができる。有機系の高張力繊維束3自体は、ガラス繊維と違って小径に折り曲げても破断されず、また、マトリックス樹脂で固められていないので、ある程度の移動が許容され折り曲げによって繊維が過度に引張られて破断するのを回避することができる。
高張力繊維束3の周りを固めている被覆樹脂4は、例えば、ケーブル外被5のポリエチレンより硬質のナイロン樹脂とすることにより、適度の弾性を持たせて曲げ剛性を与えることができる。さらに、この硬質の被覆樹脂4自体も抗張力体としての機能を持つことにもなるので、ガラス繊維と比べて比較的高価な有機系の高張力繊維束3の使用量を減らすことができる。例えば、1140dのアラミド繊維束に弾性率5GPaのチタン酸カリウム入りのナイロン樹脂を被覆した外径1.2mmの抗張力体は、通常、光ファイバが許容される0.4%伸びで、約58Nの張力が得られるが、この張力58Nのうちの30%は、被覆樹脂4が分担することになる。
また、抗張力体2がケーブル外被5内に埋設された際に、有機系の高張力繊維束3の引抜力が所定値以上あることが望ましく、具体的には、10N/cm以上あることが望ましい。この引抜力を大きくするということは、高張力繊維束3が、硬質の被覆樹脂4によって周囲からしっかり固められているということである。これにより、高張力繊維束3の線膨張係数は、一般に負乃至は小さい。したがって、高張力繊維束3と被覆樹脂4と結合力(一体性)が大きいと、被覆樹脂4を含めた抗張力体としての線膨張係数を小さくすることができる。また、高張力繊維自体は、サブミクロンと細い繊維からなるが、被覆樹脂4を密に充填することにより、切れ味の悪くなったニッパ等でも容易に抗張力体を切断することができる。
硬質の熱可塑性樹脂からなる被覆樹脂4にフィラーを添加することにより、樹脂の弾性率を高めることができると共に、被覆樹脂4自体の線膨張係数を低減させることができる。フィラーとしては、一般にガラス系のものが用いられるが、熱可塑性樹脂を押出し成形するときに、押出機のシリンダー、スクリュー、クロスヘッドなどを磨耗させてしまう。このため、押出成形しても設備への損傷が少ないチタン酸カリウムをフィラーとして用いるのが好ましい。
図2は、本発明による評価を行なった例を示すもので、図1(B)に示す形状で製造した光ファイバケーブルの試料1〜5について検証した。光ファイバ心線1は、モードフィールド径が9.2μm、カットオフ波長が1.26μmのシングルモードのもので、被覆外径が0.25mmのものを2本平行に並べた構造の光ケーブル構造とした。ケーブル外被5は、難燃性ポリエチレンを用いて外形が幅2mm、高さ4mmの方形状断面となるように被覆成形した。抗張力体2(高張力繊維束+被覆樹脂)の高張力繊維束3としては、アラミド繊維束(1140デニール)を用い、熱可塑性樹脂であるナイロン樹脂で被覆して被覆樹脂4とした。
試料1〜3については、被覆樹脂4自体の弾性率を高めることと、線膨張係数を低減するために無機材のチタン酸カリウムのフィラーを添加した。なお、試料5は、比較のために従来のガラスFRPを抗張力体としたときのものである。線径とは、抗張力体2としてアラミド繊維束を樹脂で被覆した状態の樹脂被覆4の外径を示す。なお、アラミド繊維束を、1140デニールとすると、繊維束の外径は0.5mm程度となり、被覆樹脂の外径を0.9mmとすると、被覆樹脂の厚さは0.2mm程度となる。
試料1〜4の高張力繊維束3の引抜力は、アラミド繊維の周囲を固めているナイロン樹脂に対するものであり、試料5はマトリクス樹脂で固められた状態の抗張力体の引抜力とする。したがって、試料1,2の引抜力が10N/cm以上であるのに対して、試料3,4の引抜力は3N/cmと小さいが、これはアラミド繊維がスカスカの状態で被覆樹脂4で被覆されていることを意味する。また、試料5では、引抜力が50N/cmと大きいが、FRPの樹脂表面がケーブル外被5と密着されて埋設されていることによるものである。なお、試料1,2の抗張力体は、被覆樹脂を高張力繊維束に対して充実押出製法で、圧力をかけながら形成することで高張力繊維の引抜力を高めたものである。試料3,4の抗張力体は、被覆樹脂を高張力繊維束に対して引落製法で、圧力がかからないルーズな形態で形成することで高張力繊維の引抜力を低くしたものである。
上記の試料1〜5を曲げ半径3mmで折り曲げる前(初期値)と折り曲げた後の光ケーブルの破断張力を測定したところ、試料1〜4のいずれも、折り曲げ後においても初期値とほぼ同じ破断張力を有し、抗張力体としての機能は小径の曲げでは損なわれないことが判明した。これに対し、試料5は、初期値220Nから小径の曲げ後は3Nと激減し、ガラス繊維が破断されてしまい抗張力体の機能が実質的に失われてしまった。
また、各試料1〜5の光ケーブルの線膨張係数について測定したところ、高張力繊維束3の引抜力が大きい方が、線膨張係数が小さくなっている。これはアラミド繊維と被覆樹脂4との一体性が強いほど、アラミド繊維の線膨張係数の影響が大きくなるということであり、負の線膨張係数を持つアラミド繊維の使用が好ましい。また、試料3のように被覆樹脂にチタン酸カリウムを添加したものと、試料4のようにチタン酸カリウムを添加しないものとの比較で、フィラーの添加によっても線膨張係数を大幅に改善できることが明らかにされた。
これらの光ケーブルの線膨張係数による伝送損失(dB/km)の影響を、室温(23℃)における損失値に対し、−30℃から70℃における温度での損失増加(差分)を調べた。この結果、試料1,2,5の線膨張係数が1.2×10−5/℃以下では、0.1dB/km以下とすることができ、試料3の線膨張係数が2.0×10−5/℃では、0.15dB/kmとすることができ、試料4の線膨張係数が8.0×10−5/℃では、0.5dB/kmとなることが明らかとなった。
上記の結果から、有機系の高張力繊維を束ねてナイロン樹脂のような比較的硬質の熱可塑性樹脂で被覆して抗張力体とすることにより、光ファイバケーブルが小径で折り曲げられても、抗張力体としての機能が損なわれるのを回避することができる。また、高張力繊維束の引抜力を10N/cm以上とすることにより、光ファイバケーブルとしての線膨張係数を小さく抑え、伝送損失の増加を抑制することができる。さらに、高張力繊維を固める被覆樹脂にチタン酸カリウム等のフィラーを添加することにより、光ファイバケーブルの線膨張係数を小さくするのに有効であると言える。
また、有機抗張力繊維を用いたことで、切断性が低下し作業性が悪くなるのではとの懸念から、ニッパを用いて抗張力体の切断性についても調べてみた。この結果、試料1,2,5については、刃こぼれのあるようなニッパを用いても切断することができ、従来のFRPと比べて遜色がなかった。資料3,4の高張力繊維の引抜力が小さい場合では、刃こぼれがないニッパであれば切断することができ、特に切断性についての障害はなかった。
図3は、上述した光ファイバケーブルの製造方法の一例を示す図である。図中、11は光ファイバ心線、12は抗張力体、13は高張力繊維束、14は被覆樹脂、15はケーブル外被、16は光ファイバケーブル、17、18は供給リール、19は被覆樹脂成形機、20はケーブル外被成形機、19a,20aはクロスヘッドを示す。
本発明による光ファイバケーブルの製造方法では、先ず、所定量の有機高張力繊維束13が供給リール17から繰出され、この高張力繊維束13の外周に被覆樹脂成形機19により被覆樹脂14を施し、抗張力体12とされる。樹脂被覆14は、ケーブル外被より硬質の熱可塑性樹脂(例えば、ナイロン樹脂)が用いられ、クロスヘッド19aにより高張力繊維束13の外周にタイト状態で成形される。次いで、別に用意された光ファイバ心線11が供給リール18から繰出される。この光ファイバ心線11は、例えば、外径0.125mmのガラスファイバを被覆外径0.25mms程度にUV樹脂で被覆したものである。
光ファイバ心線11と抗張力体12は、所定の配置関係になるように集合されて、ケーブル外被成形機20によりケーブル外被15が成形される。ケーブル外被15としては、例えば、難燃性のポリエチレン樹脂等が用いられ、クロスヘッド20aにより図1に示したような種々の形状で、光ファイバ心線11と抗張力体12を一体的に被覆して光ファイバケーブル16とされる。
抗張力体12とケーブル外被15との密着力は大きい方が好ましく、このため、抗張力体12の被覆樹脂14が未硬化のうちにケーブル外被15が成形されることが好ましい。具体的には、被覆樹脂成形機19をケーブル外被成形機20に近づけることにより容易に実現することができる。なお、被覆樹脂成形機19とケーブル外被成形機20とを一体化した成形機、或いは、2層の同時被覆成形用のクロスヘッドを用いることにより、抗張力体12の被覆樹脂14とケーブル外被15とは、同時成形で形成することも可能である。
1…光ファイバ心線、1’…光ファイバテープ心線、2…抗張力体、3…高張力繊維束、4…被覆樹脂、5…ケーブル外被、6…緩衝材、7…支持線、11…光ファイバ心線、12…抗張力体、13…高張力繊維束、14…被覆樹脂、15…ケーブル外被、16…光ファイバケーブル、17、18…供給リール、19…被覆樹脂成形機、20…ケーブル外被成形機、19a,20a…クロスヘッド。
Claims (6)
- 光ファイバ心線と平行に抗張力体を外被内に埋設した光ファイバケーブルであって、前記抗張力体は、有機系の高張力繊維束を前記外被より硬質の熱可塑性樹脂で被覆して形成されていることを特徴とする光ファイバケーブル。
- 前記硬質の熱可塑性樹脂がナイロン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
- 前記高張力繊維束の引抜力が10N/cm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブル。
- 前記硬質の熱可塑性樹脂に無機質のフィラーが添加されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブル。
- 前記フィラーはチタン酸カリウムであることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブル。
- 光ファイバ心線と平行に抗張力体を外被内に埋設した光ファイバケーブルの製造方法であって、有機系の高張力繊維束を前記外被より硬質の熱可塑性樹脂で被覆して抗張力体とした後、前記硬質の熱可塑性樹脂が未硬化の状態で前記外被を被覆することを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
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JP2008117619A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 複合ケーブルおよび複合ケーブルの製造方法 |
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