JP2005149362A - 来訪者受付システム - Google Patents

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JP2005149362A JP2003389054A JP2003389054A JP2005149362A JP 2005149362 A JP2005149362 A JP 2005149362A JP 2003389054 A JP2003389054 A JP 2003389054A JP 2003389054 A JP2003389054 A JP 2003389054A JP 2005149362 A JP2005149362 A JP 2005149362A
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Abstract

【課題】来訪者の受付を効率的に行うことができる。
【解決手段】来訪予約装置1の予約用識別情報受付部134は、来訪予定者用端末4aから受け付けられたクレジットカード6のカード情報に基づき認証された結果が来訪予定者の正当性を示す場合、来訪予定者用端末4aから送信された予約用識別情報を受け付ける。そして、カード情報対応型来訪許可指令部136は、予約用識別情報受付部134により受け付けられた予約用識別情報が予め登録されている予約用識別情報と一致すると、一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて、来訪予定者のクレジットカード6を用いた来訪を許可する指令を来訪先の解錠制御装置7に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、来訪者の受け付けを行う来訪者受付システムに関する。
従来の従業員管理ネットワークシステムにおいては、ある事業所の従業員が他の事業所に出張する際、その従業員のIDカードに記憶されている従業員情報が出張先の事業所に設置されている従業員管理システムに予め登録される。そして、出張当日、その従業員が、自己のIDカードの従業員情報を出張先に設置されているカード読取装置に読み取らせる。すると、カード読取装置により読み取られた従業員情報が従業員管理システムに予め登録されている従業員情報と一致し、出張先の事業所入口に設置されている入場ゲートが自動で開くようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−73919号公報
しかし、従業員のIDカードを利用して入場ゲートを開くようにしているとしても、社外からの来客は、IDカードを持っていないため、結局、訪問先の守衛室等で所定の入場手続きを行っている。
また、同一企業の従業員が自己のIDカードを持っていても、IDカードの規格は時と共に変わるため、IDカードの導入時期が事業所間で異なる場合、事業所間のIDカードの互換性が低くなる。このため、社内の者であっても、自己のIDカードを利用して入場ゲートを通過することができないことがある。
したがって、来訪者の受付を効率的に行わなければならないという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、来訪者の受付を効率的に行うことが可能な来訪者受付システムを得るものである。
本発明の来訪者受付システムは、予め設定されている来訪予約条件と来訪予定者に予め付与された予約用識別情報との対応付けを格納する来訪予約関連情報記憶部と、来訪予定者用端末から来訪予定者の来訪用カードに記憶されているカード情報を受け付けるカード情報受付部と、カード情報受付部により受け付けられたカード情報を来訪予定者認証機関に送信するカード情報送信部と、カード情報の認証結果を来訪予定者認証機関から受け付ける認証結果対応処理部と、認証結果対応処理部により受け付けられた認証結果が来訪予定者の正当性を示す場合、来訪予定者用端末から送信された予約用識別情報を受け付ける予約用識別情報受付部と、予約用識別情報受付部により受け付けられた予約用識別情報と来訪予約関連情報記憶部に格納されている予約用識別情報とを照合する予約用識別情報照合部と、予約用識別情報照合部における照合が一致した場合、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて来訪予定者の上記来訪用カードを用いた来訪を許可する指令を出力するカード情報対応型来訪許可指令部とを設けている。
本発明の来訪者受付システムは、来訪予定者用端末から受け付けられた来訪用カードのカード情報を来訪者認証機関に送信し、来訪者認証機関におけるカード情報の認証結果が来訪予定者の正当性を示す場合、来訪予定者用端末から送信された予約用識別情報と来訪予約関連情報記憶部に格納されている予約用識別情報とを照合し、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて、来訪予定者の来訪用カードを用いた来訪を許可する指令を出力する。このため、来訪者の受付を効率的に行うことができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る来訪者受付システムを示すブロック図である。図1において、来訪予約装置1は、インターネット等のネットワーク2を介して、来訪予定者認証装置3および各来訪予定者用端末4a,4bにそれぞれ接続されている。各来訪予定者用端末4a,4bには、クレジットカード(来訪用カード)6のカード読取装置5がそれぞれ接続されている。
来訪予約装置1には、解錠制御装置7が接続されている。解錠制御装置7は、複数の来訪用カードリーダ8a〜8c、および複数の電気錠9a〜9cにそれぞれ接続されている。以下、これら来訪予約装置1、来訪予定者認証装置3、来訪予定者用端末4a,4b、および解錠制御装置7について順を追って説明する。
来訪予約装置1は、例えば所定の企業内に設置され、来訪日等の来訪予約条件の登録を事前に行う。この来訪予約装置1は、予約装置側通信部11、来訪予約関連情報記憶部12、およびこれらの動作を制御する予約装置側処理部(CPU)13を有している。通信部11は、入出力インターフェースであり、ネットワーク2および解錠制御装置7にそれぞれ接続されている。
来訪予約関連情報記憶部12は、例えばメモリである。来訪予約関連情報記憶部12には、来訪予約条件と予約用識別情報との対応付けが予め登録されている。「来訪予約条件」は、事前に予約されている来訪の条件であり、例えば、来訪予約装置1が設置されている企業の社員とその企業の顧客(来訪予定者)との間で電話連絡により事前に取り決められた条件が該当する。この来訪予約条件には、例えば、来訪日、来訪場所、来訪者数等が含まれている。
「予約用識別情報」は、上述した来訪予約条件を識別するための情報であり、例えば予約番号が該当する。この予約用識別情報は、来訪前、来訪予定者に例えばメールで予め付与しておく。
処理部13は、カード情報受付部131、カード情報送信部132、認証結果対応処理部133、予約用識別情報受付部134、予約用識別情報照合部135、およびカード情報対応型来訪許可指令部136を含んでいる。これら各部131〜136の機能は、次のとおりである。
カード情報受付部131は、クレジットカード6に記憶されているカード情報(例えば、クレジットカード番号、クレジットカード6の所有者名等)を受け付ける。カード情報送信部132は、カード情報を来訪予定者認証装置3に送信する。認証結果対応処理部133は、カード情報の認証結果を来訪予定者認証装置3から受け付ける。予約用識別情報受付部134は、来訪予定者用端末4a,4bから予約用識別情報を受け付ける。予約用識別情報照合部135は、予約用識別情報受付部134により受け付けられた予約用識別情報の照合を行う。カード情報対応型来訪許可指令部136は、来訪予定者のクレジットカード6を用いた来訪を許可する指令を出力する。
来訪予定者認証装置3は、クレジットカード6の認証機関(来訪予定者認証機関)に設置され、クレジットカード6に記憶されているカード情報の認証を行う。この来訪予定者認証装置3は、入出力インターフェース等の認証装置側通信部31、メモリ等のカード情報記憶部32、およびこれらの動作を制御する認証装置側処理部33を有している。カード情報記憶部32には、クレジットカード6のカード情報が予め格納されている。処理部33は、例えばCPUである。この処理部33は、カード情報の認証を行う認証部331を含んでいる。
各来訪予定者用端末4a,4bには、例えばパソコンが用いられる。この各来訪予定者用端末4a,4bは、来訪予約装置1が設置されている企業の取引先等に設置され、その取引先等の者により利用される。各来訪予定者用端末4a,4bには、通信インターフェース、キーボード、マウス、メモリ、およびCPUが装備されている。なお、来訪予定者用端末4aのメモリには、来訪予約装置1から例えばメールで付与された予約用識別情報が格納されている。
解錠制御装置7は、来訪先に設置されている各来訪用カードリーダ8a,8b,8cおよび各電気錠9a,9b,9cの制御を行う。つまり、解錠制御装置7は、来訪先となる建物の入館や、その建物内の事務室等の入室を管理する。解錠制御装置7は、通信インターフェース等の制御装置側通信部71、メモリ等の制御装置側記憶部72、およびこれらを制御する制御装置側処理部73を有している。通信部71には、各来訪用カードリーダ8a,8b,8cおよび各電気錠9a,9b,9cがそれぞれ接続されている。処理部73は、例えばCPUである。この処理部73は、カード情報の照合を行うカード情報照合部731、および、来訪者の入室を許可する指令を出力するカード情報対応型入室許可指令部732を含んでいる。
ここで、来訪用カードリーダ8a,8bは、図2に示すように、例えば企業の事務室入口の廊下側に設けられている。
つぎに、来訪予約装置1の動作について図3に基づいて説明する。図3は、来訪予約装置1の動作を示すフローチャートである。
例えば、来訪の予約を既に行っている一人の顧客が来訪予定者である場合、その来訪予定者が、来訪予定者用端末4aを操作して、カード読取装置5により読み込ませた自己のクレジットカード6のカード情報をネットワーク2を介して来訪予約装置1に送信させる。この送信を受けて、来訪予約装置1のカード情報受付部131は、来訪予定者用端末4aからのカード情報を受信する(S101)。
続いて、カード情報送信部132は、カード情報受付部131により受信されたカード情報をネットワーク2を介して来訪予定者認証装置3に送信する(S102)。来訪予定者認証装置3では、認証部331が、カード情報送信部132により送信されたカード情報とカード情報記憶部12のカード情報とに基づいて来訪予定者の認証を行い、その結果を来訪予約装置1に送信する。ここでは、認証部331は、両者のカード情報が一致した旨、即ち来訪予定者の正当性を示す認証結果を来訪予約装置1に送信する。
すると、来訪予約装置1の認証結果対応処理部133は、来訪予定者認証装置3から送信された認証結果をネットワーク6を介して受信する(S103)。そして、認証結果対応処理部133は、認証結果に基づいて来訪予定者の正当性を判断する(S104)。
そして、認証結果対応処理部133は、来訪予定者の不当性が認証結果に示されていた場合、来訪予定者の不当性を示す旨の情報を来訪予定者用端末4aに送信し(S105)、来訪予約装置1における所定の処理が終了する。
他方、来訪予定者の正当性が認証結果に示されていた場合、認証結果対応処理部133は、正当性が示された来訪予定者に予め付与されている予約用識別情報の送信の要求を来訪予定者用端末4aに行う(S106)。
予約用識別情報の送信の要求を受けて、来訪予定者が、来訪予定者用端末4aを操作して、来訪予定者用端末4aのメモリ上に予め登録されている来訪予定者の予約用識別情報を来訪予約装置1に送信する。すると、来訪予約装置1の予約用識別情報受付部134は、来訪予定者用端末4aから送信された予約用識別情報をネットワーク6を介して受信する(S107)。
予約用識別情報照合部135は、予約用識別情報受付部134により受信された予約用識別情報が、来訪予約関連情報記憶部12に格納されている予約用識別情報と一致するかどうかを照合する(S108)。
そして、予約用識別情報照合部135における照合が不一致であった場合、カード情報対応型来訪許可指令部136が来訪を許可する指令を出力することなく、来訪予約装置1における所定の処理が終了することとなる。
他方、カード情報対応型来訪許可指令部136は、予約用識別情報照合部135における照合が一致した場合、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて、来訪予定者のクレジットカード6を用いた来訪を許可する指令を解錠制御装置7に出力する(S109)。具体的には、カード情報対応型来訪許可指令部136は、来訪を許可する指令を出力するに際し、照合が一致した予約用識別情報を予め付与している来訪予定者のカード情報と、その予約用識別情報に対応付けられた来訪予約条件とを解錠制御装置7に出力する。
カード情報対応型来訪許可指令部136からの出力を受けて、解錠制御装置7では、カード情報対応型来訪許可指令部136により出力された来訪予定者のカード情報と来訪予約条件との対応付けが記憶部72に登録されることとなる。
来訪日当日、上述した来訪予定者(ここでは「来訪者」となる。)が、自己のクレジットカード6を来訪先に持参し、そのクレジットカード6を来訪先に設置されている来訪用カードリーダ8aに通す。すると、解錠制御装置7のカード情報照合部731は、来訪用カードリーダ8aにより読み取られたクレジットカード6のカード情報と、カード情報対応型来訪許可指令部136により許可された来訪予定者のクレジットカード6に記憶されているカード情報とを照合する。
カード情報照合部731における照合の結果、両者のカード情報が一致した場合、カード情報対応型入室許可指令部732は、そのカード情報に対応付けられている来訪予約条件(例えば、来訪場所が事務室等)に基づいて、来訪者の入室を許可する指令(扉の開錠信号)を電気錠9aに出力する。これにより、来訪者が、来訪先の受付で所定の手続きを行うことなく、例えば事務室等に入室することができる。
なお、カード情報照合部731における照合において両者のカード情報が不一致であった場合、カード情報対応型入室許可指令部732は、来訪者の入室を許可する指令を出力しないため、来訪者は、例えば事務室等に入室することができないこととなる。
このように、実施の形態1によると、来訪予約装置1では、来訪予定者用端末4aから送信されたクレジットカード6のカード情報の認証結果が来訪予定者の正当性を示す場合、来訪予定者用端末4aから送信された予約用識別情報が受け付けられる。そして、その予約用識別情報が予め登録されている予約用識別情報と一致すると、一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づき、来訪予定者のクレジットカード6を用いた来訪を許可する指令が来訪先の解錠制御装置7に出力される。このため、顧客等の来訪予定者は、来訪時、来訪先の守衛室等で所定の受付手続きを行うことなく、自己のクレジットカード6を持参するだけで直接、来訪の許可を得ることが可能となる。したがって、来訪者の受付業務の手間を軽減することが可能となり、来訪者の受付を効率的に行うことが可能となる。
しかも、クレジットカード6の認証機関を利用して来訪予定者の認証を行うことが可能となるので、クレジットカード6の不正使用を回避することが可能となる。また、クレジットカード6を利用することにより、クレジットカード6を所持している顧客等の社外の者も来訪者受付システムを利用し易くなる。
さらに、来訪者受付システムの利用者は、事前に予約用識別情報が付与されている来訪予定者に制限されるので、第三者による無断の利用を妨げることが可能となる。
解錠制御装置7では、カード情報対応型来訪許可指令部136により許可された来訪予定者のクレジットカード6に記憶されているカード情報と、来訪者のクレジットカード6から読み取られたカード情報とが照合され、その照合が一致した場合、来訪者の入室を許可する指令が電気錠9aに出力される。このため、来訪者は、クレジットカード6を持参することにより、例えば来訪先の事務室等に直接入室することが可能となる。
なお、実施の形態1において、来訪者数は一名の場合で説明したが、来訪者数が複数であってもよい。この場合、予約用識別情報をメール等で付与された来訪予定者が、他の来訪予定者にメール等でその予約用識別情報を通知する。そして、予約用識別情報の通知を受けた他の来訪予定者が、個々に来訪予約装置1にアクセスした後、自己のクレジットカード6を来訪用カードリーダに通すこととなる。つまり、来訪予約装置1、来訪予定者認証装置3、および解錠制御装置7は、来訪予定者ごとに、所定の処理を行うこととなる。
また、来訪用カードは、クレジットカード6の場合について説明したが、カード固有識別番号等のカード情報が記憶されているカードであれば、例えば、デビットカードであってもよい。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る来訪者受付システムを示すブロック図である。なお、上記実施の形態1と同様の部分については、同一符号を付して重複説明を適宜省略する。図4において、来訪予約装置1aには、各来訪予定者用端末4a,4bがネットワーク2を介して接続されているとともに、解錠制御装置7aが接続されている。各来訪予定者用端末4a,4bには、ICカード(来訪用カード)10のカード書込装置9がそれぞれ接続されている。ICカード10は、情報の書き込みが可能な汎用のカードである。以下、来訪予約装置1a、および解錠制御装置7aについて詳述する。
来訪予約装置1aの処理部13には、予約用識別情報受付部134、予約用識別情報照合部135、暗証情報生成部137、暗証情報送信部138、および暗証情報対応型来訪許可指令部139が含まれている。暗証情報生成部137、暗証情報送信部138、および暗証情報対応型来訪許可指令部139の機能は次のとおりである。暗証情報生成部137は、来訪予定者が来訪の許可を事前に得ていることを証明するための暗証情報(例えば暗証番号等)を生成する。暗証情報送信部138は、暗証情報を来訪予定者用端末4a,4bに送信する。暗証情報対応型来訪許可指令部139は、ICカード10を用いた来訪を許可する指令を出力する。
解錠制御装置7aの処理部73には、ICカード10に書き込まれている暗証情報の照合を行う暗証情報照合部733、および、来訪者の入室を許可する指令を出力する暗証情報対応型入室許可部734が含まれている。
図5は、来訪予約装置1aの動作を示すフローチャートである。
例えば、ある事業所に勤務している一人の社員が他の事業所への来訪の予約を行っている場合、その社員である来訪予定者が、来訪予定者用端末4bを操作して、来訪予約装置1aにアクセスする。そして、来訪予定者用端末4bが、メモリ上に登録されている予約用識別情報を来訪予約装置1aに送信する。すると、来訪予約装置1aの予約用識別情報受付部134は、来訪予定者用端末4bから送信された予約用識別情報をネットワーク2を介して受信する(S107)。
予約用識別情報照合部135は、予約用識別情報受付部134により受信された予約用識別情報が来訪予約関連情報記憶部12に予め格納されている予約用識別情報と一致するかどうかを照合する(S108)。
そして、予約用識別情報照合部135における照合が不一致の場合、来訪予約装置1aにおける所定の処理が終了する。
他方、予約用識別情報照合部135における照合が一致した場合、暗証情報生成部137は、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件(例えば、来訪者数が一名等)に基づいて、暗証情報を生成する(S201)。暗証情報生成部137により生成された暗証情報は、例えば、共通鍵(電子鍵)により暗号化された暗証番号である。
次に、暗証情報送信部138は、暗証情報生成部137により生成された暗証情報をネットワーク2を介して来訪予定者用端末4bに送信する(S202)。これにより、来訪予定者用端末4bを利用している来訪予定者は、カード書込装置9を利用して、来訪予約装置1aから送信された暗証情報(例えば、共通鍵により暗号化された暗証番号)を自己のICカード10に書き込ませることが可能となる。
また、暗証情報対応型来訪許可指令部139は、暗証情報送信部138により送信された暗証情報が書き込まれているICカード10を用いた来訪を許可する指令を解錠制御装置7aに出力する(S203)。具体的には、暗証情報対応型来訪許可指令部139は、来訪を許可する指令を出力するに際し、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件、および、暗証情報生成部137により生成された暗証情報(例えば、暗証番号及び共通鍵を含む。)を関連付けて解錠制御装置7aに出力する。
この出力を受けて、解錠制御装置7aでは、暗証情報と来訪予約条件との対応付けが記憶部72に登録されることとなる。
来訪時、上述した来訪予定者が、暗証情報(共通鍵により暗号化された暗証番号)が書き込まれているICカード10を来訪先に持参し、そのICカード10を来訪用カードリーダ8aに通す。すると、解錠制御装置7aの暗証情報照合部733は、来訪用カードリーダ8aにより読み取られたICカード10の暗証情報と、暗証情報対応型来訪許可指令部139により出力された暗証情報(暗証番号及び共通鍵を含む)とを照合する。なお、暗証情報照合部733は、上述した両者の暗証番号を照合するに際し、共通鍵を用いて、暗号化されている暗証番号を復号化する。
次に、暗証情報対応型入室許可指令部734は、暗証情報照合部733における照合により両者の暗証情報(暗証番号)が一致した場合、その暗証情報に対応付けられている来訪予約条件(例えば、来訪場所が事務室等)に基づいて、来訪者の入室を許可する指令(扉の開錠信号)を電気錠9aに出力する。これにより、来訪者が、所定の受付手続きを行うことなく、例えば事務室等に入室することができる。
そして、暗証情報対応型入室許可指令部734は、扉の開錠信号を電気錠9aに出力した後、記憶部72に格納されている暗証情報を変更する。つまり、暗証情報対応型入室許可指令部734は、暗証情報を一回しか利用できないようにする。これにより、第三者の不正な入室を回避することが可能となる。
なお、来訪者が来訪用カードリーダ8aにICカード10を通すと、そのICカード10に書き込まれている暗証情報が他の情報に書き換えられるようになっている。これにより、ICカード10の悪用を回避することが可能となる。
このように、実施の形態2によると、来訪予約装置1aでは、来訪予定者用端末4bから受け付けられた予約用識別情報が予め登録されている予約用識別情報と一致すると、暗証情報生成部137により生成された暗証情報が来訪予定者用端末4bに送信されるとともに、暗証情報が書き込まれているICカード10を用いた来訪を許可する指令が解錠制御装置7aに出力される。このため、ある事業所に勤務している社員等の来訪予定者は、来訪時、来訪先である他の事業所の守衛室等で所定の受付手続きを行うことなく、ICカード10を持参するだけで直接、来訪の許可を得ることが可能となる。したがって、来訪者の受付を効率的に行うことが可能となる。
しかも、ICカード10は、暗証情報を書き込むことが可能な汎用のカードなので、ICカード10の互換性が高くなる効果がある。また、来訪予定者には、共通鍵により暗号化された暗証情報が割り当てられるので、第三者による不正な使用を防止することが可能となる。
また、解錠制御装置7aでは、暗証情報対応型入室許可指令部734により来訪が許可されたICカード10の暗証情報と、来訪者のICカード10から読み取られた暗証情報とが照合され、その照合が一致した場合、来訪者の入室を許可する指令が電気錠9aに出力される。このため、例えば、ある事業所に勤務している社員等の来訪者は、来訪予約装置1aにより割り当てられた暗証情報を書き込ませたICカード10を持参することにより、例えば他の事業所の事務室等に直接入室することが可能となる。
なお、実施の形態2において、来訪者数は一名の場合で説明したが、来訪者数が複数であってもよい。この場合、来訪予約装置1aに最初にアクセスした来訪予定者が、来訪予約装置1aにより生成された来訪者数分の暗証情報を受け取り、各自の暗証情報を他の来訪予定者にメール等で通知する。そして、他の来訪予定者が、個々に来訪予約装置1aにアクセスした後、自己の暗証情報を書き込ませたICカード10を持参し、そのICカード10を来訪用カードリーダに通すこととなる。つまり、来訪予約装置1a、および解錠制御装置7aは、来訪予定者ごとに、所定の処理を行うこととなる。
また、来訪用カードは、ICカード10の場合について説明したが、データの書き込みが可能なカードであれば、例えば、磁気カードであってもよい。
本発明の実施の形態1に係る来訪者受付システムを示すブロック図である。 図1の来訪用カードリーダの取付場所を示す説明図である。 図1の来訪予約装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る来訪者受付システムを示すブロック図である。 図4の来訪予約装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a 来訪予約装置、3 来訪予定者認証装置、4a,4b 来訪予定者用端末、6 クレジットカード、7,7a 解錠制御装置、10 ICカード、131 カード情報受付部、132 カード情報送信部、133 認証結果対応処理部、134 予約用識別情報受付部、135 予約用識別情報照合部、136 カード情報対応型来訪許可指令部、137 暗証情報生成部、138 暗証情報送信部、139 暗証情報対応型来訪許可指令部、731 カード情報照合部、732 カード情報対応型入室許可指令部、733 暗証情報照合部、734 暗証情報対応型入室許可指令部。

Claims (5)

  1. 予め設定されている来訪予約条件と来訪予定者に予め付与された予約用識別情報との対応付けを格納する来訪予約関連情報記憶部と、
    来訪予定者用端末から、来訪予定者の来訪用カードに記憶されているカード情報を受け付けるカード情報受付部と、
    上記カード情報受付部により受け付けられたカード情報を来訪予定者認証機関に送信するカード情報送信部と、
    上記カード情報の認証結果を上記来訪予定者認証機関から受け付ける認証結果対応処理部と、
    上記認証結果対応処理部により受け付けられた認証結果が上記来訪予定者の正当性を示す場合、上記来訪予定者用端末から送信された予約用識別情報を受け付ける予約用識別情報受付部と、
    上記予約用識別情報受付部により受け付けられた予約用識別情報と、上記来訪予約関連情報記憶部に格納されている予約用識別情報とを照合する予約用識別情報照合部と、
    上記予約用識別情報照合部における照合が一致した場合、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて、上記来訪予定者の上記来訪用カードを用いた来訪を許可する指令を出力するカード情報対応型来訪許可指令部と
    を備えていることを特徴とする来訪者受付システム。
  2. 上記カード情報対応型来訪許可指令部により許可された来訪予定者の来訪用カードに記憶されているカード情報と、来訪者の来訪用カードから読み取られたカード情報とを照合するカード情報照合部と、
    上記カード情報照合部における照合が一致した場合、上記来訪者の入室を許可する指令を出力するカード情報対応型入室許可指令部とをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の来訪者受付システム。
  3. 予め設定されている来訪予約条件と来訪予定者に予め付与された予約用識別情報との対応付けを格納する来訪予約関連情報記憶部と、
    来訪予定者用端末から送信された予約用識別情報を受け付ける予約用識別情報受付部と、
    上記予約用識別情報受付部により受け付けられた予約用識別情報と、上記来訪予約関連情報記憶部に格納されている予約用識別情報とを照合する予約用識別情報照合部と、
    上記予約用識別情報照合部における照合が一致した場合、照合が一致した予約用識別情報に対応付けられている来訪予約条件に基づいて、来訪予定者が来訪の許可を得ていることを証明するための暗証情報を生成する暗証情報生成部と、
    上記暗証情報生成部により生成された暗証情報を上記来訪予定者用端末に送信する暗証情報送信部と、
    上記暗証情報が記憶されている来訪用カードを用いた来訪を許可する指令を出力する暗証情報対応型来訪許可指令部と
    を備えていることを特徴とする来訪者受付システム。
  4. 上記暗証情報対応型来訪許可指令部により来訪が許可された来訪用カードの暗証情報と、来訪者の来訪用カードから読み取られた暗証情報とを照合する暗証情報照合部と、
    上記暗証情報照合部における照合が一致した場合、上記来訪者の入室を許可する指令を出力する暗証情報対応型入室許可部とをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項3記載の来訪者受付システム。
  5. 上記暗証情報は、一回のみの利用が可能になっていることを特徴とする請求項3又は4記載の来訪者受付システム。
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