JP2005143032A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005143032A
JP2005143032A JP2003380185A JP2003380185A JP2005143032A JP 2005143032 A JP2005143032 A JP 2005143032A JP 2003380185 A JP2003380185 A JP 2003380185A JP 2003380185 A JP2003380185 A JP 2003380185A JP 2005143032 A JP2005143032 A JP 2005143032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
image signal
main
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003380185A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Furubayashi
晃治 古林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003380185A priority Critical patent/JP2005143032A/ja
Priority to US10/983,642 priority patent/US7379620B2/en
Publication of JP2005143032A publication Critical patent/JP2005143032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】広ダイナミックレンジで画像を表わす画像データを構成する豊富なデータを有効に活用することができる撮影装置を提供する。
【解決手段】
撮影光学系によって結像された被写体光のうちの所定の第1部分を受けて主画像信号を生成する主CCD部分34aと、被写体光のうち、第1部分を除く第2部分を受けて副画像信号を生成する、主CCD部分34aが有するダイナミックレンジよりも広いダイナミックレンジを有する副CCD部分34bと、上記主画像信号と上記副画像信号との双方を合成して生成される合成信号と上記主画像信号とのうち合成信号が選択された場合にその合成信号に基づく画像データを生成する画像信号処理回路39と、画像信号処理回路39が合成信号に基づく画像データを生成した場合その画像データに所定の付加情報を付加する情報付加部58とを備えた。

【選択図】 図3

Description

本発明は、被写体光を捉えることにより、被写体画像を表わす画像データを生成する撮影装置に関する。
このような撮影装置の一例として、例えば、被写体光を固体撮像素子で捉えて被写体画像を表わす画像データを生成するデジタルカメラ等が挙げられる。近年、このようなデジタルカメラが普及するようになってから既に久しい。ここで、デジタルカメラにおいて、被写体光を捉える固体撮像素子として広く用いられているCCD(Charge Coupleed Device)には、銀塩フィルムと比べて、被写体光の光量に対するダイナミックレンジが狭いという欠点がある。即ち、CCDは被写体光の光量に応じた出力信号を出力する素子であるが、光量に対するダイナミックレンジにおける上限値を超える光量の被写体光に対してはCCDが飽和状態となり、CCDは一定の出力信号しか出力しなくなってしまう。一方、銀塩フィルムは、被写体光を捉えて感光する際に、被写体光の光量に応じて感光の度合を変化させるものである。この銀塩フィルムも、光量に対するダイナミックレンジを有しており、そのダイナミックレンジにおける上限値を超える強すぎる光に対しては感光の度合が飽和してしてしまう。しかし、CCDは、ダイナミックレンジにおける上限値が、銀塩フィルムが有するダイナミックレンジにおける上限値に比べて小さい。その結果、このようなCCDを備えるデジタルカメラで得られた画像データに基づいてプリントされた写真では、特に明るい被写体が写っている画像部分においていわゆる白とびが発生し、特に暗い被写体が写っている画像部分においていわゆるつぶれが発生してしまう。例えば、晴れた明るい空に浮かぶ雲と木蔭の人物とを同時に撮影した場合、得られる画像が、雲に白とびを生じるかあるいは人物がつぶれた不出来な画像となってしまうことが多い。
近年、このようなCCDの欠点を補うための技術として次のような技術が開発されている。即ち、感度の良い主画素と、広ダイナミックレンジを有する副画素とのペアからなる1つの複合画素を配列してCCDを構成するといった技術である。ここで、これ以降、上記の複合画素で構成されるCCDを複合型CCD、この複合型CCDのうち上記の主画素の配列で構成される部分を主CCD部分、上記の副画素の配列で構成される部分を副CCD部分と呼ぶ。この技術では、光量の小さい暗い被写体光は、感度の良い主画素で構成される主CCD部分で捕らえられる。そして、この主CCD部分が飽和してしまうような光量の大きな明るい被写体光が、広ダイナミックレンジを有する副画素で構成される副CCD部分で捉えられる。被写体画像を表わす画像データは、これら主CCD部分および副CCD部分それぞれからの出力信号を合成して得られる。これにより、上記の白とびやつぶれの発生が抑制される。
一方、写真を注文しに来た撮影者から、デジタルカメラで得られた画像データを受け取り、その画像データに基づいて写真をプリントするプリンタを備えた写真店では、通常、このプリンタにおいてこれらの画像データに階調補正や色調補正さらにホワイトバランスの補正等といった画像補正処理を自動で施している。そして、このプリンタにおいて、必要以上に明るい画像を表わしていると判定されるデータは、例えばノイズ等とみなされ、上記の画像補正処理によって平滑化されてしまう。その結果、例えば、撮影者が、上記の複合型CCDを備えた高性能のデジタルカメラで得られた、広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす画像データに基づく写真のプリントを依頼したとしても、上記のプリンタによる強制的な画像補正処理によって、複合型CCDによって得られた明るい被写体光の微妙な階調等を表わす画像データが平滑化されてしまい、プリンタで得られた写真が、従来どおりの、白とび等といった不具合が生じた不出来な画像が写った写真となってしまうおそれがある。つまり、上記のような高性能のデジタルカメラによって、広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす豊富なデータからなる画像データを得たとしても、せっかく得たこの豊富なデータの一部が、上記のプリンタにおいて無駄にされてしまうおそれがある。
ところで、写真店に設置されるプリンタとして、例えば、撮影者が特別な意図をもって撮影時のシャッタスピードや絞りの度合を調節して撮影を行なったような場合には、その撮影者の意図を損なわないように、撮影によって得られた画像データに対する階調補正や色調補正さらにホワイトバランスの補正等といった画像補正処理を適宜禁止して写真をプリントする機能を備えたプリンタが開発されている。
このようなプリンタでの写真のプリントを前提としたデジタルカメラの一例として、例えば、通常のCCDを備えたデジタルカメラであって、撮影モードを、マニュアルモードや露出補正モード等といった、撮影時のシャッタスピードや絞りの度合を撮影者が自由に調節できる撮影モードに、撮影者の操作によって切替可能なデジタルカメラにおいて、このような撮影モードの撮影によって得られた画像データに、その画像データに対する階調補正や色調補正さらにホワイトバランスの補正等といった画像補正処理を禁止する旨を示す補正処理禁止情報を付加する機能を備えたデジタルカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなデジタルカメラによる撮影で得られた、上記の補正処理禁止情報が付加された画像データに対し、プリンタ側では、この補正処理禁止情報に応じて、その画像データに対する画像補正処理を禁止する。
特開2002−156711号公報(第4−9頁、図5)
この特許文献1に開示された発明を、上述した複合型CCDを有するデジタルカメラに応用すれば、プリント時の不具合が回避できるように一見思われる。
しかしながら、特許文献1に示されたデジタルカメラでは、撮影によって得られた画像データに対する上記のプリンタ側での階調補正や色調補正さらにホワイトバランスの補正等といった画像補正処理を禁止するためには、撮影モードの切替等といった、撮影者の意思によるデジタルカメラへの何らかの操作が必要である。このため、広ダイナミックレンジで画像を表わす、データ量の豊富な画像データを、撮影者の意思とは無関係に生成する、上述したような高性能のデジタルカメラには、特許文献1に提示されているような技術を適用することは困難である。
また、このような高性能のデジタルカメラで得られるデータ量の豊富な画像データに対する上記のプリンタ側での画像補正処理は、禁止されることが常に望ましいかというとそうとは限らない場合も想定される。例えば、撮影不良等により、広ダイナミックレンジの一部に有効なデータが偏った画像データが生じたような場合には、その有効なデータを選択するなり、あるいはその有効なデータを活かす適切な補正処理を施すなり、デジタルカメラで得られた画像データを有効に活用することが望ましいが、特許文献1に提示されているような技術では、そのような事態に対処することは不可能である。
尚、ここまでデジタルカメラを例として問題点を説明したが、この問題点はデジタルカメラに限るものではなく、被写体光を捉えて被写体画像を表わす画像データを生成する他の撮影装置についても同様に生じる問題点である。
本発明は、上記事情に鑑み、広ダイナミックレンジで画像を表わす画像データを構成する豊富なデータを有効に活用することができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、被写体からの被写体光を結像させる撮影光学系と、
上記撮影光学系によって結像された被写体光のうちの所定の第1部分を受けて主画像信号を生成する主撮像部と、
上記被写体光のうち、上記第1部分を除く第2部分を受けて副画像信号を生成する、上記主撮像部が有するダイナミックレンジよりも広いダイナミックレンジを有する副撮像部と、
上記主画像信号と上記副画像信号とを合成して合成信号を生成する画像信号合成部と、
上記主画像信号と、上記合成信号とのうちいずれか一方を選択する選択部と、
上記選択部によって上記主画像信号が選択された場合には、その主画像信号に基づいて被写体の画像を表わす画像データを生成し、上記選択部によって上記合成信号が選択された場合、上記合成信号に基づいて被写体の画像を表わす画像データを生成する画像データ生成部と、
上記選択部によって上記合成信号が選択された場合に所定の付加情報を上記画像データに付加する情報付加部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置は、被写体光を上記主撮像部と上記副撮像部とで捉え、それぞれの撮像部からの画像信号を上記画像信号合成部で合成することにより、広いダイナミックレンジで画像を表わす、豊富なデータからなる画像データを生成することができる。本発明の撮影装置によれば、本発明の撮影装置がこのような画像データを生成した場合には、上記情報付加部において、例えば、その画像データに対して、画像データを構成する豊富なデータを適切に活用する処理を実行する旨を示す情報等といった付加情報をその画像データに付加することができる。これにより、例えば、画像データに付加されたこのような付加情報に応じた内部処理を実行する機能を備えたプリンタに、本発明の撮影装置で得られた上記付加情報付の画像データを受け渡すと、このプリンタでは、上記の付加情報に応じて画像データを構成する豊富なデータを適切に活用する処理が実行される。つまり、本発明の撮影装置によれば、このような機能を備えたプリンタに、上記の豊富なデータからなる画像データが有効に活かされた画像が写った写真を作成させることができる。
ここで、本発明の撮影装置において、前記情報付加部によって前記画像データに付加される付加情報は、具体的には、
その画像データに対する所定の画像補正処理を禁止する旨を示す補正処理禁止情報であっても良く、あるいは、
その画像データが上記合成信号に基づいて生成された画像データである旨を示す属性情報であっても良い。
上記付加情報が前者のような補正処理禁止情報である場合、本発明の撮影装置によってこのような補正処理禁止情報が付加された画像データを受け取ったプリンタ側では、この補正処理禁止情報に応じて画像データに対する、例えば、階調補正処理や色調補正処理やホワイトバランス補正処理等といった画像補正処理を禁止し、画像データを構成する豊富なデータをそのまま活用して写真をプリントする。また、上記付加情報が後者のような属性情報である場合、本発明の撮影装置によってこのような属性情報が付加された画像データを受け取ったプリンタ側では、この属性情報に応じて画像データに対して、画像データを構成する豊富なデータを有効に活用する画像補正処理を施して写真を作成する。つまり、いずれの場合でも、本発明の撮影装置によれば、画像データを構成する豊富なデータが有効に活用された写真をプリントさせることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、広ダイナミックレンジで画像を表わす画像データの豊富なデータを有効に活用する撮影装置を提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のデジタルカメラを、レンズが取り付けられた前方から示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態のデジタルカメラの背面を示す背面図である。
図1に示されているデジタルカメラ10の前面には、後述のズームレンズ111とフォーカスレンズ112とを備える撮像レンズ110、ファインダ窓12、および閃光発光器13が設けられている。
デジタルカメラ10の上面には、レリーズスイッチ14、電源スイッチ15、および通常の撮影モードと閃光発光撮影モードを切り替えるための操作子である閃光発光スイッチ17が設けられている。
図2に示されているデジタルカメラ10の背面には、ファインダ18、このデジタルカメラ10を撮影状態と再生状態とのいずれかに切り替える切替スイッチ19、ズーム操作を行うための操作子であるズームスイッチ20、および再生した静止画やスルー画像等を表示する液晶表示装置21が設けられている。さらに、デジタルカメラ10の背面には、デジタルカメラ10が撮影状態にあるときの撮影モードを、動被写体を連射する連射撮影モードと、少ない光量の被写体光を捉えて撮影する高感度撮影モードと、長時間露光して撮影するロングシャッタモードと、これらの撮影モード以外の通常の人物撮影等を行なう通常撮影モードとのいずれかに切り替えるモードダイヤル22が設けられている。このモードダイヤル22にはモード表示部22aが備えられており、撮影者は、このモード表示部22aを見ながらモードダイヤル22を操作し、デジタルカメラ10の撮影モードを所望の撮影モードに設定する。
図3は、図1および図2に示すデジタルカメラを示す機能ブロック図である。
メモリ52には、デジタルカメラ10の制御プログラムと、この制御プログラムの起動プログラムが保存されており、撮影者が電源スイッチ15(図1参照)を押下しデジタルカメラ10に電力が供給されると、CPU48がこのメモリ52にアクセスし、ここに書き込まれている制御プログラムに従ってデジタルカメラ10の動作を制御する。
本実施形態のデジタルカメラ10では、電力が供給されている間は、ズームレンズ111、アイリス32、フォーカスレンズ112、およびメカシャッタ33からなる撮影光学系を経由して、複合型CCD34上に結像している被写体像が、スルー画像として液晶表示装置21に表示される。ここで、この撮影光学系が本発明にいう撮影光学系の一例に相当する。
以下、まず、被写体光が上記の撮影光学系を経由して内部に入射されてからスルー画像が液晶表示装置21に表示されるまでのデジタルカメラ10の動作について、デジタルカメラ10の各構成要素とともに説明する。
デジタルカメラ10に電力が供給されると、上記の撮影光学系の保護のために設けられているレンズバリア31が開く。このレンズバリア31の開動作をレンズバリア検出部42が検出し、その検出情報をCPU48が受け取ると、このCPU48の指示により、上記の各レンズが、それぞれのレンズに対応するモータドライバによって駆動され、所定の初期位置に設定される。さらに、このときに、メカシャッタ用モータドライバ46によってメカシャッタ33が駆動されて開かれる。ここで、このメカシャッタ33は、複合型CCD34からアナログ画像信号を読み出す際の、光によるスミアの発生を抑えるためのものである。
ここで、デジタルカメラ10は、タイマーユニット49を備えており、デジタルカメラ10に電力が供給されてからの経過時間を監視している。このタイマーユニット49が監視している経過時間が所定の時間を過ぎてもレンズバリア検出部42からレンズバリア31の開動作を示す検出情報がCPU48に送信されてこない場合には、CPU48はレンズバリア31において動作不良が発生したものとみなし、その旨を示すエラーメッセージを液晶表示装置21に表示させ、デジタルカメラ10の動作を停止させる。ここで、タイマーユニット49が監視している時間は、このようなレンズバリア31における動作不良の検出だけでなく、例えば、メカシャッタ33や、各レンズやアイリス32等といった光学系の構成要素における動作不良の検出等にも利用される。
被写体光は、上記の撮影光学系を経由して複合型CCD34上に結像する。この複合型CCD34は、相対的に感度の良い主画素の配列からなる主CCD部分34aと、相対的に広ダイナミックレンジの副画素の配列からなる副CCD部分34bとで構成される。ここで、上記の主CCD部分34aが、本発明にいう主撮像部の一例に相当し、上記の副CCD部分34bが、本発明にいう副撮像部の一例に相当する。
ここで、複合型CCD34上に結像している被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素のみで受光する第1モードと、被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素と副CCD部分34bを構成している副画素との両方で受光する第2モードとのいずれを選択部36が選択するかによって、各CCD部分の動作が決定される。本実施形態では、撮影者によってレリーズスイッチ14が押下され撮影が開始されるまでは、この選択部36において、上記の第1モードが選択される。上記の第2モードおよび撮影時における選択部36の動作については後述する。
選択部36において、上記の第1モードが選択された結果、CPU48から指示をうけたタイミングジェネレータ47が主CCD部分34aを駆動し、これにより、複合型CCD34上に結像している被写体光は、主CCD部分34aによって所定のフレームレートで光電変換され、主CCD部分34aからアナログ画像信号として出力される。
主CCD部分34aから出力されたアナログ画像信号は、増幅器を兼ねるA/D変換器35により、デジタル画像信号に変換される。ここで、以下では、主CCD部分34aから出力されたアナログ画像信号がA/D変換器35によって変換されて得られたデジタル画像信号を主デジタル画像信号と呼ぶ。また、後述の副CCD部分34bから出力されたアナログ画像信号がA/D変換器35によって変換されて得られたデジタル画像信号を副デジタル画像信号と呼ぶ。
上記の主デジタル画像信号は、画像入力コントローラ38によってメモリ52に格納される。
次に、画像信号処理回路39が、メモリ52から主デジタル画像信号を読出し、その主デジタル画像信号に所定の画像処理を施し、これにより、被写体画像を表わす画像データが完成される。ここで、撮影時の画像信号処理回路39の動作については後述する。
上記の画像データは、ビデオエンコーダ41によってビデオ信号に変換された後、液晶表示装置21に導かれる。また、ビデオエンコーダ41からのビデオ信号は、そのビデオ信号を図示しない外部の画像表示装置に供給するためのビデオアウト表示端子57にも導かれる。
液晶表示装置21は、CPU48によって制御されるバックライト56によってデジタルカメラ10の内側から照らされ、これにより、上記のビデオ信号が、液晶表示装置21にスルー画像として表示される。
この状態で撮影者がデジタルカメラ10の向きを変えると、液晶表示装置21に表示されているスルー画像の構図が変化する。さらに、撮影者がズームスイッチ20(図2参照)を操作すると、この操作によってズームレンズ用モータドライバ43がズームレンズ111を駆動することによりズーミングが行われる。
次に、撮影時におけるデジタルカメラ10の動作について説明する。
切替スイッチ19が、撮影状態を表わすマーキング19aと再生状態を表わすマーキング19bとのうち、撮影状態を表わすマーキング19aにセットされると、デジタルカメラ10が撮影状態になる。続いて、撮影者は、モードダイヤル22のモード表示部22a(図2参照)を見ながらモードダイヤル22を操作し、モード表示部22aの表示を、連射撮影モードを表わす表示22b、高感度撮影モードを表わす表示22c、ロングシャッタモードを表わす表示22d、通常撮影モードを表わす表示22eのうちのいずれかにセットし、デジタルカメラ10の撮影モードを所望の撮影モードに設定する。
上記の選択部36は、このモードダイヤル22によってデジタルカメラ10の撮影モードが、連射撮影モード、ロングシャッタモード、および高感度撮影モードのいずれかに設定されている場合には、複合型CCD34上に結像している被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素のみで受光する上述の第1モードを選択し、デジタルカメラ10の撮影モードが、通常撮影モードに設定されている場合には、被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素と副CCD部分34bを構成している副画素との両方で受光する上述の第2モードを選択する。選択部36におけるこのような選択処理は、後に別図を参照して説明するように、連射撮影モード、ロングシャッタモード、および高感度撮影モードにおいては、被写体光を上記の主画素と上記の副画素との両方で受光することにより生成される主および副デジタル画像信号との双方に基づく画像データの生成が不適切であるために実施される。以下では、撮影モードが通常撮影モードに設定されており、選択部36によって上記の第2モードが選択されていることを前提として説明を続ける。ここで、選択部36における選択結果は、CPU48、判定部59、および画像信号処理回路39に送られる。
この状態で、撮影者が所望の構図を得た時点でレリーズスイッチ14を軽く押して止める(以後、半押し状態という)と、この操作に応じて、AF検出回路50が画像のピント情報を検出し、さらにAE&AWB検出回路51が画像の輝度情報と白色バランス情報を検出する。これらの情報に基づいたCPU48の指示により、フォーカスレンズ用モータドライバ45がフォーカスレンズ112を駆動し、アイリス用モータドライバ44がアイリス32を駆動することによりフォーカシングと露光量調整が実施される。
この後、撮影者がレリーズスイッチ14を半押し状態から更に押し込む(以後、全押し状態という)と、撮影が実行される。
このレリーズスイッチ14が全押し状態になった時点で、選択部36から送られてきた選択結果(ここでの説明では第2モードを選択)に応じたCPU48の指示により、タイミングジェネレータ47が主CCD部分34aと副CCD部分34bとの双方を駆動する。そして、主CCD部分34aを構成する主画素および副CCD部分34bを構成する副画素での受光によって各CCD部分から出力されるアナログ画像信号が、A/D変換器35によってそれぞれデジタル画像信号に変換され、画像入力コントローラ38によってメモリ52に保存される。
また、選択部36から送られてきた選択結果(ここでの説明では第2モードを選択)に応じて、判定部59はメモリ52から副CCD部分34bでの受光によって得られた副デジタル画像信号が読み出され、さらに、その副デジタル画像信号に基づいて、今回の撮影シーンが主画素での受光では表現できず副画素での受光では表現される領域を含む広ダイナミックレンジのシーンであるか否かを判定する。ここで、判定部59が本発明にいう判定部の一例に相当する。この判定部59における判定処理の詳細については後述する。判定部59における判定結果は、画像信号処理回路39に送られる。
画像信号処理回路39は、判定部59から送られてきた判定結果が、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンであることを示すものであった場合、メモリ52から主デジタル画像信号および副デジタル画像信号の双方を読出し、また、判定部59から送られてきた判定結果が、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンではないことを示すものであった場合、メモリ52から主デジタル画像信号のみを読出す。
メモリ52から主デジタル画像信号のみを読み出した場合には、画像信号処理回路39はその主デジタル画像信号に所定の画像信号処理を施して、今回の撮影シーンの被写体画像を表わす画像データを完成させる。また、メモリ52から主デジタル画像信号と副デジタル画像信号との双方を読み出した場合には、画像信号処理回路39は、これら主デジタル画像信号と副デジタル画像信号とを合成して合成デジタル画像信号を生成し、その合成デジタル画像信号に所定の画像信号処理を施して、今回の撮影シーンの被写体画像を表わす画像データを完成させる。この画像信号処理回路39における画像信号処理の詳細については後述する。画像信号処理回路39によって完成された画像データは、一旦メモリ52に格納される。
以上説明したように、本実施形態では、今回の撮影シーンの被写体画像を表わす画像データを上記の主デジタル画像信号に基づいて生成するか、あるいは上記の合成デジタル画像信号に基づいて生成するかは、上記の選択部36および上記の判定部59における処理によって選択される。つまり、これら選択部36および判定部59が本発明にいう選択部の一例を構成している。また、上記の画像信号処理回路39が本発明にいう画像データ生成部の一例に相当する。
画像信号処理回路39における画像信号処理を経て生成された画像データは圧縮処理回路40によって圧縮され、圧縮画像データが生成される。
本実施形態のデジタルカメラ10において、情報付加部58は、上記の圧縮画像データが上記の合成デジタル画像信号に基づいて生成された場合に、その圧縮画像データに対する階調補正処理、色調補正処理、およびホワイトバランス補正処理をそれぞれ禁止する旨を示す階調補正処理禁止情報、色調補正処理禁止情報、およびホワイトバランス補正処理禁止情報をその圧縮画像データに付加する。これにより、例えば、これらの補正処理禁止情報に応じて内部における階調補正処理、色調補正処理、およびホワイトバランス補正処理をそれぞれ適宜禁止する機能を備えたプリンタに、このデジタルカメラ10で得られた、上記のような補正処理禁止情報付の圧縮画像データを受け渡すと、このプリンタでは、これらの補正処理禁止情報に応じてその圧縮画像データを伸長した画像データに対する階調補正処理、色調補正処理、およびホワイトバランス補正処理を禁止する。つまり、本実施形態のデジタルカメラ10によれば、広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす画像データを構成する豊富なデータを、上記のような機能を備えたプリンタに有効に活用させて写真をプリントさせることができる。
また、本実施形態では、情報付加部58は、上記の圧縮画像データが主デジタル画像信号のみに基づいて生成された場合には、その圧縮画像データを伸長した画像データに対する階調補正処理、色調補正処理、およびホワイトバランス補正処理をそれぞれ許可する旨を示す階調補正処理許可情報、色調補正処理許可情報、およびホワイトバランス補正処理許可情報をその圧縮画像データに付加する。上記のプリンタは、これらの補正処理許可情報付の圧縮画像データを受け取った場合には、これらの補正処理許可情報に応じて画像データに対する階調補正処理、色調補正処理、およびホワイトバランス補正処理を実施する。
また、本実施形態のデジタルカメラ10は、被写体画像の色温度を検出する色温度検出センサ55を備えており、撮影時の被写体画像の色温度を検出し、その色温度を示す色温度情報を生成して、圧縮画像データにこの色温度情報も適宜付加する。この色温度情報は、例えば、画像データに上記のような補正処理許可情報が付加されている場合、上記のプリンタにおいて色調補正等といった画像補正処理に利用される。
以上説明した補正処理禁止情報あるいは補正処理許可情報が付加された圧縮画像データは、メディアコントローラ53によって記録メディア54に記録される。
以上で、本実施形態のデジタルカメラ10の全体的な構成および動作の説明を終了し、以下では、上記の複合型CCD34の構成や、上記の画像信号処理回路39における信号処理の詳細等を各論的に説明する。
まず、複合型CCD34の構成について説明する。
図4は、図3に示す複合型CCDを示す模式図である。
図4には、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)それぞれに対応する、主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bと、副画素34b_1R,34b_1G,34b_1Bとからなる複合構造の画素34_1R,34_1G,34_1Bが、いわゆるハニカム状に配列されている様子が示されている。ここで、複合構造の画素34_1R,34_1G,34_1Bがこのようなハニカム状に配列されることにより、画素の高密度配列が実現されている。
本実施形態では、図3に示す主CCD部分34aは、RGBそれぞれに対応する上記の主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bで構成され、副CCD部分34bは、上記の副画素34b_1R,34b_1G,34b_1Bで構成されている。
主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bは高感度であり、さらに受光面の面積が副画素34b_1R,34b_1G,34b_1Bの受光面の面積のおよそ3倍となっている。一方、副画素34b_1R,34b_1G,34b_1Bは、主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bに比べて感度が低く、そのかわりに、主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bよりも広いダイナミックレンジを有している。その結果、主画素34a_1R,34a_1G,34a_1Bで構成される主CCD部分34aは高感度を有し、副画素34b_1R,34b_1G,34b_1Bで構成される副CCD部分34bは広ダイナミックレンジを有することとなる。
このような主CCD部分34aおよび副CCD部分34bそれぞれが被写体光を受光し、その被写体光を光電変換して得られたアナログ画像信号は、それぞれデジタル信号に変換された後、図3に示す画像信号処理回路39において、以下に説明する画像信号処理を施される。
図5は、図3に示す画像信号処理回路における画像信号処理を示す図である。
以下、図5を参照して、上記の画像信号処理について説明する。
図5では、図3および図4に示す主CCD部分34aで被写体光が受光されてから、図3に示すA/D変換部35から主デジタル画像信号が出力されるまでの一連の処理が、主取込処理(ステップS101)として示されている。また、図3および図4に示す副CCD部分34bについても、主取込処理(ステップS101)と同様の処理が副取込処理(ステップS102)として示されている。図3に示す画像信号処理回路39における画像信号処理は、主取込処理(ステップS101)で得られる主デジタル画像信号および、副取込処理(ステップS102)で得られる副デジタル画像信号に対して実施される。ここでの説明では、図3に示す選択部36において、被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素と副CCD部分34bを構成している副画素との両方で受光する第2モードが選択されていることを前提とし、上記の主取込処理(ステップS101)および副取込処理(ステップS102)がともに実行されることとする。
主デジタル画像信号および副デジタル画像信号には、それぞれ後述のYC処理に必要な前処理が施される(ステップS103,ステップS104)。この前処理(ステップS103,ステップS104)では、シェーディング補正等といった各種補正処理が施される。例えば、ここで実施されるシェーディング補正は次のような処理である。被写体光が、レンズ等からなる撮影光学系を通過すると、撮影光学系の中心軸近傍を通過する被写体光に比べて周辺部を通過する被写体光が暗くなってしまうという現象が生じる。このような現象により、例えば白一色等といった均一な被写体光を撮影光学系を介して複数のCCDで受光した時、被写体光が均一であったにも関わらず各CCD部分からの画像信号の間にばらつきが発生してしまう。シェーディング補正は、各画像信号に所定の補正係数を乗算することにより、画像信号間の上記のようなばらつきを補正する処理である。
それぞれ前処理を施された主デジタル画像信号および副デジタル画像信号に対して、図3に示す判定部59から送られた判定結果に応じて合成処理が施される(ステップS105)。即ち、上記の判定結果が、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンではないという判定結果であった場合には、合成処理は実行されず、主デジタル画像信号のみが次の処理に送られる。上記の判定結果が、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンであるという判定結果であった場合には、主デジタル画像信号および副デジタル画像信号の合成処理が実行され、その結果生成された合成デジタル画像信号が次の処理に送られる。
続いて、主デジタル画像信号あるいは上記の合成デジタル画像信号にYC処理が施され(ステップS106)、それぞれ被写体画像をRGB3色それぞれの濃度で表わす主デジタル画像信号あるいは上記の合成デジタル画像信号が、被写体画像を輝度(Y)と色(C)とで表わすYC画像信号に変換される。
さらに、このYC画像信号で表わされる画像に歪み(ディストーション)が認められる場合に、その歪みに対してディストーション補正が施される(ステップS107)。ここで、図5では、このディストーション補正(ステップS107)および後述のリサイズ処理(ステップS108)はともに必要に応じて実行されるという意味で、点線で囲われて示されている。
リサイズ処理(ステップS108)では、各画素毎にYおよびCの信号が対応付けられて表現されているYC画像信号から、必要に応じて適宜信号の間引きが行なわれ、YC画像信号の信号サイズの縮小が図られる。
さらに、リサイズ処理(ステップS108)を経たYC画像信号に、そのYC画像信号が表わす被写体画像中の、例えば人物像等の輪郭を鮮鋭化させる輪郭補正処理等といった後処理が施される(ステップS109)。
以上説明したステップS109までの処理を経たYC画像信号を、ここでは被写体画像を表わす画像データと呼ぶ。その画像データは、圧縮処理(ステップS110)が施された後図3に示す記録メディア54に格納される。
また、前述のスルー画像の、図3に示す液晶表示装置21への表示における、画像処理について以下に説明する。ここで、前述したように、デジタルカメラ10に電源が投入された後、撮影者がレリーズスイッチ14を押下するまでの間は、選択部36は、被写体光を主CCD部分34aを構成している主画素のみで受光する第1モードを選択する。従って、この場合、上記の合成処理(ステップS105)では、主デジタル画像信号が後段の処理に送られ、この主デジタル画像信号に対して、YC処理(ステップS106)以降の各処理が施されて画像データが生成される。そして、この画像データに、一般に狭小なサイズである液晶表示装置21用に、さらなるリサイズ処理(ステップS111)と、表示に適した輪郭補正処理等といった後処理が施される(ステップS112)。以上の処理を経た画像データが表わす画像が、スルー画像として液晶表示装置21に表示される(ステップS113)。
以上で、図5に示す画像信号処理についての説明を終了する。
次に、上記の主デジタル画像信号および上記の副デジタル画像信号が合成されて生成される合成デジタル画像信号に基づいて生成された画像データが表わす被写体画像のダイナミックレンジについて説明する。ここで、以下の説明では、このダイナミックレンジについて説明するに当り、説明を単純化するために、図5に示す合成処理(ステップS105)以降の各処理を受ける前の合成デジタル画像信号が直接表わしている被写体画像のダイナミックレンジを例示して説明する。
図6は、合成デジタル画像信号が表わす被写体画像のダイナミックレンジを示すグラフである。
図6に示すグラフでは、横軸には被写体光の光量に対応する値がとられ、縦軸には各光量を画像として表現したときの、その画像の階調に対応する値がとられている。ここで、横軸の値は、従来のCCDにおいて出力が飽和状態となる光量を100としたときの相対値であり、縦軸の値は、図5に示す前処理(ステップS103あるいはステップS104)を経たデジタル画像信号が表わす、各光量に対応した画像の階調を示す値である。また、図6に示すグラフには、合成デジタル画像信号に対応するラインL1だけでなく、比較のために、従来のCCDに光を入射したときに得られる従来のデジタル画像信号に対応するラインL2、主デジタル画像信号に対応するラインL3、および副デジタル画像信号に対応するラインL4も示されている。
前述のように、図6に示すグラフでは、横軸において、従来のデジタル画像信号に対応するラインL2が飽和する時の光量は100であり、この100という値が従来のデジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD2に相当する。また、主デジタル画像信号に対応するラインL3もラインL2とほぼ同じ光量に対して飽和していることから、この主デジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD3も、従来のデジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD2と同じ100に相当することがわかる。
また、副デジタル画像信号に対応するラインL4は、グラフ中の他のラインL1,L2、L3と比較して縦軸に対応するレベルが低い。これは、図3に示す副CCD部分34bの光量に対する感度が、主CCD部分34aに比べて低いことを意味する。一方、副デジタル画像信号に対応するラインL4は、光量が400に達するあたりで飽和状態となる。つまり、この図6の例では、副デジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD4は、従来のデジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD2や主デジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD3の4倍である。
次に、主デジタル画像信号と副デジタル画像信号を合成して得られる合成デジタル画像信号に対応するラインL1は、光量が100以降であっても飽和状態とならず、副デジタル画像信号に対応するラインL4を反映して上昇し、そのラインL4が飽和状態となる光量400に至って飽和状態となる。このように、合成デジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD1も、従来のデジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD2や主デジタル画像信号に対応するダイナミックレンジD3の4倍となる。
以上、図6を参照して説明したように、本実施形態では、図3に示す主CCD部分34aからの主デジタル画像信号と副デジタル画像信号とを合成して得られる合成デジタル画像信号によって、被写体画像を、従来のおよそ4倍のダイナミックレンジで表わすことができる。
次に、図3に示す選択部36における選択処理から、図3に示す情報付加部58における情報の付加処理に至る一連の処理について説明する。
図7は、図3に示す選択部における選択処理から、図3に示す情報付加部58における情報の付加処理に至る一連の処理を示すフローチャートである。
図7に示すフローチャートは、撮影者が図3に示すレリーズスイッチ14を押下されるとスタートされる。
先ず、図3に示すモードダイヤル22が、通常撮影モードにセットされているか、例えば、連射撮影モード等といった通常撮影モード以外の撮影モードにセットされているかが判定される(ステップS201)。
ここで、図3に示す本実施形態のデジタルカメラ10では、モードダイヤル22における通常撮影モード以外の撮影モードには、前述したように、連射撮影モード、ロングシャッタモード、および高感度撮影モードがある。これらの撮影モードにおいては、以下に説明するように、図3に示す主CCD部分34aを構成する主画素と、副CCD部分34bを構成する副画素との両方で被写体光を受光することにより生成される、主および副デジタル画像信号との双方に基づく画像データの生成は不適切である。
先ず、連射撮影モードでは、高速な画像データの生成が要求される。しかしながら、図5に示す画像信号処理における、主デジタル画像信号および副デジタル画像信号の合成処理(ステップS105)は処理に時間がかかるため、この合成処理(ステップS105)を経る画像データの生成は、連射撮影モードには不適切である。
次に、ロングシャッタモードでは、長時間に亘り、連続して、図3に示す複合型CCD34に被写体光が照射される。ここで、複合型CCD34を構成する副CCD部分34bは、図6のグラフを参照して説明したように、主CCDに比べて感度が低く、それだけノイズに対する耐久性が低い。上記のロングシャッタモードでは、副CCD部分34bに長時間被写体光が照射されることによりその副CCD部分34bおけるノイズが増大し、副CCD部分34bからのアナログ画像信号がノイズに埋もれてしまうおそれがある。このため、主CCD部分34aからの画像信号と副CCD部分34bからの画像信号との両方に基づく画像データの生成は、ロングシャッタモードには不適切である。
また、高感度撮影モードでは、そもそも被写体光の光量が低く、感度の低い副CCD部分34bでは被写体光を十分に捉えきれないおそれがある。このため、前述の2つの撮影モードと同様に、高感度撮影モードにも、主CCD部分34aからの画像信号と副CCD部分34bからの画像信号との両方に基づく画像データの生成は不適切である。
そこで、本実施形態では、図3に示す選択部36において、現在の撮影モードが通常撮影モードであるか否かを判定し、撮影モードが通常撮影モード以外の撮影モードにセットされていると判定された場合には、被写体光を主CCD部分34aのみで受光して主画像信号を生成する第1モードが選択される。図7のフローチャートにおけるステップS201の判定処理は、選択部36におけるこの判定処理にあたる。
このステップS201の判定処理において、モードダイヤル22が、通常撮影モードにセットされていると判定された場合(ステップS201におけるYes判定)には、今回の撮影において、副CCD部分34bを構成する副画素での被写体光の受光によって生成された副デジタル画像信号に対して、次のような分析が施される(ステップS202)。即ち、副デジタル画像信号を構成する、各副画素に対応する複数のデータのうち、レベルが所定の閾値を超えるデータの個数がカウントされる。本実施形態では、上記の閾値は、1つの副画素が図6の横軸における光量100の光を受光したとき、その副画素が出力する信号のレベルに相当する。次に、ステップS202の処理によって得られた、上記のデータの個数が、所定数を超えているか否かが判定される(ステップS203)。ここで、上記のデータの個数が所定数を超えているという状態が、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンであることを意味する。以上説明したステップS202およびステップS203の処理が、図3に示す判定部59において実行される。
ステップS203の判定処理において、上記のデータの個数が所定数を超えている、即ち今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンであると判定された場合(ステップS203の判定処理におけるYes判定)、副CCD部分34bを構成する副画素での被写体光の受光によって生成された副デジタル画像信号と、主CCD部分34aを構成する主画素での被写体光の受光によって生成された主デジタル画像信号との合成による合成デジタル信号の生成と、その合成デジタル信号に対する所定の画像処理が、図3に示す画像信号処理回路39で実行され、今回の撮影シーンの被写体画像を表わす画像データが完成される(ステップS204)。さらに、この場合には、その画像データに対する自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正をそれぞれ禁止する旨を示す補正処理禁止情報として、それぞれOFFにセットされた、自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが生成される(ステップS207)。
ステップS203の判定処理において、上記のデータの個数が所定数以下である、即ち今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンでないと判定された場合(ステップS203の判定処理におけるNo判定)、主CCD部分34aを構成する主画素での被写体光の受光によって生成された主デジタル画像信号に対する所定の画像処理が、図3に示す画像信号処理回路39で実行され、今回の撮影シーンの被写体画像を表わす画像データが完成される(ステップS205)。さらに、この場合には、その画像データに対する自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正をそれぞれ許可する旨を示す補正処理許可情報として、それぞれONにセットされた、自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが生成される(ステップS206)。
そして、ステップS204の処理によって完成された画像データは圧縮処理回路40で圧縮され、これにより生成された圧縮画像データに、ステップS207の処理によってそれぞれOFFにセットされた自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが付加され、一方、ステップS205の処理を経て生成された圧縮画像データには、ステップS207の処理によってそれぞれONにセットされた自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが付加される(ステップS208)。ここで、圧縮画像データへのこれらフラグの付加は、厳密には、その圧縮画像データが表わす被写体画像の属性を示す属性情報にこれらフラグを付加することにより実施される。
ステップS204の処理で生成される画像データは、前述したように広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わすものであり、例えば、写真店のプリンタ等において、画像形成時に、自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正等といった処理を施されると、明るい画像部分において階調がつぶれる等といった、その画像データに対応する広ダイナミックレンジが反映されないおそれがある。そこで、本実施形態では、このステップS207の処理において、それぞれOFFにセットされた、自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが生成される。そして、それらのフラグが、画像データとともに写真店のプリンタ等に受け渡されると、そのプリンタは、これらのフラグに従って、プリンタ内部における上記のような補正処理を禁止する。これにより、このプリンタに、広ダイナミックレンジで画像を表わす画像データを構成する豊富なデータを、有効に活用させて写真をプリントさせることができる。
また、ステップS205の処理に対応する画像データは、前述したように従来と同様、図6のグラフの横軸における100に相当するダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わすものであり、写真店のプリンタ等において、画像形成時に、自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正等といった処理を施されても一向に差し支えない。そこで、本実施形態では、このステップS206の処理において、それぞれONにセットされた、自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが生成される。そして、それらのフラグが、圧縮画像データとともに写真店のプリンタ等に受け渡されると、そのプリンタは、これらフラグに従って、プリンタ内部における上記のような補正処理を実施する。
以上説明したように、図3に示すデジタルカメラ10では、被写体画像を表わす画像データが圧縮された圧縮画像データに、前述の自動階調補正フラグ、自動色調補正フラグ、および自動ホワイトバランス補正フラグが付加される。ここで、画像データにこれらのフラグが付加された状態を、以下では画像ファイルと呼ぶ。
図8は、デジタルカメラで生成される画像ファイルを示す模式図である。
図8には、画像データが圧縮されてなる圧縮画像データ64に、自動階調補正フラグ61、自動色調補正フラグ62、および自動ホワイトバランス補正フラグ63が付加されてなる画像ファイル60が示されている。ここで、前述したように、圧縮画像データ64が、広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす豊富なデータからなるものである場合には、自動階調補正フラグ61、自動色調補正フラグ62、および自動ホワイトバランス補正フラグ63は、それぞれOFFにセットされ、その圧縮画像データ64に対する自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正が禁止される。また、圧縮画像データ64が、従来通りのダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わすものである場合には、自動階調補正フラグ61、自動色調補正フラグ62、および自動ホワイトバランス補正フラグ63は、それぞれONにセットされ、その圧縮画像データ64に対する自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正が許可される。
写真店等では、撮影者から図8に示す画像ファイル60が格納された、図3に示す記録メディア54を受け取ると、その記録メディア54を、例えば、プリンタ等に備えられている読取装置にセットする。プリンタは、その読取装置を介して圧縮画像データ64とともに上記の各フラグ61,62,63を読み取る。そして、各フラグ61,62,63のON/OFFに応じて、その圧縮画像データ64に対する自動階調補正、自動色調補正、および自動ホワイトバランス補正の実施/不実施を決定する。
これにより、撮影者は、図3に示す高性能のデジタルカメラ10の性能が十分に反映された、例えば、広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像がプリントされた高画質の写真を受け取ることができる。
尚、本発明にいう情報付加部が画像データに付加する付加情報として、図8に示す自動階調補正フラグ61、自動色調補正フラグ62、および自動ホワイトバランス補正フラグ63を例示して説明したが、上記の付加情報はこれに限るものではない。プリンタの中には、自動階調補正のみを実施するタイプのものや、自動色調補正および自動ホワイトバランスのみを実施するタイプのものがある。このようなプリンタでの写真作成が想定される場合には、上記の付加情報は、自動階調補正フラグのみ、あるいは自動色調補正フラグおよび自動ホワイトバランス補正フラグのみであってもよい。
また、本発明にいう情報付加部が画像データに付加する付加情報は、画像データが前述した合成デジタル画像信号に基づいて生成された画像データである旨を示す情報、即ち、今回の撮影シーンが広ダイナミックレンジのシーンである旨を示すシーン属性情報であってもよい。その場合に、写真のプリントを実施するプリンタは、例えば、そのシーン属性情報に応じて、上記の補正処理を禁止した写真のプリントを含む適切な処理を実行するというタイプのものとなる。
図9は、図7の各種フラグに替えて画像データが有するダイナミックレンジの広狭を示すシーン属性情報を画像データに付加する付加処理を示すフローチャートである。
ここで、図9では、ステップS306〜ステップS308の処理を除く処理は、図7に示すステップS201〜ステップS205の処理と同様の処理であり図7と同一の符号が付されて示されている。また、ここでは、図9におけるこれらS201〜ステップS205の処理内容についての重複説明は省略する。
図9に示すフローチャートでは、図3に示すデジタルカメラ10において広ダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす画像データが生成された場合(ステップS203におけるYes判定)には、図7に示すそれぞれOFFにセットされた各種フラグの生成処理(ステップS207)に替わって、広ダイナミックレンジを示すシーン属性情報の生成処理(ステップS307)が実行される。また、デジタルカメラ10において従来どおりのダイナミックレンジのシーンの被写体画像を表わす画像データが生成された場合(ステップS203におけるNo判定)には、それぞれONにセットされた各種フラグの生成処理(ステップS206)に替わって、従来どおりのダイナミックレンジを示すシーン属性情報の生成処理(ステップS308)が実行される。そして、ステップS306あるいはステップS307の処理で生成されたシーン属性情報が圧縮画像データに付加され画像ファイルが生成される(ステップS308)。
図10は、シーン属性情報と圧縮画像データからなる画像ファイルを示す模式図である。
図10に示す画像ファイル70は、図9に示すフローチャートに従って生成されるものであり、シーン属性情報71と圧縮画像データ72とで構成されている。このような画像ファイルを受け取ったプリンタは、その画像ファイル71に含まれるシーン属性情報71が、広ダイナミックレンジで画像を表わす画像データである旨を示すシーン属性情報である場合、そのシーン属性情報71に応じて、例えば、補正処理を禁止した写真のプリント等といった処理を含む、画像データを構成する豊富なデータを有効に活用する適切な処理を実行する。その結果、撮影者は、図3に示す高性能のデジタルカメラ10の性能が十分に反映された写真を受け取ることができる。
尚、本実施形態では、本発明の撮影装置としてデジタルカメラを例示して説明したが、本発明の撮影装置はこれに限るものではなく、例えば、近年普及しているカメラ機能付の携帯電話等であってもよい。
本発明の一実施形態のデジタルカメラを、レンズが取り付けられた前方から示す斜視図である。 本発明の一実施形態のデジタルカメラの背面を示す背面図である。 図1および図2に示すデジタルカメラを示す機能ブロック図である。 図3に示す複合型CCDを示す模式図である。 図3に示す画像信号処理回路における画像信号処理を示す図である。 合成デジタル画像信号が表わす被写体画像のダイナミックレンジを示すグラフである。 図3に示す選択部における選択処理と、情報付加部における情報の付加処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラで生成される画像ファイルを示す模式図である。 図7の各種フラグに替えて画像信号が有するダイナミックレンジの広狭を示すシーン属性情報を画像データに付加する付加処理を示すフローチャートである。 シーン属性情報と圧縮画像データからなる画像ファイルを示す模式図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
110 撮像レンズ
111 ズームレンズ
112 フォーカスレンズ
12 ファインダ窓
13 閃光発光器
14 レリーズスイッチ
15 電源スイッチ
17 閃光発光スイッチ
18 ファインダ
19 切替スイッチ
19a 撮影状態を表わすマーキング
19b 再生状態を表わすマーキング
20 ズームスイッチ
21 液晶表示装置
22 モードダイヤル
22a モード表示部
22b 連射撮影モードを表わす表示
22c 高感度撮影モードを表わす表示
22d ロングシャッタモードを表わす表示
22e 通常撮影モードを表わす表示
31 レンズバリア
32 アイリス
33 メカシャッタ
34,34−R,34−G,34−B 複合型CCD
34a,34a−R,34a−G,34a−B 主CCD
34b,34b−R,34b−G,34b−B 副CCD
35 A/D変換器
36 選択部
38 画像入力コントローラ
39 画像信号処理回路
40 圧縮処理回路
41 ビデオエンコーダ
42 レンズバリア検出部
43 ズームレンズ用モータドライバ
44 アイリス用モータドライバ
45 フォーカスレンズ用モータドライバ
46 メカシャッタ用モータドライバ
47 タイミングジェネレータ
48 CPU
49 タイマーユニット
50 AF検出回路
51 AE&AWB検出回路51
52 メモリ
53 メディアコントローラ
54 記録メディア
55 色温度検出センサ
56 バックライト
57 ビデオアウト表示端子
58 情報付加部
59 判定部
60,70 画像ファイル
61 自動階調補正フラグ
62 自動色調補正フラグ
63 自動ホワイトバランス補正フラグ
64,72 圧縮画像データ
71 シーン属性情報

Claims (3)

  1. 被写体からの被写体光を結像させる撮影光学系と、
    前記撮影光学系によって結像された被写体光のうちの所定の第1部分を受けて主画像信号を生成する主撮像部と、
    前記被写体光のうち、前記第1部分を除く第2部分を受けて副画像信号を生成する、前記主撮像部が有するダイナミックレンジよりも広いダイナミックレンジを有する副撮像部と、
    前記主画像信号と前記副画像信号とを合成して合成信号を生成する画像信号合成部と、
    前記主画像信号と、前記合成信号とのうちいずれか一方を選択する選択部と、
    前記選択部によって前記主画像信号が選択された場合には、該主画像信号に基づいて被写体の画像を表わす画像データを生成し、前記選択部によって前記合成信号が選択された場合、前記合成信号に基づいて被写体の画像を表わす画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記選択部によって前記合成信号が選択された場合に所定の付加情報を前記画像データに付加する情報付加部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記情報付加部によって前記画像データに付加される付加情報が、該画像データに対する所定の画像補正処理を禁止する旨を示す補正処理禁止情報であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記情報付加部によって前記画像データに付加される付加情報が、該画像データが前記合成信号に基づいて生成された画像データである旨を示す属性情報であることを特徴とする撮影装置。
JP2003380185A 2003-11-10 2003-11-10 撮影装置 Pending JP2005143032A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380185A JP2005143032A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 撮影装置
US10/983,642 US7379620B2 (en) 2003-11-10 2004-11-09 Image taking apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380185A JP2005143032A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005143032A true JP2005143032A (ja) 2005-06-02

Family

ID=34544547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380185A Pending JP2005143032A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 撮影装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7379620B2 (ja)
JP (1) JP2005143032A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055471A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Konica Minolta Opto Inc 画像処理装置、画像処理方法、及び撮像装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8497927B2 (en) * 2004-07-01 2013-07-30 Broadcom Corporation Method for using wide dynamic range sensor in low light conditions
US7688374B2 (en) * 2004-12-20 2010-03-30 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Single axis CCD time gated ladar sensor
JP3992286B2 (ja) * 2005-01-28 2007-10-17 キヤノン株式会社 カメラシステムおよび交換レンズ
JP4529779B2 (ja) * 2005-04-20 2010-08-25 株式会社日立製作所 監視システム
KR100689480B1 (ko) * 2005-05-09 2007-03-02 삼성전자주식회사 휴대단말기의 영상크기 변환방법
JP2007020125A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Canon Inc 撮像装置
JP4725453B2 (ja) * 2006-08-04 2011-07-13 株式会社ニコン デジタルカメラ及び画像処理プログラム
JP4423678B2 (ja) * 2006-09-06 2010-03-03 カシオ計算機株式会社 撮像装置、撮影方法及びプログラム
JP4936526B2 (ja) * 2007-01-22 2012-05-23 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
AR091515A1 (es) * 2012-06-29 2015-02-11 Sony Corp Dispositivo y metodo para el procesamiento de imagenes
US9538092B2 (en) * 2014-01-17 2017-01-03 Texas Instruments Incorporated Methods and apparatus to generate wide dynamic range images
CN106027979A (zh) * 2016-06-21 2016-10-12 深圳市智美达科技股份有限公司 摄像监控图像显示系统
US9892487B1 (en) * 2016-11-28 2018-02-13 Sony Corporation Method and apparatus for combining pixel values in array including linear pixels and logarithmic pixels

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4199785A (en) * 1979-01-05 1980-04-22 Honeywell Inc. Electronic zoom system
US6226035B1 (en) * 1998-03-04 2001-05-01 Cyclo Vision Technologies, Inc. Adjustable imaging system with wide angle capability
JP4245699B2 (ja) * 1998-09-16 2009-03-25 オリンパス株式会社 撮像装置
JP4018820B2 (ja) * 1998-10-12 2007-12-05 富士フイルム株式会社 固体撮像装置および信号読出し方法
US20020005902A1 (en) * 2000-06-02 2002-01-17 Yuen Henry C. Automatic video recording system using wide-and narrow-field cameras
SE519734C2 (sv) * 2000-07-07 2003-04-01 Axis Ab Bildförändringsanordning för en bildalstrande apparat samt metod och digitalkamera till densamma
JP2002156711A (ja) 2000-11-16 2002-05-31 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置及び電子カメラ
US7304668B2 (en) * 2001-04-11 2007-12-04 Fujifilm Corporation Printer system and image processing system having image correcting function
US20070019103A1 (en) * 2005-07-25 2007-01-25 Vkb Inc. Optical apparatus for virtual interface projection and sensing
JP2007221386A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Eastman Kodak Co 撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055471A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Konica Minolta Opto Inc 画像処理装置、画像処理方法、及び撮像装置
US8068149B2 (en) 2007-08-28 2011-11-29 Konica Minolta Opto, Inc. Image processing device, image processing method, and image pickup apparatus
US8792017B2 (en) 2007-08-28 2014-07-29 Konica Minolta Opto, Inc. Image processing device, image processing method, and image pickup apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US7379620B2 (en) 2008-05-27
US20050099509A1 (en) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4567593B2 (ja) 撮像装置および撮影方法
JP4730553B2 (ja) 撮影装置及び露出制御方法
CN101662586A (zh) 可显示实时预览图像的摄像装置
US8520095B2 (en) Imaging apparatus and imaging method
US7379620B2 (en) Image taking apparatus
JP7157714B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP2022183218A (ja) 画像処理装置およびその制御方法
US7315327B2 (en) Imaging element, imaging device, and method of deterring misappropriation of imaging element
US8154620B2 (en) Imaging apparatus and imaging method
JP2007251694A (ja) カメラ、カメラの画素加算エリア決定方法、プログラムおよび記録媒体
JP2005323162A (ja) 撮像装置及び画像記録方法
JP2006148550A (ja) 画像処理装置及び撮像装置
JP2003189171A (ja) 画像処理装置及び方法及び制御プログラム及び記録媒体
JP2002209125A (ja) デジタルカメラ
JP2004128537A (ja) 固体撮像装置の信号読出し方法
US8041206B2 (en) Imaging apparatus and method for controlling flash emission
JP4335648B2 (ja) デジタルカメラ及びデジタルカメラの撮像方法
JP6300514B2 (ja) 撮像装置、および撮像装置の制御方法
JP2000134525A (ja) デジタルカメラ
JP3918985B2 (ja) デジタルカメラ
JP2001281533A (ja) デジタルカメラ
JP4539901B2 (ja) 面順次発光ストロボ付きデジタルカメラ
JP2010136239A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法並びにプログラム
JP2004135184A (ja) デジタルカメラ
JP2004129117A (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060518

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090414