JP2005141413A - 情報処理装置及びその情報処理方法、並びにデータ通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents

情報処理装置及びその情報処理方法、並びにデータ通信システム及びデータ通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 クライアントのコンテンツを利用するモジュールが更新され新規機能が追加された場合に、更新により追加された新規機能によるコンテンツの利用が可能となる情報処理装置及び方法、並びにデータ通信システム及びその方法を提供する。
【解決手段】 クライアントはライセンス情報R1を取得し、それに記された条件情報の範囲内にてコンテンツを利用するクライアントモジュールM1を有する。このクライアントモジュールM1がバージョンアップされて新規機能が追加された場合、バージョンアップにより追加された新規機能の利用許可が記された更新用ライセンス情報R2を取得する。新クライアントモジュールM2は、元々所有している旧バージョンのライセンス情報R1と、更新用ライセンス情報R2とに記された範囲内にてコンテンツを利用することができ、新クライアントモジュールM2に対応する新権利情報R3を取得し直す必要がなくなる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、著作権者から付与されるコンテンツをライセンス情報に記された条件情報の範囲内で利用可能な情報処理装置及び方法、並びにこの情報処理装置とライセンスを発行するサーバとを有するデータ通信システム及び方法に関する。
インターネット等のネットワークを経由して、音楽・映像等のディジタルコンテンツを購入するサービスが普及している。例えば、インターネットを利用した音楽配信サービス(Electronic Music Distribution:EMD)を利用すれば、ディジタル音楽コンテンツをダウンロードしてクライアント端末であるパーソナルコンピュータに保存し、パーソナルコンピュータ上で聞くことができる。
このとき、パーソナルコンピュータ側では、所定の著作権保護技術を採用した音楽記録再生アプリケーションをOSの基に起動し、暗号化したディジタルコンテンツを含むコンテンツファイルとそれに対応する条件情報を記述した権利情報ファイルをHDD(Hard Disc Drive)等に格納してセキュアなサービスを実現していた。
下記特許文献1には、所定の著作権保護技術を採用した音楽記録再生アプリケーションを起動することによってコンテンツの流通を妨げることなく、不正に利用されることを確実に防止することを目的とした情報処理装置等が開示されている。
このように、従来、DRM(Digital Right Management:ディジタル権利管理)における音楽・映像などのディジタルコンテンツをインターネットなどのネットワーク経由にて購入するサービスでは、例えば暗号化したディジタルコンテンツを含むコンテンツファイルと、それに対応する条件情報を記述した権利情報ファイルとを分けることでセキュアなEMDサービスを実現していた。ここで、あるディジタルコンテンツに対応する権利情報ファイルの仕様は、その時点において、コンテンツを利用するためのクライアントモジュールにて提供が可能な機能に基づき、策定されるものである。
特開平14−359616号公報
しかしながら、クライアントモジュールが更新されると、過去において提供が不可能であった新規な機能を提供することが可能になり、過去に配布した権利情報ファイルではユーザはクライアントのモジュールに伴う新機能を享受することができなかった。
すなわち、過去に配布されたライセンスは、新機能をサポートするような条件情報が当然設定されておらず、モジュールの更新によって、ユーザは、新たなライセンスを購入するなどの必要があった。そこで、クライアントのモジュールの更新と共に、ユーザが所持している権利情報ファイルも更新することができれば、コンテンツを提供するコンテンツ提供側にとっても、コンテンツを利用するコンテンツ利用者であるユーザにとっても便利となる。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、クライアントのコンテンツを利用するモジュールが更新され新規機能が追加された場合に、更新により追加された新規機能によるコンテンツの利用が可能となる情報処理装置及び方法、並びにデータ通信システム及びその方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、ライセンス情報に記された条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な情報処理装置において、上記ライセンス情報を取得し、該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段を有し、上記ライセンス情報には、上記実行手段がコンテンツを利用するために有する1以上の利用機能に関する条件情報が記され、上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記実行手段は、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用することを特徴とする。
本発明においては、新しい利用機能を追加する更新を行った場合、当該利用機能に関する条件情報が記されてない、更新前に取得したライセンス情報しか所有しなくても、更新用ライセンス情報を取得し、更新用ライセンス情報及び元々のライセンス情報に記された条件情報の範囲内にてコンテンツの利用を可能とするため、追加利用機能によるコンテンツ利用を可能とする。
また、上記実行手段は、自身が利用可能な1以上の利用機能に応じてバージョンが設定されたものであって、上記ライセンス情報は、実行手段のバージョンを示すバージョン情報と、当該バージョンの実行手段が利用可能な利用機能に関する条件情報を有することができ、ライセンス情報を実行機能のバージョンに対応させることで、例えば実行手段をバージョンアップした場合など、取得しているライセンス情報のバージョン情報が実行手段のバージョンに対応しなくなった場合には、実行手段に合わせたライセンス情報となるよう、追加された利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンスを取得するようにすることができる。
更に、上記更新用ライセンス情報は、バージョンアップに伴い追加される上記追加利用機能に関する追加条件情報と、該追加条件情報を必要とする実行手段のバージョンを示す対象バージョン情報を有することができ、実行手段は、取得しているライセンス情報のバージョン情報とこの対象バージョンとが一致するものを更新用ライセンス情報として認識することができる。
更にまた、実行手段の更新前に取得したライセンス情報に記される条件情報は、利用機能の利用を許可する利用許可条件と、許可された利用機能を利用する際の利用条件とを有し、上記更新用ライセンス情報は、上記追加利用機能に関する上記利用許可条件を定めるものとすることができ、更新用ライセンス情報は、新規に追加された利用機能を許可する条件情報とし、元々所有していたライセンス情報にきされた利用機能の利用条件を、新規利用機能に対しても行使可能とすることができる。
また、上記実行手段は、上記更新手段により上記更新用ライセンス情報を取得することができ、更新手段により実行手段を更新すると共に、更新により追加された追加利用機能の利用条件を規定した更新用ライセンスを取得することができる。
更に、ネットワークを介して情報を取得する通信手段を有し、上記通信手段を介して取得された上記更新手段により上記実行手段が更新されることができ、例えばインターネットなどを介して更新手段をダウンロードするようにしてもよい。
本発明に係る情報処理方法は、ライセンス情報に記された条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な情報処理装置の情報処理方法において、コンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記された上記ライセンス情報を取得するライセンス取得工程と、上記取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段により上記コンテンツを利用する実行工程とを有し、上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記実行工程では、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用することを特徴とする。
本発明に係るデータ通信システムは、通信端末と、該通信端末にネットワークを介して接続されたサーバとの間にてデータ通信を行うデータ通信システムにおいて、上記サーバは、上記通信端末に対して、コンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記されたライセンス情報を発行するライセンス情報発行手段を有し、上記通信端末は、上記ライセンス情報を取得し、該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段を有し、上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記ライセンス情報発行手段は、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を発行し、上記実行手段は、上記更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用することを特徴とする。
本発明においては、通信端末が有するコンテンツ利用のための実行手段が、ライセンスを取得し、そのライセンス情報に記された範囲内にて実行手段によりコンテンツを利用する際、実行手段を更新して新規機能を追加した場合、更新前に取得したライセンス情報には、更新により追加された利用機能に関する条件情報が含まれないもとなるが、通信端末は、この追加された利用機能に関する更新用ライセンス情報を取得し、更新による差分の利用機能に関するライセンス情報を取得することで、更新前に取得していたライセンス情報に記されていない利用機能を利用してコンテンツを利用することが可能となり、サーバは、実行手段が更新される毎に通信端末が取得していたライセンス情報を追加利用機能が利用可能なように書き換える必要がなく、実行手段更新に際しての処理が軽減される。
本発明に係るデータ通信方法は、ライセンスに定められた条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な通信端末と、ライセンスに定められた条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な通信端末と、該通信端末にネットワークを介して接続され、該通信端末に対してコンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記されたライセンス情報を発行するサーバとの間にてデータ通信を行うデータ通信方法において、上記サーバが上記通信端末に対して上記ライセンス情報を発行するライセンス情報発行工程と、上記通信端末が上記ライセンス情報を取得する工程と、上記取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する上記通信端末の実行手段により上記コンテンツを利用する実行工程とを有し、上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記ライセンス情報発行工程では、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を発行し、上記実行工程では、上記更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置及び方法、並びにデータ通信システム及び方法よれば、情報通信装置におけるコンテンツを利用するための実行手段が更新され、予め取得しているライセンス情報にその条件情報が定められていない利用機能が追加された場合に、この新規の利用機能に関する条件情報を定めた更新用ライセンス情報を取得することで、コンテンツを利用する側の情報処理装置は、取得しているライセンス情報に記されていない新規な利用機能によるコンテンツの利用が可能となり、ライセンス情報を提供する側のサーバは、実行手段の更新毎に、クライアントに対して発行済みのライセンス情報を新規機能が利用可能なように書き換え、発行し直す必要がなくなり実行手段更新に際してのサーバの処理が軽減される。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、コンテンツを利用するための条件情報が記された権利情報(ライセンス情報)を取得し、コンテンツを利用する通信端末(以下、クライアントという。)と、ライセンスを発行するサーバとからなるコンテンツ提供システムに適用したものである。
通常、コンテンツを利用する情報処理装置であるクライアント側では、所定の著作権保護技術を採用した実行手段としての例えば音楽記録再生アプリケーションをOSの基に起動し、暗号化したディジタルコンテンツを含むコンテンツファイルとそれに対応する条件情報を記述した権利情報ファイルをHDD(Hard Disc Drive)等に格納し、音楽記録再生アプリケーションによりコンテンツを利用可能とする。
ところで、この音楽記録再生アプリケーションなどのコンテンツ実行手段は、所定のタイミングで改良がなされ、新規機能が追加されるなどしてバージョンアップがなされる。一方、ライセンス情報を発行するコンテンツ提供者などのサーバ側においては、実行手段の利用可能な機能に合わせたライセンス情報を発行するため、実行手段のバージョンアップがなされ利用機能が追加された場合には、追加された利用機能が利用可能なように、すなわち実行手段のバージョンアップに合わせたライセンス情報を発行する。この利用可能な機能としては、例えばコンテンツをクライアントから他の機器(チェックアウト対象機器)にチェックアウトする機能であったり、コンテンツを各種の記録媒体に記録したりというような機能である。例えば、記録可能な記録媒体が新規に発売されたり、チェックアウト可能な新規な他の機器が発売されたりした場合、これらの機能を利用可能とするため、実行手段のバージョンアップがなされる。一方、実行手段のバージョンアップ前に発行されたライセンス情報には、そのような利用機能に関する条件情報が定められておらず、ライセンス発行側では、これらの新規機能に関する条件情報を記したライセンス情報を発行する必要がある。すなわち、クライアントは、新規機能に関する条件情報を記したライセンス情報を持たなければ、更新により実行手段の新規機能を追加したとしてもこれを使用することができないためである。
ライセンス情報を発行するサーバは、ライセンス情報として、チェックアウト回数や記録媒体へのコピー回数などは、その回数に応じて課金する場合があったとしても、例えば、チェックアウト対象機器の種類や、コピーを許可する記録媒体など種類は、利用可能な全てに対して許可することを、コンテンツを購入するクライアントに対しての無償のサービスとして付与したい場合がある。また、更新前に所有していたチェックアウト5回というチェックアウト利用機能を、更新後に新たにチェックアウト対象機器に追加された新規のチェックアウト対象機器Yに対して権利行使したいような場合、更新前には、チェックアウト対象機器としてXしか設定されていなければ、このチェックアウト5回という利用条件を、機器Yに対して使用できないことになる。
このような場合において、実行手段をバージョンアップしたクライアントが所持しているライセンス情報を全てサーバ側で更新することは実行手段の更新に伴うサーバ側の負担が極めて大きく現実的でない。すなわち、実行手段は通常コンテンツを利用する全てのクライアントが有するものであり、またライセンス情報は、クライアントがコンテンツ毎に複数所有している場合が多く、したがって更新するライセンス情報が膨大になってしまう。また、クライアントにとっても、例えば複数のライセンス情報を所有している場合には、実行手段の更新毎にライセンス情報をサーバに送り返して更新してもらうなどすることは面倒である。
そこで、本実施の形態においては、このような実行手段の更新に際して必要となるライセンス情報の更新をすることなく、元々所持していたライセンス情報を利用しつつ、実行手段のバージョンアップに伴い追加される新規機能の利用を、実行手段のバージョンに合わせた新たなライセンス情報を購入するのと同等に利用できるようなコンテンツ提供サービスを提案するものである。
以下の説明においては、ライセンス情報において、例えば機器Aに対するチェックアウト機能、機器Bに対するチェックアウト機能などをコンテンツを利用するための利用機能といい、特定の一の機器にチェックアウトできる機能を一の利用機能とし、機器Aに対してのチェックアウト(利用機能)を許可する条件を利用許可条件という。また、チェックアウト利用許可条件の下、チェックアウトの回数を指定する条件が設定されるが、これを利用許可条件と区別するため、利用機能の利用条件という。ここで、利用機能とは、特定の機器にチェックアウトする機能の他、例えば、特定の記録媒体に記録する機能(この場合も、記録媒体の種類に応じて、異なる利用機能とする。)などであり、この場合記録媒体への記録機能を許可する利用許可条件に対して、記録回数を指定する利用条件が設定される。
図1は、本発明を適用したコンテンツ提供システム1の構成を示している。コンテンツ提供システム1は、映像及び/又は音声データよりなるデータ(コンテンツ)を扱う。サーバ11は、インターネットのようなネットワーク2を介してクライアント12に接続している。ここでは、クライアント12を一台のみ図示しているが、インターネット2には、任意の台数のクライアント12が接続される。
このコンテンツ提供システム1においては、クライアント12がサーバ11から、コンテンツをダウンロードしたり、そのコンテンツに対応するライセンス情報が格納された権利情報ファイルを取得したりする処理を行うことで、コンテンツを利用可能となる。
そして、クライアント12は、ライセンス情報に記された条件情報の範囲内でコンテンツを使用可能な情報処理装置であり、コンテンツ及びその条件情報を定めたライセンス情報を格納した権利情報ファイルを取得する通信部と、コンテンツを利用するための各種の利用機能により上記コンテンツを利用する実行手段としてのクライアントモジュールを有している。
このクライアント12は、事前にサーバ11に登録して、自身を識別する識別IDや、クライアントの秘密鍵・公開鍵のペア、ライセンスサーバの公開鍵、及び各公開鍵の証明書を含むサービスデータを取得しておき、これらのサービスデータを利用することで、コンテンツをダウンロードし、安全にライセンス情報を取得し、コンテンツを利用することが可能となる。なお、コンテンツ、ライセンス、クライアントモジュールは同時に取得しても、別々に取得してもよい。
ここで、本実施の形態におけるクライアントモジュールは、コンテンツとしての音楽データを視聴したり、映画などの映像を視聴したりするアプリケーションソフトであり、コンテンツを利用するために利用可能な利用機能に応じたバージョンを有する。コンテンツを利用するための利用機能とは、例えば、ポータブルデバイス(PD)などへチェックアウトする機能や、コンテンツを他の記録媒体に記録する機能などである。
また、コンテンツを利用するために取得するライセンス情報は、クライアントモジュールの各種利用機能に関する条件情報が定められたものであり、そのライセンス情報を格納した権利情報ファイルは、記述可能なライセンス情報の仕様に従ったバージョン情報を含む。
このように、本実施の形態のクライアントモジュールには、クライアントモジュールが利用可能な利用機能に応じたバージョンが設定され、ライセンス情報には、どのバージョンのクライアントモジュールの利用機能に関する条件情報を定めたものかを識別させるためのバージョン情報が記される。
ここで、本実施の形態におけるクライアント12のモジュールは、権利情報ファイルに記された内容に従った処理を提供するものであるが、クライアントモジュールが将来において新規利用機能が追加された場合、すなわち、クライアントモジュールのバージョンが更新され改良されることによって、クライアントモジュールが利用可能な新たな利用機能(新規機能)が追加された場合、権利情報ファイルにも新規機能が追加され、そのバージョン情報が更新されることになる。この際に、新規機能に対応したクライアントモジュールが、過去に取得した前バージョン情報が記されたライセンス情報しか所有しないような場合、すなわち、更新により追加された新規機能に関する利用許可条件を定めていない権利情報ファイルしか所有しないような場合に対しても、新規機能の提供を可能とするものである。このため、クライアントは、新規機能によるコンテンツの利用が許可された利用許可条件を記したライセンス情報を更新用ライセンス情報として取得する。
ライセンス情報には、クライアントモジュールのバージョンに対応するバージョン情報と、当該バージョンのクライアントモジュールが利用可能な利用機能の利用許可条件及びその利用条件が記されている。この利用許可条件として、例えばダウンロードしたコンテンツを、クライアントからポータブル機器(PD)などの他の機器に転送するチェックアウトを許可する利用許可条件、ライセンス情報を他の端末に移転する機能を許可する利用許可条件、所定の記録媒体に記録する機能を許可する利用許可条件などが記されているが、例えばバージョン1のクライアントモジュールがHDプレーヤにコンテンツのチェックアウトができる利用機能を有し、バージョン2のクライアントモジュールには、更にPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)に対してもコンテンツのチェックアウトができる利用機能が追加され、バージョン3のクライアントモジュールに、更にカーステレオへチェックアウトができる利用機能が追加された場合、この追加されたPDAや、カーステレオへのチェックアウトがバージョンアップにて追加された新規機能となり、これらのバージョンに対応するバージョン情報を有するライセンス情報は、それぞれ新規機能に対する利用許可条件を有するものとなる。
なお、本実施の形態においては、クライアントモジュールは、ソフトウェアを書き換えることによって新規機能を追加する更新について説明するが、新規機能として追加されるのは、ソフトウェアのみならず、例えばPDへのチェックアウト許可に加えて、クライアント12にCD−R(Compact Disc-Recordable)やCD−RW(Compact Disc-Rewritable)等の記録装置などのハードウェアを追加し、CD−R又はCD−RWへの記録する新機機能を追加するようなものであってもよい。
このようなクライアントモジュールの新規機能の追加は、例えば既存のクライアントモジュールを新クライアントモジュールに更新する更新手段としての更新用モジュール(例えば書換え機能を有する新クライアントモジュール)により行うことができ、例えばコンテンツ提供者がインターネットなどのネットワークを介して配布したり、又は適当な記録メディアに記録して販売(配布)又は提供することができる。ソフトウェアのみのモジュール更新の場合は、この機能更新用モジュールにより、クライアント12の既存のモジュールを更新すればよく、また、ハードウェアの拡張に伴う新規機能である場合には、ハードウェア及びソフトウェアの更新を行えばよい。
ここで、クライアント12のモジュールが新規機能を追加した新バージョンに更新し、更新済の新クライアントモジュールにバージョンアップした場合、この更新前に取得してあった既存のライセンス情報には新規機能に関する利用許可条件及びその利用条件を定めた権利情報が含まれない。したがって、クライアントモジュールをバージョンアップしたユーザは、新たに追加された新規機能を利用できない。そこで、本実施の形態においては、上述したように、権利情報ファイルにバージョン情報を記し、クライアントモジュールのバージョンと対応させ、例えば更新用モジュールに、バージョンアップに際して追加された新規機能に関する利用許可条件と、この新規機能の利用許可条件を必要とするバージョンアップ前のバージョン情報を対象バージョン情報として有する更新用権利ファイルを更新手段としての新バージョンのクライアントモジュール内に格納しておく。これにより、クライアント12は、モジュールを新バージョンに更新したときに同時に更新用ライセンス情報を取得し、この更新用ライセンス情報に記された新規機能の利用許可条件の範囲内でコンテンツを使用することができ、クライアントモジュールを更新する毎に新たなバージョンの権利情報ファイルを取得し直すことなく、新規機能によるコンテンツの利用が可能となる。この更新用ライセンス情報は、更新用モジュールに格納しておく他、ユーザがコンテンツやライセンス情報を提供するサーバ11からインターネットを介してダウンロードするなどしてもよい。
ここで、例えばチェックアウト利用機能に関する利用機能、即ちチェックアウト対象機器が増加するバージョンアップがなされた場合、チェックアウト利用機能の利用条件であるチェックアウト回数を、新規に利用許可となった新規利用機能に対しても権利行使できるようにするものである。すなわち。例えばチェックアウト回数=1のライセンス情報を有するクライアントは、新規のチェックアウト対象機器に対してもこのチェックアウト回数=1の権利を行使しチェックアウトを可能とする。
また、図1に示すサーバ11は、クライアント12からの要求に応じて、コンテンツ及びライセンスなどをクライアント12に送信する。また、必要に応じて、又はクライアントモジュールの更新版を提供可能になった時点などに、クライアントモジュールを更新するための更新用モジュールや更新したモジュールに対応した更新用ライセンス情報などを送信する。更にサーバ11は、クライアント12に対してライセンスを付与したり、コンテンツを提供したりする他、ライセンスに対する課金処理を行うこともある。
ここで、クライアントモジュールを更新する毎に、更新に伴い追加される新規機能に関する条件情報を記した新たなライセンス情報を発行し直したり、旧バージョンに対応している権利情報ファイルの更新を行うとサーバ11における負荷が大きくなってしまう。すなわち、例えば権利情報ファイルの更新をサーバ11側で行うと、更新対象がクライアントモジュールを使用しているユーザ全てになってしまって現実的ではない。これに対して本実施の形態においては、更新用ライセンス情報を配布するか、更新用モジュールに格納して配布するので、クライアントモジュールの更新に際してのサーバ11における処理が軽減される。
ここで、コンテンツ提供システム1は、詳細には図2に示すように記述することもできる。つまり、インターネット2には、クライアント12−1,12−2(以下、これらのクライアントを個々に区別する必要がない場合、単にクライアント12と称する。)が接続されている。もちろん、インターネット2には、前述したように任意の台数のクライアントが接続される。また、インターネット2には、クライアント12に対してコンテンツを提供するコンテンツサーバ11−A、コンテンツサーバ11−Aが提供するコンテンツを利用するのに必要なライセンスをクライアント12に対して付与するライセンスサーバ11−B、およびクライアント12がライセンスを受け取った場合に、そのクライアント12に対して課金処理を行う課金サーバ11−Cが接続されている。
図3はクライアント12の構成を表している。図3において、CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム、または記憶部28からRAM(Random Access Memory)23にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。タイマー20は、計時動作を行い、時刻情報をCPU21に供給する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
暗号化復号部24は、コンテンツデータを暗号化するとともに、既に暗号化されているコンテンツデータを復号する処理を行う。コーデック部25は、例えば、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)3方式などでコンテンツデータをエンコードし、入出力インタフェース32を介してドライブ30に接続されている半導体メモリ44に供給し、記録させる。あるいはまた、コーデック部25は、ドライブ30を介して半導体メモリ44より読み出した、エンコードされているデータをデコードする。半導体メモリ44は、いわゆるメモリーカードとして用いられているものである。
CPU21、ROM22、RAM23、暗号化復号部24、およびコーデック部25は、バス31を介して相互に接続されている。このバス31にはまた、入出力インタフェース32も接続されている。
入出力インタフェース32には、キーボード、マウスなどよりなる入力部26、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部27、ハードディスクなどより構成される記憶部28、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部29が接続されている。
通信部29は、インターネット2を介しての通信処理を行う。CPU21から提供されたデータを送信する。また通信部29は通信相手から受信したデータをCPU21、RAM23、記憶部28に出力する。記憶部28はCPU21との間でやり取りし、情報の保存・消去を行う。通信部29はまた、他のクライアントとの間で、アナログ信号またはディジタル信号の通信処理を行う。
入出力インタフェース32にはまた、必要に応じてドライブ30が接続され、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、或いは半導体メモリ44などが適宜装着され、それらから読み出されたクライアントモジュールなどのコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部28にインストールされる。
なお、図示は省略するが、コンテンツサーバ11−A、ライセンスサーバ11−B、課金サーバ11−Cも、図3に示したクライアント12と基本的に同様の構成を有するコンピュータにより構成される。そこで、以下の説明においては、図3の構成は、サーバ11の構成としても引用される。
クライアント12がコンテンツサーバ11−Aからダウンロードするなどするコンテンツは、図4に示すように、コンテンツ本体と鍵から構成され、コンテンツ本体は何重にも鍵が掛けられている。クライアント12側では、受け取ったコンテンツとライセンス情報を基に、コンテンツ本体を復号し再生する。
本実施の形態にあって、クライアント12は、ライセンス情報に記された条件情報の範囲内でコンテンツを使用可能な情報処理装置であり、既存ライセンス情報を記憶部28に記憶している。また、クライアントモジュールを更新する更新用モジュールや、新たなコンテンツ及びそれに対応する権利情報ファイルなどを通信部29にて受信する。クライアント12は、クライアントモジュールが更新され新規コンテンツ利用機能が追加された場合、更新用ライセンス情報を取得し、既存ライセンス情報と更新用ライセンス情報に記された条件情報の範囲内でコンテンツを使用することが可能となる。
このため、クライアント12は、CPU21の制御の基に図5に示すような機能ブロックとして機能する。クライアントの通信機能120は、サーバ11からのメッセージを受け取り、そのメッセージを管理機能121に渡す。また、通信機能120は、管理機能121より受け取ったメッセージをサーバ11に送信する。暗号機能123は、サーバ11と共有しているクライアントの秘密鍵を用いてメッセージの暗号化・復号化を行う。このクライアントの秘密鍵は、通信中に双方が生成共有する、通信中における秘密鍵である。管理機能122は一部、暗号機能123を用いてメッセージを生成・解析する。記憶装置124は、上記記憶部28に相当し、既存ライセンス情報を記憶している。また、サーバ11により更新された更新済ラインセンス情報も記憶する。
サーバ11は、CPU21の制御の基に図6に示すような機能ブロックに従って機能する。通信機能110は、クライアント12からのメッセージを受け取り、そのメッセージを管理機能111に渡す。また、通信機能110は、管理機能111より受け取ったメッセージをクライアント12に送信する。暗号機能113は、クライアントと共有している上記クライアントの秘密鍵又はサーバ11のみが所有する秘密鍵を用いてメッセージの暗号化・復号化を行う。管理機能111は、通信機能110を経由してクライアント12とメッセージを交換し、そのメッセージに応じた処理をする。また、管理機能111は、一部暗号機能113を用いてメッセージを生成・解析する。処理装置112は、管理機能111より要求のあった処理を行う。
次に、図7を参照して、ライセンス情報を格納している権利情報ファイルの簡略化したデータ構成を説明する。この権利情報ファイルのデータ構成は、一つのコンテンツ毎に設定される。また、一つのコンテンツに対して複数の権利情報ファイルも設定される。また、複数のコンテンツに対して一つの権利情報ファイルが設定されてもよい。
権利情報ファイルには、図7に示すように、先ず、データネーム(Data Name)が記述される。その後に、どのバージョンのクライアントモジュールに対応したライセンス情報かを示すバージョン情報が記述される。以下、ユーセージライトタイプ(Usage Right Type:使用権利タイプ)、コンテンツID(CID)、ユーセージライトディスジャンクションルール(Usage Right Disjunction Rules:使用権利分離規則)、リーフID(LeafID:端末ID)、デバイスアンドメディアカテゴリーフォアチェクアウト(Device and Media Categories for Check Out:チェックアウトのための端末及び媒体のカテゴリ)、チェックアウトマックスカウント(Check Out Max Count:チェックアウトの最大回数)、デバイスアンドメディアカテゴリーフォアコピー(Device and Media Categories for copy:コピーのための端末及び媒体のカテゴリ)、コピーマックスカウント(Copy Out Max Count:コピーの最大回数)が記述されている。また、アトラック3CDバーンマックスカウント(AT3CD Burn Max Count:符号化方式アトラック3でのCDへの複写最大回数)、スタートタイム(start_time:絶対開始時間)、エンドタイム(end_time:絶対終了時間)、ピリオドタイム(period_time:相対時間)も記述されている。これら各情報は、1つの権利情報ファイルの中に全て記述されている必要はなく、どれか一つ、二つ、又はそれ以外の複数でもよい。もちろん、全ての記述でも構わない。複数の場合の例としては、後述のようにチェックアウトのPDを指定するフラグに、その回数を指定する回数情報が付随しているような場合である。
バージョン情報は、クライアントモジュールのバージョンに対応したものであって、この権利情報ファイルには、当該バージョンのクライアントモジュールに搭載されるコンテンツ利用機能を利用する際の利用許可条件及びその利用条件が記されることを示す。クライアントモジュールの最新バージョンが出されると、ライセンスサーバ11−Bは、これに合わせた最新バージョンに対応する権利情報ファイルを発行する。
コンテンツIDは、この権利情報ファイルがどのコンテンツに対応しているかを示す識別コードである。同じID、すなわちこのコンテンツはどの権利情報ファイルに対応するかを示す識別コードはコンテンツファイルの中にも記述されている。もちろん、改竄されないように署名がついている。
ユーセージライトディスジャンクションルール(Usage Right Disjunction Rules)は、フラグによって可否で規定できるルールを相関なしに独立に記述している。つまり、この領域内に独立な条件をいくつか指定している。例えば、この領域に4バイト(byte)確保している。具体的には、ビット0(bit0)をビットレートの変換の可否に規定することができる。残りのビット1−32をリザーブ(Reserved)として、今後、可否だけを指定するようなルールの記述に用いる。
リーフID(LeafID)は、個々のデバイスの識別番号である。
デバイスアンドメディアカテゴリーフォアチェクアウト(Device and Media Categories for Check Out)は、クライアントからチェックアウト可能な機器を指定するために記述されているもので、上述した利用機能を許可する利用許可条件を示すものである。チェックアウトは、クライアントからポータブル機器(PD)にコンテンツを転送することを意味する。よって、クライアントからコンテンツを転送できるポータブル機器を示すフラグである。例えば、インターネットに接続して音楽データを記録できるネット接続型のミニディスク記録再生装置、時計を有してタイマー機能を備えるポータブル機器、時計のないポータブル機器の3つのカテゴリを定義できる。チェックアウト可能であることをフラグ“1”で示すと、“110”は、クライアントからコンテンツを転送することができるPDは、ネット接続型のミニディスク記録再生装置とタイマー機能を備えるポータブル機器であることを指定していることになる。時計のないポータブル機器にはチェックアウトできないことを意味する。なお、チェックアウトしたコンテンツをPDから元のクライアントに戻すことをチェックインという。クライアントからPDに一度チェックアウトしたコンテンツをチェックインによりまたクライアントに戻した後、再びチェックアウトすることも可能である。
チェックアウトマックスカウント(Check Out Max Count)は、上記デバイスアンドメディアカテゴリーフォアチェクアウト(Device and Media Categories for Check Out)にてチェックアウトを許可したポータブル機器に対して最大何回までチェックアウトできるかを示す回数指定の情報であり、チェックアウト機能に対する利用条件を示す。
デバイスアンドメディアカテゴリーフォアコピー(Device and Media Categories for copy)は、クライアントからコピー可能な機器を指定するために記述されるもので、コピーを許可する利用機能を許可する利用許可条件を示すものである。コピーは、クライアントからポータブル機器(PD)にコンテンツを複写することを意味する。よって、クライアントからコンテンツを複写できるポータブル機器を示すフラグである。上記デバイスアンドメディアカテゴリーフォアチェクアウト(Device and Media Categories for Check Out)にて説明したのと同様に、ミニディスク記録再生装置、時計を有してタイマー機能を備えるポータブル機器、時計のないポータブル機器の3つのカテゴリを定義できる。コピー可能であることをフラグ“1”で示すと、“110”は、クライアントからコンテンツをコピーすることができるPDは、ネット接続型のミニディスク記録再生装置とタイマー機能を備えるポータブル機器であることを指定していることになる。時計のないポータブル機器にはコピーを禁止している。
コピーマックスカウント(Copy Out Max Count)は、上記デバイスアンドメディアカテゴリーフォアコピー(Device and Media Categories for copy)にてコピーを許可したポータブル機器に対して最大何回までコピーできるかを示す回数指定の情報であり、コピー機能に対する利用条件を示す。
アトラック3CDバーンマックスカウント(AT3CD Burn Max Count)は、コーデック方式ATRAC3によるCDへのコンテンツの複写最大回数を指定する情報であり、CDへのコンテンツ複写機能に対する利用条件を示すものである。
スタートタイム(start_time:絶対開始時間)はコンテンツの利用可能開始絶対日時を示し、エンドタイム(end_time:絶対終了時間)はコンテンツの利用可能終了絶対日時を示す。よって、スタートタイム(start_time:絶対開始時間)とエンドタイム(end_time:絶対終了時間)により、コンテンツの利用できる絶対期間を指定する。
ピリオドタイム(period_time:相対時間)は、ある特定の日時からどれくらいの期間コンテンツを利用できるかを示す情報である。
以上の各情報を分類すると、期間制限を指定する情報と、フラグを指定する情報と、回数を指定する情報とに分けられる。期間制限を指定する情報は、スタートタイム(start_time:絶対開始時間)とエンドタイム(end_time:絶対終了時間)とピリオドタイム(period_time:相対時間)である。
フラグを指定する情報は、ユーセージライトディスジャンクションルール(Usage Right Disjunction Rules)とデバイスアンドメディアカテゴリーフォアチェクアウト(Device and Media Categories for Check Out)とデバイスアンドメディアカテゴリーフォアコピー(Device and Media Categories for copy)である。
回数を指定する情報は、チェックアウトマックスカウント(Check Out Max Count)とコピーマックスカウント(Copy Out Max Count)とアトラック3CDバーンマックスカウント(AT3CD Burn Max Count)である。
次に、本コンテンツ提供システム1におけるクライアントモジュールのバージョンアップ動作について詳細に説明する。図8は、サーバ11とクライアント12との間でやりとりされるデータの流れを示す図である。なお、ここでは、クライアントモジュールを音楽配信アプリケーションソフトとし、サーバ11から、コンテンツと同様に配布されるものとして説明するが、このようなプリケーションソフトは、サーバ11からダウンロードせずに、適切な記録媒体などに記録して無料又は有料にて配布するようにしてもよく、また、コンテンツ及び/又はライセンスと共に音楽配信アプリケーションソフトを記録した記録媒体を無料又は有料にて配布するようにしてもよい。なお、説明の簡単のため、以下の図8及び図9において、利用許可条件として、他のPDへチェックアウトする機能を許可する条件が記載され、このチェックアウト許可条件に対する利用条件として、チェックアウト回数=3回に設定されている場合を例にとって説明する。ライセンス情報には、チェックアウト対象となる各PD毎に、チェックアウトを許可する利用許可条件が設定され、これらに共通の利用条件としてチェックアウト回数が設定されている。なお、上述したように、コンテンツの利用機能はこれに限るものではない。
クライアント12は、上述したサービスデータを使用してコンテンツをサーバ11からダウンロードする。なお、ライセンス情報を取得してからコンテンツをダウンロードしたり、コンテンツと同時にライセンス情報を取得したりしてもよい。
次に、図8に示すように、コンテンツを利用するためのモジュールとして音楽配信アプリケーションソフト(Version1.0)をダウンロードする(D1)。次に、サーバ11から後述する方法などにてコンテンツに対応するライセンスを格納した権利情報ファイルを取得する(D2)。この権利情報ファイルは、音楽配信アプリケーションソフト(Version1.0)に対応したものとなっている。
サーバ11からクライアント12に送信される権利情報ファイルは、仕様に従った利用許可条件及びその利用条件と適当なバージョン情報が記述されている。図8では、権利情報ファイルR1に、バージョン情報としてVersion1.0が記述され、利用許可条件としてC/O対応機器の種類(PD_A、PD_B)などが記述されている。また、この利用許可条件の利用条件として、チェックアウト回数=3が記述されている。
クライアント12は、この権利情報ファイルの記述内容に従い、対応コンテンツIDにより指定されるコンテンツの特定の利用条件を許可する。すなわち、この場合、クライアント12は、コンテンツをPD_A又はPD_Bにチェックアウトすることが可能であり、その利用条件を示すチェックアウト回数は3回となる。PD_A及びPD_Bは、ポータブルのディスク再生装置などである。なお、この権利情報ファイルには、チェックアウト対応機器のみならず、上述したように、コンテンツの再生期限、再生回数、或いはCD等のメディアへのコピー回数、PDへのチェックアウト回数などが定められる。
その後、クライアントモジュールに新規機能に追加された新バージョンのクライアントモジュールが発売又は配布されるなどして、必要に応じ、上述の音楽配信アプリケーションソフト(Version1.0)の更新が可能となった場合、新規機能に対応した権利情報ファイルの仕様が新たに定義され、それに伴い権利情報ファイルのバージョン情報が新たに定義される。以下、このVersion1.0に対応したクライアントモジュールを旧クライアントモジュール、権利情報ファイルを旧権利情報ファイルという。
ここで、例えば旧クライアントモジュールに新規機能として、例えばチェックアウト対応機器の種類PD_C、PD_Dが追加された場合(バージョン:Version3.0)について説明する。以下、新規機能が追加されたクライアントモジュールを新クライアントモジュールという。
新クライアントモジュールは、例えばコンテンツ提供者などにより配布されるが、この新規追加機能を、過去に配布した旧バージョン情報(Version1.0)の旧権利情報ファイルしか所持しないユーザに対しても享受したいとき、旧バージョンのクライアントモジュールに追加された新規機能の利用許可条件が記された更新用ライセンス情報を新クライアントモジュールと共に配布する。更新用ライセンス情報は、対象とする旧ライセンス情報のバージョン情報(対象バージョン情報)を有し、クライアントモジュールは、対象バージョン情報により、更新用ライセンス情報がどのバージョンに対する更新用ライセンス情報なのかを識別可能となっている。
すなわち、旧クライアントモジュールを更新する新クライアントモジュール(更新用モジュール)は、内部的な権利情報として、上記対象バージョン情報が記載されて該対象バージョンに対して追加された新規機能を利用可能にする更新用ライセンス情報を有する。そして、新クライアントモジュールは、旧バージョンの旧権利情報ファイル(旧ライセンス情報)をクライアント12にて処理するとき、この旧バージョンに対応する更新用ライセンス情報と共に処理することで、コンテンツを利用する際に、旧権利情報ファイルには記されていない新規機能の実行を可能にする。このように、クライアントモジュールを更新し、追加された新規機能に関しての利用許可条件が記された更新用ライセンス情報を取得するため、前バージョンの旧権利情報ファイルの利用条件を保持したまま旧権利情報ファイルには記されていない新規機能の使用が可能となる。
具体的には、図8に示すように、クライアント12が、新規機能が付与されバージョンアップされた新バージョンの音楽配信アプリケーションソフトVersion3.0をダウンロードする(D3)。この新バージョンのクライアントモジュールは、旧バージョンのクライアントモジュールを新バージョンのクライアントモジュールに更新する更新手段となる。この新バージョンの音楽配信アプリケーションソフトVersion3.0は、旧バージョンの音楽配信アプリケーションソフトVersion1.0では対応できなかったPD_C、PD_Dへのチェックアウトが可能となる新規機能が追加されている。
この追加された新規機能を利用したい場合、本来であれば、この最新バージョンVersion3.0に応じた、すなわち、最新バージョンの利用可能機能全ての利用許可条件が記されたような新権利情報ファイルR3が必要となる。これに対して、本実施の形態における新バージョンVersion3.0のクライアントモジュールには、旧バージョン(Version1.0)に新規機能の利用を許可する更新用ライセンス情報R2が格納されている。そして、この更新用ライセンス情報R2には、対象とする旧バージョンを識別可能な対象バージョン情報が付されている。
新クライアントモジュールである音楽配信アプリケーションソフトVersion3.0は、旧権利情報ファイルのバージョン情報Version1.0を読み出し、このバージョン情報Version1.0に対応した更新用ライセンス情報と共に処理するようにすることで、Version1.0のライセンス情報には利用許可が記されていなかったPD_C、PD_Dへのチェックアウトという新規利用機能が許可される。そして、この場合、PD_A、PD_B、PD_C、PD_Dに対して、旧権利情報ファイルに記されたチェックアウト利用許可条件に対する利用条件であるチェックアウト=3回を行使することが可能となる。
このように、旧権利情報ファイルR1しかもたないクライアント12であっても、新バージョンの音楽配信アプリケーションソフトVersion3.0に更新することで、旧権利情報ファイルの利用条件は保持したまま、自動的に新たな利用許可条件が付与され新規機能の利用が許可される。
これにより、本来なら無料のオプションとしてチェックアウト対応機器を記載しておきたいような場合であって新規機能追加に応じてこのチェックアウト対応機器が増えた場合などにおいては、旧権利情報ファイルのみでは対応できなかったのに対し、新バージョンの音楽配信アプリケーションソフトに、増加分のチェックアウト対応機器にチェックアウトを許可する更新用ライセンス情報を格納させることで、旧権利情報ファイルのみを所有しているクライアント12であっても、新規機能を利用可能となる。なお、ここでは、新バージョンに格納する例を示したが、更新用ライセンスを別に配布してもよい。
また、上述の方法を応用することにより、過去に配布した複数のバージョン情報の権利情報ファイルに対して、それぞれ異なる内部的な権利情報ファイル対応させ、バージョン情報毎に異なった機能追加を行うことが可能となる。
過去に配布した2つの配布済みの権利情報ファイルVersion1.0、Version2.0(以下、配布済み権利情報ファイルという。)を有する各クライアントに対して、最新バージョンVersion3.0(新権利情報ファイルという。)により新規機能を追加し、この追加した新規機能の利用を許可させる場合について説明する。図9は、各バージョンにおける権利情報ファイル及びクライアントモジュールの関係を説明する図である。なお、ここでは、配布済み権利情報ファイルR11、R12、新権利情報ファイルR13のチェックアウト機能の利用条件であるチェックアウト回数はいずれも3回とするが、チェックアウト回数などの利用条件は所望の回数分、クライアントが例えば購入するものである。
図9に示すように、クライアント12にインストールされているクライアントモジュール(既存クライアントモジュール)M11は、Version1.0に対応するものであり、チェックアウト対応機器PD_A、PD_Bにチェックアウトする2つのコンテンツ利用機能を有する。PD_A、PD_Bは、例えばポータブルデバイスである。
また、この既存クライアントモジュール(Version1.0対応)M11をバージョンアップした新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12は、チェックアウト対応機器PD_A、PD_B、PD_C、PD_Dにチェックアウトする4つのコンテンツ利用機能を有する。PD_C、PD_Dは、例えばPDA、カーステレオなどである。
また、既存クライアントモジュール(Version1.0対応)M11に対応する配布済み権利情報ファイルR11は、既存クライアントモジュール(Version1.0対応)M11に対応することを示すバージョン情報(Version1.0)と、既存クライアントモジュール(Version1.0対応)M11の2つの利用機能を許可する利用許可条件(PD_A=OK、PD_B=OK)が記されている。また、図示しないクライアントモジュール(Version2.0対応)に対応する配布済み権利情報ファイルR12は、クライアントモジュール(Version2.0対応)に対応することを示すバージョン情報(Version2.0)と、クライアントモジュール(Version2.0対応)が有する3つの利用機能を許可する利用許可条件(PD_A=OK、PD_B=OK、PD_C=OK)が記されている。更に、新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12に対応する新権利情報ファイルR13は、新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12に対応することを示すバージョン情報(Version3.0)と、新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12の4つの利用機能を許可する利用許可条件(PD_A=OK、PD_B=OK、PD_C=OK、PD_D=OK)が記されている。
ここで、新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12は、4つの利用機能の他、配布済み権利情報ファイルR11、R12には記されていない利用機能の利用許可条件が記された更新用ライセンス情報として、各旧バージョンのライセンス情報に対応する内部権利情報ファイル(更新用ライセンス情報)を有している。
すなわち、更新用ライセンス情報として、Version1.0の権利情報ファイルR11には記されていない条件情報(利用許可情報)、即ちPD_C、PD_Dへのチェックアウトを許可する条件が記されたVersion1.0用更新用ライセンス情報を格納したVersion1.0用内部権利情報ファイルR14と、Version2.0の権利情報ファイルR12には記されていない条件情報(利用許可情報)、即ちPD_Dのチェックアウトを許可する条件が記されたVersion2.0用更新用ライセンス情報を格納したVersion2.0用内部権利情報ファイルR15とを有する。
このような新クライアントモジュール(Version3.0対応)M12により既存クライアントモジュールを更新することで、例えばVersion1.0に対応した権利情報ファイルR11を所有しているユーザであっても、配布済みの権利情報ファイルR11の利用条件(チェックアウト回数3回)の下、内部権利情報ファイルR14により、PD_C、PD_Dへのチェックアウトという追加された新しい機能を利用することが可能となる。また、図示しないクライアントモジュール(Version2.0対応)に対応したVersion2.0の権利情報R12を有しているクライアントは、内部権利情報ファイルR15により、PD_Dへのチェックアウトという追加された新しい機能を利用することが可能となる。
すなわち、権利情報ファイルは、クライアントモジュールのバージョンに対応するバージョン情報を有し、内部権利情報ファイル(更新用権利情報ファイル)R14、R15は、更新により追加された差分の利用機能である新規利用機能の利用許可条件を補填する対象となるバージョン情報を有することで、クライアントモジュールを更新する毎に、更新した新バージョンの例えば新ライセンス情報R13をユーザが新たに取得することなく、元々所有している古いバージョンの権利情報ファイルのみで、新規機能の利用が可能となる。
本実施の形態においては、クライアントモジュールに対し、このクライアントモジュールが利用可能な利用機能に応じたバージョンを設定し、更に、ライセンス情報をクライアントモジュールのバージョンを示すバージョン情報と、当該バージョンのクライアントモジュールが利用可能な利用機能の利用許可条件及びその利用条件を定めた条件情報とを有するものとし、かつ、クライアントモジュールのバージョンアップに伴い追加される利用機能の利用許可条件を定めた追加条件情報と追加条件情報の追加を必要とする実行手段のバージョンを示す対象バージョン情報とを有する更新用ライセンス情報を、クライアントモジュールを更新する更新用モジュール(新クライアントモジュール)に格納するなどして、クライアントモジュールの更新と同時に更新用ライセンス情報を取得するようにしたので、新クライアントモジュールは、元々取得していたライセンス情報の利用条件で、更新に伴い追加された新規な機能を利用してコンテンツを利用することが可能となる。すなわち、新クライアントモジュールは、元々取得しているライセンス情報のバージョン情報を参照し、これと一致する対象バージョン情報の更新用ライセンス情報を取得し、クライアントモジュールがこの更新用ライセンス情報と元々取得しているライセンス情報と共に処理することにより、これら2つのライセンス情報に記された範囲内でコンテンツを利用することが可能となる。
また、更新用ライセンス情報は対象バージョン情報が記されるため、複数種類のバージョン情報のライセンス情報が発行されているような場合であっても、そのクライアントが所有するバージョンに合わせた適切な更新用ライセンス情報を選択することができ、クライアントモジュールが複数回更新されたような場合であってもユーザは新たにライセンス情報を取得し直す必要がなく、元々取得しているライセンス情報を利用しつつ新たに追加された機能を利用してコンテンツを利用することができる。
更に、ライセンスを発行するライセンスサーバ11−Bは、クライアントモジュールが更新される度に、ユーザが所有する旧バージョンのライセンス情報を新バージョンのライセンス情報に書き換える必要がなく、クライアントモジュールの更新に際してのサーバ11の負担が低減される。
なお、上述の実施の形態においては、更新用ライセンス情報として、コンテンツを利用するために追加された新たな利用機能を許可する例えばチェックアウト許可などの利用許可条件を有し、この利用許可条件を利用する例えばチェックアウト回数などの利用条件は、クライアントがクライアントモジュール更新前に元々取得していたライセンス情報に記載されたものとしたが、クライアントモジュールの更新に際して、例えば新規利用許可になる新規追加機能に関して、1回のみチェックアウト(利用条件)をサービスとして付与したり、例えばクライアントモジュールのバージョンアップを促進する目的で、クライアントモジュールを更新したクライアントに対して、新規追加機能又は従来機能の利用を一定期間許可したり、一定期間無料で特定のコンテンツの再生を許可したり、所定回数無料でコンテンツの再生を許可したりしてもよい。
また、本発明の情報処理装置が適用されるクライアントは、いわゆるパーソナルコンピュータ以外に、携帯情報端末(Personal Digital Assistants:PDA)、携帯電話機、ゲーム端末機などとすることができる。
更に、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図3に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク42(CD-ROM(Compact Disk - ReadOnly Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ44などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM22や、記憶部28に含まれるハードディスクなどで構成される。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明の実施の形態におけるコンテンツ提供システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態におけるコンテンツ提供システムをより詳細に示す構成図である。 クライアントの構成を示すブロック図である。 コンテンツとライセンスの関係を示す図である。 クライアントを示す機能ブロック図である。 サーバを示す機能ブロック図である。 権利ファイルの構成を示す図である。 本発明の実施の形態のコンテンツ提供システムにおけるサーバ11とクライアント12との間でやりとりされるデータの流れを示す図である。 各バージョンにおける権利情報ファイル及びクライアントモジュールの関係を説明する図である。
符号の説明
11 サーバ、11−A コンテンツサーバ、11−B ライセンスサーバ、11−C 課金サーバ、12 クライアント、21 CPU、20 タイマー、24 暗号化復号部、25 コーデック部、26 入力部、27 出力部、28 記憶部、29 通信部、30 ドライブ、31 バス、32 入出力インタフェース、41 磁気ディスク、42 光ディスク、43 光磁気ディスク、44 半導体メモリ、110 通信機能、111 管理機能、112 処理装置、113 暗号機能、120 通信機能、121 管理機能、121 管理機能部、122 管理機能、123 暗号機能、124 記憶装置

Claims (20)

  1. ライセンス情報に記された条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な情報処理装置において、
    上記ライセンス情報を取得し、該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段を有し、
    上記ライセンス情報には、上記実行手段がコンテンツを利用するために有する1以上の利用機能に関する条件情報が記され、
    上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記実行手段は、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記実行手段は、自身が利用可能な1以上の利用機能に応じてバージョンが設定されたものであって、
    上記ライセンス情報は、実行手段のバージョンを示すバージョン情報と、当該バージョンの実行手段が利用可能な利用機能に関する条件情報を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記更新用ライセンス情報は、バージョンアップに伴い追加される上記追加利用機能に関する追加条件情報と、該追加条件情報を必要とする実行手段のバージョンを示す対象バージョン情報を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 実行手段の更新前に取得したライセンス情報に記される条件情報は、利用機能の利用を許可する利用許可条件と、許可された利用機能を利用する際の利用条件とを有し、
    上記更新用ライセンス情報は、上記追加利用機能に関する上記利用許可条件を定めるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 上記実行手段は、上記更新手段により上記更新用ライセンス情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介して情報を取得する通信手段を有し、
    上記通信手段を介して取得された上記更新手段により上記実行手段が更新される
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 上記ライセンス情報には、上記コンテンツの利用回数及び/又は利用期間を指定する情報が記される
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 上記ライセンス情報には、上記コンテンツを識別可能なコンテンツ識別情報が記される
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. ライセンス情報に記された条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な情報処理装置の情報処理方法において、
    コンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記された上記ライセンス情報を取得するライセンス取得工程と、
    上記取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段により上記コンテンツを利用する実行工程とを有し、
    上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記実行工程では、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 上記実行手段は、自身が利用可能な1以上の利用機能に応じてバージョンが設定されたものであって、
    上記ライセンス情報は、実行手段のバージョンを示すバージョン情報と、当該バージョンの実行手段が利用可能な利用機能に関する条件情報を有し、
    上記実行工程では、上記実行手段のバージョンと上記ライセンス情報が有するバージョン情報とに基づき上記更新用ライセンス情報を取得する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  11. 上記更新用ライセンス情報は、バージョンアップに伴い追加される上記追加利用機能に関する追加条件情報と、該追加条件情報を必要とする実行手段のバージョンを示す対象バージョン情報を有する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  12. 実行手段の更新前に取得したライセンス情報に記される条件情報は、利用機能の利用を許可する利用許可条件と、許可された利用機能を利用する際の利用条件とを有し、
    上記更新用ライセンス情報は、上記追加利用機能に関する上記利用許可条件を定めるものである
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  13. 上記実行工程では、上記更新手段により上記更新用ライセンス情報を取得する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  14. ネットワークを介して上記更新手段を取得し、上記実行手段を更新する実行手段更新工程を有する
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
  15. 通信端末と、該通信端末にネットワークを介して接続されたサーバとの間にてデータ通信を行うデータ通信システムにおいて、
    上記サーバは、上記通信端末に対して、コンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記されたライセンス情報を発行するライセンス情報発行手段を有し、
    上記通信端末は、
    上記ライセンス情報を取得し、該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する実行手段を有し、
    上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記ライセンス情報発行手段は、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を発行し、
    上記実行手段は、上記更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  16. 上記サーバは、上記通信端末に対して上記更新手段を送信する
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ通信システム。
  17. 上記実行手段は、自身が利用可能な1以上の利用機能に応じてバージョンが設定されたものであって、
    上記ライセンス情報は、実行手段のバージョンを示すバージョン情報と、当該バージョンの実行手段が利用可能な利用機能に関する条件情報を有する
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ通信システム。
  18. 上記更新用ライセンス情報は、バージョンアップに伴い追加される上記追加利用機能に関する追加条件情報と、該追加条件情報を必要とする実行手段のバージョンを示す対象バージョン情報を有する
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ通信システム。
  19. 実行手段の更新前に取得したライセンス情報に記される条件情報は、利用機能の利用を許可する利用許可条件と、許可された利用機能を利用する際の利用条件とを有し、
    上記更新用ライセンス情報は、上記追加利用機能に関する上記利用許可条件を定めるものである
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ通信システム。
  20. ライセンスに定められた条件情報の範囲内にてコンテンツを利用可能な通信端末と、該通信端末にネットワークを介して接続され、該通信端末に対してコンテンツを利用するための1以上の利用機能に関する条件情報が記されたライセンス情報を発行するサーバとの間にてデータ通信を行うデータ通信方法において、
    上記サーバが上記通信端末に対して上記ライセンス情報を発行するライセンス情報発行工程と、
    上記通信端末が上記ライセンス情報を取得する工程と、
    上記取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する上記通信端末の実行手段により上記コンテンツを利用する実行工程とを有し、
    上記利用機能を追加する更新手段により上記実行手段が更新されて所定の利用機能が追加され、更新前に取得したライセンス情報に記された条件情報に当該追加された利用機能である追加利用機能に関する条件情報が記されていない場合に、上記ライセンス情報発行工程では、上記追加利用機能に関する条件情報が記された更新用ライセンス情報を発行し、
    上記実行工程では、上記更新用ライセンス情報を取得し、該更新用ライセンス情報及び該取得したライセンス情報に記された条件情報の範囲内にて上記コンテンツを利用する
    ことを特徴とするデータ通信方法。

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