JP2005107831A - Urlフィルタリング・システム及びurlフィルタリングによる閲覧制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】システム・リソースが少ない機器においてもURLフィルタリングを実現することができるURLフィルタリング・システムを提供する。
【解決手段】クライアント側の通信装置からの閲覧URLの問合せに対してその閲覧URLのURL情報を応答として返送するルックアップ手段と、Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知するURL検知手段と、検知したURLを前記閲覧URLとして前記ルックアップ手段へ送ると共に前記ルックアップ手段から前記応答を受けるURL情報問合手段と、前記ルックアップ手段から受けたURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を行なう閲覧制御手段とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】クライアント側の通信装置からの閲覧URLの問合せに対してその閲覧URLのURL情報を応答として返送するルックアップ手段と、Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知するURL検知手段と、検知したURLを前記閲覧URLとして前記ルックアップ手段へ送ると共に前記ルックアップ手段から前記応答を受けるURL情報問合手段と、前記ルックアップ手段から受けたURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を行なう閲覧制御手段とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、インターネット上のウェブサイトの閲覧を制限するURLフィルタリング・システム及びURLフィルタリングによる閲覧制御方法に関し、特に、HTTPプロキシを経由せずにURLフィルタリングを行なうURLフィルタリング・システム及び方法に関するものである。
インターネット上の情報の送受信には、WWWの(World Wide Web)通信プロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用されており、ウェブデータの送受信には、TCP/IPの上位層として規定されている「HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)」が使用されている。WWWサーバ・システムのサービスを受けるクライアント側では、WWWブラウザにURL(Uniform Resource Locators)を入力し、そのURLで特定されるWebサイト(ウェブサイト)にアクセスする。
Webサイトへのアクセスは、通常は無制限であり、利用者は、インターネットを介して世界中のあらゆるWebサイトで公開されている様々な情報を閲覧することができる。そのため、一般家庭に限らず、教育の現場やビジネスにおいても活用されている。しかしながら、インターネットは、情報を入手する上で便利な反面、氾濫する様々な情報の中から所望の情報を閲覧するのが困難だったり、子供や未成年者が有害な情報を閲覧したり、従業員が勤務時間中に仕事以外の情報を閲覧したりするなど、情報を無制限に閲覧できるがゆえの弊害もある。
閲覧を制限する方法としては、例えば、アクセスを禁止するサイトのURLあるいは許可するサイトのURLを予め登録しておき、その登録情報に基づいてWebサイトへのアクセスを規制することによって、特定のWebサイトの閲覧を制限する方法(URLフィルタリング方法)が採られている。また、禁止する情報の用語(禁止語キーワード)を予め登録しておき、Webサイトから受信した情報の中に禁止語キーワードがあれば、表示を禁止すると共に、その情報の発信元のURLを登録して以降のアクセスを規制する方法も知られている。さらに、アクセス許可サイトのURL、アクセス禁止サイトのURL、及び禁止語キーワードの他に、有益語キーワードを予め登録しておき、アクセス許可サイトからのコンテンツの中に禁止語キーワードが含まれていても、有益語キーワードが含まれていれば、有益な情報を含むコンテンツであると判断して閲覧を可能にする方法も提案されている(例えば特許文献1参照)。このように、情報の閲覧を制限する形態としては、Webサイトへのアクセス前に制限する形態と、制限用のキーワード等を用いてWebサイトからコンテンツを受信時に制限する形態がある。
特開2001−282797号公報
上述したように、情報の閲覧を制限する方法としては、URLフィルタリングによって特定のWebサイトの閲覧を制限する方法が実現されているが、従来のURLフィルタリング方式には、次のような問題がある。
(1) URLフィルタリングによりアクセスを制限する場合、従来は、同一システム上若しくは、別システム上でのHTTPプロキシ上でURLフィルタリングを実現しているため、そのHTTPプロキシを経由して、Webサイトにアクセスした場合のみ、URLフィルタリングが可能である。そのため、利用者が、そのHTTPプロキシを経由しない場合には、URLフィルタリングができないという問題があった。
(2) URLフィルタリングに使用するデータは、例えばデータの登録を自動化した場合、時間とともに肥大化し、そのデータ量はシステム・リソース(CPU、メモリ、ディスク)を消費する。そのため、インターネット接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、ルータなどのシステム・リソースが少ない機器上では、そのURLをカテゴリ分類したデータ群を保持することが不可能であるという問題があった。
(3) 利用者がWebサイトにアクセスする際のURL検知をHTTPプロキシ上で行なっているため、ブラウザ設定、ネットワーク環境に依存したURL検知となってしまうという問題があった。
(1) URLフィルタリングによりアクセスを制限する場合、従来は、同一システム上若しくは、別システム上でのHTTPプロキシ上でURLフィルタリングを実現しているため、そのHTTPプロキシを経由して、Webサイトにアクセスした場合のみ、URLフィルタリングが可能である。そのため、利用者が、そのHTTPプロキシを経由しない場合には、URLフィルタリングができないという問題があった。
(2) URLフィルタリングに使用するデータは、例えばデータの登録を自動化した場合、時間とともに肥大化し、そのデータ量はシステム・リソース(CPU、メモリ、ディスク)を消費する。そのため、インターネット接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、ルータなどのシステム・リソースが少ない機器上では、そのURLをカテゴリ分類したデータ群を保持することが不可能であるという問題があった。
(3) 利用者がWebサイトにアクセスする際のURL検知をHTTPプロキシ上で行なっているため、ブラウザ設定、ネットワーク環境に依存したURL検知となってしまうという問題があった。
本発明は上述のような問題に鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、システム・リソースが少ない機器においてもURLフィルタリングを実現することができるURLフィルタリング・システム及び方法を提供することにある。さらに、インターネットを利用するアプリケーション、使用するブラウザ設定、及びネットワーク環境に依存することなくURLフィルタリングを実現することができるURLフィルタリング・システム及び方法を提供することにある。
本発明は、インターネット上のウェブサイトの閲覧を制限するURLフィルタリング・システム及びURLフィルタリングによる閲覧制御方法に関するものであり、本発明の上記目的は、URLフィルタリング・システムに関しては、クライアント側の通信装置からの閲覧URLの問合せに対してその閲覧URLのURL情報を応答として返送するルックアップ手段と、Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知するURL検知手段と、検知したURLを前記閲覧URLとして前記ルックアップ手段へ送ると共に前記ルックアップ手段から前記応答を受けるURL情報問合手段と、前記ルックアップ手段から受けたURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を行なう閲覧制御手段とを備えることによって達成される。
さらに、前記クライアント側の通信装置が、PC,携帯電話機,PDA,モバイル端末,PC,インターネットテレビジョン等のクライアントの装置本体、又はルータ,ゲートウェイ装置等の周辺装置であること、前記URL検知手段、前記URL情報問合手段及び前記閲覧制御手段を前記クライアント側の通信装置に備え、前記ルックアップ手段を前記クライアント側のシステムとは別のネットワーク上のシステムに備えること、前記URL検知手段、前記URL情報問合手段及び前記閲覧制御手段を前記クライアント側の通信装置に備え、前記ルックアップ手段を前記通信装置とは別のクライアント側の装置に備えること、前記クライアント側の通信装置と前記ルックアップ手段との間の前記問合せ及び応答データの送受信を、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信により行なうこと、前記ルックアップ手段が、各WebサイトのURLをカテゴリ分類したデータ群をカテゴリ分類定義済みURL情報群として保有しており、前記問合せを受けた閲覧URLのURL情報を前記カテゴリ分類定義済みURL情報群から検索し、前記閲覧URLのカテゴリを示す情報を前記応答として返送すること、前記閲覧制御手段は、前記ルックアップ手段から受けた前記閲覧URLのカテゴリが閲覧制限対象のカテゴリである場合に前記アクセス要求があったWebサイトへのアクセスを制限し、閲覧制限すること、によってそれぞれ一層効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、URLフィルタリングによる閲覧制御方法に関しては、インターネット上のWebサイトの閲覧制限をURL毎に制御するURLフィルタリングによる閲覧制御方法であって、前記Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知し、各WebサイトのURLをカテゴリ分類したデータ群を保有するシステムのデータ処理装置に対して前記検知したURLを閲覧URLとして問合せると共に前記データ処理装置から前記閲覧URLのURL情報を応答として受け取り、そのURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を制御することによって達成される。
さらに、前記閲覧URLの問合せを依頼する側のシステムと前記問合せを受ける側のシステムが、ネットワーク上の別々のシステムであること、前記閲覧URLの問合せを依頼する側のシステムと前記問合せを受ける側のシステムとの間の前記問合せ及び応答データの送受信を、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信により行なうこと、によってそれぞれ一層効果的に達成される。
本発明によれば、閲覧URLの問合せに対してその閲覧URLのURL情報を応答として返送するルックアップ手段(データ処理装置)を備え、そのルックアップ手段から受けたURL情報に基づいてアクセス先のWebサイトへの閲覧制限を行なうようにしているので、Webアクセスする際のURLを検知して閲覧制御を行なうシステム(クライアント側の通信装置又は別の装置)とそのURLの問合せを受けて応答するシステム(データ処理装置)とを分離することが可能である。そのため、システム・リソースが少ない携帯電話機,PDA,ルータ等の情報通信機器でのURLフィルタリングを実現することができる。更に、TCP/IPソケット・インターフェースによりTCP/IP通信をフックしてURLを検知し、アクセス先のWebサイトへの閲覧を制限するようにしているので、インターネットを利用するアプリケーションに依存することなく、且つ、使用するブラウザ設定及びネットワーク環境に依存することなく、URLフィルタリングを実現することができる。
更に、問合せを依頼する側のシステムと問合せを受ける側のシステムとの通信をTCP/IP通信により行なう構成としているので、両者のシステムは、同一のシステムでもネットワーク上の別々なシステムでも動作可能である。更に、問合せを受けるシステムは、ローカルネットワーク上、若しくは、インターネットを越えてアクセスすることが可能となる。
アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)は、所定のプロトコル層に対し、より上位のプロトコル層又はアプリケーションに利用可能なサービスのための標準化されたインターフェースであり、TCP/IP通信に関してはTCP/IPソケット・インターフェースが公知である。本発明では、インターネット上のWebサイト(携帯サイトを含む)の閲覧制限を行なう方法として、TCP/IP通信を使用するアプリケーションで使用されるAPIであるソケット(Socket)のフック(Hook)技術を用いて、クライアント側の通信装置においてWebサイトへのアクセスの検知を行ない、URLをカテゴリ分類したデータ群を保有するシステムに対して閲覧URLの問合せを行ない、問合せを行なった閲覧URLに対するURL情報を応答として受け取り、そのURL情報をもとに閲覧制限を行なう。閲覧制限に用いるURL情報は、URLをカテゴリ別に分類したカテゴリ情報若しくはURL属性情報、又は両方の情報であり、クライアント側のシステムでは、例えば、アクセス先のURLのカテゴリが閲覧制限対象のカテゴリに属している場合には閲覧制限対象と判定し、そのWebサイトに対する閲覧を制限する。
URLをカテゴリ分類したデータに対しての問合せ法としては、問合せを依頼する側のシステムと問合せを受ける側のシステムは、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信によりデータ送受を行なう形態としており、同一又は、ネットワーク上の別々なシステムで動作可能である。また、問合せを受けるシステムは、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信を用いて、問合せデータの送受信を行なうため、このシステムは、ローカルネットワーク上、若しくは、インターネットを越えてアクセスすることが可能となる。
以下、システム構成として、問合せを依頼する側のシステムをクライアント側のシステム(以下、PC,携帯端末,ルータ等のIPアドレスで特定されるクライアント側の通信装置(情報通信機器)を便宜上「クライアント」と呼ぶ)とし、問合せを受ける側のシステム(以下、「ルックアップ・システム」又は「ルックアップ・サーバ」と呼ぶ)を、ネットワーク上の別システムとした場合を例として、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、URLカテゴリのルックアップ・サーバを用いたURLフィルタリング・システムの全体構成の一例をブロック図で示している。本発明のURLフィルタリング・システムは、利用者側の情報通信機器であるクライアント10と、URLをカテゴリ分類したデータに対するクライアントからの問合せを受付けて応答を返送するルックアップ・システム20とから構成され、各クライアント10とルックアップ・システム20とは、インターネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク1を介して接続され、TCP/IPの通信プロトコルにより通信が行なわれる。
クライアント10は、TCP/IPによる通信機能を有する情報通信機器であり、PC,携帯電話機,PDA,モバイル端末,PC,インターネットテレビジョン,ゲーム装置,自動車用ナビゲーション装置など、インターネット2上のWebサイト30(携帯サイトを含む)とのデータ通信が可能な装置本体の他に、その周辺装置(ルータ,ゲートウェイ装置等)を含む情報通信機器のことを言う。本実施の形態では、利用者がWebアクセスする際のURLを検知し、閲覧制限の制御を行なう機能をクライアント10側に備え、URLの問合せに応じてそのURLのカテゴリ等のURL情報を応答するルックアップ機能(ルックアップ手段)をルックアップ・システム20側に備えた構成としている。これらの機能は、本例ではCPUにより実行されるコンピュータ・プログラムで実現される。
ルックアップ・システム20は、TCP/IPによる通信機能を有する1台若しくは複数台のデータ処理装置(ルックアップ・サーバ)から構成され、URLをカテゴリ分類したデータ群22(以下「カテゴリ分類定義済みURL情報群」と呼ぶ)を記憶媒体に保有している。そして、クライアント10側から問合せを受けた閲覧URLをカテゴリ分類定義済みURL情報群から検索して、問合せを受けた閲覧URLのURL情報(分類したカテゴリ情報、又は、分類したカテゴリ情報及びURL属性情報を含むURL情報)を応答として返送するURL情報応答手段21を備えている。
ルックアップ・システム20が保持するカテゴリ分類定義済みURL情報群22は、全世界に存在するWebサイトのURLの情報群を、例えば情報の種類,利用技術の種類,閲覧系,決済系,及びデータベース利用型などの所定のカテゴリで分類したデータ群であり、URLとそのカテゴリを示す分類コード、及びその他のURL属性情報(アクセス回数,年齢層別毎の有益性,会員制等の各種の属性情報)が関連付けられて記憶されている。ルックアップ・システム20では、図示されないURL情報更新手段により、例えば所定のアルゴリズムで最新のWebサイトのURL情報などを自動収集してカテゴライズし、カテゴリ分類定義済みURL情報群22を適時更新する。URL情報応答手段21を備えたデータ処理装置を地域分散等により負荷分散した構成とした場合は、例えば、URL情報を管理するコンピュータからルックアップ・システム20の各データ処理装置に対してカテゴリ分類定義済みURL情報群22の更新情報を適時配信し、各装置のデータの同期化を行なう。
図2は、TCP/IP通信のフック技術を用いたURLフィルタリング処理の流れを模式図で示しており、同図を参照して本発明におけるURLフィルタリングによる閲覧制御の方法の概略を説明する。なお、TCP/IPソケット・インターフェースにソケットのフック技術等は公知の技術であり、その詳細な説明は省略する。
クライアント10では、ブラウザへの閲覧URLの入力が行なわれ、Webサイトへのアクセス要求を受けると、ホスト名/IPアドレスでのソケットをオープンした後、ソケット・インターフェースにより、Webサイトへのアクセス要求のメッセージをフックし、アクセス先のURLを検知してそのURLを問合せデータとしてルックアップ・システム20に送信する。ルックアップ・システム20では、カテゴリ分類定義済みURL情報群の中から問合せを受けた閲覧URLに対応するURL情報を読み出し、そのURL情報(図の例では、URLのカテゴリ情報)を応答データとしてクライアント10へ返送する。URL情報を受信したクライアント10では、アクセス先のURLが属するカテゴリ等をURL情報から認識し、アクセス先のWebサイトの情報閲覧をURL情報(及び閲覧制限の定義情報)に基づいて制限する。閲覧制限としては、利用者に対してのWebサイトの表示禁止、利用者側からのデータ送信禁止、利用者のWebサイト閲覧時間の時間制限がある。
図3は、本発明に係るURLカテゴリのルックアップ・システムを用いたURLフィルタリング方法を実現するクライアント側のソフトウェア構成の一例を機能ブロック図で示している。
クライアント10は、Webサイトへのアクセス要求のメッセージ(接続リクエスト)をTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知するURL検知手段11と、検知したURLを閲覧URLとしてルックアップ・システムへ問合せて閲覧URLのURL情報を応答として受信するURL情報問合手段12と、ルックアップ・システムから受信した閲覧URLのURL情報と閲覧制限設定情報に基づいてアクセス先のWebサイトが閲覧制限対象のサイトか否かを判定する閲覧制限対象判定手段13と、閲覧制限対象のWebサイトであれば、TCP/IP通信の経路制御による当該経路での閲覧制限の制御を行なう閲覧制御手段14とを備えている。
閲覧制限としては、前述のように、利用者に対してのWebサイトの表示禁止、利用者側からのデータ送信禁止、利用者のWebサイト閲覧時間の時間制限などがある。例えば、利用者側からの当該情報伝送経路でのデータ通信を全て禁止する場合は、ルックアップ・システム20から受信したURL情報に含まれるカテゴリ情報と、クライアント10側に予め登録されている閲覧制限対象のカテゴリ情報とを比較し、アクセス先のURLのカテゴリが閲覧制限対象のカテゴリであれば、TCP/IPソケットの経路制御によりWebサイトとのデータ通信を規制(禁止)することで、当該Webサイトの閲覧を制限する。また、データ通信は許可するが利用時間帯を制限する形態の場合は、閲覧制限対象のカテゴリに属するURLであっても、指定された時間帯の間のみデータ通信を規制することで閲覧を制限する。また、データ通信は許可するが閲覧情報の表示を禁止する形態の場合は、閲覧制限対象のカテゴリに属するURLであれば、Webサイトから受信した閲覧情報の表示を例えば全て非表示とすることで閲覧を制限する。これらの閲覧制限の形態は利用者が選択して閲覧制限設定情報として設定することができ、閲覧制御手段14では、アクセスのURLとの情報通信経路での閲覧制限を上記の形態に応じて実行する。
なお、Webサイト(Webサーバ)の情報閲覧を制限する方法は、HTTPプロキシを利用したものは従来から提案されているが(例えば前述の特許文献1を参照)、本発明では、TCP/IP通信を使用するアプリケーションで使用されるTCP/IPソケット・インターフェースを用いることで、HTTPプロキシを経由することなく、URLフィルタリングによる閲覧制限を実現している。そのため、利用者は、本発明に係るソフトウェア(ソケットAPIを用いたアプリケーション・プログラム及び制御データ等)をクライアント10にインストールするだけで良く、インターネットを利用するアプリケーションに依存することなく、さらに、使用するブラウザ設定及びネットワーク環境に依存することなく、本発明に係る閲覧制限の機能を利用することができる。また、URLをカテゴリ分類したデータ群をルックアップ・システム20側に保持する構成とすることにより、携帯電話機、PDA、ルータなどのシステム・リソースが少ないIP端末に対しても適用することができる。
次に、Webアクセス時のURL検知と閲覧制御に係るURLフィルタリング・システムにおける動作例を、図4のフローチャートに従って説明する。なお、ここではURLのカテゴリに応じて閲覧制限の制御を行なう場合を例として説明する。
クライアント10では、アプリケーションでのURLによるWebアクセスの際に(ステップS11)、TCP/IPソケット・インターフェースによりアクセス要求のメッセージをフックし、アクセス先のURLを検知する(ステップS12)。続いて、検知したURLをルックアップ・システム20へ送信してURLのカテゴリを問合せる(ステップS13)。
ルックアップ・システム20では、クライアント10からのURLの問合せ(HTTPリクエストによる問合せ)を受付け(ステップS21)、問合せURLをカテゴリ分類定義済みURL情報群から検索し、問合せURLに対応するURL情報(問合せURLが含まれているカテゴリ)を抽出して読み出す(ステップS22)。そして、問合せURLのカテゴリを応答(HTTPレスポンス)として、問合せ元のクライアント10へ返送する(ステップS23)。
ルックアップ・システムから応答を受けたクライアント10では、応答結果のカテゴリが閲覧制御対象であるか否かを判定し(ステップS14)、閲覧制御対象外であれば、TCP/IP通信の経路制御を行なわずにWebサイトとの通信を行なう(ステップS15,S16)。一方、上記ステップS14において、閲覧制御対象であると判定したのであれば、TCP/IP通信の経路制御を行ない、閲覧制限の設定情報に応じた閲覧制御を行なう(ステップS17)。
なお、上述した実施の形態では、本発明に係るURL検知手段、URL情報問合手段、閲覧制限対象判定手段及び前記閲覧制御手段を、PC,携帯端末等のクライアント端末に搭載する場合を例として説明したが、ルータ等の通信機器に搭載する場合も、ソフトウェア構成及び動作等は同様である。また、URLのカテゴリ等のURL情報を応答するルックアップ手段は、クライアント側のシステムとは別のネットワーク上のシステムに備えた場合を例として説明したが、そのソフトウェアをクライアント側の機器(閲覧制御手段等を備えた装置とは別の装置又は同一の装置)にインストールして備える形態とすることもできる。
1 ネットワーク
2 インターネット
10 クライアント
11 URL検知手段
12 URL情報問合手段
13 閲覧制限対象判定手段
14 閲覧制御手段
20 ルックアップ・システム
21 URL情報応答手段
22 カテゴリ分類定義済みURL情報群
30 Webサイト
2 インターネット
10 クライアント
11 URL検知手段
12 URL情報問合手段
13 閲覧制限対象判定手段
14 閲覧制御手段
20 ルックアップ・システム
21 URL情報応答手段
22 カテゴリ分類定義済みURL情報群
30 Webサイト
Claims (10)
- クライアント側の通信装置からの閲覧URLの問合せに対してその閲覧URLのURL情報を応答として返送するルックアップ手段と、Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知するURL検知手段と、検知したURLを前記閲覧URLとして前記ルックアップ手段へ送ると共に前記ルックアップ手段から前記応答を受けるURL情報問合手段と、前記ルックアップ手段から受けたURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を行なう閲覧制御手段とを備えたことを特徴とするURLフィルタリング・システム。
- 前記クライアント側の通信装置が、PC,携帯電話機,PDA,モバイル端末,PC,インターネットテレビジョン等のクライアントの装置本体、又はルータ,ゲートウェイ装置等の周辺装置である請求項1に記載のURLフィルタリング・システム。
- 前記URL検知手段、前記URL情報問合手段及び前記閲覧制御手段を前記クライアント側の通信装置に備え、前記ルックアップ手段を前記クライアント側のシステムとは別のネットワーク上のシステムに備えた請求項1又は2に記載のURLフィルタリング・システム。
- 前記URL検知手段、前記URL情報問合手段及び前記閲覧制御手段を前記クライアント側の通信装置に備え、前記ルックアップ手段を前記通信装置とは別のクライアント側の装置に備えた請求項1又は2に記載のURLフィルタリング・システム。
- 前記クライアント側の通信装置と前記ルックアップ手段との間の前記問合せ及び応答データの送受信を、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信により行なうようにしている請求項1乃至4のいずれかに記載のURLフィルタリング・システム。
- 前記ルックアップ手段が、各WebサイトのURLをカテゴリ分類したデータ群をカテゴリ分類定義済みURL情報群として保有しており、前記問合せを受けた閲覧URLのURL情報を前記カテゴリ分類定義済みURL情報群から検索し、前記閲覧URLのカテゴリを示す情報を前記応答として返送するようにしている請求項1乃至5のいずれかに記載のURLフィルタリング・システム。
- 前記閲覧制御手段は、前記ルックアップ手段から受けた前記閲覧URLのカテゴリが閲覧制限対象のカテゴリである場合に前記アクセス要求があったWebサイトへのアクセスを制限し、閲覧制限するようにしている請求項6に記載のURLフィルタリング・システム。
- インターネット上のWebサイトの閲覧制限をURL毎に制御するURLフィルタリングによる閲覧制御方法であって、
前記Webサイトへのアクセス要求のメッセージをTCP/IPソケット・インターフェースによりフックしてアクセス先のURLを検知し、各WebサイトのURLをカテゴリ分類したデータ群を保有するシステムのデータ処理装置に対して前記検知したURLを閲覧URLとして問合せると共に前記データ処理装置から前記閲覧URLのURL情報を応答として受け取り、そのURL情報に基づいて前記アクセス先のWebサイトへの閲覧制限を制御するようにしたことを特徴とするURLフィルタリングによる閲覧制御方法。 - 前記閲覧URLの問合せを依頼する側のシステムと前記問合せを受ける側のシステムが、ネットワーク上の別々のシステムである請求項8に記載のURLフィルタリングによる閲覧制御方法。
- 前記閲覧URLの問合せを依頼する側のシステムと前記問合せを受ける側のシステムとの間の前記問合せ及び応答データの送受信を、HTTPプロトコルによるTCP/IP通信により行なうようにしている請求項8又は9に記載のURLフィルタリングによる閲覧制御方法。
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