JP2005078173A - 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報処理装置、情報提供方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報処理装置、情報提供方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005078173A
JP2005078173A JP2003304718A JP2003304718A JP2005078173A JP 2005078173 A JP2005078173 A JP 2005078173A JP 2003304718 A JP2003304718 A JP 2003304718A JP 2003304718 A JP2003304718 A JP 2003304718A JP 2005078173 A JP2005078173 A JP 2005078173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
advertisement
advertisement information
providing server
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003304718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4133690B2 (ja
Inventor
Ryosuke Ozaki
亮介 尾崎
Hironori Kawamoto
洋令 川本
Keiko Ishii
恵子 石井
Naoya Takeda
直弥 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Marketing Japan Inc
Original Assignee
Canon Marketing Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Marketing Japan Inc filed Critical Canon Marketing Japan Inc
Priority to JP2003304718A priority Critical patent/JP4133690B2/ja
Publication of JP2005078173A publication Critical patent/JP2005078173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4133690B2 publication Critical patent/JP4133690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 目的情報のダウンロードの際、広告情報の選択、配信、表示等を効率的に行うことを可能とする広告情報提供システム等を提供する。
【解決手段】 情報提供サーバは、クライアントが要求する「目的情報のファイルサイズ」、「クライアントへの通信速度」に基づいて、「目的情報のダウンロード時間」を算出し、目的情報のダウンロード時間に基づいて、「全体のダウンロード時間」及び「広告情報のダウンロード時間」を算出し、広告情報のダウンロード時間、クライアントへの通信速度に見合ったファイルサイズ、表示時間(再生時間等)の広告情報を選択する。クライアントは、目的情報のダウンロードと共に広告情報のダウンロード及び表示を行う。目的情報のダウンロードが終了していても、広告情報が動画である場合、当該広告情報の表示(動画再生等)が完了するまで、ユーザの操作受付を不可とする。
【選択図】 図19

Description

本発明は、ネットワークを介して広告情報等を提供する広告情報提供システム等に関する。より詳細には、目的情報を提供する際に、併せて、広告情報等を提供する広告情報提供システム等に関する。
従来、サーバからネットワークを介してデータ等をダウンロードする際、クライアントは、進捗状況ウィンドウを表示し、クライアントのユーザは、当該進捗状況ウィンドウによりダウンロードの進捗状況を把握することができる。
図18は、従来のダウンロード進捗状況ウィンドウ1801を示す図である。
ダウンロード進捗状況ウィンドウ1801には、ダウンロードの経過を示すプログレスバー1802、残転送データ量1803、残転送時間1804、操作ボタン1805(「中止」(ダウンロード中止)、「閉じる」(ダウンロード進捗状況ウィンドウの消去等))等が表示される。
しかしながら、ダウンロードの所要時間の程度によっては、ダウンロード終了まで経過を眺めながら待機するだけでは、ユーザは、無意味な時間を過ごすことになり、退屈感、手持ち無沙汰感を禁じ得ない。
そこで、ダウンロード中、クライアント上に広告情報等を表示させ、ダウンロード待ち時間の有効利用を図ることが提案されている(例えば、[特許文献1]、[特許文献2]、[特許文献3]参照。)。
[特許文献1]の「ダウンロード待ちシステム」は、ダウンロード待ち時間にネットワーク端末の表示装置に所定の画像、テロップ等の文字情報を表示するものである。
[特許文献2]の「通信待ち時間中に付随情報を画面表示するための方法及びサーバ」は、ダウンロード待ち時間に端末画面のウインドウ内に広告文、報道文等のテキストをスクロールしながら表示するものである。
[特許文献3]の「コンテンツ情報及び広告情報の送受信システム」は、コンテンツ情報のダウンロードに要する時間を利用して広告情報を表示するものである。
特開2002−197343号公報 特開2001−306434号公報 特開2001−256150号公報
しかしながら、従来のダウンロード進捗状況ウィンドウは、ダウンロード終了と共に閉じるようにクライアント側で設定することが可能である。従って、ダウンロード進捗状況ウィンドウと共に広告表示等を行う場合、ダウンロード終了、キャンセルと共に、広告表示(動画再生等)が中途であるか否かに関わらず、広告表示も中途終了するので、その分広告効果も損なわれてしまうという問題点がある。静止画像による広告表示と比較して、動画再生による広告表示の場合、この問題点は顕著である。
また、上記[特許文献1]〜[特許文献3]が示す従来の技術は、ダウンロード待ち時間の有効活用を図るものであり、広告情報量(ファイルサイズ)を画一的に制限した場合(例えば、広告文、報道文等のテキストデータ等)、十分な広告宣伝効果を期待できないという問題点がある。
[特許文献2]の技術では、ダウンロードの所要時間が増加しないよう、広告ファイルデータの大きさは、目的ファイルデータと比較して問題とならない程度に極小さくなるように考慮されるが(例えば、[特許文献2]の明細書段落番号[0017]、[0035]参照。)、この場合、広告表示は、実質的に目的ファイルのダウンロードの所要時間内に限られ、広告宣伝効果が十分に得られないという問題点がある。
近年、ブロードバンド等の情報通信技術が進み、通信の高速化、大容量化が進んでいる。このような通信環境にあっては、非常に短時間でダウンロードが完了してしまうので、この問題点は顕著である。
一方、広告宣伝効果を向上させるべく広告情報量(ファイルサイズ)を増大させる場合、ダウンロードの所要時間が必要以上に増大し、ユーザに不快感を与えかねないという問題点がある。
さらに、通信速度は、アクセス状況、クライアント毎に異なるので、ダウンロードする目的情報量(ファイルサイズ)に基づいて配信する広告情報を画一的に決定するだけでは、ユーザにとってダウンロード時間が不快になってしまう場合があるという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、目的情報のダウンロードの際、広告情報の選択、配信、表示等を効率的に行うことを可能とする広告情報提供システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、ネットワークを介して情報処理装置(クライアント等)の要求(ファイル名の指定等)に応じて目的情報を提供する情報提供サーバであって、前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間(広告情報のダウンロード時間等)を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供(送信、配信等)する広告情報を選択する広告選択手段と、前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段と、を具備することを特徴とする情報提供サーバである。
第1の発明では、ダウンロード時に表示されるダウンロード進捗状況ウィンドウ(プログレスバー付きのダイアログ等)に、動画、静止画像、テキスト等の広告情報を表示する広告情報提供システムにおいて、情報提供サーバは、クライアントが要求する「目的情報のファイルサイズ」、「クライアントへの通信速度」に基づいて、「目的情報のダウンロード時間」を算出し、目的情報のダウンロード時間に基づいて、「全体のダウンロード時間」及び「広告情報のダウンロード時間」を算出し、広告情報のダウンロード時間、クライアントへの通信速度に見合ったファイルサイズ、表示時間(再生時間等)の広告情報を選択する。
「目的情報」は、ユーザ指定のファイルデータ等を示す。
「広告情報」は、目的情報のダウンロード中にクライアント上に表示される、付随的な情報を示す。
「表示」は、静止画像、テキスト等の表示、動画再生、音声再生等を示す。
第1の発明では、通信速度に応じて配信する広告情報が選択されるので、ダウンロード時間に必要以上に影響を与えることがない。
また、情報提供サーバは、前記選択された広告情報の種類に応じて、広告情報及び目的情報の提供方法を変更するようにしてもよい。例えば、情報提供サーバは、広告情報が動画である場合、広告情報及び目的情報をそれぞれ時分割して提供し、広告情報が静止画像、テキスト等である場合、目的情報の提供に先立って広告情報を提供する。
また、情報提供サーバは、広告情報選択の形式の設定を示す広告選択形式設定テーブルに基づいて、広告情報の選択の形式を変更するようにしてもよい。形式の設定は、管理者が事前に行う。
広告情報選択の形式は、広告選択テーブルを検索する第1の形式、広告選択テーブルを使用せずに、提供時間決定テーブル(ダウンロード時間決定テーブル)により決定された提供時間に基づき広告情報提供時間(広告情報のダウンロード時間)を決定する第2の形式、前記第1の形式あるいは前記第2の形式を負荷に応じて切り替える第3の形式等がある。
この場合、第1の形式では、負荷を軽減可能であり、第2の形式では、より適正な広告情報を選択可能であり、第3の形式では、負荷の軽減を図りつつ、適正な広告情報を選択することができる。
また、情報提供サーバは、動画の広告情報を優先的に検索し、動画の広告情報を取得できない場合、動画以外の広告情報を検索し取得することができる。
前提として、ダウンロード中に表示する広告情報が動画の場合、目的情報のダウンロードが完了前に動画再生が終わることがない広告情報が選ばれる。また、通信速度が遅くクライアントが指定した目的情報のファイルサイズが大きい場合、その分相当のダウンロード時間を要するので、ファイルサイズが比較的小さい静止画像等の広告情報が選択される。
第2の発明は、ネットワークを介して目的情報を提供する情報提供サーバから前記目的情報を受信する情報処理装置(クライアント等)であって、前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、前記広告情報の表示を行い、当該広告情報の表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段と、を具備することを特徴とする情報処理装置である。
クライアントは、ダウンロード進捗状況ウィンドウにおいて、プログレスバー等による進捗状況の表示、広告情報の表示等を行う。進捗状況の表示は、広告情報の表示進捗状況(動画再生の経過状況等)に基づいて行われるが、クライアントのユーザに対しては、目的情報のダウンロードの進捗状況として表示される。
第2の発明では、クライアントのユーザの退屈感を軽減し、また、クライアントのユーザに認識されることなく、全体のダウンロード時間(広告情報及び目的情報のダウンロード時間)を本来のダウンロード時間(目的情報のみのダウンロード時間)よりも長くすることができ、確実に動画広告等を配信することにより広告効果、購買意欲の向上を図ることができ、ひいては、広告主に対して広告情報提供システムへの参加を促進することができる。
また、クライアントは、目的情報のダウンロードが終了しても、動画の広告情報の再生中に、ダウンロード進捗状況ウィンドウのキャンセル、消去等を行わなず、これらの動作指示に係る操作を受け付けない。例えば、目的情報のダウンロードが終了しても動画再生が終わらない限りキャンセルボタン等を押せないようにする。
この場合、動画広告を確実に最後までユーザに見せることができ、広告効果を向上させることができる。
第3の発明は、目的情報を提供する情報提供サーバと前記目的情報を受信する情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な広告情報提供システムであって、前記情報提供サーバは、前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段と、前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段と、を具備し、前記情報処理装置は、前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、前記広告情報の表示を行い、当該表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段と、を具備することを特徴とする広告情報提供システムである。
第3の発明は、第1の発明の情報提供サーバ及び第2の発明の情報処理装置がネットワークを介して接続されて構成される広告情報提供システムに関する発明である。
第4の発明は、ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバとしてのコンピュータを、前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段、前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段、として機能させるためのプログラムである。
第5の発明は、第4の発明のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
第4の発明及び第5の発明は、コンピュータを第1の発明の情報提供サーバとして機能させるプログラム、及び、当該プログラムを記録した記録媒体である。
第6の発明は、ネットワークを介して目的情報を提供する情報提供サーバから前記目的情報を受信する情報処理装置としてのコンピュータを、前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、前記広告情報の表示を行い、当該表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段、として機能させるためのプログラムである。
第7の発明は、第6の発明のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
第6の発明及び第7の発明は、コンピュータを第2の発明の情報処理装置として機能させるプログラム、及び、当該プログラムを記録した記録媒体である。
尚、上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
第8の発明は、ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバが実行する情報提供方法であって、前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択ステップと、前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供ステップと、を具備することを特徴とする情報提供方法である。
第8の発明は、第1の発明の情報提供サーバが実行する情報提供方法に関する発明である。
本発明によれば、目的情報のダウンロードの際、広告情報の選択、配信、表示等を効率的に行うことを可能とする広告情報提供システム等を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る広告情報提供システム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
本発明の実施の形態に係る広告情報提供システムは、ダウンロード時に、ダウンロード進捗状況ウィンドウに広告情報を載せるものである。広告情報(静止画像、動画、音声等)を載せるとダウンロード時間に影響を与えるが、通信速度により配信する広告情報を切り替え、そのダウンロード時間をユーザに不快とならない範囲で延長し、広告情報をユーザに見せることにより、広告宣伝効果の向上を図る。
また、動画の広告情報を表示する場合、ユーザ指定の目的情報のダウンロードが終了しても、広告情報の表示(動画再生等)が終了するまで、目的情報のダウンロード中である、とユーザに錯覚させるべく、クライアント上において、広告情報の表示(動画再生等)の経過状況を示すプログレスバーを、あたかもユーザ指定の目的情報のダウンロードの進捗状況を示すプログレスバーとして配置し、画面表示する。
「目的情報」は、ユーザ指定のファイルデータ等を示し、例えば、ネットワークを介してダウンロードされるアプリケーションの実行ファイル(EXEファイル等)、ドキュメントデータ、画像データ、動画、映像あるいは音楽等のコンテンツデータである。
「広告情報」は、目的情報のダウンロード中にクライアント上に表示される、付随的な情報であり、広告等に関する情報、データ等を示す。尚、広告情報は、表示内容に制限はなく、広告に関するものに限られず、ニュース、音楽等であってもよい。また、動画、静止画像、音声、テキスト等、表示形式についても制限はない。
「表示」は、静止画像、テキスト等に関してはその表示を示し、動画、映像に関してはその再生を示し、音声に関しては音声再生、演奏等を示す。また、これらを組み合わせたり、切り替えたりするものであってもよい。
まず、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る広告情報提供システムの概略構成について説明する。
図1は、広告情報提供システム100の概略構成を示す図である。
図1に示すように広告情報提供システム100は、管理者111に属する情報提供サーバ101、ユーザ112に属するクライアント102等が、ネットワーク103により接続されて構成される。通常、複数のクライアント102がネットワーク103に接続される。尚、図1のシステム構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
管理者111は、情報提供サーバ101に対して、直接、操作、維持管理、データ入出力等を行ってもよいし、不図示の管理者111用の端末装置等を設け、当該端末装置を介して、情報提供サーバ101に対して、操作、維持管理、データ入出力等を行うようにしてもよい。
情報提供サーバ101〜クライアント102間では、ネットワーク103を介して相互に通信可能である。
ネットワーク103は、インターネット等のネットワークであり、有線、無線を問わない。また、安全かつ円滑な通信を担保するため、インターネット等の公衆が利用可能なネットワークではなく、専用線、OBN(Open Business Network)、インターネットVPN(Virtual Private Network)等を利用するようにしてもよい。
尚、情報提供サーバ101は、特定の位置に配置される必要はなく、ネットワーク103を介して接続された端末群(クライアント102)からアクセス可能であれば、ネットワーク103上の任意の位置で接続されていればよい。
次に、図2を参照しながら、情報提供サーバ101のハードウェア構成について説明する。
図2は、情報提供サーバ101のハードウェア構成図である。
図2に示すように、情報提供サーバ101は、制御部201、入力部202、表示部203、入出力部204、記憶部205、通信部206等がシステムバス207を介して互いに接続される。尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory )、RAM(Random Access Memory)等を有する。
CPUは、記憶部、ROM、記録媒体等に格納される実行プログラム、OS(オペレーションシステム)のプログラム等をRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、演算処理(四則演算や比較演算等)、ハードウェアやソフトウェアの動作制御等を行い、後述する各種機能(図9〜図11等参照。)を実現する。
実行プログラムは、アプリケーションプログラム、CGI(Common Gateway Interface)プログラム、ASP(Active Server Pages)プログラム等である。
ROMは、不揮発性メモリであり、プログラム、データ等を恒久的に保持し、例えば、OSと協働してハードディスク等への入出力を司るBIOS(Basic Input Output System)等を記憶する。
RAMは、揮発性メモリであり、プログラム、データ等を一時的に保持する。
入力部202は、データの入力を行い、例えば、マウス等のポインティングデバイス、キーボード、テンキー等の入力装置を有する。
管理者111は、入力部202を介して、情報提供サーバ101に対して、操作指示、動作指示、データ入力、維持管理等を行うことができる。
表示部203は、CRTモニタ、液晶パネル等の表示装置(ディスプレイ装置)、表示装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。ビデオアダプタは、表示装置に出力する画像信号を生成する。
尚、表示装置は、情報提供サーバ101と一体として構成してもよいし、独立して構成し、情報提供サーバ101と接続するようにしてもよい。
入出力部204は、データの入出力を行い、例えば、フロッピディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW、−RAM等)、MOドライブ等のメディア入出力装置等を有する。
尚、管理者111は、入出力部204を介して、情報提供サーバ101に対して、CPUが実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等を入力することができ、記憶媒体を装着してアプリケーションプログラム等をハードディスクにインストールしたりする。
記憶部205は、データを記憶する装置であり、ハードディスク、メモリ等を有する。記憶部205には、CPUが実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。
通信部206は、情報提供サーバ101とネットワーク103間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークアダプタ、LANアダプタ等の通信制御装置、通信ポート等を有する。
ネットワークアダプタ、LANアダプタは、CPUによって制御されるOSの通信プログラムと協働して外部との通信を行う。
システムバス207は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
システムバス207は、例えば、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、AGP(Accelerated Graphics Port)バス、メモリバスである。
また、図2では、各バス間の接続用チップ、キーボードインタフェース、SCSI(Small Computer System Interface)、ATAPI(ATA Packet Interface)等の入出力用インタフェースは省略されている。
また、プリンタ装置等を有する出力部(図示しない)等を設け、情報提供サーバ101の維持管理等に用いるようにしてもよい。
尚、同様の構成を採るサーバコンピュータ等を情報提供サーバ101として用いることができる。
次に、図3を参照しながら、クライアント102のハードウェア構成について説明する。
図3は、クライアント102のハードウェア構成図である。
図3に示すように、クライアント102は、制御部301、入力部302、表示部303、入出力部304、記憶部305、通信部306等がシステムバス307を介して互いに接続される。
図3に示すクライアント102のハードウェア構成は、上記図2に示す情報提供サーバ101のハードウェア構成と同様である。
また、同様の構成を採るパーソナルコンピュータ、情報携帯端末(PDA)、携帯電話等をユーザ112のクライアント102として用いることができる。
尚、情報提供サーバ101の記憶部205には、広告情報を選択するプログラム、広告情報を配信するプログラム等が格納され、クライアント102の記憶部305には、情報提供サーバ101から提供される広告情報を表示するプログラム等が格納される。
次に、図4〜図8を参照しながら、情報提供サーバ101の記憶部205が保持する情報について説明する
図2に示すように、情報提供サーバ101の記憶部205には、目的情報テーブル211、広告情報テーブル212、広告選択テーブル213、ダウンロード時間決定テーブル214、広告選択形式設定テーブル215、実行プログラム216、OS217等が保持される。
図4は、目的情報テーブル211の一態様を示す図である。
目的情報テーブルは、クライアント102からの要求に応じて提供する情報(目的情報)を示すものである。尚、目的情報テーブルは、種々の構成が可能である。
図4に示す目的情報テーブル211は、目的情報ID401、目的情報名402、ファイルサイズ403、ファイル404等の各フィールドを有する。
目的情報ID401は、目的情報を特定するための文字、数字、記号等からなる符号列であり、例えば、「M0001」である。これは目的情報テーブル内で一意のものであり、情報提供サーバ101等により付与される。
目的情報名402は、目的情報の名称であり、例えば、「AAA」である。
ファイルサイズ403は、目的情報のデータファイルの容量、大きさ(ファイルサイズ)を示し、例えば、「500KByte」である。
ファイル404は、目的情報のデータファイルを示し、例えば、「AAA.EXE」である。尚、データファイル自体のみならず、その参照先を保持するようにしてもよい。
図5は、広告情報テーブル212の一態様を示す図である。
広告情報テーブルは、目的情報と共にクライアントに送信する広告情報を示すものである。尚、広告情報テーブルは、種々の構成が可能である。
図5に示す広告情報テーブル212は、広告情報ID501、動画フラグ502、動画再生時間503、ファイルサイズ504、ファイル505等の各フィールドを有する。
広告情報ID501は、広告情報を特定するための文字、数字、記号等からなる符号列であり、例えば、「K0001」である。これは広告情報テーブル内で一意のものであり、情報提供サーバ101等により付与される。
動画フラグ502は、広告情報が動画か否かを示すものであり、例えば、「0(動画ではない)」、「1(動画である)」である。
動画再生時間503は、広告情報が動画である場合の再生時間を示すものであり、例えば、「15秒」である。尚、広告情報が静止画像、テキスト情報等である場合には、「NULL」等が記録される。
ファイルサイズ504は、広告情報のデータファイルの容量、大きさ(ファイルサイズ)を示し、例えば、「155KByte」である。
ファイル505は、広告情報のデータファイルを示し、例えば、「K01.JPG」、「K02.RAM」である。尚、データファイル自体のみならず、その参照先を保持するようにしてもよい。
図6は、広告選択テーブル213の一態様を示す図である。
広告選択テーブル213は、目的情報毎に、通信速度と広告情報とを対応付けるものである。尚、広告選択テーブル213は、種々の構成が可能であり、例えば、目的情報毎に独立したテーブル構成としてもよい。
図6に示す広告選択テーブル213は、目的情報ID601、通信速度602、広告情報ID603等の各フィールドを有する。
目的情報ID601は、図4の目的情報ID401と同様のものであり、これにより、目的情報テーブル211と広告選択テーブル213とがリレーションされる。
通信速度602は、情報提供サーバ101〜クライアント102間の通信速度の区分を示し、例えば、「56〜64K(bps)」である。
広告情報ID603は、図5の広告情報ID501と同様のものであり、これにより、広告情報テーブル212と広告選択テーブル213とがリレーションされる。
情報提供サーバ101は、クライアント102との間の通信速度を取得し、この広告選択テーブル213を参照して、クライアント102が指定する目的情報及び通信速度から、広告情報を決定する。すなわち、クライアント102が要求する目的情報及び通信速度から、広告情報が一義的に決定される。
例えば、通信速度が大きくなるに伴い、ファイルサイズが大きい広告情報、動画再生時間が長い広告情報が選択されるようにする。
また、ユーザ指定の目的情報のファイルサイズが大きく、通信速度が小さく、当該目的情報のダウンロードだけで長時間を要する場合、目的情報と比較してダウンロード時間が短くファイルサイズが小さい静止画像の広告情報が選択されるようにすることもできる。
さらに、ユーザ指定の目的情報のダウンロード終了前に動画再生が終了しない広告情報が選択されるようにすることもできる。
図7は、ダウンロード時間決定テーブル214の一態様を示す図である。
ダウンロード時間決定テーブル214は、クライアントが要求する目的情報のダウンロード時間に基づいて、目的情報及び広告情報の全体のダウンロード時間を決定するためのものである。尚、ダウンロード時間決定テーブル214は、種々の構成が可能である。
情報提供サーバ101は、クライアント102が要求する目的情報のダウンロード時間を算出し、このダウンロード時間決定テーブル214に基づいて、目的情報及び広告情報の全体のダウンロード時間を決定する。
尚、全体のダウンロード時間の決定には、上記のようにダウンロード時間決定テーブルを用いてもよいし、所定の算出式(目的情報のダウンロード時間に所定の係数を乗じる等)を用いてもよい。
また、ここで決定或いは算出される全体のダウンロード時間はユーザが不快とならない範囲の時間に設定してある。
図7に示すダウンロード時間決定テーブル214は、目的情報ダウンロード時間701、全体ダウンロード時間702等の各フィールドを有する。
目的情報ダウンロード時間701は、クライアント102が要求する目的情報のダウンロードの所要時間を示す。
全体ダウンロード時間702は、目的情報及び広告情報の全体のダウンロードの所要時間を示す。
情報提供サーバ101は、クライアント102との通信速度、目的情報の容量、大きさ(ファイルサイズ)等に基づいて、目的情報のダウンロード時間を算出する。例えば、目的情報のダウンロード時間が「1〜5秒」である場合、全体のダウンロード時間は、「10秒」と決定される。
尚、(広告情報のダウンロード時間)=(全体のダウンロード時間)−(目的情報のダウンロード時間)として、広告情報ダウンロード時間のフィールドを設けてもよい。
図8は、広告選択形式設定テーブル215の一態様を示す図である。
広告選択形式設定テーブル215は、広告情報を選択する方法、形式を決定するためのものである。管理者111は、予め、広告選択形式設定テーブル215を設定することができる。情報提供サーバ101は、広告選択形式設定テーブル215を参照して、広告情報の選択形式を決定する。尚、広告選択形式設定テーブル215は、種々の構成が可能である。
図8に示す広告選択形式設定テーブル215は、形式ID801、広告選択テーブル利用802、切替803等の各フィールドを有する。
形式ID801は、広告選択形式を特定するための文字、数字、記号等からなる符号列であり、例えば、「S01」である。これは広告選択形式設定テーブル内で一意のものである。また、併せて、設定されている形式が示される。
例えば、図8では、形式「S01」が設定されており、この場合、情報提供サーバ101は、切替処理(後述する。)を行わず、広告選択テーブル213を利用して、広告情報を選択する。
広告選択テーブル利用802は、上記広告選択テーブル213の利用の有無を示すものであり、例えば、「あり(広告選択テーブルを利用する。)」、「なし(広告選択テーブルを利用しない。)」である。
切替処理803は、切替処理(後述する。)を行うか否かを示すものであり、例えば、「あり(切替処理あり。)」、「なし(切替処理なし)」である。
尚、管理者111は、情報提供サーバ101の仕様、容量、アクセス数等に応じて、広告選択形式を予め設定することができる。
次に、図9〜図17を参照しながら、情報提供サーバ101、クライアント102の動作について説明する。
図9は、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャートである。
情報提供サーバ101(制御部201)は、クライアント102から目的情報のダウンロード要求を受信する(ステップ901)。
ダウンロード要求は、例えば、クライアント102のユーザ112によって指定された目的情報のファイル名等を含む。
情報提供サーバ101(制御部201)は、記憶部205の広告選択形式設定テーブル215を参照し、広告選択形式を決定する(ステップ902)。
広告選択テーブル利用「あり」・切替処理「なし」の場合、情報提供サーバ101(制御部201)は、クライアント102との間の通信速度を取得する(ステップ903)。
通信速度の取得は、例えば、情報提供サーバ101からクライアント102に対して、通信速度を自動的に取得するためのプログラムと共に小データを送信し、情報提供サーバ101及びクライアント102において当該小データの送信時間、受信時間等を計測することにより行うことができる。
情報提供サーバ101(制御部201)は、記憶部205の広告選択テーブル213を参照して、上記通信速度、目的情報に対応する広告情報を選択する(ステップ904)。
広告選択テーブル利用「なし」・切替処理「なし」の場合、情報提供サーバ101(制御部201)は、広告選択処理(ステップ906。図10参照。後述する。)を経て、広告情報を選択する。
切替処理「あり」の場合、情報提供サーバ101(制御部201)は、アクセス状況、CPU負荷、通信負荷等を取得し(ステップ907)、アクセス集中等により所定の負荷の範囲を超えていると判断した場合(ステップ908のYes)、上記ステップ903以降の処理を行い、所定の負荷の範囲内であると判断した場合(ステップ908のNo)、上記ステップ906以降の処理を行う。
尚、アクセス状況を判断する場合、アクセス状況を常に監視するようにしても良いし、定期的に監視するように構成するようにしても良い。
情報提供サーバ101(制御部201)は、広告情報を決定すると、クライアント102が要求する目的情報と共に、選択した広告情報をクライアント102に送信する(ステップ905)。
尚、ステップ902において、情報提供サーバ101は、記憶部205の広告選択形式設定テーブル215に基づき広告選択形式を判断するものとして説明したが、広告選択形式設定テーブル215が更新、変更された場合にのみ、上記判断を行い、広告選択形式設定テーブル215更新、変更されていない場合、前回の広告選択形式により、以降の処理を行うようにしてもよい。
以下、広告情報がテキストあるいは静止画像である場合における、データ送信手順について説明する。
目的情報のダウンロード中、常時、広告情報をクライアント102の表示画面に表示するために、情報提供サーバ101(制御部201)は、クライアント102が要求する目的情報を送信する前に、広告情報をクライアント102に送信する必要がある。
図14は、情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図である。
図14に示す送信データ1401は、データ先頭部分に広告情報1402が割り当てられ、その他の部分に目的情報1403が割り当てられている。この場合、広告情報1402は、目的情報1403のダウンロード終了まで、クライアント102の表示画面上に継続表示される。
図15は、情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図である。
図15に示す送信データ1501は、データ先頭部分に広告情報A1502が割り当てられ、データ中間部分に広告情報B1504が割り当てられ、その他の部分に目的情報1503が割り当てられている。この場合、目的情報1503のダウンロードの途中で、広告情報A1502から広告情報B1504に広告情報の表示を変更することができる。尚、この広告情報の表示変更は、1回に限られず複数回行うこともできる。
以下、広告情報が動画である場合における、データ送信手順について説明する。
目的情報のダウンロード中、常時、広告情報をクライアント102の表示画面に表示(動画再生)するために、情報提供サーバ101(制御部201)は、クライアント102が要求する目的情報を送信する前に、広告情報をクライアント102に送信開始する必要がある。
図16は、情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図である。
図16に示す送信データ1601は、情報提供サーバ101が選択した広告情報及びクライアント102が要求する目的情報がそれぞれ時分割され交互に割り当てられている。この場合、クライアント102は、ストリーム再生により広告情報1602を表示(動画再生)しながら目的情報1603をダウンロードする。情報提供サーバ101は、目的情報1602と広告情報1603をそれぞれ分割して交互にクライアント102に送信するが、見かけ上、クライアント102は、目的情報1602及び広告情報1603を並行してダウンロードすることになる。
また、データ末尾部分に広告情報を割り当てることにより、広告情報の動画再生が終了しているのに、目的情報のダウンロードが継続するといった事態が生じるのを防止することができる。尚、広告情報の動画再生が終了し、目的情報のダウンロードが継続している場合、広告情報の動画再生を最初から繰り返すようにしてもよい。
また、目的情報のダウンロードが完了しても、広告情報の動画再生が完了していない場合、クライアント102は、ユーザ112の操作(ダウンロード進捗状況ウィンドウ等の消去、広告情報の表示終了等)を受け付けないようにすることにより、必ず最後まで広告情報の動画再生を行うようにしてもよい。
尚、ユーザ112は、広告情報をダウンロード中であるのか、目的情報をダウンロード中であるのか、クライアント102の表示画面からは把握できないので、広告情報が動画である場合も、上記図14に示す静止画像の場合と同様に、データ先頭部分に広告情報の全てを割り当てるようにしてもよい。
また、図14〜図16では、広告情報と目的情報をそれぞれ別のデータとして扱ったが、広告情報と目的情報を1のデータとして扱ってもよい。
図10を参照しながら、広告選択処理(図9:ステップ906)における、情報提供サーバ101の動作について説明する。
図10は、広告選択処理(図9:ステップ906)における、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャートである。
広告選択処理では、情報提供サーバ101は、目的情報のファイルサイズ、クライアント102との間の通信速度等に基づいて、最適な広告情報を選択する。
情報提供サーバ101(制御部201)は、目的情報テーブル211を参照して、クライアント102が要求する目的情報のファイルサイズを取得する(ステップ1001)。
情報提供サーバ101(制御部201)は、クライアント102との間の通信速度を取得する(ステップ1002)。
通信速度の取得は、例えば、情報提供サーバ101からクライアント102に対して、通信速度を自動的に取得するためのプログラムと共に小データを送信し、情報提供サーバ101及びクライアント102において当該小データの送信時間、受信時間等を計測することにより行うことができる。
情報提供サーバ101(制御部201)は、目的情報のファイルサイズ及び通信速度に基づいて、目的情報のダウンロード時間を算出する(ステップ1003)。例えば、通信速度80Kbps、ユーザ指定のファイルサイズ100Kbyteの時、目的情報のダウンロード時間は10秒となる。
尚、ダウンロード時間を算出する際には、送信する際に付加されるヘッダー等の情報を考慮して算出されるように構成されている。
情報提供サーバ101(制御部201)は、ダウロード時間決定テーブル214を参照し、上記目的情報のダウンロード時間に基づいて、全体のダウンロード時間を取得し(ステップ1004)、広告情報に割り当て可能なダウンロード時間を決定する(ステップ1005)。
図13は、全体のダウンロード時間、目的情報のダウンロード時間、広告情報のダウンロード時間の関係を示す図(ダウンロード時間関係図1301)である。
図13に示すように、概ね、(広告情報のダウンロード時間)=(全体のダウンロード時間)−(目的情報のダウンロード時間)、となっている。
情報提供サーバ101(制御部201)は、上記広告情報のダウンロード時間に基づいて、クライアント102に送信する広告情報のファイルサイズを決定する(ステップ1006)。
尚、広告情報のファイルサイズについては、概ね、(広告情報のファイルサイズ[byte])=(広告情報のダウンロード時間[s])×(通信速度[bps])÷8、である。
情報提供サーバ101(制御部201)は、広告情報テーブル213を参照して、決定した全体のダウンロード時間及び広告情報のファイルサイズに基づいて、動画の広告情報を検索する(ステップ1007)。
この場合、情報提供サーバ101(制御部201)は、広告情報を選択する際、決定した広告情報のファイルサイズと比較して同一あるいは小さく、決定した全体のダウンロード時間と比較して動画再生時間が同一あるいは大きいものを選択する。従って、全体のダウンロード時間が広告情報の動画再生時間を超えず、広告情報の動画再生が終了しているのにもかかわらず、目的情報のダウンロードが終了していないという弊害を防止することができる。
情報提供サーバ101(制御部201)は、動画の広告情報を取得できたか否かを判断し(ステップ1008)、動画の広告情報を取得できた場合(ステップ1008のYes)、処理を終了し、取得できなかった場合(ステップ1008のNo)、決定した広告情報のファイルサイズに基づいて、動画以外の広告情報(静止画像の広告情報、テキストデータの広告情報等)を検索、取得し(ステップ1009)、処理を終了する。尚、決定した広告情報のファイルサイズの範囲内であれば、複数の広告情報を選択してもよい。
尚、広告情報が動画であるか否かは、記憶部205の広告情報テーブル212の動画フラグ502等を参照することにより判断することができる。
次に、広告選択テーブル213を利用する場合(図9:ステップ903以降の処理)、広告選択テーブル213を利用しない場合(図9:ステップ906以降の処理)、切替処理を行う場合(図9、ステップ907以降の処理)の利点等について説明する。
広告選択テーブル213を利用する場合(図9:ステップ903以降の処理)、所定の範囲の通信速度と広告情報との対応付けについては、ある程度の範囲を決めて事前に計算を行いその結果を広告選択テーブル213として保持するので、情報提供サーバ101(制御部201)は、この広告選択テーブル213を参照することにより、改めて、広告情報選択のための計算処理等を行う必要がなく、負荷を軽減することができる。
一方、広告選択テーブル213を利用しない場合(図9:ステップ906以降の処理)、広告選択処理(図10)により、目的情報のファイルサイズ、通信速度等に基づいて、個別に最適な広告情報を決定することができる。
図9のステップ908において、情報提供サーバ101(制御部201)は、アクセス状況、CPU負荷、通信負荷等に基づいて、ステップ903以降の処理を行うか、ステップ906以降の処理を行うか、の判断を行う。アクセス状況の判断については、所定のアクセス数を超えた場合、アクセス集中と判断するようにしてもよい。また、負荷等の判断については、CPU負荷、メモリ、ディスク等における、スワップ領域の使用量の値あるいは算出値によって判断を行うようにしてもよい。
上記切替処理は、広告選択テーブル213を利用するか否かを自動的に決定するものであり、例えば、情報提供サーバ101にアクセス集中等の負荷が発生した場合、広告選択テーブル213を利用することで広告情報選択に係る処理時間、処理負担等を軽減し、システム全体として処理の遅延等を回避することができる。
次に、図11を参照しながら、広告選択テーブル213の作成処理について説明する。
図11は、広告選択テーブル213の作成処理における、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャートである。
情報提供サーバ101(制御部201)は、記憶部205の目的情報テーブル211に基づいて、広告選択テーブル213に登録する目的情報のファイルサイズを取得する(ステップ1101)。
情報提供サーバ101(制御部201)は、上記目的情報のファイルサイズ、通信速度に基づいて、広告選択処理(図10)を行い(ステップ1103)、選択した広告情報を広告選択テーブル213に登録する(ステップ1104)。
尚、情報提供サーバ101(制御部201)は、ステップ1103、ステップ1104の処理を、広告選択テーブル213の通信速度602の範囲数(区分数)分繰り返す(ステップ1102、ステップ1105)。
また、図11の広告選択テーブル213の作成処理は、目的情報それぞれに対して処理が行われるようになっている。
尚、図11は、広告選択テーブル213の作成処理の一態様を示したものであり、これに限られない。また、情報提供サーバ101とは異なる他の端末装置により広告選択テーブル213の作成処理を行い、作成した広告選択テーブル213を情報提供サーバ101に入力するようにしてもよい。
次に、図12を参照しながら、クライアント102の動作について説明する。
図12は、クライアント102の動作を示すフローチャートである。
クライアント102(制御部301)は、情報提供サーバ101に対して、ユーザ112が指定する目的情報のダウンロードを要求し(ステップ1201)、情報提供サーバ101から送信される広告情報及び目的情報を受信を開始する(ステップ1202)。
クライアント102(制御部301)は、受信した広告情報を表示(動画再生、音声再生、静止画像表示、テキスト表示等)する(ステップ1203)。
図17は、ダウンロード進捗状況ウィンドウの一態様を示す図である。
図17に示すように、ステップ1203において、クライアント102(制御部301)は、表示部303の表示装置にダウンロード進捗状況ウィンドウ1701上に、プログレスバー1702と共に広告情報1703を表示する。
クライアント102(制御部301)は、目的情報のダウンロードが終了したか否かを判断し(ステップ1204)、目的情報のダウンロードが終了していない場合(ステップ1204のNo)、広告情報の表示を継続する(ステップ1203)。
クライアント102(制御部301)は、目的情報のダウンロードを終了し(ステップ1204のYes)、広告情報が動画以外であれば(ステップ1205のNo)、処理を終了する。
クライアント102(制御部301)は、広告情報が動画であれば(ステップ1205のYes)、広告情報の動画再生中(ステップ1206のNo)、ユーザ112による操作(ダウンロード中止、進捗状況ウィンドウの消去等)の受付を不可とし(ステップ1207)、広告情報の動画再生が終了すれば(ステップ1206のYes)、当該操作の受付を可とし(ステップ1208)、処理を終了する。
尚、ステップ1204において、目的情報のダウンロードが終了したか否かを判断は、情報提供サーバから目的情報の送信が終了したタイミングでもよいし、目的情報の受信が終了した時点でクライアント(例えばオペレーティングシステム)から発行されるダウンロード終了のメッセージを受け取ることで判断してもよい。
また、ステップ1205において、広告情報が動画か否かを判断するには、例えば、広告情報の配信の際にフラグを立てるようにしてもよい。この場合、最初の1パケットをフラグとして使い、フラグが「0」であれば静止画像、フラグが「1」であれば動画と判断することができる。
また、ステップ1206において、動画再生終了の判断は、クライアントからの再生終了のメッセージを受け取ること等で判断できる。
また、ステップ1208において、動画再生終了後、操作(進捗状況ウィンドウ消去等)の受付を可としたが、自動的に、ダウンロード進捗状況ウィンドウを消去するようにしてもよい。
以上の過程を経て、クライアントは、情報提供サーバに対して、ユーザが指定した目的情報のダウンロードを要求し、目的情報のダウンロードと共に広告情報のダウンロード及び表示を行う。目的情報のダウンロードが終了していても、広告情報が動画である場合、当該広告情報の表示(動画再生等)が完了するまで、ユーザの操作受付を不可とする。
従って、クライアントは、目的情報のダウンロードが先に終了している場合であっても、動画の広告情報のダウンロードを継続し、最後まで再生することができ、ひいては、広告宣伝効果の向上を図ることができる。
図18に示すように、従来のダウンロード進捗状況ウィンドウ1801では、ダウンロード中あるいはダウンロード終了時、操作ボタン1805(「中止」(ダウンロード停止)、「閉じる」(ウィンドウ消去)等)等が表示され、クライアントは、この操作ボタン1805等を介してユーザの操作を受け付ける。
一方、ステップ1207において、クライアント102(制御部301)は、目的情報のダウンロード終了を検知した場合、ダウンロード停止あるいはダウンロード進捗状況ウィンドウの消去をできないようにする。
例えば、ダウンロード終了のダイアログを出すかわりにキャンセルボタンをグレー表示したり(操作ボタンのシャドウ表示等)、図17に示すように、操作ボタン(「中止」(ダウンロード停止)、「閉じる」「×」(ウィンドウ消去)等)を表示しないようにすることで実現可能である。
この場合、動画の広告情報を途中で切れることなく最後までクライアントのユーザに閲覧させるので、広告宣伝効果を最大限発揮させることができる。
このように、クライアントは、広告情報の表示を開始すると、目的情報のダウンロードを行い、ダウンロード進捗状況ウィンドウ上において、広告情報の表示、ダウンロードの経過を示すプログレスバーを表示する。
従来、クライアントのダウンロード進捗状況ウィンドウにおいて、目的情報のダウンロードの進捗に伴いプログレスバーが表示される。例えば、ダウンロード中は、プログレスバーが左端から右端に向けて伸長し、目的情報のダウンロードが終了すると、プログレスバーが右端に達するように表示される。従って、クライアントのユーザは、このプログレスバーにより、目的情報のダウンロードが終了したか否かを識別可能である。
一方、上記の実施の形態では、クライアントのダウンロード進捗状況ウィンドウにおいて、全体(広告情報及び目的情報)のダウンロード、広告情報の表示(動画再生等)の進捗に伴いプログレスバーが表示される。この場合、クライアントは、広告情報を最後まで表示し、広告情報の表示が終了すると同時に目的情報のダウンロードが終了したかの如く、プログレスバーによる進捗表示を行う。
従って、目的情報のダウンロードが終了しても、広告情報の表示が最後まで行われていない場合、クライアントの画面上から目的情報のダウンロードが既に終了したか否かを識別することはできず、クライアントのユーザに対して、不快感を与えることなく、様々な種類の広告情報を効率的に見せることができる。
例えば、図17では、実際は、プログレスバー1702により広告情報1703の再生時間を表示しているが、ユーザは、プログレスバー1702が目的情報のダウンロードの進捗状況を示すものと認識する。
以上、詳細に説明したように、本発明の実施の形態における広告情報提供システムでは、ダウンロード進捗状況ウィンドウにおいて、プログレスバー等による進捗状況の表示、広告情報の表示等が行われるので、クライアントのユーザの退屈感を軽減することができる。
また、通信速度に応じて配信する広告情報が選択されるので、ダウンロード時間に必要以上に影響を与えることがない。
また、クライアントのユーザに認識されることなく、全体のダウンロード時間(広告情報及び目的情報)を本来のダウンロード時間(目的情報のみ)よりも長くすることができ、確実に動画広告等を配信することにより広告効果、購買意欲の向上を図ることができ、ひいては、広告主に対して広告情報提供システムへの参加を促進することができる。
管理者は、広告選択形式に関して、予め、広告選択テーブルを使うか否か決めることができるので、情報提供サーバの負荷を軽減することができる。
また、動画の広告情報の場合、目的情報のダウンロードが終了しても動画再生が終わらない限りキャンセルボタン等を押せないようになっているので動画広告を確実に最後までユーザに見せることができ、広告効果を向上させることができる。
尚、広告情報に関しては、広告宣伝に関する情報のみならず、その他の情報、例えば、ニュース、ユーザーズガイド等に関する情報等であってもよい。この場合、クライアントのユーザは、有用な情報を無駄なく取得することができる。
また、広告情報が音声等である場合も、上記動画の広告情報の場合の処理と同様に処理を行うようにしてもよい。この場合、クライアントは、音声再生等が終了するまで、ユーザの操作受付を不可とし、音声の広告情報を最後まで再生させる。静止画像、テキスト等を切り替えて一連の情報を示す場合も同様である。
また、広告情報の表示は、ダウンロード進捗状況ウィンドウ内において行うものとして説明したが、ダウンロード進捗状況ウィンドウ外に、広告情報表示用に独立したウィンドウあるいは表示領域を設けるようにしてもよいし、音声、音楽の広告情報、付随情報の場合は、表示領域等を設ける必要はない。
また、クライアントにおける処理(図12等)に係る実行プログラムは、予め個別にクライアントの記憶部に導入するようにしてもよいし、クライアントが情報提供サーバにアクセスする際に、広告情報及び目的情報のダウンロードの前に、情報提供サーバから上記実行プログラムのダウンロード及びインストールを行うようにしてもよい。
この場合、情報提供サーバは、クライアントにおける処理に係る実行プログラムを記憶部に保持し、クライアントからアクセスの際、当該クライアントが上記実行プログラムを既に導入しているか否かを判断し、未だ導入していない場合には、当該クライアントに対して上記実行プログラムの導入を促す。
また、上記実行プログラムをアドインソフトウェアとしてブラウザ等のアプリケーションソフトウェアに組み込むようにしてもよい。
また、図9〜図12等に示す処理を行うプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
次に、本発明の他の実施の形態に係る、広告情報提供システムについて説明する。
先述の実施の形態では、情報提供サーバは、広告情報の選択処理を行い、クライアントは、自身で、当該広告情報の表示を制御するものとして説明したが、以下に示す実施の形態は、クライアントにおける広告情報の表示等の処理に関しても、情報提供サーバの指示に基づいて行うものである。
図19は、本発明の他の実施の形態に係る、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャートである。
図19に示すように、本発明の他の実施の形態では、情報提供サーバ101は、クライアント102に対して、広告情報の表示指示(ステップ1909)、ユーザによる操作受付の可否の指示(ステップ1913、ステップ1914)等を行う。
ステップ1901〜ステップ1908の処理は、上記図9について説明したように、ステップ901〜ステップ908の処理と同様である。
ステップ1909〜ステップ1914の処理は、上記図12について説明したように、ステップ1203〜ステップ1208の処理と同様であるが、クライアントの動作については、情報提供サーバ側からその指示を行う。
図19に示す、本発明の他の実施の形態では、クライアント側に、クライアントにおける処理(図12等)に係る実行プログラムを導入する必要がなく、クライアント側の情報資源(記憶領域等)の有効活用を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る広告情報提供システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
広告情報提供システム100の概略構成を示す図 情報提供サーバ101のハードウェア構成図 クライアント102のハードウェア構成図 目的情報テーブル211の一態様を示す図 広告情報テーブル212の一態様を示す図 広告選択テーブル213の一態様を示す図 ダウンロード時間決定テーブル214の一態様を示す図 広告選択形式設定テーブル215の一態様を示す図 情報提供サーバ101の動作を示すフローチャート 広告選択処理(図9:ステップ906)における、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャート 広告選択テーブル213の作成処理における、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャート クライアント102の動作を示すフローチャート 全体のダウンロード時間、目的情報のダウンロード時間、広告情報のダウンロード時間の関係を示す図 情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図 情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図 情報提供サーバ101からクライアント102に送信される送信データの一態様を示す図 本発明の実施の形態に係るダウンロード進捗状況ウィンドウ1701の一態様を示す図 従来のダウンロード進捗状況ウィンドウ1801の一態様を示す図 本発明の他の実施の形態に係る、情報提供サーバ101の動作を示すフローチャート
符号の説明
100………広告情報提供システム
101………情報提供サーバ
102………クライアント
103………ネットワーク
111………管理者
112………ユーザ
201、301………制御部
202、302………入力部
203、303………表示部
204、304………入出力部
205、305………記憶部
206、306………通信部
207、307………システムバス
211………目的情報テーブル
212………広告情報テーブル
213………広告選択テーブル
214………ダウンロード時間決定テーブル
215………広告選択形式設定テーブル
216、311………実行プログラム
217、312………OS

Claims (16)

  1. ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバであって、
    前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段と、
    前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段と、
    を具備することを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 前記広告情報提供手段は、前記選択された広告情報の種類に応じて提供方法を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報提供サーバ。
  3. 前記広告選択手段は、広告選択形式設定テーブルに基づいて、前記広告情報の選択の形式を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報提供サーバ。
  4. 前記形式は、広告選択テーブルを検索する第1の形式、前記広告選択テーブルを使用せずに、提供時間決定テーブルにより決定された提供時間に基づき広告情報提供時間を決定する第2の形式、前記第1の形式あるいは前記第2の形式を負荷に応じて切り替える第3の形式、のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項3に記載の情報提供サーバ。
  5. 前記第2の形式は、動画の広告情報を優先的に検索することを特徴とする請求項4に記載の配信サーバ。
  6. 前記動画の広告情報を取得できない場合、動画以外の広告情報を検索し取得することを特徴とする請求項5に記載の情報提供サーバ。
  7. ネットワークを介して目的情報を提供する情報提供サーバから前記目的情報を受信する情報処理装置であって、
    前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記広告情報の表示を行い、当該広告情報の表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記目的情報の受信を終了した場合であっても、前記広告情報の表示が終了するまでは、前記広告情報の表示の中止及び操作受付を不可とする表示継続手段を具備することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記広告情報の表示及び前記目的情報の受信を終了した場合、前記進捗状況の表示を終了することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記広告情報の表示は、動画再生、音声再生のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 目的情報を提供する情報提供サーバと前記目的情報を受信する情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な広告情報提供システムであって、
    前記情報提供サーバは、
    前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段と、
    前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段と、
    を具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記広告情報の表示を行い、当該表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段と、
    を具備することを特徴とする広告情報提供システム。
  12. ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバとしてのコンピュータを、
    前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段、
    前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段、
    として機能させるためのプログラム。
  13. ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバとしてのコンピュータを、
    前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択手段、
    前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  14. ネットワークを介して目的情報を提供する情報提供サーバから前記目的情報を受信する情報処理装置としてのコンピュータを、
    前記目的情報と共に提供される広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記広告情報の表示を行い、当該表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. ネットワークを介して目的情報を提供する情報提供サーバから前記目的情報を受信する情報処理装置としてのコンピュータを、
    前記広告情報と前記目的情報とを受信する広告情報受信手段、
    前記広告情報の表示を行い、当該表示の進捗状況を前記目的情報の受信状況として表示する進捗状況表示手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  16. ネットワークを介して情報処理装置の要求に応じて目的情報を提供する情報提供サーバが実行する情報提供方法であって、
    前記要求に係る目的情報のファイルサイズ及び要求元の情報処理装置への通信速度に基づいて、広告情報提供時間を算出し、前記要求元の情報処理装置へ提供する広告情報を選択する広告選択ステップと、
    前記目的情報と共に前記広告情報を提供する広告情報提供ステップと、
    を具備することを特徴とする情報提供方法。
JP2003304718A 2003-08-28 2003-08-28 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、プログラム、記録媒体 Expired - Fee Related JP4133690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304718A JP4133690B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、プログラム、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304718A JP4133690B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、プログラム、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005078173A true JP2005078173A (ja) 2005-03-24
JP4133690B2 JP4133690B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=34408332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003304718A Expired - Fee Related JP4133690B2 (ja) 2003-08-28 2003-08-28 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、プログラム、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4133690B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080161A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nec Personal Products Co Ltd データ配信システム、部分コンテンツ格納サーバ、応答高速化方法、及びプログラム
WO2009090708A1 (ja) * 2008-01-18 2009-07-23 Panasonic Corporation 情報送信装置および情報配信システム
JP2013501271A (ja) * 2009-08-01 2013-01-10 クアルコム,インコーポレイテッド 動的モバイルクーポンの管理
JP2013525875A (ja) * 2010-04-02 2013-06-20 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広告を強制視聴させる装置及び方法
WO2014098440A1 (ko) * 2012-12-17 2014-06-26 Choi Sung Eun 파일 다운로드 윈도우를 이용한 광고 시스템 및 방법
JP2014157613A (ja) * 2011-06-03 2014-08-28 Apple Inc ネットワークを介して1つのデバイスから別のデバイスへファイルを送信すること
US8837724B2 (en) 2007-03-27 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Synchronization test for device authentication
US8886125B2 (en) 2006-04-14 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Distance-based association
US9215581B2 (en) 2006-04-14 2015-12-15 Qualcomm Incorported Distance-based presence management
US9483769B2 (en) 2007-06-20 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Dynamic electronic coupon for a mobile environment
US9524502B2 (en) 2007-06-20 2016-12-20 Qualcomm Incorporated Management of dynamic electronic coupons
KR20180006433A (ko) * 2015-11-11 2018-01-17 텐센트 테크놀로지(센젠) 컴퍼니 리미티드 정보 처리 방법, 단말기 및 컴퓨터 저장 매체
US10542372B2 (en) 2011-03-15 2020-01-21 Qualcomm Incorporated User identification within a physical merchant location through the use of a wireless network
CN112882768A (zh) * 2021-02-07 2021-06-01 深圳市来玩科技有限公司 进度条加载方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080161A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nec Personal Products Co Ltd データ配信システム、部分コンテンツ格納サーバ、応答高速化方法、及びプログラム
US9591470B2 (en) 2006-04-14 2017-03-07 Qualcomm Incorporated System and method for enabling operations based on distance to and motion of remote device
US9510383B2 (en) 2006-04-14 2016-11-29 Qualcomm Incorporated System and method of associating devices based on actuation of input devices and signal strength
US9215581B2 (en) 2006-04-14 2015-12-15 Qualcomm Incorported Distance-based presence management
US8886125B2 (en) 2006-04-14 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Distance-based association
US8837724B2 (en) 2007-03-27 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Synchronization test for device authentication
US9747613B2 (en) 2007-06-20 2017-08-29 Qualcomm Incorporated Dynamic electronic coupon for a mobile environment
US9141961B2 (en) 2007-06-20 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Management of dynamic mobile coupons
US9483769B2 (en) 2007-06-20 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Dynamic electronic coupon for a mobile environment
US9524502B2 (en) 2007-06-20 2016-12-20 Qualcomm Incorporated Management of dynamic electronic coupons
WO2009090708A1 (ja) * 2008-01-18 2009-07-23 Panasonic Corporation 情報送信装置および情報配信システム
JP2013501271A (ja) * 2009-08-01 2013-01-10 クアルコム,インコーポレイテッド 動的モバイルクーポンの管理
JP2013525875A (ja) * 2010-04-02 2013-06-20 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 広告を強制視聴させる装置及び方法
US10542372B2 (en) 2011-03-15 2020-01-21 Qualcomm Incorporated User identification within a physical merchant location through the use of a wireless network
JP2014157613A (ja) * 2011-06-03 2014-08-28 Apple Inc ネットワークを介して1つのデバイスから別のデバイスへファイルを送信すること
WO2014098440A1 (ko) * 2012-12-17 2014-06-26 Choi Sung Eun 파일 다운로드 윈도우를 이용한 광고 시스템 및 방법
KR20180006433A (ko) * 2015-11-11 2018-01-17 텐센트 테크놀로지(센젠) 컴퍼니 리미티드 정보 처리 방법, 단말기 및 컴퓨터 저장 매체
JP2018520450A (ja) * 2015-11-11 2018-07-26 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体
KR101989732B1 (ko) 2015-11-11 2019-06-14 텐센트 테크놀로지(센젠) 컴퍼니 리미티드 정보 처리 방법, 단말기 및 컴퓨터 저장 매체
US10448081B2 (en) 2015-11-11 2019-10-15 Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited Multimedia information processing method, terminal, and computer storage medium for interactive user screen
CN112882768A (zh) * 2021-02-07 2021-06-01 深圳市来玩科技有限公司 进度条加载方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4133690B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100604359B1 (ko) 광고 고지 시스템
US10580041B2 (en) Server control of multiple media players in a playback page
JP4133690B2 (ja) 広告情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、プログラム、記録媒体
JP4963993B2 (ja) ネットワークを介して主コンテンツをダウンロード/アクセスする際に記憶装置にある補助コンテンツを提供する方法及び装置
US6317789B1 (en) Method and apparatus for transmitting and displaying information between a remote network and a local computer
KR100565031B1 (ko) 통신 환경에 따른 콘텐트 선택
US20020138641A1 (en) Targeted multimedia proxy server (tmps)
EP2133126A1 (en) Game system, storage server, score server, game system control method, information recording medium, and program
US20050114526A1 (en) Advertisement distribution system
US20060143675A1 (en) Proxy advertisement server and method
JP2013179591A (ja) 広告の回転
JP2003044739A (ja) コンテンツ配信方法およびコンテンツ配信プログラム
US20020016205A1 (en) Game mastery support apparatus, terminal apparatus, and computer readable medium having recorded thereon processing program for activating the game mastery support apparatus
JP4152715B2 (ja) 動画再生可能なコンテンツの配信方法
JP4537546B2 (ja) データ配信システム及びデータ配信方法
JP3676330B2 (ja) コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法ならびにプログラム
KR20010035371A (ko) 전화면 동영상을 이용하는 인터넷 광고방법
JP3564076B2 (ja) 画像通信装置、画像通信方法及びプログラム記録媒体
JP6105876B2 (ja) コンテンツ提供システム、クライアント機器、制御方法、及びプログラム
KR20000024427A (ko) 인터넷을 통한 배너광고 방법
JP2002297993A (ja) 広告プロモーション装置ならびにその方法
US20060031117A1 (en) System for dynamic advertising in software applications
JP2001101060A (ja) 通信データ先読み装置及び記録媒体
JP2002091995A (ja) 広告情報供給方法及び広告情報供給システム並びに広告情報供給プログラムを記録した記録媒体
JP2005275752A (ja) 情報処理装置、情報サーバ、情報処理システム、情報処理方法およびそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees