JP2005063019A - プレゼンスシステム及びプレゼンスフィルタリング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被監視端末200が監視端末100のいずれかにプレゼンスを公開する際にクラス別プレゼンス送信部202は、プレゼンス記憶部208からプレゼンスを読み出し、要求元である監視端末100が属するクラスに関連づけられたフィルタをフィルタ記憶部207から読み出し、該読み出したフィルタでプレゼンスをフィルタリングして、該フィルタに応じた属性のみからなるクラス別プレゼンスを生成し、要求元である監視端末100へ送信する。
【選択図】 図1
Description
プレゼンスサーバ700は、情報ネットワーク400上の被監視端末それぞれからプレゼンスを収集して管理し、監視端末500からの要求に応じて被監視端末600の代わりにプレゼンスを公開する。
監視要求受信部601は、監視端末500又はプレゼンスサーバ700からの監視要求を情報ネットワーク400を介して受信するための機能部である。アクセス制御リスト記憶部604には、受信した監視要求を受け付けるか否かを決定するための情報(アクセス制御リスト)が格納されている。監視者リスト記憶部605は、監視要求を受け付けた監視端末500又はプレゼンスサーバ700を一覧として示す情報(監視者リスト)を格納している。プレゼンス記憶部608は、公開しているプレゼンス情報を格納している。プレゼンス更新処理部609は、プレゼンス記憶部608に格納されているプレゼンス情報を更新する。プレゼンス送信部602は、監視端末又はプレゼンスサーバにプレゼンス情報を送信する。
監視要求送信部701は、情報ネットワーク400を介して被監視端末600へ監視要求を送信する。プレゼンス受信部703は、情報ネットワーク400を介して被監視端末600から送信されてきたプレゼンス情報を受信する。監視要求受信部701は、情報ネットワーク400を介して監視端末500から送信されてきた監視要求を受信する。アクセス制御リスト記憶部704には、受信した監視要求を受け付けるか否かを決定するための情報が格納されている。監視者リスト記憶部705は、監視要求を受け付けた監視端末を一覧として示す情報を格納している。プレゼンス記憶部708は、被監視端末600から取得したプレゼンス情報を格納している。プレゼンス送信部702は、監視端末500にプレゼンス情報を送信する。
監視端末500は、監視要求送信部501を用いてプレゼンスサーバ700へ監視要求を送信する(A1)。プレゼンスサーバ700は、監視端末500から送信されてきた監視要求を監視要求受信部701によって受信すると、監視要求から被監視端末500のユーザ名を抽出し、監視者リスト記憶部705に記憶されている被監視端末600用の監視者リストに監視要求の送信元である監視端末500のユーザ名が登録されているか否かを確認する。
登録されていない場合、アクセス制御リスト記憶部704に格納されている被監視端末600用のアクセス制御リストに基づいてアクセス制御を行い(A2)、監視が許可される場合は監視要求の送信元の監視端末500のユーザ名を監視者リスト記憶部705が格納している被監視端末600用の監視者リストに追加する(A3)。
被監視端末600のプレゼンス更新処理部609がプレゼンス記憶部608に新しいプレゼンス情報を格納させると(B1)、プレゼンス更新処理部609はプレゼンス送信部602に対してプレゼンス情報が更新されたことをプレゼンスサーバ700に通知するように要求する(B2)。その後のB3〜B5の動作は、図23のA14〜A16の動作と同様である。また、被監視端末600からのプレゼンス情報をプレゼンス受信部703で受信したプレゼンスサーバ700の動作(B6〜B10)は、図23のA12〜A16の動作と同様である。
なお、プレゼンスサーバ700を使用しない場合には、監視端末500が被監視端末600に直接監視要求を送信し、被監視端末600がそれに対してアクセス許否をユーザに問い合わせる。換言すると、C1において監視端末500は被監視端末600へ監視要求を送信し、これを受信した被監視端末600がアクセス許否をユーザに問い合わせてその結果を被監視端末600のアクセス制御リスト記憶部604に格納し、その後、C11以降と同様の動作を行う。
また、被監視者は、監視者にプレゼンスを公開するか否かを二者択一で選択しなければならないため、公開するプレゼンスの内容を監視者に応じて細かく設定することはできなかった。
例えば、未登録の使用者からの情報公開を要求されることは考慮されていないため、未登録の使用者をいずれかのアクセスレベルに割り当てて、そのアクセスレベルに応じた情報を公開することはできない。すなわち、この発明を利用できるユーザは、あらかじめアクセス権限が設定された特定多数者のみであり、不特定多数の端末がネットワークを介して接続されており、未知の端末から情報の公開を要求される可能性があるプレゼンスシステムには適用できない。
以下、本発明の好適な実施例について説明する。
図2に、クラス分けルール記憶部306に記憶されている情報の一例を示す。被監視端末200は、監視端末100のそれぞれのユーザ名に対してクラスを定義する。また、あるユーザ名が複数のクラスに属することのないように、クラスに対して優先度が設定されており、複数のクラスに該当するユーザ名は、優先度の高いクラスに属することとなる。
また、“jiro@abc.co.jp”というユーザ名で特定される被監視端末200については、ユーザ名が“taro@abc.co.jp”である監視端末100を“趣味クラス”とし、ユーザ名が“ichiro@abc.co.jp”である監視端末100を“家族クラス”とし、ユーザ名が“*@*.abc.co.jp ”である監視端末100を“仕事クラス”とするようにクラス分け条件が設定されている。ここで、ユーザ名が“taro@abc.co.jp”である監視端末100は、趣味クラスの条件だけでなく仕事クラスの条件(*@*.abc.co.jp )にも該当することとなるが、趣味クラスの優先度は“3”、仕事クラスの優先度は“1”であるため、趣味クラスに属するようにクラス分けされる。
図3に、フィルタ記憶部307に記憶されている情報の一例を示す。各被監視端末200について、各クラスごとにどの属性を公開するかが定められている。例えば、“hanakao@abc.co.jp ”というユーザ名で定義される被監視端末200の場合については、仕事クラスに属する監視端末100には“位置”、“仕事スケジュール”及び“取り次ぎ状態”を公開し、その他クラスに属する監視端末100には“取り次ぎ状態”のみを公開することが定められている。
このプレゼンスシステムは、第1の実施例に係るプレゼンスシステムと同様に、監視端末100a〜100n、被監視端末200a〜200m及びプレゼンスサーバ300を有し、これらが情報ネットワーク400を介してそれぞれ接続されている。
同様にプレゼンスサーバ300は、クラス分けルール記憶部306を備えておらず、アクセス制御リスト記憶部304の代わりに拡張アクセス制御リスト記憶部304’を、監視者リスト記憶部305の代わりに拡張監視者リスト記憶部305’を有する。
図12に、本実施例にかかるプレゼンスシステムが、クラス別プレゼンスを取得する際の動作を流れを示す。本実施例にかかるプレゼンスシステムにおいてクラス別プレゼンス送信部202は、クラス別プレゼンスの取得を開始するのに先だって拡張監視者リスト記憶部205’に記憶されている情報から各監視者のクラスを取得できる。よって、クラス別プレゼンス送信部202は、拡張監視者リスト記憶部205’に記憶されている監視者のユーザ名の中からクラス別プレゼンスの送り先を選択するだけで、その監視者がどのクラスに所属するのかを把握できる。
このプレゼンスシステムは、第1の実施例に係るプレゼンスシステムと同様に、監視端末100a〜100n、被監視端末200a〜200m及びプレゼンスサーバ300を有し、これらが情報ネットワーク400を介してそれぞれ接続されている。
(1)古いクラス別フィルタ(フィルタ記憶部207から読み出したクラス別フィルタ)で公開していない属性は公開しない。
(2)古いクラス別フィルタでは公開していたが、監視端末100から受信したフィルタでは公開しないとされている属性は公開しない。
(3)古いクラス別フィルタでは公開しており、監視端末100から受信したフィルタでも公開するとされている属性は公開する。
すなわち、古いクラス別フィルタ及び監視端末100から受信したフィルタの両方において公開するとされている属性のみを公開するフィルタを生成する(ステップS506)。
この際、同じフィルタを持つ監視者端末同士を同じクラスとして取り扱うことで、フィルタ記憶部に同一のフィルタを重複して統一する必要がなくなるため、フィルタ記憶部に効率良く情報(フィルタ)を記憶させることができる。
この動作は、図17に示した第5の実施例に係るプレゼンスシステムの動作と同様であるが、新しいクラス別フィルタを生成する際に、キャッシュ2021に記憶されているフィルタを読み出す点が相違する。
また、監視端末や被監視端末と情報ネットワークとの接続は、有線接続であっても良いし無線接続であっても良い。
さらに、監視端末、被監視端末及びプレゼンスサーバを接続する情報ネットワークは、インターネットに限定されることはなく、LANなどであっても良い。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
101、309、501、709 監視要求送信部
102 プレゼンス更新通知受信部
200、600 被監視端末
201、301、601、701 監視要求受信部
202、302 クラス別プレゼンス送信部
203、603 プレゼンス更新処理部
204、304、604、704 アクセス制御リスト記憶部
204’、304’ 拡張アクセスリスト記憶部
205、305、605、705 監視者リスト記憶部
205’、305’ 拡張監視者リスト記憶部
206、306 クラス分けルール記憶部
207、307 フィルタ記憶部
208、308、608、708 プレゼンス記憶部
209、609 アクセス許否確認部
211、311 フィルタ受信部
303、703 プレゼンス受信部
310、710 アクセス許否問い合わせ部
400 情報ネットワーク
502 プレゼンス受信部
2021、3021 キャッシュ
Claims (20)
- 不特定多数の情報処理端末同士が情報ネットワークを介して接続され、少なくとも一つの情報処理端末が自端末の状態を示す属性の集合であるプレゼンスを他の情報処理端末からの要求に応じて公開するプレゼンスシステムであって、
前記プレゼンスを他の情報処理端末に公開する公開元情報処理端末は、
自端末のプレゼンスを記憶するプレゼンス記憶手段と、
自端末のプレゼンスを更新するプレゼンス更新手段と、
他の情報処理端末から自端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、要求元の情報処理端末に対してプレゼンスを公開するか否かを判断するアクセス許否判断手段と、
該要求元の情報処理端末を所定のクラス分けルールに基づいてクラス分けするクラス分け手段と、
前記要求元の情報処理端末をいずれのクラスに分類したかを示す情報を記憶する監視者リスト記憶手段と、
前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示すフィルタを各クラスごとに記憶するフィルタ記憶手段とを有し、
前記要求元の情報処理端末のいずれかに自端末のプレゼンスを公開する際には、前記プレゼンス記憶手段から自端末のプレゼンスを読み出し、
前記要求元の情報処理端末が属するクラスに関連づけられた前記フィルタを前記フィルタ記憶手段から読み出し、
該読み出したフィルタで自端末のプレゼンスをフィルタリングして、該フィルタに応じた属性のみからなるクラス別プレゼンスを生成し、前記要求元の情報処理端末へ送信することを特徴とするプレゼンスシステム。 - 前記公開元情報処理端末は、前記クラス別プレゼンスを記憶するクラス別プレゼンス記億手段をさらに有し、
他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合には、前記クラス分けルールに基づいて要求元の情報処理端末がいずれのクラスに該当するかを判断し、
そのクラスのクラス別プレゼンスが前記クラス別プレゼンス記憶手段に記憶されている場合には、該クラス別プレゼンス記憶手段に記憶されているクラス別プレゼンスを読み出して前記要求元の情報処理端末に送信することを特徴とする請求項1記載のプレゼンスシステム。 - 前記公開元情報処理端末は、前記監視者リスト記憶手段に記憶されていない他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合に、前記属性のいずれを公開するかを自端末の利用者に選択させる手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2記載のプレゼンスシステム。
- 前記要求元の情報処理端末は、前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示す端末別フィルタを前記公開元情報処理端末へ送信する手段を有し、
前記公開元情報処理端末は、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末に対しては、該情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタ及び前記端末別フィルタの両方に応じた属性のみからなる端末別プレゼンスを前記クラス別プレゼンスの代わりに送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のプレゼンスシステム。 - 前記公開元情報処理端末は、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタと前記端末別フィルタとを合成したフィルタを用いて前記プレゼンスをフィルタリングすることにより、前記端末別プレゼンスを生成することを特徴とする請求項4記載のプレゼンスシステム。
- 前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスを記憶するプレゼンス格納手段と、
他の情報処理端末から前記公開元情報処理端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、要求元の情報処理端末に対してプレゼンスを公開するか否かを決定するアクセス許否決定手段と、
前記要求元の情報処理端末を所定のクラス分けルールに基づいてクラス分けする分類手段と、
前記要求元の情報処理端末をいずれのクラスに分類したかを示す情報を格納する監視者リスト格納手段と、
前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示すフィルタを各クラスごとに格納するフィルタ格納手段とを有し、
前記要求元の情報処理端末のいずれかに、前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスを公開する際には、前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスを前記プレゼンス格納手段から読み出し、
前記要求元の情報処理端末が属するクラスに関連づけられた前記フィルタを前記フィルタ格納手段から読み出し、
該読み出したフィルタで前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスをフィルタリングして、該フィルタに応じた属性のみからなるクラス別プレゼンスを生成し、前記要求元の情報処理端末へ送信するサーバが少なくとも一つ前記情報ネットワークを介して接続されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のプレゼンスシステム。 - 前記サーバは、前記クラス別プレゼンスを格納するクラス別プレゼンス格納手段をさらに有し、
他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合には、前記クラス分けルールに基づいて要求元の情報処理端末がいずれのクラスに該当するかを判断し、
そのクラスのクラス別プレゼンスが前記クラス別プレゼンス格納手段に格納されている場合には、該クラス別プレゼンス格納手段に記憶されているクラス別プレゼンスを読み出して前記要求元の情報処理端末に送信することを特徴とする請求項6記載のプレゼンスシステム。 - 前記サーバは、前記監視者リスト格納手段に記憶されていない他の情報処理端末から前記公開元情報処理端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、前記属性のいずれを公開するかの選択を該公開元情報処理端末に要求する手段をさらに有し、
前記公開元情報処理端末は、前記サーバからの要求に応じて、前記属性のいずれを公開するかを自端末の利用者に選択させる手段をさらに有することを特徴とする請求項6又は7記載のプレゼンスシステム。 - 前記要求元の情報処理端末は、前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示す端末別フィルタを前記サーバへ送信する手段を有し、
前記サーバは、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末に対しては、該情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタ及び前記端末別フィルタの両方に応じた属性のみからなる端末別プレゼンスを前記クラス別プレゼンスの代わりに送信することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項記載のプレゼンスシステム。 - 前記サーバは、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタと前記端末別フィルタとを合成したフィルタを用いて前記プレゼンスをフィルタリングすることにより、前記端末別プレゼンスを生成することを特徴とする請求項9記載のプレゼンスシステム。
- 不特定多数の情報処理端末同士が情報ネットワークを介して接続され、少なくとも一つの情報処理端末が自端末の状態を示す属性の集合であるプレゼンスを他の情報処理端末からの要求に応じて公開するプレゼンスシステムにおけるプレゼンスフィルタリング方法であって、
前記プレゼンスを他の情報処理端末に公開する公開元情報処理端末は、他の情報処理端末から自端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、要求元の情報処理端末に対してプレゼンスを公開するか否かを判断し、
該要求元の情報処理端末を所定のクラス分けルールに基づいてクラス分けし、
前記要求元の情報処理端末をいずれのクラスに分類したかを示す情報を記憶し、
前記要求元の情報処理端末のいずれかに自端末のプレゼンスを公開する際には、前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示し、前記要求元の情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタで自端末のプレゼンスをフィルタリングして、該フィルタに応じた属性のみからなるクラス別プレゼンスを生成し、前記要求元の情報処理端末へ送信することを特徴とするプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記公開元情報処理端末は、前記クラス別プレゼンスを保持し、
他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合には、前記クラス分けルールに基づいて要求元の情報処理端末がいずれのクラスに該当するかを判断し、
そのクラスのクラス別プレゼンスを保持している場合には、保持しているクラス別プレゼンスを前記要求元の情報処理端末に送信することを特徴とする請求項11記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記公開元情報処理端末は、前記監視者リスト記憶手段に記憶されていない他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合に、前記属性のいずれを公開するかを自端末の利用者に選択させることを特徴とする請求項11又は12記載のプレゼンスフィルタリング方法。
- 前記要求元の情報処理端末が、前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示す端末別フィルタを前記公開元情報処理端末へ送信し、
前記公開元情報処理端末は、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末に対しては、該情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタ及び前記端末別フィルタの両方に応じた属性のみからなる端末別プレゼンスを前記クラス別プレゼンスの代わりに送信することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記公開元情報処理端末は、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタと前記端末別フィルタとを合成したフィルタを用いて前記プレゼンスをフィルタリングすることにより、前記端末別プレゼンスを生成することを特徴とする請求項14記載のプレゼンスフィルタリング方法。
- 前記情報ネットワークに接続された少なくとも一つのサーバをさらに有するプレゼンスシステムにおけるプレゼンスフィルタリング方法であって、
前記サーバは、
他の情報処理端末から前記公開元情報処理端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、要求元の情報処理端末に対してプレゼンスを公開するか否かを決定し、
前記要求元の情報処理端末を所定のクラス分けルールに基づいてクラス分けし、
前記要求元の情報処理端末をいずれのクラスに分類したかを示す情報を格納し、
前記要求元の情報処理端末のいずれかに、前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスを公開する際には、
前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示し、前記要求元の情報処理端末が属するクラスに関連づけられた前記フィルタで前記公開元情報処理端末から取得したプレゼンスをフィルタリングして、該フィルタに応じた属性のみからなるクラス別プレゼンスを生成し、前記要求元の情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項11から15のいずれか1項記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記サーバは、前記クラス別プレゼンスを保持し、
他の情報処理端末からプレゼンスの公開を要求された場合には、前記クラス分けルールに基づいて要求元の情報処理端末がいずれのクラスに該当するかを判断し、
そのクラスのクラス別プレゼンスを保持している場合には、該クラス別プレゼンスを前記要求元の情報処理端末に送信することを特徴とする請求項15記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記サーバは、前記監視者リスト格納手段に記憶されていない他の情報処理端末から前記公開元情報処理端末のプレゼンスの公開を要求された場合に、前記属性のいずれを公開するかの選択を該公開元情報処理端末に要求し、
前記公開元情報処理端末は、前記サーバからの要求に応じて、前記属性のいずれを公開するかを自端末の利用者に選択させることを特徴とする請求項16又は17記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記要求元の情報処理端末は、前記属性のいずれを公開しいずれを公開しないかを示す端末別フィルタを前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末に対しては、該情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタ及び前記端末別フィルタの両方に応じた属性のみからなる端末別プレゼンスを前記クラス別プレゼンスの代わりに送信することを特徴とする請求項16から18のいずれか1項記載のプレゼンスフィルタリング方法。 - 前記サーバは、前記端末別フィルタの送信元である情報処理端末が属するクラスに関連づけられたフィルタと前記端末別フィルタとを合成したフィルタを用いて前記プレゼンスをフィルタリングすることにより、前記端末別プレゼンスを生成することを特徴とする請求項19記載のプレゼンスフィルタリング方法。
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