JP2005026853A - 表示情報の無線接続切換えシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置と表示情報を送信する複数の装置との間の無線接続操作を簡素化し、無線アプリケーションの操作に不慣れなユーザがいても、表示装置との接続切換えを円滑に進める。
【解決手段】通信制御装置101bに、複数の情報処理装置100−iの接続順番及び情報処理装置100−iの識別情報を予め登録しておき、登録された順番に従って、通信制御装置101bから複数の情報処理装置100−iの中の該当する1台に接続し、情報処理装置100−iから転送される電子情報内容を表示装置101aで映像表示する。これにより無線アプリケーションに習熟していないユーザがいても、表示装置との接続切換えを円滑に進めることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種情報を表示する表示装置と表示情報を送信する複数の装置との間の無線による情報伝達を切換え制御する表示情報の無線接続切換えシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラズマディスプレイ等の大画面表示が可能なフラットパネルディスプレイや、スクリーン等に映像を投影表示するプロジェクタ等の表示装置の需要が急速に高まりつつあり、特に、会議等においてプレゼンテーションを行う場合には、プロジェクタを用いることが一般化している。
【0003】
このプロジェクタを用いたプレゼンテーションにおいては、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ(Personal Computor;「パソコン」と略記)とプロジェクタとをRGBケーブル等で接続してプレゼンテーションを行うことになるが、この有線による接続では、配線の煩わしさが伴うばかりでなく、複数のパソコンと接続したいような状況になった場合、その都度、ケーブルを繋ぎかえる必要がある。
【0004】
一方、最近では、米国電気電子学会規格IEEE802.11bに代表されるような無線LAN(Local Aria Network)が急速に普及しつつあり、無線LANの使用を可能としたプロジェクタが次々に登場している。従って、通信速度は落ちるものの、無線LANに対応したパソコンと、無線LANに対応したプロジェクタとを使用することにより、両者をケーブルで繋ぐ必要がなくなり、パソコンが複数台存在しても、任意のパソコンからプロジェクタへの接続が可能となるため、ワイヤレスの電子会議システムを構築することが容易となった。
【0005】
このような無線LANによる電子会議システムの例は、例えば、特開2003−87247号公報(特許文献1)に開示されており、プロジェクタ及びコミュニケータからなるプレゼンテーション装置に、複数のノートパソコンを無線LANを介して接続し、ノートパソコンの各種ファイルを、ノートパソコン上の操作画面でドラッグ&ドロップしたり、デスクトップやアクティブなウインドウをキャプチャする等してファイルを転送し、プレゼンテーション装置において映像表示させることを可能としている。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−87247号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、プロジェクタ等の表示装置への無線LANの搭載により、ワイヤレスで任意のパソコンから表示装置への接続が可能となったが、無線LANの設定は、ネットワークを確立させることが目的であり、実際のパソコンと表示装置との接続(パソコンの画面を表示装置で表示)は、専用の無線アプリケーションを用いて行うことになる。
【0008】
しかしながら、現行の無線アプリケーションでは、これから表示装置で表示させたいパソコン上で表示装置への接続操作を行うことになり、例えば、無線LAN対応のプロジェクタに対して複数台のパソコンを接続し、プレゼンテーションを行う場合には、プレゼンテーションする人が変わる度にプロジェクタに接続操作を行う必要がある。
【0009】
無線LANが普及しつつあるとは言え、無線アプリケーション毎に接続方法は異なり、ある特定のアプリケーションの使用法を熟知した人が大勢いるとは言えず、無線関連のアプリケーション等の操作に不慣れな人には余計な負担となる。従って、無線アプリケーションの使用法を知らない人がいても、円滑に表示装置との接続切換えが行えるよう、無線接続操作の簡素化が求められる。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、表示装置と表示情報を送信する複数の装置との間の無線接続操作を簡素化し、無線アプリケーションの操作に不慣れなユーザがいても、表示装置との接続切換えを円滑に進めることのできる表示情報の無線接続切換えシステムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、任意の情報を処理し、処理した情報を表示情報として無線ネットワークを介して出力可能な複数の情報処理装置と、上記情報処理装置との上記無線ネットワークを介した通信を制御する通信制御装置と、上記通信制御装置で受信した表示情報を映像表示する表示装置とを備え、上記複数の情報処理装置及び上記通信制御装置の中の特定の装置によって指定される接続順番に従って、上記通信制御装置と上記複数の情報処理装置の各々との間の上記無線ネットワークを介した接続を順次切換え、上記表示情報の送出を順次指示することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明による表示情報の無線接続切換えシステムの基本構成を示すものであり、無線LANを使用可能な複数の情報処理装置100−i(i=1,2,…)と、無線LAN対応表示装置101との間を無線LANを介して接続し、表示情報の伝達を切換え制御するものであり、前記無線LAN対応表示装置101は、表示装置101a及び表示装置101aに付随する通信制御装置101bによって構成されている。
【0013】
情報処理装置100−iは、パーソナルコンピュータ(Personal Computor;以下、「パソコン」と略記)や個人用情報端末(Personal Digital Assistants;PDA)等であり、任意の情報を処理し、文字データや画像データを含む各種電子ファイル、キャプチャ画面等の表示情報を無線ネットワークを介して出力することができる。
【0014】
表示装置101aは、プラズマディスプレイ等の大画面表示が可能なフラットパネルディスプレイや、スクリーン等にカラー映像を投影表示するプロジェクタ等であり、個々の情報処理装置100−iから転送される電子情報内容を映像表示する。
【0015】
通信制御装置101bは、情報処理装置100−iから転送されるデータを処理するコンピュータ機能を有し、図2に示すように、中央演算装置であるCPU102、ワークデータや制御用データを一時的に記憶するRAM及び制御プログラムや制御用固定データを記憶するROMからなるメモリ103、情報処理装置100−iとの無線通信を制御するネットワークアダプタ104、情報処理装置100−iからの送信された電子情報を表示装置101aへの映像信号に変換するディスプレイアダプタ105、その他、図示しないハードディスク装置等の外部記憶装置を接続するためのインターフェース等がバスライン106を介して接続されている。
【0016】
尚、表示装置101aと通信制御装置101bとは、一体的に構成しても良く、或いは、別体で構成しても良い。
【0017】
複数の情報処理装置100−iの無線LANへの接続においては、先ず最初に、通信制御装置101bと複数の情報処理装置100−iの中の或る特定の装置との間で接続が確立し、特定の装置によって指定された順番に従って、複数の情報処理装置100−iの中の各々の無線LANへの接続が順次切換えられ、表示情報の送出が指示される。
【0018】
すなわち、複数の情報処理装置100−iの無線LANにおけるアクセスは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)等による自律分散的な個別の接続要求によるものではなく、指定された接続順番に従って個々の情報処理装置100−iのアクセスを規制する、いわば集中制御的なアクセス制御によって管理される。個々の情報処理装置100−iから無線LANを介した通信制御装置101bへの能動的な接続要求は行われない。
【0019】
具体的には、個々の情報処理装置100−iは、特定の装置から指示される接続順番に従って無線LANへの送信が可能となり、情報処理装置100−iからの表示情報の送信が特定の装置によって集中的に管理される。この特定の装置としては、以下の(1),(2)で説明するように、通信制御装置101b自身、或いは、複数の情報処理装置100−iの中で管理者権限を有する参加者が操作する任意の情報処理装置を採用することができ、接続順番の指定は、予め登録しておいた順番で指定する場合と、任意に指定する場合とがある。
【0020】
(1)通信制御装置101bを、個々の情報処理装置100−iの接続順番を指定する特定の装置とする。
【0021】
通信制御装置101bには、複数の情報処理装置100−iの接続順番及び情報処理装置100−iの識別情報を予め登録しておき、登録された順番に従って、通信制御装置101bから複数の情報処理装置100−iの中の該当する1台に接続を働きかける。情報処理装置100−iの接続を切換える場合には、現在の接続状態の終了を指示する信号(後述する“進む”ボタンや“戻る”ボタン等による信号)を通信制御装置101bに与えることにより、通信制御装置101bは、自動的に次の順番に登録された情報処理装置100−iに接続が切り替わる。
【0022】
この場合、特定の装置としての通信制御装置101bには、複数の情報処理装置100−iの接続順番を予め登録せず、複数の情報処理装置100−iの接続順番を指定するためのリストを作成しておき、このリストに基づいて複数の情報処理装置100−iの接続順番を指定するようにしても良い。このリストによる接続順番の指定は、通信制御装置101bに対する管理者権限を有する者が、通信制御装置101bに設けられた操作パネルや遠隔操作用のコントローラ(リモコン)を操作することで行い、リストを参照して複数の情報処理装置100−iの接続順番を適宜指定すると、通信制御装置101bが複数の情報処理装置100−iの中の該当する1台に接続が切り替わる。
【0023】
(2)複数の情報処理装置100−iの中の1台(管理者権限を有する参加者が操作)をホストと定め、このホストを個々の情報処理装置100−iの接続順番を指定する特定の装置とする。
【0024】
ホストは、複数の情報処理装置100−iの接続順番を指定するためのリストを用い、通信制御装置101bと接続するクライアント(ホスト自身を含む)を選択する。つまり、ホスト以外の情報処理装置100−iは、自ら通信制御装置101bに接続することはできず、ホストが指定した接続順番に従って、情報処理装置100−iの各々が通信制御装置101bに接続される。
【0025】
この場合においても、ホストに、複数の情報処理装置100−iの接続順番を予め登録しておいても良く、ホストは、登録された接続順番を通信制御装置101bに逐次指示する。通信制御装置101bは、ホストから指示された順番で、該当する情報処理装置100−iと接続する。
【0026】
更に、通信制御装置101bは、ホスト以外の情報処理装置100−iに対して直接的に接続を働きかけず、ホストが、予め登録された接続順の情報処理装置100−i、或いはリストから指定される情報処理装置100−iと選択的に接続し、情報処理装置100−iから受信した表示情報を通信制御装置101bに転送するようにしても良い(ホスト自身の表示情報は、ホストから通信制御装置101bに転送する)。
【0027】
以下、無線LAN対応表示装置101としての無線LAN対応のプロジェクタ1に、情報処理装置100としてのパソコンPCを複数台接続し、ワイヤレス電子会議を行う場合を例に取って説明する。
【0028】
図3〜図6は、プロジェクタ1に登録された接続順番に従って複数台のパソコンPCのプロジェクタ1への接続を切換え制御する第1の形態に係わるものである。
【0029】
図3に示すように、プロジェクタ1は、前述の表示装置101aに該当するプロジェクタ本体部1aと通信制御装置101bに該当する通信制御部1bとを備えており、無線LANを介して複数台のパソコンPCが接続される。ここでは、4台のパソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dがネットワークに接続される例を示す。
【0030】
各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dは、例えば、持ち運び便利なノート型のパソコンであり、無線LAN機能を本体に内蔵、或いは、無線LANカードが外付けされており、プレゼンテーションデータを無線LAN経由でプロジェクタ1に転送し、その内容を投影表示させるための専用のアプリケーション(無線LANアプリケーション)がインストールされる。
【0031】
プロジェクタ1及び各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dには、予め無線LANを使用可能とする各種設定がなされる。この無線LANの設定は、例えば、SSID(Service Set Identifier)等によるネットワークを識別するための識別コードの設定、WEP(Wired Equivalent Privacy)等の暗号化によるセキュリティの設定、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の通信プロトコルの設定等である。
【0032】
更に、プロジェクタ1には、プロジェクタ1自体の設定を行う管理者を規定するためのIDやパスワード等の管理者情報が設定され、管理者権限を有するユーザにより、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの接続順番が登録される。
【0033】
このプロジェクタ1への接続順番の登録は、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dのネットワークアダプタ毎に割り当てられる固有の物理アドレスすなわちMAC(Media Access Control)アドレス又はTCP/IPを用いて行われる。プロジェクタ1内のメモリには、図4に示すように、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの接続順番に対応してMACアドレスが記録された接続情報テーブルが形成される。
【0034】
尚、図4においては、現在、プロジェクタ1に接続しているパソコンを、各パソコンにインストールした専用アプリケーションのグラフィックユーザインタフェース(GUI)画面に表示するため、MACアドレス又はTCP/IPと共にコンピュータの識別名を登録して管理する例を示している。
【0035】
次に、以上のプロジェクタ1における各パソコンの接続切換え動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0036】
システム全体が起動すると、先ず、図5のステップS1において、プロジェクタ1の操作を可能とするためのパスワードを入力する。入力されたパスワードは、ステップS2において、予めプロジェクタ1に設定された管理者情報と照合され、正しいか否かが判断される。そして、入力されたパスワードが管理者情報と一致しない(パスワードが正しくない)場合には、ステップS1へ戻ってパスワード入力待ちとなり、入力されたパスワードが管理者情報と一致する(パスワードが正しい)場合、ステップS3において、前述のMACアドレスによる接続順番を登録し、接続情報テーブルを作成する。
【0037】
尚、以上のステップS1〜S3の処理は、プロジェクタ1に設けられた操作パネルや遠隔操作用のコントローラ(リモコン)を介し、管理者権限によって直接行うようにしても良く、或いは、プロジェクタ1に管理者権限でパソコンを接続し、この管理者権限を有するパソコンから行うようにして良い。
【0038】
更に、プロジェクタ1内に作成される接続情報テーブルは、RAM上に作成しても良く、或いはフラッシュROMやハードディスク等に作成するようにしても良い。RAM上に接続情報テーブルを作成する場合には、会議の始まる直前に、現場での登録作業を要するが、会議終了後にテーブルデータが残らないため、セキュリティの確保や次回の会議のメンバーが異なる場合に余計な手間をかけなくて済むという利点がある。一方、会議の参加者数(コンピュータ数)が比較的多く、且つ、予め接続順番が決まっている場合には、前もってフラッシュROMやハードディスク等に接続情報テーブルを作成しておくことにより、すみやかに会議を開始することができる。
【0039】
ステップS3に続くステップS4の処理では、プロジェクタ1内の接続情報テーブルを参照して接続順番の1番目のパソコン、例えば、パソコンPC−Aをプロジェクタ1に接続し、パソコンPC−A側の無線LANアプリケーションによる表示情報の送信を促す。パソコンPC−A側の無線LANアプリケーションでは、いわばプロジェクタ1側からの接続要求に呼応して、プレゼンテーション用のデータを送信する。
【0040】
プロジェクタ1との接続が確立したパソコンから送信されるプレゼンテーション用のデータは、プレゼンテーション資料作成用のアプリケーションによるプレゼンテーション資料を表示した全画面、或いはマウス等のポインティングデバイスによるドラッグ&ドロップ等の操作によって指定された範囲のウィンドウ画面をキャプチャした表示情報である。これらの表示情報がプロジェクタ1に転送されると、通信制御部1bにおいてRGB信号に変換されてプロジェクタ本体部1aに出力され、スクリーン等に投影される。そして、このプロジェクタ1の映像上で資料の説明がなされる。尚、このプロジェクタ1によって投影される映像は、接続順にアクティブとなるマルチ画面とすることも可能である。
【0041】
このとき、プロジェクタ1からは、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dに、現在、プロジェクタ1に接続されているパソコンの識別名及び順番を示すデータが送信され、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの無線LANアプリケーションにより、図6に示すようなGUI画面G1が表示される。このGUI画面G1により、各参加者は、現在、どの参加者のプレゼンテーションかを容易に確認することができ、また、次の接続順に当たる参加者は、自己のプレゼンテーションへの準備を行うことができる。尚、図6のGUI画面G1は、2番目のパソコンPC−Bが接続状態にあることを示している。
【0042】
そして、1番目のパソコンPC−Aにおけるプレゼンテーションが終了した場合には、パソコンPC−AのユーザがGUI画面G1の下段にある“次へ”のボタンB1をマウスによってクリックする等してプロジェクタ1との接続を切換えることができる。但し、1番目のパソコンPC−AのGUI画面G1では、“戻る”ボタンB2は、無効である。
【0043】
このマウス操作によるイベントは、ステップS5において監視され、“次へ”ボタンB1がクリックされない状態では、ステップS4の1番目のパソコンPC−Aのプロジェクタ1への接続が維持され、“次へ”ボタンB1がクリックされると、接続終了と判断されてステップS5からステップS6へ進む。
【0044】
ステップS6では、接続情報テーブルに登録された2番目のパソコン、ここでは、パソコンPC−Bがプロジェクタ1に接続され、同様に、プロジェクタ1によってパソコンPC−Bのプレゼンテーション情報が投影表示される。2番目以降のパソコンでは、自分の順番のとき、GUI画面G1下段の“次へ”ボタンB1と、“戻る”ボタンB2とが共に有効となる。
【0045】
2番目のパソコンPC−BのGUI画面G1において、前の順番に登録されたパソコンに接続を戻す場合には、“戻る”ボタンB2をクリックすることによりステップS7からステップS4へ戻って1番目のパソコンPC−Aが再接続され、この1番目のパソコンPC−Aによるプレゼンテーションを再開することができる。
【0046】
また、2番目のパソコンPC−Bでのプレゼンテーションが終了し、GUI画面G1の“次へ”ボタンB1をクリックすると、ステップS8からステップS9へ進んで3番目のパソコンPC−Cがプロジェクタ1に接続される。そして、以後、同様の手順により、接続順番に該当するパソコンが自動的にプロジェクタ1に接続され、接続されたパソコンからのプレゼンテーション情報のプロジェクタ1による投影表示が行われ、GUI画面G1の“戻る”ボタンB2による前の接続順番のパソコンへの接続切換え、“進む”ボタンB1による次の接続順番のパソコンへの接続が自動的に行われる。
【0047】
尚、1番目のパソコン上のGUI画面G1における“戻る”ボタンB2、最後の接続順番のパソコン上のGUI画面G1における“進む”ボタンB1は、本形態では共に無効であるが、1番目のパソコン上の“戻る”ボタンB2により最後の順番のパソコンに接続し、最後の接続順番のパソコン上の“進む”ボタンB1により1番目のパソコンに接続するようにしても良い。
【0048】
また、個々のパソコンのGUI画面には、“進む”ボタンや“戻る”ボタンを設けず、代わりにプロジェクタ1の操作パネルやリモコンにGUI画面の“進む”ボタンや“戻る”ボタンに相当するスイッチ等を設け、このスイッチを管理者権限を有するユーザが直接操作するようにしても良い。
【0049】
更に、以上の第1の形態においては、プロジェクタ1に、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの接続順番を指定する接続情報テーブルを予め作成しておく例について説明したが、各パソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの接続順番を指定するためのリストを設け、このリストをプロジェクタ1の操作パネルやリモコン等から参照して接続順番を適宜指定するようにしても良い。
【0050】
このように、各パソコンの接続順をユーザが決めるのではなく、管理者権限を有する者のみが接続順番を定めることで、無線LANのアプリケーションに習熟していないユーザがいても、プロジェクタとの接続切換えを円滑に進めることができ、電子会議等を効率的に進行させることができる。更には、各パソコンの接続切換えに関与するユーザを限定することから、第三者による割込みを効果的に防止することが可能となる。
【0051】
次に、本発明の実施の第2の形態について、図7〜図9に基づいて説明する。第2の形態は、前述の第1の形態に対し、複数のパソコンの中の任意の1台をホストパソコンとし、このホストパソコンからプロジェクタ1と接続するパソコンを選択・指定する例である。
【0052】
図7に示すように、第2の形態は、第1の形態と同様のシステム構成であるが、無線LANを介してプロジェクタ1に接続される複数台のパソコンPC−A,PC−B,PC−C,PC−Dの中の任意の1台を、プロジェクタ1に対する管理者権限を有するホストと定める。ホストパソコンのユーザには、会議で言えば、司会進行役に相当する者が適している。
【0053】
図7においては、パソコンPC−Aをホストとし、パソコンPC−B,PC−C,PC−Dをクライアントとする例を示しており、このホストであるパソコンPC−Aのみが、プロジェクタ1への送信を常時許可されている。ホストパソコンPC−Aの無線LANアプリケーションには、図8に示すように、プロジェクタ1と接続可能なパソコンの接続情報リスト(ホスト自身を含む)を作成する機能が備えられている。各パソコンの識別には、第1の形態と同様、MACアドレス等の情報を用いる。
【0054】
以下、ホストパソコンPC−Aによる接続切換えについて、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
【0055】
図9の最初のステップS11,S12は、第1形態のステップS1,S2と同様であり、プロジェクタ1に対するパスワードの入力から認証を経てステップS13へ進み、任意のパソコンを選択してプロジェクタ1と接続する。パソコンの選択は、ホストパソコンPC−AのGUI画面G2上に表示される接続情報リストによって行われ、例えば、会議の進行状態や討議内容に応じ、接続情報リストから適切なプレゼンテーション対象のパソコンを選択する。
【0056】
具体的には、図8に示すように、接続情報リストの中の該当するパソコンをマウス等でチェックし、画面下部の“接続”ボタンB3をクリックすると、選択したパソコンのMACアドレスがホストパソコンPC−Aからプロジェクタ1に送信される。プロジェクタ1は、このMACアドレスに基づいて該当するパソコンと接続し、プレゼンテーション情報を受信して投影表示する。
【0057】
このとき、ホストパソコンPC−Aは、クライアントパソコンPC−B,PC−C,PC−DのそれぞれのGUI画面上で、現在の接続状態を知ることができるように、各クライアントパソコンPC−B,PC−C,PC−Dに、図8と同様の接続情報リストを送信する。但し、クライアントパソコンPC−B,PC−C,PC−DのGUI画面上に表示される接続情報リストでは、“接続”ボタンB3、“終了”ボタンB4は、無効或いは削除されている。
【0058】
プレゼンテーションが終了し、現在の接続状態を切換える場合には、GUI画面G2下部の“終了”ボタンB4をクリックすると、GUI画面G2のチェックが外れる。このGUI画面G2において、次に接続するパソコンをチェックし、“接続”ボタンB3をクリックすると、この操作が検出されてステップS14からステップS15へ進み、選択された他のパソコンがプロジェクタ1に接続される。以下、同様に、ステップS16,S17,…を経て選択されたパソコンとプロジェクタ1との接続が順次切換えられる。
【0059】
尚、ステップS13,S15,S17,…におけるパソコンの接続は、プロジェクタ1との接続ではなく、ホストパソコンPC−AとクライアントパソコンPC−B,PC−C,PC−Dの中の指定されたパソコンとの接続としても良い。その場合、各クライアントパソコンPC−B,PC−C,PC−Dは、プロジェクタ1には直接的には表示情報を送信せず、それぞれの表示情報をホストパソコンPC−Aを介してプロジェクタ1に転送することになる。
【0060】
第2の形態においては、前述の第1の形態と同様、無線LANのアプリケーションに習熟していないユーザがいても、プロジェクタとの接続切換えを円滑に進めることができるが、プロジェクタ1に接続情報テーブルを用いてパソコンの接続順番を予め登録する場合に比較し、司会進行役に相当するホストが会議の進行状況や討議内容の変遷に応じて臨機応変にプレゼンテーションの順番を変えることができる。更には、参加者の都合により出席を取り止めた場合や、プレゼンテーション前に途中退場しなければならなくなったような場合にも、柔軟に対処することができ、より自由度の高いシステムを構築することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、表示装置と表示情報を送信する複数の装置との間の無線接続操作を簡素化することができ、無線アプリケーションの操作に不慣れなユーザがいても、表示装置との接続切換えを円滑に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線接続切換えシステムの基本構成を示す説明図
【図2】通信制御装置のブロック図
【図3】本発明の実施の第1の形態に係わり、プロジェクタと無線LANを介して接続される複数台のパソコンを示す説明図
【図4】同上、接続情報テーブルの説明図
【図5】同上、パソコンの接続切換え動作を示すフローチャート
【図6】同上、接続順番を表すGUI画面の説明図
【図7】本発明の実施の第2の形態に係わり、プロジェクタと無線LANを介して接続される複数台のパソコンの中にホストを設定した場合の説明図
【図8】同上、接続情報リストを表すGUI画面の説明図
【図9】同上、ホストパソコンによる接続切換え動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 プロジェクタ
1b 通信制御部
PC パソコン
100 情報処理装置
101a 表示装置
101b 通信制御装置

Claims (6)

  1. 任意の情報を処理し、処理した情報を表示情報として無線ネットワークを介して出力可能な複数の情報処理装置と、
    上記情報処理装置との上記無線ネットワークを介した通信を制御する通信制御装置と、
    上記通信制御装置で受信した表示情報を映像表示する表示装置と、
    を備え、
    上記複数の情報処理装置及び上記通信制御装置の中の特定の装置によって指定される接続順番に従って、上記通信制御装置と上記複数の情報処理装置の各々との間の上記無線ネットワークを介した接続を順次切換え、上記表示情報の送出を順次指示することを特徴とする表示情報の無線接続切換えシステム。
  2. 上記特定の装置を、上記通信制御装置とすることを特徴とする請求項1記載の表示情報の無線接続切換えシステム。
  3. 上記特定の装置を、上記複数の情報処理装置の中の任意の1台とすることを特徴とする請求項1記載の表示情報の無線接続切換えシステム。
  4. 上記特定の装置に、上記複数の情報処理装置の各々に対する接続順番を予め登録したテーブルを備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の表示情報の無線接続切換えシステム。
  5. 上記特定の装置に、上記複数の情報処理装置の各々に対する接続順番を指定するためのリストを備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の表示情報の無線接続切換えシステム。
  6. 上記複数の情報処理装置の各々に対する接続順番を、上記複数の情報処理装置の各々に備えた無線ネットワークアダプタ毎の固有アドレスに基づいて管理することを特徴とする請求項4又は5記載の表示情報の無線接続切換えシステム。
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