JP2005015326A - ガラス板の曲げ成形装置及び曲げ成形方法並びに湾曲ローラ - Google Patents

ガラス板の曲げ成形装置及び曲げ成形方法並びに湾曲ローラ Download PDF

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Abstract


【課題】炉外成形装置において成形から風冷強化までの時間を短縮できるガラス板の曲げ成形装置及び曲げ成形方法並びに湾曲ローラを提供する。
【解決手段】本発明によれば、加熱炉12によって曲げ成形温度まで加熱されたガラス板Gは、予備曲げ成形用ローラコンベア20によって成形位置まで搬送される過程で予備曲げされる。予備曲げされたガラス板は、成形位置においてプレスリング22に載置されると、プレスリング22の上昇移動によりモールド24の成形面26に押し付けられて所望の曲率に曲げ成形される。この後、プレスリング22が風冷強化装置16に向けて移動され、プレスリング22が所定の強化位置Sに挿入されると、上部吹口ヘッド30及び下部吹口ヘッド32からガラス板Gに向けて冷却エアが噴射され、ガラス板Gが風冷強化される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス板を曲げ成形する曲げ成形装置及び曲げ成形方法並びに、曲げ成形に使用する湾曲ローラに関する。
従来より、自動車の窓ガラスには、様々な形状、曲率をもった湾曲ガラス板が使用されているが、このような湾曲ガラス板は、加熱炉において軟化点近く(650〜700℃)まで加熱したガラス板を成形型に押し付けることにより製造される。
湾曲ガラス板の製造装置としては、加熱炉の外部に成形型が設置された炉外成形装置と、加熱炉の内部に成形型が設置された炉内成形装置とに大別される。
炉内成形装置の場合には、ガラス板は加熱温度が維持された状態で成形されるため、成形時の温度低下による不具合は発生し難い。しかし、炉外成形装置の場合には、ガラス板が外気によって冷やされるため、曲げ成形の精度や強化処理の程度に支障が生じることがあり、加熱処理後の短時間で曲げ成形及び風冷強化を実施することが必要とされている。
一方、炉外成形装置の場合には、加熱炉から搬出されたガラス板を、湾曲ローラによって搬送することにより予備曲げ成形し、次に下部型板(lower mold)にガラス板を載置して上部型板(upper mold)に押し付けることにより所望の形状に曲げ成形し、次いで曲げ成形されたガラス板を湾曲ローラに再び乗せ変えて風冷強化装置に搬送する(特許文献1参照)。
特開昭60−171239号(6頁 図2)
特許文献1に開示されているガラス板の曲げ成形装置は、下部型板(lower mold)及び上部型板(upper mold)によるガラス板の成形後に、湾曲ローラの回転によってガラス板を風冷強化装置に向けて搬送する。このため、曲げ成形されたガラス板を下部型板から湾曲ローラに移載するための時間を要し、ガラス板が風冷強化装置に搬送されるまでの時間がかかる。また、湾曲ローラとの接触によって脱熱することにより、ガラス板は風冷強化装置に搬送される前に冷えてしまい、良好な強化処理を行い難いという問題があった。
特に最近では、板厚3mm以下という薄板の自動車用窓ガラスが要求されてきており、このような薄板ガラスの場合には、厚板(板厚が3mmを超えるもの)ガラスと比較して蓄熱量が少ないため、炉外に搬出されると急激に冷めてしまう。よって、ガラス板が薄くなればなるほど、成形から風冷強化までの時間を短縮することが要求される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、炉外成形装置において成形から風冷強化までの時間を従来よりも短縮することができ、従来よりも生産性の高いガラス板の曲げ成形装置及び曲げ成形方法並びに湾曲ローラを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、ガラス板を所定の曲げ成形温度まで加熱する加熱炉と、前記加熱炉から搬出されたガラス板をローラ搬送することにより予備曲げする複数本の予備曲げ成形用ローラと、前記予備曲げ成形用ローラによって予備曲げされたガラス板が載置され、このガラス板の周縁部を支持する第1の成形型と、前記第1の成形型に載置されたガラス板を押し付けるための成形面を有する第2の成形型と、前記曲げ成形されたガラス板の表面に冷却媒体を吹き付けることにより、前記ガラス板の強化処理を行う風冷強化装置と、前記曲げ成形されたガラス板が載置された前記第1の成形型を、前記風冷強化装置まで搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とするガラス板の曲げ成形装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記予備曲げ成形用ローラは、湾曲ローラであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1、又は2に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記予備曲げ成形用ローラは、多関節ローラであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記予備曲げ成形用ローラは、水平ローラと、該水平ローラの両端近傍に配設された傾斜ローラとによって構成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの各々は、その曲率が前記ガラス板の搬送方向に沿って徐変していることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記加熱炉にはガラス板搬送ローラが設けられ、該ガラス板搬送ローラはガラス板を予備曲げするためのローラであることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記予備曲げ成形用ローラによるガラス板の搬送動作に同期して、前記予備曲げ成形用ローラの曲率を動的に変化させるためのコントローラをさらに備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの湾曲形状を可変するための湾曲駆動装置と、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの各々の長さを調整するためのローラ長調整装置とをさらに備え、前記予備曲げ成形用ローラは、その長さが前記ローラ長調整装置によって調整自在に構成されていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のガラス板の曲げ成形装置において、前記ローラ長調整装置は、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの長さを、前記ガラス板の搬送方向上流側から下流側にかけて徐々に短くなるように調整し、その結果、前記複数本の予備曲げ成形用ローラによって形成される搬送面が円錐又は円柱の側面に近似した形状をなすことを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、ガラス板を加熱炉内で所定の曲げ成形温度まで加熱する工程と、前記加熱炉から搬出されたガラス板を、複数本の予備曲げ成形用ローラで搬送することにより予備曲げする工程と、前記予備曲げされたガラス板を、該ガラス板の輪郭形状に沿った形状の第1の成形型に載置する工程と、前記第1の成形型に載置されたガラス板を、前記第1の成形型と前記第2の成形型とを相対的に近づけることにより、これらの成形型でプレスして所望の形状に曲げ成形する工程と、前記曲げ成形されたガラス板が載置された第1の成形型を、風冷強化装置まで搬送する工程とを有することを特徴とするガラス板の曲げ成形方法を提供する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のガラス板の曲げ成形方法において、前記予備曲げ成形用ローラによるガラス板の搬送動作に同期して、前記予備曲げ成形用ローラの曲率を動的に変化させる工程をさらに有することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、軸を中心に回転される円筒状ローラ、及び前記軸の両端部に取り付けられかつ連結部が形成された軸受で構成された複数のローラユニットと、隣接する前記ローラユニットの前記軸同士を連結するフレキシブルカップリングと、隣接する前記ローラユニットの軸受の連結部同士を屈折自在に支持する支持部材とを備えたことを特徴とした湾曲ローラを提供する。
請求項13に記載発明は、請求項12に記載の湾曲ローラにおいて、2種類以上の長さの前記ローラユニットが混在して構成されたことを特徴としている。
本発明のガラス板の曲げ成形装置及び曲げ成形方法によれば、プレス成形で用いた第1の成形型によりガラス板を風冷強化装置まで搬送するため、加熱炉から搬出されたガラス板の予備曲げ成形、予備曲げ成形されたガラス板のプレス成形、及びプレス成形されたガラス板の風冷強化といった一連の動作をシームレスに行うことができ、加熱炉から搬出されたガラス板を極めて短時間の内に湾曲強化ガラスに加工することができる。そのため、本発明は、品質(形状の精度及び強化処理の度合い等)の優れた製品を、従来よりも短時間で大量に製造することができる。特に、本発明に係る予備曲げ成形用ローラは、円錐の側面に近似した形状の湾曲ガラス板を容易に作ることができ、意匠性の優れた自動車用リアガラスの提供に大きく貢献するものである。
以下添付図面に従って本発明に係るガラス板の曲げ成形装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1に示すガラス板の曲げ成形装置10は、自動車用リヤガラスを製造する装置であり、ガラス板Gの搬送方向上流側から下流側に向かって加熱炉12、成形装置14、及び風冷強化装置16が順に配置されて構成されている。また、曲げ成形装置10の各部の動作は、図2のコントローラCTRによって集中制御される。
加熱炉12内には、直棒状の多数本のシリカロールからなるローラコンベア18が配設されている。曲げ成形前の平板状ガラス板Gは、ローラコンベア18によって加熱炉12内を図1の矢印A方向に搬送され、加熱炉12の出口において軟化点(680〜690℃)近くまで加熱される。
こうして加熱されたガラス板Gは、加熱炉12の出口から下流側に向けて配設された予備曲げ成形用ローラコンベア20によって自重により徐々に予備曲げされながら搬送され、不図示のポジショナ装置によって所定の成形位置に位置決めされる。その後、ガラス板Gは、予備曲げ成形用ローラコンベア20の隙間(図2,3参照)に配置されているプレスリング(請求項に記載の第1の成形型に相当)22に載置され、プレスリング22の図1の矢印Bで示す上昇移動によりプレスリング22に載置された状態で上昇され、モールド(請求項に記載の第2の成形型に相当)24に設けられた下向きの凸形状の成形面26に押し付けられる。これにより、ガラス板Gは、成形面26の曲面形状に沿った所望の形状に曲げ成形される。。このように、予備曲げ成形の段階でモールド24の成形面26に近似した形状に成形されるため、その後のプレス成形時にガラス板に対して局所的に強い力が加わることが減少し、最終製品の品質を向上させることができる。
なお、プレスリング22は、図3の如く枠状かつ図2に示す自動車用リヤガラス板Gの輪郭に沿った形状を有する。また、プレスリング22は、曲げ成形後のガラス板Gを載置した状態で風冷強化装置16に搬送する機能を備え、クエンチリングとしての役割も兼ね備えている。また、ガラス板の表面にプレスリングによる押し跡や傷等が付かないようにするため、プレスリング22の表面及び/又は成形面26を、東洋紡績社製のPBO繊維またはデュポン社製のケブラー繊維で作られたカバーで覆うことが好ましい。
曲げ成形終了したガラス板Gは、図1のモールド24が所定量上昇し、かつプレスリング22がモールド24から下方に所定量退避することによってモールド24から離れる。この後、ガラス板Gは、図2のシャトル28の水平移動によってプレスリング22に載置された状態で矢印C方向に移動され、図1の風冷強化装置16まで搬送される。
風冷強化装置16は、強化位置Sを挟んで上方に上部吹口ヘッド30と下方に下部吹口ヘッド32とを備えている。上部吹口ヘッド30及び下部吹口ヘッド32にはそれぞれダクト(不図示)が取り付けられ、各ダクトにはブロア(不図示)が連結されている。したがって、ブロアから供給される冷却エアは、ダクトを介して上部吹口ヘッド30及び下部吹口ヘッド32に供給されるとともに、これらのヘッドから強化位置Sに向けて噴射される。これにより、ガラス板Gはその両面が風冷されて強化される。
風冷強化中においてガラス板Gは、下部吹口ヘッド32によるエア圧が上部吹口ヘッド30によるエア圧よりも高めに設定されているため、エアーフローティング状態で風冷強化される(上部吹口ヘッド32に支持部材(不図示)を取り付け、これにガラス板をエア圧で押し付けることで保持してもよい)。この間に、プレスリング22は、図3に示した待機位置(隣接するローラユニット54同士の隙間)に戻される。また、プレスリング22の戻り動作に同期して、キャッチリング(不図示)が、風冷強化装置16の強化位置Sに挿入され、風冷強化後のガラス板Gがキャッチリングに載置される。キャッチリングは、シャトル(不図示)の移動によって搬出用ローラコンベア(不図示)に向けて移動される。この搬出用ローラコンベアにガラス板Gが移載され、次工程の検査工程に向けて搬送される。検査工程でガラス板Gは、歪み、皺、及びクラック等の欠陥が検査され、欠陥の無いものは良品工程へ、欠陥が発見されたものは不良品工程へ搬送される。
なお、図1において符号34は吸引ファンであり、この吸引ファン34はフレキシブルダクト36を介してモールド24の内部空間部に連通している。また、モールド24の成形面26には、前記内部空間部に連通する多数の小孔が形成されている。成形面26にプレスリング22によって押し付けられたガラス板Gは、吸引ファン34の吸引力により成形面26に保持される。よって、プレスリング22の他にクエンチリングを備えた装置の場合には、ガラス板Gが成形面26に吸着保持されている時間を利用して、プレスリング22が図3の待機位置に退避し、これに同期してクエンチリングがガラス板Gの下方に進出し、曲げ成形されたガラス板Gを受け取り、クエンチリングの移動によって風冷強化装置16に搬送する。
また、モールド24は、吊下部材38を介してスクリュウジャッキ40に連結されている。スクリュウジャッキ40の動作によってモールド24は昇降され、その上下方向位置¥sが調整される。更に、モールド24に取り付けた電機ヒータによりモールド24を温める(例えば400〜500℃)ことにより、曲げ成形中のガラス板Gの温度低下を防止するようにしてよい。
予備曲げ成形用ローラコンベア20は図3の如く、複数本の湾曲ローラ50、50…をガラス板搬送方向に沿って配設することにより構成される。湾曲ローラ50は、中央に配置された一対の長尺状のローラユニット52、52とその両側にそれぞれ配置された3本のローラユニット54、54、54とを棒状に連結した多関節ローラである。中央のローラユニット52、52の連結部にはギア56が設けられ、このギア56に図4に示すモータ58の動力が伝達されることにより湾曲ローラ50が回転駆動される。
モータ58の動力伝達系は、モータ58の回転力がスプロケット60に伝達されることにより周回移動する無端状チェーン62を有し、このチェーン62にスプロケット64が噛合している。スプロケット64には、動力伝達軸66を介してギア68が連結し、このギア68にギア70を介してギア72が噛合している。ギア72には、2枚のギア74、74が噛合し、これらのギア74、74が、隣接する湾曲ローラ50、50のギア56、56にそれぞれ噛合している。よって、モータ58が駆動されると、チェーン及びギアからなる動力伝達系を介して湾曲ローラ50が同方向に回転駆動する。
一方、図3の如くプレスリング22を配置するためにローラユニットが間引かれた複数本の湾曲ローラ50、50…において、プレスリング22の内側に位置するローラユニット52、54は前述の動力伝達系により回転駆動するが、プレスリング22の外側に位置するローラユニット54、54…には動力が伝達されないためローラユニット54、54…は回転駆動しない。そこで、本実施の形態では、図3の如く、動力が伝達されない前記ローラユニット54、54…をギアボックス55を介して、動力が伝達されている直近のローラユニット54Aに連結している。これにより、全ての湾曲ローラ50の全てのローラユニット52、54が回転駆動する。
ローラユニット52とローラユニット54とは、その長さが異なるのみで基本的な構成は同一である。よって、ここではローラユニット54の構成について説明し、ローラユニット52の構成については省略する。
図5、図6に示すように、ローラユニット54は、軸80を中心に回転される円筒状ローラ82、軸80の両端部に取り付けられた軸受84、軸受84の外輪に嵌合され、外側に向けて一対の連結片(請求項に記載の連結部に相当)86、86が突設されたハウジング88から構成される。また、隣接するローラユニット54、54の軸80、80同士は、エンジニアリング・プラスチック等で作られた可撓性継手であるフレキシブルカップリング90を介して連結され、回転力が相互に伝達可能となっている。更に、隣接するローラユニット54、54の連結片86、86同士は、ピン(請求項に記載の支持部材に相当)92、92を介して屈折自在に支持されている。
連結片86、86は図6に示すように、軸80を中心とした対称位置に設けられており、これらを連結するピン92、92を介して昇降ロッド94のU字状ジョイント部95が連結されている。
昇降ロッド94は、図7に示すように昇降ロッド94を上下及び左右方向に移動させるパイプ96に連結されている。このパイプ96、96を適宜移動させることにより、例えば図8の如く湾曲ローラ50を湾曲させることができ、この湾曲面に沿ってガラス板Gが搬送されることにより、ガラス板Gが自重で予備曲げ成形される。
湾曲ローラ50の湾曲曲率は、図2に示したコントローラCTRの制御により任意に設定することができるが、搬送方向上流側から下流側に向けて徐々に大きくなるように設定され、その下流端では図1に示したモールド24の成形面26の曲率と略等しくなるように設定されることが好ましい。このようにすることで、モールド24の直下に到達したガラス板Gは、既に成形面26に近い形状に予備曲げされているため、その後のプレス成形によってガラス板Gに光学的な歪みや皺が発生することが少なくなる。
なお、図9に示すように、ローラユニット52に連結されるローラユニット54において、搬送方向上流側のローラユニット54Bを長尺の1本構成とし、その傾斜角度を小さく設定する。そして、このローラユニット54Bに続くローラユニット54Cを2本構成とし、その傾斜角度をローラユニット54Bよりも大きめに設定する。そして、ローラユニット54Cに続くローラユニット54を図3に示した3本構成とし、その傾斜角度をローラユニット54Cよりも大きめに設定する。このようにローラユニット54、54B、54Cの長さを変更し、その傾斜角度を調整することによって、湾曲ローラ50の湾曲曲率を、搬送方向上流側から下流側に向けて徐々に大きくなるように容易に設定できる。
また、図10の如く、水平ローラ100と水平ローラ100の両端近傍に配設された傾斜ローラ102、102とによって湾曲ローラを構成してもよい。この湾曲ローラを使用することにより、図11の如く水平ローラ100に対する傾斜ローラ102、102の傾斜角度を、搬送方向上流側(a)〜下流側(f)に向けて徐々に大きくすることにより、湾曲ローラの湾曲曲率を、搬送方向上流側から下流側に向けて徐々に大きくなるように設定できる。また、可撓性軸材にローラを回転自在に配置し、可撓性軸材を撓ませることにより湾曲面を形成する湾曲ローラは、例えば本願出願人が、特願2002−209174号(US20030159469A1 )等に提案しているので、ここではその詳細な説明は省略する。
図2の如くプレスリング22は、シャトル28によって、曲げ成形位置から風冷強化装置16の強化位置S(図1参照)までの範囲内で往復移動される。このシャトル28は、図2の往復動装置110(請求項に記載の第1の成形型を風冷強化装置まで搬送する搬送手段に相当)に設けられている。往復動装置110は、プレスリング22の両側にガラス板搬送方向に沿って配設され、これと同様にシャトル28もプレスリング22の両側に連結されている。
往復動装置110は、シャトル28の直動ガイド112、シャトル28に連結された無端状ベルト114、ベルト114を張設するプーリ116に回転力を伝達するモータ18等から構成される。この構成によれば、モータ118の回転駆動力は、ギア120、22及び駆動軸124を介してプーリ116に伝達される。このとき駆動軸124は、二点鎖線で示す往復動装置110側のプーリ(不図示)にも連結されているので、モータ118の回転駆動力は、両側の往復動装置110に伝達される。これにより、両側のベルト114が同時に周回移動するので両側のシャトル28が同速度で移動し、これに連動してプレスリング22が移動する。
シャトル28には、プレスリング22を昇降させるためのスクリュウジャッキ130が設けられている。スクリュウジャッキ130のスクリュウ132は、プレスリング22に連結されたガイド板134に螺合され、このガイド板134は、直動ガイド136、136を介してシャトル28に昇降自在に支持されている。したがって、スクリュウジャッキ130が駆動されると、プレスリング22は図3に示した待機位置から、図1のモールド24にガラス板Gを押し付けることができるプレス位置までの範囲で昇降移動する。
次に、前記の如く構成されたガラス板の曲げ成形装置10の作用について説明する。まず、加熱炉12内で曲げ成形温度まで加熱されたガラス板Gは、加熱炉12の出口から予備曲げ成形用ローラコンベア20に移載される。そして、ガラス板Gは、予備曲げ成形用ローラコンベア20によって成形位置まで搬送される過程において、湾曲ローラ50、50…により形成されている湾曲搬送面に沿って自重により予備曲げされる。
次に、予備曲げされたガラス板は、成形位置においてプレスリング22に載置されると、プレスリング22の上昇移動によりモールド24の成形面26に押し付けられて所望の曲率に曲げ成形される。
この後、プレスリング22が若干量下方に移動され、曲げ成形後のガラス板Gがモールド24の成形面26から離される。
次に、プレスリング22が風冷強化装置16に向けて移動される。そして、プレスリング22が強化位置Sに挿入されると、上部吹口ヘッド30及び下部吹口ヘッド32からガラス板Gに向けて冷却エアが噴射され、ガラス板Gが風冷強化される。
このように本実施の形態のガラス板の曲げ成形装置10によれば、曲げ成形されたガラス板Gをローラで風冷強化装置16に搬送するのではなく、成形に寄与したプレスリング22に載置した状態でプレスリング22を風冷強化装置16に移動させることにより風冷強化装置16に搬送した。したがって、ローラで搬送した場合よりもガラス板の搬送速度を上げることができ、ガラス板Gが炉外に搬出されてから風冷強化されるまでの時間を上述の従来技術よりも短縮できる。また、プレス直後のガラス板Gがローラと接触して脱熱することもない。したがって、風冷強化装置16による強化処理を高温状体で行うことができる。
図12は、予備曲げ成形用ローラコンベア200の他の実施の形態を示す斜視図である。同図に示す予備曲げ成形用ローラコンベア200は、多数本の湾曲ローラ202、202…を、後述する湾曲駆動装置204によって湾曲させ、その複数本の湾曲ローラ202、202…によって形成されるガラス搬送面を、特に円錐の側面に近似した形状にすることにより、加熱炉から搬出されたガラス板を自重により略円錐面状に予備曲げするものである。
また、湾曲駆動装置204による多数本の湾曲ローラ202、202…の湾曲動作は、湾曲ローラ202、202…によるガラス板の搬送に同期して行われるように、コントローラ205によって制御されている。すなわち、湾曲ローラ202、202…によるガラス板の搬送中において、複数本の湾曲ローラ202、202…の搬送面の曲率が動的に徐々に大きくなる(徐変する)ように制御され、ガラス板が形成位置に搬送された時に所望の曲率になるように制御される。これにより、ガラス板は、予備曲げ成形用ローラコンベア200による搬送中に徐々に略円錐面状に予備曲げされながら、形成位置に向けて搬送され、不図示のポジショナ装置によって形成位置に位置決めされた際に、所定の予備曲げ形状に予備曲げされる。この後、ガラス板は、湾曲ローラ202、202間の所定の隙間に配置されたプレスリング22に乗載され、プレスリング22の上昇移動により、プレスリング22に乗載された状態でモールド(不図示)の略円錐面状の成形面に押し付けられる。このプレス動作によってガラス板は、所望の略円錐面状に曲げ成形される。
次に、湾曲ローラ202の構成について説明する。
図13は、予備曲げ成形用ローラコンベア200の平面図であり、湾曲動作前のフラットな状態が示されている。同図に示すように湾曲ローラ202は、中央に長尺状の水平ローラ206が配置されるとともに、水平ローラ206を挟んで左右両側に各々4個のローラユニット54、54…が連結されて構成される。なお、ローラユニット54の連結個数は4個に限定されるものではなく、ローラユニット54、54…によって湾曲搬送面を形成できる個数であればよい。
図14は、水平ローラ206の構造を示す斜視図である。水平ローラ206は、ガラス板を搬送する筒状のローラ本体208と、ローラ本体208の両端部に挿抜自在に配置されたスプライン軸210、210とで構成されている。したがって、水平ローラ206の全長は、ローラ本体208に挿入されるスプライン軸210の長さを調整することで可変される。また、各スプライン軸210、210は、ローラ本体208の内周面に形成されたスプライン溝(不図示)にスプライン嵌合されており、これによって、スプライン軸210からの回転力がローラ本体208に伝達される。スプライン軸210に回転力を伝達する動力伝達機構については後述する。
図15は、ローラユニット54の断面図である。同図に示すように水平ローラ206のスプライン軸210が、ローラ本体208に対する直近のローラユニット54に連結される。また、ローラユニット54、54同士は、ユニバーサルジョイント等のフレキシブルカップリング90を介して連結されている。これらのローラユニット54、54…は、隣接するローラユニット54、54間の傾斜角度が湾曲駆動装置204によって調整されることにより、図15の如く略円弧状に湾曲させられる。したがって、多数本の湾曲ローラ202、202…の各々のローラユニット54、54…が図15の如く略円弧状に湾曲させられることにより、図12の如く予備曲げ成形用ローラコンベア200の搬送面が湾曲面に形成される。なお、ローラユニット54の構造については、図5に示したローラユニット54の断面図により既に説明しているため、ここでは詳細な説明は省略する。
次に、湾曲駆動装置204について説明する。
湾曲駆動装置204は、図12の如く水平ローラ206を挟んで左右両側の対称位置に配置され、水平ローラ206を挟んで左右両側に配置されたローラユニット54、54…を同時に且つ同曲率で動作させるようにコントローラ205によって駆動制御されている。
湾曲駆動装置204は、図15の如く一対の湾曲ロッド212、212、長尺の支持プレート214、214…、スタンド216、216…、及び昇降装置218等から構成される。スタンド216は、その端部がマグネット・クランプを構成し、平行に配設された2本の支持プレート214上に磁力により固定されている。また、図12に示すように、左右に配置された湾曲駆動装置204、204の間隔を可変して、湾曲ローラ202、202…の長さを調整するローラ長調整装置219がガラス板の搬送方向上流側に設けられている。ローラ長調整装置219の構造については後述する。
図16は、湾曲ロッド212の要部拡大構造図である。同図に示すように湾曲ロッド212は、両端部にギア部の形成された複数のリンク部材220、220…の隣接するリンク部材220、220同士がギヤ部221、221を介して揺動自在に連結された第1のリンク構造体と、複数の小判状リンク部材222、222…の隣接するリンク部材222、222同士がギヤ部223、223を介して揺動自在に連結された第2のリンク構造体とから構成される。
隣接するリンク部材220−1、220−2は、ピン224−1、224−2がリンク部材220−1、220−2のピン孔225−1、225−2を貫通してリンク部材222−2に軸支されることにより、ピン224−1、224−2を介してリンク部材222−2に揺動自在に支持される。また、リンク部材222は、リンク部材220と同一形状を有し、リンク部材220に対してリンク部材220の半分長ずれた位置に取り付けられ、ピン224を介してリンク部材220に揺動自在に連結されている。
図15の如く上下に所定間隔をもって並設された一対の湾曲ロッド212、212は、図15の左端部がピン226、226を介してポール228に揺動自在に支持され、また、右端部がピン230、230を昇降アーム232に揺動自在に連結される。ポール228は、予備曲げ成形用ローラコンベア200の下方で水平に設置されたテーブル234に垂直方向に立設される。したがって、湾曲ロッド212、212は、ポール228のピン226、226を支点とし、昇降アーム232のピン230、230を作用点として動作される。
昇降アーム232は、湾曲ロッド212、212にピン230、230を介して連結されることにより垂直方向に配設され、その下端部がピン233を介して駆動アーム236の先端部に揺動自在に連結されている。
駆動アーム236の基端部は、昇降装置218を構成するスライダ238にピン240を介して揺動自在に支持される。スライダ238は、テーブル234に水平方向に設置されたレール242に沿ってスライド自在に嵌合され、また、その左端部にはラック244が水平方向に延設されている。ラック244には、テーブル234に設置されたモータ246のピニオン248が噛合されている。
したがって、スライダ238は、モータ246によって駆動されるピニオン248とラック244の送り作用によって水平方向に移動される。例えば、スライダ238が図15の右方向に移動されると、その移動に追従する駆動アーム236の反時計周り方向の回動により昇降アーム232が垂直方向に上昇される。この動作により、一対の湾曲ロッド212、212の右端のリンク部材220にピン230、230を介して上昇移動の力が付与される。右端のリンク部材220に前記力が付与されると、右端のリンク部材220がピン224を中心に反時計周り方向に回動し、その回動力がギア部223、223(図16参照)を介して隣接するリンク部材220、220、222、222…に伝達していく。これにより、隣接するリンク部材220、220、222、222……間の交差角度が同角度を維持しつつ連鎖により次第に大きくなる。よって、湾曲ロッド212、212が単一の曲率で湾曲する。
図15に示すようにポール228と昇降アーム232との間には2枚の連結プレート250、250が設けられ、これらの連結プレート250、250は、各々ピン252、252を介して一対の湾曲ロッド212、212に連結されることにより垂直方向に配設される。ポール228、昇降アーム232、及び連結プレート250、250の各々の上端部は、図12に示す一対の湾曲ロッド212、212の水平姿勢状態において同一高さになるように設定され、各々の上端部に、一対の短冊状板部材からなる支持プレート214が取り付けられている。
各支持プレート214には、スタンド216が立設される。このスタンド216は、ピン217、217(図14参照)を介して一対の短冊状板部材に鉛直軸を中心に揺動自在に連結されている。また、スタンド216の上端部は、ローラユニット54、54同士を連結するユニバーサルジョイント等のフレキシブルカップリング90に連結されている。
このような構成により、図15の如く湾曲ロッド212、212が単一の曲率で湾曲動作されると、それに連動して3本のスタンド216、216が上昇されるので、フレキシブルカップリング90、90、90が図の右上がりに階段状に上方に上昇される。これにより、ローラユニット54、54、54からなる搬送面が単一の曲率に湾曲される。以上が湾曲ローラ202の構成及び作用である。
次に、予備曲げ成形用ローラコンベア200の搬送面を湾曲形成するための構造について説明する。
支持プレート214は図13に示すように、湾曲ローラ202に交差するガラス板搬送方向に沿って配置されるとともに、図13の下側のガラス板搬送方向上流位置から図13の上側のガラス板搬送方向下流位置に向けて延設されている。
支持プレート214には、図12で示した多数のスタンド216、216…がピン217を介して立設され、これらのスタンド216、216…に各湾曲ローラ202のフレキシブルカップリング90、90…が連結されている。
また、各々の支持プレート214、214…は、ガラス板搬送方向下流位置において、図15に示した連結構造と同様に、ガラス板搬送方向下流位置に配置された一対の湾曲ロッド212、212にポール228、昇降アーム232、及び連結プレート250、250を介して連結されている。ポール228はテーブル234に立設され、昇降アーム232は昇降装置218によって昇降動作される。
したがって、実施の形態の予備曲げ成形用ローラコンベア200によれば、予備曲げ成形用ローラコンベア200の四隅部に、図15で示した湾曲駆動装置204が各々配置され、4台の湾曲駆動装置204、204…を図12のコントローラ205によって駆動制御することにより、湾曲ローラ202、202…全体を湾曲動作させることができる。これにより、搬送面の曲率を所望の曲率に設定することができる。
次に、搬送面を略円錐形状に形成するための機構について説明する。
図12に示すローラ長調整装置219は、左右に設けられた一対のテーブル234、234を互いに近づく方向及び離れる方向に移動させ、これらのテーブル234、234に湾曲駆動装置204を介して乗載されている湾曲ローラ202の長さを可変する装置である。湾曲ローラ202の長さは、図14に示した水平ローラ206のローラ本体208に対してスプライン軸210、210が挿抜されることにより可変される。また、ローラ長調整装置219は、ガラス板の搬送方向下流側にも配置されており、上流側と下流側の双方のローラ長調整装置219、219による調整量が図12のコントローラ205によって制御されている。
ローラ長調整装置219は、モータ260及び送りねじ262、262等から構成される。送りねじ262は、テーブル234のナット235に螺合され、テーブル234は、基台264に設置された直動ガイド266にスライド自在に支持されている。したがって、モータ260が駆動されると、その回転力がギヤボックス268を介して両側の送りねじ262、262に伝達され、送りねじ262とナット235との送り作用によってテーブル234、234が互いに近づく方向及び離れる方向に移動される。
図17は、上流側及び下流側に配置されたテーブル234、234…の移動位置に基づく支持プレート214、214…の姿勢が示されている。この姿勢は、上流側のローラ長調整装置219(図12)によって、上流側のテーブル234、234を互いに離れる方向に移動させ、下流側のローラ長調整装置219によって、下流側のテーブル234、234を互いに近づく方向に移動させることによってなされる。この動作によって左右両側に配置された支持プレート214、214は、ハの字状の姿勢に変更され、これにスタンド216、216を介して乗載されている各湾曲ローラ202、202は、上流側から下流側に向かうに従ってローラ長が短くなるように動作される。このローラ長の状態で各湾曲ローラ202、202…が湾曲駆動装置204、204…によって湾曲動作されると、予備曲げ成形用ローラコンベア200によって形成される搬送面が、図12の二点鎖線で示す如く略円錐状に形成される。
また、ローラ長調整装置219、219によってテーブル234、234…の位置を適宜変更したり、湾曲駆動装置204による湾曲ローラ202の曲率を適宜変更したりすることにより、搬送面の形状を容易に変更することができる。よって、予備曲げ成形用ローラコンベア200は、型式(曲率)の異なる多種類のガラス板を成形できる。よって、ジョブチェンジに伴って湾曲ローラの交換作業を行う必要はない。
ところで、ローラ長調整装置219、219によってテーブル234、234…を動作させ支持プレート214、214…の姿勢(傾き)を変更した場合、予備曲げ成形用ローラコンベア200の搬送路長(図17の最下流側及び最上流側に配置された支持体70,270間の距離)が変化する。すなわち、支持プレート214、214…の姿勢を図13に示したように湾曲ローラ202に対して直交方向に設定した場合、支持プレート214の長さがそのまま搬送路長となるが、支持プレート214、214…の姿勢を図17に示したように湾曲ローラ202に対して傾けていくと、その傾斜角度が大きくなるに従って搬送路長は短くなる。そこで、予備曲げ成形用ローラコンベア200には、搬送路長の変化に追従して湾曲ローラ202を動作させる機構が付加されている。
すなわち、支持プレート214、214…の傾斜動作に追従して動作するように、ガラス板搬送方向下流側に位置する一対のテーブル234、234が、ガラス板搬送方向に移動できるように直動ガイドを介して基台に支持されている。また、搬送路長の変化に追従して湾曲ローラ202、202間のピッチを変更させるために、水平ローラ206のローラ本体208を支持する支持体270(図17)が、搬送方向と並行に配設された一対のガイドバー272、272に搬送方向に沿ってスライド移動自在に設けられている。更に、支持プレート214、214の傾斜角度及び湾曲ローラ202、202間のピッチの変更に追従するように、図12の如くスタンド216がピン217を介して支持プレート214、214に鉛直軸を中心に回動自在に支持されている。
これにより、搬送路長を変化させる動作に追従して、ガラス板搬送方向下流側に位置する一対のテーブル234、234がガラス板搬送方向に移動し、湾曲ローラ202、202間のピッチが変更され、スタンド216が鉛直軸を中心に回動されるので、搬送路長の変更動作が円滑に行われる。
次に、各湾曲ローラ202に回転力を伝達する動力伝達機構について説明する。この動力伝達機構は、モータからの動力を図14に示した水平ローラ206のスプライン軸210に伝達させる機構である。また、図18には、スプライン軸210に回転力を伝達する動力伝達機構の構造図が示されている。
図14の如く、ローラ本体208の端部に連結されたギヤボックス274には、図18のベベルギヤ276が内蔵され、このベベルギヤ276は、スプライン軸210に固定されたベベルギヤ278に噛合されている。また、ベベルギヤ276は、垂直方向に配設された軸280の上端部に取り付けられ、軸280の下端部にはベベルギヤ282が取り付けられている。このベベルギヤ282は、モータ284によって回転させる駆動軸286aに取り付けられたベベルギヤ288に噛合されている。駆動軸286aは、図14のギヤボックス286内に設置されている。したがって、モータ284の動力によって駆動軸286aが回転されると、その回転力は、ベベルギヤ288、ベベルギヤ282、軸280、ベベルギヤ276及びベベルギヤ278を順次介してスプライン軸210に伝達される。その結果、図14に示したローラ本体208が回転し、ガラス板が予備曲げ成形用ローラコンベア200の搬送路に沿って搬送される。
ギヤボックス274は、隣接するギヤボックス274との緩衝を避けるため、図13に示すように搬送路の中心線Sを挟んで左右対称位置に互い違いに設けられている。よって、図18に示したモータ284及び駆動軸286aも搬送路の中心線Sを挟んで左右対称位置に設置されている。
以上の如く構成された予備曲げ成形用ローラコンベア200によれば、多数本の湾曲ローラ202、202…を湾曲駆動装置204によって湾曲させてガラス搬送面を円錐の側面(図19(a))に近似した形状に形成することができる。
また、当然のことではあるが、図19(b)に示すようにガラス搬送面を円柱の側面に近似した形状にすることもできる。なお、図19(a)及び(b)においては、簡便のため湾曲ローラ202は直線状に記載しているが、実際は所定の曲率を有し、そのためコンベアによって作られる搬送面は、円錐または円柱の側面に近似した形状を呈する。
また、湾曲ローラ202の曲率を可変するタイミングは、図12のコントローラ205によって任意に設定される。例えば、図20(a)に示すようにガラス板が搬送されて来る前に事前に全ての湾曲ローラ202の曲率を可変しておいてもよいし、同図(b)に示すようにガラス板Gの搬送に同期して順次可変するようにしてもよいし、同図(c)に示すように予備曲げ成形用ローラコンベア200上にガラス板Gが載置されてから一斉に全ての湾曲ローラ202の曲率を可変してもよい。
すなわち、同図(b)及び(c)においては、予備曲げ成形用ローラコンベア200は、湾曲ローラ202、202…によるガラス板の搬送に同期して、複数本の湾曲ローラ202、202…の搬送面の曲率が徐々に大きくなるように動的に制御される。このようにガラス板の搬送中にローラを動的に湾曲させることで、ガラス板には自重による力だけでなく、ローラの湾曲動作による強制力が加わるため、短時間で予備曲げ成形されることが期待される。これはガラス板が炉外に搬出されてから風冷強化されるまでの時間短縮につながり、高品質の強化ガラスの製造に貢献するものである。
本発明は、自動車用途だけでなく、鉄道車両、航空機、船舶または建築物で使用される窓ガラスの製造等その他の用途にも適用できることは明らかである。また、本発明に係る予備曲げ成形用ローラは、強化処理を行わないガラス板(合わせガラス用のガラス板等)の曲げ成形にも適用できる。その場合、風冷強化装置の代わりに徐冷ゾーンを設けることになる。
実施の形態のガラス板の曲げ成形装置の構造を示す説明図 予備曲げ成形用ローラコンベアとプレスリング往復動装置を示した斜視図 予備曲げ成形用ローラコンベアの平面図 湾曲ローラへの動力伝達系の構造を示した斜視図 湾曲ローラのローラユニットの構造を示した要部断面図 湾曲ローラのローラユニットの構造を示した要部斜視図 湾曲ローラを湾曲させる機構を示した斜視図 湾曲ローラが湾曲した状態を示した一部断面を含む正面図 長さが異なるローラユニットを使用した場合の湾曲ローラの構造を示した図 水平ローラと傾斜ローラとからなる湾曲ローラの正面図 図10に示した湾曲ローラの配置図 予備曲げ成形用ローラコンベアの他の実施の形態を示す斜視図 予備曲げ成形用ローラコンベアの平面図 図12に示された湾曲ローラを構成する水平ローラの構造を示す斜視図 湾曲駆動装置の構造を示した要部構造図 湾曲ロッドの要部拡大構造図 上流側及び下流側に配置されたテーブルの移動位置に基づく支持プレートの姿勢を示した平面図 湾曲ローラに回転力を伝達する動力伝達機構の構造図 (a)円柱の側面に近似した予備曲げ成形用ローラの搬送面、(b)円錐の側面に近似した予備曲げ成形用ローラの搬送面をそれぞれ模式的に示した斜視図 (a)〜(c)湾曲ローラを湾曲させるタイミングをそれぞれ示した説明図
符号の説明
10…ガラス板の曲げ成形装置、12…加熱炉、14…成形装置、16…風冷強化装置、18…ローラコンベア、20…予備曲げ成形用ローラコンベア、22…プレスリング、24…モールド、26…成形面、28…シャトル、30…上部吹口ヘッド、32…下部吹口ヘッド、50…湾曲ローラ、52、54、54A、54B、54C…ローラユニット、80…軸、82…円筒状ローラ、84…軸受、86…連結片、88…ハウジング、100…水平ローラ、102…傾斜ローラ、110…往復動装置、200…予備曲げ成形用ローラコンベア、202…湾曲ローラ、204…湾曲駆動装置、206…水平ローラ、210…スプライン軸、212…湾曲ロッド、214…支持プレート、216…スタンド、218…昇降装置、219…ローラ長調整装置、228…ポール、232…昇降アーム、234…テーブル、236…昇降アーム、238…スライダ、246…モータ

Claims (13)

  1. ガラス板を所定の曲げ成形温度まで加熱する加熱炉と、
    前記加熱炉から搬出されたガラス板をローラ搬送することにより予備曲げする複数本の予備曲げ成形用ローラと、
    前記予備曲げ成形用ローラによって予備曲げされたガラス板が載置され、このガラス板の周縁部を支持する第1の成形型と、
    前記第1の成形型に載置されたガラス板を押し付けるための成形面を有する第2の成形型と、
    前記曲げ成形されたガラス板の表面に冷却媒体を吹き付けることにより、前記ガラス板の強化処理を行う風冷強化装置と、
    前記曲げ成形されたガラス板が載置された前記第1の成形型を、前記風冷強化装置まで搬送する搬送手段と
    を備えたことを特徴とするガラス板の曲げ成形装置。
  2. 前記予備曲げ成形用ローラは、湾曲ローラであることを特徴とする請求項1に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  3. 前記予備曲げ成形用ローラは、多関節ローラであることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  4. 前記予備曲げ成形用ローラは、水平ローラと、該水平ローラの両端近傍に配設された傾斜ローラとによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  5. 前記複数本の予備曲げ成形用ローラの各々は、その曲率が前記ガラス板の搬送方向に沿って徐変していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のガラス板の曲げ成形装置。
  6. 前記加熱炉にはガラス板搬送ローラが設けられ、該ガラス板搬送ローラはガラス板を予備曲げするためのローラであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  7. 前記予備曲げ成形用ローラによるガラス板の搬送動作に同期して、前記予備曲げ成形用ローラの曲率を動的に変化させるためのコントローラをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  8. 前記複数本の予備曲げ成形用ローラの湾曲形状を可変するための湾曲駆動装置と、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの各々の長さを調整するためのローラ長調整装置とをさらに備え、
    前記予備曲げ成形用ローラは、その長さが前記ローラ長調整装置によって調整自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  9. 前記ローラ長調整装置は、前記複数本の予備曲げ成形用ローラの長さを、前記ガラス板の搬送方向上流側から下流側にかけて徐々に短くなるように調整し、その結果、前記複数本の予備曲げ成形用ローラによって形成される搬送面が円錐又は円柱の側面に近似した形状をなすことを特徴とする請求項8に記載のガラス板の曲げ成形装置。
  10. ガラス板を加熱炉内で所定の曲げ成形温度まで加熱する工程と、
    前記加熱炉から搬出されたガラス板を、複数本の予備曲げ成形用ローラで搬送することにより予備曲げする工程と、
    前記予備曲げされたガラス板を、該ガラス板の輪郭形状に沿った形状の第1の成形型に載置する工程と、
    前記第1の成形型に載置されたガラス板を、前記第1の成形型と前記第2の成形型とを相対的に近づけることにより、これらの成形型でプレスして所望の形状に曲げ成形する工程と、
    前記曲げ成形されたガラス板が載置された第1の成形型を、風冷強化装置まで搬送する工程とを有することを特徴とするガラス板の曲げ成形方法。
  11. 前記予備曲げ成形用ローラによるガラス板の搬送動作に同期して、前記予備曲げ成形用ローラの曲率を動的に変化させる工程をさらに有することを特徴とする請求項10に記載のガラス板の曲げ成形方法。
  12. 軸を中心に回転される円筒状ローラ、及び前記軸の両端部に取り付けられかつ連結部が形成された軸受で構成された複数のローラユニットと、
    隣接する前記ローラユニットの前記軸同士を連結するフレキシブルカップリングと、
    隣接する前記ローラユニットの軸受の連結部同士を屈折自在に支持する支持部材とを備えたことを特徴とした湾曲ローラ。
  13. 2種類以上の長さの前記ローラユニットが混在して構成されたことを特徴とする請求項12に記載の湾曲ローラ。
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