JP2005012815A - 無線ネットワーク通信を実行可能なデバイスでの無線送信干渉の回避 - Google Patents

無線ネットワーク通信を実行可能なデバイスでの無線送信干渉の回避 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線テクノロジ干渉源の間の潜在的コンフリクトを管理する無線テクノロジ(例えばWi−Fi)共存アーキテクチャおよび方法を提供する。
【解決手段】 共存ドライバが、コンピューティングデバイス上で潜在的に競合する無線テクノロジを識別するコンフリクトマップを維持管理する。これらテクノロジは、重複送信周波数スペクトルの使用に起因して、送信中に互いに信号干渉を生じ得る。このコンフリクトを管理するため、まず、現在装着されている無線テクノロジインタフェースのセットに対するコンフリクトマップ内のエントリに基づいて無線テクノロジ干渉源から生じるコンフリクトを識別する。次に共存ドライバが、競合する無線テクノロジ干渉源の識別されたセットを管理するために仮想共存ドライバを生成する。共存ドライバは、優先順位に基づくデータ送信等の共存方式に従って無線テクノロジインタフェースによるデータセットの送信を規制する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、包括的にはコンピュータシステムの分野に関する。より詳細には、本発明は、コンピューティングデバイス上で無線ネットワーク通信を選択、設定、および/または制御する方法およびシステムに関する。さらに詳細には、本発明は、無線信号送信干渉を解決および/または回避するためのコンピューティングデバイス内での決定に関する。
現在、さまざまな無線ネットワーキングテクノロジがネットワーク接続をサポートしている。無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)テクノロジ(例えば、GPRS、WCDMA、802.16等のプロトコルを具現化したもの)によれば、コンピューティングデバイスが、セルラデータ伝送ネットワーク経由でリモートコンピュータネットワークに接続することができる。無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)テクノロジ(例えば、IEEE802.11a/b/g、HomeRF、Hiperlan/2等のプロトコルを組み込んだもの)によれば、ユーザが、無線アクセスポイント/トランシーバ経由でローカルエリアネットワークリソースにアクセスすることができる。無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)テクノロジ(例えば、ウルトラワイドバンド(UWB)、およびブルートゥース(BT))は、現在のコンピュータ内に組み込まれるさらにもう1つの無線テクノロジとなっている。他に、ZigbeeやRFIDのようなデータ制御の領域に入るテクノロジもある。これらのテクノロジに関連する物理レイヤおよび媒体アクセスレイヤのコンポーネントは、多くの場合、重複する周波数範囲内で非協調的に動作し、そのために信号干渉が生じる。
無線ネットワークトランシーバのコンフィギュレーションおよび近接性に応じて、コンピューティングデバイスは、上記の無線テクノロジの1つまたは複数に関連する無線周波数電波を送受信する。実際には、コンピューティングデバイスは、その位置に応じて、コンピューティングデバイスに装着されている異なるネットワークインタフェースカード(NIC)経由で同時無線ネットワークコネクションを維持することができる。無線通信テクノロジおよびそれらに関連する無線信号送信の同時の利用可能性/存在は、例えば、無線ローカルエリアネットワーク、無線ワイドエリアネットワーク、およびパーソナルエリアネットワークの接続をサポートするオフィス環境内で起こる。ネットワーキングテクノロジの選択肢が同時に複数存在することは、コンピューティングデバイスがネットワークおよび/またはリソース(スピーカ、キーボード、マウス等のコンピュータ周辺機器を含む)に接続する方法に関する柔軟性を高める。
しかし、多種多様なRF源があるために、無線通信機能を有するコンピューティングデバイスが信号干渉を受け、および/または生成する可能性も高まり、サービス品質の低下や不快なユーザエクスペリエンスにつながる。多くのタイプの干渉があり、それぞれ異なる特性を有する。例えば、重複する周波数スペクトルを利用する2つの無線トランシーバが信号干渉を生じると、パケット損失、コネクション切断および不均一なスループット(ストリーミングコネクションの場合)を引き起こす。場合によっては、第1のトランシーバは十分に高い信号パワーで動作しているため、その動作は他の競合する信号によって影響されないのに、第2の、より低いパワーの無線トランシーバの動作は、第1のトランシーバからの、より高いパワーの干渉信号によって飽和してしまう。
干渉はさまざまな源から生じ得る。第1のタイプの干渉は、複数の無線送受信機を同時に動作させているコンピューティングデバイス自体から生じる。例えば、あるコンピューティングデバイスは、異なる無線テクノロジを組み込んだ、重複する無線信号周波数帯域を使用する複数の無線インタフェースをサポートする。その結果、それらの無線インタフェースは、同時に使用される時にコンフリクトを生じる。このような重複する無線テクノロジの一例として、ブルートゥースPAN機器と同時にIEEE802.11bまたは802.11gを使用する場合がある。というのは、802.11b/gトランシーバは、ブルートゥース無線コネクションによって利用される可能性のある周波数に重複する無線周波数を利用するからである。
単一のコンピューティングデバイス上で同時にアクティブな無線インタフェース/トランシーバが存在するために信号干渉が生じる1つの例示的状況として、DVDプレーヤが802.11b WLANコネクションを通じてパーソナルコンピュータにムービーをストリーミングする場合がある。パーソナルコンピュータユーザは、同時に無線(ブルートゥース)マウスを使用して、(GPRSによって接続されたブルートゥース対応電話機を通じてアクセスされる)インターネットからページをダウンロードしている別のウィンドウでムービーの情報をチェックしている。マウスとパーソナルコンピュータの間およびパーソナルコンピュータとブルートゥース対応電話機の間のブルートゥース信号は、DVDからパーソナルコンピュータへのオーディオビジュアルデータストリーミング信号と競合する。信号干渉の結果、ムービーの再生がぎくしゃくする。マウスの動きもぎくしゃくする可能性が高い。
もう1つの例示的な干渉状況として、ビデオカメラがウルトラワイドバンド(UWB)によってパーソナルコンピュータへオーディオビジュアルストリームを送信する場合がある。同時に、ユーザが、ケーブルモデム/DSL回線経由でユーザをインターネットに接続する802.11a無線コネクションを通じたネットワークのための無線トランシーバ(アクセスポイント)に接続される。この潜在的干渉状況では、802.11a信号がUWBデータ送信と干渉する。その結果、ストリーミングされる録画セッションがぎくしゃくして見える。
第2のタイプの干渉源は、1つまたは複数の無線送受信機に関して、信号干渉を受けているコンピューティングデバイスとは独立に存在/動作する他のコンピューティングデバイスまたは干渉源との間の信号伝送から生じる。すなわち、当該コンピューティングデバイスの制御が及ばない外部干渉源である。他のコンピュータ、アクセスポイント等に加えて、このような干渉は、コードレス電話機、電子レンジ等のさまざまな外部干渉源からも生じ得る。
いくつかの信号衝突回避方式が、単一の無線プロトコル/テクノロジ内で動作する。例えば、無線WANの領域では、トランシーバ/ドライバが、同じテクノロジを利用する他の送信機との送信衝突を回避するCSMA/CA、TDMA、およびFDMAプロトコルを利用する。このような衝突回避方式は、共用周波数範囲上での異種の無線送信にはあまり適していない。その理由は、異なる無線送信は異なる衝突回避プロトコルを使用している可能性があるからである。このことが特に当てはまるのは、ブルートゥース/UWBおよび802.11のようなWPAN/WLAN無線トランシーバの場合であり、これらは無認可/無規制の重複する周波数範囲内で送信時間に対して同時に競合する。
コンピューティングデバイスが受ける信号干渉に対処するための1つの方法は、影響されるコネクションの劣化/障害を許容することである。コンピューティングデバイスは、特定のコネクションに障害があることを認識するようになる。コネクションに障害がある場合、ユーザが再接続を試みるように促されるか、またはユーザが代替ネットワーク通信媒体(例えば、ネットワークへの有線コネクション)を選択することが可能である。
既知のMAC(Media Access Control)ドライバは、2つの無線テクノロジを処理するコンフリクト回避方式を実装している。また、干渉を回避するための協調的方式および/または信号キャンセレーション方式を実装しているベンダがある。例えば、802.11bおよびブルートゥースの両方のトランシーバを含む単一システムにおいて、システムは、モード切り替えによりMACレベルで送信を協調させる。モード切り替え動作は、ビーコン受信(802.11bの場合)、ページング(ブルートゥースの場合)、またはパケットをインタリーブすることによる下位レイヤの手続きに基づいている。ベンダのNICがブルートゥース(BT)および802.11の両方をサポートすることができる場合には、NICが、2つの競合/干渉するテクノロジのいずれか一方がいつ使用されているかを判断することが可能であり、一方の送信が終了するまで他方の送信を停止する。2つのNICがあり、一方がブルートゥースで他方が802.11である場合には、一方のNICが、他方がいつ送信中であるかを判断して自己の送信を停止することができるように、2つのNICは固定結線可能かもしれない。これは、2つのNIC間の配線の本数に応じて、2線式または4線式手法である。別法として、一方のドライバから別のドライバへ、送信に関する通知を提供することができるかもしれない。例えば、ブルートゥースドライバまたは802.11ドライバが、送信通知を提供するために他方のドライバによって使用される呼出し可能インタフェースを提供するかもしれない。モード切替は、802.11bとブルートゥースのトラフィック間を調停する。その場合、切替により、送信は、優先順位が高いトラフィックが優先される。HIDデバイス(キーボードおよびマウス)からのトラフィックに最高の優先順位を与えるのが普通である。さもなければ、802.11bが優先トラフィックを有するであろう。
さらに、SSID(無線ネットワークの識別であって、インターネット等の特定のリソースへの接続の決定を容易にする)およびサポートされたネットワーク接続速度の最大値に基づいてWi−Fiテクノロジの自動選択を行う無線ネットワークインタフェース選択基準が知られている。この比較的単純な構成の下では、2つの異なる無線テクノロジが同じネットワーク/リソースへの接続を提供する場合、高速な無線テクノロジのほうが選択される。
本発明は、1つまたは複数の無線ネットワークインタフェースが受ける信号干渉を管理する方法およびフレームワークを含む。アプリケーションと物理ネットワークインタフェースドライバの間に位置するネットワーク通信ハンドラ(本明細書では共存ドライバと称する)が、1つまたは複数の信号干渉源の存在下で無線ネットワークインタフェースのパフォーマンスを改善し得る共存方式を提供する。
本発明は、1つには、信号コンフリクトにつながり得るデータ情報を同時送信することが可能な少なくとも2つの無線送信機をサポートするコンピューティングデバイス上で無線送信コンフリクトを管理する方法を含む。より詳細には、本方法は、コンピューティングデバイス上に現在装着されている第1の無線送信機および第2の無線送信機による同時送信から生じる潜在的信号コンフリクトを識別するステップを含む。
コンピューティングデバイス上で実行中の1つまたは複数のアプリケーションの要求により、コンピューティングデバイスは、第1の無線送信機経由で第1のデータセットを送信する準備をするとともに、第2の無線送信機経由で第2のデータセットを送信する準備をする。また、コンピューティングデバイスは、第1および第2のデータセットに優先順位を割り当てる。その後、コンピューティングデバイスは、非競合的に、第1および第2のデータセットに割り当てられた優先順位に従って、それぞれ第1の無線送信機および第2の無線送信機経由で第1のデータセットおよび第2のデータセットを送信する。以下でさらに説明するように、非競合的に第1および第2のデータセットを送信することは、本発明の詳しい実施形態にしたがってさまざまな方法で行われる。
本発明のもう1つの側面によれば、無線テクノロジ干渉源の間のコンフリクトを回避する方法が開示される。本方法は、潜在的に競合する無線テクノロジを識別するコンフリクトマップを維持管理することを含む。このようなテクノロジは、それらが重複する送信周波数スペクトルを使用していることに起因して、互いに信号干渉を生じる可能性がある。このようなコンフリクトを管理するため、まず、現在装着されている無線テクノロジインタフェースのセットについてのコンフリクトマップ内のエントリに基づいて、無線テクノロジ干渉源から生じるコンフリクトを識別する。その後、競合する無線テクノロジ干渉源の識別されたセットを管理するために仮想共存ドライバが生成される。ここで、共存ドライバは、共存方式に従って無線テクノロジインタフェースによるデータセットの送信を規制する。
添付の特許請求の範囲は本発明の特徴を詳細に記載しているが、本発明は、その目的および利点と合わせて、添付図面とともに以下の詳細な説明から最も良く理解されるであろう。
本明細書に開示される例示的な無線ネットワークインタフェースの設定/制御アーキテクチャは、複数の無線テクノロジにまたがる非常に柔軟性/適応性の高い無線ネットワークインタフェース制御を容易にする。例示的実施形態における無線ネットワークインタフェースの設定/制御プラットフォームは、ネットワーク通信レイヤで実行される共存ドライバを含む。これは、特定の媒体タイプ(例えば802.11 WLAN)に対するデータセット(例えばパケット)のフローを包括的に制御する個別の媒体アクセスドライバの上にある。共存ドライバは、1つまたは複数の仮想共存ドライバ(VCD)をインスタンス化し、各VCDは、干渉する可能性のある無線媒体テクノロジや、さらには同一無線媒体テクノロジを組み込んだ複数のネットワークインタフェースの特定の組合せを処理する。VCDは、自己が処理している組合せに属する各無線テクノロジに関連するネットワークインタフェースデバイス(例えばネットワークインタフェースカード)からステータス情報およびパフォーマンスメトリックを蓄積する。
最初に、共存ドライバは、1つまたは複数の無線ネットワーキングテクノロジを利用するコンピューティングデバイスにとって現在必要とされている仮想共存ドライバのセットを判定する。共存ドライバは、現在装着されている無線ネットワークインタフェースの動作に現在影響している干渉源/テクノロジのセットを判定する。共存ドライバは、サポートされた無線テクノロジのそれぞれについて、競合する可能性のある無線テクノロジを指定するコンフリクトマップを参照する。コンフリクトマップ内の競合する無線テクノロジがコンピューティングデバイスに現在装着されている場合、それがコンフリクトセットに追加される。さらに、マシンは802.11bカードのみを有するが、ブルートゥース対応電話機がマシンの近くにあって別のマシンまたはAP(Access Point)と現在通信中である場合、コンフリクト回避を実行するための特定のVCDの選択および設定においてブルートゥース干渉源が考慮される。802.11bカードを含むマシンは、そのコンフリクト回避ストラテジに制限される。というのは、そのマシンの制御は802.11bデバイスのみに及び、BTデバイスには及ばないからである。しかし、802.11b/BT VCDのコンフリクト回避ロジックの少なくとも一部(例えば、802.11周波数バンドを変更すること)は使用される可能性がある。この初期コンフリクト検出ステップの完了後、共存ドライバは、競合するテクノロジ/干渉源のそれぞれの識別されたセットに対応するVCDを選択し起動する。
共存ドライバによって確立されるそれぞれの仮想共存ドライバは、競合する無線テクノロジの個々の媒体アクセス制御(MAC)ドライバから蓄積されたステータス情報およびパフォーマンスメトリックを利用して、コンピューティングデバイスに装着されている無線ネットワークインタフェースを通じて通信を行うために媒体アクセス制御ドライバへのデータセット(例えばパケット)のフローを制御することに関連するタスクのセットを実行する。このようなタスクとしては、競合する(したがって択一的にアクティベートされる)無線ネットワークインタフェースに関連するデータセットの送信に優先順位を付けること;未処理の要求に関連する優先順位付きキューを維持管理し、キューイングされたデータセットを優先順位付け方式に従って媒体アクセス制御ドライバに渡すこと;無線ネットワークインタフェースの動作を適応させるために、複数の媒体アクセスドライバによって供給される情報に基づいて決定を行うこと;ならびに無線インタフェースおよびその他の無線通信信号干渉源(干渉は、装着されている他の無線ネットワークインタフェースカードから生じるか、外部干渉源から生じるかを問わない)の非干渉動作を容易にするように無線ネットワークインタフェースカードを制御するためのコマンド/制御命令を媒体アクセス制御ドライバへ発行することがある。例示的実施形態では、タイムクリティカルな情報が無線ネットワークインタフェースに遅れて到着することのないように、制御パケットが共存ドライバを(処理なしで)通過する。
以上、要約すれば、共存ドライバは、同一の、または異なる無線テクノロジ間のコンフリクト/干渉を処理するために媒体固有のアクセス制御ドライバのセットの上で共存プロトコルを実行する、上位レベルのネットワークデバイスドライバである。共存ドライバがコンフリクト/干渉を処理する方法には多くの可能性があり、例えば、信号周波数重複や信号浸出(signal bleed)(たとえ周波数が重複していなくても、それらが近接しているために、一方による送信が他方による送受信に影響し得る場合)を除去するために、特定の無線トランシーバにおける特定の周波数範囲(チャネル)の使用を無効化/回避することが挙げられる。信号周波数重複を防ぐことができない場合、共存ドライバは、仮想共存ドライバ内に現れる複数の無線テクノロジによる重複周波数の同時使用を回避するように、競合する無線テクノロジによるデータセット送信を制御(多重化)する。媒体固有の無線媒体アクセス制御ドライバの上に共存ドライバが位置することにより、共存ドライバは、蓄積された無線ネットワークメトリックに基づいてさまざまなコンフリクト/干渉低減方式を実施することができる。例えば、異なるデータセット(例えばパケット)が適宜異なるインタフェースを通じて送信されるように処理することができる。このようなことは、個別の媒体アクセス制御ドライバによってでは実現が不可能または困難であろう。というのは、それらのドライバには、相異なる媒体アクセス制御ドライバ全体にわたるグローバルな認識が欠けているからであり、またさらに、2つのネットワークインタフェースが異なるベンダから入手されたか、または同一コンピューティングデバイス上の2つの802.11bトランシーバのように同一無線テクノロジを用いているため、それらのネットワークインタフェース間の調整が存在しないからである。
図1は、多種多様な無線通信テクノロジ経由でアクセスされる複数のネットワークによってサポートされる環境で使用されるコンピューティングデバイス(例えば、ノート型コンピュータ、アクセスポイントのような機器等)のための好適なオペレーティング環境100の一例を図示している。オペレーティング環境100は、好適なオペレーティング環境の単なる一例であり、本発明の使用または機能の範囲に関していかなる限定を示唆することも意図していない。本発明とともに使用するのに好適であり得る他の周知のコンピューティングシステム、環境、および/またはコンフィギュレーションとしては、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ラップトップ/ポータブルコンピューティングデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサ方式のシステム、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、サーバ機器、アクセスポイント、ベースステーション、上記のシステムまたはデバイスのいずれかを含む分散コンピューティング環境等があるが、これらに限定されない。
本発明は、コンピュータにより実行されるプログラムモジュール等のコンピュータ実行可能命令との一般的関連で記述され得る。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。本発明は、通信ネットワークを通じてリンクされるリモート処理デバイスによりタスクが実行される分散コンピューティング環境で動作するネットワークノード内に組み込まれることが可能である。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは一般に、メモリ記憶デバイスを含むローカルおよびリモートの両方のコンピュータ記憶媒体に配置される。
さらに図1を参照すると、本発明を実施する例示的システムは、コンピュータ110の形態の汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ110のコンポーネントとしては、処理ユニット120、システムメモリ130、およびシステムメモリを含む種々のシステムコンポーネントを処理ユニット120に結合するシステムバス121があり得るが、これらに限定されない。システムバス121は、さまざまなバスアーキテクチャのいずれかを使用するメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造のいずれでもよい。例として、限定ではないが、このようなアーキテクチャとしては、Industry Standard Architecture(ISA)バス、Micro Channel Architecture(MCA)バス、Enhanced ISA(EISA)バス、Video Electronics Standards Association(VESA)ローカルバス、およびMezzanineバスとしても知られているPeripheral Component Interconnect(PCI)バスがある。
コンピュータ110は通常、さまざまなコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110によりアクセス可能ないかなる利用可能な媒体であってもよく、揮発性および不揮発性媒体、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体の両方が含まれる。例として、限定ではないが、コンピュータ可読媒体にはコンピュータ記憶媒体および通信媒体が含まれ得る。コンピュータ記憶媒体としては、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータのような情報の格納のためのいかなる方法またはテクノロジで実装された揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体の両方が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、以下のものに限定されないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等のメモリテクノロジ、CD−ROM、ディジタル多用途ディスク(DVD)等の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ等の磁気記憶デバイス、または所望の情報を格納するために使用可能でありコンピュータ110によりアクセス可能ないかなる他の媒体も含まれる。通信媒体は通常、キャリア波等の変調データ信号または他のトランスポートメカニズムでコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータを実現し、いかなる情報配信媒体も含む。「変調データ信号」という用語は、信号中に情報を符号化するように1つまたは複数の信号の特性が設定または変更された信号を意味する。例として、限定ではないが、通信媒体としては、有線ネットワークまたは直接有線コネクションのような有線媒体、および音響、FR、赤外線等の無線媒体や無線PAN、無線LANおよび無線WAN媒体等の他の無線媒体がある。上記のもののいずれの組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
システムメモリ130は、読み出し専用メモリ(ROM)131およびランダムアクセスメモリ(RAM)132のような揮発性および/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。起動中等にコンピュータ110内の要素間で情報を転送するのに役立つ基本ルーチンを含む基本入出力システム133(BIOS)が通常ROM131に格納される。RAM132は通常、処理ユニット120から直接アクセス可能な、および/または処理ユニット120が現在作用しているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。例として、限定ではないが、図1は、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137を示している。
コンピュータ110はまた、他のリムーバブル/非リムーバブル、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体を含んでもよい。単なる例として、図1は、非リムーバブル不揮発性磁気媒体の読み書きを行うハードディスクドライブ141、リムーバブル不揮発性磁気ディスク152の読み書きを行う磁気ディスクドライブ151、およびCD−ROM等の光媒体のようなリムーバブル不揮発性光ディスク156の読み書きを行う光ディスクドライブ155を示している。例示的オペレーティング環境で使用可能な他のリムーバブル/非リムーバブル、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体としては、以下のものに限定されないが、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、ディジタル多用途ディスク、ディジタルビデオテープ、固体RAM、固体ROM等がある。ハードディスクドライブ141は通常、インタフェース140のような非リムーバブルメモリインタフェースを通じてシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は通常、インタフェース150のようなリムーバブルメモリインタフェースによりシステムバス121に接続される。
上記で説明し図1に示したドライブおよびそれらに関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ110のためのコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールおよび他のデータの格納を行う。例えば図1において、ハードディスクドライブ141は、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を格納するように示されている。なお、これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じであることも異なることもいずれも可能であることに留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147は、少なくともそれらが別のコピーであることを示すためにここでは異なる番号が与えられている。ユーザは、キーボード162、および一般にマウス、トラックボールまたはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161のような入力デバイスを通じてコンピュータ110にコマンドおよび情報を入力することが可能である。他の入力デバイス(図示せず)としては、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナ等があり得る。これらおよび他の入力デバイスは、システムバスに結合したユーザ入力インタフェース160を通じて処理ユニット120に接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポートまたはユニバーサルシリアルバス(USB)のような他のインタフェースおよびバス構造により接続されてもよい。モニタ191または他のタイプの表示デバイスもまた、ビデオインタフェース190のようなインタフェース経由でシステムバス121に接続される。モニタに加えて、コンピュータはスピーカ197およびプリンタ196のような他の周辺出力デバイスを含んでもよく、これらは出力周辺インタフェース195を通じて接続され得る。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180のような1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理コネクションを用いたネットワーク環境で動作し得る。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイスまたは他の一般的なネットワークノードであってよく、通常、コンピュータ110に関して上記で説明した要素の多くまたはすべてを含むが、図1にはメモリ記憶デバイス181のみが示されている。図1に示す論理コネクションは、ローカルエリアネットワーク(LAN)171およびワイドエリアネットワーク(WAN)173を含むが、他のネットワークを含んでもよい。このようなネットワーキング環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットで一般的である。
LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110は1つまたは複数の有線/無線ネットワークインタフェース170を通じてLAN171に接続される。さらに、1つまたは複数の有線/無線ネットワークインタフェース170のセットは、インターネットのようなWAN173を通じての通信をサポートする。図1には示していないが、コンピュータ110は、ユーザ入力インタフェース160等の適当なメカニズムを通じてシステムバス121に接続された内蔵または外付けのモデムを含むことが可能である。ネットワーク環境では、コンピュータ110に関して図示したプログラムモジュールまたはその部分は、リモートメモリ記憶デバイスに格納されてもよい。例として、限定ではないが、図1は、リモートアプリケーションプログラム185がメモリデバイス181上に存在するように示している。認識されるように、図示したネットワークコネクションは例示であり、コンピュータ間に通信リンクを確立する他の手段を使用してもよい。
本発明は、さまざまな動的ネットワーキング環境で使用されさまざまなタスクを実行する移動体および非移動体の両方のコンピューティングデバイス/マシンに組み込まれることが可能である。このような環境では、あるチャネル/周波数の利用可能性は、アクティブな無線媒体のセットが変化するとともに変化し得る。これがひいては、特定の無線媒体上のサービス品質に悪影響を及ぼすことがある。本発明は、無線ネットワークインタフェースへのトラフィックを設定および/または規制することを容易にすることによって、重複する周波数範囲を使用する無線ネットワークインタフェース間の干渉を低減する。また、本発明の一実施形態は、コンピューティングデバイスの制御下にない外部源(例えば、コードレス電話システム、電子レンジ、他のコンピューティングデバイスへ電波で送信中のブルートゥースデバイス等)から生じる干渉にも対処する。
図2を参照すると、本発明が活用され得る無線コンピューティング環境の簡単な例が示されている。例示的実施形態では、ノート型コンピュータ200が、複数のネットワーク媒体を通じての通信を容易にする複数のネットワークインタフェースカード(具体的には図示せず)を含む。図2に示した特定実施例では、ノート型コンピュータ200は、GPRSのようなWWAN無線テクノロジを使用するセルラ伝送タワー202および802.11bのようなWLAN無線テクノロジを使用する無線トランシーバ204と通信可能である。
無線トランシーバ204(無線アクセスポイント、すなわちWAPとも呼ばれる)は、LAN206上のさまざまなリソースへのアクセスを提供する。例えば、無線トランシーバ204は、ファイルサーバ208上に維持管理されるディレクトリにノート型コンピュータ200がアクセスすることを可能にする。また、LAN206は、LAN206に接続されているコンピューティングデバイス(コンピュータ211のセットおよびノート型コンピュータ200のユーザを含む)のユーザがインターネット212にアクセスすることを可能にするゲートウェイ/ファイアウォール/モデム210も含む。ゲートウェイ/ファイアウォール/モデム210は、インターネット212のユーザがLAN206上のリソースにアクセスすることも可能にする。
ノート型コンピュータ200のユーザは、複数のネットワーク媒体がサポートされている結果として、複数の通信媒体経由でインターネット212および(インターネット212を通じて)ファイルサーバ208にアクセスすることができる。例えば、ノート型コンピュータ200は、WWANネットワークインタフェースを利用して、セルラ伝送タワー202を含むセルラネットワーク経由でインターネット212にアクセスすることができる。あるいはまた、ノート型コンピュータ200は、無線トランシーバ204経由でLAN206上のリソースにアクセスする。図示されている例におけるLAN206は、ノート型コンピュータ200の正しく認証されたユーザが、2つの図示されている無線ネットワーク媒体のいずれかを経由してインターネット212およびLAN206のリソースにアクセスすることを可能にするネットワークアクセスサーバおよびプロキシサーバを含むと仮定している。このような二重の機能は、ノート型コンピュータ200のユーザの現在の状態、需要、基本設定等に基づいて特定の無線ネットワーク媒体を選択することを可能にする。
図2に示されている例示的なネットワーク実施形態では、ノート型コンピュータ200の近くに位置するパーソナルコンピュータ214が複数の無線ネットワークテクノロジインタフェースを備えている。パーソナルコンピュータ214は、(802.11b WLANプロトコルの下で動作する)無線トランシーバ204経由でLAN206と通信する。さらに、本発明の一実施形態に特に関連することであるが、PC214は、例えばマウス、キーボードおよび電話機等のさまざまな無線機器をサポートするブルートゥース無線トランシーバ/インタフェースを含む。ブルートゥースおよび802.11b無線ネットワーク通信プロトコルの規定されている周波数スペクトルは重複するため、ブルートゥース機器と802.11bコネクションの同時動作は、パーソナルコンピュータ214と無線トランシーバ204の間の802.11bコネクション上のサービス品質に影響を及ぼし、あるいはそれを劣化させる可能性がある。同様に、802.11bコネクションがブルートゥースコネクション上のサービス品質に影響を及ぼし、あるいはそれを劣化させる可能性がある。さらに、ノート型コンピュータ200が、他のブルートゥース機器(それがノート型コンピュータと通信しているかどうかを問わない)に十分に近い場合、ノート型コンピュータ200と無線トランシーバ204の間の802.11b WLANコネクションは、そのブルートゥース信号送信に関連する干渉によっても悪影響を受ける可能性があり、その逆も同様である。この状況は、既に説明したような他の状況とともに、共存ドライバによって処理される。共存ドライバは、潜在的に複数の無線テクノロジに関連する情報を処理することによって、同一または異なる無線ネットワークテクノロジ(例えばブルートゥースおよび802.11b無線通信)に関連する重複周波数スペクトルから生じる信号干渉に対処しようとする共存方式を確立/実行する。特別の場合として、重複する周波数、または互いに近い周波数(そのために信号干渉を生じる)を使用する2つの802.11b、g、またはaの電波のように、同一の無線ネットワークテクノロジを利用するトランシーバ間の干渉の場合がある。
図3を参照すると、ノート型コンピュータ200およびパーソナルコンピュータ214のような、無線ネットワークインタフェースを含むコンピューティングデバイス内に組み込まれた共存ドライバ300が、潜在的に複数のネットワークインタフェースにわたり、潜在的に複数のサポートされたネットワーク媒体テクノロジに関係する動作/ステータス情報に、適応およびパケットフロー制御方式を適用する。その後、共存ドライバ300は、無線ネットワークインタフェースを設定し、必要であれば、内部または外部源からの干渉を受けている無線ネットワークインタフェースへのデータパケットフローを順序付け/制御する。本発明の例示的実施形態では、共存ドライバ300は、MICROSOFT(登録商標) WINDOWS(登録商標)オペレーティングシステムのNDIS(network driver interface specification)レイヤ310内で動作する。したがって、例示的な共存ドライバ300は、インタフェースの個別のセットを必要とせずに、NDISレイヤ310内の中間的なサブレイヤとして動作し、トランスポートドライバ312からの送出データは、NDISレイヤ310を通ってから、プロトコル固有の無線インタフェースドライバに送られる。
さらに図3を参照すると、本発明の一実施形態では、共存ドライバ300は、実際の、または外部の干渉している無線テクノロジの特定の組合せを処理するために、VCD320やVCD322のような仮想共存ドライバ(VCD)のセットを作成/インストールして収容する。各VCDは、そのVCDによってサポートされる無線ネットワークインタフェースのセットの1つへ向かうパケットを処理する。例えば、VCD320は、802.11bネットワークインタフェースドライバ330およびブルートゥース・ネットワークインタフェースドライバ332宛のパケットを処理する。VCD322は、802.11aネットワークインタフェースドライバ334およびウルトラワイドバンド・ネットワークインタフェースドライバ336宛のパケットを処理する。VCDを個々のネットワークインタフェースドライバの上位に配置することによって、VCDは、干渉する可能性のあるネットワークテクノロジ(例えばブルートゥースと802.11b)を利用するインタフェースのセットのそれぞれに関連する集約された情報に基づいて、さまざまな設定/制御動作を実行することができる。
本発明の一実施形態では、すべてのVCDは、共存ドライバ300によって管理される基本クラスから導出される。共存ドライバ300は、識別された干渉源に基づいて、カスタマイズされたコンテクストおよび関数を含むVCDの特定のインスタンスを作成する。競合するテクノロジおよび干渉源の識別ならびに適当なVCDインスタンスの選択については、以下でさらに説明する。インストール後、NDISレイヤ310経由でネットワークインタフェースドライバに渡されるパケットに対する各VCDの制御の程度および制御の性質は、VCDのプログラミングによって、また場合によっては、共存ドライバ300および/または共存ドライバ300に収容されるVCDによってユーザに提示されるコンフィギュレーション選択によって、決定される。
以上、本発明を実行する例示的な無線ネットワークドライバの構成について一般的に説明したので、次に図4を参照する。図4は、例示的なVCDによって実行され、VCDが共存を管理する干渉源のセットに応じてカスタマイズされた、タスク/関数のセットを識別している。なお、注意すべきであるが、識別されているタスクは、特定のプログラムセグメント/モジュールに必ずしも限定されない。むしろ、タスクは、競合する無線テクノロジや他の干渉源から生じる干渉問題を適応的に処理するために、共存ドライバ300によって作成されるVCDにより示される例示的機能を概念化および区画化する一手段として識別されている。
適応タスク410
共存ドライバ300内のVCDによって実行される適応タスク410は、識別された実際の/潜在的な干渉条件のセットに応じて、装着されている無線インタフェースのセットに対する共存方式を指定することに関与する。例示的な共存方式のセットが、図6および図7を参照して以下で説明される。適応タスク410はさらに、指定された方式を実行する無線ネットワークインタフェース制御命令を提供することを含む。インタフェース制御命令は、ネットワークインタフェースの特定の動作モードを確立し、および/または関連するドライバの制御下で特定のネットワークインタフェースによるデータパケット送信のタイミングを規制する。例えば、VCD320は、ある共存方式を指定して、802.11bドライバ330に関連する第1のネットワークインタフェースおよびブルートゥースドライバ332に関連する第2のネットワークインタフェースに関するコンフィギュレーションおよびデータトラフィック制御について決定する。
C/I計算アプリケーション/チャネル選択
本発明の一実施形態では、適応タスク410として実現される適応タスクは、VCDのそれぞれの特定の無線テクノロジに関する情報を定期的に処理して、それぞれの特定のサポートされた無線テクノロジに対するそれぞれのサポートされたチャネルについて、輻輳/干渉(C/I)メトリックを提供する。所与の無線テクノロジの各チャネルについて収集される情報としては、例えば、信号強度、パケット誤り率、パケット損失、平均再試行回数、ノイズレベル、および推定輻輳がある。このような情報、または少なくともその一部が、既知の媒体アクセス制御ドライバによって提供される。C/Iメトリックは、装着されている無線トランシーバによって生成される干渉と、外部干渉源(例えば、別のユーザが別のコンピューティングデバイスのブルートゥースデバイスを動作させている場合)の両方を考慮に入れている。
その後、各無線テクノロジの各チャネルについて生成されたC/Iメトリックは、無線テクノロジおよび他の信号干渉源の間の干渉を低減/回避するために、VCDによって多くの方法で使用されることが可能である。第1の干渉回避形態では、適応タスク410は、特定の無線テクノロジについて生成されたC/Iメトリックを利用して、その特定の無線テクノロジに対してデータトラフィックが流れる最適なチャネルまたはチャネルのセットを選択する。しかし、許容できるチャネルが利用可能でなく、所望のトラフィックフローをサポートするために代替無線テクノロジが利用可能である場合、VCDは無線テクノロジ選択手続きを実行する。この第2の干渉回避形態では、ネットワーク選択手続き(後述)は、トラフィックフローを処理するための異なるネットワーク通信テクノロジを決定するために、例えば共存ドライバ300によって実行される。
優先順位付けタスク420
各VCDによって実行される優先順位付けタスク420は、重要な情報が適時に渡されることを確実にするとともに、すべてのデータパケットが、最初に割り当てられた優先順位にかかわらず、適応タスク410によって指定された優先順位付け方式に従って最終的に送信されることを確実にする。このような優先順位付け方式は、同じ場所に配置された複数の無線テクノロジ間の潜在的コンフリクトを処理するために、順序付けされた非同時パケット送信が規定されている場合に所望される。後述の例示的なトラフィック処理方法では、優先順位付けタスク420は、NDISレイヤ310に渡されるデータパケットに優先順位を割当て/再割当てすることを担当する。
優先順位は、データの発信元のユーザ/アプリケーションの個々の需要を一般的に反映するさまざまな要因に従って、VCDによって処理されるデータトラフィックに割り当てられることが可能である。優先順位は、例えば、アプリケーション優先順位に関するユーザ指定の設定によって初期割当てされる。他の場合、優先順位は、特定のデータレートを保証するように特定の優先順位が提供される特定のアプリケーションに基づいている。同様に、さらに他の場合、初期優先順位は、アプリケーションタイプ(例えば、DVDビューアプログラム)、データのタイプ(例えば、電話の会話)、またはデータの宛先(DVDプレーヤ)に基づく。
本発明の一実施形態では、すべての制御パケットは、共存ドライバ300のVCDによって現在実施されている共存方式とは無関係に、自動的にネットワークインタフェースドライバに渡される。MACレベル制御パケットは、いくつかの理由で、共存ドライバによって処理されない。第1に、共存ドライバ300は、MACドライバによって実装されるプロトコルを知らない。第2に、MAC制御情報はタイムクリティカル(マイクロ秒の精度)である。さらに、制御パケットは優先順位が高いとみなされるため、優先順位とは無関係にそれらのパケットを最初に(高優先順位の/タイムクリティカルなパケットとして)送信し、VCDトラフィック制御方式を迂回することから生じ得るコンフリクト(およびパケット損失)をMACドライバに処理させるのが適当である。全送信のうち制御送信が占めるのは比較的小さい割合であるため、制御パケットに対するこのようなパススルーの適応は、コンフリクト回避に関してVCDによって提供される利点には実質的に影響しない。他方、データパケットのタイムクリティカル性にはかなりばらつきがあり、一部のデータ送信の量は、優先順位付けされていない場合、タイムクリティカルな(例えば制御)パケットの送信を遅延させる。
キューイングタスク430
キューイングタスク430は、優先順位付けタスク420およびコマンド/制御タスク440と協調して動作し、競合する無線テクノロジの信号送信干渉を回避するように系統的に、テクノロジ固有のドライバにデータパケットを順次送信する。キューイングタスク430は、それぞれのサポートされている優先順位レベル(または最初に割り当てられた優先順位による各キューレベル内での優先順位付けを容易にするサブレベル)ごとに、未処理データパケットのキューを維持管理する。本発明の一実施形態では、順序付け共存方式(以下で図7を参照して説明する)をサポートする各VCDはソフトウェアスイッチを実装する。これは、キューの先頭にあるパケットを取り出し、そのパケットを適当な無線テクノロジインタフェースドライバに渡し、送信完了通知を受け取り、そして次の未処理パケットを送出する(ネットワークインタフェース経由で送信するためにデータをグループ化する他の方法の可能性を考慮して、本明細書ではパケットのことを一般的にデータセットと称する)。
本発明の一実施形態では、キューイングタスク430は、現在最高の優先順位のキューについて(高優先順位のパケットの定常ストリームが存在する時に低優先順位のパケットのスターベーションを回避する基準に基づいて)全部または一部のパケットの順次送信が完了した後、(低優先順位のキューに関連する)残りすべての未処理パケットの優先順位を1レベル上げてから、未処理パケットを有する最高送信キューからのパケットの送信を再開する。さらに、各優先順位レベル内では、最初にキューイングされた時にパケットに割り当てられた基本優先順位レベルに従ってサブレベルが維持管理される。現在の最高のキューレベル内で、サブレベルキューは、各パケットに割り当てられた基本優先順位の順序で処理される。
コマンド/制御タスク440
コマンド/制御タスク440は、関連するネットワークインタフェースドライバに制御命令を通知することに関与する。このような命令は、第1の場合として、チャネル選択のような適応タスク410によって提供されるコンフィギュレーション決定や、他の高レベル動作モード決定に基づく。その後、第2の場合として、コマンド/制御タスク440は、ネットワークインタフェースドライバの1つを指定するパケット送信要求を受け取る。これに応答して、コマンド/制御タスク440は、指定されたドライバへ無線テクノロジプロトコル固有のコマンド/命令を発行して、受け取ったパケットの送信を開始する。次に、コマンド/制御タスク440は、VCDによって使用される可能性のあるパケット送信完了通知の受渡しを行い、競合するインタフェースドライバが共存方式をサポートしていない場合に一度にただ1つだけのパケットが送信されるようにする。前述のように、本発明の一実施形態では、コンフリクト回避メカニズムは、時間に敏感な制御パケットには適用されない。というのは、制御パケットは、VCDによって維持管理されるキュー内でウェイトを課さずに適当なネットワーク通信ドライバに渡されるからである。
VCDの作成方法
コンピューティングシステム内に実装するための例示的な共存アーキテクチャについて説明したので、次に図5を参照する。図5は、データセット(例えばパケット)の送信中にコンピューティングデバイス上のネットワークインタフェースが受ける可能性のある、無線テクノロジと他の無線信号干渉源との間の信号コンフリクトを処理するためのVCDを作成するために、共存ドライバ300によって実行されるステップをまとめたものである。本発明の一実施形態では、共存ドライバ300は、オンデマンドで、および共存ドライバ300が存在するコンピューティングデバイスにとって既知の干渉源のセットに従って、VCDを起動する。コンピューティングデバイスは、干渉源のセット(同一無線テクノロジを利用する複数のネットワークインタフェースを含む)への変化に関する通知を待ち、必要であれば新たなVCDを起動して、同じ場所に配置された外部干渉源のセットへの変化に対処する。
図5を参照すると、無線ネットワークインタフェースの起動や新たな干渉源の検知等のさまざまな通知タイプのいずれかに応答して、ステップ500で、共存ドライバ300は、共存処理が所望される潜在的な無線干渉源のセットを整理する。本発明の一実施形態では、潜在的な無線干渉源のセットは、同じ場所に配置された源(例えば、装着されている無線ネットワークインタフェース)および外部源(例えば近くのコンピュータシステム上のブルートゥーストランシーバ)の両方を含む。同じ場所に配置された源は、例えば、装着されているデバイス(無線ネットワークインタフェースを含む)のセットをリストアップしているバインダリに問合せを行うことによって判定される。外部源は、信号特性を(共存ドライバ300が)検知および分析することによって、および/または現在のオペレーティング環境の情報を有するユーザが干渉源タイプを手入力することによって、識別される。
その後、ステップ502において、共存ドライバ300は、競合する無線干渉源のセットを提供する。本発明の一実施形態では、「既知の」無線テクノロジのセットを列挙するマスタコンフリクトマップ(例えば、テーブル等の好適なデータ構造)が維持管理される。各無線テクノロジについて、既知の干渉源のセットがマスタコンフリクトテーブル内で識別される。例示的なマスタコンフリクトテーブルを次に示す。これは、802.11a/b、ブルートゥース、およびUWB無線テクノロジに関するコンフリクトを識別する。第1行は、無線インタフェースとの潜在的な干渉源のセットを識別する。第1列は、無線インタフェーステクノロジのセットを識別する。より空間効率の良い配列では、格納されたバイトセット内のマッピングされたビットセットを必要とする。その場合、各ビット位置が特定の干渉源タイプを表す。
Figure 2005012815
共存ドライバ300は、まず、コンピューティングデバイスに現在装着されている無線テクノロジごとに干渉源のセットを判定する。本発明の一実施形態では、それぞれの装着されている無線インタフェースについて、共存ドライバ300は、それぞれの装着されている無線インタフェースと干渉する可能性があることが知られている干渉源のセットを検討する。ステップ500で識別された干渉源が干渉源のセット内に存在する場合、その干渉源が、適当なVCDを指定するための干渉源のセットに追加される。装着されているすべての無線インタフェースを処理した後、干渉源のセットの共通部分を求め、それらの内容(識別された干渉源)を併合する。図3に示した例では、802.11bおよびブルートゥーステクノロジが1つの干渉源セットに属する一方、802.11aおよびUWB無線テクノロジが第2のセットに属し、それに対してVCDが作成される。
ステップ504で、干渉信号源を処理するために、1つまたは複数のVCDが(必要であれば)共存ドライバ300によって指定される。特に、共存ドライバ300によってインスタンス化されるべき適当なVCDを決定するために、ステップ502で識別された結果として得られる併合された干渉源のセットが、VCD記述のセットに適用される。図3に提供された例では、共存ドライバ300は、802.11bネットワークインタフェースとブルートゥースインタフェースの間の潜在的コンフリクトを処理するためにVCD320を作成する。また、共存ドライバ300は、802.11aネットワークインタフェースとUWBインタフェースの間の潜在的コンフリクトを処理するためにVCD322を作成する。
なお、注意すべきであるが、VCDを指定/作成する目的上、共存ドライバ300が動作するコンピューティングデバイスに、干渉源とみなされる特定の無線テクノロジが存在し、あるいは装着されている必要はない。したがって、例えば、VCD320は、802.11bテクノロジとブルートゥーステクノロジの間のコンフリクトを処理するために作成されるが、両方のタイプの無線ネットワークインタフェースがコンピューティングデバイス上に位置する(あるいは一方の無線テクノロジは単に外部干渉源である)かどうかとは無関係である。しかし、VCDの適応410、優先順位付け420およびキューイング430の各タスクのその後の動作は、干渉源がコンピューティングデバイス上に位置するかどうかによって影響される。というのは、外部干渉源はコンピューティングデバイスによって送信されるデータセット(パケット)を送出することができないからである。VCDは、外部干渉源に適応することが可能である。例として、VCDは、802.11b送信機が干渉を生じていると判定した場合、その監視制御下にあるBTドライバによる送信を、影響を受けない特定の周波数範囲に適応させ、あるいは制限することができる。同様に、802.11bトランシーバの干渉源がBT送信機である場合、VCDは、BT送信機との干渉を受ける可能性が低い特定の利用可能なチャネルを選択することが可能である。
ステップ506で、共存ドライバ300は、ステップ504で指定されたVCDのセットを起動する。例示的な一実施形態では、VCD320および322は、VCD基本クラスから導出されるサブクラスからインスタンス化される。したがって、VCD320および322は、共存ドライバ300によって起動されるすべてのVCDに対して提供される実行可能コードベースを共有する。しかし、各サブクラスは、図4に示した上記のVCDタスクを実行するための固有の関数、オペレーション、メソッド等のセットを含む。各VCDインスタンスには固有のコンテクストが提供される。各VCDは共存ドライバ300内で動作し、共存ドライバ300は、NDISプロトコルスタック内の中間レイヤで動作する。
各VCDによる共存処理
図6の一連のステップは、ステップ506で共存ドライバ300によって起動された後の例示的なVCDの動作をまとめたものである。概して、VCDは、存在する/潜在的な干渉条件にVCDの動作を適応させるための一連のステップを実行する。その後、VCDは、指定された共存方式を実行して、存在する干渉条件を解決する。本発明の一実施形態では、適当なトリガイベント(例えば、コネクションの切断、ネットワークインタフェースの無効化、無線インタフェース上のサービス品質の劣化等)の通知を受けると、図6にまとめられている一連のステップが再始動されて実行される。
共存ドライバ300によって起動された後、ステップ600で、VCD、またはVCDの代わりに作用するエンティティが、そのVCDに関連する装着されているネットワークインタフェースに関する動作情報を媒体アクセス制御ドライバから取得する。このような情報としては、動作周波数、信号強度、パケット誤り率、平均再試行回数、パケット損失率、ノイズしきい値等がある。情報収集ステップ600は、図6に示したステップの毎回の実行ごとに(図6に示した他のステップの実行中であっても)任意回数繰り返されることが可能である。したがって、図6に示した全シーケンスの毎回の実行の間に獲得されるデータは、無線ネットワークインタフェースの長期オペレーティング環境を表さない瞬間的な異常値を除去するために処理(例えば平均)されることが可能である。
ステップ602において、VCDは、上記の適応タスク410によって、各無線インタフェースの各チャネルに対する「輻輳/干渉(C/I)メトリック」を判定する。このメトリックは、本発明の一実施形態では、ステップ600で獲得された情報の加重平均を含む。その後、同じく適応タスク410に関連するステップ604で、C/I値を用いて、VCDによってサービスされる1つまたは複数の無線ネットワークインタフェースへの1つまたは複数のトラフィックフローのために(1つまたは複数の)利用可能なチャネルを選択する。チャネル選択を実行し、場合によっては異なるネットワークインタフェースを選択する例示的な一連のステップについては、図7を参照して後述する。
チャネルのセットを選択した後、ステップ606で、VCDは、例として図4に指定されている前述のVCD適応410、優先順位付け420、キューイング430、およびコマンド/制御440の各タスクを実行する。適応タスク410は、チャネルに対するC/I値を定期的に判定し、ステップ600、602および604を再実行して新しいチャネルのセット(および場合によっては異なるネットワークインタフェースのセット)を確立することを含み得る。
図7にまとめられている一連のステップは、チャネル選択を実行し、VCDによってサービスされる無線ネットワークインタフェースのセットに対して適当な共存方式を確立する。最初に、ステップ700において、VCDは、ステップ602で生成されたC/Iメトリック値にしきい値およびチャネル選択方式を適用して、データパケットが送信される各無線ネットワークインタフェースに対して1つまたは複数のチャネルを提供する。例として、チャネルのC/Iメトリックが許容できるしきい値より小さい場合、VCDは、同じ無線テクノロジに対してより良いチャネルを探索し、そのチャネルへの切り替えを行う。複数のチャネルを利用する無線テクノロジ(例えばブルートゥースまたは同じ無線テクノロジを使用する2つのネットワークインタフェース)の場合、VCDは、許容できるチャネルのセットを決定する。その後、ステップ702で、1つまたは複数の無線インタフェース/テクノロジが許容できない干渉を受けているために、チャネル選択ステップ700が、VCDによって管理される無線インタフェースのセットに対して満足なチャネルのセットを確立することができない場合、制御はステップ704に移る。
ステップ704で、同じテクノロジに対して許容できる代替無線テクノロジまたはネットワークプロバイダ(例えば、異なる周波数を使用する2つの異なるWi−Fiネットワークアクセスポイントプロバイダ)が見つかった場合、代替テクノロジ/ネットワークへの切り替えを開始するステップが実行される。一般に、代替無線テクノロジまたはネットワークの選択は、代替テクノロジ/ネットワークが、ステップ702で許容できないとみなされた無線インタフェース/テクノロジによって提供される基本レベルの機能を満たすように実行される。例えば、同程度の接続性を提供しないネットワークや、安全性の劣るネットワークへの切り替えは一般に望ましくない。無線テクノロジインタフェースのセットは変化する可能性があるため、新しいVCDのセットがコンピューティングデバイスに対して決定される。
ステップ702で、無線ネットワークインタフェースが許容できる信号品質を示した場合、制御はステップ706に移る。ステップ706で、VCDはまず、周波数適応およびインタフェース切り替えという2つの共存方式タイプの間で一般的選択を行う。本発明の一実施形態では、周波数適応が利用可能である場合、制御はステップ708に移る。ステップ708で、VCDは周波数範囲を共有する共存方式を指定する。この方式では、VCDによって表される無線インタフェース/テクノロジのセットのいずれかにより使用される周波数範囲/チャネルが、そのセット内の他のいかなる無線インタフェース/テクノロジにより使用されるいかなる周波数範囲/チャネルとも重複しない。周波数範囲を選択する場合、信号浸出を防ぐために、周波数間隔は小さいよりも大きいほうが好ましい。こうして、動作周波数範囲を慎重に選択することによって、無線テクノロジのセットによる送信を並列して行うことができる。このような方式の例を以下で説明する。
同じ場所に配置されたテクノロジ間のバンド選択による適応
ステップ708で指定される1つの共存方式では、適応タスク410は、1つまたは複数の競合するテクノロジによって使用されるチャネル/周波数範囲のセットを調整することによって干渉を除去しようと試みる。例えば、802.11bとブルートゥースの送信間のコンフリクトを処理するVCD320の場合、適応タスク410は、ブルートゥース送信機によって利用される適応ホップセットに対して、802.11bトランシーバによって現在利用されているチャネルの周波数範囲と重複しないチャネルのセットを指定する。同様に、VCD322は、802.11aトランシーバによって現在使用されているチャネルを回避するように、UWBトランシーバによって使用される特定のチャネルを指定する。チャネル/周波数範囲が適応タスク410によって決定された後、コマンド/制御タスク440によって発行されるネットワークインタフェースドライバ固有の命令を通じて決定が実行される。
しかし、ステップ706で、周波数適応が利用可能でない場合、制御はステップ710に移り、トランシーバの切り替えをする共存方式がVCDによって指定される。この場合、VCDは、無線ネットワークインタフェースドライバへのパケットのフローを規制し、データパケットがコンピューティングデバイスによって同じ周波数範囲内で同時に送信されないようにする。
同じ場所に配置されたテクノロジ間のトランシーバ切り替えによる適応
未解決の送信チャネル重複に起因して、競合する無線テクノロジがデータトラフィックを同時に送信することができない場合、VCDは、無線ネットワークインタフェースのセットに対するタイムスライシング動作モードを規定する。この場合、同じ場所に配置された競合する無線インタフェースのそれぞれが、互いに排他的な時間フレームにデータを送信する。
適応タスク410の一側面によれば、VCDは、後述する優先順位付け420、キューイング430、およびコマンド/制御440の各タスクによって実行されるトラフィック順序付け方式を設定する。トラフィック順序付けモードで動作する間、競合する無線テクノロジのデータトラフィックはVCDによって規制され、2つの競合するチャネルがコンピューティングデバイスによってデータパケットを送信するために同時に使用されないようにする。例えばC/Iメトリック、送信優先順位、スターベーション時間、ドライバ遅延等に基づくトラフィック処理アルゴリズム(後述)が、特定のVCDインスタンスによってサポートされる競合する無線テクノロジを通じて未処理データパケットを送信する順序を確定する。
同じ場所に配置されたテクノロジ間の需要ベースのトランシーバ切替による適応
競合する無線ネットワークインタフェーステクノロジを処理するための上記のトランシーバ切り替え方式の一つのバリエーションとして、適応タスク410は、特定の無線テクノロジが特定の周波数バンドをいつ使用するかについての情報を利用して、ある時点では並列に送信し、(送信周波数コンフリクトに起因して)他の時点では順次送信する共存方式を実行する。同じ場所に配置されたブルートゥースおよび802.11b無線ネットワークインタフェースに関連する一特定実施例では、ブルートゥース1.0インタフェースは79チャネルにわたってホッピングを行い、各チャネルの幅は1MHzである。したがって、これはISMバンド2.402〜2.483GHzのほとんど全体をカバーする。802.11bネットワークインタフェースは、このバンドの22MHzを使用する。したがって、ブルートゥース1.0インタフェースの22個のチャネルに、802.11b信号送信とのコンフリクトの可能性が存在する。
適応タスク410によって規定される以下の共存方式は、ブルートゥースインタフェースが残りの57個の非重複周波数を利用している時の同時並行性を利用する。上記の同時並行方式の実施を容易にするため、仮想共存ドライバ320は、ブルートゥースドライバによって現在使用されているホッピングアルゴリズム(マスタのクロックおよびMACアドレスによって決まる)を判定/使用する。VCDは、同時並行的な802.11b送信のためにパケットの送信を保留するかどうかを判定する場合、次のホップが802.11b送信と干渉するかどうかを判定する。干渉しない場合、ブルートゥースおよび802.11bの同時並行送信が許可される。
最後になるが、図7に関して、上記の共存方式は単なる例示である。共存ドライバ300のアーキテクチャは、識別された競合する無線テクノロジの特定の組合せに関連するVCDの指定を通じて、実質的にいかなるタイプの共存方式を指定することもサポートする、柔軟性および拡張性の高いアーキテクチャを提供する。例えば、本発明の一実施形態では、データパケットを優先順位によって編成/キューイングするのではなく、パケットは、アプリケーション、ソース、無線インタフェースによって、これらおよび/または優先順位の組合せ(例えば、高優先順位のBTは高優先順位の802.11に優先するが、低優先順位の802.11は低優先順位のBTに優先する)等によって配列される。さらに、図7に示したステップは例示である。2つの一般的タイプの共存方式の一方がVCDによってサポートされる本発明の別の実施形態では、ステップ706を実行する必要はない。
当業者には認識されるように、本明細書では、無線ネットワークアクセスの1つまたは複数のモードの設定/選択を容易にするための新規で有益な方法およびフレームワークを説明した。より詳細には、本明細書に記載の無線ネットワークインタフェース選択および共存ドライバアーキテクチャは、特定のネットワークインタフェースおよび無線テクノロジに関連するネットワークインタフェースドライバのセットによって提供されるステータス情報に基づいて、ネットワークアクセスの特定のモードの自動選択を容易にする。本発明の原理を適用し得る多くの可能なコンピューティング環境と、無線データ通信について考える場合に生じる干渉等の共存問題を解決するために自動ネットワークアクセス設定を実行する柔軟性を考慮すれば、本明細書に記載の実施形態は例示を意図しており、本発明の範囲を限定するものと解釈してはならないことが認識されるべきである。本発明が適用される技術分野の当業者には認識されるように、例示的実施形態は、本発明の要旨から逸脱することなく、構成および細部において変更可能である。したがって、本明細書に記載の発明は、添付の特許請求の範囲およびその均等の範囲内に入るすべてのそのような実施形態を考慮に入れている。
本発明の一実施形態を実行するコンピューティングデバイスの例示的アーキテクチャを示す概略図である。 複数の競合/干渉する無線テクノロジを含む例示的な複合的なネットワーク通信媒体の構成である。 本発明を実現する共存ドライバを含むシステム内のコンポーネントを識別する概略図である。 無線インタフェース信号干渉源を処理する共存方式を実行する仮想共存ドライバ内に実現される例示的なタスクのセットの概要である。 仮想共存ドライバのセットを指定しアクティベートするために共存ドライバによって実行されるステップのセットの概要である。 仮想共存ドライバによって起動後に実行されるステップのセットの概要である。 潜在的無線干渉源に対処する共存方式を確立するために仮想共存ドライバによって実行されるステップのセットの概要である。
符号の説明
100 オペレーティング環境
110 コンピュータ
120 処理ユニット
121 システムバス
130 システムメモリ
131 読み出し専用メモリ(ROM)
132 ランダムアクセスメモリ(RAM)
133 基本入出力システム(BIOS)
134 オペレーティングシステム
135 アプリケーションプログラム
136 他のプログラムモジュール
137 プログラムデータ
140 非リムーバブルメモリインタフェース
141 ハードディスクドライブ
144 オペレーティングシステム
145 アプリケーションプログラム
146 他のプログラムモジュール
147 プログラムデータ
150 リムーバブルメモリインタフェース
151 磁気ディスクドライブ
152 磁気ディスク
155 光ディスクドライブ
156 光ディスク
160 ユーザ入力インタフェース
161 ポインティングデバイス
162 キーボード
170 ネットワークインタフェース
171 ローカルエリアネットワーク(LAN)
173 ワイドエリアネットワーク(WAN)
180 リモートコンピュータ
181 メモリデバイス
185 リモートアプリケーションプログラム
190 ビデオインタフェース
191 モニタ
195 出力周辺インタフェース
196 プリンタ
197 スピーカ
200 ノート型コンピュータ
202 セルラ伝送タワー
204 無線トランシーバ
206 LAN
208 ファイルサーバ
210 ゲートウェイ/ファイアウォール/モデム
211 コンピュータ
212 インターネット
214 パーソナルコンピュータ
300 共存ドライバ
310 NDISレイヤ
312 トランスポートドライバ
320,322 仮想共存ドライバ(VCD)
330 802.11bネットワークインタフェースドライバ
332 ブルートゥース・ネットワークインタフェースドライバ
334 802.11aネットワークインタフェースドライバ
336 ウルトラワイドバンド・ネットワークインタフェースドライバ
410 適応タスク
420 優先順位付けタスク
430 キューイングタスク
440 コマンド/制御タスク

Claims (59)

  1. 制御情報およびデータ情報の両方を送信することが可能な少なくとも2つの無線送信機をサポートするコンピューティングデバイス上で無線送信コンフリクトを管理する方法であって、
    前記コンピューティングデバイスに現在装着されている第1の無線送信機および第2の無線送信機による同時送信から生じる潜在的信号コンフリクトを識別し、
    前記第1の無線送信機経由で第1のデータセットを送信する準備をし、
    前記第2の無線送信機経由で第2のデータセットを送信する準備をし、
    前記第1および第2のデータセットに優先順位を割り当て、
    非競合的に、前記第1および第2のデータセットに割り当てられた優先順位に従って、それぞれ前記第1の無線送信機および前記第2の無線送信機経由で前記第1のデータセットおよび第2のデータセットを送信する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の無線送信機が第1の無線テクノロジを実施し、前記第2の無線送信機が第2の無線テクノロジを実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別するステップが、
    前記第1の無線テクノロジおよび前記第2の無線テクノロジに基づくテーブルにおけるルックアップ動作を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. パケット損失率、
    パケット誤り、
    ノイズレベル、および
    パケット再送率
    を含むパフォーマンス尺度のセットのうちの、ネットワークインタフェースに対する1つまたは複数のパフォーマンス尺度に応答して、前のルックアップ動作を更新するために、前記識別するステップを実行する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. アプリケーション優先順位に対するユーザ指定の設定に基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. どのアプリケーションがデータを生成しているかに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. どのアプリケーションタイプがデータを生成しているかに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. データの宛先に基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. データのタイプに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のデータセットに割り当てられる優先順位が、より高い優先順位のデータセットの送信により前記第1のデータセットの送信において受ける遅延に応答して上げられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 異なる優先順位のデータセットの送信を管理するための優先順位付きキューのセットを維持管理する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 同時送信中の信号コンフリクトを回避するように第1および第2のネットワークインタフェースの動作を適応させる
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記送信するステップが、前記第1および第2の無線送信機経由での送信のためにトランスポートドライバから媒体アクセスドライバへデータセットを渡すことを制御する共存ドライバによって管理されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 制御情報およびデータ情報の両方を送信することが可能な少なくとも2つの無線送信機をサポートするコンピューティングデバイス上で無線送信コンフリクトを管理することを容易にするコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、該コンピュータ実行可能命令が、
    前記コンピューティングデバイスに現在装着されている第1の無線送信機および第2の無線送信機による同時送信から生じる潜在的信号コンフリクトを識別するステップと、
    前記第1の無線送信機経由で第1のデータセットを送信する準備をするステップと、
    前記第2の無線送信機経由で第2のデータセットを送信する準備をするステップと、
    前記第1および第2のデータセットに優先順位を割り当てるステップと、
    非競合的に、前記第1および第2のデータセットに割り当てられた優先順位に従って、それぞれ前記第1の無線送信機および前記第2の無線送信機経由で前記第1のデータセットおよび第2のデータセットを送信するステップと
    を実行することを容易にすることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  15. 前記第1の無線送信機が第1の無線テクノロジを実施し、前記第2の無線送信機が第2の無線テクノロジを実施することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  16. 前記識別するステップが、
    前記第1の無線テクノロジおよび前記第2の無線テクノロジに基づくテーブルにおけるルックアップ動作を実行する
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. ネットワークインタフェースに対する1つまたは複数のパフォーマンス尺度に応答して、前のルックアップ動作を更新するために、前記識別するステップを実行することをトリガするコンピュータ実行可能命令をさらに含み、該1つまたは複数のパフォーマンス尺度が、
    パケット損失率、
    パケット誤り、
    ノイズレベル、および
    パケット再送率
    を含むパフォーマンス尺度のセットのうちからとられることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. アプリケーション優先順位に対するユーザ指定の設定に基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. どのアプリケーションがデータを生成しているかに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. どのアプリケーションタイプがデータを生成しているかに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. データの宛先に基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. データのタイプに基づいて、前記割り当てるステップ中に、優先順位が生成されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  23. 前記第1のデータセットに割り当てられる優先順位が、より高い優先順位のデータセットの送信により前記第1のデータセットの送信において受ける遅延に応答して上げられることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  24. 異なる優先順位のデータセットの送信を管理するための優先順位付きキューのセットを維持管理するコンピュータ実行可能命令
    をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  25. 同時送信中の信号コンフリクトを回避するように第1および第2のネットワークインタフェースの動作を適応させるコンピュータ実行可能命令
    をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  26. 前記送信するステップが、前記第1および第2の無線送信機経由での送信のためにトランスポートドライバから媒体アクセスドライバへデータセットを渡すことを制御する共存ドライバによって管理されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  27. 無線テクノロジ干渉源の間のコンフリクトを回避する方法であって、
    潜在的に競合する無線テクノロジを識別するコンフリクトマップを維持管理し、
    現在装着されている無線テクノロジインタフェースのセットに対する前記コンフリクトマップ内のエントリに基づいて、無線テクノロジ干渉源から生じるコンフリクトを識別し、
    競合する無線テクノロジ干渉源の識別されたセットを管理するために仮想共存ドライバを作成し、ここで該共存ドライバは共存方式に従って無線テクノロジインタフェースによるデータセットの送信を規制する
    ことを特徴とする方法。
  28. チャネルのセットのそれぞれに対する輻輳/干渉メトリックを計算するステップと、
    前記共存方式を実施するために、満足な無線チャネルを識別するしきい値を適用するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記適用するステップ中に、第1の無線テクノロジインタフェースが許容できないことを判定するステップと、
    前記第1の無線テクノロジの使用を第2の無線テクノロジで置換するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 前記輻輳/干渉メトリックが、それぞれの競合するチャネルに対する動作周波数、信号強度、パケット誤り率、平均パケット再試行回数、およびノイズレベルの1つまたは複数に基づいて計算されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  31. 前記共存方式は、複数のネットワークインタフェースが並列に非競合チャネル上で送信を行うことを可能にすることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 前記共存方式が、競合するネットワークインタフェースへのトラフィックを多重化することを規定することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  33. 前記共存方式が、以下のパラメータ、すなわち、輻輳/干渉、トラフィック優先順位、スターベーション時間、およびドライバ遅延、の1つまたは複数に基づいてパケットの多重化された送信を規制することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、相異なる優先順位の未処理データパケットを管理するキューイング機能を含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  35. 前記共存ドライバにより作成される前記仮想共存ドライバが、トラフィック制御アルゴリズムに従って未処理データパケットに割り当てられる優先順位を管理する優先順位付け機能を含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、少なくとも1つの無線テクノロジインタフェースの動作のモード/周波数を規定することによって複数の無線テクノロジインタフェースによる同時送信を容易にする適応機能を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  37. 前記仮想共存ドライバが、同じ無線テクノロジを実施する第1のネットワークインタフェースおよび第2のネットワークインタフェースの動作のモード/周波数を規定することによって該第1および第2のネットワークインタフェースによる同時送信を容易にすることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 無線テクノロジ干渉源の間のコンフリクトを回避することを容易にするコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、該コンピュータ実行可能命令が、
    潜在的に競合する無線テクノロジを識別するコンフリクトマップを維持管理するステップと、
    現在装着されている無線テクノロジインタフェースのセットに対する前記コンフリクトマップ内のエントリに基づいて、無線テクノロジ干渉源から生じるコンフリクトを識別するステップと、
    競合する無線テクノロジ干渉源の識別されたセットを管理し、共存方式に従って無線テクノロジインタフェースによるデータセットの送信を規制するために仮想共存ドライバを作成するステップと
    を実行することを容易にすることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  39. チャネルのセットのそれぞれに対する輻輳/干渉メトリックを計算するステップと、
    前記共存方式を実施するために、満足な無線チャネルを識別するしきい値を適用するステップと
    を実行するコンピュータ実行可能命令をさらに含むことを特徴とする請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. 前記適用するステップ中に、第1の無線テクノロジインタフェースが許容できないことを判定するステップと、
    前記第1の無線テクノロジの使用を第2の無線テクノロジで置換するステップと
    を実行するコンピュータ実行可能命令をさらに含むことを特徴とする請求項39に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 前記輻輳/干渉メトリックが、それぞれの競合するチャネルに対する動作周波数、信号強度、パケット誤り率、平均パケット再試行回数、およびノイズレベルの1つまたは複数に基づいて計算されることを特徴とする請求項39に記載のコンピュータ可読媒体。
  42. 前記共存方式は、複数のネットワークインタフェースが並列に非競合チャネル上で送信を行うことを可能にすることを特徴とする請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  43. 前記共存方式が、競合するネットワークインタフェースへのトラフィックを多重化することを規定することを特徴とする請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  44. 前記共存方式が、以下のパラメータ、すなわち、輻輳/干渉、トラフィック優先順位、スターベーション時間、およびドライバ遅延、の1つまたは複数に基づいてパケットの多重化された送信を規制することを特徴とする請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
  45. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、相異なる優先順位の未処理データパケットを管理するキューイング機能を含むことを特徴とする請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
  46. 前記共存ドライバにより作成される前記仮想共存ドライバが、トラフィック制御アルゴリズムに従って未処理データパケットに割り当てられる優先順位を管理する優先順位付け機能を含むことを特徴とする請求項45に記載のコンピュータ可読媒体。
  47. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、少なくとも1つの無線テクノロジインタフェースの動作モードを規定することによって複数の無線テクノロジインタフェースによる同時送信を容易にする適応機能を含むことを特徴とする請求項38に記載のコンピュータ可読媒体。
  48. 前記仮想共存ドライバが、同じ無線テクノロジを実施する第1のネットワークインタフェースおよび第2のネットワークインタフェースの動作モードを規定することによって該第1および第2のネットワークインタフェースによる同時送信を容易にすることを特徴とする請求項47に記載のコンピュータ可読媒体。
  49. 無線テクノロジ干渉源の間のコンフリクトを検出し管理することを容易にする共存アーキテクチャを含むシステムであって、
    潜在的に競合する無線テクノロジを識別するコンフリクトマップと、
    共存ドライバと
    を備え、該共存ドライバが、
    現在装着されている無線テクノロジインタフェースのセットに対する前記コンフリクトマップ内のエントリに基づいて、無線テクノロジ干渉源から生じるコンフリクトを識別し、
    競合する無線テクノロジ干渉源の識別されたセットを管理し、共存方式に従って無線テクノロジインタフェースによるデータセットの送信を規制する仮想共存ドライバを作成する
    ことを特徴とするシステム。
  50. 前記システムが、
    チャネルのセットのそれぞれに対する輻輳/干渉メトリックを計算する実行可能命令と、
    前記共存方式を実施するために、満足な無線チャネルを識別するしきい値を適用する実行可能命令と
    を含むことを特徴とする請求項49に記載のシステム。
  51. 前記適用するステップ中に、第1の無線テクノロジインタフェースが許容できないことを判定する実行可能命令と、
    前記第1の無線テクノロジの使用を第2の無線テクノロジで置換する実行可能命令と
    をさらに含むことを特徴とする請求項50に記載のシステム。
  52. 前記輻輳/干渉メトリックが、それぞれの競合するチャネルに対する動作周波数、信号強度、パケット誤り率、平均パケット再試行回数、およびノイズレベルの1つまたは複数に基づいて計算されることを特徴とする請求項50に記載のシステム。
  53. 前記共存方式は、複数のネットワークインタフェースが並列に非競合チャネル上で送信を行うことを可能にすることを特徴とする請求項49に記載のシステム。
  54. 前記共存方式が、競合するネットワークインタフェースへのトラフィックを多重化することを規定することを特徴とする請求項49に記載のシステム。
  55. 前記共存方式が、以下のパラメータ、すなわち、輻輳/干渉、トラフィック優先順位、スターベーション時間、およびドライバ遅延、の1つまたは複数に基づいてパケットの多重化された送信を規制することを特徴とする請求項54に記載のシステム。
  56. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、相異なる優先順位の未処理データパケットを管理するキューイング機能を含むことを特徴とする請求項54に記載のシステム。
  57. 前記共存ドライバにより作成される前記仮想共存ドライバが、トラフィック制御アルゴリズムに従って未処理データパケットに割り当てられる優先順位を管理する優先順位付け機能を含むことを特徴とする請求項56に記載のシステム。
  58. 前記共存ドライバにより作成される仮想共存ドライバが、少なくとも1つの無線テクノロジインタフェースの動作モードを規定することによって複数の無線テクノロジインタフェースによる同時送信を容易にする適応機能を含むことを特徴とする請求項49に記載のシステム。
  59. 前記仮想共存ドライバが、同じ無線テクノロジを実施する第1のネットワークインタフェースおよび第2のネットワークインタフェースの動作モードを規定することによって該第1および第2のネットワークインタフェースによる同時送信を容易にすることを特徴とする請求項58に記載のシステム。
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