JP2005012539A - 無線端末装置および基地局探索方法 - Google Patents

無線端末装置および基地局探索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末装置が基地局を探索するにあたり、探索時間と端末装置における探索時に消費される無線リソースおよび電力消費とを適応的に制御できるようにする。
【解決手段】無線端末装置が基地局を探索するに際し、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態と、基地局を探索する要因または無線端末装置の通信状態とに基づいて基地局を検索するスキャン方式を判定する。スキャンは、基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して基地局がプローブパケットに応答することで探索を行うアクティブスキャンと、基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うパッシブスキャン、のいずれか一方を選択することで行なわれる。また、スキャンの結果、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを判断して帰属状態を定める。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線端末装置および無線端末装置が基地局を探索する方法に係り、特に無線LANに好適な無線端末装置および基地局探索方法に係る。
【0002】
【従来の技術】
無線端末装置の必須機能の一つに基地局を探索する機能がある。特にローミングのための各種の方法、例えば、基地局の探索結果から優先順位をつけてローミングを行なう方法などがいくつか知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、アクセスポイントを探索するにあたり、設定された電界強度を満たし、最も優先順位の高いものを接続アクセスポイントとして選択する方法および装置が開示されている。また、特許文献2には、基地局との通信品質を基地局から発生されるビーコンメッセージに基づき基地局を切り替える方法が開示されている。さらに、特許文献3には、基地局から送信されるとまり木チャネルの受信レベルに基づき接続先の基地局を選択する方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−308866号公報(第2、3図)
【特許文献2】
特開平6−244781号公報(第5、6図)
【特許文献3】
特開平9−224276号公報(第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術は、端末装置が複数の基地局を効果的に選択(ローミング)するための技術であって、基地局を探索するにあたり、探索時間と端末装置における探索時に消費される無線リソースおよび電力消費とを適応的に制御できるような技術は、開示されていない。また、端末装置が基地局を検索する方式には、(A)基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して基地局がパケットに応答することで検索を行うアクティブスキャン、および、(B)基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うパッシブスキャンがあるが、アクティブスキャンは、パッシブスキャンに比べてスキャン時間が短くすむため、すばやく基地局を探し出すことが可能であるが、プローブパケットを送出する必要があるため、無線リソースを消費してしまうという短所がある。パッシブスキャンは、パケットの送出をおこなう必要がないため、アクティブスキャンのように無線リソースを消費することはないが、スキャンに長い時間がかかってしまうため、無線端末装置の消費電力の上昇、基地局の探索に時間がかかりすぎる、という問題がある。
【0006】
本発明は、探索時間の減少と端末装置における探索時に消費される無線リソースおよび電力消費の減少とを適応的に制御できるように基地局を探索する方法、およびこの方法を用いる無線端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係る無線端末装置は、第1の視点によれば、基地局の圏内または圏外であるかを表す帰属状態を保持する帰属状態管理部と、基地局を探索する要因を検出する検出部とを備える。また、帰属状態管理部の保持する帰属状態と、検出部の検出した要因とに基づいて、基地局をスキャンするスキャン方法を決定するスキャン方式判定部と、決定されたスキャン方法によりスキャンを実行するスキャン処理部と、を備える。スキャン処理部で実行されたスキャンの結果、基地局の圏内または圏外であるかを判断する。
【0008】
また、本発明に係る無線端末装置は、第2の視点によれば、基地局を探索する要因を設定する設定テーブルを備える。また、基地局の圏内または圏外であるかを表す帰属状態を設定する帰属状態テーブルを備える。さらに、設定テーブルと帰属状態テーブルとの内容により定まるスキャン方法を指定するための判定条件テーブルを備える。また、要因が発生した時に判定条件テーブルから読み出された内容に基づいてスキャン方法を決定するスキャン方式判定部を備える。さらに、決定されたスキャン方法によりスキャンを実行するスキャン処理部を備える。スキャン処理部で実行されたスキャンの結果、基地局の圏内または圏外であるかを判断して新たな帰属状態を設定する。
【0009】
本発明に係る基地局検索方法は、第3の視点によれば、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態と、基地局を探索する要因または通信状態とに基づいて、基地局をスキャンし、基地局が圏内または圏外であるかを判断する。スキャンにあたり、(A)基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して基地局がパケットに応答することで探索を行うアクティブスキャン、(B)基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うパッシブスキャン、のいずれか一方のスキャン方法を選択する。
【0010】
また、本発明に係る基地局検索方法は、第4の視点によれば、無線端末装置が基地局を探索する要因を設定テーブルに設定するステップを含む。また、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態を帰属状態テーブルに設定するステップを含む。さらに、設定テーブルと帰属状態テーブルとの内容により定まるスキャン方法を指定するための判定条件テーブルの内容を、要因が発生した時に読み出すステップを含む。また、読み出された内容に従って選択されるスキャン方法により基地局をスキャンするステップを含む。さらに、スキャンの結果により基地局が圏内または圏外であるかを判断するステップを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明では、無線端末装置が基地局を探索するに際し、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態と、基地局を探索する要因または無線端末装置の通信状態とに基づいて基地局を検索する方法が用いられる。探索は、基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して基地局がプローブパケットに応答することで探索を行うアクティブスキャンと、基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うパッシブスキャン、のいずれか一方のスキャン方法を選択することで行なわれる。また、スキャンの結果、無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを判断して帰属状態を定める。さらに、基地局を探索する要因には、例えば、同期外れ、受信レベルの低下、アプリケーションソフトウェア起動、無線LAN設定変更、スキャンタイマの通知の少なくとも一つを含むものとする。
【0012】
すなわち、アクティブスキャンとパッシブスキャンの双方の機能を有する無線端末装置において、無線基地局を探索する際に、無線端末装置の状態によってスキャン方法を選択するように動作する。アクティブスキャンを選択することにより、早急に探索する必要がある場合には探索時間を短縮することができ、また、基地局探索に要する端末装置における電力消費を低減することができる。早急に探索する必要が無い場合にはパッシブスキャンを選択することにより、基地局探索に関して無線リソースの消費を抑えることができる。
【0013】
【実施例】
次に、いくつかの実施例について具体的に説明する。
【0014】
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、無線端末装置1は、不図示の基地局との電波の送受を行なうアンテナ74、無線基地局と無線による通信接続を行う無線LANインタフェース部70、アプリケーションプログラムおよび各種ワークエリアを格納するメモリ80、スキャン要因と基地局への帰属状態とからスキャン方式を判定するスキャン方式判定部10、スキャンを行うスキャン処理部30、無線端末装置1において通信アプリケーションプログラムが起動されたことを検出する通信アプリケーション起動検出部23、無線LAN設定がユーザにより変更されたことを検出する無線LAN設定変更検出部24、圏外時に基地局探索を行うタイミングを設定するスキャンタイマ50、スキャンタイマ50の出力を検出するスキャンタイマ検出部25、ユーザの操作を受け付けたり音声の入出力を行う入出力部90、各部をコントロールし、またアプリーケーションプログラムを実行するCPU60、アプリケーションプログラムによる画面や各種メッセージ等を表示する表示部92、および、無線LAN以外のその他の通信インタフェース部94を備えている。
【0015】
無線LANインタフェース部70、メモリ80、スキャン方式判定部10、スキャン処理部30、通信アプリケーション起動検出部23、無線LAN設定変更検出部24、スキャンタイマ50、スキャンタイマ検出部25、入出力部90、表示部92、および通信インタフェース部94の各々は、バス61を介してCPU60に接続されている。
【0016】
無線LANインタフェース部70は、アンテナ74を介して基地局とのデータの送受信を行なう無線LAN部72、基地局との同期が外れたことを検出する同期外れ検出部21、基地局からの受信レベルの低下を検出する受信レベル低下検出部22とを備えている。
【0017】
メモリ80は、フラッシュメモリ、ROM、RAMなどで構成され、アプリケーションプログラムを格納するアプリケーションエリア82と、基地局への帰属状態を格納する帰属状態エリア41と、スキャン要因ごとに有効無効を設定する設定テーブル11と、どのスキャン方法を実施するかをスキャン要因と基地局の帰属状態とに基づき設定する判定条件テーブル12と、を含んでいる。アプリケーションプログラムは、メモリ80のアプリケーションエリア82にあらかじめ格納されているか、または、無線LANインタフェース部70あるいは通信インタフェース部94を介してアプリケーションエリア82に読み込まれる。なお、帰属状態エリア41、設定テーブル11、判定条件テーブル12は、必ずしもメモリ80内に含まれる必要は無く、適宜、所定の各部内に配置してもよい。
【0018】
入出力部90は、例えばキーボード、ポインティングデバイス等の操作系入力装置、およびマイク、スピーカなどの音声入出力装置、振動で通知をおこなうバイブレータ、発光ダイオード(LED)などで構成される。また、表示部92は、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、各種の表示を行なう。
【0019】
通信インタフェース部94は、例えば有線LAN、赤外線通信、USB(Universal Serial Bus)、携帯電話機等へのインタフェースなど、外部の機器との通信インタフェースである。
【0020】
次に、無線端末装置1における主要部について説明する。図2は、本発明の第1の実施例に係る無線端末装置における基地局探索方法を説明するブロック図である。図2において、無線端末装置1における主要部は、基地局探索が必要となる要因を検出するスキャン要因検出部20と、基地局への帰属の状態を管理する帰属状態管理部40と、スキャン要因検出部20で検出された要因と基地局への帰属状態とからスキャン方式を判定するスキャン方式判定部10と、スキャンを行うスキャン処理部30と、圏外である場合に間欠スキャンを行うためのスキャンタイマ50とからなる。
【0021】
スキャン要因検出部20は、図1において説明した、同期外れ検出部21と、受信レベル低下検出部22と、通信アプリケーション起動検出部23と、無線LAN設定変更検出部24と、スキャンタイマ検出部25とから構成され、スキャン要因を発生する。
【0022】
スキャン方式判定部10は、スキャン要因ごとに有効無効を設定する設定テーブル11と、スキャン要因と基地局への帰属の状態とからどのスキャン方法を実施するかを設定する判定条件テーブル12とを参照する。
【0023】
スキャン方式判定部10から出力される判定結果を受けてスキャンを実行するスキャン処理部30は、スキャン結果を帰属状態管理部40へ出力する。
【0024】
基地局への帰属の状態を管理する帰属状態管理部40は、スキャン処理部30におけるスキャン結果を入力し、帰属状態をスキャン方式判定部10に出力すると共に、判定条件テーブル12に反映させる。
【0025】
スキャンタイマ50は、スキャン方式判定部10に接続され、スキャンタイマ50の出力は、スキャンタイマ検出部25に接続されている。
【0026】
次に、主要部の動作について説明する。なお、不図示の無線基地局は、無線端末装置1が無線基地局に接続するのに必要な報知情報を定期的に発信するように動作するものとする。また、無線基地局は、無線端末装置1からプローブパケットを受信した場合には報知情報と同等の内容のプローブ応答パケットを無線端末装置1に返信するものとする。すなわち、無線端末装置1は、例えば、米国電気電子技術者協会(IEEE)が規格化したIEEE802.11規格において規定されているアクティブスキャンとパッシブスキャンの双方の探索方法を実行できるものとする。ここで、アクティブスキャンとは、基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して基地局がパケットに応答することで探索を行うものである。また、パッシブスキャンとは、基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うものである。
【0027】
同期外れ検出部21は、無線端末装置1において無線基地局が定期的に発信している報知情報(ビーコン)を受信出来なくなった場合、すなわち同期外れを検出した場合にスキャン方式判定部10へ通知を行う。
【0028】
受信レベル低下検出部22は、無線基地局からの受信レベルが規定値以下になったことを検出するとスキャン方式判定部10へ通知を行う。
【0029】
通信アプリケーション起動検出部23は、無線端末装置において通信を行うアプリケーションプログラムが起動されたことを検出するとスキャン方式判定部10へ通知を行う。
【0030】
無線LAN設定変更検出部24は、無線LANに関する設定が変更されたことを検出するとスキャン方式判定部10へ通知を行う。
【0031】
スキャンタイマ検出部25は、スキャンタイマ50からの出力信号を検出するとスキャン方式判定部10へ通知を行う。
【0032】
スキャン処理部30は、スキャン方式判定部10のスキャン方式の判定結果を受けてスキャンを実行し、スキャンの結果を帰属状態管理部40へ出力する。スキャン処理部30が基地局のスキャンを実施し、基地局を発見できない場合には、圏外であるとの情報が帰属状態管理部40に送られる。また、スキャン処理部30が基地局のスキャンを実施し、基地局を発見する(同期する)と、引き続き基地局への帰属処理が行われ、帰属が完了すると圏内であるとの情報が帰属状態管理部40に送られる。帰属処理において帰属できない場合には圏外であるとの情報が帰属状態管理部40に送られる。
【0033】
帰属状態管理部40は、スキャン処理部30から送られた、無線端末装置1が基地局に帰属しているか否かの情報、すなわち帰属状態を圏内、圏外の情報として保持する。例えば、図1の帰属状態エリア41に保持する。
【0034】
スキャンタイマ50は、スキャン方式判定部10から、設定、起動および停止をコントロールされ、起動中は設定された周期ごとに信号を出力する。また、スキャンタイマ50は、帰属状態が圏外である場合にのみ起動され、圏内である場合には停止されており、スキャンタイマ検出部25によるスキャン方式判定部10への通知は行われない。
【0035】
スキャン方式判定部10は、スキャン要因検出部20から通知を受けると、スキャン要因と帰属状態管理部40から得た帰属状態とに基づきスキャン方法の判定を行う。このとき、スキャン要因の通知により実際にスキャンを実行するかは、設定テーブル11の設定によって異なる。設定テーブル11は、スキャン要因ごとに有効か無効かを設定可能となっている。
【0036】
図3は、本発明の第1の実施例に係る設定テーブルの例を表す図である。図3において、受信レベルの低下、アプリケーションプログラム起動、無線LAN設定変更、スキャンタイマの起動の各スキャン要因は、有効または無効であるかが設定される。なお、同期外れに関しては、必ずスキャンを行う必要があるため、設定テーブル11による有効/無効の設定には含まれないようになっている。
【0037】
次に、スキャン要因と帰属状態とによりアクティブスキャンを行うかパッシブスキャンを行うかを判定条件テーブル12により判定する。
【0038】
図4は、本発明の第1の実施例に係る判定条件テーブルの例を表す図である。図4において、判定条件テーブル12は、スキャン要因と帰属状態とに基づき有効か無効(/で表す)かが定められ、有効の場合にはアクティブスキャンを行うかパッシブスキャンを行うかが設定可能になっている。
【0039】
図4に示す例では、帰属状態管理部40から得た帰属状態が圏内であり、かつ、同期外れ、受信レベル低下、無線LAN設定変更、のいずれかが要因である場合、早急に無線リンクを確立する必要があり、近くに無線基地局が存在する可能性も大きいためアクティブスキャンが選択される。また、帰属状態が圏外であり、かつ、通信アプリケーションプログラム起動、無線LAN設定変更、のいずれかが要因である場合、ユーザが圏内に入ったことを知っている可能性があり、近くに無線基地局が存在する可能性も大きいためアクティブスキャンが選択される。なお、圏外の時にあって、同期外れおよび受信レベル低下の通知は、意味が無いため無効(/)となっている。
【0040】
さらに、帰属状態管理部40から得た帰属状態が圏外で、スキャンタイマ50が要因である場合、近くに無線基地局が存在する可能性が小さいためパッシブスキャンが選択される。
【0041】
なお、設定テーブル11および判定条件テーブル12の設定内容は、ユーザが設定用アプリケーションプログラム等により入出力部90等を用いて変更することも可能である。
【0042】
スキャン方式判定部10は、判定条件テーブル12の設定内容に基づき選択されたスキャン方法でスキャンの実行を行なうようにスキャン処理部30に伝える。スキャン処理部30は、スキャンを行なうにあたり前回のスキャンがまだ行われている場合には、前回のスキャンを中止して新規に指定された方法でスキャンを行い、スキャンの結果が帰属状態管理部40へ出力される。
【0043】
次に、スキャン方式判定部10およびスキャン処理部30の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0044】
図5は、本発明の第1の実施例に係るスキャン方式判定部の動作を示すフローチャートである。同期外れ検出部21、受信レベル低下検出部22、通信アプリケーション起動検出部23、無線LAN設定変更検出部24、スキャンタイマ検出部25のいずれかのスキャン要因がスキャン方式判定部10に通知されることでスタートし、ステップS100においてスキャン要因が同期外れか否かを判断する。同期外れである場合には直接、判定条件テーブル12の内容を参照し(ステップS150)、ステップS160において有効で無い(圏外)場合には終了する。有効(圏内)の場合にはスキャン方式を決定して(ステップS170)、スキャン処理部30にスキャンの実行を指示して(ステップS180)、終了する。
【0045】
ステップS100において、スキャン要因が同期外れ以外の場合には、設定テーブル11を参照し(ステップS130)、ステップS140において設定が無効な場合には終了する。設定が有効な場合には判定条件テーブル12を参照し(ステップS150)、ステップS160において無効の場合には終了し、有効の場合にはスキャン方式を決定して(ステップS170)、スキャン処理部30にスキャンの実行を指示して(ステップS180)、終了する。
【0046】
この後、スキャン方式判定部10は、選択されたスキャン方式でスキャンの実行をスキャン処理部30に伝える。
【0047】
図6は、本発明の第1の実施例に係るスキャン処理部の動作を示すフローチャートである。スキャンの実行が伝えられるとスタートし、ステップS300において、以前のスキャン動作が実行中か否かをチェックする。実行中の場合には、以前のスキャンを中止し(ステップS310)、指定された方式のスキャンを新たに開始する(ステップS320)。以前のスキャン動作が実行中でなければ、直接指定された方式のスキャンを実行する(ステップS320)。ステップS330においてスキャンが終了すると、圏内であるか、圏外であるかの結果を帰属状態エリア40に書き込み(ステップS340)、終了する。
【0048】
[実施例2]
図7は、本発明の第2の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。図7において、図1と同一の符号は、同一物または相当物を表し、説明を省略する。無線端末装置1aは、無線LANインタフェース部70aの内部にコントローラ76を設け、コントローラ76がスキャン処理部30、同期外れ検出部21、受信レベル検出部22、無線LAN部72を制御するように構成されている。
【0049】
図1の無線端末装置1では、スキャン処理をCPU60が行う必要があり、スキャン処理中に無線LAN部72だけでなくCPU60が動作し続ける必要がある。一般的にCPU60には、アプリケーションプログラムの実行に見合った性能を持つものが使われる。したがって、比較的高速かつ長時間のスキャン処理の動作には比較的大きな電力消費が必要となる。
【0050】
例えば、パッシブスキャンを行う場合には、スキャンに長い時間を要することになるが、第2の実施例ではスキャン処理中にコントローラ76が動作し、スキャン処理のためにCPU60が動作し続ける必要が無い。したがって、無線端末装置1における消費電力が、第1の実施例に対して改善されることとなる。
【0051】
なお、第2の実施例では、コントローラ76を設けてスキャン処理を実行させている点で、図1の無線端末装置1とは異なっているが、他の動作については、第1の実施例の無線端末装置と同様である。また、図7では、コントローラ76がスキャン処理部30以外に、同期外れ検出部21、受信レベル低下検出部22、無線LAN部72を制御するように構成している。しかし、この構成にこだわることは無く、消費電力を考慮し、適宜CPU60とコントローラ76とにより制御を分配するように構成してもよい。
【0052】
[実施例3]
図8は、本発明の第3の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。図8において、図1と同一の符号は、同一物または相当物を表し、説明を省略する。図8において、無線端末装置端末1bは、図1の無線端末装置端末1に通信管理部45を追加する構成となっている。また、メモリ80には、帰属状態テーブル14および通信状態テーブル13を含む。なお、帰属状態テーブル14および通信状態テーブル13は、必ずしもメモリ80内に含まれる必要は無く、適宜、所定の各部内に配置してもよい。
【0053】
通信管理部45は、無線端末装置端末1bの通信状態を管理し、通信中であるか否かを検出し、通信状態テーブル13に設定する。なお、基地局と通信を行っているか否かの判断は、通信を利用するアプリケーションソフトウェアが起動しているか否かに対応させてもよい。また、帰属状態テーブル14は、無線端末装置端末1bが基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態を保持する。
【0054】
次に、無線端末装置1bにおける主要部について説明する。図9は、本発明の第3の実施例に係る無線端末装置における基地局探索方法を説明するブロック図である。図9において、無線端末装置1bにおける主要部は、スキャン要因検出部20と、帰属状態管理部40と、スキャン方式判定部10bと、スキャン処理部30と、端末装置の通信状態を管理する通信管理部45とから構成される。
【0055】
基地局への帰属の状態を管理する帰属状態管理部40は、スキャン処理部30とスキャン方式判定部10bに接続されている。
【0056】
スキャン方式判定部10bは、無線端末装置1bが通信中であるか否かによりスキャン方式を設定する通信状態テーブル13と、基地局への帰属の状態とからどのスキャン方式を実施するかを設定する帰属状態テーブル14とを参照する。
【0057】
スキャン要因検出部20は、スキャンが必要な状態を検出するとスキャン方式判定部10bへ通知を行う。図9におけるスキャン要因検出部20には、実施例1で説明したスキャン要因の一部あるいは全部を含むものとする。なお、スキャン要因は、通信状態に影響を与えることはない。
【0058】
スキャン処理部30は、スキャン方式判定部10bのスキャン方式の判定結果を受けてスキャンを実行し、スキャンの結果を帰属状態管理部40へ出力する。
【0059】
帰属状態管理部40は、帰属状態を圏内、圏外として保管し、帰属状態テーブル14に書き込む。
【0060】
スキャン方式判定部10bは、スキャン要因検出部20から通知を受けると、通信管理部45から出力される通信状態と帰属状態管理部40から得た帰属状態とからスキャン方式の判定を行う。この時、通信状態によりどのスキャン方式を選択するかは、通信状態テーブル13と帰属状態テーブル14との設定に従う。
【0061】
図10は、本発明の第3の実施例に係る通信状態テーブルの例を表す図である。図10において、通信状態テーブル13は、通信中か否かでどのスキャン方式を選択するかを設定可能になっている。さらに、このとき帰属状態によりどのスキャン方式を選択するかは、帰属状態テーブル14の設定に従う。
【0062】
図11は、本発明の第3の実施例に係る帰属状態テーブルの例を表す図である。図10において、帰属状態テーブル14は、帰属状態ごとにどのスキャン方式を選択するかが設定可能になっている。
【0063】
スキャン方式判定部10bは、通信状態テーブル13と帰属状態テーブル14の二つのテーブルの組み合わせによってスキャン方式を選択し、スキャン処理部30に選択されたスキャン方式の実行を指示する。
【0064】
図12は、本発明の第3の実施例に係るスキャン方式の選択の例を表す図である。図12において、図10と図11の選択結果が異なる組み合わせになる場合にはアクティブスキャンが優先される。すなわち、帰属状態が圏外であり、且つ通信状態が通信していない(No)場合に、アクティブスキャンが選択される。なお、スキャン処理部30は、図6で説明したのと同様の動作を行なう。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明によれば、無線端末装置が無線基地局を探索する際に、無線端末装置の状態によってスキャン方法を選択するように動作する。スキャン方法を選択することにより、早急に探索する必要がある場合には探索時間を短縮することができ、早急に探索する必要が無い場合には基地局探索に関して無線リソースの消費を抑えることができる。また、スキャン方法を選択することにより、基地局探索に要する電力消費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る無線端末装置における基地局探索方法を説明するブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る設定テーブルの例を表す図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る判定条件テーブルの例を表す図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るスキャン方式判定部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係るスキャン処理部の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る無線端末装置における基地局探索方法を説明するブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施例に係る通信状態テーブルの例を表す図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係る帰属状態テーブルの例を表す図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係るスキャン方式の選択の例を表す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 無線端末装置
10、10b スキャン方式判定部
11 設定テーブル
12 判定条件テーブル
13 通信状態テーブル
14 帰属状態テーブル
20 スキャン要因検出部
21 同期外れ検出部
22 受信レベル低下検出部
23 通信アプリケーション起動検出部
24 無線LAN設定変更検出部
25 スキャンタイマ検出部
30 スキャン処理部
40 帰属状態管理部
41 帰属状態エリア
45 通信管理部
50 スキャンタイマ
60 CPU
61 バス
70、70a 無線LANインタフェース部
72 無線LAN部
74 アンテナ
76 コントローラ
80 メモリ
82 アプリケーションエリア
90 入出力部
92 表示部
94 通信インタフェース部

Claims (25)

  1. 基地局の圏内または圏外であるかを表す帰属状態を保持する帰属状態管理部と、
    前記基地局を探索する要因を検出する検出部と、
    前記帰属状態管理部の保持する帰属状態と、前記検出部の検出した要因または通信状態とに基づいて定まる、前記基地局をスキャンするスキャン方法を、前記要因が発生した時に決定するスキャン方式判定部と、
    前記決定されたスキャン方法によりスキャンを実行するスキャン処理部と、
    を備え、
    前記スキャン処理部で実行されたスキャンの結果、前記基地局の圏内または圏外であるかを判断することを特徴とする無線端末装置。
  2. 基地局を探索する要因を設定する設定テーブルと、
    前記基地局の圏内または圏外であるかを表す帰属状態を設定する帰属状態テーブルと、
    前記設定テーブルと前記帰属状態テーブルとの内容により定まるスキャン方法を指定するための判定条件テーブルと、
    前記要因が発生した時に前記判定条件テーブルから読み出された内容に基づいてスキャン方法を決定するスキャン方式判定部と、
    前記決定されたスキャン方法によりスキャンを実行するスキャン処理部と、
    を備え、
    前記スキャン処理部で実行されたスキャンの結果、前記基地局の圏内または圏外であるかを判断して新たな帰属状態を設定することを特徴とする無線端末装置。
  3. 前記スキャン方法は、前記基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して前記基地局が前記パケットに応答することで探索を行うアクティブスキャン、または前記基地局が定期的に送信している報知情報を受信して探索を行うパッシブスキャン、のいずれかの方法であることを特徴とする請求項1または2のいずれか一記載の無線端末装置。
  4. 前記スキャン処理部は、アプリケーションソフトウェアを実行する制御手段とは異なる制御手段により実行されることを特徴とする請求項1または2のいずれか一記載の無線端末装置。
  5. 前記スキャン処理部は、前記基地局のスキャンを実行するに際し、既にスキャンが実行されている場合には、実行されているスキャンを中止し、前記決定されたスキャン方法により改めて前記基地局をスキャンすることを特徴とする請求項1または2のいずれか一記載の無線端末装置。
  6. 前記設定テーブルは、受信レベルの低下、アプリケーションソフトウェア起動、無線LAN設定変更、スキャンタイマの起動、の少なくとも一つが前記基地局を探索する要因であることを表す情報を含むことを特徴とする請求項2記載の無線端末装置。
  7. 前記情報には、スキャン方法を決定するに際して各要因が有効であるか無効であるかの情報を付加することを特徴とする請求項6記載の無線端末装置。
  8. 前記スキャンタイマは、帰属状態が圏外である場合に起動され、帰属状態が圏内である場合には停止されることを特徴とする請求項6記載の無線端末装置。
  9. 前記通信状態は、前記基地局と通信を行っているか否かであることを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  10. 前記スキャン方法に、帰属状態が圏内である場合は前記アクティブスキャンを用い、帰属状態が圏外である場合は前記パッシブスキャンを用いることを特徴とする請求項3記載の無線端末装置。
  11. 前記スキャン方法に、前記基地局と通信を行っている場合には前記アクティブスキャンを用い、前記基地局と通信を行っていない場合には前記パッシブスキャンを用いることを特徴とする請求項3記載の無線端末装置。
  12. 前記基地局に帰属していない場合、かつ前記基地局と通信を行っていない場合に、前記スキャン方法として前記パッシブスキャンを用い、前記基地局に帰属中の場合、または前記基地局と通信を行っている場合に、前記スキャン方法として前記アクティブスキャンを用いることを特徴とする請求項3記載の無線端末装置。
  13. 前記基地局と通信を行っているか否かを、前記通信を利用するアプリケーションソフトウェアが起動しているか否かに、それぞれ対応させることを特徴とする請求項9、11、12のいずれか一記載の無線端末装置。
  14. 無線端末装置が基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態と、前記基地局を探索する要因または通信状態とに基づいて、
    (A)前記基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して前記基地局が前記パケットに応答することで探索を行うアクティブスキャン、
    (B)前記基地局が定期的に送信している報知情報を一定時間受信して探索を行うパッシブスキャン、
    のいずれか一方のスキャン方法を選択して前記基地局をスキャンし、前記基地局が圏内または圏外であるかを判断することを特徴とする基地局検索方法。
  15. 無線端末装置が基地局を探索する要因を設定テーブルに設定するステップと、
    前記無線端末装置が前記基地局の圏内あるいは圏外であるかを表す帰属状態を帰属状態テーブルに設定するステップと、
    前記設定テーブルと前記帰属状態テーブルとの内容により定まるスキャン方法を指定するための判定条件テーブルの内容を、前記要因が発生した時に読み出すステップと、
    読み出された前記内容に従って選択されるスキャン方法により前記基地局をスキャンするステップと、
    前記スキャンの結果により前記基地局が圏内または圏外であるかを判断するステップと、
    を含むことを特徴とする基地局検索方法。
  16. 前記スキャン方法は、前記基地局へ基地局探索用プローブパケットを送信して前記基地局が前記プローブパケットに応答することで探索を行うアクティブスキャン、または前記基地局が定期的に送信している報知情報を受信して探索を行うパッシブスキャンのいずれかの方法であることを特徴とする請求項15記載の基地局検索方法。
  17. 前記基地局をスキャンする前記ステップにおいて、既にスキャンが実行されている場合には、前記スキャンを中止し、選択された前記スキャン方法により改めて前記基地局をスキャンすることを特徴とする請求項15記載の基地局検索方法。
  18. 前記基地局を探索する要因には、同期外れ、受信レベルの低下、アプリケーションソフトウェア起動、無線LAN設定変更、スキャンタイマの起動の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項14または15のいずれか一記載の基地局検索方法。
  19. 前記基地局を探索する要因に含まれる、受信レベルの低下、アプリケーションソフトウェア起動、無線LAN設定変更、スキャンタイマの起動の各要因には、スキャン方法を決定するに際して各要因が有効であるか無効であるかの情報を付加することを特徴とする請求項14または15のいずれか一記載の基地局検索方法。
  20. 前記スキャンタイマは、帰属状態が圏外である場合に起動され、圏内である場合には停止されることを特徴とする請求項18または19のいずれか一記載の基地局検索方法。
  21. 前記通信状態は、前記無線端末装置が前記基地局と通信を行っているか否かであることを特徴とする請求項14記載の基地局検索方法。
  22. 前記無線端末装置が前記基地局の圏内である場合には前記スキャン方法として前記アクティブスキャンを用い、前記無線端末装置が前記基地局の圏外である場合には前記スキャン方法として前記パッシブスキャンを用いることを特徴とする請求項14または16のいずれか一記載の基地局検索方法。
  23. 前記無線端末装置が前記基地局と通信を行っている場合には前記スキャン方法として前記アクティブスキャンを用い、前記基地局と通信を行っていない場合には前記スキャン方法として前記パッシブスキャンを用いることを特徴とする請求項14または16のいずれか一記載の基地局検索方法。
  24. 前記無線端末装置が前記基地局の圏外であり、かつ前記基地局と通信を行っていない場合に、前記スキャン方法として前記パッシブスキャンを用い、前記無線端末装置が前記基地局の圏内の場合、または前記基地局と通信を行っている場合に、前記スキャン方法として前記アクティブスキャンを用いることを特徴とする請求項14または16のいずれか一記載の基地局検索方法。
  25. 前記無線端末装置が前記基地局と通信を行っているか否かを、前記通信を利用するアプリケーションソフトウェアが前記無線端末装置において起動しているか否かに、それぞれ対応させることを特徴とする請求項21、23、24のいずれか一記載の基地局検索方法。
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