JP2005012169A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
光学系の開口数が大きい場合であっても、また、照明モード等の露光条件が各種変化した場合であっても、安定して基板上への照度分布を所望の分布(例えば、均一分布)にすることができ、かつデフォーカスディストーションを最小にしつつ、高精度な露光を行うことができる露光装置を提供すること。
【解決手段】
この露光装置は、光源からの光で原版を照明するための照明光学系と、前記原版のパターンを基板に投影するための投影光学系とを有し、前記基板と共役な位置の近傍に配置され、前記基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、該可変絞りは、前記照明光学系若しくは投影光学系の光軸方向に沿った位置が可変である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、基板を露光する露光装置に係り、特に、例えばレチクルに形成された回路パターンをウエハに露光し、ICやLSI等の半導体デバイス・CCD等の撮像デバイス・液晶パネル等の表示デバイス・磁気ヘッド等の検出デバイス等の各種デバイスを製造するための露光装置に関する。
フォトリソグラフィ技術を用いてデバイスを製造する装置として、原版としてのレチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によって基板としてのウエハやガラスプレート等に投影し、露光転写する投影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置は、一般に、光源からの光でレチクルを照明する照明光学系と、照明されたレチクルの回路パターンをウエハに投影する投影光学系とを有して構成されている。
投影露光装置は、例えば、ステップアンドリピート方式やステップアンドスキャン方式を使用してウエハを露光する。ステップアンドリピート方式の投影露光装置はステッパとも呼ばれ、ウエハ上に1ショットを一括露光し、その1ショットごとにウエハをステップ移動して次のショットを露光領域に移動する方法によるものである。ステップアンドスキャン方式の投影露光装置は、スキャナとも呼ばれ、レチクルに対してウエハを連続的に走査してレチクル上の回路パターンをウエハに露光するとともに、1ショットの露光終了後ウエハをステップ移動して次のショットの露光領域に移動するものである。
図13は、従来のステップアンドスキャン方式の露光装置1000の概略ブロック図である。この露光装置1000は、複数の照明モード、例えば、小σ照明条件、大σ照明条件、輪帯照明条件等における各モード(小σモード、大σモード、輪帯モード)を有する。
この露光装置1000では、各照明モードに対するウエハ1400面上の照度を検出器1500で計測して、照明光学系1200内に備えられた積算露光量検出器1210との出力校正を予め行っておき、校正結果を記憶しておく。また、検出器1500を2次元的に移動させることにより各種照明モードにおける露光領域の照度分布を計測し、走査露光したときに照度分布が所望の分布(通常は均一分布)となるような形状に可変絞り1280aの開口形状を調整し、記憶しておく(例えば、特許文献1,2参照。)。
更に、その可変絞り1280aの近傍に配置された走行視野絞り1280bは、走査露光を行う際に、レチクル1600の照明領域を制限するとともに、そのレチクル1600と光学的に共役な位置にあるウエハ1400における露光領域を制限するためのものであり、レチクル1600とウエハ1400と同期して図中矢印P方向に移動可能となっている。
任意の照明モードが指定され、その照明モードにおける露光量が設定されると、ウエハステージ1450の走査速度V(mm/sec)、可変絞り1280aの走査方向の開口幅W(mm)及びレーザ発振周波数F(Hz)が、数式:V=F×W/nを満足するように各々決定される。ここにおいてnは露光パルス数であり、走査露光中に露光面上の所定の1点が照射されるレーザパルスの回数である。このパルス数nは使用するレチクル1600の感度と光源のパルスエネルギ等から最小値が決定され、露光にはその最小値以上のパルス数が必要となる。
ウエハ1400面における走査時の照度分布を所望の分布とするため、可変絞り1280aは、ウエハ1400面と共役な位置に配置されている走行視野絞り1280bから適度にデフォーカス(離間)されて配置されている。その理由は、ステージの静止時におけるウエハ1400面上の走査方向における照度分布を略台形に形成させて走査を行うことにより、積算照度(走査後のショット領域照度分布)の均一性を高次元で実現するためである(例えば、特許文献3参照。)。
なお、露光装置において、使用するレチクルの厚さが変わった場合にも、そのレチクルと絞りとを常に共役にするために、その絞りを光軸方向に移動させるものが提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平7−037774号公報 特開2000−114164号公報 特開昭60−158449号公報 特開昭60−45252号公報
近年の露光装置はその解像度の更なる向上を図るべく、i線からKrFエキシマレーザ、ArFエキシマレーザへと光源の短波長化が進んでいる。今後もFレーザなど更なる短波長化が進むと考えられる。それと同時に、露光装置の開口数(NA)の拡大も図られ、NA0.70からNA0.80、さらにはNA0.85と推移してきている。
前述したように、ウエハ面での照度分布が略台形分布として形成されるように、可変絞りはウエハ面と共役な走行視野絞り面から任意の距離だけデフォーカス(離間)されて配置される。ここで、適切な台形分布(ボケ具合)を形成するためには、照明光のNAが大きくなるにつれて可変絞り128aと走行視野絞り128bとの距離を短くしていく必要がある。しかし、従来の露光装置においては、機構的な問題で可変絞り128aと走行視野絞り128bとの距離には制約があり、これらを充分に近づけることができない。
そのため照明光のNAが大きい場合、ウエハ面における台形の照度分布は必要以上にボケてしまい、台形分布の裾野が照明領域からはみ出して、照明効率の低下を招き、デバイス製造における生産性の低下を招くことになる。さらに、裾野が照明領域からはみ出した照度分布の照明光によって走査露光を行うため、積算照度(走査照度分布)の均一性の悪化を招くこととなってしまう。また、他の問題として、台形分布のボケ具合が、走査方向の手前と奥側とで異なる際にデフォーカスディストーションが発生するという問題がある。ここで、デフォーカスディストーションとは、投影光学系のベストフォーカス面からデフォーカスした際の像のシフトのことをいう。投影露光装置においては、このデフォーカスディストーションが小さいことが要求される。なぜならば、半導体製造工程において、レイヤーが重ねられるうちに、ウエハ断面が、図14に示すような段差を持った形状になる為、デフォーカスディストーションが存在すると、上の段と下の段とでパターンの露光される位置がシフトしてしまうためである。
デフォーカスディストーションの発生原因としては投影露光装置のウエハ面での光線重心の倒れが考えられる。図14に示すように、ある点Pに結像する光線の光線重心CLがウエハ面の直交方向からずれていると、デフォーカスが発生した際に、像の転写される位置がシフトする。例えば、図15(a)に示すような格子パターンを図14のような段差のあるウエハに投影した際には、図15(b)に示すようにウエハの段差のある部分の格子間隔が伸びてしまう。そのため、像の忠実度が悪化し、正確な回路パターンが転写できなくなってしまう。投影露光装置においては、以上に説明したデフォーカスディストーションを低減し、レイヤーが重なって段差が発生しても位置ズレが発生しないようにする必要がある。
走査型露光装置においては、デフォーカスディストーションは、走査露光して積算された露光光の光線重心の傾きとなる。
可変絞りに起因するデフォーカスディストーションの発生について図13及び図16を用いて説明する。照明光学系1200は、例えば、レチクル1600と走行視野絞り1280bとが共役な配置となるように設計されており、1280aの可変絞りがなければ、1280bの位置に重畳的にオプティカルインテグレータ1250で形成される2次光源からの光をコンデンサレンズ1260で集光しレチクル1600を重畳することにより、レチクル1600上で均一な矩形分布が得られる。
そして、1280aの可変絞りを入れることにより、光線にケラレが発生し、前述のように台形の照度分布が形成される。図16より明らかなように、可変絞りの開口面のAの領域(台形の一方の斜辺部分)に入射する光線のうちでは、左上から右下に向かう光線が可変絞りの遮光部1280aにけられており、従って、領域Aの各点の光量重心は左下から右上に向かう方向になる。同様に可変絞りの開口面のBの領域(台形の他方の斜辺部分)では左下から右上に向かう光線が可変絞りの遮光部1280aにけられ、したがって、領域Bの各点の光量重心は左上から右下に向かう方向となる。
よって、図16のように、可変絞り1280a,1280aの夫々が、走行視野絞り1280bから離れている距離が異なる場合、上述のA領域の幅とB領域の幅とが異なる。その場合、積算された露光光の光量重心が傾き、走査露光時にデフォーカスディストーションが発生する。
デフォーカスディストーションの発生量は、露光が連続で行われるとすれば、積分により計算が可能で、可変絞りの開口幅をL、可変絞り1280a,1280aの走行視野絞り1280bからのデフォーカス量をそれぞれ、Δz、Δzとして、ウエハ面に入射する光のウエハ面上での開口数をNA、走行視野絞りからウエハ面までの倍率をβとして、走査露光した際の積算露光光の光量重心の傾きtanθは、tanθ=sinθと近似した場合、NAβ(Δz−Δz)÷(3L)となる。例えばNAが0.80で、倍率βが0.5,Δz−Δzが1mm、Lが7mmとすると、光量重心の傾きtanθ=0.007619となり、1μmデフォーカスすると、7.6nm像がシフトする。転写パターンの線幅が70nmの場合、線幅の10%もの像シフトが発生することになり、許容できない。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、露光装置における光学系の開口数が大きい場合であっても、基板上への照度分布を所望の分布(例えば、均一分布)にして高精度な露光を行うことができる露光装置を提供することを例示的目的とする。
また、照明モード等の露光条件が各種変化した場合であっても、安定して基板上への照度分布を所望の分布(例えば、均一分布)にすることができ、高精度な露光を行うことができる露光装置を提供することを他の例示的目的とする。
さらに、デフォーカスディストーションを低減可能とした露光装置を提供することを他の例示的目的とする。
さらに、照明モード等の露光条件が各種変化した場合であっても、デフォーカスディストーションをあまり発生させることなく、ウエハ上への転写をより精確に行うことが可能な露光装置を提供することを他の例示的目的とする。
上記の例示的目的を達成するために、本発明の例示的側面としての露光装置は、光源からの光で原版を照明するための照明光学系と、原版のパターンを基板に投影するための投影光学系とを有する露光装置において、基板と共役な位置の近傍に配置され、基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、可変絞りは、照明光学系若しくは投影光学系の光軸方向に沿った位置が可変であることを特徴とする。
可変絞りは、基板と共役な位置よりも光源側に配置されていてもよい。また、可変絞りの開口の形状は、可変であってもよい。可変絞りの光軸方向位置が、原版を照明する光の開口数に応じて調整されるようになっていてもよい。可変絞りは、開口数が第1の値である場合の、可変絞りと基板と共役な位置の距離のほうが、開口数が第1の値よりも大きい第2の値である場合の、可変絞りと基板と共役な位置の距離よりも、長くなるように調整されるようになっていてもよい。光源からの光が基板上で所定の照度分布を有するように、可変絞りの光軸方向位置が調整されるようになっていてもよい。基板は、光源からの光に対して走査されることにより露光され、可変絞りの光軸方向位置は、照明領域の走査の方向の照度分布が所定の分布となるように決定されるようになっていてもよい。複数の露光条件における原版を照明する光の開口数に対応した可変絞りの光軸方向位置の調整値を示すデータに基づいて、複数の露光条件のうち選択された露光条件に対応した調整値を決定し、可変絞りの光軸方向位置の調整を行ってもよい。基板と共役な位置に、視野絞りを更に有していてもよい。投影光学系は、基板と共役な位置にパターンの中間像を形成し、中間像が形成される位置近傍の光源側に、可変絞りが配置されていてもよい。
本発明の他の例示的側面としての露光装置は、光源からの光で原版を照明するための照明光学系と、原版のパターンを基板に投影するための投影光学系とを有する露光装置において、基板と共役な位置の近傍に配置され、基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、可変絞りは、第1の遮光部と第2の遮光部とを有し、第1の遮光部と第2の遮光部との照明光学系若しくは投影光学系の光軸方向に沿った相対位置は、可変であることを特徴とする
本発明のさらに他の例示的側面としての照明光学系は、光源からの光で原版を照明するための照明光学系において、原版と共役な位置近傍に配置され、原版の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、可変絞りは、照明光学系の光軸方向に沿った位置が可変であることを特徴とする。
本発明のさらに他の例示的側面としての照明光学系は、光源からの光で原版を照明するための照明光学系において、原版と共役な位置の近傍に配置され、基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、可変絞りは、第1の遮光部と第2の遮光部とを有し、第1の遮光部と第2の遮光部との照明光学系の光軸方向に沿った相対位置は、可変であることを特徴とする。
本発明のさらに他の例示的側面としてのデバイス製造方法は、上記の露光装置によって基板を露光する工程と、露光された基板に所定のプロセスを行う工程とを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
以上説明したように、本発明に係る露光装置によれば、露光装置の露光条件や光学系の開口数が変化した場合であっても、可変絞りの位置や絞り形状を調整することにより基板上への照度分布を所望の分布(例えば、均一分布)とすることができ、高精度な露光を行うことができる。
特に開口数が高い場合に、可変絞りのデフォーカス量を小さくすることによりケラレを低減して照明効率の低下を防止するとともに、均一な照度分布を実現することができる。可変絞りを投影光学系内の中間結像位置近傍に配置することにより、可変絞りの配置スペースにも余裕が生じ、充分な移動距離を確保することができる。すなわち、開口数が大きい場合に充分デフォーカス量を小さくすることができる。その結果、高精度なパターンの露光投影を行うことができ、品質の高いウエハを得ることができて、デバイス製造の歩留まりを向上させることができる。
[実施の形態1]
以下、図面を参照して本発明の一態様である露光装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る露光装置1の概略ブロック図である。露光装置1は、パターンとしての回路パターンが形成された露光原版としてのレチクル200を照明する照明装置100と、照明された回路パターンから生じる回折光を基板としてのプレート400に投影する投影光学系300と、制御部500とを有する。
露光装置1は、ステップアンドスキャン方式によりレチクル200に形成された回路パターンをプレート400に露光する投影露光装置であり、サブミクロンやクオーターミクロン以下の解像度におけるリソグラフィ工程に好適である。
照明装置100は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル200を照明し、光源110と照明光学系120とを有して構成されている。光源110は露光のための照明光を発するためのものであり、例えば、レーザが用いられる。
光源110としては、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ、波長約157nmのF2レーザ等を使用することができるが、レーザの種類はエキシマレーザに限定されず、そのレーザの個数も限定されない。例えば、独立に動作する2個の固体レーザを使用すれば固体レーザ相互間のコヒーレンスがないので、コヒーレンスに起因するスペックルを大きく低減させることができる。
さらに、スペックルを低減させるために照明光学系を直線的又は回転的に揺動させてもよい。また、光源110に使用可能なものはレーザに限定されるものではなく、1又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
照明光学系120は、光源110からの照明光を露光原版としてのレチクル200に導いて照明するためのものであり、光源110の後段からレチクル200の前段までのオプティカルインテグレータ123、絞り124、集光レンズ125、ハーフミラー126等の光学部材を有して構成される。
減光部材121は、例えば透過率の異なる複数の光量調製フィルタ(NDフィルタ)で構成され、プレート400面上で最適な露光量となるようにND駆動手段610によってそれらのNDフィルタが駆動されて組み合わされ、細かい減光率の調整が可能となっている。
ビーム整形光学系122は複数の光学素子やズームレンズから構成されており、レンズ系駆動手段620により駆動されることにより、後段のオプティカルインテグレータ123に入射する光束の強度分布及び角度分布を所望の分布にコントロールするものである。
オプティカルインテグレータ123は、複数の微小レンズが2次元的に配置されて構成され、その射出面123a近傍に2次光源を形成するものである。絞り124は、オプティカルインテグレータ123の射出面123a近傍に配置され、その大きさ及び形状が可変とされている。絞り124の大きさと形状は絞り駆動手段630により駆動されて調整されるようになっている。
集光レンズ125は、オプティカルインテグレータ123の射出面123a近傍で形成された複数の2次光源から射出された光束を集光するものであり、被照射面である走行視野絞り128b面に重畳照射することによりプレート400と共役なその走行視野絞り128b面が均一に照明されるようにするものである。
ハーフミラー126は、オプティカルインテグレータ123から射出された光束の一部(例えば、数%)を反射して、積算露光量検出器127に導光するものである。その積算露光量検出器127は、露光時の光量を常時検出するための照度計であり、レチクル200及びプレート400と光学的に共役な位置に配置され、その出力に応じた信号を制御部500に送るようになっている。
走行視野絞り(視野絞り)128bは、可動とされた複数の遮光板からなり、走行視野絞り駆動手段670により任意の開口形状が形成されるようにして、レチクル200面上の照明範囲、そしてプレート400面上の露光範囲を規制している。さらに、走行視野絞り128bは、プレート400と共役な位置に配置されており、レチクルステージ250及びプレートステージ450と同期して図中矢印Q方向に走査移動する。また、走行視野絞り128b近傍には、走査露光後の露光面における照度均一性の向上を図るため可変絞り128aが配置されている。
この可変絞り128aは、プレート400と共役な位置近傍であって、その共役な位置よりも光源110側、すなわち照明光の光路における上流側に配置されている。可変絞りは図2に示すように、照明光の光軸に直交する面内において走査方向Yと直交する方向Xに沿って露光領域(照明領域)を形成する開口部128cが光軸から離れるに従って徐々
に長くなるように形成されており、その長辺形状がn次関数に基づく形状として調整することが可能となっている。ここでnは、1〜8までの整数である。この可変絞り128aは、上記のように開口部128cの開口形状も可変であり、また、その位置も可変であって照明光学系の光軸方向に沿って前後に調整可能である。なお、この位置の調整は、可変絞り128aがプレート400と共役な位置よりも光源側にある状態のまま実行される。
結像レンズ129a,129bは、走行視野絞り128bの開口形状を被照射面としてのレチクル200面上に投影し、レチクル200面上の必要な領域を均一に照明するためのものである。レチクル200は例えば石英製で、その表面には転写されるべき回路パターンや像が形成されており、レチクルステージ250に支持されてレチクルステージ駆動手段650によって駆動されるように構成されている。
レチクル200からの照明光は、投影光学系300を通りプレート400上へと至り、プレート400上にレチクル200上の回路パターンが投影される。プレート400は、ウエハや液晶基板などの被処理体(基板)であり、表面にフォトレジストが塗布されている。レチクル200とプレート400とは共役の関係に配置されている。この露光装置1は、ステップアンドスキャン方式により投影露光を行ういわゆるスキャナであるので、レチクル200とプレート400とが同期して走査されることによりレチクル200上の回路パターンがプレート400上に転写される。露光装置がステップアンドリピート方式のいわゆるステッパである場合は、レチクル200とプレート400とが静止した状態で露光が行われる。
投影光学系300は、複数のレンズ300aと複数のミラー300bとを有して構成される反射屈折タイプであり、レチクル200面上の回路パターンをプレート400上に投影するためのものである。レチクル200面上の回路パターンは投影光学系内の中間結像位置Gで一旦結像されてからプレート400面上に縮小投影されるようになっている。プレート400の表面にはフォトレジストが塗布されている。
フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プリベーク処理とを有している。前処理は、洗浄、乾燥等の工程を有している。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地との密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexamethyl−disilazane)などの有機膜をコート又は蒸気処理する工程である。プリベークは、ベーキング(焼成)工程であるが現像後の焼成工程よりも条件が緩和されており、溶剤を除去するための工程である。
プレートステージ450は、プレート400を支持するものであるが、このプレートステージ450の構成についてはすでに公知であるので詳細は省略する。例えば、プレートステージ450は、光軸方向に沿って、及び光軸と直交する平面内においてプレート400を移動することができる。プレートステージ450は、プレートステージ駆動手段660によって制御される。ステージ450は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持される図示しないステージ定盤上に設けられており、レチクルステージ250及び投影光学系300は、例えば、床等に載置されたベースフレーム上にダンパ等を介して支持される図示しない鏡筒定盤上に設けられている。
レチクル200とプレート400は同期走査される。プレートステージ450の位置とレチクルステージ250の位置とは、例えばレーザ干渉計等により監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。例えば、投影光学系300の縮小倍率が1/Aであって、プレートステージ450の走査速度がB(mm/sec)の場合、レチクルステージ250の走査速度はAB(mm/sec)である。また、レチクルステージ250の走査方向とプレートステージ450の走査方向は、装置構成によっては同方向となる場合もあるが、本実施の形態においては互いに逆方向となる。
光検出器452は、プレート400面上に入射する照明光の光量(照度)を検出するためのものである。光検出器452はプレート400の近傍に備えられ、その受光部がプレート400面と略対応する位置に配置され、プレート400の照明領域内における照明光をプレートステージ450の駆動とともに移動しつつ受光し、その検出照度に応じた信号を制御部500に送るように構成されている。
制御部500は、積算光量検出器127及び光検出器452の検出結果を受けて、各駆動手段610〜670を駆動し、プレート400面上の露光量、すなわち照度分布を制御する。
以下、図3〜図7を参照して、プレート400面上の照度の均一性を向上させる方法について説明する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る露光装置1での走査露光時に、可変絞り128aにより形成される露光領域(照明領域)、すなわち開口部128cが変化する様子と、その場合の走行視野絞り128bの駆動状態との関係を示す図である。これらの動作に同期してレチクルステージ250とプレートステージ450とを走査することにより、露光領域を確保して投影露光を行っている。
照明モードが小σモードの場合及び輪帯モードの場合のX方向(図2も参照)の照度分布を図4に示す。照明モードにより、各光学素子に入射する光束の角度が変化するため、X方向の照度分布は一様とならず、図4に示すように変化する。よって、走査露光における照度を適正な分布とするためには、照明モードに対応して可変絞り128aの絞り形状を最適に調整する必要がある。
例えば小σモード時には光軸Oから離間した位置における照度が光軸O上の照度に比べて高いので、図5(a)に示すように可変絞りの開口部128cを樽型形状にして、走査露光における照度分布が露光領域全域において均一になるようにしている。また、輪帯モード時には、光軸Oから離間した位置における照度が光軸O上の照度より低いので、図5(b)に示すように可変絞り128aの開口部128cを糸巻き型形状にして、走査露光時における照度分布が露光領域全域において均一になるようにしている。
可変絞り128aはプレート400表面と共役な位置から適切にデフォーカスして配置されている。すなわち、プレート400表面と共役な位置には走行視野絞り128bが配置され、可変絞り128aはその走行視野絞り128bよりも光源110側に配置されている。それにより、図6(a)に示すように、各ステージ(250,450)の静止時のY方向における照度分布130の裾野が適当にボケて台形分布となるように構成されている。これは、ボケのない矩形分布の状態で走査露光を行うと、各ステージ(250,450)の同期ズレや光源110の出力変動によって積算光量(走査方向照度分布)の誤差が大きくなり、照度の均一性を保ちにくくなるためである。ここで、このプレート400表面と共役な位置と可変絞り128aの位置との光軸Oに沿った方向における距離をデフォーカス量という。
可変絞り128aのデフォーカス量が一定のまま照明光学系120の開口数NAを変化させると、ボケ量が変化して照度分布130の台形形状が変化する。特に、照明光学系120の開口数NAが大きくなると、図6(b)に示すようにボケ量が大きくなり、台形形状の照度分布131の裾野の端部132がケラレて光量低下を招くうえに、照度分布131の走査方向(Y方向)均一性も劣化してしまう場合がある。
そこで、この発明の実施の形態1においては、可変絞り128aのデフォーカス量が可変とされ、照明モードに応じて可変絞り128aの光軸Oに沿う方向における位置を調整する機構を備えている。すなわち図7に示すように、照明光学系120の開口数NAが大きい場合には、可変絞り128aのデフォーカス量がプレート400の表面と共役な位置に近づくように、可変絞り128aの位置調整が行われるように構成されている。それにより、照明光学系120の開口数NAが大きい場合であっても、照明光学系120の開口数NAが小さい場合(図6(a)も参照)と同様な照度分布130を形成することが可能となっている。このように、照明光学系120の開口数NAに応じて可変絞り128aのデフォーカス量を調整することにより、照明モード等の露光条件が変化した場合であってもY方向照度分布を一定とすることが可能となる。
図8は、この発明の実施の形態1に係る露光装置1での走査露光時において、プレート400面上の照度の均一性を向上させる方法を説明するフローチャートである。まず、露光前に、複数の照明モード(小σモードや輪帯モード等)における照明光学系120の開口数NAに応じて、可変絞り128aの最適デフォーカス量を算出することにより決定し、調整値として所定の記憶手段にそのデータを記憶しておく(ステップ1) 次に、光検出器452を光軸に直交する面内において2次元的に移動させ、各照明モードにおける露光面、すなわちプレート400の表面の照度分布を検出する。ここで、光検出器452がラインセンサの場合は1次元に移動させて露光面の照度分布を検出する。その検出結果に基づいて、露光装置1による走査露光時に、露光面での照度分布が所望の分布(例えば、均一分布)となるように、可変絞り128aの開口部128cの形状を算出することにより決定し、調整値として所定の記憶手段にそのデータを記憶しておく(ステップ2)。ここで通常、照度分布は均一であることが望ましいが、レチクル200の透過率分布を加味して、あえて均一でない照度分布を設定することも可能である。
使用する照明モードを選択して決定し、その照明モードに対応するプレート400面上の露光量を設定すると、プレートステージ450の走査速度V(mm/sec)、可変絞り128aの走査方向の幅W(mm)及びレーザ発振周波数F(Hz)が、上記数式を満足するように各々決定される。(ステップ3)。続いて、可変絞り128aの位置及び開口部128cの形状を、選択された照明モードに対応する調整値を用いて調整する。つまり、予め算出されて所定の記憶手段に記憶されたデフォーカス量、開口部128cの形状の調整値の中から、選択された照明モードに対応するデフォーカス量、開口部128cの形状の調整値に基づいて可変絞り駆動手段640によって可変絞り128aを駆動する(ステップ4)。
転写されるべき回路パターンが形成されたレチクル200を図示しないレチクルチャックを介してレチクルステージ250にセットし(ステップ5)、レチクル200とプレート400を同期させながら走査露光を開始する(ステップ6)。このようにして露光を行うことで、照明光学系120の開口数NAが変化した際にも最適な照度分布の台形形状を維持しつつ、走査方向(Y方向)の照度分布を所望の状態(通常は均一)とすることが可能となる。
なお、ここでは、可変絞り128aのデフォーカス量と開口部128cの形状との両方をステップ4において調整したが、照明モードの変化に伴う照明系の開口数の変化が少ない場合にはステップ1及びデフォーカス量の調整を行なわないこともできるし、また、照明モードの変化に伴う露光面の照度分布の変化が少ない場合にはステップ2及び形状の調整を行なわないこともできる。
[変形例]
図9は、この発明の変形例に係る露光装置1での走査露光時において、プレート400面上の照度の均一性を向上させる方法を説明するフローチャートである。なお、上記実施の形態1と同様の構成については同一の引用符号を付して説明することとする。
上記実施の形態1においては、露光前に、複数の照明モード(小σモードや輪帯モード等)における照明光学系120の開口数NAに応じて、可変絞り128aの最適デフォーカス量を算出することにより決定し、調整値として所定の記憶手段にそのデータを記憶している。しかしながら、本変形例においては、複数の照明モード(小σモードや輪帯モード等)における静止時のY方向照度分布(略台形分布)を光検出器452によって予め検出・測定しておき、その台形分布が所望の分布形状(例えば、均一分布)となるための可変絞り128aの最適デフォーカス量を算出することにより決定し、調整値として所定の記憶手段にそのデータを記憶しておく(ステップ11)。
次に、光検出器452を光軸に直交する面内において2次元的に移動させ、各照明モードにおける露光面、すなわちプレート400の表面の照度分布を検出する。ここで、光検出器452がラインセンサの場合は1次元に移動させて露光面の照度分布を検出する。その検出結果に基づいて、露光装置1による走査露光時に、露光面での照度分布が所望の分布(例えば、均一分布)となるように、可変絞り128aの開口部128cの形状を算出することにより決定し、調整値として所定の記憶手段にそのデータを記憶しておく(ステップ12)。以下、本変形例におけるステップ13〜ステップ16は、上記実施の形態1におけるステップ3〜ステップ6と同じであるので、その説明を省略する。
なお、本実施形態においては、可変絞り128aを、プレート400と共役な位置近傍であって、その共役な位置よりも光源110側に配置することとしたが、その共役な位置よりもプレート400側に配置することとしても良く、光源110側に配置した場合と同様の効果が得られる。
[実施の形態2]
図10は、本発明の実施の形態2に係るステップアンドスキャン方式の露光装置1aを示す概略図である。この実施の形態2においては、上記実施の形態1における構成と同様のものについては同じ引用符号を付し、その説明を省略する。
投影光学系300内であってプレート400面と共役な中間結像位置Gにはレチクル200上の回路パターンの中間像が形成され、その中間結像位置Gよりも光源110側、すなわち光軸Oに沿った方向における照明光の上流側に可変絞り128aが配置されている。可変絞り128a近傍における光軸Oに直交する面内での走査方向と直交する方向が開口部128cの長辺である点、その開口部128cの長辺形状が、n次関数に基づく形状として調整可能である点は、上記実施の形態1の場合と同様である。また、中間結像位置Gからのデフォーカス量を調整する機構を備え、この可変絞り128aの位置が可変絞り駆動手段640により投影光学系の光軸方向に駆動されて調整される点も上記実施の形態1と同様である。
上記のように構成することにより、露光条件(照明モード)の変化に伴って照明NAが変化しても、走査露光時の照度分布を最適に設定することができる。特に、中間結像位置G近傍にはメカ的制約が少なく、部品の配置スペースに余裕があるため、大σモード時や輪帯モード時など照明NAが大きい場合においても、可変絞り128aを中間結像位置Gに充分近づけることが可能となる。その際の照度分布調整は、照明モード(通常σ照明モード、輪帯モード、四重極照明モード等)に応じて可変絞り128aを最適なn次関数に基づく形状に変化させることによって行う。
[実施の形態3]
図17は、本発明の実施の形態3に係る可変絞り128aと走行視野絞り128bの関係を示す概略図である。本実施形態の可変絞り128aは、遮光部128aとそれと開口を挟んで対向する遮光部128aとを有し、その夫々の遮光部と走行視野絞り128bとの光軸方向距離が調整可能な構成となっている。その他の構成については実施の形態1および実施の形態2と同じである為説明を省略する。なお、可変絞り128aを本図では光軸に対して垂直に記述しているが、他の図のように傾けて配置してもよい。実施の形態2に本実施形態を適用する場合は、図17の128bは、走行視野絞り128bの共役像となる。本実施形態においては、投影像のデフォーカスディストーションを測定し、デフォーカスディストーションが良好となるように、遮光部128aと128aの走行視野絞り128bからのデフォーカス差を調整する。図17においては、上側の遮光部128aの走行視野絞り128bからのデフォーカス量をΔzからΔz´に調整することによって、遮光部128aと128aの走行視野絞り128bからの距離を変えて、デフォーカスディストーションを調整する。
なお、デフォーカスディストーションの測定は、プレート400に焼き付けられた像から判断しても良いし、ステージ上に配置された光検出器(センサー)452を用いて照明光の光量重心の計測結果からデフォーカスディストーションを算出しても良い。通常は、デフォーカスディストーションがなるべく小さくなるように調整する。デフォーカスディストーションによる像シフト(位置ズレ)の許容量を1μmデフォーカスあたり、ΔTnmとすると、可変絞りの開口幅をL、プレート400表面での開口数をNA、可変絞り128aからプレート400表面までの倍率をβとして、ΔT>NA×β×(Δz−Δz)÷3Lを満足するように、相対する可変絞りの走行視野絞り128bからのデフォーカス量Δz、Δzの差(|Δz−Δz|)を調整する。
しかし、他の露光装置とのMix&Matchを良好とするために所定のデフォーカスディストーションを発生させたい場合には、わざとデフォーカスディストーションが発生するようにデフォーカス差を調整しても良い。
なお、図17では遮光部128aのみを光軸方向に移動させる例を示したが、遮光部128aと128aとを動かして、走行視野絞り128bからのデフォーカス差を調整しても良い。
図18は、この発明の実施の形態3に係る露光装置1での走査露光時において、プレート400面上のデフォーカスディストーションを最小にする方法を説明するフローチャートである。まず、露光前に、複数の照明モード(小σモードや輪帯モード等)における照明光学系120の開口数NAに応じて、テストウエハーへの露光を行い、デフォーカスディストーションを計測して、可変絞り128aの最適デフォーカス差を決定し記憶する。(ステップ1)
使用する照明モードを選択して決定し、その照明モードに対応するプレート400面上の露光量を設定すると、プレートステージ450の走査速度V(mm/sec)、可変絞り128aの走査方向の幅W(mm)及びレーザ発振周波数F(Hz)が、前述の数式を満足するように各々決定される。(ステップ2)。続いて、可変絞り128aの位置及び開口部128cの形状を、選択された照明モードに対応する調整値を用いて調整する。つまり、予め算出されて所定の記憶手段に記憶されたデフォーカス差の中から、選択された照明モードに対応するデフォーカス差に基づいて可変絞り駆動手段640によって可変絞り128aを駆動する(ステップ3)。
転写されるべき回路パターンが形成されたレチクル200を図示しないレチクルチャックを介してレチクルステージ250にセットし(ステップ4)、レチクル200とプレート400を同期させながら走査露光を開始する(ステップ5)。このようにして露光を行うことで、照明モードの変更により照明光学系120の開口数NA等が変化した際にもデフォーカスディストーションを最小にしつつ、露光を行うことができる。なお、本フローチャートではデフォーカスディストーションの最小化のみに限定したが、実施の形態1、2に示した実施の形態と複合させてもよい。
次に、図11及び図12を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図11は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ101(回路設計)ではデバイスの回路設計を行う。ステップ102(レチクル製作)では、設計した回路パターンを形成したレチクルを製作する。ステップ103(ウェハ製造)ではシリコンなどの材料を用いてウェハ(基板)を製造する。ステップ104(ウェハプロセス)は前工程と呼ばれ、レチクルとウェハを用いてリソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ105(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ104によって作成されたウェハを用いて半導体チップ
化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ106(検査)では、ステップ105で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ107)される。
図12は、ステップ104のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ111(酸化)ではウェハの表面を酸化させる。ステップ112(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ113(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ114(イオン打ち込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ115(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステップ116(露光)では、露光装置1によってレチクルの回路パターンをウェハに露光する。ステップ117(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ118(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ119(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法によれば従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
本発明の実施の形態1に係る露光装置の概略ブロック図である。 図1に示す露光装置に用いられる可変絞りと走行視野絞りの位置関係を示す部分断面図である。 図1に示す露光装置での走査露光時に、可変絞りにより形成される照明領域と、走行視野絞りの駆動状態との関係を示す図である。 照明モードが小σモードの場合及び輪帯モードの場合のX方向の照度分布を示す図である。 照明モードに対応する可変絞りの絞り形状を示す図であって、(a)は、照明モードが小σモードの場合であり、(b)は、照明モード輪帯モードの場合である。 可変絞り及び走行視野絞りによって形成される照明光のY方向における分布形状を示す図であって、(a)は、照明光学系の開口数が小さい照明モードの場合であり、(b)は、照明光学系の開口数が大きいモードの場合である。 照明光学系の開口数が大きい照明モードにおいて、可変絞りのデフォーカス量を小さくするように調整する様子を示す図である。 図1に示す露光装置での露光走査時において、プレート面上の照度の均一性を向上させる方法を説明するフローチャートである。 本発明の変形例に係る露光装置での露光走査時において、プレート面上の照度の均一性を向上させる方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る露光装置の概略ブロック図である。 図1に示す露光装置による露光工程を有するデバイス製造方法を説明するためのフローチャートである。 図11に示すステップ104の詳細なフローチャートである。 従来のステップアンドスキャン方式の露光装置の概略ブロック図である。 デフォーカスディストーションの説明図である。 (a)は格子パターンの正面図であり、(b)はデフォーカスディストーション発生時の(a)に示す格子パターンの転写像を示す図である。 図13に示す露光装置の可変絞り近傍の光線を拡大して示す模式図である。 可変絞りのデフォーカス差に起因するデフォーカスディストーションの説明図である。 実施の形態3に示す露光装置での露光走査時において、デフォーカスディストーションを最小化する方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
O:光軸
G:中間結像位置
1,1a:露光装置
110,1100:光源
120,1200:照明光学系
121,1230:減光部材
122,1220:ビーム整形光学系
126,1240:ハーフミラー
127,1210:積算露光量検出器
128a,1280a:可変絞り
128b,1280b:走行視野絞り(視野絞り)
128c:開口部
128d:長辺
129a,129b,1290a,1290b:結像レンズ
130:照度分布
131:照度分布
200,1600:レチクル(マスク、露光原版)
300,3000:投影光学系
400,1400:プレート(基板)
452:光検出器
1270:ミラー

Claims (14)

  1. 光源からの光で原版を照明するための照明光学系と、
    前記原版のパターンを基板に投影するための投影光学系とを有する露光装置において、
    前記基板と共役な位置の近傍に配置され、前記基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、
    該可変絞りは、前記照明光学系若しくは投影光学系の光軸方向に沿った位置が可変であることを特徴とする露光装置。
  2. 前記可変絞りは、前記基板と共役な位置よりも前記光源側に配置されることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記可変絞りの開口の形状は、可変であることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  4. 前記可変絞りの前記光軸方向位置が、前記原版を照明する光の開口数に応じて調整されることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  5. 前記可変絞りは、前記開口数が第1の値である場合の、該可変絞りと前記基板と共役な位置の距離のほうが、前記開口数が前記第1の値よりも大きい第2の値である場合の、該可変絞りと前記基板と共役な位置の距離よりも、長くなるように調整されることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記光源からの光が前記基板上で所定の照度分布を有するように、前記可変絞りの前記光軸方向位置が調整されることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  7. 前記基板は、前記光源からの光に対して走査されることにより露光され、
    前記可変絞りの前記光軸方向位置は、前記照明領域の走査の方向の照度分布が所定の分布となるように決定されることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  8. 複数の露光条件における前記原版を照明する光の開口数に対応した前記可変絞りの前記光軸方向位置の調整値を示すデータに基づいて、前記複数の露光条件のうち選択された露光条件に対応した前記調整値を決定し、前記可変絞りの光軸方向位置の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  9. 前記基板と共役な位置に、視野絞りを更に有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  10. 前記投影光学系は、前記基板と共役な位置に前記パターンの中間像を形成し、該中間像が形成される位置近傍の前記光源側に、前記可変絞りが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  11. 光源からの光で原版を照明するための照明光学系と、前記原版のパターンを基板に投影するための投影光学系とを有する露光装置において、
    前記基板と共役な位置の近傍に配置され、前記基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、
    当該可変絞りは、第1の遮光部と第2の遮光部とを有し、
    当該第1の遮光部と第2の遮光部との前記照明光学系若しくは投影光学系の光軸方向に沿った相対位置は、可変であることを特徴とする露光装置。
  12. 光源からの光で原版を照明するための照明光学系において、
    前記原版と共役な位置近傍に配置され、前記原版の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、該可変絞りは、前記照明光学系の光軸方向に沿った位置が可変であることを特徴とする照明光学系。
  13. 光源からの光で原版を照明するための照明光学系において、
    前記原版と共役な位置の近傍に配置され、前記基板の照明領域を規定するための開口を持つ可変絞りを有し、
    当該可変絞りは、第1の遮光部と第2の遮光部とを有し、
    当該第1の遮光部と第2の遮光部との前記照明光学系の光軸方向に沿った相対位置は、可変であることを特徴とする照明光学系。
  14. 請求項1から請求項11のうちいずれか一に記載の露光装置によって基板を露光する工程と、前記露光された基板に所定のプロセスを行う工程とを有するデバイスの製造方法。
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