JP2005006828A

JP2005006828A - Golf club

Info

Publication number: JP2005006828A
Application number: JP2003173523A
Authority: JP
Inventors: Akinari Ichiie; 明成一家; Pete Izumikawa; ピート泉川; Yuichiro Hashimoto; 裕一郎橋本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-06-18
Filing date: 2003-06-18
Publication date: 2005-01-13

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a golf club which is useful for practicing since the golf club enables a beginner to correct a posture at impact by checking a part of a ball hit by a head face, a hitting direction, and a carry or the like when the beginner practices hitting golf balls at a driving range or on a golf course. SOLUTION: A detecting means 5 capable of detecting changes in resistance caused by a shock on hitting the ball 6 at the impact is provided in the proximity of a part K where a shaft is attached to a head 1 on which a transverse line Q1 passing substantially the center O of the sweet spot S of the head face 4 and an axial line Q2 of the shaft 2 intersect. A display means 7 for displaying the position of the ball hit by the head face, the hitting direction, and the carry or the like is provided. COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフクラブに関し、例えばゴルフの打撃練習場、ゴルフコースにおいて初心者がゴルフの打撃練習を行う場合にゴルフボールに対するヘッドフェースの打撃位置、打撃方向、飛距離等を確認しながらインパクトでの姿勢を正し、練習に役立たせようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、初心者がゴルフボールを打撃練習を行う場合に、インパクトの瞬間の打撃姿勢が崩れるのを正すためのゴルフクラブには、ヘッドのボールが当たるヘッドフェース面に高分子圧電体等の圧電検出器を設けたことにより、この圧電検出器によりボールの打撃時の衝撃力を検知し、ボールの打撃位置、飛距離等を検知するようにしたものがある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開昭５７−１７５３７１号公報（第１−４頁、第１−第４図参照）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１に記載の上記従来のゴルフクラブは、ヘッドのボールが当たるヘッドフェース面に高分子圧電体等の圧電検出器を設けたことにより、この圧電検出器によりボールの打撃時の衝撃力を検知するものであるので、圧電検出器がボールの打撃により直接的に大きな衝撃を受けるため、圧電検出器が損壊したり、故障し易く、頻繁に修理が行われることになり、保守・管理も多くの手間と費用がかかっていた。
【０００５】
また、特許文献１に記載のゴルフクラブは、ボールの当たる部分の表面、すなわち、ヘッドフェースの表面に複数個の圧電検出器を分割して設けるものであり、また、圧電検出器の電極のリード線は、ヘッドフェースに設けた複数個の通孔を通じて先ずリード線はヘッド内へと導入され、その後ヘッド内に導入されたリード線はヘッドのヒール側に位置する後部屈曲部から上方へと方向を変換してシャフトの中空部内をグリップの上部へと集約されて配索されてプラグに接続される構造なので、リード線をヘッド内に導入するための通孔をヘッドフェースに複数個、穿孔したり、または既存のヘッドフェースとは異なる構造の特別なヘッドフェースを製作して用意しなければならなかった。従って、既存のヘッドフェースの構造を変更したり、加工することなくそのまま使用することはできなかった。
しかも、リード線をヘッドやシャフト内に配索するためのリード線の配索作業や圧電検出器の端子やプラグに対する接続作業が複雑になり、製作および組立には多くの時間と手間がかかり、容易には行えず、製作コストは高価になっていた。
【０００６】
また、本発明者は、永年の研究と経験とによりゴルフクラブのヘッドフェース以外の個所において、インパクトによるボールの打撃時の打撃姿勢を邪魔することがなく、敏感に打撃により発生する衝撃を効率良く感知する個所を見出した。
【０００７】
そして、本発明は、ヘッドフェース以外の個所において、ボールの打撃時での打撃姿勢を邪魔することがなく、敏感に打撃により発生する衝撃を感知する個所を積極的に活用して検知手段を設置することにより、インパクト時のボールの打撃位置、打撃方向、飛距離等を容易かつ高精度に確認し、また検出手段が不用意に損壊せずに、故障しにくく構造的に堅牢で耐命性が長くなり、保守・管理も容易に行え、また、既存のヘッドフェースを変更することなくそのまま使用することができ、しかも、リード線の配索作業や接続作業が迅速かつ確実になり、さらには、製作および組立が容易に行え、製作コストが安価になるゴルフクラブを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題に鑑みなされ、請求項１に記載の発明は、ヘッドフェースのスィートスポット部の略中心を通る横線と、シャフトの軸線とが交叉するヘッドに対するシャフトの取付個所の近辺にボールのインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を検知可能な検知手段を設けることによりボールのヘッドフェースによる打撃位置、打撃方向、飛距離等を表示する表示手段を設けたことを特徴とするという手段を採用した。
【０００９】
また、本発明の請求項２に記載の発明は、請求項１において、前記検知手段は、ヘッドフェースのスィートスポット部、および／またはトゥ側、ヒール側、上部側、下部側等の１個所または数個所のボールの打撃位置が検知可能に設けられたことを特徴とするという手段を採用した。
【００１０】
また、本発明の請求項３に記載の発明は、請求項１または請求項２において、前記検知手段は、略面状をなすストレーン・ゲージであり、場所、設置方向を違えて複数個が設けられ、このうち第１検知手段は、ヘッドフェースのスィートスポット部の略中心を通る横線とシャフトの軸線に略平行に接着され、第２検知手段は、前記シャフトの軸線に交叉する軸面に対して所望の傾斜角度をつけて前記シャフト周りに接着されたことを特徴とするという手段を採用した。
【００１１】
また、本発明の請求項４に記載の発明は、請求項１，請求項２，請求項３において、前記第１検知手段は、ボールのインパクト時の一次曲げ共振周波数を検知可能に設けられたことを特徴とするという手段を採用した。
【００１２】
また、本発明の請求項５に記載の発明は、請求項１，請求項２，請求項３，請求項４において、前記第２検知手段は、ボールのインパクト時のヘッドの局部曲げ共振周波数を検知可能に設けられたことを特徴とするという手段を採用した。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って本発明の実施の形態の具体例を説明する。
図１は本発明のゴルフクラブの一実施形態を示す斜視図、図２は同じくヘッドとシャフトとをヘッドフェース側から見た拡大正面図、図３は同じく説明的な正面図、図４は同じく本実施形態の表示手段を示す拡大断面図、図５は同じくインパクト時にヘッドフェースのスィートスポット部の中心を通る横線Ｑ１上において、スィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図、図６は同じくインパクト時にヘッドフェースの上部側でのスィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図、図７は同じくインパクト時にヘッドフェースの下部側でのスィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図である。
【００１４】
Ａはゴルフクラブであり、このゴルフクラブＡは例えば図示ではドライバーが示され、ヘッド１に略円錐中空筒状のシャフト２の下端が取付けられ、シャフト２の上部にはグリップ３が装設されている。前記ヘッド１は、例えば金属、木材、合成樹脂等の剛性材により形成される。
【００１５】
４はヘッド１の前面に設けられたヘッドフェースであり、このヘッドフェース４は、剛性材料、例えば金属、または硬質プラスチックにより形成される。
【００１６】
５はゴルフクラブＡに取付けられる検知手段であり、この検知手段５はヘッド１のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１と、シャフト２の軸線Ｑ２とが交叉するヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺にボール６のインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を効率良く検知可能に設けられる。
【００１７】
本実施形態では、検知手段５は、略面状をなすストレーン・ゲージであり、この検知手段５は、ボールのインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を効率良く検知可能な場所に、設置方向を違えて複数個が設けられることにより、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等の任意の個所でボール６を打撃した場合に、その打撃位置が検知可能に設けられる。
【００１８】
すなわち、本実施形態では、検知手段５は図１、図２、図３に示すように、第１検知手段５Ａと第２検知手段５Ｂとの２個が組み合わせて設けられる。
このうち、第１検知手段５Ａは、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１に略平行にヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に接着されることにより、ボール６のインパクト時にボール６の打撃位置が、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、および／またはトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等でボール６を打撃したか否かを検知する。
【００１９】
そして、この第１検知手段５Ａは、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１に略平行にヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に接着されたことにより、ボール６のインパクト時にヘッドフェース４の打撃位置毎、すなわちスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等に対応して打撃により発生するゴルフクラブＡのモーメント方向Ｍの抵抗値変化を重畳波成分のうち特に一次曲げ共振周波数Ｒ１を検知可能に設けられる。
【００２０】
また、第２検知手段５Ｂは、前記シャフト２の軸線Ｑ２に交叉する軸面Ｑ３に対して所望の傾斜角度θをつけてヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺の前記シャフト２周りに接着されるので、インパクト時にボール６の打撃位置が、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等に対応して打撃により発生する衝撃によるゴルフクラブＡのトルク方向Ｗの衝撃による抵抗値変化を、重畳波成分のうち特に局部曲げ共振周波数Ｒ２につき検知可能に設けられる。この第２検知手段５Ｂの軸面Ｑ３に対する傾斜角度θは、例えば３０°〜４５°が最適であり、効率良く打撃時の衝撃による抵抗値変化を検知するのに好適である。
【００２１】
また、前記第１検知手段５Ａおよび第２検知手段５ＢをゴルフクラブＡに取付けるための固着手段としては、例えば接着剤を用いて第１検知手段５Ａおよび第２検知手段５Ｂをヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に接着したり、または両面粘着テープを用いて接着されるのが好適であるが、これは代表的な例示であり、ねじ止めまたは鋲着によってもよい。
【００２２】
また、ボール６のインパクト時に、ヘッドフェース４にボール６の打撃位置毎に、すなわち、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、下部側Ｄ等に生ずるボール６の打撃による衝撃は、前記第１検知手段５Ａおよび第２検知手段５Ｂにより抵抗値変化として検知され、そしてこの第１検知手段５Ａおよび第２検知手段５Ｂにより検知される信号は、後記表示手段７により例えば打撃位置、打撃方向、飛距離等が表示される。
【００２３】
７は表示手段であり、この表示手段７はボール６のインパクト時に、ヘッドフェース４のボール６の打撃位置に対応して前記第１検知手段５Ａと、第２検知手段５Ｂとの電極８ａ，８ａ′；８ｂ，８ｂ′に接続された信号線９，９′を通じて送信され、この信号をもとにヘッド１によるボール６の打撃方向、打撃の有無等のゴルフボール特性についての情報を解析して知るためのものである。
前記信号線９，９′は、略中空円錐筒状のシャフト２の中空部内に配索されてもよいし、またはシャフト２の外周に沿って配索することにより、複数個所を粘着テープを巻付けてシャフト２の外周に固定されても良い。
【００２４】
また、この表示手段７は、例えば図１、図３、図４に示すように、ゴルフクラブＡのシャフト２の上方部に取付けられる。そして、表示手段７は、前記信号線９，９′の他端が配索されて蓋１０が本体部１１Ａに開閉可能に設けられる略箱状のケース１１と、該ケース１１内に収納される電源部１２と、前記信号線９，９′からの信号が増幅される増幅手段１３と、直流成分および低周波成分を除去するバンドパス・フィルター１４、電圧変化分を矩形波になるように整形し、矩形波の立上がりでトリガして一定の幅と振幅のパルスを得るクリップ・アンプ１５、クリップ・アンプ１５からの信号をもとにパルス周期を出力する積分器１６、デジタルカウンター１７を備える制御部１８と、スイッチ１９と、前記第１検知手段５Ａと、第２検知手段５Ｂとに検知される信号をもとに液晶表示２０により造形化されたり、点滅されるか等して目視可能または音声等により聴取可能となす告知部２１とにより形成される。
【００２５】
本発明のゴルフクラブＡの一実施形態は以上の構成からなり、ゴルフクラブＡを用いて例えば初心者がボール６に対するインパクトの打撃練習を行うのには、先ず、ゴルフクラブＡの上方のグリップ３の手前等に設けた表示手段７の外側に設けたスイッチ１９をオンする。
次いで、両手でゴルグクラブＡを把持し、ボール６に対して所望のスタンスにてアドレスし、ボール６の打撃練習を行う。
【００２６】
そして、ゴルフクラブＡを所望高さに振り上げ、ボール６を打撃すると、ヘッド１のヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１とシャフト２の軸線Ｑ２とが交叉するヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に、面状をなすストレート・ゲージ等により形成される第１検知手段５Ａが、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１に略平行に接着されているので、この第１検知手段５Ａによりボール６のインパクト時にヘッドフェース４の打撃位置毎に、すなわちスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等に対応してボール６の打撃により発生する衝撃によるゴルフクラブＡのモーメント方向Ｍの抵抗値変化が、重畳波成分のうち特に一次曲げ共振周波数Ｒ１として検知される。
【００２７】
そして、本実施形態のゴルフクラブＡを計測器として図には示さないストレーンメータを使用し、このストレーンメータをコピュータに接続することによりヘッドフェース４の打撃位置毎に異なる衝撃による経時的な抵抗値変化を実験室的に計測した結果、図５、図６、図７を得た。
この実験的な計測では、ゴルフクラブＡのグリップ３側の一端を固定し、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等に例えば図１、図２に示すように９点、すなわち点Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４，Ｐ５，Ｐ６Ｐ７，Ｐ８，Ｐ９にボール６にて衝撃を与えることによりインパクト時の衝撃による経時的な抵抗値変化をストレーンメータにて測定すると、これらヘッドフェース４の打撃位置毎に衝撃により異なる抵抗値変化は、いずれもゴルフクラブＡのモーメント方向Ｍの抵抗値変化に係わる約２３Ｈｚ程度の一次曲げ共振周波数Ｒ１と、ゴルフクラブＡのトルク方向Ｗの抵抗値変化に係わる約６０Ｈｚ程度の局部曲げ共振周波数Ｒ２との重畳波よりなることが分かった（図５、図６、図７参照）。また、これらの約２３Ｈｚ程度の一次曲げ共振周波数Ｒ１と、約６０Ｈｚ程度の局部曲げ共振周波数Ｒ２との２成分よりなる振動は、減衰が少なく、長時間にわたり、振動していることがわかった。
【００２８】
また、このようにして測定されたヘッド１のヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓ、および／またはトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕ、さらには下部側Ｄ等の９点Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３，Ｐ４，Ｐ５，Ｐ６Ｐ７，Ｐ８，Ｐ９での抵抗値変化は、いずれも図５、図６、図７に示される如くトゥ側Ｔとヒール側Ｈとの打撃での抵抗値変化では、打撃直後のゴルフクラブＡの局部曲げ共振周波数Ｒ２に起因するトルク方向Ｗの抵抗値変化に顕著に現れている。
そして、スィートスポットＳの中心Ｏを通る横線Ｑ１上でボール６を打撃した場合を例に採ると、例えば図５に示すように、トゥ側Ｔの打撃では負方向への振幅が大きく、またヒール側Ｈの打撃では正負両方向への振幅が大きくなり、スィートスポット部Ｓに近い中間部では略中間以下の値になることがわかった。
【００２９】
そして、ヘッド１のヘッドフェース４の下部側Ｄにてボール６を打撃した場合には、図７に示すように約２３Ｈｚ程度の一次曲げ共振周波数Ｒ１および約６０Ｈｚの局部曲げ共振周波数Ｒ２はともに増加傾向になるが、このうち約２３Ｈｚ程度の一次曲げ共振周波数Ｒ１が、ヘッドフェース４のほかの位置、すなわちトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈ、上部側Ｕにて打撃した時に比べて振幅が大きく振動していることがわかった。これは、ゴルフクラブＡによるボール６の打撃時には、ゴルフクラブＡの回転方向の共振が衝撃に関与するためであると思われる。
【００３０】
また、ヘッド１のヘッドフェース４の上部側Ｕにてボール６を打撃した場合には、図６に示すように約２３Ｈｚ程度の一次曲げ共振周波数Ｒ１は、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの中心Ｏを通る横線Ｑ１上にてボール６を打撃した場合に比べてスィートスポット部Ｓ、およびトゥ側Ｔ、ヒール側Ｈの何れもが増加しているが、ヘッドフェース４の下部側Ｄにて打撃した前記データに近似した値となり、顕著な差異は見られない。
【００３１】
このようにして、ボール６のインパクト時に、実際にボール６が当たるヘッド１のヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１と、シャフト２の軸線Ｑ２とが交叉するヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１に略平行に接着された第１検知手段５Ａと、シャフト２の軸線Ｑ２に交叉する軸面Ｑ３に対して所望の傾斜角度θをつけてシャフト２周りに接着された第２検知手段５Ｂとにより、ボール６が打撃されたことにより発生される衝撃による抵抗値変化が効率良く検知される。
【００３２】
また、空振りしてヘッドフェース４に対してボール６の打撃がない場合には、スイング前とスィング後とでは、第１検知手段５Ａと第２検知手段５Ｂとによるボール６の打撃時の衝撃による抵抗値変化が検知されないので、空振りしたことが分かる。
【００３３】
そして、上述のように第１検知手段５Ａと第２検知手段５Ｂとによりボール６の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化が検知されると、この信号は信号線９，９′を通じて後段に送られる。
この信号は、シャフト２の上方のグリップ３の手前に設けた表示手段７のケース１１内に収納された増幅手段１３により増幅され、直流成分および低周波成分がバンドパス・フィルター１４にて除去され、制御部１８の電圧変化分を矩形波になるように整形され、クリップ・アンプ１５にて矩形波の立上がりでトリガして一定の幅と振幅のパルスを得る。それから、クリップ・アンプ１５からの信号をもとに積分器１６にてパルス周期が出力され、デジタルカウンター１７によりパルスがカウントされて判別回路にて解析されることによりボール６がヘッドフェース４に対してどの位置にで打撃されたかの打撃位置が検知され、表示手段７にて表示される。
そして、表示手段７では、ヘッドフェース４の打撃位置が、液晶表示２０により造形化されたり、点滅されるか等して目視可能に表示されたり、または告知部２１にて音声等により聴取可能となる。
【００３４】
そして、初心者は、ヘッド１のヘッドフェース４のトゥ側Ｔ位置にてボール６を打撃した時にはボール６はスライス気味になり、またヒールＨ側にて打撃した場合にはフック気味になるはずが、実際に打撃されたボール６の打撃方向と表示部７にて表示される打撃位置とを比較することにより、本来ボール６をヘッドフェース４の打撃位置のうち、如何なる位置にて打撃すべきであったかを迅速かつ確実に会得することができる。
そして、表示手段７に表示されるインパクト時のヘッドフェース４の打撃位置をもとに、打撃方向を確認することにより、インパクト時の姿勢を正し、打撃練習に役立てることができる。
【００３５】
また、シャフト２の軸線Ｑ２に交叉する軸面Ｑ３に対して所望の傾斜角度θをつけてシャフト２周りに接着された第２検知手段５Ｂによりボール６の打撃により発生する衝撃の強弱が抵抗値変化として検知されるので、この信号をもとに制御部１８による解析がなされ、表示手段７には飛距離を液晶表示２０により造形化されたり、点滅されるか等して目視可能に表示することができたり、または告知部２１にて音声等により聴取可能に表示することができる。
【００３６】
また、本実施形態のゴルフクラブＡでは、ヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１と、シャフト２の軸線Ｑ２とが交叉するヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋ近辺に、すなわち実際にボール６が打撃される以外の個所に、第１検知手段５Ａが接着され、またシャフト２の軸線Ｑ２に交叉する軸面Ｑ３に対して所望の傾斜角度θをつけてシャフト２周りに接着された第２検知手段５Ｂにより、ボール６の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化が検知されるので、ヘッドフェース４面には構造的に何らの加工を施すことなく、既存のものをそのまま使用することができる。
【００３７】
しかも、本実施形態のゴルフクラブＡでは、特許文献１に記載の上記従来のゴルフクラブのように、ヘッドのボールが当たるヘッドフェース面に高分子圧電体等の圧電検出器を設けたことにより、この圧電検出器によりボールの打撃時の衝撃力を検知するものでは、ヘッドフェース面に設けた圧電検出器にボールが直接的に衝突して大きな衝撃を圧電検出器は受けるので、圧電検出器が衝撃を受けて損壊したり、故障して頻繁に修理が行われていたのとは異なり、ボール６を打撃するためのヘッドフェース４にボール６のインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を検知可能な第１検出手段５Ａと第２検出手段５Ｂとを設けることなく、第１検出手段５Ａと第２検出手段５Ｂとは、ボール６の衝突個所以外のヘッドフェース４のスィートスポット部Ｓの略中心Ｏを通る横線Ｑ１と、シャフト２の軸線Ｑ２とが交叉するヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋ近辺に設けられる。
【００３８】
従って、第１検出手段５Ａと第２検出手段５Ｂとには直接的にボール６の衝撃が加わることがないため、第１検出手段５Ａと第２検出手段５Ｂとが衝撃を受けて損壊したり、故障することがなく、修理等の保守・管理も短時間にして多くの手間がかからず迅速かつ確実に行うことができる。
【００３９】
しかも、前述のように第１検知手段５Ａおよび第２検知手段５Ｂは、をゴルフクラブＡに、接着剤を用いたり、両面粘着テープを用いてヘッド１に対するシャフト２の取付個所Ｋの近辺に接着されるので、製作および交換は容易に行える。
【００４０】
また、本実施形態のゴルフクラブＡは、特許文献１に記載のゴルフクラブのようにヘッドフェースの表面に複数個の圧電検出器の電極のリード線が、ヘッドに設けた複数個の通孔を通じて先ずヘッド内へと導入され、その後、ヘッド内に導入されたリード線はヘッドのヒール側に位置する後部屈曲部にて方向を上向きにて変更されてからシャフトの中空部内をグリップの上部にへと集約されて配索されてプラグに接続される構造により、ゴルフクラブのヘッドフェースにリード線をヘッド内に導入するための通孔を複数個、穿孔したり、または特別なヘッドフェースを用意しなければならないのとは異なり、既存のヘッドフェースを構造的に変更したり、加工することなくそのまま使用することができる。
【００４１】
しかも、本実施形態のゴルフクラブＡは、通信線９，９′をシャャフト２に沿って配索するための配索作業や検知手段５に接続するための接続作業が簡単になり、製作および組立には短時間にしてかつ多くの手間を要せず、容易に行え、製作コストは安価になる。
【００４２】
上記説明では、検知手段５として略面状をなすストレーン・ゲージを使用することにより、ボール６のインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を検知可能とする場合を代表的に説明しているが、検知手段５はストレーン・ゲージを使用する場合に限ることなく、例えばボール６の打撃により抵抗値変化を検知するようにした積層構造の略面状の感歪抵抗体を使用してもよい。
また、検知手段５の平面形状は自由に選択が行われ、また検知手段５の設置個数の増減変更は適切なものを自由に選定される。
【００４３】
【発明の効果】
本発明の請求項１に記載の発明は以上のように、ヘッドフェースのスィートスポット部の略中心を通る横線と、シャフトの軸線とが交叉するヘッドに対するシャフトの取付個所の近辺にボールのインパクト時の打撃により発生する衝撃による抵抗値変化を検知可能な検知手段を設けることによりボールのヘッドフェースによる打撃位置、打撃方向、飛距離等を表示する表示手段を設けたことを特徴とし、また、本発明の請求項３に記載の発明は、請求項１または請求項２において、前記検知手段は、略面状をなすストレーン・ゲージであり、場所、設置方向を違えて複数個が設けられ、このうち第１検知手段は、ヘッドフェースのスィートスポット部の略中心を通る横線に略平行に接着され、第２検知手段は、前記シャフトの軸線に交叉する軸面に対して所望の傾斜角度をつけて前記シャフト周りに接着されたことを特徴とするするので、ヘッドフェース以外の個所において、ボールの打撃時での打撃姿勢を邪魔することがなく、敏感に打撃により発生する衝撃を感知する個所を積極的に活用して検知手段を設置したため、インパクト時のボールの打撃位置、打撃方向、飛距離等を容易かつ高精度に確認することができる。
また、検出手段が不用意に損壊することなく、故障も少なく構造的に堅牢になり、耐命性が長くなり、保守・管理も容易に行える。また、既存のヘッドフェースを変更することなくそのまま使用することができ、しかも、リード線の配索作業や接続作業が迅速かつ確実に行えるので、製作および組立が容易に行え、製作コストは安価になる。
【００４４】
また、本発明の請求項２に記載の発明は、請求項１において、前記検知手段は、ヘッドフェースのスィートスポット部、および／またはトゥ側、ヒール側、上部側、下部側等の１個所または数個所のボールの打撃位置が検知可能に設けられたことを特徴とするので、表示手段に表示されるインパクト時のヘッドフェースの打撃位置をもとにヘッドフェースの如何なる位置にて本来、打撃すべきであったかを迅速かつ確実に会得することができ、打撃方向を確認することにより、インパクト時の姿勢を正し、打撃練習に役立てることができる。
【００４５】
また、本発明の請求項４に記載の発明は、請求項１，請求項２，請求項３において、前記第１検知手段は、ボールのインパクト時の一次曲げ共振周波数を検知可能に設けられたことを特徴とするので、ゴルフクラブのモーメント方向の抵抗値変化を重畳波成分のうち特に一次曲げ共振周波数につき検知することによりインパクト時のヘッドフェースの打撃位置を知ることができ、ヘッドフェースの如何なる位置にて本来、打撃すべきであったかを迅速かつ確実に会得することができ、打撃方向を確認することにより、インパクト時の姿勢を正し、打撃練習に役立てることができる。。
【００４６】
また、本発明の請求項５に記載の発明は、請求項１，請求項２，請求項３，請求項４において、前記第２検知手段は、ボールのインパクト時のヘッドの局部曲げ共振周波数を検知可能に設けられたことを特徴とするので、ボールのインパクト時にボールの打撃位置毎に対応して打撃により発生する衝撃によるゴルフクラブのトルク方向の抵抗値変化を重畳波成分のうち特に局部曲げ共振周波数として検知することができ、飛距離を解析するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明のゴルフクラブの一実施形態を示す斜視図である。
【図２】図２は同じくヘッドとシャフトとをヘッドフェース側から見た拡大正面図である。
【図３】図３は同じく説明的な正面図である。
【図４】図４は同じく本実施形態の表示手段を示す拡大断面図である。
【図５】図５は同じくインパクト時にヘッドフェースのスィートスポット部の中心を通る横線Ｑ１上において、スィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図である。
【図６】図６は同じくインパクト時にヘッドフェースの上部側でのスィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図である。
【図７】図７は同じくインパクト時にヘッドフェースの下部側でのスィートスポット部、トゥ側、ヒール側での各点でボールを打撃した場合に打撃による衝撃に起因する抵抗値変化の測定結果を示す特性図である。
【符号の説明】
１ヘッド
２シャフト
３グリップ
４ヘッドフェース
５検知手段
５Ａ第１検知手段
５Ｂ第２検知手段
６ボール
７表示手段
Ｋ取付個所
Ｏ中心
Ｐ１点
Ｐ２点
Ｐ３点
Ｐ４点
Ｐ５点
Ｐ６点
Ｐ７点
Ｐ８点
Ｐ９点
Ｑ１横線
Ｑ２軸線
Ｑ３軸線
Ｓスィートスポット部
θ 角度[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club. For example, when a beginner performs a golf hitting practice at a golf hitting practice field or golf course, the posture at impact while checking the hitting position, hitting direction, flight distance, etc. of the head face against the golf ball. It is intended to correct this and make it useful for practice.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a beginner practiced hitting a golf ball, a golf club for correcting the impact posture at the moment of impact collapses, a piezoelectric detector such as a polymer piezoelectric material on a head face surface where the ball of the head hits By providing this, there is one in which the impact force at the time of hitting the ball is detected by this piezoelectric detector, and the hit position, the flight distance, etc. of the ball are detected (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 57-175371 (see page 1-4, Fig. 1-4)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional golf club described in Patent Document 1 is provided with a piezoelectric detector such as a polymer piezoelectric body on the head face surface to which the ball of the head hits. Because it detects the force, the piezoelectric detector receives a large impact directly from the impact of the ball, so the piezoelectric detector is likely to break or break down, and is frequently repaired. Management was also costly and expensive.
[0005]
In addition, the golf club described in Patent Document 1 is provided with a plurality of piezoelectric detectors divided on the surface of the portion where the ball hits, that is, the surface of the head face, and leads of the electrodes of the piezoelectric detector. The lead wire is first introduced into the head through a plurality of through holes provided in the head face, and then the lead wire introduced into the head is directed upward from the rear bent portion located on the heel side of the head. Since the structure is connected to the plug by concentrating the hollow part of the shaft into the upper part of the grip and connecting it to the plug, a plurality of through holes for introducing lead wires into the head are drilled in the head face. Or, a special head face having a structure different from that of the existing head face must be manufactured and prepared. Therefore, the existing head face structure cannot be used without being changed or processed.
Moreover, the lead wire routing work for routing the lead wire in the head and shaft and the connection work to the terminals and plugs of the piezoelectric detector are complicated, and it takes a lot of time and labor to manufacture and assemble. It could not be done easily, and the production cost was expensive.
[0006]
In addition, the inventor has been able to efficiently detect the impact caused by the impact without disturbing the striking posture at the time of hitting the ball due to the impact at a place other than the head face of the golf club based on years of research and experience. I found a place to detect.
[0007]
In the present invention, the detection means is installed by actively utilizing the part that senses the impact generated by the hitting without disturbing the hitting posture at the time of hitting the ball at the part other than the head face. This makes it possible to easily and accurately confirm the impact position, impact direction, flight distance, etc. of the ball at the time of impact. Can be maintained and managed easily, can be used as is without changing the existing head face, and lead wire routing and connection work can be done quickly and reliably. It is an object of the present invention to provide a golf club that can be easily manufactured and assembled and can be manufactured at low cost.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and the invention according to claim 1 is provided in the vicinity of a shaft mounting position with respect to the head where the horizontal line passing through the approximate center of the sweet spot portion of the head face and the axis of the shaft intersect. It is characterized by providing a display means for displaying the hitting position, hitting direction, flight distance, etc. of the ball by the head face of the ball by providing a detecting means capable of detecting a change in resistance value due to the impact generated by hitting the ball at the time of impact. Adopted a means to do.
[0009]
Further, in the invention according to claim 2 of the present invention, in claim 1, the detecting means is a sweet spot portion of the head face and / or one place such as a toe side, a heel side, an upper side, a lower side, or the like. A means is adopted that is characterized in that the hitting positions of several balls can be detected.
[0010]
The invention according to claim 3 of the present invention is the strain gauge according to claim 1 or 2, wherein the detecting means is a substantially gauge strain gauge, and a plurality of the detecting means are provided at different locations and installation directions. Among these, the first detection means is bonded substantially parallel to the horizontal line passing through the approximate center of the sweet spot portion of the head face and the axis of the shaft, and the second detection means is connected to the axial plane intersecting the axis of the shaft. Then, a means was adopted in which it was bonded around the shaft with a desired inclination angle.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first, second, and third aspects, the first detection means is provided so as to detect a primary bending resonance frequency at the time of impact of the ball. We adopted the means of characterizing this.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the first, second, third, and fourth aspects, the second detecting means determines the local bending resonance frequency of the head when the ball is impacted. Adopting the feature that it was provided so that it could be detected.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, specific examples of embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a golf club of the present invention, FIG. 2 is an enlarged front view of the head and the shaft as seen from the head face side, FIG. 3 is an explanatory front view, and FIG. FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing the display means of the present embodiment. FIG. 5 shows the ball hitting at each point on the sweet spot portion, toe side and heel side on the horizontal line Q1 passing through the center of the sweet spot portion of the head face at the time of impact. 6 is a characteristic diagram showing the measurement result of the resistance value change caused by the impact by hitting, FIG. 6 shows the ball hitting at each point on the sweet spot portion on the upper side of the head face, the toe side, and the heel side at the time of impact FIG. 7 shows a sweet spot on the lower side of the head face at the time of impact, © side is a characteristic diagram showing the results of measurement of the resistance value changes due to impact by striking when struck the ball at each point on the heel side.
[0014]
A is a golf club, and this golf club A has a driver shown in the drawing, for example, a lower end of a substantially conical hollow cylindrical shaft 2 is attached to the head 1, and a grip 3 is mounted on the upper portion of the shaft 2. Yes. The head 1 is formed of a rigid material such as metal, wood, or synthetic resin.
[0015]
Reference numeral 4 denotes a head face provided on the front surface of the head 1, and the head face 4 is made of a rigid material such as metal or hard plastic.
[0016]
Reference numeral 5 denotes detection means attached to the golf club A, and this detection means 5 is the position of the shaft 2 relative to the head 1 where the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head 1 and the axis Q2 of the shaft 2 intersect. In the vicinity of the attachment point K, a change in the resistance value due to the impact generated by the impact of the ball 6 at impact is provided so that it can be detected efficiently.
[0017]
In the present embodiment, the detection means 5 is a strain gauge having a substantially planar shape, and the detection means 5 is located at a place where a change in resistance value due to an impact caused by a ball hitting can be efficiently detected. By providing a plurality of different installation directions, the ball 6 is hit at any place such as the sweet spot portion S of the head face 4 and the toe side T, heel side H, upper side U, and further lower side D. In such a case, the hitting position is provided so as to be detectable.
[0018]
That is, in the present embodiment, as shown in FIGS. 1, 2, and 3, the detection means 5 is provided in combination of the first detection means 5A and the second detection means 5B.
Of these, the first detection means 5A is bonded to the ball 6 in the vicinity of the attachment point K of the shaft 2 with respect to the head 1 substantially parallel to the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4. Whether or not the ball 6 hits the ball 6 at the sweet spot portion S of the head face 4 and / or the toe side T, the heel side H, the upper side U, and the lower side D at the time of impact. Detect.
[0019]
The first detecting means 5A is bonded to the vicinity of the attachment point K of the shaft 2 with respect to the head 1 substantially in parallel to the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4. Direction of the golf club A generated by hitting at each hitting position of the head face 4 at the time of impact, that is, the sweet spot portion S and the toe side T, heel side H, upper side U, further lower side D, etc. The resistance value change of M is provided so that the primary bending resonance frequency R1 can be detected among the superposed wave components.
[0020]
Further, the second detection means 5B attaches around the shaft 2 in the vicinity of the attachment point K of the shaft 2 to the head 1 with a desired inclination angle θ with respect to the axial surface Q3 intersecting the axis Q2 of the shaft 2. Therefore, the impact position of the ball 6 upon impact corresponds to the sweet spot portion S of the head face 4, the toe side T, the heel side H, the upper side U, and the lower side D, and the like. The change in the resistance value due to the impact in the torque direction W of the golf club A is provided so that it can be detected particularly with respect to the local bending resonance frequency R2 among the superimposed wave components. The inclination angle θ of the second detection means 5B with respect to the shaft surface Q3 is optimally, for example, 30 ° to 45 °, and is suitable for efficiently detecting a resistance value change due to an impact at the time of impact.
[0021]
Further, as a fixing means for attaching the first detection means 5A and the second detection means 5B to the golf club A, for example, an adhesive is used to connect the first detection means 5A and the second detection means 5B to the shaft 2 with respect to the head 1. Although it is preferable to adhere to the vicinity of the attachment point K of the above, or to be adhered using a double-sided adhesive tape, this is a representative example, and may be screwed or attached.
[0022]
Further, at the time of impact of the ball 6, it occurs on the head face 4 at every hit position of the ball 6, that is, at the sweet spot portion S of the head face 4, the toe side T, the heel side H, the upper side U, the lower side D, etc. The impact caused by the impact of the ball 6 is detected as a change in resistance value by the first detection means 5A and the second detection means 5B, and signals detected by the first detection means 5A and the second detection means 5B are displayed later. For example, the hitting position, hitting direction, flight distance, and the like are displayed by the means 7.
[0023]
Reference numeral 7 denotes display means. The display means 7 corresponds to the impact position of the ball 6 on the head face 4 when the ball 6 is impacted, and the electrodes 8a and 8a of the first detection means 5A and the second detection means 5B. '; Transmitted through signal lines 9 and 9' connected to 8b and 8b ', and based on this signal, information on golf ball characteristics such as the hit direction of the ball 6 by the head 1 and the presence or absence of hitting is analyzed. It is for knowing.
The signal lines 9 and 9 ′ may be routed in the hollow portion of the substantially hollow conical cylindrical shaft 2, or may be routed along the outer periphery of the shaft 2 to wind an adhesive tape at a plurality of locations. It may be attached to the outer periphery of the shaft 2.
[0024]
The display means 7 is attached to the upper part of the shaft 2 of the golf club A as shown in FIGS. 1, 3, and 4, for example. The display means 7 is housed in a substantially box-shaped case 11 in which the other ends of the signal lines 9 and 9 ′ are routed and the lid 10 is provided on the main body portion 11 A so as to be opened and closed. Power supply unit 12, amplifying means 13 for amplifying signals from the signal lines 9, 9 ', a bandpass filter 14 for removing direct current components and low frequency components, and shaping a voltage change into a rectangular wave The control includes a clip amplifier 15 that is triggered by a rising edge of a rectangular wave to obtain a pulse having a constant width and amplitude, an integrator 16 that outputs a pulse period based on a signal from the clip amplifier 15, and a digital counter 17. Visible or visually shaped by the liquid crystal display 20 based on signals detected by the part 18, the switch 19, the first detection means 5A, and the second detection means 5B, or For voice Ri formed by the notification part 21 formed with the audible.
[0025]
One embodiment of the golf club A according to the present invention has the above-described configuration. For example, when a beginner performs a practice of hitting an impact on the ball 6 using the golf club A, first, the grip 3 above the golf club A is used. A switch 19 provided on the outside of the display means 7 provided in front or the like is turned on.
Next, the Gorgu club A is held with both hands, the ball 6 is addressed in a desired stance, and the ball 6 is practiced for hitting.
[0026]
When the golf club A is raised to a desired height and the ball 6 is hit, the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4 of the head 1 and the axis Q2 of the shaft 2 intersect with the head 1 Near the attachment point K of the shaft 2, the first detection means 5 A formed by a straight gauge or the like having a planar shape is bonded substantially parallel to the horizontal line Q 1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4. Therefore, the first detection means 5A causes the hit position of the head face 4 at the impact of the ball 6, that is, the sweet spot portion S, the toe side T, the heel side H, the upper side U, and the lower side D. The change in the resistance value in the moment direction M of the golf club A due to the impact generated by hitting the ball 6 corresponding to the It is detected as a lower resonant frequency R1.
[0027]
Then, a strain meter (not shown) is used with the golf club A of the present embodiment as a measuring instrument, and by connecting this strain meter to a computer, resistance values over time due to different impacts at each striking position of the head face 4 As a result of measuring the change in the laboratory, FIGS. 5, 6, and 7 were obtained.
In this experimental measurement, one end of the golf club A on the grip 3 side is fixed, and the sweet spot portion S of the head face 4 and the toe side T, the heel side H, the upper side U, the lower side D, etc. As shown in FIG. 1 and FIG. 2, when the ball 6 gives an impact to nine points, that is, points P1, P2, P3, P4, P5, P6 P7, P8, and P9, the resistance value changes with time due to the impact at the time of impact. Is measured by a strain meter, and the resistance value changes due to impact at each striking position of the head face 4 are both about the primary bending resonance frequency R1 of about 23 Hz related to the resistance value change in the moment direction M of the golf club A. The golf club A was found to consist of a superposed wave with a local bending resonance frequency R2 of about 60 Hz related to a change in resistance value in the torque direction W of the golf club A (FIGS. 5 and 5). , See Fig. 7). Further, it was found that the vibration composed of these two components of the primary bending resonance frequency R1 of about 23 Hz and the local bending resonance frequency R2 of about 60 Hz is less damped and vibrates for a long time.
[0028]
Further, the sweet spot portion S of the head face 4 of the head 1 and / or the nine points P1, P2, P3, such as the toe side T, the heel side H, the upper side U, and the lower side D, measured in this way. , P4, P5, P6P7, P8, and P9, the resistance value changes in the resistance value changes in the toe side T and heel side H as shown in FIGS. The change in the resistance value in the torque direction W due to the local bending resonance frequency R2 of the golf club A is remarkably shown.
Then, taking as an example the case where the ball 6 is hit on the horizontal line Q1 passing through the center O of the sweet spot S, for example, as shown in FIG. It was found that the amplitude in both positive and negative directions was large when hitting on the side H, and the intermediate portion close to the sweet spot portion S had a value substantially below the middle.
[0029]
When the ball 6 is hit on the lower side D of the head face 4 of the head 1, both the primary bending resonance frequency R1 of about 23 Hz and the local bending resonance frequency R2 of about 60 Hz increase as shown in FIG. Of these, the primary bending resonance frequency R1 of about 23 Hz of which vibrates with a larger amplitude than when the head face 4 was hit at other positions, that is, the toe side T, the heel side H, and the upper side U. I found out. This seems to be because when the ball 6 is hit by the golf club A, resonance in the rotational direction of the golf club A is involved in the impact.
[0030]
When the ball 6 is hit on the upper side U of the head face 4 of the head 1, the primary bending resonance frequency R1 of about 23 Hz is the center of the sweet spot portion S of the head face 4 as shown in FIG. Compared to hitting the ball 6 on the horizontal line Q1 passing through O, both the sweet spot portion S, the toe side T, and the heel side H are increased, but hitting on the lower side D of the head face 4 The value approximates the above data, and no significant difference is observed.
[0031]
In this way, when the ball 6 impacts, the head 1 where the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4 of the head 1 to which the ball 6 actually hits and the axis Q2 of the shaft 2 intersect. In the vicinity of the attachment point K of the shaft 2, the first detection means 5 A bonded substantially parallel to the horizontal line Q 1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4, and the axial surface intersecting the axis Q 2 of the shaft 2. The second detection means 5B bonded around the shaft 2 with a desired inclination angle θ with respect to Q3 efficiently detects a change in resistance value due to an impact generated when the ball 6 is hit.
[0032]
Further, when the ball 6 is not hit against the head face 4 after swinging, it is due to an impact at the time of hitting the ball 6 by the first detection means 5A and the second detection means 5B before and after the swing. Since no change in resistance value is detected, it can be seen that the resistance value has been missed.
[0033]
When the first detection means 5A and the second detection means 5B detect the change in resistance value due to the impact generated by the impact of the ball 6, as described above, this signal is sent to the subsequent stage through the signal lines 9, 9 '. It is done.
This signal is amplified by the amplifying means 13 housed in the case 11 of the display means 7 provided in front of the grip 3 above the shaft 2, and the direct current component and the low frequency component are removed by the band pass filter 14. Then, the voltage change of the control unit 18 is shaped to be a rectangular wave, and the clip amplifier 15 is triggered by the rising edge of the rectangular wave to obtain a pulse having a certain width and amplitude. Then, based on the signal from the clip amplifier 15, the pulse period is output by the integrator 16, the pulse is counted by the digital counter 17, and analyzed by the discrimination circuit, whereby the ball 6 is applied to the head face 4. The hit position at which the hit was made is detected and displayed on the display means 7.
In the display means 7, the striking position of the head face 4 is displayed in a visible manner by being shaped or flashed by the liquid crystal display 20, or can be heard by voice or the like in the notification unit 21. Become.
[0034]
And, a beginner should feel like slicing the ball 6 when hitting the ball 6 at the toe side T position of the head face 4 of the head 1, and hooking when hitting the heel H side, By comparing the striking direction of the ball 6 actually hit with the striking position displayed on the display unit 7, what position should the ball 6 be originally hit with the striking position of the head face 4? You can learn quickly and reliably.
Then, by confirming the striking direction based on the striking position of the head face 4 at the time of impact displayed on the display means 7, the posture at the time of impact can be corrected and used for striking practice.
[0035]
Further, the strength of the impact generated by hitting the ball 6 by the second detection means 5B bonded around the shaft 2 with a desired inclination angle θ with respect to the axis Q3 intersecting the axis Q2 of the shaft 2 is a resistance value. Since it is detected as a change, an analysis is performed by the control unit 18 based on this signal, and the display unit 7 displays the flight distance so that it can be visually confirmed by being shaped by the liquid crystal display 20 or flashing. Or can be displayed by the notification unit 21 so as to be audible.
[0036]
In the golf club A of the present embodiment, the horizontal line Q1 passing through the approximate center O of the sweet spot portion S of the head face 4 and the shaft 2 where the axis 2 of the shaft 2 intersects the vicinity of the attachment point K of the shaft 2 to the head 1 That is, the first detection means 5A is bonded to a place other than the ball 6 is actually hit, and a desired inclination angle θ is given to the shaft surface Q3 intersecting the axis Q2 of the shaft 2 around the shaft 2. The bonded second detection means 5B detects a change in resistance value due to an impact generated by hitting the ball 6, so that the surface of the head face 4 is not subjected to any processing and the existing one is used as it is. Can be used.
[0037]
Moreover, in the golf club A of the present embodiment, as in the conventional golf club described in Patent Document 1, a piezoelectric detector such as a polymer piezoelectric body is provided on the head face surface where the ball of the head hits. In the case of detecting the impact force when the ball is hit by this piezoelectric detector, since the ball directly collides with the piezoelectric detector provided on the head face surface and the piezoelectric detector receives a large impact, the piezoelectric detector Unlike the case where the ball 6 is hit or damaged, the resistance value changes due to the impact generated by the impact of the ball 6 on the head face 4 for hitting the ball 6. Without providing the first detection means 5A and the second detection means 5B, the first detection means 5A and the second detection means 5B are the head face 4 other than the collision point of the ball 6. The horizontal line Q1 passing through substantially the center O of the sweet spot portion S, the axis Q2 of the shaft 2 is provided near the mounting location K of the shaft 2 with respect to the head 1 which cross.
[0038]
Therefore, since the impact of the ball 6 is not directly applied to the first detection means 5A and the second detection means 5B, the first detection means 5A and the second detection means 5B are damaged by the impact. In addition, there is no breakdown, and maintenance and management such as repair can be performed quickly and reliably in a short time without much trouble.
[0039]
Moreover, as described above, the first detection means 5A and the second detection means 5B are bonded to the golf club A using an adhesive or using a double-sided adhesive tape in the vicinity of the mounting portion K of the shaft 2 with respect to the head 1. Therefore, manufacture and replacement can be easily performed.
[0040]
Further, in the golf club A of the present embodiment, as in the golf club described in Patent Document 1, lead wires of a plurality of piezoelectric detector electrodes pass through a plurality of through holes provided in the head on the surface of the head face. First introduced into the head, and then the lead introduced into the head is changed in the upward direction at the rear bent portion located on the heel side of the head, and then the hollow portion of the shaft is moved to the upper part of the grip. With a structure that is integrated and wired and connected to the plug, a plurality of through holes for introducing lead wires into the head face of the golf club are drilled, or a special head face is prepared. Unlike having to do so, the existing head face can be used as it is without structural changes or processing.
[0041]
In addition, the golf club A of the present embodiment makes it easy to route the communication lines 9 and 9 ′ along the shaft 2 and to connect to the detecting means 5. Can be performed easily in a short time and without much labor, and the production cost is low.
[0042]
In the above description, a case in which a change in resistance value due to an impact generated by the impact of the ball 6 can be detected by using a strain gauge having a substantially planar shape as the detection means 5 will be described as a representative example. However, the detection means 5 is not limited to the case where a strain gauge is used. For example, a substantially planar strain sensitive resistor having a laminated structure in which a change in resistance value is detected by hitting a ball 6 may be used. Good.
Further, the planar shape of the detection means 5 can be freely selected, and an appropriate increase / decrease change in the number of installed detection means 5 can be freely selected.
[0043]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, as described above, when the ball is impacted in the vicinity of the shaft mounting position with respect to the head where the horizontal line passing through the approximate center of the sweet spot portion of the head face and the axis of the shaft intersect. It is characterized by providing a display means for displaying the hitting position, hitting direction, flying distance, etc. of the ball head face by providing a detecting means capable of detecting a change in resistance value due to impact generated by hitting the ball. According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the detection means is a strain gauge having a substantially planar shape, and a plurality of detection gauges are provided at different locations and installation directions. Of these, the first detection means is bonded substantially parallel to a horizontal line passing through the approximate center of the sweet spot portion of the head face, and the second detection means crosses the axis of the shaft. It is characterized in that it is bonded around the shaft with a desired inclination angle with respect to the surface, so that it does not interfere with the striking posture at the time of striking the ball at a place other than the head face, and it is sensitive Since the detection means is installed by actively utilizing the location for detecting the impact generated by the hitting, it is possible to easily and accurately confirm the hitting position, hitting direction, flight distance, etc. of the ball at the time of impact.
In addition, the detection means is not inadvertently damaged, and it is structurally robust with few failures, long life resistance, and easy maintenance and management. In addition, the existing head face can be used as it is, and the lead wire routing and connection work can be done quickly and reliably, making it easy to manufacture and assemble, making the production cost low. Become.
[0044]
Further, in the invention according to claim 2 of the present invention, in claim 1, the detecting means is a sweet spot portion of the head face and / or one place such as a toe side, a heel side, an upper side, a lower side, or the like. It is characterized by the fact that the hitting positions of several balls are provided so that it can be detected. Therefore, the hitting position of the head face at the time of impact displayed on the display means is originally hit at any position on the head face. It is possible to quickly and surely understand what should have been, and by confirming the striking direction, the posture at the time of impact can be corrected and used for striking practice.
[0045]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first, second, and third aspects, the first detection means is provided so as to detect a primary bending resonance frequency at the time of impact of the ball. Therefore, it is possible to know the hit position of the head face at the time of impact by detecting the change in the resistance value in the moment direction of the golf club, particularly the primary bending resonance frequency of the superimposed wave component. It is possible to quickly and surely know whether or not the ball should have been hit at the position, and by checking the hit direction, the posture at the time of impact can be corrected and used for hitting practice. .
[0046]
According to a fifth aspect of the present invention, in the first, second, third, and fourth aspects, the second detecting means determines the local bending resonance frequency of the head when the ball is impacted. Since it is provided so that it can be detected, the change in the resistance value in the torque direction of the golf club due to the impact generated by the hitting corresponding to each hitting position of the ball at the impact of the ball It can be detected as a resonance frequency and is useful for analyzing the flight distance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a golf club of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged front view of the head and the shaft as seen from the head face side.
FIG. 3 is also an explanatory front view.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing the display means of the present embodiment.
FIG. 5 shows the impact caused by the impact when the ball is hit at each point on the sweet spot portion, the toe side, and the heel side on the horizontal line Q1 passing through the center of the sweet spot portion of the head face at the time of impact. It is a characteristic view which shows the measurement result of resistance value change.
FIG. 6 is a graph showing measurement results of resistance value changes caused by impacts when a ball is hit at each point on a sweet spot portion on the upper side of the head face, a toe side, and a heel side at the time of impact. FIG.
FIG. 7 is a graph showing measurement results of resistance value changes caused by impacts when a ball is hit at each point on the sweet spot portion on the lower side of the head face, the toe side, and the heel side at the time of impact. FIG.
[Explanation of symbols]
1 head
2 Shaft
3 grip
4 Head face
5 Detection means
5A first detection means
5B second detection means
6 balls
7 Display means
K mounting location
O center
P1 point
P2 point
P3 points
P4 points
P5 points
P6 points
P7 points
P8 points
P9 points
Q1 horizontal line
Q2 axis
Q3 axis
S sweet spot
θ angle

Claims

Detection means capable of detecting a change in resistance value due to impact generated by impact of a ball in the vicinity of the shaft attachment point to the head where the horizontal line passing through the approximate center of the head spot sweet spot and the axis of the shaft intersect A golf club comprising a display means for displaying a hitting position, a hitting direction, a flight distance, and the like of a ball by a head face.

The detecting means is provided so as to be able to detect a ball hitting position of one or several places such as a sweet spot portion of the head face and / or a toe side, a heel side, an upper side, and a lower side. The golf club according to claim 1.

The detection means is a strain gauge having a substantially planar shape, and a plurality of detection gauges are provided at different locations and installation directions. Of these, the first detection means includes a horizontal line passing through the approximate center of the sweet spot portion of the head face. The second detection means is bonded around the shaft at a desired inclination angle with respect to an axial surface intersecting the axis of the shaft. Alternatively, the golf club according to claim 2.

4. The golf club according to claim 1, wherein the first detecting means is provided so as to detect a primary bending resonance frequency at the time of impact of the ball.

5. The golf club according to claim 1, wherein the second detecting means is provided so as to be able to detect a local bending resonance frequency of the head at the time of impact of the ball. .