JP2005004840A - ディスク再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビデオCDの記録内容に拘わらず、一時停止後の再生時であっても、映像と音声を違和感なく再生できるディスク再生装置を提供する。
【解決手段】外部メモリ14に記憶された再生データが画像データである場合に、該画像データが記録されているディスク10上のアドレスを検出する続き再生アドレス検出部18と、この続き再生アドレス検出部18でアドレスが検出される毎に、既に記憶されているアドレスを該検出されたアドレスで置き換えて記憶する続き再生アドレス記憶部19と、一時停止の後になされた再生の指示に応答して、ピックアップ12によるディスク10に記録されているデータの読み取りを続き再生アドレス記憶部19に記憶されているアドレスから再開させる制御マイコン17とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビデオCD(Compact Disc)に記録されているデータに基づいて映像及び音声を再生するディスク再生装置に関し、特に音声と映像とを同期させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオCDに記録されたデータに基づいて映像及び音声を再生するディスク再生装置が知られている。このディスク再生装置で再生されるビデオCDでは、映像及び音声の各データは、パケットという単位に分割されて記録されている。ディスク再生装置は、ビデオCDに記録されているデータに基づいて映像及び音声を再生する際は、再生中のパケットが記録されているビデオCD上のアドレス(トラックアドレス及びセクタアドレス)を更新しながら記憶している。
【0003】
このようなディスク再生装置では、映像及び音声の再生を一時停止し、その後、再び再生(以下、「続き再生」という)を開始するという操作が日常的に行われる。この場合、ディスク再生装置は、再生が一時停止された際に記憶されているアドレスからパケットを読み出して続き再生を行う。
【0004】
なお、関連する技術として、特許文献1は、画像と音声の同期制御のために再生出力時刻管理情報に対応するフレームデータの処理タイミングを検出するタイミング検出回路及びその方法を開示している。このタイミング検出回路は、RAMのフレームメモリ領域に蓄積された符号化画像データのフレーム数をカウントするカウンタと、デマルチプレクサからPTSがホストプロセッサに供給されるタイミングに応じて、カウンタのカウント値をロードすると共に、蓄積領域から読出された符号化画像データについてフレーム単位の解析処理が終了するごとにロードしたカウント値のデクリメントが行われるレジスタと、レジスタのカウント値が0になった場合に「0」検出部からタイミング検出信号を出力するフレームカウンタをビデオデコーダに備えている。この構成により、従来の装置との互換性が得られると共にコスト的にも有利なものになっている。
【0005】
また、他の技術として、特許文献2は、所定の単位毎に副映像ストリームの種類を自動的に切り替えることができるようにして、ユーザにとっての取り扱いを便利にし得るディスク再生装置及びディスク再生方法を開示している。この技術では、主映像と、この主映像に対応する複数種類の副映像とが記録されたディスクを再生する場合に、複数種類の副映像から2種類以上の副映像を指定し、この指定された2種類以上の副映像を、所定の再生単位毎に自動的に順次切り替えて再生するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−18870号公報
【特許文献2】
特開2001−344873号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ビデオCDには、例えば映画のような動画と音声とが記録された通常のCDの他に、静止画と音声とが記録されたスライドショー用のCDが含まれる。通常のCDは、再生データ中に占める画像データの割合が音声データに比べて圧倒的に多い。従って、再生を一時停止した時点に記憶されているアドレスから続き再生を行うと映像が先に再生され、その後音声が再生される確率が高いので違和感は生じない。
【0008】
これに対し、スライドショー用のCDは、再生データ中に占める画像データの割合は音声データに比べて極端に少なく、再生データ中に画像データが間欠的に存在する状態で記録されている。従って、再生を一時停止した時点に記憶されているアドレスから続き再生を行うと、殆どの場合音声が先に再生され、その後映像が再生される。従って、音声は出力されているが映像はなかなか出力されないという状態が発生し、違和感を感じるという問題がある。
【0009】
この発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、ビデオCDの記録内容に拘わらず、一時停止後の再生時であっても、映像と音声を違和感なく再生できるディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るディスク再生装置は、上記目的を達成するために、メモリに記憶された再生データが画像データである場合に、該画像データが記録されているディスク上のアドレスを検出するアドレス検出部と、アドレス検出部でアドレスが検出される毎に、既に記憶されているアドレスを該検出されたアドレスで置き換えて記憶するアドレス記憶部と、一時停止の後になされた再生の指示に応答して、ピックアップによるディスクに記録されているデータの読み取りをアドレス記憶部に記憶されているアドレスから再開させる制御部とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
先ず、この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置で再生の対象とするビデオCDについて説明する。
【0012】
ビデオCDは、画像データと音声データとをデジタル圧縮符号化して記憶している。このデジタル圧縮符号化には、MPEG(Motion Picture Coding Experts Group)方式が採用されている。
【0013】
MPEG方式においては、画像データに対して、(1)フレーム内において符号化を行うフレーム内(Intra)符号化画像(Iピクチャ)、(2)前方向のみから予測するフレーム間順方向予測(Predictive)符号化画像(Pピクチャ)、(3)前方向及び後ろ方向の両方向から予測する双方向予測(Bidirectionally Predictive)符号化画像(Bピクチャ)の3種類のうちの何れかの予測符号化を行うことによりデータ圧縮を行っている。
【0014】
このようにして予測符号化されたフレーム間予測の構造においては、複数のフレームでGOP(Group Of Picture)というデータ単位(処理単位)が構成されている。1つのGOPには少なくとも1フレームのIピクチャが存在する。
【0015】
このように予測符号化されたピクチャをデコードするには、Iピクチャはフレーム内での予測符号化が行われているため、そのIピクチャのみでデコードすることができる。しかし、Pピクチャは時間的に前のIピクチャ又はPピクチャを参照して予測符号化されているため、時間的に前のIピクチャ又はPピクチャがデコード時に必要とされ、Bピクチャは時間的に前後のIピクチャ又はPピクチャを参照して予測符号化されているため、時間的に前後のIピクチャ又はPピクチャがデコード時に必要とされる。そこで、デコード時に必要なピクチャを先にデコードしておけるように、GOPの先頭にはIピクチャが配置され、以降には各々がデコードに必要なピクチャが先行するように配置されている。
【0016】
また、MPEG方式においては、上述したようにして予測符号化されて圧縮される画像データに加え、音声データも圧縮される。そして、これら圧縮処理された画像データ及び音声データは、時分割多重化されたビットストリームデータとしてディスクに記録される。
【0017】
図2は、多重化データのデータフォーマットの一例を示す。図2(A)に示すように、ディスクに時分割多重記録された多重化データにおける、多重化ビットストリームの1単位は、少なくとも1つのパック(Pack)と、終了を示すISO_11172_End_Codeとから構成されている。このISO_11172_End_Codeは、32ビットの符号から成り、16進数で「0x000001B9」と規定されている。なお、先頭の「0x」は、以下の数字又は文字の列が16進数であることを示す。
【0018】
また、各パックは、図2(B)に示すように、Pack_Start_Code、PCR(Program Clock Reference)、MUX_Rateから成るパックヘッダ情報と、少なくとも1つのパケット(Packet)とから構成されている。1つのパケットはディスクの1セクタに格納される大きさに定義されている。パックヘッダ情報に含まれるPack_Start_Codeは、32ビットの符号から成り、16進数で「0x000001B4」と規定されている。なお、パックの長さは、可変長として定義されているが、ビデオCDの場合は2048バイトに固定されている。
【0019】
更に、パックを構成するパケットは、図2(C)に示すように、Packet_Start_Code_Prefix、Stream_ID、Packet_Length、PTS(Presentation Time Stamp)及びDTS(Decoding Time Stamp)から成るパケットヘッダ情報と、パケットデータ(Code Data)とから構成されている。パケットヘッダ情報に含まれるPacket_Start_Code_Prefixは、24ビットの符号から成り、16進数で「0x000001」と規定されている。また、Stream_IDは、8ビットの符号から成りパケットの種類(Stream Type)を示し、このStream_IDによりパケットデータがAudio Stream及びVideo Streamの何れであるかが示される。更に、Packet_Length(16ビット)は、それ以降のパケットの長さを示している。また、PTS及びDTSはパケット内に存在しなくてもよいことになっている。
【0020】
各パケットのパケットデータ(Code Data)には、Audio_Streamの場合は音声データが記録され、Video_Streamの場合は画像データが記録される。そして、パケットデータ(Code Data)として、例えばI、P、Bのピクチャによる複数のフレームデータが記録される場合には、記録されたフレーム単位毎に、スタートコードとしてフレームスタートコードが付加される。更に、Iピクチャには、PTSデータが必ず付加される。
【0021】
次に、上述したMPEG方式で記録されたビデオCDを再生するディスク再生装置の構成を説明する。
【0022】
図1は、この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置の構成を示すブロック図である。このディスク再生装置は、ディスクドライブ11、ピックアップ12、データ処理部13、外部メモリ14、AV(Audio Video)デコーダ15、ドライブ制御部16及び制御用マイクロコンピュータ(以下、「制御マイコン」と略する)17から構成されている。
【0023】
ディスクドライブ11は、ビデオCD等のディスク10を搭載し、ドライブ制御部16からのサーボ信号に応答してトラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行い、ピックアップ12を指示された位置に対向させる。
【0024】
ピックアップ12は、ディスク10に記録されている情報を読み取る。具体的には、ピックアップ12は、ディスク10の信号面にレーザビームを照射し、該信号面で反射されて戻ってきた光ビームを電気信号に変換して出力する。このピックアップ12から出力される信号は、データ処理部13に送られる。
【0025】
データ処理部13は、制御マイコン17からの制御信号に応答して、ピックアップ12から受け取った信号をデジタル信号に変換し、再生データとして外部メモリ14に送る。
【0026】
外部メモリ14は、データ処理部13から送られてくる再生データを順次記憶する。この外部メモリ14は、この発明のメモリに対応する。外部メモリ14に記憶された再生データは、AVデコーダ15及び制御マイコン17によって読み出される。
【0027】
AVデコーダ15は、制御マイコン17からの再生指令を表す制御信号に応答して、外部メモリ14から再生データを読み出してデコードする。このデコードにより得られた映像信号又は音声信号として外部に出力される。
【0028】
ドライブ制御部16は、制御マイコン17からの制御信号に応答して、ディスクドライブ11を制御する。具体的には、制御マイコン17からの制御信号に応答してディスク10を回転させるとともに、ピックアップ12を指示された位置に対向させるためのサーボ信号を生成してディスクドライブ11に送る。
【0029】
制御マイコン17は、この発明の制御部に対応し、上述したように、データ処理部13、AVデコーダ15及びドライブ制御部16に制御信号を送ることにより、これらの動作を制御する。この制御マイコン17は、ソフトウェア処理によって実現された続き再生アドレス検出部18及び続き再生アドレス記憶部19を備えている。続き再生アドレス検出部18及び続き再生アドレス記憶部19は、この発明のアドレス検出部及びアドレス記憶部にそれぞれ対応する。
【0030】
続き再生アドレス検出部18は、再生データを構成するパケットの種類(Stream Type)及びPTSデータの有無を調べ、パケットがVideo Streamであり且つPTSデータが存在することを検出した場合に、そのパケットが記憶されているディスク10上のアドレスを続き再生アドレス記憶部19に送る。なお、アドレスとしては、ディスク10の物理トラックアドレスと物理セクタアドレスとから成る物理アドレス、又は、物理トラックアドレス及び物理セクタアドレスを連続したセクタアドレスに換算して成る論理アドレスを用いることができる。
【0031】
続き再生アドレス記憶部19は、続き再生アドレス検出部18から送られてくるアドレスを既に記憶されているアドレスに置き換えて記憶する。従って、この続き再生アドレス記憶部19には、常に、最も最近再生された画像データに対応するパケットの、ディスク10上でのアドレスが記憶される。
【0032】
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置の動作を、図3に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0033】
先ず、制御マイコン17は、図示しない操作部からディスクドライブ11に装着されたディスク10の再生が指示されると、ピックアップ12の移動を指示する(ステップST10)。即ち、制御マイコン17は、ピックアップ12を再生を開始すべき位置(トラック及びセクタ)に移動させるための制御信号を生成し、ドライブ制御部16に送る。
【0034】
ドライブ制御部16は、この制御信号に応答してサーボ信号を生成し、ディスクドライブ11に送る。これにより、ディスクドライブ11は、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行ってピックアップ12を、指示されたセクタの先頭位置、換言すれはパケットの先頭位置に向けて移動させる。同時に、ピックアップ12は、ディスク10から読み取った信号をデータ処理部13に送る。
【0035】
次いで、制御マイコン17は、ピックアップ12が目的の位置に移動してトラッキング及びフォーカスが安定したタイミングで再生開始を指示する制御信号をデータ処理部13に送る(ステップST10)。これにより、データ処理部13は、ピックアップ12から受け取った信号をデジタル信号に変換し、再生データとして外部メモリ14に送る。外部メモリ14は、データ処理部13から受け取った再生データを順次格納する。
【0036】
次いで、制御マイコン17は、AVデコーダ15でデコードを開始するのに必要な所定量の再生データが外部メモリ14に格納されたかどうかを調べる(ステップST12)。ここで、所定量の再生データが外部メモリ14に未だ格納されていないことを判断すると、このステップST12を繰り返し実行しながら所定量の再生データが蓄積されるまで待機する。
【0037】
このステップST12の繰り返し実行による待機状態で、所定量の再生データが外部メモリ14に格納されたことを判断すると、制御マイコン17は、次いで、AVデコーダ15に再生指令を表す制御信号を送る(ステップST13)。これにより、AVデコーダ15は、外部メモリ14から再生データを読み出してデコードを開始する。デコードされた信号は、映像信号又は音声信号として外部へと出力される。
【0038】
次いで、制御マイコン17のソフトウェア処理によって実現されている続き再生アドレス検出部18は、外部メモリ14からアドレスとパケットヘッダ情報を取得する(ステップST14)。次いで、続き再生アドレス検出部18は、現在再生中のパケットのパケットデータが、Video_Streamであるかどうかを調べる(ステップST15)。これは、ステップST14で取得されたパケットヘッダ情報に含まれるStream_IDを調べることにより行われる。このステップST15で、Video_Streamでないことが判断されると、シーケンスはステップST18に分岐する。
【0039】
一方、ステップST15で、Video_Streamであることが判断されると、次いで、続き再生アドレス検出部18は、PTSデータが存在するかどうかを調べる(ステップST16)。これは、ステップST14で取得されたパケットヘッダ情報を調べることにより行われる。なお、PTSデータは、Iピクチャの先頭のパケットには必ず付される。従って、このPTSデータの存在の有無を調べることにより、Iピクチャの先頭パケットであるかどうかを判断することができる。
【0040】
このステップST16で、PTSデータが存在しないことが判断されると、シーケンスはステップST18に分岐する。一方、PTSデータが存在することが判断されると、続き再生アドレス検出部18は、ステップST14で取得したアドレスを続き再生用のアドレスとして、続き再生アドレス記憶部19に格納する(ステップST17)。以上のステップST14〜ST17の処理から成る続き再生アドレス検出部18により、再生データが画像データであって、且つIピクチャである場合、つまりGOPの先頭のピクチャである場合にのみ続き再生用のアドレスが続き再生アドレス記憶部19に格納される機能が実現されている。
【0041】
ステップST18では、制御マイコン17は、図示しない操作部から一時停止の指示がなされたかどうかを調べる。ここで、一時停止の指示がないことを判断すると、ピックアップ12を次のセクタ(次のパケット)へ移動させる指示を行う(ステップST19)。即ち、制御マイコン17は、ピックアップ12を次のセクタに移動させるための制御信号を生成し、ドライブ制御部16に送る。
【0042】
ドライブ制御部16は、この制御信号に応答してサーボ信号を生成し、ディスクドライブ11に送る。これにより、ディスクドライブ11は、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行ってピックアップ12を、次のセクタの先頭位置、換言すれは次のパケットの先頭位置に向けて移動させる。これにより連続した再生が行われる。その後、シーケンスはステップST11に分岐し、上述した処理が繰り返される。
【0043】
上記ステップST18で、一時停止の指示がなされたことが判断されると、制御マイコン17は、次いで、図示しない操作部から続き再生の指示があるかどうかを調べる(ステップST20)。ここで、続き再生の指示がなされていないことが判断されると、このステップST20を繰り返し実行しながら待機する。
【0044】
このステップST20の繰り返し実行による待機状態で、続き再生の指示がなされたことが判断されると、制御マイコン17は、続き再生アドレス記憶部19から続き再生用のアドレスを読み出し、この読み出したアドレスで指定されるセクタへピックアップ12を移動させる指示を行う(ステップST21)。即ち、制御マイコン17は、ピックアップ12を続き再生用のアドレスで指定されるセクタに移動させるための制御信号を生成し、ドライブ制御部16に送る。
【0045】
ドライブ制御部16は、この制御信号に応答してサーボ信号を生成し、ディスクドライブ11に送る。これにより、ディスクドライブ11は、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行ってピックアップ12を、続き再生アドレスで指定されるセクタの先頭位置、換言すれは続き再生アドレスで指定されるパケットの先頭位置に向けて移動させる。これにより、続き再生が開始される。その後、シーケンスはステップST11に分岐し、上述した処理が繰り返される。
【0046】
以上説明したように、この実施の形態1に係るディスク再生装置によれば、続き再生アドレス検出部18は、再生データが画像データであって、且つIピクチャである場合、つまりGOPの先頭のピクチャである場合にのみ続き再生用のアドレスを続き再生アドレス記憶部19に格納する。従って、ディスク再生装置の再生動作が一時停止された時点では、最も最近再生された画像データに対応するパケットの、ディスク10上でのアドレスが記憶されている。この一時停止状態で続き再生が指示されると、続き再生アドレス記憶部19に格納されているアドレスから再生が開始されるので、必ず画像データから再生が開始される。従って、再生対象がスライドショー用のCDであっても、音声が先に再生され、その後に映像が再生されるという状態は発生しないので違和感を生じることなく続き再生を開始させることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、メモリに記憶された再生データが画像データである場合に、該画像データが記録されているディスク上のアドレスを検出して更新しながら記憶し、一時停止の後に再生の指示がなされた場合に、ディスクに記録されているデータの読み取りを、記憶されているアドレスから再開させるように構成したので、常に映像が先に再生されることになる。従って、ビデオCDの記録内容に拘わらず、一時停止後の再生時であっても、映像と音声を違和感なく再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置の構成を示すブロックである。
【図2】この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置で使用される再生データのフォーマットを説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るディスク再生装置で実行される処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 ディスク、11 ディスクドライブ、12 ピックアップ、13 データ処理部、14 外部メモリ(メモリ)、15 AVデコーダ、16 ドライブ制御部、17 制御マイコン(制御部)、18 続き再生アドレス検出部(アドレス検出部)、19 続き再生アドレス記憶部(アドレス記憶部)。

Claims (3)

  1. ディスクに記録されているデータを読み取るピックアップと、
    前記ピックアップから得られる信号に基づいて生成された再生データを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された再生データに従って映像信号及び音声信号を生成するAVデコーダとを備えたディスク再生装置において、
    前記メモリに記憶された再生データが画像データである場合に該画像データが記録されている前記ディスク上のアドレスを検出するアドレス検出部と、
    前記アドレス検出部でアドレスが検出される毎に既に記憶されているアドレスを該検出されたアドレスで置き換えて記憶するアドレス記憶部と、
    一時停止の後になされた再生の指示に応答して、前記ピックアップによる前記ディスクに記録されているデータの読み取りを前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスから再開させる制御部、
    とを備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  2. アドレス検出部は、メモリに記憶された再生データが画像データであり、且つ該画像データに付加されたヘッダ情報に、少なくとも1つのフレームから成る処理単位の先頭の画像データであることを表す情報が存在する場合に、前記画像データが記録されているディスク上のアドレスを検出することを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. ディスクには、MPEG(Motion Picture Coding Experts Group)方式で圧縮されたデータが記録されており、前記処理単位の先頭の画像データであることを表す情報は、画像データをフレーム内において符号化することに得られるIピクチャに付加されたPTS(Presentation Time Stamp)データであることを特徴とする請求項2記載のディスク再生装置。
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