JP2004529567A - 装着式タッチパッド装置 - Google Patents
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Abstract
ハウジングの少なくとも1つの面に設けられた1つ以上の接触感知領域(2)であって、ユーザが、これら接触感知領域におけるある部分を接触することにより所望の情報を入力し得るようになっている当該接触感知領域(2)と、この接触感知領域(2)に接続され、前記ハウジング内に設けられた電子制御部であって、前記所望の情報を判読して制御信号を出力する当該電子制御部(52)と、この制御電子回路に接続されており、例えば、オーディオ・ビデオ装置などの家庭電化製品を制御するために前記制御信号を外部に送信する信号送信部(15、53)とを有するタッチパッド装置。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は遠隔制御(リモートコントロール)装置に関するものである。例えば、照明装置やオーディオ・ビデオ装置を含む家庭電化製品とかコンピュータ等の装置は、遠隔制御装置を用いて制御し得る。通常、あらゆる装置に対し専用の遠隔制御装置が与えられている。従って、家庭にはますます多くの遠隔制御装置が存在するようになっており、それらは紛失しやすいものである。
【0002】
この問題を低減させるために、多数の装置を動作させる機能を組み合わせた遠隔制御装置が開発されてきた。これらの機能を組み合わせた遠隔制御装置は通常極めて多くのボタンを有しており、このような遠隔制御装置の寸法は大きなものとなってしまう。
【0003】
本発明は、ハウジングと、このハウジングの少なくとも1つの面に設けられた1つ以上の接触感知領域であって、ユーザが、接触感知領域におけるある部分と接触して所望の情報を入力し得るようになっている当該接触感知領域と、この接触感知領域に接続され、前記ハウジング内に設けられた電子制御部であって、前記所望の情報を判読して制御信号を出力する当該電子制御部と、この電子制御部に接続されており、例えば、オーディオ若しくはビデオ装置を含む家庭電化製品のような装置を制御するために外部に前記制御信号を送信する信号送信部とを有するタッチパッド装置を提供する。
【0004】
本発明による遠隔制御装置は、多くの環境において多数の装置を制御するのに容易に携帯することができる。
【0005】
本発明の好適例では、信号送信部をワイヤレス信号送信部として、遠隔制御装置をより容易に携帯し得るようにすることを特徴とする。
【0006】
居間においては、テレビジョンをスイッチオンしたり、テレビジョンの音量若しくはチャンネルを変えたり、テレビジョンのスイッチオン後に照明を減光したりするのを、又はこれらの任意の組合せを行うのに同じ遠隔制御装置を用いることができる。また、同じ遠隔制御装置により、他の部屋のある装置及び照明を制御することもできる。
【0007】
本発明の他の好適例では、遠隔制御装置が、この装置のユーザの希望により接触感知領域の感度を変化させる追加の入力手段を具えるようにする。
【0008】
さらに他の好適例においては、ハウジングに装着手段を設けて、これにより、遠隔制御装置を衣服の好ましい位置に装着し、その位置で遠隔制御装置を操作し得るようにする。遠隔制御装置はそのまま幾つもの種類の衣類で用いうるようにし得る
【0009】
使用する信号は赤外線信号とするのが好ましい。その理由は、視線が妨げられると赤外線信号が遮断されるという利点があるためである。赤外線信号は、複数の遠隔制御装置を、例えば一家の中で互いに近づけて使用する場合に好ましいものとなり得る。2つ以上の遠隔制御装置間での干渉のおそれが少なくなる。しかし、他の場合には信号が障害物により遮断しえないようにするのが有利である。このような場合には電波を用いることができる。遠隔制御装置を身体に装着する場合には、信号送信部を無指向性とするのとが好ましい。その理由は、衣服は電波を通すからである。
【0010】
本発明の更に他の好適例によれば、接触感知領域の接触した位置に応じて制御機能が変化するようにする。このようにするのが特に好ましい理由は、1つの接触感知領域が複数のスライドスイッチ代わりとなるためである。例えば、接触感知領域の一端部を用いて部屋の照明の明るさを微調整することができ、また、接触感知領域の他端部を用いて部屋の照明の明るさを急速に大きく変化させることができる。
【0011】
さらに、遠隔制御装置には、例えば遠隔制御装置用の管理情報を受信する受信手段を設けることができ、この遠隔管理情報の受信は、例えば、コンピュータなどの、十分な手段を有するプラットフォーム上で遠隔的に達成させることができる。
【0012】
本発明の例の他の特徴は、接触感知領域上又はその特定部分を叩くことにより装置をスイッチオン又はスイッチオフさせることができることである。
【0013】
本発明のさらに他の好適例では、ユーザが接触感知領域のどちらの側が他方と比べてより感度が高い側であるかを知り得るようにするための指示手段を遠隔制御装置に設ける。この指示手段は、接触感知領域に沿って厚さを変化させたリッジ部により実現することができる。
【0014】
本発明の更なる利点、特徴及び詳細は、添付図面を参照する以下の好適実施例の説明から明らかとなるであろう。
本発明の第1の好適実施例によるタッチパッド装置1(図1及び2)は、4つの側壁部3、4、5及び6と、接触を感知するタッチパッド2を有する頂壁部と、当該装置1をある種の衣服13等に取付けるためのクリップ12が設けられた底壁部16とを有するハウジングを具える。
【0015】
さらに、これら側壁部4及び5には、一端部が低く他端部が高くなっているリッジ部が設けられている。頂壁部において対角線上で対向している隅部には、2つの赤外線送信部15が配置されている。側壁部5にはスライドスイッチ7が設けられている。側壁部6には、マイクロホン18と、音声出力コネクタ19と、制御データコネクタ17と、押しボタン8とが設けられている。側壁部4には2つの回転スイッチ10、11が設けられており、側壁部3には押しボタン9が設けられている。底壁部16には、スピーカ(拡声器)の音が通過し得るスピーカ用の孔20が設けられている。
【0016】
図3及び4の実施例は図1及び2の実施例と異なる形状であるが、図3及び4では図1及び2と同様な部分にできるだけ同じ符号を付してある。
【0017】
赤外線送信部15は、タッチパッド装置を用いることにより制御されるデバイスに電子制御部からデータを送るために用いられる。制御データは、タッチパッド装置から無線送信により送ることもでき、そのためのアンテナ(図示せず)は装置内に組み込むか又は装置外部に設けることができる。制御信号を他のデバイスに送信するその他の方法はワイヤを介するものである。このために、タッチパッド装置の側壁部6にコネクタ17が設けられている。
【0018】
タッチパッド装置には、マイクロホン18と、スピーカ用の孔20と、音声出力コネクタ19とが設けられている。デバイスを制御するために用いることのできるその他のデータ入力方法には、音声などのオーディオによる方法がある。
【0019】
タッチパッド装置を衣服に装着して用いるには、その寸法を例えば3.5cm×5.0cm〜6.0cm×12.0cmの範囲とするのが極めて適している。このために、この実施例のタッチパッド装置には、当該装置を衣服13に着脱自在に取付けるためのクリップ12が設けられている。他の好適実施例(図4)には、タッチパッド装置を衣服に着脱自在に取付けるためのベルクロ(登録商標VELCRO)14が設けられている。タッチパッド装置をこの様に衣服に取付けることの利点は、装置がいつでも使える状態にあるということである。
【0020】
指や、マーキングペン若しくはスタイラスのような物体を、タッチパッドの表面に接触させるか若しくは滑らせることにより、又はその双方を行うことにより、データがタッチパッド装置に入力される。電子制御部がこのタッチパッドデータを出力信号に変換する。この実施例の特徴は、タッチパッドに沿っての移動の感度を、この移動の位置に応じて変化させることにある。
【0021】
タッチパッド装置への他の種類のデータ入力は、スイッチ7、8、9、10及び11を用いることにより行うことができる。これらスイッチは、プッシュスイッチ8及び9、スライドスイッチ7並びに回転スイッチ10及び11のように異なる種類のものとすることができる。これらスイッチは、例えば、タッチパッドの感度の調整や、タッチパッド装置を用いることにより制御されるデバイスの制御や、例えばテレビジョン又はコンピュータスクリーン上のリストのスクロールや、機能選択といった付加的機能のために使用することができる。
【0022】
タッチパッドの感度は、タッチパッド上の接触位置に応じて変化し得るようにすることもできる。図1には符号M及びSを付した矢印を示してある。これら符号は、符号Sが感度を表すもので、符号Mが移動を表すものである。ユーザが、タッチパッド装置の機能を用いてオーディオ装置の音量を変えたい場合には、矢印Mの方向に指を滑らせればよい。タッチパッドの上側で矢印Mに沿って指を移動させれば、短い移動で大きな音量の変化がもたらされ、これに対しタッチパッドの下側で同様の移動を行うと小さな音量の変化がもたらされる。従って、タッチパッドの上側では音量を迅速、急激に変化させやすく、これに対しタッチパッドの下側では、音量の微調整を行いやすい。
【0023】
図1の実施例のタッチパッド装置には2つのリッジ部が設けられており、これらリッジ部は、互いに対向しているタッチパッド装置の側壁部4、5に平行でタッチパッド装置に沿って延在し、一端部4A、5Aにおいて薄く且つ他端部4B、5Bにおいてこれより厚くなっている。このことにより、タッチパッド装置のユーザは、装置を見なくても、矢印Mに沿っての移動がどちらの端部において高感度になるか又は低感度になるかを知ることができるようになる。
【0024】
同様に、矢印Sの方向に沿っての指又はスタイラスの移動は、タッチパッド2の領域(接触感知領域)上の移動を行った位置に応じて中断される。この場合も、側壁部4、5におけるリッジ部は、移動がどちらの端部で高感度になるか又は低感度になるかをユーザが知るのに役立つ。
【0025】
タッチパッド装置(図5)はバッテリ51により駆動され、このバッテリ51は、タッチパネル2、電子制御部52及び送信部53に接続されている。タッチパネル2の表面上で指を移動させると、タッチパネルにより接触データが発生される。この接触データはその判読の為に電子制御部52へ送られる。さらに、電子制御部がこの接触データを用いて送信信号を発生し、この送信信号は送信部53により送信される。この送信信号は上述したようなデバイスを制御するのに適している。
【0026】
バッテリの不必要な電力消費を回避するために、タッチパッド装置1が所定の時間使用されなかった後にこの装置が自動的に不動作状態になるようにするのが好ましい。この時間はユーザにより設定することができる。このようなタイムアウト機能によりバッテリ51の交換又は再充電の必要性が低減される。
【0027】
本発明は、上述した好適実施例に限定されるものではなく、本発明の権利範囲は特許請求の範囲に規定されるものであり、その範囲内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】図1は、本発明によるタッチパッド装置の第1の好適実施例の斜視図である。
【図2】図2は、図1の実施例を反対側から見た斜視図である。
【図3】図3は、本発明によるタッチパッド装置の他の好適実施例の斜視図である。
【図4】図4は、図3の実施例を反対側から見た斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施例のブロック線図である。
【0001】
本発明は遠隔制御(リモートコントロール)装置に関するものである。例えば、照明装置やオーディオ・ビデオ装置を含む家庭電化製品とかコンピュータ等の装置は、遠隔制御装置を用いて制御し得る。通常、あらゆる装置に対し専用の遠隔制御装置が与えられている。従って、家庭にはますます多くの遠隔制御装置が存在するようになっており、それらは紛失しやすいものである。
【0002】
この問題を低減させるために、多数の装置を動作させる機能を組み合わせた遠隔制御装置が開発されてきた。これらの機能を組み合わせた遠隔制御装置は通常極めて多くのボタンを有しており、このような遠隔制御装置の寸法は大きなものとなってしまう。
【0003】
本発明は、ハウジングと、このハウジングの少なくとも1つの面に設けられた1つ以上の接触感知領域であって、ユーザが、接触感知領域におけるある部分と接触して所望の情報を入力し得るようになっている当該接触感知領域と、この接触感知領域に接続され、前記ハウジング内に設けられた電子制御部であって、前記所望の情報を判読して制御信号を出力する当該電子制御部と、この電子制御部に接続されており、例えば、オーディオ若しくはビデオ装置を含む家庭電化製品のような装置を制御するために外部に前記制御信号を送信する信号送信部とを有するタッチパッド装置を提供する。
【0004】
本発明による遠隔制御装置は、多くの環境において多数の装置を制御するのに容易に携帯することができる。
【0005】
本発明の好適例では、信号送信部をワイヤレス信号送信部として、遠隔制御装置をより容易に携帯し得るようにすることを特徴とする。
【0006】
居間においては、テレビジョンをスイッチオンしたり、テレビジョンの音量若しくはチャンネルを変えたり、テレビジョンのスイッチオン後に照明を減光したりするのを、又はこれらの任意の組合せを行うのに同じ遠隔制御装置を用いることができる。また、同じ遠隔制御装置により、他の部屋のある装置及び照明を制御することもできる。
【0007】
本発明の他の好適例では、遠隔制御装置が、この装置のユーザの希望により接触感知領域の感度を変化させる追加の入力手段を具えるようにする。
【0008】
さらに他の好適例においては、ハウジングに装着手段を設けて、これにより、遠隔制御装置を衣服の好ましい位置に装着し、その位置で遠隔制御装置を操作し得るようにする。遠隔制御装置はそのまま幾つもの種類の衣類で用いうるようにし得る
【0009】
使用する信号は赤外線信号とするのが好ましい。その理由は、視線が妨げられると赤外線信号が遮断されるという利点があるためである。赤外線信号は、複数の遠隔制御装置を、例えば一家の中で互いに近づけて使用する場合に好ましいものとなり得る。2つ以上の遠隔制御装置間での干渉のおそれが少なくなる。しかし、他の場合には信号が障害物により遮断しえないようにするのが有利である。このような場合には電波を用いることができる。遠隔制御装置を身体に装着する場合には、信号送信部を無指向性とするのとが好ましい。その理由は、衣服は電波を通すからである。
【0010】
本発明の更に他の好適例によれば、接触感知領域の接触した位置に応じて制御機能が変化するようにする。このようにするのが特に好ましい理由は、1つの接触感知領域が複数のスライドスイッチ代わりとなるためである。例えば、接触感知領域の一端部を用いて部屋の照明の明るさを微調整することができ、また、接触感知領域の他端部を用いて部屋の照明の明るさを急速に大きく変化させることができる。
【0011】
さらに、遠隔制御装置には、例えば遠隔制御装置用の管理情報を受信する受信手段を設けることができ、この遠隔管理情報の受信は、例えば、コンピュータなどの、十分な手段を有するプラットフォーム上で遠隔的に達成させることができる。
【0012】
本発明の例の他の特徴は、接触感知領域上又はその特定部分を叩くことにより装置をスイッチオン又はスイッチオフさせることができることである。
【0013】
本発明のさらに他の好適例では、ユーザが接触感知領域のどちらの側が他方と比べてより感度が高い側であるかを知り得るようにするための指示手段を遠隔制御装置に設ける。この指示手段は、接触感知領域に沿って厚さを変化させたリッジ部により実現することができる。
【0014】
本発明の更なる利点、特徴及び詳細は、添付図面を参照する以下の好適実施例の説明から明らかとなるであろう。
本発明の第1の好適実施例によるタッチパッド装置1(図1及び2)は、4つの側壁部3、4、5及び6と、接触を感知するタッチパッド2を有する頂壁部と、当該装置1をある種の衣服13等に取付けるためのクリップ12が設けられた底壁部16とを有するハウジングを具える。
【0015】
さらに、これら側壁部4及び5には、一端部が低く他端部が高くなっているリッジ部が設けられている。頂壁部において対角線上で対向している隅部には、2つの赤外線送信部15が配置されている。側壁部5にはスライドスイッチ7が設けられている。側壁部6には、マイクロホン18と、音声出力コネクタ19と、制御データコネクタ17と、押しボタン8とが設けられている。側壁部4には2つの回転スイッチ10、11が設けられており、側壁部3には押しボタン9が設けられている。底壁部16には、スピーカ(拡声器)の音が通過し得るスピーカ用の孔20が設けられている。
【0016】
図3及び4の実施例は図1及び2の実施例と異なる形状であるが、図3及び4では図1及び2と同様な部分にできるだけ同じ符号を付してある。
【0017】
赤外線送信部15は、タッチパッド装置を用いることにより制御されるデバイスに電子制御部からデータを送るために用いられる。制御データは、タッチパッド装置から無線送信により送ることもでき、そのためのアンテナ(図示せず)は装置内に組み込むか又は装置外部に設けることができる。制御信号を他のデバイスに送信するその他の方法はワイヤを介するものである。このために、タッチパッド装置の側壁部6にコネクタ17が設けられている。
【0018】
タッチパッド装置には、マイクロホン18と、スピーカ用の孔20と、音声出力コネクタ19とが設けられている。デバイスを制御するために用いることのできるその他のデータ入力方法には、音声などのオーディオによる方法がある。
【0019】
タッチパッド装置を衣服に装着して用いるには、その寸法を例えば3.5cm×5.0cm〜6.0cm×12.0cmの範囲とするのが極めて適している。このために、この実施例のタッチパッド装置には、当該装置を衣服13に着脱自在に取付けるためのクリップ12が設けられている。他の好適実施例(図4)には、タッチパッド装置を衣服に着脱自在に取付けるためのベルクロ(登録商標VELCRO)14が設けられている。タッチパッド装置をこの様に衣服に取付けることの利点は、装置がいつでも使える状態にあるということである。
【0020】
指や、マーキングペン若しくはスタイラスのような物体を、タッチパッドの表面に接触させるか若しくは滑らせることにより、又はその双方を行うことにより、データがタッチパッド装置に入力される。電子制御部がこのタッチパッドデータを出力信号に変換する。この実施例の特徴は、タッチパッドに沿っての移動の感度を、この移動の位置に応じて変化させることにある。
【0021】
タッチパッド装置への他の種類のデータ入力は、スイッチ7、8、9、10及び11を用いることにより行うことができる。これらスイッチは、プッシュスイッチ8及び9、スライドスイッチ7並びに回転スイッチ10及び11のように異なる種類のものとすることができる。これらスイッチは、例えば、タッチパッドの感度の調整や、タッチパッド装置を用いることにより制御されるデバイスの制御や、例えばテレビジョン又はコンピュータスクリーン上のリストのスクロールや、機能選択といった付加的機能のために使用することができる。
【0022】
タッチパッドの感度は、タッチパッド上の接触位置に応じて変化し得るようにすることもできる。図1には符号M及びSを付した矢印を示してある。これら符号は、符号Sが感度を表すもので、符号Mが移動を表すものである。ユーザが、タッチパッド装置の機能を用いてオーディオ装置の音量を変えたい場合には、矢印Mの方向に指を滑らせればよい。タッチパッドの上側で矢印Mに沿って指を移動させれば、短い移動で大きな音量の変化がもたらされ、これに対しタッチパッドの下側で同様の移動を行うと小さな音量の変化がもたらされる。従って、タッチパッドの上側では音量を迅速、急激に変化させやすく、これに対しタッチパッドの下側では、音量の微調整を行いやすい。
【0023】
図1の実施例のタッチパッド装置には2つのリッジ部が設けられており、これらリッジ部は、互いに対向しているタッチパッド装置の側壁部4、5に平行でタッチパッド装置に沿って延在し、一端部4A、5Aにおいて薄く且つ他端部4B、5Bにおいてこれより厚くなっている。このことにより、タッチパッド装置のユーザは、装置を見なくても、矢印Mに沿っての移動がどちらの端部において高感度になるか又は低感度になるかを知ることができるようになる。
【0024】
同様に、矢印Sの方向に沿っての指又はスタイラスの移動は、タッチパッド2の領域(接触感知領域)上の移動を行った位置に応じて中断される。この場合も、側壁部4、5におけるリッジ部は、移動がどちらの端部で高感度になるか又は低感度になるかをユーザが知るのに役立つ。
【0025】
タッチパッド装置(図5)はバッテリ51により駆動され、このバッテリ51は、タッチパネル2、電子制御部52及び送信部53に接続されている。タッチパネル2の表面上で指を移動させると、タッチパネルにより接触データが発生される。この接触データはその判読の為に電子制御部52へ送られる。さらに、電子制御部がこの接触データを用いて送信信号を発生し、この送信信号は送信部53により送信される。この送信信号は上述したようなデバイスを制御するのに適している。
【0026】
バッテリの不必要な電力消費を回避するために、タッチパッド装置1が所定の時間使用されなかった後にこの装置が自動的に不動作状態になるようにするのが好ましい。この時間はユーザにより設定することができる。このようなタイムアウト機能によりバッテリ51の交換又は再充電の必要性が低減される。
【0027】
本発明は、上述した好適実施例に限定されるものではなく、本発明の権利範囲は特許請求の範囲に規定されるものであり、その範囲内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】図1は、本発明によるタッチパッド装置の第1の好適実施例の斜視図である。
【図2】図2は、図1の実施例を反対側から見た斜視図である。
【図3】図3は、本発明によるタッチパッド装置の他の好適実施例の斜視図である。
【図4】図4は、図3の実施例を反対側から見た斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施例のブロック線図である。
Claims (9)
- ハウジングと、
このハウジングの少なくとも1つの面に設けられた1つ以上の接触感知領域であって、ユーザが、接触感知領域におけるある部分と接触して所望の情報を入力し得るようになっている当該接触感知領域と、
この接触感知領域に接続され、前記ハウジング内に設けられた電子制御部であって、前記所望の情報を判読して制御信号を出力する当該電子制御部と、
この電子制御部に接続されており、例えば、オーディオ・ビデオ装置を含む家庭電化製品のような装置を制御するために外部に前記制御信号を送信する信号送信部と
を有するタッチパッド装置。 - 請求項1に記載のタッチパッド装置において、前記信号送信部がワイヤレス送信部であるタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、さらに、ユーザからの入力により、前記接触感知領域の感度を変化させる追加の入力手段(7)を有するタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、前記ハウジングが、タッチパッド装置を衣服に取付けたり衣服から取外したりするための着脱手段を有するタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、前記接触感知領域上の接触位置に応じて前記制御信号が変化するようになっているタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、このタッチパッド装置が、タッチパッド装置用の管理情報を受信する受信手段をさらに有するタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、このタッチパッド装置が、前記接触感知領域を叩くことにより作動又は不作動になるようになっているタッチパッド装置。
- 請求項1に記載のタッチパッド装置において、このタッチパッド装置が、前記接触感知領域のどちらの側が高感度で、どちらの側が低感度であるかを示すための指示手段を具えているタッチパッド装置。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載のタッチパッド装置が設けられた装置及び衣服の双方又はいずれか一方。
Applications Claiming Priority (2)
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PCT/IB2002/001503 WO2002089325A1 (en) | 2001-04-26 | 2002-04-22 | Wearable touch pad device |
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JP2014158981A (ja) * | 2005-11-22 | 2014-09-04 | Planmeca Oy | 歯科環境での装置及びその装置に属するデバイスを制御する方法 |
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