JP2004528767A - ベアラ識別タグ及びその利用方法 - Google Patents
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Abstract
ベアラサービスを最適に選択する新規性のあるシステムが提供される。タグは、データが最も良く伝送されるベアラサービスを識別する(7040,7060)。特別なサービスは、タグ要素内に記述される(7055,7075)。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、データ転送システムに関し、特に、最も効率的なサービスが、通信システム内でのデータ転送に用いられるように、データを識別する手段に関する。
【背景技術】
【0002】
ユニバーサル移動通信システム(UMTS)として知られる第3世代通信システムが、本特許出願において、例として用いられている。セルラ通信システムでは、該セルラ通信システムを通じての単一の接続又はデータ接続を、ベアラと称する。一般に、ベアラには、ある端末装置と、基地局、又はセルラネットワークを接続するネットワーク相互接続ユニット(IWU)のようなネットワーク要素との間のデータ通信に関するパラメータの組、サービス品質(QoS)が関係する。典型的には、ベアラに関係するパラメータの組には、データ伝送速度、許容遅延、許容ビット誤り率(BER)、これらのパラメータの最小及び最大値が、含まれる。さらに、ベアラは、パケット通信ベアラ又は回線交換ベアラ及び例えばトランスペアレント又は非トランスペアレント接続対応であってもよい。ベアラは、ペイロード情報を伝送するためにある移動局とあるネットワーク要素とを接続する、指定されたパラメータを有するデータ伝送路であると、みなされてもよい。1つのベアラは、1つの移動局を1つのネットワーク要素に接続する。但し、ベアラは、いくつものネットワーク要素を通過してもよい。1つの移動局は、あるシステムでは1つのベアラのみに対応し、他のシステムでは同時に2つ以上のベアラに対応してもよい。
【0003】
ショートメッセージサービス(SMS)は、ベアラサービスの一例である。具体的には、特にGSMネットワークにおいて、移動ネットワーク内のメッセージ通信のためのものである。SMSは、音声及びデータサービスとは、次の点で異なる。すなわち、ショートメッセージは、制御又はシグナリングチャネル上のシグナリング(通例、例えば、デジタル移動ネットワーク内のデータ伝送)を通じて伝送されるので、ショートメッセージを送信するのに、送信側から受信側への接続が、確立される必要がないという点においてである。
【0004】
現在、全てのサービスは、「ベストエフォート」又は「ベストトライ」(best try)サービスである。これは、アプリケーション又はユーザに対して、どのような所定の品質レベルも保証されないということを意味するが、しかし動作パラメータは、インターネットの利用の即時の度合いに応じて様々である。多くのアプリケーションは、それぞれ明確に異なる最適な動作パラメータを有する。
【0005】
UMTSにより、ユーザは、ある型のデータを伝送するのに最適なベアラの特性を、取り決めることができる。有効な接続中のベアラの取り決め手順によって、ベアラの特性を変更可能である。ベアラの取り決めは、ユーザ/アプリケーションにより起動されるが、再度の取り決めは、アプリケーション又はネットワークにより(例えばハンドオーバの状況で)、起動されてもよい。
【0006】
ウェブプロトコルの最近の進歩により、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)の創出がもたらされた。ハンドヘルド機器マークアップ言語(HDML)又はワイヤレスマークアップ言語(WML)を用いたWAPソリューションにより、ウェブコンテンツは、ナローバンド及び限定された画面サイズの移動局等のハンドヘルド機器上で使用するのに適合可能となる。移動局製造業者は、WAP準拠マイクロブラウザなど高付加価値アプリケーションを、移動局に組み込んでいる。これにより、移動局は、ワイヤレスポータルを通じてインターネットからのサービス及びコンテンツ用のクライアントとして機能することが可能となる。マイクロブラウザは、エンドユーザの機器内に組み込まれたソフトウェア又はファームウェアの形態でのロジックであってもよい。なお、これにより、その機器は、ネットワーク上のゲートウェイと対話可能となる。マイクロブラウザの例として、補遺A(参照のために本明細書に示される)に示されるNokia Microbrowser、及びPhone.com(Redwood City, California; www.phone.com)のUP.Browserが挙げられる。また、HDMLのスタイルガイドも、(www.phone.com)から入手可能であり、参照のために本明細書に示される。
【0007】
WAPについての情報は、(www.wapforum.org)又はUnderstanding WAP; Wireless Applications, Devices, and Services; ISBN 1-58053-093-1; Artech House Publishers (Boston; www.artechhouse.com)から入手可能であり、参照のために本明細書に示される。
【0008】
ワイヤレスポータル又はゲートウェイは、ユーザがインターネットのコンテンツ及びサービスにアクセスするための入口である。ポータルが、コンテンツ及び/又はサービスをユーザへ送信(プッシュ(PUSH)と称される)してもよく、あるいは、ユーザが、コンテンツ又はサービスをポータルのプロバイダに対して要求(プル(PULL)と称される)してもよい。このようなポータルの例として、Nokia Artus MAX Platform (www.nokia.com/wap/products.html)が挙げられる。プッシュの過程中、取り決めにより、ユーザは、ある型のデータを送信するのに最適なベアラ特性を取り決めることができる。プルの過程中、ユーザは、データ提供に最適なサービスを要求してもよい。プッシュ又はプルされるデータ/情報に基づいて、適切なベアラサービスを提供することが、望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ベアラサービスを最適に選択できるようにする新規性のあるシステムである。新規性のあるタグが、タグ要素内に記述された特別なサービスを通じて最適に伝達されるものとして、データを識別する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施例による方法は、ユーザがサーバからコンテンツを有するドキュメントを取得することに始まる。本発明のベアラサービスタグに対する検索がなされ、存在する場合には、タグ及びコンテンツは分析(parse)され、そのコンテンツは、タグにより識別されたベアラサービスを用いて伝送される。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、コンテンツを最適に伝送するサービスを選択することにより、ネットワーク帯域幅の効率的な利用を、可能とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の上述の特徴及び他の特徴は、本発明の以下の詳細な説明を添付の図面とともに読むことで、より明確となる。
【0013】
以下の例に、広帯域符号分割多重アクセス(CDMA)、(TDMA)、任意のWAP等で実施する方法を利用するユニバーサル移動通信システム(UMTS)での本発明の利用を、本発明をそれに限定することなく、説明する。
【0014】
提供されるベアラサービスの一例として、SMSがある。本発明の譲受人は、1997年のCeBitにて、スマートメッセージング(Smart Messaging)と称されるメッセージ伝送の概念を紹介した。スマートメッセージングにより、インターネットの情報は、ショートメッセージ対応の任意のGSM移動局へと配信可能となる。スマートメッセージングは、HTML形式でのインターネットの情報を検索してそれをショートメッセージへとTTMLを通じて変換するArtus Messaging Platformを利用している。TTML(HTMLのサブセット)は、GSM電話機上でインターネットからアクセスされる情報を提示するための、ノキアのプロトコルである。インターネットのコンテンツ検索はHTMLでなされるので、コンテンツのプロバイダは、ウェブサーバに対して変更を加える必要がない。開発者は、グローバルなユーザコミュニティ全体に対して統一的なアクセスを、ワイヤレス電話によっても得ることになる。
【0015】
XHTML及びTML(タスクマークアップ言語)等の他のマークアップ言語が、現在利用されている。また、他の専門的なマークアップ言語が、開発されている。例えば、Rosetta Inpharmaticsによる遺伝子発現マークアップ言語(GEML)は、DNAマイクロアレイ及び遺伝子発現データを共通の形式へと変換するためのXMLファイル仕様である。International Business Machineは、音声インタフェースを有する音声XML(VXML)ブラウザを含むWebSphere Voice Serverを、開発している。
【0016】
当業者は、本発明を、これらの他の言語で利用することが可能であろう。本発明の精神及び範囲は、ある1つのマークアップ言語に限定しようとするものではない。
【0017】
本発明を説明する図面を参照する。図1は、本発明の一実施例で使用されうる典型的な移動局の説明図である。この説明図は、単なる見本であり、説明されている構成は、本発明の実施に不可欠のものではない。この場合、移動局100は、移動局又は本人確認装置(personal trusted device)としても知られるワイヤレス電話機である。移動局100は、汎欧州移動通信システム(GSM)、符号分割多重アクセス(CDMA)又はあらゆるその後継等の種々のセルラ規格の任意のものに応じて動作するワイヤレスシステムを、備えていてもよい。
【0018】
CDMAについての情報は、電気通信標準(TIA)により提供される。文献IS-95 CDMA and CDMA2000 by Vijay K. Garg; ISBN 0-13-087112-5; published by Prentice Hall (New Jersey; www.phptr.com) 及び文献WCDMA for UMTS Radio Access for Third Generation Mobile Communications edited by Harri Holma and Antti Toskala (both of Nokia, Finland); ISBN 0 471 72051 8; published by John Wiley and Sons, Ltd (England; www.wiley.com)により、この題材についての理解が得られる。両文献は、参照のために本明細書に示される。
【0019】
移動局100は、データ、メニュー、及びソフトキー機能121A,121Bの領域を表示するディスプレイ110を、備えている。なお、ソフトキー機能121A,121Bは、ソフトキー120A,120Bを押下することにより起動可能である。また、スクロールキー130が、ディスプレイ110上に現れたメニュー項目をスクロールするために、設けられている。また、スクロールキー130は、表示された項目をスクロール可能な回転シリンダ、ボール等であってもよい。キーボード140は、データ入力のために動作する。また、キーボード140のキーは、イベントに応じて視覚的な合図を提供するために、当業者に既知の種々の方法により照明されてもよい。データ入力は、当業者に既知の予測キーボード入力を使用することにより、容易にできるようになってもよい。データは、メモリ180内に格納される。メモリ180は、データの一次記憶用のキャッシュ領域がある揮発性のランダムアクセスメモリ(RAM)を、含んでいてもよい。また、移動局100は、不揮発性メモリ160を備えていてもよい。この不揮発性のメモリ160は、組込式であってもよく、着脱可能な加入者識別モジュール(SIM)のように着脱可能であってもよい。不揮発性メモリ160は、EEPROM、又はSanDisk (Sunnyvale, California) 又はLexar Media (Fremont, California)から入手可能なフラッシュメモリ等であってもよい。メモリ160,180には、プロセッサ170の動作を制御して本発明の実施例に従う機能を実現するロジックが、含まれていてもよい。そのロジックは、ソフトウェア又はファームウェアのコードであってもよい。プロセッサ170は、適切なコマンドを生成し、移動局100の他の要素ブロックを制御する。また、プロセッサ170は、組込式のキャッシュメモリを有していてもよい。また、移動局100は、スピーカ190を備えている。
【0020】
また、移動局100には、移動局のオーディオを、現行のオーディオシステム上で再生可能とするインタフェースが、設けられていてもよい。このようなインタフェースは、2000年12月19日にJuntunenなどに対して発行され、本願の譲受人に対して譲受されたMETHOD AND APPARATUS FOR INTERFACING A MOBILE PHONE WITH AN EXISTING AUDIO SYSTEMなる名称の米国特許第6163711号により提供される。この特許は、参照のために本明細書に示される。この特許には、移動局100が利用する電波インタフェースを通じて伝送される無線データサービス(RDS)を使用することが、記述されている。RDSにより、移動局は、カーラジオ等の外部オーディオシステムを制御することが、可能となる。
【0021】
本発明による実施例は、SMS、回線交換データ(CSD)、第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)等のベアラサービス、及び、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)等のベアラ独立ソリューションにて利用されてもよい。
【0022】
WAP構成の詳細及び仕様は、www.wapforum.orgのWAPフォーラムから入手可能であり、それは、参照のために本明細書に示される。WAP仕様は、ワイヤレスアプリケーション環境(WAE)を提供している。WAEは、技術におけるWWW(World Wide Web)モデル上に構築された汎用的なアプリケーション環境を提供している。
【0023】
WWWモデルでは、サーバは、ウェブページ又はドキュメントとも称されるHTML又はXML等の標準的な形式にて、コンテンツをクライアントに提示する。ドキュメントは、クライアント内に組み込まれたブラウザとして知られるユーザのエージェントにより、閲覧される。WWW上のリソースは、インターネットの標準的なユニバーサルリソースロケータ(URL)で名付けられている。ブラウザは、標準的なネットワークプロトコルを用いて、サーバと通信する。ネットワークプロトコルの最も一般的なものは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)である。
【0024】
WAEは、WWWモデルに従う。コンテンツは、WML等の標準的な形式のものである。WMLは、XMLに類似している。WAPでは、WWWドメインのページ又はドキュメントは、カード又はデッキとなる。HTML形式の文書を分析して、HDML又はWML形式のデッキ/カードに変換するアプリケーションが、提供されている。コンテンツは、ネットワークのWWWドメインではHTTPを用いて、ワイヤレスドメインではワイヤレスセッションプロトコル(WSP)と称されるHTTPのようなプロトコルを用いて、転送される。
【0025】
図2は、複数のレイヤにおけるプロトコルスタックを示すWAPクライアントの説明図である。本発明の好適な実施例では、移動局は、WAPクライアントとして構成されている。ほとんどのネットワーク構成と同様に、WAPは、一連のレイヤとして構成されている。その構成における各レイヤは、上位のレイヤ、並びに、他のサービス及びアプリケーションによりアクセス可能である。これらのプロトコルは、SMS(ショートメッセージサービス)、CSD(回路交換データ)、GPRS(一般パケット無線サービス)等の種々の異なったベアラサービス上で動作するように設計されている。
【0026】
WAPクライアント200は、ユーザエージェントレイヤ230と、URL及びHTTPレイヤ240と、プロトコルレイヤ250とを、備えている。また、図2のWAPクライアント200は、ワイヤレスアプリケーション環境(WAE API)210、プラットフォームAPI215、及びワイヤレスデータグラムプロトコル(WDP API)220等の種々のアプリケーションプログラムインタフェース(API)を、備えている。
【0027】
WDPは、WWWドメイン内で規定されたユーザデータグラムプロトコル(UDP)を採用しており、WDP APIは、GSM、CDMA、GPRS、CDPD等の標準のデータベアラサービスに、対応していてもよい。
【0028】
ユーザエージェントレイヤ230は、WMLブラウザ231、移動局をプログラムするためのWMLスクリプト仮想マシン232、及び標準的な機能の組であるWMLスクリプトライブラリ933を、備えている。また、マイクロブラウザとも称されるWMLブラウザは、WSPを用いてゲートウェイと通信する。ゲートウェイは、HTTPを用いてサーバと通信する。
【0029】
プロトコルレイヤ250は、ワイヤレスプロトコルスタック260を備えている。そして、ワイヤレスプロトコルスタック260は、ワイヤレスセッションプロトコル(WSP)261、ワイヤレストランザクションプロトコル(WTP)262、セキュリティ管理のためのワイヤレストランスポートレイヤセキュリティ(WTLS)263、ワイヤレスデータグラムプロトコル(WDP)264を、備えている。ワイヤレスデータグラムプロトコル264は、ベアラサービスに接続されてもよく、プロトコルスタック260上の上位レイヤにサービスを提供する。
【0030】
URL及びHTTPレイヤ240は、URLローダ941、HTTPローダ242、及びキャッシュ243を、備えている。また、このレイヤは、アダプタ245をも備えている。ある技術では、アダプテーションレイヤと称される全体のレイヤが存在する。アダプテーションレイヤは、WDPプロトコルの機能を、特定のベアラ上に直接マッピングするWDPプロトコルのレイヤである。アダプテーションレイヤは、各ベアラ毎に異なり、そのベアラサービスの特定の機能及び特性について処理する。さらに、WAPゲートウェイ又はサーバでは、アダプテーションレイヤは、トンネルとも称され、WDPパケットを終端して、トンネリングプロトコルを介してWAPプロキシ/サーバに渡す。トンネリングプロトコルは、ベアラのサービスに対応したゲートウェイとWAPプロキシ/サーバとの間のインタフェースである。
【0031】
ベアラアダプタは、WAPサーバをワイヤレスネットワークに接続するコンポーネントである。いくつもの異なるベアラに対応するため、ゲートウェイサーバは、このように、いくつもの異なるベアラアダプタを持つ必要がある。
【0032】
図3は、図1の移動局100上のWAPクライアントの別の例である。クライアント300は、WMLブラウザコンポーネント310、ユーザインタフェース(UI)レベル380、及びベアラレベル390を、備えている。WMLブラウザは、WAPゲートウェイから受信したWMLコンテンツ(カード及びデッキ)を解釈し、そのコンテンツを、与えられたAPIを用いてUIに渡す。また、WMLブラウザは、ブラウザ状態情報を管理している。
【0033】
さらに、UIレベル380は、メインウインドウ及びメニューコンポーネント381、設定コンポーネント382、カードレンダリングコンポーネント383、及びブックマークコンポーネント384を、備えている。
【0034】
ベアラレベル390は、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)ベアラの実装を含む。特に、このベアラは、回線交換データ(CSD)ネットワークに対応可能である。
【0035】
ユーザエージェント(UA)レベル320は、ブラウザ310のコア、すなわち、WMLインタプリタ321、WMLスクリプトインタプリタ及び標準ライブラリ322、並びにプッシュサブシステム323を、備えている。WMLインタプリタは、WBMPイメージファイル、非同期イメージローダ、及びクッキーを含む、WML言語仕様に対応している。WMLスクリプトインタプリタは、コード化されたWMLスクリプトコンテンツを処理し、前記コンテンツにより指定された動作を実行する。ライブラリには、ブラウザ及びURL処理機能への対応が含まれる。UAレベルは、WML、WMLスクリプト、及びプッシュAPIを用いて、UIレベルとインタフェースをとる。
【0036】
さらに、プッシュサブシステム323は、プッシュハンドラ324、サービス指示(SI)復号器325、サービスローダ(SL)復号器326、及びWBXMLパーサ327を、備えている。プッシュサブシステムは、WBXMLパーサを利用して、プッシュメッセージを、SI復号器325又はSL復号器326へと送出する。メッセージが一旦復号されると、プッシュハンドラ324は、移動局のサービス(すなわち、メッセージ伝送、警告)、及びクライアントのローダレベル330と対話して、プッシュ過程を完結させる。プッシュ過程について説明されているが、本発明では、プル過程中の機能も可能である。
【0037】
ローダレベル330は、HTTPローダ331、URLローダ332、キャッシュ333、アプリケーションディスパッチャ334、WSPヘッダハンドリング335、コンテンツディスパッチャ356、WSPアダプタ357を、備えている。ローダレベル330は、HTTP方式を用いてURLのローディングを処理する。URL及びヘッダの妥当性確認は、このレベルにてなされる。また、クッキー及び基本的な認証への対応も、提供されている。また、キャッシュロジック及びストレージも、このレイヤにてサポートされてもよい。また、ローダレベル330は、プッシュの送出等、コンテンツ及びアプリケーションの送出を提供してもよい。ローダレベル330は、WPS処理APIを介してワイヤレスプロトコルスタック(WPS)レベルとインタフェースをとり、ローダAPIを介してUAレベルとインタフェースをとる。
【0038】
従来技術のプッシュプロトコル方式では、プッシュイニシエータは、プッシュプロキシゲートウェイに対して、特定のクライアントの(すなわち移動局の)機能について照会する動作を、実行する。上述のように、これらの機能は、セッション確立の期間中に取り決められる機能、又はユーザエージェントのプロファイル情報から、得られてもよい。また、本発明は、識別のベアラサービス毎にコンテンツが送信されるようにユーザが要求するプル環境においても動作する。
【0039】
図4は、本発明の一実施例が動作する通信システムである。この通信システムは、インターネット4にアクセス可能な複数の移動局2を、備えている。移動局は、ワイヤレスネットワーク8により受信されるとともに該ワイヤレスネットワーク8を通じて送信される信号6を、伝送する。ワイヤレスネットワークは、GSM、CDMA IS−95、TMDA IS−136、WCDMA広帯域IS−95、IMT−2000、及びUMTS等のいくつもの異なるネットワークシステムであってもよく、あるシステム及び同システム内の異なる通信形式、例えば、GSM内のSMS、GPRS、又はHSCSD通信を、用いてもよい。従って、いくつもの異なるベアラが、信号6を伝送するのに用いられてもよい。ネットワーク8により受信されたWAPのリクエスト6は、プロキシ又はゲートウェイサーバ12へとルーティングされる。サーバ12は、WAPリクエストをHTTPリクエストへと変換することにより、移動局2が、ウェブサーバ14に対して情報を要求してインターネット4を閲覧できるようにする。ウェブサーバ14から得られた情報は、プロキシにより適切な形式へと符号化されて、ワイヤレスネットワークにより要求元である移動局2へと伝送される。応答には、ナビゲーション対応、データ入力、ハイパーリンク、テキスト及びイメージ表示、並びに書式を提供するワイヤレスマークアップ言語が、含まれる。それは、HTMLに類似した閲覧言語である。移動局2は、その情報を処理して利用する。ウェブサーバ14が、コンテンツをWAP/WML形式にて提供するならば、サーバ12は、このようなコンテンツを、ウェブサーバ14から直接取得してもよい。一方、ウェブサーバが、コンテンツをWWW形式(HTML等)にて提供するならば、コンテンツをWWW形式からWAP/WML形式へと変換するフィルタが利用されてもよい。
【0040】
ウェブサーバ14に加えて、移動局2は、ワイヤレステレフォニアプリケーション(WTA:Wireless Telephony Application)サーバ18と交信してもよい。また、提供元のサーバは、他の形式のものであってもよい。
【0041】
図5に、コンピュータ20等のハードウェア内に組み込まれたゲートウェイサーバを示す。コンピュータ20は、ダイナミックメモリと、処理能力と、アプリケーションプログラム、プロトコルスタック、及びオペレーティングシステムのようなゲートウェイサーバを実現するのに必要な全プログラムを格納するのに必要なメモリとを、有する。コンピュータ20は、キーボード22及びディスプレイ23等のユーザインタフェースと、サーバプログラム24とを、備えている。サーバプログラム24は、リクエストを処理してWMLをサーバから取得するというように、基礎となるプロトコルのイベントを処理するアプリケーションプログラム26と、WAPプロトコルスタック28及びHTTPプロトコルスタック30等のプロトコルスタックとを、有する。アプリケーションプログラム26は、コンピュータと種々のネットワーク(電話ネットワーク32、インターネット34及びデータネットワークと回線交換データネットワーク35等)との間における、コマンド、リクエスト、及び情報を含むデータの流れを制御する。さらに、アプリケーションプログラム26は、ディスプレイ23上で閲覧可能であってキーパッド22(及び例えばマウス)で制御可能なプログラムを、実行してもよい。コンピュータ20は、HTTPプロトコルスタック30及びインタフェース36を通じて、インターネット34と交信する。コンピュータ20は、インタフェース38,40を通じて電話ネットワーク34及びデータネットワーク35と交信する。また、サーバプログラム24は、HTTP及びWAP間の変換を行うゲートウェイ42を、備えている。SMSメッセージ伝送が、データ接続により、適切なハードウェアを通じてオペレータのネットワークへと提供されてもよい。
【0042】
アプリケーションプログラム26及びWAPプロトコルスタック28内にある個々のスレッド44は、コンピュータ20内のプロセッサ46を用いて、必要な処理タスクを実行する。プロセッサに対するスレッドの割当は、コンピュータ20のオペレーティングシステム50内にあるスレッド処理サービス48により提供される。
【0043】
図2及び図3に示すように、WAPスタックは、いわゆるベアラ(データグラムサービスを提供する)の上部に構築される。例えば、これらベアラは、SMS又はCSDである。ベアラは、自身のプロトコルを有し、プロトコルスタック実装を通じて実現される。
【0044】
図6に、本発明によるゲートウェイサーバの機能ブロック図(ソフトウェアで実現)を、少なくとも本発明を理解する程度で示す。ゲートウェイサーバには、図2及び図3に示すWAPスタック等のワイヤレスプロトコルスタック(WPS)50が、含まれる。WPS下には、ベアラドライバ52を通じてそれぞれのベアラにアクセスするそれぞれのベアラアダプタ51がある。また、WPS及びベアラアダプタ及びWPS間に設けられている。さらに、ベアラゲート53は、ベアラマネージャ54へのリンクを有する。ベアラマネージャ54は、図5に示すキーパッド22及びディスプレイ23等のユーザインタフェース56で、ベアラアダプタの動作を制御及び構成する。ウェブサーバへの接続のようなインターネットへの接続は、インタフェース57を介してなされる。
【0045】
ゲートウェイサーバは、ベアラゲート53及びベアラアダプタ51を次の2通り、すなわち特定のワイヤレスネットワークへとデータを伝送すること、ベアラの動作を制御及び監視することに用いる。
【0046】
本発明に従って、特別なマークアップ言語のタグが、プッシュ又はプル動作期間中にベアラ選択を提供するために、用いられてもよい。このように、それぞれのデータ/情報が、帯域幅及び他のデータのパラメータに基づき、それぞれのベアラチャネルを通じて送信されてもよい。例えば、あるデータが、低速のSMSチャネルを通じて送信され、その一方で、他の重要なデータが、ベアラ型のタグすなわち、
を用いて、一般パケット無線サービス(GPRS)チャネル又は回線交換チャネルを通じて送信されてもよい。
【0047】
これにより、ページは、分析されて、高速を要するあるデータが、あるチャネルで送信され、そのような高速が必要でないデータは、より低速のチャネルで送信されるようになる。無線ネットワーク容量の最適化は、各データの型に正しい型の容量が用いられた場合に、達成されうる。タグの要素は、ベアラサービスのパラメータであってもよい。
【0048】
特別なシグナリングプロトコルが、文献WO99/01991(DETERMINING BEARER SERVICES IN A RADIO ACCESS NETWORKなる名称で、1997年3月24日に出願され、本発明の譲受人である法人に譲受された米国出願番号09/155201)により、提供されている。上記出願は、参照のために本明細書に示される。
【0049】
このプロトコルは、無線ベアラサービスプロトコル(RBC)と称される。そのベアラサービスは、種々のベアラサービスパラメータにより表現される。その例を以下に示す。ベアラサービスパラメータには、主要な種類が4つある。すなわち、1)トラフィックパラメータ、2)サービス品質(QoS)パラメータ、3)情報パラメータ、及び4)コンテンツパラメータである。
【0050】
トラフィックパラメータ:
ピークビット速度(PBR)、単位:bit/sは、最大バーストサイズに関連した最大瞬間ビット速度であり、他のトラフィックパラメータなしに、一定のビット速度を示す。
持続可能ビット速度(SBR)、単位:bit/sは、接続の適合平均ビット速度の上限である。
最大バーストサイズ(MBS)、単位:bitは、ピークビット速度で伝送されうる最大バーストサイズの推定値を与える。
フレームサイズ規格:エントリ数、最小サイズ、中間サイズ9s0、最大サイズ。非同期サービスについては、フレームは、最小値及び最大値間の任意のサイズをとりうる。同期サービスについては、要求された中間サイズが規定されてもよく、リストには、離散ビット速度に応じて、使用される離散フレームサイズが規定される。
最小ビット速度MBR、単位:bit/sは、UTRAN ABRトラフィックに必要とされる最小ビット速度である。
【0051】
サービス品質(Qos)パラメータ:
ビット誤り率BERは、接続のビット誤り率である。
遅延。
フレーム損失率(FLR)、百分率、は、送信された全フレームに対する損失フレームの割合である。
優先度。
【0052】
情報パラメータ:
方向、アップリンク/ダウンリンク。単方向ベアラの方向を与える。双方向ベアラについては、“bi-directional”が指定される。
構成、ポイントツーポイント/ポイントツーマルチポイント。ポイントツーポイント、又はポイントツーマルチポイント接続により、接続の構成を与える。
型、制御/非同期/同期。制御:トラフィックはシグナリングからなる。非同期トラフィック:トラフィックは、無線インタフェースのタイミングと同期しない。同期トラフィック:無線インタフェースのタイミング情報が必要とされる。
【0053】
コンテンツパラメータ:
符号化:使用される音声コーデックを示す。
【0054】
図7は、図7A及び図7Bからなり、本発明の一実施例による方法を示すフローチャートである。そのフローチャートに示された処理は、例として用いられることになる。修正及び変形は、本発明の範囲内であるとみなされる。その方法が開始する(7000)のは、ユーザが、サーバからドキュメントを取得するステップ7010からである。「ベアラ」開始タグの検索がなされる(7020)。「ベアラ」開始タグが検出されなければ、処理は終了する(7035)。「ベアラ」開始タグが検出されたならば、ステップ7040にて、「GSM」タグの検索がなされる。「GSM」タグが存在する(7050)場合、GSMベアラタグが分析されて、タグにより識別されたベアラサービスを用いてコンテンツが送信される(ステップ7055)。
【0055】
「GSM」タグが検出されなければ、「TDMA」タグの検索がなされる(7060)。「TDMA」タグが存在する(7070)場合、「TDMA」ベアラタグが分析されて、タグにより識別されたサービスを用いてコンテンツが送信される(7075)。
【0056】
この方法は、図7Bへと続く。「WCDMA」タグの検索がなされ(7080)、もしあれば(7090)、WCDMAベアラタグが分析されて、タグにより識別されるベアラサービスを用いてコンテンツが送信される(7095)。
【0057】
ベアラ終了タグが検出された場合、ステップ7010でユーザがサーバからドキュメントを取得することにより、処理が再開する。
【0058】
当業者に理解されるように、本願に記述された革新的な概念は、非常に広範な用途に亘って修正及び変更可能であるので、特許内容は、与えられた識別の例示的な内容のいずれによっても限定されるものではない。ここに、出願人は、複数を、1又はそれ以上を意味するものと規定する。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】図1は本発明の一実施例により使用する移動局の説明図を示す図である。
【図2】図2はWAPブラウザの説明図を示す図である。
【図3】図3はWAPブラウザの追加の説明図を示す図である。
【図4】図4は本発明の一実施例が動作する典型的な通信システムの説明図を示す図である。
【図5】図5は本発明の一実施例が動作するゲートウェイサーバの説明図を示す図である。
【図6】図6は本発明の一実施例によるゲートウェイサーバの機能ブロック図を示す図である。
【図7】図7は本発明の一実施例による方法を示すフローチャートを示す図である。図7は、図7Aと図7Bとから構成される。
【0001】
本発明は、一般に、データ転送システムに関し、特に、最も効率的なサービスが、通信システム内でのデータ転送に用いられるように、データを識別する手段に関する。
【背景技術】
【0002】
ユニバーサル移動通信システム(UMTS)として知られる第3世代通信システムが、本特許出願において、例として用いられている。セルラ通信システムでは、該セルラ通信システムを通じての単一の接続又はデータ接続を、ベアラと称する。一般に、ベアラには、ある端末装置と、基地局、又はセルラネットワークを接続するネットワーク相互接続ユニット(IWU)のようなネットワーク要素との間のデータ通信に関するパラメータの組、サービス品質(QoS)が関係する。典型的には、ベアラに関係するパラメータの組には、データ伝送速度、許容遅延、許容ビット誤り率(BER)、これらのパラメータの最小及び最大値が、含まれる。さらに、ベアラは、パケット通信ベアラ又は回線交換ベアラ及び例えばトランスペアレント又は非トランスペアレント接続対応であってもよい。ベアラは、ペイロード情報を伝送するためにある移動局とあるネットワーク要素とを接続する、指定されたパラメータを有するデータ伝送路であると、みなされてもよい。1つのベアラは、1つの移動局を1つのネットワーク要素に接続する。但し、ベアラは、いくつものネットワーク要素を通過してもよい。1つの移動局は、あるシステムでは1つのベアラのみに対応し、他のシステムでは同時に2つ以上のベアラに対応してもよい。
【0003】
ショートメッセージサービス(SMS)は、ベアラサービスの一例である。具体的には、特にGSMネットワークにおいて、移動ネットワーク内のメッセージ通信のためのものである。SMSは、音声及びデータサービスとは、次の点で異なる。すなわち、ショートメッセージは、制御又はシグナリングチャネル上のシグナリング(通例、例えば、デジタル移動ネットワーク内のデータ伝送)を通じて伝送されるので、ショートメッセージを送信するのに、送信側から受信側への接続が、確立される必要がないという点においてである。
【0004】
現在、全てのサービスは、「ベストエフォート」又は「ベストトライ」(best try)サービスである。これは、アプリケーション又はユーザに対して、どのような所定の品質レベルも保証されないということを意味するが、しかし動作パラメータは、インターネットの利用の即時の度合いに応じて様々である。多くのアプリケーションは、それぞれ明確に異なる最適な動作パラメータを有する。
【0005】
UMTSにより、ユーザは、ある型のデータを伝送するのに最適なベアラの特性を、取り決めることができる。有効な接続中のベアラの取り決め手順によって、ベアラの特性を変更可能である。ベアラの取り決めは、ユーザ/アプリケーションにより起動されるが、再度の取り決めは、アプリケーション又はネットワークにより(例えばハンドオーバの状況で)、起動されてもよい。
【0006】
ウェブプロトコルの最近の進歩により、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)の創出がもたらされた。ハンドヘルド機器マークアップ言語(HDML)又はワイヤレスマークアップ言語(WML)を用いたWAPソリューションにより、ウェブコンテンツは、ナローバンド及び限定された画面サイズの移動局等のハンドヘルド機器上で使用するのに適合可能となる。移動局製造業者は、WAP準拠マイクロブラウザなど高付加価値アプリケーションを、移動局に組み込んでいる。これにより、移動局は、ワイヤレスポータルを通じてインターネットからのサービス及びコンテンツ用のクライアントとして機能することが可能となる。マイクロブラウザは、エンドユーザの機器内に組み込まれたソフトウェア又はファームウェアの形態でのロジックであってもよい。なお、これにより、その機器は、ネットワーク上のゲートウェイと対話可能となる。マイクロブラウザの例として、補遺A(参照のために本明細書に示される)に示されるNokia Microbrowser、及びPhone.com(Redwood City, California; www.phone.com)のUP.Browserが挙げられる。また、HDMLのスタイルガイドも、(www.phone.com)から入手可能であり、参照のために本明細書に示される。
【0007】
WAPについての情報は、(www.wapforum.org)又はUnderstanding WAP; Wireless Applications, Devices, and Services; ISBN 1-58053-093-1; Artech House Publishers (Boston; www.artechhouse.com)から入手可能であり、参照のために本明細書に示される。
【0008】
ワイヤレスポータル又はゲートウェイは、ユーザがインターネットのコンテンツ及びサービスにアクセスするための入口である。ポータルが、コンテンツ及び/又はサービスをユーザへ送信(プッシュ(PUSH)と称される)してもよく、あるいは、ユーザが、コンテンツ又はサービスをポータルのプロバイダに対して要求(プル(PULL)と称される)してもよい。このようなポータルの例として、Nokia Artus MAX Platform (www.nokia.com/wap/products.html)が挙げられる。プッシュの過程中、取り決めにより、ユーザは、ある型のデータを送信するのに最適なベアラ特性を取り決めることができる。プルの過程中、ユーザは、データ提供に最適なサービスを要求してもよい。プッシュ又はプルされるデータ/情報に基づいて、適切なベアラサービスを提供することが、望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ベアラサービスを最適に選択できるようにする新規性のあるシステムである。新規性のあるタグが、タグ要素内に記述された特別なサービスを通じて最適に伝達されるものとして、データを識別する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施例による方法は、ユーザがサーバからコンテンツを有するドキュメントを取得することに始まる。本発明のベアラサービスタグに対する検索がなされ、存在する場合には、タグ及びコンテンツは分析(parse)され、そのコンテンツは、タグにより識別されたベアラサービスを用いて伝送される。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、コンテンツを最適に伝送するサービスを選択することにより、ネットワーク帯域幅の効率的な利用を、可能とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の上述の特徴及び他の特徴は、本発明の以下の詳細な説明を添付の図面とともに読むことで、より明確となる。
【0013】
以下の例に、広帯域符号分割多重アクセス(CDMA)、(TDMA)、任意のWAP等で実施する方法を利用するユニバーサル移動通信システム(UMTS)での本発明の利用を、本発明をそれに限定することなく、説明する。
【0014】
提供されるベアラサービスの一例として、SMSがある。本発明の譲受人は、1997年のCeBitにて、スマートメッセージング(Smart Messaging)と称されるメッセージ伝送の概念を紹介した。スマートメッセージングにより、インターネットの情報は、ショートメッセージ対応の任意のGSM移動局へと配信可能となる。スマートメッセージングは、HTML形式でのインターネットの情報を検索してそれをショートメッセージへとTTMLを通じて変換するArtus Messaging Platformを利用している。TTML(HTMLのサブセット)は、GSM電話機上でインターネットからアクセスされる情報を提示するための、ノキアのプロトコルである。インターネットのコンテンツ検索はHTMLでなされるので、コンテンツのプロバイダは、ウェブサーバに対して変更を加える必要がない。開発者は、グローバルなユーザコミュニティ全体に対して統一的なアクセスを、ワイヤレス電話によっても得ることになる。
【0015】
XHTML及びTML(タスクマークアップ言語)等の他のマークアップ言語が、現在利用されている。また、他の専門的なマークアップ言語が、開発されている。例えば、Rosetta Inpharmaticsによる遺伝子発現マークアップ言語(GEML)は、DNAマイクロアレイ及び遺伝子発現データを共通の形式へと変換するためのXMLファイル仕様である。International Business Machineは、音声インタフェースを有する音声XML(VXML)ブラウザを含むWebSphere Voice Serverを、開発している。
【0016】
当業者は、本発明を、これらの他の言語で利用することが可能であろう。本発明の精神及び範囲は、ある1つのマークアップ言語に限定しようとするものではない。
【0017】
本発明を説明する図面を参照する。図1は、本発明の一実施例で使用されうる典型的な移動局の説明図である。この説明図は、単なる見本であり、説明されている構成は、本発明の実施に不可欠のものではない。この場合、移動局100は、移動局又は本人確認装置(personal trusted device)としても知られるワイヤレス電話機である。移動局100は、汎欧州移動通信システム(GSM)、符号分割多重アクセス(CDMA)又はあらゆるその後継等の種々のセルラ規格の任意のものに応じて動作するワイヤレスシステムを、備えていてもよい。
【0018】
CDMAについての情報は、電気通信標準(TIA)により提供される。文献IS-95 CDMA and CDMA2000 by Vijay K. Garg; ISBN 0-13-087112-5; published by Prentice Hall (New Jersey; www.phptr.com) 及び文献WCDMA for UMTS Radio Access for Third Generation Mobile Communications edited by Harri Holma and Antti Toskala (both of Nokia, Finland); ISBN 0 471 72051 8; published by John Wiley and Sons, Ltd (England; www.wiley.com)により、この題材についての理解が得られる。両文献は、参照のために本明細書に示される。
【0019】
移動局100は、データ、メニュー、及びソフトキー機能121A,121Bの領域を表示するディスプレイ110を、備えている。なお、ソフトキー機能121A,121Bは、ソフトキー120A,120Bを押下することにより起動可能である。また、スクロールキー130が、ディスプレイ110上に現れたメニュー項目をスクロールするために、設けられている。また、スクロールキー130は、表示された項目をスクロール可能な回転シリンダ、ボール等であってもよい。キーボード140は、データ入力のために動作する。また、キーボード140のキーは、イベントに応じて視覚的な合図を提供するために、当業者に既知の種々の方法により照明されてもよい。データ入力は、当業者に既知の予測キーボード入力を使用することにより、容易にできるようになってもよい。データは、メモリ180内に格納される。メモリ180は、データの一次記憶用のキャッシュ領域がある揮発性のランダムアクセスメモリ(RAM)を、含んでいてもよい。また、移動局100は、不揮発性メモリ160を備えていてもよい。この不揮発性のメモリ160は、組込式であってもよく、着脱可能な加入者識別モジュール(SIM)のように着脱可能であってもよい。不揮発性メモリ160は、EEPROM、又はSanDisk (Sunnyvale, California) 又はLexar Media (Fremont, California)から入手可能なフラッシュメモリ等であってもよい。メモリ160,180には、プロセッサ170の動作を制御して本発明の実施例に従う機能を実現するロジックが、含まれていてもよい。そのロジックは、ソフトウェア又はファームウェアのコードであってもよい。プロセッサ170は、適切なコマンドを生成し、移動局100の他の要素ブロックを制御する。また、プロセッサ170は、組込式のキャッシュメモリを有していてもよい。また、移動局100は、スピーカ190を備えている。
【0020】
また、移動局100には、移動局のオーディオを、現行のオーディオシステム上で再生可能とするインタフェースが、設けられていてもよい。このようなインタフェースは、2000年12月19日にJuntunenなどに対して発行され、本願の譲受人に対して譲受されたMETHOD AND APPARATUS FOR INTERFACING A MOBILE PHONE WITH AN EXISTING AUDIO SYSTEMなる名称の米国特許第6163711号により提供される。この特許は、参照のために本明細書に示される。この特許には、移動局100が利用する電波インタフェースを通じて伝送される無線データサービス(RDS)を使用することが、記述されている。RDSにより、移動局は、カーラジオ等の外部オーディオシステムを制御することが、可能となる。
【0021】
本発明による実施例は、SMS、回線交換データ(CSD)、第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)等のベアラサービス、及び、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)等のベアラ独立ソリューションにて利用されてもよい。
【0022】
WAP構成の詳細及び仕様は、www.wapforum.orgのWAPフォーラムから入手可能であり、それは、参照のために本明細書に示される。WAP仕様は、ワイヤレスアプリケーション環境(WAE)を提供している。WAEは、技術におけるWWW(World Wide Web)モデル上に構築された汎用的なアプリケーション環境を提供している。
【0023】
WWWモデルでは、サーバは、ウェブページ又はドキュメントとも称されるHTML又はXML等の標準的な形式にて、コンテンツをクライアントに提示する。ドキュメントは、クライアント内に組み込まれたブラウザとして知られるユーザのエージェントにより、閲覧される。WWW上のリソースは、インターネットの標準的なユニバーサルリソースロケータ(URL)で名付けられている。ブラウザは、標準的なネットワークプロトコルを用いて、サーバと通信する。ネットワークプロトコルの最も一般的なものは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)である。
【0024】
WAEは、WWWモデルに従う。コンテンツは、WML等の標準的な形式のものである。WMLは、XMLに類似している。WAPでは、WWWドメインのページ又はドキュメントは、カード又はデッキとなる。HTML形式の文書を分析して、HDML又はWML形式のデッキ/カードに変換するアプリケーションが、提供されている。コンテンツは、ネットワークのWWWドメインではHTTPを用いて、ワイヤレスドメインではワイヤレスセッションプロトコル(WSP)と称されるHTTPのようなプロトコルを用いて、転送される。
【0025】
図2は、複数のレイヤにおけるプロトコルスタックを示すWAPクライアントの説明図である。本発明の好適な実施例では、移動局は、WAPクライアントとして構成されている。ほとんどのネットワーク構成と同様に、WAPは、一連のレイヤとして構成されている。その構成における各レイヤは、上位のレイヤ、並びに、他のサービス及びアプリケーションによりアクセス可能である。これらのプロトコルは、SMS(ショートメッセージサービス)、CSD(回路交換データ)、GPRS(一般パケット無線サービス)等の種々の異なったベアラサービス上で動作するように設計されている。
【0026】
WAPクライアント200は、ユーザエージェントレイヤ230と、URL及びHTTPレイヤ240と、プロトコルレイヤ250とを、備えている。また、図2のWAPクライアント200は、ワイヤレスアプリケーション環境(WAE API)210、プラットフォームAPI215、及びワイヤレスデータグラムプロトコル(WDP API)220等の種々のアプリケーションプログラムインタフェース(API)を、備えている。
【0027】
WDPは、WWWドメイン内で規定されたユーザデータグラムプロトコル(UDP)を採用しており、WDP APIは、GSM、CDMA、GPRS、CDPD等の標準のデータベアラサービスに、対応していてもよい。
【0028】
ユーザエージェントレイヤ230は、WMLブラウザ231、移動局をプログラムするためのWMLスクリプト仮想マシン232、及び標準的な機能の組であるWMLスクリプトライブラリ933を、備えている。また、マイクロブラウザとも称されるWMLブラウザは、WSPを用いてゲートウェイと通信する。ゲートウェイは、HTTPを用いてサーバと通信する。
【0029】
プロトコルレイヤ250は、ワイヤレスプロトコルスタック260を備えている。そして、ワイヤレスプロトコルスタック260は、ワイヤレスセッションプロトコル(WSP)261、ワイヤレストランザクションプロトコル(WTP)262、セキュリティ管理のためのワイヤレストランスポートレイヤセキュリティ(WTLS)263、ワイヤレスデータグラムプロトコル(WDP)264を、備えている。ワイヤレスデータグラムプロトコル264は、ベアラサービスに接続されてもよく、プロトコルスタック260上の上位レイヤにサービスを提供する。
【0030】
URL及びHTTPレイヤ240は、URLローダ941、HTTPローダ242、及びキャッシュ243を、備えている。また、このレイヤは、アダプタ245をも備えている。ある技術では、アダプテーションレイヤと称される全体のレイヤが存在する。アダプテーションレイヤは、WDPプロトコルの機能を、特定のベアラ上に直接マッピングするWDPプロトコルのレイヤである。アダプテーションレイヤは、各ベアラ毎に異なり、そのベアラサービスの特定の機能及び特性について処理する。さらに、WAPゲートウェイ又はサーバでは、アダプテーションレイヤは、トンネルとも称され、WDPパケットを終端して、トンネリングプロトコルを介してWAPプロキシ/サーバに渡す。トンネリングプロトコルは、ベアラのサービスに対応したゲートウェイとWAPプロキシ/サーバとの間のインタフェースである。
【0031】
ベアラアダプタは、WAPサーバをワイヤレスネットワークに接続するコンポーネントである。いくつもの異なるベアラに対応するため、ゲートウェイサーバは、このように、いくつもの異なるベアラアダプタを持つ必要がある。
【0032】
図3は、図1の移動局100上のWAPクライアントの別の例である。クライアント300は、WMLブラウザコンポーネント310、ユーザインタフェース(UI)レベル380、及びベアラレベル390を、備えている。WMLブラウザは、WAPゲートウェイから受信したWMLコンテンツ(カード及びデッキ)を解釈し、そのコンテンツを、与えられたAPIを用いてUIに渡す。また、WMLブラウザは、ブラウザ状態情報を管理している。
【0033】
さらに、UIレベル380は、メインウインドウ及びメニューコンポーネント381、設定コンポーネント382、カードレンダリングコンポーネント383、及びブックマークコンポーネント384を、備えている。
【0034】
ベアラレベル390は、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)ベアラの実装を含む。特に、このベアラは、回線交換データ(CSD)ネットワークに対応可能である。
【0035】
ユーザエージェント(UA)レベル320は、ブラウザ310のコア、すなわち、WMLインタプリタ321、WMLスクリプトインタプリタ及び標準ライブラリ322、並びにプッシュサブシステム323を、備えている。WMLインタプリタは、WBMPイメージファイル、非同期イメージローダ、及びクッキーを含む、WML言語仕様に対応している。WMLスクリプトインタプリタは、コード化されたWMLスクリプトコンテンツを処理し、前記コンテンツにより指定された動作を実行する。ライブラリには、ブラウザ及びURL処理機能への対応が含まれる。UAレベルは、WML、WMLスクリプト、及びプッシュAPIを用いて、UIレベルとインタフェースをとる。
【0036】
さらに、プッシュサブシステム323は、プッシュハンドラ324、サービス指示(SI)復号器325、サービスローダ(SL)復号器326、及びWBXMLパーサ327を、備えている。プッシュサブシステムは、WBXMLパーサを利用して、プッシュメッセージを、SI復号器325又はSL復号器326へと送出する。メッセージが一旦復号されると、プッシュハンドラ324は、移動局のサービス(すなわち、メッセージ伝送、警告)、及びクライアントのローダレベル330と対話して、プッシュ過程を完結させる。プッシュ過程について説明されているが、本発明では、プル過程中の機能も可能である。
【0037】
ローダレベル330は、HTTPローダ331、URLローダ332、キャッシュ333、アプリケーションディスパッチャ334、WSPヘッダハンドリング335、コンテンツディスパッチャ356、WSPアダプタ357を、備えている。ローダレベル330は、HTTP方式を用いてURLのローディングを処理する。URL及びヘッダの妥当性確認は、このレベルにてなされる。また、クッキー及び基本的な認証への対応も、提供されている。また、キャッシュロジック及びストレージも、このレイヤにてサポートされてもよい。また、ローダレベル330は、プッシュの送出等、コンテンツ及びアプリケーションの送出を提供してもよい。ローダレベル330は、WPS処理APIを介してワイヤレスプロトコルスタック(WPS)レベルとインタフェースをとり、ローダAPIを介してUAレベルとインタフェースをとる。
【0038】
従来技術のプッシュプロトコル方式では、プッシュイニシエータは、プッシュプロキシゲートウェイに対して、特定のクライアントの(すなわち移動局の)機能について照会する動作を、実行する。上述のように、これらの機能は、セッション確立の期間中に取り決められる機能、又はユーザエージェントのプロファイル情報から、得られてもよい。また、本発明は、識別のベアラサービス毎にコンテンツが送信されるようにユーザが要求するプル環境においても動作する。
【0039】
図4は、本発明の一実施例が動作する通信システムである。この通信システムは、インターネット4にアクセス可能な複数の移動局2を、備えている。移動局は、ワイヤレスネットワーク8により受信されるとともに該ワイヤレスネットワーク8を通じて送信される信号6を、伝送する。ワイヤレスネットワークは、GSM、CDMA IS−95、TMDA IS−136、WCDMA広帯域IS−95、IMT−2000、及びUMTS等のいくつもの異なるネットワークシステムであってもよく、あるシステム及び同システム内の異なる通信形式、例えば、GSM内のSMS、GPRS、又はHSCSD通信を、用いてもよい。従って、いくつもの異なるベアラが、信号6を伝送するのに用いられてもよい。ネットワーク8により受信されたWAPのリクエスト6は、プロキシ又はゲートウェイサーバ12へとルーティングされる。サーバ12は、WAPリクエストをHTTPリクエストへと変換することにより、移動局2が、ウェブサーバ14に対して情報を要求してインターネット4を閲覧できるようにする。ウェブサーバ14から得られた情報は、プロキシにより適切な形式へと符号化されて、ワイヤレスネットワークにより要求元である移動局2へと伝送される。応答には、ナビゲーション対応、データ入力、ハイパーリンク、テキスト及びイメージ表示、並びに書式を提供するワイヤレスマークアップ言語が、含まれる。それは、HTMLに類似した閲覧言語である。移動局2は、その情報を処理して利用する。ウェブサーバ14が、コンテンツをWAP/WML形式にて提供するならば、サーバ12は、このようなコンテンツを、ウェブサーバ14から直接取得してもよい。一方、ウェブサーバが、コンテンツをWWW形式(HTML等)にて提供するならば、コンテンツをWWW形式からWAP/WML形式へと変換するフィルタが利用されてもよい。
【0040】
ウェブサーバ14に加えて、移動局2は、ワイヤレステレフォニアプリケーション(WTA:Wireless Telephony Application)サーバ18と交信してもよい。また、提供元のサーバは、他の形式のものであってもよい。
【0041】
図5に、コンピュータ20等のハードウェア内に組み込まれたゲートウェイサーバを示す。コンピュータ20は、ダイナミックメモリと、処理能力と、アプリケーションプログラム、プロトコルスタック、及びオペレーティングシステムのようなゲートウェイサーバを実現するのに必要な全プログラムを格納するのに必要なメモリとを、有する。コンピュータ20は、キーボード22及びディスプレイ23等のユーザインタフェースと、サーバプログラム24とを、備えている。サーバプログラム24は、リクエストを処理してWMLをサーバから取得するというように、基礎となるプロトコルのイベントを処理するアプリケーションプログラム26と、WAPプロトコルスタック28及びHTTPプロトコルスタック30等のプロトコルスタックとを、有する。アプリケーションプログラム26は、コンピュータと種々のネットワーク(電話ネットワーク32、インターネット34及びデータネットワークと回線交換データネットワーク35等)との間における、コマンド、リクエスト、及び情報を含むデータの流れを制御する。さらに、アプリケーションプログラム26は、ディスプレイ23上で閲覧可能であってキーパッド22(及び例えばマウス)で制御可能なプログラムを、実行してもよい。コンピュータ20は、HTTPプロトコルスタック30及びインタフェース36を通じて、インターネット34と交信する。コンピュータ20は、インタフェース38,40を通じて電話ネットワーク34及びデータネットワーク35と交信する。また、サーバプログラム24は、HTTP及びWAP間の変換を行うゲートウェイ42を、備えている。SMSメッセージ伝送が、データ接続により、適切なハードウェアを通じてオペレータのネットワークへと提供されてもよい。
【0042】
アプリケーションプログラム26及びWAPプロトコルスタック28内にある個々のスレッド44は、コンピュータ20内のプロセッサ46を用いて、必要な処理タスクを実行する。プロセッサに対するスレッドの割当は、コンピュータ20のオペレーティングシステム50内にあるスレッド処理サービス48により提供される。
【0043】
図2及び図3に示すように、WAPスタックは、いわゆるベアラ(データグラムサービスを提供する)の上部に構築される。例えば、これらベアラは、SMS又はCSDである。ベアラは、自身のプロトコルを有し、プロトコルスタック実装を通じて実現される。
【0044】
図6に、本発明によるゲートウェイサーバの機能ブロック図(ソフトウェアで実現)を、少なくとも本発明を理解する程度で示す。ゲートウェイサーバには、図2及び図3に示すWAPスタック等のワイヤレスプロトコルスタック(WPS)50が、含まれる。WPS下には、ベアラドライバ52を通じてそれぞれのベアラにアクセスするそれぞれのベアラアダプタ51がある。また、WPS及びベアラアダプタ及びWPS間に設けられている。さらに、ベアラゲート53は、ベアラマネージャ54へのリンクを有する。ベアラマネージャ54は、図5に示すキーパッド22及びディスプレイ23等のユーザインタフェース56で、ベアラアダプタの動作を制御及び構成する。ウェブサーバへの接続のようなインターネットへの接続は、インタフェース57を介してなされる。
【0045】
ゲートウェイサーバは、ベアラゲート53及びベアラアダプタ51を次の2通り、すなわち特定のワイヤレスネットワークへとデータを伝送すること、ベアラの動作を制御及び監視することに用いる。
【0046】
本発明に従って、特別なマークアップ言語のタグが、プッシュ又はプル動作期間中にベアラ選択を提供するために、用いられてもよい。このように、それぞれのデータ/情報が、帯域幅及び他のデータのパラメータに基づき、それぞれのベアラチャネルを通じて送信されてもよい。例えば、あるデータが、低速のSMSチャネルを通じて送信され、その一方で、他の重要なデータが、ベアラ型のタグすなわち、
を用いて、一般パケット無線サービス(GPRS)チャネル又は回線交換チャネルを通じて送信されてもよい。
【0047】
これにより、ページは、分析されて、高速を要するあるデータが、あるチャネルで送信され、そのような高速が必要でないデータは、より低速のチャネルで送信されるようになる。無線ネットワーク容量の最適化は、各データの型に正しい型の容量が用いられた場合に、達成されうる。タグの要素は、ベアラサービスのパラメータであってもよい。
【0048】
特別なシグナリングプロトコルが、文献WO99/01991(DETERMINING BEARER SERVICES IN A RADIO ACCESS NETWORKなる名称で、1997年3月24日に出願され、本発明の譲受人である法人に譲受された米国出願番号09/155201)により、提供されている。上記出願は、参照のために本明細書に示される。
【0049】
このプロトコルは、無線ベアラサービスプロトコル(RBC)と称される。そのベアラサービスは、種々のベアラサービスパラメータにより表現される。その例を以下に示す。ベアラサービスパラメータには、主要な種類が4つある。すなわち、1)トラフィックパラメータ、2)サービス品質(QoS)パラメータ、3)情報パラメータ、及び4)コンテンツパラメータである。
【0050】
トラフィックパラメータ:
ピークビット速度(PBR)、単位:bit/sは、最大バーストサイズに関連した最大瞬間ビット速度であり、他のトラフィックパラメータなしに、一定のビット速度を示す。
持続可能ビット速度(SBR)、単位:bit/sは、接続の適合平均ビット速度の上限である。
最大バーストサイズ(MBS)、単位:bitは、ピークビット速度で伝送されうる最大バーストサイズの推定値を与える。
フレームサイズ規格:エントリ数、最小サイズ、中間サイズ9s0、最大サイズ。非同期サービスについては、フレームは、最小値及び最大値間の任意のサイズをとりうる。同期サービスについては、要求された中間サイズが規定されてもよく、リストには、離散ビット速度に応じて、使用される離散フレームサイズが規定される。
最小ビット速度MBR、単位:bit/sは、UTRAN ABRトラフィックに必要とされる最小ビット速度である。
【0051】
サービス品質(Qos)パラメータ:
ビット誤り率BERは、接続のビット誤り率である。
遅延。
フレーム損失率(FLR)、百分率、は、送信された全フレームに対する損失フレームの割合である。
優先度。
【0052】
情報パラメータ:
方向、アップリンク/ダウンリンク。単方向ベアラの方向を与える。双方向ベアラについては、“bi-directional”が指定される。
構成、ポイントツーポイント/ポイントツーマルチポイント。ポイントツーポイント、又はポイントツーマルチポイント接続により、接続の構成を与える。
型、制御/非同期/同期。制御:トラフィックはシグナリングからなる。非同期トラフィック:トラフィックは、無線インタフェースのタイミングと同期しない。同期トラフィック:無線インタフェースのタイミング情報が必要とされる。
【0053】
コンテンツパラメータ:
符号化:使用される音声コーデックを示す。
【0054】
図7は、図7A及び図7Bからなり、本発明の一実施例による方法を示すフローチャートである。そのフローチャートに示された処理は、例として用いられることになる。修正及び変形は、本発明の範囲内であるとみなされる。その方法が開始する(7000)のは、ユーザが、サーバからドキュメントを取得するステップ7010からである。「ベアラ」開始タグの検索がなされる(7020)。「ベアラ」開始タグが検出されなければ、処理は終了する(7035)。「ベアラ」開始タグが検出されたならば、ステップ7040にて、「GSM」タグの検索がなされる。「GSM」タグが存在する(7050)場合、GSMベアラタグが分析されて、タグにより識別されたベアラサービスを用いてコンテンツが送信される(ステップ7055)。
【0055】
「GSM」タグが検出されなければ、「TDMA」タグの検索がなされる(7060)。「TDMA」タグが存在する(7070)場合、「TDMA」ベアラタグが分析されて、タグにより識別されたサービスを用いてコンテンツが送信される(7075)。
【0056】
この方法は、図7Bへと続く。「WCDMA」タグの検索がなされ(7080)、もしあれば(7090)、WCDMAベアラタグが分析されて、タグにより識別されるベアラサービスを用いてコンテンツが送信される(7095)。
【0057】
ベアラ終了タグが検出された場合、ステップ7010でユーザがサーバからドキュメントを取得することにより、処理が再開する。
【0058】
当業者に理解されるように、本願に記述された革新的な概念は、非常に広範な用途に亘って修正及び変更可能であるので、特許内容は、与えられた識別の例示的な内容のいずれによっても限定されるものではない。ここに、出願人は、複数を、1又はそれ以上を意味するものと規定する。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】図1は本発明の一実施例により使用する移動局の説明図を示す図である。
【図2】図2はWAPブラウザの説明図を示す図である。
【図3】図3はWAPブラウザの追加の説明図を示す図である。
【図4】図4は本発明の一実施例が動作する典型的な通信システムの説明図を示す図である。
【図5】図5は本発明の一実施例が動作するゲートウェイサーバの説明図を示す図である。
【図6】図6は本発明の一実施例によるゲートウェイサーバの機能ブロック図を示す図である。
【図7】図7は本発明の一実施例による方法を示すフローチャートを示す図である。図7は、図7Aと図7Bとから構成される。
Claims (8)
- ネットワークを通じてデータを送信するベアラサービスの選択を提供する情報制御装置であって、
型指示と、
好適なベアラサービスを指示する複数のサービスパラメータと、
前記複数のサービスパラメータにより指示されたベアラサービスで送信されるべきデータとを、
備える情報制御装置。 - 前記ベアラサービスが、GSMである請求項1に記載の情報制御装置。
- 前記ベアラサービスが、TDMAである請求項1に記載の情報制御装置。
- 前記ベアラサービスが、WCDMAである請求項1に記載の情報制御装置。
- ネットワークを通じてデータを伝送する好適なベアラサービスを選択する方法であって、
コンテンツに伴うタグ付きドキュメントを、サーバから取得するステップと、
前記コンテンツに最適なベアラサービスを識別するベアラサービスタグを求めるステップと、
前記コンテンツを、前記タグにより識別された前記ベアラサービスを用いて送信するステップとを、
有する方法。 - 前記ベアラサービスが、GSMである請求項5に記載の方法。
- 前記ベアラサービスが、TDMAである請求項5に記載の方法。
- 前記ベアラサービスが、WCDMAである請求項5に記載の方法。
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