JP2004355377A - 顔画像照合システムおよびその顔画像データ配信方法 - Google Patents

顔画像照合システムおよびその顔画像データ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】事前登録および認証許可された人物の顔画像データの漏洩を防止し、個人情報(プライバシ)の保護機能を向上させた顔画像照合システムおよびその画像配信方法を提供する。
【解決手段】顔画像照合システム20は、制御手段27として、顔画像を適切に取得するために入力手段24を制御し顔画像データの取り込みを実行する入力手段制御部37と、入力手段24で取得された顔画像データのうち許可登録顔画像DB34に登録された顔画像をフィルタリングする顔画像フィルタ部38と、顔画像フィルタ部38でフィルタリングされた後の顔画像データを配信するよう制御する顔画像配信制御部39とを備えることで、仮に暗証番号等の誤入力等が生じた場合であっても、通行が許可された人物に対しては、顔画像データを防犯管理センタ45等の外部へ配信すること無く、許可登録顔画像DB34に登録されていない不審者の顔画像データのみを配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、認証システムおよびそのデータ配信方法に係り、特に、事前登録および認証許可された人物の顔画像データの漏洩を防止しプライバシの保護機能を向上させた顔画像照合システムおよびその顔画像配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の認証システム1およびその顔画像データ配信方法の一実施例を示す。
【0003】
図2に示される認証システム1は、例えば、銀行等の現金自動預金支払機(以下、Automated Teller Machine:ATMとする)2において、誤入力をした人物を不審者とみなし、誤入力した人物の顔画像が不審者管理センタ3に登録される不審人物データベース4に有るか否かを検索するものである。
【0004】
図2に示されるATM2は、ATM本体5と、このATM5本体に設けられATM利用者(以下、ユーザとする)6を撮影する監視カメラ7と、画像処理を実行するパソコン(以下、画像処理PCとする)8とを備える。また、図1に示される不審者管理センタ3は、ATM2の誤入力した人物を登録した誤入力人物顔画像データベース9と、不審人物顔画像データベース10とを備える。
【0005】
次に、認証システム1における動作について説明する。ユーザ6が、ATM2にキャッシュカードを挿入した後、暗証番号の誤入力を行うと、ATM本体5から誤入力信号が出力されると共に、監視カメラ7が撮影したユーザ6の顔画像データが画像処理PC8に取り込まれる。この顔画像データは、画像処理PC8からさらに不審者管理センタ3に配信され、不審者管理センタ3が備える誤入力人物顔画像データベース9に登録されているか否かを検索する。
【0006】
誤入力人物顔画像データベース9への登録有無の検索は、まず、誤入力人物顔画像データベース9に登録される顔画像データの中に画像処理PC8から不審者管理センタ3に配信された顔画像データと一致する顔画像データが有るか無いかを検索することでなされる。
【0007】
ここで、誤入力人物顔画像データベース9に登録された顔画像データが無い時は、不審者管理センタ3に配信された顔画像データを新規に登録する。また、ATM2から配信されたATM誤入力者の顔画像データが既に誤入力人物顔画像データベース9に登録されている場合は、その顔画像に対応する回数が1増加され、所定回数を超えると、不審人物顔画像データベース10に登録される。
【0008】
画像処理PC8は、監視カメラ7で撮影した顔画像データを不審者管理センタ3に配信する一方で、監視カメラ7で撮影した顔画像データが不審人物顔画像データベース10に登録された顔画像データ内に有るか無いかを検索する。不審人物顔画像データベース10に登録されていた場合は、画像処理PC8が警報信号を出力する。
【0009】
上述した従来の認証システムおよびその顔画像データ配信方法の一実施例は、特開2001−312469号公報に掲載されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−312469号公報([0010],[0011],図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示される従来の認証システム1で採用される顔画像データの配信方法によると、本来の正当なキャッシュカード所持者であっても、手違い又は勘違い等で誤入力をしてしまった場合、監視カメラ7が撮影したユーザ6の顔画像は不審者管理センタ3に配信される。すなわち、本来、不審者となるべきでない者であっても、その顔画像データが不審者管理センタ3に配信されることが起こり得る。
【0012】
顔画像データが不審者管理センタ3等の外部に配信されるということは、配信される情報(顔画像データ)を第三者が不正に閲覧、入手したりすることが可能であることを意味する。従って、本来、不審者となるべきでない者の顔画像データが配信されるということは、個人情報(プライバシ)保護の観点から考えると好ましくない。
【0013】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、顔画像照合システムにおいて、仮に、暗証番号等の誤入力等が生じた場合であっても、事前登録および認証許可された人物の顔画像データの漏洩を防止し、個人情報(プライバシ)の保護機能を向上させた顔画像照合システムおよびその画像配信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る顔画像照合システムは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、照合を行うための顔画像データを含む個人特定データを入力する入力手段と、認証を受けた人物の顔画像データを事前に登録し作成した許可登録顔画像データベースおよび前記入力手段から入力された個人特定データと照合結果とに基づき作成される照合履歴データベースを格納する記録手段と、前記入力手段から入力された顔画像データと前記許可登録顔画像データベースに格納された顔画像データとを照合し両者の顔画像データが合致するか否かを判定し、前記照合履歴データベースを作成する照合手段と、顔画像データを取り込むべく前記入力手段を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、顔画像データを外部へ配信する顔画像配信制御手段を備えることを特徴とする。
【0015】
上述した課題を解決するために、本発明に係る顔画像照合システムは、請求項2に記載したように、前記制御手段は、前記入力手段から入力された顔画像データのうち事前に登録された顔画像データをフィルタリングして未登録の顔画像データを抽出する配信顔画像データ抽出手段を備え、前記顔画像配信制御手段は、前記配信顔画像データ抽出手段が抽出した顔画像データを外部へ配信することを特徴とする。
【0016】
本発明に係る顔画像配信方法は、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、入力手段から入力された顔画像データのうち事前に登録された顔画像データをフィルタリングして未登録の顔画像データを抽出する配信顔画像データ抽出ステップと、前記配信顔画像データ抽出ステップにより抽出された顔画像データを外部へ配信する顔画像データ配信ステップとを備えることを特徴とする。
【0017】
上述した課題を解決するために、本発明に係る顔画像配信方法は、請求項4に記載したように、前記配信顔画像データ抽出ステップが、入力手段から入力された顔画像データと照合履歴データベースに格納される不許可登録顔画像データとを照合する不許可履歴者照合ステップを備え、この不許可履歴者照合ステップで両者の顔画像データが合致した回数が所定回数以上の場合に前記入力手段から入力された顔画像データを顔画像配信制御手段へ出力すること特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る顔画像照合システムおよびその画像データ配信方法について図面を参照して説明する。
【0019】
図1に本発明に係る顔画像照合システムの一実施例である顔画像照合システム20の構成概略を表した構成概略図を示す。
【0020】
図1に示される顔画像照合システム20は、事前登録をした顔データを用いて照合を行い、同一人と判断される場合、自動ドア21や電気錠で施錠されたドア(以下、電気錠ドアとする)22等の施錠を解除(以下、開錠とする)を行うシステムである。
【0021】
顔画像照合システム20は、施錠された自動ドア21、電気錠ドア22等を通行しようとする通行人の個人特定データとしての顔画像または顔画像と暗証番号(以下、顔画像等とする)を入力する入力手段24と、顔画像等のデータを記録し格納する記録手段25と、入力手段24から入力された顔画像等のデータと記録手段25に格納された顔画像等のデータとを照合し、通行する者が通行許可者の場合にドア等の開錠を許可する照合手段26と、顔画像等のデータの入力・配信を制御する制御手段27とを具備する。
【0022】
図1に示される顔画像照合システム20の入力手段24は、通行しようとする人物の顔画像の撮像する撮像部29と、撮像部29により撮像された顔画像を表示する表示部30と、暗証番号を入力するパスワード入力部31と、音声を出力し入力者に必要な指示を与える音声出力部32とを備える。
【0023】
記録手段25は、通行許可者の顔画像データを登録した通行許可者顔画像データベース(以下、許可登録顔画像DBとする)34と、入力手段24から入力された顔画像データを照合履歴として記録し格納する照合履歴データベース(以下、照合履歴DBとする)35とを備える。
【0024】
制御手段27は、顔画像を適切に取得するために入力手段24を制御し、顔画像データの取り込みを実行する入力手段制御部37と、配信顔画像データ抽出手段としての顔画像フィルタ部38と、顔画像データの配信を制御する顔画像配信制御手段としての顔画像配信制御部39とを備える。
【0025】
制御手段27が備える入力手段制御部37は、時刻認識機能を備え、顔画像データ取得時の時刻データを顔画像データと併せて取得することが可能に構成される。顔画像フィルタ部38は、入力手段24で取得された顔画像データから許可登録顔画像DB34に登録された顔画像データをフィルタリングし、許可登録顔画像DB34に未登録の顔画像データを抽出する。顔画像配信制御部39は、顔画像フィルタ部38で抽出された後の顔画像データを外部へ配信する。
【0026】
顔画像照合システム20における照合処理操作およびその画像データ配信方法について説明する。
【0027】
通行人が施錠された自動ドア21、電気錠ドア22等を通行する場合、まず、出入口付近に設置される入力手段24を用いて個人特定情報としての顔画像データを入力する。顔画像データの入力は、入力手段24が備える撮像部29で撮像される顔画像を表示部30で確認しながら行う。
【0028】
入力手段24が通行人の顔画像データを取り込む際には、被写体となる通行人の顔画像データを適切に取得できるように入力手段制御部37が入力手段24の撮像部29を調整する等の制御を行い、顔画像データの取り込みおよび顔画像データ取り込み時の時刻を取得する。そして、入力手段24は、通行人の顔画像データの取り込みおよび時刻データの取得が完了すると、取り込まれた顔画像データおよび顔画像取得時刻データ(以下、時刻付き顔画像データとする)を照合手段26へ出力する。
【0029】
尚、入力手段24は、通行人の顔画像データを取り込みと合わせて事前に設定した暗証番号等のパスワードの入力を要求しても良い。例えば入力手段24が暗証番号の入力を要求する場合、暗証番号の入力は、パスワード入力部31を使用して行う。図1において、パスワード入力部31は数字入力用に構成された例が図示されているが、パスワード入力部31は、数字の入力以外にも、英文字、ひらがな、カタカナ等の入力を行い得るように構成しても良い。また、事前に設定する暗証番号等のパスワードの桁数または文字数は任意で良い。
【0030】
照合手段26に時刻付き顔画像データが入力されると、照合手段26は、記録手段25に格納される許可登録顔画像DB34から通行許可者の顔画像データを読み出して、入力された時刻付き顔画像データの人物と読み出した顔画像データの人物とが同一人物か否かを順次検索していく。そして、両データの人物が同一である場合(以下、合致する場合とする)、照合手段26は、通行を許可するべく自動ドア21、電気錠ドア22等を開錠する開錠許可信号と、時刻付き顔画像データおよび照合結果とを出力する。
【0031】
出力された開錠許可信号は、ドア駆動制御部41または電気錠制御部43に入力される。開錠許可信号がドア駆動制御部41に入力されると、ドア駆動制御部41が自動ドア21を駆動させて自動ドア21を開く。一方、電気錠制御部43に開錠許可信号が入力された場合は、電気錠制御部43が電気錠ドア22の電気錠を開錠する。
【0032】
一方、照合手段26から出力される時刻付き顔画像データおよび照合結果は、記録手段25および制御手段27に入力される。記録手段25に顔画像データおよび照合結果が入力されると、入力された顔画像データおよび照合結果は、記録手段25の照合履歴DB35に格納される。また、制御手段27に時刻付き顔画像データおよび照合結果が入力されると、制御手段27は、顔画像データの配信を行う。
【0033】
制御手段27でなされる顔画像データの配信は、まず、顔画像フィルタ部38が入力される時刻付き顔画像データおよび照合結果を参照して照合の際に合致しなかった時刻付き顔画像データを抽出する配信顔画像データ抽出ステップを実行する。
【0034】
顔画像フィルタ部38は、入力される時刻付き顔画像データから照合手段26で照合した際に合致しなかった時刻付き顔画像データを不審者の時刻付き顔画像データとして識別し抽出する。抽出した不審者の時刻付き顔画像データは、顔画像配信制御部39へ出力される。不審者の時刻付き顔画像データが顔画像配信制御部39へ出力されると、配信顔画像データ抽出ステップが完了する。
【0035】
配信顔画像データ抽出ステップが完了すると次に、顔画像配信制御部39が外部へ顔画像データを配信する顔画像データ配信ステップを実行する。顔画像配信制御部39は、不審者の時刻付き顔画像データが入力されると、例えば、防犯管理センタ45のサーバ46等の指定されたアドレス等の外部へ顔画像データを配信する。
【0036】
尚、顔画像配信制御部39が不審者の顔画像データを外部へ配信するタイミングは、顔画像配信制御部39で不審者の顔画像データを受信した都度でも良いし、例えば、3回に1回毎等の一定回数毎で配信するようにしても良い。また、一定回数毎ではなく、例えば、4時間毎等の一定時間毎に配信するようにしても良い。
【0037】
上述した顔画像照合システム20およびその画像データ配信方法によれば、顔画像フィルタ部38および顔画像配信制御部39を設けることで、仮に暗証番号等の誤入力等が生じた場合であっても、通行が許可された人物の場合、顔画像データは防犯管理センタ45等の外部へ配信されることは無く、許可登録顔画像DB34に未登録の顔画像データのみを抽出して配信することができる。従って、事前登録および照合して通行が許可された人物の顔画像データの漏洩を防止し、個人情報(プライバシ)の保護機能を向上させることができる。
【0038】
また、防犯管理センタ45では、サーバ46等で受信する顔画像データが不審者の顔画像データのため、受信した顔画像データをサーバ46内または図外の記録手段に格納する等してブラックリスト(不審者リスト)を作成する等、顔画像データを活用することができる。
【0039】
さらに、顔画像照合システム20は、通行不許可者の顔画像データを事前に登録する不許可登録顔画像DB(図に示さず)を記録手段25に設け、この不許可登録顔画像DBから通行不許可者の顔画像データと合致する場合には通行を許可しないように設定することも可能である。この場合、防犯管理センタ45が保有するブラックリスト(不審者リスト)の顔画像データをフィードバックして活用することも可能となる。
【0040】
さらにまた、防犯管理センタ45が保有するブラックリスト(不審者リスト)の顔画像データと合致する人物が自動ドア21等を通行しようとする場合には、顔画像配信制御部39が顔画像データと共に不審者出没の警告をするように構成することも可能となる。
【0041】
尚、図1に示される顔画像照合システム20は、時刻付き顔画像データを照合履歴DB35に格納したり、防犯管理センタ45のサーバ46等の指定されたアドレスへ配信等をしているが、顔画像データのみを照合履歴DB35に格納したり、防犯管理センタ45のサーバ46等の指定されたアドレスへ配信等する構成でも良い。
【0042】
また、顔画像フィルタ部38でなされる配信顔画像データ抽出ステップは、照合履歴DB35から通行不許可となった顔画像データを読み出して検索、照合を行う不許可履歴者照合ステップを備えても良い。この場合、配信顔画像データ抽出ステップの不許可履歴者照合ステップで、顔画像フィルタ部38が通行不許可となった顔画像データと入力手段24から入力された時刻付き顔画像データとを検索し、照合して、合致した回数が、例えば、2回等の所定回数以上の回数の場合に入力された時刻付き顔画像データを不審者の顔画像データとして識別して顔画像配信制御部39へ出力する構成としても良い。
【0043】
さらに、顔画像照合システム20は、顔画像フィルタ部38でなされる配信顔画像データ抽出ステップにおいて、許可登録顔画像DB34に登録された顔画像データを読み出して検索、照合を行い、合致しない場合に入力された時刻付き顔画像データを不審者の顔画像データとして識別して顔画像配信制御部39へ出力するように顔画像フィルタ部38を構成しても良い。
【0044】
さらにまた、顔画像照合システム20は、記録手段25に通行不許可者の顔画像データを登録した不許可登録顔画像DB(図に示さず)を設けて、顔画像フィルタ部38が実行する顔画像データ抽出処理において、照合手段26で照合の際に合致しなかった時刻付き顔画像データと不許可者の顔画像データとをさらに照合して、時刻付き顔画像データを抽出して顔画像配信制御部39へ出力する構成としても良い。
【0045】
以上、説明したように顔画像照合システム20およびその画像データ配信方法によれば、顔画像フィルタ部38および顔画像配信制御部39を設けることで、仮に暗証番号等の誤入力等が生じた場合であっても、通行が許可された人物の場合、顔画像データは防犯管理センタ45等の外部へ配信されることは無く、許可登録顔画像DB34に登録されていない不審者の顔画像データのみを抽出して配信することができる。従って、事前登録および照合して通行が許可された人物の顔画像データの漏洩を防止し、個人情報(プライバシ)の保護機能を向上させることができる。
【0046】
また、防犯管理センタ45では、サーバ46等で受信する顔画像データが不審者の顔画像データのため、受信した顔画像データをサーバ46内または図外の記録手段に格納する等してブラックリスト(不審者リスト)を作成する等、顔画像データを活用することができる。
【0047】
さらに、顔画像照合システム20は、通行不許可者の顔画像データを登録し、合致する場合には通行を許可しないように設定することも可能である。従って、防犯管理センタ45が保有するブラックリスト(不審者リスト)の顔画像データをフィードバックして活用することも可能となる。
【0048】
さらにまた、防犯管理センタ45が保有するブラックリスト(不審者リスト)の顔画像データと合致する人物が自動ドア21等を通行しようとする場合には、顔画像配信制御部39が顔画像データと共に不審者出没の警告をするように構成することも可能となる。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係る顔画像照合システムおよびその画像データ配信方法によれば、制御手段が顔画像フィルタ部および顔画像配信制御部を備えることで、仮に暗証番号等の誤入力等が生じた場合であっても、通行が許可された人物の場合、顔画像データは防犯管理センタ等の外部へ配信されることは無く、許可登録顔画像DBに登録されていない不審者の顔画像データのみを抽出して配信することができる。従って、事前登録および照合して通行が許可された人物の顔画像データの漏洩を防止し、個人情報(プライバシ)の保護機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顔画像照合システムの一実施例の構成概略を表した構成概略図。
【図2】従来の認証システムおよびその顔画像データ配信方法の一実施例を説明する概略図。
【符号の説明】
20 顔画像照合システム
21 自動ドア
22 電気錠ドア
24 入力手段
25 記録手段
26 照合手段
27 制御手段
29 撮像部
30 表示部
31 パスワード入力部
32 音声出力部
34 許可登録顔画像DB
35 照合履歴DB
37 入力手段制御部
38 顔画像フィルタ部(配信顔画像データ抽出手段)
39 顔画像配信制御部(顔画像配信制御手段)
41 ドア駆動制御部
43 電気錠制御部
45 防犯管理センタ
46 サーバ

Claims (4)

  1. 照合を行うための顔画像データを含む個人特定データを入力する入力手段と、
    認証を受けた人物の顔画像データを事前に登録し作成した許可登録顔画像データベースおよび前記入力手段から入力された個人特定データと照合結果とに基づき作成される照合履歴データベースを格納する記録手段と、
    前記入力手段から入力された顔画像データと前記許可登録顔画像データベースに格納された顔画像データとを照合し両者の顔画像データが合致するか否かを判定し、前記照合履歴データベースを作成する照合手段と、
    顔画像データを取り込むべく前記入力手段を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、顔画像データを外部へ配信する顔画像配信制御手段を備えることを特徴とする顔画像照合システム。
  2. 前記制御手段は、前記入力手段から入力された顔画像データのうち事前に登録された顔画像データをフィルタリングして未登録の顔画像データを抽出する配信顔画像データ抽出手段を備え、
    前記顔画像配信制御手段は、前記配信顔画像データ抽出手段が抽出した顔画像データを外部へ配信することを特徴とする請求項1記載の顔画像照合システム。
  3. 入力手段から入力された顔画像データのうち事前に登録された顔画像データをフィルタリングして未登録の顔画像データを抽出する配信顔画像データ抽出ステップと、
    前記配信顔画像データ抽出ステップにより抽出された顔画像データを外部へ配信する顔画像データ配信ステップとを備えることを特徴とする顔画像データ配信方法。
  4. 前記配信顔画像データ抽出ステップは、入力手段から入力された顔画像データと照合履歴データベースに格納される不許可登録顔画像データとを照合する不許可履歴者照合ステップを備え、
    この不許可履歴者照合ステップで両者の顔画像データが合致した回数が所定回数以上の場合に前記入力手段から入力された顔画像データを顔画像配信制御手段へ出力すること特徴とする請求項3記載の顔画像データ配信方法。
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