JP2004335033A

JP2004335033A - Write-once recording medium, recording method, and recording device

Info

Publication number: JP2004335033A
Application number: JP2003132181A
Authority: JP
Inventors: Motoyuki Itou; 基志伊藤; Hiroshi Ueda; 宏植田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2003-05-09
Filing date: 2003-05-09
Publication date: 2004-11-25

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve such a problem that in a conventional control method of a recording region for a write-once recording medium, the size of the control information is large, and it becomes larger when a medium having larger capacity is adapted. <P>SOLUTION: The write-once recording medium in which the data quantity of the control information is suppressed less than a conventional recording medium can be provided by applying coupling for each recording range of recording range information 9 and freely combining the division and coupling of the recording regions. The write-once recording medium having larger capacity can be provided by decreasing the size of the control information. Further, the device can cope with the conventional multi-session by adding the recording finish range information 10. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録状態を管理する管理情報が追記される管理情報領域と、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域を備える追記型記録媒体、およびその記録方法と記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
複数の装置の間で交換可能な情報記録媒体として光ディスクがある。音楽用に開発されて近年ではデータ用にも幅広く用いられているＣＤや、ディジタルビデオ用に開発され急激に普及し始めたＤＶＤや、さらにはハイビジョン等のより高品質なビデオ用に開発が進められている次世代光ディスクなどである。
【０００３】
これらの光ディスクには、記録再生方法の違いから大別して、再生専用型と追記型と書換型の３種類がある。追記型とは、消去ができない記録材料が用いられ、媒体上の同じ場所には一度だけ記録できる媒体である。例えば、ＣＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒが追記型の媒体にあたる。書換型とは、媒体上の同じ場所に何回でも記録ができる媒体で、ＣＤ−ＲＷやＤＶＤ−ＲＡＭがこれにあたる。
【０００４】
追記型の光ディスクでは、記録材料の特性上、情報の書換ができないという制限があるため、記録済の領域と未記録の領域とを管理する必要がある。ＣＤ−Ｒでは、楽曲の単位で追加記録できるように、楽曲の単位で記録開始位置と最終記録位置とを管理している。この楽曲の単位はトラック（以降、溝形状を示すトラックと区別するために英大文字のＴＲＡＣＫと記す）と呼ばれる。ＣＤ−ＲはＴＲＡＣＫの単位で内周から外周へ向かってシーケンシャルに記録される。さらに、複数の記録済ＴＲＡＣＫを含むセッション（以降、英大文字のＳＥＳＳＩＯＮと記す）として管理する。管理に用いられる管理情報を格納する領域をプログラムマネージメントエリア（以降、ＰＭＡと略する）と呼ぶ。
【０００５】
ＤＶＤ−Ｒも、ＣＤのＴＲＡＣＫに相当するＲＺｏｎｅと、ＳＥＳＳＩＯＮに相当するＢｏｒｄｅｒと、ＰＭＡに相当するレコーディングマネージメント領域（以降、ＲＭＡと略す）が定義されている（例えば、非特許文献１参照）。又、この管理方式を応用して短い時間で再生専用のＤＶＤ−ＲＯＭ互換を行うものもある（例えば、特許文献１参照）。
【０００６】
ＤＶＤ−ＲのＲＭＡに記録されるデータ構造はレコーディングマネージメントデータ（以降、ＲＭＤと略す）が定義されている。図１４は、ＲＭＤのフィールド３を示し、最大５１２個のＢｏｒｄｅｒ（ＣＤのＳＥＳＳＩＯＮに相当）の位置を示す情報が格納される。図１５は、ＲＭＤのフィールド４を示し、図１６はＲＭＤのフィールド５〜１２を示し、最大２３０２個のＲＺｏｎｅ（ＣＤのＴＲＡＣＫに相当）の位置を示す情報が格納される。
【０００７】
【特許文献１】
特開２００１−１４８１６６
【非特許文献１】
ＳＦＦ８０９０ｉ規格「Ｍｔ．ＦｕｊｉＣｏｍｍａｎｄｆｏｒＭｕｌｔｉｍｅｄｉａＤｅｖｉｃｅｓ」の４．１６節のＲｅｃｏｒｄｉｎｇｆｏｒＤＶＤ−Ｒｍｅｄｉａ
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記で説明した従来の記録領域の管理方法では、管理する記録範囲の個数が既に多く、今後より大容量の媒体にそのまま適用すると管理情報が肥大化してしまう。
【０００９】
本発明は上記問題点に鑑み、管理情報のサイズを小さくすることで、より大容量の追記型記録媒体を提供するとともに、その追記媒体の記録方法および記録装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明の追記型記録媒体は、記録状態を管理する管理情報が追記される管理情報領域と、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域を備える追記型記録媒体であって、前記管理情報は、記録可能なユーザデータ領域を分割した２つ以上の記録範囲を管理するものであって、前記記録範囲の１つを２つに分割したり、前記記録範囲の２つを１つに結合して管理する。
【００１１】
本発明の追記型記録媒体は、前記記録範囲の最大分割数を２以上の整数Ｍに制限する。
【００１２】
本発明の追記型記録媒体は、前記記録範囲の記録済部分を切り離して、記録済部分の範囲を管理する。
【００１３】
本発明の記録方法は、前記追記型記録媒体に対して、（ａ）前記記録範囲の１つを２つに分割するステップ、（ｂ）前記記録範囲の２つを１つに結合するステップ、（ｃ）前記記録範囲を前記管理情報に反映し、前記管理情報領域に追記するステップとを包含する。
【００１４】
本発明の記録方法は、ステップ（ａ）に先立って、前記記録範囲の個数が２以上の整数Ｍ未満であることを確認する。
【００１５】
本発明の記録方法は、さらに、（ｄ）前記記録範囲の記録済範囲を切り離すステップ、（ｅ）前記記録済範囲を前記管理情報に反映し、前記管理情報領域に追記するステップ、とを包含する。
【００１６】
本発明の記録装置は、前記記録方法を実行する装置である。
【００１７】
本発明の記録装置は、記録状態を管理する管理情報が追記される管理情報領域と、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域を備える追記型記録媒体の記録装置であって、前記管理情報は、記録可能なユーザデータ領域を分割した２つ以上の記録範囲を格納できるものであって、前記記録装置は、（ａ）前記記録範囲の１つを２つに分割する手段、（ｂ）前記記録範囲の２つを１つに結合する手段、（ｃ）前記記録範囲を前記管理情報に反映し、前記管理情報領域に追記する手段とを備える。
【００１８】
前記記録装置は、手段（ａ）に先立って、前記記録範囲の個数が２以上の整数Ｍ未満であることを確認する。
【００１９】
前記記録装置は、さらに、（ｄ）前記記録範囲の記録済範囲を切り離す手段、（ｅ）前記記録済範囲を前記管理情報に反映し、前記管理情報領域に追記する手段とを備える。
【００２０】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
以下、本発明の実施の形態１の追記型記録媒体について、図面を用いて説明する。
【００２１】
図１は、本発明の実施の形態１における光ディスクの領域構成図である。円盤状のディスク媒体１には、スパイラル状に多数のトラック２が形成されており、各トラック２には細かく分けられた多数のブロック３が形成されている。ブロック３は、エラー訂正の単位であり、記録および再生動作が行われる最小の単位である。また、ディスク媒体１の領域は、リードイン領域４とデータ領域５とリードアウト領域６に大別される。データの記録再生はデータ領域５に対して行われる。リードイン領域４とリードアウト領域６は、光ヘッド（図示せず）がデータ領域５の端へアクセスする場合に、光ヘッドがオーバーランしてもトラックに追随できるようにのりしろとしての役割を果たす。また、リードイン領域４には、記録済の領域と未記録の領域とを管理するための管理情報領域７を含んでいる。管理情報領域７は、その内容を更新するために、複数の管理情報９を割り付けることができる。１つの管理情報９は、少なくとも１つのブロック３で構成される。
【００２２】
図２は、本発明の実施の形態１における管理情報８のデータ構造を示す図である。管理情報８は、記録中の領域を管理する記録範囲情報９と、記録が終わった領域を管理する記録済範囲情報１０とから構成される。記録範囲情報９は、記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２との２以上の整数Ｍの組からなる。ここで、記録範囲先頭位置１１は記録中の領域の先頭位置を示し、追記可能位置１２をは次に記録が開始できる位置を示す。、記録済範囲情報１０は、記録が終わった領域の終端の位置を示す記録済範囲終端位置１３をＮ個備える。ここで、Ｎは０以上の整数である。
【００２３】
言い換えると、記録範囲情報９は、ＣＤ−ＲでのＴＲＡＣＫ、ＤＶＤ−ＲでのＲＺｏｎｅに相当する領域を管理する情報であり、記録済範囲情報１０は、ＣＤ−ＲでのＳＥＳＳＩＯＮ、ＤＶＤ−ＲでのＢｏｒｄｅｒに相当する領域を管理する情報である。
【００２４】
図１５と図１６で示される従来のＤＶＤ−Ｒでは、記録中の領域は３つ（Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ／ＩｎｃｏｍｐｌｅｔｅＲＺｏｎｅＮｕｍｂｅｒ、ＣｕｒｒｅｎｔＡｐｐｅｎｄａｂｌｅＲｒｅｓｅｒｖｅｄＲＺｏｎｅＮｕｍｂｅｒ１，２）しかないが、２０００を超える個数の記録範囲を管理する情報が必要であったが、本発明においては、記録中の領域の個数と等しい領域範囲を管理すればよい。この仕組みを詳しく説明するために、上位装置であるコンピュータ（図示せず）からの命令により、ディスク上の記録領域の遷移と、記録範囲情報９の遷移に関して、図面を用いながら以下に説明する。
【００２５】
図３は、ディスク上の記録済領域（黒色で塗りつぶされた領域）と未記録領域の遷移を示す図である。図４は、記録範囲情報９の遷移を示す図で、ここで整数Ｍは３とする。図３と図４の（ａ）から（ｇ）は、それぞれ同時点で状態を示す。
【００２６】
図３と図４の（ａ）は、ディスクの初期状態を示し、ＤａｔａＡｒｅａ全体が１つの記録範囲＃１で未だ記録された領域はなく、記録範囲＃１の記録範囲先頭位置１１及び追記可能位置１２はＤａｔａＡｒｅａの先頭を示す位置Ｐ１に設定される。記録範囲＃２及び＃３は存在しないことを示すために、それぞれの記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は０に設定される。
【００２７】
図３と図４の（ｂ）は、上位装置から記録領域の予約を意味するＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令を受けた後の状態を示す。以下の説明で用いるＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令などの上位装置からの命令は、一般のホストコマンド規格で定義されている（例えば、非特許文献１参照）。ＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令で指定されたサイズを位置Ｐ１に加えた位置をＰ３とする。ＤａｔａＡｒｅａは、未だ記録された領域はないが、位置Ｐ１から位置Ｐ３までの記録範囲＃１と、位置Ｐ３からＤａｔａＡｒｅａの終端までの記録範囲＃２に分割される。記録範囲＃１の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は位置Ｐ１に設定される。記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は位置Ｐ３に設定される。
【００２８】
図３と図４の（ｃ）は、さらに上位装置からＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令を受けた後の状態を示す。ＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令で指定されたサイズを位置Ｐ３に加えた位置をＰ５とする。記録範囲＃１は変わらないが、記録範囲＃２は位置Ｐ３から位置Ｐ５まで、記録範囲＃３は位置Ｐ５からＤａｔａＡｒｅａの終端までとなる。従って、記録範囲＃３の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は位置Ｐ５に設定される。
【００２９】
図３と図４の（ｄ）は、記録範囲＃１と＃２の追記可能位置１２に対して、上位装置からデータの記録を意味するＷＲＩＴＥ命令を受けた後の状態を示す。記録された結果、記録範囲＃１と＃２のそれぞれの追記可能位置１２は位置Ｐ２とＰ４に変化する。
【００３０】
図３と図４の（ｅ）は、上位装置から記録範囲＃１にもう記録する必要がなくなったことを示すＴＲＡＣＫ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた後の状態を示す。記録範囲＃１の未記録で残っていた領域（位置Ｐ２から位置Ｐ３まで）は、０埋めデータで記録される。記録範囲＃１と記録範囲＃２は連結されて新しい記録範囲＃１となる。記録範囲＃３は新しい記録範囲＃２となり、記録範囲＃３はなくなる。この状態を示すように記録範囲情報９において、記録範囲＃１の追記可能位置１２が、以前の記録範囲＃２の追記可能位置１２であるＰ４に設定され、記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は、以前の記録範囲＃３の値に設定され、記録範囲＃３の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は０に設定される。
【００３１】
図３と図４の（ｆ）は、上位装置から（ｅ）の時点の記録範囲＃１（（ｄ）時点の記録範囲＃２）にも、もう記録する必要がなかったことを示すＴＲＡＣＫ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた後の状態を示す。記録範囲＃１の未記録で残っていた領域（位置Ｐ４から位置Ｐ５まで）は、０埋めデータで記録される。記録範囲＃１と記録範囲＃２は連結されて新しい記録範囲＃１となり、記録範囲＃２はなくなる。記録範囲情報９においては、記録範囲＃１の追記可能位置１２が、以前の記録範囲＃２の追記可能位置１２であるＰ５に設定され、記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は０に設定される。
【００３２】
図３と図４の（ｇ）は、さらに上位装置からＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令を受けた後の状態を示す。ＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令で指定されたサイズを位置Ｐ５に加えた位置をＰ６とする。記録範囲＃１は位置Ｐ１から位置Ｐ６まで、記録範囲＃２は位置Ｐ６からＤａｔａＡｒｅａの終端までとなる。記録範囲情報９においては、記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は位置Ｐ６に設定される。
【００３３】
以降、必要なユーザデータが全て記録されるまで、図３と図４の（ａ）から（ｇ）と同様な処理が繰返される。
【００３４】
図３と図４で示した遷移を管理できれば、エンドユーザがパケットライティングソフトウェアと呼ばれるアプリケーションを用いて、ユーザデータの記録をできるようになる。
【００３５】
さらに、ＣＤ−ＲのＳＥＳＳＩＯＮもしくはＤＶＤ−ＲのＢｏｒｄｅｒに相当する管理を加えて、いわゆるマルチセッションへも応用できることを図面を用いて説明する。
【００３６】
図５は、図３の（ｆ）の状態の後に対して、ディスク上の記録済領域（黒色で塗りつぶされた領域）と未記録領域の遷移を示す図である。図６は、図４の（ｆ）の状態の後に対して、記録範囲情報９と記録済範囲情報１０の遷移を示す図で、ここで整数Ｍは３で、整数Ｎは３とする。図５と図６の（ｇ’）から（ｋ）は、それぞれ同時点で状態を示す。
【００３７】
図５と図６の（ｇ’）は、図３と図４の（ｆ）の状態で、上位装置からＳＥＳＳＥＩＯＮ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた後の状態を示す。以前の記録範囲＃１は、記録済の領域を記録済範囲＃１として、未記録の領域を新しい記録範囲＃１として分割される。この状態を示すように記録範囲情報９において、記録範囲＃１の記録範囲先頭位置１１および追記可能位置１２は、以前の記録範囲＃１の追記可能位置１２であるＰ５に設定される。さらに、記録済範囲情報１０において、記録済範囲＃１の記録済範囲終端位置１３は位置Ｐ５に設定される。
【００３８】
図５と図６の（ｈ）は、上位装置からＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令を受けた後の状態を示す。ＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令で指定されたサイズを位置Ｐ５に加えた位置をＰ６とする。記録範囲＃１は位置Ｐ５から位置Ｐ６まで、記録範囲＃２は位置Ｐ６からＤａｔａＡｒｅａの終端までとなる。記録範囲情報９においては、記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は位置Ｐ６に設定される。
【００３９】
図５と図６の（ｉ）は、記録範囲＃１と＃２の追記可能位置１２に対して、上位装置からデータの記録を意味するＷＲＩＴＥ命令を受けた後の状態を示す。記録された結果、記録範囲＃１と＃２のそれぞれの追記可能位置１２は位置Ｐ７とＰ８に変化する。
【００４０】
図５と図６の（ｊ）は、上位装置から記録範囲＃１にもう記録する必要がなくなったことを示すＴＲＡＣＫ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた後の状態を示す。記録範囲＃１の未記録で残っていた領域（位置Ｐ７から位置Ｐ６まで）は、０埋めデータで記録される。記録範囲＃１と記録範囲＃２は連結されて新しい記録範囲＃１となる。記録範囲＃２はなくなる。この状態を示すように記録範囲情報９において、記録範囲＃１の追記可能位置１２が、以前の記録範囲＃２の追記可能位置１２であるＰ８に設定され、記録範囲＃２の記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２は０に設定される。
【００４１】
図５と図６の（ｋ）は、上位装置からＳＥＳＳＥＩＯＮ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた後の状態を示す。以前の記録範囲＃１は、記録済の領域を記録済範囲＃２として、未記録の領域を新しい記録範囲＃１として分割される。この状態を示すように記録範囲情報９において、記録範囲＃１の記録範囲先頭位置１１および追記可能位置１２は、以前の記録範囲＃１の追記可能位置１２であるＰ８に設定される。さらに、記録済範囲情報１０において、記録済範囲＃２の記録済範囲終端位置１３は位置Ｐ８に設定される。
【００４２】
以降、必要なユーザデータが全て記録されるまで、図５と図６の（ｇ’）から（ｋ）と同様な処理が繰返される。
【００４３】
上位装置から、ＳＥＳＳＩＯＮとＴＲＡＣＫの状態について尋ねる命令として、ＲＥＡＤＤＩＳＣＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮ命令とＲＥＡＤＴＲＡＣＫＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮ命令がある。従来のＣＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒと互換を持たせるために、各記録済範囲に対して１つのＴＲＡＣＫが存在するものとして、これらの命令へ報告すればよい。具体的には、図５と図６の（ｈ）の状態であれば、番号１のＳＥＳＳＩＯＮは番号１のＴＲＡＣＫを有し、番号２のＳＥＳＳＩＯＮは番号２と３のＴＲＡＣＫを有すると報告する。図５と図６の（ｋ）の状態であれば、番号１のＳＥＳＳＩＯＮは番号１のＴＲＡＣＫを有し、番号２のＳＥＳＳＩＯＮは番号２のＴＲＡＣＫを有し、番号３のＳＥＳＳＩＯＮは番号３のＴＲＡＣＫを有すると報告する。
【００４４】
図５と図６で示した遷移を管理できれば、エンドユーザがパケットでないライティングソフトウェア（Ｄｉｓｃ−Ａｔ−ＯｎｃｅやＴｒａｃｋ−Ａｔ−ＯｎｃｅやＳｅｓｓｉｏｎ−Ａｔ−Ｏｎｃｅという記録方式に対応したアプリケーション）を用いて、ユーザデータの記録をできるようになる。
【００４５】
実施の形態１において、整数Ｍを３としたが２以上の整数でも構わないし、ＴＲＡＣＫ指定のＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けた場合に対象となる記録範囲の未記録領域を０埋めデータで記録するとしたが、どのようなデータを記録してもよいし、極論すれば管理上は記録したこととして実際には記録しなくてもよい。また、記録範囲情報９および記録済範囲情報１０は位置情報からなるとしたが、領域の先頭位置の代わりに終端位置を用いたり、逆に終端位置の代わりに先頭位置を用いたり、位置の代わりにサイズを用いても構わない。記録範囲の分割と結合を繰返して、ＤａｔａＡｒｅａに未記録領域がある限り記録範囲が予約できて、ユーザデータが記録できるように管理できさえすればよいのである。
【００４６】
以上から、本発明の実施の形態１によれば、記録範囲の結合を取り入れて、記録範囲の分割と結合を自由に組み合わせることで、従来の追記型記録媒体に比べて管理情報のデータ量を少なく抑えた追記型記録媒体を提供できる。
【００４７】
（実施の形態２）
以下、本発明の実施の形態２の記録装置について、図面を用いて説明する。
【００４８】
図７は、本発明の実施の形態２の光ディスク装置１００の構成を示す。
【００４９】
光ディスク装置１００は、上位制御装置（図示せず）にＩ／Ｏバス１７０を介して接続されている。上位制御装置は、典型的には、ホストコンピュータである。光ディスク装置１００は、上位制御装置からの命令を処理する命令処理部１１０と、ディスク媒体１への記録時の制御を行う記録制御部１２０と、ディスク媒体１からの再生時の制御を行う再生制御部１３０と、管理情報８から再生した内容を格納する管理情報格納バッファ１４０と、記録及び再生データを一時的に格納するデータバッファ１５０と、記録管理の処理を行う記録管理処理部１６０とを機能的に備えている。
【００５０】
記録管理処理部１６０は、管理情報領域７の中で最後に記録された管理情報８をサーチしてからその内容を管理情報格納バッファ１４０に読み出す管理情報読み出し部１６１と、管理情報格納バッファ１４０の内容を次に利用する管理情報領域７に書き込む管理情報書き込み部１６２と、上位制御装置からの命令に従って管理情報格納バッファ１４０に反映する管理情報更新部１６３と、最新の管理情報８の位置を記憶する管理情報位置メモリ１６４とを含む。
【００５１】
以下、フローチャートを参照しながら、本発明の実施の形態２におけるディスク装置１００の動作を説明する。
【００５２】
図８は、記録管理処理部１６０の全体の動作を示すフローチャートである。管理情報の読み込み処理（ステップ２０１）が管理情報読み出し部１６１に相当し、管理情報の書き込み処理（ステップ２０２）が管理情報書き込み部１６３に相当し、残りのステップが管理情報更新部１６２に相当する。
【００５３】
ディスク媒体１が、光ディスク装置１００に装着されると、管理情報読み出し部１６１が最新の管理情報８の内容を読み出して管理情報格納バッファ１４０に格納する（ステップ２０１）。
【００５４】
光ディスク装置１００は、ディスク媒体１が排出されるか、電源がオフされるかするまで、ディスク媒体１の記録状態に影響を与える命令を受け付ける（ステップ２０２）。
【００５５】
上位制御装置から記録領域の予約を要求するＲＥＳＥＲＶＥＴＲＡＣＫ命令を受けると、記録範囲を追加するように管理情報格納バッファ１４０の内容を変更する（ステップ２０３）。
【００５６】
上位制御装置から記録領域の解除を要求するＣＬＯＳＥＴＲＡＣＫ／ＳＥＳＳＩＯＮ命令を受けると、解除の対象がＴＲＡＣＫかＳＥＳＳＩＯＮかによって（ステップ２０４）、対象がＴＲＡＣＫの場合は記録範囲を結合するように管理情報格納バッファ１４０の内容を変更し（ステップ２０５）、対象がＳＥＳＳＩＯＮの場合は記録済範囲を分離するように管理情報格納バッファ１４０の内容を変更する（ステップ２０６）。
【００５７】
管理情報格納バッファ１４０の内容が変更されると、管理情報領域７の次に利用可能な場所に、最新の管理情報８を記録する（ステップ２０７）。
【００５８】
上位制御装置からデータの記録を要求するＷＲＩＴＥ命令を受けると、指定された記録開始位置が追記可能位置１２の何れかに一致することを確認して、送られたデータをディスク媒体１に記録し、記録した領域に従って管理情報格納バッファ１４０の追記可能位置１２の値を更新する（ステップ２０８）。
【００５９】
図９は、管理情報の読み込み処理（ステップ２０１）の詳細を示すフローチャートである。
【００６０】
再生制御部１４０を用いて、管理情報領域７の中で最後に記録された管理情報８の場所をサーチし、その位置を管理情報位置メモリ１６４に記憶する（ステップ３０１）。
【００６１】
管理情報位置メモリ１６４を参照して、再生制御部１４０を用いて、管理情報８を再生し、その内容を管理情報格納バッファ１４０に格納する（ステップ３０２）。
【００６２】
管理情報８から再生した各記録範囲の追記可能位置１２は、本当の追記可能な位置とは多少の誤差を持つ（ＷＲＩＴＥ命令の都度に管理情報８を更新すると、非常に多くの管理情報領域７が必要となるので、記録範囲が分割もしくは結合したときにのみ管理情報８が管理情報領域７へ記録されると想定している為）。そこで、再生制御部１４０を用いて、追記可能位置１２を起点に記録済の領域の終端をサーチすることで、真の追記可能位置１２を求めて、管理情報格納バッファ１４０に反映させる（ステップ３０３）。
【００６３】
ディスク媒体１を排出するとき、および、光ディスク装置１００の電源がオフされるとき（バックアップ電源があることが前提になるが）、管理情報格納バッファ１４０の最新の内容が管理情報領域７の管理情報８へ反映される保証があるならば、ステップ３０３を省略することもできる。
【００６４】
図１０は、管理情報の書き込み処理（ステップ２０７）の詳細を示すフローチャートである。
【００６５】
管理情報位置メモリ１６４を参照して、記録制御部１２０を用いて、管理情報格納バッファ１４０の内容を管理情報８として管理情報領域７に記録する（ステップ４０１）。記録した領域を反映して、管理情報位置メモリ１６４を次に利用可能な位置へ進める（ステップ４０２）。
【００６６】
図１１は、記録範囲の追加処理（ステップ２０３）の詳細を示すフローチャートである。
【００６７】
記録範囲情報９に空きがあるかどうか（即ち、既に整数Ｍ個の記録範囲が登録されているかどうか）を確認し、空きがあれば利用する記録範囲情報９の番号＃ｍを次の処理に渡し、空きがなければエラー報告へと分岐する（ステップ５０１）。
【００６８】
上位制御装置から要求されたサイズ（Ｓ）以上の領域が確保できるか（即ち、＃（ｍ−１）の追記可能位置１２からＤａｔａＡｒｅａの終端までの領域のサイズがＳより大きいかどうか）を確認し、確保できるならば次の処理へ進み、確保できなければエラー報告へ分岐する（ステップ５０２）。
【００６９】
エラーの内容を示す好ましい情報を上位制御装置へ報告する（ステップ５０３）。
【００７０】
＃ｍの記録範囲先頭位置１１および追記可能位置１２に、＃（ｍ−１）の追記可能位置１２にサイズＳを加算した値を設定する（ステップ５０４）。
【００７１】
図１２は、記録範囲の結合処理（ステップ２０５）の詳細を示すフローチャートである。
【００７２】
上位制御装置から指定されたＴＲＡＣＫ番号が、記録範囲情報９として該当するものがあるかどうか（ＴＲＡＣＫ番号から、記録済範囲情報１０として登録されている個数を減算して求めた値が、該当する記録範囲情報９の番号であるので、その番号に相当するフィールドが０でなければ該当ありと判断できる）を確認し、該当するものがあれば該当する記録範囲情報９の番号＃ｍを次の処理へ渡し、該当するものがなければエラー報告へ分岐する（ステップ６０１）。
【００７３】
該当する＃ｍの記録範囲情報９が最外周の記録範囲かどうか（整数ｍが整数Ｍに等しいか、整数ｍ＋１に相当するフィールドが０の場合に、最外周の記録範囲であると判断できる）を確認し、最外周でなければ次の処理へ進み、最外周であれば何もする必要がないので終了する（ステップ６０２）。
【００７４】
エラーの内容を示す好ましい情報を上位制御装置へ報告する（ステップ６０３）。
【００７５】
結合した領域の間に未記録領域を残さないように、＃ｍの追記可能位置１２から＃（ｍ＋１）の記録範囲先頭位置１１までのＤａｔａＡｒｅａを０埋めデータで記録する（ステップ６０４）。このステップにおいて、必ずしも０埋めデータでなくてもよいし、このステップ自体を省略しても構わない。
【００７６】
＃ｍの追記可能位置１２に、＃（ｍ＋１）の追記可能位置１２の値を設定する（ステップ６０５）。
【００７７】
＃（ｍ＋１）から＃（Ｍ−１）までの記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２に、それぞれ＃（ｍ＋２）から＃Ｍまでの記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２の値を設定し、＃Ｍの記録範囲先頭位置１１と追記可能位置１２に０を設定する（ステップ６０６）。
【００７８】
図１３は、記録済範囲の分離処理（ステップ２０６）の詳細を示すフローチャートである。
【００７９】
記録済範囲情報１０に空きがあるかどうか（即ち、既に整数Ｎ個の記録範囲が登録されているかどうか）を確認し、空きがあれば利用する記録済範囲情報１０の番号＃ｎを次の処理に渡し、空きがなければエラー報告へと分岐する（ステップ７０１）。
【００８０】
記録範囲情報９に登録されている記録範囲の個数を確認し、個数が１つであれば次の処理へ進み、個数が２つ以上であればエラー報告へと分岐する（ステップ７０２）。記録範囲の個数が２つ以上の場合に、記録範囲の個数が１つになるまで、記録範囲の結合処理（ステップ２０５）を自動的に実行するようにしてもよい。
【００８１】
エラーの内容を示す好ましい情報を上位制御装置へ報告する（ステップ７０３）。
【００８２】
＃ｎの記録済範囲終端位置１３および＃１の記録範囲先頭位置１１に、＃１の追記可能位置１２を設定する（ステップ７０４）。
【００８３】
以上から、本発明の実施の形態２によれば、記録範囲の結合を取り入れて、記録範囲の分割と結合を自由に組み合わせることで、従来の追記型記録媒体に比べて管理情報のデータ量を少なく抑えた追記型記録媒体に対して、従来と同様な使い勝手が可能な記録装置を提供できる。
【００８４】
（実施の形態３）
以下、本発明の実施の形態３の追記型記録媒体について、図面を用いて説明する。
【００８５】
図１７は、本発明の実施の形態３における管理情報８のデータ構造を示す図である。図２で示した管理情報８のデータ構造と比較して、記録範囲情報９はさらに登録している記録範囲登録数１４を含み、記録済範囲情報１０はさらに記録済範囲登録数１５を含む。
【００８６】
僅かながら、管理情報８のデータサイズは大きくなる代わりに、管理情報の空きがあるかどうか（図１１のステップ５０１や、図１３のステップ７０１）、最外周の記録範囲かどうか（図１２のステップ６０１）、記録範囲の個数（図１３のステップ７０２）の判断に都合がよい。基本的な効果は、本発明の実施の形態１と同じである。
【００８７】
なお、本発明の説明において、各領域のレイアウトは一例であって、管理情報領域７がリードイン領域以外に割り付けられていてもよい。例えばリードアウト領域６やデータ領域５に割り付けても構わない。
【００８８】
なお、本発明の説明において、各領域の中の使用順序は一例であって、例えば管理情報領域７を外周から順番に管理情報８として使っても構わない。
【００８９】
なお、本発明の説明において、装置の構成ブロックおよび動作は一例であって、結果として媒体に記録される管理情報の構成要素が、本発明の趣旨に一致する限り、どのようなデータ構造およびアルゴリズムであっても構わない。
【００９０】
そのような変更態様は、本発明の精神ならびに適用範囲から逸脱するものでなく、同業者にとって自明な変更態様は、本発明の請求の範囲に含まれるものとする。
【００９１】
【発明の効果】
本発明の追記型記録媒体によれば、記録範囲の結合を取り入れて、記録範囲の分割と結合を自由に組み合わせることで、従来の追記型記録媒体に比べて管理情報のデータ量を少なく抑えた追記型記録媒体を提供できる。管理情報のデータ量が少なく済めば、管理情報を追記する領域のサイズが同じであれば、ユーザが記録できる回数を多くできるという効果を生む。ユーザが記録できる回数が同じでよければ、管理情報を追記する領域のサイズを小さくできるので、その分ユーザデータの記録に利用できる容量が増える効果を生む。さらに記録済範囲情報を加えることで、マルチセッションへも対応できる。
【００９２】
本発明の記録方法および記録装置によれば、上述した追記型記録媒体を記録および再生することができる。さらに、管理情報を追記する領域のサイズが小さいほど、最新の管理情報をサーチする時間が短縮できるので、ユーザが媒体を装置に装着してからアクセス可能になるまでの時間が短縮され、使い勝手が良くなる効果も生む。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１における光ディスクの領域構成図
【図２】本発明の実施の形態１における管理情報８のデータ構造を示す図
【図３】本発明の実施の形態１における記録済領域と未記録領域の遷移を示す図
【図４】本発明の実施の形態１における記録範囲情報９の遷移を示す図
【図５】本発明の実施の形態１における記録済領域と未記録領域の遷移を示す図
【図６】本発明の実施の形態１における記録範囲情報９と記録済範囲情報１０の遷移を示す図
【図７】本発明の実施の形態２の光ディスク装置１００の構成図
【図８】本発明の実施の形態２における記録管理処理部１６０の全体の動作を示すフローチャート
【図９】本発明の実施の形態２における管理情報の読み込み処理（ステップ２０１）の詳細を示すフローチャート
【図１０】本発明の実施の形態２における管理情報の書き込み処理（ステップ２０７）の詳細を示すフローチャート
【図１１】本発明の実施の形態２における記録範囲の追加処理（ステップ２０３）の詳細を示すフローチャート
【図１２】本発明の実施の形態２における記録範囲の結合処理（ステップ２０５）の詳細を示すフローチャート
【図１３】本発明の実施の形態２における記録済範囲の分離処理（ステップ２０６）の詳細を示すフローチャート
【図１４】ＤＶＤ−ＲのＲＭＤフィールド３の内容を示す図
【図１５】ＤＶＤ−ＲのＲＭＤフィールド４の内容を示す図
【図１６】ＤＶＤ−ＲのＲＭＤフィールド５〜１２の内容を示す図
【図１７】本発明の実施の形態３における管理情報８のデータ構造を示す図
【符号の説明】
１ディスク媒体
２トラック
３ブロック
４リードイン領域
５データ領域
６リードアウト領域
７管理情報領域
８管理情報
９記録範囲情報
１０記録済範囲情報
１１記録範囲先頭位置
１２追記可能位置
１３記録済範囲終端位置
１００光ディスク装置
１１０命令処理部
１２０記録制御部
１３０再生制御部
１４０管理情報格納バッファ
１５０データバッファ
１６０記録管理処理部
１６１管理情報読み出し部
１６２管理情報更新部
１６３管理情報書き込み部
１６４管理情報位置メモリ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a write-once recording medium including a management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a user data area in which user data is recorded, and a recording method and a recording apparatus therefor.
[0002]
[Prior art]
An optical disc is an information recording medium that can be exchanged between a plurality of devices. In recent years, CDs that have been developed for music and are widely used for data, DVDs that have been developed for digital video and have begun to spread rapidly, and for high-quality video such as HDTV have been developed. And next-generation optical disks.
[0003]
These optical disks are roughly classified into three types: a read-only type, a write-once type, and a rewritable type. The write-once type is a medium in which a recording material that cannot be erased is used and can be recorded only once in the same place on the medium. For example, a CD-R or DVD-R is a write-once medium. The rewritable type is a medium that can be recorded in the same place on the medium any number of times, such as a CD-RW or DVD-RAM.
[0004]
In a write-once optical disc, there is a limitation that information cannot be rewritten due to the characteristics of a recording material, and thus it is necessary to manage a recorded area and an unrecorded area. In a CD-R, a recording start position and a final recording position are managed in music units so that additional recording can be performed in music units. The unit of the music is called a track (hereinafter, referred to as a capital letter TRACK to distinguish it from a track indicating a groove shape). The CD-R is sequentially recorded from the inner circumference to the outer circumference in units of TRACK. Further, the session is managed as a session including a plurality of recorded TRACKs (hereinafter referred to as SESSION in uppercase). An area for storing management information used for management is called a program management area (hereinafter abbreviated as PMA).
[0005]
The DVD-R also defines an RZone corresponding to TRACK of a CD, a Border corresponding to SESSION, and a recording management area (hereinafter abbreviated as RMA) corresponding to PMA (for example, see Non-Patent Document 1). In addition, there is a method in which read-only DVD-ROM compatibility is performed in a short time by applying this management method (for example, see Patent Document 1).
[0006]
The data structure recorded in the RMA of the DVD-R defines recording management data (hereinafter abbreviated as RMD). FIG. 14 shows the field 3 of the RMD, in which information indicating the positions of up to 512 Borders (corresponding to the SESSION of the CD) is stored. FIG. 15 shows RMD field 4, FIG. 16 shows RMD fields 5 to 12, and stores information indicating the positions of up to 2302 RZones (corresponding to TRACKs on CDs).
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-148166
[Non-patent document 1]
Recordingfor DVD-R media in section 4.16 of SFF 8090i standard "Mt. Fuji Command for Multimedia Devices"
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional recording area management method described above, the number of recording areas to be managed is already large, and if the recording area is directly applied to a medium having a larger capacity in the future, the management information will be enlarged.
[0009]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a larger-capacity write-once recording medium by reducing the size of management information, and to provide a recording method and a recording apparatus for the write-once medium.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The recordable recording medium of the present invention is a recordable recording medium including a management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a user data area in which user data is recorded. It manages two or more recording ranges obtained by dividing a possible user data area, and divides one of the recording ranges into two, or combines two of the recording ranges into one and manages them. I do.
[0011]
In the write-once recording medium of the present invention, the maximum division number of the recording range is limited to an integer M of 2 or more.
[0012]
The write-once recording medium of the present invention manages the range of the recorded portion by separating the recorded portion of the recording range.
[0013]
The recording method according to the present invention includes: (a) dividing one of the recording ranges into two; and (b) combining the two recording ranges into one, with respect to the write-once recording medium. (C) reflecting the recording range in the management information and additionally writing in the management information area.
[0014]
According to the recording method of the present invention, it is confirmed that the number of the recording ranges is less than an integer M that is 2 or more before step (a).
[0015]
The recording method of the present invention further includes: (d) a step of separating the recorded range of the recording range, and (e) a step of reflecting the recorded range in the management information and additionally writing the information in the management information area. I do.
[0016]
A recording apparatus according to the present invention is an apparatus that executes the recording method.
[0017]
The recording apparatus of the present invention is a recording apparatus for a write-once recording medium including a management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a user data area in which user data is recorded, wherein the management information is The recording apparatus is capable of storing two or more recording ranges obtained by dividing a recordable user data area, wherein the recording device comprises: (a) means for dividing one of the recording ranges into two; Means for combining two of the ranges into one; and (c) means for reflecting the recording range in the management information and additionally writing in the management information area.
[0018]
The recording device confirms that the number of the recording ranges is 2 or more and less than an integer M prior to the means (a).
[0019]
The recording apparatus further includes (d) means for separating the recorded range of the recording range, and (e) means for reflecting the recorded range in the management information and additionally writing the management information in the management information area.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
Hereinafter, the write-once recording medium according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
FIG. 1 is an area configuration diagram of an optical disc according to Embodiment 1 of the present invention. A large number of tracks 2 are formed in a spiral shape on the disk-shaped disk medium 1, and a large number of blocks 3 that are finely divided are formed on each track 2. Block 3 is a unit of error correction, and is a minimum unit in which recording and reproducing operations are performed. The area of the disk medium 1 is roughly divided into a lead-in area 4, a data area 5, and a lead-out area 6. Data recording and reproduction are performed on the data area 5. The lead-in area 4 and the lead-out area 6 serve as margins so that the optical head (not shown) can follow the track even if the optical head overruns when accessing the end of the data area 5. . The lead-in area 4 includes a management information area 7 for managing a recorded area and an unrecorded area. In the management information area 7, a plurality of management information 9 can be allocated in order to update the content. One management information 9 includes at least one block 3.
[0022]
FIG. 2 is a diagram showing a data structure of the management information 8 according to the first embodiment of the present invention. The management information 8 includes recording range information 9 for managing an area being recorded and recorded range information 10 for managing an area where recording has been completed. The recording range information 9 is a set of two or more integers M of a recording range start position 11 and a recordable position 12. Here, the recording range start position 11 indicates the start position of the area being recorded, and the additionally recordable position 12 indicates the position where recording can be started next. The recorded range information 10 includes N recorded range end positions 13 each indicating the end position of the area where recording has been completed. Here, N is an integer of 0 or more.
[0023]
In other words, the recording range information 9 is information for managing an area corresponding to TRACK on a CD-R and an RZone on a DVD-R, and the recorded range information 10 is a SESSION on a CD-R, a DVD-R. Is information for managing an area corresponding to the Border in the above.
[0024]
In the conventional DVD-R shown in FIGS. 15 and 16, there are only three recording areas (Invisible / Incomplete RZone Number, Current Applicable Reserved RZone Numbers 1, 2), but the number of recording ranges exceeding 2,000 is exceeded. Although information to be managed is required, in the present invention, an area range equal to the number of areas being recorded may be managed. In order to explain this mechanism in detail, transition of the recording area on the disk and transition of the recording range information 9 according to an instruction from a computer (not shown) which is a higher-level device will be described below with reference to the drawings.
[0025]
FIG. 3 is a diagram showing a transition between a recorded area (a black area) and an unrecorded area on the disc. FIG. 4 is a diagram showing the transition of the recording range information 9, where the integer M is three. FIGS. 3A to 4G show states at the same time.
[0026]
FIGS. 3A and 4A show the initial state of the disc, where the entire Data Area has not yet been recorded in one recording range # 1, and the recording range start position 11 of the recording range # 1 and additional recording are possible. The position 12 is set to a position P1 indicating the head of the Data Area. In order to indicate that the recording ranges # 2 and # 3 do not exist, the recording range start position 11 and the recordable position 12 are set to 0.
[0027]
FIGS. 3 and 4B show a state after receiving a RESERVE TRACK command indicating a reservation of a recording area from a higher-level device. Commands from a higher-level device such as a RESERVE TRACK command used in the following description are defined in a general host command standard (for example, see Non-Patent Document 1). The position obtained by adding the size specified by the RESERVE TRACK instruction to the position P1 is defined as P3. The Data Area has no recorded area yet, but is divided into a recording range # 1 from the position P1 to the position P3 and a recording range # 2 from the position P3 to the end of the Data Area. The recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 1 are set to the position P1. The recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 2 are set to the position P3.
[0028]
FIGS. 3 and 4C show the state after further receiving a RESERVE TRACK command from the higher-level device. The position obtained by adding the size specified by the RESERVE TRACK instruction to the position P3 is defined as P5. The recording range # 1 does not change, but the recording range # 2 extends from the position P3 to the position P5, and the recording range # 3 extends from the position P5 to the end of the Data Area. Therefore, the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 3 are set to the position P5.
[0029]
FIGS. 3D and 4D show a state after receiving a WRITE command indicating data recording from a higher-level device in the recordable positions 12 of the recording ranges # 1 and # 2. As a result of the recording, the additionally recordable positions 12 of the recording ranges # 1 and # 2 change to positions P2 and P4.
[0030]
FIGS. 3 and 4E show a state after receiving a CLOSE TRACK / SESSION command specifying TRACK from the higher-level device, indicating that recording is no longer necessary in the recording range # 1. The unrecorded area (from position P2 to position P3) of the recording range # 1 is recorded with zero padding data. The recording range # 1 and the recording range # 2 are connected to form a new recording range # 1. The recording range # 3 becomes a new recording range # 2, and the recording range # 3 disappears. As shown in this state, in the recording range information 9, the recordable position 12 of the recording range # 1 is set to P4, which is the recordable position 12 of the previous recording range # 2, and the recording range start position of the recording range # 2. 11 and the recordable position 12 are set to the values of the previous recording range # 3, and the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 3 are set to 0.
[0031]
(F) of FIGS. 3 and 4 shows a TRACK designation indicating that there is no longer any need to record in the recording range # 1 at the time (e) (the recording range # 2 at the time (d)) from the higher-level device. After receiving the CLOSE TRACK / SESSION instruction. The unrecorded area (from position P4 to position P5) of the recording range # 1 is recorded with zero padding data. The recording range # 1 and the recording range # 2 are connected to form a new recording range # 1, and the recording range # 2 disappears. In the recording range information 9, the recordable position 12 of the recording range # 1 is set to P5, which is the recordable position 12 of the previous recording range # 2, and the recording range start position 11 and the recordable position of the recording range # 2. 12 is set to 0.
[0032]
(G) of FIG. 3 and FIG. 4 show a state after further receiving a RESERVE TRACK command from a higher-level device. The position obtained by adding the size specified by the RESERVE TRACK instruction to the position P5 is defined as P6. The recording range # 1 extends from the position P1 to the position P6, and the recording range # 2 extends from the position P6 to the end of the Data Area. In the recording range information 9, the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 2 are set to the position P6.
[0033]
Thereafter, until all necessary user data is recorded, the same processing as in (a) to (g) of FIGS. 3 and 4 is repeated.
[0034]
If the transitions shown in FIGS. 3 and 4 can be managed, the end user can record user data using an application called packet writing software.
[0035]
Further, it will be described with reference to the drawings that a management corresponding to SESSION of a CD-R or a Border of a DVD-R can be added to be applied to a so-called multi-session.
[0036]
FIG. 5 is a diagram showing a transition between a recorded area (area painted in black) and an unrecorded area on the disk after the state of FIG. 3 (f). FIG. 6 is a diagram showing the transition of the recording range information 9 and the recorded range information 10 after the state of FIG. 4F, where the integer M is 3 and the integer N is 3. (G ′) to (k) in FIGS. 5 and 6 show states at the same time, respectively.
[0037]
(G ′) of FIGS. 5 and 6 shows the state of FIG. 3 and (f) of FIG. 4 after receiving a CLOSE TRACK / SESSION command specifying SESSEION from a higher-level device. The previous recording range # 1 is divided into a recorded area as a recorded area # 1 and an unrecorded area as a new recording area # 1. As shown in this state, in the recording range information 9, the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 1 are set to P5 which is the recordable position 12 of the previous recording range # 1. Further, in the recorded range information 10, the recorded range end position 13 of the recorded range # 1 is set to the position P5.
[0038]
(H) of FIG. 5 and FIG. 6 shows a state after receiving a RESERVE TRACK command from a higher-level device. The position obtained by adding the size specified by the RESERVE TRACK instruction to the position P5 is defined as P6. The recording range # 1 extends from the position P5 to the position P6, and the recording range # 2 extends from the position P6 to the end of the Data Area. In the recording range information 9, the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 2 are set to the position P6.
[0039]
FIGS. 5 and 6 (i) show a state after receiving a WRITE command indicating data recording from a higher-level device in the recordable positions 12 of the recording ranges # 1 and # 2. As a result of the recording, the additionally recordable positions 12 of the recording ranges # 1 and # 2 change to positions P7 and P8.
[0040]
FIGS. 5 and 6 (j) show a state after receiving a CLOSE TRACK / SESSION command specifying TRACK indicating that recording is no longer necessary in the recording range # 1 from the host device. The unrecorded area (from position P7 to position P6) of the recording range # 1 is recorded with zero padding data. The recording range # 1 and the recording range # 2 are connected to form a new recording range # 1. The recording range # 2 disappears. As shown in this state, in the recording range information 9, the recordable position 12 of the recording range # 1 is set to P8, which is the recordable position 12 of the previous recording range # 2, and the recording range start position of the recording range # 2. 11 and the recordable position 12 are set to 0.
[0041]
(K) of FIGS. 5 and 6 show a state after receiving a CLOSE TRACK / SESSION command specifying SESSION from the higher-level device. The previous recording area # 1 is divided into a recorded area as a recorded area # 2 and an unrecorded area as a new recording area # 1. As shown in this state, in the recording range information 9, the recording range start position 11 and the recordable position 12 of the recording range # 1 are set to P8 which is the recordable position 12 of the previous recording range # 1. Further, in the recorded range information 10, the recorded range end position 13 of the recorded range # 2 is set to the position P8.
[0042]
Thereafter, the processing similar to (g ') to (k) in FIGS. 5 and 6 is repeated until all necessary user data is recorded.
[0043]
There are a READ DISC INFORMATION command and a READ TRACK INFORMATION command as commands for inquiring the status of SESSION and TRACK from the host device. In order to have compatibility with the conventional CD-R or DVD-R, it is sufficient to report to these instructions that one TRACK exists for each recorded area. Specifically, in the state of (h) in FIG. 5 and FIG. 6, the SESSION of number 1 reports that the TRACK of number 1 is present, and the SESSION of number 2 reports that it has the TRACKs of numbers 2 and 3. In the state of (k) in FIGS. 5 and 6, the SESSION of number 1 has the TRACK of number 1, the SESSION of number 2 has the TRACK of number 2, and the SESSION of number 3 is the TRACK of number 3 Report.
[0044]
If the transitions shown in FIGS. 5 and 6 can be managed, the end user can use non-packet writing software (an application corresponding to a recording method called Disc-At-Once, Track-At-Once, or Session-At-Once). It becomes possible to record user data.
[0045]
In the first embodiment, the integer M is set to 3, but may be an integer of 2 or more. However, any data may be recorded, and in extreme cases, it is not necessary to actually record it as recorded in terms of management. The recording range information 9 and the recorded range information 10 are assumed to be composed of position information. However, the end position is used instead of the start position of the area, the start position is used instead of the end position, or the position is used instead of the position. The size may be used. It suffices to repeat the division and combination of the recording range and reserve the recording range as long as there is an unrecorded area in the Data Area, and manage it so that user data can be recorded.
[0046]
As described above, according to the first embodiment of the present invention, by combining the recording ranges and freely combining the division and the combination of the recording ranges, the data amount of the management information can be reduced as compared with the conventional write-once recording medium. It is possible to provide a write-once recording medium with a small amount.
[0047]
(Embodiment 2)
Hereinafter, a recording apparatus according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0048]
FIG. 7 shows a configuration of an optical disc device 100 according to the second embodiment of the present invention.
[0049]
The optical disk device 100 is connected to a higher-level control device (not shown) via an I / O bus 170. The host controller is typically a host computer. The optical disk device 100 includes an instruction processing unit 110 that processes an instruction from a higher-level control device, a recording control unit 120 that performs control during recording on the disk medium 1, and a reproduction control that performs control during reproduction from the disk medium 1. A storage unit 140 for storing contents reproduced from the management information 8, a data buffer 150 for temporarily storing recording and reproduction data, and a recording management processing unit 160 for performing recording management processing. Are prepared.
[0050]
The recording management processing unit 160 searches the management information 8 recorded last in the management information area 7 and then reads out the contents of the management information 8 into the management information storage buffer 140. A management information writing unit 162 that writes the contents to the management information area 7 to be used next, a management information update unit 163 that reflects the contents in the management information storage buffer 140 in accordance with an instruction from the host controller, and stores the position of the latest management information 8 And a management information location memory 164.
[0051]
Hereinafter, the operation of the disk device 100 according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to flowcharts.
[0052]
FIG. 8 is a flowchart showing the overall operation of the record management processing unit 160. The management information reading process (step 201) corresponds to the management information reading unit 161, the management information writing process (step 202) corresponds to the management information writing unit 163, and the remaining steps correspond to the management information updating unit 162. .
[0053]
When the disk medium 1 is mounted on the optical disk device 100, the management information reading unit 161 reads the latest contents of the management information 8 and stores the contents in the management information storage buffer 140 (step 201).
[0054]
The optical disk device 100 accepts a command that affects the recording state of the disk medium 1 until the disk medium 1 is ejected or the power is turned off (Step 202).
[0055]
When receiving a RESERVE TRACK command requesting reservation of a recording area from the host controller, the contents of the management information storage buffer 140 are changed so as to add a recording range (step 203).
[0056]
Upon receiving a CLOSE TRACK / SESSION command requesting the release of the recording area from the host controller, management information is stored so that the recording ranges are combined when the target is TRACK, depending on whether the release target is TRACK or SESSION (step 204). The contents of the buffer 140 are changed (step 205). If the target is SESSION, the contents of the management information storage buffer 140 are changed so as to separate the recorded range (step 206).
[0057]
When the contents of the management information storage buffer 140 are changed, the latest management information 8 is recorded in a location available next to the management information area 7 (step 207).
[0058]
When a WRITE command requesting data recording is received from the host controller, it is confirmed that the designated recording start position matches any of the recordable positions 12, and the transmitted data is recorded on the disk medium 1. Then, the value of the recordable position 12 of the management information storage buffer 140 is updated according to the recorded area (step 208).
[0059]
FIG. 9 is a flowchart showing details of the management information reading process (step 201).
[0060]
Using the reproduction control unit 140, the location of the last recorded management information 8 in the management information area 7 is searched, and the location is stored in the management information location memory 164 (step 301).
[0061]
The management information 8 is reproduced using the reproduction control unit 140 with reference to the management information position memory 164, and the contents are stored in the management information storage buffer 140 (step 302).
[0062]
The recordable position 12 of each recording range reproduced from the management information 8 has a slight error from the true recordable position (if the management information 8 is updated each time a WRITE command is issued, a very large number of management information areas 7 Is necessary, so that it is assumed that the management information 8 is recorded in the management information area 7 only when the recording range is divided or combined.) Therefore, by using the reproduction control unit 140 to search for the end of the recorded area starting from the recordable position 12, the true recordable position 12 is obtained and reflected in the management information storage buffer 140 (step 303). ).
[0063]
When the disk medium 1 is ejected and when the power of the optical disk apparatus 100 is turned off (assuming that there is a backup power supply), the latest contents of the management information storage buffer 140 are stored in the management information area 7. If there is a guarantee to be reflected in step 8, step 303 can be omitted.
[0064]
FIG. 10 is a flowchart showing details of the management information writing process (step 207).
[0065]
With reference to the management information location memory 164, the contents of the management information storage buffer 140 are recorded in the management information area 7 as the management information 8 using the recording control unit 120 (step 401). The management information location memory 164 is advanced to the next available location, reflecting the recorded area (step 402).
[0066]
FIG. 11 is a flowchart showing details of the recording range adding process (step 203).
[0067]
It is checked whether or not there is a space in the recording range information 9 (that is, whether or not an integer M recording ranges have already been registered). If there is a space, the number #m of the recording range information 9 to be used is subjected to the next processing. If there is no free space, the process branches to an error report (step 501).
[0068]
It is determined whether an area larger than the size (S) requested by the host controller can be secured (that is, whether the size of the area from the appendable position 12 of # (m-1) to the end of the Data Area is larger than S). It is confirmed, and if it can be secured, it proceeds to the next processing, and if it cannot be secured, it branches to an error report (step 502).
[0069]
Preferred information indicating the content of the error is reported to the host controller (step 503).
[0070]
A value obtained by adding the size S to the recordable position 12 of # (m-1) is set to the recording range start position 11 and recordable position 12 of #m (step 504).
[0071]
FIG. 12 is a flowchart showing details of the recording range combining process (step 205).
[0072]
Whether the TRACK number specified by the host controller corresponds to the recording range information 9 (a value obtained by subtracting the number registered as the recorded range information 10 from the TRACK number corresponds to the TRACK number). Since the field corresponding to the number is the number of the recording range information 9, it can be determined that the field is applicable unless the field corresponding to the number is 0). The processing is passed to the processing, and if there is no corresponding one, the processing branches to an error report (step 601).
[0073]
Whether the corresponding recording range information 9 of #m is the outermost recording range (if the integer m is equal to the integer M or the field corresponding to the integer m + 1 is 0, it can be determined that the recording region is the outermost recording range). Is checked, and if it is not the outermost circumference, the process proceeds to the next processing.
[0074]
Preferred information indicating the content of the error is reported to the host controller (step 603).
[0075]
The Data Area from the recordable position 12 of #m to the top position 11 of the recording range of # (m + 1) is recorded as zero-filled data so that no unrecorded region remains between the combined regions (step 604). In this step, the data need not always be zero-filled data, and this step itself may be omitted.
[0076]
The value of the # (m + 1) additional recordable position 12 is set to the #m additional recordable position 12 (step 605).
[0077]
The values of the recording range start position 11 and the recordable position 12 from # (m + 2) to #M are set to the record range start position 11 and the recordable position 12 from # (m + 1) to # (M-1), respectively. , #M are set to 0 in the recording range start position 11 and the additionally recordable position 12 (step 606).
[0078]
FIG. 13 is a flowchart showing details of the recording range separation process (step 206).
[0079]
It is checked whether or not there is a vacancy in the recorded range information 10 (that is, whether or not an integer N recording ranges are already registered), and if there is a vacancy, the number #n of the recorded range information 10 to be used is changed to the next number. The process is passed to the process, and if there is no free space, the process branches to an error report (step 701).
[0080]
The number of recording ranges registered in the recording range information 9 is checked. If the number is one, the process proceeds to the next process. If the number is two or more, the process branches to an error report (step 702). When the number of recording ranges is two or more, the recording range combining process (step 205) may be automatically executed until the number of recording ranges becomes one.
[0081]
Preferred information indicating the content of the error is reported to the host controller (step 703).
[0082]
The recordable position 12 of # 1 is set at the recorded range end position 13 of #n and the record position start position 11 of # 1 (step 704).
[0083]
As described above, according to the second embodiment of the present invention, by combining the recording ranges and freely combining the division and the combination of the recording ranges, the data amount of the management information can be reduced as compared with the conventional write-once recording medium. It is possible to provide a recording apparatus that can be used similarly to the conventional recording apparatus with a reduced number of write-once recording media.
[0084]
(Embodiment 3)
Hereinafter, the write-once recording medium according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0085]
FIG. 17 is a diagram showing a data structure of management information 8 according to Embodiment 3 of the present invention. As compared with the data structure of the management information 8 shown in FIG. 2, the recording range information 9 further includes the registered recording range registration number 14, and the recorded range information 10 further includes the recorded range registration number 15.
[0086]
Although the data size of the management information 8 is slightly increased, whether or not there is a space for the management information (step 501 in FIG. 11 and step 701 in FIG. 13), and whether or not the recording area is the outermost recording range (step in FIG. 12) 601), it is convenient to determine the number of recording ranges (step 702 in FIG. 13). Basic effects are the same as those of the first embodiment of the present invention.
[0087]
In the description of the present invention, the layout of each area is an example, and the management information area 7 may be allocated to a place other than the lead-in area. For example, it may be assigned to the lead-out area 6 or the data area 5.
[0088]
In the description of the present invention, the order of use in each area is merely an example. For example, the management information area 7 may be used as the management information 8 in order from the outer periphery.
[0089]
In the description of the present invention, the configuration blocks and operations of the apparatus are merely examples, and any data structure and algorithm may be used as long as the components of the management information recorded on the medium match the spirit of the present invention. It does not matter.
[0090]
Such modifications do not depart from the spirit and scope of the invention, and modifications that are obvious to those skilled in the art are intended to be included within the scope of the appended claims.
[0091]
【The invention's effect】
According to the write-once recording medium of the present invention, the data amount of the management information is suppressed to be smaller than that of the conventional write-once recording medium by freely combining the division and the connection of the recording range by incorporating the coupling of the recording range. A write-once recording medium can be provided. If the data amount of the management information is reduced, the effect is obtained that the number of times that the user can record can be increased if the size of the area where the management information is additionally recorded is the same. If the number of times that the user can record can be the same, the size of the area in which the management information is additionally recorded can be reduced, so that the capacity available for recording user data increases accordingly. Further, by adding recorded range information, it is possible to cope with a multi-session.
[0092]
According to the recording method and the recording apparatus of the present invention, the above-mentioned write-once recording medium can be recorded and reproduced. Furthermore, the smaller the size of the area in which the management information is added, the shorter the time required to search for the latest management information, so that the time from when the user mounts the medium on the apparatus until the medium becomes accessible is reduced, and the usability is improved. Also produces better effects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an area configuration diagram of an optical disc according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a data structure of management information 8 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing transition between a recorded area and an unrecorded area according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing transition of recording range information 9 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing transition between a recorded area and an unrecorded area according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing a transition between recorded range information 9 and recorded range information 10 according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a configuration diagram of an optical disc device 100 according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart showing an overall operation of a record management processing unit 160 according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a flowchart showing details of management information reading processing (step 201) according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a flowchart showing details of management information writing processing (step 207) according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a flowchart illustrating details of a recording range adding process (step 203) according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a flowchart showing details of a recording range combining process (step 205) according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 13 is a flowchart showing details of a recorded range separation process (step 206) according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing the contents of an RMD field 3 of a DVD-R.
FIG. 15 is a diagram showing the contents of an RMD field 4 of a DVD-R.
FIG. 16 is a diagram showing contents of RMD fields 5 to 12 of a DVD-R.
FIG. 17 is a diagram showing a data structure of management information 8 according to the third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 disk medium
2 tracks
3 blocks
4 Lead-in area
5 Data area
6 Lead-out area
7 Management information area
8 Management information
9 Recording range information
10 Recorded range information
11 Start position of recording range
12 Additional recordable position
13 Recorded range end position
100 Optical disk drive
110 Instruction processing unit
120 Recording control unit
130 Playback control unit
140 Management information storage buffer
150 data buffer
160 record management processing unit
161 management information reading unit
162 Management information update unit
163 Management information writing unit
164 management information location memory

Claims

A management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a write-once recording medium including a user data area in which user data is recorded,
The management information manages two or more recording ranges obtained by dividing a recordable user data area, and divides one of the recording ranges into two, or divides two of the recording ranges into one. A write-once recording medium characterized in that it is combined and managed.

2. The write-once recording medium according to claim 1, wherein the maximum number of divisions of the recording range is limited to an integer M of 2 or more.

2. The write-once recording medium according to claim 1, wherein the management information manages a range of the recorded portion by separating a recorded portion of the recording range.

A management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a recording method of a write-once recording medium including a user data area in which user data is recorded,
The management information can store two or more recording ranges obtained by dividing a recordable user data area,
The recording method,
(A) dividing one of the recording ranges into two;
(B) combining two of the recording ranges into one;
(C) reflecting the recording range in the management information and additionally writing in the management information area;
And a recording method comprising:

5. The recording method according to claim 4, wherein, prior to step (a), the recording method confirms that the number of the recording ranges is equal to or greater than 2 and less than an integer M.

The recording method further comprises:
(D) separating the recorded range of the recording range;
(E) reflecting the recorded range in the management information and additionally writing in the management information area;
5. The recording method according to claim 4, comprising:

A management information area in which management information for managing a recording state is additionally recorded, and a recording device for a write-once recording medium including a user data area in which user data is recorded,
The management information can store two or more recording ranges obtained by dividing a recordable user data area,
The recording device,
(A) means for dividing one of the recording ranges into two,
(B) means for combining two of the recording ranges into one;
(C) means for reflecting the recording range in the management information and additionally writing in the management information area;
A recording device comprising:

8. The recording apparatus according to claim 7, wherein the recording apparatus confirms that the number of the recording ranges is equal to or greater than 2 and less than an integer M prior to the step (a).

The recording device further comprises:
(D) means for separating a recorded area of the recording area;
(E) means for reflecting the recorded range in the management information and additionally writing in the management information area;
The recording apparatus according to claim 7, comprising: