【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宅内への侵入者を検知したときに指定された通報先に通報する侵入者通報装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、宅内への侵入者の有無を警戒するとともに、侵入者を想定した監視信号（たとえば、窓ガラスの破壊に対する監視信号）が発生したときに、指定された通報先に通報する通報システムが種々提案されており、この種の通報システムは警備会社等において採用されている。警備会社等において採用している通報システムでは、侵入者を監視するためのセンサを宅内に分散して配置し、またセンサの監視内容を受信する受信器をセンサとは別に設けているものが多く、構成が比較的複雑であって、センサの取付位置の選択や取付作業は専門家でなければ困難になっている。また、このような通報システムを使用するには、通報先である警備会社等との契約が必要であって、通報システムの導入には高額の費用がかかるという問題がある。
【０００３】
そこで、通報先への通報機能を持たずに侵入者を検知したときに、侵入者を威嚇したり侵入者の不安感を大きくすることによって、防犯機能を持たせる技術が提案されている（たとえば、特許文献１参照）。特許文献１に記載の技術は、周囲の照度が設定照度以下である期間において、モードスイッチがオフであれば、人感センサによる人の検知がないときに調光点灯になるとともに人感センサによる人の検知があるときに全点灯になり、またモードスイッチがオンであれば、人感センサによる人の検知がないときに消灯になるとともに人感センサによる人の検知があるときに全点灯になるように制御するものである。つまり、モードスイッチがオンであるときには、玄関灯を防犯灯として用い、人感センサにより侵入者が検知されると玄関灯を消灯から全点灯に変化させることによって侵入者への威嚇を行うようにしたものである。特許文献１に記載の技術では、玄関灯に人感センサを付設する程度であるから比較的低費用で導入可能である。
【０００４】
また、玄関に人が居ることを検出したときに照明器具を点灯させたりテレビをオンにしたりすることによって、侵入者などに対して人が室内に居るかのように思わせることで、不法侵入を予防するものも考えられている（たとえば、特許文献２参照）。特許文献２に記載の技術は、照明器具やテレビの電源を接続する専用コンセントをインターホン装置に付設することによって実現されるものであって、比較的低費用で導入可能である。
【０００５】
【特許文献１】
特開平６−５３７２号公報（第００２２−００２３段落、図１）
【特許文献２】
特開平８−３６６８６号公報（第００１９−００２３段落、図１−２）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１に記載された技術は、既設の照明器具を侵入者に対する威嚇用に流用するものであり、また特許文献２に記載の技術は、照明器具やテレビを侵入者に対する威嚇用に用いるものであって、威嚇によって侵入に対するある程度の抑止効果は得られるものの、留守宅であることが侵入者に知られているような場合には、侵入を防止することは難しいという問題がある。したがって、侵入は許容するとしても、家人が侵入者と出会うことは避けなければならない。
【０００７】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、侵入者が宅内に侵入したときに指定した通報先への通報を行う機能を持つことによって宅外から侵入者の有無を監視可能とし、しかも導入が容易である侵入者通報装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、宅内への侵入者を監視する監視モードにおいて侵入者を想定した監視信号の有無により侵入者の存否を判別する侵入者検知手段と、宅外との通信のために住宅に設けた通信回線に接続される回線接続手段と、侵入者検知手段により侵入者が存在すると判断されると回線接続手段を作動させ侵入者の存在をあらかじめ指定された通報先の端末に通信回線を通して通報する通報手段とを備えることを特徴とする侵入者通報装置。
【０００９】
請求項２の発明では、請求項１の発明において、前記侵入者検知手段により侵入者が存在すると判断されたときに侵入者を威嚇する動作を行う威嚇手段が付加されていることを特徴とする。
【００１０】
請求項３の発明では、請求項２の発明において、前記威嚇手段は、ワイヤレス信号により動作が制御される宅内の機器に対してワイヤレス信号を送信する機能を備え、前記侵入者検知手段は侵入者が存在すると判断したときに威嚇手段を通して宅内の機器を作動させることを特徴とする。
【００１１】
請求項４の発明では、請求項１の発明において、前記通信回線は電話回線であって、前記通報手段は侵入者の存在を音声メッセージで通報することを特徴とする。
【００１２】
請求項５の発明では、請求項１の発明において、前記通信回線はネットワーク回線であって、前記通報手段は親友者の存在を電子メールで通報することを特徴とする。
【００１３】
請求項６の発明では、請求項４または請求項５の発明において、前記通報手段は、通報先と通報順位とを対応付けた記憶部を備え、侵入者の存在を通報順位に従って前記端末に通報することを特徴とする。
【００１４】
請求項７の発明では、請求項１の発明において、前記侵入者検知手段は、規定した検知エリア内の人の動きを検出したときに監視信号を発生する人感センサを備えることを特徴とする。
【００１５】
請求項８の発明では、請求項７の発明において、前記侵入者検知手段は、規定した時間内において前記人感センサが監視信号を発生した回数が規定回数に達したときに侵入者が存在すると判断することを特徴とする。
【００１６】
請求項９の発明では、請求項１の発明において、前記監視モードと監視モードを解除した解除モードとを切り換えるモード切換手段が付加され、モード切換手段は、宅内に設けたモード切換スイッチの操作と前記通信回線を通して受信するモード切換信号との少なくとも一方により監視モードと解除モードとを切り換える機能を備えることを特徴とする。
【００１７】
請求項１０の発明では、請求項９の発明において、前記モード切換手段は、前記モード切換スイッチを監視モードに切り換える操作から所定時間が経過した後に前記侵入者検知手段を監視モードに移行させることを特徴とする。
【００１８】
請求項１１の発明では、請求項９の発明において、前記モード切換手段は、前記モード切換信号を受信した直後に前記侵入者検知手段を監視モードに移行させることを特徴とする。
【００１９】
請求項１２の発明では、請求項１１の発明において、前記通報手段は、前記モード切換信号により前記侵入者検知手段が監視モードに移行した時点で侵入者が存在すると判断したときには、当該モード切換信号を発信した端末との間の通信路を切断せずに当該端末に侵入者の存在を通報することを特徴とする。
【００２０】
請求項１３の発明では、請求項９ないし請求項１２の発明において、前記モード切換手段は、監視モードと解除モードとを切り換える際の前記モード切換スイッチの操作手順と前記モード切換信号の内容との少なくとも一方を変更可能であることを特徴とする。
【００２１】
【発明の実施の形態】
（第１実施形態）
本実施形態において用いる侵入者通報装置１は、図２に示すように、宅内において電話機（固定電話機）３を接続するために住宅に設けた通信回線としての電話回線Ｌｔに接続する形で使用するものである。また、本実施形態では、宅外の端末としては家人が保有する携帯電話を想定するが、家人の勤務先の電話などを端末に用いることも可能である。また、ワイヤレス信号により動作が制御される宅内の機器として天井ＣＬに取り付けた照明器具２を想定し、侵入者通報装置１は照明器具２に対してワイヤレス信号を送信する機能を備えるものとする。ワイヤレス信号としては赤外線を媒体とした信号を用いる。
【００２２】
侵入者通報装置１は、具体的には図１に示す構成を有し、電話回線Ｌｔとの接続のための回線接続手段である回線インターフェース１１を備える。回線インターフェース１１は、図３に示すように、局線側の電話回線Ｌｔとの接続用の入力端子Ｌ１，Ｌ２と各入力端子Ｌ１，Ｌ２にそれぞれ直結され電話機３が接続される電話接続端子Ｔ１，Ｔ２とを備える端子部１１ａを有し、入力端子Ｌ１，Ｌ２には電話回線Ｌｔからの呼出信号を検出する呼出検出回路１１ｂが接続される。さらに、両入力端子Ｌ１，Ｌ２間にはリレー接点ｒとトランス１１ｃの一方の巻線との直列回路が接続され、リレー接点ｒとトランス１１ｃとの直列回路の両端間には電流検出回路１１ｄが接続される。
【００２３】
電流検出回路１１ｄは、通過する電流を監視することにより電話回線Ｌｔが使用中か非使用かを判別する機能を有し、また極性反転回路としても兼用される。呼出検出回路１１ｂによる呼出信号の検出結果と電流検出回路１１ｄの検出結果とは、後述するコントローラ１０に入力される。リレー接点ｒは常時はオフであって、呼出検出回路１１ｂにより着信を検出するか、あるいは侵入者通報装置１から発信するときには、コントローラ１０はリレー接点ｒをオンにすることで電話回線Ｌｔを閉結する。トランス１１ｃの他方の巻線は後述する送受信回路部１３に接続される。
【００２４】
上述のように、常時はリレー接点ｒがオフであって、電話機３は端子部１１ａを介して電話回線Ｌｔに接続されているから、電話機３を普通に使用することができる。また、電話機３をオフフック状態にすれば、電流検出回路１１ｄの通過電流が減少するから、コントローラ１０は電話回線Ｌｔが使用中であることを認識することができる。
【００２５】
以下の説明では、ダイアリングにＤＴＭＦ信号（トーン信号）を用いる場合を想定するが、ダイアリングにＤＰ信号（パルス信号）を用いるときには、リレー接点ｒの開閉によりＤＰ信号を発生させる。ＤＴＭＦ信号を用いるかＤＰ信号を用いるかは後述する操作部１５により選択可能になっている。
【００２６】
コントローラ１０では、電話回線Ｌｔからの呼出信号が呼出検出回路１１ｂで検出され、さらに電流検出回路１１ｄを規定した範囲の電流が通過していることが確認されると、呼出があったと判断して着呼に対応する処理を行う。また、侵入者報知装置１から発呼するときには、コントローラ１０は、リレー接点ｒをオンにした状態で、電流検出回路１１ｄを通過する電流により電話回線Ｌｔの使用の有無を確認し、電話回線Ｌｔが使用中でなければ発呼に対応する処理を行う。コントローラ１０では着呼と発呼とのいずれの場合も、処理終了後にはリレー接点ｒをオフにして電話回線Ｌｔを開放する。
【００２７】
上述した回線インターフェース１１とコントローラ１０との間には、送受信回路部１３が設けられる。送受信回路部１３は、コントローラ１０で生成したデータをトーン信号に変換するＤＴＭＦエンコーダと、電話回線Ｌｔから回線インターフェース１１を通して入力されたトーン信号をコントローラ１０に入力するデータに変換するＤＴＭＦデコーダと、コントローラ１０で生成したデータに応じた音声メッセージを出力する音声合成部とを備える。ＤＴＭＦエンコーダで生成したトーン信号および音声合成部から出力される音声メッセージは、回線インターフェース１１を通して電話回線Ｌｔに送出される。トーン信号は、コントローラ１０で生成したデータのほか、ダイアリングにも用いられる。上述した機能を有する送受信回路部１３は機能チップとして集積回路化されている。
【００２８】
コントローラ１０はマイクロコンピュータを用いて構成され、侵入者通報装置１の動作を統括して制御する。コントローラ１０には宅内の規定した検知エリア内の人の動きを検出したときに監視信号を発生する人感センサ１４が接続され、コントローラ１０では人感センサ１４から監視信号が入力されると、検知エリア内に人が存在すると判断する機能を有する。ただし、本発明は宅内への侵入者の存否を検出するために、人感センサ１４の検知エリア内に家人が存在しないと考えられる時間帯において人感センサ１４から監視信号が出力されると侵入者がいる可能性があると判断する構成を採用しており、人感センサ１４の検知エリアで家人が生活しているときには人感センサ１４の動作を無効にし、家人がいないときに人感センサ１４の動作が有効になるように、コントローラ１０の動作を切り換えている。すなわち、人感センサ１４はコントローラ１０とともに侵入者検知手段を構成し、侵入者検知手段は侵入者を監視する監視モード（監視信号を有効にする動作モード）と、監視モードを解除した解除モード（監視信号を無視する動作モード）との切換が可能になっている。
【００２９】
侵入者検知手段における監視モードと解除モードとの切換は、コントローラ１０に接続した操作部１５に設けられているモード切換スイッチにより行うことが可能である。操作部１５は、モード切換スイッチを含む複数個のスイッチを備える。コントローラ１０には、モード切換スイッチの操作を監視するモード切換手段が設けられており、モード切換手段ではモード切換スイッチの操作を検出すると、上述した侵入者検知手段を監視モードまたは解除モードに切り換える。ただし、侵入者検知手段を監視モードに設定する際には、モード切換スイッチの操作の直後に監視モードに移行するとモード切換スイッチを操作する人が人感センサ１４の検知エリア内に存在していることによって侵入者と誤認される可能性があるから、モード切換スイッチの操作から所定時間（モード切換スイッチの操作者が検知エリアから退出できる時間以上に設定した所定時間）が経過した後に監視モードに移行させる。
【００３０】
監視モードと解除モードとの切換は、電話回線Ｌｔを通して行うことも可能であって、モード切換手段では、電話回線Ｌｔをトーン信号により伝送されたモード切換信号が送受信回路部１３を通してデータとして入力されると、モード切換信号の内容に応じて侵入者検知手段の動作モードを監視モードまたは解除モードに切り換える。電話回線Ｌｔを通してモード切換信号を伝送する場合には暗証番号などを用いた使用者確認が必要であって、使用者確認のためのデータはコントローラ１０に設けた不揮発性メモリに格納される。また、モード切換信号も暗証番号などを用いて伝送し、コントローラ１０において暗証番号を解読する。ここに、使用者確認とモード切換とに用いる暗証番号のようなデータは兼用可能である。
【００３１】
一方、監視モードと解除モードとの切換に電話回線Ｌｔを用いる場合には、宅外で端末（携帯電話）を操作するから、モード切換手段はモード切換信号を受信した直後に監視モードに移行させればよい。また、モード切換信号を用いた切換を可能としていることにより、外出時にモード切換スイッチの操作の切換を忘れていたとしても、宅外からモード切換信号により監視モードに切り換えることが可能になる。
【００３２】
暗証番号のようなデータは操作部１５により入力され、操作部１５の操作による設定内容はコントローラ１０に接続した表示部１６に表される。表示部１６は操作部１５の操作確認だけではなく、コントローラ１０の種々の動作を表示する機能を備える。
【００３３】
なお、モード切換手段における監視モードと解除モードとの切換には、モード切換スイッチとモード切換信号との一方のみを用いる構成としてもよい。とくに、モード切換信号による切換を可能としておけば、宅内に入る前に解除モードへの移行が可能になる。
【００３４】
上述した人感センサ１４の構成は種々知られているが、ここでは人体から放射される熱線を検知する焦電型赤外線センサを用いた構成のものを想定し、検知エリアからの熱線量に規定した閾値以上の変化が生じるたびに監視信号（パルス信号）を発生するものとする。ここで、監視信号が１回発生しただけで侵入者が存在すると判断することも可能ではあるが、侵入者を他の物体と誤認する可能性を低減するために、人感センサ１４とともに侵入者検知手段を構成するコントローラ１０では、最初に監視信号が発生してから規定した時間内に監視信号の発生した回数が規定回数に達したときに侵入者が存在すると判断するのが望ましい。この動作によって検知エリア内で侵入者が物色している間に監視信号の発生回数が規定回数に達して侵入者を検知することができる。
【００３５】
コントローラ１０は、侵入者検知手段において侵入者が検知されると、電話回線Ｌｔを通して宅外の通報先に侵入者の存在を通報する通報手段としても機能する。すなわち、コントローラ１０に設けた不揮発性メモリには通報先となる端末（携帯電話）を登録可能であって、侵入者検知手段により侵入者が検知されると家人の保有する携帯電話に通報され、家人は宅内に侵入者がいる可能性を知ることができる。このように通報手段は、電話回線Ｌｔを用いて携帯電話のような端末を通報先として侵入者の可能性を通報するから、コントローラ１０は送受信回路部１３を用いて（または、回線インターフェース１１のリレー接点ｒを用いて）ダイアリングを行い、端末を呼び出した後に送受信回路部１３に音声メッセージを送出させ、端末に対して音声メッセージによる通報を行う。音声メッセージは受け取り側が内容を確実に理解できるように規定した回数繰り返し、その後に自動的に電話回線Ｌｔを開放する。このように、携帯電話のような電話機を端末として用いることができ、専用の端末を用いることなく、侵入者に対する報知が可能になる。また、端末において侵入者の存在の可能性を知ったときには、端末を用いて隣人や警察などへの通報を行うことが可能であり、侵入者の存在を確認することができる。
【００３６】
ただし、電話機を端末に用いると、端末が話中（携帯電話では圏外も含む）である場合のように呼出ができないときには通報に遅れが生じることがあるから、通報先を複数個設定するとともに通報順位を設定しておき、通報手段により通報先を呼び出したときに呼出ができないことが検出されると（送受信回路部１３に呼出不能の検出機能を設けておく）、通報順位が次順位である通報先を選択してダイアリングするのが望ましい。また、通報順位を設定しているときに、呼出可能か否かにかかわらず通報順位の高い通報先から順に通報するようにしてもよい。このようにすれば、複数の通報先に通報が可能になる。なお、通報先や通報順位は操作部１５を用いて入力可能としておく。また、複数の通報先を設定しているときに、どの通報先にも１回で通報できないときに、各通報先への通報を循環的に所定回数繰り返すようにしてもよい（たとえば、２個の通報先への通報を交互に所定回数繰り返す）。このようにしても通報できないときには、侵入者を検知したという記録をコントローラ１０に残し、記録が残っていることを表示部１６に表示するようにすればよい。
【００３７】
また、モード切換信号を用いて監視モードに移行させたときに侵入者検知手段により侵入者が検知されたときには、あらためて通報先に通報するのではなく、モード切換信号を送信してきた端末との間で閉結している間に侵入者の存在の可能性を通報するのが望ましい。このような処理を行えば、侵入者の可能性を遅滞なく通報することができ、通報時間の短縮になる。
【００３８】
ところで、上述のようにして侵入者の存在の可能性が侵入者検知手段により検知されたときに、侵入者を威嚇するか、あるいは侵入者に家人がいるかのような不安感を与えることができれば、侵入者を退散させるできる可能性が高くなる。そこで、本実施形態では侵入者を威嚇する動作を行う威嚇手段として、ワイヤレス信号により動作が制御される宅内の機器にワイヤレス信号を送信するワイヤレス信号送信部１７を設けている。すなわち、ワイヤレス信号によってオンオフの制御が可能である照明器具２を宅内に設けている場合に、ワイヤレス信号をワイヤレス信号送信部１７から送出することによって照明器具２を点灯させ、侵入者を威嚇したり侵入者に不安感を抱かせるようにするのである。照明器具２は単に点灯させるだけではなく、点滅を繰り返すように制御すれば、威嚇効果が一層高くなる。本実施形態では、ワイヤレス信号が赤外線を伝送媒体としているから、ワイヤレス信号送信部１７には赤外線発光ダイオードを設ける。また、異なるメーカの照明器具２に対応したワイヤレス信号を送出させるために、コントローラ１０にはメーカ別のワイヤレス信号に対応するデータを登録してあり、操作部１５において所望のデータを選択可能としてある。
【００３９】
上述した通報手段による端末への通報と、威嚇手段による侵入者に対する威嚇とは、どちらが先でもよいが、たとえば威嚇手段を所定時間だけ動作させた後に、通報手段による通報を行うようにすれば、威嚇手段により侵入者を迅速に退散させられる可能性が高くなる。逆に、通報手段による通報後に威嚇手段による威嚇を行えば、威嚇手段による威嚇によって侵入者通報装置１の存在に気づいた侵入者が電話線を切断したとしても、通報手段による通報が完了しているから、確実に通報することができる。
【００４０】
上述した侵入者通報装置１は、電源線Ｌｐに接続される商用電源から内部電源を生成する電源部１８とともに１つの筐体に収納するのが望ましい。１つの筐体に収納しておけば、電話回線Ｌｔと電話機３とを筐体に設けたモジュラジャックに接続するだけで、特別な工事を行うことなく簡単に設置することができる。たとえば、侵入者通報装置１を壁スイッチのように壁に取り付けておけば、解除モードでは照明器具２のスイッチとして用い、監視モードでは侵入者の監視に用いることが可能になる。
【００４１】
つまり、解除モードにおいては、操作部１５の操作によってワイヤレス信号送信部１７からワイヤレス信号を送出することができ、侵入者通報装置１をリモコン装置としても使用可能である。また、解除モードにおいて、人感センサ１４から出力される監視信号を用いて照明器具２の点灯と消灯とを制御することも可能である。つまり、解除モードにおいて、監視信号の発生毎に一定時間を時限する機能をコントローラ１０に設け、監視信号の最初の発生によって照明器具２を点灯させるワイヤレス信号を送出させた後に、時限動作が継続している間には照明器具２を消灯させるワイヤレス信号を送出させないようにしておけば、家人が人感センサ１４の検知エリア内に存在する間には照明器具２が点灯し続け、家人が人感センサ１４の検知エリアから出ると、照明器具２を自動的に消灯させることが可能になる。
【００４２】
操作部１５を用いて監視モードから解除モードに移行させる操作は、侵入者が容易に知ることができないように、複数個のスイッチの組み合わせとするのが望ましく、またスイッチの操作順序を変更可能としておくのが望ましい。たとえば、３個のスイッチを用いて解除モードに移行させる場合であれば、３個のスイッチの操作順序を適宜に変更可能としておけば、侵入者が解除モードに移行させることが困難になる。
【００４３】
（第２実施形態）
本実施形態は、図４に示すように、第１実施形態に示した電話回線Ｌｔに代えて電子メールを送信可能なネットワーク回線Ｌｎに侵入者通報装置１を接続するようにしたものである。電子メールはダイアルアップによっても端末に送信することが可能であるが、本実施形態におけるネットワーク回線Ｌｎはダイアルアップが不要である常時接続型の回線を想定する。
【００４４】
したがって、回線接続手段としての回線インターフェース１１は、ネットワーク回線Ｌｎに直結する場合にはモデム機能（ＡＤＳＬモデム、ケーブルモデム等）を内蔵する構成としてもよいが、常時接続型の環境が宅内に設けられているときにはモデムは既設と考えられるから、回線インターフェース１１にはモデムのＬＡＮ側に接続する機能があればよい。また、回線インターフェース１１はコントローラ１０に直結される。
【００４５】
コントローラ１０は、あらかじめ指定された通報先となる端末に対しては電子メールにより侵入者の存在の可能性を通報する機能を有する。このように電子メールによる通報を行うことにより、人感センサ１４から監視信号が発生した回数および時刻のような詳細な情報を、音声メッセージに比較して短時間で報知することが可能になる。また、電話による発信を行わないから通話料は不要である。
【００４６】
端末からコントローラ１０を制御するために、コントローラ１０では比較的短い所定時間ごとにメールサーバにアクセスする機能があり、端末からコントローラ１０に指示を与える電子メールが到着しているか否かを常時確認する。この動作によって、コントローラ１０において端末からの監視モードと解除モードとの切換の指示を受けることが可能になる。他の構成および動作は第１実施形態と同様である。
【００４７】
（第３実施形態）
本実施形態は、図５に示すように、第１実施形態の構成にマイクロホン１９ａとスピーカ１９ｂとを備えた送受話装置１９を付加したものである。また、コントローラ１０には、回線インターフェース１１を介して送受話装置１９を電話回線Ｌｔに接続する機能を設けている。すなわち、第１実施形態と同様にして人感センサ１４の出力によりコントローラ１０において侵入者の存在の可能性が検知されたときに、コントローラ１０は送受話装置１９を電話回線Ｌｔに接続するのであって、マイクロホン１９ａにより集めた宅内の音声を端末で聞くことが可能になる。このように、侵入者の可能性が端末に通報されたときに宅内の音を確認することによって、実際に侵入者が存在するか否かを確認するのが容易になる。また、宅内に侵入者が潜んでいるときに、家人が宅内に入ると危険があるから、侵入者が存在している可能性があるときに宅内の様子を音で確認してから入ることができ、端末を使用する家人にとって安心感が得られる。
【００４８】
さらに、端末を操作してトーン信号によりコントローラ１０にスピーカ１９ｂの作動を要求すると、端末から入力した声をスピーカ１９ｂから送出させることが可能になり、実際の声によって侵入者を威嚇することも可能になる。
【００４９】
とろこで、本実施形態ではスピーカ１９ｂを設けていることによって、警報音をスピーカ１９ｂから送出させることが可能である。したがって、監視モードにおいて侵入者の存在の可能性が検出されたときに、ワイヤレス信号送信部１７からワイヤレス信号を送信して照明器具２を点灯させるだけではなく、スピーカ１９ｂから警報音を報知することによっても侵入者に対する威嚇効果が得られる。他の構成および動作は第１実施形態と同様である。ここに、第１実施形態においても威嚇のための警報音を送出するスピーカ１９ｂを設け、ワイヤレス信号送信部１７からワイヤレス信号を送信する際に警報音も報知するようにすれば、威嚇効果が一層高くなる。
【００５０】
なお、上述した各実施形態では、侵入者検知手段により侵入者の存在の可能性が検知されると、通信回線（電話回線Ｌｔあるいはネットワーク回線Ｌｎ）を通して通報手段が通報する構成を採用したが、図６のように通信回線との接続機能を持たない構成とし、侵入者の存在の可能性を検知したときに、コントローラ１０の記憶部に履歴を蓄積する構成を採用してもよい。この構成では、通信回線との接続を行うことなく、単独での使用が可能になる。コントローラ１０の記憶部に蓄積された履歴は第１実施形態と同様に操作部１５の操作によって表示部１６に表示させればよい。
【００５１】
また、侵入者を想定した監視信号を発生する手段としては熱線式である受動型の人感センサ１４を例示したが、侵入者を想定した監視信号を発生させることができる構成であれば、赤外線や超音波を用いる能動型の人感センサ１４なども用いることが可能であり、さらに、人感センサ１４ではなくとも侵入者を想定した監視信号を発生することができるものであれば、どのような構成のものを用いてもよい。
【００５２】
【発明の効果】
請求項１の発明は、宅内への侵入者を監視する監視モードにおいて侵入者を想定した監視信号の有無により侵入者の存否を判別する侵入者検知手段と、宅外との通信のために住宅に設けた通信回線に接続される回線接続手段と、侵入者検知手段により侵入者が存在すると判断されると回線接続手段を作動させ侵入者の存在をあらかじめ指定された通報先の端末に通信回線を通して通報する通報手段とを備えるものであり、宅内への侵入者の存在の可能性を示す監視信号を、宅外との通信のために住宅に設けた通信回線を流用して通報先の端末に通報するから、通報先の端末として家人の保有する携帯電話や勤務先を指定しておけば、宅内への侵入者の存在の可能性を家人が外出先で知ることが可能になる。しかも、警備会社などとの契約を行う必要がないから、容易に導入することができる。
【００５３】
請求項２の発明では、請求項１の発明において、侵入者検知手段により侵入者が存在すると判断されたときに侵入者を威嚇する動作を行う威嚇手段が付加されているものであり、侵入者を威嚇することによって侵入者を退散させ、盗難を未然に防止することが可能になる。
【００５４】
請求項３の発明では、請求項２の発明において、威嚇手段は、ワイヤレス信号により動作が制御される宅内の機器に対してワイヤレス信号を送信する機能を備え、侵入者検知手段は侵入者が存在すると判断したときに威嚇手段を通して宅内の機器を作動させるものであり、宅内に設置されワイヤレス信号により動作を制御することができる機器を威嚇手段として流用することができるから別途に威嚇手段を設ける必要がなく、しかもワイヤレス信号により機器を制御するから別途に配線施工を必要としないのであって、威嚇手段を設けながらも容易に導入することができる。
【００５５】
請求項４の発明では、請求項１の発明において、通信回線は電話回線であって、通報手段は侵入者の存在を音声メッセージで通報するから、電話機を端末に用いて音声メッセージによって侵入者の存在の可能性を通知することができる。
【００５６】
請求項５の発明では、請求項１の発明において、通信回線はネットワーク回線であって、通報手段は親友者の存在を電子メールで通報するから、電子メールを用いることにより侵入者を想定した監視信号の発生した時刻や発生回数のような詳細情報を音声メッセージを用いる場合よりも短時間で通知することが可能になる。
【００５７】
請求項６の発明では、請求項４または請求項５の発明において、通報手段は、通報先と通報順位とを対応付けた記憶部を備え、侵入者の存在を通報順位に従って端末に通報するものであり、いずれかの通報先への通報に失敗しても他の通報先に通報できる可能性が高くなる。
【００５８】
請求項７の発明では、請求項１の発明において、侵入者検知手段は、規定した検知エリア内の人の動きを検出したときに監視信号を発生する人感センサを備えるものであり、人の存在を検知する人感センサを用いて侵入者の存在の可能性を検知するから、周知の人感センサの技術によって侵入者を正確に検出することができる。
【００５９】
請求項８の発明では、請求項７の発明において、侵入者検知手段は、規定した時間内において人感センサが監視信号を発生した回数が規定回数に達したときに侵入者が存在すると判断するものであり、宅内において侵入者が物色している状態を他の状態と誤認する可能性が少なくなり、誤報の発生の可能性を低減することができる。
【００６０】
請求項９の発明では、請求項１の発明において、監視モードと監視モードを解除した解除モードとを切り換えるモード切換手段が付加され、モード切換手段は、宅内に設けたモード切換スイッチの操作と通信回線を通して受信するモード切換信号との少なくとも一方により監視モードと解除モードとを切り換える機能を備えるものであり、監視モードと解除モードとを切り換えるにあたって、モード切換スイッチと端末からのモード切換信号とのいずれかを用いることができる。とくに、宅外から端末によってモード切換信号を送信することにより監視モードに移行させるようにすれば、監視モードへの移行を指示した人が侵入者検知手段により侵入者として検知されることがない上に、外出時に監視モードへの切換を忘れたとしても、宅外で後から監視モードに切り換えることが可能になる。
【００６１】
請求項１０の発明では、請求項９の発明において、モード切換手段は、モード切換スイッチを監視モードに切り換える操作から所定時間が経過した後に侵入者検知手段を監視モードに移行させるものであり、モード切換スイッチを操作したときに侵入者検知手段の監視範囲内に操作者が存在している間には監視モードに切り換えられないように時間を設定しておくことで、誤報の発生を防止することができる。
【００６２】
請求項１１の発明では、請求項９の発明において、モード切換手段は、モード切換信号を受信した直後に侵入者検知手段を監視モードに移行させるものであり、宅外において端末からモード切換信号を送信したときには、ただちに監視モードに移行させることによって、侵入者を遅滞なく監視することが可能になる。
【００６３】
請求項１２の発明では、請求項１１の発明において、通報手段は、モード切換信号により侵入者検知手段が監視モードに移行した時点で侵入者が存在すると判断したときには、当該モード切換信号を発信した端末との間の通信路を切断せずに当該端末に侵入者の存在を通報するものであり、監視モードに移行させるために端末からモード切換信号を送信したときに侵入者が検知されると、回線を切断することなく侵入者の存在が端末に通報されるから、侵入者の存在を遅滞なく端末に通報することができる。
【００６４】
請求項１３の発明では、請求項９ないし請求項１２の発明において、モード切換手段が、監視モードと解除モードとを切り換える際のモード切換スイッチの操作手順とモード切換信号の内容との少なくとも一方を変更可能であるから、侵入者により監視モードから解除モードに移行させる操作が行われる可能性を低減させ、あるいはまた、端末によって解除モードに移行させる操作を他人に知られる可能性を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態を示すブロック図である。
【図２】同上の使用例を示すブロック図である。
【図３】同上に用いる回線インターフェースを示すブロック図である。
【図４】本発明の第２実施形態を示すブロック図である。
【図５】本発明の第３実施形態を示すブロック図である。
【図６】参考例を示すブロック図である。
【符号の説明】
１ 侵入者通報装置
２ 照明器具
１０ コントローラ
１１ 回線インターフェース
１４ 人感センサ
１５ 操作部
１７ ワイヤレス信号送信部
Ｌｎ ネットワーク回線
Ｌｔ 電話回線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an intruder reporting device that reports to a designated report destination when an intruder entering a house is detected.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been a notification system that warns of the presence of an intruder in a house and notifies a designated report destination when a monitoring signal (for example, a monitoring signal for destruction of a window glass) is generated assuming an intruder. Various proposals have been made, and this type of reporting system is adopted by security companies and the like. In many cases, security systems employ a reporting system that distributes sensors for monitoring intruders in the home and that has a separate receiver for receiving sensor monitoring content. The configuration is relatively complicated, and it is difficult to select a mounting position of the sensor and to perform the mounting operation unless a specialist. In addition, in order to use such a reporting system, a contract with a security company or the like, which is the reporting destination, is required, and there is a problem that introduction of the reporting system requires a large amount of cost.
[0003]
Therefore, when an intruder is detected without having a report function to a report destination, a technology for providing a crime prevention function by intimidating the intruder or increasing anxiety of the intruder has been proposed (for example, And Patent Document 1). In the technology described in Patent Document 1, if the mode switch is turned off during a period in which the surrounding illuminance is equal to or less than the set illuminance, the dimming lighting is performed when there is no detection of a person by the human sensor and the human sensor detects the dimming. If the mode switch is on, the light turns on completely when there is no human detection and turns off when there is no human detection by the human sensor, and turns on all the light when there is human detection by the human sensor. It is controlled so that In other words, when the mode switch is on, the entrance light is used as a security light, and when an intruder is detected by the human sensor, the entrance light is changed from off to fully lit to threaten the intruder. It was done. The technique described in Patent Document 1 can be introduced at a relatively low cost because only a human sensor is attached to the entrance light.
[0004]
In addition, by detecting the presence of a person at the entrance and turning on the lighting equipment or turning on the TV, it is possible to make an intruder think that a person is inside the room, thereby preventing unauthorized entry. There is also a proposal to prevent the above (see, for example, Patent Document 2). The technology described in Patent Literature 2 is realized by attaching a dedicated outlet for connecting a power source of a lighting device or a television to an intercom device, and can be introduced at a relatively low cost.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-6-5372 (paragraph 0022-0023, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP-A-8-36686 (Paragraph 0019-0023, FIG. 1-2)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the technology described in Patent Literature 1 diverts existing lighting equipment for intimidating intruders, and the technology described in Patent Literature 2 uses lighting equipment and a television for threatening intruders. Although it is used, the threat can provide a certain deterrent effect against intrusion, but there is a problem that it is difficult to prevent intrusion when the intruder is known to be away from home. Therefore, even if intrusion is tolerable, households must avoid encountering intruders.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to provide a function to report to a designated report destination when an intruder enters the house, so that the presence or absence of an intruder from outside the house can be determined. It is an object of the present invention to provide an intruder notification device that can be monitored and that is easy to introduce.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an intruder detecting means for judging the presence or absence of an intruder based on the presence or absence of a monitoring signal supposing an intruder in a monitoring mode for monitoring an intruder entering the house, and a housing for communication with outside the house. The line connection means connected to the communication line provided in, and when the intruder detection means determines that there is an intruder, the line connection means is operated to communicate the presence of the intruder to the terminal of the report destination designated in advance. And a notifying means for notifying through the intruder.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, a threatening means for performing an operation of threatening the intruder when the intruder detecting means determines that an intruder exists is added. .
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the intimidating means has a function of transmitting a wireless signal to a device in a house whose operation is controlled by a wireless signal, and the intruder detecting means includes an intruder. When it is determined that the device exists, the device in the house is operated through the threatening means.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the communication line is a telephone line, and the reporting means reports the presence of the intruder by a voice message.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the communication line is a network line, and the notifying unit notifies the presence of a friend by e-mail.
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fourth or fifth aspect of the invention, the notifying unit includes a storage unit that associates a report destination with a report order, and reports the presence of an intruder to the terminal according to the report order. It is characterized by doing.
[0014]
According to a seventh aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the intruder detecting means includes a human sensor that generates a monitoring signal when detecting movement of a person in a specified detection area. .
[0015]
In the invention of claim 8, in the invention of claim 7, the intruder detecting means determines that there is an intruder when the number of times the human sensor has generated a monitoring signal within a specified time reaches a specified number. It is characterized by making a judgment.
[0016]
According to a ninth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, a mode switching means for switching between the monitoring mode and a release mode in which the monitoring mode is released is added, and the mode switching means operates the mode switching switch provided in the house. A function of switching between a monitoring mode and a release mode by at least one of a mode switching signal received through the communication line is provided.
[0017]
According to a tenth aspect of the present invention, in the ninth aspect of the present invention, the mode switching means shifts the intruder detecting means to the monitoring mode after a predetermined time has elapsed from an operation of switching the mode switching switch to the monitoring mode. Features.
[0018]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the ninth aspect of the present invention, the mode switching means shifts the intruder detecting means to a monitoring mode immediately after receiving the mode switching signal.
[0019]
According to a twelfth aspect of the present invention, in accordance with the eleventh aspect of the present invention, the notifying means determines that there is an intruder when the intruder detecting means shifts to the monitoring mode based on the mode switching signal. The terminal is notified of the presence of the intruder without disconnecting the communication path between the terminal and the terminal that transmitted the message.
[0020]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the ninth to twelfth aspects of the present invention, the mode switching means includes an operation procedure of the mode switching switch when switching between the monitoring mode and the release mode and a content of the mode switching signal. At least one of them can be changed.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
As shown in FIG. 2, the intruder notification device 1 used in the present embodiment is used by connecting to a telephone line Lt as a communication line provided in a house for connecting a telephone (fixed telephone) 3 in a house. Things. Further, in the present embodiment, a mobile phone owned by a family member is assumed as a terminal outside the house, but it is also possible to use a telephone of the family member's office as the terminal. Also, assuming that the lighting equipment 2 attached to the ceiling CL is a home device whose operation is controlled by a wireless signal, the intruder notification device 1 has a function of transmitting a wireless signal to the lighting equipment 2. A signal using infrared rays as a medium is used as the wireless signal.
[0022]
The intruder notification device 1 specifically has a configuration shown in FIG. 1 and includes a line interface 11 which is line connection means for connection to the telephone line Lt. As shown in FIG. 3, the line interface 11 has input terminals L1 and L2 for connection to the telephone line Lt on the office line side, and a telephone connection terminal T1 which is directly connected to each of the input terminals L1 and L2 and to which the telephone 3 is connected. , T2, and a call detection circuit 11b for detecting a call signal from the telephone line Lt is connected to the input terminals L1 and L2. Further, a series circuit of a relay contact r and one winding of the transformer 11c is connected between the input terminals L1 and L2, and a current detection circuit 11d is provided between both ends of the series circuit of the relay contact r and the transformer 11c. Connected.
[0023]
The current detecting circuit 11d has a function of determining whether the telephone line Lt is in use or not by monitoring a current passing therethrough, and is also used as a polarity inversion circuit. The detection result of the call signal by the call detection circuit 11b and the detection result of the current detection circuit 11d are input to the controller 10 described later. The relay contact r is always off, and when an incoming call is detected by the call detection circuit 11b or when a call is transmitted from the intruder notification device 1, the controller 10 closes the telephone line Lt by turning on the relay contact r. Tie. The other winding of the transformer 11c is connected to a transmission / reception circuit unit 13 described later.
[0024]
As described above, since the relay contact r is normally off and the telephone 3 is connected to the telephone line Lt via the terminal 11a, the telephone 3 can be used normally. Further, if the telephone 3 is set in the off-hook state, the current passing through the current detection circuit 11d decreases, so that the controller 10 can recognize that the telephone line Lt is in use.
[0025]
In the following description, it is assumed that a DTMF signal (tone signal) is used for dialing. However, when a DP signal (pulse signal) is used for dialing, a DP signal is generated by opening and closing a relay contact r. Whether to use the DTMF signal or the DP signal can be selected by an operation unit 15 described later.
[0026]
In the controller 10, when a call signal from the telephone line Lt is detected by the call detection circuit 11b, and when it is confirmed that a current in a range defined by the current detection circuit 11d is passing, it is determined that a call has been made. Perform processing corresponding to the incoming call. When a call is made from the intruder notification device 1, the controller 10 checks whether or not the telephone line Lt is used by checking the current passing through the current detection circuit 11d with the relay contact r turned on. If is not in use, a process corresponding to the outgoing call is performed. In both cases of incoming and outgoing calls, the controller 10 turns off the relay contact r and opens the telephone line Lt after the processing is completed.
[0027]
A transmission / reception circuit unit 13 is provided between the line interface 11 and the controller 10 described above. The transmission / reception circuit unit 13 includes a DTMF encoder that converts data generated by the controller 10 into a tone signal, a DTMF decoder that converts a tone signal input from the telephone line Lt through the line interface 11 into data to be input to the controller 10, and a controller. And a voice synthesizing unit that outputs a voice message according to the data generated in step 10. The tone signal generated by the DTMF encoder and the voice message output from the voice synthesizing unit are transmitted to the telephone line Lt through the line interface 11. The tone signal is used not only for data generated by the controller 10 but also for dialing. The transmission / reception circuit unit 13 having the above-described functions is integrated as a function chip.
[0028]
The controller 10 is configured using a microcomputer, and controls the operation of the intruder notification device 1 in an integrated manner. The controller 10 is connected to a human sensor 14 that generates a monitoring signal when detecting a motion of a person in a specified detection area in the house. When the monitoring signal is input from the human sensor 14, the controller 10 detects the motion. It has a function to determine that a person exists in the area. However, according to the present invention, in order to detect the presence or absence of an intruder in the house, if a monitoring signal is output from the human sensor 14 during a time period in which it is considered that no household member exists in the detection area of the human sensor 14, the intrusion is detected. A configuration is adopted in which it is determined that there is a possibility that there is a resident. When the resident is living in the detection area of the occupancy sensor 14, the operation of the occupancy sensor 14 is invalidated. The operation of the controller 10 is switched so that the operation 14 becomes effective. That is, the human sensor 14 constitutes an intruder detecting unit together with the controller 10, and the intruder detecting unit includes a monitoring mode for monitoring an intruder (an operation mode for enabling a monitoring signal) and a release mode for releasing the monitoring mode ( (Operation mode in which the monitoring signal is ignored).
[0029]
Switching between the monitoring mode and the release mode in the intruder detecting means can be performed by a mode switching switch provided on the operation unit 15 connected to the controller 10. The operation unit 15 includes a plurality of switches including a mode switch. The controller 10 is provided with mode switching means for monitoring the operation of the mode changeover switch. When the mode changeover means detects the operation of the mode changeover switch, the above-mentioned intruder detection means is switched to the monitoring mode or the release mode. However, when the intruder detection means is set to the monitoring mode, when the mode is switched to the monitoring mode immediately after the operation of the mode switching switch, a person operating the mode switching switch is present in the detection area of the human sensor 14. As a result, there is a possibility of being mistaken as an intruder, so that the monitor mode is set after a predetermined time (a predetermined time set to be longer than a time during which the operator of the mode change switch can leave the detection area) from the operation of the mode change switch. Migrate.
[0030]
The switching between the monitoring mode and the release mode can be performed through the telephone line Lt. In the mode switching means, the mode switching signal transmitted by the tone signal through the telephone line Lt is input as data through the transmission / reception circuit unit 13. Then, the operation mode of the intruder detecting means is switched to the monitoring mode or the release mode according to the content of the mode switching signal. When transmitting the mode switching signal through the telephone line Lt, user confirmation using a password or the like is necessary, and data for user confirmation is stored in a nonvolatile memory provided in the controller 10. The mode switching signal is also transmitted using a password or the like, and the controller 10 decodes the password. Here, data such as a password used for user confirmation and mode switching can be shared.
[0031]
On the other hand, when the telephone line Lt is used for switching between the monitoring mode and the release mode, since the terminal (mobile phone) is operated outside the home, the mode switching means shifts to the monitoring mode immediately after receiving the mode switching signal. Just do it. Further, since the switching using the mode switching signal is enabled, even if the switching of the operation of the mode switching switch is forgotten when going out, it is possible to switch to the monitoring mode from outside the house by the mode switching signal.
[0032]
Data such as a personal identification number is input by the operation unit 15, and settings made by operating the operation unit 15 are displayed on a display unit 16 connected to the controller 10. The display unit 16 has a function of displaying not only the operation of the operation unit 15 but also various operations of the controller 10.
[0033]
Note that the mode switching means may switch between the monitoring mode and the release mode using only one of the mode switching switch and the mode switching signal. In particular, if switching by the mode switching signal is enabled, it is possible to shift to the release mode before entering the house.
[0034]
Although various configurations of the human sensor 14 described above are known, here, a configuration using a pyroelectric infrared sensor that detects a heat ray radiated from the human body is assumed, and the heat dose from the detection area is specified. It is assumed that a monitoring signal (pulse signal) is generated each time a change equal to or greater than the threshold value occurs. Here, it is possible to determine that an intruder exists only by generating a monitoring signal once. However, in order to reduce the possibility of misidentifying the intruder as another object, the intruder is detected together with the human sensor 14. It is desirable that the controller 10 constituting the detection means determines that an intruder is present when the number of times the monitoring signal has been generated has reached the specified number within a specified time after the first generation of the monitoring signal. By this operation, while the intruder is looking in the detection area, the number of times of generation of the monitoring signal reaches the specified number and the intruder can be detected.
[0035]
When an intruder is detected by the intruder detecting means, the controller 10 also functions as a reporting means for reporting the presence of the intruder to a report destination outside the house via the telephone line Lt. That is, a terminal (mobile phone) to be notified can be registered in the non-volatile memory provided in the controller 10, and when an intruder is detected by the intruder detecting means, a notification is made to the mobile phone owned by the family member, The resident can know the possibility of an intruder in the house. As described above, the reporting unit reports the possibility of an intruder to a terminal such as a mobile phone using the telephone line Lt as a report destination, so that the controller 10 uses the transmission / reception circuit unit 13 (or the transmission / reception circuit unit 11 of the line interface 11). Dialing is performed (using the relay contact r), and after calling the terminal, a voice message is sent to the transmission / reception circuit unit 13 and a notification is made to the terminal by the voice message. The voice message is repeated a specified number of times to ensure that the receiver can understand the content, and then automatically releases the telephone line Lt. As described above, a telephone such as a mobile phone can be used as a terminal, and it is possible to notify an intruder without using a dedicated terminal. When the terminal knows the possibility of the presence of an intruder, the terminal can be used to make a report to a neighbor or the police, so that the presence of the intruder can be confirmed.
[0036]
However, if a telephone is used as a terminal, there may be a delay in reporting when a call cannot be made, such as when the terminal is busy (including out of service with a mobile phone). The order is set, and if it is detected that calling is not possible when the report destination is called by the reporting means (the transmitting / receiving circuit unit 13 is provided with a function to detect a call failure), the report order is the next rank. It is desirable to select a report destination and dial. In addition, when the report order is set, the report may be made in order from the report destination with the highest report order regardless of whether the call is possible. By doing so, it is possible to report to a plurality of report destinations. The report destination and the report order can be input using the operation unit 15. Further, when a plurality of report destinations are set and a report cannot be made to any report destination at one time, a report to each report destination may be cyclically repeated a predetermined number of times (for example, two report destinations may be set). Is repeated a predetermined number of times alternately. If the notification cannot be made even in this manner, a record indicating that the intruder has been detected may be left in the controller 10 and the fact that the record remains may be displayed on the display unit 16.
[0037]
Also, when an intruder is detected by the intruder detecting means when the mode is switched to the monitoring mode using the mode switching signal, the intruder is not notified to the report destination again, but is communicated with the terminal that has transmitted the mode switching signal. It is desirable to report the possibility of the presence of an intruder during the closing. By performing such processing, the possibility of an intruder can be reported without delay, and the reporting time can be reduced.
[0038]
By the way, when the possibility of the presence of an intruder is detected by the intruder detection means as described above, if the intruder can be intimidated or given a sense of anxiety as if the intruder is a family member, It is more likely that intruders can be dissipated. Therefore, in the present embodiment, as a threatening means for performing an operation of intimidating an intruder, a wireless signal transmitting unit 17 that transmits a wireless signal to a device in a house whose operation is controlled by a wireless signal is provided. That is, in the case where the lighting fixture 2 whose on / off can be controlled by the wireless signal is provided in the house, the lighting fixture 2 is turned on by transmitting the wireless signal from the wireless signal transmitting unit 17 to intimidate an intruder. It makes the intruder feel anxious. If the luminaire 2 is controlled not only to light up but also to blink repeatedly, the threatening effect is further enhanced. In the present embodiment, since the wireless signal uses infrared light as a transmission medium, the wireless signal transmission unit 17 is provided with an infrared light emitting diode. In addition, in order to transmit a wireless signal corresponding to the lighting equipment 2 of a different maker, data corresponding to a wireless signal of each maker is registered in the controller 10, and desired data can be selected in the operation unit 15. .
[0039]
Either of the above-described reporting to the terminal by the reporting means and the threat to the intruder by the threatening means may be performed first, but for example, if the threatening means is operated for a predetermined time and then the reporting by the reporting means is performed, The possibility that the intruder can be quickly evacuated by the threatening means increases. Conversely, if a threat is issued by the threatening means after the notification by the reporting means, even if an intruder who notices the presence of the intruder reporting device 1 by the threat of the threatening means disconnects the telephone line, the report by the reporting means is completed. So you can be sure to report.
[0040]
It is desirable that the intruder notification device 1 described above be housed in one housing together with the power supply unit 18 that generates an internal power supply from a commercial power supply connected to the power supply line Lp. If housed in one housing, the telephone line Lt and the telephone 3 can be easily installed without special construction simply by connecting to the modular jack provided in the housing. For example, if the intruder notification device 1 is attached to a wall like a wall switch, it can be used as a switch of the lighting fixture 2 in the release mode and used for monitoring an intruder in the monitoring mode.
[0041]
That is, in the release mode, a wireless signal can be transmitted from the wireless signal transmission unit 17 by operating the operation unit 15, and the intruder notification device 1 can also be used as a remote control device. Further, in the release mode, it is also possible to control turning on and off of the lighting fixture 2 using a monitoring signal output from the human sensor 14. In other words, in the release mode, the controller 10 is provided with a function to time out a certain time every time a monitoring signal is generated, and after the first generation of the monitoring signal sends out a wireless signal for lighting the lighting fixture 2, the timed operation continues. If the wireless signal for turning off the lighting device 2 is not transmitted while the lighting device 2 is in operation, the lighting device 2 continues to be turned on while the family member is in the detection area of the human sensor 14, and the family member cannot sense the human feeling. Upon exiting the detection area of the sensor 14, the lighting fixture 2 can be automatically turned off.
[0042]
The operation for shifting from the monitoring mode to the release mode using the operation unit 15 is preferably a combination of a plurality of switches so that an intruder cannot easily know the operation mode. It is desirable to keep. For example, in the case of shifting to the release mode using three switches, it is difficult for an intruder to shift to the release mode if the operation order of the three switches can be appropriately changed.
[0043]
(2nd Embodiment)
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, the intruder notification device 1 is connected to a network line Ln capable of transmitting electronic mail instead of the telephone line Lt shown in the first embodiment. The e-mail can be transmitted to the terminal by dial-up, but the network line Ln in the present embodiment is assumed to be an always-connected line that does not require dial-up.
[0044]
Therefore, the line interface 11 as the line connection means may have a built-in modem function (ADSL modem, cable modem, etc.) when directly connected to the network line Ln, but an always-connected environment is provided in the house. In this case, the modem is considered to be existing, so the line interface 11 only needs to have a function of connecting to the LAN side of the modem. Further, the line interface 11 is directly connected to the controller 10.
[0045]
The controller 10 has a function of notifying, by e-mail, the possibility of the presence of an intruder to a pre-designated notification destination terminal. By performing notification by e-mail in this manner, detailed information such as the number and time of occurrence of the monitoring signal from the human sensor 14 can be notified in a shorter time than a voice message. In addition, no call is required because no call is made.
[0046]
In order to control the controller 10 from the terminal, the controller 10 has a function of accessing the mail server at a relatively short predetermined time interval, and always checks whether an electronic mail for giving an instruction to the controller 10 has arrived from the terminal. . This operation allows the controller 10 to receive an instruction to switch between the monitoring mode and the release mode from the terminal. Other configurations and operations are the same as those of the first embodiment.
[0047]
(Third embodiment)
In this embodiment, as shown in FIG. 5, a transmission / reception device 19 having a microphone 19a and a speaker 19b is added to the configuration of the first embodiment. The controller 10 has a function of connecting the transmission / reception device 19 to the telephone line Lt via the line interface 11. That is, when the possibility of the presence of an intruder is detected by the controller 10 based on the output of the human sensor 14 as in the first embodiment, the controller 10 connects the transmission / reception device 19 to the telephone line Lt. Thus, it becomes possible to listen to the voice of the house collected by the microphone 19a at the terminal. Thus, by confirming the sound in the house when the possibility of the intruder is reported to the terminal, it becomes easy to confirm whether or not an intruder actually exists. Also, when a housekeeper enters the house while an intruder is lurking in the house, there is a danger, so when there is a possibility that an intruder may be present, it may be necessary to check the inside of the house with a sound and then enter. Yes, and a sense of security can be obtained for households using the terminal.
[0048]
Further, when the terminal 10 is operated to request the controller 10 to operate the speaker 19b by the tone signal, the voice input from the terminal can be transmitted from the speaker 19b, and the intruder can be intimidated by the actual voice. become.
[0049]
In this embodiment, since the speaker 19b is provided in the present embodiment, an alarm sound can be transmitted from the speaker 19b. Therefore, when the possibility of the presence of an intruder is detected in the monitoring mode, not only the wireless signal is transmitted from the wireless signal transmitting unit 17 to turn on the lighting apparatus 2 but also an alarm sound is notified from the speaker 19b. Can also have a threatening effect on intruders. Other configurations and operations are the same as those of the first embodiment. Here, in the first embodiment as well, if the speaker 19b for transmitting an alarm sound for intimidation is provided and the alarm signal is also transmitted when the wireless signal is transmitted from the wireless signal transmission unit 17, the threat effect is further enhanced. Get higher.
[0050]
In each of the above-described embodiments, the configuration is adopted in which, when the possibility of the presence of an intruder is detected by the intruder detecting means, the notifying means reports via the communication line (the telephone line Lt or the network line Ln). As shown in FIG. 6, a configuration may be adopted in which a connection function with a communication line is not provided, and a history is stored in the storage unit of the controller 10 when the possibility of presence of an intruder is detected. With this configuration, it is possible to use it alone without connecting to a communication line. The history stored in the storage unit of the controller 10 may be displayed on the display unit 16 by operating the operation unit 15 as in the first embodiment.
[0051]
Also, as a means for generating a monitoring signal assuming an intruder, a passive human sensor 14 of a hot-wire type has been exemplified, but if a configuration capable of generating a monitoring signal assuming an intruder is used, an infrared sensor may be used. It is also possible to use an active human sensor 14 using ultrasonic waves or ultrasonic waves, and any other device that can generate a monitoring signal that assumes an intruder without using the human sensor 14. A configuration having a simple configuration may be used.
[0052]
【The invention's effect】
The invention according to claim 1 is an intruder detecting means for judging the presence or absence of an intruder based on the presence or absence of a monitoring signal supposing an intruder in a monitoring mode for monitoring an intruder entering the house, and a house for communication with outside the house. The line connection means connected to the communication line provided in, and when the intruder detection means determines that there is an intruder, the line connection means is operated to communicate the presence of the intruder to the terminal of the report destination designated in advance. Through a communication line provided in the house for communication with the outside of the house, using a monitoring signal indicating the possibility of an intruder entering the house. Therefore, if a mobile phone or a workplace owned by a family member is designated as a report destination terminal, the family member can know the possibility of the presence of an intruder in the house on the go. Moreover, since there is no need to make a contract with a security company or the like, it can be easily introduced.
[0053]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, a threatening means for performing an operation of threatening the intruder when the intruder detecting means determines that an intruder exists is added. Threatens to disperse the intruder and prevent it from being stolen.
[0054]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the intimidating means has a function of transmitting a wireless signal to a device in a house whose operation is controlled by the wireless signal, and the intruder detecting means has an intruder. When it is determined that the equipment in the house is activated through the threatening means, the equipment installed in the house and whose operation can be controlled by the wireless signal can be used as the threatening means. Since the device is controlled by a wireless signal, no separate wiring work is required, and the device can be easily introduced while providing a threatening means.
[0055]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first aspect, the communication line is a telephone line, and the reporting means reports the presence of the intruder by voice message. The possibility of existence can be notified.
[0056]
According to the invention of claim 5, in the invention of claim 1, the communication line is a network line, and the reporting means reports the presence of a friend by e-mail. It becomes possible to notify detailed information such as the time at which the signal is generated and the number of times of occurrence of the signal in a shorter time than when using a voice message.
[0057]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fourth or fifth aspect of the invention, the notifying means includes a storage unit for associating the report destination with the report order, and reports the presence of the intruder to the terminal according to the report order. Therefore, even if a report to any report destination fails, there is a high possibility that a report can be made to another report destination.
[0058]
According to a seventh aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the intruder detecting means includes a human sensor for generating a monitoring signal when detecting a motion of a person in a specified detection area. Since the possibility of the presence of the intruder is detected using the presence sensor for detecting the presence, the intruder can be accurately detected by the known technique of the presence sensor.
[0059]
According to an eighth aspect of the present invention, in the invention of the seventh aspect, the intruder detecting means determines that an intruder is present when the number of times the human sensor has generated the monitoring signal within the specified time reaches the specified number. Therefore, it is possible to reduce the possibility that a state in which an intruder is coloring in the house is erroneously recognized as another state, and it is possible to reduce the possibility of occurrence of false information.
[0060]
According to a ninth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, a mode switching means for switching between a monitoring mode and a release mode in which the monitoring mode is released is added, and the mode switching means communicates with an operation of a mode switching switch provided in the house. It has a function of switching between the monitoring mode and the release mode by at least one of a mode switching signal received through a line. When switching between the monitoring mode and the release mode, either a mode switching switch or a mode switching signal from a terminal is used. Can be used. In particular, if the terminal is shifted from the outside of the house to the monitoring mode by transmitting a mode switching signal from a terminal, the person who instructed the shift to the monitoring mode will not be detected as an intruder by the intruder detecting means. Even if the user forgets to switch to the monitoring mode when going out, the user can later switch to the monitoring mode outside the house.
[0061]
According to a tenth aspect of the present invention, in the ninth aspect of the present invention, the mode switching means shifts the intruder detecting means to the monitoring mode after a predetermined time has elapsed from the operation of switching the mode switching switch to the monitoring mode. To prevent the occurrence of false alarms by setting a time so that switching to the monitoring mode is not performed while an operator is within the monitoring range of the intruder detection means when the changeover switch is operated. Can be.
[0062]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the ninth aspect, the mode switching means causes the intruder detecting means to shift to the monitoring mode immediately after receiving the mode switching signal. By immediately shifting to the monitoring mode when transmitting, the intruder can be monitored without delay.
[0063]
In the twelfth aspect of the present invention, in the eleventh aspect of the present invention, when the informing means determines that there is an intruder when the intruder detecting means shifts to the monitoring mode by the mode switching signal, the notifying means transmits the mode switching signal. This is to notify the terminal of the presence of an intruder without disconnecting the communication path with the terminal, and when the intruder is detected when the terminal transmits a mode switching signal to shift to the monitoring mode. Since the presence of the intruder is reported to the terminal without disconnecting the line, the presence of the intruder can be reported to the terminal without delay.
[0064]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the ninth to twelfth aspects, the mode switching means controls at least one of an operation procedure of the mode switching switch and a content of the mode switching signal when switching between the monitoring mode and the release mode. Since it is changeable, it is possible to reduce the possibility that an operation for shifting from the monitoring mode to the release mode is performed by an intruder, or to reduce the possibility that an operation for shifting to the release mode by the terminal is known to others. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a usage example of the above.
FIG. 3 is a block diagram showing a line interface used in the embodiment.
FIG. 4 is a block diagram showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram showing a reference example.
[Explanation of symbols]
1 Intruder notification device
2 Lighting equipment
10 Controller
11 Line interface
14 Human sensor
15 Operation unit
17 Wireless signal transmitter
Ln network line
Lt telephone line
