【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トリップメータや燃料メータを備えた自動車の計器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内燃機関を搭載した二輪や四輪等の自動車の燃費は、走行距離（ｋｍ）に対するそれに費やした燃料量（リットル）の商によって得られるが、一般的には、燃料を満タンにした際にトリップメータをリセットしてゼロにし、次回に燃料を満タンにした時に、その時の給油量でトリップメータに表示された走行距離を割ることにより算出することになる。
【０００３】
ところで、燃料メータには通常では燃料警告灯が設けられて、燃料残量が予め設定した量以下になるとその警告灯を点灯して運転者に給油を促すようになっており、中には、警告灯を点灯した後に走行距離を計測して、この距離が一定値に達するとトリップメータにその旨を表示することにより、燃料不足状態を２段階で運転者に警告するようにした燃料警告装置がある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００２−１８１６１１号公報（第４頁、第１図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の燃料警告装置は、残存燃料を計量し、かつ、走行距離を計測することになるが、これらはあくまでも燃料不足予測を２段階で警告するためのもので、燃費を求めるものではない。
【０００６】
このため、その自動車の燃費を知るためには、どうしても人手によって行わなければならず、給油量と走行距離から燃費の概算値を暗算で求めたり、また、燃費を詳細に知るには電卓を用いたりするが、いずれの場合も給油した際に走行距離と給油量を記憶し、またはメモをしておく必要があるため、燃費計算が煩わしく困難になってしまう。
【０００７】
そこで、本発明は給油後に走行距離をリセットした際にトリップメータに燃費を表示させることができて、燃費データを簡単かつ精度良く知ることができる自動車の計器を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車の計器にあっては、走行距離を表示するトリップメータおよびタンク内の燃料量を表示する燃料メータを備えており、トリップメータはリセットボタンの操作により走行距離をリセットするとともに、他のモードの表示機能を有し、燃料の給油後にトリップメータの走行距離表示をリセットしたときに燃費を演算する燃費演算手段を設け、その演算した燃費データをトリップメータに表示することを特徴としている。
【０００９】
【発明の効果】
本発明によれば、燃料の給油後にトリップメータのリセットボタンを操作して走行距離をリセットすると、自動的に燃費が演算されてその燃費データが表示されるため、燃費を簡単かつ精度良く知ることができるようになり、人手によって複雑な計算をする必要が無くなるとともに、給油の度に給油量と走行距離を記憶する必要も無くなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【００１１】
図１〜図４は本発明にかかる自動車の計器の一実施形態を示し、図１はトリップメータが走行距離を表示した計器類の要部正面図、図２はトリップメータが燃費を表示した計器類の要部正面図、図３はトリップメータが燃費順位を表示した計器類の要部正面図、図４は燃費を演算して表示するための回路図である。
【００１２】
二輪自動車（オートバイ）や四輪自動車（乗用車、産業車両、荷役車両…）等のエンジン搭載自動車では、各種計器類を設けて運転情報やエンジンの情報を表示するようになっており、例えば、走行距離を表示するトリップメータ、タンク内の燃料量を表示する燃料メータ、冷却水温を表示する水温メータ、エンジントルクを表示するタコメータ等の計器が装備される。
【００１３】
図１はトリップメータ１０と燃料メータ２０とを示し、トリップメータ１０は表示部１１に走行距離ｄを積算して表示するようになっているとともに、リセットボタン１２が設けられて、このリセットボタン１２を操作（プッシュ）することにより、走行距離ｄがゼロにリセットされるとともに、表示部１１の表示モードが切り換わるようになっている。
【００１４】
また、燃料メータ２０は図外のタンク内に残存する燃料量を、空状態（Ｅ）から満タン（Ｆ）までの割合で示すようになっており、燃料の残存量が所定以下になると警告灯２１が点灯して給油を促すようになっている。
【００１５】
ここで、本実施形態は図４に示すように、燃料の給油後に、リセットボタン１２を操作してトリップメータ１０の走行距離ｄ表示をリセットしたときに、燃費を演算する燃費演算手段３０を設け、その演算した燃費データをトリップメータ１０の表示部１１に表示するようにしている。
【００１６】
前記燃費演算手段３０は、トリップメータ１０の走行距離ｄの情報と燃料メータ２０の給油量Ｓの情報とを用い、それら各情報から得られる給油量Ｓと走行距離ｄとの比によって燃費Ｒを演算するようにしている。
【００１７】
即ち、燃費演算手段３０は、図４に示すようにトリップメータ１０に表示した現在の走行距離ｄの距離検出回路３１と、燃料メータ２０の給油前の指示値（現在の燃料ゲージ指示値）ｑ１を検知する給油前検出回路３２と、給油後の指示値（新しい燃料ゲージ指示値）ｑ２を検知する給油後検出回路３３と、これら各検出回路３１，３２，３３で読み込んだ情報から燃費Ｒを演算する燃費演算回路３４と、を備える。
【００１８】
燃費演算回路３４では、走行距離ｄを給油量Ｑで割った商として得ることができ、この給油量Ｑは、燃料メータの給油後の指示値ｑ２から給油前の指示値ｑ１を差し引いた値を用いて、Ｒ＝ｄ÷（ｑ２−ｑ１）…▲１▼ の式を用いて演算するようになっている。
【００１９】
そして、燃費演算回路３４で演算した燃費Ｒデータは、表示制御回路３５と記憶手段としてのメモリ３６にそれぞれ送られ、表示制御回路３５で燃費Ｒデータを処理した後にトリップメータ１０に表示する一方、メモリ３６によって燃費Ｒデータを記憶して蓄積するようになっており、このメモリ３６には新たな燃費Ｒデータを過去の燃費Ｒデータと比較して順位付けをする比較手段としての比較回路３７が内蔵される。
【００２０】
そして、比較回路３７によって順位付けした結果は、前記表示制御回路３５を介してトリップメータ１０に表示される。
【００２１】
従って、本実施形態のトリップメータ１０では、図１に示すように燃料が減少すると給油することになるが、このとき表示部１１には走行距離ｄが表示されており、この状態で給油して燃料メータ２０が満タンＦ（必ずしも満タンにする必要はない）になった後、トリップメータ１０のリセットボタン１２を押すと、燃費演算手段３０の燃費演算回路３４で燃費Ｒを演算して、その燃費データ（この場合１０．５Ｋｍ／リットル）を図２に示すようにトリップメータ１０の表示部１１に表示する。
【００２２】
また、燃費演算回路３４で演算した燃費Ｒはメモリ３６に記憶されるとともに、比較回路３７によって新たな燃費Ｒの順位を求めて、図３に示すようにその順位（この場合ではＮｏ．１）をトリップメータ１０の表示部１１に表示する。
【００２３】
この実施形態では、トリップメータ１０に表示される燃費Ｒと順位は自動的に所定時間だけ交互に表示され、その後、走行距離ｄ（この場合、リセットしたことによりゼロ）を表示する通常のモードに戻るようになっている。
【００２４】
勿論、燃費Ｒの表示モード、順位の表示モードおよび走行距離の表示モードの切換えは、リセットボタン１２を押すことにより順次切り換わるようにしてもよい。
【００２５】
以上の構成により本実施形態のトリップメータ１０にあっては、燃料の給油後にトリップメータ１０のリセットボタン１２を操作して走行距離をリセットすると、自動的に燃費Ｒが演算されてその燃費データが表示されるため、燃費Ｒを簡単かつ精度良く知ることができるようになり、人手によって複雑な計算をする必要が無くなるとともに、給油の度に給油量と走行距離を記憶する必要も無くなる。
【００２６】
また、本実施形態ではかかる作用効果に加えて、トリップメータ１０の走行距離ｄの情報と燃料メータ２０の給油量Ｓの情報とを用い、それら各情報から得られる給油量Ｓと走行距離ｄとの比によって燃費Ｒを演算したので、既存の情報から燃費Ｒを求めることができるため、その燃費演算手段３０の構成を簡素化して安価に提供することができる。
【００２７】
更に、トリップメータ１０に表示する燃費データを記憶して蓄積するメモリ３６と、新たな燃費データを過去の燃費データと比較してその順位を表示する比較手段３７と、を設けたので、この順位付けにより運転者自身の燃費に対する関心が高まって普段から省エネ運転を心がけるようになり、ひいては、環境にも優しい運転が可能となる。
【００２８】
更にまた、燃費演算手段３０で実行される燃費演算に使用する給油量Ｑは、燃料メータ２０の給油後の指示値ｑ２から給油前の指示値ｑ１を差し引いた値を用いたので、給油時には必ずしも満タンにする必要が無く、給油量選択の自由度を広げることができる。
【００２９】
ところで、本発明の自動車の計器を前記実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態におけるトリップメータが走行距離を表示した計器類の要部正面図。
【図２】本発明の一実施形態におけるトリップメータが燃費を表示した計器類の要部正面図。
【図３】本発明の一実施形態におけるトリップメータが燃費順位を表示した計器類の要部正面図。
【図４】本発明の一実施形態における燃費を演算して表示するための回路図である。
【符号の説明】
１０ トリップメータ（計器）
１１ 表示部
１２ リセットボタン
２０ 燃料メータ（計器）
３０ 燃費演算手段
３１ 距離検出回路
３２ 給油前検出回路
３３ 給油後検出回路
３４ 燃費演算回路
３６ メモリ（記憶手段）
３７ 比較回路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle instrument provided with a trip meter and a fuel meter.
[0002]
[Prior art]
The fuel efficiency of an automobile such as a two-wheel or four-wheel vehicle equipped with an internal combustion engine is obtained by the quotient of the amount of fuel (liter) spent on the distance traveled (km), but generally when the fuel is full. The trip meter is reset to zero, and when the fuel is full next time, it is calculated by dividing the travel distance displayed on the trip meter by the refueling amount at that time.
[0003]
By the way, the fuel meter is usually provided with a fuel warning light, and when the remaining fuel amount becomes equal to or less than a preset amount, the warning light is turned on to urge the driver to refuel. A fuel warning device that measures a driving distance after turning on a warning light and, when this distance reaches a certain value, indicates the fact on a trip meter to warn the driver of a fuel shortage state in two stages. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-181611 (page 4, FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a conventional fuel warning device measures the remaining fuel and measures the traveling distance. However, these are only for warning the fuel shortage prediction in two stages, and are not intended to calculate the fuel efficiency. Absent.
[0006]
For this reason, in order to know the fuel efficiency of the car, it is absolutely necessary to perform it manually, and to calculate the approximate value of the fuel efficiency from the refueling amount and the mileage by mental calculation, or use a calculator to know the fuel efficiency in detail However, in any case, it is necessary to memorize or record the running distance and the amount of refueling when refueling, so that the fuel consumption calculation is cumbersome and difficult.
[0007]
Accordingly, the present invention provides an automotive instrument that can display fuel efficiency on a trip meter when the mileage is reset after refueling, and that can easily and accurately know fuel efficiency data.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The instrument for a vehicle according to the present invention includes a trip meter for displaying a traveling distance and a fuel meter for displaying a fuel amount in a tank. The trip meter resets the traveling distance by operating a reset button. And a fuel consumption calculating means for calculating the fuel consumption when the travel distance display of the trip meter is reset after refueling, and the calculated fuel consumption data is displayed on the trip meter. .
[0009]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the trip distance is reset by operating the reset button of the trip meter after refueling, the fuel consumption is automatically calculated and the fuel consumption data is displayed, so that the fuel consumption can be easily and accurately known. This eliminates the need to perform complicated calculations manually and eliminates the need to store the refueling amount and travel distance each time refueling is performed.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0011]
1 to 4 show an embodiment of an instrument of a vehicle according to the present invention. FIG. 1 is a front view of a main part of an instrument on which a trip meter displays a traveling distance, and FIG. 2 is an instrument on which a trip meter indicates fuel efficiency. FIG. 3 is a front view of the main parts of the instruments in which the trip meter displays the mileage rank, and FIG. 4 is a circuit diagram for calculating and displaying the mileage.
[0012]
Engine-equipped vehicles such as motorcycles (motorcycles) and four-wheeled vehicles (passenger cars, industrial vehicles, cargo handling vehicles, etc.) are provided with various instruments to display driving information and engine information. Instruments such as a trip meter for displaying the distance, a fuel meter for displaying the amount of fuel in the tank, a water temperature meter for displaying the coolant temperature, and a tachometer for displaying the engine torque are provided.
[0013]
FIG. 1 shows a trip meter 10 and a fuel meter 20. The trip meter 10 integrates and displays the traveling distance d on a display unit 11, and a reset button 12 is provided. By operating (push), the traveling distance d is reset to zero and the display mode of the display unit 11 is switched.
[0014]
The fuel meter 20 indicates the amount of fuel remaining in a tank (not shown) as a percentage from an empty state (E) to a full tank (F). The light 21 is turned on to prompt refueling.
[0015]
Here, in the present embodiment, as shown in FIG. 4, after the fuel is supplied, when the reset button 12 is operated to reset the display of the traveling distance d of the trip meter 10, the fuel efficiency calculating means 30 for calculating the fuel efficiency is provided. The calculated fuel consumption data is displayed on the display unit 11 of the trip meter 10.
[0016]
The fuel efficiency calculating means 30 uses the information of the travel distance d of the trip meter 10 and the information of the refueling amount S of the fuel meter 20, and calculates the fuel efficiency R by the ratio of the refueling amount S and the traveling distance d obtained from the respective information. We are trying to calculate.
[0017]
That is, the fuel efficiency calculating means 30 includes a distance detection circuit 31 for the current traveling distance d displayed on the trip meter 10 as shown in FIG. 4, and an indication value (current fuel gauge indication value) q1 of the fuel meter 20 before refueling. , A post-refueling detection circuit 33 for detecting a post-refueling indication value (new fuel gauge indication value) q2, and a fuel efficiency R based on information read by these detection circuits 31, 32, and 33. And a fuel efficiency calculation circuit 34 for calculating.
[0018]
In the fuel efficiency calculation circuit 34, the mileage can be obtained by dividing the travel distance d by the refueling amount Q. The refueling amount Q is obtained by subtracting the instruction value q1 before refueling from the instruction value q2 after refueling of the fuel meter. And R = d 演算 (q2−q1) (1).
[0019]
The fuel consumption R data calculated by the fuel consumption calculation circuit 34 is sent to a display control circuit 35 and a memory 36 as storage means, and the display control circuit 35 processes the fuel consumption R data and displays it on the trip meter 10. The fuel consumption R data is stored and accumulated by the memory 36. The memory 36 has a comparison circuit 37 as a comparison means for comparing the new fuel consumption R data with the past fuel consumption R data to rank them. Built-in.
[0020]
The result of the ranking by the comparison circuit 37 is displayed on the trip meter 10 via the display control circuit 35.
[0021]
Accordingly, in the trip meter 10 of the present embodiment, as shown in FIG. 1, the fuel is supplied when the fuel is reduced. At this time, the traveling distance d is displayed on the display unit 11, and the fuel is supplied in this state. When the reset button 12 of the trip meter 10 is pressed after the fuel meter 20 is full F (not necessarily full), the fuel efficiency R is calculated by the fuel efficiency calculation circuit 34 of the fuel efficiency calculation means 30. The fuel consumption data (in this case, 10.5 km / liter) is displayed on the display unit 11 of the trip meter 10 as shown in FIG.
[0022]
Further, the fuel efficiency R calculated by the fuel efficiency calculation circuit 34 is stored in the memory 36, and a new rank of the fuel efficiency R is obtained by the comparison circuit 37, and the rank (No. 1 in this case) is obtained as shown in FIG. Is displayed on the display unit 11 of the trip meter 10.
[0023]
In this embodiment, the fuel consumption R and the rank displayed on the trip meter 10 are automatically and alternately displayed for a predetermined time, and then the normal mode is displayed in which the mileage d (in this case, zero due to reset) is displayed. I'm going back.
[0024]
Of course, the display mode of the fuel consumption R, the display mode of the ranking, and the display mode of the mileage may be sequentially switched by pressing the reset button 12.
[0025]
With the above configuration, in the trip meter 10 of the present embodiment, when the mileage is reset by operating the reset button 12 of the trip meter 10 after refueling, the fuel efficiency R is automatically calculated and the fuel efficiency data is calculated. Since the fuel consumption R is displayed, the fuel consumption R can be known easily and accurately, and there is no need to perform complicated calculations manually, and it is not necessary to store the refueling amount and the traveling distance every time refueling is performed.
[0026]
In addition, in the present embodiment, in addition to the operation and effect, the information of the travel distance d of the trip meter 10 and the information of the refueling amount S of the fuel meter 20 are used, and the refueling amount S and the traveling distance d obtained from the respective information are used. , The fuel efficiency R can be calculated from the existing information. Therefore, the configuration of the fuel efficiency calculating means 30 can be simplified and provided at low cost.
[0027]
Further, a memory 36 for storing and accumulating fuel efficiency data to be displayed on the trip meter 10 and a comparing means 37 for comparing new fuel efficiency data with past fuel efficiency data and displaying the ranking are provided. As a result, the driver's own interest in fuel efficiency is increased, and energy-saving driving is usually taken into consideration, and thus, environmentally friendly driving becomes possible.
[0028]
Furthermore, the refueling amount Q used in the fuel efficiency calculation performed by the fuel efficiency calculating means 30 is a value obtained by subtracting the command value q1 before refueling from the command value q2 after refueling of the fuel meter 20. There is no need to fill the tank, and the degree of freedom in selecting the amount of refueling can be expanded.
[0029]
By the way, although the vehicle instrument of the present invention has been described by taking the above-described embodiment as an example, various other embodiments can be adopted without departing from the scope of the present invention without being limited to this embodiment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a main part of an instrument on which a trip meter according to an embodiment of the present invention displays a traveling distance.
FIG. 2 is a main part front view of instruments on which the trip meter according to the embodiment of the present invention displays fuel efficiency.
FIG. 3 is a front view of a main part of instruments in which a trip meter according to an embodiment of the present invention displays a fuel efficiency ranking.
FIG. 4 is a circuit diagram for calculating and displaying fuel efficiency according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Trip meter (instrument)
11 display part 12 reset button 20 fuel meter (instrument)
Reference Signs List 30 fuel consumption calculation means 31 distance detection circuit 32 detection circuit before refueling 33 detection circuit after refueling 34 fuel consumption calculation circuit 36 memory (storage means)
37 Comparison circuit
