JP2004199143A - 複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数マシン間の同一性の確認を確実に実行する技術の確立。
【解決手段】マネージャ1と、複数のエージェント3とから構成されている。マネージャ1は、監視項目を設定する監視項目設定部位S1と、監視対象としてエージェント3を登録するエージェント登録部位S2とを形成し、監視項目設定部位S1は、複数の監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位12と、監視データ16の定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位13とから構成されている。マネージャ1は、監視項目について監視データ定義に基づく監視対象データを複数のエージェント3から収集し、監視対象データの変動前の監視データ16として第1データを記憶し、且つ、監視対象データの変動後の監視データ16’として第2データを記憶し、第1データ16と第2データ16’との間の同一性を解析する。監視対象データの特定とその定義とにより、全集中管理マシン3について有意に統一的に全マシン間の同一性を監視することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】マネージャ1と、複数のエージェント3とから構成されている。マネージャ1は、監視項目を設定する監視項目設定部位S1と、監視対象としてエージェント3を登録するエージェント登録部位S2とを形成し、監視項目設定部位S1は、複数の監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位12と、監視データ16の定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位13とから構成されている。マネージャ1は、監視項目について監視データ定義に基づく監視対象データを複数のエージェント3から収集し、監視対象データの変動前の監視データ16として第1データを記憶し、且つ、監視対象データの変動後の監視データ16’として第2データを記憶し、第1データ16と第2データ16’との間の同一性を解析する。監視対象データの特定とその定義とにより、全集中管理マシン3について有意に統一的に全マシン間の同一性を監視することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法に関し、特に、スケールが大きい複数マシン間の同一性を保持するための複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のマシンを統一的に管理するための前提として、複数のマシンには同一性が要求される。基幹システムのようなスケールが大きいシステムとして、大型汎用機が用いられている。ダウンサイジング又は分散化の流れ、特には、システムの設計、構築、運用、保守のような一連の流れを他社又は他部門と協同で実行する機会の増加は、システムの全体を複雑化している。このような傾向は、複数のマシンを個々に管理することをますますに困難にしている。
【0003】
複数のマシンを個々に管理する技術は、後掲特許文献1で知られている。公知のそのような技術では、1つの集中管理マシン(ノード)が複数の管理対象マシンを監視している。複数のそのような管理対象マシンはネット上にある自己の稼動状況を把握し、集中管理マシンは監視対象マシンのシステム情報をネットを介して収集している。そのようなシステムメッセージは、個々の管理対象マシンの異常性を正確に反映しているとは限らない。このため、そのマシンの自己同一性又は他のマシンに対する相対的同一性が判定され得ない。ソフトウエアの稼動状態を収集して監視する技術は、後掲特許文献2又は後掲特許文献3で知られている。
【0004】
複数のマシンの間の相対的同一性を確実に確認することが求められる。そのような確認が手作業で実行される場合、既述の今後の流れに鑑みれば、手作業量が累乗的に増大し、繰り返し作業中の見落としのような新たな非同一性原因の発生を惹起することが想定される。更に、同一性の確認作業は不定期に実行され、意図されないマシンの更新ミスの発見が遅れて、全体の更新作業の把握が困難である。更に、複数の監視対象マシンの間で同一性の確認の事項にバラツキがあり、異なる項目に関して同一性確保の更新作業が実行されないことが想定される。
【0005】
複数マシン間の同一性の確認が確実に実行される技術の確立が求められる。次に、全体の更新作業の同一性確保がリアルタイムであることが重要である。更に、同一性確認対象の同一性が保証されることが重要である。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−219811号
【特許文献2】
特開平11−282724号
【特許文献3】
特開平9−223092号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、複数マシン間の同一性の確認を確実に実行する技術を確立する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、全体の更新作業の同一性をリアルタイムに確保する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、同一性確認対象の同一性を保証する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
【0009】
本発明による複数マシン間同一性の監視システムは、マネージャ(1)と、マネージャ(1)に通信網(2)を介して接続される複数のエージェント(3)とから構成されている。マネージャ(1)は、監視項目を設定する監視項目設定部位(S1)と、監視対象としてエージェント(3)を登録するエージェント登録部位(S2)とを形成し、監視項目設定部位(S1)は、複数の監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位(12)と、監視データ(16)の定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位(13)とから構成されている。マネージャ(1)は、監視項目について監視データ定義に基づく監視対象データを複数のエージェント(3)から収集し、監視対象データの変動前の監視データ(16)として第1データを記憶し、且つ、監視対象データの変動後の監視データ(16’)として第2データを記憶し、第1データ(16)と第2データ(16’)との間の同一性を解析する。
【0010】
監視対象データの特定とその定義とにより、全集中管理マシン(3)について有意に統一的に全マシン間の同一性を監視することができる。従って、監視対象ではないデータについて監視が行われない。監視項目が不足している場合には、監視対象項目の追加が下記されるステップに示されるように実行される。定義される監視項目について登録される全マシンについて差分解析が実行され、同一性解析が意図通りに確実に有意義に実行される。
【0011】
第1データ(16)は、複数のエージェント(3)のうちの第1エージェント(3)に属し、第2データ(16’)は複数のエージェント(3)のうちの第2エージェント(3)に属している。第1エージェント(3)と第2エージェント(3)とは異なる。異なるエージェント間の同一性を判定することができる。第1データは複数のエージェント(3)のうちの第1エージェント(3)に属し、第2データは複数のエージェント(3)のうちの第2エージェント(3)に属し、第1エージェント(3)と第2エージェント(3)とは同一である。同一エージェントに関して差分解析が可能である。マネージャで統一的に解析され、多様な解析が簡素に行われる。
【0012】
マネージャ(1)は、第1データと第2データの差分を記憶する。差分は、エージェント(3)と監視項目と第1データと第2データとの対応関係である。従って、差分発生の事実のみが記録されずに異同の前後のデータが残存し、時間的に変動する監視データに関する多数のマシン間の同一性判断が時間的に広域に可能である。監視項目にはエージェント(3)に固有であるデータは含まれないので、監視作業が簡素化される。
【0013】
監視データ(16)はエージェント(3)がコマンドに従って実行した実行結果を含む。実行結果の比較は、各マシンの動態に基づくデータ変動を簡素に解析することができる。
【0014】
マネージャ(1)は、監視項目について監視を実行するスケジュールを登録するスケジュール登録部位(S3)を更に形成し、マネージャ(1)はスケジュールに基づいて監視項目について監視を実行する。スケジュールに基づいて監視が実行され、マシンの動態に対応したマシン間時系列的解析が錯綜なしに実行され得る。
【0015】
本発明による複数マシン間同一性の監視方法は、マネージャ(1)と、マネージャ(1)に通信網(2)を介して接続される複数のエージェント(3)とを構成する複数マシン間同一性の監視システムの同一性を監視する複数マシン間同一性の監視方法であり、マネージャ(1)によりエージェント(3)の監視対象である監視項目を設定するステップと、マネージャ(1)により監視対象であるエージェント(3)を登録するステップと、マネージャ(1)により監視対象のエージェント(3)について監視項目の監視対象データの時間的変動を収集するステップと、その時間的変動に基づく差分を解析するステップと、マネージャ(1)により差分を記憶するステップとから構成されている。単一のマネージャにより統一的に差分解析が簡素に実行され得る。
【0016】
差分の解析は、同一のエージェント(3)に関して同一の監視項目について差分(図8)を解析する第1差分解析と、異なるエージェント(3)に関して同一の監視項目について差分(図10)を解析する第2差分解析とから形成されている。絶対的同一性と相対的同一性が共通のマネージャにより簡素に解析される。マネージャ(1)により差分の解析を実行するスケジュールを設定することは顕著に好ましい。マネージャ(1)により解析を実行する解析対象のエージェント(3)を登録することは、無意味な差分解析をしないで済むので更に好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図に対応して、本発明による複数マシン間同一性の監視システムは、集中管理マシンが複数の監視対象マシンとともにネットに組み込まれて配置されている。その集中管理マシン(以下、マネージャと呼ばれる)1は、図1に示されるように、多様なネット2の中で複数の監視対象マシン(以下、エージェントと呼ばれる)3に接続している。記憶器4は、マネージャ1に属して形成されている。マネージャ1は、自己とエージェント3を集中的に監視している。複数のエージェント3は、それぞれに自己の同一性を監視している。記憶器4のデータは、マネージャ1とエージェント3により適時に又は常態的に参照され、且つ、更新される。
【0018】
マネージャ1に属する表示器5には、監視項目を設定する監視項目設定欄6と、エージェントを登録するエージェント登録欄7と、監視スケジュールを設定して登録する監視スケジュール登録欄8と、同一性確認のために差異を調査する対象として選択される差分解析対象選択欄9と、その差異に対応する差分を示す差分データを解析する差分データ解析選択欄11とが表示される。
【0019】
図2は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の形態を示している。動作を開始するマネージャ1は、表示器5に既述の設定登録欄を表示する。表示器5の監視項目設定欄6がクリックされて、表示器5には監視項目一覧12が表示される。監視項目の設定(ステップS1)は、下記項目に対応するフラグの有効化又は無効化により実行される。監視項目一覧には、下記設定対象項目が表示される。
(1)パラメータ設定状況
(2)ディレクトリ(フォルダ)構成
(3)ソフトウエア構成
(4)ネットワーク構成
(5)稼動中のプロセス(タスク)状況
(6)任意ファイル情報
【0020】
設定された監視項目は、記憶器4に記憶される。監視項目には、その監視項目の監視データを抽出する監視データ抽出要領が監視データ定義欄13に定義される。監視データ抽出要領としては、実行コマンド、文字列のような設定値を抽出する要領が例示される。監視データ定義としては、下記事項が例示される。
(1)コマンドAの実行
(2)コマンドAの結果に対して、L行目からM行目まで抽出
(3)区切り文字(タブ)で区切られた第1フィールド、第2フィールド〜第Nフィールドの文字列の抽出
【0021】
監視項目には、追加設定が必要になる項目が存在する。既述の設定対象項目(1)〜(6)のうちの任意ファイル情報には、ファイル名の指定の追加が行われ得る。追加的に設定される監視項目の追加事項は、監視データ定義に反映されて再定義され、記憶器4に記憶される。監視項目一覧12にはない項目の追加は、監視項目一覧12と監視データ定義13とに更新されて記載される。
【0022】
マネージャ1は、次に、エージェントを登録する(ステップS2)。エージェント登録欄7の選択により、表示器5にはエージェント一覧14が表示される。エージェント一覧14に、複数のエージェントが記入されてマネージャ1の中に登録され記憶器4に記憶される。マネージャ1は、次に、スケジュールを登録する(ステップS3)。監視スケジュール登録欄8のクリックにより、表示器5にスケジュール表15が表示される。マネージャ1は、監視間隔又は監視期間をスケジュール表に記入してマネージャ1の中に登録され記憶器4に記憶される。監視データの定義の更新は、必要に応じて実行される(ステップS4)。
【0023】
図3は、エージェント3の動作を示している。複数のエージェント3のそれぞれは、設定された項目について監視データ定義により定義される監視(対象)データを収集する(ステップS5)。監視データの収集は、監視項目一覧のうちで設定されている監視項目について監視データ定義13に基づいて実行される。収集された監視データ16は、マネージャ1の中で記憶器4に記憶される(ステップS6)。マネージャ1は、収集され記憶されている監視データ16に基づいて、後述される差分解析を実行する。
【0024】
図4は、全エージェントから監視データ収集完了報告を受けてマネージャにより実行される差分解析(ステップS7)を示している。差分解析として、2方式が用意されている。第1方式:特定のエージェントと他の1つ以上のエージェントとの間の差分解析
第2方式:特定エージェントの前回監視データ16と今回(最新)監視データ16との間の差分解析
ステップS7−1で方式が選択される。
【0025】
第1方式の差分解析:
図5は、監視データ16として、H/WPathとIPアドレスとH/W状態の3つの要素の組が例示されている。監視データ16の要素が固有項目データ一覧(図6参照)21の要素と比較される。固有項目データ一覧21の要素に一致する監視データ要素は差分解析対象外である。IPアドレスは、差分解析対象外項目である。固有項目データ一覧に含まれる項目は、特定のエージェントに固有であるデータであり、他のエージェントの固有データに対する差分解析は不適であり、図6に斜線で示されるように、差分対象外扱いとされる(図4のステップS7−2)。
【0026】
図5に示されるように、監視データ16は、ヘッダ部17と設定内容記述部18とその他記述部19とから構成されている。ヘッダ部17は、第1フィールドと第2フィールドと第3フィールドとにより形成されている。第1フィールドとしてH/WPathが記載され、第2フィールドとしてとIPアドレスが記載され、第3フィールドとしてH/W状態が記載されている。設定内容記述部18は、ヘッダ部17のフィールドと行番号とによりテーブル化されている。
【0027】
第1フィールドのH/WPathの1行目の記述は、”0/0/0/1/0”である。第1フィールドのH/WPathの4行目の記述は、”0/0/0/4/0”である。第2フィールドのIPアドレスの記述の1行目は、”192.168.1.1”である。第2フィールドのIPアドレスの記述の4行目は、”192.168.1.4”である。第3フィールドのH/W状態の記述の1行目は、”UP”である。第3フィールドのH/W状態の記述の4行目は、”UP”である。記載内容記述部18の記述のうちの正方形表示は区切り文字を示している。
【0028】
図7は、第1方式の差分解析の具体例を示している。第1エージェント3−1のH/WPathと第2エージェント3−2のH/WPathとの間に差異はなく、H/WPathに関して差分は発生していない。第1エージェント3−1のH/W状態と第2エージェント3−2のH/W状態の間に差異はなく、H/W状態に関して差分は発生していない。第1エージェント3−1のH/WPathと第3エージェント3−3のH/WPathとの間に差異はなく、H/WPathに関して差分は発生していない。第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する第3H/W状態(=”UP”)と第3エージェント3−3の第3H/WPathに対応する第3H/W状態(=”DOWN”)との間に差異が存在し、H/W状態に関して差分が発生している。差分発生が、マネージャ1により検出される(図4と図7のステップS7−3)。
【0029】
図8は、発生差分に対応する差分データ22の様式を示している。差分データ本質”DOWN”は、特定エージェント表記欄23と、差分発生対照エージェント表記欄24と、差分発生フィールド表記欄25と、差分発生対照H/WPath表記欄26と、差分発生対照IPアドレス表記欄27と、発生差分内容表記欄28とから構成されている。差分データ22は、マネージャ1の中で記憶器4に記憶される(図4のステップS7−4)。
【0030】
図9は、第2方式の差分解析を示している。特定エージェント3−1の前回の監視データ16と最新(今回)の監視データ16’との差分として、第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する前回の第3H/W状態(=”UP”)と第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する今回の第3H/W状態(=”DOWN”)との間に差異があり、H/W状態に関して差分が発生している。更に、第1エージェント3−1の第4H/WPathに対応する前回の第4IPアドレス(=”192.168.1.4”)と第1エージェント3−1の第4H/WPathに対応する今回の第4H/W状態(=”192.168.1.5”)との間に差異があり、IPアドレスに関して差分が発生している。差分データ22は、第1方式と同じに、ステップS7−4で記憶器4に記憶される。新たに発生する差分データは、新たな差分データとして図10に示されるように、記憶器4に記憶される。
【0031】
マネージャ1は、2態様の差分存否の検知により、任意の1つのエージェントマシンの自己同一性、又は、異なる任意の2つエージェントマシンの相対的同一性を確認することができる。項目が共通化され、差分解析対象が共通化されていて、遺漏なく、同一性の確認が自動的にヒューマンエラーなしに可能である。項目の追加と項目定義の改変は、全システムの同一性の確認を柔軟にする。
【0032】
【発明の効果】
本発明による複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法は、複数マシン間の同一性の確認を確実に実行することができる。更には、同一性確認の実質上のリアルタイム実行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による複数マシン間同一性の監視システムの実施の形態を示すシステムである。
【図2】図2は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の形態を示す動作フロー図である。
【図3】図3は、動作フローの続きを示す動作フロー図である。
【図4】図4は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の他の形態を示す動作フロー図である。
【図5】図5は、データを示すテーブルである。
【図6】図6は、他のデータを示すテーブルである。
【図7】図7は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図8】図8は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図9】図9は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図10】図10は、更に他のデータを示すテーブルである。
【符号の説明】
1…マネージャ(管理マシン)
2…通信網
3…エージェント(管理対象マシン)
12…監視項目一覧部位
13…監視データ定義一覧部位
16…監視データ(第1データ)
16’…第2データ
S1…監視項目設定部位(又は設定ステップ)
S2…エージェント登録部位(又は登録ステップ)
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法に関し、特に、スケールが大きい複数マシン間の同一性を保持するための複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のマシンを統一的に管理するための前提として、複数のマシンには同一性が要求される。基幹システムのようなスケールが大きいシステムとして、大型汎用機が用いられている。ダウンサイジング又は分散化の流れ、特には、システムの設計、構築、運用、保守のような一連の流れを他社又は他部門と協同で実行する機会の増加は、システムの全体を複雑化している。このような傾向は、複数のマシンを個々に管理することをますますに困難にしている。
【0003】
複数のマシンを個々に管理する技術は、後掲特許文献1で知られている。公知のそのような技術では、1つの集中管理マシン(ノード)が複数の管理対象マシンを監視している。複数のそのような管理対象マシンはネット上にある自己の稼動状況を把握し、集中管理マシンは監視対象マシンのシステム情報をネットを介して収集している。そのようなシステムメッセージは、個々の管理対象マシンの異常性を正確に反映しているとは限らない。このため、そのマシンの自己同一性又は他のマシンに対する相対的同一性が判定され得ない。ソフトウエアの稼動状態を収集して監視する技術は、後掲特許文献2又は後掲特許文献3で知られている。
【0004】
複数のマシンの間の相対的同一性を確実に確認することが求められる。そのような確認が手作業で実行される場合、既述の今後の流れに鑑みれば、手作業量が累乗的に増大し、繰り返し作業中の見落としのような新たな非同一性原因の発生を惹起することが想定される。更に、同一性の確認作業は不定期に実行され、意図されないマシンの更新ミスの発見が遅れて、全体の更新作業の把握が困難である。更に、複数の監視対象マシンの間で同一性の確認の事項にバラツキがあり、異なる項目に関して同一性確保の更新作業が実行されないことが想定される。
【0005】
複数マシン間の同一性の確認が確実に実行される技術の確立が求められる。次に、全体の更新作業の同一性確保がリアルタイムであることが重要である。更に、同一性確認対象の同一性が保証されることが重要である。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−219811号
【特許文献2】
特開平11−282724号
【特許文献3】
特開平9−223092号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、複数マシン間の同一性の確認を確実に実行する技術を確立する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、全体の更新作業の同一性をリアルタイムに確保する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、同一性確認対象の同一性を保証する複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
【0009】
本発明による複数マシン間同一性の監視システムは、マネージャ(1)と、マネージャ(1)に通信網(2)を介して接続される複数のエージェント(3)とから構成されている。マネージャ(1)は、監視項目を設定する監視項目設定部位(S1)と、監視対象としてエージェント(3)を登録するエージェント登録部位(S2)とを形成し、監視項目設定部位(S1)は、複数の監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位(12)と、監視データ(16)の定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位(13)とから構成されている。マネージャ(1)は、監視項目について監視データ定義に基づく監視対象データを複数のエージェント(3)から収集し、監視対象データの変動前の監視データ(16)として第1データを記憶し、且つ、監視対象データの変動後の監視データ(16’)として第2データを記憶し、第1データ(16)と第2データ(16’)との間の同一性を解析する。
【0010】
監視対象データの特定とその定義とにより、全集中管理マシン(3)について有意に統一的に全マシン間の同一性を監視することができる。従って、監視対象ではないデータについて監視が行われない。監視項目が不足している場合には、監視対象項目の追加が下記されるステップに示されるように実行される。定義される監視項目について登録される全マシンについて差分解析が実行され、同一性解析が意図通りに確実に有意義に実行される。
【0011】
第1データ(16)は、複数のエージェント(3)のうちの第1エージェント(3)に属し、第2データ(16’)は複数のエージェント(3)のうちの第2エージェント(3)に属している。第1エージェント(3)と第2エージェント(3)とは異なる。異なるエージェント間の同一性を判定することができる。第1データは複数のエージェント(3)のうちの第1エージェント(3)に属し、第2データは複数のエージェント(3)のうちの第2エージェント(3)に属し、第1エージェント(3)と第2エージェント(3)とは同一である。同一エージェントに関して差分解析が可能である。マネージャで統一的に解析され、多様な解析が簡素に行われる。
【0012】
マネージャ(1)は、第1データと第2データの差分を記憶する。差分は、エージェント(3)と監視項目と第1データと第2データとの対応関係である。従って、差分発生の事実のみが記録されずに異同の前後のデータが残存し、時間的に変動する監視データに関する多数のマシン間の同一性判断が時間的に広域に可能である。監視項目にはエージェント(3)に固有であるデータは含まれないので、監視作業が簡素化される。
【0013】
監視データ(16)はエージェント(3)がコマンドに従って実行した実行結果を含む。実行結果の比較は、各マシンの動態に基づくデータ変動を簡素に解析することができる。
【0014】
マネージャ(1)は、監視項目について監視を実行するスケジュールを登録するスケジュール登録部位(S3)を更に形成し、マネージャ(1)はスケジュールに基づいて監視項目について監視を実行する。スケジュールに基づいて監視が実行され、マシンの動態に対応したマシン間時系列的解析が錯綜なしに実行され得る。
【0015】
本発明による複数マシン間同一性の監視方法は、マネージャ(1)と、マネージャ(1)に通信網(2)を介して接続される複数のエージェント(3)とを構成する複数マシン間同一性の監視システムの同一性を監視する複数マシン間同一性の監視方法であり、マネージャ(1)によりエージェント(3)の監視対象である監視項目を設定するステップと、マネージャ(1)により監視対象であるエージェント(3)を登録するステップと、マネージャ(1)により監視対象のエージェント(3)について監視項目の監視対象データの時間的変動を収集するステップと、その時間的変動に基づく差分を解析するステップと、マネージャ(1)により差分を記憶するステップとから構成されている。単一のマネージャにより統一的に差分解析が簡素に実行され得る。
【0016】
差分の解析は、同一のエージェント(3)に関して同一の監視項目について差分(図8)を解析する第1差分解析と、異なるエージェント(3)に関して同一の監視項目について差分(図10)を解析する第2差分解析とから形成されている。絶対的同一性と相対的同一性が共通のマネージャにより簡素に解析される。マネージャ(1)により差分の解析を実行するスケジュールを設定することは顕著に好ましい。マネージャ(1)により解析を実行する解析対象のエージェント(3)を登録することは、無意味な差分解析をしないで済むので更に好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図に対応して、本発明による複数マシン間同一性の監視システムは、集中管理マシンが複数の監視対象マシンとともにネットに組み込まれて配置されている。その集中管理マシン(以下、マネージャと呼ばれる)1は、図1に示されるように、多様なネット2の中で複数の監視対象マシン(以下、エージェントと呼ばれる)3に接続している。記憶器4は、マネージャ1に属して形成されている。マネージャ1は、自己とエージェント3を集中的に監視している。複数のエージェント3は、それぞれに自己の同一性を監視している。記憶器4のデータは、マネージャ1とエージェント3により適時に又は常態的に参照され、且つ、更新される。
【0018】
マネージャ1に属する表示器5には、監視項目を設定する監視項目設定欄6と、エージェントを登録するエージェント登録欄7と、監視スケジュールを設定して登録する監視スケジュール登録欄8と、同一性確認のために差異を調査する対象として選択される差分解析対象選択欄9と、その差異に対応する差分を示す差分データを解析する差分データ解析選択欄11とが表示される。
【0019】
図2は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の形態を示している。動作を開始するマネージャ1は、表示器5に既述の設定登録欄を表示する。表示器5の監視項目設定欄6がクリックされて、表示器5には監視項目一覧12が表示される。監視項目の設定(ステップS1)は、下記項目に対応するフラグの有効化又は無効化により実行される。監視項目一覧には、下記設定対象項目が表示される。
(1)パラメータ設定状況
(2)ディレクトリ(フォルダ)構成
(3)ソフトウエア構成
(4)ネットワーク構成
(5)稼動中のプロセス(タスク)状況
(6)任意ファイル情報
【0020】
設定された監視項目は、記憶器4に記憶される。監視項目には、その監視項目の監視データを抽出する監視データ抽出要領が監視データ定義欄13に定義される。監視データ抽出要領としては、実行コマンド、文字列のような設定値を抽出する要領が例示される。監視データ定義としては、下記事項が例示される。
(1)コマンドAの実行
(2)コマンドAの結果に対して、L行目からM行目まで抽出
(3)区切り文字(タブ)で区切られた第1フィールド、第2フィールド〜第Nフィールドの文字列の抽出
【0021】
監視項目には、追加設定が必要になる項目が存在する。既述の設定対象項目(1)〜(6)のうちの任意ファイル情報には、ファイル名の指定の追加が行われ得る。追加的に設定される監視項目の追加事項は、監視データ定義に反映されて再定義され、記憶器4に記憶される。監視項目一覧12にはない項目の追加は、監視項目一覧12と監視データ定義13とに更新されて記載される。
【0022】
マネージャ1は、次に、エージェントを登録する(ステップS2)。エージェント登録欄7の選択により、表示器5にはエージェント一覧14が表示される。エージェント一覧14に、複数のエージェントが記入されてマネージャ1の中に登録され記憶器4に記憶される。マネージャ1は、次に、スケジュールを登録する(ステップS3)。監視スケジュール登録欄8のクリックにより、表示器5にスケジュール表15が表示される。マネージャ1は、監視間隔又は監視期間をスケジュール表に記入してマネージャ1の中に登録され記憶器4に記憶される。監視データの定義の更新は、必要に応じて実行される(ステップS4)。
【0023】
図3は、エージェント3の動作を示している。複数のエージェント3のそれぞれは、設定された項目について監視データ定義により定義される監視(対象)データを収集する(ステップS5)。監視データの収集は、監視項目一覧のうちで設定されている監視項目について監視データ定義13に基づいて実行される。収集された監視データ16は、マネージャ1の中で記憶器4に記憶される(ステップS6)。マネージャ1は、収集され記憶されている監視データ16に基づいて、後述される差分解析を実行する。
【0024】
図4は、全エージェントから監視データ収集完了報告を受けてマネージャにより実行される差分解析(ステップS7)を示している。差分解析として、2方式が用意されている。第1方式:特定のエージェントと他の1つ以上のエージェントとの間の差分解析
第2方式:特定エージェントの前回監視データ16と今回(最新)監視データ16との間の差分解析
ステップS7−1で方式が選択される。
【0025】
第1方式の差分解析:
図5は、監視データ16として、H/WPathとIPアドレスとH/W状態の3つの要素の組が例示されている。監視データ16の要素が固有項目データ一覧(図6参照)21の要素と比較される。固有項目データ一覧21の要素に一致する監視データ要素は差分解析対象外である。IPアドレスは、差分解析対象外項目である。固有項目データ一覧に含まれる項目は、特定のエージェントに固有であるデータであり、他のエージェントの固有データに対する差分解析は不適であり、図6に斜線で示されるように、差分対象外扱いとされる(図4のステップS7−2)。
【0026】
図5に示されるように、監視データ16は、ヘッダ部17と設定内容記述部18とその他記述部19とから構成されている。ヘッダ部17は、第1フィールドと第2フィールドと第3フィールドとにより形成されている。第1フィールドとしてH/WPathが記載され、第2フィールドとしてとIPアドレスが記載され、第3フィールドとしてH/W状態が記載されている。設定内容記述部18は、ヘッダ部17のフィールドと行番号とによりテーブル化されている。
【0027】
第1フィールドのH/WPathの1行目の記述は、”0/0/0/1/0”である。第1フィールドのH/WPathの4行目の記述は、”0/0/0/4/0”である。第2フィールドのIPアドレスの記述の1行目は、”192.168.1.1”である。第2フィールドのIPアドレスの記述の4行目は、”192.168.1.4”である。第3フィールドのH/W状態の記述の1行目は、”UP”である。第3フィールドのH/W状態の記述の4行目は、”UP”である。記載内容記述部18の記述のうちの正方形表示は区切り文字を示している。
【0028】
図7は、第1方式の差分解析の具体例を示している。第1エージェント3−1のH/WPathと第2エージェント3−2のH/WPathとの間に差異はなく、H/WPathに関して差分は発生していない。第1エージェント3−1のH/W状態と第2エージェント3−2のH/W状態の間に差異はなく、H/W状態に関して差分は発生していない。第1エージェント3−1のH/WPathと第3エージェント3−3のH/WPathとの間に差異はなく、H/WPathに関して差分は発生していない。第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する第3H/W状態(=”UP”)と第3エージェント3−3の第3H/WPathに対応する第3H/W状態(=”DOWN”)との間に差異が存在し、H/W状態に関して差分が発生している。差分発生が、マネージャ1により検出される(図4と図7のステップS7−3)。
【0029】
図8は、発生差分に対応する差分データ22の様式を示している。差分データ本質”DOWN”は、特定エージェント表記欄23と、差分発生対照エージェント表記欄24と、差分発生フィールド表記欄25と、差分発生対照H/WPath表記欄26と、差分発生対照IPアドレス表記欄27と、発生差分内容表記欄28とから構成されている。差分データ22は、マネージャ1の中で記憶器4に記憶される(図4のステップS7−4)。
【0030】
図9は、第2方式の差分解析を示している。特定エージェント3−1の前回の監視データ16と最新(今回)の監視データ16’との差分として、第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する前回の第3H/W状態(=”UP”)と第1エージェント3−1の第3H/WPathに対応する今回の第3H/W状態(=”DOWN”)との間に差異があり、H/W状態に関して差分が発生している。更に、第1エージェント3−1の第4H/WPathに対応する前回の第4IPアドレス(=”192.168.1.4”)と第1エージェント3−1の第4H/WPathに対応する今回の第4H/W状態(=”192.168.1.5”)との間に差異があり、IPアドレスに関して差分が発生している。差分データ22は、第1方式と同じに、ステップS7−4で記憶器4に記憶される。新たに発生する差分データは、新たな差分データとして図10に示されるように、記憶器4に記憶される。
【0031】
マネージャ1は、2態様の差分存否の検知により、任意の1つのエージェントマシンの自己同一性、又は、異なる任意の2つエージェントマシンの相対的同一性を確認することができる。項目が共通化され、差分解析対象が共通化されていて、遺漏なく、同一性の確認が自動的にヒューマンエラーなしに可能である。項目の追加と項目定義の改変は、全システムの同一性の確認を柔軟にする。
【0032】
【発明の効果】
本発明による複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法は、複数マシン間の同一性の確認を確実に実行することができる。更には、同一性確認の実質上のリアルタイム実行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による複数マシン間同一性の監視システムの実施の形態を示すシステムである。
【図2】図2は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の形態を示す動作フロー図である。
【図3】図3は、動作フローの続きを示す動作フロー図である。
【図4】図4は、本発明による複数マシン間同一性の監視方法の実施の他の形態を示す動作フロー図である。
【図5】図5は、データを示すテーブルである。
【図6】図6は、他のデータを示すテーブルである。
【図7】図7は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図8】図8は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図9】図9は、更に他のデータを示すテーブルである。
【図10】図10は、更に他のデータを示すテーブルである。
【符号の説明】
1…マネージャ(管理マシン)
2…通信網
3…エージェント(管理対象マシン)
12…監視項目一覧部位
13…監視データ定義一覧部位
16…監視データ(第1データ)
16’…第2データ
S1…監視項目設定部位(又は設定ステップ)
S2…エージェント登録部位(又は登録ステップ)
Claims (12)
- マネージャと、
前記マネージャに通信網を介して接続される複数のエージェントとを構成し、
前記マネージャは、
監視項目を設定する監視項目設定部位と、
監視対象としてエージェントを登録するエージェント登録部位とを形成し、
前記監視項目設定部位は、
複数の前記監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位と、
前記監視データの定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位とを構成し、
前記マネージャは、前記監視項目について前記監視データ定義に基づく監視対象データを複数の前記エージェントから収集し、前記監視対象データの変動前の監視データとして第1データを記憶し、且つ、前記監視対象データの変動後の監視データとして第2データを記憶し、前記第1データと前記第2データとの間の同一性を解析する
複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記第1データは複数の前記エージェントのうちの第1エージェントに属し、前記第2データは複数の前記エージェントのうちの第2エージェントに属し、前記第1エージェントと前記第2エージェントとは異なる
請求項1の複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記第1データは複数の前記エージェントのうちの第1エージェントに属し、前記第2データは複数の前記エージェントのうちの第2エージェントに属し、前記第1エージェントと前記第2エージェントとは同一である
請求項2の複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記マネージャは、前記第1データと前記第2データの差分を記憶し、
前記差分は、前記エージェントと前記監視項目と前記第1データと前記第2データとの対応関係である
請求項1〜3から選択される1請求項の複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記監視項目には前記エージェントに固有であるデータは含まれない
請求項1〜4から選択される1請求項の複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記監視データは前記エージェントがコマンドに従って実行した実行結果を含む
請求項1〜5から選択される1請求項の複数マシン間同一性の監視システム。 - 前記マネージャは、前記監視項目について監視を実行するスケジュールを登録するスケジュール登録部位を更に形成し、前記マネージャは前記スケジュールに基づいて前記監視項目について前記監視を実行する
請求項1〜6から選択される1請求項の複数マシン間同一性の監視システム。 - マネージャと、前記マネージャに通信網を介して接続される複数のエージェントとを構成する複数マシン間同一性の監視システムの同一性を監視する複数マシン間同一性の監視方法であり、
前記マネージャにより前記エージェントの監視対象である監視項目を設定するステップと、
前記マネージャにより監視対象であるエージェントを登録するステップと、
前記マネージャにより前記監視対象のエージェントについて前記監視項目の監視対象データの時間的変動を収集するステップと、
前記時間的変動に基づく差分を解析するステップと、
前記マネージャにより前記差分を記憶するステップ
とを構成する複数マシン間同一性の監視方法。 - 前記差分の解析は、
同一のエージェントに関して同一の監視項目について前記差分を解析する第1差分解析と、
異なるエージェントに関して同一の監視項目について前記差分を解析する第2差分解析とを含む
請求項8の複数マシン間同一性の監視方法。 - 前記マネージャにより前記差分の解析を実行するスケジュールを設定するステップ
を更に構成する請求項8又は9の複数マシン間同一性の監視方法。 - 前記マネージャにより前記解析を実行する解析対象のエージェントを登録するステップ
を更に構成する請求項8又は9の複数マシン間同一性の監視方法。 - 前記マネージャにより前記監視項目を追加するステップ
を更に構成する請求項8〜11から選択される1請求項の複数マシン間同一性の監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002363637A JP2004199143A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002363637A JP2004199143A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法 |
Publications (1)
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JP2004199143A true JP2004199143A (ja) | 2004-07-15 |
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Family Applications (1)
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JP2002363637A Pending JP2004199143A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 複数マシン間同一性の監視システム、及び、それの監視方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004199143A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007142053A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Nec Corporation | 監視装置、監視システム、監視方法およびプログラム |
-
2002
- 2002-12-16 JP JP2002363637A patent/JP2004199143A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007142053A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Nec Corporation | 監視装置、監視システム、監視方法およびプログラム |
US8549137B2 (en) | 2006-06-05 | 2013-10-01 | Nec Corporation | Monitoring device, monitoring system, monitoring method, and program |
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